JP2007181050A - 携帯端末 - Google Patents

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Toshiaki Saito
利昭 齋藤
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Abstract

【課題】積層された上筐体および下筐体が互いに面方向に沿って相対移動して伸長状態となったときに、機能部材を隠蔽できる携帯端末を提供する。
【解決手段】携帯端末10は、上筐体11,下筐体12を連結し、携帯状態から伸長状態まで案内する連結部30を備える。連結部30は、下筐体12の表面12Aに設けた第1レール31,第2レール32と、上筐体11の裏面11Bに設けられた係合部33とを有する。携帯端末10は、第1レール31,第2レール32を交差連結することにより、上筐体11,下筐体12が第1レール31に沿って相対移動した第1伸長状態と、上筐体11,下筐体12が第2レール32に沿って相対移動した第2伸長状態とを選択できる。
【選択図】図3

Description

本発明は、積層された第1筐体および第2筐体が互いに面方向に沿って相対移動することにより伸長状態となる携帯端末に関する。
従来より、連結部を介して互いに積層された上筐体および下筐体を面方向に沿って相対移動させることにより伸長状態となるスライド式の携帯端末が提案されている(例えば特許文献1)。
上筐体は、表面にLCD等の表示部と、レシーバーとを備えている。一方、下筐体は、表面に各種キーが配列された操作部と、マイクロフォンとを備え、制御部,通信部等が設けられた回路基板と、通信部に接続されたアンテナとが収納されている。
連結部は、上筐体の裏面および下筐体の表面のうちの一方に設けられたレールと、上筐体の裏面および下筐体の表面のうちの他方に設けられてレールに係合する係合部とを備えている。
この携帯端末は、連結部のレールに沿って係合部を摺動させながら上筐体および下筐体を相対移動させることにより、上筐体および下筐体が互いに積層した携帯状態と、上筐体および下筐体が長手方向に沿って段差配列される伸長状態とを選択できる。
特開2000−78254号公報
ところで、以上のようなスライド式の携帯端末は、構造上の理由から、伸長状態においても上筐体および下筐体を部分的に積層させておく必要がある。従って、スライド式の携帯端末は、伸長状態における操作部の領域拡大に限界がある。
なお、スライド式の携帯端末は、伸長状態における操作部の領域を拡大するために、上筐体および下筐体の相対移動量を大きくすればよいが、この場合、連結部のレールが外部露出することになり、良好な外観性が得られないという不都合がある。
このような問題は、スライド式の携帯端末において、操作部の領域を拡大する際にのみ生じる課題ではなく、他の操作部や機能部材を新設する際にも生じる課題であり、伸長状態における露出領域を拡大できる携帯端末が求められていた。
本発明は前述した課題を解決するために成されたものであり、その目的は、積層された上筐体および下筐体が互いに面方向に沿って相対移動して伸長状態となったときの露出領域を拡大できる携帯端末を提供することにある。
本発明は、上筐体および下筐体と、前記上筐体および前記下筐体を連結するとともに、前記上筐体および前記下筐体が互いに積層した携帯状態から、前記上筐体および前記下筐体が面方向に沿って相対移動した伸長状態まで前記上筐体および前記下筐体を案内するために設けられた連結部とを備え、前記連結部が、前記上筐体の裏面および前記下筐体の表面のうちの一方に設けられたレールと、前記上筐体の裏面および前記下筐体の表面のうちの他方に設けられて前記レールに係合する係合部とを有する携帯端末であって、前記連結部が、前記上筐体および前記下筐体の長手方向に沿って連続する第1レールと、前記第1レールに対して交差連結された第2レールとを有し、前記上筐体および前記下筐体が前記第1レールに沿って相対移動した第1伸長状態と、前記上筐体および前記下筐体が前記第2レールに沿って相対移動した第2伸長状態とを選択可能であることを特徴としている。
ここで、第1伸長状態としては、例えば携帯状態から上筐体および下筐体が長手方向に沿って相対移動して段差配列された状態等を例示できる。一方、第2伸長状態としては、例えば携帯状態あるいは第1伸長状態から上筐体および下筐体が互いに幅方向に沿って移動して段差配列された状態等を例示できる。
すなわち、この携帯端末においては、第1伸長状態から第2伸長状態となると、上筐体および下筐体が二次元方向に段差配列されることになる。
