JP2011041153A - 電子会議システム、配信管理サーバ、データ制御方法、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

電子会議システム、配信管理サーバ、データ制御方法、プログラム、及び記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2011041153A
JP2011041153A JP2009188680A JP2009188680A JP2011041153A JP 2011041153 A JP2011041153 A JP 2011041153A JP 2009188680 A JP2009188680 A JP 2009188680A JP 2009188680 A JP2009188680 A JP 2009188680A JP 2011041153 A JP2011041153 A JP 2011041153A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conference
information
data
compression parameter
management server
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009188680A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5402389B2 (ja
Inventor
Takuya Imai
拓也 今井
Kei Kushimoto
圭 久志本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2009188680A priority Critical patent/JP5402389B2/ja
Publication of JP2011041153A publication Critical patent/JP2011041153A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5402389B2 publication Critical patent/JP5402389B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】電子会議システムにおいて、ネットワークの通信状況を考慮し、会議の種類に応じて最適なデータ量を決定する。
【解決手段】複数の通信端末及び配信管理サーバがネットワークを介して接続され、前記通信端末間で会議を行うためのデータ通信を行なう電子会議システムであって、通信端末は、受信品質情報と、会議種類情報を含む会議属性情報とを配信管理サーバに送信する送信手段と、配信管理サーバは、受信品質情報及び会議属性情報を受信する受信手段101と、会議種類情報毎に、受信品質情報及びデータの圧縮パラメータを関連付けた品質管理情報を記憶する記憶手段106と、受信された受信品質情報及び会議種類情報に基づいて、品質管理情報から圧縮パラメータを取得する配信管理制御手段100と、取得された圧縮パラメータを通信端末に送信する送信手段101と、を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、電子会議システム、配信管理サーバ、データ制御方法、プログラム、及び記録媒体に関する。
電子会議システム(遠隔会議システム)は、ネットワークを介して2拠点間以上で専用機若しくはパソコンなどの遠隔会議端末を使用して、映像および音声を相互に通信するシステムである。電子会議システムにおいて、映像・音声の通信品質は、使用するネットワーク帯域に強く依存する。従来の電子会議システムでは、使用できるネットワーク帯域が狭い場合は、映像・音声の品質を落とし(データ量を減らし)、映像・音声を途切れないような工夫している。
ここで、2拠点間でプレゼンテーションを行うような遠隔会議の例を述べる。まずA拠点には発表者がいて、それをB拠点で聴講すると仮定する。B拠点では発表を聞くため、A拠点の映像と音声を、高品質になるよう設定を行う。A拠点では、Q&Aに備えて、B拠点の映像と音声を、高品質になるよう設定を行う。ここで、ネットワーク帯域が十分にない場合、A拠点もしくはB拠点のどちらかのデータがロスする。例えば、A拠点から送られるデータがロスした場合は、B拠点の映像もしくは音声が乱れて、プレゼンテーション資料が読めない、もしくは発表内容を聞き損じという問題が生じる。この問題に備えて、映像・音声品質をネットワーク帯域に合わせて、映像・音声品質を自動で調整する機能が搭載された遠隔会議システムが存在する。
例えば、特開2007−329682号公報には、例えばマイク音量や資料などの送受信データを監視し、会議の状態変化に応じて、帯域に割り当てるデータの優先度を動的に変更して帯域を最適化することにより、円滑な電子会議システムを実現する技術が開示されている。
しかしながら、従来の電子会議システムでは、会議の状態変化に応じて送受信するデータ量を決定するが、ネットワークの通信状況によっては、最適に決定されたデータを正確に送受信することができない場合があるという問題点があった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、電子会議システムにおいて、ネットワークの通信状況を考慮し、会議の種類に応じて最適なデータ量を決定することができる電子会議システム、配信管理サーバ、データ制御方法、プログラム、及び記録媒体を提供することを目的とする。
本発明における一観点の電子会議システムは、複数の通信端末及び配信管理サーバがネットワークを介して接続され、前記通信端末間で会議を行うためのデータ通信を行なう電子会議システムであって、前記通信端末は、データを受信した際のネットワークの通信状況を示す受信品質情報と、前記会議の種類を示す会議種類情報を含む会議属性情報とを前記配信管理サーバに送信する送信手段と、前記配信管理サーバは、前記受信品質情報及び前記会議属性情報を受信する受信手段と、前記会議種類情報毎に、前記受信品質情報及びデータの圧縮パラメータを関連付けた品質管理情報を記憶する第1記憶手段と、受信された前記受信品質情報及び前記会議属性情報に含まれる前記会議種類情報に基づいて、前記品質管理情報から前記圧縮パラメータを取得する配信管理制御手段と、取得された前記圧縮パラメータを前記通信端末に送信する送信手段と、を備える。
また、本発明における他の観点の配信管理サーバは、複数の通信端末から映像データ及び音声データを受信し、合成された映像データ及び音声データを各通信端末に送信する配信管理サーバであって、前記通信端末がデータを受信した際のネットワークの通信状況を示す受信品質情報と、前記会議の種類を示す会議種類情報を含む会議属性情報とを受信する受信手段と、前記会議種類情報毎に、前記受信品質情報及びデータの圧縮パラメータを関連付けた品質管理情報を記憶する記憶手段と、受信された前記受信品質情報及び前記会議属性情報に含まれる前記会議種類情報に基づいて、前記品質管理情報から前記圧縮パラメータを取得する配信管理制御手段と、取得された前記圧縮パラメータを前記通信端末に送信する送信手段と、を備える。
また、本発明における他の観点のデータ制御方法は、複数の通信端末から映像データ及び音声データを受信し、合成された映像データ及び音声データを各通信端末に送信する配信管理サーバにおけるデータ制御方法であって、前記通信端末がデータを受信した際のネットワークの通信状況を示す受信品質情報と、前記会議の種類を示す会議種類情報を含む会議属性情報とを受信する受信ステップと、記憶手段に記憶され、前記会議種類情報毎に、前記受信品質情報及びデータの圧縮パラメータを関連付けた品質管理情報に基づいて、受信された前記受信品質情報及び前記会議属性情報に含まれる前記会議種類情報から前記圧縮パラメータを取得する配信管理制御ステップと、取得された前記圧縮パラメータを前記通信端末に送信する送信ステップと、を有する。
また、本発明の電子会議システム、配信管理サーバ、及びデータ通信方法は、コンピュータにより実行可能なプログラムにより実現することができ、また、プログラムを記録した記録媒体をコンピュータに読み取らせて実現することも可能である。
本発明によれば、電子会議システムにおいて、ネットワークの通信状況を考慮し、会議の種類に応じて最適なデータ量を決定することができる電子会議システム、配信管理サーバ、データ制御方法、プログラム、及び記録媒体を提供することができる。
