JP2011056890A - 液体吐出ヘッドのワイパー機構、液体吐出装置およびインクジェットプリンター - Google Patents

液体吐出ヘッドのワイパー機構、液体吐出装置およびインクジェットプリンター Download PDF

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Abstract

【課題】ノズル面から拭き取られてヘッドワイパーの表面に付着した液体を飛散させてしまうことを防止あるいは抑制できる液体吐出ヘッドのワイパー機構を提案すること。
【解決手段】インクジェットプリンター1のインクジェットヘッド14のワイパー機構30ではヘッドワイパー35の拭き取り面35aに第1液体吸収体36が接触しているので、ノズル面14aから拭き取られたインクは、第1液体吸収体36に吸収される。また、第1液体吸収体36は、可撓性素材からなり、ノズル面14aを拭き取った後のヘッドワイパー35の振れを抑制できるようにヘッドワイパー35の拭き取り面35aと枠状ケース33の前端壁39との間に挟持されている。この結果、撓められた状態でノズル面14aに摺接しながら液体を拭き取ったヘッドワイパー35が復帰する際にヘッドワイパー35の振れが小さく抑えられるので、ヘッドワイパー35からインクが飛散しない。
【選択図】図5

Description

本発明は、液体吐出ヘッドのノズル面から液体を拭き取るためのワイパー機構、液体吐出ヘッドを備える液体吐出装置、および、インクジェットプリンターに関する。
ノズルから液体を吐出する液体吐出ヘッドを備える液体吐出装置としては、例えば、インクを吐出するインクジェットヘッドを備えるインクジェットプリンターがある。インクジェットプリンターは、ノズルから吐出されるインク滴の弾道が乱れないようにするために、インクジェットヘッドのノズル面に付着した余剰のインク滴を拭き取るワイパー機構を搭載している。特許文献1には、インクジェットヘッドのノズル面の乾燥を防止するためのヘッドキャップ内に昇降するヘッドワイパーを保持し、ヘッドワイパーをヘッドキャップからノズル面の側に突出するように上昇させた後にヘッドキャップに対してインクジェットヘッドを移動させることにより、ヘッドワイパーでノズル面を払拭するワイパー機構が記載されている。
特開2005−81594号公報
特許文献1のワイパー機構では、インクを拭き取ったヘッドワイパーがノズル面を通過して撓んだ状態から復帰するときに、ノズル面から拭き取られてヘッドワイパーの表面に付着したインクをヘッドキャップの外側まで飛散させてしまうという問題がある。飛散したインクが筐体内に付着すると、記録紙の汚れや動作不良などの不具合を発生させる原因になる。
本発明の課題は、このような点に鑑みて、ノズル面から拭き取られてヘッドワイパーの表面に付着した液体を飛散させてしまうことを防止あるいは抑制できる液体吐出ヘッドのワイパー機構を提案することにある。また、このようなワイパー機構を有する液体吐出装置およびインクジェットプリンターを提案することにある。
上記課題を解決するために、本発明の液体吐出ヘッドのワイパー機構は、
液体吐出ヘッドにおける液体吐出用のノズルが配列されているノズル面に付着した液体を拭き取る可撓性素材からなるヘッドワイパーと、
前記ノズル面から拭き取られて前記ヘッドワイパーの表面に付着した液体を吸収する可撓性素材からなる液体吸収体と、
前記ヘッドワイパーを保持しているワイパーケースとを有し、
前記液体吸収体は、前記ノズル面を拭き取った後の前記ヘッドワイパーの振れを抑制できるように、前記ヘッドワイパーにおける前記表面の側の部位と、当該部位に対峙している前記ワイパーケースの側の部位と間に挟持されていることを特徴とする。
本発明によれば、ヘッドワイパーの表面の側の部位には、液体吸収体が接触している。従って、ノズル面から拭き取られてヘッドワイパーの表面に付着した液体は、この液体吸収体に吸収される。また、液体吸収体は、可撓性素材からなり、ノズル面を拭き取った後のワイパーの振れを抑制できるようにヘッドワイパーとワイパーケースとの間に保持されている。従って、撓められた状態でノズル面に摺接しながら液体を拭き取ったヘッドワイパーが撓められた状態から復帰する際などに、ヘッドワイパーの振れは小さく抑えられる。よって、ヘッドワイパーの表面に付着した液体が液体吸収体に吸収されずに残っていたとしても、この液体の飛散は、防止あるいは低減される。
本発明において、前記ワイパーケースに保持されている第2の液体吸収体を有しており、
