JP2011054550A - 固体酸化物燃料電池およびその製造方法 - Google Patents

固体酸化物燃料電池およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】外周面が多数の平面からなる多角管型支持体を採用することにより、ガスシールが不要であるうえ、高い性能および電力密度を有する固体酸化物燃料電池、およびその製造方法の提供。
【解決手段】外周面が多数の平面からなる多角管型支持体、前記多数の平面にそれぞれ形成された多数の単位電池、前記多数の単位電池を直列に連結する内部連結材、および直列に連結された前記多数の単位電池を集電手段と連結する外部連結材とを含んでなる、固体酸化物燃料電池を提供する。
【選択図】図6

Description

本発明は、固体酸化物燃料電池およびその製造方法に関する。
燃料電池とは、燃料(水素、LNG、LPGなど)と空気の化学エネルギーを電気化学的反応によって電気および熱に直接変換させる装置である。燃料電池は、燃料燃焼過程、蒸気発生過程、タービン駆動過程および発電機駆動過程を取る既存の発電技術とは異なり、燃焼過程および駆動装置がないので、効率が高いうえ、環境問題を誘発しない新しい概念の発電技術である。このような燃料電池は、例えばSOxやNOxなどの大気汚染物質を殆ど排出せず、二酸化炭素の発生も少なくて無公害発電であり、低騒音、無振動などの利点もある。
燃料電池は、リン酸型燃料電池(PAFC)、アルカリ型燃料電池(AFC)、高分子電解質型燃料電池(PEMFC)、直接メタノール燃料電池(DMFC)、固体酸化物燃料電池(SOFC)などの多様な種類がある。これらの中でも、固体酸化物燃料電池(solid oxide fuel cell、SOFC)は、活性化分極に基づいた過電圧が低く、非可逆的損失が少ないので発電効率が高い。さらに、固体酸化物燃料電池は、水素だけでなく、炭素または炭化水素系を燃料として使用することができるため、燃料の選択幅が広く、電極における反応速度が高くて電極触媒として高い貴金属を必要としない。その上、発電に付随して排出される熱は、温度が非常に高くて利用価値が高い。固体酸化物燃料電池から発生した熱は、燃料の改質に利用されるうえ、熱併合発電において産業用または冷房用エネルギー源として利用することができる。よって、固体酸化物燃料電池は、向後の水素経済社会への進入のために必須的な発電技術である。
固体酸化物燃料電池(solid oxide fuel cell;SOFC)の基本的な動作原理を考察すると、固体酸化物燃料電池は、基本的に、水素およびCOの酸化反応により発電する装置であり、燃料極および空気極では下記反応式1の電極反応が行われる。
<反応式1>
燃料極:H+O2−→HO+2e
CO+O2−→CO+2e
空気極:O+4e→2O2−
全反応:H+CO+O→HO+CO
すなわち、前者は、外部回路を介して空気極に到達し、同時に空気極から発生した酸素イオンが電解質を介して燃料極へ伝達されるため、燃料極では水素またはCOが酸素イオンと結合して電子および水またはCOを生成する。
図1Aおよび図1Bは従来の固体酸化物燃料電池を示す斜視図である。
図1Aおよび図1Bに示すように、固体酸化物燃料電池は、平板型固体酸化物燃料電池10と管型固体酸化物燃料電池20に分類されている。
平板型固体酸化物燃料電池10は、セパレータ11、単位電池13およびセパレータ11の順に積層されてなる。平板型固体酸化物燃料電池10は、管型固体酸化物燃料電池20に比べて高い性能および電力密度を有し、製造工程が非常に簡単である。平板型固体酸化物燃料電池10は、特に、テープキャスティング(tape casting)、ドクターブレード(doctor blade)、スクリーン印刷(screen printing)などによって平面上に電極および電解質を製造するので、製造コストが低いという利点がある。
ところが、平板型固定酸化物燃料電池10は、反応ガスの供給と排出のために、大きい外部マニホールド(manifold)を必要とする。このような構造は、厳しいガスシールを要求する。よって、セパレータ11と単位電池13との間にはガスシールのためのシーリング部材15を配置しなければならない。しかし、シーリング部材15は、高温で耐久性が安定的ではないため、クラック(crack)が発生するという問題点がある。また、ガスシールのために、機械的圧縮密封やセメント密封、ガラス密封、ガラスとセラミックの複合密封技術などが開発されているが、依然として多くの問題点がある。機械的圧縮密封の場合はセラミック構成要素に不均一な応力分布をもたらして亀裂を発生させ、セメントとガラス密封の場合は高温で電池材料と反応して燃料電池に悪影響を及ぼす。
