JP2011049683A - イヤホン - Google Patents

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Abstract

【課題】音の抜けが良好で、切れの良い低音及びクリアな中高音を再現することができ、装着感が良好で、音質が高くなるようにする。
【解決手段】少なくとも一部が外耳道に挿入可能な外耳道挿入部材と、該外耳道挿入部材が取付けられる筐体と、該筐体内に配設された音を発生するドライバユニットとを有するイヤホンであって、前記筐体は、前記ドライバユニットの前方に形成された前方空間と、該前方空間の前端に連通して外耳道に音を入射させる音導孔と、前記ドライバユニットの後方に形成された後方空間とを備え、前記前方空間は外部と連通する前方空気調整孔を備え、前記後方空間は、外部と連通する後方空気調整孔と、該後方空気調整孔より径の小さな外部と連通する音質調整孔とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、少なくとも一部が外耳道に挿入される外耳道挿入部材を有するイヤホンに関するものである。
従来、耳介に装着されて使用されるイヤホンとして、外耳道に挿入される突起部を備えていない、いわゆるイヤホン型ヘッドホンと呼ばれるタイプのものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。このようなイヤホンは、ダイナミック型のドライバユニットを有し、該ドライバユニットが備える振動板を振動させて音を発生する。
図8は従来のイヤホンの構造を示す断面図である。
図において、813はイヤホンの後部ハウジングであり、その内部にドライバユニット841が取付けられ、後部ハウジング813の先端(図における下端)に嵌(かん)着されたリング状の前部ハウジング812によって、前記ドライバユニット841が固定されている。また、後部ハウジング813の後面からはダクト状のケーブル保持部815が延出し、該ケーブル保持部815内には一端がドライバユニット841に接続され、他端が図示されない音楽プレーヤ、テレビ、ラジオ、ビデオデッキ等の図示されない音響機器に接続される電線ケーブル891が収容されている。
そして、前記ドライバユニット841は、磁気回路を形成するマグネット843、プレート844及びヨーク845と、振動系を形成する振動板846及びボイスコイル847とを備える。具体的には、ディスク状のマグネット843の両面にプレート844及びヨーク845が固着されている。なお、マグネット843は、例えば、サマリウムコバルトマグネットである。また、プレート844とヨーク845とが対向する空間に磁気ギャップが形成され、振動板846に固着されたボイスコイル847が前記磁気ギャップに挿入されている。振動板846は、例えば、ポリエステルフィルムである。なお、イヤホンの前面、すなわち、振動板846の前方(図における下方)には、比較的大きな多数の開口を備えるメッシュ状の保護板848が配設されている。
また、マグネット843、プレート844及びヨーク845の中心部には貫通孔(こう)849が形成され、該貫通孔849には発泡ウレタン等から成る抵抗材871が埋設されている。さらに、ドライバユニット841には、複数の孔(あな)870が形成されている。
イヤホンを耳介の凹部に装着すると、イヤホンの前面に配設された保護板848が外耳道の入口に対向し、振動板846の振動によって発生した音が、保護板848の開口を通して外耳道の内部に入射し、鼓膜に到達する。
実公平4−50718号公報
しかしながら、前記従来のイヤホンにおいては、耳介の凹部に装着するので、装着性が悪く、特に、歩行中のように、使用者が静止状態でない場合に、耳介から外れてしまうことがある。また、外耳道との位置関係が不安定となり、外耳道に入射する音の音量及び音質が不安定となる。そのため、近年では、弾性を備える軟質のゴム等から成るイヤーパッドを有し、該イヤーパッドを外耳道に挿入するタイプのイヤホンが提供されている。このようなイヤホンは、柔軟なイヤーパッドを外耳道に挿入して装着するので、耳介に確実に装着することができ、歩行中でも、耳介から外れてしまうことがない。また、イヤーパッドが弾性を備える材料から成るので、外耳道の形状に合せて容易に弾性変形させることができ、良好な装着感を得ることができる。