本発明に係る電子会議システムの一例を示す図。 本発明に係る配信管理サーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図 実施例1に係る遠隔会議端末の機能構成の一例を示すブロック図。 RTCP RRのパケットフォーマットを示す図。 実施例1に係る配信管理サーバの機能構成の一例を示すブロック図。 会議管理DBに記憶されるデータ構造の一例を示す図。 品質管理DBに記憶されるデータ構造の一例を示す図。 実施例1における通信制御処理の一例を示すシーケンス図。 実施例1における通信終了処理の一例を示すシーケンス図。 実施例2に係る配信管理サーバの機能構成の一例を示すブロック図。 実施例2における優先情報DBのデータ構造の一例を示す図。 実施例2における会議管理DBのデータ構造の一例を示す図。 実施例2における品質管理DBのデータ構造の一例を示す図。 変形例に係る電子会議システム(その1)の一例を示す図。 変形例に係る電子会議システム(その2)の一例を示す図。
以下、添付図面を参照して、本発明にかかる電子会議システム、配信管理サーバ、データ制御方法、プログラム及び記録媒体の実施例を詳細に説明する。
<システム構成とハードウェア構成>
図1は、本発明に係る電子会議システムの一例を示す図である。図1に示すように、電子会議システムは、配信管理サーバ10、遠隔会議端末(通信端末)A20、遠隔会議端末B30を含む。
本発明に係る電子会議システムは、各遠隔会議端末と配信管理サーバがネットワークを介してつながっており、通信できる状態にある。各遠隔会議端末は、会議の種類(例えば、プレゼンテーション形式やレビュー形式など)、会議パラメータおよび映像・音声データの受信品質を配信管理サーバ10に送信する。配信管理サーバ10は会議の種類及び受信品質に応じて優先順位が高いと判断した映像・音声のデータの帯域を高く、優先度が低いと判断した映像・音声のデータの帯域を低くするよう遠隔会議端末に指示する。
次に、本発明に係る配信管理サーバ10のハードウェア構成について説明する。図2は、本発明に係る配信管理サーバ10のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、配信管理サーバ10は、制御部11、主記憶部12、補助記憶部13、外部記憶装置I/F部14、ネットワークI/F部16、操作部17、表示部18を含む。
制御部11は、コンピュータの中で、各装置の制御やデータの演算、加工を行うCPUである。また、制御部11は、主記憶部12に記憶されたプログラムを実行する演算装置であり、入力装置や記憶装置からデータを受け取り、演算、加工した上で、出力装置や記憶装置に出力する。
主記憶部12は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などであり、制御部11が実行する基本ソフトウェアであるOSやアプリケーションソフトウェアなどのプログラムやデータを記憶又は一時保存する記憶装置である。
補助記憶部13は、HDD(Hard Disk Drive)などであり、アプリケーションソフトウェアなどに関連するデータを記憶する記憶装置である。
外部記憶装置I/F部14は、USB(Universal Serial Bus)などのデータ伝送路を介して接続された記憶媒体15(例えば、フラッシュメモリなど)と配信管理サーバ10とのインタフェースである。
また、記憶媒体15に、所定のプログラムを格納し、この記憶媒体15に格納されたプログラムは外部記憶装置I/F部14を介して配信管理サーバ10にインストールされ、インストールされた所定のプログラムは配信管理サーバ10により実行可能となる。
ネットワークI/F部16は、有線及び/又は無線回線などのデータ伝送路により構築されたLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などのネットワークを介して接続された通信機能を有する周辺機器と当該配信管理サーバ10とのインタフェースである。
操作部17や表示部18は、キースイッチ(ハードキー)とタッチパネル機能(GUIのソフトウェアキーを含む:Graphical User Interface)を備えたLCD(Liquid Crystal Display)とから構成され、配信管理サーバ10が有する機能を利用する際のUI(User Interface)として機能する表示及び/又は入力装置である。なお、表示部18は、必ずしも必要ではない。
[実施例1]
次に、実施例1に係る電子会議システムについて説明する。図3は、実施例1に係る遠隔会議端末A20の機能構成の一例を示すブロック図である。遠隔会議端末A20は、映像をエンコード(符号化)するためにカメラ201、映像入力制御部202、映像エンコーダ203を含む。また、遠隔会議端末A20は、音声をエンコードするためにマイク209、音声入力制御部210、音声エンコーダ211を含む。また、遠隔会議端末A20は、送信するデータの制御を行うために操作制御部205、配信ポリシー制御部206を含む。
また、遠隔会議端末A20は、各データを配信管理サーバ10に通信するために配信制御部212、通信制御部207を含む。また、遠隔会議端末A20は、映像をデコード及び表示するために映像デコーダ214、映像出力制御部215、映像表示装置216を含む。また、遠隔会議端末A20は、音声をデコード及び出力するために音声デコーダ217、音声出力制御部218、スピーカ219を含む。
カメラ201は、映像を撮影し、撮影した映像を映像入力部202に出力する。映像入力制御部202は、遠隔会議端末A20に接続するカメラのデバイスドライバおよびカメラから入力された映像データをハンドリングする。
映像エンコーダ203は、映像入力制御部202を介して取得した非圧縮の映像データを圧縮する映像コーデックである。圧縮方式としてH.264やMPEG-4などがある。また、映像エンコーダ203は、配信制御部212から指示される圧縮パラメータ(圧縮方式、解像度、フレームレート、ビットレートなど)に応じて、圧縮パラメータの変更を行う。
マイク209は、話者の音声を入力し、音声データを音声入力制御部210に出力する。音声入力制御部210は、遠隔会議端末A20に接続するマイクのデバイスドライバおよびマイクから入力される音声データをハンドリングする。
音声エンコーダ211は、音声入力制御部210を介して取得した非圧縮の音声データを圧縮する音声コーデックである。圧縮方式としてG.711、AACなどがある。
操作部204は、ユーザから操作を受付ける機能を有し、例えばボタンなどである。操作制御部205はボタン操作を制御する機能を有する。ユーザは、操作部204を介して、プレゼンテーション形式、レビュー形式、指示・命令形式、ブレインストーミング形式などの会議の種類を選択する。操作制御部205は、ユーザにより選択された会議の種類情報を配信ポリシー制御部206に出力する。
配信ポリシー制御部206は、会議の種類を示す会議種類情報、遠隔会議端末を識別するための端末識別情報、会議を識別するための会議識別情報を含む会議属性情報を、通信制御部207を介して配信管理サーバ10に送信する。
また、配信ポリシー制御部206は、ネットワークの通信状況を示す受信品質情報もしくは会議終了の通知、配信管理サーバ10からの圧縮パラメータの指示などを、通信制御部207を介して送受信する機能を有する。
ここで、配信ポリシー制御部206が扱うデータについて詳しく説明する。会議属性情報は、会議の種類、会議を主催(オーナー)している遠隔会議端末のID、その他の端末のIDを配信管理サーバ10へ通知する。ここで、IDはIPアドレスでも良いし、SIP URIでもよい。会議の種類はプレゼンテーション形式もしくはレビュー形式、指示・命令形式、ブレインストーミング形式などがある。会議種類はテキストでもよいし、種類に応じてIDを定義して、IDを送信してもよい。送信データはテキスト形式でもバイナリ形式でも実現可能である。
次に、受信品質情報について説明する。後述するRTCPのRR(Receiver Reports)により、受信パケット間隔ジッタおよびパケットロス発生率、ネットワーク遅延時間が容易に把握できるので、これらのデータは配信管理サーバ10に転送される。
また、受信品質情報には、受信側・配信元の遠隔会議端末のIDを含んでいる。さらに、RTCPを使わずにもしくはRTCPと合わせて、使用可能なネットワーク帯域、再送許容時間などを演算して送信することで、より最適な映像・音声に変更できる。
次に、会議終了通知について説明する。会議終了通知は、会議が終了したことを、配信管理サーバ10に通知するための情報である。終了通知には会議IDが含まれる。
次に、圧縮パラメータについて説明する。圧縮パラメータは、映像に対しては解像度、フレームレート、音声に対してはビットレートなどがある。例えば、解像は1920×1080、1280×720などがある。また、フレームレートは、30、15などがある。また、ビットレートは、256kbps、128kbpsなどがある。
