JP2011059244A - レンズ駆動装置 - Google Patents

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Hiroaki Furuhata
寛明 振旗
Tadashi Takeda
正 武田
Katsushige Yanagisawa
克重 柳澤
Hisahiro Ishihara
久寛 石原
Yuichi Takei
勇一 武居
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Abstract

【課題】レンズの可動量が大きくても光軸方向へのレンズの駆動を安定させることが可能で、かつ、小型化することが可能なレンズ駆動装置を提供すること。
【解決手段】レンズ駆動装置は、レンズ2と、レンズ2を保持し光軸方向へ移動可能な可動体5と、可動体5を光軸方向へ移動可能に保持する保持体7と、可動体5を光軸方向へ駆動するための駆動機構8とを備えている。駆動機構8は、略柱状に形成され保持体7に固定される駆動用磁石部11と、略筒状に巻回されて形成され可動体5に固定される駆動用コイル12とを備えている。駆動用コイル12は、その内周面が駆動用磁石部11の外周面と所定の隙間を介して対向するように配置され、駆動用磁石部11は、Y方向で重なるように対向配置される略板状の2個の駆動用磁石片を備えている。互いに対向する駆動用磁石片同士の対向面は、同じ磁極に着磁されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、携帯電話等で使用される比較的小型のカメラに搭載されるレンズ駆動装置に関する。
従来、携帯電話等で使用されるカメラの撮影用レンズを駆動するレンズ駆動装置として、ズームレンズとフォーカスレンズとを個別に駆動するレンズ駆動装置が知られている(たとえば、特許文献1および2参照)。この特許文献1および2に記載のレンズ駆動装置は、ズームレンズを保持する第1レンズホルダと、フォーカスレンズを保持する第2レンズホルダと、第1レンズホルダを光軸方向へ駆動する第1駆動機構と、第2レンズホルダを光軸方向へ駆動する第2駆動機構とを備えている。
また、このレンズ駆動装置は、レンズの光軸方向から見たときの形状が長方形状となるように形成されており、第1駆動機構は、光軸方向から見たときのレンズ駆動装置の長辺に略平行な方向におけるレンズ駆動装置の一端側に配置され、第2駆動機構は、光軸方向から見たときのレンズ駆動装置の長辺に略平行な方向におけるレンズ駆動装置の他端側に配置されている。また、第1駆動機構は、レンズ駆動装置の筺体に固定される磁石およびヨークと、第1レンズホルダに固定されるコイルとから構成され、第2駆動機構は、第1駆動機構と同様に、レンズ駆動装置の筺体に固定される磁石およびヨークと、第2レンズホルダに固定されるコイルとから構成されている。
このレンズ駆動装置では、ヨークは、光軸方向から見たときのレンズ駆動装置の長辺に略直交する一方側壁部、他方側壁部および中間壁部の3つの壁部を備え、一方側壁部と他方側壁部との間に中間壁部が形成されている。また、中間壁部と対向する一方側壁部の対向面に磁石が固定され、中間壁部と対向する他方側壁部の対向面にも磁石が固定されている。一方側壁部に固定され中間壁部に対向する磁石の対向面と、他方側壁部に固定され中間壁部に対向する磁石の対向面とは、単極に着磁されるとともに同じ磁極に着磁されている。また、駆動用コイルは、略角筒状に形成されており、駆動用コイルの内周面に中間壁部が挿通されている。
特開2007−28833号公報 特開2007−121727号公報
特許文献1および2に記載のレンズ駆動装置では、上述のように、一方側壁部に固定され中間壁部に対向する磁石の対向面と、他方側壁部に固定され中間壁部に対向する磁石の対向面とが、単極に着磁されるとともに同じ磁極に着磁され、また、略角筒状に形成された駆動用コイルの内周面に中間壁部が挿通されている。そのため、光軸方向において、第1レンズホルダや第2レンズホルダがどの位置にあっても、第1レンズホルダや第2レンズホルダに作用する光軸方向への駆動力が略一定になる。したがって、このレンズ駆動装置では、レンズの可動量が大きくても、光軸方向へのレンズの駆動を安定させることが可能になる。
しかしながら、特許文献1および2に記載のレンズ駆動装置では、ヨークが一方側壁部、他方側壁部および中間壁部の3つの壁部を備え、中間壁部と対向する一方側壁部の対向面および中間壁部と対向する他方側壁部の対向面に磁石が固定されているため、装置が大型化する。
そこで、本発明の課題は、レンズの可動量が大きくても光軸方向へのレンズの駆動を安定させることが可能で、かつ、小型化することが可能なレンズ駆動装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明のレンズ駆動装置は、レンズと、レンズを保持しレンズの光軸方向へ移動可能な可動体と、可動体を光軸方向へ移動可能に保持する保持体と、可動体を光軸方向へ駆動するための駆動機構とを備え、駆動機構は、略柱状に形成され保持体に固定される駆動用磁石部と、略筒状に巻回されて形成され可動体に固定される駆動用コイルとを備え、駆動用コイルは、その内周面が駆動用磁石部の外周面と所定の隙間を介して対向するように配置され、駆動用磁石部は、光軸方向に略直交する方向で重なるように対向配置される略板状の2個の駆動用磁石片を備え、互いに対向する駆動用磁石片同士の対向面は、同じ磁極に着磁されていることを特徴とする。
本発明のレンズ駆動装置では、保持体に固定される駆動用磁石部は、光軸方向に略直交する方向で重なるように対向配置される略板状の2個の駆動用磁石片を備え、互いに対向する駆動用磁石片同士の対向面は、同じ磁極に着磁されている。また、本発明では、略筒状に巻回されて形成され可動体に固定される駆動用コイルは、その内周面が駆動用磁石部の外周面と所定の隙間を介して対向するように配置されている。そのため、本発明では、光軸方向において、可動体がどの位置にあっても、可動体に作用する光軸方向への駆動機構の駆動力が略一定になる。したがって、本発明では、レンズの可動量が大きくても光軸方向へのレンズの駆動を安定させることが可能になる。
また、本発明では、略柱状に形成される1個の駆動用磁石部と、略筒状に巻回されその内周面が駆動用磁石部の外周面と所定の隙間を介して対向するように配置される1個の駆動用コイルとによって、光軸方向へのレンズの駆動力を得ることが可能になるため、特許文献1および2に記載のレンズ駆動装置と比較して、レンズを駆動するための機構を簡素化することが可能になる。その結果、本発明では、レンズ駆動装置を小型化することが可能になる。