しかし、イヤーパッドを外耳道に挿入すると、該外耳道によって押圧されて変形したイヤーパッドによって外耳道の内外が遮断され、イヤホンから外耳道に入射した音が外に抜けないので、いわゆる、音の抜けが悪くなり、音にこもり感、もごつき感等が生じ、音質が低下する。
本発明は、前記従来の問題点を解決して、筐(きょう)体内においてドライバユニットの前方及び後方に形成された音響空間の各々に空気調整孔を形成するとともに、ドライバユニットの後方に形成された音響空間には空気調整孔よりも小さな径の音質調整孔を形成することによって、音の抜けが良好で、切れの良い低音及びクリアな中高音を再現することができ、装着感が良好で、音質が高いイヤホンを提供することを目的とする。
そのために、本発明のイヤホンにおいては、少なくとも一部が外耳道に挿入可能な外耳道挿入部材と、該外耳道挿入部材が取付けられる筐体と、該筐体内に配設された音を発生するドライバユニットとを有するイヤホンであって、前記筐体は、前記ドライバユニットの前方に形成された前方空間と、該前方空間の前端に連通して外耳道に音を入射させる音導孔と、前記ドライバユニットの後方に形成された後方空間とを備え、前記前方空間は外部と連通する前方空気調整孔を備え、前記後方空間は、外部と連通する後方空気調整孔と、該後方空気調整孔より径の小さな外部と連通する音質調整孔とを備える。
本発明の他のイヤホンにおいては、さらに、前記後方空気調整孔及び音質調整孔は、前記ドライバユニットの振動板の振動方向と直行する面上に配置される。
本発明の更に他のイヤホンにおいては、さらに、前記前方空間は円錐(すい)台状の空間であり、前記前方空気調整孔は、前記前方空間におけるドライバユニットと対向する面に前方を向くように形成され、前記後方空間は、ドライバユニットと対向する面が平面である円筒状の空間であり、前記後方空気調整孔及び音質調整孔は、前記後方空間における円筒状の側面に側方を向くように形成されている。
本発明の更に他のイヤホンにおいては、さらに、前記前方空気調整孔の径、及び、前記後方空気調整孔の径は等しい。
本発明の更に他のイヤホンにおいては、さらに、前記音質調整孔は、所定音域の音質をコントロールする第1調整孔と、該第1調整孔より径が小さく、前記所定音域より低音側の音質をコントロールする第2調整孔とを含む。
本発明によれば、イヤホンは、筐体内においてドライバユニットの前方及び後方に形成された音響空間の各々に空気調整孔が形成されるとともに、ドライバユニットの後方に形成された音響空間には空気調整孔よりも小さな径の音質調整孔が形成される。これにより、音の抜けが良好で、切れの良い低音及びクリアな中高音を再現することができ、装着感が良好となり、音質を向上させることができる。
本発明の第1の実施の形態におけるイヤホンの斜視図であって部分破断図である。 本発明の第1の実施の形態におけるイヤホンの五面図であって、(a)は上面図、(b)は左側面図、(c)は背面図、(d)は右側面図、(e)は正面図である。 本発明の第1の実施の形態におけるイヤホンの断面図であって図2(c)におけるA−A矢視断面図である。 本発明の第1の実施の形態におけるイヤーパッドの四面図であって、(a)は左側面図、(b)は背面図、(c)は右側面図、(d)は正面図である。 本発明の第1の実施の形態におけるイヤーパッドの断面図であって、(a)は図4(b)におけるB−B矢視断面図、(b)は図4(b)におけるC−C矢視断面図、(c)は図4(c)におけるD−D矢視断面図、(d)は図4(c)におけるE−E矢視断面図である。 本発明の第2の実施の形態におけるイヤホンの断面図であって図7(c)におけるF−F矢視断面図である。 本発明の第2の実施の形態におけるイヤホンを示す五面図であって、(a)は上面図、(b)は左側面図、(c)は背面図、(d)は右側面図、(e)は正面図である。 従来のイヤホンの構造を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態におけるイヤホンの斜視図であって部分破断図、図2は本発明の第1の実施の形態におけるイヤホンの五面図、図3は本発明の第1の実施の形態におけるイヤホンの断面図であって図2(c)におけるA−A矢視断面図である。なお、図2において、(a)は上面図、(b)は左側面図、(c)は背面図、(d)は右側面図、(e)は正面図である。
