JP2011055474A - ピストン・ダイアフラムを有した圧電型マイクロスピーカ及びその製造方法 - Google Patents

ピストン・ダイアフラムを有した圧電型マイクロスピーカ及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ピストン・ダイアフラムを有した圧電型マイクロスピーカ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】キャビティを有した基板110と、基板上に配されてキャビティ112の少なくとも中心部を覆う振動膜122と、振動膜上に配された圧電駆動部120と、キャビティ内に配されたピストン・ダイアフラム130とを具備する圧電型マイクロスピーカである。これにより、圧電駆動部120によって振動膜122が振動することになれば、ピストンバーを介して振動膜122に連結されたピストン・ダイアフラム130がキャビティ内でピストン運動を行いつつ音響を発生させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、圧電型マイクロスピーカに係り、さらに詳細には、ピストン運動を行うピストン・ダイアフラムを有した圧電型マイクロスピーカ及びその製造方法に関する。
個人的な音声通信及びデータ通信のための端末機の急速な発展によって、送受信できるデータの量が持続的に増加している一方で、端末機は、小型化、及び多機能化が基本的な趨勢になっている。
このような趨勢に対応し、最近になって、MEMS(micro electro mechanical system)技術を利用した音響機器(acoustic device)関連の研究が進められてきた。特に、MEMS技術及び半導体技術を利用したマイクロスピーカの製作は、一括工程によって、小型化、低価格化などを可能にして、周辺回路との集積が容易であるという長所を有している。
かようなMEMS技術を利用したマイクロスピーカは、静電型(electrostatic type)と、電磁気型(electromagnetic type)と、圧電型(piezoelectric type)とが主流をなしている。特に、圧電型マイクロスピーカは、静電型に比べて、低い電圧で駆動が可能であり、電磁気型に比べて構造が単純であり、薄型化に有利な長所をもっている。
特開昭57−107699号公報
本発明は、ピストン運動によって音響出力を向上することができる、ピストン・ダイアフラムを有した圧電型マイクロスピーカとその製造方法とを提供するものである。
本発明の一側面によるマイクロスピーカは、キャビティを有した基板と、前記基板上に配され、前記キャビティの少なくとも中心部を覆う振動膜と、前記振動膜上に配され、前記振動膜を振動させる圧電駆動部と、前記キャビティ内に配され、前記振動膜に連結されるものであり、前記振動膜の振動によってピストン運動を行うピストン・ダイアフラムと、を具備する。
前記マイクロスピーカは、前記キャビティの中心部に配され、前記ピストン・ダイアフラムと前記振動膜とを連結するピストンバーをさらに具備でき、前記圧電駆動部による振動膜の振動が、前記ピストンバーを介して前記ピストン・ダイアフラムに伝達されうる。
前記キャビティの内周面と前記ピストン・ダイアフラムの外周面との間には、ギャップが形成されうる。
前記キャビティは、実質的に円筒形状を有することができ、前記ピストン・ダイアフラムは、実質的に円板形状を有することができる。この場合、前記ピストン・ダイアフラムの外径は、前記キャビティの内径より小さいことが望ましい。
一実施形態において、前記振動膜は、前記キャビティ全体を覆うように形成され、前記圧電駆動部は、前記キャビティより小さい面積で前記振動膜上に形成されうる。
他の実施形態において、前記圧電駆動部は、前記キャビティの中心部を横切るブリッジ形状を有することができ、前記振動膜も、前記キャビティの内側で前記圧電駆動部と相応するブリッジ形状を有することができる。
さらに他の実施形態において、前記圧電駆動部は、前記基板の上面から前記キャビティの中心部まで延びたカンチレバー形状を有することができ、前記振動膜は、前記圧電駆動部と相応するように、前記キャビティの中心部まで延びたバー形状を有することができる。
