JP2011044228A - 回路付サスペンション基板集合体シートの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】金属支持基板をリードとする電解めっきにおいて、めっき電流の導通の信頼性を確保しながら、導体層を高い自由度でレイアウトすることのできる、回路付サスペンション基板集合体シートの製造方法を提供すること。
【解決手段】金属支持基板32の上に、第1開口部11が形成されるベース絶縁層3を形成し、ベース絶縁層3から露出する金属支持基板32の上に金属薄膜13を形成し、金属薄膜13の表面に導体層4を電解めっきにより形成するとともに、リード配線6を電解めっきにより形成し、外部側接続端子部9の上に電解めっきにより金属めっき層16を形成し、第1開口部11との対向部分に第1開口部11を囲みかつ第1開口部11の周端縁と接触しないように、第2開口部12を開口し、回路付サスペンション基板1とジョイント18と支持枠33とを形成し、第1開口部11をジョイント18の近傍に形成する。
【選択図】図3
【解決手段】金属支持基板32の上に、第1開口部11が形成されるベース絶縁層3を形成し、ベース絶縁層3から露出する金属支持基板32の上に金属薄膜13を形成し、金属薄膜13の表面に導体層4を電解めっきにより形成するとともに、リード配線6を電解めっきにより形成し、外部側接続端子部9の上に電解めっきにより金属めっき層16を形成し、第1開口部11との対向部分に第1開口部11を囲みかつ第1開口部11の周端縁と接触しないように、第2開口部12を開口し、回路付サスペンション基板1とジョイント18と支持枠33とを形成し、第1開口部11をジョイント18の近傍に形成する。
【選択図】図3
Description
本発明は、回路付サスペンション基板集合体シートの製造方法に関する。
従来より、金属支持層と、金属支持層の上に形成される絶縁層と、絶縁層の上に形成され、信号配線およびこれに接続される端子部を有する導体層と、導体層と絶縁層との間に介在される金属薄膜とを備える回路付サスペンション基板が知られている。
このような回路付サスペンション基板の製造では、例えば、絶縁層に第2開口部を形成し、導体層を第2開口部に充填されるように形成した後、金属支持層を電解めっきのリード部として利用して、端子部にパッド部を形成する。その後、金属支持層と導体層との短絡を防止するために、金属支持層における第2開口部との対向部分に、第1開口部を、第2開口部を囲み、かつ、第2開口部の周端縁と接触しないように、開口することが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
しかるに、電解めっきを用いるパッド部の形成では、第2開口部内に導体層を充填させることから、めっき電流の導通の信頼性を確保するために、第2開口部を比較的大きく形成する必要がある。
一方、近年、回路付サスペンション基板において、信号配線のファインピッチ化が進められている。
そうすると、回路付サスペンション基板内において、ファインピッチ化された信号配線に対応して、第1開口部を形成することが非常に困難となる。
また、回路付サスペンション基板内に第2開口部を形成すれば、回路付サスペンション基板内に信号配線とは異なる配線を別途配置する必要があるので、信号配線を含む導体層のレイアウトの自由度が低下する。
本発明の目的は、金属支持基板をリードとする電解めっきにおいて、めっき電流の導通の信頼性を確保しながら、導体層を高い自由度でレイアウトすることのできる、回路付サスペンション基板集合体シートの製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の回路付サスペンション基板集合体シートの製造方法は、金属支持基板の上に、第1開口部が形成される絶縁層を、回路付サスペンション基板、前記回路付サスペンション基板の外側に連続して形成されるジョイント、および、前記ジョイントを介して前記回路付サスペンション基板を支持する支持枠に対応して、形成する工程、前記絶縁層および前記第1開口部から露出する前記金属支持基板の上に、金属薄膜を、前記回路付サスペンション基板と前記ジョイントと前記支持枠とに対応して、形成する工程、前記金属薄膜の表面に、前記金属薄膜を介して前記金属支持基板に電気的に導通されるように、複数の信号配線および各前記信号配線に接続される端子部を有する導体層を、前記回路付サスペンション基板に対応して、電解めっきにより形成するとともに、前記金属薄膜の表面に、前記金属薄膜を介して前記金属支持基板に電気的に導通されるように、前記導体層に接続されるリード配線を、前記ジョイントおよび前記支持枠に対応して、電解めっきにより形成する工程、前記端子部の上に、前記金属支持基板をリードとする電解めっきにより、金属めっき層を、前記回路付サスペンション基板に対応して、形成する工程、前記金属支持基板における前記第1開口部との対向部分に、前記第1開口部を囲み、かつ、前記第1開口部の周端縁と接触しないように、第2開口部を開口する工程、および、前記金属支持基板を、前記回路付サスペンション基板、前記ジョイントおよび前記支持枠の外形形状に対応するように、部分的にエッチングして、金属支持層を形成することにより、前記回路付サスペンション基板と、前記ジョイントと、前記支持枠とを形成する工程を備え、前記第1開口部を、前記支持枠が形成される前記絶縁層において、前記ジョイントの近傍に形成することを特徴としている。
