JP2011044834A - コンテンツ蓄積装置、コンテンツ蓄積方法、コンテンツ蓄積プログラムおよびコンテンツ蓄積システム - Google Patents

コンテンツ蓄積装置、コンテンツ蓄積方法、コンテンツ蓄積プログラムおよびコンテンツ蓄積システム Download PDF

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Abstract

【課題】煩雑な設定操作を必要とすることなくコンテンツを複数の蓄積装置に分割して蓄積することを可能にするコンテンツ蓄積装置、コンテンツ蓄積方法およびコンテンツ蓄積プログラムを提供する。
【解決手段】受信装置200A,200B,200Cは互いにネットワーク接続されている。受信装置200Cにおいては、使用者による入力部209の操作によりコンテンツの録画予約が指令された時に、互いに接続された受信装置200A,200B,200Cのうちコンテンツデータを蓄積可能な受信装置の組み合わせが決定される。コンテンツデータを決定された組み合わせを構成する複数の受信装置にそれぞれ対応する複数のデータ部分に分割するための仮分割点が決定される。仮分割点に基づいて予約情報が作成され、記憶される。録画予約に基づく蓄積動作時には、記憶された予約情報に基づいて、対応するデータ部分が取得され蓄積される。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンテンツを蓄積するコンテンツ蓄積装置、コンテンツ蓄積方法、コンテンツ蓄積プログラムおよびコンテンツ蓄積システムに関する。
ネットワーク上に複数の録画再生装置を設け、各録画再生装置の記録領域を共有してコンテンツの録画再生を行う記録再生システムが特許文献1に記載されている。
この記録再生システムにおいては、複数の録画再生装置が共通のバスに接続されている。複数の録画再生装置のうちの1つがサーバとして用いられ、他の録画再生装置がクライアントとして用いられる。
各録画再生装置では、映像信号および音声信号の記録媒体(ディスク)に、ネットワーク上の複数の録画再生装置で共通に用いられる共通の記録領域(共有領域)が設定される。
これにより、録画予約が指示された録画再生装置に、対象となるコンテンツを録画できる空き容量が存在しない場合には、その録画再生装置で録画できないコンテンツの一部を他の録画再生装置の共有領域に記録することができる。
その後、複数の録画再生装置に分散して記録されたコンテンツの部分が1枚のディスクに統合される。
特開2000−285598号公報
しかしながら、特許文献1の記録再生システムにおいては、上記のようにコンテンツの録画を行う場合、使用者が予めディスクごとに煩雑な共有領域の設定操作を行う必要がある。また、記録再生システムの設定操作には熟練を要する。
本発明の目的は、煩雑な設定操作を必要とすることなくコンテンツを複数の蓄積装置に分割して蓄積することを可能にするコンテンツ蓄積装置、コンテンツ蓄積方法、コンテンツ蓄積プログラムおよびコンテンツ蓄積システムを提供することである。
(1)第1の発明に係るコンテンツ蓄積装置は、データの蓄積機能を有する少なくとも1つの電子装置に接続可能なコンテンツ蓄積装置であって、使用者の操作に基づいてコンテンツの蓄積予約を指令する指令部と、コンテンツのデータを取得する取得部と、コンテンツのデータを蓄積する蓄積部と、指令部による蓄積予約の指令時に、当該コンテンツ蓄積装置および電子装置のうちコンテンツのデータを蓄積可能な複数の装置の組み合わせを決定し、コンテンツのデータを複数の装置にそれぞれ対応する複数のデータ部分に分割するための分割位置を決定し、決定された分割位置および複数のデータ部分の取得予定時間を示す予約情報を作成し、作成された予約情報を電子装置に送信する制御部と、制御部により作成された予約情報を記憶する記憶部とを備え、制御部は、蓄積予約に基づく蓄積動作時に、記憶部に記憶された予約情報に基づいて、対応するデータ部分を取得するように取得部を制御するとともに、取得されたデータ部分を蓄積するように蓄積部を制御するものである。
このコンテンツ蓄積装置においては、使用者の操作に基づいてコンテンツの蓄積予約が指令部により指令される。この指令時においては、当該コンテンツ蓄積装置および電子装置のうちそのコンテンツのデータを蓄積可能な複数の装置の組み合わせが決定され、そのコンテンツのデータを決定された組み合わせを構成する複数の装置にそれぞれ対応する複数のデータ部分に分割するための分割位置が決定される。そして、決定された分割位置および複数のデータ部分の取得予定時間を示す予約情報が作成され、作成された予約情報が記憶部に記憶されるとともに電子装置に送信される。
また、このコンテンツ蓄積装置においては、指令部により指令された蓄積予約に基づいてコンテンツの蓄積動作が行われる。この蓄積動作時においては、記憶部に記憶された予約情報に基づいて、当該コンテンツ蓄積装置に対応するデータ部分が取得部により取得され、取得されたデータ部分が蓄積部に蓄積される。
これらより、使用者は、コンテンツの蓄積予約の操作時に煩雑な設定操作を行うことなく、コンテンツのデータを複数のデータ部分に分割して複数の装置に蓄積することができる。
(2)指令部による蓄積予約の指令は、コンテンツの取得予定時間を含み、制御部は、当該コンテンツ蓄積装置および電子装置のうち取得予定時間において蓄積動作が可能な複数の装置を抽出し、抽出された複数の装置からコンテンツのデータを蓄積可能な複数の装置の一または複数の組み合わせを作成し、作成された一または複数の組み合わせから一の組み合わせを選択してもよい。
この場合、コンテンツの蓄積予約の指令時に、当該コンテンツ蓄積装置および電子装置のうちコンテンツの取得予定時間において蓄積動作が可能な複数の装置が抽出される。そして、抽出された複数の装置からコンテンツのデータを蓄積可能な複数の装置の一または複数の組み合わせが作成され、作成された一または複数の組み合わせから一の組み合わせが選択される。
これにより、取得予定時間において蓄積動作が可能な複数の装置に複数のデータ部分を確実に蓄積することができる。
(3)制御部は、複数の装置の動作性能に基づいて一の組み合わせを選択してもよい。
この場合、コンテンツのデータを蓄積可能な複数の装置の一または複数の組み合わせのうち一の組み合わせが複数の装置の動作性能に基づいて選択される。
(4)動作性能は、蓄積予約に基づく蓄積動作時における消費電力を含んでもよい。
この場合、コンテンツのデータを蓄積可能な複数の装置の一または複数の組み合わせのうち一の組み合わせが複数の装置の蓄積動作時における消費電力に基づいて選択される。
(5)制御部は、蓄積予約の指令時に、コンテンツのデータを複数の装置にそれぞれ対応する複数のデータ部分に分割するための分割位置を仮分割位置として決定し、決定された仮分割位置および複数のデータ部分の取得予定時間を示す予約情報を作成し、蓄積予約に基づく蓄積動作時に、仮分割位置での分割により得られるデータ部分よりも長いデータ部分を取得し、取得されたデータ部分に基づいてコンテンツの区切りに相当する本分割位置を決定し、決定された本分割位置での分割により得られるデータ部分を蓄積してもよい。
この場合、コンテンツの蓄積予約の指令時に、コンテンツのデータを複数の装置にそれぞれ対応する複数のデータ部分に分割するための分割位置が仮分割位置として決定され、決定された仮分割位置および複数のデータ部分の取得予定時間を示す予約情報が作成される。そして、蓄積予約に基づく蓄積動作時に、仮分割位置での分割により得られるデータ部分よりも長いデータ部分が取得され、取得されたデータ部分に基づいてコンテンツの区切りに相当する本分割位置が決定され、決定された本分割位置での分割により得られるデータ部分が蓄積される。
このようにして、コンテンツのデータがコンテンツの区切りに相当する位置で分割されて複数の装置に蓄積される。したがって、複数の装置にそれぞれ蓄積された複数のデータ部分が連続して再生される際に、視聴者が複数のデータ部分の継ぎ目によるコンテンツの不連続性を認識することが防止される。
(6)コンテンツのデータは、映像を表示するための映像データを含み、コンテンツの区切りは、映像データにより表示される映像の転換部分であってもよい。
この場合、コンテンツのデータが映像の転換部分で分割されて複数の装置に蓄積される。それにより、複数の装置にそれぞれ蓄積されたデータ部分が連続して再生される際に、複数のデータ部分の継ぎ目が映像の転換部分となる。したがって、視聴者が複数のデータ部分の継ぎ目による映像の不連続性を認識することが防止される。
(7)コンテンツのデータは、コンテンツの区切りを示す区切り情報を含み、制御部は、区切り情報に基づいて本分割位置を決定してもよい。
この場合、コンテンツのデータに含まれる区切り情報に基づいて本分割位置が決定されるので、本分割位置の決定が容易となる。
(8)第2の発明に係るコンテンツ蓄積方法は、データの蓄積機能を有する少なくとも1つの電子装置に接続可能なコンテンツ蓄積装置を用いたコンテンツ蓄積方法であって、使用者による当該コンテンツ蓄積装置の操作に基づいてコンテンツの蓄積予約を指令するステップと、蓄積予約の指令時に、当該コンテンツ蓄積装置および電子装置のうちコンテンツのデータを蓄積可能な複数の装置の組み合わせを決定するステップと、コンテンツのデータを複数の装置にそれぞれ対応する複数のデータ部分に分割するための分割位置を決定するステップと、決定された分割位置および複数のデータ部分の取得予定時間を示す予約情報を作成し、作成された予約情報を記憶するとともに電子装置に送信するステップと、蓄積予約に基づいて蓄積動作を行うステップと、蓄積予約に基づく蓄積動作時に、記憶された予約情報に基づいて、当該コンテンツ蓄積装置に対応するデータ部分を取得するステップと、取得されたデータ部分を蓄積するステップとを備えるものである。
