JP2011046384A - 梱包装置 - Google Patents

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喜章 川村
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Abstract

【課題】 簡易な構成でありながら十分な強度を有し、大型貨物を梱包する場合であっても梱包作業と開包作業が容易で、さらに、開包後もコンパクトに収納および搬送することが可能な梱包装置を提供する。
【解決手段】 梱包装置は、スリーブを構成する6枚の囲み板11a、11b、12a、12b、13a、13bおよび4本の連結部材25と、キャップ16と、中蓋17と、囲み板11a、11b、12a、12b、13a、13bをパレット30上に固定するための12個の下部受け部材41とから構成される。
【選択図】 図2

Description

この発明は、パレットの上部に載置されるテレスコープ型の梱包装置に関し、特に、プラスチックダンボールを利用した梱包装置に関する。
従前においては、大型貨物の梱包には、木材が使用されていた。しかしながら、環境保全のための脱木材の必要性から、近年では、強化ダンボールを使用した梱包が注目を浴びている。大型貨物に対するダンボールを利用した梱包は、3R(リサイクル、リユース、リデュース)の要請に対応するものといえる。
特許文献1には、複写機等を梱包するために、ダンボールを利用した包装装置が開示されている。
特許第3223448号公報
近年、一般的なダンボールに替えて、プラスチックダンボールが使用されるようになっている。図8は、このようなプラスチックダンボールの断面図である。
プラスチックダンボールは、樹脂製のダンボールを意味し、プラダンまたはダンプラとも呼称されるポリプロピレン製あるいはポリカーボネイト製等の中空構造板である。このプラスチックダンボールは、図8(a)に示すように、表ライナー101と、裏ライナー102と、これらを連結する中しん103から構成された中空でハーモニカ状の形状を有する。また、図8(b)に示すように、さらにX字状の中しん104を追加した形状のものもある。
このプラスチックダンボールは、一体押出成形により製造される。このプラスチックダンボールは紙ダンボールの数十倍の耐久性を有するとともに、軽量性、剛性、断熱性に優れる。また、プラスチックダンボールは重さや水・熱に強く、繰り返し使用することにより経費削減に大きく貢献する。
このプラスチックダンボールにおいては、中しん103により形成される中空構造の中空(空洞部分)が流れている方向を「目方向」という。この目方向は、図8にける紙面に垂直な方向である。プラスチックダンボールの場合、この目方向の最大寸法は、一般的に、2000mmから3000mm、あるいは、必要に応じてさらに大きくすることが可能となる。これに対して、目方向に直交する幅方向(図8における左右方向)の最大寸法は、プラスチックダンボールの場合、その製造工程の関係から、1300mmから1500mm程度に限定される。
このようなプラスチックダンボールを使用して、例えば、半導体装置や液晶式画像表示装置などの電子部品を製造するのに使用される基板処理装置のような大型の装置を梱包する場合には、プラスチックダンボールの寸法が足りないことになる。このため、従来は複数のダンボールを接着や熱溶着により接続して使用しているが、この場合には、加工工程が必要になるばかりではなく、このプラスチックダンボールを使用した梱包容器を再利用するときに、それをコンパクトに収納および搬送することが困難となる。
また、プラスチックダンボールは、紙製のダンボールに比べて、耐久性や剛性に優れるものではあるが、大型の装置を梱包するためには、その梱包装置には、より十分な強度を有することが要請されている。
また、特許文献1に記載されたように、ダンボールを接続して被梱包体を囲う筒状のスリーブを形成した場合、被梱包体が基板処理装置のように大型であったときには、筒状のスリーブから被梱包体を取り出すために大きなスペースが必要となり、また、その梱包作業や開梱作業も煩雑なものとなる。
さらには、ダンボールを使用した梱包装置の場合には、このダンボールから塵埃が発生することから、半導体装置や液晶式画像表示装置などの電子部品を製造するのに使用される基板処理装置を梱包装置に梱包したままで、これをクリーンルームに搬入することができないという問題も生ずる。
この発明は上記課題を解決するためになされたものであり、簡易な構成でありながら十分な強度を有し、大型貨物を梱包する場合であっても梱包作業と開包作業が容易で、さらに、開包後もコンパクトに収納および搬送することが可能な梱包装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、パレットの上部に載置されるテレスコープ型の梱包装置であって、プラスチックダンボールよりなり、連結部においてその端部が互いに連結されることにより平面視において矩形状を成すスリーブを形成するとともに、その連結部が少なくとも平面視において矩形状に形成されたスリーブの対向する二辺に相当する位置に各々配置される複数の囲み板と、前記複数の囲み板と同程度の高さを有し、前記囲み板とは取り外し自在であって、前記囲み板に取り付けることにより、前記接続部において前記複数の囲み板の端部を互いに連結する複数の連結部材と、前記複数の囲み板の表面側に当接する表側当接面と、前記複数の囲み板の裏面側に当接する裏側当接面とを備え、前記複数の囲み板の下端部を前記パレット上に固定するための下部受け部材と、互いに連結されて平面視において矩形状となった複数の囲み板および複数の連結部材の上端部に装着されるキャップとを備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記複数の囲み板は、プラスチックダンボールの目方向を縦方向とした状態で配置される。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記連結部材は、前記複数の囲み板の表面側に当接する表側当接面と、前記複数の囲み板の裏面側に当接する裏側当接面と、これらの表側当接面と裏側当接面との間を接続する接続部を備える。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記連結部材は、表側当接面を構成する第1の板材と、裏側当接面を構成する第2の板材と、これら第1の板材と第2板材とを接続する接続片とを備え、前記第1の板材、前記第2の板材および前記接続片は金属または樹脂より構成されるとともに、前記第1の板材または前記第2の板材の少なくとも一方には、前記接続片から離隔するほど前記第1の板材と前記第2の板材との距離が大きくなるようなアールまたはテーパーが形成される。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の発明において、前記囲み板のうち、前記スリーブの妻面に位置する囲み板はその端部が側面に位置するように折り曲げられており、前記連結部材は前記スリーブの側面に配置される。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の発明において、前記囲み板と前記連結部材とを、前記キャップと前記パレットの間に上下に挟むように締結する締結バンドをさらに備える。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、前記キャップの下方であって平面視において矩形状となった複数の囲み板および複数の連結部材の内部に、内蓋が配設される。
請求項1に記載の発明によれば、複数の囲み板を連結する連結部材の作用により、簡易な構成でありながら十分な強度を有し、さらに、大型貨物を梱包する場合であっても梱包作業と開包作業を容易とすることが可能となる。そして、開包後においては、連結部材を囲み板とを取り外して分離可能であるから、囲み板や連結部材を自由な並びや向きに寄せ集めることができ、小さく詰め合わせてコンパクトに収納および搬送することが可能となる。また、プラスチックダンボールを使用することから、この梱包装置をクリーンルーム内に搬入することも可能となる。また、囲み板や連結部材の数を増減することにより、違う大きさや、違う形状の貨物を梱包することができる。それら違う大きさや形状の貨物を梱包するに際し。囲み板や連結部材を再利用できる。
請求項2に記載の発明によれば、大型貨物をも梱包することができ、また、その強度を向上させることが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、複数の囲み板に対して損傷を与えることなく、これらを容易かつ確実に連結することが可能となる。
請求項4に記載の発明によれば、金属または樹脂製の連結部材の作用により強度をより強固なものとすることができるとともに、囲み板をより容易に第1の板材と第2の板材との間に挿入することが可能となる。
請求項5に記載の発明によれば、妻面に位置する囲み板の端部を側面へ折り曲げることにより、矩形状を成すスリーブの四つ角部分が変形し難くなり、重力方向の力に対する強度、水平回りにねじろうとする横向きモーメントの力に対する強度、さらには、妻面や側面を菱形に変形させようとする縦向きモーメントの力に対する強度を高めることが可能となる。
請求項6に記載の発明によれば、締結バンドの作用により、囲み板と連結部材とをキャップとパレットの間に確実に固定させることが可能となる。
請求項7に記載の発明によれば、スリーブ部分の変形をさらに有効に防止することが可能となる。
この発明に係る梱包装置の梱包状態を示す斜視図である。 この発明に係る梱包装置を分解して示す斜視図である。 この発明に係る梱包装置を分解して示す斜視図である。 この発明に係る梱包装置のスリーブ部分の平面概要図である。 下部受け部材41を示す図である。 連結部材25の上端を示す斜視図である。 この発明の他の実施形態に係る梱包装置のスリーブ部分の平面図である。 プラスチックダンボールの断面図である。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1はこの発明に係る梱包装置の梱包状態を示す斜視図であり、図2および図3はこの発明に係る梱包装置を分解して示す斜視図である。また、図4は、この発明に係る梱包装置のスリーブ部分の平面概要図である。
この梱包装置は、C式とも呼称される、パレット30上に設置されるスリーブ部分とふたからなるテレスコープ形のものである。すなわち、この梱包装置は、スリーブを構成する6枚の囲み板11a、11b、12a、12b、13a、13bおよび4本の連結部材25と、キャップ16と、中蓋17と、囲み板11a、11b、12a、12b、13a、13bをパレット30上に固定するための12個の下部受け部材41とから構成される。
スリーブ部分を構成する6枚の囲み板11a、11b、12a、12b、13a、13bおよび4本の連結部材15は、連結された状態では、平面視において矩形状を成す構造を有する。6枚の囲み板11a、11b、12a、12b、13a、13bのうち妻面に位置する4枚の囲み板12a、12b、13a、13bは、その一端を側面へ折り曲げることによって、平面視において略L字状の形状を成している。これらの囲み板12a、12b、13a、13bは、その一部はスリーブの妻面を、また、その残りの部分はスリーブの側面を構成する。一方、6枚の囲み板11a、11b、12a、12b、13a、13bのうちの2枚の囲み板11a、11bは、平面形状を有し、スリーブの側面を構成する。
これら6枚の囲み板11a、11b、12a、12b、13a、13bは、いずれも、プラスチックダンボールから構成されている。そして、これらの、6枚の囲み板11a、11b、12a、12b、13a、13bは、上述した目方向が、縦方向になるように配置されている。従って、これら6枚の囲み板11a、11b、12a、12b、13a、13bにおいては、中しん103により形成される中空部分が鉛直方向に延びていることになる。このため、6枚の囲み板11a、11b、12a、12b、13a、13bの最大高さを大きくとることができ、また、その強度を向上させることができる。
これら6枚の囲み板11a、11b、12a、12b、13a、13bのうち、4枚の囲み板11a、11b、13a、13bの裏面(内面)には、各々、内蓋17を支持するための支持部材18が付設されている。
これら6枚の囲み板11a、11b、12a、12b、13a、13bのうち、囲み板11aの両端部と囲み板12aおよび囲み板13bの端部、また、囲み板11bの両端部と囲み板13aおよび囲み板12bの端部とは、各々、連結部において連結部材25を介して連結される。これらの連結部は、平面視において矩形状に形成されたスリーブの長辺側、すなわち側面側に相当する位置に、それぞれ一対配置されている。また、これら6枚の囲み板11a、11b、12a、12b、13a、13bのうち、囲み板12aと囲み板13aの端部、および、囲み板12bと囲み板13bの端部とは、互いに重ね合わされている。
キャップ16は、矩形状のプラスチックダンボールの4片に折り曲げ片を連接し、これを直角に折り曲げることにより、キャップ16の折れ曲がり部が、6枚の囲み板11a、11b、12a、12b、13a、13bおよび4本の連結部材25の上端部分を外側から取り囲むように接し、6枚の囲み板11a、11b、12a、12b、13a、13bおよび4本の連結部材25が互いに離間せずにスリーブを構成するように連結している。このキャップ16については、大きな強度が要求されないことから、複数のプラスチックダンボールを接続して平面状にしたものを使用すればよい。
なお、このキャップ16における折り曲げ部は、隣の折り曲げ部との接続部分にアルミ製または樹脂製のはめ込み用アタッチメント19をはめ込んだ構成を有する。このような構成により、加工工数が削減できるとともに、アタッチメント19を取り付ける前の平らな状態で保管が可能となり、省スペース化をはかることができる。
パレット30は、板材31上に平行に止着された4本の角材32と、板材31の下面に止着された3本の滑材33と、この滑材33の下面に止着された6本のすり34とを備える。3本の滑材33のうちの両端の滑材33の側面が配置された側(6本のすり34の端面が配置された側)が上述した側面であり、フォークリフトのつめが進入する側である。なお、板材31上には、上述した下部受け部材41がネジ止めされている。
図5は、下部受け部材41を示す図であり、図5(a)はその側面図、図5(b)はその斜視図である。
この下部受け部材41は、6枚の囲み板11a、11b、12a、12b、13a、13bの下端部をパレット30上に固定するためのものであり、6枚の囲み板11a、11b、12a、12b、13a、13bのいずれかの表面側に当接する表側当接面を備えた前板42と、6枚の囲み板11a、11b、12a、12b、13a、13bのいずれかの裏面側に当接する裏側当接面を備えた後板43と、これらを連結する連結板44とを備える。この下部受け部材41は、ねじ46により、パレット30の板材31上に固定される。下部受け部材41を構成する前板42、後板43および連結板44は、アルミニュウムから構成されている。但し、これを例えば、鉄やステンレススチールなどのアルミ以外の金属としてもよく、樹脂製としてもよい。
前板42には、連結板44から離隔するほど前板42と後板43との距離が大きくなるようなアールが形成されている。このため、前板42と後板43との間に囲み板11a、11b、12a、12b、13a、13bを容易に挿入することができる。なお、前板42をアール形状とするかわりに、テーパー形状としてもよい。
図6は、上述した連結部材25の上端を示す斜視図であり、図6(a)はその平面図、図6(b)はその斜視図である。
この連結部材25は、6枚の囲み板11a、11b、12a、12b、13a、13bの表面側に当接する表側当接面を備えた第1の板材28と、6枚の囲み板11a、11b、12a、12b、13a、13bの裏面側に当接する裏側当接面を構成する第2の板材26と、これら第1の板材28と第2の板材26とを接続する接続片27とから構成される。これらの第1の板材28、第2の板材26および接続片27は、アルミニュウムから構成されている。但し、これを樹脂製としてもよい。そして、この連結部材25の高さは、6枚の囲み板11a、11b、12a、12b、13a、13bの高さと同程度となっている。
このような連結部材25を使用した場合には、6枚の囲み板11a、11b、12a、12b、13a、13bおよび4個の連結部材25より成るスリーブの強度を十分に向上させることが可能となる。また、この連結部材25によれば、6枚の囲み板11a、11b、12a、12b、13a、13bの各側縁を、第1の板材28と第2の板材26とにより挟み込む構成であることから、上下に押しつぶす方向に力を受けたときに生ずる中ぶくれの発生を有効に防止することが可能となる。
なお、この連結部材25における前記第1の板材28には、接続片27から離隔するほど第1の板材28と第2の板材26との距離が大きくなるようなアールが形成されている。このため、第1の板材28と第2の板材26との間に囲み板11a、11b、12a、12b、13a、13bを容易に挿入することができる。ここで、第1の板材28をアール形状とするかわりに、テーパー形状としてもよい。
以上のような構成を有する梱包装置において、大型貨物を梱包する場合には、最初にパレット30上に大型貨物を載置する。次に、6枚の囲み板11a、11b、12a、12b、13a、13bを下部受け部材41を利用してパレット30上に固定するとともに、各囲み板11a、11b、12a、12b、13a、13bの端部を連結部材25における第1の板材28および第2の板材28の間に挿入する。
次に、平面視において矩形状となった6枚の囲み板11a、11b、12a、12b、13a、13bおよび4個の連結部材25の内部に内蓋17を挿入し、さらに、平面視において矩形状となった6枚の囲み板11a、11b、12a、12b、13a、13bおよび4個の連結部材25の上部にキャップ16を装着する。しかる後、図1に示すように、6枚の囲み板11a、11b、12a、12b、13a、13bが互いに離隔するのを防止するため、6枚の囲み板11a、11b、12a、12b、13a、13b、キャップ16およびパレット30を締結バンド45により締結する。
このような梱包装置においては、6枚の囲み板11a、11b、12a、12b、13a、13bが、目方向を縦方向とした状態で配置されることから、大型貨物の高さが大きな場合であっても、複数のプラスチックダンボールを上下方向に接続して使用する必要はない。一方、大型貨物の周囲の長さが、すなわち前後および/または左右の長さが、大きい場合には、接続部の数を増やすことにより対応することが可能となる。
そして、この梱包装置においては、その連結部が、少なくとも平面視において矩形状に形成された6枚の囲み板11a、11b、12a、12b、13a、13bおよび4個の連結部材25より成るスリーブの対向する二辺、特に長辺側となる側面に相当する位置に各々配置されることから、連結部材25により強度の向上を図ることが可能となる。このため、梱包装置全体の強度を向上させることが可能となる。
さらに、この梱包装置は、紙製であるダンボールを使用していないことから、塵埃の発生を防止することができる。このため、この梱包装置をそのままクリーンルーム内に搬入することも可能となる。
次に、この発明の他の実施形態について説明する。図7は、この発明の他の実施形態に係る梱包装置のスリーブ部分の平面図である。
上述した実施形態においては、図4に示すように、6枚の囲み板11a、11b、12a、12b、13a、13bと4個の連結部材25とから、スリーブを形成していたが、これらの囲み板と連結部材の数は、その内部に梱包する部材の大きさに応じて、適宜、変更することが可能である。
図7(a)に示す実施形態においては、6枚の囲み板117、118、119、120、121、122および6個の連結部材25よりスリーブを構成している。また、図7(b)に示す実施形態においては、4枚の囲み板111、112、113、114および4個の連結部材25よりスリーブを形成している。さらに、図7(c)に示す実施形態においては、2枚の囲み板115、116および2個の連結部材25によりスリーブを形成している。
これらの実施形態においても、図4に示す第1実施形態と同様、連結部が少なくとも平面視において矩形状に形成されたスリーブの対向する二辺に相当する位置に各々配置されていることから、連結部材25により強度の向上を図ることができ、梱包装置全体の強度を向上させることが可能となる。
なお、上述した実施形態においては、下部受け部材41として、前板42と、後板43と、連結板44とを備えるものを使用し、複数個の下請け部材41をねじ46によりパレット30の板材31上に固定する構成を採用している。しかしながら、下請け部材としては、複数の囲み板の表面側と裏面側とに当接して、各囲み板の下端部を前記パレット30上に固定しうるものであれば、その他の形状のものを採用してもよい。また、パレット30と下部受け部材41とを、共に金属を素材として一体に組み付けてもよく、あるいは、共にプラスチック樹脂を素材として一体に形成してもよい。
11a 囲み板
11b 囲み板
12a 囲み板
12b 囲み板
13a 囲み板
13b 囲み板
16 キャップ
17 内蓋
18 支持部材
19 アタッチメント
25 連結部材
26 第2の板材
27 接続片
28 第1の板材
30 パレット
41 下部受け部材
42 前板
43 後板
44 連結板
101 表ライナー
102 裏ライナー
103 中しん
104 中しん

Claims (7)

  1. パレットの上部に載置されるテレスコープ型の梱包装置であって、
    プラスチックダンボールよりなり、連結部においてその端部が互いに連結されることにより平面視において矩形状を成すスリーブを形成するとともに、その連結部が少なくとも平面視において矩形状に形成されたスリーブの対向する二辺に相当する位置に各々配置される複数の囲み板と、
    前記複数の囲み板と同程度の高さを有し、前記囲み板とは取り外し自在であって、前記囲み板に取り付けることにより、前記接続部において前記複数の囲み板の端部を互いに連結する複数の連結部材と、
    前記複数の囲み板の表面側に当接する表側当接面と、前記複数の囲み板の裏面側に当接する裏側当接面とを備え、前記複数の囲み板の下端部を前記パレット上に固定するための下部受け部材と、
    互いに連結されて平面視において矩形状となった複数の囲み板および複数の連結部材の上端部に装着されるキャップと、
    を備えたことを特徴とする梱包装置。
  2. 請求項1に記載の梱包装置において、
    前記複数の囲み板は、プラスチックダンボールの目方向を縦方向とした状態で配置される梱包容器。
  3. 請求項2に記載の梱包装置において、
    前記連結部材は、前記複数の囲み板の表面側に当接する表側当接面と、前記複数の囲み板の裏面側に当接する裏側当接面と、これらの表側当接面と裏側当接面との間を接続する接続部を備える梱包装置。
  4. 請求項3に記載の梱包装置において、
    前記連結部材は、表側当接面を構成する第1の板材と、裏側当接面を構成する第2の板材と、これら第1の板材と第2板材とを接続する接続片とを備え、前記第1の板材、前記第2の板材および前記接続片は金属または樹脂より構成されるとともに、前記第1の板材または前記第2の板材の少なくとも一方には、前記接続片から離隔するほど前記第1の板材と前記第2の板材との距離が大きくなるようなアールまたはテーパーが形成される梱包装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の梱包装置において、
    前記囲み板のうち、前記スリーブの妻面に位置する囲み板はその端部が側面に位置するように折り曲げられており、前記連結部材は前記スリーブの側面に配置される梱包装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の梱包装置において、
    前記囲み板と前記連結部材とを、前記キャップと前記パレットの間に上下に挟むように締結する締結バンドをさらに備える梱包装置。
  7. 請求項6に記載の梱包装置において、
    前記キャップの下方であって平面視において矩形状となった複数の囲み板および複数の連結部材の内部に、内蓋が配設される梱包装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017065688A (ja) * 2015-09-28 2017-04-06 川上産業株式会社 スリーブコンテナ

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