本発明において、駆動用磁石部は、光軸方向から見たときに、互いに対向する駆動用磁石片の対向方向を短辺とし、対向方向に略直交する方向を長辺とする略長方形状に形成され、駆動用コイルは、光軸方向から見たときに、対向方向を短辺とし、対向方向に略直交する方向を長辺とする略長方形状に巻回されていることが好ましい。このように構成すると、駆動用コイルの対向方向に略直交する部分と、駆動用磁石部の対向方向に略直交する面との対向面積を増やすことが可能になる。本発明では、駆動用コイルの対向方向に略直交する部分で、可動体を光軸方向へ駆動するための駆動力を得ている。したがって、このように構成すると、駆動機構の駆動力を高めることが可能になり、光軸方向へのレンズの駆動をより安定させることが可能になる。
本発明において、駆動用磁石部は、互いに対向する駆動用磁石片の間に配置される磁性部材を備えることが好ましい。本願発明者の検討によると、駆動用磁石片の間に磁性部材が配置されていない場合と比較して、駆動用磁石片の間に磁性部材が配置されている場合には、効率の良い磁気回路を形成することが可能になる。したがって、このように構成すると、駆動機構の駆動力を高めることが可能になり、光軸方向へのレンズの駆動をより安定させることが可能になる。
本発明において、レンズ駆動装置は、可動体を光軸方向へ案内するためのガイド軸を備え、可動体とガイド軸との間に、光軸方向における所定の位置で可動体を保持する位置保持機構が配置されていることが好ましい。このように構成すると、可動体を所定位置で保持するための保持電流を駆動用コイルに流す必要がなくなる。したがって、レンズ駆動装置の省電力化を図ることが可能になる。また、可動体の位置を検出するための検出機構を設けなくても、可動体を所定の位置で停止させることが可能になる。したがって、レンズ駆動装置の構成を簡素化することが可能になるとともに、レンズを駆動するための制御が容易になる。
本発明において、位置保持機構は、たとえば、ガイド軸に形成される凹部と、可動体に取り付けられ凹部に係合する係合部である。本発明において、レンズがズームレンズである場合には、ガイド軸には、ズーム倍率が所定の倍率となる位置で可動体が保持されるように、所定の間隔で複数の凹部が形成されていることが好ましい。このように構成すると、ズーム倍率が段階的に変わるように、ズームレンズをステップ駆動することが可能になる。
本発明において、レンズ駆動装置は、レンズとしてのズームレンズと、ズームレンズを保持する可動体としての第1可動体と、第1可動体を光軸方向へ駆動する駆動機構としての第1駆動機構とを備えるとともに、ズームレンズの光軸とその光軸とが略一致するように配置されるフォーカスレンズと、フォーカスレンズを保持するとともに光軸方向へ移動可能な第2可動体と、第2可動体を光軸方向へ駆動するための第2駆動機構とを備え、第2駆動機構は、略柱状に形成され保持体に固定される第2駆動用磁石部と、略筒状に巻回されて形成され第2可動体に固定される第2駆動用コイルとを備え、第2駆動用コイルは、その内周面が第2駆動用磁石部の外周面と所定の隙間を介して対向するように配置され、第2駆動用磁石部は、光軸方向で重なるように対向配置される略柱状の2個の第2駆動用磁石片を備え、互いに対向する第2駆動用磁石片同士の対向面は、同じ磁極に着磁されていることが好ましい。
このように構成すると、互いに対向する第2駆動用磁石片の間では、第2駆動用コイルの全周において、第2駆動用コイルの内周側から外周側に向かう磁束、または、第2駆動用コイルの全周において、第2駆動用コイルの外周側から内周側に向かう磁束を発生させることが可能になる。したがって、第2駆動機構では、第2駆動用磁石部の全周および第2駆動用コイルの全周を利用して第2可動体を駆動するための磁気回路を効率良く形成することが可能になる。したがって、第2駆動機構によるフォーカスレンズの駆動力を高めることが可能になる。なお、ズームレンズの可動量に比べてフォーカスレンズの可動量は一般的に小さいため、第2駆動機構がこのように構成されていても、フォーカスレンズを適切に駆動することは可能である。
本発明において、第2駆動用磁石部は、互いに対向する第2駆動用磁石片の間に配置される磁性部材を備えることが好ましい。本願発明者の検討によると、第2駆動用磁石片の間に磁性部材が配置されていない場合と比較して、第2駆動用磁石片の間に磁性部材が配置されている場合には、効率の良い磁気回路を形成することが可能になるため、このように構成すると、第2駆動機構の駆動力を効果的に高めることが可能になる。
本発明において、レンズ駆動装置は、第2可動体を所定の原点位置に向かって付勢する付勢部材を備えることが好ましい。このように構成すると、第2可動体を原点位置に戻す際に第2駆動用コイルに電流を流す必要がなくなる。したがって、レンズ駆動装置の省電力化を図ることが可能になる。また、第2可動体の原点位置を検出するための検出機構を設けなくても、第2可動体を原点位置で停止させることが可能になる。したがって、レンズ駆動装置の構成を簡素化することが可能になるとともに、フォーカスレンズを駆動するための制御が容易になる。
本発明において、レンズ駆動装置は、第2可動体を光軸方向へ案内するための第2ガイド軸を備え、付勢部材は、導電性材料で形成されるとともに第2ガイド軸が挿通される圧縮コイルバネであり、圧縮コイルバネには、第2駆動用コイルを構成する導線の端部が固定されていることが好ましい。このように構成すると、第2駆動用コイルを構成する導線の端部を固定するための端子を別途、設ける必要がなくなる。したがって、レンズ駆動装置の構成を簡素化することが可能になる。
本発明において、レンズ駆動装置は、第1可動体を光軸方向へ案内するための第1ガイド軸と、第2可動体を光軸方向へ案内するための第2ガイド軸とを備え、第1駆動機構は、駆動用磁石部としての第1駆動用磁石部を備え、光軸方向から見たときに、第1駆動用磁石部と第2駆動用磁石部とが重なり、第1ガイド軸と第2ガイド軸とが重なっていることが好ましい。このように構成すると、光軸方向から見たときに、第1駆動用磁石部と第2駆動用磁石部とがずれている場合や第1ガイド軸と第2ガイド軸とがずれている場合と比較して、光軸方向に直交する方向において、レンズ駆動装置を小型化することが可能になる。
以上のように、本発明のレンズ駆動装置では、レンズの可動量が大きくても光軸方向へのレンズの駆動を安定させることが可能になり、また、装置を小型化することが可能になる。
