JP2011055340A - データ処理装置およびそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

データ処理装置およびそれを備えた画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ハードディスクに保存されたデータへのアクセス履歴に基づいてデータファイルを処理して、所望のデータへ容易にアクセスできるようにするとともに、ハードディスクを有効的に使用する。
【解決手段】CPUは、アクセスされないデータを集約フォルダに移動させるステップと、集約フォルダのデータが削除対象として指定されると(S1500にてYES)、ログインユーザに削除権限がないと(S1530またはS1550にてNO)削除できないことを表示するステップ(S1540、S1560)と、削除権限があると(S1530またはS1550にてYES)指定されたデータを削除するステップ(S1570)とを含むプログラムを実行する。
【選択図】図9

Description

本発明は、ハードディスクに代表されるデータ記憶装置(データ保存装置)を備え、ユーザの要求に応じてハードディスクに保存されたデータにアクセスするデータ処理装置に関し、特に、最近の記憶装置の大容量化に伴い多くのデータが保存されている場合であってもユーザが所望のデータを容易にアクセスすることができるとともに、システムリソースを有効的に使用できるデータ処理装置に関する。また、本発明は、このようなデータ処理装置を備えた画像形成装置にも関する。
プリンタ機能またはコピー機能等を備えた画像形成装置をネットワークに接続し、これらを複数のユーザで利用するケースが多くなっている。また、このような画像形成装置の1つである複合機(MFP(Multifunction Peripheral))のように、コピーモード、画像通信モード(代表的にはファクシミリ通信モードがある。なお、以下において、ファクシミリをFAXまたはファクスと記載する場合がある。)、ネットワーク対応のプリンタモード、およびスキャナモードのように複数のモードを有するものも多くなってきている。なお、画像通信モードとして、画像データを、公衆回線を用いて送受信するファクシミリ通信モード、インターネット回線を用いて送受信するインターネットファクシミリ通信モードおよび電子メールに添付する形式で送受信する電子メール通信モード(スキャンtoメール)、MFP自体の記憶装置に画像データを転送する画像転送モード、ネットワーク回線を用いて画像データを特定のフォルダ(MFP以外のコンピュータのハードディスクに作成されたフォルダ等)に転送する画像転送モード(スキャンtoフォルダ)等がある。
このようなMFPにおいては、コピーモード、プリンタモードまたは画像通信モードにおけるジョブの実行時に、原稿の画像データまたはプリントデータ(コンピュータから送信されてきたプリントデータを一旦記憶した場合をホールドプリントデータという場合もある。)を、MFPに内蔵されたハードディスクに保存する機能を備えている。以下においては、この機能をドキュメントファイリングと記載する。なお、このような機能であれは、この名称に限定されない。
このドキュメントファイリング機能を使用すると、コピーまたは画像送信を行なうと同時に、原稿の画像データをハードディスクに保存する。保存の際に、ユーザ名、ファイル名、保存先のフォルダ等を設定できるので、ファイル管理を好適に行なうことができる。なお、プリントまたは画像送信を行なわずに、スキャナモードでスキャンした原稿の画像データをハードディスクに保存することもできる(スキャン保存機能)。この際にも同じようにファイル管理を行なうことができる。このようにドキュメントファイリング機能またはスキャン保存機能(このスキャン保存機能はドキュメントファイリング機能の下位機能であってもよい。)で保存した画像データを用いて、必要なときに、プリントまたは画像送信することができる。
一方、最近のMFPにおいては、内蔵するハードディスクの記憶容量の増大に伴い、非常に多くの画像データを保存することができる。また、このようなMFPは多くのユーザで共用される場合が多く、このように共用される場合には、MFPに内蔵されるハードディスクにさらに多くの他人の画像データが記憶される。多くのユーザが共用するMFPにおいては、内蔵ハードディスクに保存されている画像データの数がさらに多くなり、多くの画像データの中から所望の画像データを捜し出す必要があるので、必要な画像データを容易に指定することが困難になる。たとえば、フォルダが指定できたとしても、1つのフォルダに非常に多くの画像データが保存されていると、そのフォルダ内における画像データファイル名の一覧を表示するページが複数で構成される場合がある。このような場合、複数のページの中から所望の画像データが保存された画像データのファイル名を捜し出すことになる。これに対しては、ハードディスクの画像データ記憶領域をシステム管理者等がメンテナンスして、長期間使用されていない(データアクセスされていない)画像データを整理する必要がある。
このような画像データ記憶領域のメンテナンスに直接的に関係するものではないが、特開平7−13732号公報(特許文献1)は、パーソナル・コンピュータなどの情報処理システムにおいて、プログラムまたはプログラムとデータとの組合せを示すアイコンが長期間未使用であることをユーザが知ることができる表示方法を開示する。この特許文献1に開示されたアイコン表示方法は、表示画面上にアイコンを表示し、表示されたアイコンを選択的に指定することにより、そのアイコンに対応する情報を指定する。この表示方法は、アイコンが最後に指定された時点以降の経過時間を計時し、この計時時間が特定時間を超えたときはアイコンの表示形態を変更することにより警告表示したり、この計時時間が特定時間より長い他の特定時間を超えたときは警告表示されたアイコンを表示画面から消去したりする。
このアイコン表示方法によると、一定の経過時間使用されなかった情報(アイコン)をユーザが知ることができ、また、このアイコン表示を消去することにより表示画面を有効利用することができる。
特開平7−13732号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたアイコン表示方法では、消去されたアイコンは、表示画面に表示されることがなくなるだけに過ぎない。すなわち、一定の経過時間使用されなかったアイコンが所定のフォルダへ移動されるに過ぎない。
このようなアイコン表示方法を、画像データ記憶領域のメンテナンスに適用したところで、長期間使用されていない画像データファイルを所定のフォルダへ移動させるだけで、移動後もそのフォルダに残存し続ける。このため、そのフォルダに保存され続ける限り、ハードディスクの空き容量が増えることがなくシステムリソースを有効的に使用することにならない。なお、特許文献1の移動対象は記憶容量が小さい(画像データに比べると圧倒的に小さい)アイコンであるので、この点において、所定のフォルダへ移動させたアイコンを処理する必要がないものと考えられる。
さらに、このフォルダへ移動された画像データにアクセスしたい場合およびこのフォルダへ移動された画像データを削除したい場合には、特定のフォルダへ単に集約されている多くの画像データの中から、所望の画像データを指定する必要がある。しかしながら、単に集約されている画像データの中から、削除しても構わない画像データを指定することには相当の困難を伴う。削除しても構わない画像データを指定することが困難であると、特定のフォルダへ多くの画像データが移動された後において削除することなく保存され続ける。このため、特定のフォルダに保存された画像データに気付かないで、その画像データを同じ画像データを再度新たに保存することも考えられる。これでは、ハードディスクを有効的に使用しているとは言えない。
その結果、結局は、集約されたフォルダに画像データが多く蓄積されるだけであり、そのフォルダをメンテナンスできず、さらにそのフォルダに移動された画像データの中から所望の画像データに適切にアクセスできなければ、上述したように、システムリソースを有効的に使用することにならない。
したがって、本発明の目的は、ハードディスクのような記憶装置(保存装置)に多くのデータを記憶している場合であっても、ユーザが所望のデータに容易にアクセスすることができるとともに、システムリソースを有効的に使用できるデータ処理装置およびそれを備えた画像形成装置を提供することである。
本発明に係るデータ処理装置は、複数の画像データを予め保存しておいて、複数の画像データの中からユーザにより指定された画像データを処理する。このデータ処理装置は、画像データが指定された回数を検出するための検出手段と、回数に基づいて、回数が多い画像データを保存する第1の領域と、回数が少ない画像データを保存する第2の領域とを区別して、複数の画像データを保存するための保存手段と、第1の領域に保存された画像データを指定するための情報を、第2の領域に保存された画像データを指定するための情報よりも優先して表示するための表示手段と、表示された情報に基づいて、複数の画像データの中から画像データをユーザが指定するための指定手段と、指定された画像データを処理するための処理手段と、第2の領域に保存された画像データを削除するための削除手段とを含む。
このデータ処理装置によると、処理対象の候補として予め保存された複数の画像データから処理される画像データが指定される。この場合において、指定された回数が高い画像データを指定するための情報は指定された回数が少ない画像データよりも優先して表示するために、指定された回数の高い画像データを指定しやすい。特に、多くのユーザでこの装置が共用される場合に、多くのユーザに指定された回数の高い画像データを指定しやすい。さらに、第2の領域に保存された指定された回数が少ない画像データは削除することができるので保存領域の空き容量が増加する。その結果、多くのデータを保存している場合であっても、ユーザが所望のデータに容易にアクセスすることができるとともに、システムリソースを有効的に使用することができる。