図において、10は本実施の形態におけるイヤホンであり、使用者の耳介に装着されて使用され、電気信号である音声信号によって駆動され、音声信号を再生する小型の音声発生器である。そして、前記イヤホン10は、音声信号を再生して音を発生するスピーカユニットとしてのドライバユニット41を内蔵するハウジングとしての筐体11と、該筐体11に取付けられ、少なくともその先端部55が使用者の外耳道に挿入可能な外耳道挿入部材としてのイヤーパッド50とを有する。
前記筐体11は、その正面側に位置する前筐体12と、該前筐体12の基部12aの後側に結合される円錐台状の後筐体13と、該後筐体13の後側に結合される蓋(ふた)筐体14とを備える。そして、ドライバユニット41は、図3に示されるように、前筐体12と後筐体13とによって前後(図3における上下)が挟込まれた状態で、前記筐体11内に保持される。なお、ドライバユニット41は、いわゆるダイナミック型のものであって、「背景技術」の項で説明した従来のイヤホンのドライバユニット841と同様の構成を有する。すなわち、本実施の形態において、ドライバユニット41の説明については、従来のイヤホンのドライバユニット841の説明を援用する。
また、後筐体13の後面は、蓋筐体14によって塞(ふさ)がれ、これにより、筐体11内におけるドライバユニット41の後方(図3における下方)に、円錐台と円筒とを組合せた形状の空間である後方空間24が形成される。該後方空間24におけるドライバユニット41と対向する面は、蓋筐体14の内面であってドライバユニット41の振動板と平行な平面である。
なお、図に示される例において、蓋筐体14は、後筐体13と別個の部材であるが、後筐体13と一体的に形成されたものであってもよい。また、前記筐体11は、例えば、合成樹脂等の樹脂から成るが、アルミニウム、鋼、銅等の金属から成るものであってもよいし、樹脂、カーボン、金属等を複合した複合材から成るものであってもよい。
さらに、前記蓋筐体14には、ドライバユニット41に一端が接続された電線ケーブル91の一部を取囲んで保持する筒状のケーブル保持部15の上端が取付けられている。なお、該ケーブル保持部15は、蓋筐体14と一体的に形成されたものであってもよい。そして、ケーブル保持部15の下端からは、電線ケーブル91が延出する。なお、図1及び2においては、図示の都合上、電線ケーブル91は、ケーブル保持部15に近接する部分のみが描画され、他の部分は描画が省略されている。そして、電線ケーブル91の図示されない他端には、音楽プレーヤ、テレビ、ラジオ、ビデオデッキ等の図示されない音響機器が接続される。
前記前筐体12は、円筒状の基部12aに加えて、該基部12aから前方に向けて突出する円錐台状の円錐部16と、該円錐部16の先端から突出する筒状の挿入部材取付部としてのパッド取付部17とを含んでいる。前記円錐部16は、その先端の径がその基端(基部12aに接続される部分)よりも小さく、これにより、筐体11内におけるドライバユニット41の前方(図3における上方)に、円錐台状の空間である前方空間21が形成される。また、前記パッド取付部17には、後端が前方空間21に連通し、前端が開放された円筒状開口である音導孔としての筐体音導孔22が形成されている。これにより、ドライバユニット41が発生した音が、前方空間21及び筐体音導孔22を通して使用者の外耳道に入射する。なお、図に示される例において、円錐部16は、その先端の軸心が基端の軸心に対して右方に傾斜するように形成されているが、その先端の軸心は基端の軸心に対していずれの方向に傾斜していてもよいし、また、必ずしも傾斜している必要もなく、先端の軸心は基端の軸心に対して平行であってもよい。
そして、前筐体12の円錐部16には空気抜きとして機能する空気調整孔である前方空気調整孔としての前方エアダクト25が形成されている。該前方エアダクト25は、円錐部16を貫通するように形成された断面円形の孔であり、前方空間21と外部とを連通し、前方空間21内の空気が外部に逃げることを可能とする。なお、前方エアダクト25は、円錐部16における基部12aに近接した部分、すなわち、前方を向いた面の部分に形成されている。つまり、前方エアダクト25は、前方を向くように形成され、前方空間21内の空気を前方に向けて逃がすようになっている。なお、前方エアダクト25の径は、例えば、1.2〔mm〕であるが、ドライバユニット41の性能、前方空間21の大きさ等に応じて変更することができる。