管型固体酸化物燃料電池20は、空気極支持体21の外部に電解質23、燃料極25の順に積層され、他の単位電池との連結のための連結材27が空気極支持体21の上部に形成される。管型固体酸化物燃料電池20は、平板型固体酸化物燃料電池10とは異なり別途のガスシールが不要なので、長期耐久性が良く、熱衝撃に安定的である。
しかし、管型固体酸化物燃料電池20は、単位電池を連結してバンドル(bundle)を形成する際に多くの体積を占めるため、相対的に低い性能と電力密度を持つ。また、空気極支持体21の外周面が曲面なので、平板型固体酸化物燃料電池10に比べて均一な電極および電解質のコーティングが難しいという問題点がある。
そこで、本発明は、上述した問題点を解決するためのもので、その目的とするところは、
外周面が多数の平面からなる多角管型支持体を採用することにより、ガスシールが不要であるうえ、高い性能および電力密度を有する固体酸化物燃料電池、およびその製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のある観点によれば、外周面が多数の平面からなる多角管型支持体、前記多数の平面にそれぞれ形成された多数の単位電池、前記多数の単位電池を直列に連結する内部連結材、および直列に連結された前記多数の単位電池を集電手段と連結する外部連結材を含んでなる、固体酸化物燃料電池を提供する。
ここで、前記多数の単位電池は、前記管型支持体の角を除いたそれぞれの前記平面に形成された多数の第1電極、前記第1電極の外部に形成された多数の電解質、および前記電解質の外部に形成された多数の第2電極を含むことを特徴とする。
また、前記外部連結材は、前記管型支持体の一角の両側に形成された前記第1電極の一端および前記第2電極の他端を集電手段と連結することを特徴とし、前記内部連結材は、前記一角を除いた前記管型支持体の角の両側に形成された前記第1電極の一端と前記第2電極の他端とを連結し、気体非透過性を持つように形成されたことを特徴とする。
また、前記電解質は、前記第1電極の他側面を覆うように、他端が前記管型支持体の方向に延長され、前記第2電極は、延長された前記電解質の他端を覆うように、他端が前記管型支持体の方向に延長されることを特徴とする。
また、前記第2電極は、一端が内部連結材または外部連結材から離隔されるように形成されたことを特徴とする。
また、前記第1電極は燃料極であり、前記第2電極は空気極であることを特徴とする。
また、前記第1電極は空気極であり、前記第2電極は燃料極であることを特徴とする。
また、前記管型支持体は、外周面が3つ、4つ、5つまたは6つの平面から構成されたことを特徴とする。
また、前記管型支持体は、内周面が曲面からなる円筒形であることを特徴とする。
また、前記管型支持体は絶縁性物質で形成されたことを特徴とする。
また、前記管型支持体は多孔性物質で形成されたことを特徴とする。
また、前記管型支持体はアルミナ系セラミック材料で形成されたことを特徴とする。
また、前記管型支持体は金属支持体の全面に絶縁層を塗布して形成されたことを特徴とする。
また、前記管型支持体の角はラウンド処理されたことを特徴とする。
本発明の他の観点によれば、(A)外周面が多数の平面からなる多角管型支持体を準備する段階と、(B)前記多数の平面にそれぞれ多数の単位電池を形成する段階と、(C)前記多数の単位電池を直列に連結する内部連結材、および集電手段と連結する外部連結材を備える段階とを含んでなる、固体酸化物燃料電池の製造方法を提供する。
ここで、前記(B)段階は、(B1)前記管型支持体の角を除いたそれぞれの前記平面に多数の第1電極を形成する段階と、(B2)前記第1電極の外部に多数の電解質を形成する段階と、(B3)前記電解質の外部に多数の第2電極を形成する段階とを含むことを特徴とする。
また、前記(C)段階は、前記管型支持体の一角の両側に形成された前記第1電極の一端および第2電極の他端を集電手段と連結する外部連結材を備える段階と、前記一角を除いた前記管型支持体の角の両側に形成された前記第1電極の一端と前記第2電極の他端とを連結する内部連結材を備える段階とを含むことを特徴とする。
