JP2011057418A - エッジガイド、被記録媒体給送装置、記録装置 - Google Patents

エッジガイド、被記録媒体給送装置、記録装置 Download PDF

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Abstract

【課題】用紙送り出し時のスキューに伴い、用紙のサイドエッジがエッジガイドを迫り上がることを抑制することのできるエッジガイドを、コストアップを招くことなく、また用紙セット時の作業性を低下させることの無いように構成する。
【解決手段】用紙のサイドエッジを規制する第2エッジガイド7は、エッジ規制面7aと、凹凸面7bと、を備えている。エッジ規制面7aは、表面が滑らかな平坦面であり、用紙エッジ側に僅かに突出するように形成されている。凹凸面7bは、用紙積重方向に凹凸を成す凹凸面であって、エッジ規制面7aから僅かに退くように形成されている。スキューにより用紙のサイドエッジが第2エッジガイド7に強く接すると、凹凸面7bに引っ掛かり、このためサイドエッジが第2エッジガイド7を迫り上がってしまうことを抑制できる。
【選択図】図4

Description

本発明は、被記録媒体のサイドエッジを規制するエッジガイドに関する。また本発明は、当該エッジガイドを備えた被記録媒体給送装置、及び当該被記録媒体給送装置を備えた、プリンターやファクシミリに代表される記録装置に関する。
ファクシミリやプリンター等に代表される記録装置において、記録用紙を収容する用紙カセットなどには、記録用紙のエッジを規制するエッジガイドが設けられる。エッジガイドは記録用紙の幅方向や長さ方向などに変位(スライド)可能に設けられており、ユーザーの手によって記録用紙のサイズに応じた最適な位置に合わせられ、その位置で記録用紙のエッジを規制するようになっている。
上記のようなエッジガイドのうち、記録用紙のサイドエッジを規制するエッジガイドに関しては、用紙給送時に用紙がスキュー(斜行)すると、記録用紙のサイドエッジがエッジガイドを迫り上がってしまい、エッジガイドによる記録用紙の姿勢矯正効果(スキュー抑制効果)が得られなくなる場合がある。
この様な不具合を解決するために、特許文献1記載の幅ガイド部(エッジガイド)は、上部に庇状の「上ガイド部」なる規制形状を設けている。これによれば、「上ガイド部」により用紙の上方への移動が規制され、スキューを抑えることができる。
また特許文献2記載のサイドフェンス(エッジガイド)は、上部に「用紙押さえ部材」なる庇状の規制形状を設けている。当該特許文献2記載の「用紙押さえ部材」は、用紙に対して進退可能となっており、用紙の側端部分近傍に対して上方から自重で載ることができるようになっている。従って用紙枚数に拘わらず、用紙の側端部分の浮き上がりを防止でき、スキューを小さくすることができるようになっている。
特開2002−255357号公報 特開2001−106361号公報
しかしながら上記特許文献2記載のサイドフェンス(エッジガイド)では、特許文献1記載の幅ガイド部(エッジガイド)が有する技術的課題、即ち用紙枚数が少なくなると、用紙側端の迫り上がり防止効果が小さくなる点を解決することができるものの、構成が複雑となり、コストアップを招くという欠点が生じる。また、用紙のセット領域に対して「用紙押さえ部材」が迫り出しているため、用紙セット時に邪魔となり、用紙セット時の作業性が低下するといった問題も有している。
そこで本発明はこの様な状況に鑑み成されたものであり、その目的は、用紙送り出し時のスキューに伴い、用紙のサイドエッジがエッジガイドを迫り上がることを抑制することのできるエッジガイドを、コストアップを招くことなく、また用紙セット時の作業性を低下させることの無いように構成することにある。
上記課題に鑑みて成された本発明の第1の態様は、被記録媒体のサイドエッジを規制するエッジガイドであって、被記録媒体のサイドエッジと対向する面が、被記録媒体のサイドエッジ側に突出するエッジ規制面と、被記録媒体の積重方向に凹凸を成し、その頂部が前記エッジ規制面より所定量退く様に、若しくは前記エッジ規制面と面一になる様に形成された凹凸面と、が被記録媒体の送り出し方向に交互に配置されて成ることを特徴とする。