このほかにも、圧縮パラメータは、端末初期設定値に対するパーセンテージでもよいし、圧縮アルゴリズムなどでもよい。また、音声の場合は、圧縮アルゴリズム、平均データ圧縮量、サンプリング周波数などでもよい。
さらに、圧縮パラメータは、遠隔会議が行われる画面レイアウトを指示してもよい。例えば、三拠点間の遠隔会議が行われる場合は、映像のサイズ、表示位置、会議資料のサイズ、表示位置を指定できてもよい。
配信制御部212は、映像エンコーダ203および音声エンコーダ211から取得した映像データおよび音声データを、ネットワークを介して配信管理サーバ10に送信する。また、配信制御部212は、配信管理サーバ10から受信した映像データおよび音声データを映像デコーダ214および音声デコーダ217に出力する。
また、配信制御部212は、例えば、RTP(Real-time Transport Protocol)およびRTSP(Real Time Streaming Protocol)のクライアントおよびサーバおよびRTCP(RTP Control Protocol)を制御する。RTPは、音声や動画などのデータストリームをリアルタイムに配送するためのデータ転送プロトコルである。RTSPはストリーミングデータの制御(いわゆるVideo Cassette Recorderの操作)を行なうためのプロトコルで、RTPと協調して動作する。RTCPはRTPでデータを送受信するためのセッションを制御するプロトコルである。
このほかに、配信制御部212は、RTSPアドレスを相互に交換するための通信手段を備えている。たとえば、POSIX(Portable Operating System Interface)標準のソケットインターフェースを使って接続して、相互に通信することが考えられる。また、配信制御部212は、SIPやH.323などの呼制御を使ってもよい。
また、配信制御部212は、受信品質を算出する。以下、RTCPのRRにより受信パケット間隔ジッタおよびパケットロス発生率、ネットワーク遅延時間を把握する仕方を説明する。
図4は、RTCP RRのパケットフォーマットを示す図である。欠落率には、あるレポーティングインターベル内で欠落したパケットの数を、受信すべき数で割った値が入る。欠落率は、2進の小数点を、フィールドの左端に設定された固定小数点数で表現する。つまり、欠落率に256をかけた数の整数部分と同じ値になる。
例えば、1/4のパケットが欠落した場合、欠落率は1/4×256=64となる。パケットの重複が原因で受信したパケットの数が受信すべき数よりも大きくなり、欠落パケットの数が負になった場合は、欠落率に0がセットされる。
パケットジッタ間隔は、レポート対象者のSSRCによって送信されたデータパケットに対し、ネットワーク転送時間のばらつきを投下的に見積もったものである。この測定単位には、タイムスタンプが使用される。したがって、RTPのタイムスタンプと同様に、32ビットの符号なし整数で表される。
ネットワーク遅延時間は、たとえば、ICMPの"echo request"を相手先に送信して、その応答である"echo reply"を受信するまでの時間をネットワーク遅延時間としてもよい。また、RTCP RRとSR(Sender Reports)を使ってネットワーク往復時間を算出することもできる。
この方法で算出される値は、ネットワーク往復時間である。エンドポイントにおける処理時間(例えば受信側でのジッタの影響を緩和するためにメディアの再生前にデータをバッファする時間)は含まれない。
送信側は、RRの最新送信レポート(LSR:Last Sender Report)のタイムスタンプと最新送信レポート経過時間(DLSR:Delay since Last Sender Report)のフィールドを使って、受信側との往復時間を計算することができる。RRパケットを受信したとき、現在時刻からLSRフィールドの値を引けば、SRパケットを送信してからこのRRパケット受信するまでの間の経過時間が得られる。その値から、さらにDLSRフィールドの値を引き、受信側での処理による経過時間を取り除けば、ネットワークの往復時間を取得することができる。
図3に戻り、通信制御部207は、通信に必要なプロトコルスタックおよびネットワークインターフェイスカードを含む。映像デコーダ214は、配信制御部212から取得した圧縮された映像データを伸張する映像コーデックである。
映像出力制御部215は、遠隔会議端末A20に接続するディスプレイなどの映像表示装置216のデバイスドライバであり、映像デコーダ214で伸張された映像データを映像表示装置216に出力する。映像表示装置216は、映像を表示するディスプレイであり、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)などである。
音声デコーダ217は、配信制御部212から取得した音声データを伸張する音声コーデックである。音声出力制御部218は、遠隔会議端末A20に接続するスピーカ219のデバイスドライバであり、音声デコーダ217で伸張された音声データをスピーカ219に出力する。スピーカ219は、音声出力制御部218から取得した音声データを出力する。
次に、配信管理サーバ10の機能について説明する。図5は、実施例1に係る配信管理サーバ10の機能構成の一例を示すブロック図である。図5に示すように、配信管理サーバ10は、通信制御部101、配信管理制御部100、会議管理DB(第2記憶手段)104、品質管理DB(第1記憶手段)106を含む。配信管理制御部100は、配信ポリシー制御部102、会議管理部103、品質管理部105を含む。
通信制御部101は、ネットワークインターフェースカード(NIC)のデバイスドライバおよびネットワークスタックを含む。通信制御部101は、ネットワークを介して各遠隔会議端末と各データの送受信を行う。
配信管理制御部100は、通信制御部101から取得した受信品質情報及び会議属性情報に含まれる会議種類情報に基づいて、品質管理DB106から圧縮パラメータを決定する。以下、配信管理制御部100の詳細を説明する。
配信ポリシー制御部102は、各遠隔会議端末から会議属性情報(会議の種類や端末のIDなど)、受信品質情報(ジッタ、パケットロス発生率および遅延時間など)および、終了の通知を受信する機能を有する。また、配信ポリシー制御部102は、会議管理部103に対して会議属性情報を通知し、品質管理部105から圧縮パラメータを取得・判断して、各遠隔会議端末に対して、通信制御部101を介して圧縮パラメータを送信する機能を有する。
会議管理部103は、配信ポリシー制御部102から会議属性情報を取得すると、取得した会議管理DB104に記憶する。
会議管理DB104は、会議属性情報を記憶・管理する。図6は、会議管理DB104に記憶されるデータ構造の一例を示す図である。図6に示すように、会議ID、会議種類、オーナー端末、オーディエンス端末が関連付けられている。
例えば、会議ID「12345678」は、会議種類「プレゼンテーション形式」、オーナーは「192.168.0.xx」、オーディエンス1「192.168.0.xy」、オーディエンス2「192.168.1.yy」が関連付けられている。
品質管理部105は、配信ポリシー制御部102から会議種類情報と受信品質情報とを取得した場合、品質管理DB106から圧縮パラメータを取得する。品質管理部105は、取得した圧縮パラメータを配信ポリシー制御部102に出力する。
品質管理DB106は、会議種類ごとに、受信品質情報に対応する圧縮パラメータを示す品質情報を記憶・管理する。図7は、品質管理DB106に記憶されるデータ構造の一例を示す図である。
図7に示すように、会議種類ごとに、受信品質(パケットロス値)に対応する圧縮パラメータ(映像の解像度、映像のフレームレート、音声のビットレート)が関連付けられている。
例えば、会議種類が「プレゼンテーション形式」でパケットロス敷値が「0〜1%」である場合、「オーナー」の映像の解像度は「1920×1080」であり、映像のフレームレートは「30」であり、音声のビットレートは「256kbps」である。また、同条件の場合、「オーディエンス」の映像の解像度は「720×480」であり、映像のフレームレートは「15」であり、音声のビットレートは「256kbps」である。
これより、品質管理部105は、会議種類と受信品質が定まれば、品質情報から圧縮パラメータを決定することができる。
以上の機能により、実施例1に係る遠隔会議端末が会議属性情報及び受信品質情報を配信管理サーバ10に送信し、配信管理サーバ10が圧縮パラメータを決めて、変更指示を行うことが可能となる。
<動作>
次に、実施例1に係る電子会議システムの動作について説明する。図8は、実施例1における通信制御処理の一例を示すシーケンス図である。図8に示すように、ステップS101において、ユーザは、操作部204を介して接続先の設定を行う。接続先は複数あっても良い。