この方法によれば、第1開口部を、面積が比較的広い支持枠が形成される絶縁層に形成するので、支持枠においては、第1開口部内に導体層を形成する導体を充填させて、その導体と金属支持基板とを金属薄膜を介して電気的に確実に導通させて、金属支持基板をリードとする電解めっきにおいて、めっき電流の導通の信頼性を確保することができる。
また、第1開口部を、回路付サスペンション基板内に形成する必要がないので、回路付サスペンション基板において、導体層を高い自由度でレイアウトすることができる。
さらに、この方法では、金属支持基板における第1開口部との対向部分に、第1開口部を囲み、かつ、第1開口部の周端縁と接触しないように、第2開口部を開口するので、電解めっき後には、導体層と金属支持基板との短絡を確実に防止することができる。
また、本発明の回路付サスペンション基板の製造方法では、前記第1開口部を、1本の前記信号配線につき、1つ設けることが好適である。
さらにまた、この方法では、1本の信号配線に対応する金属めっき層を、高い信頼性で形成することができる。
また、本発明の回路付サスペンション基板集合体シートの製造方法では、前記第2開口部を開口する工程において、前記第2開口部を、前記第2開口部の内側に、その内側面と間隔を隔てて配置され、各前記第1開口部を被覆する被覆部が形成されるように、開口することが好適である。
また、本発明の回路付サスペンション基板集合体シートの製造方法では、前記第2開口部を開口する工程において、前記第2開口部を、前記第2開口部の内側に、その内側面と間隔を隔てて配置され、前記第1開口部を被覆する被覆部が形成されるように、開口することが好適である。
また、本発明の回路付サスペンション基板集合体シートの製造方法では、前記第1開口部を、1本の前記信号配線につき、1つ設けることが好適である。
この方法では、1本の信号配線に対応する金属めっき層を、高い信頼性で形成することができる。
また、本発明の回路付サスペンション基板の製造方法では、前記第1開口部を、1つの前記回路付サスペンション基板につき、1つ設けることが好適である。
この方法では、1つの回路付サスペンション基板に対応する金属めっき層を、高い信頼性で形成することができる。
また、本発明の回路付サスペンション基板の製造方法では、前記第2開口部を、1つの前記第1開口部につき、1つ設けることが好適である。
この方法では、1つの第1開口部において、これに対応する1つの第2開口部により、金属支持基板と導体層との電気的な導通を確実に遮断できるので、これらの短絡を確実に防止することができる。
本発明の回路付サスペンション基板集合体シートの製造方法によれば、支持枠においては、金属支持基板をリードとする電解めっきにおいて、めっき電流の導通の信頼性を確保することができる。また、導体層を高い自由度でレイアウトすることができる。
さらに、この方法では、電解めっき後には、導体層と金属支持基板との短絡を確実に防止することができる。
図1は、本発明の回路付サスペンション基板の製造方法の一実施形態により得られる回路付サスペンション基板が設けられる回路付サスペンション基板集合体シート(以下、単に集合体シートという場合がある。)の平面図、図2および図3は、本発明の回路付サスペンション基板の製造方法の一実施形態を説明するための工程図、図4は、図1に示す集合体シートの開口形成部(後述)の拡大底面図を示す。
なお、図1において、後述する導体層の相対配置を明確に示すために、後述するベース絶縁層およびカバー絶縁層は省略している。また、図2および図3は、集合体シートにおいて、後述する信号配線、外部側接続端子部およびリード配線に沿う断面の一部を示している。
図1において、回路付サスペンション基板1は、長手方向に延びるように形成され、支持枠33に支持されて、集合体シート31に複数設けられている。具体的には、回路付サスペンション基板1は、支持枠33内において、幅方向(長手方向に直交する方向)に互いに間隔を隔てて整列状態で配置されており、ジョイント18を介して支持枠33に支持されている。