このデータ処理装置は、第2の領域に保存された画像データを、第1の領域に移動するための移動手段をさらに含むように構成することができる。この場合において、第1の領域は通常フォルダであり、第2の領域は集約フォルダであるように構成することができ、このときには、移動手段は、集約フォルダから通常フォルダへ移動させるための手段を含むように構成することができる。さらに、第1の領域は複数のフォルダで構成することができ、このときには、移動手段は、集約フォルダから、集約フォルダへ移動される前のフォルダへ移動させるための手段を含むように構成することができる。
集約フォルダへ保存された画像データであっても、集約フォルダから、通常フォルダへ移動されたり、集約フォルダから、集約フォルダへ移動される前のフォルダへ移動されたりするので、指定される回数が多くなると、通常フォルダで保存して、優先的に表示される。このため、ユーザが所望のデータに容易にアクセスすることができる。
削除手段は、削除不可情報が付与された画像データを除いて削除するための手段を含むように構成することができる。
保存手段から画像データを削除すると保存領域の空き容量が増加するので、システムリソース上は好適であるが、削除することを回避したい画像データも存在する。このような場合には、画像データに削除不可情報を付与しておくことにより、保存手段から削除されなくすることができる。
データ処理装置を操作するユーザが画像データを削除する権限を備えているか否かを判定するための手段をさらに含むように構成することができる。この場合には、削除手段は、権限を備えている場合に、画像データを保存手段から削除するための手段を含むように構成することができる。さらに、削除手段は、削除不可情報が付与された画像データであっても、削除不可情報が付与された画像データを削除する権限を備えている場合に、削除不可情報が付与された画像データを保存手段から削除するための手段を含むように構成することができる。ここで、権限は、画像データを保存したユーザ、データ処理装置の管理者に付与されるように構成することができる。
画像データを削除する権限を備えている場合にのみ画像データを保存手段から削除するので、必要な画像データを誤って削除することを抑制できる。また、削除不可情報が付与された画像データが多くなると、結局、保存領域の空き容量が増加しなくなる。これを回避するために、削除不可情報が付与された画像データを削除する権限を備えている場合には、削除不可情報が付与された画像データを保存手段から削除することができるようにする。これにより、削除不可情報が付与された画像データが多くなっても、保存領域の空き容量を増加させることができる。さらに、このような権限を、画像データを保存したユーザに付与すれば自己の責任で画像データを削除することができ、データ処理装置の管理者に付与すれば管理者の責任で画像データを削除することができる。
表示手段は、第2の領域に保存された画像データを指定するための情報を、画像データが削除される可能性の高い順に従って、表示するための手段を含むように構成することができる。ここで、この表示手段は、保存日時からの経過時間順、最新指定日時からの経過時間順、指定回数順、指定頻度順および保存容量順のいずれかに従って、第2の領域に保存された画像データを指定するための情報を表示するための手段を含むように構成することができる。
画像データが削除される可能性の高い順に従って、削除する画像データを指定するための情報が表示されるので、削除する画像データを指定し易くなる。特に、保存日時からの経過時間が長い順、最新指定日時からの経過時間が長い順、指定回数が少ない順順、指定頻度が少ない順および保存容量が大きい順に表示すると、これらの順で画像データが削除される可能性の高いといえるので、ユーザは削除する画像データを容易に指定することができる。
表示手段は、第2の領域に保存された画像データを指定するための情報を、画像データに共通する項目でまとめて、表示するための手段を含むように構成することができる。ここで、表示手段は、保存者毎、一時保存フォルダ毎および類似画像データ毎のいずれかでまとめて、第2の領域に保存された画像データを指定するための情報を表示するための手段を含むように構成することができる。
保存者は自己が保存した画像データの内容を認識しているので削除データを指定しやすく、一時保存フォルダに保存された画像データは元々一時的な保存を前提としていたため削除される可能性が高く、類似する画像データは1つの画像データを残せば他の画像データは削除してもよい。このため、これらをまとめて表示することにより、ユーザは削除する画像データを容易に指定することができる。
この発明の別の局面に係る画像形成装置は、上述したいずれかのデータ処理装置を備えた画像形成装置である。
この画像形成装置が備えるデータ処理装置によると、処理対象の候補として予め保存された複数の画像データから処理される画像データが指定される。この場合において、指定された回数が高い画像データを指定するための情報は指定された回数が少ない画像データよりも優先して表示するために、指定された回数の高い画像データを指定しやすい。特に、多くのユーザでこの装置が共用される場合に、多くのユーザに指定された回数の高い画像データを指定しやすい。さらに、第2の領域に保存された指定された回数が少ない画像データは削除することができるので保存領域の空き容量が増加する。その結果、多くのデータを保存している場合であっても、ユーザが所望のデータに容易にアクセスすることができるとともに、システムリソースを有効的に使用することができる画像形成装置を提供することができる。
本発明に係るデータ処理装置およびそれを備えた画像形成装置によると、これらの装置がハードディスクのような記憶装置に多くのデータを記憶している場合であっても、ユーザが所望のデータに容易にアクセスすることができるとともに、システムリソースを有効的に使用することができる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置150の外観を示す斜視図である。 図1に示す画像形成装置150の内部構成を簡略化して示す図である。 図1に示す画像形成装置150のハードウェア構成を示す機能ブロック図である。 図1に示す画像形成装置150に記憶されるデータ保存テーブルを示す図である。 図1に示す画像形成装置150に記憶されるデータ使用管理テーブルを示す図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置で実行されるドキュメントファイリング(データアクセス)処理プログラムの制御構造を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置で実行される自動集約処理プログラムの制御構造を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置で実行される移動処理プログラムの制御構造を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置で実行される削除処理プログラムの制御構造を示すフローチャートである。 図3に示す表示パネル172に表示されるシステム設定画面を示す図である。 図3に示す表示パネル172に表示されるデータ初期保存(データ登録)画面を示す図である。 図3に示す表示パネル172に表示されるログイン画面を示す図である。 図3に示す表示パネル172に表示されるフォルダ指定画面を示す図である。 図3に示す表示パネル172に表示されるデータ指定画面(標準フォルダ)を示す図である。 図3に示す表示パネル172に表示される操作指定画面(標準フォルダ)を示す図である。 図3に示す表示パネル172に表示されるデータ指定画面(集約フォルダ)を示す図である。 図3に示す表示パネル172に表示される操作指定画面(集約フォルダ)を示す図である。 図3に示す表示パネル172に表示される削除操作警告画面(その1)を示す図である。 図3に示す表示パネル172に表示される削除操作警告画面(その2)を示す図である。
以下の説明において、同一の部品には同一の参照番号を付す。それらの機能および名称も同一である。したがって、それらに関する詳細な説明は繰返さない。また、以下においては、本発明に係る画像形成装置は、MFPであるとして説明する。しかしながら、本発明はこれに限定されず、内蔵された記憶装置(代表的にはハードディスク)に、ユーザがアクセス可能に多くのデータを保存する装置であればよく、MFPに限定されるものではない。したがって、画像形成部を備えない装置(画像を形成するのではなく指定された画像データを送信するのみの画像通信装置)は、本発明におけるデータ処理装置である。また、これ以降の説明においては、「ファクシミリ」、「ファクス」および「FAX」を特に区別しないで使用する。
以下に本発明の実施の形態に係る画像形成装置(複合機またはデータ処理装置)について説明する。この画像形成装置は、上述したデータ処理装置を含む構成を備えるものである。
[画像形成装置(ハードウェア)]
図1は、画像形成装置150の外観構成を示す図である。図2は、画像形成装置150の内部構成を簡略化して示す図である。図3は、画像形成装置150のハードウェア構成を示す機能ブロック(制御ブロック)図である。
図1および図2を参照して、画像形成装置150は、原稿読取部152、画像形成部154、給紙部156、および排紙処理装置158を備える。ここで、画像形成装置(MFP)150の基本的な機能である、コピーモード、ファクシミリモードおよびスキャナモード(スキャン保存モード)における動作を説明することによって、画像形成装置150の内部構成の説明とする。
−コピーモード−
以下において、コピーモードでの動作説明を行なう。このコピーモードにおいては、主として、原稿読取部(以下、スキャナ部と記載する場合がある。)152および画像形成部154が動作することによりコピー機能が実現される。
画像形成装置150においては、原稿載置台に置かれた原稿が原稿読取部152により画像データとして読取られ、読取られた画像データが図3に示すマイクロコンピュータ等から構成されるCPU300に入力され、ここで、この画像形成装置150へログインしたユーザが指定した機能により画像データに各種の画像処理が施され、この画像データが画像形成部154へと出力される。