本態様によれば、被記録媒体のサイドエッジ側に突出するエッジ規制面により、そのエッジ位置が規制される。そして送り出し時にスキューが生じると、被記録媒体のサイドエッジは前記エッジ規制面に対して面一若しくは所定量退く様に形成された、被記録媒体の積重方向に凹凸を成す凹凸面に当接する。従って被記録媒体のサイドエッジは前記凹凸に引っ掛かり、このため当該サイドエッジがエッジガイドを迫り上がることを抑制することができる。
そして前記凹凸面は前記エッジ規制面から突出しない為、被記録媒体セット時に被記録媒体のサイドエッジが凹凸面に引っ掛かるようなことがなく、被記録媒体セット時の作業性低下が回避される。そして更に、樹脂成形により一体的に形成可能な構造であるため、コストアップを招くこともない。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記凹凸面の凹凸は、被記録媒体の載置面に略平行な第1面と、当該第1面の上側に位置する、前記載置面に対して傾斜する第2面と、により形成された鋸歯状の歯が所定ピッチで配列されて成ることを特徴とする。
本態様によれば、前記凹凸面の凹凸が、被記録媒体の載置面に略平行な第1面と、当該第1面の上側に位置する、前記載置面に対して傾斜する第2面と、により形成された鋸歯状の歯が所定ピッチで配列されて成ることから、被記録媒体のサイドエッジを確実に引っ掛けることができ、被記録媒体のサイドエッジがエッジガイドを迫り上がることをより確実に抑制することができる。
本発明の第3の態様に係る被記録媒体給送装置は、被記録媒体を収容する収容部と、前記収容部内に収容された被記録媒体の最上位のものと接して回転することにより当該最上位の被記録媒体を送り出すピックアップローラーと、前記収容部内に収容された被記録媒体のサイドエッジを規制する、第1のまたは第2の態様に係るエッジガイドと、を備えたことを特徴とする。本態様によれば、被記録媒体を給送する給送装置において、上記第1のまたは第2の態様に記載の作用効果を得ることができる。
本発明の第4の態様は、第3の態様において、前記ピックアップローラーは、被記録媒体の送り出し方向と直交する方向において、所定サイズの被記録媒体の中心位置から一方側のサイドエッジ寄りに偏倚した位置に配置されており、前記エッジ規制面及び前記凹凸面を備えたエッジガイドは、前記一方側のサイドエッジを規制することを特徴とする。
本態様によれば、被記録媒体を送り出すピックアップローラーは、所定サイズの被記録媒体の中心位置から一方側のサイドエッジ寄りに偏倚した位置に配置されている為、被記録媒体の送り出し時にスキューが生じ易い状態となっている。しかしながら上記凹凸面を有するエッジガイドが、前記ピックアップローラーと同じ側、即ちスキューした際にサイドエッジが当接する側に設けられていることから、上記凹凸面により、被記録媒体のサイドエッジがエッジガイドを迫り上がることを抑制することができる。
本発明の第5の態様に係る記録装置は、被記録媒体に記録を行う記録手段と、第3のまたは第4の態様に係る被記録媒体給送装置と、を備えたことを特徴とする。本態様によれば、記録装置において、上記第3のまたは第4の態様に記載の作用効果を得ることができる。
本発明に係る用紙給送装置(記録装置)の、用紙搬送経路を示す側断面概略図。 用紙カセットの要部斜視図。 本発明に係るエッジガイドの斜視図。 (A)は本発明に係るエッジガイドを用紙送り出し方向から見た正面図、(B)は本発明に係るエッジガイドの要部平面図。 用紙、ピックアップローラー、第1エッジガイド、第2エッジガイド、のこれらの位置関係を示す平面図。
以下、図面を参照しながら本発明の一実施形態について説明する。図1は本発明に係る用紙給送装置(記録装置)1の用紙搬送経路の側断面概略図、図3は本発明に係る第2エッジガイド7の斜視図である。
