JP2011040523A - 露光装置、及びそれを用いたデバイスの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】露光光の照度が変化した場合でも、アライメントマークの高精度な検出が可能となる露光装置を提供する。
【解決手段】複数の波長を含む光源101と、該光源101から特定波長の光を抽出し、原版201のパターンを照明する露光光ELを導入する第1の一定帯域透過型のミラー103と、光源101から特定波長の光を抽出し、原版201、及び基板401のアライメントマーク204、405を照明するアライメント光ALを導入する第2の一定帯域透過型のミラー104と、露光光ELの照度を検出する照度センサー106とを備えた照明光学系100を有する露光装置であって、更に、露光光ELの照度を調整する露光量コントローラー603と、アライメントマーク204、405を検出する蓄積型光検出器504と、蓄積型光検出器504の蓄積時間を設定するアライメント光量コントローラー604とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、露光装置、及びそれを用いたデバイスの製造方法に関するものである。
露光装置は、半導体デバイスや液晶表示装置等の製造工程であるリソグラフィ工程において、原版(レチクル、又はマスク)のパターンを、投影光学系を介して感光性の基板(表面にレジスト層が形成されたウエハやガラスプレート等)に転写する装置である。露光装置は、基板に対する露光処理に際し、基板の位置合わせを行うアライメント処理を実施する。従来、露光装置のアライメント方式として、アライメントマークを蓄積型光検出器に撮像し、二次元的に原版と基板のアライメントを行う方法がある。この場合、蓄積型光検出器は、アライメントマークを撮像するためのアライメント光が必要であり、例えば、546nm、及び578nmにピークのある光をアライメント光に用いる。ここで、露光光の波長は、例えば、300nm以上、450nm以下とし、アライメント光によるレジストの感光を避けた波長の光を採用することが望ましい。これに対して、特許文献1は、超高圧水銀ランプ等の複数の波長を含む光源から、光学的分割方法を採用することで露光光とアライメント光を取得し、アライメント光に用いる光源を新たに用意する必要なく、装置全体の大型化を避ける露光装置を開示している。
特許第2652896号
従来の露光装置は、各ショット間のプロセス要因による露光線幅のバラツキを微調整するために、同一基板内の各ショットに対し、目標積算露光量を微調整する。この目標積算露光量の微調整の方法は、露光時間を調整する場合もあるが、一般的には、生産効率を落とさないために、露光光の照度を調整する方法を採用する。しかしながら、特許文献1に示すような従来の露光装置では、光学的分割方法を採用して同一の光源から露光光とアライメント光を抽出しているため、露光光の照度が調整されると、同時にアライメント光の照度が変化してしまうという問題がある。更に、露光光の照度を調整すると、観察系で撮像されるアライメントマークの光量が異なり、アライメントマークの検出が困難となる。
本発明は、このような状況を鑑みてなされたものであり、露光光の照度が変化した場合でも、アライメントマークの高精度な検出が可能となる露光装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、複数の波長を含む光源と、該光源から特定波長の光を抽出し、原版のパターンを照明する露光光を導入する第1の一定帯域透過型のミラーと、光源から特定波長の光を抽出し、原版、及び基板のアライメントマークを照明するアライメント光を導入する第2の一定帯域透過型のミラーと、露光光の照度を検出する照度センサーとを備えた照明光学系を有する露光装置であって、更に、露光光の照度を調整する露光量コントローラーと、アライメントマークを検出する蓄積型光検出器と、蓄積型光検出器の蓄積時間を設定するアライメント光量コントローラーと、を有することを特徴とする。更に、露光装置は、上記の構成に加え、複数枚の減光フィルターを切り替え可能な減光フィルター切り替え機構を有することを特徴とする。
本発明によれば、アライメント光量コントローラーが、調整された露光光ELの照度に対して、蓄積型光検出器の蓄積時間を調整するので、各アライメントマークの高精度な検出が可能となる。更に、アライメント光の照度は、アライメント光がアライメント光量コントローラーで調整された減光フィルターを透過するので、好適な値となる。
本発明の露光装置の構成を示す概略図である。 蓄積型光検出器の蓄積時間の設定方法を示すフローチャートである。 アライメント光の調整方法を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について図面等を参照して説明する。
(第1実施形態)
