JP2011040937A - 機器連動制御装置、及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者の手を煩わせることなく視聴したい番組の見逃しを防止する。
【解決手段】テレビ受像機12aについての視聴予約情報または学習情報の開始時刻に、人体検知部36により人体が検知されない場合には、視聴予約情報または学習情報が示すチャンネルを視聴予約情報または学習情報が示す期間DVDレコーダ12dで録画するようなリモコン信号を生成して、DVDレコーダ12dへ送信する。また、テレビ受像機12aでの視聴中に利用者が離席した場合、または視聴中にプライベートボタン34aが押下された場合には、それまで視聴していたチャンネルを所定期間DVDレコーダ12bで録画するようなリモコン信号を生成して、DVDレコーダ12dへ送信する。
【選択図】図22

Description

本発明は、複数の電子機器を連動して制御する機器連動制御装置、及びこの機器連動制御装置の機能を備えた電子機器に関するものである。
近年は技術の進歩や文化の発展で、様々な電子機器の使用に際し、利便性を求めるニーズが増加しており、電子機器の使用環境や他の電子機器の使用状況等に応じて、ユーザの手を煩わせることなく適切な制御が行われることが期待されている。
例えば、リモコンの操作によって入力された番組視聴予約データと、デジタル放送多重されている番組情報データに基づいて、予約番組の放送開始時刻よりも所定時間だけ遡った時刻の到来を検知して、予約番組の放送開始時刻が近づいていることを音声によってスピーカから報知するデジタル放送受信装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、人感センサにより人の近接が検出された場合には、待機モードから出画待機モードへ切り替えて、電源キーが操作された際に速やかに出画モードへ移行して映像表示を行うことができる映像表示装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平11−98425号公報 特開2007−312239号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術では、予約番組の放送開始時刻が近づいていることが報知される際に、報知される音声を聞くことができる範囲内にユーザが存在しなければ意味がなく、ユーザが外出中の場合や他の部屋で作業中の場合などには、視聴予約しておいた番組を見逃してしまう、という問題がある。また、報知された際には、装置の近くにいて予約番組の放送開始時刻が近づいていることを知ることができても、予約番組の視聴中に急な来客や電話などで離席した際には、視聴予約しておいた番組の一部を見逃してしまうか、見逃さないためにDVDレコーダ等の映像記録再生装置の電源を入れてチャンネルを選曲し録画ボタンを押下するという操作が必要になる、という問題がある。
上記特許文献2の技術では、人の近接を検出して出画の動作モードを切り替えているが、人の近接が検出されなければ、待機モードのままであり、また、視聴中に人が離席した場合には、ユーザが電源キーを操作して出画停止を行っていない限り動作モードは切り替わらないため、番組視聴中に離席する場合には、視聴予約しておいた番組を見逃してしまうか、見逃さないために録画操作を行わなければならない、という問題がある。
本発明は、上述した問題を解決するためになされたものであり、利用者の手を煩わせることなく視聴したい番組の見逃しを防止することができる機器連動制御装置、及び電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1の発明の機器連動制御装置は、検知範囲内に存在する人体を検知する人体検知手段と、テレビ受像機及び映像記録再生装置を含む複数の電子機器の各々を遠隔制御するために送信された制御信号の各々を受信する受信手段と、前記複数の電子機器の各々を遠隔制御するための制御信号を前記複数の電子機器の各々の方向に送信する送信手段と、前記受信手段で受信した前記テレビ受像機を遠隔制御するための制御信号に基づいて、テレビ受像機がオン状態でのチャンネルと該チャンネルが維持された期間とを対応付けた学習情報を生成する生成手段と、前記テレビ受像機により視聴するチャンネンル及び期間を予約した視聴予約情報を受け付ける受付手段と、前記学習情報または前記視聴予約情報の視聴開始時刻に、前記人体検知手段により人体が検知されなかった場合には、前記学習情報または前記視聴予約情報が示すチャンネル及び期間で録画するための制御信号を生成して、該制御信号を前記映像記録再生装置へ送信するように前記送信手段を制御する制御手段と、を含んで構成されている。
第1の発明の機器連動制御装置によれば、人体検知手段が、検知範囲内に存在する人体を検知し、受信手段が、テレビ受像機及び映像記録再生装置を含む複数の電子機器の各々を遠隔制御するために送信された制御信号の各々を受信し、送信手段が、複数の電子機器の各々を遠隔制御するための制御信号を複数の電子機器の各々の方向に送信する。
また、生成手段が、受信手段で受信したテレビ受像機を遠隔制御するための制御信号に基づいて、テレビ受像機がオン状態でのチャンネルと該チャンネルが維持された期間とを対応付けた学習情報を生成する。これにより、利用者がテレビ受像機を遠隔制御した制御内容から、この期間にはこのチャンネルを視聴する、という情報が生成され、利用者がよく視聴するチャンネル及び期間が学習される。また、受付手段が、テレビ受像機により視聴するチャンネンル及び期間を予約した視聴予約情報を受け付ける。これにより、学習情報とは別に、利用者が視聴したいと思う番組に対応するチャンネル及び期間を視聴予約しておくことができる。
そして、制御手段が、学習情報または視聴予約情報の視聴開始時刻に、人体検知手段により人体が検知されなかった場合には、学習情報または視聴予約情報が示すチャンネル及び期間で録画するための制御信号を生成して、該制御信号を映像記録再生装置へ送信するように送信手段を制御する。
このように、学習情報または視聴予約情報の視聴開始時刻に、人体検知手段により人体が検知されなかった場合には、録画予約をしておかなくても、映像記録再生装置によりいつも視聴しているチャンネルや視聴するために予約しておいたチャンネルが学習または予約した期間録画されるため、利用者の手を煩わせることなく視聴したい番組の見逃しを防止することができる。
また、第1の発明において、前記制御手段は、前記学習情報または前記視聴予約情報の視聴開始時刻に、前記人体検知手段により人体が検知された場合には、前記映像記録再生装置へ前記録画するための制御信号を送信することなく、前記学習情報または前記視聴予約情報が示すチャンネルに設定するための制御信号を生成して、該制御信号を前記テレビ受像機へ送信するように前記送信手段を制御することができる。このように、人体が検知された場合には、テレビ受像機のチャンネルが、学習情報または視聴予約情報が示すチャンネルに設定され、利用者が希望するチャンネルを視聴可能な状態とする。このように、利用者が視聴可能な状態においては、映像記録再生装置による録画は行わないため、無駄な制御を行う必要がない。
また、第1の発明において、前記受付手段は、更に、前記映像記録再生装置で録画するチャンネル及び期間を予約した録画予約情報を受け付け、前記制御手段は、前記録画予約情報が示す期間と前記録画するための制御信号により録画される期間とが重複している場合には、前記映像記録再生装置へ前記録画するための制御信号を送信しないか、または、前記録画予約情報に基づく録画を中止するための制御信号を送信するようにすることができる。映像記録再生装置において録画情報を予約しておいた場合に、人体が検知されなかった場合には、上記制御による録画と映像記録再生装置における録画予約に基づく録画とが重複してしまう場合があるため、その場合には、いずれかを優先させて録画することができる。
また、第1の発明において、前記複数の電子機器は、照明装置及び携帯電話を含み、前記制御手段は、前記学習情報または前記視聴予約情報の視聴開始時刻の所定時間前に、前記テレビ受像機をオンオフするための制御信号、前記テレビ受像機の音量を増減するための制御信号、前記照明装置をオンオフするための制御信号、または、前記携帯電話の着信音を鳴らすための制御信号の少なくとも1つの前記視聴開始時刻を周知するための制御信号を生成して、該制御信号を前記複数の電子機器の対応する電子機器へ送信するように前記送信手段を制御するようにすることができる。このように、テレビ受像機をオンオフしたり、テレビ受像機の音量を増減したり、照明装置をオンオフしたり、携帯電話の着信音を鳴らしたりすることで、事前に学習情報または視聴予約情報の視聴開始時刻が近づいていることを知ることができる。
第2の発明の機器連動制御装置は、検知範囲内に存在する人体を検知する人体検知手段と、テレビ受像機及び映像記録再生装置を含む複数の電子機器の各々を遠隔制御するために送信された制御信号の各々を受信する受信手段と、前記複数の電子機器の各々を遠隔制御するための制御信号を前記複数の電子機器の各々の方向に送信する送信手段と、前記受信手段で受信した前記テレビ受像機を遠隔制御するための制御信号に基づいて、前記テレビ受像機において現在設定されているチャンネルを取得する取得手段と、前記テレビ受像機がオン状態で、かつ前記人体検知手段により人体が検知されなくなった場合には、前記取得手段で取得されたチャンネルを所定時間録画するための制御信号を生成して、該制御信号を前記映像記録再生装置へ送信するように前記送信手段を制御する制御手段と、を含んで構成されている。
第2の発明の機器連動制御装置によれば、人体検知手段が、検知範囲内に存在する人体を検知し、受信手段が、テレビ受像機及び映像記録再生装置を含む複数の電子機器の各々を遠隔制御するために送信された制御信号の各々を受信し、送信手段が、複数の電子機器の各々を遠隔制御するための制御信号を複数の電子機器の各々の方向に送信する。また、取得手段が、受信手段で受信したテレビ受像機を遠隔制御するための制御信号に基づいて、テレビ受像機において現在設定されているチャンネルを取得し、制御手段が、テレビ受像機がオン状態で、かつ人体検知手段により人体が検知されなくなった場合には、取得手段で取得されたチャンネルを所定時間録画するための制御信号を生成して、該制御信号を映像記録再生装置へ送信するように送信手段を制御する。
このように、テレビ受像機がオン状態で、かつ人体検知手段により人体が検知されなくなった場合には、来客や電話の着信などで離席したことが想定されるため、現在設定されているチャンネル、すなわち利用者が現在視聴しているチャンネルを映像記録再生装置で所定時間録画することにより、視聴中の番組の一部を見逃してしまうことを防止することができる。
また、第1の発明において、前記受信手段で受信した前記テレビ受像機を遠隔制御するための制御信号に基づいて、前記テレビ受像機において現在設定されているチャンネルを取得する取得手段を含み、前記制御手段は、更に、前記テレビ受像機がオン状態で、かつ前記人体検知手段により人体が検知されなくなった場合には、前記取得手段で取得されたチャンネルを所定時間録画するための制御信号を生成して、該制御信号を前記映像記録再生装置へ送信するように前記送信手段を制御するように構成することができる。このように、第1の発明の機器連動制御装置と第2の発明の機器連動制御装置とを組み合わせることができる。
第3の発明の機器連動制御装置は、テレビ受像機及び映像記録再生装置を含む複数の電子機器の各々を遠隔制御するための制御信号を前記複数の電子機器の各々の方向に送信する送信手段と、前記テレビ受像機のチャンネルを予め定めた基準チャンネルに設定するための設定手段と、前記テレビ受像機がオン状態で、かつ前記設定手段により前記基準チャンネルに設定された場合には、前記設定手段により前記基準チャンネルに設定される前に設定されていたチャンネルを所定時間録画するための制御信号を生成して、該制御信号を前記映像記録再生装置へ送信するように前記送信手段を制御する制御手段と、を含んで構成されている。
第3の発明の機器連動制御装置は、送信手段が、テレビ受像機及び映像記録再生装置を含む複数の電子機器の各々を遠隔制御するための制御信号を前記複数の電子機器の各々の方向に送信する。また、設定手段が、テレビ受像機のチャンネルを予め定めた基準チャンネルに設定する。来客時にそれまで視聴していた番組を来客者に知られたくない場合などに設定手段で基準チャンネルに設定することができる。この場合、それまで視聴していたチャンネルを視聴できなくなってしまう。
そこで、制御手段が、テレビ受像機がオン状態で、かつ設定手段により基準チャンネルに設定された場合には、設定手段により基準チャンネルに設定される前に設定されていたチャンネルを所定時間録画するための制御信号を生成して、該制御信号を映像記録再生装置へ送信するように送信手段を制御する。
このように、テレビ受像機がオン状態で、かつ設定手段により基準チャンネルに設定された場合には、設定手段により基準チャンネルに設定される前に設定されていたチャンネル、すなわち利用者が視聴していたチャンネルを映像記録再生装置で所定時間録画することにより、視聴中の番組の一部を見逃してしまうことを防止することができる。
第1の発明及び第2の発明において、前記テレビ受像機のチャンネルを予め定めた基準チャンネルに設定するための設定手段を含み、前記制御手段は、更に、前記テレビ受像機がオン状態で、かつ前記設定手段により前記基準チャンネルに設定された場合には、前記設定手段により前記基準チャンネルに設定される前に設定されていたチャンネルを所定時間録画するための制御信号を生成して、該制御信号を前記映像記録再生装置へ送信するように前記送信手段を制御するように構成することができる。このように、第1〜第3の発明の機器連動制御装置を組み合わせることができる。
第4の発明の電子機器は、第1〜第3の発明の機器連動御装置を備えた電子機器である。例えば、テレビ受像機が本発明の機器連動制御装置を備え、テレビ受像機から映像記録装置を制御することにより、利用者の手を煩わせることなく視聴したい番組の見逃しを防止することができる。
以上説明したように本発明によれば、人体が検知されない場合及び設定手段により設定された場合に、視聴予約したチャンネル及び期間、学習されたチャンネル及び期間、並びに視聴中の番組を、映像記録再生装置で録画するための制御信号を生成して送信するため、利用者の手を煩わせることなく視聴したい番組の見逃しを防止することができる、という効果を得られる。
本実施の形態の機器連動制御装置の設置例及び動作概要を説明する説明図である。 機器連動制御装置の正面図である。 機器連動制御装置の背面図である。 機器連動制御装置を正面方向から見た分解斜視図であり、 機器連動制御装置を背面方向から見た分解斜視図である。 機器連動制御装置の電気的な構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態の機器連動制御装置の記憶部に記憶される設定情報の一例を示す図である。 本実施の形態の機器連動制御装置の記憶部に記憶される学習情報の一例を示す図である。 第1の実施の形態の機器連動制御装置におけるテレビメイン処理の処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。 第1の実施の形態の機器連動制御装置におけるテレビメイン処理の処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。 第1の実施の形態の機器連動制御装置における学習制御処理の処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。 第1の実施の形態の機器連動制御装置における予約動作処理の処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。 本実施の形態の機器連動制御装置における学習処理の処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。 (A)は、視聴状態の一例であり、(B)は、(A)の視聴状態から学習情報を生成する生成方法を説明する説明図である。 学習情報を生成する生成方法の他の例を説明する説明図である。 第1の実施の形態の機器連動制御装置におけるリモコン信号受信割込処理の処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。 第1の実施の形態の機器連動制御装置における電源OFF割込処理の処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。 第1の実施の形態の機器連動制御装置におけるプライベートモード割込処理の処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。 第1の実施の形態の機器連動制御装置における予約録画連動監視処理の処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。 第1の実施の形態の機器連動制御装置における学習情報録画連動監視処理の処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。 第1の実施の形態の機器連動制御装置における予約/学習情報録画連動割込(テレビメイン処理への割込)処理の処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。 第1の実施の形態の機器連動制御装置における予約/学習情報録画連動割込(DVDレコーダメイン処理への割込)処理の処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。 第1の実施の形態の機器連動制御装置における離席録画連動監視処理の処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。 第1の実施の形態の機器連動制御装置におけるPモード/離席録画連動割込(テレビメイン処理への割込)処理の処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。 第1の実施の形態の機器連動制御装置におけるPモード/離席録画連動割込(DVDレコーダメイン処理への割込)処理の処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。 第1の実施の形態の機器連動制御装置における周知連動監視処理の処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。 第1の実施の形態の機器連動制御装置における周知連動割込(テレビメイン処理への割込)処理の処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。 第1の実施の形態の機器連動制御装置における周知連動割込(他の機器のメイン処理への割込)処理の処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。 第2の実施の形態の機器連動制御装置の記憶部に記憶される設定情報の一例を示す図である。 第2の実施の形態の機器連動制御装置におけるテレビメイン処理の処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。 第2の実施の形態の機器連動制御装置におけるテレビメイン処理の処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。 第2の実施の形態の機器連動制御装置の記憶部に記憶される優先順位データベースの一例を示す図である。 第2の実施の形態の機器連動制御装置におけるプライベートモード処理の処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。 第2の実施の形態の機器連動制御装置における離席処理の処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。 第2の実施の形態の機器連動制御装置におけるテレビ予約処理の処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。 第2の実施の形態の機器連動制御装置におけるテレビ予約処理の処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、第1の実施の形態に係る機器連動制御装置10の設置例及び動作概要を説明する説明図である。図1では、機器連動制御装置10は、電子機器12a〜12d(本実施の形態では、12aはテレビ受像機、12bはDVDレコーダ、12cは照明装置、12dは携帯電話)と、利用者がテレビ受像機12aを視聴する際に着座する蓋然性が高い領域との間に設置される。
