JP2011052987A - 測位データ受信機、エラー訂正装置およびプログラム - Google Patents

測位データ受信機、エラー訂正装置およびプログラム Download PDF

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    • G01S19/24Acquisition or tracking or demodulation of signals transmitted by the system
    • G01S19/243Demodulation of navigation message

Abstract

【課題】一部にビットエラーが含まれていても正しい航法メッセージを速やかに取得することのできる測位データ受信機、エラー訂正装置、および、プログラムを提供する。
【解決手段】パリティビットの照合に基づき航法メッセージにエラーが含まれているか否かを判定し、航法メッセージのワード中に1ビットのエラーが含まれていると判別される場合に、パリティビットの照合結果に基づき一意に識別される1ビットのエラー箇所を訂正して、訂正後のワードを後段に供給する。
【選択図】図2

Description

この発明は、測位衛星から送信される測位用データの受信を行う測位データ受信機、測位用データのエラー訂正を行うエラー訂正装置およびプログラムに関する。
以前より、GPS(全地球測位システム)衛星から航法メッセージや測位符号を受信して現在位置の測定を行うGPS受信機がある。航法メッセージは、衛星の軌道情報、時刻情報、各種の補正情報などを含み、1500ビットのメインフレームが25個集って構成される。1500ビットのメインフレームは、300ビットずつの5つのサブフレームに分割され、サブフレームは30ビットずつの10個のワードに分割される。
一般的なGPS受信機では、上記の航法メッセージを受信する際に、当該航法メッセージに含まれるパリティビットを利用して、受信した航法メッセージにビットエラーが存在しないかパリティチェックが行われる(例えば、特許文献1〜3を参照)。パリティビットは、30ビットのワード中に6ビット含まれている。
特開2000−056007号公報 特開2001−228233号公報 特開2003−194910号公報
航法メッセージは全てのデータが送信されるのに12.5分程度の時間が掛かる。現在位置の測定や現在時刻を確定するのに、航法メッセージの全てのデータを必要とすることはないが、一般に、航法メッセージを受信する際にビットエラーが検知されて、必要なデータが得られないという事態が生じることがある。この場合、ビットエラーの検知されたデータは破棄して、再度、このデータが送信される際に再受信して対応していたのでは、その分、データの取得に長い時間がかかるという課題がある。
この発明の目的は、測位用データ(例えば航法メッセージ)を受信する場合に、その一部にビットエラーがあっても正しい測位用データを速やかに取得することのできる測位データ受信機、エラー訂正装置、および、プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、
測位衛星から送信される測位用データの受信を行う測位データ受信装置において、
前記測位用データに含まれるパリティビットの照合に基づき当該測位用データにエラーが含まれているか否かを判定するエラー判定手段と、
このエラー判定手段によりエラーが含まれていると判定された場合に、前記パリティビットの照合に基づき前記測位用データの何れのビットにエラーがあるか判断して当該ビットの値を訂正するエラー訂正手段と、
を備えたことを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の測位データ受信装置において、
前記パリティビットは、
前記測位用データの1組の分割データ中に1ビットのエラーが含まれる場合に当該分割データの何れのビットがエラーなのか識別可能に定義され、
前記エラー訂正手段は、
前記パリティビットの照合に基づきエラーであると識別される前記分割データ中の1ビットに対してエラー訂正を行うことを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の測位データ受信装置において、
前記パリティビットは、
前記測位用データの1組の分割データ中に3ビット以内のエラーが含まれる場合に、当該分割データ中にエラーが含まれていることが検知可能であり、且つ、前記分割データ中に2ビット以内のエラーが含まれる場合に、1ビットのエラーが含まれているのか2ビットのエラーが含まれているのかが判別可能に定義され、