回路付サスペンション基板1は、ハードディスクドライブの磁気ヘッド(図示せず)を実装して、その磁気ヘッドを、磁気ヘッドと磁気ディスク(図示せず)とが相対的に走行するときの空気流に抗して、磁気ディスクとの間に微小な間隔を保持しながら支持する。回路付サスペンション基板1には、磁気ヘッドとリード・ライト基板(図示せず)とを接続するための導体パターン35が一体的に形成されている。
導体パターン35は、後述するが、複数(4本)の信号配線5と、信号配線5に接続され、磁気ヘッドの接続端子に接続するための磁気ヘッド側接続端子8と、信号配線5に接続され、リード・ライト基板の接続端子に接続するための端子部としての外部側接続端子9とを一体的に備えている。
そして、各回路付サスペンション基板1は、図3(i)に示すように、金属支持層2と、金属支持層2の上に形成される絶縁層としてのベース絶縁層3と、ベース絶縁層3の上に形成される導体パターン35と、導体パターン35の表面に形成される金属薄膜13と、ベース絶縁層3の上に、導体パターン35を被覆するように形成されるカバー絶縁層10とを備えている。
金属支持層2は、図1および図3(i)に示すように、支持枠33とともに金属支持基板32から形成され、長手方向に延びる平板状の薄板からなる。また、金属支持層2を含む金属支持基板32を形成する金属としては、例えば、ステンレス、42アロイなどが用いられ、好ましくは、ベース絶縁層3との密着性の観点から、ステンレスが用いられる。
金属支持層2は、図1および図3(i)に示すように、支持枠33とともに金属支持基板32から形成され、長手方向に延びる平板状の薄板からなる。また、金属支持層2を含む金属支持基板32を形成する金属としては、例えば、ステンレス、42アロイなどが用いられ、好ましくは、ベース絶縁層3との密着性の観点から、ステンレスが用いられる。
ベース絶縁層3は、図3(i)に示すように、回路付サスペンション基板1において、金属支持層2の上に、導体パターン35が形成される部分に対応するパターンとして形成されている。また、ベース絶縁層3を形成する絶縁体としては、例えば、ポリイミド樹脂、アクリル樹脂、ポリエーテルニトリル樹脂、ポリエーテルスルホン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンナフタレート樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂などの合成樹脂が用いられる。これらのうち、パターンでベース絶縁層3を形成するためには、好ましくは、感光性の合成樹脂が用いられ、さらに好ましくは、感光性ポリイミド樹脂が用いられる。
導体パターン35は、図1に示すように、長手方向に沿って延び、幅方向に互いに間隔を隔てて並列配置される複数の信号配線5と、各信号配線5の先端部(長手方向一端部)からそれぞれ連続する磁気ヘッド側接続端子8と、各信号配線5の後端部(長手方向他端部)からそれぞれ連続する各外部側接続端子9とを一体的に備えている。導体パターン35を形成する導体としては、例えば、銅、ニッケル、金、はんだまたはこれらの合金などの金属箔が用いられ、導電性、廉価性および加工性の観点から、好ましくは、銅箔が用いられる。
なお、図3(i)に示すように、磁気ヘッド側接続端子8および外部側接続端子9の上には、金属めっき層16が形成されている(図3において、磁気ヘッド側接続端子8およびそれに対応する金属めっき層16は省略されている。)。
金属めっき層16を形成する金属としては、例えば、銅、ニッケル、クロム、金などが用いられる。
なお、金属めっき層16は、多層として形成されていてもよく、例えば、図3(h)に示すように、第1めっき層23と、第1めっき層23の上に積層される第2めっき層24とから形成されていてもよい。この場合には、第1めっき層23が、例えば、ニッケルからなり、第2めっき層24が、例えば、金からなる。
金属薄膜13は、回路付サスペンション基板1において、導体層4の表面(下面)に形成されている。より具体的には、金属薄膜13は、回路付サスペンション基板1において、ベース絶縁層3の導体層4との間に介在されている。金属薄膜13の金属としては、例えば、クロムや銅などが用いられる。
カバー絶縁層10は、図3(i)に示すように、回路付サスペンション基板1において、ベース絶縁層3の上に、信号配線5を被覆するパターンとして形成されている。また、カバー絶縁層10には、磁気ヘッド側接続端子8および外部側接続端子9を露出させるための端子開口部25がそれぞれ形成されている(図3において、磁気ヘッド側接続端子8およびそれに対応する端子開口部25は省略されている。)。
カバー絶縁層10を形成する絶縁体としては、上記したベース絶縁層3と同様の絶縁体が用いられ、好ましくは、感光性ポリイミド樹脂が用いられる。
支持枠33は、図1に示すように、集合体シート31において、回路付サスペンション基板1を囲むフレームとして設けられ、平面視略枠形状に形成されている。支持枠33は、後述する回路付サスペンション基板1の製造方法において、金属支持基板32を、回路付サスペンション基板1の外形形状に対応するように、部分的に切り抜くことにより、ジョイント18および金属支持層2とともに形成される。