テレビ受像機12aは、付属のリモコン装置18aにより制御される。図示は省略するが、リモコン装置18aのテレビ受像機12a側に向けて用いる先端面中央部には、赤外線による制御信号(リモートコントロール信号、以下リモコン信号)を送信するための赤外線信号送信部が設けられている。一方、テレビ受像機12aには、映像を表示する表示画面14と、リモコン信号受信部16aが設けられている。テレビ受像機12aは、リモコン信号受信部16aによりリモコン信号を受信し、受信したリモコン信号に応じて動作する。
また、DVDレコーダ12b、照明装置12c、及び携帯電話12dについても同様に、付属のリモコン装置(図示省略)から送信されるリモコン信号により制御される。各リモコン装置には赤外線信号送信部が設けられており、各電子機器12には、リモコン信号受信部(DVDレコーダ12bのリモコン受信部は16b、照明装置12c、及び携帯電話12dについては図示省略)が設けられている。
なお、本実施の形態では、リモコン信号を赤外線信号として説明するが、本発明は、リモコン信号を赤外線信号に限定するものではない。例えば、電子機器12及びリモコン装置18の通信方法としてBluetooth技術を用いるのであれば、Bluetooth技術に対応した帯域の電波信号であってもよいし、無線LAN技術を用いるのであれば、無線LANに対応した帯域の電波信号であってもよい。
機器連動制御装置10は、リモコン装置18から送信されたリモコン信号を受信して、利用者の電子機器12の使用状態を学習する機能を有する。更に、機器連動制御装置10は、人体が検知されている期間は、学習された内容を示す情報(学習情報)に基づいてリモコン信号を送信して電子機器12を制御する機能を有する。なお、以下では、学習情報を生成して記憶することを、学習する、と記載する。学習情報については後述する。
ここでは、テレビ受像機12aに関する学習について説明するものとし、特に、電源のON/OFFに関するリモコン信号と視聴チャンネル切り替えに関するリモコン信号のみを学習対象として説明する。しかしながら、本発明の学習対象とするリモコン信号は、これに限定されず、例えば、省電力に関するリモコン信号など様々なリモコン信号を対象として学習することができる。
次に、機器連動制御装置10の構成について図2〜図5を用いて説明する。
図2は、機器連動制御装置10の正面図であり、図3は、機器連動制御装置10の背面図である。また、図4は、機器連動制御装置10を正面方向から見た分解斜視図であり、図5は、機器連動制御装置10を背面方向から見た分解斜視図である。
機器連動制御装置10は、円筒状の筐体20を備え、この筐体20は、同様に円筒状に形成された支持部28により支持されている。
筐体20は、筐体正面部60及び筐体背面部62により構成されている。筐体20内部には、基板54及び基板56が設けられている。基板54には、操作ボタン34b及び操作スイッチ34cが設けられ、基板56には、赤外線式の人体検知部36b及び各種情報を表示する表示部38が設けられている。また、図4,5には図示されていないが、基板54には、制御部72が装備され、基板56には、記憶部74が装備されている(図6も参照)。
なお、筐体正面部60には、筐体20内部の人体検知部36bにより機器連動制御装置10の周囲に存在する人体の検知が可能なように、開口部46が設けられている。また、基板56に設けられた表示部38は、筐体正面部60の嵌め込み部48に嵌め込まれ、外部から視認可能になっている。
更に、筐体正面部60には、人体検知部36b及び表示部38を保護するための保護カバー22が設けられている。保護カバー22は、赤外線の透過が可能な、透明或いは半透明な部材からなる。なお、保護カバー22として、赤外線の透過が可能な不透明な部材を用いてもよい。
一方、筐体背面部62の中央部には電池収納部44が設けられ、機器連動制御装置10を構成する各部に電源供給する乾電池が収納可能に構成されている。更に、基板54に設けられた操作ボタン34b及び操作スイッチ34cは、筐体背面部62の嵌め込み部66,68に嵌め込まれ、外部から操作可能になっている。
そして、筐体背面部62には、電池収納部44、操作ボタン34b及び操作スイッチ34cを覆うように開閉部材24が設けられている。また、筐体背面部62には、開閉部材24を開閉可能に支持する2つのヒンジ40が設けられ、ヒンジ40により開閉部材24と筐体背面部62とが連結されている。開閉部材24には、つまみ部材42が設けられている。利用者は、つまみ部材42をつまんで、開閉部材24を開閉する。
筐体20を支持する支持部28は、赤外線の透過が可能な、透明或いは半透明な部材からなり、その内部には、受信部32が複数個(本実施の形態では5個)配置された基板52が設けられている。受信部32は、赤外線受光素子を含んで構成され、赤外線のリモコン信号を受信して電気信号に変換する。本実施の形態では、水平方向30〜45度程度を検出範囲とする赤外線センサを受信部32として用いている。これら5個の受信部32を基板52における機器連動制御装置10の正面側縁辺に沿って等間隔に配置することで、機器連動制御装置10の正面側の水平方向180度程度のエリアからリモコン信号を検出する。
なお、支持部28として、赤外線の透過が可能な不透明な部材を用いてもよい。また、受信部32の検知方向、検知範囲、及び個数は一例であって、これらに限定されるものではない。
また、基板52には、ACアダプタ接続部64が設けられている。ACアダプタ接続部64は、商用電力を機器連動制御装置10の各部に供給するための直流電力に変換するAC/DCコンバータとしてのACアダプタ(図示省略)を接続する接続部である。機器連動制御装置10は、ACアダプタからACアダプタ接続部64を介して供給された電力または電池収納部44に設けられた乾電池から供給された電力により動作する。
また、筐体20の上部には、基板50が設置され、基板50上の中央部には、2つの送信部30aが配置されている。これら送信部30aは、赤外線発光素子を含んで構成され、上方向(図2〜図5の上側)に赤外線のリモコン信号を送信する。
また、基板50上には、機器連動制御装置10の背面側縁辺に沿って、5つの送信部30bが等間隔に配置されている。これら送信部30bは、赤外線発光素子を含んで構成され、水平方向に赤外線のリモコン信号を送信する。5つの送信部30bにより、機器連動制御装置10の背面側の水平方向180度程度にわたりリモコン信号の送信を可能としている。
尚、送信部30a及び送信部30bの個数や送信方向、送信範囲はこれに限定されるものではない。リモコン信号の送信範囲などに応じた個数及び配置で装備するとよい。
また、基板50上には、正面側縁辺に沿って、複数個(本実施の形態では4つ)の人体検知部36aが設けられている。人体検知部36aも、上記人体検知部36bと同様、赤外線式のセンサである。4つの人体検知部36aにより、機器連動制御装置10の正面側の水平方向180度程度のエリアにいる人体を検出する。
また、機器連動制御装置10には、基板50を覆うように、ドーム状の保護カバー26が設けられている。保護カバー26は、赤外線の透過が可能な、透明或いは半透明な部材により構成されている。なお、保護カバー26として、赤外線の透過が可能な不透明な部材を用いてもよい。保護カバー26の上側には円形の貫通孔が設けられ、該貫通孔を貫通して先端部分が外部に突き出た円筒状のプライベートボタン34aが設けられている。本実施の形態の機器連動制御装置10は、後述するように、複数の動作モードを設定することができるが、プライベートボタン34aは、複数の動作モードのうち、プライベートモード(詳細は後述)のON/OFFを設定するためのスイッチである。
このほか、機器連動制御装置10には、機器連動制御装置10の操作ボタン34bや操作スイッチ34c等を照明する照明部や、警報音声などを発生させるスピーカ等が備えられているが、ここでは図示を省略する。
図6は、機器連動制御装置10の電気的な構成を示すブロック図である。同図に示すように、機器連動制御装置10は、送信部30、受信部32、操作部34、人体検知部36、表示部38、電源部70、制御部72、及び記憶部74を備えている。
電源部70は、電池収納部44に嵌め込まれた乾電池から供給された電力、またはACアダプタからACアダプタ接続部64を介して供給された電力を、制御部72、記憶部74、操作部34、表示部38、人体検知部36、受信部32、及び送信部30に供給するための電源回路である。なお、図6では、電力供給ラインの図示は省略した。
制御部72は、機器連動制御装置10全体の動作を制御するものであり、記憶部74、人体検知部36、送信部30、受信部32、操作部34、及び表示部38が接続されている。
制御部72は、CPU(中央演算ユニット)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、及びROM(リードオンリメモリ)からなるマイクロコンピュータを含んで構成されている。制御部72のROMには、CPUが実行するプログラムが予め記憶されている。
また、制御部72は、信号処理回路を含んでいる。信号処理回路は、入力された様々な信号を変換して出力する回路である。より具体的には、信号処理回路は、人体検知部36から電気信号が入力された場合には、この電気信号を予め定められたレベルのデジタル信号に変換して、CPUに出力する。また、信号処理回路は、リモコン信号が光電変換された電気信号が受信部32から入力された場合には、この電気信号から搬送波を除いた制御信号を抽出してCPUに出力する。また、信号処理回路は、リモコン信号を生成するための制御信号がCPUから入力された場合には、この制御信号に基づいて赤外線のリモコン信号を生成して送信部30に出力する。
記憶部74は、不揮発性メモリ等(例えば、フラッシュメモリなど)から構成されている。記憶部74には、機器連動制御装置10の動作に必要な様々な設定情報が記憶される。図7に、記憶部74に記憶される設定情報の一例を示す。設定情報は、操作部34によって利用者が設定可能であるが、いずれも、予め何らかの初期値が設定されているものとする。なお、図示した設定情報は一例であって、設定項目や設定内容がこれらに限定されるものではない。
また、記憶部74には、リモコン装置18からのリモコン信号を受信して生成された学習情報が記憶される。図8に、学習情報の一例を示す。本実施の形態では、電子機器12の機器名(本実施の形態ではテレビ受像機12aについて「TV」)、機器作動情報(本実施の形態では電源のON/OFFを示す情報)、テレビ受像機12aの電源がONのときの視聴チャンネルの情報、曜日、開始時刻、及び終了時刻が対応付けられて記憶されている。
本実施の形態では、基本的には、1日24時間を予め定められた制御単位時間毎に複数の制御期間に分割し、各制御期間に対応して学習情報を記憶するようにしている。図8に示す例では、制御単位時間を30分として1日を48の制御期間に分割し、分割された制御期間毎に学習情報が登録されている。開始時刻及び終了時刻で表される各期間が制御期間に該当する。基本的には、図示されるように、9:00〜9:30、9:30〜10:00というような制御期間毎に学習情報が登録される。なお、以下では、学習情報の開始時刻及び終了時刻で表される期間を学習制御期間と呼称し、1日24時間を制御単位時間毎に分割したときの制御期間と区別して説明する。
また、以下では、各制御期間を区分する区切りの時刻を制御区切り時刻と呼称する。例えば、図8に示す例では、・・・9時、9時30分、10時、10時30分・・・が制御区切り時刻となる。
なお、制御単位時間は30分に限定されず、例えば、1分であってもよいし、5分であってもよいし、15分であってもよいし、1時間であってもよい。また、本実施の形態では、利用者が、制御単位時間を設定できるように構成されている(後述)。
また、本実施の形態では、1週間単位で(曜日毎に)学習するように予め設定されているが、1日単位であってもよいし、平日と休日とで区別して学習するようにしてもよい。なお、曜日毎に学習する場合には、1日48個の制御期間×7日=336個の制御期間毎に学習情報が登録される。
なお、利用者により機器連動制御装置10の利用が開始される前は、学習情報は未登録であるものとする。
また、記憶部74には、カレンダー情報も記憶されており、カレンダー情報から日時や曜日の特定が可能な構成となっている。
また、各メーカの家電機器で使用されるリモコンコード(家電機器を操作するリモコン信号が示す制御コード)は、各メーカや家電機器毎に異なるため、記憶部74には、予め様々なメーカの家電機器毎にリモコンコードの情報が記憶されている。
なお、記憶部74に、制御部72が実行するプログラムが記憶されていてもよい。
操作部34は、前述したように、プライベートボタン34a、操作ボタン34b、及び操作スイッチ34cから構成されており、これらを操作することにより発生した操作信号は制御部72に入力される。制御部72は、入力された操作信号に応じて、機器連動制御装置10を制御したり、各種設定情報を設定したりする。
プライベートボタン34aは、前述したように、プライベートモード(Pモード)のON/OFFを設定するためのボタンであり、プライベートボタン34aが押下されると、PモードがON状態になり、PモードがON状態において再度プライベートボタン34aが押下されると、PモードがOFF状態(解除)になる。
なお、第1の実施の形態において、Pモードは、Pモード開始から予め設定された時間が経過するまで、記憶部74に記憶された学習情報の視聴チャンネルの情報に応じた制御が禁止されるモードをいう。プライベートモードは、例えば、急な来客があった場合等に活用される。なお、プライベートボタン34aの操作によって、図7に示す設定項目「Pモード」の設定が変更される。なお、本実施の形態では、Pモードを、記憶部74に記憶された学習情報の一部である視聴チャンネルの情報に応じた制御が禁止されるモードとしたが、視聴チャンネルだけでなく、記憶部74に記憶された学習情報全てに応じた制御が禁止されるモードとしてもよい。
次に、操作ボタン34bについて説明する。
操作ボタン34bは、時計ボタン、初期チャンネル設定ボタン、予約登録ボタン、連動設定ボタン、応用メニューボタン、学習情報編集ボタン、キャンセルボタン、矢印ボタン、及び決定ボタンを含んで構成されている。
矢印ボタンは、利用者が設定情報の内容を入力するためのボタンであり、設定情報の入力中は矢印ボタンの操作に応じて表示部38に表示される情報が変化する。決定ボタンは、矢印ボタンの操作により入力された内容を設定情報として決定するためのボタンである。
また、時計ボタン、初期チャンネル設定ボタン、予約登録ボタン、連動設定ボタン、応用メニューボタン、学習情報編集ボタンの各ボタンは、設定項目種別を選択するためのボタンである。利用者は、これらのボタンのうちいずれかを押下して設定項目種別を選択した後、各設定内容を矢印ボタンや決定ボタン等を操作することによって入力する。
なお、利用者の設定操作中は、制御部72の制御により、表示部38に利用者の操作内容が表示される。利用者は、表示部38の表示内容を確認しながら、矢印ボタンや決定ボタン等を操作することによって各種設定情報を入力できる。入力された設定情報は記憶部74に記憶されることにより設定される。
以下、第1の実施の形態において、操作ボタン34bの操作により設定される設定情報について説明する。
時計ボタンは、制御部72に内蔵されている時計の日時を設定するためのボタンである。このボタンが押下され、矢印ボタンや決定ボタンが操作されると、図7に示す設定項目「時計」が設定される。この設定項目「時計」が設定されたときに、制御部72に内蔵されている時計が、設定された日時に補正される。なお、正確な時刻合わせのために、機器連動制御装置10に電波による時刻調整機能を設けてもよい。この場合には、利用者が時計を設定しなくても、電源をONすれば電波による正確な時刻を設定できる。
初期チャンネル設定ボタンは、記憶部74に学習情報が何も記憶されていない初期の段階で視聴するチャンネルを設定するためのボタンである。このボタンが押下され、矢印ボタンや決定ボタンが操作されると、図7に示す設定項目「初期チャンネル設定」が設定される。
予約登録ボタンは、年月日、開始時刻、終了時刻、及び制御内容(例えば、電源のON/OFF及び視聴するチャンネルを示す情報)を予約情報として登録するためのボタンである。なお、ここでは、テレビ受像機12aの予約情報を「視聴予約情報」、DVDレコーダ12bの予約情報を「録画予約情報」として区別する。このボタンが押下されて、矢印ボタンや決定ボタンが操作されることにより視聴予約情報が入力されると、図7に示す設定項目「予約登録」に対し、入力した視聴予約情報が登録される。以下、視聴予約情報の年月日、開始時刻、及び終了時刻の情報で特定される期間を視聴予約期間と呼称する。
「予約登録」を設定すると、視聴予約期間に、設定された制御内容でテレビ受像機12aが制御される。「予約登録」は、学習機能とは別に、見逃したくない番組を視聴するために予約する場合等に用いられる設定項目である。
なお、ここでは、視聴予約情報として年月日を設定するようにしたが、曜日を設定するようにしてもよいし、平日または土日のいずれかを示す情報を設定してもよい。毎日の制御内容として設定する場合には、開始時刻及び終了時刻だけを設定するようにしてもよい。
連動設定ボタンは、テレビ受像機12aにおける視聴予約情報や学習情報、人体検知の結果、Pモードの設定のON/OFF等に応じて、他の電子機器12を連動して制御するか否かを設定するためのボタンである。このボタンが押下され、矢印ボタンや決定ボタンが操作されると、図7に示す設定項目「連動設定」が設定される。ここで設定される連動設定には、「予約録画連動」、「学習情報録画連動」、「Pモード録画連動」、「離席録画連動」、及び「周知連動」がある。
「予約録画連動」は、テレビ受像機12aにおける視聴予約情報の視聴開始時刻に人体検知部36で人体が検出されなかった場合に、DVDレコーダ12bを連動制御して、予約登録したチャンネルを視聴予約期間と同一の期間、録画するか否かを設定するための項目である。
