JP2011039204A - ディスプレイ装置 - Google Patents

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陽平 青山
Itaru Ueda
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Abstract

【課題】 室内の明るさを下げてAVコンテンツを視聴する場合に、視聴者の目への負担を軽減することが可能なディスプレイ装置を提供する。
【解決手段】 ディスプレイ装置1は、映像を表示する液晶パネル12と、液晶パネル12の背面に設けられたバックライト13と、バックライト13を構成するCCFL13a〜13dから放射された光を導く導光体14と、導光体14によって導かれ、該導光体14から出射された光を筐体10の背面側斜め上方向へ照射するルーバー15とを備える。ここで、ディスプレイ装置1が室内の壁際に置かれている場合、ディスプレイ装置1の背面側斜め上方向に放射された光は壁100に照射される。この光によって、ディスプレイ装置1の周囲の壁100が照らされ、所謂間接照明効果が得られる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ディスプレイ装置に関する。
近年、映像を表示するディスプレイ装置の大画面化、薄型化、高性能化や低価格化により、高品質なAV(Audio Visual)コンテンツを家庭で手軽に視聴することができるようになってきている。ところで、大型のディスプレイ装置でAVコンテンツを視聴する際には、室内を若干暗くした方が、より迫力のある映像を楽しむことができる。しかしながら、室内の明るさを下げると、ディスプレイ装置の画面外側方向へ出射された光の乱反射などによってコントラスト感の低下を生じることがある。
このようなコントラスト感の低下を抑制するため、特許文献1には、周囲の明るさが低い場合に視野角を狭くするように制御する技術が開示されている。この技術では、周囲の明るさが基準値以下であると判断された場合、位相差制御用液晶素子に電圧を印加し、表示用液晶素子の視野角特性を狭視野角状態へ変更することにより、画面外側方向への出射光の乱反射などによって生じるコントラスト感の低下を抑制している。
特開2007−163872号公報
一方、室内の明るさを下げてAVコンテンツを視聴する場合、表示された映像とディスプレイ装置の周囲(背後)の壁との輝度差が大きくなるため、視聴者の目が疲れやすくなるという問題がある。しかしながら、特許文献1記載の技術では、室内の明るさを下げて映像を視聴するときに、視聴者の目への負担を軽減することは考慮されていなかった。
本発明は、上記問題点を解消する為になされたものであり、室内の明るさを下げてAVコンテンツを視聴する場合に、視聴者の目への負担を軽減することが可能なディスプレイ装置を提供することを目的とする。
本発明に係るディスプレイ装置は、筐体に取り付けられ、映像を表示するディスプレイパネルと、ディスプレイパネルの背面に設けられた光源と、光源から放射された光を筐体の背面方向及び/又は側面方向へ照射する照射手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係るディスプレイ装置によれば、光源からの光が筐体の背面方向及び/又は側面方向へ照射されることにより、間接照明効果が得られ、ディスプレイパネルに表示される映像とディスプレイパネル周辺との輝度の差を徐々に小さくすることができる。よって、視聴者の目への負担を軽減することが可能となる。
本発明に係るディスプレイ装置は、ディスプレイパネルが、液晶パネルであり、光源が、液晶パネルを背面から照明するバックライトであることが好ましい。この場合、間接照明用の光源として、液晶パネルのバックライトを利用することができるため、ディスプレイ装置の大型化(重量増大)や、高コスト化、消費電力の増大を抑制することができる。また、ディスプレイ装置の大型化(重量増大)が抑制されるため、ディスプレイ装置の運搬、設置作業を容易に行うことができる。
本発明に係るディスプレイ装置は、上記光源が、間接照明専用の光源であることが好ましい。このようにすれば、筐体内で光源をレイアウトする際の設計自由度を向上することができる。また、光源の光度を独立して調節することができるようになるため、調光制御の自由度も向上することができる。さらに、この場合、バックライトが不要な自発光式のディスプレイ、例えばELディスプレイやプラズマディスプレイなどにも適用することが可能となる。
