JP5157742B2 - レーザ投射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レーザ光をスクリーンに投射するレーザ投射装置に関するものである。
近年、レーザ光をスクリーンに投射するレーザ投射装置が注目されている。レーザ光は人間の網膜を損傷させる可能性があるため、レーザ投射装置においては、レーザ光の安全性をいかにして確保するかが課題となっている。この課題を解決するために、種々の技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、画像の投射範囲を含む投射範囲の外側に監視領域を設け、センサが監視領域内に人物が侵入したか否かを検知し、センサが人物の侵入を検知した場合、レーザ光がこの人物を走査する間、レーザ光源がオフにされる技術が開示されている。
特許文献2には、スクリーン内に空乏層を設け、この空乏層の内圧の変化からスクリーンの破損を検出し、スクリーンの破損を検出した場合、レーザ出力を遮断するリアプロジェクタが開示されている。
特許文献3には、少なくとも2本のレーザビームをスクリーン上の同一場所において残像時間内である時間差ΔTを有するように照射し、後続するレーザビームの画像信号に対して先行するレーザビームの画像信号を時間差ΔTだけ遅延させ、レーザ光による眼への危険性を低下させる技術が開示されている。
ここで、レーザ光を取り扱う機器は、国や機関等によって安全規格が規定されている。この安全規格を満たすために、従来のレーザ投射装置は、レーザ光の最大パワーが安全規格によって定められる値以下になるように構成されるのが一般的である。そして、従来のR,G,Bのレーザ光を投射するレーザ投射装置においては、R,G,Bのそれぞれのレーザ光の最大パワーの合計値が、安全規格によって定められる値より小さくなり、かつ、白のカラーバランスを保持するような値となるように、R,G,Bのそれぞれのレーザ光の最大パワーが設定されていた。
特表平11−501419号公報 特開2002−300497号公報 特開2005−31529号公報
しかしながら、特許文献1及び2の技術では、危険が検知された場合、レーザ出力が遮断されるため、本願発明とは構成が全く相違する。また、特許文献3の技術では、少なくとも2本のレーザ光を用いられているため、装置が大型化してしまう。また、0.25秒での積算エネルギー量を規定するクラス2での安全性を考慮すると、引用文献3の技術は、ある瞬間での網膜へのエネルギー量は小さくなるが、例えば60分の1秒での画面書き換え想定した場合、0.25秒での積算エネルギー量は、1本のレーザ光を用いた場合と同じとなり、効果はない。
また、従来のレーザ投射装置は、R,G,Bのレーザ光のそれぞれの最大パワーが白のカラーバランスを保持するように設定されているが、実際には1枚の画像において、主にRの色成分から構成される画像領域や、主にGの色成分から構成される画像領域が存在するというように、白の画像ばかりを表示するとは限らない。そのため、従来のレーザ投射装置は、主にR、G、又はBの色成分から構成される画像領域が白の画像領域に比べて暗くなるという問題があった。
本発明の目的は、レーザ光の安全性を確保すると同時に出力画像の全域を明るく表示することができるレーザ投射装置を提供することである。
(1)本発明によるレーザ投射装置は、R、G、Bのレーザ光を出力する3つのレーザ光源と、前記レーザ光源から出力されたR、G、Bのレーザ光を合成する合成部と、前記合成部により合成されたレーザ光を走査することで出力画像を投射する走査部と、入力画像を画像処理する画像処理部と、前記画像処理部により画像処理された入力画像に応じたパワーのレーザ光が出力されるように前記レーザ光源を駆動させるレーザ駆動部とを備え、前記画像処理部は、所定の安全規格により規定される規定領域に前記出力画像を区画したときの各規定領域を通過するR,G,Bのレーザ光のパワー合計値を算出するパワー算出部と、前記安全規格に基づいて予め定められたパワー上限値以下の所定の規定値を前記パワー合計値で除することによって比を求めるとともに、各規定領域のパワー合計値が前記パワー上限値を超えないように、求められた比に応じた値で各規定領域におけるR,G,Bのレーザ光のパワーをそれぞれ増大させる補正部とを備えることを特徴とする。