前記エラー訂正手段は、
前記パリティビットの照合に基づき前記分割データ中に仮に2ビット以内のエラーが含まれているとすれば1ビットのエラーであると判別できる場合に、前記1ビットのエラー訂正を行うことを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の測位データ受信装置において、
前記測位用データは、GPS衛星から送信される航法メッセージであり、
前記1組の分割データは、24ビットのデータビットと6ビットのパリティビットとから構成される合計30ビットのデータであることを特徴としている。
請求項5記載の発明は、
測位衛星から送信される測位用データに対してエラー訂正を行うエラー訂正装置であって、
前記測位用データに含まれるパリティビットの照合に基づき当該測位用データにエラーが含まれているか否かを判定するエラー判定手段と、
このエラー判定手段によりエラーが含まれていると判定された場合に、前記パリティビットの照合に基づき前記測位用データの何れのビットにエラーがあるか判断して当該ビットの値を訂正するエラー訂正手段と、
を備えたことを特徴としている。
請求項6記載の発明は、
コンピュータに測位衛星から受信された測位用データに対してデータ処理を行わせるためのプログラムであって、
前記コンピュータに、
前記測位用データに含まれるパリティビットの照合に基づき当該測位用データにエラーが含まれているか否かを判定するエラー判定機能と、
このエラー判定機能によりエラーが含まれていると判定された場合に、前記パリティビットの照合に基づき前記測位用データの何れのビットにエラーがあるか判断して当該ビットの値を訂正するエラー訂正機能と、
を実現させることを特徴としている。
請求項7記載の発明は、請求項6記載のプログラムにおいて、
前記パリティビットは、
前記測位用データの1組の分割データ中に1ビットのエラーが含まれる場合に当該分割データの何れのビットがエラーなのか識別可能に定義され、
前記エラー訂正機能は、
前記パリティビットの照合に基づきエラーであると識別される前記分割データ中の1ビットに対してエラー訂正を行うものであることを特徴としている。
請求項8記載の発明は、請求項7記載のプログラムにおいて、
前記パリティビットは、
前記測位用データの1組の分割データ中に3ビット以内のエラーが含まれる場合に、当該分割データ中にエラーが含まれていることが検知可能であり、且つ、前記分割データ中に2ビット以内のエラーが含まれる場合に、1ビットのエラーが含まれているのか2ビットのエラーが含まれているのかが判別可能に定義され、
前記エラー訂正機能は、
前記パリティビットの照合に基づき前記分割データ中に仮に2ビット以内のエラーが含まれているとすれば1ビットのエラーであると判別できる場合に、前記1ビットのエラー訂正を行うものであることを特徴としている。
請求項9記載の発明は、請求項6〜8の何れか一項に記載のプログラムにおいて、
前記測位用データは、GPS衛星から送信される航法メッセージであり、
前記1組の分割データは、24ビットのデータビットと6ビットのパリティビットとから構成される合計30ビットのデータであることを特徴としている。
本発明に従うと、受信した測位用データにビットエラーが含まれていても、パリティビットを利用したエラー訂正により、正確な測位用データへ訂正することができる。従って、測位用データにビットエラーが検知された場合に再受信によって対応する場合と比較して、測位用データの速やかな取得が可能となる。
本発明の第1実施形態のGPS受信機の全体構成を示すブロック図である。 航法メッセージ信号処理部の詳細な構成を示すブロック図である。 航法メッセージの一部のデータ構成を示すデータチャートである。 ワード中にエラービットがない場合のパリティ比較結果を示す図表である。 ワード中に1ビットのエラーが含まれる場合のパリティ比較結果とエラービットの位置との関係を表わした図表である。 航法メッセージ信号処理部の動作手順を示すフローチャートである。 航法メッセージ信号処理部の有効性を説明するグラフである。 本発明の第2実施形態のGPS受信機の全体構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の測位データ受信機の第1実施形態であるGPS受信機1の全体構成を示すブロック図である。