本発明に係るディスプレイ装置では、上記照射手段が、光源から放射された光を配光して照射するルーバーを有することが好ましい。このようにすれば、光源から放射された光をルーバーを介して筐体の背面方向及び/又は側面方向へ照射することが可能となる。
ここで、上記ルーバーは、可動式のルーバーであることが好ましい。この場合、ルーバーの角度を任意に調節することができるため、周囲の壁などに対するディスプレイ装置の配置に応じて、背面方向及び/又は側面方向へ照射される光の光量や配光を最適に調節することができる。よって、間接照明効果をより高めることが可能となる。
また、上記照射手段が、光源から放射された光をルーバーに導く導光体をさらに有することが好ましい。このようにすれば、光源から放射された光を効率よくルーバーまで導くことが可能となる。
本発明に係るディスプレイ装置では、上記照射手段が、光源から放射された光の光量及び/又は色を調節する調光手段と、該調光手段を駆動する駆動手段とを有することが好ましい。この場合、調光手段を駆動することにより、背面方向及び/又は側面方向へ照射される光の光量及び/又は色を適切に調節することができる。よって、周囲の壁などに対するディスプレイ装置の配置に応じて、最適な間接照明効果を得ることが可能となる。
また、本発明に係るディスプレイ装置では、駆動手段が、ディスプレイパネルに表示される映像信号、及び/又は、音声信号に応じて、調光手段を駆動することが好ましい。このようにすれば、映像や音声に合わせて背面方向及び/又は側面方向へ照射される光の光量及び/又は色を調節することができる。そのため、AVコンテンツを視聴する際により臨場感を高めることが可能となる。
本発明に係るディスプレイ装置は、ディスプレイパネルに表示される映像信号、及び/又は、音声信号に応じて、光源の光度を調節する調節手段をさらに備えることが好ましい。このようにすれば、映像や音声に合わせて光源から放射される光の光量を調節することができるため、臨場感を高めることが可能となる。
本発明に係るディスプレイ装置では、光源に対する電力供給のみを断続する電源スイッチを備えることが好ましい。このようにすれば、光源のみをオンすることができるため、映像を視聴しないときにも、ディスプレイ装置を間接照明器具として使用することが可能となる。
本発明によれば、間接照明効果を得ることができるため、室内の明るさを下げてAVコンテンツを視聴する場合に、視聴者の目への負担を軽減することが可能となる。
第1実施形態に係るディスプレイ装置の構成を模式的に示した縦断面図である。 第1実施形態に係るディスプレイ装置の背面を示す図である。 第2実施形態に係るディスプレイ装置の構成を模式的に示した縦断面図である。 第2実施形態に係るディスプレイ装置を構成する電子制御ユニットのブロック図である。 第3実施形態に係るディスプレイ装置の構成を模式的に示した縦断面図である。 第3実施形態に係るディスプレイ装置を構成する電子制御ユニットのブロック図である。 第4実施形態に係るディスプレイ装置の構成を模式的に示した縦断面図である。 第4実施形態に係るディスプレイ装置を構成する電子制御ユニットのブロック図である。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、各図において、同一要素には同一符号を付して重複する説明を省略する。
[第1実施形態]
まず、図1及び図2を用いて、第1実施形態に係るディスプレイ装置1の構成について説明する。図1は、ディスプレイ装置1の構成を模式的に示した縦断面図である。また、図2は、ディスプレイ装置1の背面を示す図である。なお、本実施形態では、ディスプレイ装置1が液晶テレビジョンである場合を例にして説明する。
ディスプレイ装置1は、前面に矩形の開口部が形成された扁平な直方体形状をした筐体10と、該筐体10を水平方向に回動可能に支持するスタンド11とを備えている。筐体10の前面開口部には、液晶パネル12が取り付けられている。
液晶パネル12は、公知の透過型カラーLCD(Liquid Crystal Display)であり、例えば、ガラス板やアクリル板からなる平行に設けられた2枚の透明基板の間に、液晶が充填されたものである。それぞれの透明基板の内面にはマトリクス状に配置された複数の透明電極が設けられており、対向する透明電極の間に映像信号に基づく印加電圧が加えられることにより液晶の配列方向が制御され、映像信号に応じた映像が表示される。すなわち、液晶パネル12は、特許請求の範囲に記載のディスプレイパネルに相当する。