この構成によれば、規定領域を通過するレーザ光のパワー合計値が安全規格に基づいて予め定められたパワー上限値を超えないように、各規定領域におけるR,G,Bのレーザ光のパワーが増大される。そのため、レーザ光の安全性を確保すると同時に出力画像の全域を明るく表示することができる。
(2)前記パワー上限値は、R,G,Bそれぞれに対して予め定められたRパワー上限値、Gパワー上限値、及びBパワー上限値の合計値であり、前記補正部は、前記R,G,Bパワー上限値を考慮することなく前記パワー合計値を増大させることが好ましい。
この構成によれば、R,G,Bパワー上限値を考慮することなく、パワー合計値が増大されるため、主にR,G,又はBのみからなる画像領域が白の画像領域に対して著しく暗く表示されることを防止することができる。
(3)前記補正部は、前記パワー合計値が最大となる規定領域であるパワー最大領域を特定し、前記パワー最大領域のパワー合計値に対する前記パワー上限値以下の所定の規定値の比率を算出し、算出した比率に基づいて各ブロックの画素値を上昇させることが好ましい。
この構成によれば、補正の前後で出力画像のパワーのバランスを維持させることができる。
(4)前記補正部は、各規定領域におけるパワー合計値が前記パワー上限値以下の所定の規定値まで上昇するように、各ブロックの画素値を上昇させることが好ましい。
この構成によれば、補正の前後において、出力画像の全域におけるパワーのバランスが維持されるように出力画像を全体的に明るくすることができる。
(5)前記補正部は、R、G、Bのレーザ光のカラーバランスが補正の前後で保持されるように各規定領域のパワー合計値を上昇させることが好ましい。
この構成によれば、カラーバランスが保持されるため、画像再現性を高めることができる。
(6)前記入力画像は、動画像の各フレームであり、前記画像処理部は、前記フレームのシーンの変化を検出するシーン検出部を含み、前記補正部は、前記シーン検出部によりシーンの変化が検出された場合、シーン変化後の所定フレームの入力画像のパワー合計値を漸次増大させることが好ましい。
この構成によれば、シーンが変化したとき漸次パワー合計値が増大されるため、違和感なく出力画像を明るく表示することができる。
(7)前記規定領域は、前記走査部のレーザ射出口から投影方向に10cm離れた位置における直径7mmの円形の領域であり、前記パワー上限値は、各規定領域における0.25秒間のR、G、Bのレーザ光のパワー合計値の積算値が人間の網膜を損傷させない予め算出された値であることが好ましい。
この構成によれば、網膜の損傷を確実に防止することができる。
本発明によれば、レーザ光の安全性を確保すると同時に出力画像の全域を明るく表示することができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1によるレーザ投射装置について説明する。図1は、本発明の実施の形態1によるレーザ投射装置の全体構成を示すブロック図である。図1に示すようにレーザ投射装置は、例えばR,G,Bの3色のレーザ光を二次元走査することでスクリーンに出力画像を投影するプロジェクタであり、画像処理部10、レーザ駆動部20、フォトダイオード(PD)30、走査駆動部40、走査ミラー50、R,G,Bレーザ光源61〜63、ミラー71〜74(ミラー71〜73は合波部の一例)、レンズ81〜85、スクリーン90、制御部100、及び画像取得部110を備えている。
R,G,Bレーザ光源61〜63は、例えばレーザダイオードにより構成され、それぞれ、R(赤),G(緑),B(青)のレーザ光を出力する。本実施の形態では、Rレーザ光としては波長が例えば645nm、Gレーザ光としては波長が例えば530nm、Bレーザ光としては波長が例えば445nmのものを採用することができる。
レーザ駆動部20は、制御部100の制御の下、画像処理部10により画像処理された入力画像の各画素のR,G,Bの色成分を示すR,G,B画素値に応じたパワーのR,G,Bレーザ光が出力されるように、R,G,Bレーザ光源61〜63を駆動する。
