JP2011049372A - 基板モジュールおよびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】曲げ力が加わってもハンダ付け箇所における破断や剥離が生じにくい基板モジュールを提供する。
【解決手段】基板モジュール101は、表面に配列された第1および第2表面電極1a,1bを有し、硬質材料からなるマザー基板10と、表面に配列された第1および第2端子電極2a,2bを有し、可撓性材料からなるフレキシブル基板20と、第1表面電極1aと第1端子電極2aとを接続する第1導電性接合材3aと、第2表面電極1bと第2端子電極2bとを接続する第2導電性接合材3bとを備える。第1端子電極1aと第2端子電極1bとの中心間距離Aは、第1表面電極2aと第2表面電極2bとの中心間距離Bよりも大きい。
【選択図】図1

Description

本発明は、基板モジュールおよびその製造方法に関するものである。
従来、電子部品をモジュールとして組み立てる際に、プリント配線板などのマザー基板に対してフレキシブル基板を実装することがしばしば行なわれる。その一例は、特開2001−119115号公報(特許文献1)に示されている。
図21に、プリント配線板210にフレキシブル基板220を実装する例を示す。フレキシブル基板220は柔軟に曲がることができる基板である。プリント配線板210はある程度の剛性を有する板である。プリント配線板210の上面に設けられたパッド電極211a,211bに対して、フレキシブル基板220の下面に設けられた電極221a,221bがそれぞれハンダ付けされることによって電気的接続がなされる。こうして、図22に示すようにフレキシブル基板の実装が実現する。この例では、パッド電極211aと電極221aとがハンダ213aを介して接合されている。一方、パッド電極211bと電極221bとがハンダ213bを介して接合されている。
特開2001−119115号公報
図21に示すように、フレキシブル基板220の電極221a,221bの中心間距離をAとし、プリント配線板210のパッド電極211a,211bの中心間距離をBとすると、A=Bとなるように設計されている。
フレキシブル基板220が実装されたプリント配線板210には、実装後のハンドリング、振動、落下の衝撃などで曲げモーメントが加わる場合がある。図23に示すように、フレキシブル基板220が内側になるように曲げモーメントが加わったとき、すなわち、プリント配線板210が凹状にたわんだときには、フレキシブル基板220の途中が適宜曲がるので、問題は生じない。
しかし、図24に示すように、フレキシブル基板220が外側になるように曲げモーメントが加わったとき、すなわち、プリント配線板210が凸状にたわんだときには、フレキシブル基板220はこれ以上延びることは容易ではないので、ハンダ付け部分に集中的に負荷がかかる。その結果、図25に示すように、ハンダと電極との間に破断または剥離が生じるおそれがある。
そこで、本発明は、曲げモーメントが加わってもハンダ付け箇所における破断や剥離が生じにくい、基板モジュールおよびその製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に基づく基板モジュールは、表面に配列された第1および第2表面電極を有し、硬質材料からなるマザー基板と、表面に配列された第1および第2端子電極を有し、可撓性材料からなるフレキシブル基板と、上記第1表面電極と上記第1端子電極とを接続する第1導電性接合材と、上記第2表面電極と上記第2端子電極とを接続する第2導電性接合材とを備え、上記第1端子電極と上記第2端子電極との中心間距離Aは、上記第1表面電極と上記第2表面電極との中心間距離Bよりも大きい。
本発明によれば、フレキシブル基板は長さに余裕を以ってたわんだ状態でマザー基板に接合されているので、マザー基板に曲げモーメントが加わってたとえフレキシブル基板に引張力が作用したとしても予め存在するたわみによって伸び量を吸収することができる。よって、本実施の形態では、曲げモーメントが加わっても、ハンダ付け箇所における破断や剥離が生じにくい基板モジュールとすることができる。