本発明の実施の形態にかかるレンズ駆動装置の斜視図である。 図1に示すレンズ駆動装置から第1カバー部材および第2カバー部材を取り外した状態を一方向から示す斜視図である。 図1に示すレンズ駆動装置から第1カバー部材および第2カバー部材を取り外した状態を他方向から示す斜視図である。 図2に示す第1駆動機構の構成を説明するための概略図であり、(A)は側面図、(B)は(A)のD−D方向から第1駆動用磁石部および第1駆動用コイルを示す図である。 図2に示す第2駆動機構の構成を説明するための概略図であり、(A)は側面図、(B)は(A)のE−E方向から第2駆動用磁石部および第2駆動用コイルを示す図である。 図2に示す第1可動体を、光軸方向における所定の位置で保持する位置保持機構の構成を説明するための図である。 本発明の他の実施の形態にかかる位置保持機構を説明するための図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
(レンズ駆動装置の構成)
図1は、本発明の実施の形態にかかるレンズ駆動装置1の斜視図である。図2は、図1に示すレンズ駆動装置1から第1カバー部材18および第2カバー部材19を取り外した状態を一方向から示す斜視図である。図3は、図1に示すレンズ駆動装置1から第1カバー部材18および第2カバー部材19を取り外した状態を他方向から示す斜視図である。
本形態のレンズ駆動装置1は、携帯電話等で使用される比較的小型のカメラに搭載されるものであり、図1に示すように、全体として扁平な略直方体状に形成されている。具体的には、レンズ駆動装置1は、撮影用のレンズ2、3(図2、図3参照)の光軸Lの方向(光軸方向)から見たときの形状が扁平な略長方形状となるように形成されている。
本形態のレンズ駆動装置1が搭載されるカメラでは、被写体からの光は、図1等に示すZ1方向側からレンズ2、3に入射する。したがって、以下の説明では、Z1方向側を被写体側(物体側)、Z2方向側を反被写体側(撮像素子側、像側)とする。また、以下の説明では、レンズ駆動装置1の光軸Lに直交するとともに互いに直交する2方向をX方向、Y方向とする。さらに、以下の説明では、図1等のX1方向側を「右」側、X2方向側を「左」側、Y1方向側を「上」側、Y2方向側を「下」側とする。本形態では、光軸方向から見たときのレンズ駆動装置1の長辺は左右方向と略平行になっており、光軸方向から見たときのレンズ駆動装置1の短辺は上下方向と略平行になっている。
レンズ駆動装置1は、上述のように、撮影用のレンズ2、3を備えている。レンズ2、3はその光軸Lが略一致するように配置されている。また、レンズ2、3は、被写体側から反被写体側に向かってこの順番で配置されるとともに、レンズ駆動装置1の右端側に配置されている。本形態のレンズ2はズームレンズであり、レンズ3はフォーカスレンズである。したがって、以下では、レンズ2を「ズームレンズ2」とし、レンズ3を「フォーカスレンズ3」とする。
また、レンズ駆動装置1は、ズームレンズ2を保持し光軸方向へ移動可能な可動体としての第1可動体5と、フォーカスレンズ3を保持し光軸方向へ移動可能な第2可動体6と、第1可動体5および第2可動体6を光軸方向へ移動可能に保持する保持体7と、第1可動体5を光軸方向へ駆動する駆動機構としての第1駆動機構8と、第2可動体6を光軸方向へ駆動する第2駆動機構9とを備えている。
第1駆動機構8は、保持体7に固定される駆動用磁石部としての第1駆動用磁石部11と、第1可動体5に固定される駆動用コイルとしての第1駆動用コイル12とを備えている。第1駆動用磁石部11は、略四角柱状に形成されており、その側面がX方向またはY方向と略平行になるように保持体7に固定されている。第1駆動用コイル12は、略四角筒状に巻回されて形成されており、その側面がX方向またはY方向と略平行になるように第1可動体5に固定されている。第1駆動機構8の詳細な構成については後述する。
第2駆動機構9は、保持体7に固定される第2駆動用磁石部13と、第2可動体6に固定される第2駆動用コイル14とを備えている。第2駆動用磁石部13は、略四角柱状に形成されており、その側面がX方向またはY方向と略平行になるように保持体7に固定されている。第2駆動用コイル14は、略四角筒状に巻回されて形成されており、その側面がX方向またはY方向と略平行になるように第2可動体6に固定されている。第2駆動機構9の詳細な構成については後述する。
保持体7は、レンズ駆動装置1の被写体側の下面および被写体側の端面を構成する第1ベース部材16と、レンズ駆動装置1の反被写体側の下面および反被写体側の端面を構成する第2ベース部材17と、レンズ駆動装置1の被写体側の上面および左右の両側面を構成する第1カバー部材18と、レンズ駆動装置1の反被写体側の上面および左右の両側面を構成する第2カバー部材19とを備えている。第1ベース部材16、第2ベース部材17、第1カバー部材18および第2カバー部材19は、磁性材料で形成されている。また、保持体7は、第1可動体5を光軸方向へ案内するためのガイド軸としての2本の第1ガイド軸20、21と、第2可動体6を光軸方向へ案内するための2本の第2ガイド軸22、23とを備えている。さらに、保持体7は、第1可動体5および第2可動体6を光軸方向へ案内するための共通の第3ガイド軸24を備えている。
第1ベース部材16は、X方向とY方向とから形成されるXY平面に略平行な2個の側面部16a、16bを備えている。側面部16aは、第1ベース部材16の被写体側端に配置されており、レンズ駆動装置1の被写体側の端面を構成している。側面部16bは、第1ベース部材16の反被写体側端に配置されている。また、側面部16bは、第1ベース部材16の左端から左右方向における第1ベース部材16の略中間位置まで形成されている。
第2ベース部材17は、XY平面に略平行な2個の側面部17a、17bを備えている。側面部17aは、第2ベース部材17の反被写体側端に配置されており、レンズ駆動装置1の反被写体側の端面を構成している。側面部17bは、第2ベース部材17の被写体側端に配置されている。また、側面部17bは、側面部16bと同様に、第2ベース部材17の左端から左右方向における第2ベース部材17の略中間位置まで形成されている。
第1ベース部材16と第2ベース部材17とは、側面部16bと側面部17bとを当接させた状態で互いに固定されている。第1カバー部材18は、第1ベース部材16の上面側を覆うように、第1ベース部材16に取り付けられ、第2カバー部材19は、第2ベース部材17の上面側を覆うように、第2ベース部材17に取り付けられている。
第1ガイド軸20は、第1ベース部材16の側面部16a、16bに取り付けられている。具体的には、光軸方向を軸方向として、左右方向における第1ベース部材16の略中心で、第1ガイド軸20の両端側のそれぞれが側面部16a、16bに取り付けられている。第1ガイド軸21は、第1ベース部材16の側面部16a、16bに取り付けられている。具体的には、光軸方向を軸方向として、第1ベース部材16の左端側で、第1ガイド軸21の両端側のそれぞれが側面部16a、16bに取り付けられている。