ステップS102において、ユーザは操作部204を介して会議種類を設定する。会議種類は、例えば、プレゼンテーション形式、レビュー形式、指示・命令形式、ブレインストーミング形式などである。これらの会議の種類は利用シーンに応じて追加・削除ができてもよい。ここで設定された情報は一旦、配信ポリシー制御部206で記憶される。同時に設定情報は配信制御部212にも伝えられる。
ステップS103において、遠隔会議端末A20の配信制御部212は、遠隔会議端末B30に対して接続要求を行う。ステップS104において、遠隔会議端末B30は、遠隔会議端末A20に接続許可を通知する。例えば、両端末には、Webクライアントが搭載されていてHTTP経由でSDP(Session Description Protocol)を受信し、メディアクライアント(Windows Media Player、Quick time playerなど)を起動することである。
メディアクライアントはWebクライアントからSDPを受け取るのでSETUPを送信することから始める。一方、メディアクライアントが直接RTSP経由でメディアにアクセスした場合はDESCRIBEから処理を始め、SDPを受信し、SETUPする必要がある。
映像・音声データを受信するまでのフローは標準規格に沿っているので省略する。また、映像・音声の配信を開始する際、両端末は、配信を開始してよいかを確認するメッセージを、映像出力制御部215を介して表示してもよい。この処理を端末同士相互に行うことで映像・音声の双方向通信が開始される。
ここで、配信が開始されると、遠隔会議端末A20は会議IDを作成する。会議IDはランダムな数字でも良いし、UUID(Universally Unique Identifier)でもよい。
ステップS105において、配信ポリシー制御部206は、会議属性情報を配信管理サーバ10に通知する。会議属性情報には、会議種類情報、会議を識別する会議識別情報、遠隔会議端末を識別する端末識別情報などを含む。
会議属性情報は、例えば以下の形式で送信される。
SendConfProperty,12345678,192.168.0.xx,192.168.0.xy,192.168.0.yy\n ・・・(1)
(会議属性情報),(会議ID),(オーナー端末のID),(オーディエンス1のID), (オーディエンス2のID), … ,(オーディエンスnのID)\n
上記会議属性情報はオーナーの遠隔会議端末A20から配信管理サーバ10に対してTCP/IP上でテキストデータとして送信する。
ステップS106において、会議管理部103は、会議属性情報を会議管理DB104に記憶する。
ステップS107において、品質管理部105は、会議種類情報をキーとして、オーナー及びオーディエンスの圧縮パラメータを取得する。配信開始時、パケットロス閾値は0%とする。ステップS108において、配信管理サーバ10は、取得した圧縮パラメータをメディア属性としてオーナー及びオーディエンスの全ての端末に送信(指示)する。
圧縮パラメータ(メディア属性)は、以下の形式で送信される。
SetCompParameter,1920x1080,30,256\n ・・・(2)
(圧縮パラメータ),(送信映像解像度),(送信フレームレート),(音声ビットレート)\n
上記圧縮パラメータは配信管理サーバから会議参加端末に対してTCP/IP上でテキストデータとして送信する。
圧縮パラメータを受信した遠隔会議端末B30は、取得した圧縮パラメータで映像・音声をエンコードする。例えば、オーナー端末がメディア属性指示で解像度1920x1080、フレームレート30を受信した場合、エンコーダの設定値を変更する。エンコーダが受信した解像度もしくはフレームレートをサポートしていない場合は最も近い値を設定する。音声の場合も同様に音声エンコーダに指示をする。
ステップS109において、次に遠隔会議端末A20は、任意に指定された間隔で、受信品質情報を、配信管理サーバ10に通知する。指定の間隔は1秒程度でよい。受信品質情報はRTCPにより取得する。
ステップS110において、配信管理サーバ10は、受信品質情報を受信すると、会議管理部103に対して送信元のIPアドレスをキーとして、会議種類情報を取得する。
ステップS111において、品質管理部105は、会議種類情報と、受信品質情報に含まれるパケットロス発生率をキーとして、圧縮パラメータを取得する。例えば、会議種類がレビュー形式で、受信品質情報のパケットロス発生率が3%であった場合、パケット発生率が1%〜5%に対応する圧縮パラメータを取得する。
ステップS112において、配信管理サーバ10は、圧縮パラメータを、遠隔会議端末B30に対して送信する。ステップS113において、遠隔会議端末B30は、圧縮パラメータを受信し、受信した圧縮パラメータに基づいて映像、音声をエンコードして遠隔会議端末A20に送信する。
ステップS114において、遠隔会議端末B30は、任意に指定された間隔で、受信品質情報を、配信管理サーバ10に通知する。指定の間隔は1秒程度でよい。受信品質情報はRTCPにより取得する。
ステップS115において、配信管理サーバ10は、受信品質情報を受信すると、会議管理部103に対して送信元のIPアドレスをキーとして、会議種類情報を取得する。
ステップS116において、品質管理部105は、会議種類情報と、受信品質情報に含まれるパケットロス発生率をキーとして、圧縮パラメータを取得する。例えば、会議種類がレビュー形式で、受信品質情報のパケットロス発生率が7%であった場合、パケット発生率が5%〜に対応する圧縮パラメータを取得する。
ステップS117において、配信管理サーバ10は、圧縮パラメータを、遠隔会議端末A20に対して送信する。ステップS118において、遠隔会議端末A20は、圧縮パラメータを受信し、受信した圧縮パラメータに基づいて映像、音声をエンコードして遠隔会議端末B30に送信する。
なお、ステップS114は、ステップS109の前後に行ってもよく、各遠隔会議端末間で相互通信を行ない、受信品質情報を取得した時点で、配信管理サーバ10に送信するようにすればよい。
以上より、相互通信を行なう各遠隔会議端末は、配信管理サーバ10により会議種類情報及び受信品質情報に基づいて決定された圧縮パラメータを用いて、最適なデータ量で相互通信を行なうことができる。
次に、実施例1における通信終了処理について説明する。図9は、実施例1における通信終了処理の一例を示すシーケンス図である。ステップS201において、ユーザは、操作部204を介して、会議の終了操作を行う。
ステップS202において、配信制御部212は、操作制御部205から終了通知を受けると、接続先の遠隔会議端末B30に終了要求を行う。ステップS203において、遠隔会議端末B30は、終了の許可を遠隔会議端末A20に通知する。
ステップS204において、配信ポリシー制御部206は、通信制御部207を介して、会議の終了を配信管理サーバ10に通知する。会議の終了通知には、少なくとも会議IDは含まれる。
ステップS205において、配信管理サーバ10は、終了通知を受信すると、会議管理部103を介して、会議管理DB104にアクセスして、受信した会議IDと同一のエントリを削除する。
以上、実施例1によれば、電子会議システムにおいて、ネットワークの通信状況を考慮し、会議の種類に応じて最適なデータ量を決定することができる。
[実施例2]
次に、実施例2に係る電子会議システムについて説明する。実施例2では、配信管理サーバが、遠隔会議端末毎に優先順を保持し、会議種類情報、受信品質情報、優先順情報に基づいて、圧縮パラメータを決めるところが実施例1と異なる。
現在のIPネットワークは、利用可能な帯域をどのように使うかを決めるQoS(Quality of Service)制御は行われていない。例えば、IPネットワークの帯域が10Mbpsであったとする。一つのテレビ会議が約3Mbps使うとすると、三つのテレビ会議を行うことができる。
ここにさらに一つのテレビ会議が行われると、新しいテレビ会議は品質が低いものとなる。また、新しいテレビ会議が加わったことにより、既に行われている3つのテレビ会議の品質に影響し、映像の乱れや音声の途切れが発生することになる。
そこで、ネットワーク帯域を割り振るようなQoS制御が必要になる。例えば、四つ目に新たに行われた重要なテレビ会議の品質が低くならないような、さらに4つ同時にテレビ会議が行われても極力映像の乱れや音声の途切れが発生しないような制御を実現する仕組みである。
この仕組みとして、予め端末自体に優先順位が設定されており、パケットロスが発生すると、その優先順位に応じて映像・音声品質を制御する。この仕組みを以下、実施例2として説明する。