レンズ81〜83は、例えば非球面レンズから構成され、それぞれ、R,G,Bレーザ光源61〜63の出力側に配置され、R,G,Bレーザ光源61〜63から出力されるR,G,Bレーザ光をほぼ平行化する。ミラー71〜73はそれぞれレンズ81〜83の出力側に設けられている。ミラー73は、例えば全反射ミラーにより構成され、Bレーザ光源63から出力されたBレーザ光を反射する。ミラー72は、例えばハーフミラーにより構成され、Gレーザ光源62から出力されたGレーザ光を反射させ、かつミラー73により反射されたBレーザ光を透過させ、Gレーザ光とBレーザ光とを合波する。ミラー71は、例えばハーフミラーにより構成され、Rレーザ光源61から出力されたRレーザ光を透過させ、かつ、ミラー72により合波されたGレーザ光とBレーザ光とを反射させることで、Rレーザ光とGレーザ光とBレーザ光とを合波する。
ミラー74は、例えばハーフミラーにより構成され、ミラー71により合波されたレーザ光を反射させてPD30に導くと共に、走査ミラー50に導く。PD30は、ミラー74により反射されたレーザ光を検出し、レーザ光のパワーに応じたレベルを有する電気信号を制御部100に出力する。
走査ミラー50は、ミラー74により透過されたレーザ光を反射する。走査駆動部40は、例えばモータにより構成され、制御部100の制御の下、走査ミラー50を駆動する。走査ミラー50は、例えば、ミラー74により透過されたレーザ光を水平方向に走査するポリゴンミラーと、同レーザ光を垂直方向に走査する垂直ミラーとを備え、同レーザ光をスクリーン90上にラスタ走査することで、スクリーン90に出力画像を投射する。
制御部100は、例えば、CPU、ROM等により構成され、CPUがROMに格納された制御プログラムを実行することでレーザ投射装置の全体制御を司る。また、制御部100は、PD30により検出されたレーザ光のパワーが所定の安全基準を満たすための予め定められた値より大きい場合、レーザ駆動部20にR,G,Bレーザ光源61〜63を消灯させる。
画像取得部110は、例えば動画像を記録するコンピュータ読取可能な記録媒体から動画像を読み取る記録媒体駆動装置により構成され、記録媒体から読み取った動画像を画像処理部10に出力する。ここで、記録媒体としては、DVD、CD−ROM、ハードディスク、及びビデオ等を採用することができる。
画像処理部10は、画像取得部110から出力された動画像の各フレームを入力画像として取得し、取得した入力画像に対して後述する画像処理を行う。本実施の形態では、画像処理部10は、パワー算出部11、及び補正部12を備えている。ここで、入力画像は複数の画素がマトリックス状に配列されて構成されたデジタルの画像データであり、各画素はR,G,Bの色成分を示すR,G,B画素値から構成され、各R,G,B画素値は、例えば0〜255の階調値によって表される。
パワー算出部11は、所定の安全規格により規定される規定領域に出力画像を区画したときの各規定領域を通過するR,G,Bのレーザ光のパワー合計値TPを算出する。
レーザ光を出力するレーザ機器については、国際レーザ安全規格IEC60825及びそれに準じた国内規格により、レーザ機器の製造者及び使用者に対して安全規格が設けられている。例えば、IEC60825−1では、レーザ光のパワーに応じてクラス1からクラス4までのクラス分類がなされており、一般ユーザが使用するレーザ投射装置は、クラス2の安全規格を満たさなければならない。したがって、本実施の形態の安全規格としては、IEC60825−1のクラス2を採用する。
クラス2の安全規格は、レーザ光源の射出部から投射方向に向けて10cm離れた位置において、人間の条件反射で眼が閉じられるまでの時間である0.25秒間に、人間の瞳を想定した直径7mmの領域内を通過するレーザ光のパワーの積算値が、人間の網膜を損傷させない予め定められた規定値であるAEL以下にしなければならないというものである。したがって、本実施の形態では、規定領域として、走査ミラー50がスクリーン90に向けてレーザ光を出力するレーザ射出口から、スクリーン90に向けて10cm離れた位置に投射される出力画像を、直径7mmの円の領域に区画することで得られる領域を採用することができる。