第2ガイド軸22は、第2ベース部材17の側面部17a、17bに取り付けられている。具体的には、光軸方向を軸方向として、左右方向における第2ベース部材17の略中心で、第2ガイド軸22の両端側のそれぞれが側面部17a、17bに取り付けられている。第2ガイド軸23は、第2ベース部材17の側面部17a、17bに取り付けられている。具体的には、光軸方向を軸方向として、第2ベース部材17の左端側で、第2ガイド軸23の両端側のそれぞれが側面部17a、17bに取り付けられている。
本形態では、光軸方向から見たときに第1ガイド軸20と第2ガイド軸22とが重なり、第1ガイド軸21と第2ガイド軸23とが重なるように、第1ガイド軸20、21および第2ガイド軸22、23が配置されている。すなわち、第1ガイド軸20の軸中心と第2ガイド軸22との軸中心が略一致し、第1ガイド軸21の軸中心と第2ガイド軸23の軸中心とが略一致するように、第1ガイド軸20、21および第2ガイド軸22、23が配置されている。
第3ガイド軸24は、第1ベース部材16の側面部16aと第2ベース部材17の側面部17aとに取り付けられている。具体的には、光軸方向を軸方向として、左右方向における保持体7の右端側で、第3ガイド軸24の両端側のそれぞれが側面部16a、17aに取り付けられている。
第1可動体5は、第1ガイド軸20が挿通される挿通孔が形成される軸挿通部5aと、ズームレンズ2が固定されるレンズ固定部5bと、第3ガイド軸24に係合する略U形状の溝部5dが形成される軸挿通部5cとを備えている。軸挿通部5aの左側面には、第1駆動用コイル12の右側面が固定されている。レンズ固定部5bは、軸挿通部5aから右側に向かって突出するように形成されている。軸挿通部5cは、レンズ固定部5bから右側へ向かって突出するように形成されている。また、第1駆動用コイル12の左側面には、第1ガイド軸21に係合する略U形状の溝部25aが形成される係合部材25が固定されている。
第2可動体6は、第2ガイド軸22が挿通される挿通孔が形成される軸挿通部6aと、フォーカスレンズ3が固定されるレンズ固定部6bと、第3ガイド軸24に係合する略U形状の溝部6dが形成される軸挿通部6cとを備えている。軸挿通部6aの左側面には、第2駆動用コイル14の右側面が固定されている。レンズ固定部6bは、軸挿通部6aから右側に向かって突出するように形成されている。軸挿通部6cは、レンズ固定部6bから右側へ向かって突出するように形成されている。また、第2駆動用コイル14の左側面には、第2ガイド軸23に係合する略U形状の溝部26aが形成される係合部材26が固定されている。
光軸方向における係合部材26の両側には、図2に示すように、付勢部材としての圧縮コイルバネ27、28が配置されている。圧縮コイルバネ27、28には、第2ガイド軸23が挿通されている。圧縮コイルバネ27の一端は、第2ベース部材17の側面部17aに当接し、圧縮コイルバネ27の他端は、係合部材26の反被写体側端に当接している。また、圧縮コイルバネ28の一端は、係合部材26の被写体側端に当接し、圧縮コイルバネ28の他端は、第2ベース部材17の側面部17bに当接している。
本形態の圧縮コイルバネ27、28は、第2可動体6を所定の原点位置に向かって付勢する機能を果たしている。また、圧縮コイルバネ27、28は、導電性材料で形成されており、圧縮コイルバネ27には、第2駆動用コイル14を構成する導線の一端部が固定され、圧縮コイルバネ28には、第2駆動用コイル14を構成する導線の他端部が固定されている。
(第1駆動機構および第2駆動機構の構成)
図4は、図2に示す第1駆動機構8の構成を説明するための概略図であり、(A)は側面図、(B)は(A)のD−D方向から第1駆動用磁石部11および第1駆動用コイル12を示す図である。図5は、図2に示す第2駆動機構9の構成を説明するための概略図であり、(A)は側面図、(B)は(A)のE−E方向から第2駆動用磁石部13および第2駆動用コイル14を示す図である。
第1駆動機構8は、上述のように、第1駆動用磁石部11と第1駆動用コイル12とを備えている。
第1駆動用磁石部11は、光軸方向から見たときの形状が扁平な略長方形状となる略四角柱状に形成されている。この第1駆動用磁石部11は、その長手方向と光軸方向とが一致するように、第1ベース部材16の側面部16a、16bに固定されている。具体的には、第1ガイド軸20、21の間で、第1駆動用磁石部11の両端側のそれぞれが側面部16a、16bに固定されている。また、第1駆動用磁石部11は、光軸方向から見たときの第1駆動用磁石部11の長辺が左右方向(X方向)と略平行になり、光軸方向から見たときの第1駆動用磁石部11の短辺が上下方向(Y方向)と略平行になるように、側面部16a、16bに固定されている。
上述のように、第1ベース部材16は磁性材料で形成されている。また、第1カバー部材18は、第1駆動用磁石部11の上側および左右の両側を覆うように配置されるとともに、上述のように磁性材料で形成されている。本形態では、第1ベース部16の下面部および第1カバー部材18の上面部はヨークとしての機能を果たしている。
第1駆動用磁石部11は、図4に示すように、上下方向で重なるように対向配置される長方形の板状の2個の第1駆動用磁石片31、32と、第1駆動用磁石片31と第1駆動用磁石片32との間に配置される長方形の板状の磁性部材33とを備えている。第1駆動用磁石片31、32と、磁性部材33とは、上下方向から見たときの形状が略同じ長方形状となるように形成されている。本形態では、第1駆動用磁石片31が上側に配置され、第1駆動用磁石片32が下側に配置されている。また、第1駆動用磁石片31の下面と磁性部材33の上面とが固定され、第1駆動用磁石片32の上面と磁性部材33の下面とが固定されている。
本形態では、第1駆動用磁石片31の厚さ(上下方向の厚さ)と第1駆動用磁石片32の厚さとが略等しくなっている。また、第1駆動用磁石片31、32の厚さよりも磁性部材33の厚さが厚くなっている。たとえば、磁性部材33の厚さは、第1駆動用磁石片31、32の厚さの約3倍となっている。なお、本形態の第1駆動用磁石片31、32は、光軸方向に略直交する方向で重なるように対向配置される駆動用磁石片である。また、上下方向は、第1駆動用磁石片31、32の対向方向である。