まず、本発明の露光装置の構成について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る露光装置の構成を示す概略図である。なお、本実施形態の露光装置は、液晶表示パネル等に使用されるガラスプレート(以下、単に「プレート」と表記する)を被処理基板(基板)とし、ステップ・アンド・リピート方式、又はステップ・アンド・スキャン方式を採用した走査型投影露光装置である。露光装置1は、照明光学系100と、マスク201を載置及び保持するマスクステージ200と、投影光学系300と、プレート401を載置及び保持するプレートステージ400と、アライメントマーク観察系500と、制御系600とを備える。
照明光学系100は、超高圧水銀ランプ等を含む光源101と、該光源101から射出された光束を集光する楕円鏡102と、特定波長のみを反射する第1ミラー103、及び第2ミラー104と、光源101からの光束を受光する受光部105とを有する。第1ミラー103は、露光処理時にマスク201に対して露光光ELを導入する一定帯域透過型のミラー(Band pass mirror)である。一方、第2ミラー104は、後述のアライメントマーク観察系500に対してアライメント光ALを導入する一定帯域透過型のミラーである。なお、露光光ELとしては、一般に紫外域の輝線(g線、h線、i線)が用いられる。また、照明光学系100は、不図示のコンデンサレンズや、光学インテグレータ等を備える。更に、照明光学系100は、第1ミラー103から投射される露光光ELの照度を計測するための照度センサー106を有する。
マスクステージ200は、マスク201をXYθの各方向に対して移動可能に保持するステージ装置であり、ステージ駆動部202と、該ステージ駆動部202を支持するベース部203とを備える。マスク201は、プレート401に投影されるべきパタ−ン(例えば、TFT回路)を有する原版である。投影光学系300は、内部に反射鏡301と台形ミラー302とを備えてなり、反射鏡301で入射光の偏光特性を変化させ、マスク201の照射領域に描画されたパターン像をプレート401上に結像させるものである。プレートステージ400は、プレート401をXYZθの各方向に対して移動可能に保持するステージ装置であり、プレート401を保持するプレートチャック402と、ステージ駆動部403と、該ステージ駆動部403を支持するベース部404とを備える。
アライメントマーク観察系500は、複数枚の減光フィルターを切り替えることができる機構(減光フィルター切り替え機構)501と、偏光ビームスプリッター502と、反射ミラー503と、蓄積型光検出器504とからなる。蓄積型光検出器504は、本実施形態では、シャッター等を設けて光蓄積時間の調整ができるCCDカメラ等を採用する。
制御系600は、まず、メインコントローラー601と、外部記憶装置602と、照度センサー106からの情報を取得し、光源101を制御することで露光光ELの照度を調整する露光量コントローラー603とを備える。また、制御系600は、減光フィルター切り替え機構501、及び蓄積型光検出器504を制御するアライメント光量コントローラー604を備える。更に、制御系600は、蓄積型光検出器504からの情報を取得する画像処理システム605と、各ステージ装置を制御するステージコントローラー606とを備える。メインコントローラー601は、上記の各種コントローラーに相互ネットワークで接続され、各コントローラー間の通信、及び指令を実行する。外部記憶装置602は、メインコントローラー601に接続され、メインコントローラー601からの送信データを記憶する装置である。
更に、露光装置1は、マスクステージ200、及びプレートステージ400の各ステージ装置の位置計測を実施するためのレーザー干渉測定器700を備える。該レーザー干渉測長器700は、レーザーヘッド701と、干渉ミラー702、703と、マスクステージ200のステージ駆動部202に設置された反射ミラー704と、プレートステージ400のステージ駆動部403に設置された反射ミラー705とからなる。レーザー干渉測定器700は、レーザーヘッド701から、干渉ミラー702、703を介して各反射ミラーに対してレーザー光が射出し、反射光と入射光の干渉に基づいて、各ステージ装置の位置(マスク201、及びプレート401の位置)を検出する。
上記の構成を基に、露光装置1は、マスクステージ200上に載置されたマスク201を介して、光源101からの露光光ELを、投影光学系300を介してプレート401上に照射することにより、プレート401上に所望のパターンを形成する。
次に、本実施形態における、露光処理中の照度変化に対する蓄積型光検出器の蓄積時間の設定方法について説明する。図2は、露光処理中の照度変化に対する蓄積型光検出器504の蓄積時間の設定方法の流れを示すフローチャートである。
まず、露光処理の準備に際し、ステージコントローラー606は、プレートステージ400のステージ駆動部403を駆動させ、プレート401面上の第1露光領域を、露光光の照射領域へと移動させる(ステップS1)。
次に、露光量コントローラー603は、メインコントローラー601から予め照度データを受信し、該照度データに基づいて、光源101の照度を調整する(ステップS2)。この場合、照度調整方法としては、例えば、露光量コントローラー603が光源101の出力を電気的に調整する方法がある。これ以外の調整方法としては、透過率の異なる不図示の減光板を切り替える方法や、減光率を連続で可変に調整する光量絞り方法等がある。また、上記の調整方法を組み合わせて使用しても良い。露光光ELは、光源101から射出された光束を楕円鏡102により集光し、第1ミラー103に入射させて抽出する。そして、照度センサー106は、露光光ELの照度を計測し、電気信号として露光量コントローラー603へ送信する。ここで、露光量コントローラー603は、受信した露光光ELの照度と、メインコントローラー601から受信した照度データとを比較し、両者の値に大きな差が見られる場合は、光源101を再度調整する。
次に、アライメント光量コントローラー604は、ステップS2で調整された露光光ELの照度に対して、蓄積型光検出器504の蓄積時間を調整する(ステップS3)。なお、蓄積型光検出器504の蓄積時間は、長ければ検出される像の光量が高く、一方、短ければ検出される像の光量が低くなる。したがって、蓄積時間の調整値は、アライメント光量コントローラー604が、予めメインコントローラー601、若しくは外部記憶装置602に記憶されている値を受信し、蓄積型光検出器504に適用する。なお、好適な蓄積時間調整値の設定方法は、後述する。ここで、蓄積型光検出器504が検出するアライメントマークが、適切な光量を得られる場合は、他の方法を用いても良い。
次に、露光量コントローラー603は、アライメント光ALをアライメントマーク観察系500に入射させ、メインコントローラー601は、アライメントマークの検出を実施する(ステップS4)。ここで、偏光ビームスプリッター502は、投影光学系300に内蔵された不図示のλ/4板と併せ、アライメント光ALを波面が互いに交差する2つの成分(P波、S波)に分割する。このとき、一方のアライメント光ALは、偏光ビームスプリッター502を透過し、他方は、反射する。次に、アライメント光ALは、マスク201上に形成されたマスクアライメントマーク204に導かれ、投影光学系300を介してプレート401上に形成されたプレートアライメントマーク405に達する。次に、プレートアライメントマーク405の反射光は、偏光ビームスプリッター502を透過し、蓄積型光検出器504に導かれる。そして、蓄積型光検出器504は、設定された蓄積時間に基づいて、プレートアライメントマーク405の反射光を検出し、該反射光の検出結果を電気信号として画像処理システム605に送信する。
次に、露光装置1は、マスク201、及びプレート401のアライメント処理と、露光処理に移行する(ステップS5)。なお、ここでのアライメント処理、及び露光処理は、一般的な露光装置の処理と同一であり、本発明では、特に限定するものではない。
プレート401面上の第1露光領域の露光処理が終了した後、次に、ステージコントローラー606は、プレートステージ400のステージ駆動部403を駆動させ、プレート401面上の次の露光領域を、露光光の照射領域へと移動させる(ステップS6)。露光装置1は、上記の処理を、プレート401面上の全露光領域の露光処理が終了するまで繰り返す(ステップS7)。なお、蓄積型光検出器の蓄積時間の設定処理は、上記のように、最短で全ての露光領域毎(ショット毎)に実施しても良いし、若しくは、ある間隔を置いた露光領域毎に実施しても良い。
以上のように、本発明では、露光処理中に、アライメント光量コントローラー604が、ステップS2で調整された露光光ELの照度に対して、蓄積型光検出器504の蓄積時間を調整するので、各アライメントマークの高精度な検出が可能となる。即ち、本発明の露光装置は、露光処理中に露光光ELの照度が調整されても、同時にアライメント光ALの光量を適切に変化させるので、アライメントマーク観察系500で撮像されるアライメントマークの光量が異なってしまうことに起因する問題が解消される。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る、露光処理中の照度変化に対するアライメント光の調整方法について説明する。なお、本実施形態では、図2におけるステップS1からS7までの処理のうち、ステップS3における処理以外は、蓄積型光検出器504の蓄積時間の調整方法と同様の処理である。即ち、本実施形態の露光装置の特徴は、ステップS3において、蓄積型光検出器504の蓄積時間を任意の固定値とし、減光フィルター切り替え機構501を用いてアライメント光ALの調整を行う点にある。
まず、照度センサー106は、露光光ELの照度を計測する。この照度の計測値は、露光量コントローラー603と、続いてメインコントローラー601とを介し、アライメント光量コントローラー604に送信される。次に、アライメント光量コントローラー604は、減光フィルター切り替え機構501で切り替え可能な複数枚の減光フィルターの中から、露光光ELの照度に対して好適な条件の減光フィルターに切り替える。なお、好適な条件の減光フィルターの選別方法については、後述する。
これにより、アライメント光ALの照度は、アライメント光ALがアライメント光量コントローラー604で調整された減光フィルターを透過するので、アライメントに好適な値となる。即ち、蓄積型光検出器504で検出されるアライメント光量は、アライメントに最適なものとなる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態に係る、装置調整時において、露光処理中の照度変化に対するアライメントに適したアライメント光の光量を作り出す蓄積型光検出器の蓄積時間の設定条件を導出する方法について説明する。図3は、露光光の照度変化に対するアライメント光ALの調整方法の流れを示すフローチャートである。
まず、露光量コントローラー603は、光源101の照度を初期値に設定する(ステップS11)。ここで、初期値としては、露光光ELの照度が、プレート401を露光するために必要な最小限の値とするのが望ましい。次に、照度センサー106は、露光光ELの照度を計測し、照度の計測値をメインコントローラー601に送信する(ステップS12)。受信した照度の計測値は、外部記憶装置602に保存される。次に、アライメント光量コントローラー604は、蓄積型光検出器504の蓄積時間を初期値に設定する(ステップS13)。ここで、蓄積時間は、例えば、蓄積型光検出器504のシャッタースピードを調整することで設定される。
次に、蓄積型光検出器504は、マスクアライメントマーク204、及びプレートアライメントマーク405を検出し、検出結果を画像処理システム605に送信する。そして、画像処理システム605は、検出画像の光量値を算出し、メインコントローラー601に送信する(ステップS14)。次に、メインコントローラー601は、受信した光量値がアライメントを行うのに充分な値かを判定する(ステップS15)。ステップS15において、判定が否(N)の場合、メインコントローラー601は、蓄積型光検出器504の蓄積時間を任意の値分+方向に変更し(ステップS16)、ステップS14に戻る。
一方、ステップS15において、判定が可(Y)の場合、受信した光量値は、ステップS12で保存された露光光ELの照度と関連付けて、再度、外部記憶装置602に保存される。そして、露光量コントローラー603は、光源101の照度を任意の値分+方向に変更する(ステップS17)。
次に、照度センサー106は、露光光ELの照度を計測し、現在の照度が露光処理で用いられる露光光ELの照度の中で最大値となる値かを判定する(ステップS18)。ここで、判定が否(N)の場合、再度、ステップS12からS17を繰り返し、一方、判定が可(Y)の場合は、本フローを終了する。なお、本フロー終了時は、露光照度と蓄積時間のデータは、メインコントローラー601に蓄積され、外部記憶装置602に保存される。なお、例えば、上記第1実施形態における露光処理中の照度変化に対する蓄積型光検出器504への蓄積時間の設定には、外部記憶装置602に保存されたデータから、露光光ELの照度変化による蓄積時間の相対変化量を用いても良い。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態に係る、装置調整時において、露光処理中の照度変化に対するアライメントに適したアライメント光の光量を作り出す減光フィルターを用いた調整方法について説明する。なお、本実施形態では、図3におけるステップS11からS18までの処理のうち、ステップS13、及びS16における処理以外は、第3実施形態で示した蓄積型光検出器504の蓄積時間の設定条件を装置調整時に導出する方法と同様の処理である。ここで、本実施形態の露光装置の特徴は、以下の2点にある。即ち、ステップS13において、蓄積型光検出器504の蓄積時間を任意の固定値とし、減光フィルター切り替え機構501を用いて減光率が最も高いフィルターに設定する。更に、ステップS16において、減光フィルター切り替え機構501を用いてフィルターの減光率が低いフィルターに順次切り替えていくことで、アライメント光量の調整を行う。なお、本フロー終了時は、第3実施形態と同様に、露光照度と減光フィルターの減光率データは、メインコントローラー601に蓄積され、外部記憶装置602に保存される。なお、例えば、上記第2実施形態における露光処理中の照度変化に対する減光フィルターの切り替えには、外部記憶装置602に保存されたデータから、露光光ELの照度変化による減光率の相対変化量を用いても良い。
(デバイスの製造方法)