<機能構成>
図10は、実施例2に係る配信管理サーバ40の機能構成の一例を示すブロック図である。配信管理サーバ40は、配信管理制御部300、通信制御部101、会議管理DB305、品質管理DB307、優先情報DB303を含む。配信管理制御部300は、配信ポリシー制御部301、優先管理部302、会議管理部304、品質管理部306を含む。ここで、図10に示す機能において、図5に示す機能と同様の機能のものは同じ符号を付し、その説明を省略する。
配信管理制御部300は、通信制御部101から取得した会議属性情報に含まれる端末識別情報に対応する会議優先情報を取得し、会議優先情報の平均値を算出して、この平均値にも基づいて、圧縮パラメータを取得する。以下、配信管理制御部300の詳細を説明する。
配信ポリシー制御部301は、優先管理部302から取得した各遠隔会議端末の優先順情報に基づいて、会議に接続される端末の優先順の平均値を算出する。配信ポリシー制御部301は、優先順の平均値を、会議管理部304を介して会議管理DB305に登録する。
また、配信ポリシー制御部301は、受信品質情報を取得すると、優先順の平均値と受信品質情報とに基づいて、圧縮パラメータを取得する。圧縮パラメータの取得処理の詳細は後述する。
優先管理部302は、配信ポリシー制御部301から端末IDを取得すると、会議管理DB303から端末IDに対応する会議プライオリティ(優先順情報)を取得し、取得した会議プライオリティを配信ポリシー制御部301に出力する。
優先情報DB303は、各端末IDに優先順を関連付けた優先順情報を記憶する。図11は、実施例2における優先情報DB303のデータ構造の一例を示す図である。図11に示す例では、例えば、端末ID「192.168.0.xx」の会議プライオリティは「3」であり、端末ID「192.168.0.xy」の会議プライオリティは「3」である。
会議管理部304は、配信ポリシー制御部301から会議属性情報の登録指示を受けると、会議管理DB305に会議属性情報を登録する。ここで登録される会議属性情報には、配信ポリシー制御部301により算出された優先順の平均値を示す会議プライオリティ平均値、ネットワークの通信状況の状態履歴を示す品質カウンタが含まれる。
会議管理部305は、会議属性情報を記憶する。図12は、実施例2における会議管理DB305のデータ構造の一例を示す図である。図12に示す例では、会議ID「12345678」には、会議種類「プレゼンテーション形式」、会議プライオリティ平均値「2」、品質カウンタ「0」、オーナー「192.168.0.xx」、オーディエンス1「192.168.0.xy」、オーディエンス2「192.168.0.yy」が関連付けられている。
品質管理部306は、配信ポリシー制御部301から会議種類情報及びパケットロス値が通知されると、配信管理DB307から会議種類情報及びパケットロス値に対応する圧縮パラメータを取得する。
また、品質管理部306は、配信ポリシー制御部301からさらに、映像・音声品質IDを「+1」にする通知を受けた場合、会議種類情報及びパケットロス値に対応する映像・音声品質IDの値に+1した映像・音声品質IDに対応する圧縮パラメータを取得する。品質管理部306は、取得した圧縮パラメータを配信ポリシー制御部301に出力する。
品質管理DB307は、会議種類情報、映像・音声品質ID、パケットロス閾値、圧縮パラメータを関連付けて記憶する。図13は、実施例2における品質管理DB307のデータ構造の一例を示す図である。
図13に示すように、会議種類毎に、パケットロス閾値に対応して映像・音声品質IDが関連付けられている。例えば、会議種類「プレゼンテーション形式」には、パケットロス閾値「0%〜1%」に対応して映像・音声品質ID「1001」、パケットロス閾値「1%〜5%」に対応して映像・音声品質ID「1002」となっている。映像・音声品質IDがインクリメントするにつれて、映像・音声の品質は低くなるよう圧縮パラメータは設定されている。
次に、実施例2における圧縮パラメータの取得方法の具体例について説明する。実施例2では、遠隔会議端末に予め設定された会議プライオリティに従って、会議プライオリティ平均値が低い順に映像・音声品質を低下させることを目的にする。
配信管理サーバ40が各遠隔会議端末から送信される受信品質情報を受信し、パケットロス発生率を会議プライオリティに応じて擬似的に増減させることで実施例2を実現できる。例えば、端末ID「192.168.0.xx」をオーナーとして端末ID「192.168.0.xy」および端末ID「192.168.0.yy」がビデオ会議をすると仮定する。各遠隔会議端末の会議プライオリティはそれぞれ3、3、2である。
ここで、配信ポリシー制御部301は、会議プライオリティの平均値を小数点以下切捨てて算出する。この例の場合は(3+3+2)/3の小数点以下を切り捨てて2となる。この値を会議プライオリティ平均値とする。この値の算出は、会議属性情報を通知された際に行い、会議管理DB305に登録される。
配信ポリシー制御部301は、次に受信品質情報を受信し、受信品質情報に含まれるパケットロス発生率が例えば1%を超えた場合、品質カウンタを+1増加させる。この品質カウンタが会議プライオリティ平均値を超えた場合、配信ポリシー制御部301は、会議種類情報及びパケットロス値に対応する映像・音声品質IDに+1をした映像・音声品質IDに対応する圧縮パラメータを取得する。
例えば、パケットロス発生率が「4%」の場合、プレゼンテーション形式の映像・音声品質IDは「1002」であるが、品質カウンタが会議プライオリティ平均値を超えた場合、配信ポリシー制御部301は、映像・音声品質IDに+1して映像・音声品質IDを「1003」として、映像・音声品質ID「1003」に対応する圧縮パラメータを取得する。
ただし、例えば映像・音声品質IDを+1増加させて「1004」になった場合、圧縮パラメータの取得に失敗するので、この場合は映像・音声品質IDをデクリメントし、「1003」にしてから取得する。配信管理サーバ40は、取得した圧縮パラメータを各遠隔会議端末に送信する。以降の処理は実施例1と同様であるため省略する。
<動作>
次に、実施例2における電子会議システムの動作について説明する。実施例2における電子会議システムの動作は、基本的には図8に示す処理と同様であるため、図8に示す処理と異なるところを説明する。
ステップS105により、配信管理サーバ40が会議属性情報を取得すると、配信ポリシー制御部301は、会議に参加する遠隔会議端末に対応する会議プライオリティの平均値(会議プライオリティ平均値)を算出する。
ステップS106において、配信制御部301は、算出した会議プライオリティ平均値を会議属性情報に含め、会議管理部304を介して会議属性情報を会議管理DB305に記憶する。
ステップS110において、配信ポリシー制御部301は、受信品質情報を受信し、受信品質情報に含まれるパケットロス発生率が例えば1%を超えた場合、会議管理DB305にある品質カウンタを+1増加させる。
ステップS111において、配信ポリシー制御部301は、品質カウンタが会議プライオリティ平均値を超えた場合、会議種類情報及びパケットロス値に対応する映像・音声品質IDに+1をした映像・音声品質IDに対応する圧縮パラメータを取得するよう品質管理部306に指示する。
ステップS112において、品質管理部306が取得した圧縮パラメータ(メディア属性)を、通信制御部101が各遠隔端末に送信する。ステップS114〜S117においても前述した処理と同様の処理が行われる。
以上、実施例2によれば、遠隔会議端末に予め設定された会議プライオリティに従って、会議プライオリティ平均値が低い順に映像・音声品質を低下させることができる。
[変形例]
次に、変形例に係る電子会議システムについて説明する。変形例では、多地点接続装置60を用いて会議を行う。本発明は、多地点接続装置(MCUともいう)60を用いる場合にも適用可能である。
<システム構成>
図14は、変形例に係る電子会議システム(その1)の一例を示す図である。図14に示すように、電子会議システムは、多地点接続装置40、遠隔会議装置(通信装置)A20、遠隔会議装置B30、遠隔会議装置C50を含む。
変形例における多地点接続装置60は、実施例1、2で説明した配信管理サーバ10、40の機能を有する。変形例において前述した各実施例と異なるところは、オーナーの遠隔会議端末だけが会議属性情報を送信するのではなく、各遠隔会議端末が自身の端末IDを含む会議属性情報を多地点接続装置60に送信する。
これにより、多地点接続装置60が、会議種類情報及び各遠隔会議端末から受信品質情報を取得することで、各遠隔会議端末に送信するデータ量を適切に制御することができる。