この実施形態のGPS受信機1は、測位衛星としてGPS(全地球測位システム)衛星から航法メッセージ(測位用データ)と測位符号(例えばCAコード)とを受信して、これらのデータに基づき測位演算を行って現在位置(緯度、経度、高度など)を算出する装置である。このGPS受信機1は、図1に示すように、GPS衛星からの電波を受信するアンテナ10と、受信電波を復調して航法メッセージの信号を得る信号復調部11と、復調された航法メッセージの信号に対してパリティチェックやエラー訂正を行う航法メッセージ信号処理部20と、受信した航法メッセージを記憶する航法メッセージ保存部13と、CPU(中央演算処理装置)を内蔵し各部の動作制御および各種のデータ処理を行う制御部12と、制御部12のCPUが実行する制御プログラムや制御データを記憶したROM(Read Only Memory)15と、制御部12のCPUに作業用のメモリ空間を提供するRAM(Random Access Memory)と、制御部12から表示データを受けて例えば現在位置の情報を表示出力する表示部16等を備えている。
制御部12は、現在位置の測定を行う測位処理の際、航法メッセージが未取得であるか、航法メッセージの更新が必要である場合に、信号復調部11と航法メッセージ信号処理部20とを動作させて航法メッセージを受信させる。受信した航法メッセージは保存部13に書き込んで保存する。航法メッセージが取得されたら、次いで、GPS衛星の送信信号から測位符号を抽出するとともに、複数のGPS衛星からの測位符号の受信時刻、並びに、航法メッセージ中の各種データとから所定の測位演算を行うことで現在位置を算出する。
図2は、図1の航法メッセージ信号処理部20の詳細な構成を表わしたブロック図を、図3には、航法メッセージの一部のデータ構成を表わしたデータチャートを示す。
航法メッセージ信号処理部20は、図2に示すように、シリアル/パラレル変換部21、パリティ演算部22、パリティビット比較部23、1ビットエラー訂正部24、パラレル/シリアル変換部25等から構成される。
航法メッセージは、GPS衛星の軌道情報、時刻情報、各種の補正情報などを含み、1500ビットのメインフレームが25個集って構成されるデータである。メインフレームは、300ビットずつの5つのサブフレームに分割され、サブフレームは、図3に示すように、30ビットずつの10個のワードに分割される。
30ビットのワードは、先頭から24ビットが航法メッセージの内容を表わすデータビットに割り当てられ、残りの6ビットがこのワードのエラー判定を行うためのパリティビットに割り当てられる。
図2のシリアル/パラレル変換部21は、航法メッセージの復調信号に対して30ビットのワード単位でシリアルデータからパラレルデータへと変換し、変換されたパラレルデータを後段に出力するものである。シリアル/パラレル変換部21は、ワードの先頭から24ビットのデータをパリティ演算部22に出力し、残りの6ビットのパリティビットをパリティビット比較部23に出力する。
パリティ演算部22は、シリアル/パラレル変換部21から送られた処理対象の24ビットのデータと、1つ前に処理されたワードの後端の2ビットD29N−1,D30N−1の値とに基づいて、処理対象のワードに対して6ビットのパリティP25〜P30を算出する論理回路である。算出したパリティP25〜P30は、パリティビット比較部23に出力する一方、前段から供給された24ビットのデータは、そのまま1ビットエラー訂正部24に出力する。
パリティ演算部22で行われるパリティP25〜P30の計算は、次式に示す通りである。ここで、処理対象のワードにおける先頭の24ビットをD1〜D24と表わし、1つ前に処理したワードの後端2ビットをD29N−1,D30N−1と表わしている。また、丸付きのプラス記号により排他的論理和を表わしている。
Figure 2011052987
図4には、ワード中にエラービットがない場合のパリティ比較結果を表わした図表を、図5には、ワード中に1ビットのエラーが含まれる場合のパリティ比較結果とエラービットの位置との関係を表わした図表を、それぞれ示す。図4と図5の図表中、ワード中のパリティビットD25〜D30と算出されたパリティP25〜P30の値が一致であれば“○”、不一致であれば“×”と記している。また、図5の図表において、見出し行に記した“D1〜D30”によりエラービットの位置を表わしている。
上記のパリティ演算の式は、航法メッセージの生成元で行われるパリティ演算と同一のものである。従って、処理対象のワードにビットエラーが含まれていなければ、図4に示すように、算出されたパリティP25〜P30と、ワード中のパリティビットD25〜D30とは全て一致する。
