JP2011040656A - 微細構造体形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】レジストにも一様に蒸着材料が付着する成膜プロセスにおいても、容易にリフトオフを可能にする。
【解決手段】Deep−UV光に感光性を有するPMGIをレジスト1として用い、成膜後にDeep−UV光をレジスト1に全面露光を行う。これにより、レジスト1自体が変質するので、レジスト1の側壁に蒸着材料が吸着する場合でもリフトオフが容易となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、レジスト剥離による微細構造体形成方法であるリフトオフ法に関する。
レジスト材料を用いてナノメートル寸法の微細構造体を形成する技術として、エッチング法とリフトオフ法が知られている。エッチング法は、図2(a)に示すように、基板103上に均一に成長又は成膜された薄膜102にレジスト101を用いてパターン形成を行い、図2(b)に示すように、ドライエッチング装置などでレジスト101に覆われていない部分をエッチングすることでパターンを形成する技術である。レジスト101と薄膜102とのエッチャントに対する選択比の違いを利用することでエッチングが成立する。
これに対して、リフトオフ法は、図3(a)に示すように、基板103上に予めレジスト101によりパターンの形成を行い、図3(b)に示すように、そこに所望の材料を蒸着あるいは成膜して薄膜102を形成し、レジスト101を剥離することで所望のパターンを形成する方法である。リフトオフ法は、レジストパターン形成のみで所望の微細構造体が形成できるために、エッチング法に比べて材料のプロセス損傷が少ないという利点が挙げられる。
しかしながら、レジストパターンの微細化に伴い、レジストの剥離が難しい場合が往々にして発生する。これは、堆積した材料がレジスト側壁にも付着し、基板上の堆積膜とレジスト上の堆積物とが結合してレジストの剥離が難しくなるためである。また、レジスト表面が堆積膜で覆われてしまい、レジスト剥離の溶媒が容易にレジスト中に浸透しないことも原因として挙げられる。
このような問題点を解決する方法として多層レジスト法が考案されている。上部レジスト101Bに対して下部レジスト101Aの感度が高い場合には、図4(a)に示すように、下部レジスト101Aにアンダーカット105が形成される。これにより、図4(b)に示すように、レジスト側壁に材料が蒸着せず、容易にリフトオフを行うことができる。
John E. Crowel, "Chemical methods of thin film deposition: Chemical vapor deposition, atomic layer deposition, and related technologies", J. Vac. Sci. Technol. 2003, A21, p.S88-S95 "Polymethylglutarimide(PMGI) Regists", MicroChem, [平成21年8月3日検索]、インターネット〈URL:http://www.microchem.com/products/pmgi.htm〉
しかしながら、アンダーカットを持つ多層レジストが有効であるのは、蒸着物が直線的に蒸着される場合である。原子層堆積法(Atomic Layer Deposition)(非特許文献1参照)などのようにガス状の材料が試料の表面と反応することで吸着・堆積されるような成長方法においては、ガスがチャンバー内に一様に広がるためにレジスト101Bの上面のみならず、図5に示すように、レジスト101A,101Bの側壁にも基板103表面と同様に一様に蒸着材料が吸着してしまい、レジスト剥離が著しく難しくなるという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、その課題とするところは、レジストにも一様に蒸着材料が付着する成膜プロセスにおいても、容易にリフトオフを可能にすることにある。
本発明に係る微細構造体形成方法は、基板表面にDeep−UV光に感光性を有するレジストを形成する工程と、レジストにレジストパターンを形成する工程と、レジストパターン形成後に薄膜を蒸着する工程と、薄膜蒸着後にDeep−UV光を全面露光する工程と、レジストをリフトオフする工程と、を有することを特徴とする。
上記微細構造体形成方法において、レジストはPMGIであることを特徴とする。
上記微細構造体形成方法において、薄膜を蒸着する工程は、原子層堆積法を用いることを特徴とする。
本発明によれば、レジストにも一様に蒸着材料が付着する成膜プロセスにおいても、容易にリフトオフを可能にすることができる。
本実施の形態における微細構造体形成方法を説明する図である。 従来のエッチング法を説明する図である。 従来のリフトオフ法を説明する図である。 従来の別のリフトオフ法を説明する図である。 レジスト側壁にも蒸着材料が吸着した様子を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本実施の形態における微細構造体形成方法を説明するため図であり、基板3の上に微細なパターンを形成する様子を示している。図1(a)〜(d)は全て基板3の断面方向から図示したものである。なお、図1では、各部の大きさの比率を変えてわかりやすく図示しているので、実際の各部の大きさの比率とは異なる。
まず、図1(a)に示すように、基板3上にレジスト1をコーティングする。レジストとしては、Deep−UV光(波長254nm)に対して感光性のあるPMGI(poly-dimethyl-glutar-imide)を用いる(非特許文献2参照)。スピナーを用いて基板3へレジスト1の塗布を行い、摂氏180度にてプレベーキングを行う。レジスト1の膜厚は380ナノメートルとする。
続いて、Deep−UV露光機を用いて露光し所望の形状をレジスト上に描く。より具体的には、SuSS Microtech社製MJB4マスクアライナーにウシオ社製Deep−UV用500Vキセノンランプ(DeepUV500Xe)を搭載し、フィルターを用いない全光を用いて(エネルギー量:75mJ/cm2)、コンタクトモードにおいて20分間の連続露光を行う。
続いて、レジスト1を現像してレジストパターンを形成する。PGMI専用現像液XP101A(現像液の主成分はテトラエチルアンモニウムヒドロキシド(TEAH))にて3分間現像し、その後純水にて1分間リンスを行う。この操作により、図1(b)に示すように、レジスト1には約100ナノメートルのアンダーカット11を有するレジストパターンが形成される。
続いて、原子層堆積法などによりレジストパターンを形成した試料に蒸着材料の成膜を行う。蒸着材料の膜厚は、レジスト1の厚さの10分の1以下にする。また、蒸着材料が金属の場合には、20ナノメートル程度までとする。図1(c)にレジスト1に蒸着材料2を成膜した様子を示す。
続いて、Deep−UV光による全面露光を行う。成膜後、そのままの状態でDeep−UV露光機にてDeep−UV露光を用いた全面露光を20分間行う。この全面露光により、レジスト1の主鎖が切断され、レジスト1内部に気泡状の構造が見られる。これに伴い、レジスト1表面には陥没等の構造変移が見られる。
続いて、剥離液によりレジスト1を剥離する。Microposit社製1165リムーバーを温浴で摂氏60度に加熱し、その中に3時間浸す。これにより、レジスト1が剥離される。あるいは、Nメチルピロリドン(N-methylpyrrolidione, NMP)により取り除くことが出来る。図1(d)にレジスト1を剥離して微細構造体21を基板3上に形成した様子を示す。
原子層堆積法は、半導体デバイスのゲート絶縁膜作成方法として優れた手法であるために近年利用が増えている。しかしながら、リフトオフが難しいために成膜後にエッチングを行うエッチング手法が主である。上記で説明したように、本実施の形態によれば、Deep−UV光に感光性を有するPMGIをレジスト1として用い、成膜後にDeep−UV光をレジスト1に全面露光を行うことでレジスト1自体が変質するので、剥離液が容易にレジスト1中に浸透し、レジスト1の側壁に蒸着材料が吸着する場合でもリフトオフが容易となる。
また、通常の大気中作業では問題とならないDeep−UV光に感光性を有するPMGIをレジストとして採用したので、取り扱いも容易である。
さらに、レジスト自体の変質を利用したリフトオフ法であるために、蒸着材料に機械的・化学的なストレスを与えることなくリフトオフを進めることが可能である。また、リフトオフ法は、エッチングの難しい材料に対しても使用できるので、従来は使われにくかった有機材料や生物材料などにも応用可能である。
1…レジスト
2…蒸着材料
3…基板
11…アンダーカット
21…微細構造体
101…レジスト
101A…下部レジスト
101B…上部レジスト
102…薄膜
103…基板
105…アンダーカット

Claims (3)

  1. 基板表面にDeep−UV光に感光性を有するレジストを形成する工程と、
    前記レジストにレジストパターンを形成する工程と、
    レジストパターン形成後に薄膜を蒸着する工程と、
    薄膜蒸着後にDeep−UV光を全面露光する工程と、
    前記レジストをリフトオフする工程と、
    を有することを特徴とする微細構造体形成方法。
  2. 前記レジストはPMGIであることを特徴とする請求項1記載の微細構造体形成方法。
  3. 前記薄膜を蒸着する工程は、原子層堆積法を用いることを特徴とする請求項1又は2記載の微細構造体形成方法。
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