そして、パワー算出部11は、規定領域に対応するブロックに入力画像を区画し、各ブロックを構成する各画素のR,G,B画素値の合計値VR,VG,VBをそれぞれ算出する。そして、算出した合計値VR,VG,VBにR,G,B毎に予め定められた所定の係数KR、係数KG、係数KBを乗じることで、R,G,Bレーザ光のパワー値PR,PG,PBをそれぞれ算出し、パワー値PR,PG,PBを加算することで、各規定領域におけるR,G,Bレーザ光のパワー合計値PT(=PR+PG+PB)を算出する。ここで、R,G,B画素値が同じであってもR,G,Bの順でレーザ光のパワーが低くされるように、係数KR,KG,KBは、この順で小さくなるような予め定められた値が採用されている。このように、R,G,Bでレーザ光のパワーを異ならせるのは、波長による人間の比視感度を考慮したためである。また、ブロックの形状としては矩形状を採用することができ、ブロックのサイズとしては、入力画像において規定領域のサイズに相当するサイズを採用することができる。
補正部12は、各規定領域のパワー合計値が安全規格に基づいて予め定められたパワー上限値を超えないように入力画像の画素値を上昇させることで、各規定領域におけるパワー値PR,PG,PBを増大させる。
ここで、パワー上限値としては、R,G,Bそれぞれに対して予め定められたRパワー上限値、Gパワー上限値、及びBパワー上限値の合計値を採用することができる。
クラス2を満足するためには、約10ルーメンのレーザ光をレーザ光源から出力させればよい。具体的には、レーザ光の走査速度を加味するとレーザ光源から、Rが30mW、Gが12mW、Bが6mWのパワーのレーザ光を出力させれば、白のカラーバランスのよい10ルーメン程度のレーザ光を出力させることができる。
ここで、走査式のレーザ投射装置は、ブランキングと呼ばれる時間が発生するため、1水平走査期間内及び1垂直走査期間内においてレーザ光源は常時点灯するわけではない。更に、レーザ光は、スクリーンに到達するまで、ミラーやレンズを通過するため、パワーロスが発生する。
したがって、ブランキングとパワーのロスとを考慮すると、R,G,Bレーザ光の合計のパワーを先ほどの倍程度にしても、出力されるレーザ光を10ルーメン以下にすることができる。つまり、Rレーザ光の最大パワーを60mW、Gレーザ光の最大パワーを24mW、Bレーザ光の最大パワーを12mWとすることができる。
そこで、本実施の形態では、Rパワー上限値として例えば60mW、Gパワー上限値として例えば24mW、Bパワー上限値として12mWを採用し、安全規格に基づいて予め定められたパワー上限値として、60mW+24mW+12mW=96mWを採用する。
図2は、実施の形態1の補正部12による処理を説明する図であり、上段は補正前の出力画像を示し、下段は補正後の出力画像を示している。この出力画像は、3つの画像領域D1〜D3から構成され、画像領域D1〜D3以外の領域はレーザ光のパワーが0の背景である。画像領域D1はBの色成分のみから構成され、内部の各規定領域が12mWのレーザ光で表示される領域であり、画像領域D2はGの色成分のみから構成され、内部の各規定領域が24mWのレーザ光で表示される領域であり、画像領域D3はRの色成分のみから構成され、内部の各規定領域が60mWのレーザ光で表示される領域である。
この場合、画像領域D1内部の各規定領域は、Bパワー上限値である12mWで表示される領域ため、従来のレーザ投射装置では、これ以上のパワーで表示されることはなかった。一方、画像領域D3の各規定領域は、60mWのレーザ光で表示される。そのため、従来のレーザ投射装置では、画像領域D1及びD2は安全基準に対して充分に余裕のあるエネルギー量であるので、暗く表示されるという問題があった。
しかしながら、パワー上限値は96mWであるため、画像領域D1の各規定領域を、12mW以上のレーザ光で表示しても、96mWを超えなければクラス2の安全規格を満たす。
また、画像領域D2の各規定領域は、24mWのパワーのレーザ光で表示されるが、パワー上限値は96mWであるため、24mW以上のレーザ光で表示しても、96mWを超えなければクラス2の安全規格を満たす。
そこで、補正部12は、R,G,Bパワー上限値を考慮することなく各規定領域のパワー合計値PTを増大させる。具体的には、補正部12は、パワー合計値PTが最大となる規定領域であるパワー最大領域を特定し、前記パワー最大領域のパワー合計値PTmaxに対する規定値RFの比率Xを算出し、算出した比率Xに基づいて各ブロックの画素値を上昇させる。