また、後筐体13には、空気抜きとして機能する空気調整孔である後方空気調整孔としての後方エアダクト28と、音質調整孔としての第1調整孔27a及び第2調整孔27bとが形成されている。なお、第1調整孔27a及び第2調整孔27bを統括的に説明する場合には、音質調整孔27として説明する。
前記後方エアダクト28は、後筐体13を貫通するように形成された断面円形の孔であり、後方空間24と外部とを連通し、後方空間24内の空気が外部に逃げることを可能とする。なお、後方エアダクト28は、後筐体13における側方を向いた面の部分に形成されている。つまり、後方エアダクト28は、側方を向くように形成され、後方空間24内の空気を側方に向けて逃がすようになっている。なお、後方エアダクト28の径は、前記前方エアダクト25と等しくなるように設定されているが、ドライバユニット41の性能、後方空間24の大きさ等に応じて変更することができる。このように、同一径の空気抜き、すなわち、前方エアダクト25及び後方エアダクト28を前方空間21及び後方空間24に配設することによって、音の歪(ひず)みや反響を是正することができ、音響空間としての前方空間21及び後方空間24の音響性能が向上する。さらに、前方エアダクト25及び後方エアダクト28を配設することによって、ドライバユニット41の振動板にかかる負荷を軽減することができる。
また、前記第1調整孔27a及び第2調整孔27bは、後筐体13を貫通して側方を向くように形成された断面円形の孔であり、後方空間24と外部とを連通するとともに、後方エアダクト28に隣接し、かつ、後筐体13における同一円周上に一列となるように並んで配設される。そして、第1調整孔27aの径は後方エアダクト28の径より小さく、第2調整孔27bの径は第1調整孔27aの径より小さくなるように形成されている。
第1調整孔27aの径は、例えば、0.8〔mm〕である。第1調整孔27aの径をこのような値とすることによって、中音域、すなわち、1200〔Hz〕を中心とした周波数帯の音をコントロールし、周波数レスポンスをよりスムーズにし、音質を向上させることができる。また、第2調整孔27bの径は、例えば、0.4〔mm〕である。第2調整孔27bの径をこのような値とすることによって、低音域、すなわち、200〔Hz〕を中心とした周波数帯の音をコントロールし、周波数レスポンスをよりスムーズにし、音質を向上させることができる。
なお、図に示される例において、音質調整孔27は第1調整孔27a及び第2調整孔27bの2つであるが、音質調整孔27は、コントロールしようとする周波数帯域により1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。また、音質調整孔27の径は、コントロールの対象となる音の周波数帯に応じて変更することができる。すなわち、比較的低周波数帯域の音をコントロールするためには、音質調整孔27の径を小さくすればよく、比較的高周波数帯域の音をコントロールするためには、音質調整孔27の径を大きくすればよい。
そして、前記パッド取付部17には、イヤーパッド50が取付けられている。該イヤーパッド50は、例えば、シリコーンゴム等の軟質の弾性変形可能な材料から成り、一体成形された部材であり、パッド取付部17の周囲に嵌着された筒状の本体部51と、該本体部51の先端から後端に向けて斜めに広がる弾性変形部としての笠(かさ)部53とを備える。なお、本体部51の後端には、内方に向けて突出する肉厚のフランジ状の係合凸部52が形成されている。該係合凸部52は、パッド取付部17の基端部(円錐部16の先端との接続部)に形成された溝状の係合凹部17aと係合し、パッド取付部17からイヤーパッド50が外れることを防止する。
該イヤーパッド50は、全体としてキノコ又は傘のような形状を有し、その先端部55において、本体部51の先端に笠部53の先端が接続され、本体部51の外周面と笠部53の内周面との間には空洞部65が形成されている。そして、本体部51の中心には、前後端が開放された円筒状開口である音導孔としてのパッド音導孔61が形成されている。パッド取付部17にイヤーパッド50が取付けられた状態で、パッド音導孔61は筐体音導孔22と連通する。