本発明に基づく実施の形態1における基板モジュールの断面図である。 本発明に基づく実施の形態1における基板モジュールの分解図である。 本発明に基づく実施の形態1における基板モジュールの製造方法の第1の説明図である。 本発明に基づく実施の形態1における基板モジュールの製造方法の第2の説明図である。 本発明に基づく実施の形態1における基板モジュールに曲げモーメントが加わったときの挙動の第1の説明図である。 本発明に基づく実施の形態1における基板モジュールに曲げモーメントが加わったときの挙動の第2の説明図である。 本発明に基づく実施の形態1における基板モジュールの表面電極の配列方向の説明図である。 本発明に基づく実施の形態2における基板モジュールに含まれる各電極の位置関係をモデル化した平面図である。 本発明に基づく実施の形態2における基板モジュールの具体例の第1の説明図である。 本発明に基づく実施の形態2における基板モジュールの具体例の第2の説明図である。 本発明に基づく実施の形態1における基板モジュールの電極の位置関係の説明図である。 本発明に基づく実施の形態3における基板モジュールの断面図である。 本発明に基づく実施の形態3における基板モジュールの斜視図である。 本発明に基づく実施の形態3における基板モジュールの変形例の斜視図である。 本発明に基づく実施の形態3における基板モジュールの好ましい例の断面図である。 本発明に基づく実施の形態4における基板モジュールの断面図である。 本発明に基づく実施の形態4における基板モジュールに含まれるフレキシブル基板の断面図である。 本発明に基づく実施の形態5における基板モジュールの製造方法の第1の説明図である。 本発明に基づく実施の形態5における基板モジュールの製造方法の第2の説明図である。 本発明に基づく実施の形態6における基板モジュールの断面図である。 従来技術に基づく実装方法の説明図である。 従来技術に基づいてフレキシブル基板が実装された構造物の断面図である。 従来技術に基づいてフレキシブル基板が実装された構造物に曲げモーメントが加えられた様子の第1の説明図である。 従来技術に基づいてフレキシブル基板が実装された構造物に曲げモーメントが加えられた様子の第2の説明図である。 従来技術に基づいてフレキシブル基板が実装された構造物に破断が生じた様子の説明図である。
(実施の形態1)
(構成)
図1、図2を参照して、本発明に基づく実施の形態1における基板モジュールについて説明する。図1に示すように、基板モジュール101は、表面に配列された第1および第2表面電極1a,1bを有し、硬質材料からなるマザー基板10と、表面に配列された第1および第2端子電極2a,2bを有し、可撓性材料からなるフレキシブル基板20と、第1表面電極1aと第1端子電極2aとを接続する第1導電性接合材3aと、第2表面電極1bと第2端子電極2bとを接続する第2導電性接合材3bとを備える。第1端子電極2aと第2端子電極2bとの中心間距離Aは、第1表面電極1aと第2表面電極1bとの中心間距離Bよりも大きい。マザー基板10は、たとえばガラスクロスにエポキシ樹脂を含浸し、硬化させることによって形成されたプリント配線板であってよい。第1,第2表面電極1a,1bや第1,第2端子電極2a,2bはたとえば銅箔などの金属箔であってよい。フレキシブル基板20は液晶ポリマやポリイミドのような熱可塑性樹脂からなる基板であってよい。マザー基板10に実装された状態でフレキシブル基板20はたわんでいる。ここでいう「中心間距離」とは実装後のたわんだ状態での電極の中心同士の直線的な距離A′ではなく、たわんだ形状に沿った電極の中心同士の曲線的な距離Aを意味するものとする。すなわち、図2に示すようにフレキシブル基板20をマザー基板10から分離して直線状に伸ばしたときの距離Aを意味する。
フレキシブル基板20の上面には1以上の電子部品(図示せず)が実装されていてよい。第1,第2導電性接合材3a,3bは、Sn−Ag合金、Sn−Ag−Cu合金、Sn−Cu合金のようなハンダであってよい。
(製造方法)
