JP2011059562A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】2つの定着ニップ形成部21,22のうち、少なくとも一方の定着ニップ形成部材21を弾性変形可能な筒状の弾性筒状体21aで構成し、定着ニップ形成部材21,22を互いに接触させて形成した定着ニップに記録媒体を通過させて当該記録媒体上の未定着画像を定着する定着装置におけるものである。弾性筒状体21aの両端側の内周面を、それぞれ弾性部材40を介して支持手段によって支持した。さらに、当該弾性筒状体21aの一端側の弾性部材40の配設領域Wから他端側の弾性部材40の配設領域Wに渡る外周面に、他方の定着ニップ形成部材22を接触させた。
【選択図】図2
Description
図1に示すように、このカラー画像形成装置の中央部には、中間転写装置1が配置されている。中間転写装置1の周囲には、感光装置2、転写装置3、用紙剥離手段4、中間転写装置清掃手段5が配置されている。また、感光装置2の周囲には、帯電器6、感光体清掃手段7、残像除去手段8が配置されている。この実施形態では、4色の異なる色の微少着色粉体であるトナーを封入した現像装置9K、9Y、9M、9Cが重ねて配置されており、その下方には露光手段10、また更にその下方には記録媒体としての記録用紙を溜めておく用紙保持手段11、用紙供給装置12が配置されている。カラー画像形成装置の上部には、定着装置20、用紙排出装置13が配置されている。
定着ローラの支持手段は、定着ローラ21の両端側の内方に配設された二重円筒状の断熱部材27と、側板28に一体的に形成された円筒状のボス29と、転がり軸受30とを有している。ボス29は、断熱部材27の外側の円筒と内側の円筒の間に挿入されている。また、断熱部材27とボス29との間に転がり軸受30が介在しており、これにより、断熱部材27はボス29に対して回転可能に構成されている。
図3に示すように、加圧ローラ22は上記加圧バネによる付勢力を受けて定着ローラ21と接触しており、その接触した箇所において定着ニップhが形成されている。本実施形態では、定着ローラ21の剛性と弾性部材40のゴム硬度を、加圧ローラ22の弾性層22bのゴム硬度よりも小さく設定している。このため、加圧ローラ22からの押圧力Fによって、定着ローラ21は加圧ローラ22に対して軸方向から見て圧縮変形量δの(記録用紙の搬送方向に)凹状に弾性変形し、弾性部材40も同様に凹状に圧縮変形している。
図4においても、加圧ローラ22は上記加圧バネによって定着ローラ21と接触しており、その接触した箇所において定着ニップhfが形成されている。また、定着ローラ21は、加圧ローラ22からの押圧力fを受けることによって、軸方向から見て圧縮変形量δ´の(記録用紙の搬送方向に)凹状に弾性変形している。
図5は、定着ローラ21、弾性部材40、断熱部材27、転がり軸受30、側板28のボス29のそれぞれにおける内外径を示しており、定着ローラ21の芯金21aの内径をd4、定着ローラ21の内周面に接着されたリング状の弾性部材40の内径をD4、断熱部材27の外側の円筒の内外径をD3,d3、転がり軸受30の内外径をD2,d2、ボス29の外径をd1としている。
上記図2に示す実施形態では、定着ローラ21の両端側の内周面にそれぞれ弾性部材40を接着し、その弾性部材40に断熱部材27を嵌合させているが、図7に示す実施形態では、弾性部材40を、定着ローラ21の内周面に対しては接着せずに嵌合し、断熱部材27の外周面に対しては接着している。この場合、弾性部材40と定着ローラ21は接着されていないので、弾性部材40が定着ローラ21に対して軸方向に相対的に移動して互いに分離すると、定着ローラ21が脱落することが考えられる。そのため、この実施形態では、図7に示すように、断熱部材27の外周面に設けたフランジ部27aを定着ローラ21の端面に当接する位置まで配設し、定着ローラ21の軸方向の移動を規制して脱落するのを防止している。また、図7に示すように、加圧ローラ22は定着ローラ21よりも寸法Gだけ短く形成されている。これにより、定着ローラ21が定着ローラ21の外周面よりも突出したフランジ部27aと干渉するのを回避でき、定着ローラ21を安定して回転駆動させるようにしている。
21 定着ローラ(定着ニップ形成部材)
22 加圧ローラ(定着ニップ形成部材)
27 断熱部材
28 側板
29 ボス
30 転がり軸受
40 弾性部材
Lp 通紙領域(記録媒体通過領域)
W 弾性部材の配設領域
X 弾性部材の相互間領域
Claims (10)
- 2つの定着ニップ形成部のうち、少なくとも一方の定着ニップ形成部材を弾性変形可能な筒状の弾性筒状体で構成し、前記定着ニップ形成部材を互いに接触させて形成した定着ニップに記録媒体を通過させて当該記録媒体上の未定着画像を定着する定着装置において、
前記弾性筒状体の両端側の内周面を、それぞれ弾性部材を介して支持手段によって支持し、
当該弾性筒状体の一端側の前記弾性部材の配設領域から他端側の前記弾性部材の配設領域に渡る外周面に、他方の前記定着ニップ形成部材を接触させたことを特徴とする定着装置。 - 前記弾性部材の相互間領域内で、記録媒体を通過させる記録媒体通過領域を設定した請求項1に記載の定着装置。
- 前記弾性筒状体を内部から加熱する加熱手段の発熱部を、記録媒体を通過させる記録媒体通過領域よりも大きく、かつ、前記弾性部材の相互間領域より小さい範囲に配設した請求項1又は2に記載の定着装置。
- 前記弾性部材を前記弾性筒状体の内周面に嵌合可能なリング状に構成し、
前記支持手段を、前記弾性部材の内周面に嵌合可能な筒状の断熱部材と、側板に設けられると共に前記断熱部材内に挿入可能なボスと、前記断熱部材と前記ボスとの間に介在する転がり軸受とによって構成した請求項1から3のいずれか1項に記載の定着装置。 - 前記弾性部材を径方向に圧縮した状態で前記弾性筒状体と前記断熱部材との間に配設した請求項4に記載の定着装置。
- 前記断熱部材の線膨張係数を10-6〜10-4[/℃]とした請求項4又は5に記載の定着装置。
- 常温時は前記断熱部材と前記転がり軸受との嵌め合いが中間ばめ又はすきまばめであり、加熱時は前記断熱部材の熱膨張により、中間もしくはしまりばめである請求項4から6のいずれか1項に記載の定着装置。
- 前記2つの定着ニップ形成部材のうち、一方のみを前記弾性筒状体で構成した場合、他方の前記定着ニップ形成部材を回転駆動させ、前記一方の定着ニップ形成部材を前記他方の定着ニップ形成部材に対して従動回転させるように構成した請求項1から7のいずれか1項に記載の定着装置。
- 前記2つの定着ニップ形成部材が互いに接触した箇所において、軸方向から見て、記録媒体の未定着画像形成面に接触する側に配設された前記定着ニップ形成部材がフラット状又は凹状に変形するように構成した請求項1から8のいずれか1項に記載の定着装置。
- 請求項1から9のいずれか1項に記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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-
2009
- 2009-09-14 JP JP2009211595A patent/JP5445836B2/ja not_active Expired - Fee Related
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