また、笠部53は後方に向けて広がるような円錐台状の前半部53aと、該前半部53aの後端から後方に延出する円筒状の後半部53bとを備える。笠部53は、本体部51よりも肉薄であって柔軟性を備え、力を受けることによって容易に弾性変形するようになっている。したがって、イヤーパッド50が外耳道に挿入された際、笠部53は、外耳道の内面形状に適合するように弾性変形し、外耳道に損傷を与えることがなく、外耳道の内面に反力を加えることなく密着するので、装着感、フィット感等が良好となる。
さらに、笠部53の前半部53aには、先端側から観て、放射状に延在する複数(図に示される例においては6つ)のスリット状の開口部62が形成されている。使用者がイヤホン10を装着すると、イヤーパッド50が外耳道に挿入され、笠部53によって外耳道の内外が遮断される。しかし、開口部62の存在によって外耳道の内外が連通するので、イヤホン10を装着したときであっても、警報等の外部の環境音が外耳道の内部に入射して鼓膜に到達し、安全性が低下することがない。また、外耳道の内部の空気が開口部62を通して外部に抜けるので、ドライバユニット41から筐体音導孔22及びパッド音導孔61を通って外耳道の内部に入射した音の圧迫感、こもり感等が低減される。そのため、低音の切れが良好となり、中高音がクリアとなる。また、ドライバユニット41からの音が鼓膜を圧迫しないので、健康面でも良好である。
なお、本体部51の外周面には、前記開口部62の各々に対応する位置に、前後方向、すなわち、本体部51の軸方向に延在する溝としてのパッド溝63が形成されている。そのため、イヤーパッド50が外耳道に挿入された際、笠部53が変形して本体部51の外周面に押付けられた状態となっても、開口部62とそれに対応するパッド溝63とが互いに重なり合うので、外耳道の内外の連通が維持される。
さらに、前筐体12の円錐部16の表面における少なくともパッド取付部17との接続部近傍には、前記パッド溝63の各々に対応する位置に、前後方向、すなわち、円錐部16の軸方向に延在する溝としての筐体溝31が形成されている。そして、該筐体溝31は、その先端が前記パッド溝63の後端と連通するとともに、笠部53の後端よりも後方にまで延在する。そのため、イヤーパッド50が外耳道に挿入された際、笠部53が変形して、本体部51の外周面のみならず、円錐部16の表面に押付けられた状態となっても、開口部62とそれに対応するパッド溝63及び筐体溝31とが互いに連通するので、外耳道の内外の連通が維持される。
次に、前記イヤーパッド50の構成について詳細に説明する。
図4は本発明の第1の実施の形態におけるイヤーパッドの四面図、図5は本発明の第1の実施の形態におけるイヤーパッドの断面図である。なお、図4において、(a)は左側面図、(b)は背面図、(c)は右側面図、(d)は正面図、図5において、(a)は図4(b)におけるB−B矢視断面図、(b)は図4(b)におけるC−C矢視断面図、(c)は図4(c)におけるD−D矢視断面図、(d)は図4(c)におけるE−E矢視断面図である。
本体部51の先端と笠部53の先端とは先端接続部54によって接続され、各開口部62の先端は、連通凹部64を介して、パッド音導孔61の先端に連通している。そして、イヤーパッド50の円周状の先端部55において、先端接続部54と連通凹部64とが交互に配置されている。そのため、ドライバユニット41から筐体音導孔22及びパッド音導孔61を通って外耳道の内部に入射した音は、その一部が連通凹部64を介して開口部62から外部に抜けるので、圧迫感、こもり感等が低減され、クリアとなる。
なお、先端接続部54は、図5(a)に示されるように、笠部53よりも肉厚であるから、笠部53よりも剛性が高く、変形しにくい。また、先端接続部54の間に挟まれたように配設されている連通凹部64は、側面から観て、先端部55の先端縁、すなわち、先端接続部54の先端縁よりも後方に凹入するように形成されている。そのため、イヤーパッド50が外耳道に挿入された際に笠部53が変形しても、連通凹部64が閉塞(そく)されることがなく、パッド音導孔61と開口部62との連通が維持される。なお、前述のように、笠部53が変形して、本体部51の外周面のみならず、円錐部16の表面に押付けられた状態となっても、開口部62とパッド溝63と筐体溝31とが連通する。したがって、パッド音導孔61から連通凹部64、開口部62、パッド溝63及び筐体溝31を通って外部までの音の通り道が安定的に確保されるので、圧迫感、こもり感等が安定的に低減され、クリアな音質が維持される。