第1駆動用コイル12は、光軸方向から見たときの形状が略長方形状となるように巻回されて形成されている。すなわち、第1駆動用コイル12は、互いに略平行な2個の長辺部12aと、互いに略平行な2個の短辺部12bとから構成されている。この第1駆動用コイル12は、長辺部12aが左右方向と略平行になり、短辺部12bが上下方向と略平行になるように、第1可動体5に固定されている。すなわち、第1駆動用コイル12は、光軸方向から見たときの第1駆動用コイル12の長辺が左右方向と略平行になり、光軸方向から見たときの第1駆動用コイル12の短辺が上下方向と略平行になるように第1可動体5に固定されている。
また、第1駆動用コイル12は、その内周側が第1駆動用磁石部11の外周面と所定の隙間を介して対向配置されるように、第1可動体5に固定されている。すなわち、第1駆動用コイル12の内周面と第1駆動用磁石部11の外周面とが所定の隙間を介して略平行になるように、第1駆動用コイル12が第1可動体5に固定されており、第1駆動用コイル12は、第1可動体5とともに光軸方向へ移動可能となっている。
図4に示すように、第1駆動用磁石片31の下面と、第1駆動用磁石片32の上面とは、同じ磁極に着磁されている。すなわち、上下方向で互いに対向する第1駆動用磁石片31、32同士の対向面は、いずれも同じ磁極に着磁されており、第1駆動用磁石片31と第1駆動用磁石片32とは、上下方向において、同じ磁極同士が対向するように配置されている。たとえば、第1駆動用磁石片31、32同士の対向面は、いずれもS極に着磁されている。
そのため、第1駆動用磁石部11の周囲には、図4の矢印で示すように、長辺部12aの内周側から外周側に向かって通過する磁束が発生している。本形態では、長辺部12aを利用して、光軸方向への第1可動体5の駆動力を得ている。すなわち、長辺部12aは、第1駆動用コイル12の有効辺となっている。なお、第1駆動用磁石部11の周囲には、短辺部12bの外周側から内周側に向かって通過する磁束も発生しているが、短辺部12bを通過する磁束の密度は、長辺部12aを通過する磁束の密度よりも低くなっている。
第2駆動機構9は、上述のように、第2駆動用磁石部13と第2駆動用コイル14とを備えている。
第2駆動用磁石部13は、光軸方向から見たときの形状が扁平な略長方形状となる略四角柱状に形成されている。具体的には、第2駆動用磁石部13は、光軸方向から見たときの第1駆動用磁石部11の形状と第2駆動用磁石部13の形状とが略同じになる略四角柱状に形成されている。
この第2駆動用磁石部13は、その長手方向と光軸方向とが一致するように、第2ベース部材17の側面部17a、17bに固定されている。具体的には、第2ガイド軸22、23の間で、第2駆動用磁石部13の両端側のそれぞれが側面部17a、17bに固定されている。また、第2駆動用磁石部13は、光軸方向から見たときの第2駆動用磁石部13の長辺が左右方向と略平行になり、光軸方向から見たときの第2駆動用磁石部13の短辺が上下方向と略平行になるように、側面部17a、17bに固定されている。また、本形態では、光軸方向から見たときに、第1駆動用磁石部11と第2駆動用磁石部13とが重なるように、第1駆動用磁石部11および第2駆動用磁石部13が配置されている。
上述のように、第2ベース部材17は磁性材料で形成されており、第2ベース部材17はヨークとしての機能を果たしている。また、第2カバー部材19は、第2駆動用磁石部13の上側および左右の両側を覆うように配置されるとともに、上述のように磁性材料で形成されており、第2カバー部材19もヨークとしての機能を果たしている。
第2駆動用磁石部13は、図5に示すように、光軸方向で重なるように配置される略四角柱状の2個の第2駆動用磁石片34、35と、第2駆動用磁石片34と第2駆動用磁石片35との間に配置される長方形の板状の磁性部材36とを備えている。第2駆動用磁石片34、35と、磁性部材36とは、光軸方向から見たときの形状が略同じ長方形状となるように形成されている。本形態では、第2駆動用磁石片34が被写体側に配置され、第2駆動用磁石片35が反被写体側に配置されている。また、第2駆動用磁石片34の反被写体側の端面と、磁性部材36の被写体側の面とが固定され、第2駆動用磁石片35の被写体側の端面と、磁性部材36の反被写体側の面とが固定されている。
本形態では、光軸方向における第2駆動用磁石片34の長さと第2駆動用磁石片35の長さとがほぼ等しくなっている。また、光軸方向における第2駆動用磁石片34、35の長さは、光軸方向における磁性部材36の長さ(厚さ)よりも長くなっている。
第2駆動用コイル14は、第1駆動用コイル12と同様に、光軸方向から見たときの形状が略長方形状となるように巻回されて形成されている。この第2駆動用コイル14は、光軸方向から見たときの第2駆動用コイル14の長辺が左右方向と略平行になり、光軸方向から見たときの第2駆動用コイル14の短辺が上下方向と略平行になるように第2可動体6に固定されている。
また、第2駆動用コイル14は、その内周側が第2駆動用磁石部13の外周面と所定の隙間を介して対向配置されるように、第2可動体6に固定されている。すなわち、第2駆動用コイル14の内周面と第2駆動用磁石部13の外周面とが所定の隙間を介して略平行になるように、第2駆動用コイル14が第2可動体6に固定されており、第2駆動用コイル14は、第2可動体6とともに光軸方向へ移動可能となっている。なお、本形態では、第2可動体6の可動範囲において、磁性部材36が常に第2駆動用コイル14の内周側に配置されるように、第2駆動用磁石部13および第2駆動用コイル14が配置されている。
図5に示すように、第2駆動用磁石片34の反被写体側の端面と、第2駆動用磁石片35の被写体側の端面とは、同じ磁極に着磁されている。すなわち、光軸方向で互いに対向する第2駆動用磁石片34、35同士の対向面は、いずれも同じ磁極に着磁されており、第2駆動用磁石片34と第2駆動用磁石片35とは、光軸方向において、同じ磁極同士が対向するように配置されている。たとえば、第2駆動用磁石片34、35同士の対向面は、いずれもN極に着磁されている。
そのため、図5の矢印で示すように、第2駆動用磁石片34、35の間には、第2駆動用コイル14の内周側から外周側に向かって第2駆動用コイル14の全周を通過する磁束が発生している。本形態では、第2駆動用コイル14の全周を利用して、光軸方向への第2可動体6の駆動力を得ている。すなわち、第2駆動用コイル14の全周が第2駆動用コイル14の有効辺となっている。
(位置保持機構の構成)
図6は、図2に示す第1可動体5を、光軸方向における所定の位置で保持する位置保持機構38の構成を説明するための図である。
本形態のレンズ駆動装置1は、光軸方向における所定の位置で第1可動体5を保持する位置保持機構38を備えている。位置保持機構38は、たとえば、図6に示すように、第1ガイド軸20に形成される複数の凹部20aと、第1可動体5に取り付けられる板バネ39とによって構成されている。すなわち、位置保持機構38は、第1可動体5と第1ガイド軸20との間に配置されている。