より具体的には、補正部12は、パワー上限値以下の所定の規定値RFをパワー最大領域のパワー合計値PTmaxで除すことで比率X(=RF/PTmax)を算出する。そして、各ブロックを構成する各画素のR,G,B画素値に比率Xを乗じる。これにより、各規定領域のパワー合計値PTを規定値RFを超えないように、すなわち、パワー上限値を超えないように上昇させることができる。
図2において、パワー最大領域は画像領域D3内の規定領域BL3となる。また、規定値RFとして、パワー上限値である96mWを採用する。したがって、補正部12は、規定領域BL3のパワー合計値である60mWに対する規定値の比率X(=96/60)を算出し、この比率Xを規定領域BL3に対応するブロックを構成する各画素のR,G,B画素値(この場合はR画素値のみ存在)に乗じることで当該ブロックを補正する。
また、補正部12は、比率Xを他のブロックの各画素を構成するR,G,B画素値に乗じることで、各ブロックを補正する。これにより、画像領域D1内の規定領域BL1に対応するブロックを構成する各画素のR,G,B各画素値(この場合はB画素値のみ存在)に比率Xが乗じられ、規定領域BL1は、12mW×(96/60)のレーザ光により表示される。これにより、図2の下段に示すように、画像領域D1は、クラス2の安全基準を満たし、かつ、明るく表示される。
また、画像領域D2内の規定領域BL2に対応するブロックは、各画素のR,G,B画素値(この場合G画素値のみ存在)に比率Xが乗じられ、規定領域BL2は、24mW×(96/60)のパワーのレーザ光により表示される。これにより、画像領域D2も、クラス2の安全基準を満足し、かつ、明るく表示される。
図3は、実施の形態1によるレーザ投射装置の動作を示すフローチャートである。まず、画像取得部110は、記録媒体から読み出した動画像の各フレームを入力画像として画像処理部10に出力する(ステップS1)。
次に、パワー算出部11は、入力画像を規定領域に対応するブロックに区画する(ステップS2)。次に、パワー算出部11は、各ブロックを構成するR,G,B画素値の合計値VR,VG,VBを算出し、算出した合計値VR,VG,VBに係数KR,KG,KBを乗じることで、各規定領域のパワー値PR,PG,PBを算出し、パワー値PR,PG,PBを合計することで各規定領域のパワー合計値PTを算出する(ステップS3)。
次に、補正部12は、各規定領域の中からパワー合計値PTが最大の規定領域であるパワー最大領域を特定する(ステップS4)。次に、補正部12は、規定値RFをパワー最大領域のパワー合計値PTmaxで除して比率Xを算出する(ステップS5)。
次に、補正部12は、各ブロックを構成する各画素のR,G,B画素値に比率Xを乗じることで入力画像を補正する(ステップS6)。
次に、レーザ駆動部20は、ステップS6で補正された入力画像の各画素のR,G,B画素値に応じたレベルのR,G,Bの駆動信号をR,G,Bレーザ光源61〜63に出力し、R,G,Bレーザ光源61〜63は、R,G,Bの駆動信号に応じたパワーのR,G,Bレーザ光を出力する(ステップS7)。この場合、走査駆動部40は、制御部100の制御の下、入力画像の各画素がスクリーン90上の対応する位置に投射されるように走査ミラー50を駆動させ、レーザ光をラスタ走査する。
以上により、1枚の出力画像がスクリーン90に投射される。そして、本レーザ投射装置は、図3に示される処理を繰り返し実行することで、スクリーン90に動画像を所定のフレームレート(例えば1/60秒)で投射する。
以上説明したように、本レーザ投射装置によれば、パワー最大領域におけるパワー合計値PTmaxに対する規定値RFの比率Xにしたがって、入力画像が補正されるため、出力画像の全域を明るく表示させることができる。また、比率Xに従って入力画像を補正しているため、パワー最大領域と各規定領域とにおけるパワー合計値PTの関係が補正の前後で維持されるように入力画像を補正することができる。また、比率Xを入力画像の各画素のR,G,B画素値に乗じることで入力画像を補正しているため、補正の前後でカラーバランスを維持させることができる。