また、連結部としては、第1レールおよび第2レールが例えば略L字状,略T字状,略コ字状,略E字状,略V字状,略十文字状,角形状等に連結されていればよく、上筐体あるいは下筐体に対する第1レールの配向角度や、第1レールおよび第2レールの数や交差角度等は任意である。
このような携帯端末においては、交差連結された第1レールおよび第2レールを連結部が有しているため、伸長状態として異なる方向に上筐体および下筐体が段差配列される第1伸長状態および第2伸長状態を選択できることになる。
すなわち、携帯状態において隠蔽され、かつ、第1伸長状態において露出する領域だけでなく、第2伸長状態において露出する領域が得られることになり、従来に比較して伸長状態となったときの露出領域を拡大できることになる。
なお、第1伸長状態において隠蔽され、かつ、第2伸長状態において露出する個所に適宜な機能部材を設けておけばよい。
機能部材としては、例えば相手撮り用あるいは自分撮り用のカメラ,カメラ用を含む多様な用途の照明,マイクロフォン,スピーカ,LCDやEL等の表示部,赤外線通信(IrDAまたはIrMC)ポート,USB(Universal Serial Bus)プラグポートを含むプラグ接続コネクタ,メモリカード挿入孔,感圧面あるいはタッチパネル,十字キー,トラックボール,感圧面用スタイラス用等の各種収納部,筐体を傾斜支持するための脚部,ロッドアンテナ,電池カバー,TV受信時の選局ボタンや音量ボタン,関数キー等の特定用途の各種操作部,携帯状態あるいは第1伸長状態における使用頻度あるいは優先度が低い部材等を例示できる。
以上のような機能部材は、上筐体の裏面および下筐体の表面のうちの一方あるいは双方に設けておけばよく、その形態,数等は任意である。
また、本発明は、前記第2レールを複数有し、前記各第2レールが前記第1レールの両端部から同一方向に向かって連続していることを特徴としている。
このような携帯端末においては、第1レールの両端部から第2レールが同一方向に連続しているため、携帯状態から第1伸長状態を経た第2伸長状態と、携帯状態から上筐体および下筐体が互いに幅方向に沿って移動した第3伸長状態とを選択できることになる。
従って、この携帯端末においては、携帯状態から第3伸長状態に直接移行すれば、例えばカメラ等の機能部材を携帯状態から素早く露出させられるため、シャッターチャンスを逃すことなく撮影できることになる。
本発明によれば、上筐体および下筐体が段差配列される伸長状態が複数得られるため、従来に比較して露出領域を拡大できるという効果を有する。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係る第1実施形態を示す全体斜視図、図2は第1実施形態の連結部を示す斜視図、図3は第1実施形態の動作を示す平面図、図4は連結部の詳細を示す要部拡大平面図である。
(第1実施形態)
図1に示すように、第1実施形態の携帯端末10は、平面略長方形の上筐体11と、上筐体11に連結部30を介して連結される平面略長方形の下筐体12とを有している。
上筐体11は、表面11AにLCD等の表示部13と、レシーバー14と、副操作部15とを備え、裏面11Bに機能部材である相手撮りカメラ(カメラモジュール)16,カメラ用照明17,撮影用マイクロフォン18,赤外線通信(IrDAまたはIrMC)ポート19を備えている。
一方、下筐体12は、表面12Aに各種キーが配列された主操作部20と、通話用マイクロフォン21と、自分撮りカメラ(カメラモジュール)22とを備え、内部に制御部,通信部等が設けられた回路基板と、通信部に接続されたアンテナとが収容されている。
図2(A)に示すように、連結部30は、下筐体12の表面12Aに設けられた一対の第1レール31,31と、各第1レール31,31の端部にそれぞれ連結された第2レール32,32と、上筐体11の裏面11Bに設けられて第1レール31,31および第2レール32,32に係合する一対の係合部33,33とを備えている。
第1レール31,31は、下筐体12の長手方向に沿うとともに互いに平行に配置されている。第2レール32,32は、互いに同一直線に沿うように、第1レール31,31に対して直交する略L字状に配置されている。
図2(B)に示すように、係合部33,33は、断面長方形の角柱状に形成された軸部33Aと、軸部33Aの端部に設けられた長方形板状の鍔部33Bとを有している。
一方、第1レール31,31および第2レール32,32は、断面略逆T字状の溝とされている。そして、第1レール31,31の開口幅寸法W1は軸部33Aの断面短辺寸法W2に対応し、第2レール32,32の開口幅寸法W3は軸部33Aの断面長辺寸法W4に対応している。
