JP2011058890A - 燃焼室観測装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】専用の機構を用いることなく、高温・高圧場での燃料噴霧を好適に観測することができる燃焼室観測装置を提供する。
【解決手段】観測用の燃料噴射を行う前に燃焼室21内に導入した混合気の燃焼によって燃焼室21内の高温・高圧場の形成を行うことにより、ピストンによる直接的な圧縮等に頼ることなく高温・高圧場を形成する。しかも、混合気の燃焼によって燃焼室21内の酸素が消費されるため、形成された高温・高圧場で噴射された観測用燃料(ディーゼル燃料)の自着火等による燃焼を的確に防止する。これにより、専用の機構を用いることなく、高温・高圧場での燃料噴霧状態の好適な観測を実現する。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃焼室内に噴射された燃料の噴霧状態を観測する燃焼室観測装置に関する。
一般に、ディーゼルエンジン等のエンジンにおいては、燃焼室内に直接噴射された燃料の噴霧状態が大きな意味を持つ。このため、この種のエンジンにおいては、実際の燃焼室と同等の所定の環境下で燃料噴射弁(インジェクタ)から噴射される燃料の噴霧状態を正確に把握することが要求されている。
このような噴霧状態を観測するための技術として、例えば、特許文献1には、ピストン頂部に設けた石英ガラスを通してレーザービームを下方から入射させ、上部反射鏡で照射方向を調整して燃焼室内の燃料を照らすことにより、シリンダブロックに窓を設けることなく燃焼室内の観測系を構成することを可能とし、ディーゼルエンジンに要求される圧縮比等を忠実に再現する技術が開示されている。
特開平10−142106号公報
しかしながら、一般に、ディーゼルエンジンは、ガソリンエンジン等に比べて圧縮比等が高く、上述の特許文献1の技術において、実機に即した燃料噴射時の筒内環境(高温・高圧場)等を形成するためには、ガソリンエンジン用の機構とは別に、ディーゼルエンジン専用の機構を別途用意する必要がある。
その一方で、燃料噴射時の筒内環境として、単純にディーゼルエンジンと同等の高温・高圧場を形成した場合、筒内噴射された燃料は圧縮自着火によって燃焼されてしまうため、所望する燃料噴霧の観測を好適に行うことが困難となる虞がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、専用の機構を用いることなく、高温・高圧場での燃料噴霧を好適に観測することができる燃焼室観測装置を提供することを目的とする。
本発明は、燃焼室が可視化された試験機の前記燃焼室内で混合気を燃焼させる燃焼制御手段と、前記混合気の燃焼によって酸素が消費された前記燃焼室内に観測用燃料を噴射する燃料噴射制御手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の燃焼室観測装置によれば、専用の機構を用いることなく、高温・高圧場での燃料噴霧を好適に観測することができる。
燃焼室観測装置の概略構成図 燃焼室観測制御ルーチンを示すフローチャート 燃焼室内の圧力(筒内圧)の推移と各制御タイミングを示すタイミングチャート 点火タイミングと燃焼室内の温度(筒内温度)との関係を示す図表 試験機の変形例を示す要部断面図
以下、図面を参照して本発明の形態を説明する。図面は本発明の一実施形態に係わり、図1は燃焼室観測装置の概略構成図、図2は燃焼室観測制御ルーチンを示すフローチャート、図3は燃焼室内の圧力(筒内圧)の推移と各制御タイミングを示すタイミングチャート、図4は点火タイミングと燃焼室内の温度(筒内温度)との関係を示す図表、図5は試験機の変形例を示す要部断面図である。
図1に示す符号1はエンジンの燃焼室観測装置であり、本実施形態において、この燃焼室観測装置1は、例えば、単気筒のDOHC4サイクルガソリンエンジンをベースとする試験機5を中心として要部が構成されている。
試験機5の気筒を構成するシリンダライナ10は、例えば、高剛性を有するサファイア製の透明ライナで構成され、基部側が金属製のシリンダブロック6に保持されている。
また、シリンダライナ10の先端部にはシリンダヘッド7が設けられている。シリンダヘッド7は、例えば、ペントルーフ型の凹部を底面に有し、この凹部は、シリンダライナ10内を摺動するピストン20との間に燃焼室21を形成する。燃焼室21には、シリンダヘッド7の凹部に開口する吸,排気ポート11a,11bが連通され、これら吸,排気ポート11a,11bは、動弁機構13によって動作する吸,排気弁12a,12bによって開閉される。
