JP2011051703A - エレベータのかご室 - Google Patents

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Abstract

【課題】救出口開閉蓋の開閉スペースについて省スペース化を図ることができ、天井部の上面の機器レイアウトの自由度をより向上させることができるエレベータのかご室を提供する。
【解決手段】かご室1の天井部1aの中央には、四角形状の開口である救出口が設けられている。天井部1aの上面には、救出口を塞ぐように、救出口開閉蓋10が載置されている。ガイド部材13A,13Bは、それぞれ第1ガイド溝1c,1dに挿入された状態では、第1ガイド溝1c,1dに沿って摺動可能である。取付部材11A〜11Dは、それぞれ第2ガイド溝1e〜1hに挿入された状態では、第2ガイド溝1e〜1hに沿って摺動可能である。ガイド部材13A,13B及び取付部材11A〜11Dが、各ガイド溝1c〜1hに沿って摺動することにより、救出口開閉蓋10が、閉塞位置と開放位置との間で天井部1aの上面に沿って変位する。
【選択図】図2

Description

この発明は、天井部に救出口が設けられたエレベータのかご室に関する。
従来のエレベータのかご室では、救出口(非常救出口)を形成するボックスが天井部に設置され、救出口を開閉する救出口開閉蓋の両側面がリンクによってボックスに連結されている(例えば、特許文献1参照)。この救出口開閉蓋の両側面の一端部には、それぞれピンが設けられている。また、ボックスには、ピンの移動を案内するためのガイドプレートが救出口開閉蓋の両側面に対向するように設けられている。そして、救出口開閉蓋を開くときには、ピンの反対側を引き上げることにより、リンク及びガイドプレートを用いていないエレベータのかご室に比べて、救出口開閉蓋の開閉軌道が比較的低くなり、救出口開閉蓋が上梁等の障害物に干渉しにくくなる。
特開平11−79618号公報
上記のような従来のエレベータのかご室では、救出口開閉蓋の開閉軌道が比較的低くなり、救出口開閉蓋が上梁等の障害物に干渉しにくくなる。しかしながら、かご室の天井部の上方に救出口開閉蓋の開閉スペース(開閉軌道用のスペース)を確保する必要がある点では、リンク及びガイドプレートを用いていないエレベータのかご室と同様であるため、依然としてかご室の天井部の上面の機器レイアウトが制限されていた。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、天井部の救出口開閉蓋の開閉スペースについて省スペース化を図ることができ、天井部の上面の機器レイアウトの自由度をより向上させることができるエレベータのかご室を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータのかご室は、天井部に救出口が設けられたものであって、前記天井部に設けられ、前記救出口を閉塞するための閉塞位置と、前記救出口を開放するための開放位置との間で、前記天井部の表面に沿って変位可能な救出口開閉蓋を備える。
この発明に係るエレベータのかご室によれば、救出口開閉蓋が、閉塞位置と開放位置との間で天井部の表面に沿って変位可能となっているので、天井部の上側での救出口開閉蓋の開閉スペースが不要になることから、天井部の救出口開閉蓋の開閉スペースについて省スペース化を図ることができ、天井部の上面の機器レイアウトの自由度をより向上させることができる。
この発明の実施の形態1によるエレベータのかご室を示す斜視図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 図1の救出口開閉蓋の変位の過程を説明するための説明図である。 図1の救出口の開放状態を示す平面図である。 この発明の実施の形態2によるエレベータのかご室を示す斜視図である。 図5のVI−VI線に沿う断面図である。 図5の救出口開閉蓋の変位の過程を説明するための説明図である。 図7のVIII−VIII線に沿う断面図である。 図5の救出口の開放状態を示す平面図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータのかご室を示す斜視図である。図2は、図1のII−II線に沿う断面図である。