また、図5(b)に示されるように、開口部62は、その先端においてパッド溝63の先端と連続するように形成されていることが望ましい。この場合、笠部53が大きく変形しても、開口部62とパッド溝63との連通は安定的に維持される。
さらに、笠部53の前半部53aには、図4(d)に示されるように、正面から観て放射状に延在する複数のスリット状の開口部62が形成されている。そのため、開口部62の存在によって前半部53aの剛性が低下して変形しやすくなり、イヤーパッド50が外耳道に挿入された際、前半部53aのみならず、笠部53の全体が柔軟に弾性変形して外耳道の内面形状に適合する。したがって、外耳道に損傷を与えることがなく、安全性が高く、また、笠部53が外耳道の内面に反力を加えることなく密着するので、装着感、フィット感等が良好となる。
なお、図に示される例において、開口部62、パッド溝63、筐体溝31及び連通凹部64の数は、各々、6つであるが、必ずしも6つである必要はなく、5つ以下であってもよいし、7つ以上であってもよい。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図6は本発明の第2の実施の形態におけるイヤホンの断面図であって図7(c)におけるF−F矢視断面図、図7は本発明の第2の実施の形態におけるイヤホンを示す五面図である。なお、図7において、(a)は上面図、(b)は左側面図、(c)は背面図、(d)は右側面図、(e)は正面図である。
本実施の形態において、筐体11は、その正面側に位置する前筐体12と、該前筐体12の基部12aの後側に結合される円錐状の後筐体133とを備える。そして、ドライバユニット41は、図6に示されるように、前筐体12と後筐体133とによって前後(図6における上下)が挟込まれた状態で、前記筐体11内に保持される。また、後筐体133は、後端が閉止され、かつ、尖(とが)った形状の円錐状の部材であり、これにより、筐体11内におけるドライバユニット41の後方(図6における下方)に、円錐形の形状を備えた空間である後方空間244が形成される。また、前記筐体11は、合成樹脂等の樹脂から成る。
さらに、前記後筐体133の円錐状の側面から外方に突出するように形成された取付突起13cには、ドライバユニット41に一端が接続された電線ケーブル91の一部を取囲んで保持する扁(へん)平な直方体状のケーブル保持部15が取付けられている。なお、該ケーブル保持部15は、後筐体133と一体的に形成されたものであってもよい。そして、ケーブル保持部15からは、電線ケーブル91が延出する。
前記前筐体12は、円筒状の基部12aに加えて、ドライバユニット41の前面に対向するほぼ平坦(たん)な円板部18と、該円板部18から突出する筒状のパッド取付部19とを含んでいる。前記円板部18によって筐体11の前方が閉止され、これにより、筐体11内におけるドライバユニット41の前方(図6における上方)に、上下寸法の短い円筒状、又は、丸い皿を伏せたような形状の空間である前方空間21が形成される。また、前記パッド取付部19には、後端が前方空間21に連通し、前端が開放された円筒状開口である音導孔としての筐体音導孔22が形成されている。これにより、ドライバユニット41が発生した音が、前方空間21及び筐体音導孔22を通して使用者の外耳道に入射する。なお、図に示される例において、パッド取付部19は、その軸心が前筐体12の軸心及びドライバユニット41の軸心に対して右方に傾斜するように形成されているが、パッド取付部19の軸心は前筐体12の軸心及びドライバユニット41の軸心に対していずれの方向に傾斜していてもよいし、また、必ずしも傾斜している必要もなく、パッド取付部19の軸心は前筐体12の軸心及びドライバユニット41の軸心に対して平行であってもよい。