また、前記(B)段階において、前記多数の単位電池は、テープキャスティング法(tape casting)、スプレーコーティング法(spray coating)、ディップコーティング法(dip coating)、スクリーン印刷法(screen printing)、ドクターブレード法(doctor blade)、電気化学蒸着法、スパッタリング法(sputtering)、イオンビーム法、イオン注入法、またはプラズマスプレー法(plasma spray)で形成することを特徴とする。
また、前記第1電極は燃料極であり、前記第2電極は空気極であることを特徴とする。
また、前記第1電極は空気極であり、前記第2電極は燃料極であることを特徴とする。
本発明の特徴および利点らは、添付図面に基づいた次の詳細な説明からさらに明白になるであろう。
これに先立ち、本明細書および請求の範囲に使用された用語または単語は、通常的且つ辞典的な意味で解釈されてはならず、発明者が自分の発明を最善の方法で説明するために用語の概念を適切に定義することができるという原則に基づき、本発明の技術的思想に符合する意味と概念で解釈されなければならない。
本発明によれば、多角管型支持体の多数の平面にそれぞれ単位電池を形成して直列に連結することにより、優れた性能および高い単位体積当りの電力密度を持つことができ、集電の際に高い電圧を維持して電気抵抗による電力損失量を減少させることができるという効果がある。
また、本発明によれば、曲面ではなく平面に電極および電解質を形成するため、製造工程が簡単で製造コストが低くなり、基本的に管型支持体を使用するため、ガスシールが必要なくて長期耐久性が優れるうえ、熱衝撃に強いという利点がある。
また、本発明によれば、管型支持体の外周面を多様な形状に製作することができ、これにより最適の単位体積当りの電力密度を有するバンドルを製作することができるという効果がある。
また、本発明によれば、管型支持体をアルミナ(Al)系セラミック材料で製作することができるため、従来の管型支持体に比べて価格競争力を確保することができるという利点がある。
また、本発明によれば、管型支持体を、金属支持体の全面に絶縁層を塗布して製作することができるため、従来の管型支持体に比べて成形が容易であるうえ、価格競争力を確保することができる。そして、高温から低温へ変化(on-off cycle)する固体酸化物燃料電池の特性上発生する熱膨張の差異と熱衝撃に対して、金属支持体は従来のセラミック支持体に比べて優れた特性を発揮するという利点がある。
従来の固体酸化物燃料電池の斜視図である。 本発明の好適な一実施例に係る固体酸化物燃料電池の製造方法を工程順に示す図である。 本発明の好適な一実施例に係る固体酸化物燃料電池の要部拡大図である。 本発明の好適な一実施例に係る多様な固体酸化物燃料電池の斜視図である。 本発明の好適な別の実施例に係る多様な固体酸化物燃料電池の斜視図である。 本発明の好適な別の実施例に係る固体酸化物燃料電池の斜視図である。
本発明の目的、特定の利点および新規の特徴は添付図面に連関する以下の詳細な説明と好適な実施例からさらに明白になるであろう。本発明において、各図面の構成要素に参照番号を付加するにおいて、同一の構成要素については、他の図面上に表示されても、出来る限り同一の番号を付することに留意すべきであろう。また、図面上に表示されたOおよびHは燃料電池の作動過程を詳細に説明するための例示に過ぎず、燃料極および空気極に供給される気体の種類を制限するものではない。また、「一端」、「他端」、「他側面」、「一角」、「第1」、「第2」、「外部」などの用語は、一つの構成要素を他の構成要素から区別するために使用されるものである。これらの用語によって構成要素が制限されるのではない。そして、本発明を説明するにおいて、関連した公知の技術に対する具体的な説明が本発明の要旨を無駄に乱すおそれがあると判断される場合、その詳細な説明は省略する。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施例について詳細に説明する。
図6は本発明の好適な一実施例に係る固体酸化物燃料電池の斜視図、図7は本発明の好適な一実施例に係る固体酸化物燃料電池の要部拡大図、図8〜図10は本発明の好適な一実施例に係る多様な固体酸化物燃料電池の斜視図である。
図6〜図10に示すように、本実施例に係る固体酸化物燃料電池は、外周面が多数の平面からなる多角管型支持体110、多数の平面にそれぞれ形成された多数の単位電池120、多数の単位電池120を直列に連結する内部連結材130、および直列に連結された多数の単位電池120を集電手段と連結する外部連結材140を含んで構成される。