図1,2において、かご室1の天井部1aの中央には、四角形状の開口である救出口1bが設けられている。また、天井部1aには、水平方向の一方向(図1の左右方向)に対してそれぞれ平行な第1ガイド溝1c,1d及び第2ガイド溝1e〜1hが設けられている。
第1ガイド溝1c,1dは、救出口1bから、救出口1bの上辺及び下辺(図1の左右方向に平行な辺)を水平方向の一方向へ延長するように配置されている。第2ガイド溝1e〜1hは、それぞれ第1ガイド溝1c,1d間に配置されている。また、第2ガイド溝1e〜1hは、救出口1bから、水平方向の一方向へ延びるように配置されている。さらに、第1ガイド溝1c,1dと第2ガイド溝1e〜1hとは、互いに平行に配置されている。
天井部1aの下面には、吊天井2及びグローブ3が設けられている。吊天井2には、開口が形成されている。グローブ3は、吊天井2の開口の縁部に引っ掛けられた状態で取り付けられている。また、グローブ3は、かご室1の室内から天井部1aに向けて押し上げられることによって、引っ掛け状態が解除される。そして、グローブ3の引っ掛け状態が解除されることによって、グローブ3が吊天井2から取り外し可能となる。
さらに、天井部1aの下面における第1ガイド溝1c,1d及び第2ガイド溝1e〜1hの縁部には、各ガイド溝1c〜1hを閉塞するための溝閉塞部材4A〜4Lが取り付けられている。溝閉塞部材4A〜4Lは、例えば、ゴム等の弾性部材や、刷毛状の部材等である。
また、天井部1aの上面には、救出口1bを塞ぐように、救出口開閉蓋10が載置されている。救出口開閉蓋10は、例えばかご室1の天井部1aと同質の鋼材等により、四角形の板状に形成されている。救出口開閉蓋10の下面には、取付部材(取付金具)11A〜11Dと、照明器具12A,12Bと、ガイド部材13A,13Bとが設けられている。
取付部材11A〜11Dは、救出口開閉蓋10の下面の中央部に、下方に向けて突出するように配置されている。また、取付部材11A〜11Dは、それぞれ第2ガイド溝1e〜1hに挿入可能になっている。照明器具12A,12Bは、取付部材11A〜11Dを介して、救出口開閉蓋10の下面の中央部に取り付けられている。また、照明器具12A,12Bは、例えば蛍光管等である。
ガイド部材13A,13Bは、救出口開閉蓋10の下面の上辺部及び下辺部(図1の上下の辺部)に、ガイド部材13A,13Bが下方へ向けて突出するように配置されている。また、ガイド部材13A,13Bは、それぞれ救出口開閉蓋10の上辺部及び下辺部に沿って配置されている。さらに、ガイド部材13A,13Bの形状は、断面L字状である。また、ガイド部材13A,13Bは、L字の先端が互いに向き合うように配置されている。さらに、ガイド部材13A,13Bは、それぞれ第1ガイド溝1c,1dに挿入可能になっている。
ここで、ガイド部材13A,13Bは、それぞれ第1ガイド溝1c,1dに挿入された状態では、第1ガイド溝1c,1dに沿って摺動可能である。また、取付部材11A〜11Dは、それぞれ第2ガイド溝1e〜1hに挿入された状態では、第2ガイド溝1e〜1hに沿って摺動可能である。そして、ガイド部材13A,13B及び取付部材11A〜11Dが、各ガイド溝1c〜1hに沿って摺動することにより、図3(a)〜(c)に示すように、救出口開閉蓋10が、水平面に沿った姿勢を維持した状態で、天井部1aの上面(表面)に沿って変位する。
このように、救出口開閉蓋10が変位することによって、救出口1bが開放される。つまり、救出口開閉蓋10は、救出口1bを閉塞するための閉塞位置と、救出口1bを開放するための開放位置との間で水平方向に変位可能になっている。また、救出口1bが開放された状態では、図3(c)及び図4に示すように、照明器具12A,12Bが天井部1aと上下方向で重なり合うように配置される。
さらに、救出口1bが開放された状態では、ガイド部材13A,13BのL字の先端部が天井部1aの下面と対向している(上下方向で重なっている)。そして、この状態では、救出口開閉蓋10の上方への変位は、ガイド部材13A,13BのL字の先端部によって規制される。即ち、ガイド部材13A,13BのL字の先端部は、救出口開閉蓋10の抜け止め構造をなしている。