そして、前筐体12の円板部18には空気抜きとして機能する空気調整孔としての前方エアダクト25が形成されている。該前方エアダクト25は、円板部18を貫通するように形成された断面円形の孔であり、前方空間21と外部とを連通し、前方空間21内の空気が外部に逃げることを可能とする。なお、前方エアダクト25は、前方を向くように形成され、前方空間21内の空気を前方に向けて逃がすようになっている。
また、後筐体133の円錐状の側面には、空気抜きとして機能する空気調整孔としての後方エアダクト28と、音質調整孔としての第1調整孔27aと、2つの第2調整孔27bとが形成されている。
前記後方エアダクト28は、後筐体13の円錐状の側面を貫通するように形成された断面円形の孔であり、後方空間24と外部とを連通し、後方空間24内の空気が外部に逃げることを可能とする。なお、後方エアダクト28は、斜め後方を向くように形成され、後方空間24内の空気を斜め後方に向けて逃がすようになっている。
また、前記第1調整孔27a、第2調整孔27bは、後筐体13の円錐状の側面を貫通して斜め後方を向くように形成された断面円形の孔であり、後方空間24と外部とを連通するとともに、後方エアダクト28に隣接し、かつ、後筐体13における同一円周上に一列となるように並んで配設される。
第2の実施の形態において第2調整孔27bを2つ配置したのは、後筐体133の形状が第1の実施の形態と異なり円錐形状で、後方空間244による音響特性が後方空間24と異なるため、低音域を孔の数によりコントロールするためである。
本実施の形態において、イヤーパッド50は、パッド取付部19に直接取付けられている。具体的には、係合凸部52が、パッド取付部19に形成された溝状の係合凹部19aと係合し、パッド取付部19からイヤーパッド50が外れることを防止する。
そして、本実施の形態におけるイヤーパッド50は、開口部62及びパッド溝63を有していない。すなわち、本実施の形態においては、開口部62及びパッド溝63が省略されている。
このように、本実施の形態において、イヤホン10は、少なくとも一部が外耳道に挿入可能なイヤーパッド50と、イヤーパッド50が取付けられる筐体11と、筐体11内に配設された音を発生するドライバユニット41とを有し、筐体11は、ドライバユニット41の前方に形成された前方空間21と、前方空間21の前端に連通して外耳道に音を入射させる筐体音導孔22と、ドライバユニット41の後方に形成された後方空間24とを備え、前方空間21は外部と連通する前方エアダクト25を備え、後方空間24は、外部と連通する後方エアダクト28と、後方エアダクト28より径の小さな外部と連通する音質調整孔27とを備える。
これにより、前方空間21と後方空間24との間のエアバランスを適切に調整することができ、ドライバユニット41の振動板にかかる負荷を軽減することができる。また、音の歪みや反響を是正することができ、音質を向上させることができる。さらに、高音も低音もスムーズになり、音に開放感を出すことができる。
すなわち、これら音質調整孔27は、その孔の直径によりコントロールしようとする音域を決定し、その数によりその特性をコントロールするものであり、音の開放感につながるエアバランスを調整するものである。
さらに、後筐体13の側面部13bに形成された後方エアダクト28と音質調整孔27が同一円周上、すなわちドライバユニットの振動板の振動方向に対し直交する仮想平面上に配置されることで、振動板からの距離が同じ位置にそれぞれの調整孔が配置され、より効果的に音をコントロールすることができる。
また、前記第1の実施の形態では、前方空間21は円錐台状の空間であり、前方エアダクト25は、前方空間21におけるドライバユニット41と対向する面に前方を向くように形成され、後方空間24は、ドライバユニット41と対向する面が平面である円筒状の空間であり、後方エアダクト28及び音質調整孔27は、後方空間24における円筒状の側面に側方を向くように形成されている。これにより、音の抜けが良好で、切れの良い低音及びクリアな中高音を再現することができる。
さらに、前方エアダクト25の径、及び、後方エアダクト28の径は等しい。これにより、前方空間21と後方空間24との間のエアバランスが良好になる。
