JP2011049898A - 携帯電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】2個のカメラ部を同時にかつ、容易に筐体内部に位置決め配設することができる携帯電子機器を提供することである。
【解決手段】保持部30は、第1カメラ部21aをフロントケース6側の面に、フロントケース6側の面を向いた状態で保持し、第2カメラ部21bをリアケース7の面に、リアケース7の筐体側の面を向いた状態で保持し、第1カメラ部21aと第2カメラ部21bは摺動移動可能に保持する。
【選択図】図6

Description

本発明は携帯電話機、PDA、携帯型ゲーム機、携帯用テレビ、携帯用ラジオ等の携帯電子機器に関する。
特許文献1には、カメラユニットの周囲をホルダ部材で包みつつ保持し、携帯電子機器のケースで回路基板側に固定するカメラユニットの固定構造が記載されている。
特開2004―200944号公報
しかしながら、特許文献1は1個のカメラ部の組み込み構造のみが開示されているにすぎず、2個のカメラ部を同時に組み込む構造は一切開示されていない。
本発明の目的は、2個のカメラ部を同時にかつ、容易に筐体内部に位置決め配設することができる携帯電子機器を提供することである。
本発明の携帯電子機器は、第1の筐体と、該第1の筐体と内面どうしを対向して接合させられることによって収納空間を形成する第2の筐体と、前記収納空間内部に配設される、第1のカメラ部と第2のカメラ部が実装され折り畳み可能なプリント基板と、前記収納空間内部に配設され、折り畳まれた前記プリント基板の間に挟み込まれる保持部と、を有し、前記保持部は、前記第1のカメラ部を前記第1の筐体側の面に、前記第1の筐体側の面を向いた状態で保持し、前記第2のカメラ部を前記第2の筐体側の面に、前記第2の筐体側の面を向いた状態で保持し、前記第1のカメラ部と前記第2のカメラ部を摺動方向に相対移動可能に保持する。
好適には、前記第1の筐体は、前記第1のカメラ部を位置決め配設するための第1の位置決め部を有し、前記第2の筐体は、前記第2のカメラ部を位置決め配設するための第2の位置決め部を有する。
好適には、前記保持部は、前記第1のカメラ部を前記第1の筐体側の面に、前記第1の筐体側の面を向いた状態で保持し、前記第2のカメラ部を前記第2の筐体側の面に、前記第2の筐体側の面を向いた状態で保持する、突起部を有する。
好適には、前記突起部は、前記第1のカメラ部を前記第1の筐体側の面に、前記第1の筐体側の面を向いた状態で保持する、突起形状の第1の突起部と、前記第2のカメラ部を前記第2の筐体側の面に、前記第2の筐体側の面を向いた状態で保持する、突起形状の第2の突起部と、を含み、前記第1の突起部は、前記第1のカメラ部と前記保持部を摺動移動可能に、かつ、前記第1の筐体側に移動しないように保持し、前記第2の突起部は、前記第2のカメラ部と前記保持部を摺動移動可能に、かつ、前記第2の筐体側に移動しないように保持する。
本発明によると、2個のカメラ部を同時にかつ、容易に筐体内部に位置決め配設することができる携帯電子機器を提供することができる。
本発明の実施形態に係る携帯電話機の外観を示す斜視図である。 外部側方向から内部側方向を向いて筐体を斜めから見た外観の斜視図である。 図2におけるA位置から見た筐体の分解図である。 図3におけるプリント基板及び保持部のみを取り外した外観図である。 図4のプリント基板を展開した説明図である。 保持部によって図4の状態に保持されているプリント基板を筐体に組み込む状態の説明図である。 図1及び図3のVII−VII断面の説明図である。 保持部の説明図である。
図1は、本発明の実施形態に係る携帯電話機1の外観を示す斜視図である。
携帯電話機1は、非折り畳み式の携帯電話機1として構成されている。
携帯電話機1は入力部10及び表示部8が形成されているフロントケース6と、反対側部分を構成するリアケース7とを有している。以下、フロントケース6とリアケース7とをあわせて筐体2という。