また、溝閉塞部材4A〜4Lは、ガイド部材13A,13B及び取付部材11A〜11Dが各ガイド溝1c〜1hに挿入されていないときには、各ガイド溝1c〜1hを閉塞する。他方、溝閉塞部材4A〜4Lは、ガイド部材13A,13B及び取付部材11A〜11Dが各ガイド溝1c〜1hに挿入されているときには、ガイド部材13A,13B及び取付部材11A〜11Dに当接する。即ち、この状態では、溝閉塞部材4A〜4Lは、ガイド部材13A,13B及び取付部材11A〜11Dと、各ガイド溝1c〜1hとの間の隙間を埋める。
次に、かご室1の乗客救出作業について簡単に説明する。通常時は、図1のように、救出口開閉蓋10が閉塞位置に配置されており、救出口1bが救出口開閉蓋10によって閉塞されている。このときに、ガイド部材13A,13B及び取付部材11A〜11Dが各ガイド溝1c〜1hに挿入されていない。
他方、かご室1内の乗客を救出する際には、救出口開閉蓋10が、図3(a)の矢示のように水平方向へ変位される。このときに、ガイド部材13A,13B及び取付部材11A〜11Dが各ガイド溝1c〜1hに挿入され、図3(b)及び図3(c)のように、救出口開閉蓋10が閉塞位置から開放位置へ変位されて、救出口1bが開放される。そして、かご室1内からグローブ3が取り外され、かご室1内の乗客をかご室1外へ救出可能となる。
上記のような実施の形態1のエレベータのかご室によれば、救出口開閉蓋10が、閉塞位置と開放位置との間で天井部1aの上面に沿って変位可能となっている。この構成により、天井部1aの上側での救出口開閉蓋10の開閉スペースが不要になることから、天井部1aの救出口開閉蓋10の開閉スペースについて省スペース化を図ることができ、天井部1aの上面の機器レイアウトの自由度をより向上させることができる。つまり、上梁やかご機器(いずれも図示せず)が天井部1aの上面から比較的低い位置に配置されている場合であっても、救出口1bを容易に開閉することができる。
また、救出口開閉蓋10が閉塞位置に配置されているときに、照明器具12A,12B及び取付部材11A〜11Dが天井部1aの下面側に配置される。この構成により、利用者が、救出口1b、及びその周辺の救出経路を通る際に、照明器具12A,12B及び取付部材11A〜11D等に引っ掛かる可能性を低減させることができる。
さらに、溝閉塞部材4A〜4Lが設けられている。この構成により、救出口開閉蓋10が閉塞位置に配置されているときには、各ガイド溝1c〜1hが溝閉塞部材4A〜4Lによって塞がれていることから、ゴミ等が吊天井2及びグローブ3の内部に入り込むことを防ぐことができる。
実施の形態2.
先の実施の形態1では、1つの救出口開閉蓋10によって救出口1bが開閉された。これに対して、実施の形態2では、救出口開閉蓋20が第1分割蓋21及び第2分割蓋22によって構成されており、この分割蓋21及び分割蓋22によって救出口1bが開閉される。
図5は、この発明の実施の形態2によるエレベータのかご室を示す斜視図である。図6は、図5のVI−VI線に沿う断面図である。図5,6において、実施の形態2の救出口1bは、第1開口領域αと第2開口領域βとを含んでいる。第1開口領域αの長辺(VI−VI線と平行な辺)の長さ寸法は、第2開口領域βの長辺の長さ寸法よりも短い寸法である。
実施の形態2の第1ガイド溝1c,1d及び第2ガイド溝1e〜1hは、第2開口領域βから水平方向の一方向へ延びるように配置されている。また、実施の形態2の各ガイド溝1c〜1hの長さ寸法は、実施の形態1の各ガイド溝1c〜1hの長さ寸法よりも短い寸法である。さらに、実施の形態2の第1ガイド溝1c,1dの溝幅は、実施の形態1の第1ガイド溝1c,1dの溝幅よりも大きな溝幅である。
実施の形態2の救出口開閉蓋20は、第1分割蓋21及び第2分割蓋22によって構成されている。第1分割蓋21及び第2分割蓋22は、例えばかご室1の天井部1aと同質の鋼材等により、矩形板状に形成されている。第1分割蓋21の長辺の長さ寸法は、第2分割蓋22の長辺の長さ寸法よりも短い寸法である。
第1分割蓋21は、天井部1aにおける救出口1bの第1開口領域αを閉塞するための閉塞位置に載置されている。第2分割蓋22は、天井部1aにおける救出口1bの第2開口領域βを閉塞するための閉塞位置に、第1分割蓋21に並べて天井部1aに載置されている。即ち、実施の形態2の救出口1bは、第1分割蓋21及び第2分割蓋22によって塞がれている。なお、実施の形態2の取付部材11A〜11D及び照明器具12A,12Bは、第1分割蓋21の下面に設けられている。