前記第2の液体吸収体は、前記液体吸収体に比べて液体吸収力が大きく、前記液体吸収体に接した状態に配置されていることが望ましい。このようにすれば、液体吸収体に吸収された液体は、液体吸収体から第2の液体吸収体の側に移行して、この第2の液体吸収体に保持される。従って、液体吸収体における液体の吸収力を維持することができる。
この場合において、液体吸収体における液体の吸収力を長期に亘って維持するためには、前記第2の液体吸収体による液体吸収可能量は、前記液体吸収体よりも多いことが望ましい。
また、液体吸収体における液体の吸収力を維持するためには、前記第2の液体吸収体は、前記ワイパーケースに対して着脱可能な状態で取り付けられていることが望ましい。
次に本発明は、液体吐出用のノズルが配列されたノズル面を備えた液体吐出ヘッドと、上記のワイパー機構とを有することを特徴とする液体吐出装置とすることができる。このような液体吐出装置では、ヘッドワイパーに付着した液体が飛散して筐体内の部材に付着することが防止あるいは抑制されるので、液体の付着による液体吐出装置の動作不良を回避できる。
また、本発明は、インクを吐出するノズルが配列されたノズル面を備えたインクジェットヘッドと、上記のワイパー機構とを有することを特徴とするインクジェットプリンターとすることができる。このようなインクジェットプリンターでは、ヘッドワイパーに付着したインクが飛散して筐体内の部材に付着することが防止あるいは抑制されるので、インクの付着による記録紙の汚れや動作不良を回避できる。
本発明によれば、ヘッドワイパーの表面の側の部位には液体吸収体が接触している。従って、ノズル面から拭き取られてヘッドワイパーの表面に付着した液体は、この液体吸収体に吸収される。また、液体吸収体は、可撓性素材からなり、ノズル面を拭き取った後のワイパーの振れを抑制できるようにヘッドワイパーとワイパーケースとの間に保持されている。従って、撓められた状態でノズル面に摺接しながら液体を拭き取ったヘッドワイパーが撓められた状態から復帰する際などに、ヘッドワイパーの振れは小さく抑えられる。よって、ヘッドワイパーの表面に付着した液体が液体吸収体に吸収されずに残っていたとしても、この液体の飛散は、防止あるいは低減される。
本発明を適用したインクジェットプリンターの外観斜視図である。 インクジェットプリンターのプリンター機構部の斜視図である。 ヘッドメンテナンスユニットの斜視図である。 インクジェットヘッドとヘッドメンテナンスユニットの側面図である。 ヘッドワイパーユニットの表面側斜視図および裏面側斜視図である。 ノズル面拭き取り動作前および動作中の状態を表す側面図である。 ヘッドワイパー掻き取り開始時の状態を表す側面図および説明図である。 ヘッドワイパー掻き取り中の状態を示す側面図および説明図である。 ヘッドワイパー掻き取り終了時の状態を示す側面図および説明図である。
以下に、図面を参照して本発明のノズル面のワイパー機構を、インクジェットプリンターのインクジェットヘッドのノズル面のクリーニング機構に適用した場合の実施の形態を説明する。
(インクジェットプリンターの全体構成)
図1はインクジェットプリンターの外観斜視図である。インクジェットプリンター1は、複数種類のカラーインクを用いてロール紙から繰り出される長尺状の記録紙にカラー印刷を行うものであり、全体として直方体形状をしたプリンターケース2を備え、このプリンターケース2の前面中央部分にはロール紙装着用の開口部3が形成されている。開口部3は上端に記録紙排出ガイド4が取り付けられた開閉蓋5によって封鎖されている。記録紙排出ガイド4とプリンターケース2の開口部3の上縁部分との間に記録紙排出口6が形成されている。不図示のロックを解除して、記録紙排出ガイド4に指を掛けて手前に引くと開閉蓋5を図示の閉じ位置から、下端を中心として前方に倒れた開き位置まで開けることができる。
プリンターケース2の前面における開閉蓋5の右側部分には電源スイッチ7a、紙送りスイッチ7b、複数個の動作状態表示ランプ7cなどが配列されている。プリンターケース2の前面における開閉蓋5の左側部分には、プリンター前後方向に延びる縦長の長方形断面のインクカートリッジ装着部8の装着口8aが開口しており、このインクカートリッジ装着部8にインクカートリッジ9が装着されている。不図示のボタンを操作すると、ロックが解除されてインクカートリッジ9がばね力によって前方に押し出され、インクカートリッジ9を引き抜くことが可能となっている。
図2はインクジェットプリンター1におけるプリンターケース2で覆われているプリンター機構部10を示す概略斜視図である。プリンター機構部10は、金属製の底板11a、左右の側板11b、11cなどから構成されているプリンター本体フレーム11を備えており、このプリンター本体フレーム11におけるプリンター前側の中央部分にロール紙収納部12が形成されている。開閉蓋5を開けると、ロール紙収納部12が前方に開口し、ロール紙の交換を行うことができる。
