JP2011054009A - 迷子札システム - Google Patents

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Abstract

【課題】飼い主の個人情報など秘密にすべき情報のセキュリティを守りつつ、顧客に対してできるだけ大きな安心を提供できる迷子札システムを提供する。
【解決手段】ペットの首輪に迷子札をぶら下げてQRコードを記載する。迷子を保護した方と飼い主との間に動物病院(クリニック)の担当者が入り、サーバを介したセキュリティを守りつつ、適切なペットの受け渡し、返還を実現する。迷子札をユニークなものとして、迷子札発行の際にユニークなページをサーバ上に準備して、迷子発見報告に備える。飼い主にはデイリーレポートのシステムを提供することで、日常と緊急時とのスムーズな連携を図る。迷子情報DBへの更新があると、クリニック受付近くのシグナルが点滅する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ペット、老人、子どもなどが迷子になる場合に備えて迷子札を管理する迷子札システムに関するものである。
特許文献1には、ペットや動物の迷子に対応すべく、電子基板を備えた迷子札が提案されている。携帯電話機に接続する端子、連絡先の電話番号を記憶する回路、携帯電話の自動ダイヤルを実行する回路などを含むものである。
特許文献2には、RFIDを内蔵した迷子札と、RFタグリーダを用いた迷子対応システムが開示されている。テーマパークのような混雑する場所で一時的に貸し出して用いるものである。
特許文献3には、時計型の迷子札及び名札が開示されている。飼い主名、電話番号、ペット名、鑑札番号などを板に刻印した時計型の迷子札である。
特許文献4には、ペット情報提供システムが開示されている。QRコードを印刷したペット用タグにより、ウェブサイトにアクセスし、種々のペット情報提供サービスを利用するものである。
特許文献5には、迷子管理システムが開示されている。ペットに装着するタグには二次元コードが記載され、携帯電話装置によりその二次元コードを読み取って、その情報に基づいて管理サーバにアクセスし、連絡先を得るものである。
特許文献6には、ペット用保険または共済証が開示されている。マイクロチップを埋め込んだ保険証及びマイクロチップデータ読み取り手段を用いるものである。
特許文献7には、ペット情報サービス方法が開示されている。子犬の飼育に適性であるか否かをチェックするためのシステムが開示されている。
特許文献8には、在宅患者のケアーシステムが開示されている。
特許文献9には、ICタグとコードを活用した管理・運営システムが開示されている。
特許文献10には、ペット犬の身分証明・検疫・防疫・健康保険に利用できる犬旅券が開示されている。
特開2002−306009号公報 特開2004−171368号公報 特開2004−226935号公報 特開2006−209711号公報 特開2007−213523号公報 特開2002−073802号公報 特開2002−032653号公報 特開2003−052647号公報 特開2007−299357号公報 特開2008−018672号公報
解決しようとする課題は、飼い主の個人情報など秘密にすべき情報のセキュリティを守りつつ、顧客に対してできるだけ大きな安心を提供できる迷子札システムを提供することである。
本発明にあっては、ペットの首輪に迷子札をぶら下げてQRコードを記載する。迷子を保護した方と飼い主との間に動物病院(クリニック)の担当者が入り、サーバを介したセキュリティを守りつつ、適切なペットの受け渡し、返還を実現する。迷子札をユニークなものとして、迷子札発行の際にユニークなページをサーバ上に準備して、迷子発見報告に備える。飼い主にはデイリーレポートのシステムを提供することで、日常と緊急時とのスムーズな連携を図る。迷子情報DBへの更新があると、クリニック受付近くのシグナルが点滅する。
本発明では、飼い主と迷子発見者との間にクリニックの担当者、及びサーバのシステムが入ることでセキュリティが守られる。サーバによる認証手続を経るので、ペットの取違などの事故が起こらない。サーバが24時間動いているので、夜間などであっても迅速な対応ができる。
図1は、本発明の迷子札システムのハードウェア構成を示す図である。(実施形態) 図2は、本発明の迷子札に記載されたQRコードを携帯電話機にて読み取って、携帯サイトへアクセスした際に最初に到達する画面(初期画面)のハードコピーである。(実施形態) 図3は、本発明の迷子札システムの携帯サイトにおける飼い主ログイン画面を示すハードコピーである。(実施形態) 図4は、本発明の迷子札システムの携帯サイトにおける飼い主ログイン後のメニュー選択画面である。(実施形態) 図5は、本発明の迷子札システムの携帯サイトにおける飼い主メニューのうち、デイリーレポートの画面のハードコピーである。(実施形態) 図6は、図4の飼い主メニュー選択画面から休日夜間診療情報を選んだ際に表示される休日夜間診療情報検索結果の画面のハードコピーである。(実施形態) 図7は、図4の飼い主メニュー選択画面から、行方不明レポートを選択した際に表示される行方不明レポート画面のハードコピーである。(実施形態) 図8は、図2の初期画面にアクセスした迷子発見者が、通話によらずに、サイトを通じて携帯電話機202又はパソコン302を用いて迷子札システム(サーバ10)に対して迷子発見報告をしようとして、図2の「こちら」をクリックした際の迷子発見報告案内画面である。 図9は、図2から図8までの携帯サイト画面の全体をまとめて流れを示す画面遷移図である。(実施形態) 図10は、本発明の迷子札システムにおいて、迷子発見者が迷子札に記載されているQRコードを自身が所有する携帯電話機にて読み取って、迷子札システムのサーバ10にアクセスして迷子発見の旨を報告するときの迷子発見報告装置23の迷子発見報告処理を示すフローチャートである。(実施形態) 図11は、本発明の迷子札システムにおいて、迷子発見者が迷子をクリニックに引き渡し、クリニックが迷子を預かる際の迷子預かり認証装置の構成を示す図である。(実施形態) 図12は、本発明の迷子札システムにおいて、迷子発見者が迷子をクリニックに引き渡し、クリニックが迷子を預かる際の迷子預かり認証装置の迷子預かり認証処理を示すフローチャートである。(実施形態) 図13は、本発明の迷子札システムにおいて、迷子を預かったクリニックが迷子を飼い主に引き渡し、飼い主が引き取る際の迷子返還認証装置の構成を示す図である。(実施形態) 図14は、本発明の迷子札システムにおいて、迷子を預かったクリニックが迷子を飼い主に引き渡し、飼い主が引き取る際の迷子返還認証装置の迷子返還認証処理を示すフローチャートである。(実施形態)
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の迷子札システムのハードウェア構成を示すブロック図である。コンピュータネットワーク100に接続されたサーバ10、端末101,102,103,104、携帯電話機201,202、パソコン301,302及び迷子札20が主な構成要素である。
コンピュータネットワーク100は、いわゆるインターネットとすることができる。インターネット以外に、地域的なコンピュータネットワークとすることもできる。また、多くの人がペットを連れて集まるような大きなイベント会場に一時的に設けられたコンピュータネットワークでもかまわない。
サーバ10は、必要なソフトウェアをインストールしたサーバコンピュータであり、迷子札発行装置21、デイリーレポート記録装置22、迷子発見報告装置23、迷子預かり認証装置24、迷子返還認証装置25を備えている。ここで、装置としたのは、サーバコンピュータ10のCPU(中央処理装置)が必要に応じて記憶装置からコンピュータプログラムを読み込んで実行する状態を捉えて装置と表現したものである。
サーバ10には、各クリニックごとにセキュリティ管理されたDB(データベース)を設ける。飼い主DB41、デイリーレポートDB42、迷子情報DB43、発見者DB44、診療記録DB45、提携クリニックDB46がそれである。他のクリニックのDBを参照するには、当該クリニックのセキュリティ担当者の承認を必要とし、迷子の引渡しの認証に必要な場合など当該目的に関連する最小限のデータだけが参照を許可される。
端末101,102,103,104は、この迷子札システムを利用する複数のクリニック(動物病院)のそれぞれに設置されたコンピュータを示している。この迷子札システムを一つのクリニックで運営することも可能である。しかし、そのクリニックを利用する飼い主の行動範囲がある程度の範囲に広がりをもつと考えられるし、迷子となるペットの行動範囲もある程度の広さを持つと考えられる。とすると、その広がりの中には、他の動物病院や、ペットショップ、ペット用品ショップ、ブリーダー業者、ペットホテル経営者、牧場、農場などペットに関連する業者や、警察、消防署、保健所などの行政機関も存在すると考えられる。迷子になったペットが早く安全に飼い主のもとに返還されるためには、地域の諸機関が協力することが望ましい。そこで、図1では、クリニックA、クリニックB、クリニックC、クリニックDの四つのクリニックが協力して、この迷子札システムを利用する場合について描いてある。ペットショップ、ペット用品ショップ、ブリーダー業者、ペットホテル経営者、牧場、農場、警察、消防署、保健所などの他の主体に参加を促す場合には、この迷子札システムへのアクセス権限をクリニックのそれに比べて狭く制限するなどの差をつけることが望ましい。例えば、迷子情報DB43は、広くクリニック以外の協力者に対しても公開する。それに対し、他のDBの情報は、担当するクリニック(かかりつけのクリニック)のみがアクセス権限を有するのが原則であり、必要に応じて他の提携クリニックに個別に必要な範囲のみ開示する。
迷子札20は、ここでは、いわゆるQRコード(マトリクス型の二次元図形コードで白と黒の格子状の図形で情報を表現するもの)を記載した標識であり、犬や猫などのペットの首輪にぶら下げるためのひもがついたものである。迷子札20は、望ましくは、一個一個がユニークなもの(世の中に一つしかない唯一の情報を記載したもの)として製造され、使用前の迷子札20は、クリニックA,B,C,Dのそれぞれの担当者により、保管される。もっとも、地域的な範囲も狭く、迷子が頻繁には発生しない状況においては、迷子札を一個一個ユニークなものとせずに、発行したクリニック(担当クリニック、かかりつけクリニック)の携帯サイトを表示するためだけのものとして、迷子発見者から連絡があったときに、迷子のペットの特徴をきいて、対象を特定する運用も可能である。しかし、大都会における震災時の混乱に対処しようとするなら、迷子札20を一個一個ユニークなものとしておき、最初の迷子札発行時に、飼い主の情報やペットの特徴などを登録することで、迷子札と飼い主(及びペット)との対応付けをするのが望ましい。
迷子札20の発行手続は、クリニックA(B,C又はD)が端末101(102,103又は104)を用いて、サーバ10にアクセスして必要な認証手続を経て、迷子札発行装置21を起動し、新規契約をしようとする飼い主とそのペットとをその迷子札20に関連付ける登録手続をすることによりなされる。端末101(102,103,104)は、スキャナ又はカメラにより迷子札20上のQRコードを読み取って、その情報をサーバ10の迷子札発行装置21に送る。そして、飼い主及びペットの情報を送って関連付けを行い、飼い主DBに登録する。そのペットの過去における診療記録がそのクリニックにあることがわかっているときは、その診療記録との関連付けを行う。また、診療記録が当該クリニック以外の他の提携クリニックにあることがわかっているときは、そのクリニックに通知して関連付け処理を促す。また、迷子札20の裏面にカルテ番号を記載することで、クリニック内のペット特定に役立つ。
迷子札20を購入して、迷子札システムの新規ユーザとなった飼い主は、ペットの首輪にその迷子札20を吊るす。迷子札は、ペットが迷子になるという非日常的な事象(緊急事態)が生じたときに役立つものであるが、飼い主としては、いざというときに機能するものであることを、日頃から確認しておきたいという気持ちに駆られる。また、QRコードの印刷が、長年の使用により薄れてきた、汚れてきたなどの場合に、実際に読み取り可能であるか否かを飼い主自身が試してみたいという場合にも対応すべきである。そこで、飼い主自身がサーバ10にアクセスして日頃のペットの状況(体温、排便、排尿回数、運動の量、食欲、睡眠など)について報告し、記録する装置を備えておく。それが、デイリーレポート記録装置22であり、その記録結果がデイリーレポート42である。
飼い主がサーバ10にアクセスするには、自らの所有する携帯電話機201又はパソコン301を用いる。携帯電話機201がサーバ10にアクセスするには、携帯基地局、携帯電話網などを介して、携帯電話会社のサービスを利用して、インターネットに接続することになる。図1では、携帯電話会社の設備を描くのを省略して、直接コンピュータネットワーク100を介してサーバ10にアクセスするように描いてある。また、パソコン301がサーバ10にアクセスするには、プロバイダ会社の設備を介してインターネットに接続することになるが、図1では、それを省略してある。携帯電話機202、パソコン302についても同様である。なお、本願の出願時点においては、市販されている携帯電話機のほとんどがQRコードの読取に対応している。
迷子を保護した方が、迷子札20のQRコードを頼りに、携帯サイト又はコンピュータサイトにアクセスすると、最初の画面にその迷子札を発行したクリニックの電話番号などが記載されていて、それによって電話でレポートすることが可能である。ところが、電話が通じにくかったり、夜間のため電話に出ない、災害時のため問い合わせが込んでいるなど、ボイスコンタクトがとれない場合が考えられる。そのために用意したのが、迷子発見報告装置23であり、その記録をしたのが迷子情報DB43及び発見者DB44である。発見者がレポートをする際に、発見者の連絡先(氏名、電話番号、住所、メールアドレスなど)、発見日時、発見場所、引渡し方法(引渡し日時、引渡し場所)の希望、発見者の個人情報を飼い主に教えてよいかどうか、などを記録し、のちほどクリニックの担当者から折り返し連絡ができるようにする。
迷子預かり認証装置24は、迷子を発見し保護した方が、担当クリニックにペットを引き渡す際の認証をするための装置である。飼い主DB41、迷子情報DB43、発見者DB44、診療記録DB45などのデータベースを参照しつつ、担当者が発見者の本人確認(運転免許証や保険証の確認)、連れてきたペットの特定を目で見て確認して、預かったペットの取り違え事故が起こらないように注意して認証手続をする。そして、その結果を迷子情報DBなどに、記録する。迷子札を発行したクリニックではなく、発見者の都合などで提携クリニックにおいてペットを預かることとなった場合などには、預かる際に担当クリニックの担当者にコンピュータネットワーク100を介してサーバ10に同時にアクセスしてもらい、認証手続に参加してもらうことが望ましい。このときに、提携クリニックDB45が役立つ。認証手続が完了した際には、前もって取り決めた薄謝を発見者に進呈し、その費用は、飼い主に請求する。また、発見者がペットを預かっていた間のペットの食事代などの費用に関しては、クリニックが発見者から迷子を預かる際に事情を聞き、飼い主と相談した上であとで精算する。