また、支持枠33には、回路付サスペンション基板1を長手方向および幅方向に囲む支持枠33の内周縁部と、回路付サスペンション基板1の外周縁部(幅方向中央を除く。)との間に、各回路付サスペンション基板1を囲む溝17が形成されている。
その溝17を横切るようにして、複数のジョイント18が形成されている。ジョイント18は、回路付サスペンション基板1の長手方向両端部と、それらと長手方向に対向配置される支持枠33との間に架設されている。ジョイント18は平面視略矩形状をなし、回路付サスペンション基板1の長手方向両端部の幅方向中央の外周縁部から、溝17を長手方向に通過して、幅方向に延びる支持枠33の外周縁部に至るように形成されている。なお、ジョイント18の寸法は、後述するリード配線6の幅および間隔により適宜設計され、幅(幅方向長さ)が、例えば、100〜1000μm、好ましくは、200〜500μmであり、ジョイント18の長さ(長手方向長さ)は、例えば、100〜2000μm、好ましくは、100〜1000μmである。
そして、支持枠33は、図3(i)に示すように、金属支持基板32と、金属支持基板32の上に形成されるベース絶縁層3と、ベース絶縁層3の上に形成されるリード配線6と、リード配線6の表面(下面)に形成される金属薄膜13と、ベース絶縁層3の上に、リード配線6を被覆するように形成されるカバー絶縁層10とを備えている。
ベース絶縁層3は、次に説明するリード配線6に対応するパターンとして形成されている。
リード配線6は、図4に示すように、外部側接続端子9に対応して、複数設けられている。すなわち、リード配線6は、各外部側接続端子部9に接続されており、各外部側接続端子部9の後端部から、ジョイント18を通過し、そして、支持枠33において、後述する開口形成部7に至るように形成されている。具体的には、リード配線6は、支持枠33において、ジョイント18から、後側に向かうに従って、幅方向に広がる放射状に配置されている。また、リード配線6は、集合体シート31において、導体パターン35とともに、導体層4を形成する。また、リード配線6には、第1開口部11に、幅方向に膨出する平面視略半円形状の膨出部15が形成されている。
金属薄膜13は、図3(i)に示すように、支持枠33において、リード配線6の下面(および次に説明する第1開口部11内においては、リード配線6の下面および側面)に形成されている。
そして、支持枠33には、開口形成部7が形成されている。
開口形成部7は、第1開口部11と第2開口部12とから形成されている。
第1開口部11は、ベース絶縁層3に形成されており、具体的には、ベース絶縁層3において、厚み方向を貫通するように形成されている。第1開口部11は、図4に示すように、底面視略円形状に形成されている。
また、第1開口部11は、1本の信号配線5につき、その信号配線5に対応するように、1つ設けられている。すなわち、第1開口部11は、1つの回路付サスペンション基板1につき、複数(4つ)設けられている。
開口形成部7は、第1開口部11と第2開口部12とから形成されている。
第1開口部11は、ベース絶縁層3に形成されており、具体的には、ベース絶縁層3において、厚み方向を貫通するように形成されている。第1開口部11は、図4に示すように、底面視略円形状に形成されている。
また、第1開口部11は、1本の信号配線5につき、その信号配線5に対応するように、1つ設けられている。すなわち、第1開口部11は、1つの回路付サスペンション基板1につき、複数(4つ)設けられている。
第1開口部11の内径は、電解めっきにおけるめっき電流の導通の信頼性の確保の観点から、例えば、50μm以上、好ましくは、60μm以上、さらに好ましくは、80μm以上であり、通常、例えば、2000μm以下、好ましくは、1000μm以下である。
第2開口部12は、図3(i)および図4に示すように、金属支持基板32に形成されている。具体的には、第2開口部12は、1つの第1開口部11につき、これに対応するように、1つ設けられており、金属支持基板32において、第1開口部11と厚み方向において対向配置され、金属支持基板32の厚み方向を貫通するように形成されている。すなわち、第2開口部12は、底面視(厚み方向に投影したとき)において、第1開口部11を囲み、かつ、第1開口部11の周端縁と接触しないように、形成されている。より具体的には、第2開口部12は、厚み方向に投影したときに、第1開口部11(膨出部15)を囲み、第1開口部11より大きい底面視略円形状に形成されている。