本実施の形態における基板モジュールの製造方法について説明する。この基板モジュールは、マザー基板10にフレキシブル基板20を実装することによって得られる。まず図3に示すように、マザー基板10の上面の第1表面電極1aおよび第2表面電極1bにペースト状のハンダを載せる。すなわち、第1導電性接合材3aおよび第2導電性接合材3bを配置する。上述のように寸法の大小関係がA>Bとなるフレキシブル基板20を上方から載せる。この状態でリフローすなわち約260℃での熱処理を行なう。リフローによって第1,第2導電性接合材3a,3bとしてのハンダは固相から液相へと変化する。液相となった第1,第2導電性接合材3a,3bの表面張力によって、図4に示すようにフレキシブル基板20の第1,第2端子電極2a,2bを互いに引き寄せる向きの力81が作用する。実際に、第1,第2端子電極2a,2bは引き寄せられて移動し、これに伴ってフレキシブル基板20にはたわみが生じる。このように第2端子電極2a,2bに作用する力を「セルフアライメント力」とも呼ぶ。
なお、フレキシブル基板20が有するたわみに対する反発力にも影響されるが、基本的には、第1端子電極2a−第1表面電極1a、第2端子電極2b−第2表面電極1bの間でそれぞれ中心が一致するようにフレキシブル基板20がたわむ。
リフローを終えることによって第1,第2導電性接合材3a,3bとしてのハンダは固相に戻るので、フレキシブル基板20がたわんだ状態で固定され、図1に示した構造の基板モジュールが得られる。
言い換えれば、本実施の形態における基板モジュールの製造方法は、表面に配列された第1および第2表面電極を有し、硬質材料からなるマザー基板を用意する工程S1と、表面に配列された第1および第2端子電極を有し、可撓性材料からなるフレキシブル基板を用意する工程S2と、第1導電性接合材によって前記第1表面電極と前記第1端子電極とを接続し、かつ、第2導電性接合材によって前記第2表面電極と前記第2端子電極とを接続する工程S3とを含む。接続する工程S3においては、前記第1端子電極と前記第2端子電極との中心間距離Aは、前記第1表面電極と前記第2表面電極との中心間距離Bよりも大きい状態で接合がなされる。工程S1,S2はいずれを先に行なってもよく、同時に行なってもよい。
(作用・効果)
本実施の形態における基板モジュールでは、フレキシブル基板側の電極同士の中心間距離Aが、マザー基板側の電極同士の中心間距離Bよりも大きくなっているので、フレキシブル基板は長さに余裕を以ってたわんだ状態でマザー基板に接合されている。したがって、マザー基板に曲げモーメントが加わってたとえフレキシブル基板に引張力が作用したとしても予め存在するたわみによって伸び量を吸収することができる。よって、本実施の形態では、曲げモーメントが加わっても、ハンダ付け箇所における破断や剥離が生じにくい基板モジュールとすることができる。
また、本実施の形態における基板モジュールの製造方法によれば、曲げモーメントが加わっても、ハンダ付け箇所における破断や剥離が生じにくい基板モジュールを容易に得ることができる。
本実施の形態における基板モジュールに曲げモーメントが加わったときの挙動について、より具体的に図示して説明する。本実施の形態における基板モジュール101にフレキシブル基板が実装された側の面を外側とするような曲げモーメントが加わった場合、すなわち、マザー基板10が凸状にたわんだ場合を図5に示す。この場合、フレキシブル基板20には引張力82が作用する。しかし、フレキシブル基板20は図1に示したように元々たわんだ状態で実装されていたので、図5に示すようにフレキシブル基板20に引張力82が作用しても、フレキシブル基板20のたわみが減じるだけで済み、その結果、ハンダ付け箇所に破断や剥離が生じることを回避することができる。
本実施の形態における基板モジュール101にフレキシブル基板が実装された側の面を内側とするような曲げモーメントが加わった場合、すなわち、マザー基板10が凹状にたわんだ場合を図6に示す。この場合、フレキシブル基板20には圧縮の向きの力が作用する。その結果、フレキシブル基板20に元々あったたわみがさらに大きくなる。この場合、たわみが一時的に増大するに過ぎず、ハンダ付け箇所に破断または剥離が生じることを回避することができる。