従って、図3に示すように、係合部33,33は、第1レール31,31の長手方向に軸部33Aの断面長辺が沿うように係合させることにより、第1レール31,31および第2レール32,32に対して引き抜き不可能となり、かつ、第1レール31,31および第2レール32,32の長手方向に沿って摺動しながら案内される。
この携帯端末10は、上筐体11および下筐体12が互いに積層した携帯状態から、第1伸長状態(図3(A)の状態)と第2伸長状態(図3(B)の状態)とを選択できる。
すなわち、第1伸長状態は、連結部30の第1レール31,31に沿って係合部33,33を摺動させながら、上筐体11および下筐体12を相対移動させることにより上筐体11および下筐体12が長手方向に沿って段差配列される状態である。
一方、第2伸長状態は、第1伸長状態から連結部30の第2レール32,32に沿って係合部33,33を摺動させながら、上筐体および下筐体を相対移動させることにより上筐体11および下筐体12が長手方向および幅方向に沿って二次元方向に段差配列される状態である。
なお、この携帯端末10は、第2伸長状態において第1レール31,31および第2レール32,32が露出しないように、第1レール31,31および第2レール32,32が下筐体11の長手方向に沿った中心線に対してオフセット配置されている。
このような連結部30は、第1レール31および第2レール32の交差部から第2レール32の終端まで、第2レール32に沿って位置決め部材34が設けられている。
位置決め部材34は、弾性を有する波板とされ、図3(A)に示すように、第1湾曲部34Aが軸部33Aの角部に弾性圧接することにより係合部33が第1レール31および第2レール32の交差部に位置決めされ、図3(B)に示すように、第2湾曲部34Bが軸部33Aの角部に弾性圧接することにより係合部33が第2レール32の終端に位置決めされる。
従って、携帯端末10は、位置決め部材34が変形するような外力が加わらなければ、第1伸長状態あるいは第2伸長状態が維持される。
そして、相手撮りカメラ16,カメラ用照明17,撮影用マイクロフォン18,赤外線通信ポート19,自分撮りカメラ22カメラは、携帯状態および第1伸長状態において隠蔽され、第2伸長状態となったときに露出する部位に設けられている。
以上のような携帯端末10によれば、交差連結された第1レール31,31および第2レール32,32を連結部30が有しているため、上筐体11および下筐体12が段差配列される第1伸長状態および第2伸長状態を選択できる。
すなわち、この携帯端末10によれば、携帯状態において隠蔽され、かつ、第1伸長状態において露出する領域だけでなく、第2伸長状態において露出する領域が得られることになる。
従って、この携帯端末10によれば、従来に比較して伸長状態となったときの露出領域を拡大できるため、例えば主操作部15を広く確保することにより良好な操作性が得られるとともに、第2伸長状態により得られる領域に他の機能部材を新設することにより多様な機能を付加できる。
また、第1実施形態の携帯端末10によれば、機能部材である相手撮りカメラ16,カメラ用照明17,撮影用マイクロフォン18,赤外線通信ポート19,自分撮りカメラが携帯状態および第1伸長状態において隠蔽されるため、これらの機能部材に埃や塵が付着したり、あるいは傷が生じる可能性を少なくできる。
そして、この携帯端末10によれば、これらの機能部材が第2伸長状態となったときに露出するため、通常使用に支障が生じず、良好な操作性が得られる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る第2実施形態を説明する。
なお、以下に説明する各実施形態において、既に第1実施形態において説明した部材等についての説明は同一符号、あるいは相当符号を付すことにより簡略化あるいは省略する。
図4に示す第2実施形態の携帯端末40は、連結部35が、図5に示すように、一対の第1レール31,31と、各第1レール31,31の両端部にそれぞれ連結された第2レール32,32および第3レール36,36とを備えている。
なお、図5は、理解を助けるために下筐体12に対する第1レール31,31,第2レール32,32および第3レール36,36の配置個所が模式化された図である。
これらの第1レール31,31,第2レール32,32および第3レール36,36は、実施にあたって下筐体12の表面12Aにおける適宜な個所に配置される。
第2レール32,32は、互いに同一直線に沿うように、第1レール31,31に対して直交する略L字状に配置されている。そして、第3レール36,36は、互いに同一直線に沿うように、第1レール31,31に対して直交する略L字状に配置されている。
従って、連結部35は、第1レール31,第2レール32および第3レール36が平面略コ字状に連結されている。