「学習情報録画連動」は、学習機能により学習された学習情報が示す視聴開始時刻に人体検知部36で人体が検出されなかった場合に、DVDレコーダ12bを連動制御して、学習情報が示すチャンネルを学習情報が示す期間と同一の期間、録画するか否かを設定するための項目である。
「Pモード録画連動」は、プライベートボタン34aが押下されてPモードに設定された際に、DVDレコーダ12bを連動制御して、後述するPモード時視聴チャンネルに設定される前に視聴されていたチャンネルを所定時間録画するか否かを設定するための項目である。
「離席録画連動」は、テレビ受像機12aによるテレビ番組の視聴中に、利用者が人体検知部36で検出されなくなった(離席した)場合に、DVDレコーダ12bを連動制御して、離席前に視聴していたチャンネルを所定時間録画するか否かを設定するための項目である。
「周知連動」は、視聴予約情報または学習情報の視聴開始時刻の所定時間前に、視聴予約情報または学習情報の開始時刻の到来が近づいたことを、照明装置12cや携帯電話12d等の他の電子機器12を連動制御して周知するか否かを設定するための項目である。
これらの設定項目をONに設定すると連動機能が働き、OFFに設定すると連動機能は働かない。
応用メニューボタンは、各種応用メニューの設定を行うためのボタンである。このボタンが押下され、矢印ボタンや決定ボタンが操作されると、図7に示す設定項目「応用メニュー」が設定される。ここで設定される設定項目としては、例えば、リモコン登録、リモコン信号背面送信のON/OFF、人体検知、電源OFF時の機器の電源、予約情報0件の場合の表示、予約情報ありの場合の表示、Pモード時の予約動作の可否、Pモード時の視聴チャンネル、Pモード終了時間、Pモード時の学習機能、学習時間閾値、認証情報等が含まれる。
「リモコン登録」は、機器連動制御装置10で制御対象とする機器を登録設定する設定項目である。ここでは、電子機器12に予め割り当てられた識別番号を入力する等により登録される。また、記憶部74に予め記憶されていないリモコンコードを登録することもできる。このように、予め記憶されていないリモコンコードを登録可能に構成することで、例えば、識別番号が割り当てられていない機器のリモコン装置から送信されるリモコン信号についても学習することができる。
「リモコン信号背面送信」は、機器連動制御装置10でリモコン信号を受信したときに、受信したリモコン信号を再生して背面の送信部30から送信する中継機能に関する設定項目であり、この設定項目をONに設定すると中継機能が働き、OFFに設定すると中継機能は働かない。機器連動制御装置10の設置位置によっては、機器連動制御装置10が、電子機器12のリモコン信号受信部16へ向かうリモコン信号を遮る障害物となり、リモコン信号受信部16でリモコン信号が受信されない場合もある。この中継機能をONにすることで、機器連動制御装置10の設置位置に関わらず、リモコン装置18から送信されたリモコン信号が電子機器12で受信されるように中継することができる。
「人体検知」は、人体検知部36による人体検知の結果に応じて制御するか否かを設定する設定項目である。この設定項目をONに設定すると、機器連動制御装置10は人体検知の結果に応じて電子機器12を制御し、OFFに設定すると、機器連動制御装置10は人体検知の結果に応じた制御は行わない。
「電源OFF時の機器の電源」は、機器連動制御装置10の電源をOFFしたときに、電子機器12の電源もOFFするか否かを設定する設定項目である。この設定項目がONに設定されている場合には、機器連動制御装置10の電源をOFFすると、制御部72は、電子機器12の電源がOFFされるように制御する。また、この設定情報がOFFに設定されている場合には、機器連動制御装置10の電源をOFFしても、電子機器12の電源はOFFされない。
「予約情報0件の場合の表示」は、予約情報に基づく制御を行う際に、登録されている予約情報が0件の場合に、表示部38にその旨を表示するか否かを設定する設定項目である。
「予約情報ありの場合の表示」は、予約情報に基づく制御を行う際に、登録されている予約情報が存在する場合に、表示部38に登録されている予約情報を表示するか否かを設定する設定項目である。
「Pモード時視聴チャンネル」は、Pモード時に視聴するチャンネルを設定する設定項目である。なお、ここで、前述の「初期チャンネル設定」で設定されたチャンネルを使用するように設定することもできる。
「Pモード終了時間」は、プライベートボタン34aを押下してPモードが開始してからPモードが終了するまでの時間を設定する設定項目である。
「Pモード時の学習機能」は、Pモード時に、学習処理を実行するか否かを設定する設定項目である。この設定項目がONに設定されている場合には、Pモード時にリモコン装置18からリモコン信号が受信されると学習処理が行われる。この設定項目がOFFに設定されている場合には、Pモード時にリモコン信号が受信されても学習処理は行わない。
「学習時間閾値」は、学習処理で用いられる閾値を設定する設定項目である。本実施の形態では、ある視聴状態の継続時間がここで設定された閾値を越えた場合に、学習情報が生成され記憶部74に記憶される。この「学習時間閾値」で設定される時間(閾値)は、下記「制御単位時間」で設定される時間より短い時間であるものとする。なお、本実施の形態では、利用者が学習時間閾値を設定可能な構成としたが、学習時間閾値が予め定められた時間であってもよい。また、上記制御単位時間に応じて制御部72が学習時間閾値を決定する構成としてもよい。
学習情報編集ボタンは、記憶された学習情報(図8参照)を編集するためのボタンである。また、編集内容を「予約登録」として登録することもできる。
キャンセルボタンは、現在の操作や設定した内容(登録した予約情報など)をキャンセルするためのボタンである。
次に、操作スイッチ34cについて説明する。
操作スイッチ34cは、電源スイッチ、学習単位設定スイッチ、予約限定モード設定スイッチ、予約併用モード設定スイッチ、単身/家族モード設定スイッチ、及び自動起動防止機能設定スイッチを含んで構成されている。
電源スイッチは、機器連動制御装置10の電源をON/OFFするためのスイッチである。また、電源スイッチ以外のスイッチは、各種設定情報を登録するためのスイッチであり、利用者がスイッチの切替操作を行うと、制御部72の制御により表示部38に切り替えた内容が表示される。利用者は、表示部38の表示内容を確認しながら、各スイッチを切替操作して各設定項目を設定する。切り替えた設定情報は記憶部74に記憶される。
以下、第1の実施の形態において、操作スイッチ34cの操作により設定される設定情報について説明する。
学習単位設定スイッチは、図7に示す設定項目「制御単位時間」を設定するためのスイッチである。本実施の形態では、15分と30分の2種類の時間が設定できる。
予約限定モード設定スイッチは、図7に示す設定項目「予約限定モード」のON/OFFを設定するためのスイッチである。予約限定モードがONに設定されると、学習情報に応じた制御は禁止され、上記登録された予約情報に応じた制御のみが行われる。予約限定モードがOFFの場合には、下記の予約併用モードの設定に応じた制御が行われる。
予約併用モード設定スイッチは、図7に示す設定項目「予約併用モード」のON/OFFを設定するためのスイッチである。予約併用モードがONに設定されると、予約情報及び学習情報に応じた制御が行われる。本実施の形態では、同じ時間帯に異なる内容の予約情報及び学習情報が記憶されている場合には、予約情報が優先される。また、予約併用モードがOFFに設定されると、予約情報に応じた制御は禁止され、学習情報に応じた制御か或いは初期チャンネル設定の設定情報に応じた制御が行われる。
単身/家族モード設定スイッチは、図7に示す設定項目「単身/家族モード切替」を単身モードまたは家族モードに切り替えるためのスイッチである。単身モードに切り替えられている場合には、人体検知部36bが人体検知に用いられ、家族モードに切り替えられている場合には、4個の人体検知部36aが人体検知に用いられる。なお、人体検知部36の切り替えはこれに限定されるものではなく、例えば、家族モードに切り替えられている場合に、4個の人体検知部36aと、1個の人体検知部36bとを組み合わせて人体検知に用いるように構成してもよい。
自動起動防止機能設定スイッチは、図7に示す「自動起動防止機能」のON/OFFを設定するためのスイッチである。「自動起動防止機能」とは、前回利用者が付属のリモコン装置18を使用して電子機器12の電源をOFFした場合、再度リモコン装置18にて電子機器12の電源をONしなければ、電子機器12が自動的に起動しないようにする機能である。例えば、春秋期のエアコンや、昼間の照明など、使用頻度が低いときに、人体検出の有無や学習情報に基づく制御によって、電子機器12が自動的に起動することを防止するものである。なお、テレビ受像機12aについては、本機能の初期設定をOFFとしておくことが好ましい。
なお、以下では、プライベートボタン34a、操作ボタン34b、及び操作スイッチ34cを区別せずに説明する場合には、単に操作部34と呼称する。
表示部38は、制御部72の制御により各種情報を表示する。なお、表示部38には、前述したように、設定情報の設定時に、利用者が操作部34を操作したときの操作内容が表示されるが、その他に、例えば、何らかのエラーが発生した場合のエラーメッセージや、電池の残量が残り少なくなった場合のバッテリーに関するメッセージ等、様々な情報が表示される。
送信部30は、前述した送信部30a及び送信部30bから構成されている。送信部30a及び送信部30bの各々は、制御部72で生成された赤外線のリモコン信号を送信する回路を含んで構成されている。なお、以下では、送信部30a及び送信部30bを区別せずに説明する場合には、単に送信部30と呼称する。
受信部32は、前述したように、赤外線のリモコン信号を受信して光電変換する回路を含んで構成されており、変換後の電気信号を制御部72に出力する。
人体検知部36は、前述した人体検知部36a及び人体検知部36bから構成されている。人体検知部36a及び人体検知部36bの各々は、人体から放射される赤外線を検出し電気信号に変換して出力する赤外線センサである。本実施の形態の人体検知部36a及び人体検知部36bの各々は、赤外線の量(熱量)の変化を検出するものではなく、人体から放射される赤外線の量(熱量)を検出するものであるため、検出範囲に人体が存在していれば静止状態にあったとしても人体から放射される熱量によって信号が出力され続ける。以下、人体検知部36から出力される電気信号を人体検知信号と呼称する。
人体検知部36aは、前述したように、複数個(本実施の形態では4個)設けられており、この複数の人体検知部36aを用いれば、機器連動制御装置10の正面側の水平方向180度程度の比較的広いエリアの人体が検出される。一方、人体検知部36bは、筐体20内部に1個設けられている。この人体検知部36bのみを人体検知に用いた場合には、比較的狭いエリア(例えば水平方向30度程度)の人体が検出される。本実施の形態では、機器連動制御装置10に、操作スイッチ34c(単身/家族モード切替スイッチ)を設け、利用環境に応じて、使用する人体検知部36を、4個の人体検知部36aと、1個の人体検知部36bとのいずれか一方に切り替えられるようした。
また、以下では、人体検知部36a、及び人体検知部36bを区別せずに説明する場合には、単に人体検知部36と呼称する。
なお、本実施の形態では、人体検知部36を赤外線センサとしたが、これに限定されるものではない。例えば、超音波式、可視光式などの人体検知センサを用いてもよい。また、方式の異なる複数種類のセンサを組み合わせて使用するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、熱量を検出する赤外線センサを人体検知部36として用いているが、人体が動いている状態を検知する(熱量の変化を検出する)赤外線センサを人体検知部36として用いるようにしてもよい。
また、熱を放射する熱源の位置を検知するセンサを設け、熱源が予め定められた時間以上移動しなければ、人体ではないと判断するようにしてもよい。例えば、人体が熱い鍋を保持して移動し、テーブルの上に鍋を置いて部屋を出て行った場合などにも、精度高く人体を検知でき、誤検出を防止できる。
また、人体検知部36の検知範囲を熱放射する熱源が移動した後に、予め定められた時間熱源が移動しなければ、人体であると認識し、人体検知部36の検知範囲を熱源が移動しなければ人体ではなく物体である(人体を検知しない)と認識するように構成してもよい。これにより、コタツやストーブ、ヤカンなど、人体以外の熱を放射する物体が存在しても誤検出を防止できる。
次に、第1の実施の形態の機器連動制御装置10の動作について説明する。
なお、本実施の形態では、リモコン装置18により電子機器12の電源がONされる前に、機器連動制御装置10の電源がONされることを前提として説明する。
また、第1の実施の形態では、電子機器12の現在の作動状態(本実施の形態では、電源ONかOFF、及び視聴チャンネンル)を示す作動情報についても記憶部74に記憶される。この作動情報は作動状態が変化する毎に、記憶部74の所定の記憶領域に順次記憶していく。例えば、機器連動制御装置10から電子機器12に対して電源ON/OFFのリモコン信号を送信した場合、及びリモコン装置18から電子機器12に向けて電源ON/OFFのリモコン信号が送信された場合には、電子機器12の作動状態が変化する。従って、この場合には、制御部72は、リモコン信号に応じて、変化後の作動状態を示す作動情報を生成して、記憶部74に記憶する。なお、新しく生成した作動情報を順次記憶していく場合について説明するが、作動情報を上書きして記憶するようにしてもよい。
図9〜図10は、制御部72により実行されるテレビ受像機12aに関するメイン処理(以下、テレビメイン処理という)の流れを示すフローチャートである。このテレビメイン処理のプログラムは、機器連動制御装置10の電源スイッチがONされたときに起動する。また、機器連動制御装置10により制御される電子機器12のそれぞれについて、DVDレコーダメイン処理、照明装置メイン処理等が並行して実行されるが、その内容についてはテレビメイン処理と同様であるため、説明を省略する。
ステップ100で、記憶部74からテレビメイン処理において必要な設定情報を読込む。
次に、ステップ106で、記憶部74から読み出した設定項目「予約限定モード」の設定情報に基づいて、機器連動制御装置10が予約限定モード中か否かを判定する。予約限定モード中であると判定された場合には、図10のステップ130へ移行し、予約限定モード中でないと判定された場合には、ステップ108へ移行する。
ステップ130では、人体検知による制御を行うか否かを判定する。ここでは、記憶部74から読み出した設定項目「人体検知」の設定情報がONであった場合には、人体検知による制御を行うと判定されて、ステップ132へ移行する。また、設定項目「人体検知」の設定情報がOFFであった場合には、ステップ132をスキップして、ステップ134へ移行する。
ステップ132では、人体検知部36からの人体検知信号に基づいて人体を検知したか否かを判定する。人体を検知したと判定された場合には、ステップ134へ移行し、人体を検知しないと判定された場合には、ステップ134には移行せず、待機状態を維持する。
ステップ134では、現在時刻に該当する視聴予約情報が記憶部74に記憶されているか否かを判定する。現在時刻に該当する視聴予約情報が記憶部74に記憶されていると判定された場合には、ステップ136へ移行して、後述する予約動作処理を実行する。現在時刻に該当する視聴予約情報が記憶部74に記憶されていないと判定された場合には、ステップ138へ移行する。
ステップ138では、登録された視聴予約情報があるか否かを判定する。登録された視聴予約情報があると判定された場合には、ステップ140へ移行して、記憶部74に記憶されている設定項目「予約情報ありの場合の表示」の設定情報(図7も参照。)に基づいて、登録された視聴予約情報を表示するか否かを判定する。設定項目「予約情報ありの場合の表示」の設定情報が「表示する」を示していた場合には、ステップ142へ移行する。
ステップ142では、登録されている視聴予約情報を表示部38に表示する。なお、表示する際、設定開始時刻が最も早い視聴予約情報のみを表示するようにしてもよい。また、視聴予約情報の開始時刻を表示するようにしてもよい。また、24時間以内の視聴予約情報の件数を表示するようにしてもよい。
また、上記ステップ140で、設定項目「予約情報ありの場合の表示」の設定情報が「表示しない」を示していた場合には、ステップ142をスキップして、ステップ130に戻る。
一方、ステップ138で、登録された視聴予約情報がないと判定された場合には、ステップ144へ移行して、記憶部74に記憶されている設定項目「予約情報0件の場合の表示」の設定情報(図7も参照。)に基づいて、予約情報無しの旨を表示するか否かを判定する。設定項目「予約情報0件の場合の表示」の設定情報が「表示する」を示していた場合には、ステップ146へ移行して、登録されている予約情報がない旨を表示部38に表示する。また、ステップ144で、設定項目「予約情報0件の場合の表示」の設定情報が「表示しない」を示していた場合には、ステップ146をスキップして、ステップ130に戻る。
上記図9のステップ106で、予約限定モードではないと判定されてステップ108へ移行した場合には、人体検知による制御を行うか否かを判定する。記憶部74から読み出した設定項目「人体検知」の設定情報がONであった場合には、人体検知による制御を行うと判定されて、ステップ110へ移行する。また、設定項目「人体検知」の設定情報がOFFであった場合には、ステップ110をスキップして、ステップ112へ移行する。
ステップ110では、人体検知部36からの人体検知信号に基づいて人体を検知したか否かを判定する。人体を検知したと判定された場合には、ステップ112へ移行する。また、人体を検知しないと判定された場合には、ステップ112には移行せず、待機状態を維持する。
ステップ112では、記憶部74から読み出した設定項目「予約併用モード」の設定情報に基づいて、予約併用モード中か否かを判定する。機器連動制御装置10が予約併用モード中でないと判定した場合には、ステップ114へ移行する。
ステップ114では、学習制御処理を行う。図11に学習制御処理の流れを示すフローチャートを示す。
ステップ150で、記憶部74に現在の曜日及び時刻に対応する学習情報(現在の曜日、及び現在の時刻が含まれる学習制御期間の学習情報)が記憶されているか否かを判定する。前述したように、学習情報は、利用者により機器連動制御装置10の利用が開始される前は、未登録(記憶されていない)の状態となっている。また、本実施の形態では、1週間単位で(曜日毎に)学習するように予め設定されているため、利用者が利用してから1週間経過しないと、1週間分の学習情報が記憶されないため、この期間は学習情報に基づいた制御はできないこととなる。現在時刻に該当する学習情報が記憶されていると判定された場合には、ステップ152へ移行し、学習情報が記憶されていないと判定された場合には、ステップ162へ移行する。