凹部20aは、第1ガイド軸20の外周面の円周方向の全域がV形状に窪むV溝状に形成されている。また、凹部20aは、レンズ駆動装置1が搭載されるカメラのズーム倍率が所定の倍率となる位置で第1可動体5が保持されるように、所定の間隔で第1ガイド軸20に複数、形成されている。たとえば、ズーム倍率が等倍、1.5倍、2倍、2.5倍、3倍となる位置で第1可動体5が保持されるように、所定の間隔で5個の凹部20aが第1ガイド軸20に形成されている。板バネ39には、凹部20aに係合する係合部としての係合突部39aが膨らむように形成されている。
本形態では、第1可動体5が停止しているときには、通常、図6の実線で示すように、板バネ39の係合突部39aが凹部20aに係合しており、第1可動体5は、光軸方向における所定の位置で保持体7に保持されている。一方、第1可動体5に第1駆動機構8の駆動力が作用すると、板バネ39が変形し、係合突部39aが凹部20aから外れて、第1可動体5は光軸方向へ移動する。このときには、図6の二点鎖線で示すように、係合突部39aが第1ガイド軸20の外周面に接触しながら、第1可動体5が光軸方向へ移動する。また、第1可動体5が所定の位置まで移動して停止すると、係合突部39aが凹部20aに係合して、第1可動体5は、その位置で保持体7に保持される。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態では、上下方向で互いに対向する第1駆動用磁石片31、32同士の対向面は、いずれも同じ磁極に着磁されており、第1駆動用磁石部11の周囲には、たとえば、上述のように、長辺部12aの内周側から外周側に向かって通過する磁束が発生している。また、本形態では、略四角筒状に巻回されて形成された第1駆動用コイル12は、その内周面が第1駆動用磁石部11の外周面と所定の隙間を介して対向するように配置されている。そのため、光軸方向において、第1可動体5がどの位置にあっても、第1可動体5に作用する光軸方向への第1駆動機構8の駆動力が略一定になる。したがって、本形態では、可動量の大きなズームレンズ2の光軸方向への駆動を安定させることが可能になる。
また、本形態では、第1駆動用磁石部11と、1個の第1駆動用コイル12とによって、光軸方向へのズームレンズ2の駆動力を得ることが可能になるため、特許文献1および2に記載のレンズ駆動装置と比較して、ズームレンズ2を駆動するための機構を簡素化することが可能になる。その結果、本形態では、レンズ駆動装置1を小型化することが可能になる。
本形態では、第1駆動用磁石部11は、光軸方向から見たときの第1駆動用磁石部11の長辺が左右方向と略平行になるように配置され、第1駆動用コイル12は、光軸方向から見たときの第1駆動用コイル12の長辺が左右方向と略平行になるように配置されている。そのため、第1駆動用コイル12の有効辺となる長辺部12aと、第1駆動用磁石部11との対向面積を増やすことが可能になる。したがって、本形態では、第1駆動機構8の駆動力を高めることが可能になり、光軸方向へのズームレンズ2の駆動をより安定させることが可能になる。
本形態では、光軸方向で互いに対向する第2駆動用磁石片34、35同士の対向面は、いずれも同じ磁極に着磁されており、たとえば、上述のように、第2駆動用磁石片34、35の間には、第2駆動用コイル14の内周側から外周側に向かって第2駆動用コイル14の全周を通過する磁束が発生している。そのため、第2駆動機構9では、第2駆動用磁石部13の全周および第2駆動用コイル14の全周を利用して第2可動体6を駆動するための磁気回路を効率良く形成することが可能になる。したがって、第2駆動機構9によるフォーカスレンズ3の駆動力を高めることが可能になる。その結果、本形態では、可動量の小さなフォーカスレンズ3の光軸方向への応答性を高めることが可能になる。また、本形態では、可動量の小さなフォーカスレンズ3の光軸方向への駆動を安定させることが可能になる。
本形態では、第1駆動用磁石片31、32の間に磁性部材33が配置されている。本願発明者の検討によると、第1駆動用磁石片31、32の間に磁性部材33が配置されていない場合と比較して、第1駆動用磁石片31、32の間に磁性部材33が配置されていると、効率の良い磁気回路を形成することが可能になる。したがって、本形態では、第1駆動機構8の駆動力を効果的に高めることが可能になる。
また、本形態では、第2駆動用磁石片34、35の間に磁性部材36が配置されている。本願発明者の検討によると、第2駆動用磁石片34、35の間に磁性部材36が配置されていない場合と比較して、第2駆動用磁石片34、35の間に磁性部材36が配置されていると、効率の良い磁気回路を形成することが可能になる。したがって、本形態では、第2駆動機構9の駆動力を効果的に高めることが可能になる。
本形態では、レンズ駆動装置1は、光軸方向における所定の位置で第1可動体5を保持する位置保持機構38を備えている。そのため、第1可動体5を所定位置で保持するための保持電流を第1駆動用コイル12に流す必要がなくなる。したがって、本形態では、レンズ駆動装置1の省電力化を図ることが可能になる。また、第1可動体5の位置を検出するための検出機構を設けなくても、第1可動体5を所定の位置で停止させることが可能になる。したがって、レンズ駆動装置1の構成を簡素化することが可能になるとともに、ズームレンズ2を駆動するための制御が容易になる。
また、本形態では、レンズ駆動装置1は、第2可動体6を所定の原点位置に向かって付勢する圧縮コイルバネ27、28を備えている。そのため、第2可動体6を原点位置に戻す際に第2駆動用コイル14に電流を流す必要がなくなる。したがって、本形態では、レンズ駆動装置1の省電力化を図ることが可能になる。また、第2可動体6の原点位置を検出するための検出機構を設けなくても、第2可動体6を原点位置で停止させることが可能になる。したがって、レンズ駆動装置1の構成を簡素化することが可能になるとともに、フォーカスレンズ3を駆動するための制御が容易になる。
本形態では、レンズ駆動装置1が搭載されるカメラのズーム倍率が所定の倍率となる位置で第1可動体5が保持されるように、第1ガイド軸20に、所定の間隔で複数の凹部20aが形成されている。そのため、本形態では、カメラのズーム倍率が段階的に変わるように、ズームレンズ2をステップ駆動することが可能になる。
本形態では、圧縮コイルバネ27に、第2駆動用コイル14を構成する導線の一端部が固定され、圧縮コイルバネ28に、第2駆動用コイル14を構成する導線の他端部が固定されている。そのため、第2駆動用コイル14を構成する導線の端部を固定するための端子を別途、設ける必要がない。したがって、本形態では、レンズ駆動装置1の構成を簡素化することが可能になる。