液晶パネル12の背面側には、バックライト13が設けられている。本実施形態では、バックライト13として、直下型方式のものを採用した。すなわち、バックライト13は、液晶パネル12の背面に沿って等間隔に配置された4本のCCFL(Cold−Cathode Fluorescent Lamp、冷陰極管)13a〜13dと、液晶パネル12とCCFL13a〜13dとの間に設けられ、CCFL13a〜13dから放射された光を均一化する拡散板13eとを有している。CCFL13a〜13dから放射された光は、拡散板13eによって均一化され、背面側から液晶パネル12の全領域へ照射される。
なお、バックライト13を構成するCCFLの数や配列方向は、本実施形態に限定されるものではなく、例えば使用される液晶パネルの大きさや用途等に応じて任意に決定される。また、バックライト13の方式は、直下型方式に限られず、導光板の側端部にCCFLを配置し、該CCFLから放射される光を導光板を使って面状の光に換えてから液晶パネルに送るエッジライト方式(サイドライト方式、導光板方式)を採用してもよい。さらに、バックライト13の光源は、CCFLに限られることなく、例えば、発光ダイオード(LED)、電球、エレクトロルミネッセンスパネル(ELP)、熱陰極蛍光灯(HCFL)等を用いることもできる。
ここで、図2に示されるように、筐体10の背面には、左上方、右上方、左下方、右下方の4箇所に、矩形の開口部が形成されており、それぞれの開口部にルーバー15が嵌め込まれている。なお、開口部の数、配置、面積、形状等は本実施形態に限られることなく、ディスプレイ装置1の大きさや間接照明の照度等に応じて設定することが好ましい。
図1に戻り説明を続けると、バックライト13の背面には、4つの導光体(導光管)14が配設されている。各導光体14は、一端面がバックライト13(CCFL13a〜13d)と対向し、他端面がルーバー15に面しており、バックライト13(CCFL13a〜13d)から背面方向に放射された光をルーバー15まで導く。導光体14は、例えば、透明なセラミックスやプラスチックなどから形成されている。
ルーバー15は、複数の細長い板状の羽板(遮光板)を、所定の間隔を空けて平行に組んだものである。ルーバー15を構成する羽板は、導光体14から出射された光を、後方かつ上方へ配光するように取付角度が設定(すなわち羽板の後端側が前端側よりも上方に位置するように設定)されている。これらの導光体14、及びルーバー15は、特許請求の範囲に記載の照射手段として機能する。
また、ディスプレイ装置1の前面下部には、ディスプレイ装置(液晶テレビジョン)1の本体の電源スイッチとは別に、バックライト13に対する電力供給のみを断続するバックライト用電源スイッチ16が設けられている。ユーザは、このバックライト用電源スイッチ16をオンすることにより、ディスプレイ装置1がオフされているときであっても、バックライト13のみをオンすることができる。
上述した構成において、電源がオンされ、バックライト13に電力が供給されると、バックライト13(CCFL13a〜13d)から光が放射される。放射された光のうち、ディスプレイ装置13の背面方向に放射された光は、導光体14の一方の端面に入射し、該導光体14の中を導かれて、該導光体14の他方の端面から出射される。導光体14から出射された光は、ルーバー15によって後方かつ斜め上方向へ配光されて、放射される。ここで、ディスプレイ装置1が室内の壁際に置かれている場合、ディスプレイ装置1の背面側斜め上方向に放射された光は壁100に照射される。この光によって、ディスプレイ装置1の周囲の壁100が照らされ、所謂間接照明となる。
本実施形態によれば、バックライト13(CCFL13a〜13d)から放射された光が筐体10の背面方向へ導かれて照射されることにより、間接照明効果が得られ、液晶パネル12に表示される映像と液晶パネル12周辺との輝度の差を徐々に小さくすることができる。よって、室内の明るさを下げてAVコンテンツを視聴する場合に、視聴者の目への負担を軽減することが可能となる。
本実施形態によれば、間接照明用の光源として、液晶パネル12のバックライト13を利用することができるため、ディスプレイ装置1の大型化(重量増大)や、高コスト化、消費電力の増大を抑制することができる。また、ディスプレイ装置1の大型化(重量増大)が抑制されるため、ディスプレイ装置1の運搬、設置作業を容易に行うことが可能となる。
本実施形態によれば、バックライト13(CCFL13a〜13d)から放射された光が、導光体14によりルーバー15まで導かれるため、バックライト13から放射された光をより効率よく筐体10の背面側へ導いて照射することが可能となる。
本実施形態によれば、バックライト13のみをオンすることができるため、AVコンテンツを視聴しないときにも、ディスプレイ装置1を間接照明器具として使用することができる。