なお、フレキシブル基板20がポリイミド樹脂、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)樹脂、LCP(液晶ポリマー)樹脂などといった熱可塑性樹脂で形成されている場合、ハンダ付けの際のリフロー温度で、ハンダだけでなくフレキシブル基板20自体も軟化するので、フレキシブル基板を容易にたわませて実装することができる。
なお、図7に平面図で示すように、マザー基板10は長手方向85を有する形状であり、第1,第2表面電極1a,1bは、マザー基板10の長手方向85に沿って配列されていることが好ましい。マザー基板10に落下などの衝撃が加わったときには、長手方向に最も大きく変位が発生するので、その方向に関するたわみをフレキシブル基板に持たせておくことが本発明の作用効果を奏するために最も効果的だからである。
(実施の形態2)
実施の形態1では、1次元的広がりを以って配列された電極間の位置関係に本発明を適用した例を示したが、実施の形態2では、2次元的広がりを以って配列された電極間の位置関係にも本発明を適用可能であることを示す。
(構成)
図8を参照して、本発明に基づく実施の形態2における基板モジュールについて説明する。図8は、本実施の形態における基板モジュールに含まれる各電極の位置関係をモデル化して平面図で示したものである。実施の形態1における基板モジュールが備えていたマザー基板10に代えて、本実施の形態における基板モジュールはマザー基板10iを備える。図8ではマザー基板10iを上から見たところを表示しており、フレキシブル基板の外形線は表示していない。ただし、フレキシブル基板の下面に設けられた端子電極は二点鎖線で表示している。図8においては説明の便宜上、マザー基板10iおよびフレキシブル基板に設けられた電極をいずれも円で表示しているが、電極の形状は円形には限らず他の形状であってもよい。本実施の形態における基板モジュールは、基本的には実施の形態1で説明した構成を備えており、さらに好ましいことに以下の構成を備える。本実施の形態における基板モジュールにおいては、マザー基板10iは、第1表面電極1aと第2表面電極1bとを結ぶ直線86から側方にずれた位置に配置された第3表面電極1cを表面に有する。本実施の形態における基板モジュールに含まれるフレキシブル基板(図示せず)は、第3端子電極2cを表面に有する。第3表面電極1cと第3端子電極2cとは第3導電性接合材(図示せず)によって接続されている。第1端子電極1aと第3端子電極1cとの中心間距離A2は、第1表面電極2aと第3表面電極2cとの中心間距離B2よりも大きい。
図8に示した例においては、第1表面電極1aと第2表面電極1bとの配列方向すなわち直線86の方向は、マザー基板10の長手方向85と一致している。第1表面電極1aと第2表面電極1bとの配列方向すなわち直線86の方向は、マザー基板10の長手方向85と一致していなくてもよいが、図8に示した例のように一致していればなお好ましい。
図8に示した例においては、第1表面電極1aと第2表面電極1bとの配列方向すなわち直線86の方向と、第1表面電極1aと第3表面電極1cとの配列方向とは、互いに垂直となっているが、垂直であってもなくてもよい。
ここでは、本発明の思想を説明するために、表面電極および端子電極の数はそれぞれ4つを図示し、そのうち3つの位置関係に着目して説明したが、実際には存在する電極の数は3つであってもよく、4つより多くの数であってもよい。電極が多く存在する場合であっても、いずれかの表面電極を第1表面電極とみなし、その表面電極に対応する端子電極を第1端子電極とみなせばよい。
(作用・効果)
本実施の形態では、マザー基板に2次元的に配列された表面電極と、フレキシブル基板に2次元的に配列された端子電極との間で、2次元的に中心間距離の差を設けているので、フレキシブル基板はたわんだ状態でマザー基板に実装されているといえる。したがって、落下の衝撃などによって基板モジュールに曲げモーメントが作用した場合、複数方向に関して、フレキシブル基板が伸びを吸収することができ、ハンダ付け箇所の破断や剥離を防止することができる。
