JP2011039323A - レーザプロジェクタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】投影区間において、LD361,362から出射されるレーザ光によって投影領域上に形成される画像の階調を特定することにより画像の解析を行う画像解析部315と、画像解析部315による解析の結果、特定された階調に対応した強度を超えない強度であって、レーザ検出器370が受光したレーザ光をデータ/階調変換部314に検出させるための検出光を、戻り区間にて、LD361,362によって投影領域上に出射させる検出光表示制御部316とを備える。
【選択図】図2
Description
また、例えば、画像投影装置に分布帰還型(DFB)レーザから発光される基本波等を、非描画時間内にモニタするものがある(特許文献2)。
また、一方、投影領域において検出光を単に出力してこれを検出することは、視聴者に検出光であることが感知されてしまい、画質の低下を惹き起こしてしまう。
前記レーザ光源より出射されたレーザ光を上下方向及び左右方向に走査する走査部と、
前記レーザ光源より出射されたレーザ光の強度を検出する光検出部と、
前記光検出部による検出結果に応じて、レーザ光源から出射されるレーザ光の強度の調整を行う調整部と、
前記走査部によって走査される領域である走査領域のうちの画像の表示を行う領域である投影領域に、前記入力された画像信号に応じたレーザ光をレーザ光源に出射させることによって画像を表示する制御を行う表示制御部と、を備えたレーザプロジェクタにおいて、
前記走査部がレーザ光を左右方向に走査しつつ、始端から終端の上下方向に走査位置が切り替えられて前記投影領域に画像が形成される投影区間と、前記終端から前記始端に戻る方向へ前記走査部による走査位置が切り替えられる戻り区間と、を有し、
前記投影区間において、前記レーザ光源から出射されるレーザ光によって前記投影領域上に形成される画像の階調を特定することにより画像の解析を行う画像解析部と、
前記画像解析部による解析の結果、特定された階調に対応した強度を超えない強度であって、前記光検出部に検出させるための検出光を、前記戻り区間にて、前記レーザ光源によって前記投影領域上に出射させる検出光出力制御部と、を備えることを特徴とする。
前記検出光出力制御部は、前記画像解析部によって解析が行われた画像が表示された直後の戻り区間、あるいは、前記画像解析部によって解析が行われた画像が表示される直前の戻り区間にて、前記検出光を前記レーザ光源により出射させることを特徴とする。
前記画像解析部は、連続する第1画像と第2画像を解析し、
前記検出光出力制御部は、前記検出光の強度を、前記画像解析部によってそれぞれ特定された第1画像及び第2画像の階調に対応した各強度の間とするとともに、前記第1画像が表示された直後の戻り区間にて、前記検出光を前記レーザ光源より出射させることを特徴とする。
前記レーザ光源は、それぞれ波長の異なる複数種類の光源を有し、
前記検出光出力制御部は、前記画像解析部による解析結果に応じた波長の検出光を前記レーザ光源から出射させることを特徴とする。
前記画像解析部は、画像を複数の解析領域に分けて解析を行い、
前記検出光出力制御部は、前記解析領域毎に前記検出光の出力制御を行うことを特徴とする。
前記光検出部による検出結果に応じた補正値を前記検出光の強度毎に記憶する補正値記憶部を有し、
前記調整部は、前記補正値記憶部から、前記レーザ光源から出射されるレーザ光の強度に対応する補正値を読み出し、前記レーザ光源から出射されるレーザ光の強度を、該読み出した補正値に応じた強度に調整することを特徴とする。
前記画像解析部は、前記投影領域に表示される画像の階調の平均を算出することにより解析を行うことを特徴とする。
前記検出光出力制御部は、前記レーザ光の走査速度が所定速度以上であるときに検出光の出力を行うことを特徴とする。
前記レーザ光源より出射されたレーザ光を上下方向及び左右方向に走査する走査部と、
前記レーザ光源より出射されたレーザ光の強度を検出する光検出部と、
前記光検出部による検出結果に応じて、レーザ光源から出射されるレーザ光の強度の調整を行う調整部と、
前記走査部によって走査される領域である走査領域のうちの画像の表示を行う領域である投影領域に、前記入力された画像信号に応じたレーザ光をレーザ光源に出射させることによって画像を表示する制御を行う表示制御部と、を備えたレーザプロジェクタにおいて、