この携帯端末40は、上筐体11および下筐体12が互いに積層した携帯状態から、第1伸長状態,第2伸長状態および第3伸長状態を選択できる。
すなわち、第1伸長状態は、連結部35の第1レール31,31に沿って係合部を摺動させながら、上筐体11および下筐体12を相対移動させることにより上筐体11および下筐体12が長手方向に沿って段差配列される状態である。
次に、第2伸長状態は、第1伸長状態から連結部35の第2レール32,32に沿って係合部を摺動させながら、上筐体11および下筐体12を相対移動させることにより上筐体11および下筐体12が長手方向および幅方向に沿って二次元方向に段差配列される状態である。
そして、第3伸長状態は、携帯状態から連結部35の第3レール36,36に沿って係合部を摺動させながら、上筐体11および下筐体12を相対移動させることにより上筐体11および下筐体12が幅方向に沿って段差配列される状態である。
なお、この携帯端末40は、第2伸長状態および第3伸長状態において第1レール31,第2レール32および第3レール36が露出しないように、第1レール31,31,第2レール32,32および第3レール36,36が下筐体12の長手方向に沿った中心線に対してオフセット配置されている。
このような第2実施形態の携帯端末40によれば、従来に比較して伸長状態となったときの露出領域を拡大できるため、前述した第1実施形態と同様に、良好な操作性が得られるとともに、多様な機能を付加できるという効果が得られる。
そして、この携帯端末40によれば、機能部材が隠蔽された状態の第2伸長状態を経由することなく携帯状態から機能部材である相手撮りカメラ16,カメラ用照明17,撮影用マイクロフォン18が露出する第3伸長状態に直接移行できるため、携帯状態から素早く撮影できる。
すなわち、この携帯端末40によれば、携帯状態から第3伸長状態に直接移行することにより、シャッターチャンスを逃すことなく撮影できる。
(第3実施形態)
図6に示す第3実施形態の携帯端末50は、上筐体11,下筐体12,連結部30が前述した第1実施形態と同様な構成を有している。
そして、この携帯端末50は、第2伸長状態において下筐体12の表面12Aの露出する部位に機能部材である関数キー37が複数設けられている。
(第4実施形態)
図7に示す第4実施形態の携帯端末60は、上筐体11,下筐体12,連結部35が前述した第2実施形態と同様な構成を有している。
そして、この携帯端末60は、第2伸長状態および第3伸長状態において下筐体12の表面12Aの露出する部位に機能部材であるゲーム用十字キー38が設けられている。ゲーム用十字キー38は、第3伸長状態において、露出する主操作部20の特定のキーと協働してゲーム時の入力部として機能する。
(第5実施形態)
図8示す第5実施形態の携帯端末70は、上筐体11,下筐体12,連結部35が前述した第2実施形態と同様な構成を有している。
そして、この携帯端末70は、第2伸長状態および第3伸長状態において下筐体12の表面12Aの露出する部位に機能部材である接続用ポート39A,39B,39C,39Dが設けられている。これらの接続用ポート39A,39B,39C,39Dは、例えばUSBケーブル41や、図示しない各種ケーブルが接続可能とされている。
(第6実施形態)
図9示す第6実施形態の携帯端末80は、上筐体11,下筐体12,連結部35が前述した第2実施形態と同様な構成を有し、TV受信可能となっている。
図9(A)に示すように、携帯端末80は、第2伸長状態および第3伸長状態において下筐体12の表面12Aの露出する部位のうち凹部12Bに機能部材であるTV受信用ロッドアンテナ42が収納されている。
図9(B)および図9(C)に示すように、TV受信用ロッドアンテナ42は、第2伸長状態および第3伸長状態において下筐体12から突出させ、状況に応じて使用者が向きを選択することにより良好なTV視聴状況を得られるようになっている。
またTV受信用ロッドアンテナ42は、不使用時には凹部12Bに格納され上筐体11によって凹部12Bが閉塞されるので、不用意に伸長したり、擦れたりするおそれがない。
(第7実施形態)
図10に示す第7実施形態の携帯端末90は、上筐体11,下筐体12,連結部35が前述した第2実施形態と同様な構成を有し、TV受信可能となっている。
図10(A)に示すように、携帯端末90は、第2伸長状態および第3伸長状態において露出する機能部材として、上筐体11の裏面11Bに一対の脚部43,43が設けられている。脚部43,43は、上筐体11の裏面11Bに設けられた凹部44,44に収納されて、略両開き扉状に回動可能な板状とされている。
また、図10(B)に示すように、この携帯端末90は、第2伸長状態および第3伸長状態において露出する機能部材として、下筐体12の表面12AにTV受信時の選局ボタン45,音量ボタン46,左スピーカ47A,右スピーカ47Bが設けられている。
このような携帯端末90は、第3伸長状態において各脚部43,43を拡開させるとともに、下筐体12の側部および各脚部43,43の先端を載置面48に接触させることにより、表示部13が横長使いとなり、かつ、上向きに傾斜するように配向される(図10(C)参照)。
この際、表示部13の下方に選局ボタン45,音量ボタン46,左スピーカ47A,右スピーカ47Bが露出する。
従って、この携帯端末90によれば、通常のTV視聴に適した横長の表示部13が安定的に得られ、かつ、使用者が選局,音量調整を容易に行えるとともに、左スピーカ47A,右スピーカ47Bが協働することによる臨場感に富んだ音声が得られる。
(第8実施形態)
図11に示す第8実施形態の携帯端末100は、上筐体11,下筐体12,連結部30が前述した第1実施形態と同様な構成を有している。
図11(A)に示すように、この携帯端末100は、第2伸長状態において露出する機能部材として、上筐体11の裏面11Bに収納部48が設けられている。収納部48は、蓋49により密閉可能とされ、図11(B)に示すように、内部にスタイラス51が紐52により連結されて収納されている。
一方、図11(C)に示すように、この携帯端末100は、下筐体12の表面12Aに感圧面53が設けられている。
このような携帯端末100は、第2伸長状態において収納部48から取り出したスタイラス51により感圧面53に文字,記号,数字等を入力したり、あるいはタップ,ホールド等の動作を行うことにより、所定のイベントを行わせる。
次に、本発明における連結部の変形例を説明する。
なお、以下に示す本発明の第9実施形態〜第12実施形態は、主に連結部の相違について説明するものであり、各実施形態において示す図は、理解を助けるために下筐体に対する第1レール,第2レールおよび第3レールの配置個所が模式化されている。
従って、これらの第1レール,第2レールおよび第3レールは、実施にあたって下筐体の表面における適宜な個所に配置される。
(第9実施形態)
図12に示す第9実施形態の携帯端末101は、連結部102として下筐体12の長手方向に沿った第1レール31と、第1レール31の端部に略T字状に連結された第2レール32とを備えている(図12(A)参照)。
この携帯端末101によれば、上筐体11および下筐体12が互いに積層した携帯状態から、第1伸長状態,第2伸長状態および第3伸長状態を選択できる。
すなわち、図12(B)および図12(C)に示すように、第2伸長状態および第3伸長状態は、第1伸長状態から下筐体12の幅方向両側に移動した状態となっている。
(第10実施形態)
図13に示す第6実施形態の携帯端末103は、連結部104として下筐体12の長手方向に沿った第1レール31と、第1レール31の中央部において略十文字状に連結された第2レール32とを備えている(図13(A)参照)。
この携帯端末103によれば、上筐体11および下筐体12が互いに積層した携帯状態から、第1伸長状態,第2伸長状態および第3伸長状態を選択できる。
すなわち、図13(B)および図13(C)に示すように、第2伸長状態および第3伸長状態は、携帯状態から第1伸長状態に至る途中の位置から下筐体12の幅方向両側に移動した状態となっている。
(第11実施形態)
図14に示す第11実施形態の携帯端末105は、連結部106として下筐体12の長手方向に沿った第1レール31と、第1レール31の端部において略V字状に連結された第2レール32とを備えている(図14(A)参照)。
この携帯端末105によれば、上筐体11および下筐体12が互いに積層した携帯状態から、第1伸長状態および第2伸長状態を選択できる。
すなわち、図14(B)に示すように、第2伸長状態は、携帯状態から下筐体12の長手方向に対して所定角度で交差する方向に沿って移動した状態となっている。
(第12実施形態)
図15に示す第12実施形態の携帯端末107は、連結部108として下筐体12の長手方向に沿った第1レール31,31,31と、各第1レール31,31,31の両端部に架け渡された第2レール32,32とを備えている(図15(A)参照)。
この携帯端末107によれば、上筐体11および下筐体12が互いに積層した携帯状態から、第1伸長状態,第2伸長状態,第3伸長状態,第4伸長状態および第5伸長状態を選択できる。
すなわち、図15(B)に示すように、第2伸長状態は、第1伸長状態から下筐体12の幅方向一方側に移動した状態となっている。
