JP2011055457A - 送受信信号を分離するための結合装置及び制御方法 - Google Patents

送受信信号を分離するための結合装置及び制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011055457A
JP2011055457A JP2009256201A JP2009256201A JP2011055457A JP 2011055457 A JP2011055457 A JP 2011055457A JP 2009256201 A JP2009256201 A JP 2009256201A JP 2009256201 A JP2009256201 A JP 2009256201A JP 2011055457 A JP2011055457 A JP 2011055457A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
port
signal
attenuator
output
transceiver
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009256201A
Other languages
English (en)
Inventor
Jinsung Yi
イ,ジンソン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Phychips Inc
Original Assignee
Phychips Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Phychips Inc filed Critical Phychips Inc
Publication of JP2011055457A publication Critical patent/JP2011055457A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/38Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
    • H04B1/40Circuits
    • H04B1/44Transmit/receive switching
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P1/00Auxiliary devices
    • H01P1/22Attenuating devices
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K7/00Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
    • G06K7/0008General problems related to the reading of electronic memory record carriers, independent of its reading method, e.g. power transfer
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/38Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
    • H04B1/40Circuits
    • H04B1/54Circuits using the same frequency for two directions of communication
    • H04B1/56Circuits using the same frequency for two directions of communication with provision for simultaneous communication in two directions

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Transceivers (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、無線通信を提供し、送信部と受信部とがアンテナを共有する無線通信システムにおいて、送信部から受信部に漏れる信号を減少させる。
【解決手段】結合装置は、送信部と受信部とがアンテナを共有する送受信機におけるRF送信信号とRF受信信号とを分配する第1ポート、第2ポート、第3ポート及び第4ポートを有し、第1ポートと第2ポートとの間に通過経路が形成され、第1ポートに入力された信号は、第4ポートにカップリングされ、第2ポートに入力された信号は、第3ポートにカップリングされ、第1ポートと第4ポートとの間は、遮断(isolation)され、第2ポートと第3ポートとは、遮断されている4ポート回路と、第3ポートから出力される信号を減衰させて出力する減衰器とを備え、RF送信信号が第1ポートに入力され、RF受信信号が第2ポートに入力され、減衰器の出力及び第4ポートの出力が受信部に提供される。
【選択図】図6