次に、上記の露光装置を利用したデバイスの製造方法の実施形態について説明する。半導体素子、液晶表示素子、撮像素子(CCD等)、薄膜磁気ヘッド等のデバイスは、レジスト(感光剤)が塗布された基板(ウエハ、ガラスプレート等)を、上記の露光装置を用いて露光する工程を経る。続いて、露光された前記基板を現像する工程と、その他の周知の工程と、を行うことによってデバイスが製造される。該周知の工程は、例えば、酸化、成膜、蒸着、ドーピング、平坦化、エッチング、レジスト剥離、ダイシング、ボンディング及びパッケージング等の少なくとも一つの工程を含む。
なお、本発明は、その精神、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実現する事ができる。したがって、上記の実施形態は、あらゆる点において単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。
1 露光装置
100 照明光学系
101 光源
103 第1の一定帯域透過型ミラー
104 第2の一定帯域透過型ミラー
106 照度センサー
201 マスク
204 マスクアライメントマーク
401 プレート
405 プレートアライメントマーク
501 減光フィルター切り替え機構
504 蓄積型光検出器
603 露光量コントローラー
604 アライメント光量コントローラー

Claims (8)

  1. 複数の波長を含む光源と、該光源から特定波長の光を抽出し、原版のパターンを照明する露光光を導入する第1の一定帯域透過型のミラーと、前記光源から特定波長の光を抽出し、前記原版、及び基板のアライメントマークを照明するアライメント光を導入する第2の一定帯域透過型のミラーと、前記露光光の照度を検出する照度センサーとを備えた照明光学系を有する露光装置であって、
    更に、前記露光光の照度を調整する露光量コントローラーと、
    前記アライメントマークを検出する蓄積型光検出器と、
    前記蓄積型光検出器の蓄積時間を設定するアライメント光量コントローラーと、を有することを特徴とする露光装置。
  2. 前記露光量コントローラーは、前記照度センサーが計測した露光光の照度と、前記光源に対して予め設定した照度データとを比較して、前記露光光の照度を再度調整し、
    前記アライメント光量コントローラーは、前記露光量コントローラーが再度調整した露光光の照度に基づいて、前記蓄積型光検出器の蓄積時間を調整することを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
  3. 前記露光量コントローラーは、前記露光光の照度を、予め前記基板を露光するために必要な最小限の初期値に設定し、かつ、前記アライメント光量コントローラーは、予め前記蓄積型光検出器の蓄積時間を初期値に設定し、
    前記蓄積型光検出器は、前記アライメントマークを検出し、検出結果に基づいて算出した光量値がアライメントを行うのに充分な値でない場合、蓄積時間を任意の値分+方向に変更することを特徴とする請求項1又は2に記載の露光装置。
  4. 前記照度センサーは、前記蓄積型光検出器が設定した前記露光光の照度を計測し、現在の照度が露光処理で用いられる露光光の照度の中で最大値となる値かを判定することを特徴とする請求項3に記載の露光装置。
  5. 複数の波長を含む光源と、該光源から特定波長の光を抽出し、原版のパターンを照明する露光光を導入する第1の一定帯域透過型のミラーと、前記光源から特定波長の光を抽出し、前記原版、及び基板のアライメントマークを照明するアライメント光を導入する第2の一定帯域透過型のミラーと、前記露光光の照度を検出する照度センサーとを備えた照明光学系を有する露光装置であって、
    更に、前記露光光の照度を調整する露光量コントローラーと、
    前記アライメントマークを検出する蓄積型光検出器と、
    複数枚の減光フィルターを切り替え可能な減光フィルター切り替え機構と、
    前記減光フィルター切り替え機構を制御するアライメント光量コントローラーと、を有することを特徴とする露光装置。
  6. 前記露光量コントローラーは、前記照度センサーが計測した露光光の照度を前記アライメント光量コントローラーに送信し、
    前記アライメント光量コントローラーは、前記蓄積型光検出器の蓄積時間を任意の固定値に設定し、前記露光量コントローラーから受信した露光光の照度に基づいて、前記減光フィルター切り替え機構の減光フィルターを切り替えることを特徴とする請求項5に記載の露光装置。
  7. 前記アライメント光量コントローラーは、前記蓄積型光検出器の蓄積時間を任意の固定値に設定し、かつ、前記減光フィルター切り替え機構の前記減光フィルターを減光率が最も高いものに設定し、前記減光フィルターの減光率が低いフィルターに順次切り替えていくことを特徴とする請求項5又は6に記載の露光装置。
  8. 請求項1又は5に記載の露光装置を用いて基板を露光する工程と、
    前記基板を現像する工程と、
    を有することを特徴とするデバイスの製造方法。
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