また、図15(C)に示すように、第3伸長状態は、携帯状態から下筐体12の幅方向一方側(図中左方)に移動した状態、あるいは第2伸長状態から下筐体12の長手方向に沿って移動した状態となっている。
さらに、図15(D)に示すように、第4伸長状態は、携帯状態,第3伸長状態から下筐体12の幅方向他方側(図中右方)に移動した状態、あるいは後述する第4伸長状態から下筐体12の長手方向に沿って移動した状態となっている。
そして、図15(E)に示すように、第5伸長状態は、第4伸長状態から下筐体12の長手方向に沿って移動した状態、あるいは第2伸長状態から下筐体12の幅方向他方側(図中右方)に移動した状態となっている。
なお、本発明の携帯端末は、前述した各実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形,改良等が可能である。
例えば、前述した各実施形態において、連結部として下筐体に第1レール,第2レールを設けるとともに、上筐体に係合部を設けた構成を例示したが、これらは逆であってもよく、あるいは上筐体および下筐体にそれぞれ第1レール,第2レール,係合部を設けてもよい。
その他、前述した各実施形態において例示した上筐体,下筐体,連結部,機能部材,係合部,第1レール,第2レール等の材質,形状,寸法,形態,数,配置個所等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
本発明は、筐体に取付部材を係合する固定部材や、筐体に固定部材で取付部材を係合した電子機器への適用に好適である。
本発明の第1実施形態を示す全体斜視図である。 第1実施形態における連結部を示す分解斜視図および要部破断斜視図である。 第1実施形態における連結部の動作を示す模式平面図である。 本発明の第2実施形態を示す全体斜視図である。 第2実施形態における連結部の動作を示す模式平面図である。 本発明の第3実施形態を示す全体斜視図である。 本発明の第4実施形態を示す全体斜視図である。 本発明の第5実施形態を示す全体斜視図である。 本発明の第6実施形態を示す全体斜視図および模式平面図である。 本発明の第7実施形態を示す全体斜視図および模式側面図である。 本発明の第8実施形態を示す全体斜視図および要部拡大斜視図である。 本発明の第9実施形態を示す模式平面である。 本発明の第10実施形態を示す模式平面である。 本発明の第11実施形態を示す模式平面である。 本発明の第12実施形態を示す模式平面である。
符号の説明
10,40,50,60,70,80,90,100,101,103,105,107 携帯端末
11 上筐体
11B 上筐体の裏面
12 下筐体
12A 下筐体の表面
16 相手撮りカメラ(機能部材)
17 カメラ用照明(機能部材)
18 撮影用マイクロフォン(機能部材)
19 赤外線通信ポート(機能部材)
22 自分撮りカメラ(機能部材)
30,35,102,104,106,108 連結部
31 第1レール
32 第2レール
33 係合部
37 関数キー(機能部材)
38 ゲーム用十字キー(機能部材)
39A,39B,39C,39D 接続用ポート(機能部材)
42 TV用ロッドアンテナ(機能部材)
43 脚部(機能部材)
45 選局ボタン(機能部材)
46 音量ボタン(機能部材)
47A 左スピーカ(機能部材)
47B 右スピーカ(機能部材)
48 収納部(機能部材)
53 感圧面(機能部材)

Claims (2)

  1. 上筐体および下筐体と、
    前記上筐体および前記下筐体を連結するとともに、前記上筐体および前記下筐体が互いに積層した携帯状態から、前記上筐体および前記下筐体が面方向に沿って相対移動した伸長状態まで前記上筐体および前記下筐体を案内するために設けられた連結部とを備え、
    前記連結部が、前記上筐体の裏面および前記下筐体の表面のうちの一方に設けられたレールと、前記上筐体の裏面および前記下筐体の表面のうちの他方に設けられて前記レールに係合する係合部とを有する携帯端末であって、
    前記連結部が、前記上筐体および前記下筐体の長手方向に沿って連続する第1レールと、前記第1レールに対して交差連結された第2レールとを有し、
    前記上筐体および前記下筐体が前記第1レールに沿って相対移動した第1伸長状態と、前記上筐体および前記下筐体が前記第2レールに沿って相対移動した第2伸長状態とを選択可能であることを特徴とする携帯端末。
  2. 前記第2レールを複数有し、前記各第2レールが前記第1レールの両端部から同一方向に向かって連続していることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
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