前記走査部がレーザ光を左右方向に走査しつつ、始端から終端の上下方向に走査位置が切り替えられて前記投影領域に画像が形成される投影区間と、前記終端から前記始端に戻る方向へ前記走査部による走査位置が切り替えられる戻り区間と、を有し、
前記投影区間において、前記レーザ光源から出射されるレーザ光によって前記投影領域上に形成される画像の階調を特定することにより画像の解析を行う画像解析部と、
前記画像解析部による解析の結果、特定された階調に対応した強度を超えない強度であって、前記光検出部に検出させるための検出光を、前記戻り区間にて、前記レーザ光源によって前記投影領域上に出射させる検出光出力制御部と、を備え、
前記画像解析部は、連続する第1画像と第2画像の少なくとも何れかの画像を解析し、
前記検出光出力制御部は、前記第1画像が表示された直後の戻り区間にて、前記検出光を前記レーザ光源より出射させ、
前記レーザ光源は、それぞれ波長の異なる複数種類の光源を有し、
前記検出光出力制御部は、前記画像解析部による解析結果に応じた波長の検出光を前記レーザ光源から出射させ、
前記画像解析部は、画像を複数の解析領域に分け、該解析領域毎に画像の階調の平均を算出することにより解析を行い、
前記検出光出力制御部は、前記解析領域毎に前記検出光の出力制御を行い、
前記光検出部による検出結果に応じた補正値を前記検出光の強度毎に記憶する補正値記憶部を有し、
前記調整部は、前記補正値記憶部から、前記レーザ光源から出射されるレーザ光の強度に対応する補正値を読み出し、前記レーザ光源から出射されるレーザ光の強度を、該読み出した補正値に応じた強度に調整し、
前記検出光出力制御部は、前記レーザ光の走査速度が所定速度以上であるときに検出光の出力を行うことを特徴とする。
また、以下の説明では、図1におけるプロジェクタ100の左右方向をX方向、前後方向をY方向、高さ方向をZ方向とする。
プロジェクタ100は、例えば、図1に示すように、テーブル120上に設置され、スクリーン130に向けて出射されたレーザ光が、投影部380によりプレゼンテーション等に用いる表示用の画像132Aとして投影されるレーザプロジェクタである。
このように、FPGA310は、走査部によって走査される領域である走査領域のうちの画像の表示を行う領域である投影領域に、入力された画像信号に応じたレーザ光をレーザ光源に出射させることによって画像を表示する制御を行う表示制御部を構成する。
ビットデータ変換器313は、タイミングコントローラ311からの命令に基づいて、データコントローラ312から送出された画像信号を、レーザ光によって投影するための形式に適合したデータに変換した後、当該画像信号をデータ/階調変換部314に送出する。
データ/階調変換部314は、係数決定テーブル314aを備えており、レーザ出射部350のレーザ検出器370からの検出信号を入力し、その検出信号が後述する検出光に基づくものである場合には、その入力結果に応じて係数決定テーブル314aに記憶されている値を更新する。
そして、データ/階調変化部314は、係数決定テーブル314aに記憶された数値に基づき、ビットデータ変換器313から出力されたデータに係数を掛け合わせる。具体的には、データ/階調変換部314は、ビットデータ変換器313からのデータが示す色と出力値から係数決定テーブル314aを参照して対応する係数を読み出し、読み出した係数を出力値に乗算して値の調整を行う。そして、データ/階調変換部314は、調整された出力値及び色データを変換して、レーザ出射部350に送出する。
このように、データ/階調変換部314は、レーザ検出器370とともに、レーザ光源より出射されたレーザ光を検出する光検出部を構成する。
また、データ/階調変換部314は、光検出部による検出結果に応じて、レーザ光源から出射されるレーザ光の強度の調整を行う調整部を構成する。
このように、係数決定テーブル314aは、光検出部による検出結果に応じた補正値を検出光の強度毎に記憶する補正値記憶部を構成する。
なお、解析する画像については、第1画像と第2画像の何れか一方のみであってもよい。
画像解析部315は、検出光出力輝度参照テーブル315aを備えており、この検出光出力輝度参照テーブル315aを参照して、算出された解析値からR,G,B各色の検出光の出力輝度の基準値を決定する。