一方、ワード中に1ビットのエラーが含まれている場合には、図5に示すように、算出されたパリティP25〜P30とワード中のパリティビットD25〜D30とが、奇数個だけ不一致となる。さらに、この場合、ビットエラーの位置により、パリティビットD25〜D30の一致・不一致のパターンが異なるようになっている。それゆえ、ワード中に1ビットのエラーが含まれている場合には、パリティビットD25〜D30の一致・不一致のパターンからワード中の何れのビットD1〜D30がエラーなのか識別できるようになっている。
さらに、上記のパリティビットD25〜D30によれば、詳細は省略するが、ワード中に3ビット以内のエラーが含まれている場合に、何れかのパリティビットD25〜D30が不一致となって、それによりワード中にエラーが含まれていることを検知することが可能になっている。また、ワード中に1ビットのエラーが含まれている場合には、パリティビットD25〜D30で不一致となるビットが奇数個となり、2ビットのエラーが含まれている場合には、パリティビットD25〜D30で不一致となるビットが偶数個になる。それにより、ワード中に2ビット以内のエラーが含まれている場合に、1ビットエラーと2ビットエラーとが判別可能になっている。
図2のパリティビット比較部23は、シリアル/パラレル変換部21から送られる6ビットのパリティビットD25〜D30と、パリティ演算部22から送られる6ビットのパリティP25〜P30とをそれぞれ比較する複数の比較器を有し、これら複数の比較器により出力される6ビットの比較結果の信号を1ビットエラー訂正部24に送る。
1ビットエラー訂正部24は、パリティビットD25〜D30の比較結果からエラー判定を行う論理判定回路や、1ビットエラーである場合にパリティビットD25〜D30の比較結果からエラービットを求めるデコーダ回路などを有する。論理判定回路は、パリティビット比較部23から供給される6ビットの比較結果の信号を受けて、全てが一致の場合にはエラー無しと判定し、奇数個が不一致の場合には1ビットエラーと判定し、偶数個が不一致の場合には2ビット以上のエラーと判定する。なお、実際は、6ビットのパリティビットD25〜D30の全てが一致であっても、ワード中に4ビット以上のエラーが含まれている可能性があり、パリティビットD25〜D30のうち奇数個が不一致の場合でも、ワード中に3ビットや4ビット以上のエラーが含まれている可能性がある。
1ビットエラー訂正部24は、論理判定回路により、エラー無しと判定された場合には、前段から送られてきたワードの全てをそのまま後段に出力する。また、1ビットエラーと判定された場合には、先ず、パリティビットD25〜D30の一致・不一致の信号をデコーダ回路に入力して、図5の図表に示されるエラービットの位置を求める。そして、前段から送られてきたワードに対してエラービット位置の値を反転(エラー訂正)して、後段に出力する。また、2ビット以上のエラーと判定された場合には、例えば、処理中のワードを破棄して、後段にデータエラーを表わすデータを渡すなど、データエラーの仕様に応じた処理を行う。
また、1ビットエラー訂正部24は、ビットエラーなしと判断した場合や、1ビットエラーありでエラー訂正を行った場合において、次のワードに対する処理でパリティ演算に必要な後端2ビットD29,D30の値をパリティ演算部22に出力する。
パラレル/シリアル変換部25は、1ビットエラー訂正部24から送られたワードのデータをシリアルに変換して制御部12へ出力する。
図6には、航法メッセージ信号処理部20の動作手順を表わしたフローチャートを示す。
航法メッセージ信号処理部20の一連の動作手順は、図6のフローチャートに示す通りである。すなわち、先ず、1ワード分の受信データ(30ビットD1〜D30)が取得されたら、シリアル/パラレル変換部21がこれをパラレル変換する(ステップS1)。
次いで、パリティ演算部22が、1つ前に処理した(N−1)個目のワードの後端1ビットD30N−1の値が“1”であるか判別し、“1”であればシリアル/パラレル変換部21から供給された24ビットD1〜D24の値を反転させる。すなわち値が“1”であれば“0”に、“0”であれば“1”に反転する。そして、反転した値をパリティ演算用の24ビットd1〜d24の値とする(ステップS3)。
一方、後端1ビットD30N−1の値が“0”であれば、上記24ビットD1〜D24の値をそのままパリティ演算用の24ビットd1〜d24の値とする(ステップS4)。
パリティ演算用の24ビットd1〜d24が定まったら、続いて、パリティ演算部22が、これらの24ビットd1〜d24と、1つ前に処理した(N−1)個目のワードの後端2ビットD29N−1,D30N−1の値とから、上記[数1]の論理演算を行ってパリティP25〜P30を計算する(ステップS5)。