迷子返還認証装置25は、迷子のペットを発見者から預かったクリニックが飼い主に返還する際の認証をするための装置である。いくつかのデータベースを参照しつつ、クリニックの担当者が飼い主本人を、診察券、保険証券、クレジットカードなどで確認して、取り違えのないように飼い主に引き渡す。このとき、発見の際の事情、発生した費用などについて、相談し、精算する。
図2は、本発明の迷子札に記載されたQRコードを携帯電話機202にて読み取って、携帯サイトへアクセスした際に最初に到達する画面(初期画面)のハードコピーである。迷子の発見者がアクセスすることを想定して、「アクセスありがとうございます。迷子札システムです。あなたは、迷子を発見してくださった方ですか?03−****−****にお電話いただけると幸いです。」と、迷子の報告を受けるべき担当クリニックの電話番号が最初に記載されている。この電話番号の記述部分は、携帯電話機のボタンによりクリック可能となっていて、迷子発見者がクリックすると、その携帯電話機の通話機能が働いて、電話をかけて担当クリニックの担当者が電話に出ると、通話ができ、発見者の氏名、連絡先、迷子の発見場所、発見日時、ペットの状況、引渡しについての発見者の希望などの情報を伝えることができる。
夜間や災害時などのために、電話が通じにくい場合には、「電話が通じにくい場合には、恐れ入りますが、こちらに入力をお願いします。」と記載されており、「こちら」の部分をクリックできるように色を変えるなどして表示する。そして、クリックすると、後述する迷子発見報告処理にしたがって画面が遷移する。
図2に示した初期画面を下にスクロールすると、この迷子札システムの運営事務局(運営責任主体)についての記載がなされており、この初期画面にアクセスしたものを安心させる。また、迷子の発見者ではなく、飼い主が携帯電話機201(又はPC301)を用いてこのQRコードを読み取ってアクセスした際には、飼い主は、この迷子札が確実に機能するものであることをこの初期画面を見て、安心することができる。さらにその下には、「飼い主様の入り口」と記載されたクリック可能なバーが設けられている。ペットに異常がない時に、飼い主自身がQRコードによりこの初期画面にアクセスした場合には、この初期画面又は「飼い主様の入り口」から遷移する「飼い主ログイン画面」(図3)をその携帯電話機の機能を用いてお気に入り登録(ブックマーク)して、次からはQRコードを読まなくてもログインできるようにすることが望ましい。ペットが行方不明になったときには、迷子札が手許になくなるため、QRコードを読めないからである。迷子札の新規登録の際に、QRコードのコピーを飼い主が手許に保存することで緊急事態に対応することも可能である。
図3は、本発明の迷子札システムの携帯サイトにおける飼い主ログイン画面を示すハードコピーである。このIDは、飼い主が迷子システムの新規契約をする際にペット一匹ごとに発行される。したがって、複数のペットを飼う飼い主が混同をしないよう、注意が促される。パスワードは、新規契約をした際に決めたものを、定期的に変更することが、携帯サイト上で可能であるようにパスワード変更処理を設けておくのが望ましい。パスワード変更処理の画面を示すのは省略する。
図4は、飼い主ログイン後のメニュー選択画面のハードコピーである。図3の飼い主ログイン画面でID及びパスワードが入力されて、ログインボタンが押されて、認証に成功した際に、図4の飼い主メニュー選択画面に遷移する。ここでは、四つのメニュー、デイリーレポート、折れ線グラフ表示、休日夜間診療情報、行方不明レポートが選択可能となっている。
デイリーレポートは、ペットのその日の体温、食事量、運動量(散歩距離)、睡眠時間、身長、体重、排便回数、排尿回数など、飼い主がそのペットを観察して得た情報を日々入力するものである。折れ線グラフ表示は、これまでに入力してデイリーレポートに蓄積された情報を折れ線グラフとして表示するものである。休日夜間診療情報は、急病などでかかりつけのクリニック以外の動物病院に緊急で見てもらう必要のあるときに、その時間に診療可能なクリニックを検索して、その住所や電話番号を表示するものである。行方不明レポートは、ペットがいなくなってしまったことに飼い主が気付いたとき、迷子札を発行したクリニック(かかりつけのクリニック)にそのことを報告するものである。飼い主が行方不明の報告をすると、その旨が迷子情報DB43に書き込まれて、担当クリニックのみならず、提携するクリニックにもその情報が参照可能な状態になる。迷子の発見をより広範囲のクリニックの協力により、いち早く実現するためである。
図4の飼い主メニュー選択画面の左端に並ぶ四つの丸は、いわゆるラジオボタン(複数の項目から一つのみを選択する項目選択ボタン)である。飼い主は、携帯電話機の下向き矢印ボタンを操作することにより、この四つのボタンのうち、一つを選択して、実行ボタンを押すことで、それぞれのメニューに遷移する。
図5は、本発明の迷子札システムの携帯サイトにおける飼い主メニューのうち、デイリーレポートの画面のハードコピーである。このメニューに入ると、当日の日付が表示され、その日の体温、食事量、散歩距離、睡眠時間、身長、体重、排便回数、排尿回数の入力が可能となる。一日前の情報を入力したい場合は、前日のボタンを押すと、日付が一日前になり、翌日ボタンを押すと一日あとになる。体温計が耳用のものと、直腸用のものとがあり、直腸用のものを用いて股(足の付け根)で測定する場合もあるので、測定部位を、「耳、直腸、股」の三つからラジオボタンで選べるようにしてある。図5で、四角で描いた部分は、数字の入力が求められる項目であり、丸で描いた部分は、三つのラジオボタンから一つを選択する項目である。全てあるいは、一部の項目の入力を終えて、登録ボタンを押すことで、デイリーレポートDB42への登録がなされる。デイリーレポートDB42へ蓄積された情報に基づいて折れ線グラフ表示又は棒グラフ表示などのグラフィカルな表示が図4の折れ線グラフ表示を選択することで可能になる。具体的なグラフ表示の画面のハードコピーは省略する。
図6は、図4の飼い主メニュー選択画面から休日夜間診療情報を選んだ際に表示される休日夜間診療情報検索結果の画面のハードコピーである。そのときの日時、曜日、時刻などを取得して、提携クリニックDB46にアクセスして、診療が可能なクリニックの住所、電話番号(休日対応用)などを表示する。図6では、二つのクリニックの住所及び電話番号が表示されている。飼い主は、これを見て適切と思われるものを選んでペットを連れて行くことになる。
図7は、図4の飼い主メニュー選択画面から、行方不明レポートを選択した際に表示される行方不明レポート画面のハードコピーである。飼い主がペットの行方不明レポートを報告するのは、一刻を争う場合があるから、なるべく簡略化した入力で済ませられるようにする。図7の行方不明レポート画面で最低限見失った場所と、見失った日時を飼い主が入力して、登録ボタンを押せば、サーバ10は、その行方不明レポートを受けて、レポートを受けた日時を記録し、見失った場所と日時を記録するとともに、診療記録DB45にアクセスして、そのペットの捜索に役立つ外見特徴をカルテから抽出して、迷子情報DB43に記録する。図7の特記事項には、ペットを見失ったとき、そのペットがどんな状態だったかを飼い主が記入するのが望ましいが、たとえその記入がない場合でも、診療記録DB45により、補充可能である。迷子情報DB43への新規の書込があると、担当クリニックの迷子担当者の携帯電話機への通知メール発信がすぐになされる。また、担当クリニックの受付のデスクに設置した迷子シグナルが作動して、関係者の注意を喚起するようにすることもできる。クリニックの担当者は、すぐに飼い主に連絡して、迷子札システムが動作していることを知らせる。
図8は、図2の初期画面にアクセスした迷子発見者が、通話によらずに、サイトを通じて携帯電話機202又はパソコン302を用いて迷子札システム(サーバ10)に対して迷子発見報告をしようとして、図2の「こちら」をクリックした際の迷子発見報告案内画面(迷子報告ページ)である。迷子発見のシステムであることを理解して、このシステムを信頼した迷子発見者は、この画面にて氏名、住所、電話番号、メールアドレスの全て又はその一部を入力して送信ボタンを押してサーバ10へ送る。サーバ10では、迷子発見報告装置23が作動して迷子発見者の入力した情報及び迷子発見者がサイトにアクセスする際に用いたQRコードの情報に基づいて迷子情報DB43、発見者DB44への登録がなされる。迷子情報DB43への新規書込がなされるので、担当クリニックの迷子担当者は、携帯電話機への通知メール受信又は担当クリニックの受付のデスクに設置した迷子シグナルの作動により、発見報告があったことを知り、発見者と連絡を取り、引渡しの日時場所についての相談をする。発見者が担当クリニックに足を運べない場合に、発見者の自宅へクリニックの担当者が訪問して受け取る可能性、他の提携クリニックでの引渡しを受ける可能性などがある。発見者との連絡をするのみならず、飼い主へもクリニックから発見された旨の連絡をし、さらに引渡しの予定についての連絡をする。なお、図8に示した入力画面では、入力する事項の数を最小限のものにしたが、発見者の事情を伝えるための自由に書きこめる欄を設けることもできる。
図2の初期画面から、発見者が電話して迷子発見報告をする場合は、クリニックの担当者が発見者の情報、氏名、連絡先、発見した場所、日時、ペットの状況、などを聞き取って迷子情報DB43に入力し、入力した担当者の氏名をも登録する。この場合、発見者の連絡先に間違いがないことを確認するため、最初に電話番号を聞いて、クリニック側からかけなおすことが望ましい。再度の連絡が確実にとれることを確認するためである。
図9は、図2から図8までの携帯サイト画面の全体をまとめて流れを示す画面遷移図である。流れに沿って述べると、飼い主が日頃、ペットの体温、食事量などのレポートをしようとするときには、ペットの首にぶら下げた迷子札のQRコードを読み取って、又は自らの携帯電話機又はパソコンのインターネットブラウザのお気に入り登録(ブックマーク)からサイトを選択して、この迷子札システムに入り、初期画面から「飼い主様の入り口」ボタンをクリックして、飼い主ログイン画面に移り、IDとパスワードを入力して飼い主メニュー選択画面に入る。そして、デイリーレポートを選択して、入力画面に移り、いくつかの入力項目のうちの全部又は一部を入力して登録ボタンを押し、サーバ10のデイリーレポート記録装置22を介してデイリーレポートDB42への登録をする。これまでの入力結果をグラフで見たいときには、折れ線グラフ表示のボタンを押す。
また、ペットの健康状態がおかしいが、かかりつけのクリニックが営業していない時間である場合には、このサイトに入って、初期画面、ログイン画面、メニュー選択画面から「休日夜間診療情報」を選択すると、サーバ10は、飼い主の住所、その時の日時、曜日、時間などを取得して提携クリニックDB46のデータを検索して、飼い主にとって便利な最寄のクリニックで、対応可能なところの情報を表示する。その電話番号は、クリック可能となっており、携帯電話機でその番号をクリックすると、当該クリニックへの通話による連絡が可能となる。
ペットが行方不明になったことに気付いたときには、飼い主自身が電話により、報告をしてクリニック担当者が迷子情報DBに登録することができるのはいうまでもない。通話による連絡ができない状況下においては、飼い主は携帯電話機201又はパソコン301によって、迷子札システムにアクセスして、初期画面、ログイン画面、メニュー選択画面を経て行方不明レポートをすることで見失った日時、見失った場所の登録ができる。見失ったペットについての情報は、ログイン時のIDから特定できるので、サーバ10は、診療記録DB45を参照して、迷子情報DB43への登録をする。
図10は、本発明の迷子札システムにおいて、迷子発見者が迷子札に記載されているQRコードを自身が所有する携帯電話機にて読み取って、迷子札システムのサーバ10にアクセスして迷子発見の旨を報告するときの迷子発見報告装置23の迷子発見報告処理を示すフローチャートである。迷子札20に記載されたQRコードがユニークなもの(一意であって、そのQRコードのみで対象となるペットの個体が特定できるもの)である場合、サーバ側10側には図2に示す初期画面を契約済みの迷子札の数だけ予め作っておく。発見者から見れば、初期画面を区別できないが、サーバ10側から見ると、そのページにアクセスしたということは、どの迷子の発見報告であるのかをすでに特定するものとなる。すなわちそのページ情報が、迷子を特定する情報を含んでいる。QRコードをユニークなものとしない場合には、クリニック側の担当者が、発見者に連絡してそのペットの外見特徴などを把握して対象となる迷子を特定することになる。
サーバ10が作動しているときには、常に迷子発見報告装置23は、起動している状態にある。すなわち迷子発見報告処理のプログラムは、サーバ10が動いているときには常に動いている。発見者からのアクセスがあって、発見者が必要な情報を入力して送信がなされると、ステップ1010にてYESと判断されて、サーバ10は、その発見者がアクセスしたページ情報と、発見者が送信した発見者情報とを取得する(ステップ1020)。そして、それに基づいて迷子情報DB43及び発見者DB44を更新する(ステップ1030)。その後、クリニック担当者へ通知する(ステップ1040)。この担当者への通知は、その担当者の所持する携帯電話機へのメール送信及び担当クリニックの受付デスクに設置したシグナル(ランプが点滅し周囲の人々に注意を喚起するもの)とでなされることが望ましい。メール着信だけでは、すぐに気付かないことがある。また、クリニックの受付デスク付近に目立つシグナルが置かれていることで、そのクリニックに通う飼い主に対し、当該クリニックの迷子に対する姿勢を示すことができる。
クリニック担当者がその通知を受けて、発見者と連絡を取り、保護したペットの外見特徴などが、診療記録などと一致することを確認し、さらに、発見者の連絡先へ折り返しの連絡ができることなどを確認した上で、その担当者は、サーバ10へアクセスし、迷子発見報告装置23にて認証できた旨を登録する(ステップ1050にてYESと判断されてステップ1060)。これにて一通りの迷子情報DB、発見者DBへの報告処理が完成する。
図11は、本発明の迷子札システムにおいて、迷子発見者が迷子をクリニックに引き渡し、クリニックが迷子を預かる際の迷子預かり認証装置の構成を示す図である。迷子預かり認証装置1100は、端末101に例えばUSB接続にてつながる機器として構成される。迷子預かり認証装置1100内には、端末101とのやり取りをするために必要な回路、QRコード読取器1180とのやり取りのための回路、各種信号を処理する回路などが内蔵されるが、それらの内蔵される回路は、描くのを省略している。迷子が発見されていよいよ発見者からクリニックへ引き渡しがなされる現場(クリニック又は発見者の自宅)においてこの迷子預かり認証装置1100が用いられる。端末101には、迷子情報DB43、発見者DB44などの必要なデータベースからの情報が引き出されて、この迷子引渡しに必要な情報が取得されている。クリニック側の担当者は、自らのIDカードをスタッフID読取器1110の上に置く。スタッフID読取器は、そのIDカードがICカード、磁気カード、RFIDカードなど、何れであるか、その種類に応じて必要な読取回路を備えたものが準備される。適切な担当者であることが認証されると、スタッフ認証ランプ1119が点灯して、発見者はこのスタッフが当該引渡しの担当者であることを知る。もしも機械の不具合などで読取がうまくいかないときは、そのスタッフの身分証や定期、保険証など、スタッフ読取器1110で読み取れないものを発見者自身が目視により確認して、発見者側マニュアル認証ボタン1125を押すことでスタッフ認証ランプが点灯する。
同様に発見者は、保険証や運転免許証など、氏名、住所の確認できるIDを発見者ID読取器1120の上に置く。発見者ID読取器1120は、発見者が通常持っているであろう保険証などに合わせて、例えばスキャナと文字認識を組み合わせたものとして、準備される。発見者本人であることが、発見者DB44から取得したデータとの一致することから認証されると、発見者認証ランプ1129が点灯して、スタッフは、目の前の人が迷子発見報告をしてくれた人であることを確認できる。機械読み取りがうまくいかないときには、クリニック側のスタッフは、目視により発見者の保険証などを確認して、スタッフ側マニュアル認証ボタン1115を押すことで発見者認証ランプ1129が点灯する。
QRコード読取器1180は、迷子預かり認証装置1100にコードをもって接続されたQRコードの読取器である。発見者が保護しているペットの首輪についた迷子札20に記載されたQRコードをこのQRコード読取器1180で読み取ることで、そのペットが迷子になったペットであることを確認する。その認証がなされると迷子認証ランプ1189が点灯する。
スタッフ認証ランプ1119、発見者認証ランプ1129、迷子認証ランプ1189の三つのランプが点灯している状態で、クリニック側のスタッフは、迷子を預かり、端末101での登録手続を実行する。これらの手続は、クリニックに設置したコンピュータですることができるだけでなく、ノートパソコンなどを用いて発見者の自宅での受け渡しの際にも同様にすることができる。個人情報消去ボタン1127は、認証手続を終了した際に、発見者が押すことで、読み取った個人情報を消去するものである。これにより、発見者は、安心して氏名、住所の確認をするためのID情報を提供できる。
図12は、本発明の迷子札システムにおいて、迷子発見者が迷子をクリニックに引き渡し、クリニックが迷子を預かる際の迷子預かり認証装置の迷子預かり認証処理を示すフローチャートである。図11で述べた三つの認証がすべてOKかどうかを判断し、YESならば担当者の迷子預りを促す画面を表示する(ステップ1210でYESなら、ステップ1220)。担当者が預かりを完了して、その入力をすると迷子情報DB43へその旨を登録し、預かった旨を飼い主へ登録する(ステップ1230でYESなら、ステップ1240、ステップ1250)。
図13は、本発明の迷子札システムにおいて、迷子を預かったクリニックが迷子を飼い主に引き渡し、飼い主が引き取る際の迷子返還認証装置の構成を示す図である。迷子返還認証装置1300は、上述の迷子預り認証装置1100における発見者を飼い主に置き換えたものである。上の説明での発見者を飼い主に読み換えることで、同様に理解できるので、重複の説明を省略する。
図14は、本発明の迷子札システムにおいて、迷子を預かったクリニックが迷子を飼い主に引き渡し、飼い主が引き取る際の迷子返還認証装置の迷子返還認証処理を示すフローチャートである。迷子返還は、クリニックにおいて又は飼い主の自宅においてなされる。認証がクリニック担当者、飼い主、ペットの三者ともOKならば、クリニック担当者の迷子返還を促す画面が表示される(ステップ1410でYESでステップ1420)。クリニック担当者から飼い主への返還が完了すると、迷子情報DBへの登録がなされ、発見者へお礼のメールが送られる(ステップ1430でYESとされて、ステップ1440、ステップ1450)。お礼のメールの文面は、「あなた様に発見、保護していただいた迷子のペットは、無事にただいま飼い主のもとに帰りました。どうもありがとうございました。」といったものが迷子システムのサーバから自動的に送られる。
なお、発見者へのお礼は、あらかじめ飼い主と取り決めて準備して、発見者からクリニック担当者への迷子引渡しがなされるときに、引き換えに渡すことが望ましい。飼い主のID確認のための証明書として、そのクリニックが発行した診察券を用いることもできる。診察券をID機能付きのものとしてそれを読み取ることができる読取器を上記迷子返還認証装置1300に用いることができる。また、指紋認証などでセキュリティを強化することなどが考えられる。
迷子札としてRFIDを使用し、それを体内に埋め込むこととする実施例も可能である。RFIDは、電池などを必要とせず、読取器を近づければ、非接触の状態で内部のICに記憶された情報を取り込むことができるものである。携帯電話機に接続して使うタイプのものが世の中に既に出ている。近い将来にRFIDの読取器を内蔵した携帯電話機も発売される計画があると報道されている。このRFIDを動物の体内に埋め込むことで、単なるカルテ番号よりももっと多い情報を保存させることが可能である。例えば、去勢手術などの臓器摘出手術の際に摘出した臓器の代替物としてRFIDを入れると、そのRFIDへの読み書きはあとから可能であるので、診療記録、飼い主などについての情報をセキュリティをかけて書き込んで、利用可能となる。この場合、このペットがRFIDを体内に内蔵した動物であること、読取器をどのあたりにかざして欲しいかを首輪などに表示することになる。
飼い主が、日ごろのペットの健康状態を報告、記録するデイリーレポート記録装置22、及びデイリーレポートDB42についての利用をさらに拡張して、オプション契約によって、担当クリニックは、その内容をチェックして、飼い主へのアドバイスをすることもできる。
休日夜間の診療情報について、実施形態で述べたが、他のクリニック(動物病院)との提携をさらに拡張して、他のクリニックの専門分野の紹介をすることもできる。さらに提携クリニックの間でカルテ(診療記録、検査結果)へのアクセスを可能にすることで、動物病院間の紹介が円滑になされる。さらに、ペットショップ、ペット用品ショップ、ペットホテル、ブリーダーなどの他の事業者の案内をすることで事業の広がりが見込める。
飼い主の特定に診察券のみならずクレジットカードまたは保険証(保険証券)などを用いることもできる。
ペットの迷子のみならず、痴呆老人や子どもに対して迷子札適用することとする実施例も可能である。
この迷子システムでの携帯サイトやPCサイトで、会員制をとり、病院からのお知らせ、先生の診察日、動物医学事典、ペット日記、健康日記、そして会員同士の友人作りなどに利用できる。その場合、会員レベルにいくつかの段階を設ける、会員同士のやりとりはニックネームで行い、個人情報へ入り込まない、写真を掲載する場合に飼い主の自宅が判明しやすい背景は避ける、などのルールの徹底が必要である。会員同士は、互いに潜在的迷子発見者でもあるため、不用意に個人情報へのアクセスができてしまうと、迷子発見者と飼い主との間にクリニックが介在してセキュリティ対策をしようとする努力が無駄になる可能性があるからである。
ペットの診療、治療などの医療行為をする動物病院のみならず、ペットショップ、ペット用品ショップ、ペットホテルなど、ペットにかかわるサービス業者、販売業者に役立つ可能性がある。
10 サーバ
20 迷子札
21 迷子札発行装置
22 デイリーレポート装置
23 迷子発見報告装置
24 迷子預かり認証装置
25 迷子返還認証装置
41 飼い主DB
42 デイリーレポートDB
43 迷子情報DB
44 発見者DB
45 診療記録DB
46 提携クリニックDB
100 コンピュータネットワーク
101,102,103,104 端末
201,202 携帯電話機
301,302 パソコン
1100 迷子預かり認証装置
1110 スタッフID読取器
1115 スタッフ側マニュアル認証ボタン
1119 スタッフ認証ランプ
1120 発見者ID読取器
1125 発見者側マニュアル認証ボタン
1127 個人情報消去ボタン
1129 発見者認証ランプ
1180 QRコード読取器
1189 迷子認証ランプ

Claims (2)

  1. インターネット上に設けられたサーバと、複数の端末と、複数の携帯電話機と、ペットの身体に装着した迷子札とからなり、セキュリティを守りつつペットの迷子を速やかに発見者から飼い主へと返還するための迷子札システムであって、
    前記迷子札は、一意のQRコードを記載したものであり、
    前記サーバは、
    発行した前記迷子札のQRコードに一対一で対応する迷子報告ページを備えた迷子報告装置と、
    該迷子報告装置により報告された情報を記録する迷子情報DB(データベース)と、
    飼い主の情報を記録する飼い主DBと、
    前記迷子報告装置により取得した発見者に関する情報を記録する発見者DBと
    を備え、
    前記複数の端末は、
    動物病院の受付近くに設けられたシグナル
    を備えて、
    前記携帯電話機を用いて迷子発見者が、迷子札から読み取ったQRコードにしたがって前記サーバの迷子報告ページにアクセスして、必要な情報を前記サーバに送信すると、その迷子札を発行した動物病院の端末に設けられた前記シグナルが点滅して、迷子の発見を知らせる迷子札システム。
  2. 請求項1に記載した迷子札システムであって、
    前記サーバは、迷子の発見の際に、前記シグナルを点滅させるだけでなく、動物病院の担当者の所持する前記携帯電話機にメールを送ることを特徴とする迷子札システム。
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