なお、図2の説明では、規定値RFとしてパワー上限値(=96mW)を採用したがこれに限定されず、パワー上限値よりも低い値であってもよい。この場合、規定値としては、パワー上限値よりも低い値であって、パワー上限値近辺の値を採用することが画像全域を明るくするうえで好ましい。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2によるレーザ投射装置について説明する。実施の形態2によるレーザ投射装置は、実施の形態1とは補正部の処理が異なることを特徴とする。なお、本実施の形態において実施の形態1と同一のものは説明を省略する。また、本実施の形態において全体構成図は実施の形態1と同一であるため、図1を用いる。
本実施の形態では、補正部12は、出力画像の各規定領域におけるパワー合計値PTがパワー上限値以下の所定の規定値RFまで上昇するように、各ブロックの画素値を上昇させる。ここで、補正部12は、R、G、Bのレーザ光のカラーバランスが補正の前後で保持されるように各規定領域のパワー合計値を上昇させる。
図4は、実施の形態2の補正部12による処理を説明する図であり、(a)は補正前の出力画像を示し、(b)は実施の形態1における補正後の出力画像を示し、(b)は本実施の形態における補正後の出力画像を示している。
(a)において、この出力画像は、2つの画像領域D1〜D2から構成され、画像領域D1〜D2以外の領域はレーザ光のパワーが0の背景である。画像領域D1は白の画像であり、画像領域D1内の各規定領域は、パワー上限値である96mWのレーザ光で表示される領域である。また、画像領域D2はBの色成分のみから構成され、画像領域D2内の各規定領域は、Bレーザ光のパワー上限値である12mWのレーザ光で表示される領域である。また、規定値RF=パワー上限値(96mW)とする。
(a)に示す入力画像において、画像領域D1内の規定領域BL1がパワー最大領域となるが、規定領域BL1はパワー上限値である96mWで表示されるため、比率Xは1(=規定値RF(96mW)/PTmax(96mW))となる。したがって、実施の形態1の手法を適用すると(b)に示すように、規定領域BL2のレーザ光のパワーは上昇されない。
しかしながら、規定領域BL2は、12mWのパワーで表示されるため、パワー上限値である96mWに比べてかなり低い値となっている。そのため、規定領域BL2のパワーを上昇させても96mW以下であればクラス2の条件を満たし問題はない。
そこで、本実施の形態では、(c)に示すように規定領域BL2のパワーをR,G,Bパワー上限値を考慮することなく、パワー上限値以下の規定値RFまで上昇させている。例えば、規定値RF=48mWとすると、(c)に示す規定領域BL2は、12mWから規定値RF(=48mW)まで上昇されることになる。これにより、規定領域BL2が規定領域BL1に比べて著しく暗くなることを防止することができる。
具体的には、補正部12は、規定値RFよりもパワー合計値の低い規定領域を補正対象となる規定領域である補正規定領域として特定し、規定値RFを各補正規定領域のパワー合計値PTで除すことで各補正規定領域の比率Y(=RF/PT)を算出する。そして、各補正規定領域の比率Yを対応するブロックの各画素のR,G,B画素値に乗じることで、各ブロックを補正する。これにより、規定値RFよりパワー合計値の低い規定領域を規定値RFのパワーのレーザ光で表示することが可能なり、クラス2の条件を満足させると同時に、出力画像の全体を明るく表示することができる。また、比率YをR,G,B画素値に乗じることで、入力画像が補正されているため、補正の前後で各画素のカラーバランスを維持させることができる。
図5は、実施の形態2によるレーザ投射装置の処理を示すフローチャートである。ステップS11〜S13、S17の処理は図3のステップS1〜S3、S7と同一であるため、説明を省略する。
補正部12は、規定値RFよりもパワー合計値PTの低い規定領域を補正規定領域として特定する(ステップS14)。ここで、補正部12は、パワー合計値PTが規定値RFよりも著しく低い規定領域を補正規定領域として特定してもよい。また、主にR,G,又はBのみ色成分からなり、かつ、パワー合計値が規定値RFよりも低い規定領域を補正規定領域として特定してもよい。