パリティP25〜P30が計算されたら、パリティビット比較部23はこのパリティP25〜P30と、シリアル/パラレル変換部21から送られてきた現在処理中のワードのパリティビットD25〜D30とを照合してパリティチェックを行う(ステップS6)。そして、このパリティチェックの結果を表わす一致・不一致を表わす6ビットのデータと、上記のパリティビットD25〜D30の値とが1ビットエラー訂正部24に送られる。
パリティチェックの結果、6ビットの全てが一致であれば、1ビットエラー訂正部24の論理判定回路が受信データに誤まりが無いと判断し(ステップS7)、それによりパリティ演算部22とパリティビット比較部23から送られてきたデータD1〜D30がそのままパラレル/シリアル変換部25に送られる。その後、パラレル/シリアル変換部25がこれらのデータD1〜D30をシリアル変換して後段の回路へ出力する(ステップS8)。
一方、ステップS6のパリティチェックの結果が不一致であれば、1ビットエラー訂正部24の論理判定回路が受信データに誤り有りと判断する(ステップS9)。続いて、不一致のビットは奇数個か判別し(ステップS10)、奇数個であれば1ワード中に1ビットのエラーがあると判断する一方(ステップS11)、偶数個であれば1ワード中に2ビット以上のエラーがあると判断する(ステップS14)。
ステップS10の判別結果、1ビットのエラーであると判断されたら、1ビットエラー訂正部24のデコーダ回路にパリティチェックの結果を表わす6ビットの信号が送られて、図5の図表に示すパターンによりエラービットの位置が求められる。そして、1ビットエラー訂正部24がこのエラービットの値を反転させて訂正する(ステップS12)。そして、この訂正後のデータD1〜D30がパラレル/シリアル変換部25によりシリアル変換されて後段の回路へ出力される(ステップS13)
また、ステップS10の判別結果、2ビット以上のエラーがあると判断されたら、1ビットエラー訂正部24は、例えば、データエラーを表わすデータを生成して後段に出力するなど、データエラーの仕様に応じた処理を行い(ステップS15)。それにより後段の制御部12に現在処理されたワードがデータエラーであることが伝えられる。
この実施形態のGPS受信機1によれば、航法メッセージを構成する多数のワードを受信する際、航法メッセージ信号処理部20において各ワードのパリティチェックが行われて、チェック後のデータが制御部12に送られて航法メッセージ保存部13に記憶されていく。
また、パリティチェックの際、パリティビットD25〜D30の不一致ビットが奇数個あって1ビットエラーと推測できる場合には、1ビットエラーであると判断して、図5に示すように、パリティチェック結果の一致・不一致のパターンに応じたエラービットの値を訂正する。従って、僅かにビットエラーが発生するような状況においては、ビットエラーが正しく訂正されて、制御部12により訂正後のデータが航法メッセージ保存部13に記憶されていく。従って、ビットエラーのために、再度、その部分のデータを受信しなおすという処理を省くことができ、航法メッセージ中の必要なデータを速やかに取得することができる。
図7には、航法メッセージ信号処理部20の有効性を説明するグラフを示す。このグラフは、30ビットのワードの信号にCN比(搬送波対雑音比)0dB〜11dBまでの雑音をランダムに付加してデータ判定を行った場合のシミュレーション結果を示したものである。“黒丸”プロット線は、エラー訂正を行わない構成において複数のワードを受信する際にビットエラーが発生する確率、“四角”プロット線は、航法メッセージ信号処理部20によりエラーチェックとエラー訂正を行う構成において複数のワードを受信する際にビットエラーが発生する確率、“菱形”プロット線は、複数のワードを受信する際に航法メッセージ信号処理部20によって誤訂正されてしまうビットの発生確率を、それぞれ示している。
航法メッセージ信号処理部20のエラー訂正処理においては、理論上、次のような誤訂正の可能性がある。すなわち、1個のワード中に3ビット以上のエラーがあってパリティチェックの結果が奇数個の不一致となった場合に、航法メッセージ信号処理部20が1ビットエラーであると判定して、正しいビットを誤訂正してしまう場合である。
しかしながら、図7の“菱形”プロット線に示すように、上記の誤訂正が発生する確率は、シミュレーション結果により非常に小さくなることが分かった。例えば、ビットエラーが僅かに生じるCN比“7dB”のときには、本実施形態のエラー訂正を行うことでビットエラーの発生確率が1/100倍近く減少する一方、誤訂正されるビットの発生確率は10−7以下と無視できるレベルになっている。