本形態では、光軸方向から見たときに、第1駆動用磁石部11と第2駆動用磁石部13とが重なり、第1ガイド軸20と第2ガイド軸22とが重なり、第1ガイド軸21と第2ガイド軸23とが重なっている。そのため、光軸方向から見たときに、第1駆動用磁石部11と第2駆動用磁石部13とがずれている場合、および/または、第1ガイド軸20と第2ガイド軸22とがずれている場合、および/または、第1ガイド軸21と第2ガイド軸23とがずれている場合と比較して、光軸方向に直交する方向において、レンズ駆動装置1を小型化することが可能になる。
(他の実施の形態)
上述した形態は、本発明の好適な形態の一例ではあるが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を変更しない範囲において種々変形実施が可能である。
上述した形態では、第1駆動用磁石片31、32の間に磁性部材33が配置され、第2駆動用磁石片34、35の間に磁性部材36が配置されている。この他にもたとえば、第1駆動用磁石片31、32の間および/または第2駆動用磁石片34、35の間に磁性部材33、36が配置されずに、所定の隙間が形成されても良いし、第1駆動用磁石片31、32同士の対向面および/または第2駆動用磁石片34、35の対向面が当接していても良い。また、第1駆動用磁石片31、32の間および/または第2駆動用磁石片34、35の間に非磁性部材が配置されても良い。
上述した形態では、第1駆動用磁石片31、32の厚さよりも磁性部材33の厚さが厚くなっている。この他にもたとえば、第1駆動用磁石片31、32の厚さと磁性部材33の厚さとが略等しくても良いし、第1駆動用磁石片31、32の厚さよりも磁性部材33の厚さが薄くなっていても良い。また、上述した形態では、第1駆動用磁石片31の厚さと第1駆動用磁石片32の厚さとが略等しくなっているが、第1駆動用磁石片31の厚さと第1駆動用磁石片32の厚さとが異なっていても良い。
上述した形態では、第1駆動用磁石部11は、光軸方向から見たときの第1駆動用磁石部11の長辺が左右方向と略平行になり、光軸方向から見たときの第1駆動用磁石部11の短辺が上下方向と略平行になるように配置され、第1駆動用コイル12は、光軸方向から見たときの第1駆動用コイル12の長辺が左右方向と略平行になり、光軸方向から見たときの第1駆動用コイル12の短辺が上下方向と略平行になるように配置されている。この他にもたとえば、第1駆動用磁石部11は、光軸方向から見たときの第1駆動用磁石部11の長辺が上下方向と略平行になり、光軸方向から見たときの第1駆動用磁石部11の短辺が左右方向と略平行になるように配置され、第1駆動用コイル12は、光軸方向から見たときの第1駆動用コイル12の長辺が上下方向と略平行になり、光軸方向から見たときの第1駆動用コイル12の短辺が左右方向と略平行になるように配置されても良い。また、この場合には、2個の第1駆動用磁石片31、32が左右方向で重なるように対向配置されても良い。
上述した形態では、凹部20aは、第1ガイド軸20の外周面の円周方向の全域がV形状に窪むV溝状に形成されている。この他にもたとえば、凹部20aは、第1ガイド軸20の外周面の円周方向の一部がV形状に窪むV溝状に形成されても良い。また、凹部20aは、U溝状等の他の形状に形成されても良い。
上述した形態では、位置保持機構38は、第1ガイド軸20に形成される複数の凹部20aと、板バネ39とによって構成されている。この他にもたとえば、位置保持機構38は、図7に示すように、ボール50と圧縮コイルバネ51とを備えるボールプランジャーと、第1ガイド軸20の複数の凹部20aとによって構成されても良い。この場合には、ボールプランジャーは、第1可動体5に固定される。また、この場合には、ボール50は、凹部20aに係合する係合部となる。また、位置保持機構38は、第1ガイド軸20の複数の凹部20aと、凹部20aに係合するプランジャーを有するソレノイドとによって構成されても良い。
また、第1駆動用コイル12が巻回されるボビンを第1可動体5が有する場合には、下側に突出する第1の突出部をこのボビンに形成し、上側に突出する第2の突出部を第1ベース部材16の下面に形成するとともに、第1の突起部と第2の突起部との間に生じる吸引力を利用して、光軸方向における所定の位置で第1可動体5を保持しても良い。すなわち、第1駆動用コイル12が巻回されるボビンと、第1駆動用コイル12と、第1ベース部材16とによって、光軸方向における所定の位置で第1可動体5を保持する位置保持機構が構成されても良い。
なお、位置保持機構38を設けずに、光軸方向における所定の位置で第1可動体5を保持するための保持電流を第1駆動用コイル12に流しても良い。
上述した形態では、圧縮コイルバネ27、28によって、第2可動体6は、所定の原点位置に向かって付勢されている。この他にもたとえば、引張りコイルバネや板バネ等の他のバネ部材によって、第2可動体6が原点位置に向かって付勢されても良いし、ゴム等の弾性部材によって、第2可動体6が原点位置に向かって付勢されても良い。
上述した形態では、第2駆動用磁石部13は、光軸方向で互いに対向する第2駆動用磁石片34、35を備え、第2駆動用磁石片34、35同士の対向面が、いずれも同じ磁極に着磁されている。この他にもたとえば、第2駆動用磁石部13は、第1駆動用磁石部11と同様に、上下方向で互いに対向する2個の第2駆動用磁石片を備え、この2個の第2駆動用磁石片同士の対向面が、いずれも同じ磁極に着磁されても良い。また、上述した形態では、レンズ駆動装置1は、第1駆動機構8と第2駆動機構9とを備えているが、レンズ駆動装置1は、第1駆動機構8のみを備えていても良い。
上述した形態では、第1駆動用磁石部11および第2駆動用磁石部13は、光軸方向から見たときの形状が略長方形状となる略四角柱状に形成され、第1駆動用コイル12および第2駆動用コイル14は、光軸方向から見たときの形状が略長方形状となる略四角筒状に巻回されて形成されている。この他にもたとえば、第1駆動用磁石部11および/または第2駆動用磁石部13は、光軸方向から見たときの形状が略正方形状または略台形状となる略四角柱状に形成され、第1駆動用コイル12および/または第2駆動用コイル14は、光軸方向から見たときの形状が略正方形状または略台形状となる略四角筒状に巻回されて形成されても良い。また、第1駆動用磁石部11および/または第2駆動用磁石部13は、光軸方向から見たときの形状が略六角形状等の略多角形状となる略多角柱状に形成され、第1駆動用コイル12および/または第2駆動用コイル14は、光軸方向から見たときの形状が略六角形状等の略多角形状となる略多角筒状に巻回されて形成されても良い。