次に、補正部12は、規定値RFを各補正規定領域のパワー合計値PTで除し、各補正規定領域における比率Y(RF/PT)を算出する(ステップS15)。
次に、補正部12は、各補正規定領域の比率Yを対応するブロックの各画素のR,G,B画素値に乗じることで各ブロックを補正する(ステップS16)。
以上により、1枚の出力画像がスクリーン90に投射される。そして、本レーザ投射装置は、図5に示される処理を繰り返し実行することで、スクリーン90に動画像を所定のフレームレート(例えば1/60秒)で投射する。
なお、上記説明では、補正規定領域のパワー合計値PTを規定値RFに一律に上昇させていたが、これに限定されず、補正規定領域のパワー合計値PTの値に応じて規定値RFを変更してもよい。この場合、パワー合計値PTが大きくなるにつれて規定値RFが大きくなるように段階的又は連続的に規定値RFを変更させることが好ましい。例えば、ある補正規定領域BL11のパワー合計値PTが2mWであり、ある補正規定領域BL12のパワー合計値PTが13mWであったとすると補正規定領域BL11の規定値RFよりも補正規定領域BL12の規定値RFを大きく設定すればよい。
また、補正規定領域が主にR,G,又はBのみからなる画像である場合は、R,G,Bの順で規定値RFが低くなるように規定値RFを設定してもよい。これにより、R,G,Bの順で低くなる比視感度を考慮に入れて規定領域のパワーを上昇させることができる。
(実施の形態3)
実施の形態3のレーザ投射装置は、シーンの変化を検出し、規定領域のパワーを漸次増大させることを特徴とする。なお、本実施の形態において、実施の形態1、2と同一のものは説明を省略する。
図6は、実施の形態3によるレーザ投射装置のブロック図である。本実施の形態では、画像処理部10は、シーン検出部13を更に備えている。シーン検出部13は、動画像の前後のフレームの各画素の差分の絶対値の総和を算出し、差分の絶対値の総和が一定の値より大きい場合、シーンが変化したことを検出する。また、シーン検出部13は、一定枚数mフレーム分のフレームバッファを有し、入力された画像データをmフレーム遅延させて補正部12に出力する。
補正部12は、シーン検出部13によりシーンが変化したことが検出された場合であって、シーンが変化したフレームから一定枚数mのフレームにおいて、シーン検出部13によりシーンの変化が検出されなかった場合、すなわち、一定枚数mにわたって同一シーンが連続した場合、これら一定枚数mのフレームに対して、パワーを漸次増大させる補正処理を適用する。
具体的には、補正部12は、シーンの変化が検出されときのフレームである1枚目のフレームにおいて、パワー算出部11により算出された各規定領域のパワー合計値PTと規定値RFとから実施の形態1と同様にして、シーン変化直後のフレームの比率Xbを求める。そして、シーン変化直前のフレームの比率をXaとして、比率Xaと比率Xbとの関係から、その後のシーン変化部分であるmフレーム分の比率Xn(n=1〜m)を決定する。すなわち、変化直後のフレームの比率Xbが、変化直前のフレームの比率Xaより小さい場合は、Xn=Xb(n=1〜m)とする。
但し、Xnは、シーンの変化が検出されたときの1枚目のフレームからm枚目のフレームまでの各フレームにける比率Xを表す。また、Xの添え字nは、mフレーム分だけ遅延させて表示するときのフレーム番号を表し、n=1〜mである。
一方、比率Xbが比率Xaより大きい場合は、Xn=Xa+(Xb−Xa)・n/mにより、mフレームに渡って比率Xを漸次増大させる。
そして、算出した比率Xnを対応するフレームの各画素のR,G,B画素値に乗じることで1〜m枚目までの各フレームを補正する。これにより、1〜m枚目のフレームにおいてパワーが漸次増大される。
なお、補正部12は、実施の形態2の補正処理を用いて1〜m枚目のフレームのパワーを漸次増大させてもよい。この場合、シーン検出部13によりシーンの変化が検出されたときの1枚目のフレームにおいて実施の形態2と同様にして各規定領域の比率Yを算出する。そして、補正規定領域を特定し、各補正規定領域において個別に1〜m枚目のフレームの比率Ynを比率Xnと同様の手法を用いて算出し、比率Ynを対応するフレームの対応する補正規定領域の各画素のR,G,B画素値に乗じる。これにより、1〜m枚目のフレームのパワーを漸次増大させることができる。