このコンテンツ蓄積方法においては、使用者の操作に基づいてコンテンツの蓄積予約が指令される。この指令時においては、当該コンテンツ蓄積装置および電子装置のうちそのコンテンツのデータを蓄積可能な複数の装置の組み合わせが決定され、そのコンテンツのデータを決定された組み合わせを構成する複数の装置にそれぞれ対応する複数のデータ部分に分割するための分割位置が決定される。そして、決定された分割位置および複数のデータ部分の取得予定時間を示す予約情報が作成され、作成された予約情報が記憶されるとともに電子装置に送信される。
蓄積予約に基づいてコンテンツの蓄積動作が行われる。この蓄積動作時においては、記憶された予約情報に基づいて、当該コンテンツ蓄積装置に対応するデータ部分が取得され、取得されたデータ部分が蓄積される。
これらより、使用者は、コンテンツの蓄積予約の操作時に煩雑な設定操作を行うことなく、コンテンツのデータを複数のデータ部分に分割して複数の装置に蓄積することができる。
(9)第3の発明に係るコンテンツ蓄積プログラムは、データの蓄積機能を有する少なくとも1つの電子装置に接続可能なコンテンツ蓄積装置が備える処理装置により実行可能なコンテンツ蓄積プログラムであって、使用者による当該コンテンツ蓄積装置の操作に基づいてコンテンツの蓄積予約を指令する処理と、蓄積予約の指令時に、当該コンテンツ蓄積装置および電子装置のうちコンテンツのデータを蓄積可能な複数の装置の組み合わせを決定する処理と、コンテンツのデータを複数の装置にそれぞれ対応する複数のデータ部分に分割するための分割位置を決定する処理と、決定された分割位置および複数のデータ部分の取得予定時間を示す予約情報を作成し、作成された予約情報を記憶するとともに電子装置に送信する処理と、蓄積予約に基づいて蓄積動作を行う処理と、蓄積予約に基づく蓄積動作時に、記憶された予約情報に基づいて、当該コンテンツ蓄積装置に対応するデータ部分を取得する処理と、取得されたデータ部分を蓄積する処理とを、処理装置に実行させるものである。
このコンテンツ蓄積プログラムによれば、使用者の操作に基づいてコンテンツの蓄積予約が指令される。この指令時においては、当該コンテンツ蓄積装置および電子装置のうちそのコンテンツのデータを蓄積可能な複数の装置の組み合わせが決定され、そのコンテンツのデータを決定された組み合わせを構成する複数の装置にそれぞれ対応する複数のデータ部分に分割するための分割位置が決定される。そして、決定された分割位置および複数のデータ部分の取得予定時間を示す予約情報が作成され、作成された予約情報が記憶されるとともに電子装置に送信される。
蓄積予約に基づいてコンテンツの蓄積動作が行われる。この蓄積動作時においては、記憶された予約情報に基づいて、当該コンテンツ蓄積装置に対応するデータ部分が取得され、取得されたデータ部分が蓄積される。
これらより、使用者は、コンテンツの蓄積予約の操作時に煩雑な設定操作を行うことなく、コンテンツのデータを複数のデータ部分に分割して複数の装置に蓄積することができる。
(10)第4の発明に係るコンテンツ蓄積システムは、コンテンツ蓄積装置と、コンテンツ蓄積装置に接続可能でかつデータの蓄積機能を有する電子装置とを備え、コンテンツ蓄積装置は、使用者の操作に基づいてコンテンツの蓄積予約を指令する指令部と、コンテンツのデータを取得する取得部と、コンテンツのデータを蓄積する蓄積部と、指令部による蓄積予約の指令時に、当該コンテンツ蓄積装置および電子装置のうちコンテンツのデータを蓄積可能な複数の装置の組み合わせを決定し、コンテンツのデータを複数の装置にそれぞれ対応する複数のデータ部分に分割するための分割位置を決定し、決定された分割位置および複数のデータ部分の取得予定時間を示す予約情報を作成し、作成された予約情報を電子装置に送信する制御部と、制御部により作成された予約情報を記憶する記憶部とを備え、制御部は、蓄積予約に基づく蓄積動作時に、記憶部に記憶された予約情報に基づいて、対応するデータ部分を取得するように取得部を制御するとともに、取得されたデータ部分を蓄積するように蓄積部を制御し、電子装置は、コンテンツ蓄積装置から送信された予約情報に基づいて、対応するデータ部分を取得するとともに取得されたデータ部分を蓄積するものである。
このコンテンツ蓄積システムのコンテンツ蓄積装置においては、使用者の操作に基づいてコンテンツの蓄積予約が指令部により指令される。この指令時においては、当該コンテンツ蓄積装置および電子装置のうちそのコンテンツのデータを蓄積可能な複数の装置の組み合わせが決定され、そのコンテンツのデータを決定された組み合わせを構成する複数の装置にそれぞれ対応する複数のデータ部分に分割するための分割位置が決定される。そして、決定された分割位置および複数のデータ部分の取得予定時間を示す予約情報が作成され、作成された予約情報が記憶部に記憶されるとともに電子装置に送信される。
また、コンテンツ蓄積装置においては、指令部により指令された蓄積予約に基づいてコンテンツの蓄積動作が行われる。この蓄積動作時においては、記憶部に記憶された予約情報に基づいて、当該コンテンツ蓄積装置に対応するデータ部分が取得部により取得され、取得されたデータ部分が蓄積部に蓄積される。
電子装置においては、コンテンツ蓄積装置から送信された予約情報に基づいて、当該電子装置に対応するデータ部分が取得され、取得されたデータ部分が蓄積される。
これらより、使用者は、コンテンツの蓄積予約の操作時に煩雑な設定操作を行うことなく、コンテンツのデータを複数のデータ部分に分割して複数の装置に蓄積することができる。
本発明によれば、使用者による煩雑な設定操作を必要とすることなくコンテンツを複数の蓄積装置に分割して蓄積することが可能となる。
本発明の一実施の形態に係るコンテンツ蓄積システムの概略ブロック図。 図1の1つの受信装置の構成の詳細を示すブロック図。 図2のバッファメモリおよび契約管理部に設けられる複数の記憶部を示すブロック図。 機器プロフィールの一例を示す図。 図3の予約情報記憶部に記憶される予約情報の一例を示す図。 図3の動作予定情報記憶部に記憶される動作予定情報の一例を示す図。 図3のコンテンツ再生情報記憶部に記憶されるコンテンツ再生情報の一例を示す図。 対象装置で行われる録画予約処理を示すフローチャート。 対象装置で行われる録画予約処理を示すフローチャート。 仮分割点決定処理を示すフローチャート。 図10の仮分割点決定処理の具体例を説明するための図。 他装置で行われる録画予約処理を示すフローチャート。 録画実行処理を示すフローチャート。 本分割点決定処理を示すフローチャート。 主として図14の本分割点決定処理の具体例を説明するための図。
本発明の一実施の形態に係るコンテンツ蓄積装置、コンテンツ蓄積方法、コンテンツ蓄積プログラムおよびコンテンツ蓄積システムについて、図面を参照しつつ説明する。
以下の説明では、コンテンツ蓄積装置の一例として受信装置を説明する。また、コンテンツとは例えば放送番組の内容であり、コンテンツデータにより構成される。コンテンツデータは映像データ、音声データおよびテキストデータ等を含む。
(1)コンテンツ蓄積システムの概略構成
図1は、本発明の一実施の形態に係るコンテンツ蓄積システムの概略ブロック図である。図1に示すように、このコンテンツ蓄積システム1は、放送局装置100、複数の受信装置200A,200B,200C,200D,200E、インターネット300およびコンテンツサーバ400を備える。
本実施の形態において、複数の受信装置200A〜200Eは、放送信号の受信機能を有するとともにコンテンツの録画再生機能を有する。各受信装置200A〜200Eは、例えば、テレビジョン受像装置、録画再生装置またはモバイル装置である。なお、録画再生装置としては、HDD(ハードディスクドライブ)レコーダ、DVD(デジタルバーサタイルディスク)レコーダ、またはブルーレイ(登録商標)ディスクレコーダ等が用いられる。また、モバイル装置としては、携帯電話機等が用いられる。
放送局装置100は、例えば放送事業者により管理され、コンテンツデータおよび放送予定のコンテンツに関する情報(以下、コンテンツ関連情報と呼ぶ。)を含む放送信号を複数の受信装置200A〜200Eに送信する。放送信号は、例えばMPEG( Motion Picture Experts Group )規格に基づくデジタルデータにより構成されている。
上記のコンテンツ関連情報は、コンテンツごとに割り当てられた識別子、コンテンツデータの伝送に用いられるチャンネル、コンテンツの放送開始時刻、コンテンツの放送終了時刻、およびコンテンツデータに含まれる映像データのフォーマット等を含む。
複数の受信装置200A〜200Eは例えばLAN(ローカルエリアネットワーク)ケーブルにより互いに接続されている。各受信装置200A〜200Eは放送局装置100から送信される放送信号を受信する。各受信装置200A〜200Eは、受信した放送信号からコンテンツデータおよびコンテンツ関連情報を取得する。
各受信装置200A〜200Eの使用者は、取得されたコンテンツ関連情報に基づいて放送予定のコンテンツの録画予約を行うことができる。コンテンツの録画予約が行われた場合、各受信装置200A〜200Eは、後述するコンテンツ蓄積処理により、放送局装置100から送信される1つのコンテンツを分割して複数の受信装置200A〜200Eに録画することができる。