第2開口部12の内径は、電解めっき後(図3(i))には、導体層4と金属支持基板32との短絡を防止する観点から、例えば、50μm以上、好ましくは、80μm以上、さらに好ましくは、120μm以上、通常、例えば、2000μm以下、好ましくは、1000μm以下である。また、第2開口部12の内側面と第1開口部11の内側面との間の間隔D1(図4)は、例えば、10μm以上、好ましくは、20μm、さらに好ましくは、40μm以上であり、通常、例えば、200μm以下、好ましくは、100μm以下である。
次に、この集合体シート31の製造方法について、図2および図3を参照して説明する。
この方法では、まず、図2(a)に示すように、金属支持基板32を用意して、その金属支持基板32の上に、第1開口部11が形成されるベース絶縁層3を、回路付サスペンション基板1に対応して、形成する。
この方法では、まず、図2(a)に示すように、金属支持基板32を用意して、その金属支持基板32の上に、第1開口部11が形成されるベース絶縁層3を、回路付サスペンション基板1に対応して、形成する。
金属支持基板32の厚みは、例えば、10〜60μm、好ましくは、15〜30μmである。
金属支持基板32の上に、第1開口部11が形成されるベース絶縁層3を、回路付サスペンション基板1に対応して、形成するには、例えば、金属支持基板32の表面に、感光性の合成樹脂のワニスを塗布し、フォト加工後に硬化させる。なお、感光性の合成樹脂を用いない場合には、例えば、金属支持基板32の上に、合成樹脂を、回路付サスペンション基板1に対応するパターンで、塗布またはドライフィルムとして貼着する。
このようにして形成されるベース絶縁層3の厚みは、例えば、2〜30μm、好ましくは、5〜20μmである。
そして、このベース絶縁層3の形成では、第1開口部11を、後の金属支持基板32のエッチング工程(図3(i))によって形成される支持枠33が形成されるベース絶縁層3に形成する。
次いで、この方法では、図2(b)に示すように、ベース絶縁層3、および、第1開口部11から露出する金属支持基板32の上に、金属薄膜13を形成する。
金属薄膜13の形成は、真空蒸着法、とりわけ、スパッタ蒸着法が好ましく用いられる。より具体的には、例えば、ベース絶縁層3の表面(ベース絶縁層3の上面およびベース絶縁層3における第1開口部11の内側面)、および、第1開口部11から露出する金属支持基板32の表面に、クロム薄膜と銅薄膜とをスパッタ蒸着法によって、順次形成する。なお、クロム薄膜の厚みが、例えば、100〜600Å、銅薄膜の厚みが、例えば、500〜2000Åである。
次いで、図2(c)に示すように、ベース絶縁層3の上と第1開口部11内とに形成される金属薄膜13の表面に、導体層4を、回路付サスペンション基板1に対応して、形成する。
導体層4の形成では、例えば、めっきが用いられ、具体的には、図示しないが、まず、金属薄膜13の上に、導体パターン35(信号配線5、磁気ヘッド側接続端子8および外部側接続端子9)とリード配線6との反転パターンのめっきレジストを形成する。次いで、ベース絶縁層3におけるめっきレジストが形成されていない部分に、めっきにより、導体パターン35とリード配線6とのパターンと同一パターンの導体層4を形成する。めっきとしては、電解めっきまたは無電解めっきが用いられ、好ましくは、電解めっきが用いられ、さらに好ましく、電解銅めっきが用いられる。
なお、このようにして形成される導体層4のリード配線6は、第1開口部11内に充填されており、その第1開口部11において、金属薄膜13を介して金属支持基板32に電気的に導通されている。
導体層4の厚みは、例えば、2〜15μm、好ましくは、5〜10μmである。また、信号配線5の幅は、例えば、10〜500μm、好ましくは、30〜200μmであり、各信号配線5間の間隔は、例えば、10〜200μm、好ましくは、30〜100μmである。また、磁気ヘッド側接続端子8の幅および外部側接続端子9の幅は、それぞれ、例えば、20〜1000μm、好ましくは、30〜800μmであり、磁気ヘッド側接続端子8間の間隔および外部側接続端子9間の間隔は、それぞれ、例えば、20〜1000μm、好ましくは、30〜800μmである。
また、リード配線6の幅は、例えば、50〜500μm、好ましくは、100〜300μmであり、各リード配線6間の間隔は、例えば、10〜3000μm、好ましくは、20〜200μmである。
その後、めっきレジストを、例えば、化学エッチング(ウェットエッチング)などの公知のエッチングまたは剥離によって除去する。
次いで、図2(d)に示すように、導体層4から露出する金属薄膜13(つまり、めっきレジストが形成されていた部分の金属薄膜13)を、同じく、化学エッチング(ウェットエッチング)など公知のエッチングにより除去する。
その後、図2(e)に示すように、導体層4の表面に、金属皮膜20を形成する。この金属皮膜20は、好ましくは、無電解ニッケルめっきによって、硬質のニッケル皮膜として形成する。金属皮膜20の厚みは、導体層4の表面が露出しない程度であればよく、例えば、0.05〜0.1μm程度である。