第1分割蓋21の下面には、第1ガイド部材23A,23Bが取り付けられている。第2分割蓋22の下面には、第2ガイド部材24A,24Bが取り付けられている。各ガイド部材23A,23B,24A,24Bの形状は、断面L字状である。また、各ガイド部材23A,23B,24A,24Bは、実施の形態1のガイド部材13A,13Bと同様に、第1ガイド溝1c,1dに挿入可能となっており、第1ガイド溝1c,1dに挿入された状態では、第1ガイド溝1c,1dに沿って摺動可能となっている。他の構成は、実施の形態1と同様である。
ここで、第1分割蓋21及び第2分割蓋22の変位について具体的に説明する。第1ガイド部材23A,23BのL字の角部は、第2ガイド部材24A,24BのL字の先端部と当接可能となっており、その当接した状態では、第2ガイド部材24A,24Bに沿って摺動可能となっている。これにより、図7(a),(b)に示すように、第1分割蓋21は、(第2分割蓋22の左辺部が持ち上げられた状態で)第2分割蓋22の下側の入り込むように天井部1aの上面に沿って変位可能になっている。即ち、第1分割蓋21及び第2分割蓋22は、閉塞位置と開放位置との間で、互いに重なり合うように変位可能となっている。
そして、第1分割蓋21及び第2分割蓋22が図7(b)の矢示のように変位されて、図7(c),8,9のように、第1分割蓋21及び第2分割蓋22が開放位置に配置され、救出口1bが開放される。この第1分割蓋21及び第2分割蓋22が開放位置に配置された状態において、第1分割蓋21及び第2分割蓋22は、互いに上下方向で重なり合った状態となる。つまり、第1分割蓋21は、第2分割蓋22と天井部1aの上面との間に収納される。また、この状態において、照明器具12A,12Bは、天井部1aの下面の下側に配置される。
上記のような実施の形態2のエレベータのかご室によれば、第1分割蓋21及び第2分割蓋22は、閉塞位置と開放位置との間で、互いに上下方向で重なり合うように、天井部1aの上面に沿って変位可能となっている。この構成により、第1分割蓋21及び第2分割蓋22の開閉方向の救出口1bの長さ寸法に対して、第1分割蓋21及び第2分割蓋22の寸法を小さくすることができる。
ここで、一般的なエレベータのかご室において、救出口は、利用者が出入りするため、かご室の大小に関わらず、予め決まった大きさの面積を要する。特に、かご室が小さい場合、天井部の面積も小さいため、救出口を開放したときに、救出口開閉蓋の占有スペースも小さくなってしまう。
これに対して、実施の形態2のエレベータのかご室では、第1分割蓋21及び第2分割蓋22が開放位置に配置された状態では、互いに上下方向で重なり合った状態となる。この構成により、天井部1aの上面における第1分割蓋21及び第2分割蓋22の占有スペースを、実施の形態1に比べて小さくすることができる。従って、救出口1bの面積に対して天井部1aの面積が小さい場合でも、第1分割蓋21及び第2分割蓋22により救出口1bを開閉することができる。
なお、実施の形態2において、天井部1aの各ガイド溝1c〜1hの縁部に、実施の形態1の溝閉塞部材4A〜4Lを取り付けてもよい。
また、実施の形態2において、救出口開閉蓋20が第1分割蓋21と第2分割蓋22との2つの分割蓋に分割されていた。しかしながら、この例に限定するものではなく、救出口開閉蓋20が3つ以上の分割蓋に分割されていてもよい。この場合、天井部1aの上面における救出口開閉蓋20の占有スペースをより小さくすることができる。
さらに、実施の形態2において、第1分割蓋21と第2分割蓋22とが互いに重なり合うように変位可能となっていた。しかしながら、この例に限定するものではなく、第1分割蓋21と第2分割蓋22とが同一平面上で変位可能であってもよい。例えば、図7(c)において、第1分割蓋21を救出口1bの左側に変位可能とし、第2分割蓋22を救出口1bの右側に変位可能とした構成であってもよい。この場合、天井部1aの上面における救出口開閉蓋20の占有スペースの全体の面積は実施の形態1の場合と同等であるが、その占有スペースを救出口1bの図7(c)の左右両側のスペースに分割することができる。