また、複数の受信装置200A〜200Eは、インターネット300を介してコンテンツサーバ400に接続されている。コンテンツサーバ400は、例えばインターネットを利用したコンテンツの提供事業者により管理される。提供事業者は、コンテンツサーバ400にコンテンツを蓄積することにより、そのコンテンツを顧客に提供する。
各受信装置200A〜200Eの使用者(顧客)は、コンテンツサーバ400にアクセスすることにより提供が予定されたコンテンツの録画予約を行うことができる。コンテンツの録画予約が行われた場合、各受信装置200A〜200Eは、上記と同様に、後述するコンテンツ蓄積処理により、コンテンツサーバ400からダウンロードされる1つのコンテンツを分割して複数の受信装置200A〜200Eに録画することができる。
(2)複数の受信装置の詳細
複数の受信装置200A〜200Eの構成の詳細を説明する。複数の受信装置200A〜200Eは、後述する表示装置230および音声出力装置231の有無を除いてほぼ同じ構成を有する。
図2は、図1の1つの受信装置200Cの構成の詳細を示すブロック図である。複数の受信装置200A〜200Eは、共通のアンテナ290に接続されている。また、複数の受信装置200A〜200EはLANケーブルによりルータ291に接続されている。ルータ291はインターネット300に接続されている。
本例において、受信装置200Cは、例えばHDDレコーダである。図2に示すように、受信装置200Cは、受信部201、エンコーダ202、デコーダ203、通信部204、フラッシュメモリ205、バッファメモリ206、制御部207、蓄積部208、入力部209、契約管理部210および出力部211を備え、これらの各構成要素は互いにデータバスLにより接続されている。また、受信装置200Cは、入力部209に対応するリモートコントローラ220を備える。
受信装置200Cの出力部211には、表示装置230および音声出力装置231が接続される。表示装置230は、プラズマディスプレイパネル、液晶ディスプレイパネルまたは有機エレクトロルミネッセンスパネル等である。音声出力装置231は、例えばスピーカである。
受信部201は、1または複数のチューナを含む。受信部201のチューナは、選局を行うとともに、選局されたチャンネルの放送信号をコンテンツデータに復調する。復調されたコンテンツデータはデコーダ203に与えられる。
通信部204は、例えばLANポートおよびLANコネクタを含む。図1のコンテンツサーバ400からダウンロードされるコンテンツデータは、ルータ291、LANケーブルおよび通信部204を通してデコーダ203に与えられる。
デコーダ203は、受信部201または通信部204から与えられたコンテンツデータを復号する。
出力部211は、デコーダ203により与えられるコンテンツデータに含まれた映像データおよび音声データに基づいて表示装置230に映像信号を出力するとともに、音声出力装置231に音声信号を出力する。それにより、受信装置200Cの使用者は、表示装置230および音声出力装置231によりコンテンツを視聴することができる。
使用者によりコンテンツの録画予約が行われた場合、エンコーダ202は、デコーダ203から与えられるコンテンツデータを所定のフォーマットで符号化し、蓄積部208に与える。
本例では、蓄積部208はHDDである。したがって、上記のようにエンコーダ202により符号化されたコンテンツデータは蓄積部208のHDDに蓄積される。蓄積部208に蓄積されたコンテンツデータの再生時には、デコーダ203が蓄積部208から与えられるコンテンツデータを復号し、出力部211に与える。
フラッシュメモリ205には、後述するコンテンツ蓄積プログラムが記憶される。バッファメモリ206は、フラッシュメモリ205に記録されたコンテンツ蓄積プログラムの実行の際の作業領域として機能する。バッファメモリ206は、複数の記憶部を含む。詳細は後述する。
制御部207は、例えばCPU(中央演算処理装置)からなり、受信装置200Cの各構成部の動作を制御するとともにフラッシュメモリ205に記録されたコンテンツ蓄積プログラムを実行する。
入力部209は、主としてコンテンツの録画予約を行うために使用者により操作される。本実施の形態において、入力部209は複数の操作ボタンおよびリモートコントローラ220の受信部を備える。
契約管理部210は、例えば受信装置200Cに着脱可能なIC(集積回路)カードであり、デジタル放送の限定受信方式に用いられる。なお、限定受信方式で用いられるICカードをCAS(Conditional Access System )カードと呼ぶ。このCASカードには、契約情報を記憶する記憶部(契約情報記憶部)が設けられる。契約情報の詳細は後述する。これにより、受信装置200Cの使用者は、CASカードに記憶された契約情報により受信が許可されたコンテンツを視聴することが可能となる。
(3)バッファメモリおよび契約管理部の記憶部
図3は、図2のバッファメモリ206および契約管理部210に設けられる複数の記憶部を示すブロック図である。
図3に示すように、バッファメモリ206は、プロフィール記憶部206a、予約情報記憶部206b、動作予定情報記憶部206cおよびコンテンツ再生情報記憶部206dを含む。また、上述のように、契約管理部210は、契約情報記憶部210aを含む。
(3−a)機器プロフィール
図3のプロフィール記憶部206aには、受信装置200Cの仕様および録画性能等を示す機器プロフィールが記憶される。機器プロフィールは、後述するコンテンツ蓄積処理で用いられる。
図4は、機器プロフィールの一例を示す図である。図4の機器プロフィールは、例えば「機器カテゴリ」、「蓄積メディア総容量」、「蓄積メディア空き容量」、「録画/再生中電力」、「録画中電力」、「待機中電力」、「エンコードレベルA,B,Cの単位容量」、「チューナ数」および「契約情報」の項目を含む。
上述のように、本例の受信装置200CはHDDレコーダである。この場合、「機器カテゴリ」として「レコーダ」が設定される。
受信装置200A〜200Eのいずれかまたは全部がテレビジョン受像機であってもよい。この場合には、「機器カテゴリ」として「テレビ」が設定される。また、受信装置200A〜200Eのいずれかまたは全部が携帯電話機であってもよい。この場合には、「機器カテゴリ」として「モバイル」が設定される。
「蓄積メディア総容量」は、蓄積部208の総容量を示し、本例では500GBである。「蓄積メディア空き容量」は、蓄積部208の空き容量(未使用領域の容量)を示し、本例では200GBである。
「録画/再生中電力」は、受信装置200Cの録画および再生時の消費電力を示し、本例では50Wである。「録画中電力」は、受信装置200Cの録画時の消費電力を示し、本例では30Wである。「待機中電力」は、受信装置200Cの待機時の消費電力を示し、本例では10Wである。
本例の受信装置200Cでは、3種類の圧縮率a,b,cで符号化が可能である。「エンコードレベルAの単位容量」は、最高の圧縮率aでコンテンツデータを符号化した場合の単位時間(例えば1分)当たりの蓄積部208の使用容量を示し、本例では200MBである。
「エンコードレベルBの単位容量」は、中間の圧縮率bでコンテンツデータを符号化した場合の単位時間(例えば1分)当たり蓄積部208の使用容量を示し、本例では100MBである。
「エンコードレベルCの単位容量」は、最低の圧縮率cでコンテンツデータを符号化した場合の単位時間(例えば1分)当たり蓄積部208の使用容量を示し、本例では50MBである。
「チューナ数」は、受信部201に含まれるチューナの数を示す。なお、受信部201が複数のチューナを含む場合には、同一時間帯に放送される複数の放送局のコンテンツを並行して録画することが可能である。
「契約情報」は、図3の契約情報記憶部210aからプロフィール記憶部206aに与えられる情報である。「契約情報」には、例えば使用者と有料コンテンツを送信する放送事業者(本例ではN放送局)との間の視聴契約の有無を示す情報が含まれる。
機器プロフィールは「使用頻度」の項目を含んでもよい。この場合、各受信装置200A〜200Eの使用頻度に応じて複数の使用レベルL1,L2,L3を設定する。なお、本例では、使用レベルL1が最高の使用頻度を示し、使用レベルL2が中間の使用頻度を示し、使用レベルL3が最低の使用頻度を示すものとする。
例えば受信装置200Cが毎日使用される場合には、受信装置200Cの使用レベルはL1となる。また、受信装置200Cが2日ごとに使用される場合には、受信装置200Cの使用レベルはL2となる。さらに、受信装置200Cが一週間以上使用されない場合には、受信装置200Cの使用レベルはL3となる。
これにより、各受信装置200A〜200Eの使用レベルに応じて後述する仮分割点決定処理を効率的に行うことが可能となる。
なお、「使用頻度」は、所定の時間帯ごとに設定されてもよい。例えば、受信装置200Cが毎日使用されかつ使用時間帯が20時〜21時のみである場合、受信装置200Cの20時〜21時における使用レベルをL1とし、その他の時間帯の使用レベルをL3とする。これにより、後述する仮分割点決定処理をより効率的に行うことが可能となる。
(3−b)予約情報
図3の予約情報記憶部206bには、使用者により録画予約されたコンテンツの予約情報が記憶される。予約情報は、例えば図1の放送局装置100またはインターネット300から送信されるEPG(電子番組ガイド)データに基づいて作成され、後述するコンテンツ蓄積処理で用いられる。
図5は、図3の予約情報記憶部206bに記憶される予約情報の一例を示す図である。複数の受信装置200A〜200Eのいずれかでコンテンツの録画予約があった場合には、受信装置200A〜200Eの各々に、全ての予約情報が記憶される。