フロントケース6及びリアケース7はネジ等により互いに固定され、フロントケース6及びリアケース7の間に形成された空間に種々の電子部材を収容する収納空間12(図3参照のこと)が構成される。
フロントケース6、リアケース7は、例えば、樹脂により形成されている。
入力部10には、複数の入力キーが配置されており、ユーザはこの入力キーを押圧することによって携帯電話機1に命令・入力を行う。
なお、入力部10は図1ではフロントケース6の表面にのみ配置されているが、筐体2の右側面13、左側面14、上側面15及び下側面16等に配置されているサイドキーも含まれる。
表示部8は、携帯電話機1の状態、ユーザの操作内容、発信先電話番号、電子メールの内容の表示、ゲーム画面等の様々な情報を表示するためのものである。
また、表示部8はLCD(液晶ディスプレイ)、OLED(Organic light-emitting diode:有機EL)等によって構成されている。
なお、方向を示すときは、リアケース7からフロントケース6に向かう方向を表面方向(図1においては、紙面手前の方向)といい、フロントケース6からリアケース7に向かう方向を裏面方向(図1においては、紙面奥手の方向)という。
また、入力部10から表示部8に向かう方向の位置にある側面を上側面15とし、表示部8から入力部10に向かう方向の位置にある側面を下側面16とする。
そして、上側面15に向かう方向を上側面方向(図1においては紙面上の方向)といい、下側面16に向かう方向を下側面方向(図1においては紙面下の方向)という。
さらに、表示部8を上にして入力部10を下として、携帯電話機1を見たときに、右側に来る側面を右側面13とし、左側に来る側面を左側面14という。
そして、右側面13側に向かう方向を右側面方向(図1においては、紙面右の方向)といい、左側面14面に向かう方向を左側面方向(図1においては、紙面左の方向)という。
フロントケース6の上側面方向の周端部付近、かつ左側面14側には、第1カメラ部21aが配置されている。この第1カメラ部21aは、静止画及び動画画像を撮影するためのものである。
特に、この第1カメラ部21aは携帯電話機1を操作するユーザ自身を撮影(自分撮り)する用途に用いられることが多い。
なぜなら、自分撮り時に表示部8に表示されている画像を確認しながら撮影することが多いからである。
図2は、外部側方向から内部側方向を向いて筐体2を斜めから見た外観の斜視図である。
図2の様に、携帯電話機1は、フロントケース6側のみならずリアケース7側にもカメラ機能を果たす第2カメラ部21bが配置されている。
第1カメラ部21aと第2カメラ部21bとは、筐体2のフロントケース6側及びリアケース7側のほぼ同一の位置に配置されている。
つまり、上側面15側の周縁部付近であり、左側面14側位置に第2カメラ部21bが配置されている。
第2カメラ部21bは、自分撮り以外に用いられることが多い。なぜなら、自分撮り以外の場合には、ユーザは表示部8に表示される画像を確認しながら、アングルやシャッタータイミングを決定するからである。
リアケース7の下方向位置にはバッテリカバー11が配置されており、この内部にバッテリ等が配置されている。
図3は、図2におけるA位置から見た筐体2の分解図である。
図3の様に、フロントケース6とリアケース7とは、その内面どうしを対向させて接合されている。
そして、フロントケース6とリアケース7とによって、各種の電子部品を収容する収納空間12が形成される。
この収納空間12の内部には、図示されていない第1カメラ部21a及び第2カメラ部21bが実装されているプリント基板20、並びに、第1カメラ部21a及び第2カメラ部21bを保持するための保持部30が収納されている。
図4は、図3におけるプリント基板20及び保持部30のみを取り外した外観図である。
プリント基板20は、フレキシブルな素材からできており、曲げて配線するとことができる。
プリント基板20は、携帯電話機1の内部の電子部品(CPU等)が実装された回路基板22と接合端子20a側で電気的に接合可能である。
図5は、図4のプリント基板20を展開した説明図である。