さらに他の実施形態において、前記圧電駆動部は、前記キャビティ両側の基板上面から、それぞれ前記キャビティの内部に向かって延びた2つのカンチレバー状の圧電駆動部を含むことができ、前記振動膜は、前記キャビティ内側に延長され、前記2つの圧電駆動部を連結する連結部を含むことができる。この場合、前記連結部は、前記2つの圧電駆動部間に配されて、サーペンティン形状を有することができる。
前記振動膜は、絶縁物質からなり、前記圧電駆動部は、前記振動膜上に順次積層された第1電極層、圧電層、及び第2電極層を含むことができる。
そして、本発明の他の側面によるマイクロスピーカの製造方法は、基板の一側表面をエッチングして所定深さのキャビティを形成する段階と、前記基板の一側表面上に、前記キャビティを覆う振動膜を形成する段階と、前記振動膜上に、前記振動膜を振動させる圧電駆動部を形成する段階と、前記基板の他側表面をエッチングし、前記キャビティのエッジ部と連通されるトレンチを形成することによって前記基板から分離され、前記振動膜の振動によって、前記キャビティ内でピストン運動を行うピストン・ダイアフラムを形成する段階と、を含む。
前記キャビティを形成する段階で、前記キャビティの中心部に、前記振動膜とピストン・ダイアフラムとを連結するピストンバーを形成できる。
前記キャビティは、実質的に円筒状に形成され、前記ピストン・ダイアフラムは、前記キャビティの内径より小さい外径を有した実質的に円板状に形成されうる。
前記振動膜を形成する段階は、前記基板に、第1シリコン層、酸化膜層、及び第2シリコン層が積層された構造を有したSOI基板をボンディングし、前記キャビティを覆う段階と、前記SOI基板の第2シリコン層と酸化膜層とを除去し、前記第1シリコン層だけ残存させる段階と、前記第1シリコン層上に、前記振動膜を形成する段階とを含むことができる。
一実施形態において、前記振動膜は、前記キャビティ全体を覆うように形成され、前記圧電駆動部は、前記キャビティより小さい面積で前記振動膜上に形成されうる。
他の実施形態において、前記圧電駆動部を形成する段階で、前記圧電駆動部は、前記キャビティの中心部を横切るブリッジ状に形成され、前記ピストン・ダイアフラムを形成する段階後に、前記振動膜は、前記圧電駆動部と対応するブリッジ状にパターニングされうる。
さらに他の実施形態において、前記圧電駆動部を形成する段階で、前記圧電駆動部は、前記基板の上面から前記キャビティの中心部まで延びたカンチレバー状に形成でき、前記ピストン・ダイアフラムを形成する段階後に、前記振動膜は、前記圧電駆動部と対応するように、前記キャビティの中心部まで延びたバー状にパターニングされうる。
さらに他の実施形態において、前記圧電駆動部を形成する段階で、前記キャビティ両側の基板上面から、それぞれ前記キャビティの内部に向かって延びた2つのカンチレバー状の圧電駆動部が形成され、前記ピストン・ダイアフラムを形成する段階後に、前記振動膜をパターニングし、前記2つの圧電駆動部を連結する連結部を形成できる。この場合、前記連結部は、前記2つの圧電駆動部間でサーペンティン状に形成されうる。
本発明の圧電型マイクロスピーカによれば、キャビティに位置したピストン・ダイアフラムのピストン運動によって、音響出力を向上することができる。
また、本発明の圧電型マイクロスピーカの製造方法によれば、ピストン運動によって音響出力を向上することができる、ピストン・ダイアフラムを有した圧電型マイクロスピーカを製造することができる。
本発明の一実施形態による圧電型マイクロスピーカを図示した断面図である。 図1に図示された圧電型マイクロスピーカの斜視図である。 本発明の他の実施形態による圧電型マイクロスピーカを図示した斜視図である。 図3に図示されたマイクロスピーカの断面図である。 本発明のさらに他の実施形態による圧電型マイクロスピーカを図示した斜視図である。 図5に図示されたマイクロスピーカの断面図である。 本発明のさらに他の実施形態による圧電型マイクロスピーカを図示した斜視図である。 図1と図2とに図示されたマイクロスピーカを製造する方法を段階別に説明するための図である。 図8Aに後続する段階を示す図である。 図8Bに後続する段階を示す図である。 図8Cに後続する段階を示す図である。 図8Dに後続する段階を示す図である。 図8Eに後続する段階を示す図である。 図8Fに後続する段階を示す図である。
以下、添付された図面を参照しつつ、本発明の技術的思想による実施形態について詳細に説明する。しかし、以下に例示された実施形態は、本発明の範囲を限定するものではなく、本発明を当該技術分野の当業者に十分に説明するために提供されるものである。以下の図面で、同じ参照符号は、同じ構成要素を指し、図面上で各構成要素の大きさは、説明の明瞭性と便宜性とのために、誇張されていることがある。