上述した形態では、レンズ駆動装置1は、略直方体状(略四角柱状)に形成されているが、レンズ駆動装置1は、略多角柱状に形成されても良いし、略円柱状あるいは略楕円柱状に形成されても良い。
なお、上述した形態では、第1駆動機構8は、1個の第1駆動用磁石部11と1個の第1駆動用コイル12とを備えているが、第1駆動機構8は、2個以上の第1駆動用磁石部11と、第1駆動用磁石部11と同じ数の第1駆動用コイル12とを備えていても良い。同様に、上述した形態では、第2駆動機構9は、1個の第2駆動用磁石部13と1個の第2駆動用コイル14とを備えているが、第2駆動機構9は、2個以上の第2駆動用磁石部13と、第2駆動用磁石部13と同じ数の第2駆動用コイル14とを備えていても良い。
また、上述した形態では、第1駆動用磁石部11の左右の両側は、磁性材料で形成された第1カバー部材18によって覆われているが、第1駆動機構8の磁気回路の効率を高めるためには、第1駆動用磁石部11の左右の両側が磁性部材で覆われていない方が好ましい。
1 レンズ駆動装置
2 ズームレンズ(レンズ)
3 フォーカスレンズ
5 第1可動体(可動体)
6 第2可動体
7 保持体
8 第1駆動機構(駆動機構)
9 第2駆動機構
11 第1駆動用磁石部(駆動用磁石部)
12 第1駆動用コイル(駆動用コイル)
13 第2駆動用磁石部
14 第2駆動用コイル
20 第1ガイド軸(ガイド軸)
20a 凹部
21 第1ガイド軸
22 第2ガイド軸
23 第2ガイド軸
27、28 圧縮コイルバネ(付勢部材)
31、32 第1駆動用磁石片(駆動用磁石片)
33 磁性部材
34、35 第2駆動用磁石片
36 磁性部材
38 位置保持機構
39 板バネ
39a 係合突部(係合部)
50 ボール(係合部)
L 光軸
X 対向方向に直交する方向
Y 対向方向

Claims (11)

  1. レンズと、前記レンズを保持し前記レンズの光軸方向へ移動可能な可動体と、前記可動体を前記光軸方向へ移動可能に保持する保持体と、前記可動体を前記光軸方向へ駆動するための駆動機構とを備え、
    前記駆動機構は、略柱状に形成され前記保持体に固定される駆動用磁石部と、略筒状に巻回されて形成され前記可動体に固定される駆動用コイルとを備え、
    前記駆動用コイルは、その内周面が前記駆動用磁石部の外周面と所定の隙間を介して対向するように配置され、
    前記駆動用磁石部は、前記光軸方向に略直交する方向で重なるように対向配置される略板状の2個の駆動用磁石片を備え、
    互いに対向する前記駆動用磁石片同士の対向面は、同じ磁極に着磁されていることを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 前記駆動用磁石部は、前記光軸方向から見たときに、互いに対向する前記駆動用磁石片の対向方向を短辺とし、前記対向方向に略直交する方向を長辺とする略長方形状に形成され、
    前記駆動用コイルは、前記光軸方向から見たときに、前記対向方向を短辺とし、前記対向方向に略直交する方向を長辺とする略長方形状に巻回されていることを特徴とする請求項1記載のレンズ駆動装置。
  3. 前記駆動用磁石部は、互いに対向する前記駆動用磁石片の間に配置される磁性部材を備えることを特徴とする請求項1または2記載のレンズ駆動装置。
  4. 前記可動体を前記光軸方向へ案内するためのガイド軸を備え、
    前記可動体と前記ガイド軸との間に、前記光軸方向における所定の位置で前記可動体を保持する位置保持機構が配置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のレンズ駆動装置。
  5. 前記位置保持機構は、前記ガイド軸に形成される凹部と、前記可動体に取り付けられ前記凹部に係合する係合部とを備えることを特徴とする請求項4記載のレンズ駆動装置。
  6. 前記レンズは、ズームレンズであり、
    前記ガイド軸には、ズーム倍率が所定の倍率となる位置で前記可動体が保持されるように、所定の間隔で複数の前記凹部が形成されていることを特徴とする請求項5記載のレンズ駆動装置。
  7. 前記レンズとしてのズームレンズと、前記ズームレンズを保持する前記可動体としての第1可動体と、前記第1可動体を前記光軸方向へ駆動する前記駆動機構としての第1駆動機構とを備えるとともに、
    前記ズームレンズの光軸とその光軸とが略一致するように配置されるフォーカスレンズと、前記フォーカスレンズを保持するとともに前記光軸方向へ移動可能な第2可動体と、前記第2可動体を前記光軸方向へ駆動するための第2駆動機構とを備え、
    前記第2駆動機構は、略柱状に形成され前記保持体に固定される第2駆動用磁石部と、略筒状に巻回されて形成され前記第2可動体に固定される第2駆動用コイルとを備え、
    前記第2駆動用コイルは、その内周面が前記第2駆動用磁石部の外周面と所定の隙間を介して対向するように配置され、
    前記第2駆動用磁石部は、前記光軸方向で重なるように対向配置される略柱状の2個の第2駆動用磁石片を備え、
    互いに対向する前記第2駆動用磁石片同士の対向面は、同じ磁極に着磁されていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のレンズ駆動装置。
  8. 前記第2駆動用磁石部は、互いに対向する前記第2駆動用磁石片の間に配置される磁性部材を備えることを特徴とする請求項7記載のレンズ駆動装置。
  9. 前記第2可動体を所定の原点位置に向かって付勢する付勢部材を備えることを特徴とする請求項7または8記載のレンズ駆動装置。
  10. 前記第2可動体を前記光軸方向へ案内するための第2ガイド軸を備え、
    前記付勢部材は、導電性材料で形成されるとともに前記第2ガイド軸が挿通される圧縮コイルバネであり、
    前記圧縮コイルバネには、前記第2駆動用コイルを構成する導線の端部が固定されていることを特徴とする請求項9記載のレンズ駆動装置。
  11. 前記第1可動体を前記光軸方向へ案内するための第1ガイド軸と、前記第2可動体を前記光軸方向へ案内するための第2ガイド軸とを備え、
    前記第1駆動機構は、前記駆動用磁石部としての第1駆動用磁石部を備え、
    前記光軸方向から見たときに、前記第1駆動用磁石部と前記第2駆動用磁石部とが重なり、前記第1ガイド軸と前記第2ガイド軸とが重なっていることを特徴とする請求項7から10のいずれかに記載のレンズ駆動装置。
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