また、変形例に係る電子会議システムは、配信管理機能とMCUとは別のサーバであっても良い。図15は、変形例に係る電子会議システム(その2)の一例を示す図である。図15に示すように、電子会議システムは、実施例1、2と同様に配信管理サーバ80を別サーバとして備えてもよい。これにより、多地点接続装置70、各遠隔会議端末は、配信管理サーバ80から圧縮パラメータを取得した場合には、取得した圧縮パラメータによりエンコードしたデータを送信することができる。
なお、各実施例や変形例の配信管理サーバや多地点接続装置で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、各実施例や変形例の配信管理サーバや多地点接続装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、各実施例や変形例の配信管理サーバや多地点接続装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
また、各実施例や変形例の配信管理サーバや多地点接続装置で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
各実施例や変形例の配信管理サーバや多地点接続装置で実行されるプログラムは、前述した各部を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記記憶媒体からプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、上記各部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
なお、本発明は、上記実施例そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施例に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施例に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施例にわたる構成要素を適宜組み合わせても良い。
10、40、80 配信管理サーバ
20、30、50 遠隔会議端末
60、70 多地点接続装置
100、300 配信管理制御部
101 通信制御部
102、301 配信ポリシー制御部
103、304 会議管理部
104、305 会議管理DB
105、306 品質管理部
106、307 品質管理DB
202 映像入力制御部
203 映像エンコーダ
204 操作部
205 操作制御部
206 配信ポリシー制御部
207 通信制御部
210 音声入力制御部
211 音声エンコーダ
212 配信制御部
302 優先管理部
303 優先情報DB
特開2007−329682号公報

Claims (8)

  1. 複数の通信端末及び配信管理サーバがネットワークを介して接続され、前記通信端末間で会議を行うためのデータ通信を行なう電子会議システムであって、
    前記通信端末は、
    データを受信した際のネットワークの通信状況を示す受信品質情報と、前記会議の種類を示す会議種類情報を含む会議属性情報とを前記配信管理サーバに送信する送信手段と、
    前記配信管理サーバは、
    前記受信品質情報及び前記会議属性情報を受信する受信手段と、
    前記会議種類情報毎に、前記受信品質情報及びデータの圧縮パラメータを関連付けた品質管理情報を記憶する第1記憶手段と、
    受信された前記受信品質情報及び前記会議属性情報に含まれる前記会議種類情報に基づいて、前記品質管理情報から前記圧縮パラメータを取得する配信管理制御手段と、
    取得された前記圧縮パラメータを前記通信端末に送信する送信手段と、
    を備える電子会議システム。
  2. 前記会議属性情報は、前記会議を識別する会議識別情報、前記会議を行う通信端末を識別する端末識別情報をさらに含み、
    前記配信管理サーバは、
    前記会議属性情報を記憶する第2記憶手段を備え、
    前記配信管理制御手段は、
    再度受信品質情報が受信された場合、該受信品質情報を送信した通信端末の前記端末識別情報と前記第2記憶手段に記憶された会議属性情報とから前記会議種類情報を特定する特定手段を備え、
    特定された前記会議種類情報と再度受信された前記受信品質情報とに基づいて、前記品質管理情報から前記圧縮パラメータを取得する請求項1記載の電子会議システム。
  3. 前記配信管理サーバは、
    前記端末識別情報と会議に関する優先順とを関連付けた会議優先情報を記憶する第3記憶手段を備え、
    前記配信管理制御手段は、
    前記会議属性情報に含まれる前記端末識別情報と前記会議優先情報とから特定される優先順の平均値にも基づいて、前記圧縮パラメータを取得する請求項2記載の電子会議システム。
  4. 前記配信管理制御手段は、
    前記受信品質情報が所定値以上である場合をカウントし、カウント値が前記平均値を超えた場合、さらに映像及び/又は音声の品質を落とすよう前記圧縮パラメータを取得する請求項3記載の電子会議システム。
  5. 複数の通信端末から映像データ及び音声データを受信し、合成された映像データ及び音声データを各通信端末に送信する配信管理サーバであって、
    前記通信端末がデータを受信した際のネットワークの通信状況を示す受信品質情報と、前記会議の種類を示す会議種類情報を含む会議属性情報とを受信する受信手段と、
    前記会議種類情報毎に、前記受信品質情報及びデータの圧縮パラメータを関連付けた品質管理情報を記憶する記憶手段と、
    受信された前記受信品質情報及び前記会議属性情報に含まれる前記会議種類情報に基づいて、前記品質管理情報から前記圧縮パラメータを取得する配信管理制御手段と、
    取得された前記圧縮パラメータを前記通信端末に送信する送信手段と、
    を備える配信管理サーバ。
  6. 複数の通信端末から映像データ及び音声データを受信し、合成された映像データ及び音声データを各通信端末に送信する配信管理サーバにおけるデータ制御方法であって、
    前記通信端末がデータを受信した際のネットワークの通信状況を示す受信品質情報と、前記会議の種類を示す会議種類情報を含む会議属性情報とを受信する受信ステップと、
    記憶手段に記憶され、前記会議種類情報毎に、前記受信品質情報及びデータの圧縮パラメータを関連付けた品質管理情報に基づいて、受信された前記受信品質情報及び前記会議属性情報に含まれる前記会議種類情報から前記圧縮パラメータを取得する配信管理制御ステップと、
    取得された前記圧縮パラメータを前記通信端末に送信する送信ステップと、
    を有するデータ制御方法。
  7. 複数の通信端末から映像データ及び音声データを受信し、合成された映像データ及び音声データを各通信端末に送信するプログラムであって、
    前記通信端末がデータを受信した際のネットワークの通信状況を示す受信品質情報と、前記会議の種類を示す会議種類情報を含む会議属性情報とを受信する受信ステップと、
    記憶手段に記憶され、前記会議種類情報毎に、前記受信品質情報及びデータの圧縮パラメータを関連付けた品質管理情報に基づいて、受信された前記受信品質情報及び前記会議属性情報に含まれる前記会議種類情報から前記圧縮パラメータを取得する配信管理制御ステップと、
    取得された前記圧縮パラメータを前記通信端末に送信する送信ステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  8. 前記請求項7記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2009188680A 2009-08-17 2009-08-17 電子会議システム、配信管理サーバ、データ制御方法、プログラム、及び記録媒体 Expired - Fee Related JP5402389B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009188680A JP5402389B2 (ja) 2009-08-17 2009-08-17 電子会議システム、配信管理サーバ、データ制御方法、プログラム、及び記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009188680A JP5402389B2 (ja) 2009-08-17 2009-08-17 電子会議システム、配信管理サーバ、データ制御方法、プログラム、及び記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011041153A true JP2011041153A (ja) 2011-02-24