また、実施の形態1,2では、救出口開閉蓋10,20が天井部1aの上面に沿って変位可能となっていたが、救出口開閉蓋10,20が天井部1aの下面(表面)に沿って変位可能な構成であってもよい。この場合、天井部1aに、救出口開閉蓋10,20を天井部1aから支持し、かつ救出口開閉蓋10,20の水平方向への変位を案内する機構(例えば、ガイドレール等)を天井部1aの下面に設ければよい。
さらに、実施の形態1,2では、救出口開閉蓋10,20の下面に照明器具12A,12Bが取付部材11A〜11Dを介して取り付けられており、照明器具12A,12Bとともに救出口開閉蓋10,20が天井部1aの上面に沿って変位可能となっていた。しかしながら、照明器具12A,12Bが救出口開閉蓋10,20以外の部材に取り付けられていてもよい。この場合には、救出口開閉蓋20が照明器具12A,12Bと分離して、天井部1aの表面に沿って変位可能となる。
1 かご室、1a 天井部、1b 救出口、1c,1d 第1ガイド溝、1e〜1h 第2ガイド溝、4A〜4H 閉塞部材、10,20 救出口開閉蓋、11A〜11D 取付部材、12A,12B 照明器具、13A,13B ガイド部材、21 第1分割蓋、22 第2分割蓋、23A,23B 第1ガイド部材、24A,24B 第2ガイド部材、α 第1開口領域、β 第2開口領域。

Claims (6)

  1. 天井部に救出口が設けられたエレベータのかご室であって、
    前記天井部に設けられ、前記救出口を閉塞するための閉塞位置と、前記救出口を開放するための開放位置との間で、前記天井部の表面に沿って変位可能な救出口開閉蓋
    を備えることを特徴とするエレベータのかご室。
  2. 前記救出口開閉蓋の下面には、ガイド部材が下方へ突出するように設けられており、
    前記天井部には、前記ガイド部材の変位を案内するためのガイド溝が前記救出口から水平方向の一方向に沿って設けられており、
    前記救出口開閉蓋は、前記天井部の上面に載置されており、前記ガイド部材が前記ガイド溝に沿って摺動することにより、前記閉塞位置と前記開放位置との間で前記天井部の表面に沿って変位可能になっている
    ことを特徴とする請求項1記載のエレベータのかご室。
  3. 前記救出口開閉蓋の下面には、下方へ突出するように配置された取付部材と、前記取付部材に取り付けられた照明器具とが設けられており、
    前記ガイド溝は、第1ガイド溝であり、
    前記天井部には、前記取付部材の変位を案内するための第2ガイド溝が前記救出口から前記第1ガイド溝に対して平行に設けられており、
    前記救出口開閉蓋は、前記ガイド部材が前記第1ガイド溝に沿って摺動するとともに、前記取付部材が前記第2ガイド溝に沿って摺動することにより、前記閉塞位置と前記開放位置との間で前記天井部の表面に沿って変位可能になっている
    ことを特徴とする請求項2記載のエレベータのかご室。
  4. 前記天井部の前記第1ガイド溝及び前記第2ガイド溝の少なくともいずれか一方の縁部には、前記第1ガイド溝及び前記第2ガイド溝の少なくともいずれか一方を閉塞するための溝閉塞部材が設けられている
    ことを特徴とする請求項3記載のエレベータのかご室。
  5. 前記救出口開閉蓋は、前記救出口を塞ぐように前記天井部に互いに並べて配置された複数の分割蓋によって構成されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のエレベータのかご室。
  6. 前記複数の分割蓋は、前記閉塞位置と前記開放位置との間で、それぞれ上下方向で重なり合うように変位可能になっている
    ことを特徴とする請求項5記載のエレベータのかご室。
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CN102249135A (zh) * 2011-07-29 2011-11-23 苏州富士电梯有限公司 一种电梯轿顶安全窗
JP2016094292A (ja) * 2014-11-14 2016-05-26 株式会社日立製作所 エレベータ用乗りかご天井照明装置

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