さらに、音質調整孔27は、高音の音質をコントロールする第1調整孔27aと、第1調整孔27aより径が小さく、低音の音質をコントロールする第2調整孔27bとを含む。これにより、所望の周波数帯域の音質を適切にコントロールすることができる。
第2の実施の形態において、筐体11は、ドライバユニット41の前方に形成された円筒状の前方空間21と、前方空間21の前端に連通して外耳道に音を入射させる筐体音導孔22と、ドライバユニット41の後方に形成された円錐状の閉鎖された後方空間24とを備えるとともに、樹脂から成り、後方空間24は斜め後方を向いて開口する音質調整孔27を備える。
このように、ドライバユニット41を収容し、その前後に形成された前方空間21及び後方空間24が音質調整孔27を備えるので、該音質調整孔27によって、所望の周波数帯域の音質を適切にコントロールして、良好な音響特性を得ることができる。
さらに、前方空間21におけるドライバユニット41と対向する面は平面であり、前方空間21は前方を向いて開口する前方エアダクト25を備え、後方空間24におけるドライバユニット41と対向する面は円錐状の面であり、後方空間24は斜め後方を向いて開口する後方エアダクト28を備える。これにより、音の歪みや反響を是正することができ、また、ドライバユニット41の振動板にかかる負荷を軽減することができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明は、少なくとも一部が外耳道に挿入される外耳道挿入部材を有するイヤホンに適用することができる。
10 イヤホン
11 筐体
12 前筐体
12a 基部
13、133 後筐体
14 蓋筐体
15、815 ケーブル保持部
16 円錐部
17 パッド取付部
17a 係合凹部
21 前方空間
22 筐体音導孔
24、244 後方空間
25 前方エアダクト
27 音質調整孔
27a 第1調整孔
27b 第2調整孔
28 後方エアダクト
31 筐体溝
41、841 ドライバユニット
50 イヤーパッド
51 本体部
52 係合凸部
53 笠部
53a 前半部
53b 後半部
54 先端接続部
55 先端部
61 パッド音導孔
62 開口部
63 パッド溝
64 連通凹部
65 空洞部
91、891 電線ケーブル
812 前部ハウジング
813 後部ハウジング
843 マグネット
844 プレート
845 ヨーク
846 振動板
847 ボイスコイル
848 保護板
849 貫通孔
870 孔
871 抵抗材

Claims (5)

  1. (a)少なくとも一部が外耳道に挿入可能な外耳道挿入部材と、
    (b)該外耳道挿入部材が取付けられる筐体と、
    (c)該筐体内に配設された音を発生するドライバユニットとを有するイヤホンであって、
    (d)前記筐体は、前記ドライバユニットの前方に形成された前方空間と、該前方空間の前端に連通して外耳道に音を入射させる音導孔と、前記ドライバユニットの後方に形成された後方空間とを備え、
    (e)前記前方空間は外部と連通する前方空気調整孔を備え、
    (f)前記後方空間は、外部と連通する後方空気調整孔と、該後方空気調整孔より径の小さな外部と連通する音質調整孔とを備えることを特徴とするイヤホン。
  2. 前記後方空気調整孔及び音質調整孔は、前記ドライバユニットの振動板の振動方向と直行する面上に配置されることを特徴とする請求項1に記載のイヤホン。
  3. 前記前方空間は円錐台状の空間であり、
    前記前方空気調整孔は、前記前方空間におけるドライバユニットと対向する面に前方を向くように形成され、
    前記後方空間は、ドライバユニットと対向する面が平面である円筒状の空間であり、
    前記後方空気調整孔及び音質調整孔は、前記後方空間における円筒状の側面に側方を向くように形成されている請求項2に記載のイヤホン。
  4. 前記前方空気調整孔の径、及び、前記後方空気調整孔の径は等しい請求項1〜3のいずれか1項に記載のイヤホン。
  5. 前記音質調整孔は、所定音域の音質をコントロールする第1調整孔と、該第1調整孔より径が小さく、前記所定音域より低音側の音質をコントロールする第2調整孔とを含む請求項1〜4のいずれか1項に記載のイヤホン。
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