画像形成部154は、画像データによって示される原稿の画像を記録媒体(多くの場合、記録用紙)に印刷するものであって、感光体ドラム222、帯電装置224、レーザスキャンユニット(以下、「LSU」と称する。)226、現像装置228、転写装置230、クリーニング装置232、定着装置234、および図示しない除電装置等を備えている。
画像形成部154には、主搬送路236および反転搬送路238が設けられており、給紙部156から給紙されてきた記録用紙が主搬送路236に沿って搬送される。給紙部156は、用紙カセット240に収納された記録用紙、または手差トレイ242に載置された記録用紙を1枚ずつ引出して記録用紙を画像形成部154の主搬送路236へと送り出す。
画像形成部154の主搬送路236に沿って記録用紙が搬送されている途中で、記録用紙が感光体ドラム222と転写装置230との間を通過し、更に定着装置234を通過して、記録用紙に対する印刷が行なわれる。
感光体ドラム222は、一方向に回転し、その表面は、クリーニング装置232と除電装置によりクリーニングされた後、帯電装置224により均一に帯電される。
LSU226は、印刷対象の画像データに基づいてレーザ光を変調し、このレーザ光によって感光体ドラム222の表面を主走査方向に繰返し走査して、静電潜像を感光体ドラム222の表面に形成する。
現像装置228は、トナーを感光体ドラム222の表面に供給して静電潜像を現像し、トナー像を感光体ドラム222の表面に形成する。
転写装置230は、当該転写装置230と感光体ドラム222との間を通過していく記録用紙に感光体ドラム222の表面のトナー像を転写する。
定着装置234は、記録用紙を加熱するための加熱ローラ248と、記録用紙を加圧するための加圧ローラ250とを含む。記録用紙は、加熱ローラ248によって加熱され、かつ、加圧ローラ250によって加圧されることによって、記録用紙上に転写されたトナー像が記録用紙に定着される。この定着装置234へ供給される電力によりヒータを温めて加熱ローラ248の温度が定着に適した温度になるように制御されている。
主搬送路236と反転搬送路238との接続位置には、分岐爪244が配設されている。記録用紙の片面のみに印刷が行なわれる場合は、分岐爪244が位置決めされ、この分岐爪244により定着装置234からの記録用紙が排紙トレイ246または排紙処理装置158の方へと導かれる。
記録用紙の両面に印刷が行なわれる場合は、分岐爪244が所定方向に回動されて記録用紙が反転搬送路238の方へと導かれる。記録用紙は、反転搬送路238を通過して、その表裏を反転されて主搬送路236へと再び搬送され、主搬送路236の再度の搬送途中で、その裏面への印刷が行なわれて排紙トレイ246または排紙処理装置158の方へと導かれる。
上述のようにして印刷された記録用紙は、排紙トレイ246または排紙処理装置158の方へと導かれて排紙トレイ246に排出され、または排紙処理装置158の各排紙トレイ168のいずれかに排出される。
排紙処理装置158では、仕上げ機能を指定することにより仕上げ処理が実行されて、複数の記録用紙を各排紙トレイ168に仕分けして排出する処理、各記録用紙にパンチングする処理、および各記録用紙にステープルする処理が施される。たとえば、複数部の印刷物を作成する場合は、各排紙トレイ168に印刷物の一部ずつが割り当てられるように、各記録用紙を各排紙トレイ168に仕分けして排出し(ソート機能を指定)、排紙トレイ168毎に、排紙トレイ168上の各記録用紙にパンチング処理(パンチ機能を指定)またはステープル処理(ステープル機能を指定)を施して印刷物を作成する。この他に、印刷物をグループ分けするグループ機能もある。
−ファクシミリモード−
以下において、ファクシミリモードでの動作説明を行なう。このファクシミリモードにおいては、主として、送信動作は原稿読取部(スキャナ部)152およびFAX通信部155が動作することにより、受信動作はFAX通信部155および画像形成部154が動作することにより、ファクシミリ機能が実現される。なお、他のインターネットファクシミリ通信モード、電子メール通信モード(スキャンtoメール)についても、宛先がFAX番号ではなくコンピュータアドレスまたはメールアドレスになったり、通信インターフェイスがFAX通信部155ではなくネットワークインターフェイス(ネットワークIF)304になったりする等の差異があるものの、画像データを通信するという点において、同様に動作する。
・送信動作
画像形成装置150においては、ファクシミリモードを指定して、原稿載置台に置かれた原稿が原稿読取部152により画像データとして読取られ、読取られた画像データが図3に示すマイクロコンピュータ等から構成されるCPU300に入力され、ここで画像データに各種の画像処理が施され、この画像データがFAX通信部(図3のFAX通信部155)へと出力される。
送信側の画像形成装置150のFAX通信部155は、指定された送信側の回線を指定された送信先に接続して、画像データをファクシミリ通信規格に合致した通信データへ変換して、受信側のファクシミリ装置(たとえばファクシミリ機能を備えた画像形成装置150)へ送信する。
・通信動作
回線が接続されると、受信側の画像形成装置150のFAX通信部155は、送信側の画像形成装置150のFAX通信部155からの通信要求信号を検出して、応答信号を送信する。その後、たとえば、FAX通信部155は、送信側および受信側で互いに実装されている能力情報の受渡しを行ない利用可能な最大能力での通信速度および画像データの符号化・符号訂正方式などを決定してモデムの通信方式を設定する。この通信方式にあわせた画像信号形式を用いて、送信側の画像形成装置150のFAX通信部155から受信側の画像形成装置150のFAX通信部155へデータを送信する。送信が終了すると回線が切断される。
・受信動作
受信側の画像形成装置150のFAX通信部155は、受信したデータを画像データに変換して、画像形成部154へ送る。なお、受信したデータを画像データへ変換するのは画像形成部154であっても構わない。画像形成部154は、上述したコピーモードにおける動作と同じように、受信したデータから変換された画像データによって示される原稿の画像を記録用紙に印刷する。
−スキャナモード−
以下において、スキャナモードでの動作説明を行なう。このスキャナモードにおいては、主として、原稿読取部(スキャナ部)152が動作することによりスキャナ機能が実現される。
画像形成装置150においては、原稿載置台に置かれた原稿が原稿読取部152により画像データとして読取られ、読取られた画像データがCPU300に入力され、ここで画像データに各種の画像処理が施され、この画像データに基づいて画像形成部154で記録用紙に画像が形成されたり、この画像データが画像形成装置150に内蔵された記憶装置(後述するハードディスク302)に記憶されたり(スキャン保存モード)、この画像データが公衆回線に接続された他の画像形成装置へFAX通信部155を介して送信されたり、この画像データがネットワークに接続されたコンピュータへネットワークIF304を介して送信されたりする。
なお、スキャン保存モードでは、画像形成装置150においてユーザ名、ファイル名、保存先のフォルダ等を設定できるので、画像形成装置150単体でファイル管理を行なうことができる。本実施の形態に係る画像形成装置150は、このように画像形成装置150単体においてファイル管理が行なわれる場合に(ドキュメントファイリングモードまたはスキャン保存モードが実行される場合に)、画像形成装置150のハードディスク302に多くの画像データを記憶している場合であっても、ユーザが所望のデータに容易にアクセスすることができるとともに、システムリソースを有効的に使用できるように、ハードディスク302の画像データファイルをメンテナンスするという特徴を備える。
このような特徴は、画像形成装置150におけるハードウェア構成ならびに画像形成装置150を制御するハードウェアおよびソフトウェアにより実現されている。以下、この制御を実行するための、画像形成装置150に含まれるハードウェア構成(制御ブロック)について説明した後に、ソフトウェア構成(プログラム)について説明する。
[画像形成装置(制御ブロック)]
図3を参照して、画像形成装置150は、コピー機能、ファクシミリ機能およびスキャナ機能(ドキュメントファイリング機能を含む。)に関する設定が可能な操作装置166と、プログラム等を記憶するためのROM306と、通電が遮断された場合であってもプログラムおよびデータ等を記憶可能な不揮発性記憶領域であるハードディスク302と、プログラムを実行する際の記憶領域を提供するためのRAM(Random Access Memory)308とを含む。なお、電源が投入されるとハードディスク302に記憶されたデータがRAM308へ転送される場合があり、後述する各種テーブルは、ハードディスク302またはRAM308に記憶されていることになる。
画像形成装置150はさらに、原稿読取部152、画像形成部154、FAX通信部155、操作装置166、ROM306、ハードディスク302、およびRAM308に接続されるバス310と、バス310に接続された、画像形成装置としての一般的機能を実現するためのCPU300とを含む。
ハードディスク302は、たとえば数十GB(ギガバイト)程度の記憶容量を備え、ユーザにより画像データ記憶領域にフォルダを設定することができる。本実施の形態に係る画像形成装置150ではハードディスク302に、初期設定として、標準フォルダ、一時保存フォルダおよび集約フォルダが設定されている。これに加えて、ユーザがユーザフォルダを設定することもできる。
ROM306には、画像形成装置150の動作を制御するのに必要なプログラムおよびデータ等が記憶されている。CPU300は、ROM306に格納されているプログラムおよびデータに従って画像形成装置150の制御を行なうとともに画像形成装置150の各機能に関する制御を実行する。