本実施の形態のより具体的な例を図9、図10に示す。図9、図10ではマザー基板およびフレキシブル基板の各外形線を表示していない。実線はマザー基板に設けられた表面電極1を示し、二点鎖線はフレキシブル基板に設けられた端子電極2を示す。図9、図10に示した例では、マザー基板の表面に複数の表面電極1が長方形の環を描くようにそれぞれ配列されている。
図9に示した例では、フレキシブル基板に設けられた端子電極2は、マザー基板に設けられた表面電極1に比べて、X方向にもY方向にも中心間距離が長くなっている。本実施の形態としては、このような構成であってもよい。
図10に示した例では、フレキシブル基板に設けられた端子電極2の各々は、マザー基板に設けられた表面電極1に比べて、個々の電極自体のサイズが大きくなっている。さらに、フレキシブル基板に設けられた端子電極2は、マザー基板に設けられた表面電極1に比べて、X方向にもY方向にも中心間距離が長くなっている。本実施の形態としては、このような構成であってもよい。
比較のために、実施の形態1における構成を同様の表示法で示したものを図11に示す。図11では、フレキシブル基板に設けられた端子電極2は、マザー基板に設けられた表面電極1に比べて中心間距離が長くなっているが、中心間距離が長くなっているといえるのは、X方向に沿ってのみである。Y方向に関しては、フレキシブル基板に設けられた端子電極2とマザー基板に設けられた表面電極1とで、中心間距離は等しくなっている。図11に示した例であっても、一定の方向における曲げモーメントには対処できるので、本発明の作用効果は一応奏することができるという点で好ましいが、図9、図10に示した例、すなわち、本実施の形態における構成の方が複数方向における曲げモーメントに対処できるという点でより好ましい。図11に示した例の場合、X方向がマザー基板の長手方向と一致していることが好ましい。
(実施の形態3)
(構成)
図12を参照して、本発明に基づく実施の形態3における基板モジュールについて説明する。図12に示すように基板モジュール103は、表面に配列された第1および第2表面電極1a,1bを有し、硬質材料からなるマザー基板10と、表面に配列された第1および第2端子電極2a,2bを有し、可撓性材料からなるフレキシブル基板20とを備える。第1表面電極1aと第1端子電極2aとが接続され、第2表面電極1bと第2端子電極2bとが接続されている。フレキシブル基板20は、マザー基板10に固定された状態で、凸状にたわんだ部分4を含む。基板モジュール103の斜視図を図13に示す。
図12に示した例では、第1表面電極1aと第1端子電極2aとの接続は第1導電性接合材3aによってなされ、第2表面電極1bと第2端子電極2bとの接続は第2導電性接合材3bによってなされている。第1,第2導電性接合材3a,3bはハンダであってよい。
(作用・効果)
本実施の形態では、フレキシブル基板は少なくとも一部が凸状にたわんだ状態でマザー基板に接合されている。したがって、マザー基板に曲げモーメントが加わってたとえフレキシブル基板に引張力が作用したとしても予め有するたわみによって伸び量を吸収することができる。よって、本実施の形態では、曲げモーメントが加わっても、ハンダ付け箇所における破断や剥離が生じにくい基板モジュールとすることができる。
本実施の形態では1次元のたわみによってフレキシブル基板の一部が凸状にたわんだ例について示したが、同じ考え方を2次元に広げれば、図14に示す基板モジュール104のような構造も考えられる。この場合、フレキシブル基板20xの中央の凸状にたわんだ部分4xは2次元にたわむことによってマザー基板10の上面から山状に浮き上がっている。図13、図14はいずれも説明の便宜のためにたわんだ部分4,4xの盛り上がりの高さを誇張して表示しているのであって、実際にはわずかな盛り上がりであってよい。