次いで、図3(f)に示すように、カバー絶縁層10を、上記したパターンで形成する。
カバー絶縁層10の形成は、ベース絶縁層3を形成する方法と、同様の方法が用いられる。また、カバー絶縁層10の厚みは、例えば、1〜30μm、好ましくは、2〜5μmである。
次いで、図3(g)に示すように、端子開口部25から露出する金属皮膜20を、例えば、剥離などにより除去する。
そして、図3(h)に示すように、端子開口部25から露出する導体層4の上(上面)に、金属めっき層16を、回路付サスペンション基板1に対応して、電解めっきにより形成する。
電解めっきによって金属めっき層16を形成するには、例えば、まず、金属めっき層16を形成する部分を残して、金属支持基板32およびカバー絶縁層10をめっきレジストにより被覆する。次いで、導体層4が、第1開口部11内において金属薄膜13を介して金属支持基板32に電気的に導通されていることから、金属支持基板32をリードとして、電解めっきする。具体的には、金属支持基板32をリードとして、電解ニッケルめっきと電解金めっきとを順次実施して、ニッケルからなる第1めっき層23と、金からなる第2めっき層24を順次積層する。
このようにして形成される金属めっき層16の厚みは、例えば、2〜10μm程度であり、具体的には、第1めっき層23および第2めっき層24の厚みが、例えば、それぞれ、1〜5μm程度である。
その後、図3(i)に示すように、金属支持基板32をエッチングして、第2開口部12を形成するとともに、金属支持層2を形成する。
金属支持基板32のエッチングは、例えば、ドライエッチングやウェットエッチング(化学エッチング)などが用いられ、好ましくは、化学エッチングが用いられる。
第2開口部12の開口では、金属支持基板32における第1開口部11との厚み方向における対向部分の金属支持基板32をエッチングする。これにより、第1開口部11を囲み、かつ、第1開口部11の周端縁と接触しない第2開口部12が形成される
金属支持層2の形成では、回路付サスペンション基板1の外形形状に対応するように、金属支持基板32を部分的にエッチング、つまり、溝17をエッチング(開口)する。これにより、回路付サスペンション基板1と支持枠33とを形成して、これらを備える集合体シート31を形成する。
金属支持層2の形成では、回路付サスペンション基板1の外形形状に対応するように、金属支持基板32を部分的にエッチング、つまり、溝17をエッチング(開口)する。これにより、回路付サスペンション基板1と支持枠33とを形成して、これらを備える集合体シート31を形成する。
なお、上記においては、磁気ヘッド側接続端子8の形成方法を説明していないが、磁気ヘッド側接続端子8も、外部側接続端子部9と同様にして形成される。
その後、図示しないが、必要により、ジョイント18(図1参照)を切断して、各回路付サスペンション基板1を、支持枠33から切り取って分離する。
そして、この方法によれば、第1開口部11を、面積が比較的広い支持枠33が形成されるベース絶縁層3に形成するので、支持枠33においては、第1開口部11内にリード配線6を充填させて、そのリード配線6と金属支持基板32とを金属薄膜13を介して電気的に確実に導通させて、金属支持基板32をリードとする電解めっきにおいて、めっき電流の導通の信頼性を確保することができる。
また、第1開口部11を、回路付サスペンション基板1内に形成する必要がないので、回路付サスペンション基板1において、導体層4(信号配線5、磁気ヘッド側接続端子8および外部側接続端子部9)を高い自由度でレイアウトすることができる。
さらに、この方法では、金属支持基板32における第1開口部11との対向部分に、第1開口部11を囲み、かつ、第1開口部11の周端縁と接触しないように、第2開口部12を開口するので、電解めっき後には、導体層4と金属支持基板32との短絡を確実に防止することができる。
さらに、第1開口部11を、1本の信号配線5につき、1つ設けるので、1本の信号配線5に対応する金属めっき層16を、高い信頼性で形成することができる。
さらに、第2開口部12を、1つの第1開口部11につき、1つ設けるので、1つの第1開口部11において、これに対応する第2開口部12により、金属支持基板32と導体層4との電気的な導通を確実に遮断でき、これらの短絡を確実に防止することができる。
なお、上記した説明では、第1開口部11および第2開口部12を、底面視略円形状に形成したが、その形状は特に限定されず、目的および用途に応じて適宜の形状に形成することができ、例えば、図示しないが、底面視略多角形状などに形成することもできる。
また、上記した説明では、金属支持基板32をリードとして、磁気ヘッド側接続端子8および外部側接続端子部9の上に、金属めっき層16を電解めっきにより形成したが、金属支持基板32をリードとする電解めっき金属めっき層16の形成位置は、上記に限定されない。例えば、図示しないが、回路付サスペンション基板1の製造後の導通検査に用いられる検査側接続端子(検査用端子)の上に形成することもできる。
図5は、本発明の回路付サスペンション基板集合体シートの製造方法の他の実施形態により得られる集合体シートの開口形成部(第1開口部が被覆される態様)を示し、(a)は拡大底面図、(b)はその断面図である。
なお、上記した説明では、第1開口部11を、第2開口部12から露出させたが、例えば、図5(a)および図5(b)に示すように、第1開口部11を、被覆部14により被覆することができる。
被覆部14は、例えば、金属支持基板32の金属と同様の金属から形成されている。被覆部14は、第2開口部12内に設けられており、第2開口部12の内側面と、間隔を隔てて配置されている。具体的には、被覆部14の外側面が、底面視(厚み方向に投影したとき)において、第2開口部12の内側面より内側、かつ、第1開口部11の内側面より外側に配置されている。つまり、被覆部14の外側面は、底面視(厚み方向に投影したとき)において、第2開口部12の内側面と第1開口部11の内側面との間に位置している。
また、被覆部14の上面は、第1開口部11から露出するリード配線6(第1開口部11から露出するリード配線6の下面に形成される金属薄膜13)の下面、および、ベース絶縁層3における第1開口部11の周端の下面と接触している。これにより、被覆部14は、リード配線6と金属薄膜13を介して導通している一方、第2開口部12の外周の金属支持基板32との電気的な導通が遮断されている。
被覆部14の外側面と第2開口部12の内側面との間の間隔D3は、例えば、10〜500μm、好ましくは、10〜100μmであり、被覆部14の外側面と第1開口部11の内側面との間の間隔D4は、例えば、10〜100μm、好ましくは、10〜40μmである。
そして、この回路付サスペンション基板1では、第1開口部11が被覆部14により被覆されているので、回路付サスペンション基板1の製造後における洗浄工程などにおいて、薬液が第1開口部11内に浸入することを防止することができる。
とりわけ、回路付サスペンション基板1の製造工程中に、ベース絶縁層3やその第1開口部11内に充填されるリード配線6に応力がかかり、第1開口部11内の金属薄膜13がベース絶縁層3から界面剥離する場合でも、第1開口部11が被覆部14により被覆されているので、第1開口部11内における金属薄膜13とベース絶縁層3との界面に、薬液が浸入することを防止することができる。そのため、リード配線6の腐食(変色)を有効に防止することができる。
また、第1開口部11から露出する金属薄膜13に欠陥がある場合でも、第1開口部11が被覆部14により被覆されているので、リード配線6の腐食を有効に防止することができる。
図6は、本発明の回路付サスペンション基板集合体シートの製造方法の他の実施形態により得られる集合体シートの開口形成部(第1開口部内のリード配線が直線状である態様)の拡大底面図である。
また、上記した説明では、第1開口部11内のリード配線6に膨出部15を形成したが、例えば、図6に示すように、第1開口部11の幅とリード配線6の幅とを同一に形成することにより、膨出部15を形成することなく、第1開口部11内のリード配線6を底面視直線状に形成することもできる。
図7は、本発明の回路付サスペンション基板集合体シートの製造方法の他の実施形態により得られる集合体シートの開口形成部(第1開口部が、1つの回路付サスペンション基板につき、1つ設けられる態様)の要部底面図である。
また、上記した説明では、第1開口部11を、1本の信号配線5につき、1つ設けたが、例えば、図7に示すように、1つの回路付サスペンション基板1につき、1つ設けることもできる。
つまり、第1開口部11は、図7に示すように、1つの回路付サスペンション基板1に対応に対応するように、複数(4本)の信号配線5につき、1つ設けられている。
リード配線6は、各磁気ヘッド側接続端子8に接続されるように分岐されている。具体的には、回路付サスペンション基板1において、その後端部に配置されるジョイント18の近傍では、1本のリード配線6にまとめられている。そして、1本にまとめられたリード配線6は、ジョイント18を通過して、支持枠33の開口形成部7に至っている。支持枠33において、1つの回路付サスペンション基板1に対応する1本のリード配線6は、1つの第1開口部11内において、充填されている。
そして、この回路付サスペンション基板1の製造方法では、1つの回路付サスペンション基板1につき、1つ設けるので、1つの回路付サスペンション基板1に対応する金属めっき層16を、高い信頼性で形成することができる。