実施の形態1によるレーザ投射装置の全体構成を示すブロック図である。 実施の形態1による補正部の処理を説明する図である。 実施の形態1によるレーザ投射装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2による補正部の処理を説明する図である。 実施の形態2によるレーザ投射装置の処理を示すフローチャートである。 実施の形態3のレーザ投射装置の全体構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 画像処理部
11 パワー算出部
12 補正部
13 シーン検出部
20 レーザ駆動部
40 走査駆動部
50 走査ミラー
61 Rレーザ光源
62 Gレーザ光源
63 Bレーザ光源
71〜74 ミラー
81〜84 レンズ
90 スクリーン
100 制御部
110 画像取得部

Claims (7)

  1. R、G、Bのレーザ光を出力する3つのレーザ光源と、
    前記レーザ光源から出力されたR、G、Bのレーザ光を合成する合成部と、
    前記合成部により合成されたレーザ光を走査することで出力画像を投射する走査部と、
    入力画像を画像処理する画像処理部と、
    前記画像処理部により画像処理された入力画像に応じたパワーのレーザ光が出力されるように前記レーザ光源を駆動させるレーザ駆動部とを備え、
    前記画像処理部は、
    所定の安全規格により規定される規定領域に前記出力画像を区画したときの各規定領域を通過するR,G,Bのレーザ光のパワー合計値を算出するパワー算出部と、
    前記安全規格に基づいて予め定められたパワー上限値以下の所定の規定値を前記パワー合計値で除することによって比を求めるとともに、各規定領域のパワー合計値が前記パワー上限値を超えないように、求められた比に応じた値で各規定領域におけるR,G,Bのレーザ光のパワーをそれぞれ増大させる補正部とを備えることを特徴とするレーザ投射装置。
  2. 前記パワー上限値は、R,G,Bそれぞれに対して予め定められたRパワー上限値、Gパワー上限値、及びBパワー上限値の合計値であり、
    前記補正部は、前記R,G,Bパワー上限値を考慮することなく前記パワー合計値を増大させることを特徴とする請求項1記載のレーザ投射装置。
  3. 前記補正部は、前記パワー合計値が最大となる規定領域であるパワー最大領域を特定し、前記パワー最大領域のパワー合計値に対する前記パワー上限値以下の所定の規定値の比率を算出し、算出した比率に基づいて各ブロックの画素値を上昇させることを特徴とする請求項2記載のレーザ投射装置。
  4. 前記補正部は、各規定領域におけるパワー合計値が前記パワー上限値以下の所定の規定値まで上昇するように、各ブロックの画素値を上昇させることを特徴とする請求項2記載のレーザ投射装置。
  5. 前記補正部は、R、G、Bのレーザ光のカラーバランスが補正の前後で保持されるように各規定領域のパワー合計値を上昇させることを特徴とする請求項4記載のレーザ投射装置。
  6. 前記入力画像は、動画像の各フレームであり、
    前記画像処理部は、前記フレームのシーンの変化を検出するシーン検出部を含み、
    前記補正部は、前記シーン検出部によりシーンの変化が検出された場合、シーン変化後の所定枚数のフレームのパワー合計値を漸次増大させることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のレーザ投射装置。
  7. 前記規定領域は、前記走査部のレーザ射出口から投影方向に10cm離れた位置における直径7mmの円形の領域であり、
    前記パワー上限値は、各規定領域における0.25秒間のR、G、Bのレーザ光のパワー合計値の積算値が人間の網膜を損傷させない予め算出された値であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のレーザ投射装置。
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