本実施の形態においても、フレキシブル基板の表面に実装された部品は図示していないが、実際にはフレキシブル基板の表面には様々な部品が実装されていてよい。図15に示すように、本実施の形態における好ましい基板モジュール105においては、フレキシブル基板の表面には表面実装部品11,12,13,14が搭載されており、これらの表面実装部品11,12,13,14は、フレキシブル基板20jの凸状にたわんだ部分4を避けるように配置されている。このような構成であれば、曲げモーメントが加わることによってフレキシブル基板20jのたわんだ部分4が変形しても、表面実装部品は部分4の変形の影響を受ける度合いを少なくすることができ、各表面実装部品およびその電気的接続の信頼性を上げることができる。
(実施の形態4)
図16を参照して、本発明に基づく実施の形態4における基板モジュールについて説明する。図16に示すように、本実施の形態における基板モジュール106はフレキシブル基板20rを備える。図17にフレキシブル基板20rの断面を拡大して示す。本実施の形態における基板モジュール106が備えるフレキシブル基板20rは、複数の可撓性材料層21を積層した多層構造を有しており、かつ、前記多層構造の内部に配置された要素電極23を備え、フレキシブル基板20rの厚み方向の中心を通る面87よりもマザー基板10側の領域71における要素電極23の密度は、フレキシブル基板20rの厚み方向の中心を通る面87よりもマザー基板10とは反対の側の領域72における要素電極23の密度よりも大きい。要素電極23は銅箔で形成されている。
(作用・効果)
通常のフレキシブル基板の熱膨張係数は20〜40ppm/℃で、銅箔の熱膨張係数は約15ppm/℃である。このことから可撓性材料層21の方が銅箔からなる要素電極23よりも熱膨張係数が大きいといえる。本実施の形態における基板モジュール106はこれらの材料の熱膨張係数の差を利用したものである。 本実施の形態では、フレキシブル基板20rの内部のうちマザー基板10に近い側の要素電極23の密度の方が、マザー基板10から遠い側のそれに比べて高くなっているので、逆に可撓性材料層21が単位体積中に占める割合は、マザー基板10から遠い側の方がマザー基板10に近い側に比べて高くなっている。ハンダ付けのためのリフローを行なったときには、可撓性材料層21は要素電極23よりも大きく膨張する。したがって、リフローにおける熱によって、フレキシブル20rは、マザー基板10から遠い側の面が大きく膨張し、凸状にたわむこととなる。このような構成であっても、結果的にはフレキシブル基板は凸状にたわんだ部分を有する形でマザー基板に実装されていることになるので、実施の形態3と同じ作用効果を奏することができる。
仮に要素電極23が銅以外の金属で形成されていたとしても、可撓性材料層21に比べたときの熱膨張係数の大小関係は逆転することはほぼないので、同様の作用効果を奏することができる。
なお、フレキシブル基板内部の特定の領域における要素電極の密度を上げるためには、その領域において、GND強化用または放熱用として金属パターンを配置すればよい。特にそのように設ける金属パターンはいわゆる「ベタパターン」として広い範囲に配置すればよい。金属パターンは、GNDや放熱に関わる機能素子として設けるのではなく、電気的または熱的に孤立したダミーパターンとして設けてもよい。
(実施の形態5)
(基板モジュールの製造方法)
本発明に基づく基板モジュールの製造方法の一例については、実施の形態1で既に説明したが、基板モジュールの製造方法の他の例について、本発明に基づく実施の形態5として説明する。
本実施の形態における基板モジュールの製造方法は、表面に配列された第1および第2表面電極1a,1bを有し、硬質材料からなるマザー基板10を用意する工程S1と、表面に配列された第1および第2端子電極2a,2bを有し、可撓性材料からなるフレキシブル基板20を用意する工程S2と、フレキシブル基板20の少なくとも一部が凸形状となるように、第1導電性接合材3aによって第1表面電極1aと第1端子電極2aとを接続し、かつ、第2導電性接合材3bによって第2表面電極1bと第2端子電極2bとを接続する工程S4とを含む。工程S4の様子を図18、図19に示す。接続する工程S4においては、マザー基板10の表面にスペーサ5を配置し、フレキシブル基板10の少なくとも一部が凸形状となるように、マザー基板10との間にスペーサ5を挟み込んでフレキシブル基板20をマザー基板10に重ねる工程を含むことが好ましい。
図18に矢印89で示すように、工程S4においては、フレキシブル基板20のうちスペーサ5を挟み込んでいる部分以外の部分を上側から加圧することが好ましい。図19に示すように、この例で用いたスペーサ5は楕円形断面の棒状の部材である。ここで示したスペーサはあくまで一例であって、スペーサの形状はこのようなものに限らない。スペーサの断面形状は楕円に限らない。スペーサの全体形状は必ずしも棒状でなくてもよい。
なお、接続する工程S4の後に、マザー基板10とフレキシブル基板20との間からスペーサ5を取り除く工程S5を含むことが好ましい。このようにスペーサを取り除くこととすれば、スペーサを繰り返し使用することができるので好ましい。また、実装が完了した後はスペーサをフレキシブル基板20の下側に挟み込んでおく必要はないので、基板モジュールの完成品の重量を低減するという意味からも、スペーサを取り除いておくことが好ましい。
図18、図19に示したようにスペーサ5が棒状部材であれば、フレキシブル基板20の実装が完了した後に抜き取ることが容易であるので好ましい。
さらに、スペーサ5は、接続する工程S4において消失する性質の材料からなることが好ましい。リフロー工程の高温のもとで、ハンダ付けが完了した後に自ら消失する性質の材料でスペーサを形成しておけば、基板モジュールの完成品においてスペーサが邪魔になることもなく、また、スペーサを取り除く工程も不要となるので好ましい。この場合、スペーサは、たとえばリフロー時の高温環境下で気化して蒸発するような性質の材料であってもよい。
なお、第1,第2の導電性接合材は、ハンダであるものとして説明したが、他の材料であってもよい。たとえば、第1,第2の導電性接合材として一般的な導電性接着剤を用いて接合することとしてもよい。ただし、導電性接合材がハンダであればセルフアライメント力が発揮されるので、導電性接合材としては特に好ましい。また、上述のようなスペーサを介在させなくても、リフロー時にハンダが発揮するセルフアライメント力によってフレキシブル基板が凸状にたわむ場合もある。
(実施の形態6)
(構成)
図20を参照して、本発明に基づく実施の形態6における基板モジュールについて説明する。この基板モジュール107は、基本的には実施の形態3で説明した基板モジュール103と同様の構成であるが、電極同士の接合に導電性接合材を用いる代わりに、電極同士を直接接合している。本実施の形態における基板モジュール107では、第1,第2表面電極1a,1bおよび第1,第2端子電極2a,2bが金(Au)で形成されている。電極同士の接合は、Au−Auの熱圧着接合によってなされている。
(作用・効果)
本実施の形態で示したように、電極同士の接合を熱圧着接合などのような直接的な接合方法によった場合であっても、これまでの各実施の形態で説明したのと同様の作用効果を得ることができる。
なお、ここでは、電極の材料をAuとした例を示したが、電極の材料はAuには限らず、熱圧着接合ができる材料であれば他の材料であってもよい。
なお、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
1a 第1表面電極、1b 第2表面電極、2a 第1端子電極、2b 第2端子電極、3a 第1導電性接合材、3b 第2導電性接合材、4,4x (凸状にたわんだ)部分、10,10i,210 マザー基板、11,12,13,14 表面実装部品、20,20j,20r,20x,220 フレキシブル基板、21 可撓性材料層、23 要素電極、71,72 領域、81 力、82 引張力、85 長手方向、86 直線、87 (厚み方向の中心を通る)面、89 (加圧を示す)矢印、101,102,103,104,105,106,107 基板モジュール、211a,211b パッド電極、221a,221b (フレキシブル基板の)電極。

Claims (11)

  1. 表面に配列された第1および第2表面電極を有し、硬質材料からなるマザー基板と、
    表面に配列された第1および第2端子電極を有し、可撓性材料からなるフレキシブル基板と、
    前記第1表面電極と前記第1端子電極とを接続する第1導電性接合材と、