本発明に係る固体酸化物燃料電池は、図6、図8、図9および図10に示すように、多様な形態の固体酸化物燃料電池を製作することができる。図6は六角管型支持体を用いた固体酸化物燃料電池100を示し、図8は三角管型支持体を用いた固体酸化物燃料電池200を示し、図9は四角管型支持体を用いた固体酸化物燃料電池300を示し、図10は五角管型支持体を用いた固体酸化物燃料電池400を示す。このように、固体酸化物燃料電池は管型支持体110の形状に応じて多様な形態で製作できる。
管型支持体110の外周面は、3つ(図8参照)、4つ(図9参照)、5つ(図10参照)または6つ(図6参照)の平面から構成できる。但し、これは例示的なものであり、前述した平面の数Nには3以上から無限大未満まで(3≦N<∞)の全ての自然数が含まれる。また、前述した平面の数Nは、固体酸化物燃料電池の内部に直列連結された単位電池120の数を決定するので、必要な電圧の大きさを考慮して平面の数Nを決定する。そして、多数の平面が互いに接する角には内部連結材130が備えられるが、内部連結材130のクラック発生を防止するために、角をラウンド処理することが好ましい。
一方、管型支持体110の内部には、気体(本実施例では燃料)が供給されなければならない。よって、気体供給手段としてのマニホールドとの結合信頼性を高め且つ結合部からの気体流出を防止するために、管型支持体110は内周面119が曲面からなる円筒形であることが好ましい。また、管型支持体110は、供給された気体(本実施例では燃料)を第1電極(本実施例では燃料極121)に伝達しなければならないので、多孔性物質で形成することが好ましい。
また、多数の平面上には多数の単位電池120が直列連結されるので、それぞれの単位電池120が互いに短絡されることを防止するために、管型支持体110は絶縁性物質で形成することが好ましい。よって、管型支持体110は、通常使用されるイットリア安定化ジルコニア(Yttria-stabilized zirconia;YSZ)を含むセラミック材料を用いて成形することができ、さらに好ましくは、相対的に低廉なアルミナ(Al)系セラミック材料を用いて成形することにより、価格競争力を確保することができる。
一方、図15に示すように、管型支持体110は、金属支持体113の全面に絶縁層114を塗布して形成することができる。この際、金属支持体113は燃料電池を支持する役割を果たし、絶縁層114は直列連結された多数の単位電池120が互いに短絡されることを防止する役割を果たす。
金属支持体113の種類は特に限定されるのではないが、高温で稼動される固体酸化物燃料電池の特性を考慮するとき、優れた耐高温酸化特性および耐熱性を有するステンレススチールを用いることが好ましい。また、マニホールドから供給された気体(本実施例では燃料)を第1電極(本実施例では燃料極121)に伝達しなければならないので、多孔性物質で形成されたことが好ましい。
また、絶縁層114も、固有の絶縁機能を行いながらも、気体を第1電極に伝達することが可能な多孔性ジルコニアまたは多孔性アルミナを用いることが好ましい。
管型支持体110に金属支持体113と絶縁層114を採用することにより、セラミック支持体に比べて価格が低く、熱膨張との差異と熱衝撃に対してセラミック支持体に比べて優れた特性を発揮するという利点がある。
本実施例では、第1電極を燃料極121と定義し、第2電極を空気極125と定義し、これを基準として単位電池120について詳細に説明する。
単位電池120は、電気エネルギーを生産する基本的な単位であって、燃料極121、電解質123および空気極125から構成される。前述したように、管型支持体110は、外周面が多数の平面から構成されるので、これを用いて多数の平面上に多数の単位電池120を形成する。よって、本発明に係る固体酸化物燃料電池は、従来の技術とは異なり、支持体の外周面に単位電池を一体に形成させず、管型支持体110のそれぞれの平面111に独立的な単位電池120を形成させる。
単位電池120の形成過程についてさらに詳しく説明すると、管型支持体110の角を除いたそれぞれの平面に多数の燃料極121が形成され、燃料極121の外部に多数の電解質123が形成され、電解質123の外部に多数の空気極125が形成される。燃料極121は管型支持体110から燃料の供給を受け、空気極125は燃料電池の外部から空気の供給を受けて電気エネルギーを生成する。
一方、電解質123は、非常に緻密であって気体非透過性を持つので、管型支持体110の内部から燃料極121へ伝達された燃料が外部に流出することを防止する。また、電解質123が形成されていない角では、後述の内部連結材130が気体の流出を防ぐ。
内部連結材130は、管型支持体110に形成された多数の単位電池120を直列に連結する役割を果たし、外部連結材140は、直列連結された多数の単位電池120を集電手段と連結する役割を果たす。本発明に係る固体酸化物燃料電池は、従来の固体酸化物燃料電池とは異なり、一つの管型支持体110に多数の単位電池120が存在するので、これらの単位電池を直列連結するために内部連結材130を採用し、内部連結材130により直列連結された多数の単位電池120を外部の集電手段と連結するために外部連結材140を採用したものである。
次に、図7を参照して、さらに具体的に外部連結材140および内部連結材130を考察する。外部連結材140は、管型支持体110の任意の一角115を選択し、一角115を基準として両側に形成された燃料極の一端221および空気極の他端225に電気的に連結される。また、外部連結材140は、集電手段との連結の便利性を高めるために、突出した形状に製作できるが、これに限定されず、形成しようとするバンドルの形態を考慮に入れて多様な形状に製作できる。この際、燃料極の一端221に連結される外部連結材140が空気極125の一端と接触する場合、短絡が発生するので、空気極125は一端が外部連結材140から離隔されるように形成することが好ましい。
一方、内部連結材130は、外部連結材140が形成される一角115を除いた角の両側に形成された燃料極の一端321と空気極の他端325とを電気的に連結する。すなわち、内部連結材130は、一角115を除いた角に形成され、多数の単位電池120を直列連結させる手段である。この際、燃料極の一端321に連結される内部連結材130が空気極125の一端と接触する場合、短絡が発生する。よって、空気極125は一端が内部連結材130から離隔されるように形成することが好ましい。
また、空気極の他端325に連結される内部連結材130が燃料極121の他端と接触する場合、短絡が発生する。よって、燃料極121の他側面を覆うように電解質123の他端を管型支持体110の方向に延長し、内部連結材130と燃料極121の他端間の接触を防止することが好ましい。そして、空気極の他端325を管型支持体110の方向に延長し、延長された電解質123の他端を覆うことにより、内部連結材130と空気極の他端325との電気的連結に対する信頼性を強化することができる。
ここで、内部連結材130および外部連結材140は、電気的連結手段なので、電気伝導性物質で形成されなければならない。内部連結材130は、管型支持体110の内部から燃料極121へ伝達された燃料が角から流出することを防止するために、気体非透過性を持つことが好ましい。また、内部連結材130が形成されない一角115からの気体流出を防止するために、一角115に別途の気体非透過性物質145を配置することが好ましい。
図11〜図14は本発明の好適な別の実施例に係る多様な固体酸化物燃料電池の斜視図である。
本実施例と前述の実施例との差異点は、燃料極121と空気極125が形成された位置である。すなわち、本実施例では、第1電極を空気極125と定義し、第2電極を燃料極121と定義する。よって、前述の実施例と重複している内容を省略し、その差異点を中心として記述する。
管型支持体110の角を除いたそれぞれの平面に多数の空気極125が形成され、空気極125の外部に多数の電解質123が形成され、電解質123の外部に多数の燃料極121が形成される。空気極125は管型支持体110から空気の供給を受け、燃料極121は燃料電池の外部から燃料の供給を受けて電気エネルギーを生成する。この際、管型支持体110は多孔性物質で形成することが好ましい。
一方、外部連結材140は、管型支持体110の任意の一角115を選択し、一角115を基準として両側に形成された空気極125の一端および燃料極121の他端に電気的に連結される。この際、空気極125の一端と連結される外部連結材140が燃料極121の一端に接触する場合に短絡が発生するので、燃料極121は一端が外部連結材140から離隔されるように形成することが好ましい。
一方、内部連結材130は、外部連結材140が形成される一角115を除いた角の両側に形成された空気極125の一端と燃料極121の他端とを電気的に連結する。この際、空気極125の一端に連結される内部連結材130が燃料極121の一端と接触する場合、短絡が発生する。よって、燃料極121は一端が内部連結材130から離隔されるように形成することが好ましい。
また、燃料極121の他端に連結される内部連結材130が空気極125の他端と接触する場合、短絡が発生する。よって、空気極125の他側面を覆うように電解質123の他端を管型支持体110の方向に延長し、内部連結材130と空気極125の他端間の接触を防止することが好ましい。そして、燃料極121の他端を管型支持体110の方向に延長し、延長された電解質123の他端を覆うことにより、内部連結材130と燃料極121の他端間の電気的連結に対する信頼性を強化することができる。
一方、内部連結材130は、管型支持体110の内部から空気極125へ伝達された空気が角から流出することを防止するために、気体非透過性を持つことが好ましい。また、内部連結材130が形成されない一角115からの気体流出を防止するために、一角115に別途の気体非透過性物質145を配置することが好ましい。
本発明は、従来の固体酸化物燃料電池とは異なり、一つの管型支持体110に多数の単位電池120を形成し、多数の単位電池120を直列連結して電気エネルギーを生成することができる。よって、単位体積当りの電力密度を高めることができ、集電の際に高い電圧を維持して電気抵抗による電力損失量を減少させることができる。例えば、管型支持体110の外周面が6つ(図6および図11参照)の平面からなり且つそれぞれの単位電池120が理想的な1.1Vの電圧を維持すると、本発明に係る固体酸化物燃料電池は電圧6.6Vの電気エネルギーを得ることができる。したがって、従来の方式で製作された固体酸化物燃料電池より6倍高い電圧を同一の条件で得ることができるので、電気抵抗による電力損失量を減少させることができる。
図2〜図6は本発明の好適な実施例に係る固体酸化物燃料電池の製造方法を工程順に示す図である。
本実施例において、第1電極を燃料極121と定義し、第2電極は空気極125と定義しているが、権利範囲がこれに限定されるのではない。第1電極が空気極125で、第2電極が燃料極121の場合も、同一の方式で単位電池120が形成されるので、本発明の権利範囲に属するのは勿論である。
図2〜図6に示すように、本実施例に係る固体酸化物燃料電池の製造方法は、外周面が多数の平面111からなる多角管型支持体110を準備する段階と、多数の平面111にそれぞれ多数の単位電池120を形成する段階と、多数の単位電池120を直列に連結する内部連結材130、および集電手段と連結する外部連結材140を備える段階とを含んでなる。
まず、図2に示すように、外周面が多数の平面111からなる多角管型支持体110を準備する段階である。管型支持体110の角には後述の段階で内部連結材130が備えられるが、内部連結材130のクラック発生を防止するために、角をラウンド処理117することが好ましい。また、前述したように、管型支持体110は、短絡を防ぐために絶縁性を有すると同時に、燃料を燃料極121に伝達するために多孔性を有する物質で形成することが好ましい。
次に、図3〜図5に示すように、多数の平面111にそれぞれ多数の単位電池120を形成する段階である。本段階は、燃料極121を形成する段階(図3参照)、電解質123を形成する段階(図4参照)、および空気極125を形成する段階(図5参照)を含む。
図3に示すように、燃料極121を、管型支持体110の角を除いたそれぞれの平面111に形成する。この際、それぞれの平面111に形成された燃料極121は互いに接触しないように注意しなければならない。
燃料極121は、40%〜60%のジルコニア粉末を含む酸化ニッケル粉を焼結した材料(ニッケル/YSZサーメット)を使用することができる。ここで、酸化ニッケルは、電気エネルギーを生成するとき、水素によって金属ニッケルに還元されて電子伝導性を発揮する。
次に、図4に示すように、電解質123を燃料極121の外部に形成する。この際、後述の段階で空気極125の他端に連結される内部連結材130が燃料極121の他端と接触して短絡が発生することを防止するために、電解質123の他端を管型支持体110の方向に延長して燃料極121の他側面を覆うことが好ましい。
電解質123は、管型支持体110の内部から燃料極121へ伝達された気体(燃料または空気)が外部に流出することを防止する役割を果たさなければならないので、微小な間隙、気孔または傷が発生しないように注意しなければならない。電解質123は、ジルコニア(ZrO)にイットリア(Y)を約3%〜10%溶かしたイットリア安定化ジルコニア(YSZ)を使用することができる。ここで、YSZは4価ジルコニウムイオンの一部が3価のイットリウムイオンで代置されているので、イットリウムイオン2個当り1個の酸素イオン空孔が内部に発生し、高温ではこの空孔を介して酸素イオンが移動する。