ロール紙収納部12の上側には、プリンター幅方向にプラテン13が水平に架け渡されており、このプラテン13の上側には、インクジェットヘッド14が搭載されたキャリッジ15が配置されている。キャリッジ15はプリンター幅方向に水平に架け渡したキャリッジガイド軸15aに沿ってプリンター幅方向に往復移動可能である。キャリッジ15を移動させるための駆動機構としては、図示を省略してあるが、モーター、ベルト・プーリからなる伝達機構などから構成される公知のものが組み込まれている。
キャリッジ15には各カラーインクのインクポンプ、たとえば、シアン、マゼンタ、イエローおよびブラックの4色のインクのそれぞれを貯留するインクポンプ16a〜16dが搭載されており、各インクポンプ16a〜16dには可撓性インクチューブ17a〜17dの一端がそれぞれに接続されている。可撓性インクチューブ17a〜17dの他端はインクカートリッジ装着部8の後端側の部位に配置されている上下方向に延びる4本のインク供給路(図示せず)のそれぞれに接続されている。インク供給路のそれぞれはインクカートリッジ装着部8に装着されているインクカートリッジ9の側に連通している。
インクカートリッジ9には、シアン、マゼンタ、イエローおよびブラックのインクを貯留しているインク袋が収納されており、これらのインク袋に貯留されている各色のインクがキャリッジ15に搭載されているインクポンプ16a〜16dに供給され、これらを介してインクジェットヘッド14に供給される。本例のインクジェットヘッド14は、並列配置された一対のインクジェットヘッドからなり、一方のインクジェットヘッドのノズル面には例えば、シアンのインク液滴を吐出するためのインクノズル列とマゼンタのインク液滴を吐出するためのインクノズル列が形成されており、他方のインクジェットヘッドのノズル面には、たとえば、イエローのインク液滴を吐出するインクノズル列とブラックのインク液滴を吐出するためのインクノズル列が形成されている。
キャリッジ15は、プラテン13から右側に外れた図2において実線で示すホームポジション15Aから、プラテン13の左側に外れた図2において想像線で示す左端位置15Bまでの間を移動可能である。通常の印刷動作において、ロール紙収納部12に収納されているロール紙から繰り出される記録紙が不図示の搬送機構によってプラテン13の表面に沿って記録紙排出口6の側に搬送され、この搬送に同期させて、インクジェットヘッド15を左右に往復移動させながら記録紙上に印刷を行う。
ロール紙収納部12の右側の部位にはヘッドメンテナンスユニット20が組み込まれている。キャリッジ15がホームポジション15Aに位置すると、当該キャリッジ15に搭載されているインクジェットヘッド14のノズル面がヘッドメンテナンスユニット20に対して上側から対峙した状態になる。インクジェットヘッド14は、ホームポジションにおいて、印刷に関与しないインク液滴の吐出動作、各インクノズルからのインク吸引動作、ノズル面クリーニング動作などを含む所定のヘッドクリーニング動作が定期的、あるいは所定のタイミングで行われる。
(ヘッドメンテナンスユニット)
図3はヘッドメンテナンスユニット20を取り出して示す斜視図である。図4(a)は、当該ヘッドメンテナンスユニット20の上端側部分と、キャリッジ15に搭載されているインクジェットヘッド14を示す部分側面図であり、図4(b)はヘッドメンテナンスユニット20のプリンター前端側の部位を示す部分側面図であり、図4(c)は後述のヘッドワイパーユニットのプリンター前端側の部位を示す部分側面図である。
ヘッドメンテナンスユニット20は全体としてプリンター前後方向に細長い直体形状をしたユニットケース21を備えている。このユニットケース21の前側部分の上端には2個のヘッドキャップ22a、22bを備えたヘッドキャップユニット22が配置されている。これらのヘッドキャップ22a、22bは、プリンター前後方向に平行に隣接配置されており、それぞれ上方に開口しており、インクジェットヘッド14を構成している一対のインクジェットヘッドの対応する側のノズル面14aに対峙している。
ヘッドキャップユニット22の下側にはこれらを昇降させるヘッドキャップ昇降機構(図示せず)が組み込まれている。ヘッドキャップ22a、22bは印刷動作中などにおいてはインクジェットヘッド14のノズル面14aの高さ位置よりも下方に退避した退避位置22Aにある(図6(a)参照)。インクジェットヘッド14がホームポジンション15Aに位置する状態において、ヘッドキャップ22a、22bを後退位置22Aから上昇させることにより、図4に示すように、インクジェットヘッド14のノズル面14aを下側からキャッピングしたキャッピング位置22Bに位置決めされる。