[第2実施形態]
次に、図3及び図4を用いて、第2実施形態に係るディスプレイ装置2の構成について説明する。図3は、ディスプレイ装置2の構成を模式的に示した縦断面図である。なお、図3において第1実施形態と同一又は同等の構成要素については同一の符号が付されている。また、図4は、ディスプレイ装置2を構成する電子制御ユニット21のブロック図である。
上述したディスプレイ装置1では、間接照明用の光源として、液晶パネル12用のバックライト13を利用したが、間接照明専用の光源を設ける構成としてもよい。本実施形態に係るディスプレイ装置2は、バックライト13からの光をルーバー15に導く導光体14に代えて、4つの間接照明用光源20を備えている点でディスプレイ装置1と異なっている。また、ディスプレイ装置2は、液晶パネル12に表示される映像信号に応じて、間接照明用光源20の光量や色等を調節する調光機能を有する電子制御ユニット21を備えている点でディスプレイ装置1と異なっている。さらに、バックライト13に対する電力供給のみを断続するバックライト用電源スイッチ16に代えて、間接照明用光源20に対する電力供給のみを断続する間接照明光源用電源スイッチ22を備えている点でディスプレイ装置1と異なっている。その他の構成は、ディスプレイ装置1と同一または同様であるので、ここでは説明を省略する。
間接照明用光源20は、例えば、複数の赤色(R)、緑色(G)、青色(B)のLEDを含んで構成され、ルーバー15と対向する位置に取り付けられている。間接照明用光源20から放射された光は、ルーバー15を通して、ディスプレイ装置2の背面へ照射される。なお、間接照明用光源20を構成するLEDは、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)のものに限られず、他の色のものでもよい。また、すべて単色(例えば白色等)のLEDのみで構成してもよい。さらに、間接照明用光源20としては、LEDの他に、例えば、CCFL、電球、エレクトロルミネッセンスパネル(ELP)、熱陰極蛍光灯(HCFL)等を用いることもできる。
電子制御ユニット21は、ディスプレイ装置2を統括的に制御するとともに、間接照明用光源20の光度や色を調節するものである。そのため、電子制御ユニット21は、制御部211、チューナ部212、映像処理部213、液晶パネル駆動部214、間接照明用光源制御部(以下、単に「光源制御部」という)215、及び、間接照明用光源駆動部(以下、単に「光源駆動部」という)216を備えている。
制御部211は、操作スイッチやリモコンから入力されたユーザの選局操作に基づいて選局信号を生成し、チューナ部212に出力する。なお、制御部211は、演算処理を行うマイクロプロセッサ、該マイクロプロセッサに各処理を実行させるためのプログラムやデータを記憶するROM、演算結果などの各種データを一時的に記憶するRAM、及びデータがバックアップされているバックアップRAM等により構成されている。制御部211では、ROMに記憶されているプログラムが、マイクロプロセッサによって実行されることにより、各機能が実現される。
チューナ部212は、制御部211から入力された選局信号に応じて、アンテナ210で受信した放送波の中から所望する放送波を選局して復調し、復調した受信信号を映像処理部213に出力する。映像処理部213は、入力された受信信号から、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の色信号(以下「RGB信号」という)及び輝度信号(以下「Y信号」という)とからなる映像信号を生成し、液晶パネル駆動部214に出力する。液晶パネル駆動部214は、入力される映像信号に従って液晶パネル12を駆動し、映像を表示する。
一方、上述した映像処理部213は、RGB信号及びY信号を光源制御部215にも出力する。光源制御部215は、入力されたRGB信号、Y信号から間接照明の照度及び色を演算するとともに、求められた照度及び色に基づいてRGB各色のLEDを駆動するPWM(Pulse Width Modulation)信号を生成して、光源駆動部216に出力する。
光源駆動部216は、入力されたPWM信号に応じてスイッチング素子を駆動し、間接照明用光源20を構成するRGB各色のLEDに供給される電流を制御する。その結果、液晶パネル12に表示される映像の明るさや色に連動して間接照明用光源20を構成するRGB各色のLEDが発光し、間接照明の照度及び色が調節される。すなわち、光源制御部215及び光源駆動部216は、特許請求の範囲に記載の調節手段として機能する。