図8は、本発明の回路付サスペンション基板の製造方法の他の実施形態により得られる回路付サスペンション基板(第2開口部が、複数の第1開口部をまとめて露出させる態様)が設けられる集合体シートの開口形成部を示す。
また、上記した説明では、第2開口部12を、1つの第1開口部11をそれぞれ独立して露出させるように設けたが、例えば、図8に示すように、第2開口部12を、複数(4つの)の第1開口部11をまとめて露出させるように、1つの大きな開口として形成することもできる。
つまり、第2開口部12は、1つの回路付サスペンション基板1(およびこれに対応する複数(4つ)の第1開口部11)につき、1つ形成されている。第2開口部12は、底面視において、複数(4つ)の第1開口部11を囲み、支持枠33が延びる方向(幅方向)に沿って形成されている。
また、上記した説明では、第2開口部12を、1つの第1開口部11をそれぞれ独立して露出させるように設けたが、例えば、図8に示すように、第2開口部12を、複数(4つの)の第1開口部11をまとめて露出させるように、1つの大きな開口として形成することもできる。
つまり、第2開口部12は、1つの回路付サスペンション基板1(およびこれに対応する複数(4つ)の第1開口部11)につき、1つ形成されている。第2開口部12は、底面視において、複数(4つ)の第1開口部11を囲み、支持枠33が延びる方向(幅方向)に沿って形成されている。
1 回路付サスペンション基板
2 金属支持層
3 ベース絶縁層
4 導体層
5 信号配線
6 リード配線
8 磁気ヘッド側接続端子部
9 外部側接続端子部
11 第1開口部
12 第2開口部
13 金属薄膜
14 被覆部
16 金属めっき層
18 ジョイント
32 金属支持基板
33 支持枠
2 金属支持層
3 ベース絶縁層
4 導体層
5 信号配線
6 リード配線
8 磁気ヘッド側接続端子部
9 外部側接続端子部
11 第1開口部
12 第2開口部
13 金属薄膜
14 被覆部
16 金属めっき層
18 ジョイント
32 金属支持基板
33 支持枠
Claims (5)
- 金属支持基板の上に、第1開口部が形成される絶縁層を、回路付サスペンション基板、前記回路付サスペンション基板の外側に連続して形成されるジョイント、および、前記ジョイントを介して前記回路付サスペンション基板を支持する支持枠に対応して、形成する工程、
前記絶縁層および前記第1開口部から露出する前記金属支持基板の上に、金属薄膜を、前記回路付サスペンション基板と前記ジョイントと前記支持枠とに対応して、形成する工程、
前記金属薄膜の表面に、前記金属薄膜を介して前記金属支持基板に電気的に導通されるように、複数の信号配線および各前記信号配線に接続される端子部を有する導体層を、前記回路付サスペンション基板に対応して、電解めっきにより形成するとともに、前記金属薄膜の表面に、前記金属薄膜を介して前記金属支持基板に電気的に導通されるように、前記導体層に接続されるリード配線を、前記ジョイントおよび前記支持枠に対応して、電解めっきにより形成する工程、
前記端子部の上に、前記金属支持基板をリードとする電解めっきにより、金属めっき層を、前記回路付サスペンション基板に対応して、形成する工程、
前記金属支持基板における前記第1開口部との対向部分に、前記第1開口部を囲み、かつ、前記第1開口部の周端縁と接触しないように、第2開口部を開口する工程、および、
前記金属支持基板を、前記回路付サスペンション基板、前記ジョイントおよび前記支持枠の外形形状に対応するように、部分的にエッチングして、金属支持層を形成することにより、前記回路付サスペンション基板と、前記ジョイントと、前記支持枠とを形成する工程を備え、
前記第1開口部を、前記支持枠が形成される前記絶縁層において、前記ジョイントの近傍に形成することを特徴とする、回路付サスペンション基板集合体シートの製造方法。 - 前記第2開口部を開口する工程において、前記第2開口部を、前記第2開口部の内側に、その内側面と間隔を隔てて配置され、前記第1開口部を被覆する被覆部が形成されるように、開口することを特徴とする、請求項1に記載の回路付サスペンション基板集合体シートの製造方法。
- 前記第1開口部を、1本の前記信号配線につき、1つ設けることを特徴とする、請求項1または2に記載の回路付サスペンション基板集合体シートの製造方法。
- 前記第1開口部を、1つの前記回路付サスペンション基板につき、1つ設けることを特徴とする、請求項1または2に記載の回路付サスペンション基板集合体シートの製造方法。
- 前記第2開口部を、1つの前記第1開口部につき、1つ設けることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の回路付サスペンション基板集合体シートの製造方法。
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