Description

本発明は、無線通信に関し、さらに詳細には、送信部と受信部とがアンテナを共有する無線通信システムにおいて、送信部から受信部に漏れる信号を減少させることのできる技術に関する。
送受信信号の通信システムの一例として、無線周波数識別(radio frequency identification;以下、RFIDとする)システムを例に挙げることができる。RFIDとは、マイクロチップを内蔵したタグ(tag)、ラベル(label)、カードなどに保存されたデータを、無線周波数を利用してリーダ(reader)で自動認識する技術のことを意味する。
RFID技術とは、無線でRFIDタグの情報をRFID認識器に読み込む技術を称する。受動型RFIDタグの場合、RFIDタグの外部にバッテリーのように、RFIDタグを駆動させるための電源が別に備えられていない。そのため、RFIDタグが駆動するためには、外部からRFIDタグ側へRF CW信号を供給し続けなければ、RFIDタグの駆動に必要な電源を生成することができない。しかしながら、受動型RFID認識器でRFIDタグから発生する信号を読もうとする場合にも、RFID認識器は、持続的にRF CW信号を発生してRFIDタグ側へ伝達しなければならない。この場合、送信信号とRFIDタグから発生してRFID認識器に伝達される信号とが混合されてRFID認識器に受信されるので、RFIDタグ信号を判別し難い。特に、アンテナを一つのみ使用する場合、RFID認識器において送信信号が受信信号に比べてその強度が極めて大きいため、送信部から送信される信号が受信部に漏れる現象を避けることができない。送信信号が受信部に漏れることにより、受信信号の品質が低下する。
図1は、RF(radio frequency)信号を送・受信するアンテナ140、ベースバンド信号をRF送信信号TXに変換する送信部120、port 2の出力を入力信号として受けてベースバンド信号に変換する受信部130、及び循環器(circulator)110を使用して受信部130に入力される信号から送信信号の漏れ信号150を分離する装置100を示す。循環器110は、port 1 port 2、port 2 port 3、port 3 port 1の方向には信号が伝達されるが、この方向と反対であるport 2 port 1、port 1 port 3、port 3 port 2の方向には信号が伝達されないという特性を有する。強い磁界によって非相反性(non−reciprocity)を有するためである。このような非相反性を利用すると、送信部120から受信部130へ漏れる信号150を遮断(isolation)できる。この方法では、通常25dB程度の遮断性能を得ることができる。ただし、この装置100で使用する周波数がGHzより低い場合、例えば、使用周波数が860MHz〜960MHzである場合には、循環器が極めて大きく、かつコストも高いという短所がある。
図2は、RF信号を送・受信する1個のアンテナ140と方向性結合器(directional coupler)210とを使用して、受信部130に入力される信号から送信部120から出力された送信信号の漏れ信号を分離する分離装置200を示す。図2の方向性結合器210は、port 1 port 2の方向には、信号通過経路(through path)を有し、port 1 port 3の方向には、信号遮断経路(isolation path)を有し、port 1 port 4の方向には、結合(coupling)による信号カップリング経路(coupling path)を有する。そして、各ポートは、残りの他のポートに対して相反性(reciprocity)を有する。port 1 port 3の関係は、遮断経路になって送信部120の送信信号TXが受信部130の接続されたポートport 3に伝達されるのが遮断されるが、一部は漏れて漏れ信号TXになって受信部130に入力される。この場合、通常25dB程度の遮断性能を得ることができる。
上述した2種類の装置100、200は、送信信号TXと受信信号RXとを分離するために一般にRFIDで使用される装置である。上記の2つの場合にも、RF送信信号TXがRFID認識器の受信部130に漏れる現象を完璧には遮断できない。送信信号の強度が大きくなるほど、漏れる信号の強度も大きくなる。
図3は、1個のアンテナ140、2個の方向性結合器210、均衡発振器(balanced oscillator)320、及びウィルキンソン電力結合器(wilkinson power combiner)330を使用して、送信信号の遮断性能を改善させる装置300を示す。均衡発振器320は、一つの結合器210に送信信号と位相の同じ信号をいれ、他の結合器210には、送信信号と位相の180度異なる差動信号(differential signal)をいれる。ウィルキンソン電力結合器330において位相の180度異なる差動信号は、互いに相殺(cancel out)されてアンテナ140から受信された送信信号を除去して、所望の受信信号のみを分離することができる。しかしながら、この装置300は、送信信号の半分だけを送信に使用し、残りの半分を単純に受信部130に漏れた信号を相殺するために使用する。すなわち、送信電力の無駄使いが発生する。
図4は、ベクトルモジュレータ(vector modulator)430を使用して、位相が180度異なる信号を作って送信信号を除去する技術を示した図である。送信部120と接続された結合器210を介して、送信信号471の一部がベクトルモジュレータ430に伝達され、ベクトルモジュレータ430は、循環器110から漏れた送信信号450と大きさは同じで、かつ位相は180度異なる相殺信号490を生成して結合器210に提供する。相殺信号490が提供された結合器210は、生成された相殺信号490とアンテナ140とに受信された受信信号460及び漏れた送信信号450とを加算して、漏れ送信信号450を除去する。この方法は、漏れた送信信号450と大きさが同じく、位相差が180度である相殺信号490を作らなければならないため、ベクトルモジュレータ430を正確に具現せねばならず、これは難しくて複雑である。
本発明は、前述した問題点を解決するためのものであて、その目的は、アンテナを共有する通信システムにおいて送信部の送信信号が受信部に漏れるのを遮断できる結合装置及びこれを利用した送受信機を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、可変型減衰器の減衰値を適応的に変化させつつ、送信部から受信部に漏れる信号の遮断効果を極大化できる結合装置及び減衰値の制御方法を提案することにある。
本発明による結合装置は、送信部と受信部とがアンテナを共有する送受信機におけるRF送信信号とRF受信信号とを分配する装置である。この結合装置は、第1ポート、第2ポート、第3ポート及び第4ポートを有し、前記第1ポートと前記第2ポートとの間に通過経路が形成されており、第1ポートに入力された信号は、第4ポートにカップリングされ、第2ポートに入力された信号は、第3ポートにカップリングされ、第1ポートと第3ポートとの間は、遮断(isolation)されており、第2ポートと第4ポートとは、遮断されている4ポート回路と、第4ポートから出力される信号を減衰させて出力する減衰器とを備える。RF送信信号が第1ポートに入力され、RF受信信号が第2ポートに入力され、減衰器の出力及び第3ポートの出力が受信部に提供される。
第3ポートの出力信号から減衰器の出力信号を減算し、減算された出力が受信部に提供される減算器をさらに備えることが好ましい。
ここで、減衰器は、減衰程度を可変する制御可能な可変型減衰器であることが好ましい。
ここで、4ポート回路は、方向性結合器(directional coupler)及び高周波変成器(high frequency transformer)のうち、いずれか一つであることが好ましい。
本発明による送受信機は、送信部、受信部及び前で提案された結合装置を備える。減衰器は、減衰程度を可変する制御可能な可変型減衰器であり、受信部は、第3ポートの出力信号から減衰器の出力信号を減算して増幅する低雑音増幅器(low noise amplifier;LNA)と、低雑音増幅器の出力から送信漏れ信号の信号強度(received signal strength indicator;RSSI)を測定する信号強度測定部と、測定されたRSSI値に応じて、減衰器の減衰値を制御する制御部とを備える。結合装置の第2ポートに接続されるアンテナをさらに備えることが好ましい。
本発明による送受信機は、送信部、受信部及び前記結合装置を備える。減衰器は、減衰程度を可変する制御可能な可変型減衰器であり、受信部は、第3ポートの出力信号から前記減衰器の出力信号を減算して増幅する低雑音増幅器と、低雑音増幅器の出力信号をダウン変換するミキサー(Mixer)と、ミキサーの出力の低周波成分のみを通過させる低帯域フィルタ(low pass filter、LPF)と、低帯域フィルタの出力から送信漏れ信号の信号強度(RSSI)を測定する信号強度測定部と、測定されたRSSI値に応じて減衰器の減衰値を制御する制御部とを備える。
結合装置の第2ポートに接続されるアンテナをさらに備えることが好ましい。
ここで、4ポート回路は、方向性結合器及び高周波変成器のうち、いずれか一つであることが好ましい。
本発明による送受信機において、制御部が可変型減衰器の減衰値を制御する方法は、可変型減衰器の減衰値を予め設定された最小値に設定する第1ステップと、RF信号を受信し、第4ポートの出力が可変型減衰器に入力され、可変型減衰器の出力と第3ポートの出力とが減算器により減算される第2ステップと、記減算器の出力から送信漏れ信号の信号強度(RSSI)を測定する信号強度測定する第3ステップと、可変型減衰器の減衰値を順次高め、減算器の出力のRSSI値を測定する第4ステップと、測定されたRSSI値のうち、最も低いRSSI値であるときの減衰値を可変型減衰器の減衰値として設定する第5ステップとを含む。
本発明によれば、アンテナを共有する通信システムにおいて送信部の送信信号が受信部に漏れるのを遮断できる。
また、本発明によれば、減衰器の減衰値を適応的に変化させつつ、送信部から受信部に漏れる信号の遮断効果を極大化できる。
循環器110を使用して受信部130に入力される信号から送信信号の漏れ信号150を分離する装置100を示した図である。 方向性結合器210を使用して、送信部120から出力された送信信号の漏れ信号を、受信部130の入力信号から分離する装置200を示した図である。 アンテナ140、2個の方向性結合器210、均衡発振器(balanced oscillator)320及びウィルキンソン電力結合器330を使用して、信信号の遮断性能を改善させる装置300を示した図である。 ベクトルモジュレータを使用して位相の異なる信号を作って送信信号を除去する技術を示した図である。 本発明に使用される4ポート回路500を示した図である。 本発明の一実施形態による、結合装置600を備えるRF送受信機601のブロック図である。 本発明の他の実施形態による、結合装置700を備えるRF送受信機701のブロック図である。 本発明による減衰器630を、抵抗を介して示した図である。 本発明による図6の結合装置600を模擬実験するために使用した回路図800を示した図である。 図8Bに示した回路800の遮断特性の模擬実験結果を示した図である。 図8Bに示した回路800の結合特性の模擬実験結果を示した図である。 結合装置610、620を備えるRF送受信機602、603の2種類の実施形態を示したものであって、信号を減算するための減算器670を、バラン671を利用して示した図である。 結合装置610、620を備えるRF送受信機602、603の2種類の実施形態を示したものであって、信号を減算するための減算器670を、差動増幅器672を利用して示した図である。 4ポート回路500の実施形態として、方向性結合器210の代わりに高周波変成器211を使用して構成した結合装置610を備えるRF送受信機604を示した図である。 RF送受信機1300として、減衰器1330の減衰値を可変する制御可能な可変型減衰器1330を使用する場合を示した図である。 RF送受信機1400として、減衰器1330の減衰値を可変する制御可能な可変型減衰器1330を使用する場合を示した図である。 本発明の一実施形態によるRF送受信機1300で行われる送信信号の遮断効果を極大化する可変型減衰器の減衰値を探す方法を示すフローチャートである。
図5は、本発明に使用される4ポート回路500を示した図である。図5に示したように、4ポート回路500は、4個のポートport 1、port 2、port 3、port 4を有する。各ポート間の関係を述べると、第1ポートport 1に送信信号TXが入力されると、挿入損失(Insertion loss)により減衰された信号TXが第2ポートport 2に出力される(式(1))が、こういう場合に第1ポートport 1と第2ポートport 2との間に通過経路が形成されていると仮定する。第1ポートport 1に入力された送信信号TXは、結合(coupling)によって第4ポートport 4に信号TXが出力される(式(2))が、こういう場合に第1ポートport 1と第4ポートport 4とは、カップリングされていると仮定する。第1ポートport 1に入力された送信信号TXの一部は、漏れによって第3ポートport 3に信号TXが出力される(式3)が、こういう場合に第1ポートport 1と第3ポートport 3との間は、遮断経路が形成されていると仮定する。また、本発明に使用される4ポート回路は、各ポートに対して相反性を有する。


よって、第2ポートport 2に受信信号RXが印加される場合、第1ポートport 1から挿入損失により減衰された信号RXが出力され(式(4))、第3ポートport 3から結合信号RXが出力され(式(5))、第4ポートport 4から漏れ信号RXが出力される(式(6))。


図6は、本発明の一実施形態による結合装置600を備えるRF送受信機601のブロック図である。図に示したRF送受信機601は、RF信号を送・受信するアンテナ140、ベースバンド信号をRF送信信号TXに変換する送信部120、結合装置600、結合装置600の出力を入力信号として受けてベースバンド信号に変換する受信部130、及びベースバンド信号を処理するベースバンド部660を備える。結合装置600は、減衰器630、4ポート回路500及び減算器670を備える。
4ポート回路500の4個のポート間の関係は、図5にて説明した関係と同様である。第1ポートport 1は、送信部120から伝達された送信信号TXが入力され、第4ポートport 4では、送信信号TXがカップリングされた信号TX及びアンテナ140を介して流入する受信信号RXの漏れ信号RXが共に出力される(式(7))。
第3ポートport 3では、アンテナ140を介して第2ポートport 2に流入する受信信号RXがカップリングされた信号RX及び第1ポートport 1に入力された送信信号TXの漏れた信号TXが共に出力される(式(8))。
第3ポートport 3から出力される送信信号TXから漏れた送信信号TXは、式(8)の右辺の2番目の項であるTX/PIsolationであり、本発明の実施形態の一つである方向性結合器の場合、この値(TX/PIsolation)は、通常25dB程度である。
結合装置600の第4ポートport 4に接続された減衰器630の減衰値を(Pcoupling/PIsolation)に、すなわち4ポート回路500の結合される程度と遮断される程度の比で設定すると、減衰器630の出力信号TX、RXは、以下の式のように表すことができる(式(9))。
このような比で減衰された出力TX、RX及び第3ポートport 3からの出力信号TX、RXが結合装置600に備えられた減算器670に伝達され、減算器670は、第3ポートport 3の出力TX、RXから減衰器630の出力TX、RXを減算して受信部640に信号RXを出力する。減算器670の信号RXは、式(10)のように表すことができる。
上記の式(10)から分かるように、減算器670の出力信号RXは、送信信号TXの成分は除去され、受信信号RXの成分のみから構成される。すなわち、送信部120から入力された送信信号TXの漏れ信号TXが除去されて受信部130に伝達される。本発明の一実施形態による方向性結合器の場合、PIsolation値がPcouplingとの間で10dB以上の差が出るので、式(10)の右辺における第2番目の項は、第1番目の項に比べて大きさが極めて小さい。このため、第2番目の項は無視できる。
本発明と図2に示した従来の技術を比較してみれば、図2に示した方向性結合器210の第3ポートport 3から出力されて受信部130に伝達される信号TX、RXとは異なり、図6に示した発明の受信部130に伝達される信号RXには、第1ポートport 1に入力された送信信号TXの漏れた信号TXが除去されていることが分かる。すなわち、送信信号の遮断特性がさらに高まる。
図7は、本発明の他の一実施形態による結合装置700を備えるRF送受信機701のブロック図である。図に示したRF送受信機701は、RF信号を送・受信するアンテナ140、ベースバンド信号をRF送信信号TXに変換する送信部120、結合装置700、結合装置700の出力を入力信号として受けて減算機能を行いベースバンド信号に変換する受信部740、及びベースバンド信号を処理するベースバンド部660を備える。結合装置700は、4ポート回路500、減衰器630を備える。図6のRF送受信機601と図7のRF送受信機701との差異は、図7の受信部740が減算器670を備えるという点にある。
減衰値を(Pcoupling/PIsolation)に、すなわち4ポート回路500の結合される程度と遮断される程度の比で設定すると、減衰器630の出力信号TX、RXは、上記式のように表すことができる(式(9))。減衰された出力TX、RX及び第3ポートport 3からの出力信号TX、RXが受信部740に備えられた減算器670に提供され、減算器670は、第3ポートport 3の出力TX、RXから減衰器630の出力TX、RXを減算する。減算器670の出力RXは、上記の式式(10)と同じである。減算器670の出力信号RXは、受信部740に備えられたベースバンド変換部742でベースバンド信号に変換されて、ベースバンド部660に提供される。
上記の式(10)から分かるように、送信信号TXの成分は除去され、受信信号RXのみから構成された信号RXがベースバンド変換部742に伝達される。すなわち、送信部120から入力された送信信号TXの漏れ信号TXが除去されて、ベースバンド変換部742に伝達される。本発明の一実施形態による方向性結合器の場合、PIsolation値がPcouplingと10dB以上の差が出るので、式(10)の右辺における第2番目の項は、第1番目の項に比べて大きさが極めて小さい。したがって、第2番目の項は無視できる。
本発明と図2に示した従来の技術を比較してみれば、図2に示した方向性結合器210の第3ポートport 3から出力されて受信部130に伝達される信号TX、RXとは異なり、図7の発明においてベースバンド変換部742に伝達される信号RXには、第1ポートport 1に入力された送信信号TX1の漏れた信号TXが除去されていることが分かる。すなわち、送信信号の遮断特性がさらに高まる。
図8Aは、本発明による減衰器630を、抵抗を介して示した図である。減衰器630は、従来の多様な技術を利用して構成できる。その一例として、図8Aに示したように、抵抗接続で減衰器を構成することもできる。図8Aの(a)、(b)、(c)は、それぞれ抵抗R1〜R10を利用して構成した例示的な減衰器を示す。それぞれ入力端子inと出力端子outとを備える。入力端子inに入力された信号は、入力端子inと出力端子outとの間に接続した抵抗値分だけ減衰された信号が出力端子outに出力されて、所望する程度の信号の減衰を得ることができる。当業者は、図8Aに示した回路構造の他にも多様な公知技術を利用して減衰器を構成できる。
図8Bは、本発明による図6の結合装置600を模擬実験に使用した回路図800を示す。図6の受信部130、送信部120及びアンテナ140と対応する図8Bの受信部840、送信部850及びアンテナ860は、それぞれ50 Ohmの抵抗で構成しており、模擬実験に使用された回路800は、減衰器810、減算器としてバラン(BALUN)671及び4ポート回路500として方向性結合器830を備える。方向性結合器830は、結合度が10dB、遮断程度が22dBである理想的な結合器830である。誘電率が10である一般的なセラミック結合器の物理的な大きさは、誘電率が10である場合の900MHz帯域の波長である10.512cmより極めて小さくて、経路の差による位相変化はほぼないと仮定した。
図9Aは、図8Bに示した回路800の遮断特性の模擬実験結果を示した図である。減衰器810の減衰程度に応じて遮断特性の変化を示す。減衰器630の減衰値を結合特性と遮断特性の差である12dBに設定した場合(図中の符号910)、実験に使用された方向性結合器830自体の遮断特性は22dBであるが、結合装置600の遮断特性は、56dB(図中の符号920)に増加することが確認できる。
図9Bは、図8Bに示した回路800の結合特性の模擬実験結果を示した図である。減衰器810の減衰程度に応じて、結合特性の変化を示す。減衰器810の設定値を結合特性と遮断特性との差である12dBに設定(図中の符号910)した場合、実験に使用された方向性結合器830自体の結合特性は10dBであるが、結合装置600の結合特性は、14dB(図中の符号930)に悪くなることが確認できる。
しかしながら、RF送受信機601の性能は、結合器の結合特性よりは、遮断特性がさらに大きな影響を及ぼすので、本発明による結合装置600を使用すると、受信性能の改善効果を得ることができる。提案された本発明であるRFID送受信機601を製品に適用してRFIDタグの認識距離を測定した。以下の実験結果のように、認識距離が増加したことが分かる。
図10と図11は、結合装置610、620を備えるRF送受信機602、603の2種類の実施形態を示した図である。図10と図11のRF送受信機602,603は、結合装置600、アンテナ140、4ポート回路500、減衰器630及びベースバンド部660を共通に備える。図10に示す結合装置610は、減算器670としてバラン671を備える。図11では、結合装置620は、減算器670として差動増幅器672を備える。
当業者は、その他にも多様な公知技術を利用して図6の減算器670を構成して、本発明であるRF送受信機601の多様な変形例を構成できるはずであり、そういう変形例も本発明の権利範囲に属するものと意図される。
第1の実施形態の変形例1
図12は、本発明の4ポート回路500の実施形態として方向性結合器210の代わりに、高周波変成器211を使用して構成した結合装置610を備えるRF送受信機604を示した図である。
図12の結合装置610は、高周波変成器211、減衰器630及び減算器670を備える。高周波変成器211は、4個のポートport 1、port 2、port 3、port 4を有する。各ポート間の関係を述べると、図5に示したものと同じである。第1ポートport 1と第2ポートport 2は、通過経路を形成しているので、第1ポートport 1に送信部120から送信信号TXが入力されると、挿入損失により減衰された信号TXが第2ポートport 2に出力される(式(1))。第1ポートport 1と第4ポートport 4とは、カップリングされているので、送信部120から送信信号TXが入力されると、第4ポートport 4にカップリングされた信号TXが出力される(式(2))。第1ポートport 1と第4ポートport 4とは、遮断経路を形成しているので、送信部120から第1ポートport 1に入力された送信信号TXの漏れ信号TXが第3ポートport 3に出力される(式(3))。また、本発明に使用される高周波変成器211は、各ポートに対して相反性を有する。
高周波変成器211の第2ポートport 2は、アンテナ140と接続され、第4ポートport 4は、減衰器630と接続され、第1ポートport 1は、送信部120と接続され、第3ポートport 3の出力及び減衰器630の出力は、減算器670に提供され、減算器670は、減算された出力を受信部130に提供する。
図12のように、4ポート回路500の実施形態として高周波変成器211を使用したRF送受信機604の詳細な説明は、図6のRF送受信機601と同一なので省略する。
変形例1より先に説明した本発明の実施形態に使用された4ポート回路は、方向性結合器210であるが、方向性結合器210を高周波変成器211に代替しても同じ目的と効果を奏する。各ポート間の関係が上記のような高周波変成器211は、当業者にとって周知の技術であって、詳細な説明は省略する。また、高周波変成器211を除いたすべての構成要素であるアンテナ140、減衰器630、減算器670、受信部130、送信部120及びベースバンド部660は、先に説明した方向性結合器が使用された第1の実施の形態と同じなので、具体的な説明は省略する。
第2の実施形態−減衰値の適応的変化
図13及び図14は、RF送受信機1300、1400として、減衰器1330の減衰値を可変する制御可能な可変型減衰器1330を使用する場合を示した図である。可変型減衰器1330を使用する場合、4ポート回路500やPCBのような他の部品の特性が変更されても、一定に所望の程度の遮断性能を得ることができる。図13及び図14の図に示したRF送受信機1300、1400は、RF信号を送・受信するアンテナ140、ベースバンド信号をRF送信信号TXに変換する送信部120、結合装置1301、結合装置1301の出力を入力信号として受けてベースバンド信号に変換する受信部1340、1440及びベースバンド信号を処理するベースバンド部660を備える。結合装置1301は、4ポート回路500及び減衰値の制御可能な可変型減衰器1330を備える。
図13及び図14の受信部1340、1440は、入力された信号を減算及び増幅する低雑音増幅器1341、送信漏れ信号の信号強度RSSIを測定する信号強度測定部1342、測定されたRSSI値に基づいて可変型減衰器1330の減衰値を制御する減衰器制御部1343を共通に備える。
図13と図14のRF送受信機1300、1400の差異は、以下で別に説明する。
実施形態2−1
図13に示したRF送受信機1300は、送信部120、受信部1340、結合装置1301、アンテナ140及びベースバンド部660を備える。
結合装置1301は、4ポート回路500及び減衰値の制御可能な可変型減衰器1330を備える。
受信部1340は、低雑音増幅器1341、信号強度測定部1342及び測定されたRSSI値に応じて可変型減衰器1330の減衰値を制御する減衰器制御部1343を備える。
4ポート回路500の第1ポートport 1に送信部120から提供された送信信号TXが入力され、第2ポートport 2にアンテナ140が接続され、第4ポートport 4は、可変型減衰器1330の入力端に接続される。受信部1340に含まれた低雑音増幅器1341は、第3ポートport 3の出力TX、RX及び可変型減衰器1330の出力TX、RXを入力されて減算、増幅機能を行い、信号強度測定部1342は、低雑音増幅器1341の出力RXから送信漏れ信号の信号強度RSSIを測定し、該測定されたRSSI値を減衰器制御部1343に伝達する。減衰器制御部1343は、測定されたRSSI値に基づいて、最も低いRSSI値を有するように可変型減衰器1330の減衰値を制御することによって、送信信号の遮断効果を極大化することができる。受信部1340の出力は、ベースバンド部660に入力される。
実施形態2−2
図14に示したように、RF送受信機1400は、結合装置1301、アンテナ140、送信部120、受信部1440及びベースバンド部660を備える。
結合装置1301は、4ポート回路500及び減衰値の制御可能な可変型減衰器1330を備える。
受信部1440は、低雑音増幅器1341、信号強度測定部1342、ベースバンド変換部1444及び測定されたRSSI値に応じて可変型減衰器1330の減衰値を制御する減衰器制御部1343を備える。
4ポート回路500の第1ポートport 1に送信部120から提供された送信信号TXが入力され、第2ポートport 2にアンテナ140が接続され、第4ポートport 4は、可変型減衰器1330の入力端に接続される。受信部1440に備えられた低雑音増幅器1341は、第3ポートport 3の出力TX、RX及び可変型減衰器1330の出力信号TX、RXの入力を受けて減算、増幅機能を行い、該減算、増幅された出力信号RXをベースバンド変換部1444に伝達する。
図14に示したRF送受信機1400は、図13のRF送受信機1300とは異なり、別途のベースバンド変換部1444を受信部1440に備える。ベースバンド変換部1444は、受信部1440に備えられた低雑音増幅器1341と信号強度測定部1342との間に接続されて、低雑音増幅器1341から出力された信号RXの入力を受けて、BB_I及びBB_Qの出力をベースバンド部660に提供し、Leak_I及びLeak_Qの出力を信号強度測定部1342に伝達する。ベースバンド変換部1444は、ミキサー(mixer)1445と低帯域フィルタ(low pass filter)1446とを備える。
信号強度測定部1342は、ベースバンド変換部1444から出力された信号Leak_I、Leak_Qの信号強度RSSIを測定し、該測定されたRSSI値を減衰器制御部1343に伝達する。減衰器制御部1343は、測定されたRSSI値に基づいて、最も低いRSSI値を有するように可変型減衰器1330の減衰値を制御することにより、送信信号の遮断効果を極大化することができる。
図15は、本発明の一実施形態によるRF送受信機1300で行われる送信信号の遮断効果を極大化する可変型減衰器1330の減衰値を探す方法を示したフローチャートである。
まず、可変型減衰器1330の減衰値を予め設定された最小値に設定する(S1)。
その後、RF信号を受信し、第4ポートport 4の出力信号が可変型減衰器1330に入力され、可変型減衰器1330の出力と第3ポートport 3の出力とが減算器670に入力され、減算された信号が出力される(S2)。
その後、減算器670の出力から送信漏れ信号の信号強度RSSIを測定する(S3)。
その後、可変型減衰器1330の減衰値を順次高めつつ、RSSI値を測定する(S4)。
その後、測定されたRSSI値のうち、最も低いRSSI値であるときの減衰値を可変型減衰器1330の減衰値として設定する(S5)。
提案された新しい結合装置は、以上説明した実施形態にのみ限定されるものではなく、1個のアンテナを共有して信号を送信及び受信する無線通信システムにおいて、受信される信号から送信信号の漏れた信号を分離するすべての無線通信システムに適用可能であることは明らかである。
以上説明したように、本発明の属する技術分野における当業者は、本発明がその技術的思想や必須な特徴を変更せずに他の具体的な形態で実施できるということを理解できるはずである。
したがって、以上記述した実施形態は、すべての面で例示的なものであり、限定的なものではないと理解しなければならず、本発明の範囲は、前記詳細な説明よりは、後述する特許請求の範囲によって表され、特許請求の範囲の意味及び範囲、そしてその等価概念から導かれるすべての変更又は変形された形態が本発明の範囲に属するものと解さねばならない。
120 送信部
130 受信部
140 アンテナ
210 方向性結合器
500 4ポート回路
600 結合装置
630 減衰器
670 減算器
660 ベースバンド部

Claims (12)

  1. 送信部と受信部とがアンテナを共有する送受信機におけるRF(radio frequency、無線周波数)送信信号とRF受信信号とを分配する結合(coupling)装置であって、
    第1ポート、第2ポート、第3ポート及び第4ポートを有する4ポート回路として、
    前記第1ポートと前記第2ポートとの間に通過経路が形成されており、前記第1ポートに入力された信号は、前記第4ポートにカップリングされ、前記第2ポートに入力された信号は、前記第3ポートにカップリングされ、前記第1ポートと前記第3ポートとの間は、遮断(isolation)されており、前記第2ポートと前記第4ポートとは、遮断されている4ポート回路と、
    前記第4ポートから出力される信号を減衰させて出力する減衰器とを備え、
    前記RF送信信号が前記第1ポートに入力され、前記RF受信信号が前記第2ポートに入力され、前記減衰器の出力及び前記第3ポートの出力が前記受信部に提供される結合装置。
  2. 前記第3ポートの出力信号から前記減衰器の出力信号を減算する減算器をさらに備え、
    前記減算器の出力が前記受信部に提供される、請求項1に記載の結合装置。
  3. 前記減衰器は、減衰程度を可変する制御可能な可変型減衰器であることを特徴とする、請求項1に記載の結合装置。
  4. 前記4ポート回路は、方向性結合器(directional coupler)及び高周波変成器(high frequency transformer)のうち、いずれか一つであることを特徴とする、請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載の結合装置。
  5. 送信部、受信部及び請求項1に記載の結合装置を備える送受信機であって、
    前記減衰器は、減衰程度を可変する制御可能な可変型減衰器であり、
    前記受信部は、前記第3ポートの出力信号から前記減衰器の出力信号を減算して増幅する低雑音増幅器(low noise amplifier;LNA)と、
    前記低雑音増幅器の出力から送信漏れ信号の信号強度(received signal strength indicator;RSSI)を測定する信号強度測定部と、
    前記測定されたRSSI値に応じて、前記減衰器の減衰値を制御する制御部とを備える、送受信機。
  6. 前記結合装置の前記第2ポートに接続されるアンテナをさらに備える、請求項5に記載の送受信機。
  7. 送信部、受信部及び請求項2に記載の結合装置を備える送受信機であって、
    前記減衰器は、減衰程度を可変する制御可能な可変型減衰器であり、
    前記減算器は、前記第3ポートの出力信号から前記減衰器の出力信号を減算し、
    前記受信部は、減算器の出力から送信漏れ信号の信号強度(RSSI)を測定する信号強度測定部と、
    前記測定されたRSSI値に応じて前記減衰器の減衰値を制御する制御部とを備える送受信機。
  8. 前記結合装置の第2ポートに接続されるアンテナをさらに備える、請求項7に記載の送受信機。
  9. 送信部、受信部及び請求項1に記載の結合装置を備える送受信機であって、
    前記減衰器は、減衰程度を可変する制御可能な可変型減衰器であり、
    前記受信部は、前記第3ポートの出力信号から前記減衰器の出力信号を減算して増幅する低雑音増幅器と、
    前記低雑音増幅器の出力信号をダウン変換するミキサー(Mixer)と、
    前記ミキサーの出力の低周波成分のみを通過させる低帯域フィルタ(low pass filter、LPF)と、
    前記低帯域フィルタの出力から送信漏れ信号の信号強度(RSSI)を測定する信号強度測定部と、
    前記測定されたRSSI値に応じて前記減衰器の減衰値を制御する制御部とを備える送受信機。
  10. 前記結合装置の第2ポートに接続されるアンテナをさらに備える、請求項9に記載の送受信機。
  11. 前記4ポート回路は、方向性結合器及び高周波変成器のうち、いずれか一つであることを特徴とする、請求項5〜10のうちのいずれか1項に記載の送受信機。
  12. 請求項5、7又は9のうちのいずれか1項に記載の送受信機において、前記制御部が前記可変型減衰器の減衰値を制御する方法であって、
    前記可変型減衰器の減衰値を予め設定された最小値に設定するステップと、
    RF信号を受信し、前記第4ポートの出力が前記可変型減衰器に入力され、前記可変型減衰器の出力と前記第3ポートの出力とが前記減算器により減算されるステップと、
    前記減算器の出力から送信漏れ信号の信号強度(RSSI)を測定する信号強度測定ステップと、
    前記可変型減衰器の減衰値を順次高め、前記減算器の出力のRSSI値を測定するステップと、
    前記測定されたRSSI値のうち、最も低いRSSI値であるときの減衰値を前記可変型減衰器の減衰値として設定するステップとを含む減衰値の制御方法。
JP2009256201A 2009-09-01 2009-11-09 送受信信号を分離するための結合装置及び制御方法 Pending JP2011055457A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020090081805A KR101083531B1 (ko) 2009-09-01 2009-09-01 송수신 신호 분리를 위한 결합장치 및 제어방법

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011055457A true JP2011055457A (ja) 2011-03-17

Family

ID=43625622

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009256201A Pending JP2011055457A (ja) 2009-09-01 2009-11-09 送受信信号を分離するための結合装置及び制御方法

Country Status (4)

Country Link
US (2) US8412261B2 (ja)
JP (1) JP2011055457A (ja)
KR (1) KR101083531B1 (ja)
CN (1) CN102006102B (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013115808A (ja) * 2011-12-01 2013-06-10 Nec Corp 回り込みキャンセラ回路及び無線通信装置、回り込みキャンセル方法
KR20140084285A (ko) * 2011-10-26 2014-07-04 퀄컴 인코포레이티드 송신기 투 수신기 리젝션을 위한 임피던스 밸런싱
JP2015230608A (ja) * 2014-06-05 2015-12-21 富士通フロンテック株式会社 Rfidリーダライタ装置、rfidリーダライタシステム、及びrfid読取方法
US9281797B2 (en) 2012-08-24 2016-03-08 Murata Manufacturing Co., Ltd. High-frequency device and directional coupler
CN112514269A (zh) * 2018-08-16 2021-03-16 华为技术有限公司 全双工或半双工收发器的射频前端

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101083531B1 (ko) * 2009-09-01 2011-11-18 에스케이 텔레콤주식회사 송수신 신호 분리를 위한 결합장치 및 제어방법
KR101858772B1 (ko) 2010-07-29 2018-05-16 스카이워크스 솔루션즈, 인코포레이티드 의도된 폭 미스매치를 사용한 결합 계수 변동 저감
US8843081B2 (en) 2011-05-16 2014-09-23 Qualcomm Incorporated Receiver with transmit signal cancellation
US9144051B2 (en) * 2012-02-15 2015-09-22 Microchip Technology Incorporated Proximity detection using an antenna and directional coupler switch
US8971219B2 (en) 2012-03-30 2015-03-03 Qualcomm Incorporated Hybrid transformer based integrated duplexer for multi-band/multi-mode radio frequency (RF) front end
US20130259099A1 (en) 2012-03-30 2013-10-03 Qualcomm Incorporated Tunable notch filter using feedback through an existing feedback receiver
US9030369B2 (en) * 2012-05-08 2015-05-12 Texas Instruments Incorporated Terminationless power splitter/combiner
US20140011461A1 (en) * 2012-07-03 2014-01-09 Infineon Technologies Ag System and Method for Attenuating a Signal in a Radio Frequency System
US10374656B2 (en) 2012-07-30 2019-08-06 Photonic Systems, Inc. Same-aperture any-frequency simultaneous transmit and receive communication system
US11539392B2 (en) 2012-07-30 2022-12-27 Photonic Systems, Inc. Same-aperture any-frequency simultaneous transmit and receive communication system
US9935680B2 (en) 2012-07-30 2018-04-03 Photonic Systems, Inc. Same-aperture any-frequency simultaneous transmit and receive communication system
US9577683B2 (en) 2013-04-22 2017-02-21 University Of Washington Through Its Center For Commercialization Systems, transceivers, receivers, and methods including cancellation circuits having multiport transformers
CN103605941B (zh) * 2013-09-06 2017-02-15 珠海银邮光电技术发展股份有限公司 Uhf频段rfid射频标签芯片接收灵敏度的测试系统及方法
CN103605942B (zh) * 2013-09-16 2017-02-01 珠海银邮光电信息工程有限公司 Uhf频段rfid读卡器芯片接收灵敏度的测试系统及方法
DE102014013605A1 (de) * 2014-09-12 2016-03-17 Dialog Semiconductor B.V. Impedanzdetektor mit geringer Leistung auf einem Chip
US10623986B2 (en) 2015-10-22 2020-04-14 Photonic Systems, Inc. RF signal separation and suppression system and method
US10158432B2 (en) 2015-10-22 2018-12-18 Photonic Systems, Inc. RF signal separation and suppression system and method
US10797760B2 (en) * 2017-04-20 2020-10-06 Oregon State University Shared-antenna interface apparatus for simultaneous transmit and receive
US10804974B2 (en) 2017-05-12 2020-10-13 Oregon State University N-path mixer-based receiver apparatus and method with transmitter self-interference rejection
DE102017209209A1 (de) * 2017-05-31 2018-12-06 Laird Dabendorf Gmbh Signalkopplungsvorrichtung und Verfahren zum Betrieb einer Signalkopplungsvorrichtung
CN109088654A (zh) * 2017-06-14 2018-12-25 北京遥感设备研究所 一种高隔离环形组件
US10547290B2 (en) 2017-09-13 2020-01-28 Apple Inc. Multi-radio front-end circuitry for radio frequency imbalanced antenna sharing system
US10038508B1 (en) * 2017-10-17 2018-07-31 Nxp B.V. Wireless communication unit diagnostics
US10129820B1 (en) * 2017-12-21 2018-11-13 Motorola Solutions, Inc. Device and method for radio-frequency site evaluation
CN109357728B (zh) * 2018-10-19 2021-06-04 北京古大仪表有限公司 一种微带双分支定向耦合器及雷达物位测量系统
CN112713914B (zh) * 2020-12-31 2022-09-02 深圳市九洲电器有限公司 一种电力载波通讯设备的测试系统
CN115021775B (zh) * 2022-05-30 2023-09-05 中国电信股份有限公司 耦合装置、信号均衡方法及室内分布系统
US11611364B1 (en) * 2022-10-20 2023-03-21 Deco Integration Technology Co., Limited Millimeter-wave isolation device

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08122429A (ja) * 1994-10-25 1996-05-17 Sumitomo Electric Ind Ltd 移動体識別装置の干渉補償装置
JP2000278173A (ja) * 1999-03-29 2000-10-06 Anritsu Corp 移動体の識別装置
WO2008103757A1 (en) * 2007-02-23 2008-08-28 Qualcomm Incorporated Amplifier with integrated filter
JP2008263295A (ja) * 2007-04-10 2008-10-30 Sharp Corp 無線通信端末装置及びrfidモジュール

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4028645A (en) * 1976-06-21 1977-06-07 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army Automatic impedance matching using resistive and reactive diodes
US4963945A (en) * 1989-04-07 1990-10-16 Plessey Electronic Systems Corp. Band rejection filtering arrangement
US5815803A (en) * 1996-03-08 1998-09-29 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Wideband high isolation circulatior network
US6111452A (en) * 1997-02-21 2000-08-29 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army Wide dynamic range RF mixers using wide bandgap semiconductors
US5909153A (en) * 1998-02-05 1999-06-01 Tripath Technology, Inc. Method and apparatus for compensating for delays in modulator loops
KR100264789B1 (ko) * 1998-06-16 2000-09-01 김영환 이동통신 시스템의 기지국 송신기 입력 및 출력 레벨 측정장치
DE69924978T2 (de) * 1999-05-27 2006-02-02 Sony International (Europe) Gmbh Abwärtswandler und Demodulator mit einer Drei-Port-Schaltungsanordnung
GB2395843B (en) * 2002-11-29 2006-04-26 Motorola Inc Wireless subscriber communication unit and antenna arrangement therefor
US7623896B2 (en) * 2004-02-04 2009-11-24 Sharp Kabushiki Kaisha Wireless communication circuit and wireless communication apparatus using the same
CA2524751C (en) * 2004-10-27 2009-12-29 Synergy Microwave Corporation Passive reflection mixer
JP4264101B2 (ja) * 2006-12-08 2009-05-13 株式会社東芝 フィルタ回路および無線通信装置
JP4879083B2 (ja) 2007-05-07 2012-02-15 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 漏洩電力低減装置および低減方法
US20090253384A1 (en) * 2008-04-04 2009-10-08 Stmicroelectronics, Ltd. Dual Mode Radio Frequency Front End Circuit
KR100900759B1 (ko) * 2008-07-31 2009-06-03 주식회사 파이칩스 적응 알고리즘을 이용하는 누설 차단 성능이 향상된 커플러
EP2161832B1 (en) * 2008-09-09 2011-04-20 Alcatel Lucent Power amplifier linearization using RF feedback
US8630601B2 (en) * 2009-04-06 2014-01-14 Raytheon Company Active channelized integrated antenna system
US8295212B2 (en) * 2009-08-05 2012-10-23 Alcatel Lucent System and method for TDD/TMA with hybrid bypass switch of receiving amplifier
KR101083531B1 (ko) * 2009-09-01 2011-11-18 에스케이 텔레콤주식회사 송수신 신호 분리를 위한 결합장치 및 제어방법

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08122429A (ja) * 1994-10-25 1996-05-17 Sumitomo Electric Ind Ltd 移動体識別装置の干渉補償装置
JP2000278173A (ja) * 1999-03-29 2000-10-06 Anritsu Corp 移動体の識別装置
WO2008103757A1 (en) * 2007-02-23 2008-08-28 Qualcomm Incorporated Amplifier with integrated filter
JP2008263295A (ja) * 2007-04-10 2008-10-30 Sharp Corp 無線通信端末装置及びrfidモジュール

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20140084285A (ko) * 2011-10-26 2014-07-04 퀄컴 인코포레이티드 송신기 투 수신기 리젝션을 위한 임피던스 밸런싱
JP2014535217A (ja) * 2011-10-26 2014-12-25 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated 送信機−受信機間の阻止のためのインピーダンス平衡
JP2017005728A (ja) * 2011-10-26 2017-01-05 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated 送信機−受信機間の阻止のためのインピーダンス平衡
KR101700709B1 (ko) * 2011-10-26 2017-02-13 퀄컴 인코포레이티드 송신기 투 수신기 리젝션을 위한 임피던스 밸런싱
JP2013115808A (ja) * 2011-12-01 2013-06-10 Nec Corp 回り込みキャンセラ回路及び無線通信装置、回り込みキャンセル方法
US9281797B2 (en) 2012-08-24 2016-03-08 Murata Manufacturing Co., Ltd. High-frequency device and directional coupler
JP2015230608A (ja) * 2014-06-05 2015-12-21 富士通フロンテック株式会社 Rfidリーダライタ装置、rfidリーダライタシステム、及びrfid読取方法
CN112514269A (zh) * 2018-08-16 2021-03-16 华为技术有限公司 全双工或半双工收发器的射频前端
US11303321B2 (en) 2018-08-16 2022-04-12 Huawei Technologies Co., Ltd. Radio frequency front end for a full duplex or half duplex transceiver

Also Published As

Publication number Publication date
US8412261B2 (en) 2013-04-02
CN102006102B (zh) 2013-10-23
US20110053525A1 (en) 2011-03-03
KR20110023981A (ko) 2011-03-09
US20130222076A1 (en) 2013-08-29
US9160047B2 (en) 2015-10-13
KR101083531B1 (ko) 2011-11-18
CN102006102A (zh) 2011-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2011055457A (ja) 送受信信号を分離するための結合装置及び制御方法
US10116348B2 (en) High-frequency power amplifying module and communication apparatus
US7983627B2 (en) Circuit arrangement with improved decoupling
KR101700709B1 (ko) 송신기 투 수신기 리젝션을 위한 임피던스 밸런싱
EP2932611B1 (en) Concurrent hybrid matching network
US20100216413A1 (en) Leakage suppressing circuit
CN208938118U (zh) 一种rfid读写器的无源自干扰抵消电路
KR100998170B1 (ko) 높은 격리 특성을 갖는 격리기, 및 상기 격리기를 포함하는통신 장치
KR20100008282A (ko) Rfid 리더 시스템 및 rfid 리더의 송신누설신호제거 방법
US11239878B2 (en) Method and system for interference cancellation in MIMO wireless system
US8867989B2 (en) Method for reducing a noise in a signal received in a contactless-card interrogator and a circuit to perform said method
US10291383B2 (en) Communication device and method for wireless signal transmission
Watkins et al. Single antenna full duplex cancellation network for ISM band
US20080076360A1 (en) Apparatus for combining two radios on a single antenna
KR101234045B1 (ko) 통신 시스템에서 신호 송수신 장치 및 방법
TW202139614A (zh) 天線介面配置
KR100808244B1 (ko) 다중 모드에 따른 입력 임피던스 매칭을 이용하는 무선식별 시스템
EP4236066A2 (en) Radio frequency front end for wireless communication
CN108734043B (zh) 一种自适应泄漏对消系统及方法
US10686485B1 (en) High isolation duplexer/quasi circulator with two quadrature couplers
US9088061B2 (en) High directivity directional coupler having stages operating over respective frequency ranges and a switch for selecting a desired frequency range
JP5053310B2 (ja) 送受信回路及びその信号受信方法
CN108270463A (zh) 射频前端装置
KR20110129746A (ko) Rfid 리더기 수신감도 향상을 위해 국부 발진 신호와 송신단 누설신호 간의 상관관계를 높이기 위한 구조

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110829

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110913

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111212

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120410