また図4(A)は第2エッジガイド7を用紙送り出し方向(下流側から上流側方向)から見た正面図、(B)は第2エッジガイド7の要部平面図、図5は記録用紙、ピックアップローラー18、第1エッジガイド5、第2エッジガイド7、のこれらの位置関係(用紙と平行な面内での位置関係)を示す平面図である。
本実施形態に係る記録装置の一例としてのインクジェットプリンターは、装置底部に用紙給送装置1を備えており、この用紙給送装置1が備える用紙カセット3から被記録媒体の一例としての記録用紙Pを送り出し、中間ローラー19にて湾曲反転させてインクジェット記録ヘッド27の側へと給送し、記録を行う構成を備えている。
より詳しくは、用紙給送装置1は用紙カセット3と、ピックアップローラー18と、
中間ローラー19と、リタードローラー20と、ガイドローラー21、22と、を備えている。
プリンター装置本体に対して着脱可能な用紙カセット3には、第1エッジガイド5(図2)と、第2エッジガイド7と、後端エッジガイド9と、が設けられており、用紙送り出し方向に対し用紙両側に配置された第1エッジガイド5及び第2エッジガイド7により、用紙Pのサイドエッジが規制される。尚、後端エッジガイド9は、用紙後端エッジを規制するエッジガイドであり、用紙送り出し方向にスライド可能に設けられている。
用紙カセット3に収容された用紙Pの先端と対向する位置にはリブ状の分離斜面13aを備えた分離部材13が設けられており、ピックアップローラー18により送り出される用紙Pの先端が分離斜面13aに摺接しつつ下流側へ給送されることで、給送されるべき最上位の用紙Pと、これに連れられて重送されようとする次位以降の用紙Pとの予備的な分離が行われる。
ピックアップローラー18は、揺動軸17aを中心にして図1及び図2の時計回り方向及び反時計回り方向に揺動可能な揺動部材17に軸支されており、且つ、図示しない駆動モーターの動力によって回転駆動されるように設けられている。ピックアップローラー18は、用紙給送時には用紙カセット3に収容された用紙Pの最上位のものに接して回転することにより、最上位の用紙Pを用紙カセット3から送り出す。
尚、用紙カセット3の底面3aには図2に示すように摩擦パッド11が設けられており、ピックアップローラー18が用紙束に上方から圧接した際に、最下位の用紙Pが摩擦パッド11に向けて押圧されることにより、用紙束ごと送り出されないように用紙束を保持する機能を果たす。尚、複数設けられた摩擦パッド11のうち、一つの摩擦パッド11(符号11Aで他と区別する)は、ピックアップローラー18と対向する位置に設けられた摩擦パッドである。
用紙カセット3から送り出された用紙Pは、湾曲反転区間に入る。この湾曲反転区間には、中間ローラー19と、リタードローラー20と、ガイドローラー21、22、のこれらローラーが設けられている。
中間ローラー19は、用紙Pを湾曲反転させる湾曲反転経路の内側を形成する大径ローラーであり、図示を省略する駆動モーターによって回転駆動される。そして図1の反時計回り方向に回転することにより、用紙Pを巻回しながら下流側へと搬送する。
リタードローラー20は所定の回転摩擦抵抗が付与された状態で中間ローラー19に対して圧接及び離間可能に設けられており、中間ローラー19との間で用紙Pをニップすることにより、給送されるべき最上位の用紙Pと、これに連れられて重送されようとする次位以降の用紙Pとを分離する。
尚、この付近の用紙給送経路には図示を省略する用紙戻しレバーが設けられており、リタードローラー20によって進行が止められた次位以降の用紙Pは、この用紙戻しレバーによって用紙カセット3へと戻されるように構成されている。
ガイドローラー21、22は自由回転可能なローラーであり、そのうちガイドローラー22は中間ローラー19との間で用紙Pをニップすることにより、中間ローラー19による用紙送りを補助する。
次に、中間ローラー19の下流側には、搬送駆動ローラー23と搬送従動ローラー24とが設けられている。搬送駆動ローラー23は、図示を省略する駆動モーターにより回転駆動され、搬送従動ローラー24は、搬送駆動ローラー23との間で用紙Pをニップし、用紙Pの搬送に伴って従動回転する。