ステップ152では、記憶部74に記憶されている現在の曜日及び現在の時刻が含まれる学習制御期間の学習情報を読み込み、現在時刻に該当する学習情報が、テレビ受像機12aの電源をONする学習情報(図8の「機器作動情報」が「ON」の場合。以下、「電源ON学習」という)か、電源をOFFする学習情報(図8の「機器作動情報」が「OFF」の場合。以下、「電源OFF学習」という)かを判定する。電源ON学習の場合には、ステップ154へ移行し、電源OFF学習の場合には、ステップ158へ移行する。なお、学習情報の読み込みについて具体的に例を挙げると、例えば、現在の曜日が火曜日であり、現在の時刻が9時15分であった場合には、図8に示す例では、曜日「火曜日」、開始時刻「9:00」、及び終了時刻「9:30」の情報と、これら情報に対応付けて記憶された「対象機器の電源」(ON)及び「チャンネル」(10ch)の情報を読み出す。
ステップ154では、記憶部74に記憶されているテレビ受像機12aの現在の作動情報を読み込む。
次に、ステップ156で、テレビ受像機12aの現在の作動情報と現在の曜日及び時刻に該当する学習情報(図8も参照。)とに基づいて、リモコン信号を生成し、テレビ受像機12aに送信する。より具体的には、テレビ受像機12aの現在の作動情報が、「電源OFF状態」であることを示していた場合には、電源をONにするためのリモコンコードと、読み込んだ学習情報のチャンネル情報が示すチャンネルに切り替えるためのリモコンコードとを記憶部74から読出し、読み出したリモコンコードの各々に対応したリモコン信号を生成してテレビ受像機12aに送信して、リターンする。このとき、電源をONにするためのリモコン信号は、チャンネルを切り替えるためのリモコン信号より先に送信される。
また、テレビ受像機12aの現在の作動情報が「電源ON状態」であることを示している場合には、読み込んだ学習情報のチャンネル情報が示すチャンネルに切り替えるためのリモコンコードを記憶部74から読出し、読み出したリモコンコードに対応したリモコン信号を生成してテレビ受像機12aに送信して、リターンする。
このように、学習制御期間の学習情報が示す制御内容が再現されるようにリモコン信号が生成され、送信部30を介してテレビ受像機12aに送信される。また、送信したリモコン信号に対応した作動情報を記憶部74に記憶する。また、リモコン信号が生成されなかった場合には、そのまま学習制御処理を終了して、リターンする。
一方、現在時刻に該当する学習情報が電源OFF学習であると判定されて、ステップ158へ移行した場合には、記憶部74に記憶されているテレビ受像機12aの現在の作動情報を読み込む。次に、ステップ160で、テレビ受像機12aの現在の作動情報に基づいて、リモコン信号を生成し、テレビ受像機12aに送信する。より具体的には、テレビ受像機12aの現在の作動情報が、「電源OFF状態」であることを示していた場合には、リモコン信号は生成されない。また、テレビ受像機12aの現在の作動情報が「電源ON状態」であることを示している場合には、電源をOFFにするためのリモコンコードを記憶部74から読出し、読み出したリモコンコードに対応したリモコン信号を生成してテレビ受像機12aに送信して、リターンする。
また、現在時刻に該当する学習情報が記憶されていないと判定されて、ステップ162へ移行した場合には、記憶部74に記憶されているテレビ受像機12aの現在の作動情報を読み込んで、現在テレビ受像機12aの電源がOFF状態であるか否かを判定する。電源OFF状態の場合には、ステップ164へ移行し、電源ON状態の場合には、ステップ180へ移行する。
ステップ164では、記憶部74から設定項目「自動起動防止機能」の設定情報を読み出して、自動起動防止機能がONに設定されているか否かを判定する。ONの場合には、ステップ166へ移行し、OFFの場合には、ステップ176へ移行する。
ステップ166では、前回テレビ受像機12aの電源OFFは、付属のリモコン装置18aにより送信されたリモコン信号によりOFFされたものであったか否かを判定する。電源OFF状態を作動情報として記憶部74へ記憶する際に、付属のリモコン装置18aにより電源OFFされた場合には、それを示すフラグを付しておき、このフラグをチェックすることにより判定する。フラグが付されている場合には、付属のリモコン装置18aにより電源OFFされたと判定されて、ステップ168へ移行し、フラグが付されていない場合には、視聴予約情報や学習情報の終了時にOFFされた場合など、付属のリモコン装置18aにより電源OFFされていないと判定されて、ステップ176へ移行する。
ステップ168では、付属のリモコン装置18aにより電源ONされたか否かを判定する。付属のリモコン装置18aから送信されたテレビ受像機12aの電源をONするリモコン信号を受信した場合には、ステップ170へ移行して、受信しない場合には、ステップ172へ移行する。
ステップ170では、テレビ受像機12aの電源をONにするためのリモコンコードと、設定項目「初期チャンネル設定」で設定された初期チャンネルに切り替えるためのリモコンコードとを記憶部74から読出し、読み出したリモコンコードの各々に対応したリモコン信号を生成してテレビ受像機12aに送信して、リターンする。このとき、電源をONにするためのリモコン信号は、チャンネルを切り替えるためのリモコン信号より先に送信される。
ステップ172では、表示部38に自動起動防止機能がONに設定されている旨のメッセージを表示し、人体検知や学習機能による自動起動が防止されていることを利用者に報知する。
次に、ステップ174で、終了時刻が到来したか否かを判定する。本実施の形態では、基本的には、制御期間毎に電子機器12を制御するため、これから到来する直近の制御区切り時刻を終了時刻としている。例えば、制御単位時間が30分であり、ステップ150で学習情報が記憶されているか否かを判定した時刻が9時15分である場合には、9時30分が終了時刻となる。終了時刻が到来した場合には、テレビメイン処理(図9)のステップ106へ戻る。終了時刻が到来していない場合には、ステップ168へ戻る。
上記ステップ164及びステップ166で否定判定されてステップ176へ移行した場合には、付属のリモコン装置18aにより電源ONされたか否かを判定する。付属のリモコン装置18aから送信されたテレビ受像機12aの電源をONするリモコン信号を受信した場合には、ステップ170へ移行して、受信しない場合には、ステップ178へ移行する。
ステップ178では、終了時刻が到来したか否かを判定する。終了時刻が到来した場合には、テレビメイン処理(図9)のステップ106へ戻る。終了時刻が到来していない場合には、ステップ176へ戻る。
上記ステップ162で否定判定されてステップ180へ移行した場合には、設定項目「初期チャンネル設定」で設定された初期チャンネルに切り替えるためのリモコンコードを記憶部74から読み出し、読み出したリモコンコードに対応したリモコン信号を生成してテレビ受像機12aに送信して、リターンする。
図9に戻って、ステップ114の学習制御処理の後、ステップ116で、終了時刻が到来したか否かを判定する。終了時刻が未だ到来していないと判定された場合には、そのまま待機状態を継続し、終了時刻が到来したと判定された場合には、ステップ106に戻る。これにより、次の制御期間(又は学習制御期間)の制御が開始される。
一方、ステップ112で、予約併用モード中であると判定されてステップ118へ移行した場合には、現在時刻に該当する視聴予約情報(すなわち、現在時刻が視聴予約期間に含まれる視聴予約情報)が記憶部74に記憶されているか否かを判定する。現在時刻に該当する視聴予約情報が記憶部74に記憶されていないと判定された場合には、ステップ120へ移行して、学習制御処理(図11)を実行する。この学習制御処理は、先に図11を用いて説明した学習制御処理と同様であるため説明を省略する。
ステップ120の学習制御処理の後、ステップ122で、現在時刻に該当する視聴予約情報が記憶部74に記憶されているか否かを判定する。現在時刻に該当する視聴予約情報が記憶部74に記憶されていないと判定された場合には、ステップ124で、ステップ116と同様に、終了時刻が到来したか否かを判定する。終了時刻が到来していないと判定された場合には、ステップ122に戻り、終了時刻が到来したと判定された場合には、ステップ106に戻る。
なお、上記ステップ120で実行される学習制御処理においては、ステップ172の後、及びステップ176の後に、現在時刻に該当する視聴予約情報が記憶部74に記憶されているか否かを判定する処理を設け、現在時刻に該当する視聴予約情報が記憶部74に記憶されていないと判定された場合に、ステップ174及びステップ178へ移行するようにする。
また、リモコン信号を送信するまでに要する時間を考慮し、ステップ116やステップ124の判定時刻を上記終了時刻より若干早めにしてもよい。
上記ステップ118及びステップ122で、現在時刻に該当する視聴予約情報が記憶部74に記憶されていると判定された場合には、ステップ126へ移行して、予約動作処理を実行する。
図12は、予約動作処理の流れを示すフローチャートである。
ステップ200で、記憶部74から、現在時刻に該当する視聴予約情報及びテレビ受像機12aの現在の作動情報を読み込む。
次に、ステップ202で、上記ステップ200で読み込んだテレビ受像機12aの現在の作動情報と視聴予約情報とに基づいてリモコン信号を生成し、テレビ受像機12aに送信する。より具体的には、テレビ受像機12aの現在の作動情報が「電源ON状態」であることを示している場合には、視聴予約情報が示すチャンネルに切り替えるためのリモコンコードを記憶部74から読出し、読み出したリモコンコードに対応したリモコン信号を生成してテレビ受像機12aに送信する。また、テレビ受像機12aの現在の作動情報が「電源OFF状態」であることを示していた場合には、電源をONにするためのリモコンコードと、視聴予約情報が示すチャンネルに切り替えるためのリモコンコードを記憶部74から読み出し、読み出したリモコンコードの各々に対応したリモコン信号を生成してテレビ受像機12aに送信する。このとき、電源をONにするためのリモコン信号は、チャンネルを切り替えるためのリモコン信号より先に送信される。そして、送信したリモコン信号に対応した作動情報を記憶部74に記憶する。
次に、ステップ204で、視聴予約情報の設定終了時刻が到来したか否かを判定する。視聴予約情報の設定終了時刻が未だ到来していないと判定された場合には、待機状態を継続する。視聴予約情報の設定終了時刻が到来したと判定された場合には、ステップ206へ移行する。
ステップ206では、記憶部74から上記ステップ202でリモコン信号として送信された視聴予約情報を削除して、リターンする。
図13は、学習処理の流れを示すフローチャートである。この学習処理のプログラムも、機器連動制御装置10の電源スイッチがONされたときに起動する。すなわち、機器連動制御装置10では、メイン処理と学習処理とが並行して行われる。また、図14(A)は、視聴状態の一例であり、図14(B)は、図14(A)の視聴状態から学習情報を生成する生成方法を説明する説明図である。
ステップ300で、リモコン信号の受信待ちを行う。ステップ300で、リモコン信号を受信したと判定された場合には、受信したリモコン信号に対応した作動情報を記憶部74に記憶して、ステップ302へ移行する。
ステップ302では、視聴タイマを0にリセットして計時を開始させる。ここでは視聴タイマとしてアップタイマを利用しているが、ダウンタイマでもよい。
次に、ステップ304で、Pモード中にリモコン信号を受信したのか否かを判定する。後述するように、リモコン受信割込は、Pモード中でも発生する。従って、ここでPモード中か否かを判定する。Pモード中であると判定された場合には、ステップ306へ移行し、Pモード中でないと判定された場合には、ステップ308へ移行する。
ステップ306では、Pモード中に学習するか否かを判定する。設定項目「Pモード時の学習機能」の設定情報を読み出し、設定情報がONを示しているか否かを判定する。設定情報がONを示している場合には、Pモード中も学習すると判定されて、ステップ308へ移行する。設定情報がOFFを示している場合には、Pモード中は学習しないと判定されて、ステップ300に戻る。
ステップ308では、受信されたリモコン信号及び記憶部74に記憶されているテレビ受像機12aの作動情報から視聴情報を生成し、生成された視聴情報を記憶部74或いは制御部72のRAMに記憶する。視聴情報は、テレビ受像機12aの制御状態及び制御時刻を示す情報を含む情報である。
図14(A)に示すように、8時55分に10チャンネルに切り替えるリモコン信号を受信した場合には、図14(B)の(1)に示すような視聴情報が生成される。視聴情報には機器名の情報(本実施の形態では、テレビ受像機12aについて「TV」)、機器作動情報(本実施の形態では、電源のON/OFFを示す情報)、視聴チャンネルの情報、開始時刻の情報、終了時刻の情報が含まれる。なお、この時点では終了時刻は、ブランクとなる。なお、電源をON・OFFするリモコン信号を受信した場合には、前回の視聴情報に含まれたチャンネル情報は削除せずそのまま利用し新たな視聴情報を生成する。
次に、ステップ310で、視聴タイマの計時時間が予め設定された学習時間閾値を超えた(同じ視聴状態が学習時間閾値より長く継続した)か否かを判定する。図14(B)に示す例では、学習時間閾値を15分としている。視聴タイマの計時時間が学習時間閾値以下であると判定された場合には、ステップ312へ移行して、新たなリモコン信号を受信したか否かを判定する。ここで新たなリモコン信号を受信したと判定された場合には、ステップ302に戻り、新たなリモコン信号を受信していないと判定された場合には、ステップ310へ戻る。
一方、ステップ310で、視聴タイマの計時時間が予め設定された学習時間閾値を超えたと判定された場合には、ステップ314へ移行して、視聴情報に終了時刻の情報を追加する。ここでは、図14(B)の(2)に示すように、視聴タイマの計時時間が予め設定された学習時間閾値を超えたときの時刻を終了時刻の情報として追加する。本実施の形態では、1分未満の時間は省略されるように構成されているため、視聴開始時刻に学習時間閾値を加算した時刻の情報を終了時刻の情報として生成し追加する。
次に、ステップ316で、上記視聴情報に基づいて学習情報を生成し、記憶部74の該当する記憶領域に上書きで記憶する。本実施の形態では、開始時刻及び終了時刻の情報と、機器名を示す情報と、機器作動情報と、視聴チャンネルの情報とを含む学習情報を生成して上書きする。機器名、機器作動情報、及び視聴チャンネルの情報については、視聴情報に含まれている情報を用いる。
また、開始時刻及び終了時刻は、視聴情報の終了時刻が含まれる制御期間を求め、求めた制御期間の開始時刻及び終了時刻を、学習情報の開始時刻及び終了時刻とする。例えば、視聴情報の終了時刻が9:20であれば、9:00〜9:30の制御期間の開始時刻9:00、終了時刻9:30となる。
ステップ316の処理により、例えば、図14(B)の(3)に示すような学習情報が生成され、記憶される。
ステップ316の後は、ステップ302へ戻る。そして、上記と同様にステップ306まで処理するが、ステップ308で行われる視聴情報の生成方法は、リモコン信号を受信したときに行われる生成方法と異なり、図14(B)の(4)に示すように、視聴情報の機器作動情報、視聴チャンネルの情報は前回の視聴情報をそのまま用い、前回の視聴情報の終了時刻の情報を開始時刻の情報として利用し、終了時刻はブランクにして生成する。
その後、ステップ310で、視聴タイマの計時時間が予め設定された学習時間閾値を超えたと判定された場合には、上記と同様にステップ314で終了時刻を追加し、ステップ316で学習情報を生成して記憶する(図14(B)の(5)〜(6)も参照。)。なお、図14(B)の(6)は、前回(図14(B)の(3))と同じ学習制御期間の学習情報なので、(3)の学習情報に上書きする。
図14(A)に示すように、視聴終了時刻が9:54であった場合には、更に、図14(B)の(7)〜(9)に示すように、視聴情報が更新され、学習情報が生成され、記憶される。
これにより、図14(A)に示す視聴状態に対しては、図8のAに示すように、9:00〜9:30の学習制御期間及び9:30〜10:00の学習制御期間の学習情報が記憶される。
なお、上記では、視聴情報の終了時刻の情報に基づいて、学習制御期間(開始時刻、終了時刻)を導出したが、本発明はこれに限定されない。例えば、開始時刻及び終了時刻の情報に基づいて、学習制御期間を導出するようにしてもよい。例えば、学習時間閾値が15分、制御単位時間が30分の場合であって、視聴情報の開始時刻が9:18、視聴情報の終了時刻が9:35の場合には、上記例では、終了時刻に基づいて、9:30〜10:00の制御期間の学習情報が生成される。しかしながら、この場合には、制御期間9:00〜9:30の間の視聴時間の方が、制御期間9:30〜10:00の間の視聴時間よりも長い。この場合には、利用者は、制御期間9:00〜9:30の番組を視聴したかった可能性が高い。従って、このように、視聴情報の開始時刻から終了時刻までの期間が、制御区切り時刻を跨いだ場合には、視聴情報の開始時刻から制御区切り時刻までの時間と、制御区切り時刻から視聴情報の終了時刻までの時間の長さを比較し、長い方の制御期間(この例では、制御期間9:00〜9:30)を学習制御期間として選択する。これにより、利用者の希望に合致した学習情報を生成することができる。
また、上記実施の形態では、学習時間閾値が経過する毎に、視聴情報の「終了時刻」が含まれる制御期間を学習制御期間として学習情報を生成する例について説明したが、学習時間閾値が経過する毎に、視聴情報の「開始時刻」が含まれる制御期間を学習制御期間として学習情報を生成するようにしてもよい。例えば、ある番組を8:55から9:54まで視聴していた場合には、上記視聴情報の「終了時刻」が含まれる制御期間を学習制御期間として学習情報を生成するのであれば、学習時間閾値を15分として、8:55〜9:10及び9:10〜9:25の視聴情報から9:00〜9:30の学習制御期間の学習情報が生成され、9:25〜9:40の視聴情報から9:30〜10:00の学習制御期間の学習情報とが生成されるが、視聴情報の「開始時刻」が含まれる制御期間を学習制御期間として学習情報を生成する場合には、図15のような学習情報が生成される。
まず、8:55〜9:10の視聴情報から、視聴情報の開始時刻8:55が含まれる制御期間8:30〜9:00を学習制御期間とする学習情報が生成される(図15(1)〜(3))。次に、9:10〜9:25の視聴情報から、視聴情報の開始時刻9:10が含まれる制御期間9:00〜9:30を学習制御期間とする学習情報が生成される(図15(4)〜(6))。更に、9:25〜9:40の視聴情報から、視聴情報の開始時刻9:25が含まれる制御期間9:00〜9:30を学習制御期間とする学習情報が生成される(図15(7)〜(9))。図15の(9)は、前回の(6)と同じ学習制御期間の学習情報なので、上書きされる。このように学習情報を生成すれば、例えば、番組開始時間を逃さないよう利用者に番組を視聴させることができる。
また、学習時間閾値が経過する毎に視聴情報の開始時刻が含まれる制御期間を学習制御期間として学習情報を生成すると共に、更に、次のリモコン信号を受信したときの時刻(視聴状態の終了時刻)が含まれる制御期間を学習制御期間として学習情報を生成するようにしてもよい。このように学習情報を生成すれば、番組の視聴が途中で終了することを防止できる。なお、このように学習情報を生成する場合には、上記ステップ312で新たなリモコン信号を受信したと判定された後、そのままステップ302へ戻るのではなく、例えば、ステップ314のように、視聴情報に終了時刻の情報を追加し、追加した視聴情報の終了時刻が含まれる制御期間を学習制御期間として学習情報を生成するステップを挿入するとよい。