そして、画像解析部315は、決定した出力輝度の基準値を示すデータを検出光表示制御部316に送信する。
ここで、図4を参照して具体的に一例を挙げて説明すると、第1画像の階調の平均が、図4(a)に示すように、「R:200、G:150、B:255」で、第2画像の階調の平均が、図4(b)に示すように、「R:120、G:100、B255」の場合、両フレームの画像の階調の平均、すなわち、解析値は、図4(c)に示すように、「R:160、G:125、B:255」となる。そして、画像解析部315は、検出光出力輝度参照テーブル315aを参照した結果、R,G,B各色の出力輝度の基準値は、図4(d)に示すように、「R:135、G:90、B:255」となり、これを示すデータを検出光表示制御部316に送信することとなる。
なお、画像の解析において、第1画像と第2画像のそれぞれの階調の平均が同一あるいは所定の閾値以内であることを条件に両画像の階調の平均を求めるようにしてもよい。
そして、検出光表示制御部316は、決定した検出光の色、出力輝度を示すデータをデータ/階調変換部314に送出する。なお、検出光を出力する位置は、検出光表示制御部316によってランダムに、あるいは、所定のアルゴリズムによって決定され、検出光の表示するタイミングとなったとき、データ/階調変換部314にデータが送出される。
このように、検出光表示制御部316は、画像解析部による解析の結果、特定された階調に対応した強度を超えない強度であって、光検出部に検出させるための検出光を、戻り区間にて、レーザ光源によって投影領域上に出射させる検出光出力制御部を構成する。
なお、検出光出力済フラグは、所定時間の経過(例えば、5/60秒)毎にクリアされるようになっている。
なお、本実施の形態に係るLD362は、赤色のレーザ光を出射するLDと青色のレーザ光を出射するLDとが一体として構成されているが、別個に構成されているものでもよい。
このように、LD361,362は、入力される画像信号に応じた強度のレーザ光を出射するレーザ光源を構成する。
なお、レーザ検出器370を、LD362から出射されるレーザ光の光路上に配置したが、LD361,362の各出射口にそれぞれ設けるようにしてもよい。
このように、レーザ検出器370は、データ/階調変換部314とともに、レーザ光源より出射されたレーザ光を検出する光検出部を構成する。
レンズ371は、偏光ビームスプリッタ363を透過したレーザ光を集光する。
そのため、例えば、図7のスクリーン130上に形成される走査領域に示されるように、レンズ371を透過したレーザ光の反射方向をスキャナミラー372により順次調整することで、レーザ光の走査が可能となる。
ここで、スキャナミラー372によるレーザ光の走査位置は、図7(a)に示されるように、走査領域の左上隅部(始端)よりY軸方向に緩やかに下りながらX軸方向に変位し、側端部に到達したタイミングでX軸の進行方向が逆転し、走査領域の右下隅部(終端)に到達するまでこの動作が繰り返される。
また、この動作において、レーザ光の走査位置が投影領域上を通過するときには、LD361,362よりレーザ光が出射されることにより、投影領域上に画像が表示され、投影領域全体に亘って走査が終了した時点で1フレーム分の画像投影が完了する。
そして、レーザ光の走査位置は、図7(b)に示されるように、走査領域の右下隅部に到達したタイミングで、Y軸の進行方向が逆転し、急速に上昇しながらX軸方向に変位し、左上隅部に到達(帰還)するまでこの動作が繰り返される。
また、この動作において、レーザ光の走査位置が投影領域上を通過するときには、後述するように、LD361,362よりレーザ光が出射されることにより、投影領域上に検出光が表示される。
このように、スキャナミラー372は、レーザ光源より出射されたレーザ光を上下方向及び左右方向に走査する走査部を構成する。
アクチュエータ374は、例えば、スキャナミラー372の2軸各々に接続された2つのパルスモータであり、それぞれが後述の駆動ドライバ373より指示される駆動周波数(共振周波数)に基づいて駆動し、スキャナミラー372を所定角回動させるように構成されている。
ミラー検出器376は、例えば、ハーフミラー375にて反射したレーザ光を受光し、スキャナミラー372の2軸方向の傾斜角(振れ角)を検出する傾斜角検出器である。このミラー検出器376にて検出された傾斜角はアナログ電気信号として調整部377に入力される。