図3に示すように、この画像形成装置150のFAX通信部155には、画像データの送受信用に公衆回線が接続され、ネットワークIF304にはネットワーク回線が接続されている。このネットワーク回線には、この画像形成装置150をネットワーク対応のプリンタとして使用するコンピュータ等が接続されたり、インターネットを介してメール送受信可能なコンピュータ等が接続されたりする。
RAM308は、CPU300による演算および処理の結果を一時的に記憶するワーキングメモリとしての機能と、画像データを記憶するフレームメモリとしての機能とを提供する。
原稿読取部152、画像形成部154、操作装置166の板状の操作パネル170および表示パネル172、ならびにROM306、ハードディスク302、およびRAM308に対する制御は、CPU300が所定のプログラムを実行することにより行なわれる。
操作装置166は、操作装置166の表面の右側の領域に配置された、テンキー、およびその他の種々の操作ボタンであるハードウェアキーが備えられている板状の操作パネル170と、操作装置166の中央部から左側の領域に配置された、小型のタッチパネル一体型液晶表示装置から構成されている表示パネル172とを含む。操作パネル170と表示パネル172とは一つの筐体に保持され、操作装置166は全体として一体となるように構成されている。
この操作装置166においては、表示パネル172に、この画像形成装置150の動作状態、ユーザが所望の画像データを指定するためのフォルダ一覧およびファイル一覧、アクセスした画像データに対する操作を指定するための操作メニュー等が表示される。表示パネル172の液晶表示装置の表示領域上には選択ボタンが表示され、この選択ボタンの表示されている領域を指で押すと、タッチパネルがその押された位置を検出する。プログラム上で選択ボタンの表示位置とタッチパネルが押された位置とを照合することにより、画像形成装置150の機能設定および動作指示等が行なわれる。
本実施の形態に係る画像形成装置150は、この画像形成装置150が備えるハードディスク302に保存された画像データであって、ユーザにより画像データへのアクセス(印刷要求、送信要求、属性変更要求(たとえばファイルごとに設定されたパスワードの変更要求、削除可否フラグの変更、削除権限ユーザIDの変更等)、フォルダ移動要求等であってプレビュー表示要求(画像確認要求)は含まないものとする。)された履歴を記憶しておいて、アクセスの少ない画像データは通常のフォルダから集約フォルダへ移動させる。さらに、この集約フォルダへ移動された画像データを移動されたり削除させたりする。このため、ハードディスク302またはRAM308には、図4に示すフィールドを備えたデータ保存テーブルおよび図5に示すフィールドを備えたデータ使用管理テーブルが記憶される。
図4を参照して、このデータ保存テーブルは、登録ファイル番号(登録No(連続する自然数))をキーとして、少なくとも、この画像形成装置150のハードディスク302へ最初に保存されたときのフォルダ名を記憶する初期保存フォルダ名フィールドと、そのときの日時を記憶する初期保存日時フィールドと、そのときのユーザIDを記憶する初期保存ユーザIDフィールドと、この画像データのファイル名と、このファイルにパスワードが設定されている場合にはそのパスワードを記憶するファイルパスワードフィールドと、この画像データファイルの記憶容量を記憶する記憶容量フィールドと、この画像データファイルを削除できるか否かのフラグを記憶する削除可否フラグフィールドと、この画像データファイルを削除できる権限を有するユーザIDを記憶する削除権限ユーザIDフィールドとで構成されている。ユーザIDは、この画像形成装置150を使用するユーザを一意に識別するため情報である(たとえば社員番号)。
削除可否フラグに「1」がセットされているとこの画像データは削除不可能であることを意味し、削除不可フラグに「0」がセットされているとこの画像データは削除可能であることを意味する。
また、削除可否フラグに「0」がセットされている場合(この画像データは削除可能)には、削除権限ユーザIDに記憶されたユーザIDを有するユーザがこのデータを削除できる。削除可否フラグに「1」がセットされている場合(この画像データは削除不可能)であっても、削除権限ユーザIDに記憶されたユーザIDを有するユーザは特別権限を有するとしてこのデータを削除できる。なお、削除権限ユーザIDに特定のデータ(たとえば「0000」という存在しないユーザID)が記憶されている場合には、削除可否フラグにセットされているデータに関わらず、全てのユーザが削除できるとすることもできる。
図5を参照して、このデータ使用管理テーブルは、図4と同じように登録ファイル番号(登録No(連続する自然数))をキーとする。このデータ使用管理テーブルは、少なくとも、この画像データの現状の状態を示す「通常」(集約フォルダに移動されていない状態を示す。)または「集約」(集約フォルダに移動されている状態を示す。)を記憶するフィールドと、この画像データが記憶されている現状のフォルダ名が記憶される現状フォルダ名フィールドと、この画像データがアクセスされた最新の日時を記憶する最新アクセス日時フィールドと、その最新のアクセス者を記憶する最新アクセスユーザIDフィールドと、この画像データがアクセスされた回数を記憶するアクセス回数フィールドと、この画像データがアクセスされた頻度を記憶するアクセス頻度フィールドと、この画像データが集約フォルダに保存されている場合にはこの画像データが集約フォルダへ移動された移動日を記憶する集約フォルダへの移動日フィールドと、集約前に保存されていたフォルダ名を記憶する集約前のフォルダ名フィールドと、集約フォルダ内の画像データの類似度を判定するデータを記憶する集約前の類似度判定用データフィールドとで構成されている。
なお、現状の状態が「通常」とは画像データファイル名が通常のフォルダに表示されることを意味し、現状の状態が「集約」とは画像データファイル名が集約フォルダに表示されることを意味する。このため、現状の状態が「集約」の場合には、現状フォルダ名が「集約」となる。
アクセス頻度は、単位期間あたりのアクセス回数であって、単位期間が1ヶ月間であると、アクセス回数/1ヶ月となる。月度毎に算出した値が過去の最大値を上回ると新たな最大値としてアクセス頻度を記憶する。たとえば、ある画像データについては2009年6月の頻度が過去において最大値であったとすると(この頻度が記憶されていたとすると)、現時点である2009年7月の頻度を、アクセスが発生する毎に算出して、2009年6月の頻度を超えた場合には、2009年7月の頻度が記憶される。1年12ヶ月の全てを30日であるとして、アクセス回数/1ヶ月の分母を「1」とすると月間最大アクセス回数となる。なお、月間に限定されるものではない。アクセスのばらつきに応じて、単位期間は適宜設定される。
ここで、類似度判定用データについて説明する。全く同一の画像データであるか否かを判定するデータとしては、ハッシュ値を用いることができる。このハッシュ値は、画像データを一方向関数(ハッシュ関数)により演算することにより算出される。ハッシュ関数としては、「SHA−1」、「MD5」等があり、画像データをこのハッシュ関数により演算することにより、ハッシュ値が生成される。このハッシュ関数は一方向関数であるため、生成されたハッシュ値からは元の画像データを推定することは不可能である。また、このハッシュ値は、画像データ毎にユニークなデータであって、元の画像データの容量よりもはるかに少ない容量のデータであり、同一の画像データであれば、同じハッシュ値となる。このハッシュ値を使用する場合には、比較対象の画像データを特定することなく、ハッシュ値を算出しておいて、同一のハッシュ値を有する画像データが集約フォルダ内にあると、それらの画像データは同一であると判定することができる。
さらに、同一の画像データではなく類似する画像データである場合には、以下のような、比較対象の画像データを特定した相対的な判定方法を用いることができる。この方法は、画像Aと画像Bとにおいて、画素ごとに両画像データの差分を算出して、その差分の絶対値の総和を算出して、その総和を類似度として算出する。この場合、類似度が小さいほど画像Aと画像Bとがより類似することになる。類似度判定用データとして、対象とした画像データのファイル名とその画像データとの類似度(小さいほど類似)とを記憶する。なお、この方法の場合には、集約フォルダへ移動されたときに、そのときに集約フォルダにある全画像データを対象として類似度を算出して、予め定められたしきい値よりも小さい類似度が算出された画像データについて、類似度判定用データとして、類似する全ての画像データのファイル名とそれらの画像データとの類似度(しきい値より小さい)とを記憶する。
なお、類似度判定用データについては、上述した2つの方法に限定されず、画像処理技術を用いた方法により、画像の類似度合いを示す指標を算出するものであれば、特に限定されるものではない。
本実施の形態に係る画像形成装置150においては、ハードディスク302に保存された画像データをアクセスするデータアクセス(ドキュメントファイリング)処理部、ハードディスク302の通常フォルダにおいて集約条件を満足した画像データを集約フォルダに移動させる自動集約処理部、集約フォルダの画像データをユーザの操作により所定のフォルダへ移動させる(元のフォルダへの復帰させることを含む。)移動処理部、集約フォルダの画像データをユーザの操作により削除する削除処理部とを含む。このようなデータアクセス処理部、自動集約処理部、移動処理部、および削除処理部は、ハードウェアとして構成されても構わないが、本実施の形態においては、以下に示すソフトウェアにより実現される。
[ソフトウェア構成]
図6〜図9は、画像形成装置150で実行されるプログラム(データアクセス処理プログラム、自動集約処理プログラム、移動処理プログラム、削除処理プログラム)の制御構造を示すフローチャートである。これらのプログラムは、サブルーチンプログラムである。このため、これらのプログラムは終了すると、図示しないメインルーチンプログラムへ復帰する。これらのプログラムにおいて同じ処理については同じステップ番号を付してある。それらの処理は同じであるため、詳細な説明は繰り返さない。