また、ビットエラーが頻繁に発生するCN比“3dB”のときでも、エラー訂正によりビットエラーの発生確率を一定量減少させることができる一方、誤訂正されるビットの発生確率は10−3以下に留まる。
つまり、本実施形態のエラー訂正を行うことで、エラー訂正を行わない場合と比較してビットエラーが明らかに減少する一方、誤訂正によりエラービットを増やしてしまう確率は小さく、その影響はエラー訂正の効果と比較して小さなものである。
上記の理由から、この実施形態のGPS受信機1においては、ビットエラーが僅かに生じるような状況でも、エラー訂正により速やかに航法メッセージ中の必要なデータを取得できるという効果を享受しつつ、誤訂正による影響はさほど生じないということが分かる。
[第2実施形態]
図8は、第2実施形態のGPS受信機1Aの全体構成を示すブロック図である。
第2実施形態のGPS受信機1Aは、第1実施形態における航法メッセージ信号処理部20の構成を、制御部12のCPUにより実行されるソフトウェアにより実現したものである。第1実施形態と同様の構成は同一符号を付して説明を省略する。
この実施形態のGPS受信機1Aは、アンテナ10、信号復調部11、コンピュータとしての制御部12、航法メッセージ保存部13、RAM14、表示部16に加えて、制御部12のCPUによりデータを読み込み可能にされた記憶装置31を備えている。
記憶装置31の記憶媒体32には、図2に示した航法メッセージ信号処理部20の構成をソフトウェアにより実現するための航法メッセージ処理プログラム32aが記憶されている。航法メッセージ処理プログラム32aは、コンピュータが読み取り可能な媒体として、ROMに記憶させるようにしたり、或いは、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリや、CD−ROM等の可搬型記録媒体に記憶させるようにしても良い。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)を適用することもできる。
第2実施形態のGPS受信機1Aでは、制御部12のCPUが航法メッセージ処理プログラム32aを実行することで、図2の各構成(シリアル/パラレル変換部21、パリティ演算部22、パリティビット比較部23、1ビットエラー訂正部24、パラレル/シリアル変換部25)が、機能モジュールとしてRAM14に生成されるようになっている。さらに、これらの機能モジュールによって、信号復調部11から供給される復調データ(受信データ)に対して、図6のフローチャートに示した各ステップS1〜S15の処理がなされるようになっている。
以上のように、第2実施形態のGPS受信機1Aおよび航法メッセージ処理プログラム32aによれば、第1実施形態と同様に、航法メッセージに僅かなエラーが含まれる場合でも、エラー訂正を行って速やかに航法メッセージ中の必要なデータを取得することができるという効果が得られる。
なお、本発明は、上記第1および第2の実施形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。例えば、上記第1および第2の実施形態では、測位用データとしてGPS衛星から送信される航法メッセージを例示したが、他の測位衛星から同様のパリティビットを有する測位用データが送信される場合には、この測位用データを受信する構成に対して本発明を同様に適用することができる。
また、第2実施形態のソフトウェアにより航法メッセージのエラー訂正を行う場合には、信号復調部11から送られる復調データに対してリアルタイムでパリティチェックやエラー訂正の処理を行うのではなく、一旦、この復調データをバッファに蓄積した後、バッチ処理によりパリティチェックやエラー訂正を行うようにしても良い。
その他、GPS受信機の各構成、パリティ演算の方法など、実施形態で示した細部は発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
10 アンテナ
11 信号復調部
12 制御部(コンピュータ)
13 航法メッセージ保存部
14 RAM
15 ROM
20 航法メッセージ信号処理部(エラー訂正装置)
21 シリアル/パラレル変換部
22 パリティ演算部
23 パリティビット比較部
24 1ビットエラー訂正部(エラー判定手段、エラー訂正手段)
25 パラレル/シリアル変換部
31 記憶装置
32 記憶媒体
32a 航法メッセージ処理プログラム

Claims (9)

  1. 測位衛星から送信される測位用データの受信を行う測位データ受信装置において、
    前記測位用データに含まれるパリティビットの照合に基づき当該測位用データにエラーが含まれているか否かを判定するエラー判定手段と、
    このエラー判定手段によりエラーが含まれていると判定された場合に、前記パリティビットの照合に基づき前記測位用データの何れのビットにエラーがあるか判断して当該ビットの値を訂正するエラー訂正手段と、
    を備えたことを特徴とする測位データ受信装置。
  2. 前記パリティビットは、
    前記測位用データの1組の分割データ中に1ビットのエラーが含まれる場合に当該分割データの何れのビットがエラーなのか識別可能に定義され、
    前記エラー訂正手段は、
    前記パリティビットの照合に基づきエラーであると識別される前記分割データ中の1ビットに対してエラー訂正を行うことを特徴とする請求項1記載の測位データ受信装置。
  3. 前記パリティビットは、
    前記測位用データの1組の分割データ中に3ビット以内のエラーが含まれる場合に、当該分割データ中にエラーが含まれていることが検知可能であり、且つ、前記分割データ中に2ビット以内のエラーが含まれる場合に、1ビットのエラーが含まれているのか2ビットのエラーが含まれているのかが判別可能に定義され、
    前記エラー訂正手段は、
    前記パリティビットの照合に基づき前記分割データ中に仮に2ビット以内のエラーが含まれているとすれば1ビットのエラーであると判別できる場合に、前記1ビットのエラー訂正を行うことを特徴とする請求項2記載の測位データ受信装置。
  4. 前記測位用データは、GPS衛星から送信される航法メッセージであり、
    前記1組の分割データは、24ビットのデータビットと6ビットのパリティビットとから構成される合計30ビットのデータであることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の測位データ受信装置。
  5. 測位衛星から送信される測位用データに対してエラー訂正を行うエラー訂正装置であって、
    前記測位用データに含まれるパリティビットの照合に基づき当該測位用データにエラーが含まれているか否かを判定するエラー判定手段と、
    このエラー判定手段によりエラーが含まれていると判定された場合に、前記パリティビットの照合に基づき前記測位用データの何れのビットにエラーがあるか判断して当該ビットの値を訂正するエラー訂正手段と、
    を備えたことを特徴とするエラー訂正装置。
  6. コンピュータに測位衛星から受信された測位用データに対してデータ処理を行わせるためのプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記測位用データに含まれるパリティビットの照合に基づき当該測位用データにエラーが含まれているか否かを判定するエラー判定機能と、
    このエラー判定機能によりエラーが含まれていると判定された場合に、前記パリティビットの照合に基づき前記測位用データの何れのビットにエラーがあるか判断して当該ビットの値を訂正するエラー訂正機能と、
    を実現させるプログラム。
  7. 前記パリティビットは、
    前記測位用データの1組の分割データ中に1ビットのエラーが含まれる場合に当該分割データの何れのビットがエラーなのか識別可能に定義され、
    前記エラー訂正機能は、
    前記パリティビットの照合に基づきエラーであると識別される前記分割データ中の1ビットに対してエラー訂正を行うものであることを特徴とする請求項6記載のプログラム。
  8. 前記パリティビットは、
    前記測位用データの1組の分割データ中に3ビット以内のエラーが含まれる場合に、当該分割データ中にエラーが含まれていることが検知可能であり、且つ、前記分割データ中に2ビット以内のエラーが含まれる場合に、1ビットのエラーが含まれているのか2ビットのエラーが含まれているのかが判別可能に定義され、
    前記エラー訂正機能は、
    前記パリティビットの照合に基づき前記分割データ中に仮に2ビット以内のエラーが含まれているとすれば1ビットのエラーであると判別できる場合に、前記1ビットのエラー訂正を行うものであることを特徴とする請求項7記載のプログラム。
  9. 前記測位用データは、GPS衛星から送信される航法メッセージであり、
    前記1組の分割データは、24ビットのデータビットと6ビットのパリティビットとから構成される合計30ビットのデータであることを特徴とする請求項6〜8の何れか一項に記載のプログラム。
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