JP5402389B2 JP5402389B2 (ja) 2014-01-29

Family

ID=43768428

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009188680A Expired - Fee Related JP5402389B2 (ja) 2009-08-17 2009-08-17 電子会議システム、配信管理サーバ、データ制御方法、プログラム、及び記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5402389B2 (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014060607A (ja) * 2012-09-18 2014-04-03 Ricoh Co Ltd 会議端末、会議システム
US9094574B2 (en) 2012-06-13 2015-07-28 Ricoh Company, Ltd. Information processing apparatus, conference system, and computer program products
JP2016012843A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 株式会社リコー 伝送管理システム、伝送システム、伝送管理方法、伝送方法、及びプログラム
WO2016147667A1 (en) * 2015-03-19 2016-09-22 Ricoh Company, Limited Communication control device, communication system, communication control method, and computer program product
JP2017123583A (ja) * 2016-01-07 2017-07-13 ブラザー工業株式会社 遠隔会議方法及びプログラム
US9800629B2 (en) 2014-09-29 2017-10-24 Ricoh Company, Ltd. Apparatus, system, and method of controlling transmission of data
JP2018510568A (ja) * 2015-03-06 2018-04-12 ソニー インタラクティブ エンタテインメント アメリカ リミテッド ライアビリテイ カンパニー クラウド入力チャネル管理
US10044782B2 (en) 2014-09-16 2018-08-07 Ricoh Company, Ltd. Terminal device, data transmission method, and computer-readable recording medium
JP2018156424A (ja) * 2017-03-17 2018-10-04 株式会社リコー 情報処理システム、情報処理装置、情報処理プログラム及び情報処理方法
JP2018157493A (ja) * 2017-03-21 2018-10-04 ブラザー工業株式会社 会議プログラム、及び遠隔会議方法
US10142413B2 (en) 2014-04-17 2018-11-27 Ricoh Company, Ltd. Information processing apparatus, information processing system, and communication control method
CN111131756A (zh) * 2019-12-26 2020-05-08 视联动力信息技术股份有限公司 一种基于视联网的异常检测方法、装置、设备及介质
US10939068B2 (en) 2019-03-20 2021-03-02 Ricoh Company, Ltd. Image capturing device, image capturing system, image processing method, and recording medium
JP2022535442A (ja) * 2019-06-05 2022-08-08 ヒタチ・エナジー・スウィツァーランド・アクチェンゲゼルシャフト 産業オートメーション制御システムまたは電力システムからのデータの保存を促進するための方法および装置
US11611614B2 (en) 2020-10-22 2023-03-21 Samsung Sds Co., Ltd. Method and apparatus for controlling peer to peer connection
CN115865876A (zh) * 2022-11-16 2023-03-28 深圳市黑金工业制造有限公司 用于会议一体机远程会议音频数据的管理系统及方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000244490A (ja) * 1999-02-24 2000-09-08 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 多地点会議装置
JP2002176633A (ja) * 2000-12-08 2002-06-21 Nec Corp 多地点ビデオ会議システム、映像データ符号量制御方法、およびそのプログラムを記録した記録媒体
JP2003152793A (ja) * 2001-11-16 2003-05-23 Pioneer Electronic Corp 通信情報の帯域幅制御装置および方法
JP2006295587A (ja) * 2005-04-12 2006-10-26 Hitachi Ltd ディスプレイ装置及びネットワーク会議システムとネットワーク会議開催方法並びにコンピュータ・ソフトウエア
JP2009130673A (ja) * 2007-11-26 2009-06-11 Mitsubishi Electric Corp コールセンター管理サーバ及び通話制御方法及び通話制御プログラム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000244490A (ja) * 1999-02-24 2000-09-08 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 多地点会議装置
JP2002176633A (ja) * 2000-12-08 2002-06-21 Nec Corp 多地点ビデオ会議システム、映像データ符号量制御方法、およびそのプログラムを記録した記録媒体
JP2003152793A (ja) * 2001-11-16 2003-05-23 Pioneer Electronic Corp 通信情報の帯域幅制御装置および方法
JP2006295587A (ja) * 2005-04-12 2006-10-26 Hitachi Ltd ディスプレイ装置及びネットワーク会議システムとネットワーク会議開催方法並びにコンピュータ・ソフトウエア
JP2009130673A (ja) * 2007-11-26 2009-06-11 Mitsubishi Electric Corp コールセンター管理サーバ及び通話制御方法及び通話制御プログラム

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9094574B2 (en) 2012-06-13 2015-07-28 Ricoh Company, Ltd. Information processing apparatus, conference system, and computer program products
JP2014060607A (ja) * 2012-09-18 2014-04-03 Ricoh Co Ltd 会議端末、会議システム
US10142413B2 (en) 2014-04-17 2018-11-27 Ricoh Company, Ltd. Information processing apparatus, information processing system, and communication control method
JP2016012843A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 株式会社リコー 伝送管理システム、伝送システム、伝送管理方法、伝送方法、及びプログラム
US10129301B2 (en) 2014-06-30 2018-11-13 Ricoh Company, Ltd. Apparatus, system, and method of controlling data transmission, and recording medium