    前記第2表面電極と前記第2端子電極とを接続する第2導電性接合材とを備え、
    前記第1端子電極と前記第2端子電極との中心間距離Aは、前記第1表面電極と前記第2表面電極との中心間距離Bよりも大きい、基板モジュール。
  2. 前記マザー基板は長手方向を有する形状であり、前記第1および第2表面電極は、前記マザー基板の長手方向に沿って配列されている、請求項1に記載の基板モジュール。
  3. 前記マザー基板は、前記第1表面電極と前記第2表面電極とを結ぶ直線から側方にずれた位置に配置された第3表面電極を表面に有し、
    前記フレキシブル基板は、第3端子電極を表面に有し、
    前記第3表面電極と前記第3端子電極とは第3導電性接合材によって接続されており、
    前記第1端子電極と前記第3端子電極との中心間距離A2は、前記第1表面電極と前記第3表面電極との中心間距離B2よりも大きい、請求項1または2に記載の基板モジュール。
  4. 表面に配列された第1および第2表面電極を有し、硬質材料からなるマザー基板と、
    表面に配列された第1および第2端子電極を有し、可撓性材料からなるフレキシブル基板とを備え、
    前記第1表面電極と前記第1端子電極とが接続され、
    前記第2表面電極と前記第2端子電極とが接続され、
    前記フレキシブル基板は、前記マザー基板に固定された状態で、凸状にたわんだ部分を含む、基板モジュール。
  5. 前記フレキシブル基板の表面には表面実装部品が搭載されており、前記表面実装部品は、前記フレキシブル基板の凸状にたわんだ部分を避けるように配置されている、請求項4に記載の基板モジュール。
  6. 前記フレキシブル基板は、複数の可撓性材料層を積層した多層構造を有しており、かつ、前記多層構造の表面または内部に配置された要素電極を備え、
    前記フレキシブル基板の厚み方向の中心を通る面よりも前記マザー基板側の領域における前記要素電極の密度は、前記フレキシブル基板の厚み方向の中心を通る面よりも前記マザー基板とは反対の側の領域における前記要素電極の密度よりも大きい、請求項1から5のいずれかに記載の基板モジュール。
  7. 表面に配列された第1および第2表面電極を有し、硬質材料からなるマザー基板を用意する工程と、
    表面に配列された第1および第2端子電極を有し、可撓性材料からなるフレキシブル基板を用意する工程と、
    第1導電性接合材によって前記第1表面電極と前記第1端子電極とを接続し、かつ、第2導電性接合材によって前記第2表面電極と前記第2端子電極とを接続する工程とを含み、
    前記接続する工程においては、前記第1端子電極と前記第2端子電極との中心間距離Aは、前記第1表面電極と前記第2表面電極との中心間距離Bよりも大きい状態で接合がなされる、基板モジュールの製造方法。
  8. 表面に配列された第1および第2表面電極を有し、硬質材料からなるマザー基板を用意する工程と、
    表面に配列された第1および第2端子電極を有し、可撓性材料からなるフレキシブル基板を用意する工程と、
    前記フレキシブル基板の少なくとも一部が凸形状となるように、第1導電性接合材によって前記第1表面電極と前記第1端子電極とを接続し、かつ、第2導電性接合材によって前記第2表面電極と前記第2端子電極とを接続する工程とを含む、基板モジュールの製造方法。
  9. 前記接続する工程においては、前記マザー基板の表面にスペーサを配置し、前記フレキシブル基板の少なくとも一部が凸形状となるように、前記マザー基板との間に前記スペーサを挟み込んで前記フレキシブル基板を前記マザー基板に重ねる工程を含む、請求項8に記載の基板モジュールの製造方法。
  10. 前記接続する工程の後に、前記マザー基板と前記フレキシブル基板との間から前記スペーサを取り除く工程を含む、請求項9に記載の基板モジュールの製造方法。
  11. 前記スペーサは、前記接続する工程において消失する性質の材料からなる、請求項10に記載の基板モジュールの製造方法。
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