なお、画像形成装置150のCPU300は、このようなサブルーチンプログラムと並行して、コンピュータまたは画像形成装置としての一般的機能を実現するプログラムを実行する。しかしながら、そのプログラムは、本発明の本質的部分とは直接関係するものではないので、その詳細についてはここでは説明しない。
−データアクセス処理プログラム−
図6を参照して、ステップ(以下、ステップをSと記載する。)1000にて、画像形成装置150のCPU300(以下、単にCPU300と記載する。)は、この画像形成装置150を使用するユーザがログイン要求してログインしたか否かを判定する。このとき、CPU300は、ユーザIDおよびパスワード入力画面または指紋入力画面を表示パネル172に表示しておいて、ユーザIDおよびパスワードが入力されたり、ユーザの指紋(他の生体情報であっても構わない。)が入力されたりすると、この画像形成装置150を使用するユーザがログインしてきたと判定する。CPU300は、ユーザIDおよびパスワードまたはユーザの指紋に基づいて、ログインしてきたユーザが、認証先に予め登録されているユーザであるとログインを許可する。CPU300によりログインが許可されると、ログインしたと判定される。画像形成装置150を使用するユーザがログインしたと判定されると(S1000にてYES)、処理はS1010へ移される。もしそうでないと(S1000にてNO)、この処理は終了する。なお、この処理は、ユーザがログインしたと判定されるまで待つようにしても構わない。
S1010にて、CPU300は、入力されたユーザIDまたはユーザの指紋に対応して登録されたユーザIDを記憶する。
S1020にて、CPU300は、データアクセス(以下においてはドキュメントファイリングとする。)モードが指定されたか否かを判定する。この画像形成装置150においては、「コピーモード」、「ファクス/イメージ送信モード」および「ドキュメントファイリングモード」の3つのモードが備えられているものとする。さらに、プリンタモードを備えていても構わない。CPU300は、たとえば、表示パネル172の最上部に表示された3つのモードに対応するソフトウェアボタン(タグボタン)のいずれかが押下されると、ユーザによりモードが指定されたと判定する。ユーザによりドキュメントファイリングモードが指定されたと判定されると(S1020にてYES)、処理はS1030へ移される。もしそうでないと(S1020にてNO)、この処理は終了する。
S1030にて、CPU300は、ドキュメントファイリング処理の対象として、ハードディスク302に保存された画像データをアクセスするための初期画面(たとえば、フォルダを選択(指定)するための画面)を表示パネル172に表示する。S1040にて、CPU300は、データ保存テーブル(図4)およびデータ使用管理テーブル(図5)を読出す。
S1050にて、CPU300は、読み出したテーブルに基づいて、S1030で表示した初期画面においてユーザにより指定されたフォルダにおいて、要求されたデータ一覧を表示パネル172に表示する。このとき、ユーザが要求した、ファイル名の昇順または降順、保存ユーザ名の昇順または降順、保存日時の昇順または降順に従って、そのフォルダのデータ一覧が表示パネル172に表示される。なお、このとき、これらの昇順または降順に加えて、表示優先順位および表示オプションに従ってデータ一覧が表示パネル172に表示される。この表示優先順位とは、保存日時からの経過時間が長い順または短い順、最新アクセス日時からの経過時間が長い順または短い順、使用回数の少ない順または多い順、使用頻度の少ない順または多い順、記憶容量の多い順または少ない順等である。表示オプションとは、保存者(初期保存ユーザ)毎にまとめて表示すること、一時保存フォルダに保存されたデータ毎にまとめて表示すること(集約前に一時保存フォルダに保存されていたデータ毎にまとめて表示すること)、類似データ毎にまとめて表示すること等である。
S1060にて、CPU300は、アクセス対象のデータが指定されたか否かを判定する。このとき、CPU300は、表示パネル172に表示された画像データファイル名が押下されて「OK」ボタンが押下されると、アクセス対象のデータが指定されたと判定する。アクセス対象のデータが指定されたと判定されると(S1060にてYES)、処理はS1070へ移される。もしそうでないと(S1060にてNO)、この処理はS1060へ戻されて、アクセス対象のデータが指定されたと判定されるまで待つ。なお、アクセス対象のデータが指定されるまでの無限ループになることを回避するために、タイムアウトエラー処理等を行なうことが好ましい。
S1070にて、CPU300は、指定されたアクセス対象のデータに対する操作を選択する画面を表示パネル172に表示する。このとき、表示パネル172には、「印刷」、「送信」、「属性変更」、「移動」、「削除」等の操作名が記されたボタンが表示される。
S1080にて、CPU300は、アクセス対象のデータに対する操作が指定されたか否かを判定する。このとき、CPU300は、表示パネル172に表示された操作名が記されたボタンが押下されて「OK」ボタンが押下されると、アクセス対象のデータに対する操作が指定されたと判定する。アクセス対象のデータに対する操作が指定されたと判定されると(S1080にてYES)、処理はS1090へ移される。もしそうでないと(S1080にてNO)、この処理はS1080へ戻されて、アクセス対象のデータに対する操作が指定されたと判定されるまで待つ。なお、ここでも、アクセス対象のデータに対する操作が指定されるまでの無限ループになることを回避するために、タイムアウトエラー処理等を行なうことが好ましい。
S1090にて、CPU300は、アクセス対象のデータに、指定された操作を実行する。
S1100にて、CPU300は、データ使用管理テーブル(図5)において、該当するデータ(S1060にて指定された画像データ)の最新アクセス日時に現在日時(S1100の処理が実行されている現在日時)を書込み、最新アクセスユーザIDにこのログインユーザのユーザID(S1010で記憶したユーザID)を書込む。
S1110にて、CPU300は、データ使用管理テーブル(図5)において、該当するデータ(S1060にて指定された画像データ)のアクセス回数(1回加算)およびアクセス頻度を更新する。このとき、アクセス頻度がアクセス回数/単位期間(たとえば1ヶ月間)の場合には、分子に1を加算して頻度を算出して、記憶されている頻度よりも高いと新たな頻度で更新する。
−自動集約処理プログラム−
図7を参照して、S1200にて、CPU300は、前回の集約処理(1ヶ月使用されていない画像データを抽出して自動的に集約フォルダに移動させる処理)から予め定められた期間が経過したか否かを判定する。この予め定められた期間は、たとえば24時間程度に設定される。前回の集約処理から予め定められた期間が経過したと判定されると(S1200にてYES)、処理はS1110へ移される。もしそうでないと(S1200にてNO)、この処理は終了する。
S1210にて、CPU300は、データ使用管理テーブル(図5)を読出す。S1220にて、CPU300は、画像データの現状の状態を示すフィールドに「通常」が記憶された画像データの中で、最新アクセス日時から1ヶ月(集約フォルダへの移動設定期間)を経過した画像データを抽出する。
S1230にて、CPU300は、抽出された画像データがあるか否かを判定する。抽出された画像データがあると判定されると(S1230にてYES)、処理はS1240へ移される。もしそうでないと(S1230にてNO)、この処理は終了する。
S1240にて、CPU300は、データ使用管理テーブル(図5)において、該当するデータ(S1220にて抽出された画像データ)の現状の状態を示すフィールドを「集約」に、現状フォルダ名を「集約フォルダ」に変更する。
S1250にて、CPU300は、データ使用管理テーブル(図5)において、該当するデータ(S1220にて抽出された画像データ)の集約フォルダへの移動日時に現在日時(S1250の処理が実行されている現在日時)を書込み、集約前のフォルダ名を書込む。
S1260にて、CPU300は、該当するデータ(S1220にて抽出された画像データ)の類似度判定用データを算出する。S1270にて、CPU300は、算出された類似度判定用データを該当するデータ(S1220にて抽出された画像データ)の類似度判定用データとして記憶する。
−移動処理プログラム−
図8を参照して、S1300にて、CPU300は、集約フォルダに移動された画像データにアクセスして所望の処理を行なうために、集約フォルダに保存された画像データの一覧を表示する要求を検出したか否かを判定する。この画像形成装置150においては、ドキュメントファイリングモードが指定されるとハードディスク302に保存された画像データをアクセスするための初期画面としてフォルダを指定画面が表示パネル172に表示され、この画面に表示された「集約フォルダ」ボタンが押下されると、ユーザにより、集約フォルダに保存された画像データの一覧表示が要求されたと判定する。ユーザにより集約フォルダに保存された画像データの一覧表示が要求されたと判定されると(S1300にてYES)、処理はS1310へ移される。もしそうでないと(S1300にてNO)、この処理は終了する。
S1310にて、CPU300は、データ保存テーブル(図4)およびデータ使用管理テーブル(図5)を読出す。S1320にて、CPU300は、設定された湯銭順位および表示オプションに従って集約フォルダ内の画像データファイルの一覧を表示パネル172に表示する。なお、このときの表示優先順位および表示オプションは、S1050における表示優先順位および表示オプションと同様である。
S1330にて、CPU300は、集約フォルダから移動させる対象のデータが指定されたか否かを判定する。このとき、CPU300は、集約フォルダ内の画像データであって表示パネル172に表示された画像データファイル名が押下されて「OK」ボタンが押下されると、集約フォルダから移動される対象のデータが指定されたと判定する。なお、この指定された画像データファイルの移動操作が確定するのはS1340において表示パネル172に表示された移動操作を選択したときになる。集約フォルダから移動させる対象のデータが指定されたと判定されると(S1330にてYES)、処理はS1340へ移される。もしそうでないと(S1330にてNO)、この処理は終了する。なお、S1330にてNOの場合、処理をS1330へ戻して、集約フォルダから移動させる対象のデータが指定されたと判定されるまで待つようにしてもよい。この場合においても、集約フォルダから移動させる対象のデータが指定されるまでの無限ループになることを回避するために、タイムアウトエラー処理等を行なうことが好ましい。
S1340にて、CPU300は、指定された移動対象のデータに対する移動操作を選択する画面を表示パネル172に表示する。このとき、表示パネル172には、「元のフォルダへ移動」、「移動先フォルダを指定」、「移動先フォルダ名を入力」等の操作名が記されたボタンが表示される。この画面に従い、ユーザは指定した画像データファイルをどのフォルダへ移動させるのかを指定する。
S1350にて、CPU300は、ユーザにより、元のフォルダへ移動することが要求されたか否かを判定する。このとき、CPU300は、「元のフォルダへ移動」ボタンが押下されて「OK」ボタンが押下されると、元のフォルダへ移動することが要求されたと判定する。元のフォルダへ移動することが要求されたと判定されると(S1350にてYES),処理はS1360へ移される。もしそうでないと(S1350にてNO)、この処理はS1370へ移される。
S1360にて、CPU300は、データ使用管理テーブル(図5)において、該当するデータ(S1330にて指定された画像データ)の現状フォルダ名を、集約前のフォルダ名に変更する。その後、この処理はS1400へ移される。なお、集約前のフォルダ名は、データ使用管理テーブルに記憶されている。
S1370にて、CPU300は、指定された移動対象のデータの移動先フォルダ名を入力する画面を表示パネル172に表示する。このとき、ユーザは、この画面に従い。表示パネル172を用いて、指定した画像データファイルを移動させるフォルダ名を入力する。
S1380にて、CPU300は、移動対象のデータの移動先フォルダが指定されたか否かを判定する。このとき、CPU300は、表示パネル172に移動ファイル名が入力されて(またはフォルダ一覧から選択されて)「OK」ボタンが押下されると、移動対象のデータの移動先フォルダが指定されたと判定する。移動対象のデータの移動先フォルダが指定されたと判定されると(S1380にてYES)、処理はS1390へ移される。もしそうでないと(S1380にてNO)、この処理はS1380へ戻されて、移動対象のデータの移動先フォルダが指定されたと判定されるまで待つ。なお、ここでも、移動対象のデータの移動先フォルダが指定されるまでの無限ループになることを回避するために、タイムアウトエラー処理等を行なうことが好ましい。
S1390にて、CPU300は、データ使用管理テーブル(図5)において、該当するデータ(S1330にて指定された画像データ)の現状フォルダ名を、指定された移動先フォルダ名に変更する。
S1400にて、CPU300は、データ使用管理テーブル(図5)において、該当するデータ(S1330にて抽出された画像データ)の現状の状態を示すフィールドを「通常」に変更する。
−削除処理プログラム−
図9を参照して、S1500にて、CPU300は、集約フォルダから削除する対象のデータが指定されたか否かを判定する。このとき、CPU300は、集約フォルダ内の画像データであって表示パネル172に表示された画像データファイル名が押下されて「OK」ボタンが押下されると、集約フォルダから削除する対象のデータが指定されたと判定する。なお、この指定された画像データファイルの削除操作が確定するのはS1510において表示パネル172に表示された削除操作を選択したときになる。集約フォルダから削除する対象のデータが指定されたと判定されると(S1500にてYES)、処理はS1510へ移される。もしそうでないと(S1500にてNO)、この処理は終了する。なお、ここでも、S1500にてNOの場合、処理をS1500へ戻して、集約フォルダから削除する対象のデータが指定されたと判定されるまで待つようにしてもよい。この場合においても、集約フォルダから移動させる対象のデータが指定されるまでの無限ループになることを回避するために、タイムアウトエラー処理等を行なうことが好ましい。
S1510にて、CPU300は、指定された削除対象のデータに対する削除操作を選択する画面を表示パネル172に表示する。このとき、表示パネル172には、「削除」、「画像確認」、「詳細情報」等の操作名が記されたボタンが表示される。この画面に従い、ユーザは指定した画像データファイルを削除することを指定する。なお、以下の説明においては、S1340およびS1510における処理(集約フォルダ内の画像データファイルを指定した後のそのファイルに対する操作を指定する処理)において、表示パネル172に表示される画面は共通であるとする。すなわち、表示パネル172には、「移動」(これを選択すると移動先フォルダ名の入力画面に遷移)、「元のフォルダへ移動」、「削除」、「画像確認」、「詳細情報」等の操作名が記されたボタンが表示される。
S1520にて、CPU300は、指定された削除対象のデータが削除不可であるか否かを判定する。このとき、CPU300は、データ保存テーブル(図4)に記憶された削除不可フラグに基づいて判定する。指定された削除対象のデータが削除不可であると判定されると(削除可否フラグに「1」がセットされているのでS1520にてYES)、処理はS1530へ移される。もしそうでないと(S1520にてNO)、この処理はS1550へ移される。
S1530にて、CPU300は、指定された削除対象のデータ(削除不可能データ)に対して、このログインしたユーザは削除権限(特別権限)を備えているか否かを判定する。このとき、CPU300は、データ保存テーブル(図4)に記憶された削除権限ユーザIDにこのログインしたユーザのユーザIDが含まれるか否かに基づいて判定する。削除対象のデータに対して、このログインしたユーザが削除権限を備えていると判定されると(S1530にてYES)、処理はS1570へ移される。もしそうでないと(S1530にてNO)、この処理はS1540へ移される。
S1540にて、CPU300は、指定された削除対象のデータは、削除不可データであって、ログインユーザは削除権限を有さないので削除できないことを、表示パネル172に表示する。その後、この処理は終了する。
S1550にて、CPU300は、指定された削除対象のデータ(削除可能データ)に対して、このログインしたユーザは削除権限を備えているか否かを判定する。このとき、CPU300は、データ保存テーブル(図4)に記憶された削除権限ユーザIDにこのログインしたユーザのユーザIDが含まれるか否かに基づいて判定する。削除対象のデータに対して、このログインしたユーザが削除権限を備えていると判定されると(S1550にてYES)、処理はS1570へ移される。もしそうでないと(S1550にてNO)、この処理はS1560へ移される。
S1560にて、CPU300は、指定された削除対象のデータは、削除可能データであるが、ログインユーザは削除権限を有さないので削除できないことを、表示パネル172に表示する。その後、この処理は終了する。
S1570にて、CPU300は、指定された削除対象のデータを、ハードディスク302から削除する。
なお、上述したように、削除権限ユーザIDに特定のデータ(たとえば「0000」という存在しないユーザID)が記憶されている画像データファイルが削除対象として指定された場合には、削除可否フラグにセットされているデータに関わらず、全てのユーザが削除できるので、S1530およびS1550の処理は行なわれず、S1570の処理が必ず行なわれる。
[動作]
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本実施の形態に係る画像形成装置150の動作について、図10〜図19を用いて説明する。
−システム設定動作−
図10に、この画像形成装置150の表示パネル172に表示される、この画像形成装置150のハードディスク302に保存された画像データについてのシステム設定画面(ドキュメントファイリングについてのシステム設定画面)を示す。このシステム設定画面は、管理者としてログインしたユーザのみが操作できる。
図10は、この画像形成装置150の表示パネル172に表示される、この画像形成装置150におけるドキュメントファイリングモードによりハードディスク302に保存された画像データをどのように管理するのかについての情報を管理者が入力するための設定画面である。
図10を参照して、この設定画面において、システム設定項目として、最新アクセス日時から所定期間が経過した画像データファイルを集約フォルダに移動させる移動設定期間により既定される集約条件(ここでは1ヶ月と設定されている。)、アクセスデータを指定するときのファイル一覧を表示パネル172に表示するときの表示優先順位および表示オプション、がある。ここでは、表示優先順位として、保存日時からの経過時間が長い順または短い順(図10では長い順)、最新アクセス日時からの経過時間が長い順または短い順(図10では長い順)、使用回数の少ない順または多い順(図10では少ない順)、使用頻度の少ない順または多い順(図10では少ない順)、記憶容量の多い順または少ない順(図10では大きい順)等の項目を、どの順序で優先させるのかを設定する。たとえば、「使用回数の少ない順」ボタンを選択状態にして、上矢印ボタンを押下する毎に優先順位が1つ上がり、下矢印ボタンを押下する毎に優先順位が1つ下がる。図10においては、表示優先第1位として保存日時からの経過時間が長い順、表示優先第2位として最新アクセス日時からの経過時間が長い順、表示優先第3位として使用回数の少ない順、表示優先第4位として使用頻度の少ない順、表示優先第5位として記憶容量の大きい順が設定されている状態を示している。
さらに、表示オプションとして、保存者(初期保存ユーザ)毎に画像データファイルをまとめて表示したりすること、一時保存フォルダの画像データファイルをまとめて表示すること(集約フォルダの場合には集約前のフォルダ名が一時保存フォルダであるファイルをまとめて表示することになる。)、類似データ毎に画像データファイルをまとめて表示したりすること等を設定する。これらのオプションは、チェックボックスにチェックを入れることにより設定される。
図10に示すシステム設定画面において管理者が設定した、集約条件、表示優先順位および表示オプションが、ハードディスク302またはRAM308に記憶されている。
−データ保存動作−
図11に、この画像形成装置150の表示パネル172に表示される、この画像形成装置150のハードディスク302に画像データを保存する場合のデータ保存画面を示す。
図11を参照して、このデータ保存画面は、ログインしたユーザが操作できる。このデータ保存画面では、図4のデータ保存テーブルのフィールドに対応する項目が設定される。なお、登録番号(登録No)は自動的にシステムにより付与されるものであってもよい。
1つの登録番号(登録No)に対して、1つの画像データが指定されたファイル名で保存される。設定項目として、保存フォルダ名、ファイル名、削除可否情報、削除権限者情報等である。
削除可否情報は、削除可能および削除不可能のいずれかが設定され、図4のデータ保存テーブルの削除可否フラグとして記憶される。「削除不可能」ボタンが選択されている状態で「OK」ボタンが押下されると、削除可否フラグに「1」がセットされ、「削除可能」ボタンが選択されている状態で「OK」ボタンが押下されると、削除可否フラグに「0」がセットされる。削除権限者については、削除不可データの場合であっても削除可能データの場合であっても、保存者のみ、保存者+管理者およびその他のユーザのいずれかが設定され、図4のデータ保存テーブルの削除権限ユーザIDとして記憶される。なお、削除情報が何も設定されない場合には、削除権限ユーザIDに特定のデータ(たとえば「0000」という存在しないユーザID)が記憶され、この画像データファイルは全てのユーザが削除できることになる。
このようにして入力された画像データファイルは、図4に示すデータ保存テーブルに記憶され、画像データ自体はハードディスク302の所定のフォルダに保存される。
−画像データアクセス動作−
画像データにアクセスしたいユーザは、表示パネル172に図12に示すログイン画面が表示されている画像形成装置150に、ログインする。このとき、図12に示すログイン画面に表示された項目であるログイン名(ユーザID)、パスワードをユーザは入力する。これらの入力された項目が、認証先に登録されていると、この画像形成装置150を使用するユーザがログインしてきたと判定され(S1000にてYES)、ログインしてきたユーザIDが記憶される(S1010)。このユーザIDは、ログインしている状態において、この画像形成装置150の表示パネル172に表示される。
このログインユーザがハードディスク302に保存された画像データにアクセスしないたいため、表示パネル172の最上部に表示された「ドキュメントファイリング」タグボタンを押下する(S1020にてYES)。
ドキュメントファイリングモードの初期画面として、図13に示すようなフォルダ指定画面が、表示パネル172に表示される(S1030)。この図13に示すように、集約フォルダを指定することも可能である。フォルダが指定されると、データ保存テーブル(図4)およびデータ使用管理テーブル(図5)が読み出され(S1040)、読み出されたテーブルに基づいて、ユーザにより指定されたフォルダであって、ユーザにより要求された態様でファイル指定画面(ファイル一覧画面)が表示される(S1050)。このとき、ユーザが標準フォルダを指定すると、たとえば、図14に示すようなファイル指定画面が、表示パネル172に表示される(S1060)。この図14に示すように、ユーザが要求した、ファイル名の昇順または降順、保存ユーザ名の昇順または降順、保存日時の昇順または降順に従って、そのフォルダのデータ一覧が表示パネル172に表示される。さらに、このとき、これらの昇順または降順に加えて、表示優先順位および表示オプションに従ってデータ一覧が表示パネル172に表示される。
ここでは、通常フォルダであるので、たとえば、表示優先第1位として保存日時からの経過時間が短い順、表示優先第2位として最新アクセス日時からの経過時間が短い順、表示優先第3位として使用回数の多い順、表示優先第4位として使用頻度の多い順で表示されているものとする。さらに、保存者(初期保存ユーザ)がこのログインユーザである画像データファイルが優先されてまとめて表示されている。このように表示優先順位および表示オプションを設定することにより、通常フォルダに保存された画像データファイルであってログインユーザがアクセスしたい画像データファイルを容易に捜し出すことができる。
さらに、図14に示すように、表示パネル172には、サムネイル表示(プレビュー表示)することができる。このため、ログインユーザがアクセスしたい画像データファイルをさらに容易に捜し出すことができる。
図14に示す画面において、ログインユーザがアクセスしたい画像データファイルを指定すると(画像データファイルを選択した状態で「OK」ボタンを押下すると)(S1060にてYES)、たとえば、図15に示すような、アクセス対象のデータに対する操作を選択する画面が、表示パネル172に表示される。図14に示すように、表示パネル172には、「印刷」ボタン、「送信」ボタン、「属性変更」ボタン、「移動」ボタン、「削除」ボタンの操作ボタンとともに、「OK」ボタンが表示される。ユーザがアクセス対象のデータに対する操作を指定すると(いずれかの操作ボタンを選択した状態で「OK」ボタンを押下すると)(S1080にてYES)、指定した画像データを用いて指定された処理が実行される(S1090)。
データ使用管理テーブル(図5)において、アクセスした画像データについて、最新アクセス日時に現在日時が書込まれ、最新アクセスユーザIDにこのログインユーザIDが書込まれ(S1100)、アクセス回数(1回加算)およびアクセス頻度が更新される(S1110)。
−画像データ自動集約動作−
前回の集約動作から24時間が経過すると(S1200にてYES)、データ使用管理テーブルが読み出されて(S1210)、現状の状態を示すフィールドに「通常」が記憶された画像データファイルの中で、最新アクセス日時から1ヶ月が経過した画像データが抽出される(S1220)。
抽出された画像データがあると(S1230にてYES)、データ使用管理テーブル(図5)において、該当するデータの現状の状態を示すフィールドの「通常」が「集約」に、現状フォルダが「集約フォルダ」に変更される(S1240)。
これにより、これ以降は、最新アクセス日時から1ヶ月以上の期間においてアクセスされていない(ドキュメントファイリングモードでアクセス対象のデータとして指定されていない)データは、集約フォルダに表示される。
データ使用管理テーブル(図5)において、該当するデータの集約フォルダへの移動日時に現在日時が書込まれ、集約前のフォルダ名が書込まれる(S1250)。さらに、該当するデータの類似度判定用データが算出され(S1260)、算出された類似度判定用データが該当するデータの類似度判定用データとして記憶される(S1270)。
−データ移動動作−
ログイン後、ドキュメントファイリングモードを指定して、図13に示す初期画面において、「集約フォルダ」ボタンを押下すると(S1300にてYES)、ハードディスク302の集約フォルダに保存された画像データファイルの一覧が、図16に示すように、表示パネル172に表示される(S1320)。この図16に示すように、ユーザが要求した、ファイル名の昇順または降順、保存ユーザ名の昇順または降順、保存日時の昇順または降順に従って、集約フォルダのデータ一覧が表示パネル172に表示される。さらに、このとき、これらの昇順または降順に加えて、表示優先順位および表示オプションに従ってデータ一覧が表示パネル172に表示される。
ここでは、集約フォルダであるので、たとえば、表示優先第1位として記憶容量の大きい順、表示優先第2位として保存日時からの経過時間が長い順、表示優先第3位として最新アクセス日時からの経過時間が長い順、表示優先第4位として使用回数の少ない順、表示優先第5位として使用頻度の少ない順で表示されているものとする。さらに、保存者(初期保存ユーザ)がこのログインユーザである画像データファイルが優先されてまとめて表示されている。また、集約前のフォルダ名が一時保存フォルダである画像データファイルが優先されてまとめて表示されている。また、類似度判定用データを用いて類似する画像データファイルが優先されてまとめて表示されている。このように表示優先順位および表示オプションを設定することにより、たとえば、集約フォルダに保存された画像データファイルであってログインユーザがアクセスして移動させたり削除したりしたい画像データファイルを容易に捜し出すことができる。
さらに、図16に示すように、表示パネル172には、サムネイル表示(プレビュー表示)することができる。このため、ログインユーザがアクセスして処理したい(移動したい)画像データファイルをさらに容易に捜し出すことができる。
図16に示す画面において、ログインユーザがアクセスして移動させたい画像データファイルを指定すると(画像データファイルを選択した状態で「OK」ボタンを押下すると)(S1330にてYES)、たとえば、図17に示すような、アクセス対象のデータに対する操作を選択する画面が、表示パネル172に表示される。図17に示すように、表示パネル172には、「移動」ボタン、「元のフォルダへ移動」ボタン、「削除」ボタンの操作ボタンとともに、「OK」ボタンが表示される。