図1は、本発明の一実施形態による圧電型マイクロスピーカを図示した断面図であり、図2は、図1に図示された圧電型マイクロスピーカの斜視図である。
図1と図2とを共に参照すれば、圧電型マイクロスピーカは、キャビティ112を有した基板110と、前記基板110上に形成され、前記キャビティ112を覆う振動膜122と、前記振動膜122上に形成された圧電駆動部(piezoelectric actuator)120と、前記キャビティ112内に配されたピストン・ダイアフラム130とを具備する。
具体的には、前記基板110としては、微細加工性が良好なシリコンウェーハが使われうる。前記キャビティ112は、前記基板110の所定領域を厚さ方向に貫通形成され、さまざまな形状、例えば、円筒状に形成されうる。
前記振動膜122は、前記基板110の一側表面に所定厚に形成され、シリコン窒化物のような絶縁物質、例えば、Siからなりうる。前記振動膜122は、前記キャビティ112の少なくとも中心部を覆うように形成され、図1と図2とに図示されているように、キャビティ112の中心部を含み、その全体を覆うように形成できる。
前記圧電駆動部120は、前記振動膜122を振動させる役割を担い、前記振動膜122上に順次積層された第1電極層124、圧電層126、及び第2電極層128を含むことができる。前記第1電極層124と第2電極層128は、導電性金属物質からなり、前記圧電層126は、圧電物質、例えば、AlN、ZnOまたはチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)からなりうる。前記圧電駆動部120は、前記キャビティ112に対応する位置に形成され、前記キャビティ112の面積より小さい面積を有することができる。そして、前記圧電駆動部120は、前記キャビティ112の形状と相応する形状、例えば、円板形状を有することができる。前記圧電駆動部120の第1電極層124と第2電極層128は、それぞれ基板110上に延びたバー状の延長部124a,128aを含むことができる。
前記ピストン・ダイアフラム130は、前記キャビティ112内に配され、前記振動膜122の振動によって、ピストン運動を行う。前記ピストン・ダイアフラム130は、前記キャビティ112の形状と相応する形状、例えば、円板形状を有することができ、前記キャビティ112内で、自由にピストン運動をできるように、前記キャビティ112の内径より小さい外径を有する。従って、前記キャビティ112の内周面と、前記ピストン・ダイアフラム130の外周面との間には、所定のギャップGが形成される。前記ピストン・ダイアフラム130は、前記キャビティ112の中心部に位置したピストンバー132を介して、振動膜122と連結され、前記圧電駆動部120による振動膜122の振動が、前記ピストンバー132を介してピストン・ダイアフラム130に伝達されうる。
前記の構成を有した圧電型マイクロスピーカにおいて、前記第1電極層124と第2電極層128とを介して圧電層126に、所定の電圧を印加すれば、圧電層126が変形されつつ、振動膜122が振動する。かような圧電駆動部120による振動膜122の振動は、ピストンバー132を介してピストン・ダイアフラム130に伝達され、ピストン・ダイアフラム130は、図1に表示された矢印A方向に往復動、すなわち、ピストン運動を行う。かようなピストン・ダイアフラム130のピストン運動によって音響が発生し、発生した音響は、前記キャビティ112の前方、すなわちA方向のうち圧電駆動部120と反対方向に放射される。
前記圧電駆動部120によって振動膜122は、図1に図示された二点鎖線Bのように凸状に変形される。前記振動膜122は、キャビティ112のエッジ部位で基板110に固定されているために、振動膜122の変位は、キャビティ112の中心部で最も大きく、エッジ部位へ行くほど小さくなる。従って、振動膜122の振動のみによって音響を発生させる場合には、振動膜122の変形量が小さく、十分な大きさの音響出力を得難い。
しかし、図1と図2とに図示されているように、振動膜122は、キャビティ112の中心部で最大変位を発生させるが、振動膜122の最大変位が発生する部位に、ピストンバー132を介してピストン・ダイアフラム130を連結すれば、ピストン・ダイアフラム130は、振動膜122の最大変位と同じ程度ピストン運動を行う。すなわち、ピストン・ダイアフラム130は、その中心部だけが凸状に変形されるのではなく、図1に図示された二点鎖線Cのように、その全体がピストン運動を行うものであるから、その変形量は、振動膜122に比べて、はるかに大きくなる。シミュレーションの結果、振動膜122の実線で図示された初期位置から二点鎖線Bで図示された最大変形位置までの体積に比べて、ピストン・ダイアフラム130の実線で図示された初期位置から二点鎖線Cで図示された最大変位位置までの体積が、約81倍程度大きく示された。
前記の通り、図1と図2とに図示された圧電型マイクロスピーカにおいては、キャビティ112内に位置したピストン・ダイアフラム130のピストン運動によって、高い音響出力を得ることができる。また、ピストン・ダイアフラム130の質量を調節し、共振周波数を制御することもできる。
図3は、本発明の他の実施形態による圧電型マイクロスピーカを図示した斜視図であり、図4は、図3に図示されたマイクロスピーカの断面図である。
図3と図4とを共に参照すれば、圧電駆動部220は、キャビティ112の中心部を横切るブリッジ状、具体的には、所定の幅を有した長いバー形状を有することができる。前記圧電駆動部220は、振動膜222上に順次積層された第1電極層224、圧電層226、及び第2電極層228を含むことができる。前記第1電極層224と第2電極層228は、導電性金属物質からなり、前記圧電層226は、圧電物質、例えば、AlN、ZnO、またはPZTからなりうる。そして、基板110上に形成された前記振動膜222は、キャビティ112の内側で、前記圧電駆動部220と相応するブリッジ形状を有することができる。従って、前記振動膜222は、キャビティ112の少なくとも中心部を覆うように形成されるが、図3に図示されているように、必ずしもキャビティ112の全体を覆うわけではない。
前記の通り、ブリッジ形状を有した圧電駆動部220は、図1に図示された圧電駆動部120に比べて、構造的剛性が小さく、キャビティ112の中心部に対応する位置での最大変位が、図1に図示された圧電駆動部120に比べて、さらに大きくなりうる。従って、ピストンバー132を介して振動膜122の中心部に連結されたピストン・ダイアフラム130の変位も、さらに大きくなるので、音響出力もさらに増大しうる。
図5は、本発明のさらに他の実施形態による圧電型マイクロスピーカを図示した斜視図であり、図6は、図5に図示されたマイクロスピーカの断面図である。
図5と図6とを共に参照すれば、圧電駆動部320は、基板110の上面からキャビティ112の中心部まで延びたカンチレバー(cantilever)形状を有することができる。前記圧電駆動部320も、振動膜322上に順次積層された第1電極層324、圧電層326、及び第2電極層328を含むことができる。前記第1電極層324と第2電極層328は、導電性金属物質からなり、前記圧電層326は、圧電物質、例えば、AlN、ZnO、またはPZTからなりうる。そして、基板110上に形成された振動膜322も、前記圧電駆動部320と相応するように、キャビティ112の中心部まで延びたバー形状を有することができる。従って、前記振動膜322は、キャビティ112の少なくとも中心部を覆うように形成されるが、図5に図示されているように、必ずしもキャビティ112の全体を覆うわけではない。
前記の通り、カンチレバー形状を有した圧電駆動部320は、図3に図示された圧電駆動部220に比べて、キャビティ112の中心部に対応する位置での最大変位がさらに大きくなりうる。従って、ピストンバー132を介して振動膜322の中心部に連結されたピストン・ダイアフラム130の変位も、さらに大きくなるので、音響出力もさらに増大しうる。
図7は、本発明のさらに他の実施形態による圧電型マイクロスピーカを図示した斜視図である。
図7を参照すれば、圧電型マイクロスピーカは、キャビティ112の両側の基板110の上面から、それぞれキャビティ112の内部に向かって延びたカンチレバー状の2つの圧電駆動部420を有することができる。そして、基板110上に形成される振動膜422は、キャビティ112の内側に延長し、前記2つの圧電駆動部420を連結する連結部422aを含むことができる。前記連結部422aは、2つの圧電駆動部420間に配され、キャビティ112の中心部を覆うように形成される。前記振動膜422の連結部422aに、ピストンバー132が連結される。そして、前記連結部422aは、図7に図示された通り、サーペンティン(serpentine)形状を有することができ、これによって、その振動に対する抵抗が少なくなる。
前記の通り、圧電型マイクロスピーカに、2つのカンチレバー状の圧電駆動部420と、それらを連結する振動膜422の連結部422aとが設けられた場合、2つのカンチレバー状の圧電駆動部420によって、振動膜422、具体的には連結部422aは、大きい変位で振動し、これによって、ピストン・ダイアフラム130も、大きい変位でピストン運動を行える。また、2つのカンチレバー状の圧電駆動部420が、変形によって傾くようになる場合にも、前記連結部422aは、水平状態を維持できるので、前記連結部422aに連結されたピストン・ダイアフラム130も、ピストン運動時に傾かずに水平を維持できる。
以下では、図1と図2とに図示された圧電型マイクロスピーカの製造方法について、段階別に説明する。
図8Aないし図8Gは、図1と図2とに図示されたマイクロスピーカを製造する方法について、工程別に説明するための図である。
まず、図8Aを参照すれば、基板110を準備するが、前記基板110としては、微細加工性が良好なシリコンウェーハを使用できる。
次に、図8Bに図示されているように、前記基板110の一側表面をエッチングし、所定深さのキャビティ112と、前記キャビティ112の中心部に突出したピストンバー132とを形成する。このとき、前記キャビティ112は、円筒状に形成されうる。そして、前記エッチング工程で基板110上に生成された不純物を除去し、キャビティ112が形成された表面上に、酸化膜114を形成できる。
次に、図8Cないし図8Eに図示されているように、基板110の一側表面上に、前記キャビティ112を覆う振動膜122を形成する。
詳細に説明すれば、図8Cに図示されているように、SOI(silicon−on−insultor)基板116を、前記キャビティ112を覆うように、基板110にボンディングする。このとき、ボンディング方法としては、フュージョン・ボンディング(fusion bonding)が使われ、これ以外にも、アノディック・ボンディング(anodic bonding)、ディフュージョン・ボンディング(diffusion bonding)または熱圧着(thermal−compress)ボンディングのようなボンディング方法が使われる場合もある。前記SOI基板116は、第1シリコン層117、酸化膜層118、及び第2シリコン層119が順次積層された構造を有する。次に、図8Dに図示されているように、SOI基板116の第2シリコン層119と酸化膜層118とをエッチングまたはCMP(chemical mechanical polishing)工程によって除去し、第1シリコン層117だけを残存させる。その次に、図8Eに示されているように、残存することになった第1シリコン層117上に、シリコン窒化物のような絶縁物質、例えば、Siを蒸着することによって、振動膜122を形成する。
次に、図8Fに図示されているように、前記振動膜122の表面に、第1電極層124、圧電層126、及び第2電極層128を順次積層して圧電駆動部120を形成する。このとき、前記圧電駆動部120は、前記キャビティ112に対応する位置に形成され、前記キャビティ112の面積より小さい面積を有することができる。そして、前記圧電駆動部120は、前記キャビティ112の形状と相応する形状、例えば、円板状に形成されうる。具体的には、前記第1電極層124は、導電性金属物質、例えば、Au、Mo、Cu、Al、Pt、またはTiなどを、スパッタリング(sputtering)やエバポレーション(evaporation)を利用して、振動膜122上に、0.1μm〜3μmほどの厚みに蒸着した後、エッチングによって所定の形状にパターニングすることによって形成されうる。そして、前記圧電層126は、圧電物質、例えば、AlN、ZnO、またはPZTなどをスパッタリング法またはスピニング(spinning)法を使用して、第1電極層124上に、0.1μm〜3μmほどの厚みに形成できる。また、前記第2電極層128は、前記第1電極層124の形成方法と同じ方法で、前記圧電層126上に形成できる。
次に、図8Gに図示されているように、前記基板110の他側の表面をエッチングし、前記キャビティ112のエッジ部と連通されるトレンチ134を形成する。これにより、前記トレンチ134によって、基板110から分離されたピストン・ダイアフラム130が形成される。
これにより、基板110上に、振動膜122と圧電駆動部120とが形成され、基板110のキャビティ112内に、ピストン・ダイアフラム130が配された構造を有した圧電型マイクロスピーカが完成される。
一方、図3、図5、及び図7に図示されたマイクロスピーカも、図8Aないし図8Gに図示された方法によって製造されうる。ただし、図3に図示されたマイクロスピーカの製造においては、図8Fに図示された段階で、圧電駆動部220は、キャビティ112の中心部を横切るブリッジ状に形成され、図8Gに図示された段階後に、振動膜222は、前記圧電駆動部220と対応するブリッジ状にパターニングされる。そして、図5に図示されたマイクロスピーカの製造においては、図8Fに図示された段階で、圧電駆動部320は、基板110の上面からキャビティ112の中心部まで延びたカンチレバー状に形成され、図8Gに図示された段階後に、振動膜322は、前記圧電駆動部320と対応するようにキャビティ112の中心部まで延びたバー状にパターニングされる。また、図7に図示されたマイクロスピーカの製造においては、図8Fに図示された段階で、圧電駆動部420は、キャビティ112両側の基板110の上面から、それぞれキャビティ112の内部に向かって延びた2つのカンチレバー状に形成され、図8Gに図示された段階後に、振動膜422をエッチングし、2つのカンチレバー状の圧電駆動部420を連結する連結部422aを形成する段階が追加される。このとき、前記連結部422aは、サーペンティン状に形成されうる。
以上、本発明の理解を助けるために、図面に図示された実施形態を基準として本発明について説明した。しかし、かような実施形態は、単に例示的なものに過ぎず、当分野で当業者であるならば、それらから多様な変形及び均等な他実施形態が可能であるという点を理解することが可能であろう。従って、本発明の真の技術的保護範囲は、特許請求の範囲によって決まるものである。
110 基板、
112 キャビティ、
114 酸化膜、
116 SOI基板、
117 第1シリコン層、
118 酸化膜層、
119 第2シリコン層、
120,220,320,420 圧電駆動部、
122,222,322,422 振動膜、
124,224,324 第1電極層
124a,128a,422a 延長部、
126,226,326 圧電層、
128,228,328 第2電極層、
130 ピストン・ダイアフラム、
132 ピストンバー、
134 トレンチ。

Claims (20)

  1. キャビティを有した基板と、
    前記基板上に配され、前記キャビティの少なくとも中心部を覆う振動膜と、
    前記振動膜上に配され、前記振動膜を振動させる圧電駆動部と、
    前記キャビティ内に配され、前記振動膜に連結されたものであり、前記振動膜の振動によってピストン運動を行うピストン・ダイアフラムと、を具備するマイクロスピーカ。
  2. 前記キャビティの中心部に配され、前記ピストン・ダイアフラムと前記振動膜とを連結するピストンバーをさらに具備し、前記圧電駆動部による振動膜の振動が、前記ピストンバーを介して、前記ピストン・ダイアフラムに伝達されることを特徴とする請求項1に記載のマイクロスピーカ。
  3. 前記キャビティの内周面と、前記ピストン・ダイアフラムの外周面との間には、ギャップが形成されることを特徴とする請求項1または2に記載のマイクロスピーカ。
  4. 前記キャビティは、実質的に円筒形状を有し、前記ピストン・ダイアフラムは、実質的に円板形状を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のマイクロスピーカ。
  5. 前記ピストン・ダイアフラムの外径は、前記キャビティの内径より小さいことを特徴とする請求項4に記載のマイクロスピーカ。
  6. 前記振動膜は、前記キャビティ全体を覆うように形成され、前記圧電駆動部は、前記キャビティより小さい面積で前記振動膜上に形成されたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のマイクロスピーカ。
  7. 前記圧電駆動部は、前記キャビティの中心部を横切るブリッジ形状を有し、前記振動膜は、前記キャビティの内側で前記圧電駆動部と相応するブリッジ形状を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のマイクロスピーカ。
  8. 前記圧電駆動部は、前記基板の上面から前記キャビティの中心部まで延びたカンチレバー形状を有し、前記振動膜は、前記圧電駆動部と相応するように、前記キャビティの中心部まで延びたバー形状を有することを特徴とする請求項1に記載のマイクロスピーカ。
  9. 前記圧電駆動部は、前記キャビティ両側の基板上面から、それぞれ前記キャビティの内部に向かって延びた2つのカンチレバー状の圧電駆動部を含み、前記振動膜は、前記キャビティ内側に延長され、前記2つの圧電駆動部を連結する連結部を含むことを特徴とする請求項1に記載のマイクロスピーカ。
  10. 前記連結部は、前記2つの圧電駆動部間に配され、サーペンティン形状を有することを特徴とする請求項9に記載のマイクロスピーカ。
  11. 前記振動膜は、絶縁物質からなり、前記圧電駆動部は、前記振動膜上に順次積層された第1電極層、圧電層、及び第2電極層を含むことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載のマイクロスピーカ。
  12. 基板の一側表面をエッチングして所定深さのキャビティを形成する段階と、
    前記基板の一側表面上に、前記キャビティを覆う振動膜を形成する段階と、
    前記振動膜上に、前記振動膜を振動させる圧電駆動部を形成する段階と、
    前記基板の他側表面をエッチングし、前記キャビティのエッジ部と連通されるトレンチを形成することによって前記基板から分離され、前記振動膜の振動によって、前記キャビティ内でピストン運動を行うピストン・ダイアフラムを形成する段階と、を含むマイクロスピーカの製造方法。
  13. 前記キャビティを形成する段階で、前記キャビティの中心部に、前記振動膜とピストン・ダイアフラムとを連結するピストンバーを形成することを特徴とする請求項12に記載のマイクロスピーカの製造方法。
  14. 前記キャビティは、実質的に円筒状に形成され、前記ピストン・ダイアフラムは、前記キャビティの内径より小さい外径を有した実質的に円板状に形成されることを特徴とする請求項12または13に記載のマイクロスピーカの製造方法。
  15. 前記振動膜を形成する段階は、
    前記基板に、第1シリコン層、酸化膜層、及び第2シリコン層が積層された構造を有したSOI基板をボンディングし、前記キャビティを覆う段階と、前記SOI基板の第2シリコン層と酸化膜層とを除去し、前記第1シリコン層だけ残存させる段階と、前記第1シリコン層上に、前記振動膜を形成する段階とを含むことを特徴とする請求項12〜14のいずれか1項に記載のマイクロスピーカの製造方法。
  16. 前記振動膜は、前記キャビティ全体を覆うように形成され、前記圧電駆動部は、前記キャビティより小さい面積で前記振動膜上に形成されることを特徴とする請求項12〜15のいずれか1項に記載のマイクロスピーカの製造方法。
  17. 前記圧電駆動部を形成する段階で、前記圧電駆動部は、前記キャビティの中心部を横切るブリッジ状に形成され、
    前記ピストン・ダイアフラムを形成する段階後に、前記振動膜は、前記圧電駆動部と対応するブリッジ状にパターニングされることを特徴とする請求項12に記載のマイクロスピーカの製造方法。
  18. 前記圧電駆動部を形成する段階で、前記圧電駆動部は、前記基板の上面から前記キャビティの中心部まで延びたカンチレバー状に形成され、
    前記ピストン・ダイアフラムを形成する段階後に、前記振動膜は、前記圧電駆動部と対応するように、前記キャビティの中心部まで延びたバー状にパターニングされることを特徴とする請求項12に記載のマイクロスピーカの製造方法。
  19. 前記圧電駆動部を形成する段階で、前記キャビティ両側の基板上面から、それぞれ前記キャビティの内部に向かって延びた2つのカンチレバー状の圧電駆動部が形成され、
    前記ピストン・ダイアフラムを形成する段階後に、前記振動膜をパターニングし、前記2つの圧電駆動部を連結する連結部を形成することを特徴とする請求項12に記載のマイクロスピーカの製造方法。
  20. 前記連結部は、前記2つの圧電駆動部間でサーペンティン状に形成されることを特徴とする請求項19に記載のマイクロスピーカの製造方法。
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