ユニットケース21におけるヘッドキャップ昇降機構の後側の部分には、チューブポンプ(図示せず)およびチューブポンプ駆動用のモーター(図示せず)が組み込まれている。インクジェットヘッド14のノズル面14aにヘッドキャップ22a、22bをキャッピングした状態でチューブポンプを駆動することにより各インクノズルからインクを吸引することができる。吸引された廃インクはチューブポンプによって廃インクチューブ24を通って送り出される。廃インクチューブ24はインクカートリッジ装着部8に装着されているインクカートリッジ9に連通しており、インクカートリッジ9内の廃インク収納部に廃インクが回収される。チューブポンプ駆動用のモーターは、図4にその一部を示す動力伝達用の歯車列25を介してヘッドキャップ22a、22bを昇降させるための駆動力としても利用される。
(ノズル面クリーニング機構)
ここで、ヘッドメンテナンスユニット20には、ノズル面14aをクリーニングするためのノズル面クリーニング機構が配置されている。ノズル面クリーニング機構は、以下に述べるワイパー機構30、ワイパークリーニング機構50、吸収体60および回動規制用カム機構70から構成されている。
まず、ワイパー機構30は、ヘッドワイパーユニット31と、ヘッドワイパーユニット31の下側において、このヘッドワイパーユニット31を前後方向に往復移動させるヘッドワイパーユニット駆動機構32を備えている。
ヘッドワイパーユニット31は、インクジェットヘッド14のノズル面14aに付着している余剰のインクや、紙粉などの付着物を拭き取るためのものであり、図3、4に示すように、ユニットケース21におけるヘッドキャップユニット22の後側に配置されている。本例のヘッドワイパーユニット31は、一対のインクジェットヘッドのうち、ホームポジション15Aにおいてプリンター幅方向の内側に位置する側のインクジェットヘッドのノズル面14aの拭き取り動作を行うためのものである。
図5(a)はヘッドワイパーユニット31を取り出して示す表面側斜視図であり、図5(b)はその裏面側斜視図であり、図5(c)は図5(a)のA−A´線における断面図である。図4および図5を主に参照して説明すると、ヘッドワイパーユニット31は、前後方向に長い枠状ケース(ワイパーケース)33を備えている。枠状ケース33の左側部分には前後方向に長い凹部34が形成されており、この凹部34内にはゴムなどの可撓性素材からなる矩形板状のヘッドワイパー35と、ヘッドワイパー35がノズル面14aからインクを拭き取ったときにヘッドワイパー35に付着したインクを吸収する第1液体吸収体(液体吸収体)36および第2液体吸収体(第2の液体吸収体)37が配置されている。第1液体吸収体36および第2液体吸収体37は、それぞれ、フェルトやスポンジなどのインク吸収性の可撓性素材である。
ヘッドワイパー35は、ワイパーホルダー38に搭載されており、その上側部分を凹部34の前端部分の上端から突出させている。ヘッドワイパー35の前面は、ノズル面14aからインクを拭き取る拭き取り面35aとなっている。図5(c)に示すように、ワイパーホルダー38は矩形板状をしており、その前面に形成された段部38aでヘッドワイパー35の下面と後端面部分を保持している。
第1液体吸収体36は、帯状をしており、ヘッドワイパー35およびワイパーホルダー38の下側部分を覆うように折り曲げられている。より詳細には、第1液体吸収体36は、ヘッドワイパー35の拭き取り面35aに接触している前側垂直部分36aと、この前側垂直部分36aの下端からワイパーホルダー38の下側を後ろに向かって延びる水平部分36bと、水平部分36bの後端からワイパーホルダー38の後側に位置するように上方に向かって延びる後側垂直部分36cとを備えるように、折り曲げられている。
第1液体吸収体36の前側垂直部分36aは、凹部34の前端を規定している前端壁39と、凹部34内に配置されたヘッドワイパー35の拭き取り面35aとの間に挟持されている。前端壁39は、凹部34の幅方向の中央部分において後に突出してヘッドワイパー35の拭き取り面35aに至る係止用突起39aを備えており、前側垂直部分36aは、この前側垂直部分36aに形成されている係止用貫通孔36dを係止用突起39aに貫通させることにより、前端壁39に係止されている。
第1液体吸収体36の後側垂直部分36cは、ワイパーホルダー38と、凹部34の後側部分を規定している左右の側壁40、41の前端の上端部分から内側に突出している一対の前側突起40a、41aとの間に挟まれている。ワイパーホルダー38は、凹部34の幅方向の中央部分から後に突出する係止用突起38bを備えており、後側垂直部分36cは、この後側垂直部分36cに形成されている係止用貫通孔36eを係止用突起38bに貫通させることによりワイパーホルダー38に係止されている。ここで、凹部34の前端壁39の下側部分には矩形の切り欠き部39bが形成されており、この切り欠き部39bからは第1液体吸収体36の前側垂直部分36aの一部分が前方に露出している。また、凹部34の底を規定している底壁42の前端部分は切り欠き部39bと連続する矩形の切り欠き部42aが形成されており、この切り欠き部42aからは、第1液体吸収体36の水平部分36bの一部分が下方に露出している。
第2液体吸収体37は、前後方向に長い直方体形状をしている。第2液体吸収体37は、その前端面37aが第1液体吸収体36の後側垂直部分36cに当接し、その後端面37bが凹部34の後面を規定している背面壁43から内側に向かって平行に突出している一対の板状突起43a、43bに当接することにより、前後方向で僅かに圧縮された状態で凹部34内に収納されている。また、第2液体吸収体37の上面37cの縁部分には、一対の前側突起40a、41aと、左右の側壁40、41の後側部分から内側に突出している一対の後側突起40b、41bが当接しており、第2液体吸収体37が上方に外れてしまうことを防止している。
第2液体吸収体37は、第1液体吸収体36よりも大きな容量を備えており、第2液体吸収体37のインク吸収可能量は、第1液体吸収体36よりも多い。また、第2液体吸収体37は、第1液体吸収体36に比べてインク吸収力が大きく、第1液体吸収体36で吸収されたインクは、第2液体吸収体37の側に移行し、第2液体吸収体37で保持される。さらに、第2液体吸収体37は交換可能となっている。すなわち、第2液体吸収体37を弾性変形させながら一対の前側突起40a、41aおよび一対の後側突起40b、41bの間を通過させれば、凹部34に対して第2液体吸収体37を着脱できる。
ヘッドワイパーユニット駆動機構32は、枠状ケース33の裏面に前後方向に延びるように形成されたラック44と、図4から分かるように、このラック44に下側から噛み合っているピニオン45と、このピニオン45に駆動源からの回転力を伝達する歯車列25を備えている。ここで、ヘッドワイパーユニット駆動機構32の駆動源は、チューブポンプ駆動用のモーターである。すなわち、チューブポンプ駆動用のモーターは、歯車列25を介してヘッドワイパーユニット31を前後方向に往復移動させるための駆動力としても利用されるようになっている。
ヘッドワイパーユニット31は、ヘッドメンテナンスユニット20のユニットケース21の上端縁部分に沿って、ヘッドワイパー35が図4に示すようにノズル面14aの後方に位置する後退位置35Aから、ヘッドワイパー35がノズル面14aの前方に位置する前進位置35B(図9(a)参照)までの間を往復移動可能である。ヘッドワイパー35は、前方への移動時においてホームポジション15Aに位置しているインクジェットヘッド14の一方のノズル面14aを摺動する摺動領域を経由して移動して、当該ノズル面14aに付着しているインクなどの付着物を当該ノズル面14aから拭き取る拭き取り動作を行う。
次に、ヘッドメンテナンスユニット20のユニットケース21の前端部の上端縁部分には、ヘッドワイパーユニット31におけるヘッドワイパー35の拭き取り面35aから付着物を拭き取るためのワイパークリーニング機構50が取り付けられている。このワイパークリーニング機構50の板状のワイパークリーナー51の先端部51aがヘッドワイパー35の拭き取り面35aを摺動して当該拭き取り面35aの付着物を拭き取るようになっている。
図4(b)から分かるように、ワイパークリーニング機構50は、ユニットケース21に取り付けた垂直支持部材52を備えており、この垂直支持部材52には、プリンター幅方向に水平に延びる支軸53を中心として、上下方向に回動可能な状態で回動部材54が取り付けられている。
回動部材54は、常に、支軸53を中心として下方への付勢力が加わっており、不図示のストッパーに当接することで、図4に示す待機位置に保持されている。たとえば、支軸53に取り付けた捩じりバネなどのばね力によって付勢されている。回動部材54の先端部54aにプリンター幅方向に平行に延びる板状のワイパークリーナー51が取り付けられている。ワイパークリーナー51は回動部材54の先端部54aからプリンター後方に向けて下方に僅かに傾斜した方向に延びている。ワイパークリーナー51は例えば硬質ゴムなどの素材から形成されている。
ワイパークリーナー51の先端部51aに対峙するヘッドキャップユニット22の上端部分には、スポンジ状のインク吸収性の高い素材からなる直方体状の吸収体60が取り付けられている。図4に示すように、ヘッドキャップユニット22がキャッピング位置22B(押し付け位置)に位置している状態では、ワイパークリーナー51の先端部51aが上側から吸収体60に押し付けられ、当該吸収体60に食い込んだ状態となっている。この吸収体60は、ヘッドキャップ22a、22bの内部に配置されているインク吸収体23a、23bに連通しており、当該吸収体60に吸収されたインクはインク吸収体23a、23bの側に吸収されるようになっている。
次に、図4に示すワイパークリーナー51の待機位置51Aはヘッドワイパー35の拭き取り面35aが当接可能な位置である。すなわち、ヘッドワイパー35が後退位置35Aから前方に移動してノズル面14aを超えると、当該ヘッドワイパー35の拭き取り面35aの下側部分にワイパークリーナー51の先端部51aが前側から当接可能となっている。ヘッドワイパー35は、ワイパークリーナー51に当たった後は、ワイパークリーナー51を上方に回動する方向に押し込みながら前方に移動することになる。ワイパークリーナー51は、その先端部51aが拭き取り面35aの下側部分から上方に向けて摺動しながら回動して当該拭き取り面35aに付着している付着物の掻き取り動作を行う。
ここで、ワイパークリーニング機構50とヘッドワイパーユニット31には、回動部材54の回動を規制するための回動規制用カム機構70が配置されている。主として図4を参照して説明すると、ワイパークリーニング機構50における回動部材54のプリンター幅方向の端には、プリンター後方に延びる腕部71が一体形成されている。この腕部71の先端部には、プリンター幅方向に水平に延びるピン72(カムフォロワー)が取り付けられている。
これに対して、ヘッドワイパーユニット31の前端部分の側面には、図4(c)から分かるように、ピン72が摺動可能なカム溝73が形成されている。カム溝73は、ピン72を前側の下方から受け入れて水平に後方に案内する上下の第1カム面74a、75aを備えた第1カム溝部分73aと、この第1カム溝部分73aに連続して、ピン72を後方に向けて斜め上方に案内する上下の第2カム面74b、75bを備えた第2カム溝部分73bとを有している。さらに、下側の第2カム面74bの上端に連続して後方に水平にピン72を案内する水平面によって規定される第3カム面74cが形成されている。
なお、本例では回転規制用カム機構を用いているが、カム機構以外の回転規制機構を用いることも可能である。
(ノズル面クリーニング動作)
図6ないし図8を参照してノズルクリーニング機構によるノズル面クリーニング動作を説明する。
まず、図6(a)に示すように、ノズル面14aのクリーニング時には、インクジェットヘッド14がホームポジション15Aに戻り、ヘッドキャップユニット22が下方に退避した退避位置22Aとされる。この状態において、ヘッドワイパーユニット31を図に示す後退位置35Aから前方に移動させる。
ヘッドワイパーユニット31が前方に移動すると、その前端部に取り付けられているヘッドワイパー35の拭き取り面35aがノズル面14aの後端に当たり、この後は、図6(b)に示すように、ヘッドワイパー35が後方に反った状態に撓められ、この状態でノズル面14aを前方に摺動する。これにより、ノズル面14aに付着しているインク、紙粉などの付着物が拭き取られて、拭き取り面35aの側に付着する。
ここで、ヘッドワイパー35の拭き取り面35aには第1液体吸収体36が取り付けられているので、ノズル面14aから拭き取られてヘッドワイパー35の拭き取り面35aに付着したインクは、この拭き取り面35aを伝わって第1液体吸収体36に吸収される。従って、拭き取ったインクがヘッドワイパーユニット31から下方に滴り落ちてしまうことがない。また、第1液体吸収体36に吸収されたインクは、インク吸収力が大きい第2液体吸収体37の側に移行して、この第2液体吸収体37に保持されるので、拭き取り動作の途中で第1液体吸収体36のインク吸収力が低下してしまうことがない。
次に、ヘッドワイパー35がノズル面14aを摺動する摺動領域を経由してノズル面14aを通過すると、ヘッドワイパー35がノズル面14aの前端から前方に外れた時点で、ヘッドワイパー35による拭き取り動作が終了する。ヘッドワイパー35がノズル面14aを通過すると、図6(c)に示すように、撓められていたヘッドワイパー35は、元の直立した状態に復帰する。
ここで、ヘッドワイパー35によってノズル面14aから拭き取られたインクの大部分は第1液体吸収体36および第2液体吸収体37によって吸収されているので、ヘッドワイパー35の拭き取り面35aに付着しているインクの量は僅かな量となっている。また、第1液体吸収体36は、可撓性素材からなり、ノズル面14を拭き取った後のヘッドワイパー35の振れを抑制するように、ヘッドワイパー35の拭き取り面35aの部位と、この部位に対峙している枠状ケース33の凹部34の前端壁39との間に挟持されているので、撓められた状態から復帰する際のヘッドワイパー35の振れは、小さく抑制される。従って、ノズル14aから拭き取ったインクが第1液体吸収体36に吸収されずにヘッドワイパー35の拭き取り面35aに残っていたとしても、このインクの飛散は防止あるいは抑制される。
この後は、図7(a)に示すように、ヘッドワイパー35の拭き取り面35aは、ノズル面14aの前方の待機位置51Aに保持されているワイパークリーナー51の先端部51aに当接する。そして、ヘッドワイパー35の前進に伴って、ワイパークリーナー51によって拭き取り面35aに付着している付着物を拭き取る掻き取り動作が開始する。
ワイパークリーナー51の先端部51aがヘッドワイパー35の拭き取り面35aに当接した時点においては、図7(b)に示すように、ヘッドワイパーユニット31の側のカム溝73にワイパークリーナー51の側のピン72が前側から入り込み、その第1カム溝部分73aに入り込む。したがって、ヘッドワイパー35が所定量だけ前進する間(ピン72が第2カム溝部分73bに入り込むまでの間)は、上下の第1カム面74a、75aによってワイパークリーナー51の回動が阻止される。よって、ヘッドワイパー35の前進に伴って、当該ヘッドワイパー35に対するワイパークリーナー51の圧接力が増加し、掻き取り動作に適した圧接状態が形成される。
この後は、ヘッドワイパー35の前進に伴って、当該ヘッドワイパー35に押されてワイパークリーナー51が上方に回動する。すなわち、図8(a)、(b)に示すように、ピン72と、第2カム溝部分73bの上下の第2カム面74b、75bとの係合によって、ヘッドワイパー35とワイパークリーナー51とは適切な圧接状態を維持しながら、ヘッドワイパー35の拭き取り面35aに沿って下側から上側に向けてワイパークリーナー51の先端部51aが摺動して、拭き取り面35aから付着物を拭き取る。ワイパークリーナー51の先端部51aが拭き取り面35aの上端から外れる時点において、ピン72が第2カム溝部分73bから外れて第3カム面74cに乗り上げる。
この後は、図9(a)〜(c)に示すように、ピン72が第3カム面74cに沿って案内される。したがって、ワイパークリーナー51は、ヘッドワイパー35から上方に退避し、ヘッドワイパー35に干渉しない回動位置に保持される。この状態でヘッドワイパー35が前進位置35Bに至り、当該ヘッドワイパー35の前進が止まる。
この後は、ヘッドワイパー35が前進位置35Bから後退位置35Aに後退する。この後退時には、ヘッドワイパー35に干渉しない回動位置に保持されているワイパークリーナー51の真下を通過する時点までは、ワイパークリーナー51は当該回動位置に保持される。したがって、後退するヘッドワイパー35にワイパークリーナー51が押しつけられて、そこに付着している付着物がヘッドワイパー35の側に付着してしまうことがない。
(その他の実施の形態)
上記の実施の形態では、ワイパー機構30は、プリンター幅方向に延びるヘッドワイパー35を保持する枠状ケース33を備えるヘッドワイパーユニット31と、このヘッドワイパーユニット31を前後方向に移動させるヘッドワイパーユニット駆動機構35を備えているが、ワイパー機構を、前後方向に延びるヘッドワイパーを保持する枠状ケースを備えるヘッドワイパーユニットと、このヘッドワイパーがインクジェットヘッドのノズル面に摺接可能な摺接位置とインクジェットヘッドのノズル面と干渉しない退避位置との間を移動するようにヘッドワイパーユニットを移動させるヘッドワイパーユニット駆動機構を備えるように構成してもよい。この場合には、インクジェットヘッドがプリンター幅方向を移動してホームポジションに戻る際などに、ヘッドワイパーユニット駆動機構がヘッドワイパーユニットを退避位置から摺接位置に移動させ、インクジェットヘッドがヘッドワイパー通過するようにして、ノズル面の拭き取り動作を行う。
このように構成した場合でも、ヘッドワイパーの拭き取り面に液体吸収体を取り付けておけば、ノズル面から拭き取られてヘッドワイパーの拭き取り面に付着したインクは、この液体吸収体に吸収される。また、液体吸収体を可撓性素材から構成し、ノズル面を拭き取った後のヘッドワイパーの振れを抑制するように、ヘッドワイパーの拭き取り面と、この部位に対峙する枠状ケースの部位との間に挟持させておけば、撓められた状態から復帰する際のヘッドワイパーの振れは小さく抑制される。従って、インクがヘッドワイパーの拭き取り面に付着していても、これらが飛び散ることは抑制される。