試験機5の吸気系として、シリンダヘッド7の吸気ポート11aには吸気通路16が連通され、この吸気通路16の中途には電子制御式のスロットル弁17が介装されている。また、スロットル弁17よりも下流側において、吸気通路16の中途には、ガソリン燃料を噴射するためのガソリン用インジェクタ18が固設され、そのノズルが吸気弁12aに指向した状態で吸気通路16内に臨まされている。そして、ガソリン用インジェクタ18からガソリン燃料が噴射されることにより、吸気通路16内に混合気(予混合気)が形成され、形成された混合気は、吸気弁12aの開弁時に燃焼室21内に導入される。
一方、試験機5の排気系として、シリンダヘッド7の排気ポート11bには排気通路19が連通され、この排気通路19の中途には、図示しない触媒コンバータ等が介装されている。
ピストン20は、観察用の開口部20aを中央に有し、この開口部20aには、例えば、サファイア製の透明板24が嵌合されている。また、ピストン20の基部側には、環状のスペーサ25が締結され、このスペーサ25によって、透明板24が開口部20a内に保持されている。
さらに、スペーサ25の基部には、ピストン20と一体にシリンダブロック6内を進退移動するエクステンション部材26が連結され、このエクステンション部材26の基部には、コネクティングロッド30を介してクランク軸31が連結されている。
ここで、エクステンション部材26は、例えば、有底の略円筒部材で構成され、このエクステンション部材26の基部側の周壁には、シリンダブロック6に開口された観察用窓6aに対応する開口部26aが設けられている。さらに、エクステンション部材26の内部には、開口部26a及びピストン20の透明板24に対して共に傾斜した状態で対向する反射鏡27が配設されている。そして、この反射鏡27を通じて開口部26a側と透明板24側とが光学的に結ばれることにより、観察用窓6aを通じた燃焼室21内の観察が可能となっている。
また、クランク軸31の近傍には、駆動用モータ35が配設されている。この駆動用モータ35は、クランク軸31に固設されたクランクプーリ32、動弁機構13の吸,排気カム軸14a,14bに固設された吸,排気カムプーリ15a,15b等にタイミングベルト36を介して連結され、クランク軸31と吸,排気カム軸14a,14bとを2対1の回転角度で回転させることが可能となっている。そして、これら各カム軸14a,14bの回転に基づいて、吸,排気弁12a,12bが所定のタイミングで吸,排気ポート11a,11bを開閉する。
ここで、観測用燃料であるディーゼル燃料(軽油)を燃焼室21内に噴射するため、本実施形態の試験機5は、ディーゼル用インジェクタ40をシリンダヘッド7に有する。このディーゼル用インジェクタ40は、例えば、点火プラグに代えて、吸気ポート11aと排気ポート11bとの間の領域に配設され、そのノズルが燃焼室21内に臨まされている。
また、ディーゼル用インジェクタ40の配置に伴って点火プラグを省略した場合にも、吸気通路16側から燃焼室21内に導入されたガソリン燃料の混合気を点火可能とするため、本実施形態の試験機5は、例えば、混合気に点火エネルギーを付与するためのレーザ装置41を有する。このレーザ装置41は燃焼室21の外部に配置され、可視化されたシリンダライナ10を介して燃焼室21内にレーザ光を照射することで、混合気の点火を実現する。
また、燃焼室21内に噴射されたディーゼル燃料の噴霧を撮像するため、シリンダライナ10及び観察用窓6aには、撮像手段としての高感度カメラ42,43が対向配置されている。
なお、本実施形態において、試験機5は、製造コスト等を有効に低減するため、実機として量産される4サイクルガソリンエンジン等のパーツを可能な限り転用して構成されることが望ましい。
このような試験機5を制御する制御部50は、例えば、コンピュータシステム等を中心として要部が構成されている。この制御部50には、図示しない操作入力部等を通じてオペレータによる設定情報等が入力されると共に、クランク角センサ51等からの検出信号が入力される。
そして、観測用燃料の観測開始が指示されると、制御部50は、例えば、駆動用モータ35を駆動して所定回転数(例えば、2000rpm)で試験機5を駆動し、ガソリン燃焼を用いた混合気の燃焼室21内での燃焼制御を開始する。
すなわち、制御部50は、クランク角センサ51からの信号に基づく設定タイミング(例えば、図3(b)参照)でガソリン用インジェクタ18を駆動することにより、ガソリン燃料のポート噴射を行い、混合気を形成する。そして、制御部50は、クランク角センサ51からの信号に基づく設定タイミング(例えば、図3(c)参照)でレーザ装置41を駆動することにより、燃焼室21内に導入された混合気を燃焼させる。その際、制御部50は、スロットル弁17の制御を通じて、燃焼室21内に導入された混合気の圧縮直前の圧力を制御することにより、混合気の燃焼によって上昇する筒内圧を制御する。例えば、図3(a)には、圧縮比が10.6に設定された試験機5の圧縮直前圧力と筒内圧との関係が例示されており、この試験機5では、スロットル開度の設定を全開とすることにより、ディーゼルエンジン(実機)に設定され得る燃料噴射時の筒内圧(例えば、3〜10MPa)と同等の筒内圧を、混合気の燃焼によって再現することが可能となる。なお、試験機5の圧縮比は、例えば、スペーサ25のチューニング等によって変更可能であり、圧縮比を上昇させることにより、混合気の燃焼による筒内圧を更に上昇させることも可能である。また、例えば、図4に示すように、混合気の燃焼によって上昇する筒内温度は、混合気の点火タイミングを可変設定することにより制御することが可能である。このように、本実施形態において、制御部50は、燃焼制御手段としての機能を有し、このような燃焼制御を通じて、ディーゼルエンジンの燃料噴射時と同等の高温・高圧場を再現する。
また、制御部50は、混合気の燃焼によって高温・高圧場となり、且つ、酸素が消費された燃焼室21内に、設定タイミング(本実施形態においては、点火後から排気前の間の所定タイミング(図3(d)参照))でディーゼル用インジェクタ40を駆動することにより、観測用燃料を燃焼室21内に直接噴射する。そして、酸素が消費されたタイミングで、燃焼室21内に試験用燃料が噴射されることにより、当該試験用燃料は、高温・高圧場であっても、自着火等によって燃焼することなく、燃焼室21内を拡散する。このように、本実施形態において、制御部50は、燃料噴射制御手段としての機能を有する。
そして、制御部50は、燃焼室21内に噴射された観測用燃料の噴霧を、各高感度カメラ42,43を通じて撮像することにより、燃焼室21内での観測を実現する。
次に、制御部50によって実行される燃焼室観測制御について、図2に示す燃焼室観測制御ルーチンのフローチャートに従って説明する。図示しない操作入力部等から開始信号が入力されてこのルーチンがスタートすると、制御部50は、ステップS101において、駆動用モータ35を駆動して試験機5を設定回転数で駆動し、続くステップS102において、高感度カメラ42,43による燃焼室21内の撮像を開始する。
ステップS102からステップS103に進むと、制御部50は、燃焼室観測制御の終了指示がなされたか否かを調べ、終了指示がなされていない場合には、ステップS104に進む。
そして、制御部50は、ステップS104において、スロットル弁17を予め設定されたスロットル開度(すなわち、所望の筒内圧を実現すべく予め設定されたスロットル開度)に制御し、続くステップS105において、クランク角センサ51で検出されたクランク角を読み込む。
ステップS105からステップS106に進むと、制御部50は、現在のクランク角に基づき、ガソリン燃料をポート噴射すべきタイミング(ポート噴射タイミング)であるか否かを調べ、ポート噴射タイミングでないと判定した場合、ステップS108にジャンプする。
一方、ステップS106において、ポート噴射タイミングであると判定した場合、制御部50は、ステップS107に進み、ガソリン用インジェクタ18を駆動した後、ステップS107に進む。これにより、ガソリン燃料が吸気通路16内に噴射されて混合気が形成される。
ステップS106或いはステップS107からステップS108に進むと、制御部50は、現在のクランク角に基づき、燃焼室21内の混合気に対する点火タイミングであるか否かを調べ、点火タイミングでないと判定した場合、ステップS110にジャンプする。
一方、ステップS108において、点火タイミングであると判定した場合、制御部50は、ステップS109に進み、レーザ装置41を駆動した後、ステップS110に進む。これにより、燃焼室21内に導入されている混合気に点火エネルギーが付与され、燃焼される。
ステップS108或いはステップS109からステップS110に進むと、制御部50は、現在のクランク角に基づき、試験用燃料を燃焼室21内に直接噴射するタイミング(筒内噴射タイミング)であるか否かを調べ、筒内噴射タイミングでないと判定した場合、そのままステップS103に戻る。
一方、ステップS110において、筒内噴射タイミングであると判定した場合、制御部50は、ステップS111に進み、ディーゼル用インジェクタ40を駆動した後、ステップS103に戻る。これにより、試験用燃料(ディーゼル燃料)が燃焼室21内に直接噴射される。
また、ステップS103において、燃焼室観測制御の終了指示がなされていると判定した場合、制御部50は、ステップS112に進んで駆動用モータ35を停止し、続くステップS113において、高感度カメラ42,43による燃焼室21内の撮像を終了した後、ルーチンを抜ける。
このような実施形態によれば、観測用の燃料噴射を行う前に燃焼室21内に導入した混合気の燃焼によって燃焼室21内の高温・高圧場の形成を行うため、ピストンによる直接的な圧縮等によって高温・高圧場を形成する必要がない。しかも、混合気の燃焼によって燃焼室21内の酸素が消費されるため、形成された高温・高圧場で噴射された観測用燃料(ディーゼル燃料)の自着火等による燃焼が的確に防止される。従って、高温・高圧場での燃料噴霧状態を好適に観測することができる。加えて、ディーゼル燃料の燃焼が防止されるため、高温・高圧場からの更なる筒内圧の上昇を防止することができ、試験機の剛性を必要以上に高く設定する必要がない。従って、ディーゼルエンジン等の実機に要求されるレベルの剛性を試験機5に付与する必要がなく、ディーゼルエンジン専用の新たな機構を用いることなく、ガソリンエンジン等の試験機をそのまま流用して噴霧観測を行うことができる。
ここで、上述の実施形態においては、実機のガソリンエンジンをベースとする試験機5を用いて燃焼室観測装置1を構成した一例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、試験用燃料の噴射前に混合気の燃焼によって燃焼室内の酸素を消費しつつ高温・高圧場を形成し得る各種構成の試験機を適用することが可能である。
例えば、図5に示す試験機60は、エンジンの圧縮行程から燃焼行程までを擬似的に再現する急速圧縮装置をベースとするものであり、この試験機60は、例えば、可視化された擬似的な燃焼室61a内に観測用燃料を噴射するインジェクタ61bが臨まされた燃焼ユニット61と、シリンダ62a内に封入された混合気をピストン62bで圧縮して燃焼室61a内に導入する圧縮ユニット62と、駆動カム63aと従動カム63bとの相対移動によってピストン62bを圧縮動作させるカムユニット63と、駆動カム63aを駆動する駆動ユニット64と、駆動ユニット64に作動圧を供給する蓄圧ユニット65とを備えて要部が構成されている。
そして、この試験機60では、蓄圧ユニット65から駆動ユニット64に作動圧が供給されて駆動カム63aが駆動されると、従動カム63bは駆動カム63aのカムプロフィールに従ってピストン62bを圧縮動作させる。これにより、シリンダ62a内に封入された混合気は燃焼室61a内に導入され、図示しないレーザ装置等を用いて点火される。そして、混合気を点火後の所定タイミングでインジェクタ61bから観測用燃料を噴射することにより、燃料噴霧の観測が可能となる。
このような構成によれば、混合気の燃焼後もピストン62bが上死点で保持されるので、静的な高温・高圧場において、試験用燃料の噴霧状態を観測することが可能となる。
1 … 燃焼室観測装置
5 … 試験機
6 … シリンダブロック
6a … 観察用窓
7 … シリンダヘッド
10 … シリンダライナ
11a … 吸気ポート
11b … 排気ポート
12a … 吸気弁
12b … 排気弁
13 … 動弁機構
14a … 吸気カム軸
14b … 排気カム軸
15a … 吸気カムプーリ
15b … 排気カムプーリ
16 … 吸気通路
17 … スロットル弁
18 … ガソリン用インジェクタ
19 … 排気通路
20 … ピストン
20a … 開口部
21 … 燃焼室
24 … 透明板
25 … スペーサ
26 … エクステンション部材
26a … 開口部
27 … 反射鏡
30 … コネクティングロッド
31 … クランク軸
32 … クランクプーリ
35 … 駆動用モータ
36 … タイミングベルト
40 … ディーゼル用インジェクタ
41 … レーザ装置
42,43 … 高感度カメラ(撮像手段)
50 … 制御部(燃焼制御手段、燃料噴射制御手段)
51 … クランク角センサ
60 … 試験機
61 … 燃焼ユニット
61a … 燃焼室
61b … インジェクタ
62 … 圧縮ユニット
62a … シリンダ
62b … ピストン
63 … カムユニット
63a … 駆動カム
63b … 従動カム
64 … 駆動ユニット
65 … 蓄圧ユニット

Claims (4)

  1. 燃焼室が可視化された試験機の前記燃焼室内で混合気を燃焼させる燃焼制御手段と、
    前記混合気の燃焼によって酸素が消費された前記燃焼室内に観測用燃料を噴射する燃料噴射制御手段と、
    を備えたことを特徴とする燃焼室観測装置。
  2. 前記試験機は、前記混合気の燃焼サイクルを再現可能なガソリンエンジン用の試験機であって、前記燃焼室内に前記観測用燃料を噴射するインジェクタを備え、
    前記燃料噴射手段は、前記混合気の燃焼後から排気前の所望のタイミングで、前記インジェクタから前記観測用燃料を噴射することを特徴とする燃焼室観測装置。
  3. 前記燃焼制御手段は、前記試験機の吸気系に設けられたスロットル弁の開度を制御することにより、前記混合気の燃焼後の前記燃焼室内の圧力を制御することを特徴とする請求項2記載の燃焼室観測装置。
  4. 前記燃焼制御手段は、前記燃焼室内での前記混合気の点火タイミングを制御することにより、前記混合気の燃焼後の前記燃焼室内の温度を制御することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の燃焼室観測装置。
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