次に、図5に示すように、空気極125を電解質123の外部に形成する。この際、後述の段階で行われる空気極125の他端と内部連結材130との電気的連結に対する信頼性を強化するために、空気極125の他端を管型支持体110の方向に延長して電解質123の他端を覆うことが好ましい。また、短絡を防止するために、燃料極121の一端に連結される内部連結材130から離隔されるように空気極125の一端を形成することが好ましい。
空気極125は、ペロブスカイト型酸化物を使用することができ、特に電子伝導性の高いランタンストロンチウムマンガナイト(LS0.84Sr0.16-)MnOを使用することが好ましい。空気極125において、酸素はLaMnOによって酸素イオンに転換されて燃料極121へ伝達される。
一方、第1電極を空気極125と定義し、第2電極を燃料極121と定義した場合、燃料極121と空気極125の形成位置は入れ替わってもよい。
燃料極121、空気極125、電解質123を形成する製造工法は乾式法と湿式法に大別されるが、乾式法としてはプラズマスプレー法、電気化学蒸着法、スパッタリング法、イオンビーム法、イオン注入法などがあり、湿式法としてはテープキャスティング法、スプレーコーティング法、ディップコーティング法、スクリーン印刷法、ドクターブレード法などがある。本発明では、燃料極121、空気極125、電解質123を形成するとき、精密性および経済性を考慮して前述の工法のいずれか一つを、或いは2つ以上の組み合わせを使用することができる。例えば、電解質123を形成するとき、接着性マスクで管型支持体110の角を塗布してディップコートした後、接着性マスクを除去し、角を除いた燃料極121または空気極125の外部にのみ電解質123を形成することができる。また、空気極125、電解質123、燃料極121の順に単位電池を形成するとき、空気極125の変形を防止しながら燃料極121を精密に形成するためにプラズマスプレー法を用いることが好ましい。
次に、図6に示すように、多数の単位電池120を直列に連結する内部連結材130、および集電手段と連結する外部連結材140を備える段階である。さらに具体的に考察すると、管型支持体110の一角115を基準として両側に形成された燃料極121の一端および空気極125の他端を集電手段と連結する外部連結材140を備え、外部連結材140が形成された一角115を除いた角の両側に形成された燃料極121の一端と空気極125の他端とを連結する内部連結材130を備える。また、内部連結材130は、管型支持体110の内部から燃料極121へ伝達された燃料が角から流出することを防止するために、気体非透過性を有することが好ましく、内部連結材130が備えられていない一角115からの気体流出を防止するために、一角115に別途の気体非透過性物質145を備えることが好ましい。
この際、燃料極121と空気極125の位置が入れ替わることが可能なのは、前述したとおりである。但し、最外郭が空気極125の場合、内部連結材130および外部連結材140は、酸化雰囲気に晒されるので、酸化に強い材質で製作することが好ましい。
以上、本発明を具体的な実施例によって詳細に説明したが、これらの実施例は本発明を具体的に説明するためのものに過ぎない。本発明に係る固体酸化物燃料電池およびその製造方法は、これに限定されず、本発明の技術的思想内において、当該分野における通常の知識を有する者によってその変形または改良を加え得るのは明白であろう。
本発明の単純な変形または変更はいずれも本発明の領域に属し、本発明の具体的な保護範囲は特許請求の範囲によって明確になるであろう。
100、200、300、400 固体酸化物燃料電池
110 管型支持体
111 平面
113 金属支持体
114 絶縁層
115 一角
117 ラウンド
119 内周面
120 単位電池
121 燃料極
123 電解質
125 空気極
130 内部連結材
140 外部連結材
145 気体非透過性物質
221、321 燃料極の一端
225、325 空気極の他端

Claims (20)

  1. 外周面が多数の平面からなる多角管型支持体と、
    前記多数の平面にそれぞれ形成された多数の単位電池と、
    前記多数の単位電池を直列に連結する内部連結材と、