調整部377は、例えば、図示は省略するが、四則算用の演算器、コンパレータ、アナログ信号増幅用のアンプ、A/D変換器、等を含んで構成され、ミラー検出器376より
入力されるスキャナミラー372の傾斜角に関するアナログ電気信号について、増幅、四則算、比較等を介して所望の値に調整し、デジタル信号に変換してCPU341に送信するように構成されている。
つまり、スキャナミラー372は、設置環境(例えば、温度,湿度,気圧等)によって共振周波数が変動し、レーザ光の走査位置にずれが生じるおそれがあるため、ミラー検出器376及び調整部377によりスキャナミラー372の傾斜角を検出してCPU341に送信し、CPU341及びタイミングコントローラ311が駆動ドライバ373による駆動周波数を逐次調整出来る様に構成されている。
また、CPU341は、操作パネル330から送信される信号に基づいて、ビデオI/F342、外部I/F343を介してプロジェクタ100に入力された画像信号に基づく映像の投影を制御する。つまり、CPU341は、FPGA310のタイミングコントローラ311と相互に通信を行い、ビデオRAM345に一時的に保持されている画像信号に基づく映像の表示を制御する。
RAM346は、例えば、CPU341のワークエリアとして用いられ、CPU341によって各種プログラムが実行される際に生じる処理結果や、入力されたデータ等を記憶する。
図8に示すように、プロジェクタ100におけるスキャナミラー372によってレーザ光の走査が行われる区間には、スキャナミラー372がレーザ光を左右方向(主走査方向)に走査しつつ、走査領域の始端である最上行(「+θ」の位置)から走査領域の終端である最下行(「−θ」の位置)の上下方向(副走査方向)に走査位置が切り替えられる走査区間(区間a)と、走査区間のうち、スクリーン130上の投影領域に実際にレーザ光が出射されて画像が形成される投影区間(区間b)と、走査領域の終端である最下行側から走査領域の始端である最上行側に戻る上下方向へスキャナミラー372による走査位置が切り替えられる戻り区間(区間c)と、戻り区間において、投影領域上を走査する区間である光検出区間(区間d)と、がある。
そして、この走査区間(区間a)と戻り区間(区間c)においてそれぞれレーザ光の走査を行うことによって1フレーム(1/60秒)の時間におけるレーザ光の走査が行われ、投影区間(区間b)におけるレーザ光の出射による画像の形成を複数フレーム連続して行うことにより、スクリーン130の投影領域に画像が表示される。
図9(a)は、赤色の波長であるレーザを出力するLD362のI−L特性を表し、図9(b)は、緑色の波長であるレーザを出力するLD361のI−L特性を表し、図9(c)は、青色の波長であるレーザを出力するLD362のI−L特性を表している。
図9(a)に示すように、赤色の波長であるレーザを出力するLD362は、温度が高くなるにつれて、駆動電流の大きさに対する光出力の大きさが低下する特性を有している。
また、図9(b)、(c)に示すように、緑色、青色の波長であるレーザを出力するLD361,362についても、赤色の波長であるレーザを出力するLD362と同様の特性を有している。
したがって、温度変化に拘わらず同一の輝度を維持してスクリーン130に画像を表示させるためには、LD361,362に与える駆動電流の大きさを温度に応じて変化させる必要がある。
なお、この動作は、画像解析部315の解析結果に基づいて、検出光表示制御部316にて検出光の出力タイミングが決定された後に実行される。
例えば、図11に示すように、基準値は赤色の波長であるレーザ光を出力するLD362の50℃下において表される出力特性R0に基づいて、予め定められたものである。そして、現在のLD362の温度は50℃を上回るx℃であり、赤色を出力輝度90に対応する大きさ駆動電流(IbmA)の出力を行った場合、基準値Rb0に対し、検出信号の示す電流の大きさから変換された検出値は、図11に示される出力特性R1により、Rb1となる。そして、係数k(Rb)は、
k(Rb)=Rb0/Rb1
によって求められる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、実施形態1と同一部分には同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
ここで、図14を参照して一例を挙げて説明すると、図14(a)に示すように、第1画像の1番目の解析領域における階調の平均が「R:120、G:200、B:20」、3番目の解析領域における階調の平均が「R:255、G:100、B:50」とし、図14(b)に示すように、第2画像の1番目の解析領域における階調の平均が「R:100、G:120、B:50」、3番目の解析領域における階調の平均が「R:255、G:0、B:25」とする。この場合、両フレーム画像の階調の解析領域毎の階調の平均、すなわち、解析値は、図14(c)に示すように、1番目が「R:110、G:160、B:35」で、3番目が「R:255、G:50、B:37」となる。すると、画像解析部315は、検出光出力輝度参照テーブル315aを参照し、図14(d)に示すように、輝度基準値記憶テーブル315bの1番目の解析領域に対応する1番目のフィールドには「R:90、G:135、B:0」が、3番目の解析領域に対応する3番目のフィールドには「R:255、G:45、B:0」が記憶される。なお、他のフィールドについても同様にして出力輝度の基準値が記憶される。
検出光表示制御部316は、画像解析部315から入力されたデータに基づいて、検出光の色及び出力輝度とともに、検出光を出力する解析領域を決定する。具体的には、解析領域毎に、検出光の出力が可能であるか否かについて、検出光の色及び出力輝度毎、すなわち、検出光出力実行テーブル1316aのフィールド毎に検索する。検出光の出力が可能であるか否かについては、実施形態1と同様にして判定を行う。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。
130 スクリーン
310 FPGA(表示制御部)
311 タイミングコントローラ
312 データコントローラ
313 ビットデータ変換器
314 データ/階調変換部(光検出部、調整部)
314a 係数決定テーブル(補正値記憶部)
315 画像解析部
315a 検出光出力輝度参照テーブル
315b 輝度基準値記憶テーブル
316 検出光表示制御部
316a 検出光出力実行テーブル
340 バックエンドブロック
345 ビデオRAM
350 レーザ出射部
351 レーザ制御回路
361 LD(レーザ光源)
362 LD(レーザ光源)
370 レーザ検出器
372 スキャナミラー(走査部)
373 駆動ドライバ
374 アクチュエータ
1316a 検出光出力実行テーブル
Claims (9)
- 入力される画像信号に応じた強度のレーザ光を出射するレーザ光源と、
前記レーザ光源より出射されたレーザ光を上下方向及び左右方向に走査する走査部と、
前記レーザ光源より出射されたレーザ光の強度を検出する光検出部と、
前記光検出部による検出結果に応じて、レーザ光源から出射されるレーザ光の強度の調整を行う調整部と、
前記走査部によって走査される領域である走査領域のうちの画像の表示を行う領域である投影領域に、前記入力された画像信号に応じたレーザ光をレーザ光源に出射させることによって画像を表示する制御を行う表示制御部と、を備えたレーザプロジェクタにおいて、
前記走査部がレーザ光を左右方向に走査しつつ、始端から終端の上下方向に走査位置が切り替えられて前記投影領域に画像が形成される投影区間と、前記終端から前記始端に戻る方向へ前記走査部による走査位置が切り替えられる戻り区間と、を有し、
前記投影区間において、前記レーザ光源から出射されるレーザ光によって前記投影領域上に形成される画像の階調を特定することにより画像の解析を行う画像解析部と、
前記画像解析部による解析の結果、特定された階調に対応した強度を超えない強度であって、前記光検出部に検出させるための検出光を、前記戻り区間にて、前記レーザ光源によって前記投影領域上に出射させる検出光出力制御部と、を備えることを特徴とするレーザプロジェクタ。 - 前記検出光出力制御部は、前記画像解析部によって解析が行われた画像が表示された直後の戻り区間、あるいは、前記画像解析部によって解析が行われた画像が表示される直前の戻り区間にて、前記検出光を前記レーザ光源により出射させることを特徴とする請求項1に記載のレーザプロジェクタ。
- 前記画像解析部は、連続する第1画像と第2画像をそれぞれ解析し、
