JP2011053088A - 二次電池の残容量演算方法および二次電池装置 - Google Patents

二次電池の残容量演算方法および二次電池装置 Download PDF

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Abstract

【課題】二次電池の相対残容量および満充電容量を精度良く求める。
【解決手段】二次電池の開放端子電圧OCVと相対残容量SOC[%]との関係を示すテーブルを備え、二次電池の満充電状態における開放端子電圧OCVfullに従って前記テーブルを参照して求められる相対残容量SOCfull[%]を求めた後、前記二次電池の放電停止時に検出される該二次電池の開放端子電圧OCVに従って前記テーブルを参照して求められる相対残容量SOCを[SOCtrue=SOC×(100/SOCfull)]として補正して前記二次電池の真の相対残容量SOCtrueを求める。更に二次電池の満充電状態から放電停止時までの放電容量Q[Ah]と前記二次電池の真の相対残容量SOCtrueとに基づいて前記二次電池の満充電容量Qfullを[Qfull=Q÷[(100−SOCtrue)/100]]として求める。
【選択図】図3

Description

本発明は、二次電池の相対残容量を精度良く求めることのできる二次電池の残容量演算方法およびこの残容量演算方法を採用した二次電池装置に関する。
二次電池を使用する上で、放電に伴う残容量を正確に把握することが重要である。ちなみに二次電池の残容量は、専ら、その満充電容量(最大充電容量;実力容量)を100%とした相対残容量SOC[%]として評価されることが多い。また二次電池の特性、特にその満充電容量は充放電の繰り返しに伴って劣化するので、使用時における二次電池の満充電容量を正確に検出し、その寿命を把握することも重要である。
ところで従来、二次電池の相対残容量SOC[%]と開放端子電圧(無負荷電圧)OCVとが、例えば図4(a)に示すように密接な関係を有していることに着目して、二次電池の開放端子電圧OCVを検出し、検出した開放端子電圧OCVに基づいて該二次電池の相対残容量SOC[%]を求めることが行われている。具体的には、予め求められた相対残容量SOC[%]と開放端子電圧OCVとの関係を記述した、例えば図4(b)に示すようなテーブルを参照して、検出した開放端子電圧OCVに対応する相対残容量SOC[%]を求めている(例えば特許文献1を参照)。
また二次電池の特性(寿命)を把握するべく、充放電に伴って変化する二次電池の開放端子電圧OCVをその充放電過程における2点(V1,V2)において検出すると共に、その2点(V1,V2)間における充放電量Qを求め、この充放電量Qと2点の開放端子電圧(V1,V2)とから満充電量(最大充電容量)Qfullを算出することも提唱されている(例えば特許文献2を参照)。
特開2002−286818号公報 特開2008−261669号公報
しかしながら二次電池の満充電量(最大充電容量)Qfullは、電池特性の劣化に伴って変化することのみならず、使用する充電器によって異なる充電電圧によって、更には電池温度によっても変化することが否めない。即ち、充電器の充電電圧は、例えば±0.1V程度の所定の公差を持たせて設計されており、個々の充電器毎に異なっている。また仮に一定の充電電圧にて二次電池を充電したとしても、充電電流を監視して判定される満充電時における充電容量が電池温度によって変化する。これ故、満充電時における二次電池の開放端子電圧OCVも変化することが否めない。
これにも拘わらず従来においては、専ら、予め求めた相対残容量SOC[%]と開放端子電圧OCVとの関係を示すテーブルに基づいて、検出した開放端子電圧OCVに従ってその相対残容量SOC[%]を評価しているだけなので、信頼性に乏しいと言う問題があった。しかも二次電池の満充電量(最大充電容量)Qfull自体も正確に把握できないと言う問題があった。
尚、特許文献1には相対残容量SOC[%]と開放端子電圧OCVとの関係を示す複数のテーブルを、二次電池の電池温度や特性劣化の程度に応じて複数準備しておき、これらのテーブルを選択して用いることが開示される。しかしながら、二次電池の特性劣化をどのように評価するか、またその劣化の程度に応じたテーブルをどのようにして選択するかと言う点で問題がある。しかも充電電圧によって満充電状態での開放端子電圧OCVが変化した場合、前述したテーブルから求められる相対残容量SOC[%]が誤差を含むことになる。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、その目的は、二次電池の相対残容量を簡易に、しかも精度良く求めることのできる二次電池の残容量演算方法およびこの残容量演算方法を採用した二次電池装置を提供することにある。
上述した目的を達成するべく本発明に係る二次電池の残容量演算方法は、予め求められている二次電池の開放端子電圧OCVと相対残容量SOC[%]との関係を示すテーブルを参照して該二次電池の開放端子電圧から該二次電池の相対残容量を求めるに際し、
先ず前記二次電池の満充電状態における開放端子電圧OCVfullを検出し、この開放端子電圧OCVfullに従って前記テーブルを参照して相対残容量SOCfull[%]を求めた後、前記二次電池の放電停止時に検出される該二次電池の開放端子電圧OCVに従って前記テーブルを参照して求められる相対残容量SOCを、前記満充電状態で相対残容量SOCfull[%]に基づいて
SOCtrue=SOC×(100/SOCfull)
として補正して前記二次電池の真の相対残容量SOCtrueを求めることを特徴としている。
尚、前記二次電池の満充電状態は、例えば定電流・定電圧充電されるリチウムイオン電池の定電圧充電時における充電電流を監視し、その充電電流が所定以下となったとき、これを満充電状態に達したとして検出される。
更には前記二次電池の放電電流を積算して該二次電池の満充電状態から放電停止時までの放電容量Q[Ah]を求め、この放電容量と前記二次電池の真の相対残容量SOCtrueとに基づいて前記二次電池の満充電容量Qfullを
Qfull=Q÷[(100−SOCtrue)/100]
として求めることを特徴としている。
或いは前記二次電池の充放電に伴って変化する開放端子電圧を互いに異なる2点OCV1,OCV2においてそれぞれ求めると共に、開放端子電圧が上記2点間で変化した期間における前記二次電池の充放電電流を積算して充放電容量Q[Ah]を求め、
この充放電容量Q[Ah]と前記異なる2点の開放端子電圧OCV1,OCV2からそれぞれ求められる前記二次電池の真の相対残容量SOCtrue1,SOCtrue2とに基づいて前記二次電池の満充電容量Qfullを
Qfull=Q÷[(SOCtrue1−SOCtrue2)/100]
として算出することを特徴としている。
また本発明に係る二次電池装置は、二次電池と、この二次電池の端子電圧を検出する電圧検出手段と、前記二次電池の充放電電流を検出する電流検出手段と、予め求められた前記二次電池の開放端子電圧OCVと相対残容量SOC[%]との関係を記憶したテーブルとを備え、
更に前記二次電池の満充電状態における開放端子電圧OCVfullに従って前記テーブルを参照して求められる相対残容量SOCfull[%]を求めた後、前記二次電池の放電停止時に検出される該二次電池の開放端子電圧OCVに従って前記テーブルを参照して求められる相対残容量SOCを、前記満充電状態で相対残容量SOCfull[%]に基づいて
SOCtrue=SOC×(100/SOCfull)
として補正して前記二次電池の真の相対残容量SOCtrueを求める残容量演算手段を備得ることを特徴している。
尚、前記二次電池がリチウムイオン電池である場合には、定電流・定電圧充電されるリチウムイオン電池の定電圧充電時における充電電流が所定以下となったとき、これを満充電状態に達したとして検出すれば良い。
また上記構成に加えて、更に前記二次電池の放電電流を積算して該二次電池の満充電状態から放電停止時までの放電容量Q[Ah]を求め、この放電容量と前記残容量演算手段にて求められた前記二次電池の真の相対残容量SOCtrueとに基づいて前記二次電池の満充電容量Qfullを
Qfull=Q÷[(100−SOCtrue)/100]
として求める満充電容量算出手段を備えることを特徴としている。
或いは前記構成に加えて、更に前記二次電池の充放電に伴って変化する開放端子電圧を互いに異なる2点OCV1,OCV2においてそれぞれ求めると共に、開放端子電圧が上記2点間で変化した期間における前記二次電池の充放電電流を積算して充放電容量Q[Ah]を求め、この充放電容量Q[Ah]と前記異なる2点の開放端子電圧OCV1,OCV2に従って前記残容量演算手段においてそれぞれ求められた前記二次電池の真の相対残容量SOCtrue1,SOCtrue2とに基づいて前記二次電池の満充電容量Qfullを
Qfull=Q÷[(SOCtrue1−SOCtrue2)/100]
として求める満充電容量算出手段を備えることを特徴としている。
本発明によれば、満充電状態にて検出した開放端子電圧OCVに基づいてテーブルから求められる相対残容量SOCfull[%]が該テーブル上においては満充電状態に相当しないとしても、そもそも上述した如く検出される開放端子電圧OCV自体が二次電池の満充電状態[100%]を示すものであるから、前記相対残容量SOCfull[%]は満充電容量が変化した割合、つまり変化率K[%]を示すことになる。従って、その後、二次電池の開放端子電圧OCVに従って前記テーブルから求められる相対残容量SOCを上記相対残容量SOCfull[%]にて補正することで、真の相対残容量SOCtrueを簡易に求めることができる。具体的には相対残容量SOCfull[%]が98%であるならば、検出された相対残容量SOCを98%で除算することで、その真の相対残容量SOCtrueを簡易に求めることができる。
また満充電後の放電電流を積算して該二次電池の満充電状態から放電停止時までの放電容量Q[Ah]を求めると共に、その放電停止時における開放端子電圧OCVから前述したように真の相対残容量SOCtrueを求めれば、上記放電容量Q[Ah]と真の相対残容量SOCtrueとから、その満充電容量Qfullを簡易に、しかも精度良く算出することができる。
また満充電状態から放電停止時までの放電容量Q[Ah]を求めることに代えて、二次電池の充電時または充放電時における異なる2点での開放端子電圧OCV1,OCV2を求めると共に、これらの2点間における二次電池の充放電量Q[Ah]を求めれば、上記開放端子電圧OCV1,OCV2から求められる真のSOCtrue1,SOCtrue2と上記充放電量Q[Ah]とから、その満充電容量Qfullを簡易に、しかも精度良く算出することができる。
本発明の一実施形態に係る二次電池装置の要部概略構成を示す図。 図1に示す二次電池装置における制御・演算部の概略的な機能を示す図。 本発明の一実施形態に係る二次電池の残容量演算方法を示すものであって、図1に示す二次電池装置にて実行される処理手順の一例を示す図。 放電時における二次電池の開放端子電圧OCVと相対残容量SOCとの関係とそのテーブル構造を示す図。
以下、図面を参照して本発明に係る二次電池の残容量演算方法および二次電池装置について説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る二次電池装置の概略構成図であって、10は二次電池装置としてのパック電池、20は前記パック電池10が着脱自在に装着されるパーソナルコンピュータ(PC)や携帯端末等の負荷機器である。このパック電池(二次電池装置)10は、基本的には二次電池(BAT)11と、該二次電池11の充放電を制御する制御部(マイクロプロセッサユニット;MPU)12とを備えて構成され、負荷機器20に装着して使用される。
尚、前記負荷機器20は、例えばパック電池10を充電するだけの、いわゆるACアダプターや専用の充電器であっても良い。また前記パック電池10における二次電池11は、例えば2600mAh/セル程度の前述した3成分正極のリチウムイオン電池からなる複数の電池セルを2個ずつ並列に接続すると共に、これらの並列接続された電池セルを3段直列に接続した、いわゆる3直2並タイプのものからなる。尚、ここでは3直2並タイプの二次電池11を例に説明するが、電池セルの並列接続数および直列接続段数は、パック電池の仕様として与えられる定格出力電圧および定格出力電流容量に応じて決定すれば良いものである。
さてパック電池10における二次電池11の充放電路には、その充放電を制御するFET等のスイッチ素子13が直列に介装されると共に、充放電電流を検出する電流検出部14が直列に介挿されている。また前記パック電池10における制御部(MPU)12は、その主体部である、いわゆるマイコンによる充電制御手段としての制御・演算部15と、前記二次電池11の端子電圧、具体的には各段の電池セルの端子電圧(セル電圧)をそれぞれ検出する電圧検出部16、および前記負荷機器20との間で情報通信する通信処理部17と、後述するテーブル18とを具備して構成される。尚、このテーブル18は、メモリ素子に記憶されたものであって、後述するように予め求められた前記二次電池11の開放端子電圧OCVと、該二次電池11の相対残容量(残容量/実力容量)SOCとの関係を記述したものである。
そして前記制御・演算部15は、基本的にはサーミスタ等の温度検出素子19にて検出される前記二次電池11の温度(電池温度)、前記電圧検出部16にて検出されるセル電圧、および前記電流検出部14にて検出される充放電電流に応じて前記スイッチ素子13をオン・オフ制御すると共に、通信処理部17を介して前記負荷機器20側に制御指令を与えて前記二次電池11に対する充電電圧や充電電流を制御する機能を備える。このような基本機能に加えて前記制御・演算部15は、後述するように前記テーブル18を参照して二次電池11の相対残量SOCtrueを求めると共に該二次電池11の満充電容量Qfullを求め、これを前記負荷機器20側に通知する機能を備える。
一方、前記負荷機器20は、基本的には外部電力(図示せず;商用電源)を受けて該負荷機器20の本体部である負荷21を駆動すると共に、前記パック電池10に対して電力を供給して前述した二次電池11を充電する制御・電源部22を備えて構成される。またこの制御・電源部22は、例えば外部電力の供給が途絶えたとき、前記パック電池10の二次電池11から供給される電力にて前記負荷21を駆動する役割を担う。ちなみに前記制御・電源部22による二次電池11の充電は、該二次電池11がリチウムイオン電池である場合には、例えば最大電流(一般的には0.5〜1C程度)および最大電圧(一般的には約4.2V/セル程度)をそれぞれ規制した定電流・定電圧充電により行われる。
尚、制御・電源部22は、前述したパック電池10における通信処理部17との間で、例えばデータラインSDAおよびクロックラインSCLを介してSMBUS方式にて情報通信する。そして前記パック電池10の制御部(MPU)12は上記情報通信機能を利用して前記制御・電源部22の作動を制御する。また逆に前記パック電池10の制御部(MPU)12は二次電池11の充電状態に応じて制御・電源部22に指令を与え、該制御・電源部22による前記二次電池11の充電電圧や充電電流を可変設定する。この制御・電源部22の制御の下で前記二次電池11に対する充電が制御される。
さて基本的には上述した如く構成されたパック電池(二次電池装置)において本発明が特徴とするところは、前述した制御・演算部15において前記二次電池11を満充電まで充電し、そのときの開放端子電圧OCVを計測して該二次電池11の相対残容量SOCfullを求めた後、その後の放電停止時における二次電池11の開放端子電圧OCVに従って求められる相対残容量SOCを、上記満充電時に求めた相対残容量SOCfullに基づいて補正することで、真の相対残容量SOCtrueを求める手段を備える点にある。
また更に本発明は、満充電状態から放電停止時までの放電量Qと上述した如く求めた真の相対残容量SOCtrueとから、前記二次電池11の満充電容量(実力容量)Qfullを求める手段を備えることを特徴としている。尚、満充電状態から放電停止時までの放電量Q求めることに代えて、一般的には二次電池11の充電または放電時における互いに異なる2点の開放端子電圧OCV1,OCV2を求めると共にこれらの2点間の充放電量Qを求め、上記開放端子電圧OCV1,OCV2から前述した如くそれぞれ求められる真の相対残容量SOCtrue1,SOCtrue2と上記2点間の充放電量Qとから、前記二次電池11の満充電容量(実力容量)Qfullを求めることも勿論可能である。
このような真の相対残容量SOCtrueと満充電容量Qfullの算出を実現するべく前記制御・演算部15は、充電中または放電中における前記二次電池11の充放電路を遮断して、若しくは負荷機器(充電器)20の動作を制御して前記二次電池11に対する充放電をオン・オフ制御する充放電制御手段と、前記二次電池11の端子電圧と充放電電流とに基づいて該二次電池11の相対残容量SOCを求めると共に満充電容量Qfullを算出する演算手段とを備える。尚、前記充電制御手段の制御の下で負荷機器(充電器)20側の制御・電源部22の作動を制御して前記二次電池11に対する充放電路を遮断するようにしても良い。
具体的には制御・演算部15は、例えば図2に示すように、基本的には前記二次電池11の充放電をオン・オフ制御する充放電制御手段15aと、前記電流検出部14にて計測される前記二次電池11に対する充電電流の低下を検出して該二次電池11の満充電を検出し、前記充放電制御手段15aを付勢して該二次電池11の充電を停止する満充電検出手段15bとを備える。
また制御・演算部15は前記演算手段として、前記二次電池11の充放電期間における充放電電流を積算して前記二次電池11の充放電容量Qを算出する充放電容量算出手段15cと、前記二次電池11の充放電停止に連動して該二次電池11の開放端子電圧OCVを検出する開放端子電圧検出手段15dと、前記充放電容量算出手段15cにて求められた充電容量Qと前記充放電停止時に検出した開放端子電圧OCVに従って前述したテーブル18を参照し、開放端子電圧OCVに対応する相対残容量SOCを求める相対残容量演算手段15eと、この相対残容量演算手段15eにて求められた相対残容量SOCと前記充放電容量算出手段15cにて求められた充放電容量Qとに従って該二次電池11の満充電容量(実力容量)Cfullを算出する満充電容量算出手段15fとを備える。
特に本発明の第1の特徴的な機能を実現する前記相対残容量演算手段15eは、前述したテーブル18を参照して、単に開放端子電圧OCVに対応する相対残容量比SOCを求める従来一般的な機能に代えて、以下に示すようにして真の相対残容量比SOCtrueを求めるものとなっている。即ち、相対残容量演算手段15eは、先ず満充電時に検出される開放端子電圧OCVfullから前記テーブル18を参照してその相対残容量比SOCfullを求めている。その後、該二次電池11の充放電過程における充放電停止時にその開放端子電圧OCVを検出し、検出した開放端子電圧OCVに従って前記テーブル18を参照して求められる相対残容量比SOCを、前記満充電時の相対残容量比SOCfullに基づいて補正することで、該二次電池11の真の相対残容量比SOCtrueを
SOCtrue=SOC×(100/SOCfull)
として求めるものとなっている。
また本発明の第2の特徴的な機能を実現する前記満充電容量算出手段15fは、前述した如く満充電状態での開放端子電圧OCVを検出した後、前記充放電容量演算部15cにて放電電流を積算して求められる該二次電池11の満充電状態から放電停止時までの放電容量Q[Ah]と、その放電停止時における開放端子電圧OCVから前述したように前記相対残容量演算手段15eにて求められる真の相対残容量SOCtrueとから前記二次電池11の満充電容量Qfullを
Qfull=Q÷[(100−SOCtrue)/100]
として算出するものとなっている。
或いは前記満充電容量算出手段15fは、前記二次電池11の充電時または充放電時における異なる2点での開放端子電圧OCV1,OCV2に従って前記相対残容量演算手段15eにて求められる真の相対残容量SOCtrue1,SOCtrue2と、前記充放電容量演算部15cにて充放電電流を積算して求められる前記2点間における二次電池11の充放電量Q[Ah]とに従い、該二次電池11の満充電容量Qfullを
Qfull=Q÷[(SOCtrue1−SOCtrue2)/100]
として求めるものとなっている。尚、この異なる2点での開放端子電圧OCV1,OCV2に基づく満充電容量Qfullの算出は、前述した満充電状態から放電停止時の開放端子電圧OCVに基づく満充電容量Qfullの算出を一般化したものと言える。
このような二次電池11の真の相対残容量比SOCtrueの算出と、満充電容量Qfullの算出について、以下に今少し詳しく説明する。
二次電池11を満充電まで充電した状態で検出される開放端子電圧OCVは、電池特性の劣化のみならず、その充電電圧や電池温度によっても変化する。これ故、上述した如く検出された開放端子電圧OCVに従って前記テーブル18を参照して求められる相対残容量SOCは、必ずしも100%とはなり得ない。しかしながら上記開放端子電圧OCVは満充電状態で検出されたものであるので、そのときの二次電池11の相対残容量SOCは、本来的にはその実力容量(満充電容量)そのものを示す値、つまり100%であると言える。
従ってテーブル18を参照して求められた相対残容量SOCは、前記テーブル18に登録された開放端子電圧OCVと相対残容量SOCとの関係を求めたときの二次電池11の満充電容量が変化した(低下した)割合、つまり満充電容量の変化率K[%]を示していると言える。即ち、二次電池11の相対残容量SOCは、該二次電池11の満充電容量(実力容量)に対する残容量の割合(比率)として定義されるものであるから、上述した如くテーブル18を参照して求められた満充電時の相対残容量SOCfull[%]を、該二次電池11の満充電容量の変化率K[%]として捉えることができる。
従ってその後に検出された二次電池11の開放端子電圧OCVに従って前記テーブル18を参照して求められる相対残容量SOC[%]を、上述した満充電容量の変化率K[%]、つまり満充電時の相対残容量SOCfull[%]に基づいて補正すれば、該二次電池11の真の相対残容量SOCtrue[%]を
SOC=SOC×(100/SOCfull)
として簡易に算出することができ、相対残量SOCの算出精度を高めることができる。特にこのような演算方法によれば、二次電池11の性能劣化や充電電圧の違い(公差)、更には電池温度の変化に拘わることなく、その相対残容量SOCを高精度に求めることが可能となる。
また二次電池11の満充電容量(実力容量;学習容量)Qfullについては、上述した如く開放端子電圧OCVに対応する相対残容量SOCを高精度に求め得る。従って、例えば満充電後の放電停止時における開放端子電圧OCVと、満充電状態から放電停止時までの放電容量Q[Ah]を求めれば、満充電状態での相対残容量SOCfull(=100%)と、放電停止時における開放端子電圧OCVから求められる真の開放端子電圧SOCtrueとから、前述したように
Qfull=Q÷[(100−SOCtrue)/100]
として、その満充電容量Qfullを精度良く算出することができる。
更には満充電状態での開放端子電圧OCVに着目しなくても、その充放電過程における異なる2点の開放端子電圧OCV1,OCV2を求め、これらの各開放端子電圧OCV1,OCV2から前述したように真のSOCtrue1,SOCtrue2求めれば、開放端子電圧OCVが上記2点間で変化した期間における充放電量Q[Ah]から、前述したようにその満充電容量Qfullを
Qfull=Q÷[(SOCtrue1−SOCtrue2)/100]
として簡易に、しかも精度良く求めることができる。
そしてこのようにして二次電池11の満充電容量Qfullを求めたならば、例えば使用開始時における二次電池11の満充電容量Qintialと比較することで、該二次電池11の性能劣化の程度(電池寿命)を評価することも可能となる。
尚、前述した満充電時の相対残容量SOCfull[%]の検出については、二次電池11が満充電まで充電される都度、行っても良いが、充放電サイクルが所定回数繰り返される毎に行うようにしても良い。そして前述した相対残容量SOCの算出に際しては、直近に求められた満充電時の相対残容量SOCfullに従って、前記テーブル18から求められた相対残容量SOCを補正するようにすれば十分である。
図3は、前述した機能を備えた制御・演算部15により実行される二次電池11の残容量検出方法である残容量算出手順の一例を示している。この処理は先ず二次電池11が満充電まで充電されたか否かを検出することから開始される<ステップS1>。そして、例えば二次電池11の充電電流の低下から該二次電池11の満充電が検出されたならば、満充電状態で無負荷状態となり、所定時間が経過したか否かを判定する<ステップS2>。この処理は、充電に伴う二次電池11の内部状態(電極反応)が安定した後に、その開放端子電圧OCVを検出する為の配慮である。
そして満充電まで充電された二次電池11が安定したならば該二次電池11の開放端子電圧OCVを検出し<ステップS3>、検出した開放端子電圧OCVに従って前述したテーブル18を参照して該開放端子電圧OCVに対応する相対残容量SOCを求める<ステップS4>。そしてこの相対残容量SOCを、本来100%であるべき満充電状態での二次電池11の、見掛け上の相対残容量SOCfullとし、これを二次電池11の満充電容量の変化率K[%]として捉える。
具体的にはテーブル18から求められた相対残容量SOCが98%であるならば、二次電池11の満充電容量が、その初期満充電容量よりも98%だけ低下(劣化)しているとして認識する。
そして満充電状態での前記二次電池11の真の相対残容量SOCtrueについては、そのときの相対残容量SOC(=SOCfull)を、満充電容量の変化率K[%]を示す見掛け上の相対残容量SOCfullに基づいて補正することにより、
SOCtrue=SOC×(100/SOCfull)
=100[%]
として求める<ステップS5>。
以上のようにして満充電状態での二次電池11の相対残容量SOCfullを求めたならば、その後、放電が行われているか否かを判定する<ステップS6>。そして満充電後の放電が確認されたならば、その放電が停止するまでそのときの放電電流を積算し<ステップS6,S7>、放電停止後に所定の時間経過を待って前記二次電池11の開放端子電圧OCVを検出する<ステップS9,S10>。そして検出した開放端子電圧OCVに従って前記テーブル18を参照し、該開放端子電圧OCVに対応する相対残容量SOCを求める<ステップS11>。
このようにしてテーブル18から求めた相対残容量SOCに対しては、前述した満充電容量の変化率K[%]を示す見掛け上の相対残容量SOCfullに基づいて補正することにより、真の相対残容量SOCtrueを
SOCtrue=SOC×(100/SOCfull)
として求める<ステップS12>。即ち、満充電状態での二次電池11の相対残容量SOCfullが、前述したように100%から変化しているので、その低下の割合K[%]だけ前記テーブル18から求めた相対残容量SOCを補正することで、開放端子電圧OCVでの二次電池11の真の相対残容量SOCtrueを求める。
次いで上述したように満充電状態での開放端子電圧OCV(=OCV1)に基づく真の相対残容量SOCtrue(=SOCtrue1)と、その後の放電停止時での上記満充電時とは異なる開放端子電圧OCV(=OCV2)に基づく真の相対残容量SOCtrue(=SOCtrue2)とがそれぞれ求められたならば、前述した如く満充電状態から放電停止時までの放電電流を積算して求められた放電量Q[Ah]に従って、該二次電池11の満充電容量(実力容量)Qfullを
Qfull=Q÷[(SOCtrue1−SOCtrue2)/100]
として算出する<ステップS13>。
尚、満充電状態での真の相対残容量SOCtrue(=SOCtrue1)は、前述したように100%なので、該二次電池11の満充電容量(実力容量)Qfullを
Qfull=Q÷[(100−SOCtrue2)/100]
として算出しても良い。そしてこのようにして算出した二次電池11の満充電容量(実力容量)Qfullおよび前述した如く求めた真の相対残容量SOCtrueを表示したり、或いは前述した負荷機器(充電器)20に通知する。
かくして上述した如くして二次電池11の開放端子電圧OCVに従ってテーブル18を参照して求められる相対残容量SOC[%]を、満充電状態にあるの二次電池11の開放端子電圧OCVに従って前記テーブル18を参照して求められる相対残容量SOCfull[%]に基づいて補正し、これによって真の相対残容量SOCtrue[%]を求める本方法によれば、その相対残容量を簡易に、しかも精度良く求めることができる。更には互いに異なる2点の開放端子電圧OCV1,OCV2の下で、それぞれ上述したように精度良く求められる真の相対残容量SOCtrue[%]と、上記2点の開放端子電圧OCV1,OCV2間での二次電池11の充放電量Q[Ah]とに従って、該二次電池11の満充電容量Qfull[Ah]を算出するので、その算出精度自体を十分に高くすることができる。
しかも二次電池11の特性劣化や充電電圧の異なり、更には電池温度の変化に拘わりなく、その開放電圧OCVに従って二次電池11の真の相対残容量SOCtrue[%]を求め、更にはその満充電容量Qfull[Ah]を求めることができる。従って、例えば特許文献1に開示されるように、二次電池の劣化の程度や電池温度に応じて準備した複数のテーブルを選択的に用いるような従来の手法に比較して遙かに簡単に、しかも精度良く二次電池11の満充電容量Qfullを求め、その電池性能を評価することができる等の実用上多大なる効果が奏せられる。
尚、上述した如くして二次電池11の相対残量SOCを求め、また満充電容量Qfullを求めるに際しては、例えば前述したテーブル18に示される二次電池11の端子電圧OCVと残容量比SOCとの関係がフラットとなる領域が存在する場合には、当該フラット領域を避けた領域にて開放端子電圧OCVを検出するようにすれば良い。具体的には充放電に伴って変化する開放端子電圧OCVが、その開放端子電圧OCVと残容量比SOCとの関係がフラットとなる領域に入り込むような場合には、その充放電を強制的に一旦中止し、その充放電中止期間における開放端子電圧OCVを計測するようにすれば良い。尚、二次電池11の充電を一旦中止する条件としては、該二次電池11の端子電圧またはその残容量比SOCの一方を監視すれば十分である。
尚、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。例えば二次電池11に対する充電の一時的な中止については、パック電池10が備えるスイッチ素子13の遮断によって実現しても良いが、負荷機器20における制御・電源部22に制御指令を与え、この制御・電源部22において制御するようにしても良い。
また二次電池11としては、前述した3成分正極のリチウムイオン二次電池に特定されるものではない。例えば正極にコバルト酸リチウム、ニッケル酸リチウム、マンガン酸リチウム等を用いた二次電池、或いはそれらの混合物を用いた二次電池であっても良い。換言すれば前述したように所定の電圧範囲において、図7に示すように無負荷電圧OCVと残容量比(SOC[%])との関係が、概ね直線的になるような電池、または前述したフラットな領域を除いて概ね1対1の相関関係が或る電池に対して本発明が適用可能である。また無負荷電圧に対して残容量(SOC[%])が変化する全て電池、例えば他のリチウムイオン二次電池やリチウムポリマー電池、更にニッケル水素電池やニッケルカドミウム電池等に対しても同様に適用することも可能である。要は本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
11 二次電池
14 電流検出部
15 演算・制御部
15a 充放電制御出手段
15b 満充電検出手段
15c 充放電容量演算手段
15d 開放端子電圧検出手段
15e 相対残容量演算手段
15f 満充電容量(学習容量)演算手段
16 電圧検出部
18 テーブル

Claims (8)

  1. 予め求められている二次電池の開放端子電圧OCVと相対残容量SOC[%]との関係を示すテーブルを参照して該二次電池の開放端子電圧から該二次電池の相対残容量を求めるに際し、
    前記二次電池の満充電状態における開放端子電圧OCVfullを検出し、この開放端子電圧OCVfullに従って前記テーブルを参照して相対残容量SOCfull[%]を求め、
    その後、前記二次電池の放電停止時に検出される該二次電池の開放端子電圧OCVに従って前記テーブルを参照して求められる相対残容量SOCを、前記満充電状態で相対残容量SOCfull[%]に基づいて
    SOCtrue=SOC×(100/SOCfull)
    として補正して前記二次電池の真の相対残容量SOCtrueを求めることを特徴とする二次電池の残容量演算方法。
  2. 請求項1に記載の二次電池の残容量演算方法において、
    更に前記二次電池の放電電流を積算して該二次電池の満充電状態から放電停止時までの放電容量Q[Ah]を求め、この放電容量と前記二次電池の真の相対残容量SOCtrueとに基づいて前記二次電池の満充電容量Qfullを
    Qfull=Q÷[(100−SOCtrue)/100]
    として求めることを特徴とする二次電池の残容量演算方法。
  3. 請求項1に記載の二次電池の残容量演算方法において、
    更に前記二次電池の充放電に伴って変化する開放端子電圧を互いに異なる2点OCV1,OCV2においてそれぞれ求めると共に、開放端子電圧が上記2点間で変化した期間における前記二次電池の充放電電流を積算して充放電容量Q[Ah]を求め、
    この充放電容量Q[Ah]と前記異なる2点の開放端子電圧OCV1,OCV2からそれぞれ求められる前記二次電池の真の相対残容量SOCtrue1,SOCtrue2とに基づいて前記二次電池の満充電容量Qfullを
    Qfull=Q÷[(SOCtrue1−SOCtrue2)/100]
    として算出することを特徴とする二次電池の残容量演算方法。
  4. 前記二次電池は、リチウムイオン電池であって、
    前記二次電池の満充電状態は、定電流・定電圧充電される前記リチウムイオン電池の定電圧充電時における充電電流が所定以下となったとき、これを満充電状態に達したとして検出されるものである請求項1に記載の二次電池の残容量演算方法。
  5. 二次電池と、
    この二次電池の端子電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記二次電池の充放電電流を検出する電流検出手段と、
    予め求められた前記二次電池の開放端子電圧OCVと相対残容量SOC[%]との関係を記憶したテーブルと、
    前記二次電池の満充電状態における開放端子電圧OCVfullに従って前記テーブルを参照して相対残容量SOCfull[%]を求めた後、前記二次電池の放電停止時に検出される該二次電池の開放端子電圧OCVに従って前記テーブルを参照して求められる相対残容量SOCを、前記満充電状態で相対残容量SOCfull[%]に基づいて
    SOCtrue=SOC×(100/SOCfull)
    として補正して前記二次電池の真の相対残容量SOCtrueを求める残容量演算手段と
    を具備したことを特徴とする二次電池装置。
  6. 請求項5に記載の二次電池装置において、
    更に前記二次電池の放電電流を積算して該二次電池の満充電状態から放電停止時までの放電容量Q[Ah]を求め、この放電容量と前記残容量演算手段にて求められた前記二次電池の真の相対残容量SOCtrueとに基づいて前記二次電池の満充電容量Qfullを
    Qfull=Q÷[(100−SOCtrue)/100]
    として求める満充電容量算出手段を備えることを特徴とする二次電池装置。
  7. 請求項5に記載の二次電池装置において、
    更に前記二次電池の充放電に伴って変化する開放端子電圧を互いに異なる2点OCV1,OCV2においてそれぞれ求めると共に、開放端子電圧が上記2点間で変化した期間における前記二次電池の充放電電流を積算して充放電容量Q[Ah]を求め、この充放電容量Q[Ah]と前記異なる2点の開放端子電圧OCV1,OCV2に従って前記残容量演算手段においてそれぞれ求められた前記二次電池の真の相対残容量SOCtrue1,SOCtrue2とに基づいて前記二次電池の満充電容量Qfullを
    Qfull=Q÷[(SOCtrue1−SOCtrue2)/100]
    として求める満充電容量算出手段を備えることを特徴とする二次電池装置。
  8. 前記二次電池は、リチウムイオン電池であって、
    前記二次電池の満充電状態は、定電流・定電圧充電される前記リチウムイオン電池の定電圧充電時における充電電流が所定以下となったとき、これを満充電状態に達したとして検出されるものである請求項5に記載の二次電池装置。
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