    直列に連結された前記多数の単位電池を集電手段と連結する外部連結材とを含んでなることを特徴とする、固体酸化物燃料電池。
  2. 前記多数の単位電池は、
    前記管型支持体の角を除いたそれぞれの前記平面に形成された多数の第1電極と、
    前記第1電極の外部に形成された多数の電解質と、
    前記電解質の外部に形成された多数の第2電極とを含むことを特徴とする、請求項1に記載の固体酸化物燃料電池。
  3. 前記外部連結材は、
    前記管型支持体の一角の両側に形成された前記第1電極の一端および前記第2電極の他端を集電手段と連結し、
    前記内部連結材は、
    前記一角を除いた前記管型支持体の角の両側に形成された前記第1電極の一端と前記第2電極の他端とを連結し、気体非透過性を持つように形成されたことを特徴とする、請求項2に記載の固体酸化物燃料電池。
  4. 前記電解質は、前記第1電極の他側面を覆うように、他端が前記管型支持体の方向に延長され、
    前記第2電極は、延長された前記電解質の他端を覆うように、他端が前記管型支持体の方向に延長されることを特徴とする、請求項3に記載の固体酸化物燃料電池。
  5. 前記第2電極は、一端が内部連結材または外部連結材から離隔されるように形成されたことを特徴とする、請求項3に記載の固体酸化物燃料電池。
  6. 前記第1電極は燃料極であり、前記第2電極は空気極であることを特徴とする、請求項2に記載の固体酸化物燃料電池。
  7. 前記第1電極は空気極であり、前記第2電極は燃料極であることを特徴とする、請求項2に記載の固体酸化物燃料電池。
  8. 前記管型支持体は、外周面が3つ、4つ、5つまたは6つの平面から構成されることを特徴とする、請求項1に記載の固体酸化物燃料電池。
  9. 前記管型支持体は、内周面が曲面からなる円筒形であることを特徴とする、請求項1に記載の固体酸化物燃料電池。
  10. 前記管型支持体は絶縁性物質で形成されたことを特徴とする、請求項1に記載の固体酸化物燃料電池。
  11. 前記管型支持体は多孔性物質で形成されたことを特徴とする、請求項1に記載の固体酸化物燃料電池。
  12. 前記管型支持体はアルミナ系セラミック材料で形成されたことを特徴とする、請求項1に記載の固体酸化物燃料電池。
  13. 前記管型支持体は、金属支持体の全面に絶縁層を塗布して形成されたことを特徴とする、請求項1に記載の固体酸化物燃料電池。
  14. 前記管型支持体の角はラウンド処理されたことを特徴とする、請求項1に記載の固体酸化物燃料電池。
  15. (A)外周面が多数の平面からなる多角管型支持体を準備する段階と、
    (B)前記多数の平面にそれぞれ多数の単位電池を形成する段階と、
    (C)前記多数の単位電池を直列に連結する内部連結材、および集電手段と連結する外部連結材を備える段階とを含んでなることを特徴とする、固体酸化物燃料電池の製造方法。
  16. 前記(B)段階は、
    (B1)前記管型支持体の角を除いたそれぞれの前記平面に多数の第1電極を形成する段階と、
    (B2)前記第1電極の外部に多数の電解質を形成する段階と、
    (B3)前記電解質の外部に多数の第2電極を形成する段階とを含むことを特徴とする、請求項15に記載の固体酸化物燃料電池の製造方法。
  17. 前記(C)段階は、
    前記管型支持体の一角の両側に形成された前記第1電極の一端および第2電極の他端を集電手段と連結する外部連結材を備える段階と、
    前記一角を除いた前記管型支持体の角の両側に形成された前記第1電極の一端と前記第2電極の他端とを連結する内部連結材を備える段階とを含むことを特徴とする、請求項16に記載の固体酸化物燃料電池の製造方法。
  18. 前記(B)段階において、
    前記多数の単位電池は、テープキャスティング法、スプレーコーティング法、ディップコーティング法、スクリーン印刷法、ドクターブレード法、電気化学蒸着法、スパッタリング法、イオンビーム法、イオン注入法、またはプラズマスプレー法で形成することを特徴とする、請求項15に記載の固体酸化物燃料電池の製造方法。
  19. 前記第1電極は燃料極であり、前記第2電極は空気極であることを特徴とする、請求項16に記載の固体酸化物燃料電池の製造方法。
  20. 前記第1電極は空気極であり、前記第2電極は燃料極であることを特徴とする、請求項16に記載の固体酸化物燃料電池の製造方法。
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