なお、映像信号(RGB信号、Y信号)に代えて、又は加えて、音声信号に応じて間接照明用光源20の光度や色を制御することにより、間接照明の照度及び色を調節する構成としてもよい。その場合、例えば音声の大きさに連動して間接照明の照度及び色を調節することができる。また、操作スイッチやリモコンから入力されるユーザの操作に基づいて、間接照明用光源20の光度や色を制御することにより、間接照明の照度及び色を調節する構成としてもよい。
間接照明光源用電源スイッチ22は、ディスプレイ装置(液晶テレビジョン)2の本体に対する電力供給とは別に、間接照明用光源20、及び電子制御ユニット21に対する電力供給のみを断続するものである。ユーザは、この間接照明光源用電源スイッチ22をオンすることにより、ディスプレイ装置2がオフされているときであっても、間接照明用光源20のみをオンすることができる。また、間接照明光源用電源スイッチ22がオンされたときに、電子制御ユニット21を構成する制御部211、光源制御部215、光源駆動部216にも電力が供給される構成とするとともに、ディスプレイ装置本体側の電源がオフされているときに、制御部211に入力される操作スイッチやリモコンからの操作信号に基づいて、光源制御部215及び光源駆動部216を制御し、間接照明用光源20の光量や色を調節する構成としてもよい。
上述した構成において、映像信号に基づいて間接照明用光源20が駆動された場合、該間接照明用光源20から放出される光の光量及び色が映像信号に応じて調節される。その結果、ルーバー15を介して壁100に照射される光、すなわち間接照明の照度及び色が、映像に合わせて調節される。
本実施形態によれば、液晶パネル12のバックライト13とは別に間接照明用光源20を設ける構成とすることにより、筐体10内で光源をレイアウトする際の設計自由度を向上することができる。また、間接照明用光源20の光度や色を独立して調節することができるため、調光制御の自由度を向上することができる。また、本実施形態によれば、バックライトが不要な自発光式ディスプレイ、例えばELディスプレイやプラズマディスプレイなどにも適用することができる。
本実施形態によれば、視聴しているAVコンテンツの映像や音声に合わせて間接照明用光源20から放射される光の光量や色、すなわち間接照明の照度や色を調節することができるため、AVコンテンツ視聴時の臨場感を高めることが可能となる。
[第3実施形態]
次に、図5及び図6を用いて、第3実施形態に係るディスプレイ装置3の構成について説明する。図5は、ディスプレイ装置3の構成を模式的に示した縦断面図である。また、図6は、ディスプレイ装置3を構成する電子制御ユニット31のブロック図である。なお、図5において第1実施形態と同一又は同等の構成要素については同一の符号が付されている。また、図6において第2実施形態と同一又は同等の構成要素については同一の符号が付されている。
上述したディスプレイ装置1では、羽板が固定された固定式のルーバー15を用いたが、ディスプレイ装置3は、固定式のルーバー15に代えて、ルーバー部(羽板)の角度を上下方向に調節可能な可動ルーバー30と、該可動ルーバー30を駆動する圧電アクチュエータ32とを備えている点で上述したディスプレイ装置1と異なっている。また、ディスプレイ装置3は、圧電アクチュエータ32を駆動してルーバー部の角度を調節する調節機能を有する電子制御ユニット31を備えている点でディスプレイ装置1と異なっている。その他の構成は、ディスプレイ装置1と同一または同様であるので、ここでは説明を省略する。
圧電アクチュエータ32は、圧電素子(ピエゾ素子)の変位によって直線的に伸縮する駆動軸(ロッド)32aを有しており、該駆動軸32aが鉛直方向に伸縮するように筐体10に取り付けられている。可動ルーバー30は、各羽板の一端が圧電アクチュエータ32の駆動軸32aに回動可能に取り付けられている。一方、各羽板の他端の側面部にはピンが突設されており、該ピンが可動ルーバー30の枠体に回動可能に嵌め込まれている。そのため、圧電アクチュエータ32の駆動軸32aが鉛直方向に伸縮すると、各羽板がピンを支点として上下に揺動する。なお、可動ルーバー30を駆動するアクチュエータは、圧電アクチュエータに限られることなく、例えば、電動式のリニアソレノイド、又は、電動モータと該電動モータの出力軸の回転運動を直線運動に変換する機構とを組み合わせたものなどでもよい。
電子制御ユニット31は、ディスプレイ装置3を統括的に制御するとともに、可動ルーバー30の羽板の角度を調節するものである。そのため、電子制御ユニット31は、制御部311、チューナ部212、映像処理部213、液晶パネル駆動部214、及び圧電アクチュエータ駆動部316を備えている。なお、チューナ部212、映像処理部213、液晶パネル駆動部214は、上記第2実施形態で説明したものと同一であるので、ここでは説明を省略する。