具体例を挙げると、例えば、ある番組を9:18から9:40まで視聴していた場合には、学習時間閾値を15分として、9:18が含まれる制御期間9:00〜9:30を学習制御期間とする学習情報だけでなく、9:40が含まれる制御期間9:30〜10:00を学習制御期間とする学習情報も生成される。このように学習情報を生成すれば、例えば、番組開始時間を逃さないように制御できると共に番組終了時刻が途中で途切れないよう制御できる。
また、上記実施の形態のように学習時間閾値が経過する毎に、視聴情報の終了時刻が含まれる制御期間を学習制御期間として学習情報を生成する場合も、更に、視聴状態の開始時刻(リモコン信号を受信したときの時刻)が含まれる制御期間を学習制御期間とする学習情報を生成するようにしてもよい。具体的には、リモコン信号を受信してから最初に生成した視聴情報については、視聴情報の終了時刻が含まれる制御期間と共に視聴情報の開始時刻が含まれる制御期間を学習制御期間として学習情報を生成する。これにより、例えば、最初に生成した視聴情報の開始時刻が9:18、終了時刻が9:35の場合には、9:35が含まれる制御期間9:30〜10:00を学習制御期間とする学習情報だけでなく、9:18が含まれる制御期間9:00〜9:30を学習制御期間とする学習情報も生成される。このように学習情報を生成すれば、例えば、番組開始時間を逃さないように制御できると共に番組終了時刻が途中で途切れないよう制御できる。
また、上記実施の形態ではリモコン信号を受信してから学習時間閾値が経過する毎に学習情報を生成していたが、次のリモコン信号を受信した時点で、学習時間閾値を超えたか否かを判定し、学習情報を生成するようにしてもよい。このように判定する場合には、学習制御期間の開始時刻及び終了時刻が、いずれかの制御期間を示す開始時刻及び終了時刻となるように学習情報を生成して記憶してもよいし(もちろん、この場合、1つでなく複数の制御期間に対応する学習情報を生成してもよい)、視聴状態の開始時刻(ここでは、リモコン信号の受信時刻)を開始時刻とし、視聴状態の終了時刻(ここでは、次のリモコン信号の受信時刻)を終了時刻とする期間を学習制御期間として学習情報を生成して記憶してもよい。
更にまた、視聴状態の開始時刻及び視聴状態の終了時刻の少なくとも一方を微調整して求めた期間を学習制御期間としてもよい。微調整の方法としては、例えば、視聴開始時刻は、逃したくないので早めに、視聴終了時刻は切れないように長めに調整する。
より具体的には、学習情報の開始時刻については、5(分)の整数倍の時刻のうち、視聴状態の開始時刻(ここでは、リモコン信号の受信時刻)より前の時刻であって視聴状態の開始時刻に最も近い時刻を学習情報の開始時刻とする。このように、視聴状態の開始時刻に応じて定まる時間だけ早い時刻に微調整された時刻が学習情報の開始時刻となる。
また、学習情報の終了時刻については、5(分)の整数倍の時刻のうち、視聴状態の終了時刻(ここでは、次のリモコン信号の受信時刻)より後の時刻であって視聴状態の終了時刻に最も近い時刻を学習情報の終了時刻とする。このように、視聴状態の終了時刻に応じて定まる時間だけ遅い時刻に微調整された時刻が学習情報の終了時刻となる。
具体例を挙げると、例えば、9:04から9:27まで何らかの番組を視聴していた場合には、開始時刻が9:00、終了時刻が9:30の学習情報が生成される。また、8:59から9:29まで何らかの番組を視聴していた場合には、開始時刻が8:55、終了時刻が9:30の学習情報が生成される。
このような学習方法を採用すれば、55分や05分から始まる番組などに対応できる。なお、開始時刻及び終了時刻の微調整にあたり、ここでは5の整数倍の時刻を採用したが、3の整数倍であってもよく、特に限定されない。また、一定の時間だけ開始時刻を早めたり、終了時刻を遅くしたりしてもよい。例えば、学習制御期間の開始時刻を視聴状態の開始時刻より5分早い時刻にする、とか、学習制御期間の終了時刻を視聴状態の終了時刻より5分遅い時刻にする、等である。
また、このような開始時刻や終了時刻の微調整処理は、受信したリモコン信号が電源OFFするためのリモコン信号でない場合(視聴情報の機器作動情報がOFFでない場合)に行われるように機器連動制御装置10を構成してもよい。
また、学習情報の学習制御期間として基本的に制御期間を適用する場合、制御期間の開始時刻及び終了時刻の少なくとも一方を上記微調整の方法を適用して変更した期間を学習情報の学習制御期間としてもよい。更に、この場合、変更の条件を予め定めておくようにしてもよい。例えば、視聴状態の開始時刻より後に開始される制御期間の学習情報が生成される場合、及び視聴状態の終了時刻より前に終了する制御期間の学習情報が生成される場合に、上記のように微調整する、等である。また、変更時間の上限を定めておくようにしてもよい(例えば、上限5分など)。
具体例を挙げると、ある視聴状態の開始時刻が8:59〜9:58であって、学習時間閾値を15分とした場合には、前述した学習情報の生成では、9:00〜9:30の学習制御期間の学習情報と、9:30〜10:00の学習制御期間の学習情報とが生成されるが、学習制御期間9:00〜9:30の開始時刻については、視聴状態の開始時刻8:59に基づいて調整された時刻8:55が適用され、最終的には学習制御期間8:55〜9:30の学習情報が生成される。また、学習制御期間9:30〜10:00の終了時刻については、終了時刻が視聴状態の終了時刻9:58より後であるため、調整されず学習制御期間9:30〜10:00の学習情報が生成される。
なお、このように開始時刻や終了時刻を微調整して学習情報を生成した場合には、学習制御期間の時間が制御単位時間と一致しない(制御区切り時刻と学習制御期間の開始時刻・終了時刻とが合わない)場合が発生する。
また、学習方法の他のバリエーションとして、ある制御期間内で、学習時間閾値以上同じ視聴状態が継続した場合には、この視聴状態を示す情報(電源のON/OFFや視聴チャンネルを示す情報)と、制御期間の開始時刻、終了時刻を示す情報を学習情報として生成し、これを記憶するようにしてもよい。
このように学習する場合には、上記実施の形態と同様に、視聴タイマを動作させながら学習時間閾値が経過したか否かを判定するが、視聴タイマの計時中、学習時間閾値が経過する前に制御区切り時刻が到来した場合には、その時点で視聴タイマをリセットして計時をスタートさせる。すなわち、制御区切り時刻が到来する以前の視聴時間は考慮しないで次の制御期間から学習時間閾値が経過したか否かを判定するようにする。
ここで、ある番組を視聴していた状態が9:08〜9:43の間継続した場合を例に挙げて説明する。上記実施の形態で説明した制御区切り時刻を考慮しない学習方法では、学習時間閾値を15分として、9:08を開始時刻とし、9:23を終了時刻とする視聴情報から、9:00〜9:30の学習制御期間の学習情報が生成される。更に、9:23を開始時刻とし、9:38を終了時刻とする視聴情報から、9:30〜10:00の学習制御期間の学習情報が生成される。残りの視聴期間9:38〜9:43は、学習時間閾値未満であるため、学習情報は記憶されない。
一方、制御区切り時刻が到来したときに視聴タイマをリセットする学習方法では、9:08を開始時刻とし、9:23を終了時刻とする視聴情報から9:00〜9:30の学習制御期間の学習情報が生成された後、9:23で視聴タイマがリセットされ、更に9:30が到来したところで視聴タイマがリセットされ、9:30から計時がスタートする。9:30から視聴終了時刻9:43までの期間は、学習時間閾値未満となるため、9:30〜10:00の学習制御期間の学習情報は記憶されないこととなる。この例では、9:30以降の視聴時間が短いため、9:30から視聴した番組に対する興味が低かったのではないかと推測できる。従って、このような学習方法により、興味が低かったと推測される番組の視聴期間に対応する学習情報が記憶されずにすむ。
また、このように制御期間内で学習時間閾値以上同じ視聴状態が継続した場合に学習する構成の場合に、電源OFFより電源ONの優先度を高くして学習してもよい。具体的には、各制御期間内で、電源ONの時間の後OFFの時間が長く継続したとしても、学習時間閾値より長い期間電源ON状態が継続した場合には、電源ONの視聴状態を優先させて、これを制御期間の視聴状態として学習情報を生成し、記憶する。
なお、上記学習制御期間を求める様々な方法をいくつか組み合わせて使用し、学習情報を生成するようにしてもよい。
次に、テレビメイン処理の実行中に発生する割込処理について説明する。割込処理には、リモコン信号受信割込、電源OFF割込、Pモード割込、予約/学習情報録画連動割込、Pモード/離席録画連動割込、及び周知連動割込がある。
図16は、リモコン信号受信割込処理の流れを示すフローチャートである。
ステップ350で、リモコン装置18aからリモコン信号を受信したと判定された場合には、ステップ352で、受信したリモコン信号を再生して送信する。なお、設定項目「リモコン信号背面送信」がOFFに設定されていた場合には、ステップ352の処理は省略される。また、設定項目「リモコン信号背面送信」がONでもOFFでも、受信したリモコン信号に対応した作動情報を記憶部74に記憶する。その後、テレビメイン処理のステップ106へ移行する。
図17は、電源OFF割込処理の流れを示すフローチャートである。本割込処理は、機器連動制御装置10(本機)の電源スイッチがOFFされた際に、電源OFF割込信号を発生し、この信号をトリガとして開始される。
ステップ400で、記憶部74から電源OFF処理において必要な設定情報(ここでは、設定項目「電源OFF時の機器の電源」の設定情報)を読み込む。
次に、ステップ402で、記憶部74から読み出した設定項目「電源OFF時の機器の電源」の設定情報に基づいて、機器連動制御装置10の電源OFF時に電子機器12の電源もOFFするか否かを判定する。機器連動制御装置10の電源OFF時に電子機器12の電源もOFFすると判定された場合には、ステップ404へ移行して、電子機器12の現在の作動情報を読み込む。
次に、ステップ406で、上記ステップ404で読み込んだ作動情報に基づいて、電子機器12が現在電源ON状態か否かを判定する。電子機器12が現在電源ONであると判定された場合には、ステップ408へ移行し、電子機器12の電源をOFFにするためのリモコンコードを記憶部74から読出し、そのリモコンコードからリモコン信号を生成して電子機器12に送信する。
次に、ステップ410で、リモコン信号の送信が完了したか否かを判定する。なお、電子機器12が複数存在する場合には、リモコン信号も複数送信されるため、ここでは複数のリモコン信号の全ての送信が完了するまで、次のステップへは進まないようにしている。リモコン信号の送信が完了したと判定された場合には、ステップ412へ移行して、機器連動制御装置10の電源をOFFして終了する。
一方、ステップ402で、機器連動制御装置10の電源OFF時に電子機器の電源をOFFしないと判定された場合には、ステップ404〜410の処理をスキップし、ステップ412で、機器連動制御装置10の電源をOFFして終了する。
また、ステップ406で、電子機器12が電源OFF状態であると判定された場合には、ステップ408及び410の処理をスキップし、ステップ412で、機器連動制御装置10の電源をOFFして終了する。
図18は、Pモード割込処理の流れを示すフローチャートである。本割込処理は、機器連動制御装置10(本機)のプライベートボタン34aが押下された際に、Pモード割込信号を発生し、この信号をトリガとして開始される。
ステップ500で、テレビ受像機12aの現在の作動状態を読み込んで、電源がON状態か否かを判定する。テレビ受像機12aの電源がON状態であると判定された場合には、ステップ502へ移行し、設定情報「Pモード録画連動」の設定を読み込んで、Pモード録画連動設定がONになっているか否かを判定する。ONになっている場合には、ステップ504へ移行して、後述するPモード録画連動割込を実行するためのトリガとなるPモード録画連動割込を通知する。一方、Pモード録画連動設定がOFFになっている場合には、ステップ504をスキップして、ステップ506へ移行する。
ステップ506では、Pモード終了タイマを設定項目「Pモード終了時間」に設定されている時間(図7に示す例では、12時間または24時間のいずれかを予め選択できる)をセットして、Pモード終了タイマをスタートさせる。Pモード終了タイマは、Pモード終了までの残り時間を計時するためのダウンタイマである。なお、ここでは、Pモード終了タイマをダウンタイマとしているが、アップタイマとしてもよい。
次に、ステップ508で、設定項目「Pモード時視聴チャンネル」に設定されているチャンネル情報を読み込んで、「Pモード時視聴チャンネル」に設定されているチャンネル情報が示すチャンネルに切り替えるためのリモコンコードを記憶部74から読み出し、読み出したリモコンコードに対応したリモコン信号を生成してテレビ受像機12aに送信する。
次に、ステップ510で、Pモード終了タイマの計時が0になったか否かを判定することにより、Pモード終了時間を経過したか否かを判定する。Pモード終了時間を未だ経過していない場合には、ステップ512へ移行して、再度プライベートボタン34aが押下されることにより、Pモードが解除されたか否かを判定する。未だPモードが解除されていない場合には、ステップ510へ戻る。
一方、ステップ500でテレビ受像機12aの電源がOFF状態であると判定された場合、ステップ510でPモード終了時間を経過したと判定された場合、及びステップ512でPモードが解除されたと判定された場合には、テレビメイン処理のステップ106へ戻る。
次に、図19〜22を参照して、予約録画連動割込処理及び学習情報録画連動割込処理について説明する。予約録画連動割込処理及び学習情報録画連動割込処理は、同一の処理となるため、以下、予約/学習情報録画連動割込処理とする。
図19は、予約/学習情報録画連動割込処理実行のトリガとなる予約録画連動割込を発生させるための予約録画連動監視処理の流れを示すフローチャートである。本処理を所定間隔毎に繰り返し実行することにより、予約録画連動割込のタイミングを監視する。
ステップ600で、設定情報「予約録画連動」の設定を読み込んで、予約録画連動設定がONになっているか否かを判定する。ONになっている場合には、ステップ602へ移行して、開始時刻が現在時刻に該当する視聴予約情報が記憶部74に記憶されているか否かを判定する。開始時刻が現在時刻に該当する視聴予約情報が記憶部74に記憶されている場合には、ステップ604へ移行して、人体検知部36からの人体検知信号に基づいて人体が検知されたか否かを判定する。人体が検知されなかった場合には、ステップ606へ移行して、後述する予約/学習情報録画連動割込を実行するためのトリガとなる予約録画連動割込を通知して、処理を終了する。
一方、ステップ600で、予約録画連動設定がOFFになっていると判定された場合、ステップ602で、現在時刻に該当する視聴予約情報が記憶部74に記憶されていないと判定された場合、及びステップ604で、人体が検知された場合には、そのまま処理を終了する。
図20は、予約/学習情報録画連動割込処理実行のトリガとなる学習情報録画連動割込を発生させるための学習情報録画連動監視処理の流れを示すフローチャートである。本処理を所定間隔毎に繰り返し実行することにより、学習情報録画連動割込のタイミングを監視する。
ステップ620で、設定情報「学習情報録画連動」の設定を読み込んで、学習情報録画連動設定がONになっているか否かを判定する。ONになっている場合には、ステップ622へ移行して、設定情報「予約限定モード」の設定を読み込んで、予約限定モードに設定されているか否かを判定する。予約限定モードに設定されていない場合には、ステップ624へ移行して、設定情報「予約併用モード」の設定を読み込んで、予約併用モードに設定されているか否かを判定する。予約併用モードに設定されている場合には、ステップ626へ移行し、予約併用モードに設定されていない場合には、ステップ628へ移行する。
ステップ626で、開始時刻が現在時刻に該当する視聴予約情報が記憶部74に記憶されているか否かを判定する。開始時刻が現在時刻に該当する視聴予約情報が記憶部74に記憶されていない場合には、ステップ628へ移行して、開始時刻が現在時刻に該当する学習情報が記憶部74に記憶されているか否かを判定する。開始時刻が現在時刻に該当する学習情報が記憶部74に記憶されている場合には、ステップ630へ移行して、人体検知部36からの人体検知信号に基づいて人体が検知されたか否かを判定する。人体が検知されなかった場合には、ステップ632へ移行して、後述する予約/学習情報録画連動割込を実行するためのトリガとなる学習情報録画連動割込を通知して、処理を終了する。
一方、ステップ620で、学習情報録画連動設定がOFFになっていると判定された場合、ステップ622で、予約限定モードに設定されていると判定された場合、ステップ626で、開始時刻が現在時刻に該当する視聴予約情報が記憶部74に記憶されていると判定された場合、ステップ628で、開始時刻が現在時刻に該当する学習情報が記憶部74に記憶されていない判定された場合、及びステップ630で、人体が検知された場合には、そのまま処理を終了する。
図21は、テレビメイン処理に対する割込処理である予約/学習情報録画連動割込処理(テレビメイン処理への割込)の流れを示すフローチャートである。本割込処理は、予約録画連動監視処理(図19)のステップ606で予約録画連動割込が通知されたこと、または、学習情報録画連動監視処理(図20)のステップ632で学習情報録画連動割込が通知されたことをトリガとして開始される。
ステップ640で、DVDレコーダ12bを連動制御するために、DVDレコーダメイン処理に対する割込処理である予約/学習情報録画連動割込処理(DVDレコーダメイン処理への割込)を実行させるためのトリガとなる予約/学習情報録画連動の開始を通知する。
次に、ステップ642で、後述する予約/学習情報録画連動割込処理(DVDレコーダメイン処理への割込)から連動録画エラーが通知されたか否かを判定することにより、連動録画エラーの有無を判定する。連動録画エラーなしの場合には、ステップ644へ移行して、該当する視聴予約情報または学習情報の終了時刻となったか否かを判定し、終了時刻となった場合には、ステップ646へ移行して、予約/学習情報録画連動割込処理(DVDレコーダメイン処理への割込)へ、予約/学習情報録画連動の終了を通知して、テレビメイン処理のステップ106へ戻る。
一方、ステップ642で連動録画エラーありと判定された場合には、ステップ648へ移行して、連動録画エラーが発生した旨のメッセージを表示部38に表示して、テレビメイン処理のステップ106へ戻る。
図22は、連動制御されるDVDレコーダ12b側のDVDレコーダメイン処理に対する割込処理である予約/学習情報録画連動割込処理(DVDレコーダメイン処理への割込)の流れを示すフローチャートである。本割込処理は、予約/学習情報録画連動割込処理(テレビメイン処理への割込)のステップ640またはステップ646で予約/学習情報録画連動開始または終了が通知されたことをトリガとして開始される。
ステップ660で、記憶部74から現在のDVDレコーダ12bの作動情報を読み込む。
次に、ステップ662では、トリガとして予約/学習情報録画連動割込処理(テレビメイン処理への割込)から受け取った通知は、開始の通知であるか終了の通知であるかを判定する。開始の通知の場合には、ステップ664へ移行し、終了の通知の場合には、ステップ670へ移行する。
ステップ664では、DVDレコーダ12bにおいて、録画が可能な状態か否かを判定する。例えば、既に別の処理で録画を行っている場合や、重複する時間にDVDレコーダ12bにおける録画予約情報がある場合には、予約/学習情報録画連動割込処理における録画は可能ではないと判定されて、ステップ668へ移行し、予約/学習情報録画連動割込処理(テレビメイン処理への割込)に連動録画エラーを通知して、DVDレコーダメイン処理におけるステップ106へ戻る。
一方、録画可能な状態にあると判定された場合には、ステップ666へ移行して、DVDレコーダ12bの電源をONにするためのリモコンコードと、視聴予約情報または学習情報が示すチャンネルに設定して録画するためのリモコンコードとを記憶部74から読出し、読み出したリモコンコードの各々に対応したリモコン信号を生成してDVDレコーダ12bに送信して、DVDレコーダメイン処理におけるステップ106へ戻る。このとき、電源をONにするためのリモコン信号は、チャンネルを設定して録画するためのリモコン信号より先に送信される。
なお、ここでは、上記ステップ664の処理により、予約/学習情報録画連動割込処理による録画よりも、DVDレコーダ12bで現在実行中の録画や、DVDレコーダ12bにおける録画予約を優先させる場合について説明したが、設定により、予約/学習情報録画連動割込処理による録画を優先させるようにしてもよい。また、予約/学習情報録画連動割込処理による録画実行中に、DVDレコーダ12bにおける録画予約情報に基づく録画が開始する場合にも、いずれかを優先させて実行するようにしてもよい。この場合、DVDレコーダ12bにおける録画予約情報を優先させるためには、一旦、実行中の録画を終了するリモコン信号を生成してDVDレコーダ12bへ送信した後、録画予約情報に基づくリモコン信号を生成して送信するようにするとよい。さらに、DVDレコーダ12bで再生中に、予約/学習情報録画連動割込処理が発生した場合にも、いずれを優先して実行するかを設定しておくようにすることもできる。
また、ステップ662で、終了が通知されたと判定されてステップ670へ移行した場合には、録画を終了するためのリモコンコードと、DVDレコーダ12bの電源をOFFにするためのリモコンコードとを記憶部74から読出し、読み出したリモコンコードの各々に対応したリモコン信号を生成してDVDレコーダ12bに送信して、処理を終了する。このとき、録画を終了するためのリモコン信号は、電源をOFFにするためのリモコン信号より先に送信される。
次に、図23〜25を参照して、Pモード録画連動割込処理及び離席録画連動割込処理について説明する。Pモード録画連動割込処理及び離席録画連動割込処理は、同一の処理となるため、以下、Pモード/離席録画連動割込処理とする。
図23は、Pモード/離席録画連動割込処理実行のトリガとなる離席録画連動割込を発生させるための離席録画連動監視処理の流れを示すフローチャートである。本処理を所定間隔毎に繰り返し実行することにより、離席録画連動割込のタイミングを監視する。
ステップ700で、設定情報「離席録画連動」の設定を読み込んで、離席録画連動設定がONになっているか否かを判定する。ONになっている場合には、ステップ702へ移行して、記憶部74に記憶されたテレビ受像機12aの現在の作動情報を読み込んで、テレビ受像機12aの電源がON状態か否かを判定する。テレビ受像機12aの電源がON状態の場合には、ステップ704へ移行する。
ステップ704では、人体検知部36からの人体検知信号について、前の処理における検知結果と現在の検知結果とを比較して、利用者が離席したか否かを判定する。具体的には、前の処理では人体が検知されており、現在の処理で人体が検知されなかった場合に、利用者が離席したと判定する。利用者が離席したと判定された場合には、ステップ706へ移行して、後述するPモード/離席録画連動割込を実行するためのトリガとなる離席録画連動割込を通知して、処理を終了する。
一方、ステップ700で、離席録画連動設定がOFFになっていると判定された場合、ステップ702で、テレビ受像機12aの電源がOFF状態であると判定された場合、及びステップ704で、利用者が離席したと判定されなかった場合には、そのまま処理を終了する。
図24は、テレビメイン処理に対するPモード/離席録画連動割込処理(テレビメイン処理への割込)の流れを示すフローチャートである。本割込処理は、Pモード割込処理(図18)のステップ504でPモード録画連動割込が通知されたこと、または、離席録画連動監視処理(図23)のステップ706で離席録画連動割込が通知されたことをトリガとして開始される。
ステップ708で、DVDレコーダ12bを連動制御するために、DVDレコーダメイン処理に対する割込処理である予約/学習情報録画連動割込処理(DVDレコーダメイン処理への割込)を実行させるためのトリガとなるPモード/離席録画連動の開始を通知する。
次に、ステップ710で、後述するPモード/離席録画連動割込処理(DVDレコーダメイン処理への割込)から連動録画エラーが通知されたか否かを判定することにより、連動録画エラーの有無を判定する。連動録画エラーなしの場合には、そのままテレビメイン処理のステップ106へ戻る。
一方、ステップ710で連動録画エラーありと判定された場合には、ステップ712へ移行して、連動録画エラーが発生した旨のメッセージを表示部38に表示して、テレビメイン処理のステップ106へ戻る。
図25は、連動制御されるDVDレコーダ12b側のDVDレコーダメイン処理に対する割込処理であるPモード/離席録画連動割込処理(DVDレコーダメイン処理への割込)の流れを示すフローチャートである。本割込処理は、予約/学習情報録画連動割込処理(テレビメイン処理への割込)のステップ708でPモード/離席録画連動の開始が通知されたことをトリガとして開始される。
ステップ720で、記憶部74から現在のDVDレコーダ12bの作動情報を読み込む。
次に、ステップ722で、DVDレコーダ12bにおいて、録画が可能な状態か否かを判定する。例えば、既に別の処理で録画を行っている場合や、重複する時間にDVDレコーダ12bにおける録画予約情報がある場合には、予約/学習情報録画連動割込処理における録画は可能ではないと判定されて、ステップ730へ移行し、予約/学習情報録画連動割込処理(テレビメイン処理への割込)に連動録画エラーを通知して、DVDレコーダメイン処理におけるステップ106へ戻る。
一方、録画可能な状態にあると判定された場合には、ステップ724へ移行して、DVDレコーダ12bの電源をONにするためのリモコンコードと、所定のチャンネルに設定して録画するためのリモコンコードとを記憶部74から読出し、読み出したリモコンコードの各々に対応したリモコン信号を生成してDVDレコーダ12bに送信する。このとき、電源をONにするためのリモコン信号は、チャンネルを設定して録画するためのリモコン信号より先に送信される。
なお、所定のチャンネルとは、Pモード連動録画の場合には、Pモードに設定される前にテレビ受像機12aで視聴されていたチャンネルであり、離席連動録画の場合には、現在テレビ受像機12aで視聴中のチャンネルである。これらのチャンネル情報を取得するには、記憶部74に記憶された作動情報を参照する。
次に、ステップ726で、録画のリモコン信号を送信してから所定時間(例えば2時間)が経過したか否かを判定する。Pモード設定や離席により見逃した一部分のみを録画するのではなく、Pモード設定や離席が解除されても所定時間経過するまで録画を継続することにより、後で録画された番組を視聴する際の利用者の利便性を考慮したものである。なお、ここでは、所定時間を2時間としているが、30分、1時間、4時間等としてもよいし、利用者により所望の時間を設定可能としてもよい。2時間経過した場合には、ステップ728へ移行し、未だ2時間経過していない場合には、経過するまで待機状態となる。
ステップ728では、録画を終了するためのリモコンコードと、DVDレコーダ12bの電源をOFFにするためのリモコンコードとを記憶部74から読出し、読み出したリモコンコードの各々に対応したリモコン信号を生成してDVDレコーダ12bに送信して、DVDレコーダメイン処理におけるステップ106へ戻る。このとき、録画を終了するためのリモコン信号は、電源をOFFにするためのリモコン信号より先に送信される。
次に、図26〜28を参照して、周知連動割込処理について説明する。
図26は、周知連動割込処理実行のトリガとなる周知連動割込を発生させるための周知連動監視処理の流れを示すフローチャートである。本処理を所定間隔毎に繰り返し実行することにより、周知連動割込のタイミングを監視する。
ステップ800で、設定情報「周知連動」の設定を読み込んで、周知連動設定がONになっているか否かを判定する。ONになっている場合には、ステップ802へ移行して、設定情報「予約限定モード」の設定を読み込んで、予約限定モードに設定されているか否かを判定する。予約限定モードに設定されている場合には、ステップ804へ移行し、現在時刻から所定時間(例えば3分)後に視聴開始時刻となる視聴予約情報、すなわち視聴開始3分前の視聴予約情報が記憶部74に記憶されているか否かを判定する。視聴開始3分前の視聴予約情報が記憶部74に記憶されている場合には、ステップ814へ移行する。
一方、ステップ802で、予約限定モードに設定されていないと判定された場合には、ステップ808へ移行して、設定情報「予約併用モード」の設定を読み込んで、予約併用モードに設定されているか否かを判定する。予約併用モードに設定されている場合には、ステップ810へ移行し、現在時刻から所定時間(例えば3分)後に視聴開始時刻となる視聴予約情報、すなわち視聴開始3分前の視聴予約情報が記憶部74に記憶されているか否かを判定する。視聴開始3分前の視聴予約情報が記憶部74に記憶されている場合には、ステップ814へ移行する。
一方、ステップ808で、予約併用モードに設定されていないと判定された場合、または、ステップ810で、視聴開始3分前の視聴予約情報が記憶部74に記憶されていないと判定された場合には、ステップ812へ移行して、現在時刻から所定時間(例えば3分)後に視聴開始時刻となる学習情報、すなわち視聴開始3分前の学習情報が記憶部74に記憶されているか否かを判定する。視聴開始3分前の学習情報が記憶部74に記憶されている場合には、ステップ814へ移行する。
ステップ814では、後述する周知連動割込を実行するためのトリガとなる周知連動割込を通知して、処理を終了する。
一方、ステップ800で、周知連動設定がOFFになっていると判定された場合、ステップ804で、視聴開始3分前の視聴予約情報が記憶部74に記憶されていないと判定された場合、及びステップ812で、視聴開始3分前の学習情報が記憶部74に記憶されていないと判定された場合には、そのまま処理を終了する。
図27は、テレビメイン処理に対する割込み処理である周知連動割込処理(テレビメイン処理への割込)の流れを示すフローチャートである。本割込処理は、周知連動監視処理(図26)のステップ814で周知連動割込が通知されたことをトリガとして開始される。
ステップ820で、テレビ受像機12a以外の他の電子機器12で実行させる周知連動動作があるか否かを判定し、他の電子機器12での周知連動動作がある場合には、ステップ822へ移行して、周知連動させる他の電子機器12として予め設定された電子機器12のメイン処理に対して周知連動割込処理(他の機器のメイン処理への割込)を実行させるための周知連動の開始を通知して、ステップ824へ移行する。他の機器での周知連動動作がない場合には、ステップ822をスキップして、ステップ824へ移行する。
ステップ824では、テレビ受像機12aで実行される周知連動動作に応じたリモコン信号を生成してテレビ受像機12aへ送信して、テレビメイン処理のステップ106へ戻る。具体的には、テレビ受像機12aの電源をONにするためのリモコンコードとOFFにするためのリモコンコードとを記憶部74から読出し、読み出したリモコンコードに基づいて、テレビ受像機12aの画面が点滅(例えば、1秒間に1〜3回の間隔で5回点滅)するように制御されるリモコン信号を生成してテレビ受像機12aに送信する。また、テレビ受像機12aの音量を消音するためのリモコンコードと消音から復帰するためのリモコンコードとを記憶部74から読出し、読み出したリモコンコードに基づいて、テレビ受像機12aの音量が消音と消音からの復帰とを複数回繰り返すように制御されるリモコン信号を生成することもできる。また、テレビ受像機12aの音量をアップするためのリモコンコードとダウンするためのリモコンコードとを記憶部74から読出し、読み出したリモコンコードに基づいて、テレビ受像機12aの音量がアップダウンを複数回繰り返すように制御されるリモコン信号を生成することもできる。
図28は、周知連動動作が実行される他の電子機器12のメイン処理に対する割込処理である周知連動割込処理(他の機器のメイン処理への割込)の流れを示すフローチャートである。本割込処理は、周知連動割込処理(テレビメイン処理への割込)ンステップ822で周知連動の開始が通知されたことをトリガとして開始される。
ステップ830で、他の電子機器12で実行される周知連動動作に応じたリモコン信号を生成して対応する他の電子機器12へ送信して、対応する他の電子機器のメイン処理におけるステップ106へ戻る。具体的には、連動制御される電子機器12が照明装置12cの場合には、照明装置12cの電源をONにするためのリモコンコードとOFFにするためのリモコンコードとを記憶部74から読出し、読み出したリモコンコードに基づいて、照明装置12cが点滅(例えば、1秒間に1〜3回の間隔で5回点滅)するように制御されるリモコン信号を生成して照明装置12cに送信して、照明装置メイン処理へ戻る。また、本機における周知の場合には、視聴予約情報または学習情報の視聴開始時刻が近づいている旨のメッセージを、表示部38に表示したり、スピーカから音声出力したりする。また、連動制御される電子機器12が携帯電話12dの場合には、携帯電話12dの着信音を鳴らすためのリモコンコードを記憶部74から読出し、読み出したリモコンコードに基づいてリモコン信号を生成して携帯電話12dに送信して、携帯電話メイン処理へ戻る。なお、着信音を鳴らす代わりに、携帯電話のバイブレータ機能により振動させるようなリモコン信号を生成して送信してもよい。
これらの周知連動割込処理(他の機器のメイン処理への割込)は、いずれか1つを実行するようにしてもよいし、複数を組み合わせて実行するようにしてもよい。
以上説明したように、第1の実施の形態の機器連動制御装置によれば、視聴予約情報または学習情報の開始時刻に人体が検知されない場合には、視聴予約情報または学習情報が示すチャンネルを視聴予約期間または学習情報が示す期間DVDレコーダで録画するように制御される。また、視聴中に利用者が離席した場合、及びプライベートモードに設定された場合には、それまで視聴していたチャンネルを所定期間DVDレコーダで録画するように制御される。これにより、利用者の手を煩わせることなく視聴したい番組の見逃しを防止することができる。
次に、第2の実施の形態の機器連動制御装置について説明する。第1の実施の形態では、各種連動処理をメイン処理に対する割込処理として実行する場合について説明したが、第2の実施の形態では、メイン処理において、各時刻における最適な動作を選択して実行するもので、最適な動作の中に連動処理も含まれる。すなわち、メイン処理の中で連動処理も実行される点が第1の実施の形態と異なる。また、第2の実施の形態では、複数の機器連動制御装置が通信により他の機器連動制御装置に記憶されているデータベース等を読み込んで、連動制御を行う点も異なる。なお、第1の実施の形態の機器連動制御装置10と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
第2の実施の形態の機器連動制御装置10では、操作ボタン34bに、さらに離席設定ボタンが含まれている。また、第1の実施の形態の機器連動制御装置10において操作スイッチ34cとして設けられていた予約限定モード設定スイッチ及び予約併用モード設定スイッチに替えて、運転モード設定スイッチが設けられている。
離席設定ボタンは、利用者が人体検知部36で検出されなくなった(離席した)場合の制御内容を設定するためのボタンである。このボタンが押下され、矢印ボタンや決定ボタンが操作されると、図29に示す第2の実施の形態における設定情報の設定項目「離席動作設定情報」が設定される。ここで設定される離席動作設定情報には、利用者が離席してから電子機器12を省電力状態に切り替えるまでの時間(離席設定1)、電子機器12を省電力状態に切り替えてから(或いは利用者が離席してから)電源OFFにするまでの時間(離席設定2)、離席設定1に設定された時間が経過した場合の電子機器12の制御内容(離席動作1)、及び離席設定2に設定された時間が経過した場合の電子機器12の制御内容(離席動作2)が含まれる。
なお、設定項目「離席動作1」には、例えば、「輝度を下げる」、「音量を下げる」、「画面のサイズを小さくする」等のように、電子機器12の消費電力を低減させるための制御内容を設定することができる。また、設定項目「離席動作2」には、電源OFFの可否を設定することができる。例えば、離席しても電源OFFされないように設定したい場合には、「離席動作2」を「電源OFFしない」と設定することができる。
また、電子機器12に省電力モードの機能が無い場合には、「離席設定1」を「0分(なし)」に設定するようにしてもよい。また、”離席機能”自体のON/OFFを設定することができるような設定項目が設けられていてもよい。この設定項目がONの場合には、通常通り離席処理を行い、この設定項目がOFFの場合には、利用者が人体検知部36で検出されなくなった場合であっても、電子機器12に対する省電力や電源OFF等の制御を行わないようにする。
運転モード設定スイッチは、設定情報の設定項目「運転モード」を通常モード/予約限定モード/学習限定モード/手動限定モードのいずれかに設定するためのスイッチである。
運転モードが「通常モード」に設定されると、予約情報及び学習情報を併用した制御が行われる。「通常モード」において、同じ時間に予約情報と学習情報とが重複した場合には、予約情報が優先して実行される。運転モードが「予約限定モード」に設定されると、学習情報に応じた制御は禁止され、登録された予約情報に応じた制御のみが行われる。運転モードが「学習限定モード」に設定されると、予約情報に応じた制御は禁止され、学習情報に応じた制御のみが行われる。運転モードが「手動限定モード」に設定されると、予約情報及び学習情報に応じた制御は禁止され、手動でリモコン操作されたリモコン信号に応じた制御のみが行われる。
なお、図29に示す設定情報のその他の設定項目については、第1の実施の形態と同様である。
次に、第2の実施の形態の機器連動制御装置10の動作について説明する。なお、本実施の形態では、リモコン装置18により電子機器12の電源がONされる前に、機器連動制御装置10の電源がONされることを前提として説明する。
図30〜図31は、制御部72により実行されるテレビ受像機12aに関するメイン処理(以下、テレビメイン処理という)の流れを示すフローチャートである。このテレビメイン処理のプログラムは、機器連動制御装置10の電源スイッチがONされたときに起動する。また、機器連動制御装置10により制御される電子機器12のそれぞれについて、DVDレコーダメイン処理、照明装置メイン処理等が並行して実行されるが、その内容についてはテレビメイン処理と同様であるため、説明を省略する。また、メイン処理と並行して、後述するPモード処理、離席処理、及び予約処理も実行される。
ステップ1000で、記憶部74からテレビメイン処理において必要な設定情報を読み込む。
次に、ステップ1002で、人体検知による制御を行うか否かを判定する。ここでは、記憶部74から読み出した設定項目「人体検知」の設定情報がONであった場合には、人体検知による制御を行うと判定されて、ステップ1004へ移行する。また、設定項目「人体検知」の設定情報がOFFであった場合には、ステップ1004をスキップして、ステップ1006へ移行する。
ステップ1004では、人体検知部36からの人体検知信号に基づいて人体を検知したか否かを判定する。人体を検知したと判定された場合には、ステップ1006へ移行し、人体を検知しないと判定された場合には、ステップ1030へ移行する。
ステップ1006では、記憶部74に記憶された全てのデータベース(DB)を読み込む。また、リモコン信号を受信している場合には、受信したリモコン信号が示す動作指示も読み込む。全てのDBには、視聴予約情報が登録された視聴予約情報DB、学習処理により生成された学習情報が登録された学習情報DB、後述する優先順位DB、電子機器12の作動情報を記憶した作動情報DB、離席している状態やプライベートモードに設定されている状態などの電子機器12が使用されている状態を記憶した状態DBが含まれる。
次に、ステップ1008で、現在時刻に該当し、次に実行されるべき「次の動作」を抽出する。具体的には、受信したリモコン信号が示す動作指示、開始時刻〜終了時刻に現在時刻を含む視聴予約情報または学習情報、開始時刻が現在時刻の所定時間(例えば3分)後の視聴予約情報または学習情報を抽出する。そして、設定されている運転モード、離席やプライベートモードなどの現在の状態、電子機器12の作動情報に含まれる「ひとつ前の過去情報」などを勘案して、「次の動作」を抽出する。
例えば、現在時刻9:00として、開始時刻9:00の視聴予約情報、及び開始時刻9:00の学習情報が存在し、運転モードが「通常モード」であった場合には、「通常モード」のルールに従って予約情報が優先され、開始時刻9:00の視聴予約情報が「次の動作」として抽出される。また、現在時刻8:57として、開始時刻9:00の視聴予約情報、及び開始時刻9:00の学習情報が存在し、運転モードが「予約限定モード」、「周知連動」がONであった場合には、「予約限定モード」のルールに従って予約情報が優先され、開始時刻9:00の視聴予約情報の周知連動が「次の動作」として抽出される。また、該当する「次の動作」がない場合には、「未学習」が「次の動作」として抽出される。「未学習」は、設定情報の「初期チャンネル設定」で設定されたチャンネル情報が示すチャンネルを視聴するための動作である。
なお、機器の作動情報に含まれる「ひとつ前の過去情報」とは、現在の作動状態の前の作動状態を示す作動情報であり、前回機器がオフされたのは、付属のリモコンによるものか、電源OFF学習でオフされたものか等を示すフラグが付された情報である。この情報と設定情報の「自動起動防止機能」のON/OFF設定とを併せて、「次の動作」の抽出に用いる。「ひとつ前の過去情報」を用いた「自動起動防止機能」についての詳細は、第1の実施の形態の学習制御処理(図11)で説明した処理と同様である。
次に、ステップ1010で、優先順位DBに従って、上記ステップ1008で抽出された「次の動作」と、現在テレビ受像機12aで実行されている「動作中の動作」とを比較して、「実行する動作」を決定する。優先順位DBは、例えば、図32に示すようなマトリックス形式の表で、縦に「次の動作」、横に「動作中の動作」をとり、それぞれが交差する欄に「実行する動作」が定められたものを用いることができる。
例えば、「動作中の動作」が、学習情報に基づくTV視聴で、「次の動作」が、手動(リモコン信号)に基づくTV視聴の場合には、「次の動作」が優先されて、手動(リモコン信号)に基づくTV視聴が「実行する動作」に決定される。また、「動作中の動作」が、視聴予約情報に基づくTV視聴で、「次の動作」が、学習情報に基づくTV視聴の場合には、「動作中の動作」が優先されて、視聴予約情報に基づくTV視聴が「実行する動作」に決定される。なお、優先順位DBの表中「△」が付された動作は、詳細は後述するが、ステップ1012及びステップ1014で用いられる「代替動作フラグ」である。
また、「動作中の動作」には、テレビ受像機12aが使用されるDVDレコーダ12bの再生に関する動作も含まれる。DVDの再生は、DVDレコーダメイン処理において実行される動作であるが、DVDの再生が実行された際に、DVDレコーダ12bの作動情報DBへの記憶だけでなく、テレビ受像機12aの作動情報DBへの記憶も行うことにより、テレビメイン処理において、DVDレコーダメイン処理において実行されたテレビ受像機12aの作動状態も把握することができる。
また、優先順位DBの表中「−」の欄は、「動作中の動作」と「次の動作」とが同一であることを表している。例えば、後述の予約処理で詳述するが、視聴予約情報が視聴予約情報DBに書き込まれる際には、重複を排除する処理が行われるため、同時刻に異なる視聴予約情報が存在することはない。また、学習情報についても、第1の実施の形態で述べたとおり、同時刻に異なる学習情報が存在することはない。この場合、「実行する動作」に決定されるのは、「動作中の動作」及び「次の動作」のいずれでもよい。
次に、ステップ1012で、上記ステップ1010で決定された「実行する動作」に代替動作フラグが付された動作が含まれているか否かを判定する。例えば、「動作中の動作」が、視聴予約情報に基づくTV視聴で、「次の動作」が、手動(リモコン信号)に基づくTV視聴の場合には、手動(リモコン信号)に基づくTV視聴と、視聴予約情報に基づくTV視聴の代替動作が「実行する動作」に決定される。この場合、代替動作フラグの付された動作が含まれているため、肯定判定される。また、「動作中の動作」が、視聴予約情報に基づくTV視聴で、「次の動作」が、学習情報に基づくTV視聴の場合、視聴予約情報に基づくTV視聴のみが「実行する動作」に決定され、代替動作フラグの付された動作は含まれていないため、否定判定される。肯定判定された場合には、ステップ1014へ移行し、否定判定された場合には、ステップ1014をスキップして、図31のステップ1016へ移行する。
ステップ1014では、代替動作フラグの付された動作に対応して代替可能な動作を実行する他の電子機器12を連動制御するための予約情報(以下、他の電子機器12を連動制御するための予約情報を「連動予約情報」という)を生成して、その代替可能な動作を実行する電子機器12の予約処理(詳細は後述)へ指示出しする。例えば、代替動作フラグが付された動作が、視聴予約情報に基づくTV視聴であった場合には、視聴予約されたチャンネルを視聴予約期間、DVDレコーダ12bで録画することが代替可能な動作に該当する。この場合、視聴予約情報と同等の内容の録画予約情報を生成して、DVDレコーダ12bの予約処理へ指示出しする。代替可能な動作として、他の電子機器12を連動動作させる場合だけでなく、他の動作を優先させるため代替動作フラグの付された動作は実行できない旨を表示部38に表示したり、別の時間に実行されるような予約情報を生成したりしてもよい。
図31のステップ1016では、上記図30のステップ1010で決定された「実行する動作」の制御情報と、「動作中の動作」の作動情報とが異なるか否かを判定する。ここでは、制御情報及び作動情報は、電子機器12の電源がONかOFFかを示す情報、及び視聴チャンネルのチャンネル情報である。これらが異なるか否かを判定することにより、リモコン信号を生成する必要があるか否かを判断する。「実行する動作」の制御情報と、「動作中の動作」の作動情報とが異なる場合には、リモコン信号を生成する必要があると判定されて、ステップ1018へ移行する。一方、「実行する動作」の制御情報と、「動作中の動作」の作動情報とが同一であれば、リモコン信号を生成する必要がないと判定されて、ステップ1018をスキップして、ステップ1020へ移行する。
ステップ1018では、「動作中の動作」の作動情報、及び「実行する動作」の制御情報に応じたリモコン信号を生成して、テレビ受像機12aへ送信する。より具体的には、「実行する動作」がチャンネルの切替を示すものであった場合において、テレビ受像機12aの「動作中の動作」の作動情報が、「電源OFF状態」であることを示していた場合には、電源をONにするためのリモコンコードと、「実行する動作」の制御情報が示すチャンネルに切り替えるためのリモコンコードとを記憶部74から読出し、読み出したリモコンコードの各々に対応したリモコン信号を生成してテレビ受像機12aに送信する。このとき、電源をONにするためのリモコン信号は、チャンネルを切り替えるためのリモコン信号より先に送信される。また、テレビ受像機12aの「動作中の動作」の作動情報が「電源ON状態」であることを示している場合には、「実行する動作」の制御情報が示すチャンネルに切り替えるためのリモコンコードを記憶部74から読出し、読み出したリモコンコードに対応したリモコン信号を生成してテレビ受像機12aに送信する。
ステップ1020では、テレビメイン処理に対して他の処理から指示出しされた割込情報を読み込み、その有無を判定する。ここでは、割込情報として、後述するPモード処理から指示出しされるPモード割込、後述する離席処理から指示出しされる離席割込、離席1割込、及び離席2割込が設定されている。読み込んだ結果、割込情報が存在する場合には、ステップ1022へ移行し、存在しない場合には、図30のステップ1000へ戻る。
ステップ1022では、割込情報に対応して実行される動作についての設定がONか否かを判定する。ここでは、割込情報に対応して実行される動作としては、Pモード録画連動、離席動作1、離席動作2、及び離席録画連動がある。記憶部74から読み出した設定情報で、各動作の設定情報がONに設定されているかOFFに設定されているかを判定する。より具体的には、割込情報がPモード割込の場合には、「Pモード録画連動」の設定、割込情報が離席1割込の場合には、「離席動作1」の設定、割込情報が離席2割込の場合には、「離席動作2」の設定、割込情報が離席割込の場合には、「離席連動録画」の設定に基づいて判定する。割込情報に対応して実行される動作についての設定がONの場合には、ステップ1024へ移行し、OFFの場合には、図30のステップ1000へ戻る。
ステップ1024では、割込情報に対応して実行される動作は、他の電子機器12を連動制御する連動を含むか否かを判定する。ここでは、割込情報が、Pモード割込または離席割込の場合には、他の電子機器12であるDVDレコーダ12bを連動制御する動作が実行されるため、肯定されてステップ1026へ移行する。割込情報が、離席1割込または離席2割込の場合には、テレビ受像機12aのみの動作で連動ではないため、否定されてステップ1026をスキップして、ステップ1028へ移行する。
ステップ1026では、割込情報に応じた連動予約情報を生成して、連動して動作する電子機器12の予約処理へ指示出しする。具体的には、Pモード録画連動の場合には、テレビ受像機12aの作動情報を読み込んで、Pモードに設定される前にテレビ受像機12aで視聴されていたチャンネルを示すチャンネル情報を取得し、そのチャンネルを現在時刻から所定時間(例えば2時間)後まで録画する録画予約情報を連動予約情報として生成して、DVDレコーダ12bの予約処理へ指示出しする。また、離席録画連動の場合には、テレビ受像機12aの作動情報を読み込んで、現在視聴中のチャンネルを示すチャンネル情報を取得し、そのチャンネルを現在時刻から所定時間(例えば2時間)後まで録画する録画予約情報を連動予約情報として生成して、DVDレコーダ12bの予約処理へ指示出しする。
ステップ1028では、割込情報に対応して実行される動作に応じたリモコン信号を生成して、テレビ受像機12aへ送信する。具体的には、割込情報がPモード割込の場合には、設定項目「Pモード時視聴チャンネル」に設定されているチャンネル情報を読み込んで、「Pモード時視聴チャンネル」に設定されているチャンネル情報が示すチャンネルに切り替えるためのリモコンコードを記憶部74から読み出し、読み出したリモコンコードに対応したリモコン信号を生成してテレビ受像機12aに送信する。また、割込情報が離席1割込の場合には、設定項目「離席動作1」の設定内容を読み込んで、設定内容(例えば、「輝度を下げる」)を実行するためのリモコンコードを記憶部74から読み出し、読み出したリモコンコードに対応したリモコン信号を生成してテレビ受像機12aに送信する。また、割込情報が離席2割込の場合には、設定項目「離席動作2」の設定内容を読み込んで、離席動作2としてテレビ受像機12aの電源をOFFすることが設定されている場合には、電源をOFFするためのリモコンコードを記憶部74から読み出し、読み出したリモコンコードに対応したリモコン信号を生成してテレビ受像機12aに送信する。その後、図30のステップ1000へ戻る。
また、図30のステップ1004で、人体が検知されなかったとして、ステップ1030へ移行した場合には、対応する連動設定がONか否かを判定する。対応する連動設定とは、人体検知がされなかった場合に他の電子機器12を連動制御して実行される動作についての連動設定である。ここでは、予約録画連動及び学習情報録画連動が該当する。予約録画連動及び学習情報録画連動は、該当時刻に実行される視聴予約情報または学習情報があるにもかかわらず人体が検知されなかった場合には、視聴予約されたチャンネルまたは学習されたチャンネルを視聴予約期間または学習された期間、DVDレコーダ12bで録画するように連動制御する動作である。
記憶部74から読み出した設定項目「予約録画連動」及び「学習情報録画連動」の設定内容に基づいて、少なくとも1つがONに設定されている場合には、対応する連動設定がONであると判定されて、ステップ1032へ移行する。一方、「予約録画連動」及び「学習情報録画連動」のいずれもがOFFに設定されている場合には、対応する連動設定がONではないと判定されて、図31のステップ1020へ移行する。
ステップ1032では、ONに設定されていた設定項目を実行するために必要なDBを読み込む。「予約録画連動」がONの場合には、視聴予約情報DBが読み込まれ、「学習情報録画連動」がONの場合には、学習情報DBが読み込まれる。
次に、ステップ1034で、現在時刻に該当する動作が存在するか否かを判定する。ここで、「予約録画連動」及び「学習情報録画連動」のいずれもがONの場合には、記憶部74から読み出した設定項目「運転モード」で設定されている運転モードに従って、いずれかを優先させる。現在時刻に該当する動作が存在する場合には、ステップ1036へ移行し、存在しない場合には、図31のステップ1020へ移行する。
ステップ1036では、現在時刻に該当する動作に応じた連動予約情報を生成して、連動制御される電子機器12の予約処理へ指示出しする。具体的には、現在時刻が9:00で、9:00〜10:00まで6chを視聴するという視聴予約情報が存在した場合には、9:00〜10:00まで6chを録画するという録画予約情報を連動予約情報として生成して、DVDレコーダ12bへ指示出しして、ステップ1000へ戻る。
次に、プライベートモード処理について説明する。図33は、制御部72により実行されるプライベートモード処理の流れを示すフローチャートである。
ステップ1500で、機器連動制御装置10のプライベートボタン34aが押下されたか否かを判定する。押下された場合には、ステップ1502へ移行し、押下されない場合には、押下されるまで待機状態となる。
ステップ1502では、テレビメイン処理に対して、Pモード設定が開始したことを示すPモード割込を指示出しする。ここで指示出しされるPモード割込が、上述したテレビメイン処理のステップ1020で読み込まれると、テレビメイン処理においてPモードに対応した動作、すなわちPモード録画連動及びPモード時視聴チャンネルへの切替動作が実行される。
次に、ステップ1504で、Pモードが開始したことを状態DBに書き込む。ここで書き込まれた状態DBの情報は、テレビメイン処理のステップ1008で「次の動作」を抽出する際、及びステップ1010で優先順位DBの「動作中の動作」を参照する際に用いられる。
次に、ステップ1506で、Pモード終了タイマを設定項目「Pモード終了時間」に設定されている時間(図29に示す例では、12時間または24時間のいずれかを予め選択できる)をセットして、Pモード終了タイマをスタートさせる。Pモード終了タイマは、Pモード終了までの残り時間を計時するためのダウンタイマである。なお、ここでは、Pモード終了タイマをダウンタイマとしているが、アップタイマとしてもよい。
次に、ステップ1508で、再度プライベートボタン34aが押下されることにより、Pモードが解除されたか否かを判定する。未だPモードが解除されていない場合には、ステップ1510へ移行し、Pモード終了タイマの計時が0になったか否かを判定することにより、Pモード終了時間を経過したか否かを判定する。Pモード終了時間を未だ経過していない場合には、ステップ1508へ戻る。
一方、ステップ1508でPモードが解除されたと判定された場合、及びステップ1510でPモード終了時間を経過したと判定された場合には、ステップ1512へ移行して、Pモードが終了したことを状態DBに書き込み、ステップ1500へ戻る。
なお、ここでは、Pモードに関連してテレビ受像機12aで実行される動作について説明したが、例えば、DVDレコーダ12bでDVD再生中にプライベートボタン34aが押下された場合には、DVDの再生を一時停止する、という動作を実行したい場合には、上記ステップ1502で、DVDレコーダメイン処理にPモード割込を指示出しするようにするとよい。
次に、離席処理について説明する。図34は、制御部72により実行される離席処理の流れを示すフローチャートである。
ステップ1700で、人体検知部36からの人体検知信号について、前の処理における検知結果と現在の検知結果とを比較して、利用者が離席したか否かを判定する。具体的には、前の処理では人体が検知されており、現在の処理で人体が検知されなかった場合に、利用者が離席したと判定する。利用者が離席したと判定された場合には、ステップ1702へ移行して、利用者が離席していないと判定された場合には、離席したと判定されるまで待機状態となる。
ステップ1702では、テレビメイン処理に対して、離席状態になったことを示す離席割込を指示出しする。ここで指示出しされる離席割込が、上述したテレビメイン処理のステップ1020で読み込まれると、テレビメイン処理において離席に対応した動作、すなわち離席録画連動が実行される。
次に、ステップ1704で、離席タイマをスタートさせる。離席タイマは、設定項目「離席設定1」及び「離席設定2」に設定されている時間(図29に示す例では、なし/3分/5分/10分のいずれかを予め選択できる)を計時するためのアップタイマである。なお、ここでは、離席タイマをアップタイマとしているが、ダウンタイマとしてもよい。