なお、上記の実施の形態では、ワイパー機構をインクジェットプリンターのインクジェットヘッドのノズル面14aクリーニング機構に適用した例について説明してきたが、本発明のノズル面14aのワイパー機構は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、FED(面発ディスプレイ)等の電極形成に用いられる電極材や色材等の液体をノズルから吐出する液体吐出ヘッドを備える液体吐出装置や、バイオチップ製造に用いられる生体有機物をノズルから吐出する液体吐出ヘッドを備える液体吐出装置や、精密ピペットとして試料をノズルから吐出する液体吐出ヘッドを備える液体吐出装置などにおいて、ノズル面14aを払拭するワイパー機構として搭載可能である。
1 インクジェットプリンター、2 プリンターケース、3 開口部、4 記録紙排出ガイド、5 開閉蓋、6 記録紙排出口、7a 電源スイッチ、7b 紙送りスイッチ、7c 動作状態表示ランプ、8 インクカートリッジ装着部、8a 装着口、8b 矩形開口部、9 インクカートリッジ、10 プリンター機構部、11 プリンター本体フレーム、12 ロール紙収納部、13 プラテン、14 インクジェットヘッド、14a ノズル面、15 キャリッジ、15A ホームポジション、15B 左端位置、15a キャリッジガイド軸、16a〜16d インクポンプ、17a〜17d インクチューブ、20 ヘッドメンテナンスユニット、21 ユニットケース、22 ヘッドキャップユニット、22a,22b ヘッドキャップ、22A 退避位置、22B キャッピング位置、23a,23b インク吸収体、24 廃インクチューブ、25 歯車列、30 ワイパー機構、31 ヘッドワイパーユニット、32 ヘッドワイパーユニット駆動機構、33 枠状ケース(ワイパーケース)、34 凹部、35 ヘッドワイパー、35A 後退位置、35B 前進位置、35a 拭き取り面(表面)、36 第1液体吸収体、37 第2液体吸収体、38 ワイパーホルダー、39 前端壁、40、41 側壁、42 底壁、43 背面壁 44 ラック、45 ピニオン、50 ワイパークリーニング機構、51 ワイパークリーナー、51a 先端部、51A 待機位置、52 垂直支持部材、53 支軸、54 回動部材、54a 先端部、60 吸収体、70 回動規制用カム機構、71 腕部、72 ピン、73 カム溝、73a 第1カム溝部分、73b 第2カム溝部分、74a,75a 第1カム面、74b,75b 第2カム面、74c 第3カム面

Claims (6)

  1. 液体吐出ヘッドにおける液体吐出用のノズルが配列されているノズル面に付着した液体を拭き取る可撓性素材からなるヘッドワイパーと、
    前記ノズル面から拭き取られて前記ヘッドワイパーの表面に付着した液体を吸収する可撓性素材からなる液体吸収体と、
    前記ヘッドワイパーを保持しているワイパーケースとを有し、
    前記液体吸収体は、前記ノズル面を拭き取った後の前記ヘッドワイパーの振れを抑制できるように、前記ヘッドワイパーにおける前記表面の側の部位と、当該部位に対峙している前記ワイパーケースの側の部位と間に挟持されていることを特徴とする液体吐出ヘッドのワイパー機構。
  2. 前記ワイパーケースに保持されている第2の液体吸収体を有しており、
    前記第2の液体吸収体は、前記液体吸収体に比べて液体吸収力が大きく、前記液体吸収体に接した状態に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッドのワイパー機構。
  3. 前記第2の液体吸収体による液体吸収可能量は、前記液体吸収体よりも多いことを特徴とする請求項2に記載の液体吐出ヘッドのワイパー機構。
  4. 前記第2の液体吸収体は、前記ワイパーケースに対して着脱可能な状態で取り付けられていることを特徴とする請求項2または3に記載の液体吐出ヘッドのワイパー機構。
  5. 液体吐出用のノズルが配列されたノズル面を備えた液体吐出ヘッドと、
    請求項1ないし4のうちのいずれかの項に記載のワイパー機構とを有することを特徴とする液体吐出装置。
  6. インクを吐出するノズルが配列されたノズル面を備えたインクジェットヘッドと、
    請求項1ないし4のうちのいずれかの項に記載のワイパー機構とを有することを特徴とするインクジェットプリンター。
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