制御部311は、操作スイッチやリモコンから入力されたユーザの操作に基づいて、可動ルーバー30の羽板の角度を上下させるための駆動電圧を生成し、圧電アクチュエータ駆動部316へ出力する。一方、圧電アクチュエータ駆動部316は、入力された駆動電圧に従って圧電アクチュエータ32を駆動する。
上述した構成において、圧電アクチュエータ32が駆動された場合、駆動軸32aが、鉛直方向に伸縮する。そのため、可動ルーバー30の各羽板がピンを支点として上下に揺動し、ルーバー部(羽板)の角度が上下方向に調節される。その結果、可動ルーバー30から壁100に照射される間接照明の照射角度がユーザの所望する角度に調節される。
本実施形態によれば、可動ルーバー30を構成する各羽板の角度を任意に調節することができるため、周囲の壁100に対するディスプレイ装置3の配置に応じて、背面方向へ照射される光の光量や配光を最適に調節することができる。よって、間接照明効果をより高めることが可能となる。
[第4実施形態]
次に、図7及び図8を用いて、第4実施形態に係るディスプレイ装置4の構成について説明する。図7は、ディスプレイ装置4の構成を模式的に示した縦断面図である。また、図8は、ディスプレイ装置4を構成する電子制御ユニット41のブロック図である。なお、図7及び図8において第2実施形態と同一又は同等の構成要素については同一の符号が付されている。
上述したディスプレイ装置2では、間接照明用光源20を備えることにより、間接照明の光量や色を調節したが、専用の光源を備えることなく、液晶パネル12用のバックライト13から放射された光を調光することにより、間接照明の光量や色を調節する構成とすることもできる。本実施形態に係るディスプレイ装置4は、間接照明用光源20に代えて、バックライト13からの光を導く導光体14を備えるとともに、ルーバー15に代えて、導光体14から出射された光を調光するカラー液晶パネル40を備えている点でディスプレイ装置2と異なっている。また、ディスプレイ装置4は、液晶パネル12に表示される映像信号に応じて、カラー液晶パネル40を透過する光の光量や色等を調節する調光機能を有する電子制御ユニット41を備えている点でディスプレイ装置2と異なっている。その他の構成は、ディスプレイ装置2と同一または同様であるので、ここでは説明を省略する。また、導光体14は、第1実施形態(ディスプレイ装置1)で説明したものと同一であるので、ここでは説明を省略する。
カラー液晶パネル40は、筐体10の背面に形成された開口部(図2参照)に取り付けられる小型の液晶パネルである。カラー液晶パネル40は、印加電圧の大きさによって液晶分子の配向状態が変わり、それによって光の透過率が変化するという特性を有する。よって、カラー液晶パネル40に印加される電圧が調節されることによって、該カラー液晶パネル40を透過する光の光量及び色が調節される。すなわち、カラー液晶パネル40は、特許請求の範囲に記載の調光手段として機能する。
電子制御ユニット41は、ディスプレイ装置4を統括的に制御するとともに、カラー液晶パネル40を制御して透過する光の光量や色を調節するものである。そのため、電子制御ユニット41は、制御部211、チューナ部212、映像処理部213、液晶パネル駆動部214、カラー液晶パネル制御部(以下、単に「液晶制御部」という)415、及び、カラー液晶パネル駆動部(以下、単に「液晶駆動部」という)416を備えている。ここで、制御部211、チューナ部212、映像処理部213、液晶パネル駆動部214は、上述したディスプレイ装置2のものと同一であるので、ここでは説明を省略する。
液晶制御部415は、映像処理部213から入力されたRGB信号、Y信号から間接照明の色及び照度を演算するとともに、求められた色及び照度に基づいてカラー液晶パネル40を駆動するための駆動信号を生成して、液晶駆動部416に出力する。液晶駆動部416は、入力された駆動信号に応じて、カラー液晶パネル40に印加される電圧を制御する。その結果、映像の明るさや色に連動してカラー液晶パネル40を透過する光が調光され、間接照明の照度及び色が調節される。すなわち、液晶制御部415及び液晶駆動部416は、特許請求の範囲に記載の駆動手段として機能する。
なお、映像信号(RGB信号、Y信号)に代えて、又は加えて、音声信号に応じてカラー液晶パネル40を透過する光の光量や色を制御することにより、間接照明の照度及び色を調節する構成としてもよい。その場合、例えば音声の大きさに連動して間接照明の照度及び色を調節することができる。また、操作スイッチやリモコンから入力されるユーザの操作に基づいて、カラー液晶パネル40を透過する光の光量や色を制御することにより、間接照明の照度及び色を調節する構成としてもよい。