ユーザがアクセス対象として指定したデータに対する操作を指定すると(ここでは、「元のフォルダへ移動」ボタンを選択した状態で「OK」ボタンを押下すると)(S1350にてYES)、データ使用管理テーブル(図5)において、アクセス対象データの現状フォルダ名が集約前のフォルダ名に変更され(S1360)、現状の状態を示すフィールドが「通常」に変更される(S1400)。
なお、元のフォルダへ戻す処理ではなく、ユーザがアクセス対象として指定したデータを指定するフォルダへ移動する操作を指定すると(「移動」ボタンを選択した状態で「OK」ボタンを押下すると)(S1350にてNO)、移動先のフォルダを指定する画面が表示パネル172に表示される(S1370)。ユーザが移動先フォルダを指定すると(S1380にてYES)、データ使用管理テーブル(図5)において、アクセス対象データの現状フォルダ名が指定されたフォルダ名に変更され(S1390)、現状の状態を示すフィールドが「通常」に変更される(S1400)。
−データ削除動作−
図16に示す画面において、ログインユーザがアクセスして削除したい画像データファイルを指定すると(画像データファイルを選択した状態で「OK」ボタンを押下すると)(S1500にてYES)、たとえば、図17に示すような、アクセス対象のデータに対する操作を選択する画面が、表示パネル172に表示される。図17に示すように、表示パネル172には、「移動」ボタン、「元のフォルダへ移動」ボタン、「削除」ボタンの操作ボタンとともに、「OK」ボタンが表示される。
ユーザがアクセス対象として指定したデータに対する削除操作を指定するので(「削除」ボタンを選択した状態で「OK」ボタンを押下するので)、データ保存テーブル(図4)を参照して、削除対象データを削除できるか否かが判定される(S1520、S1530およびS1550)。
ここで、まず、削除対象データが削除不可データである場合に(S1520にてYES)、このログインユーザが削除権限(特別権限)を有していない場合(S1530にてNO)について説明する。この場合には、このログインユーザは、この削除対象データを削除することができないので、図18に示すように、表示パネル172に「削除不可データであって削除権限もないので削除できません」と表示される(S1540)。この削除対象データはハードディスク302から削除されない。
次に、削除対象データが削除可能データである場合に(S1520にてNO)、このログインユーザが削除権限を有していない場合(S1550にてNO)について説明する。この場合には、このログインユーザは、この削除対象データを削除することができないので、図19に示すように、表示パネル172に「削除不可データではありませんが削除権限がないので削除できません」と表示される(S1560)。この削除対象データはハードディスク302から削除されない。
次に、削除対象データが削除不可データである場合に(S1520にてYES)、このログインユーザが削除権限(特別権限)を有している場合(S1530にてYES)について説明する。この場合には、このログインユーザは、この削除対象データを削除することができるので、この削除対象データはハードディスク302から削除される(S1570)。
次に、削除対象データが削除可能データである場合に(S1520にてNO)、このログインユーザが削除権限を有している場合(S1550にてYES)について説明する。この場合には、このログインユーザは、この削除対象データを削除することができるので、この削除対象データはハードディスク302から削除される(S1570)。
さらに、削除対象データの削除権限ユーザIDに特定のデータ(たとえば「0000」という存在しないユーザID)が記憶されている場合について説明する。この場合には、削除対象データが削除不可であるか削除可能であるかに関わらず、かつ、ログインユーザの削除権限の有無に関わらず、この削除対象データはハードディスク302から削除される(S1570)。
以上のようにして、本実施の形態に係る画像形成装置(データ処理装置を備えた画像形成装置)によると、多くのデータを記憶装置に保存してユーザのアクセス要求に応える場合において、(1)記憶装置に保存されたデータであってアクセスされる頻度が少ないデータは集約フォルダへ自動的に移動され、(2)集約フォルダへ移動されたデータは、ユーザの要求に基づいて、元のフォルダへ戻されたり、指定されたフォルダへ移動されたり、権限に基づいて削除可否を判定して削除されたり、削除されないでかつ移動されないデータは集約フォルダで保持される。その結果、通常のフォルダにはアクセスされる頻度が多いデータのみが保存されるので、ユーザがデータを捜し出しやすい。さらに、集約フォルダへ移動されたデータは、ユーザに削除に関する有益な情報を提示した上でユーザが適宜データを指定する。このとき、ユーザへは、表示優先順位または表示オプションに従って、削除する可能性が高いデータが優先的に表示される。このように、不要なデータが削除されたり、削除して有効な(システムリソースが復活する)データが削除されるので、記憶装置のシステムリソースを有効的に使用できる。
<変形例>
なお、上述した実施の形態においては、図7の自動集約処理のタイミングを前回の集約処理から予め定められた時間が経過したときに実行するとしたが、この画像形成装置150の電源が投入されたタイミング、ユーザによる新たなログインを検出したタイミング、管理者がログインを検出したタイミングであっても構わない。
また、削除権限だけではなく、データを移動する権限もユーザIDに基づいて設定して、権限があるユーザのみがデータを移動できるようにしても構わない。
今回開示された実施の形態は単に例示であって、本発明が上記した実施の形態のみに限定されるわけではない。本発明の範囲は、発明の詳細な説明の記載を参酌した上で、特許請求の範囲の各請求項によって示され、そこに記載された文言と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含む。
150 画像形成装置
166 操作装置
170 操作パネル
172 表示パネル
300 CPU
302 ハードディスク
306 ROM
308 RAM
310 バス

Claims (14)

  1. 複数の画像データを予め保存しておいて、前記複数の画像データの中からユーザにより指定された画像データを処理するデータ処理装置であって、
    前記画像データが指定された回数を検出するための検出手段と、
    前記回数に基づいて、前記回数が多い画像データを保存する第1の領域と、前記回数が少ない画像データを保存する第2の領域とを区別して、前記複数の画像データを保存するための保存手段と、
    前記第1の領域に保存された画像データを指定するための情報を、前記第2の領域に保存された画像データを指定するための情報よりも優先して表示するための表示手段と、
    前記表示された情報に基づいて、複数の画像データの中から画像データをユーザが指定するための指定手段と、
    前記指定された画像データを処理するための処理手段と、
    前記第2の領域に保存された画像データを削除するための削除手段とを含む、データ処理装置。
  2. 前記第2の領域に保存された画像データを、前記第1の領域に移動するための移動手段をさらに含む、請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 前記第1の領域は通常フォルダであり、前記第2の領域は集約フォルダであり、
    前記移動手段は、前記集約フォルダから前記通常フォルダへ移動させるための手段を含む、請求項2に記載のデータ処理装置。
  4. 前記第1の領域は複数のフォルダで構成され、
    前記移動手段は、前記集約フォルダから、前記集約フォルダへ移動される前のフォルダへ移動させるための手段を含む、請求項3に記載のデータ処理装置。
  5. 前記削除手段は、削除不可情報が付与された画像データを除いて削除するための手段を含む、請求項1〜請求項4のいずれかに記載のデータ処理装置。
  6. 前記データ処理装置を操作するユーザが画像データを削除する権限を備えているか否かを判定するための手段をさらに含み、
    前記削除手段は、前記権限を備えている場合に、前記画像データを前記保存手段から削除するための手段を含む、請求項1〜請求項4のいずれかに記載のデータ処理装置。
  7. 前記削除手段は、削除不可情報が付与された画像データであっても、前記削除不可情報が付与された画像データを削除する権限を備えている場合に、前記削除不可情報が付与された画像データを前記保存手段から削除するための手段を含む、請求項6に記載のデータ処理装置。
  8. 前記権限は、画像データを保存したユーザに付与される、請求項6または請求項7に記載のデータ処理装置。
  9. 前記権限は、データ処理装置の管理者に付与される、請求項6または請求項7に記載のデータ処理装置。
  10. 前記表示手段は、前記第2の領域に保存された画像データを指定するための情報を、画像データが削除される可能性の高い順に従って、表示するための手段を含む、請求項1〜請求項9のいずれかに記載のデータ処理装置。
  11. 前記表示手段は、保存日時からの経過時間順、最新指定日時からの経過時間順、指定回数順、指定頻度順および保存容量順のいずれかに従って、前記第2の領域に保存された画像データを指定するための情報を表示するための手段を含む、請求項10に記載のデータ処理装置。
  12. 前記表示手段は、前記第2の領域に保存された画像データを指定するための情報を、画像データに共通する項目でまとめて、表示するための手段を含む、請求項1〜請求項9のいずれかに記載のデータ処理装置。
  13. 前記表示手段は、保存者毎、一時保存フォルダ毎および類似画像データ毎のいずれかでまとめて、前記第2の領域に保存された画像データを指定するための情報を表示するための手段を含む、請求項12に記載のデータ処理装置。
  14. 請求項1〜請求項13のいずれかに記載のデータ処理装置を備えた画像形成装置。
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