US10044782B2 (en) 2014-09-16 2018-08-07 Ricoh Company, Ltd. Terminal device, data transmission method, and computer-readable recording medium
US9800629B2 (en) 2014-09-29 2017-10-24 Ricoh Company, Ltd. Apparatus, system, and method of controlling transmission of data
JP2018510568A (ja) * 2015-03-06 2018-04-12 ソニー インタラクティブ エンタテインメント アメリカ リミテッド ライアビリテイ カンパニー クラウド入力チャネル管理
WO2016147667A1 (en) * 2015-03-19 2016-09-22 Ricoh Company, Limited Communication control device, communication system, communication control method, and computer program product
JP2017123583A (ja) * 2016-01-07 2017-07-13 ブラザー工業株式会社 遠隔会議方法及びプログラム
JP2018156424A (ja) * 2017-03-17 2018-10-04 株式会社リコー 情報処理システム、情報処理装置、情報処理プログラム及び情報処理方法
JP2018157493A (ja) * 2017-03-21 2018-10-04 ブラザー工業株式会社 会議プログラム、及び遠隔会議方法
US10939068B2 (en) 2019-03-20 2021-03-02 Ricoh Company, Ltd. Image capturing device, image capturing system, image processing method, and recording medium
US11310459B2 (en) 2019-03-20 2022-04-19 Ricoh Company, Ltd. Image capturing device, image capturing system, image processing method, and recording medium
JP2022535442A (ja) * 2019-06-05 2022-08-08 ヒタチ・エナジー・スウィツァーランド・アクチェンゲゼルシャフト 産業オートメーション制御システムまたは電力システムからのデータの保存を促進するための方法および装置
JP7422272B2 (ja) 2019-06-05 2024-01-26 ヒタチ・エナジー・リミテッド 産業オートメーション制御システムまたは電力システムからのデータの保存を促進するための方法および装置
CN111131756A (zh) * 2019-12-26 2020-05-08 视联动力信息技术股份有限公司 一种基于视联网的异常检测方法、装置、设备及介质
CN111131756B (zh) * 2019-12-26 2022-11-01 视联动力信息技术股份有限公司 一种基于视联网的异常检测方法、装置、设备及介质
US11611614B2 (en) 2020-10-22 2023-03-21 Samsung Sds Co., Ltd. Method and apparatus for controlling peer to peer connection
CN115865876A (zh) * 2022-11-16 2023-03-28 深圳市黑金工业制造有限公司 用于会议一体机远程会议音频数据的管理系统及方法
CN115865876B (zh) * 2022-11-16 2023-09-01 深圳市黑金工业制造有限公司 用于会议一体机远程会议音频数据的管理系统及方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5402389B2 (ja) 2014-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5402389B2 (ja) 電子会議システム、配信管理サーバ、データ制御方法、プログラム、及び記録媒体
US11144171B2 (en) Reduced latency server-mediated audio-video communication
CN109889543B (zh) 视频传输的方法、根节点、子节点、p2p服务器和系统
US8988486B2 (en) Adaptive video communication channel
US9356976B2 (en) Real-time communications methods providing pause and resume and related devices
JP2007150916A (ja) コミュニケーションシステム、端末装置及びコンピュータプログラム
EP3070935B1 (en) Apparatus, system, and method of controlling output of content data, and carrier means
EP3515083A1 (en) Method and apparatus for performing synchronization operation on contents
JP2008099261A (ja) 通信装置およびプログラム
US20070127437A1 (en) Medium signal transmission method, reception method, transmission/reception method, and device
US20140028779A1 (en) Video transmitting apparatus and video transmitting method
WO2015000337A1 (zh) 视频传输方法及设备
JP2014220732A (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
CN108366044B (zh) 一种VoIP远程音视频共享方法
JP4358129B2 (ja) Tv会議装置、プログラム及び方法
JP2005110294A (ja) 送受信方法およびその装置
US9118803B2 (en) Video conferencing system
WO2011043017A1 (ja) コンテンツ配信システム
JP2014027613A (ja) 映像送信装置、及び映像送信方法
JP5978878B2 (ja) 会議端末、会議システム
KR101528268B1 (ko) 콘텐츠를 원격 위치들에 스트리밍하기 위한 시스템과 방법
JP7124483B2 (ja) 通信端末、データ送信方法、プログラム
KR101931652B1 (ko) 사용자 네트워크 환경에 적응적인 멀티캐스트 기반 컨텐츠 전송 시스템 및 방법
US20180020227A1 (en) Communication apparatus, communication system, communication method, and recording medium
JP2006067410A (ja) 送信装置および方法、プログラム、並びに送受信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120528

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130430

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130701

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130723

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130822

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131001

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131014

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees