JP2011051758A - 乗客コンベアの踏段 - Google Patents

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JP2009203747A
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Koji Yamashita
浩二 山下
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Hitachi Building Systems Co Ltd
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Hitachi Building Systems Co Ltd
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Abstract

【課題】補修作業をより短時間にできる補修手段を利用できる、桟構造を備えた乗客コンベアの踏段を提供する。
【解決手段】側面に一定間隔で垂直方向の刻み4を設けた複数の桟1の頂部面の集合体により形成された踏面2とし、桟に欠損するほどの負荷がかかった時に,応力集中した刻み部分に沿って欠損することにより,欠損部分を補填するピースと同一形状とし,欠損部分をピースの形状に合わせて削る作業を不要とする。また、隣り合う桟1の刻みの位置をずらし千鳥状に配設したことにより弱い方の桟1のみが欠損することで,隣り合う桟1が両方とも欠損することがなくなる。
【選択図】図1

Description

この発明は,欠損した際の補修作業を容易とした乗客コンベアの踏段に関する。
この種の公知技術としては,桟の欠損部分にコ字状の薄肉の補修整形補助具を被せて接着固定し,補修整形補助具に設けた注入口から流動状態の硬質合成樹脂材を充填して補修整形体を成形する乗客コンベアの踏段が開示されている(特許文献1参照)。
特開2002−46969公報
上記のような乗客コンベアの踏段においては,図6および図7に図示される一般的なアルミ材で成形される踏面2の桟1に対して,欠損部分3に樹脂材を埋めることによって補修しているため,補修部分の強度が劣るという問題があった。
そこで,欠損部分3を元々の桟1の材質と同じアルミ材にて補修する場合,流動状態のアルミを充填するには,アルミ材が溶けるほど高温に熱することと,これほどの高温でも変形しない補修整形補助具を欠損部分3に設置する必要があり,設備の運搬,作業時間を考慮すると現地での補修作業は実質的に不可能である。
よって,欠損部分3を補填するピース状のアルミ材を用意し,ピースの形状に合わせて欠損部分3を削り,接着剤を塗布したピース状のアルミ材を削った欠損部分3に嵌め込み補修する方法が現実的である。しかし,この方法では,不規則な形の欠損部分3に対して,決まった形状のピースに合わせて欠損部分3を削る作業に長時間を要するという問題があった。
この発明は,かかる問題を解消するためになされたものであり,その目的は、元々の踏面の桟と同一の材質によりほぼ同等の強度を得る補修方法を,短時間で作業を可能とする形状の桟で形成した踏段を提供することにある。
上記目的を達成するため,この請求項1に記載の発明は,間隔をおいて平行に立設された複数の桟の頂面部の集合体で形成される踏面を有する乗客コンベアの踏段において,前記複数の桟の側面に一定間隔で垂直方向の刻みを形成したことを特徴とする。
また,請求項2に記載の発明は,請求項1に記載の発明において,隣り合う桟の刻みの位置をずらして千鳥状に配設するように構成したことを特徴とするものである。
以上のように,請求項1に記載の発明によれば,桟に欠損するほどの負荷がかかった時に,応力集中した刻み部分に沿って欠損するため,欠損部分が補填するピースと同一形状となるため,欠損部分をピースの形状に合わせて削る作業が不要となるため作業時間を短時間にできるという効果がある。
また,請求項2に記載の発明によれば,隣り合う桟の刻みの位置をずらし千鳥状に配設したことにより,隣り合う桟と桟との間に異物が挿入されて桟に欠損するほどの負荷がかかった場合に,隣り合う桟に対して,刻み部分にかかる応力が異なるため,弱い方の桟のみが欠損することで,隣り合う桟が両方とも欠損することがなく,欠損部位の領域を最少限に留めるができ,欠損部に挟まれるリスクを軽減するとともに,補修作業時間をより短時間にできるという効果がある。
実施例1の踏段の一部分を示す斜視図である。 図1のAから見た平面図である。 図1のBから見た平面図である。 図1のCから見た欠損前の桟を示す平面図である。 図1のCから見た欠損後の桟の状態を平面図である。 従来の踏段の一部分を示す斜視図である。 図6のAから見た平面図である。
以下,本発明の一実施の形態を,図1〜図5により説明する。
図1はこの発明の実施例1の踏段の一部分を示す斜視図,図2〜図5は,それぞれ図1のA〜Cから見た平面図で,図2〜3は,踏段の踏面を形成する桟と桟との間に異物が挟まった状態を示す図,図4は,欠損前の桟を示す図,図5は,欠損後の桟の状態を示す図である。尚,各図中,同一符号は同一又は相当部分を示す。
図1において,複数の桟1は、間隔をおいて平行に立設されており、この桟1の頂面部の集合体が踏面2で,この踏面2は踏段の上面であり乗客が足を乗せる部分となる。
なお、複数の桟1の各下部の間には底部7が形成されている。
4は桟1の側面に一定の間隔で垂直方向に形成された刻み,5は桟1aと隣り合う桟1bとの間に挟まれる異物となるハイヒールの踵,6は刻み4に合わせて欠けた欠損部分である。
ところで女性の乗客が履くハイヒールの踵5は、接地する先端部分が細くなり、先端部から離れるほど太くなる形状をしている。
エスカレーターに代表される乗客コンベアにおいて,上記ハイヒールの踵5の先端部分のサイズが,隣り合う桟1aと桟1bとの隙間寸法よりも小さい場合は、その先端部分が桟1aと桟1bとの間に入り込み、太くなってくる部位で桟1aと桟1bを押し開き、踵5の先端部分が底部7に到達する前に,桟1は折れて欠損する。
この時,桟1の側面に設けた刻み4に応力が集中するため,桟1が刻み4に沿って亀裂して脱落することで,欠損部分6が形成される。
予め想定されていた欠損部分6の形状に合った図示しない補修用のピースを用意しておき,これを欠損部分6に嵌め込み接着することで,欠損部分6を削る作業を要することなく短時間で欠損部分6の補修作業を行うことができる。
また,図2に示すように,桟1aの刻み4aと桟1bの刻み4bの位置をずらして形成すれば,踵5の挿入によりかかる荷重が欠損する2辺に対して,より均等に荷重がかかる側の方が折れやすくなるため,図3のように桟1b側のみが折損する。
これにより,隣接する桟1a,1bの間に挿入された踵5によって,桟1a,1bの両方ともが欠損することがないため,補修箇所が1ケ所で済み,欠損状態での稼動において乗客が図示しない乗降口のクシ部と,踏段の底面7とに挟まれるリスクを少なくするとともに,補修作業時間をより短くすることができる。
なお、上記実施例では、ハイヒールの踵5を例に取り説明したが、桟1a,1b間に入り込む形状であれば、傘の先などのどのような異物でも、同様の効果が得られることは言うまでもない。
1 桟
2 踏面
4 刻み
5 ハイヒールの踵
6 欠損部分
7 底部

Claims (2)

  1. 間隔をおいて平行に立設された複数の桟の頂面部の集合体で形成される踏面を有する乗客コンベアの踏段において,前記複数の桟の側面に一定間隔で垂直方向の刻みを形成したことを特徴とする乗客コンベアの踏段。
  2. 隣り合う桟の刻みの位置をずらし千鳥状に配設するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベアの踏段。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102398841A (zh) * 2011-11-28 2012-04-04 江南嘉捷电梯股份有限公司 自动扶梯或自动人行道的乘降板

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