予約情報は録画予約されたコンテンツごとに予約情報記憶部206bに記憶される。図5の複数の予約情報は、例えば「機器ID(識別子)」、「チャンネル/URL(ユニフォームリソースロケータ)」、「圧縮率」、「コンテンツID」、「録画開始時刻」、「録画終了時刻」および「仮分割点」の項目を含む。
「機器ID」は、LANケーブルにより互いに接続された受信装置200A〜200Eにそれぞれ割り当てられる。本例では、図2の受信装置200A,200B,200Cにそれぞれ“01”,“02”,“03”の「機器ID」が割り当てられる。なお、「機器ID」は、例えば各受信装置200A〜200Eのシリアル番号または接続順番等に基づいて制御部207(図2)により割り当てられる。
「チャンネル/URL」は録画予約されたコンテンツのチャンネルまたはURLを示し、「圧縮率」は録画時にコンテンツデータを符号化する際の圧縮率を示す。上記のように、圧縮率“a”,“b”,“c”はそれぞれエンコードレベルA,B,Cにおける圧縮率である。
「コンテンツID」は放送事業者または提供事業者により各コンテンツに割り当てられるものである。「録画開始時刻」および「録画終了時刻」は、コンテンツの録画開始時刻および録画終了時刻を示す。「仮分割点」は、後述する仮分割点決定処理により決定される。コンテンツデータが複数のデータ部分に分割される場合には、2番目以降のデータ部分の録画開始時刻は仮分割点の一定時間前(例えば、5分前)に設定される。また、最後のデータ部分を除くデータ部分の録画終了時刻は仮分割点に設定される。詳細は後述する。
本例の予約情報“1”によれば、コンテンツID“2001”のコンテンツが、5月8日19時から5月8日19時15分まで機器ID“01”の受信装置200Aにより圧縮率“a”で録画され、5月8日19時10分から5月8日19時30分まで機器ID“03”の受信装置200Cにより圧縮率“a”で録画される。
本例の予約情報“2”によれば、コンテンツID“7001”のコンテンツが、5月9日22時から5月9日22時15分まで機器ID“02”の受信装置200Bにより圧縮率“b”でインターネット300を経由してコンテンツサーバ400のURL(Http://www…)からダウンロードされ、録画される。
本例の予約情報“3”によれば、コンテンツID“2009”のコンテンツが、5月10日19時から5月10日22時まで機器ID“03”の受信装置200Cにより圧縮率“c”で録画される。
本例の予約情報“4”によれば、コンテンツID“2012”のコンテンツが、5月12日21時から5月8日21時40分まで機器ID“01”の受信装置200Aにより圧縮率“c”で録画され、5月12日21時35分から5月12日22時20分まで機器ID“02”の受信装置200Bにより圧縮率“c”で録画され、5月12日22時15分から5月12日23時00分まで機器ID“03”の受信装置200Cにより圧縮率“c”で録画される。
(3−c)動作予定情報
図3の動作予定情報記憶部206cには、主として受信装置200Cに予定されている動作状態が動作予定情報として記憶される。この動作予定情報も後述するコンテンツ蓄積処理で用いられる。
図6は、図3の動作予定情報記憶部206cに記憶される動作予定情報の一例を示す図である。他の受信装置200A,200B,200D,200Eの動作予定情報記憶部206cには、それぞれ受信装置200A,200B,200D,200Eの動作予定情報が記憶される。
動作予定情報は録画予約または再生予約されたコンテンツごとに動作予定情報記憶部206cに記憶される。図6に示される動作予定情報は、例えば「種別」、「チャンネル/URL」、「コンテンツID」、「録画開始時刻」、「録画終了時刻」および「仮分割点」の項目を含む。
「種別」はその受信装置200Cに予定された動作の種別、例えば録画動作または再生動作を示す。「チャンネル/URL」、「コンテンツID」、「録画開始時刻」、「録画終了時刻」および「仮分割点」は、上述の予約情報の項目と同じである。なお、図6の「録画開始時刻」および「録画終了時刻」には、それぞれ「再生開始時刻」および「再生終了時刻」が含まれる。
本例の動作予定情報“1”によれば、機器ID“03”の受信装置200Cは、チャンネル14を選局することにより、コンテンツID“2001”のコンテンツを5月8日19時10分から5月8日19時30分まで録画する。動作予定情報“1”には、5月8日19時15分の仮分割点が設定されている。
本例の動作予定情報“2”によれば、機器ID“03”の受信装置200Cは、動作予定情報“1”で録画したコンテンツID“2001”のコンテンツを5月9日9時15分から5月9日9時30分まで再生する。動作予定情報“2”には、仮分割点が設定されていない。
本例の動作予定情報“3”によれば、機器ID“03”の受信装置200Cは、チャンネル01を選局することにより、コンテンツID“2009”のコンテンツを5月10日19時から5月10日22時まで録画する。動作予定情報“3”には、仮分割点が設定されていない。
本例の動作予定情報“4”によれば、機器ID“03”の受信装置200Cは、チャンネル01を選局することにより、コンテンツID“2012”のコンテンツを5月12日22時15分から5月12日23時まで録画する。動作予定情報“4”には、5月12日22時20分の仮分割点が設定されている。
本例の動作予定情報“5”によれば、機器ID“03”の受信装置200Cは、インターネット300を経由してコンテンツサーバ400のURL(Http://www…)にアクセスすることにより、コンテンツID“7001”のコンテンツを5月13日22時から5月13日22時30分まで録画する。動作予定情報“5”には、仮分割点が設定されていない。
本例の動作予定情報“6”によれば、機器ID“03”の受信装置200Cは、動作予定情報“5”で録画したコンテンツID“7001”のコンテンツを5月15日9時から5月15日9時30分まで再生する。動作予定情報“6”には、仮分割点が設定されていない。
(3−d)コンテンツ再生情報
図3のコンテンツ再生情報記憶部206dには、コンテンツ再生情報が記憶される。コンテンツ再生情報は、複数の受信装置200A〜200Eのうちの少なくとも1つに蓄積されたコンテンツデータを再生する際に用いられる。
図7は、図3のコンテンツ再生情報記憶部206dに記憶されるコンテンツ再生情報の一例を示す図である。コンテンツ再生情報は、コンテンツごとに作成され、コンテンツ再生情報記憶部206dに記憶される。なお、複数の受信装置200A〜200Eのいずれかでコンテンツ再生情報が作成された場合には、受信装置200A〜200Eの各々に、全てのコンテンツ再生情報が記憶される。
図7のコンテンツ再生情報には、例えば「コンテンツID」、「機器ID」、「断片情報」、「再生可能回数」および「再生可能期間」の項目が含まれる。「コンテンツID」および「機器ID」は、上述の予約情報の項目と同じである。
「断片情報」は、コンテンツデータを後述する本分割点で分割することにより得られるデータ部分を識別するための情報である。
「再生可能回数」および「再生可能期間」は、図3の契約情報記憶部210aからコンテンツ再生情報記憶部206dに与えられる。「再生可能回数」は、再生回数が制限されたコンテンツの再生可能回数を示す。「再生可能期間」は、再生期間が制限されたコンテンツの再生可能期間を示す。
本例のコンテンツ再生情報“1”によれば、コンテンツID“1007”のコンテンツのコンテンツデータは、機器ID“01”の受信装置200Aに蓄積され、そのコンテンツの「再生可能回数」には制限がなく、そのコンテンツの「再生可能期間」は5月12日〜5月20日である。
本例のコンテンツ再生情報“2”によれば、コンテンツID“1020”のコンテンツのコンテンツデータは機器ID“01”,“02”,“03”の受信装置200A,200B,200Cに分割して蓄積され、そのコンテンツの「再生可能回数」は3回であり、そのコンテンツの「再生可能期間」には制限がない。
この場合、機器ID“01”の受信装置200Aにはコンテンツデータの0sec〜2400secのデータ部分が蓄積され、機器ID“02”の受信装置200Bにはコンテンツデータの2400sec〜4600secのデータ部分が蓄積され、機器ID“03”の受信装置200Cにはコンテンツデータの4600sec〜7200secのデータ部分が蓄積されている。
本例のコンテンツ再生情報“3”によれば、コンテンツID“1112”のコンテンツのコンテンツデータは機器ID“02”,“03”の受信装置200B,200Cに分割して蓄積され、そのコンテンツの「再生可能回数」および「再生可能期間」には制限がない。
この場合、機器ID“02”の受信装置200Bには、コンテンツデータの0sec〜1700secのデータ部分が蓄積され、機器ID“03”の受信装置200Cにコンテンツデータの1700sec〜3600secのデータ部分が蓄積されている。
なお、上記では「断片情報」を示す単位として時間(sec)を用いたが、「断片情報」を示す単位としては、コンテンツデータのフレーム数またはパケット識別子を用いてもよい。
(4)コンテンツ蓄積処理
コンテンツ蓄積処理は、図2のフラッシュメモリ205に記憶されたコンテンツ蓄積プログラムに基づいて実行される。以下の説明においては、図1の複数の受信装置200A〜200Eのうち使用者により録画予約が行われる1つの受信装置を適宜対象装置(本例では受信装置200C)と呼び、対象装置以外の受信装置を適宜他装置と呼ぶ。
ここで、本実施の形態において、コンテンツ蓄積処理は、録画予約処理および録画実行処理を含む。また、録画予約処理は、使用者が対象装置にコンテンツの録画予約を行うことにより対象装置で行われる処理と、使用者が対象装置にコンテンツの録画予約を行うことにより他装置で行われる処理とを含む。さらに、対象装置で行われる録画予約処理は仮分割点決定処理を含み、録画実行処理は本分割点決定処理を含む。これらの処理は、個別にまたは並行して各受信装置200A〜200Eにより実行される。以下、詳細を説明する。
(4−a)対象装置で行われる録画予約処理
対象装置で行われる録画予約処理を仮分割点決定処理とともに説明する。図8および図9は対象装置で行われる録画予約処理を示すフローチャートであり、図10は仮分割点決定処理を示すフローチャートであり、図11は図10の仮分割点決定処理の具体例を説明するための図である。なお、図11の説明においては、受信装置200Cが対象装置に相当し、受信装置200A,200B,200D,200Eが他装置に相当する。録画予約されるコンテンツの提供時間(例えば、放送開始から放送終了までの時間)は60分である。
初めに、対象装置の制御部207(図2)は、入力部209(図2)からコンテンツの録画予約の指令を受けたか否かを判別する(ステップS101)。
制御部207は、録画予約の指令を受けた場合、放送局装置100(図1)またはインターネット300(図1)から送信されるEPGデータに基づいて、指令されたコンテンツに対応するコンテンツ関連情報を取得する(ステップS102)。そして、制御部207は、図3のプロフィール記憶部206aから対象装置の機器プロフィールを取得し(ステップS103)、図3の動作予定情報記憶部206cから対象装置の動作予定情報を取得する(ステップS104)。
制御部207は、取得したコンテンツ関連情報および対象装置の機器プロフィールに基づいて、対象装置により1つのコンテンツの全部の録画が可能であるか否かを判別する(ステップS105)。すなわち、制御部207は、そのコンテンツのコンテンツデータを分割することなく対象装置に蓄積することができるか否かを判別する。
この場合、制御部207は、例えばコンテンツ関連情報の圧縮率および放送開始時刻および放送終了時刻に基づいてコンテンツデータの蓄積に必要な記憶容量を算出する。そして、機器プロフィールに基づいて、算出された必要な記憶容量(以下、必要容量と呼ぶ。)が対象装置の蓄積メディア空き容量(図4)よりも大きいか否かを判別する。制御部207は、必要容量が対象装置の蓄積メディア空き容量よりも大きい場合にコンテンツの録画が不可能であると判別し、必要容量が対象装置の蓄積メディア空き容量以下である場合にコンテンツの録画が可能であると判別する。
コンテンツの録画が可能であるか否かの判別は、機器プロフィールのチューナ数(図4)に基づいて行われてもよい。例えばチューナ数が“1”の場合、制御部207は重複する放送時刻を有する複数のコンテンツが録画予約されたときにコンテンツの録画が不可能であると判別する。
また、チューナ数が“2”以上の場合、制御部207は重複する放送時刻を有する複数のコンテンツの録画予約が、チューナ数を超える回数分行われたときにコンテンツの録画が不可能であると判別する。
さらに、コンテンツの録画が可能であるか否かの判別は、機器プロフィールの契約情報(図4)に基づいて行われてもよい。例えば、有料チャンネルのコンテンツが録画予約された場合、制御部207は対象装置にその有料チャンネルに関する視聴契約があるか否かを判別し、視聴契約がある場合にコンテンツの録画が可能であると判別し、視聴契約がない場合にコンテンツの録画が不可能であると判別する。
また、コンテンツの録画が可能であるか否かの判別は、上述の使用頻度に基づいて行われてもよい。例えば、コンテンツの録画時間帯が対象装置の使用レベルL1の時間帯に重複する場合、制御部207はコンテンツの録画が不可能であると判別する。一方、コンテンツの録画時間帯が対象装置の使用レベルL3の時間帯に重複する場合、制御部207はコンテンツの録画が可能であると判別する。このように、使用レベルに基づく判別を行うことにより、対象装置における重複動作(再生動作中の録画動作等)を低減できる。それにより、消費電力の低減および重複動作に伴う動作速度の低下が防止される。
制御部207は、ステップS105においてコンテンツの録画が不可能である場合、仮分割点決定処理を行う(ステップS106)。仮分割点決定処理は次のように行われる。
図10に示すように、制御部207は、対象装置に接続された全ての他装置を検索する(ステップS200)。そして、制御部207は、全ての他装置の機器プロフィールを取得する(ステップS201)。これにより、制御部207はステップS103,S201の処理により対象装置および全ての他装置の機器プロフィールを有する。
また、制御部207は、全ての他装置の動作予定情報を取得する(ステップS202)。これにより、制御部207はステップS104,S202の処理により対象装置および全ての他装置の動作予定情報を有する。
制御部207は、取得した複数の機器プロフィールに基づいて、録画予約されたコンテンツの契約情報を含む1または複数の受信装置を抽出する(ステップS203)。
図11(a)の例では、互いに接続された5つの受信装置200A〜200Eのうち4つの受信装置200A〜200Dが録画予約されたコンテンツの視聴契約を有し、1つの受信装置200Eがコンテンツの視聴契約を有さない。この場合、制御部207は、先に取得した各機器プロフィールの契約情報(図4)に基づいて、5つの受信装置200A〜200Eから4つの受信装置200A〜200Dを抽出する。
なお、抽出された受信装置の情報は、録画予約処理が終了するまでの間、一時的にバッファメモリ206に記憶される。
次に、制御部207は、ステップS203で抽出された受信装置が録画予約されたコンテンツの少なくとも一部を録画可能な時間帯(録画可能時間帯)を検出する(ステップS204)。
具体的には、制御部207は、例えば機器プロフィールのチューナ数(図4)、動作予定情報の種別、録画開始時刻および録画終了時刻に基づいて、各受信装置がコンテンツを録画することができる時間帯(録画可能時間帯)を検出する。そして、制御部207は、検出した録画可能時間帯が録画予約されたコンテンツの放送時間帯に重複するか否かを判別することにより、コンテンツの録画が可能な受信装置を抽出する。
図11(b)の例では、受信装置200Aの録画可能時間帯としてコンテンツの放送時間帯の前半40分が検出され、受信装置200Bの録画可能時間帯としてコンテンツの放送時間帯の後半40分が検出され、受信装置200Cの録画可能時間帯が検出されず、受信装置200Dの録画可能時間帯としてコンテンツの放送時間帯の全部(60分)が検出されている。この場合、対象装置である受信装置200Cではコンテンツの録画を行うことができない。
なお、検出された受信装置ごとの録画可能時間帯の情報は、録画予約処理が終了するまでの間、一時的にバッファメモリ206に記憶される。
続いて、制御部207は、取得した各機器プロフィールから蓄積メディア空き容量を抽出し、抽出した蓄積メディア空き容量およびコンテンツ関連情報の圧縮率に基づいて、録画予約されたコンテンツを継続して録画可能な時間(以下、時間容量と呼ぶ。)を受信装置ごとに検出する(ステップS205)。
図11(c)の例では、録画可能時間帯が検出された受信装置200A,200B,200Dの時間容量は、それぞれ60分、60分および30分である。
制御部207は、検出された録画可能時間帯および時間容量に基づいて録画予約されたコンテンツの全てを録画可能な受信装置の組み合わせを作成する(ステップS206)。
すなわち、図11(d)の例では、制御部207は、コンテンツの前半40分を受信装置200Aで録画してコンテンツの後半20分を受信装置200Bで録画する組み合わせ、コンテンツの前半40分を受信装置200Aで録画してコンテンツの後半20分を受信装置200Dで録画する組み合わせ、コンテンツの前半30分を受信装置200Bで録画してコンテンツの後半30分を受信装置200Dで録画する組み合わせを作成する。
ここで、制御部207は、ステップS203において、コンテンツの録画が可能な受信装置が抽出されなかった場合、またはコンテンツの録画が可能な受信装置が1つ抽出された場合には、上記の組み合わせを作成することができない。
そこで、制御部207は、コンテンツの録画が可能な受信装置の組み合わせが作成されたか否かを判別する(ステップS207)。
制御部207は、組み合わせが作成されなかった場合に仮分割点決定処理を終了する。一方、制御部207は、組み合わせが作成された場合、作成された組み合わせのうち消費電力が最も小さい組み合わせを選択する(ステップS208)。
図11(d)の例では、受信装置200A,200Bの組み合わせ、受信装置200A,200Dの組み合わせ、および受信装置200B,200Dの組み合わせでコンテンツの録画を行う場合の消費電力が、それぞれ53W、56Wおよび45Wとなっている。この場合、制御部207は、受信装置200B,200Dの組み合わせを選択する。この組み合わせによれば、コンテンツの前半30分の部分が受信装置200Bにより録画され、コンテンツの後半30分の部分が受信装置200Dにより録画される。
上記のステップS208では、制御部207が消費電力が最も小さい組み合わせを選択する。これに代えて、制御部207は、複数の組み合わせが作成された場合に、それらの組み合わせを示す映像信号を表示装置230に出力してもよい。このとき映像信号に基づいて表示装置230に表示される複数の組み合わせは、それぞれ使用者による入力部209の操作により選択可能であってもよい。この場合、制御部207は、表示装置230に表示される複数の組み合わせのうち、使用者により選択された組み合わせを選択してもよい。
次に、制御部207は、選択した組み合わせに基づいてコンテンツデータを各受信装置に分割して蓄積するための仮分割点を決定する(ステップS209)。なお、本実施の形態において、仮分割点は時刻で表される。
図11(d)の例では、制御部207は、受信装置200B,200Dの組み合わせに基づいて、仮分割点をコンテンツの放送開始時刻から30分後に決定する。これにより、制御部207は仮分割点決定処理を終了する。
図9に戻り、制御部207は、ステップS106の仮分割点決定処理後、仮分割点が決定されたか否かを判別する(ステップS107)。
制御部207は、仮分割点が決定されている場合、すなわち、対象装置では1つのコンテンツの全部の録画が不可能でかつ複数の受信装置に分割してコンテンツの録画予約を行う場合、コンテンツ関連情報および仮分割点決定処理で作成された受信装置の組み合わせに基づいて、そのコンテンツの予約情報(図5)を作成し、図3の予約情報記憶部206bに記憶する(ステップS108)。
なお、上述のように、コンテンツデータが複数のデータ部分に分割される場合、すなわち仮分割点が決定される場合には、2番目以降のデータ部分の録画開始時刻は仮分割点の一定時間前(例えば、5分前)に設定される。また、最後のデータ部分を除くデータ部分の録画終了時刻は仮分割点に設定される。
また、制御部207は、予約情報記憶部206bに記憶された予約情報に基づいて、対象装置の動作予定情報(図6)を作成し、図3の動作予定情報記憶部206cに記憶する(ステップS109)。
なお、ステップS109においては、必ずしも対象装置の動作予定情報が作成されるとは限らない。例えば、ステップS106の仮分割点決定処理において、録画予約されたコンテンツを録画可能な受信装置の組み合わせが作成されなかった場合、または作成された受信装置の組み合わせに対象装置が含まれない場合、対象装置はそのコンテンツの録画動作を行わない。この場合、対象装置の動作予定情報は作成されない。
最後に、制御部207は、ステップS108の処理で作成された予約情報を他装置に送信する(ステップS110)。これにより、録画予約処理が終了する。
上記ステップS105において、対象装置により録画予約された1つのコンテンツの録画が可能である場合、制御部207は仮分割点決定処理を行うことなくステップS108の処理に進む。それにより、ステップS108においては、録画予約されたコンテンツを対象装置で録画するための予約情報が作成される。
なお、本例では、録画予約されたコンテンツを録画する受信装置として対象装置を優先して使用するためにステップS105の処理が設けられる。
したがって、録画予約されたコンテンツを録画する受信装置として対象装置を優先して使用する必要がない場合、ステップS105の処理は必ずしも必要ではない。
ステップS105の処理がない場合には、ステップS106の仮分割点決定処理により、最も低い消費電力でそのコンテンツを録画可能な1または複数の受信装置が抽出され、抽出された受信装置による録画予約が行われる。
上記ステップS107において、仮分割点が決定されていない場合、すなわち、対象装置では1つのコンテンツの全部の録画が不可能でかつ複数の受信装置に分割してコンテンツの録画予約が行うこともできない場合、制御部207は、1つのコンテンツの全部の録画が可能な他装置があるか否かを判別する(ステップS111)。例えば、制御部207は、仮分割点決定処理によりバッファメモリ206に一時的に記憶された情報、すなわち、ステップS203で抽出された受信装置、およびステップS204で検出された録画可能時間帯に基づいて、1つのコンテンツの全部の録画が可能な他装置があるか否かを判別する。
これにより、制御部207は、1つのコンテンツの全部の録画が可能な他装置がある場合、ステップS108の処理に進む。ステップS108においては、録画予約されたコンテンツを他装置で録画するための予約情報が作成される。
一方、制御部207は、1つのコンテンツの全部の録画が可能な他装置がない場合、図2の出力部211を通して録画予約ができないことを示す映像信号を表示装置230(図2)に出力する(ステップS112)。それにより、表示装置230に録画予約ができないことが表示され、録画予約処理が終了する。
(4−b)他装置で行われる録画予約処理
他装置で行われる録画予約処理を説明する。図12は他装置で行われる録画予約処理を示すフローチャートである。初めに、他装置の制御部207(図2)は、LANケーブルにより互いに接続された対象装置からコンテンツの予約情報を受信したか否かを判別する(ステップS301)。
制御部207は、コンテンツの予約情報を受信した場合、与えられた予約情報を図3の予約情報記憶部206bに記憶する(ステップS302)。
そして、制御部207は、予約情報記憶部206bに記憶された予約情報に基づいて、他装置の動作予定情報(図6)を作成し、図3の動作予定情報記憶部206cに記憶する(ステップS303)。そして、制御部207は、録画予約処理を終了する。
なお、ステップS109と同様に、ステップS303においても、必ずしも対象装置の動作予定情報が作成されるとは限らない。例えば、予約情報に他装置によるコンテンツの録画動作が含まれない場合には、他装置の動作予定情報は作成されない。
(4−c)録画実行処理
録画実行処理を本分割点決定処理とともに説明する。図13は録画実行処理を示すフローチャートである。図14は本分割点決定処理を示すフローチャートであり、図15は主として図14の本分割点決定処理の具体例を説明するための図である。なお、図15の説明においては、複数の受信装置200A,200B,200Cの組み合わせが選択されている。
初めに、制御部207は、バッファメモリ206に記憶された1または複数の動作予定情報のうち次の動作予定情報を取得する(ステップS401)。
そして、制御部207は、取得した動作予定情報に仮分割点が設定されているか否かを判別する(ステップS402)。
制御部207は、取得した動作予定情報に仮分割点が設定されている場合、現在の時刻が録画開始時刻に達したか否かを判別する(ステップS403)。
制御部207は、現在の時刻が録画開始時刻に達しない場合、ステップS401の処理に戻る。一方、制御部207は、現在の時刻が録画開始時刻に達した場合、本分割点決定処理を行う(ステップS404)。本分割点決定処理は次のように行われる。
図15に示すように、制御部207は、動作予定情報に基づいて図1の放送局装置100から送信される録画予約されたコンテンツの放送信号を受信することにより、または図1のインターネット300を介してコンテンツサーバ400からコンテンツデータをダウンロードすることにより、コンテンツデータを取得し(ステップS500)、蓄積部208に蓄積する(ステップS501)。
ここで、上述のように、仮分割点が決定されたコンテンツの予約情報および動作予定情報においては、2番目以降のデータ部分の録画開始時刻は仮分割点の一定時間前(例えば、5分前)に設定される。また、最後のデータ部分を除くデータ部分の録画終了時刻は仮分割点に設定される。
これにより、コンテンツデータが複数の受信装置に分割して蓄積される場合には、仮分割点の一定時間前から仮分割点までの間、1つのデータ部分の後端部と次のデータ部分の前端部とが2つの受信装置に重複して蓄積される。
例えば、録画予約された1つのコンテンツが分割して3つの受信装置200A,200B,200Cに録画される場合には、図15(a)に示すように、1つのコンテンツデータRAが第1および第2の仮分割点VP1,VP2を基準として3つのデータ部分に分割される。
この場合、上記のステップS500,S501の処理によれば、図15(b)に示すように、最初のデータ部分R1が受信装置200Aにより録画開始時刻STから第1の仮分割点VP1まで蓄積される。また、続く中央のデータ部分R2が受信装置200Bにより第1の仮分割点VP1の一定時間PS前から第2の仮分割点VP2まで蓄積される。さらに、最後のデータ部分R3が受信装置200Cにより第2の仮分割点VP2の一定時間PS前から録画終了時間ENまで蓄積される。
これにより、図15(b)のハッチングで示すように、受信装置200A,200Bにコンテンツデータの同一部分が一定時間PS重複して蓄積される。また、受信装置200B,200Cにコンテンツデータの同一部分が一定時間PS重複して蓄積される。なお、上述のように、一定時間PSは例えば5分に設定される。
図14に戻り、制御部207は、現在の時刻が仮分割点に達したか否かを判別する(ステップS502)。現在の時刻が仮分割点に達していない場合、制御部207は、シーン解析を行う(ステップS503)。
ここで、シーン解析とは、録画中のコンテンツからシーンの転換部分を検出する処理である。シーンの転換部分とは、例えばコンテンツにおいて映像が大きく切り換わる部分である。なお、コンテンツにおいて映像が大きく切り換わる部分としては、旅番組における食事のシーンと散歩のシーンとの切り換わり部分、またはコンテンツとコマーシャルとの切り換わり部分等が挙げられる。シーンの切り換わり部分の検出方法の一例は、例えば特開平10−294923号公報に記載されている。
制御部207は、例えばコンテンツデータに含まれる映像データの映像フォーマットの変化を監視することによりシーンの転換部分を検出する。また、制御部207は、映像フォーマットに限らず、コンテンツデータに含まれる音声データの音声フォーマットを監視することによりシーンの転換部分を検出してもよい。さらに、制御部207は、コンテンツデータに含まれるテキストデータを監視することによりシーンの転換部分を検出してもよい。
次に、制御部207は、上記のシーン解析によりシーンの転換部分が検出されたか否かを判別する(ステップS504)。シーンの転換部分がない場合、制御部207は、ステップS500の処理に戻る。
一方、制御部207は、シーンの転換部分が検出された場合、検出されたシーンの転換部分を本分割点候補としてバッファメモリ206(図2)に一時的に記憶する(ステップS505)。本分割点候補の記憶時には、シーンの転換の度合い、すなわち映像の変化の度合いが本分割点の適合率としてその本分割点候補とともにバッファメモリ206に記憶される。その後、制御部207は、ステップS500の処理に戻る。
ステップS502において、制御部207は、現在の時刻が仮分割点に達した場合、バッファメモリ206に本分割点候補が記憶されているか否かを判別する(ステップS510)。
制御部207は、バッファメモリ206に本分割点候補が記憶されている場合、本分割点候補のいずれかを選択して本分割点を決定する(ステップS511)。ここで、制御部207は、バッファメモリ206に複数の本分割点候補が記憶されている場合には、複数の本分割点候補のうち最も適合率が高い本分割点候補を選択して本分割点を決定する。一方、制御部207は、バッファメモリ206に本分割点候補が記憶されていない場合、予め設定されている仮分割点を本分割点に決定する(ステップS512)。
その後、制御部207は、決定した本分割点を、他の受信装置に送信し(ステップS513)、本分割点決定処理を終了する。
上記のステップS503〜S505およびステップS510〜512の具体例を説明する。例えば、図15(c)に示すように、受信装置200A,200Bに重複して蓄積されたコンテンツデータの同一部分で、複数のシーンの転換部分α,βが検出された場合には、各転換部分α,βが本分割点候補となる(ステップS503〜S505)。
そして、各本分割点候補における本分割点の適合率が比較される。本例では、本分割点候補αの適合率が60%であり、本分割点候補βの適合率が90%である。この場合、本分割点候補βが本分割点RP1として決定される(ステップS510,S511)。
一方、図15(c)に示すように、受信装置200B,200Cに重複して蓄積されたコンテンツデータの同一部分で、シーンの転換部分が検出されなかった場合には、第2の仮分割点VP2が本分割点RP2として決定される(ステップS510,S512)。
図13に戻り、制御部207は、ステップS404の本分割点決定処理が終了すると、引き続き動作予定情報に基づいて図1の放送局装置100等から送信されるコンテンツの放送信号を受信してコンテンツデータを取得し(ステップS405)、蓄積部208に蓄積する(ステップS406)。
そして、制御部207は、現在の時刻が録画終了時刻に達したか否かを判別する(ステップS407)。制御部207は、現在の時刻が録画終了時刻に達していない場合、ステップS405の処理に戻る。一方、制御部207は、現在の時刻が録画終了時刻に達した場合、ステップS404の本分割点決定処理により決定された本分割点を基準として、2つの受信装置に重複して蓄積されたコンテンツデータの同一部分を削除する(ステップS408)。
例えば、図15(d)の例では、受信装置200Bの制御部207は、本分割点決定処理により決定された本分割点RP1を基準として第1の仮分割点VP1の一定時間PS前から本分割点RP1までのコンテンツデータを削除して、データ部分R2を蓄積部208に蓄積する。
また、受信装置200Cの制御部207は、本分割点決定処理により決定された本分割点RP2を基準として第2の仮分割点VP2の一定時間PS前から本分割点RP2までのコンテンツデータを削除して、データ部分R3を蓄積部208に蓄積する。
最後に、制御部207は、図7のコンテンツ再生情報を作成し、作成したコンテンツ再生情報を他の受信装置に送信し(ステップS409)、録画実行処理を終了する。
上記では、録画予約されたコンテンツを複数の受信装置に分割して録画する場合の例を説明した。これに対して、ステップS401により取得された動作予定情報が録画予約された1つのコンテンツの全部を録画することを示す場合、またはステップS401により取得された動作予定情報が仮分割点決定処理により分割されたコンテンツデータの最初のデータ部分を録画することを示す場合、その動作予定情報には仮分割点が設定されていない。
このように、ステップS402において、取得された動作予定情報に仮分割点が設定されていない場合、制御部207は、現在の時刻が録画開始時刻に達したか否かを判別する(ステップS410)。
制御部207は、現在の時刻が録画開始時刻に達しない場合、ステップS401の処理に戻る。一方、制御部207は、現在の時刻が録画開始時刻に達した場合、動作予定情報に基づいて図1の放送局装置100から送信される録画予約されたコンテンツの放送信号を受信することにより、または図1のインターネット300を介してコンテンツサーバ400からコンテンツデータをダウンロードすることにより、コンテンツデータを取得し(ステップS411)、蓄積部208に蓄積する(ステップS412)。
そして、制御部207は、現在の時刻が録画終了時刻に達したか否かを判別する(ステップS413)。制御部207は、現在の時刻が録画終了時刻に達していない場合、ステップS411の処理に戻る。一方、制御部207は、現在の時刻が録画終了時刻に達した場合、他の受信装置から本分割点を受信したか否かを判別する(ステップS414)。
この処理は、受信装置が仮分割点決定処理により分割されたコンテンツの最初の部分を録画する旨の動作予定情報に基づいて動作している状態、または受信装置が録画予約された1つのコンテンツの全部を録画する旨の動作予定情報に基づいて動作している状態のいずれの状態であるかを判別するための処理である。
例えば、受信装置が分割されたコンテンツの最初の部分を録画するための動作予定情報に基づいて動作している場合には、その受信装置には分割されたコンテンツデータの2番目のデータ部分を録画する他の受信装置から本分割点が送信される。この場合、制御部207は、本分割点を受信する。
一方、受信装置が録画予約された1つのコンテンツの全部を録画するための動作予定情報に基づいて動作している場合には、他の受信装置で本分割点決定処理は行われない。この場合、制御部207は本分割点を受信しない。
制御部207は、本分割点を受信した場合には、ステップS408の処理に進む。例えば、図15(d)の例では、受信装置200Aの制御部207は、本分割点決定処理により決定された本分割点RP1から第1の仮分割点VP1までのコンテンツデータを削除して、データ部分R1を蓄積部208に蓄積する。一方、制御部207は、本分割点を受信しない場合には、ステップS409の処理に進む。
上記のように、録画実行処理後には、コンテンツ再生情報が互いに接続された複数の受信装置に記憶される。これにより、複数の受信装置に分割して蓄積された1つのコンテンツデータを再生する際には、コンテンツ再生情報に基づいて、複数の受信装置に蓄積されたデータ部分を連続的に再生することができる。
上述のように、シーンの転換部分を本分割点とすることにより、例えば分割された複数のデータ部分を連続して再生する際に、各データ部分の継ぎ目が図2の表示装置230に表示されることが抑制される。
(5)効果
対象装置(受信装置200C)においては、使用者の操作に基づいてコンテンツの録画予約が受信部201またはリモートコントローラ220により指令される。この指令時においては、対象装置および他装置(受信装置200A,200B,200D,200E)のうちそのコンテンツのコンテンツデータを蓄積可能な複数の受信装置の組み合わせが決定される。
そして、録画予約されたコンテンツのコンテンツデータを、決定された組み合わせを構成する複数の受信装置にそれぞれ対応する複数のデータ部分に分割するための分割点が決定される。決定された分割点と複数のデータ部分の録画開始時刻および録画終了時刻とを示す予約情報が作成され、作成された予約情報がバッファメモリ206の予約情報記憶部206bに記憶されるとともに他装置に送信される。
対象装置でデータ部分を蓄積する予約情報がある場合、制御部207はその予約情報に基づいて動作予定情報を作成し、動作予定情報記憶部206cに記憶する。
録画予約に基づいてコンテンツの録画が実行される際には、動作予定情報記憶部206cに記憶された動作予定情報に基づいて、対象装置に対応するデータ部分が受信部201または通信部204を通して取得され、取得されたデータ部分が蓄積部208に蓄積される。
他装置(受信装置200A,200B,200D,200E)においては、対象装置から送信された予約情報に基づいて、当該他装置に対応するデータ部分が取得され、取得されたデータ部分が蓄積部208に蓄積される。
これらより、使用者は、対象装置でコンテンツの録画予約を行うことにより煩雑な設定操作を行うことなく、コンテンツデータを複数のデータ部分に分割してそれらのデータ部分をそれぞれ対応する複数の受信装置に蓄積することができる。
(6)他の実施の形態
上記では、制御部207が仮分割点に基づいて本分割点決定処理を行うことにより本分割点候補を作成することを説明したが、本分割点候補をコンテンツデータまたはコンテンツ関連情報に含めることにより、放送局装置100が本分割点候補を複数の受信装置200A〜200Eに送信してもよい。または、放送局装置100がコンテンツデータおよびコンテンツ関連情報とは個別に、本分割点候補を複数の受信装置200A〜200Eに送信してもよい。
さらに、コンテンツサーバ400に、本分割点候補、または本分割点候補を含むコンテンツデータもしくはコンテンツ関連情報を蓄積しておくことにより、複数の受信装置200A〜200Eがコンテンツサーバ400から本分割点候補をダウンロードしてもよい。
この場合、制御部207は、本分割点決定処理時に、シーン解析を行うことなく、放送局装置100またはコンテンツサーバ400から取得される本分割点候補を用いて本分割点を決定することができる。
(7) 請求項の各構成要素と実施の形態の各部との対応関係
以下、請求項の各構成要素と実施の形態の各部との対応の例について説明するが、本発明は下記の例に限定されない。
上記では、受信装置200A〜200Eおよび対象装置の各々がコンテンツ蓄積装置の例であり、他装置が電子装置の例であり、入力部209およびリモートコントローラ220が指令部の例であり、受信部201および通信部204が取得部の例であり、バッファメモリ206が記憶部の例であり、仮分割点が分割位置の例である。
また、仮分割点が仮分割位置の例であり、本分割点が本分割位置の例であり、シーンの転換部分がコンテンツの区切りの例であり、本分割点候補が区切り情報の例である。
さらに、録画開始時刻から録画終了時刻までの間の時間が取得予定時間の例であり、図4の機器プロフィールが含む「機器カテゴリ」、「蓄積メディア総容量」、「蓄積メディア空き容量」、「録画/再生中電力」、「録画中電力」、「待機中電力」、「エンコードレベルA,B,Cの単位容量」、「チューナ数」および「契約情報」のうちの少なくとも一つが動作性能の例である。
また、仮分割点の一定時間前から仮分割点までの間に蓄積されるデータ部分が仮分割位置での分割により得られるデータ部分よりも長いデータ部分の例であり、制御部207が処理装置の例である。
なお、請求項の各構成要素として、請求項に記載されている構成または機能を有する他の種々の要素を用いることもできる。
本発明は、蓄積部を有する電子装置に有効に利用できる。
1 コンテンツ蓄積システム
200A〜200E 受信装置
201 受信部
204 通信部
206 バッファメモリ
207 制御部
208 蓄積部
209 入力部
220 リモートコントローラ
PS 一定時間
R1,R2,R3 データ部分
RA コンテンツデータ
RP1,RP2 本分割点
VP1 第1の仮分割点
VP2 第2の仮分割点
α,β シーンの転換部分

Claims (10)

  1. データの蓄積機能を有する少なくとも1つの電子装置に接続可能なコンテンツ蓄積装置であって、
    使用者の操作に基づいてコンテンツの蓄積予約を指令する指令部と、
    コンテンツのデータを取得する取得部と、
    コンテンツのデータを蓄積する蓄積部と、
    前記指令部による前記蓄積予約の指令時に、当該コンテンツ蓄積装置および前記電子装置のうちコンテンツのデータを蓄積可能な複数の装置の組み合わせを決定し、コンテンツのデータを前記複数の装置にそれぞれ対応する複数のデータ部分に分割するための分割位置を決定し、決定された分割位置および複数のデータ部分の取得予定時間を示す予約情報を作成し、作成された予約情報を前記電子装置に送信する制御部と、
    前記制御部により作成された予約情報を記憶する記憶部とを備え、
    前記制御部は、前記蓄積予約に基づく蓄積動作時に、前記記憶部に記憶された予約情報に基づいて、対応するデータ部分を取得するように前記取得部を制御するとともに、取得されたデータ部分を蓄積するように前記蓄積部を制御することを特徴とするコンテンツ蓄積装置。
  2. 前記指令部による前記蓄積予約の指令は、コンテンツの取得予定時間を含み、
    前記制御部は、当該コンテンツ蓄積装置および前記電子装置のうち前記取得予定時間において蓄積動作が可能な複数の装置を抽出し、抽出された複数の装置からコンテンツのデータを蓄積可能な複数の装置の一または複数の組み合わせを作成し、作成された一または複数の組み合わせから一の組み合わせを選択することを特徴とする請求項1記載のコンテンツ蓄積装置。
  3. 前記制御部は、前記複数の装置の動作性能に基づいて前記一の組み合わせを選択することを特徴とする請求項2記載のコンテンツ蓄積装置。
  4. 前記動作性能は、前記蓄積予約に基づく蓄積動作時における消費電力を含むことを特徴とする請求項3記載のコンテンツ蓄積装置。
  5. 前記制御部は、前記蓄積予約の指令時に、コンテンツのデータを前記複数の装置にそれぞれ対応する複数のデータ部分に分割するための分割位置を仮分割位置として決定し、決定された仮分割位置および複数のデータ部分の取得予定時間を示す予約情報を作成し、前記蓄積予約に基づく蓄積動作時に、前記仮分割位置での分割により得られるデータ部分よりも長いデータ部分を取得し、取得されたデータ部分に基づいてコンテンツの区切りに相当する本分割位置を決定し、決定された本分割位置での分割により得られるデータ部分を蓄積することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のコンテンツ蓄積装置。
  6. コンテンツのデータは、映像を表示するための映像データを含み、
    前記コンテンツの区切りは、前記映像データにより表示される映像の転換部分であることを特徴とする請求項5記載のコンテンツ蓄積装置。
  7. コンテンツのデータは、前記コンテンツの区切りを示す区切り情報を含み、
    前記制御部は、前記区切り情報に基づいて前記本分割位置を決定することを特徴とする請求項5または6記載のコンテンツ蓄積装置。
  8. データの蓄積機能を有する少なくとも1つの電子装置に接続可能なコンテンツ蓄積装置を用いたコンテンツ蓄積方法であって、
    使用者による当該コンテンツ蓄積装置の操作に基づいてコンテンツの蓄積予約を指令するステップと、
    前記蓄積予約の指令時に、当該コンテンツ蓄積装置および前記電子装置のうちコンテンツのデータを蓄積可能な複数の装置の組み合わせを決定するステップと、
    コンテンツのデータを前記複数の装置にそれぞれ対応する複数のデータ部分に分割するための分割位置を決定するステップと、
    決定された分割位置および複数のデータ部分の取得予定時間を示す予約情報を作成し、作成された予約情報を記憶するとともに前記電子装置に送信するステップと、
    前記蓄積予約に基づいて蓄積動作を行うステップと、
    前記蓄積予約に基づく蓄積動作時に、前記記憶された予約情報に基づいて、当該コンテンツ蓄積装置に対応するデータ部分を取得するステップと、
    取得されたデータ部分を蓄積するステップとを備えることを特徴とするコンテンツ蓄積方法。
  9. データの蓄積機能を有する少なくとも1つの電子装置に接続可能なコンテンツ蓄積装置が備える処理装置により実行可能なコンテンツ蓄積プログラムであって、
    使用者による当該コンテンツ蓄積装置の操作に基づいてコンテンツの蓄積予約を指令する処理と、
    前記蓄積予約の指令時に、当該コンテンツ蓄積装置および前記電子装置のうちコンテンツのデータを蓄積可能な複数の装置の組み合わせを決定する処理と、
    コンテンツのデータを前記複数の装置にそれぞれ対応する複数のデータ部分に分割するための分割位置を決定する処理と、
    決定された分割位置および複数のデータ部分の取得予定時間を示す予約情報を作成し、作成された予約情報を記憶するとともに前記電子装置に送信する処理と、
    前記蓄積予約に基づいて蓄積動作を行う処理と、
    前記蓄積予約に基づく蓄積動作時に、前記記憶された予約情報に基づいて、当該コンテンツ蓄積装置に対応するデータ部分を取得する処理と、
    取得されたデータ部分を蓄積する処理とを、前記処理装置に実行させることを特徴とするコンテンツ蓄積プログラム。
  10. コンテンツ蓄積装置と、
    前記コンテンツ蓄積装置に接続可能でかつデータの蓄積機能を有する電子装置とを備え、
    前記コンテンツ蓄積装置は、
    使用者の操作に基づいてコンテンツの蓄積予約を指令する指令部と、
    コンテンツのデータを取得する取得部と、
    コンテンツのデータを蓄積する蓄積部と、
    前記指令部による前記蓄積予約の指令時に、当該コンテンツ蓄積装置および前記電子装置のうちコンテンツのデータを蓄積可能な複数の装置の組み合わせを決定し、コンテンツのデータを前記複数の装置にそれぞれ対応する複数のデータ部分に分割するための分割位置を決定し、決定された分割位置および複数のデータ部分の取得予定時間を示す予約情報を作成し、作成された予約情報を前記電子装置に送信する制御部と、
    前記制御部により作成された予約情報を記憶する記憶部とを備え、
    前記制御部は、前記蓄積予約に基づく蓄積動作時に、前記記憶部に記憶された予約情報に基づいて、対応するデータ部分を取得するように前記取得部を制御するとともに、取得されたデータ部分を蓄積するように前記蓄積部を制御し、
    前記電子装置は、
    前記コンテンツ蓄積装置から送信された予約情報に基づいて、対応するデータ部分を取得するとともに取得されたデータ部分を蓄積することを特徴とするコンテンツ蓄積システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019213089A (ja) * 2018-06-06 2019-12-12 船井電機株式会社 録画制御装置

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