前記検出光出力制御部は、前記検出光の強度を、前記画像解析部によってそれぞれ特定された第1画像及び第2画像の階調に対応した各強度の間とするとともに、前記第1画像が表示された直後の戻り区間にて、前記検出光を前記レーザ光源より出射させることを特徴とする請求項1に記載のレーザプロジェクタ。 - 前記レーザ光源は、それぞれ波長の異なる複数種類の光源を有し、
前記検出光出力制御部は、前記画像解析部による解析結果に応じた波長の検出光を前記レーザ光源から出射させることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のレーザプロジェクタ。 - 前記画像解析部は、画像を複数の解析領域に分けて解析を行い、
前記検出光出力制御部は、前記解析領域毎に前記検出光の出力制御を行うことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のレーザプロジェクタ。 - 前記光検出部による検出結果に応じた補正値を前記検出光の強度毎に記憶する補正値記憶部を有し、
前記調整部は、前記補正値記憶部から、前記レーザ光源から出射されるレーザ光の強度に対応する補正値を読み出し、前記レーザ光源から出射されるレーザ光の強度を、該読み出した補正値に応じた強度に調整することを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載のレーザプロジェクタ。 - 前記画像解析部は、前記投影領域に表示される画像の階調の平均を算出することにより解析を行うことを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載のレーザプロジェクタ。
- 前記検出光出力制御部は、前記レーザ光の走査速度が所定速度以上であるときに検出光の出力を行うことを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載のレーザプロジェクタ。
- 入力される画像信号に応じた強度のレーザ光を出射するレーザ光源と、
前記レーザ光源より出射されたレーザ光を上下方向及び左右方向に走査する走査部と、
前記レーザ光源より出射されたレーザ光の強度を検出する光検出部と、
前記光検出部による検出結果に応じて、レーザ光源から出射されるレーザ光の強度の調整を行う調整部と、
前記走査部によって走査される領域である走査領域のうちの画像の表示を行う領域である投影領域に、前記入力された画像信号に応じたレーザ光をレーザ光源に出射させることによって画像を表示する制御を行う表示制御部と、を備えたレーザプロジェクタにおいて、
前記走査部がレーザ光を左右方向に走査しつつ、始端から終端の上下方向に走査位置が切り替えられて前記投影領域に画像が形成される投影区間と、前記終端から前記始端に戻る方向へ前記走査部による走査位置が切り替えられる戻り区間と、を有し、
前記投影区間において、前記レーザ光源から出射されるレーザ光によって前記投影領域上に形成される画像の階調を特定することにより画像の解析を行う画像解析部と、
前記画像解析部による解析の結果、特定された階調に対応した強度を超えない強度であって、前記光検出部に検出させるための検出光を、前記戻り区間にて、前記レーザ光源によって前記投影領域上に出射させる検出光出力制御部と、を備え、
前記画像解析部は、連続する第1画像と第2画像の少なくとも何れかの画像を解析し、
前記検出光出力制御部は、前記第1画像が表示された直後の戻り区間にて、前記検出光を前記レーザ光源より出射させ、
前記レーザ光源は、それぞれ波長の異なる複数種類の光源を有し、
前記検出光出力制御部は、前記画像解析部による解析結果に応じた波長の検出光を前記レーザ光源から出射させ、
前記画像解析部は、画像を複数の解析領域に分け、該解析領域毎に画像の階調の平均を算出することにより解析を行い、
前記検出光出力制御部は、前記解析領域毎に前記検出光の出力制御を行い、
前記光検出部による検出結果に応じた補正値を前記検出光の強度毎に記憶する補正値記憶部を有し、
前記調整部は、前記補正値記憶部から、前記レーザ光源から出射されるレーザ光の強度に対応する補正値を読み出し、前記レーザ光源から出射されるレーザ光の強度を、該読み出した補正値に応じた強度に調整し、
前記検出光出力制御部は、前記レーザ光の走査速度が所定速度以上であるときに検出光の出力を行うことを特徴とするレーザプロジェクタ。
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