次に、ステップ1706で、離席状態1になったことを状態DBに書き込む。ここで書き込まれた状態DBの情報は、テレビメイン処理のステップ1008で「次の動作」を抽出する際、及びステップ1010で優先順位DBの「動作中の動作」を参照する際に用いられる。後述するステップ1710、ステップ1716、及びステップ1724においても同様である。
次に、ステップ1708で、人体検知部36からの人体検知信号に基づいて、人体が検知されたか否か、すなわち離席状態が解除されたか否かを判定する。離席状態が解除された場合には、ステップ1710へ移行し、離席状態1が終了したことを状態DBに書き込んで、ステップ1700へ戻る。未だ離席状態が解除されていない場合には、ステップ1712へ移行し、設定項目「離席設定1」で設定されている離席動作1を実行するまでの時間を経過したか否かを判定する。離席設定1で設定されている時間を経過した場合には、ステップ1714へ移行し、離席設定1で設定されている時間を未だ経過していない場合には、ステップ1708へ戻る。
ステップ1714では、テレビメイン処理に対して、離席設定1で設定されている時間を経過し、離席動作1を実行する状態になったことを示す離席1割込を指示出しする。ここで指示出しされる離席1割込が、上述したテレビメイン処理のステップ1020で読み込まれると、テレビメイン処理において離席1に対応した動作、すなわち設定項目「離席動作1」で設定されている動作(例えば、「輝度を下げる」)が実行される。
次に、ステップ1716で、離席状態2になったことを状態DBに書き込む。次に、ステップ1718で、離席状態が解除されたか否かを判定する。離席状態が解除された場合には、ステップ1724へ移行する。未だ離席状態が解除されていない場合には、ステップ1720へ移行し、設定項目「離席設定2」で設定されている離席動作2を実行するまでの時間を経過したか否かを判定する。離席設定2で設定されている時間を経過した場合には、ステップ1722へ移行し、離席設定2で設定されている時間を未だ経過していない場合には、ステップ1718へ戻る。
ステップ1722では、テレビメイン処理に対して、離席設定2で設定されている時間を経過し、離席動作2を実行する状態になったことを示す離席2割込を指示出しする。ここで指示出しされる離席2割込が、上述したテレビメイン処理のステップ1020で読み込まれると、テレビメイン処理において離席2に対応した動作、すなわちテレビ受像機12aの電源をOFFする動作が実行される。次に、ステップ1724で、離席状態2が終了したことを状態DBに書き込んで、ステップ1700へ戻る。
なお、ここでは、離席状態に関連してテレビ受像機12aで実行される動作について説明したが、例えば、離席状態になった場合には、照明装置12cの電源をOFFする、という動作を実行したい場合には、上記ステップ1702で、照明装置メイン処理に離席割込を指示出しするようにするとよい。
次に、テレビ受像機12aに関する予約処理(以下、テレビ予約処理という)について説明する。図35〜36は、制御部72により実行されるテレビ予約処理の流れを示すフローチャートである。なお、機器連動制御装置10により制御される電子機器12のそれぞれについて、DVDレコーダ予約処理、照明装置予約処理等が並行して実行されるが、その内容についてはテレビ予約処理と同様であるため、説明を省略する。
ステップ1800で、機器連動制御装置10の予約登録ボタンにより入力された視聴予約情報、またはリモコン信号として受信した視聴予約情報を受け付けたか否かを判定する。ここでは、この2つの視聴予約情報を「手動の視聴予約情報」と呼称する。手動の予約情報を受け付けた場合には、ステップ1802へ移行し、受け付けた手動の視聴予約情報について、必要な項目が全て入力されているか、過去の日付が入力されていないか、設定されていないチャンネルが選択されていないか等、入力内容の整合性を確認する。入力内容の整合性が取れていない場合には、ステップ1804へ進んで、エラーメッセージ、及び再入力を求める旨のメッセージを表示部38へ表示して、ステップ1800へ戻る。入力内容の整合性が取れている場合には、ステップ1808へ移行する。
一方、上記ステップ1800で、手動の視聴予約情報を受け付けていないと判定された場合には、ステップ1806へ移行し、連動予約情報を受け付けたか否かを判定する。連動予約情報は、他の電子機器12のメイン処理からの指示出しにより、テレビ受像機12aを連動制御するための予約情報である。また、本機内の他の機器のメイン処理からの指示出しだけでなく、本機と通信可能な他の機器連動制御装置から送信された連動予約情報を受け付けることもできる。連動予約情報を受け付けた場合には、ステップ1808へ移行し、連動予約情報を受け付けない場合には、ステップ1800へ戻って、手動の視聴予約情報または連動予約情報を受け付けるまで待機状態となる。
ステップ1808では、視聴予約情報DBを参照して、受け付けた視聴予約情報と実行する時間が重複する視聴予約情報が既に登録されていないか否かを判定する。重複する既存の視聴予約情報が存在しない場合には、ステップ1810へ移行して、受け付けた視聴予約情報を視聴予約情報DBに登録する。次に、ステップ1812で、正常に視聴予約情報の登録が完了したことを表示部38に表示して、ステップ1800へ戻る。
一方、上記ステップ1808で、重複する既存の視聴予約情報が存在すると判定された場合には、図36のステップ1814へ移行し、他の電子機器12の予約情報DBを参照して、受け付けた視聴予約情報を代替可能な他の機器があれば、代替案を生成する。具体的には、視聴予約情報の代替案としては、本機で制御されるDVDレコーダ12bで該当チャンネルを該当期間録画すること、本機と通信可能な他の機器連動制御装置で制御されるテレビ受像機で視聴すること、本機と通信可能な他の機器連動制御装置で制御されるDVDレコーダで該当チャンネルを該当期間録画することが挙げられる。そこで、本機で制御されるDVDレコーダ12bの録画予約情報DBを参照して、該当期間に既に別の録画予約情報が登録されていなければ、本機で制御されるDVDレコーダ12bで録画するという代替案が生成される。また、本機と通信可能な他の機器連動制御装置で制御されるテレビ受像機の視聴予約情報DBを参照して、該当期間に既に別の視聴予約情報が登録されていなければ、本機と通信可能な他の機器連動制御装置で制御されるテレビ受像機で視聴するという代替案が生成される。また、本機と通信可能な他の機器連動制御装置で制御されるDVDレコーダの録画予約情報DBを参照して、該当期間に既に別の録画予約情報が登録されていなければ、本機と通信可能な他の機器連動制御装置で制御されるDVDレコーダで録画するという代替案が生成される。
次に、ステップ1816で、受け付けた視聴予約情報が手動の視聴予約情報か連動予約情報かを判定する。この判定は、連動予約情報を生成する際に、連動予約情報である旨の連動フラグを付しておき、受け付けた視聴予約情報に連動フラグが付されていた場合には、連動予約情報であると判定するようにするとよい。手動の視聴予約情報の場合には、ステップ1818へ移行し、連動予約情報の場合には、ステップ1834へ移行する。
ステップ1818では、受け付けた視聴予約情報、重複する既存の視聴予約情報、及び上記ステップ1814で生成された代替案(複数生成された場合は全ての代替案)のいずれかを利用者に選択させるための選択画面を表示部38に表示する。なお、上記ステップ1814で代替可能な他の電子機器12が存在せず、代替案が生成されなかった場合には、受け付けた視聴予約情報、及び重複する既存の視聴予約情報のみを表示する。
次に、ステップ1820で、利用者が操作ボタン34bを操作することにより、選択画面からいずれかの視聴予約情報または代替案を選択したか否かを判定する。いずれかが選択された場合には、ステップ1824へ移行し、選択されたのが代替案か否かを判定する。選択されたのが代替案の場合には、ステップ1826へ移行して、受け付けた視聴予約情報を削除して、選択された代替案に応じた連動予約情報を生成して、代替動作する電子機器12の予約処理へ指示出して、図35のステップ1812へ移行する。この場合のステップ1812では、代替案での予約情報の登録が完了した旨のメッセージを表示する。
上記ステップ1824で、選択されたのが代替案ではないと判定された場合には、ステップ1828へ移行し、受け付けた視聴予約情報、及び重複する既存の視聴予約情報のいずれが選択されたかを判定する。受け付けた視聴予約情報が選択された場合には、ステップ1830へ移行して、既存の視聴予約情報を削除して、受け付けた視聴予約情報を視聴予約情報DBに登録して、図35のステップ1812へ移行する。この場合のステップ1812では、既存の視聴予約情報を削除して、受け付けた視聴予約情報の登録が完了した旨のメッセージを表示する。
上記ステップ1828で、重複する既存の視聴予約情報が選択されたと判定された場合には、ステップ1832へ移行し、受け付けた視聴予約情報を削除して、図35のステップ1812へ移行する。この場合のステップ1812では、受け付けた視聴予約情報をキャンセルした旨のメッセージを表示する。
また、上記ステップ1820で、選択画面からいずれも選択されていないと判定された場合には、ステップ1822へ移行し、所定の待機時間(例えば1分)が経過したか否かを判定する。待機時間を経過した場合には、ステップ1834へ移行し、未だ待機時間を経過していない場合には、ステップ1820へ戻る。
上記ステップ1816で、受け付けた視聴予約情報が連動予約情報であると判定された場合、及び上記ステップ1822で、選択画面の待機時間を経過した場合には、利用者に選択させることなく、自動的に適切な予約情報を登録するために、ステップ1834へ移行する。ステップ1834では、上記ステップ1814で代替案が生成されたか否かを判定する。代替案が生成された場合には、ステップ1836へ移行して、受け付けた視聴予約情報を削除して、生成された代替案に応じた連動予約情報を生成する。生成された代替案が複数ある場合には、予め優先順位を定めておき、その優先順位が最も高いものを選択して、連動予約情報を生成する。生成した連動予約情報を代替動作する電子機器12の予約処理へ指示出しして、図35のステップ1812へ移行する。この場合のステップ1812では、代替案での予約情報の登録が完了した旨のメッセージを表示する。
上記ステップ1834で、代替案が生成されなかったと判定された場合には、ステップ1838へ移行して、予め定めた優先順位に従って、受け付けた視聴予約情報と既存の視聴予約情報とのいずれを優先させるかを決定する。受け付けた視聴予約情報を優先させる場合には、既存の視聴予約情報を削除して、受け付けた視聴予約情報を視聴予約情報DBに登録して、図35のステップ1812へ移行する。この場合のステップ1812では、既存の視聴予約情報を削除して、受け付けた視聴予約情報の登録が完了した旨のメッセージを表示する。一方、既存の視聴予約情報を優先させる場合には、受け付けた視聴予約情報を削除して、図35のステップ1812へ移行する。この場合のステップ1812では、受け付けた視聴予約情報をキャンセルした旨のメッセージを表示する。
上記予約処理は、DVDレコーダ予約処理においても同様に実行される。従って、テレビメイン処理のステップ1036で指示出しされた予約録画連動または学習情報録画連動に関する連動予約情報が、DVDレコーダ予約処理におけるステップ1806で受け付けられて、録画予約情報DBに登録されると、DVDレコーダメイン処理において、この録画予約情報に基づいて録画が行われる。これにより、予約録画連動または学習情報録画連動が実行されることになる。また、テレビメイン処理のステップ1026で指示出しされたPモード録画連動または離席録画連動に関する連動予約情報が、DVDレコーダ予約処理におけるステップ1806で受け付けられて、録画予約情報DBに登録されると、DVDレコーダメイン処理において、この録画予約情報に基づいて録画が行われる。これにより、Pモード録画連動または離席録画連動が実行されることになる。
また、DVDレコーダ予約処理におけるステップ1814では、本機と通信可能な他の機器連動制御装置により制御されるDVDレコーダによる録画が代替案として生成される。
以上説明したように、第2の実施の形態の機器連動制御装置によれば、視聴予約情報または学習情報の開始時刻に人体が検知されない場合には、視聴予約情報または学習情報が示すチャンネルを視聴予約期間または学習情報が示す期間、DVDレコーダで録画するような予約情報が生成される。また、視聴中に利用者が離席した場合、及びプライベートモードに設定された場合には、それまで視聴していたチャンネルを所定期間、DVDレコーダで録画するような予約情報が生成される。この予約情報に従ってDVDレコーダで録画を実行することにより、利用者の手を煩わせることなく視聴したい番組の見逃しを防止することができる。また、一旦連動制御する電子機器の予約情報を生成することで、予約の重複を排除する処理や、代替可能な動作を実行させる処理を簡易に行うことができる。
なお、第2の実施の形態では、上記ステップ1006でリモコン信号を読み込み、上記ステップ1020で割込情報を読み込む場合について説明したが、上記ステップ1006で両方を読み込むようにしてもよい。その場合、割込情報に応じた動作も含めて、現在時刻に動作するべき「次の動作」を抽出するようにすることができる。
また、機器連動制御装置の機能を電子機器に搭載してもよい。例えば、テレビ受像機に機器連動制御装置の機能を搭載した場合には、テレビ受像機からDVDレコーダ等の他の電子機器を制御するためのリモコン信号が送信されるようにすればよい。
10 機器連動制御装置
12a テレビ受像機
12b DVDレコーダ
12c 照明装置
12d 携帯電話
16 リモコン信号受信部
18 リモコン装置
30 送信部
32 受信部
34a プライベートボタン
34b 操作ボタン
34c 操作スイッチ
36 人体検知部
38 表示部
72 制御部
74 記憶部

Claims (9)

  1. 検知範囲内に存在する人体を検知する人体検知手段と、
    テレビ受像機及び映像記録再生装置を含む複数の電子機器の各々を遠隔制御するために送信された制御信号の各々を受信する受信手段と、
    前記複数の電子機器の各々を遠隔制御するための制御信号を前記複数の電子機器の各々の方向に送信する送信手段と、
    前記受信手段で受信した前記テレビ受像機を遠隔制御するための制御信号に基づいて、テレビ受像機がオン状態でのチャンネルと該チャンネルが維持された期間とを対応付けた学習情報を生成する生成手段と、
    前記テレビ受像機により視聴するチャンネンル及び期間を予約した視聴予約情報を受け付ける受付手段と、
    前記学習情報または前記視聴予約情報の視聴開始時刻に、前記人体検知手段により人体が検知されなかった場合には、前記学習情報または前記視聴予約情報が示すチャンネル及び期間で録画するための制御信号を生成して、該制御信号を前記映像記録再生装置へ送信するように前記送信手段を制御する制御手段と、
    を含む機器連動制御装置。
  2. 前記制御手段は、前記学習情報または前記視聴予約情報の視聴開始時刻に、前記人体検知手段により人体が検知された場合には、前記映像記録再生装置へ前記録画するための制御信号を送信することなく、前記学習情報または前記視聴予約情報が示すチャンネルに設定するための制御信号を生成して、該制御信号を前記テレビ受像機へ送信するように前記送信手段を制御する請求項1記載の機器連動制御装置。
  3. 前記受付手段は、更に、前記映像記録再生装置で録画するチャンネル及び期間を予約した録画予約情報を受け付け、
    前記制御手段は、前記録画予約情報が示す期間と前記録画するための制御信号により録画される期間とが重複している場合には、前記映像記録再生装置へ前記録画するための制御信号を送信しないか、または、前記録画予約情報に基づく録画を中止するための制御信号を送信する請求項1または請求項2記載の機器連動制御装置。
  4. 前記複数の電子機器は、照明装置及び携帯電話を含み、
    前記制御手段は、前記学習情報または前記視聴予約情報の視聴開始時刻の所定時間前に、前記テレビ受像機をオンオフするための制御信号、前記テレビ受像機の音量を増減するための制御信号、前記照明装置をオンオフするための制御信号、または、前記携帯電話の着信音を鳴らすための制御信号の少なくとも1つの前記視聴開始時刻を周知するための制御信号を生成して、該制御信号を前記複数の電子機器の対応する電子機器へ送信するように前記送信手段を制御する
    請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の機器連動制御装置。
  5. 検知範囲内に存在する人体を検知する人体検知手段と、
    テレビ受像機及び映像記録再生装置を含む複数の電子機器の各々を遠隔制御するために送信された制御信号の各々を受信する受信手段と、
    前記複数の電子機器の各々を遠隔制御するための制御信号を前記複数の電子機器の各々の方向に送信する送信手段と、
    前記受信手段で受信した前記テレビ受像機を遠隔制御するための制御信号に基づいて、前記テレビ受像機において現在設定されているチャンネルを取得する取得手段と、
    前記テレビ受像機がオン状態で、かつ前記人体検知手段により人体が検知されなくなった場合には、前記取得手段で取得されたチャンネルを所定時間録画するための制御信号を生成して、該制御信号を前記映像記録再生装置へ送信するように前記送信手段を制御する制御手段と、
    を含む機器連動制御装置。
  6. 前記受信手段で受信した前記テレビ受像機を遠隔制御するための制御信号に基づいて、前記テレビ受像機において現在設定されているチャンネルを取得する取得手段を含み、
    前記制御手段は、更に、前記テレビ受像機がオン状態で、かつ前記人体検知手段により人体が検知されなくなった場合には、前記取得手段で取得されたチャンネルを所定時間録画するための制御信号を生成して、該制御信号を前記映像記録再生装置へ送信するように前記送信手段を制御する
    請求項1〜請求項4のいずれか1項記載の機器連動制御装置。
  7. テレビ受像機及び映像記録再生装置を含む複数の電子機器の各々を遠隔制御するための制御信号を前記複数の電子機器の各々の方向に送信する送信手段と、
    前記テレビ受像機のチャンネルを予め定めた基準チャンネルに設定するための設定手段と、
    前記テレビ受像機がオン状態で、かつ前記設定手段により前記基準チャンネルに設定された場合には、前記設定手段により前記基準チャンネルに設定される前に設定されていたチャンネルを所定時間録画するための制御信号を生成して、該制御信号を前記映像記録再生装置へ送信するように前記送信手段を制御する制御手段と、
    を含む機器連動制御装置。
  8. 前記テレビ受像機のチャンネルを予め定めた基準チャンネルに設定するための設定手段を含み、
    前記制御手段は、更に、前記テレビ受像機がオン状態で、かつ前記設定手段により前記基準チャンネルに設定された場合には、前記設定手段により前記基準チャンネルに設定される前に設定されていたチャンネルを所定時間録画するための制御信号を生成して、該制御信号を前記映像記録再生装置へ送信するように前記送信手段を制御する
    請求項1〜請求項6のいずれか1項記載の機器連動制御装置。
  9. 請求項1〜請求項8のいずれか1項記載の機器連動御装置を備えた電子機器。
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