以上が用紙給送装置1の構成であり、当該用紙給送装置1を備えたインクジェットプリンターは、搬送駆動ローラー23の下流側に記録手段を構成するインクジェット記録ヘッド27を備えている。インクジェット記録ヘッド27はキャリッジ29の底部に設けられ、このキャリッジ29は図示を省略する駆動モーターの動力を受けて主走査方向(図1の紙面表裏方向)に往復動するよう設けられる。
更に、インクジェット記録ヘッド27の下流側には、図示を省略する用紙排出手段が設けられており、この用紙排出手段により、記録の行われた用紙Pが、図示を省略するスタッカーに向けて排出されるよう構成されている。以上により上記用紙給送装置1、記録手段、排出手段、のこれらが、記録装置の一例としてのインクジェットプリンターを構成する。
以上が用紙給送装置1(更にこれを備えるインクジェットプリンター)の大略構成であり、以下、図2〜図5を参照しながら第1エッジガイド5及び第2エッジガイド7について詳説する。
図2に示すように第1エッジガイド5は用紙カセット3の一方側側壁(全てのサイズの用紙エッジが位置する基準位置側)に隣接して設けられたエッジガイドであり、用紙サイズに応じてその位置をユーザー操作により変えることがないように、ほぼ固定状態に設けられている。尚、厳密には当該第1エッジガイド5及び第2エッジガイド7は、用紙エッジに当接した状態から、用紙給送開始後に図示を省略するエッジガイドリリース機構によって用紙エッジから僅かに離れる方向に移動可能に設けられている。
一方、第2エッジガイド7は用紙カセット3内において用紙幅方向に変位可能に設けられており、用紙サイズ(用紙幅)に応じた適切な位置で、その位置を保持可能となっている。
尚、本発明に係る第1エッジガイド5及び第2エッジガイド7の特徴的構成は、その一部が共通する為、以下では一方側の第2エッジガイド7を主として説明する。
第2エッジガイド7において用紙Pのサイドエッジと対向する面は、図3に示すように用紙送り方向に沿って、エッジ規制面7aと、凹凸面7bと、のこれらが交互に配置されて成されている。
エッジ規制面7aは、図4(A)、(B)に示すように表面が滑らかな平坦面であり、凹凸面7bとの関係では、用紙Pのサイドエッジ側に僅かに突出するように(図4(B)の突出量d参照)形成されている。
一方、凹凸面7bは、図4(A)、(B)に示すように用紙積重方向(図4(A)の上下方向)に凹凸を成す凹凸面であって、エッジ規制面7aとの関係では、その頂部(凸部)が当該エッジ規制面7aから所定量(エッジ規制面7aの突出量d)退くように形成されている。
本実施形態では、凹凸面7bの凹凸は、用紙載置面(用紙カセット3の底面3a)に略平行な第1面S1と、当該第1面S1の上側に位置する、底面3aに対して傾斜する第2面S2と、により形成された鋸歯状の歯7cが一定ピッチで複数配列されて形成されている。
尚、第1エッジガイド5も、第2エッジガイド7と同様に図5に示すようにエッジ規制面7a(用紙エッジに向かって突出する平坦面)、及び凹凸面7b(用紙積重方向に凹凸を成す凹凸面)、のこれらを用紙送り方向(図5の上方向)に交互に備えている。また、これら第1エッジガイド5及び第2エッジガイド7は、いずれも樹脂成形によって全体が一体的に形成されており、樹脂成形後の組立工程等、追加の工程を必要とせずに全体が形成されている。
以上のように構成された第1エッジガイド5及び第2エッジガイド7の作用効果について以下説明する。図5において符号Paは所定サイズ(例えば、A4サイズ)の用紙を示しており、図示するように用紙Paの幅方向(用紙送り出し方向(矢印A方向)と直交する方向)においてピックアップローラー18は、中心位置から一方側のサイドエッジ寄り、即ち第2エッジガイド7寄りに偏倚した場所に位置している。
従って用紙Paがピックアップローラー18から送り出し力を受けると、当該用紙Paには矢印Bで示すような回転傾向(スキュー傾向)が生じ、特に用紙後端側のサイドエッジが第2エッジガイド7に強く接触する。