プリント基板20の、接合端子20a側と反対位置には、第1カメラ部21a、第2カメラ部21bが順に実装されている。
そして、第1カメラ部21aと、第2カメラ部21bとの間部分から折り込まれる。そして、折り込まれた間に保持部30が位置している。
その結果、図4の様に、第1カメラ部21aと第2カメラ部21bとは、保持部30を中心として、その両サイド側に第1カメラ部21aと第2カメラ部21bとがその背面どうしが向かい合わせで配置されていることになる。
保持部30は、プリント基板20の第1カメラ部21aと第2カメラ部21bとを図4における状態に維持するための機能を果たしている。
なお、この保持部30の細部の構成は図8において説明する。
図6は、保持部30によって図4の状態に保持されているプリント基板20を筐体2に組み込む状態の説明図である。
図6のように、保持部30によってプリント基板20が、第1カメラ部21aと第2カメラ部21bとの間で折り返された状態に保持されている。
そして、その状態のまま、フロントケース6に形成されているフロントケース側位置決め部40a部分に挿入させる。
これによって、第1カメラ部21aと保持部30が位置決めされる。
なお、図3のリアケース7側にもフロントケース側位置決め部40aとほぼ同一の位置に、リアケース側位置決め部40bが形成されている。
このリアケース側位置決め部40bによって、第2カメラ部21b及び保持部30の位置決めがなされる。
図7は、図1及び図3のVII−VII断面の説明図である。
図7の様に、フロントケース6側にはフロントケース側位置決め部40aが配置されている。また、リアケース7側にはリアケース側位置決め部40bが配置されている。
このフロントケース6のフロントケース側位置決め部40aに第1カメラ部21aが挿入されることによって位置決め配設されている。
さらに、このリアケース7のリアケース側位置決め部40bに第2カメラ部21bが挿入されることによって位置決め配設されている。
また、プリント基板20の接合端部20aは回路基板22とコネクタによって電気的に結合している。これによって、第1カメラ部21a及び第2カメラ部21bは回路基板上に配置されている制御部からの命令情報の入力を受け、又は、第1カメラ部21a及び第2カメラ部21bが撮影した映像情報を出力している。
より詳細には、フロントケース6に設けられているフロントケース側位置決め部40aの形状は、開口部の直径が大きく、穴の底辺部の直径が小さい円錐台形の形状を有した穴形状である。
一方、第1カメラ部21aの形状も円錐台形形状となっている。
このような形状を、フロントケース側位置決め部40a及び第1カメラ部21aが有することから、図3のようにプリント基板20及び保持部30をフロントケース6のフロントケース側位置決め部40aに単に挿入することにより、第1カメラ部21aをフロントケース6の所定の位置に位置決めすることができる。
これによって、組立が極めて効率的になる。
なお、後述するが、保持部30は第1カメラ部21aを図4の状態に保持しているが、その保持は強固なものではなく、第1カメラ部21aは保持部30上を摺動可能である。
ここで、第1カメラ部21aはフロントケース6の所定の位置に確実に位置決めされなければならない。なぜなら、位置がずれてしまうと第1カメラ部21aでの撮影に支障が生じてしまうからである。
この位置決めをするために、第1カメラ部21aは保持部30上を摺動可能であることが大きく寄与している。
つまり、もし、保持部30の第1カメラ部21aの保持が強固である場合には、保持部30が筐体2の所定の位置に正確に位置決めされており、かつ、第1カメラ部21aも保持部30の所定の位置に正確に位置決めされていなければ、第1カメラ部21aの位置はずれてしまう。
もしくは、保持部30との強固な結合状態が解除されなければ第1カメラ部21aは所定の場所に位置することができない。
しかし、本実施例の様に、第1カメラ部21aは保持部30上を摺動可能である場合には、制作誤差または組立誤差等によって多少、保持部30が筐体2の所定の位置からずれていても、摺動によって適切な位置移動可能である。
その上で、フロントケース側位置決め部40a及び第1カメラ部21aの形状が円錐台形形状となっていることによる位置決めがなされるのであるから、正確に位置決めが可能である。
このような構成によって、第1カメラ部21aは組立時の誤差、制作誤差があっても正確な位置決めができる。このことは、制作上の手間が大幅に減ることを意味する。
他方、リアケース7側もほぼ同一の構成を有している。
つまり、リアケース7に設けられているリアケース側位置決め部40bの形状は、開口部の直径が大きく、穴の底辺部の直径が小さい円錐台形の形状を有した穴形状である。
第2カメラ部21bの形状も円錐台形形状となっている。
このような形状を、リアケース側位置決め部40b及び第2カメラ部21bを有することから、図3のようにプリント基板20及び保持部30をフロントケース6のフロントケース側位置決め部40aに単に挿入した後に、リアケース7をかぶせることによって、第2カメラ部21bをリアケース7の所定の位置に位置決めすることができる。
これによって、組立が極めて効率的になる。
なお、後述するが、保持部30は第2カメラ部21bを図4の状態に保持しているが、その保持は強固なものではなく、第2カメラ部21bは保持部30上を摺動可能である。
ここで、第2カメラ部21bはリアケース7の所定の位置に確実に位置決めされなければならない。なぜなら、位置がずれてしまうと第2カメラ部21bでの撮影に支障が生じてしまうからである。
この位置決めをするために、第2カメラ部21bは保持部30上を摺動可能であることが大きく寄与している。
つまり、もし、保持部30の第2カメラ部21bの保持が強固である場合には、保持部30が筐体2の所定の位置に正確に位置決めされており、かつ、第2カメラ部21bも保持部30の所定の位置に正確に位置決めされていなければ、第2カメラ部21bの位置はずれてしまう。
もしくは、保持部30との強固な結合状態が解除されなければ第2カメラ部21bは所定の場所に位置することができない。
しかし、本実施例の様に、第2カメラ部21bは保持部30上を摺動可能である場合には、制作誤差または組立誤差等によって多少、保持部30が筐体2の所定の位置からずれていても、摺動によって適切な位置移動可能である。
その上で、リアケース側位置決め部40b及び第2カメラ部21bの形状が円錐台形形状となっていることによる位置決めがなされるのであるから、正確に位置決めが可能である。
このような構成によって、第2カメラ部21bは組立時の誤差、制作誤差があっても正確な位置決めができる。このことは、制作上の手間が大幅に減ることを意味する。
以上では、第1カメラ部21aと第2カメラ部21bとの位置決めを別々に記載してきたが、本発明の実施例のようにカメラ部が複数ある場合における組立の簡便化には特に威力を発揮する。
つまり、複数のカメラ部が存在する携帯電話機1を組み立てる場合には、カメラ部の位置決めはそれぞれ正確になされなければならず、それぞれ独立に行う必要がある。
しかし、そのようにすると、組立誤差や制作誤差(射出成型における誤差)を厳格に管理しなければならないし、さらに、組立工数の増大をもたらす。
それに引き換え、本発明の実施例によれば、きわめて簡単な構成で極めて簡単な組み立て方法によって2台のカメラ部を実装することができる。
さらに、1つのプリント基板20及び保持部30によって、位置決めすることができるので部品点数の節約になる。
さらに、第1カメラ部21aと第2カメラ部21bとを正確に位置決めすることができるのであるから、カメラの光軸と筐体2との位置関係のずれがなくなり外観が改善されるという効果がある。
図8は、保持部30の説明図である。
図8のように、保持部30は平面状の平面部33、フロントケース側壁面34a、リアケース側壁面34b及び突起部31から形成されている。
また、突起部31は、フロントケース側突起部31a及びリアケース側突起部31bから成っている。
平面部33の両端部に、H字形状となるようにするように、フロントケース側壁面34aと第1の突起部の引け防止凹部32aが対向して配置されている。また、平面部33の両端部に、H字形状となるようにするように、リアケース側壁面34bと第2の突起部の引け防止凹部32bが対向して配置されている。
なお、平面部33の第1カメラ部21aが配置される面であり、かつ、フロントケース6側を向いた面をフロントケース側平面部33aという。
また、平面部33の第2カメラ部21bが配置される面であり、かつ、リアケース7側を向いた面をリアケース側平面部33bという。
プリント基板20に実装された、第1カメラ部21aがフロントケース側平面部33aの位置に配置され、第2カメラ部21bがリアケース側平面部33bの位置に配置される。
フロントケース側突起部31aは、第1の突起部の引け防止凹部32aを有している。
他方、リアケース側突起部31bは、第2の突起部の引け防止凹部32bを有している。
以上の実施形態によれば、本発明の携帯電話機1は、フロントケース6と、フロントケース6と内面どうしを対向して接合させられることによって収納空間12を形成するリアケース7と、を有している。
また、収納空間12の内部に配設される、第1カメラ部21aと第2カメラ部21bが実装され折り畳み可能なプリント基板20と、収納空間12の内部に配設され、折り畳まれたプリント基板20の間に挟み込まれる保持部30と、を有している。
そして、保持部30は、第1カメラ部21aをフロントケース6側の面に、フロントケース6側の面を向いた状態で保持し、第2カメラ部21bをリアケース7の面に、リアケース7の筐体側の面を向いた状態で保持し、第1カメラ部21aと第2カメラ部21bを摺動方向に相対移動可能に保持する。
このような構成によって、カメラ部が複数ある場合における組立の簡便化が図れる。
つまり、複数のカメラ部が存在する携帯電話機1を組み立てる場合には、カメラ部の位置決めはそれぞれ正確になされなければならず、それぞれ独立に行う必要がある。
しかし、そのようにすると、組立誤差や制作誤差(射出成型における誤差)を厳格に管理しなければならないし、さらに、組立工数の増大をもたらす。
それに引き換え、本発明の実施例によれば、きわめて簡単な構成で極めて簡単な組み立て方法によって2台のカメラ部を実装することができる。
さらに、1つのプリント基板20及び保持部30によって、位置決めすることができるので部品点数の節約になる。
さらに、第1カメラ部21aと第2カメラ部21bとを正確に位置決めすることができるのであるから、カメラの光軸と筐体2との位置関係のずれがなくなり外観が改善されるという効果がある。
フロントケース6は、第1カメラ部21aを位置決め配設するためのフロントケース側位置決め部40aを有し、リアケース7は、第2カメラ部21bを位置決め配設するためのリアケース側位置決め部40bを有する。
このような構成によって、きわめて簡単な構成で、簡単な組み立て方法によって2台のカメラ部を実装することができる。
保持部30は、第1カメラ部21aをフロントケース6側の面に、フロントケース6側の面を向いた状態で保持し、第2カメラ部21bをリアケース7側の面に、リアケース7側の面を向いた状態で保持する、突起部31を有する。
このような構成によって、きわめて簡単な構成で、保持部30は第1カメラ部21a及び第2カメラ部21bを保持することができる。
好適には、突起部31は、第1カメラ部21aをフロントケース6側の面に、フロントケース6側の面を向いた状態で保持する、突起形状のフロントケース側突起部31aと、を有している。
また、第2カメラ部21bをリアケース7側の面に、リアケース7側の面を向いた状態で保持する、突起形状のリアケース側突起部31bと、を含んでいる。
そして、フロントケース側突起部31aは、第1カメラ部21aと保持部30を摺動移動可能に、かつ、フロントケース6側に移動しないように保持し、リアケース側突起部31bは、第2カメラ部21bと保持部30を摺動移動可能に、かつ、リアケース7側に移動しないように保持する。
このような構成によって、きわめて簡単な構成で、簡単な組み立て方法によって2台のカメラ部を実装することができる。
なお、以上の実施形態において、筐体2は本発明の筐体の一例である。つまり、筐体とは、携帯電子機器を収容する容器に該当するものであればどのようなものであってもよい。さらに、容器の一部、例えば、フロントケース6、リアケース7であっても筐体に該当する。
また、本発明の実施例では第1カメラ部21aと第2カメラ部21bとは、反対方向(180度)を向いていたが、必ずしもこのような形状に限定する趣旨ではなく、たとえば、90度の角度であってもよいし、その他の角度であってもよい。
つまり、例えば、フロントケース6と左側面14にカメラ部が配置されていてもよい。
本発明は、以上の実施形態に限定されず、種々の態様で実施されてよい。
携帯電子機器は、携帯電話機1に限定されない。例えば、携帯電子機器は、ノートパソコン、PDA、ゲーム機、カメラであってもよい。また、携帯電子機器は、非折り畳み式のものに限定されない。2つの筐体2から構成される折り込み式の携帯電子機器であってもよい。
1…携帯電話機、2…筐体、6…フロントケース(第1の筐体)、7…リアケース(第2の筐体)、8…表示部、10…入力部、11…バッテリカバー、12…収納空間、20…プリント基板、20a…接合端子、21a…第1カメラ部(第1のカメラ部)、21b…第2カメラ部(第2のカメラ部)、22…回路基板、30…保持部、31…突起部、31a…フロントケース側突起部(第1の突起部)、31b…リアケース側突起部(第2の突起部)、32a…第1の突起部の引け防止凹部(第1の凹部)、32b…第2の突起部の引け防止凹部(第2の凹部)、33…平面部、33a…フロントケース側平面部、33b…リアケース側平面部、34a…フロントケース側壁面、34b…リアケース側壁面、40a…フロントケース側位置決め部(第1の位置決め部)、40b…リアケース側位置決め部(第2の位置決め部)

Claims (4)

  1. 第1の筐体と、
    該第1の筐体と内面どうしを対向して接合させられることによって収納空間を形成する第2の筐体と、
    前記収納空間内部に配設される、第1のカメラ部と第2のカメラ部が実装され折り畳み可能なプリント基板と、
    前記収納空間内部に配設され、折り畳まれた前記プリント基板の間に挟み込まれる保持部と、を有し、
    前記保持部は、
    前記第1のカメラ部を前記第1の筐体側の面に、前記第1の筐体側の面を向いた状態で保持し、
    前記第2のカメラ部を前記第2の筐体側の面に、前記第2の筐体側の面を向いた状態で保持し、
    前記第1のカメラ部と前記第2のカメラ部を摺動方向に相対移動可能に保持する
    携帯電子機器。
  2. 前記第1の筐体は、前記第1のカメラ部を位置決め配設するための第1の位置決め部を有し、
    前記第2の筐体は、前記第2のカメラ部を位置決め配設するための第2の位置決め部を有する
    請求項1に記載の携帯電子機器。
  3. 前記保持部は、
    前記第1のカメラ部を前記第1の筐体側の面に、前記第1の筐体側の面を向いた状態で保持し、
    前記第2のカメラ部を前記第2の筐体側の面に、前記第2の筐体側の面を向いた状態で保持する
    突起部を有する
    請求項1又は2に記載の携帯電子機器。
  4. 前記突起部は、
    前記第1のカメラ部を前記第1の筐体側の面に、前記第1の筐体側の面を向いた状態で保持する、突起形状の第1の突起部と、
    前記第2のカメラ部を前記第2の筐体側の面に、前記第2の筐体側の面を向いた状態で保持する、突起形状の第2の突起部と、を含み、
    前記第1の突起部は、前記第1のカメラ部と前記保持部を摺動移動可能に、かつ、前記第1の筐体側に移動しないように保持し、
    前記第2の突起部は、前記第2のカメラ部と前記保持部を摺動移動可能に、かつ、前記第2の筐体側に移動しないように保持する
    請求項1〜3いずれか1項に記載の携帯電子機器。
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