上述した構成において、映像信号に基づいてカラー液晶パネル40が駆動された場合、該カラー液晶パネル40を透過する光の光量及び色が映像信号に応じて調節される。その結果、カラー液晶パネル40を介して壁100に照射される光、すなわち間接照明の照度及び色が、映像に合わせて調節される。
本実施形態によれば、カラー液晶パネル40を駆動することにより、筐体10の背面方向へ照射される光の光量及び色を適切に調節することができる。よって、周囲の壁100に対するディスプレイ装置4の配置に合わせて、最適な間接照明効果を得ることが可能となる。
また、本実施形態によれば、視聴しているAVコンテンツの映像や音声に合わせて背面方向へ照射される光の光量及び色、すなわち間接照明の照度や色を調節することができる。そのため、AVコンテンツ視聴時の臨場感をより高めることが可能となる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、筐体10の背面から光を照射したが、背面に代えて、又は加えて、筐体10の上下面や側面から光を照射する構成としてもよい。
また、例えば、上記第3実施形態の可動ルーバー30を、第2実施形態に係るディスプレイ装置2に適用してもよい。また、例えば白色の間接照明用光源20と調光用のカラー液晶パネル40とを組み合わせてもよい。さらに、ルーバー15に代えて、スリット等を用いることもできる。
1,2,3,4 ディスプレイ装置
10 筐体
12 液晶パネル
13 バックライト
13a,13b,13c,13d CCFL
13e 拡散板
14 導光体
15 ルーバー
16 バックライト用電源スイッチ
20 間接照明用光源
21,31,41 電子制御ユニット
22 間接照明光源用電源スイッチ
30 可動ルーバー
32 圧電アクチュエータ
40 カラー液晶パネル
215 光源制御部
216 光源駆動部
316 圧電アクチュエータ駆動部
415 カラー液晶パネル制御部
416 カラー液晶パネル駆動部

Claims (10)

  1. 筐体に取り付けられ、映像を表示するディスプレイパネルと、
    前記ディスプレイパネルの背面に設けられた光源と、
    前記光源から放射された光を前記筐体の背面方向及び/又は側面方向へ照射する照射手段と、を備えることを特徴とするディスプレイ装置。
  2. 前記ディスプレイパネルは、液晶パネルであり、
    前記光源は、前記液晶パネルを背面から照明するバックライトである、ことを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置。
  3. 前記光源は、間接照明専用の光源である、ことを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置。
  4. 前記照射手段は、前記光源から放射された光を配光して照射するルーバーを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のディスプレイ装置。
  5. 前記ルーバーは、可動式のルーバーであることを特徴とする請求項4に記載のディスプレイ装置。
  6. 前記照射手段は、前記光源から放射された光を前記ルーバーに導く導光体をさらに有することを特徴とする請求項4又は5に記載のディスプレイ装置。
  7. 前記照射手段は、
    前記光源から放射された光の光量及び/又は色を調節する調光手段と、
    前記調光手段を駆動する駆動手段と、を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のディスプレイ装置。
  8. 前記駆動手段は、前記ディスプレイパネルに表示される映像信号、及び/又は、音声信号に応じて、前記調光手段を駆動することを特徴とする請求項7に記載のディスプレイ装置。
  9. 前記ディスプレイパネルに表示される映像信号、及び/又は、音声信号に応じて、前記光源の光度を調節する調節手段をさらに備えることを特徴とする請求項3〜6のいずれか1項に記載のディスプレイ装置。
  10. 前記光源に対する電力供給のみを断続する電源スイッチを備えることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載のディスプレイ装置。

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