ここで、仮に第2エッジガイド7に凹凸面7bが形成されていないと、用紙Paのサイドエッジが第2エッジガイド7を迫り上がってしまう虞がある。しかしながら第2エッジガイド7には凹凸面7bが形成されているため、スキューにより用紙Paのサイドエッジが第2エッジガイド7に強く接すると、図4(A)において符号P1で示す用紙(最上位用紙)のように凹凸面7bに引っ掛かり、このためサイドエッジが第2エッジガイド7を迫り上がってしまうことを抑制できる。
そして凹凸面7bは平坦なエッジ規制面7aから用紙エッジ側に突出しない為、用紙セット時に用紙のサイドエッジが凹凸面7bに引っ掛かるようなことがなく、用紙セット時の作業性低下が回避され、そしてまた用紙のサイドエッジを揃える際には平坦面であるエッジ規制面7aが用紙エッジに当接するので、適切に用紙エッジを揃えることができる。
以上説明した実施形態は一例であり、種々の変形が可能であることは言うまでもない。例えば、本実施形態では凹凸面7bを、鋸歯状の歯7cを一定ピッチで複数配列して形成したが、これに限られず、用紙のサイドエッジが強く接した際にこのサイドエッジが迫り上がることを防止できる様な凹凸面であれば良い。
また、凹凸面に限られず、用紙エッジとの間で高い摩擦力を生じさせるような面(例えば、ゴムやコルクなどにより形成された高摩擦面)や、或いは弾性を備えた面(例えば、ゴムやスポンジなどにより形成された弾性面)などにより形成することも可能である。
更に、本実施形態では、凹凸面7bを、その頂部がエッジ規制面7aより所定量dだけ退く様に形成しているが、その頂部がエッジ規制面7aと面一になるように形成することもできる。即ち、凹凸面7bがエッジ規制面7aから用紙エッジ側に突出していなければ良い。
1 給送装置、3 用紙カセット、5 第1エッジガイド、5a エッジ規制面、5b 凹凸面、7 第2エッジガイド、7a エッジ規制面、7b 凹凸面、7c 歯部、9 後端エッジガイド、11 摩擦パッド、13 分離部材、13a 分離斜面(リブ)、17 揺動部材、17a 揺動軸、18 ピックアップローラー、19 中間ローラー、20 リタードローラー、21、22 ガイドローラー、23 搬送駆動ローラー、24 搬送従動ローラー、26 キャリッジ、27 インクジェット記録ヘッド、P、P1、Pa 記録用紙

Claims (5)

  1. 被記録媒体のサイドエッジを規制するエッジガイドであって、
    被記録媒体のサイドエッジと対向する面が、被記録媒体のサイドエッジ側に突出するエッジ規制面と、
    被記録媒体の積重方向に凹凸を成し、その頂部が前記エッジ規制面より所定量退く様に、若しくは前記エッジ規制面と面一になる様に形成された凹凸面と、が被記録媒体の送り出し方向に交互に配置されて成ることを特徴とするエッジガイド。
  2. 請求項1に記載のエッジガイドにおいて、前記凹凸面の凹凸は、被記録媒体の載置面に略平行な第1面と、当該第1面の上側に位置する、前記載置面に対して傾斜する第2面と、により形成された鋸歯状の歯が所定ピッチで配列されて成ることを特徴とするエッジガイド。
  3. 被記録媒体を収容する収容部と、
    前記収容部内に収容された被記録媒体の最上位のものと接して回転することにより当該最上位の被記録媒体を送り出すピックアップローラーと、
    前記収容部内に収容された被記録媒体のサイドエッジを規制する、請求項1または2に記載のエッジガイドと、
    を備えたことを特徴とする被記録媒体給送装置。
  4. 請求項3に記載の記録装置において、前記ピックアップローラーは、被記録媒体の送り出し方向と直交する方向において、所定サイズの被記録媒体の中心位置から一方側のサイドエッジ寄りに偏倚した位置に配置されており、
    前記エッジ規制面及び前記凹凸面を備えたエッジガイドは、前記一方側のサイドエッジを規制することを特徴とする被記録媒体給送装置。
  5. 被記録媒体に記録を行う記録手段と、
    請求項3または4に記載の被記録媒体給送装置と、
    を備えたことを特徴とする記録装置。
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