JP2011037206A - 熱可塑性樹脂成形品の再成形方法 - Google Patents
熱可塑性樹脂成形品の再成形方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011037206A JP2011037206A JP2009188540A JP2009188540A JP2011037206A JP 2011037206 A JP2011037206 A JP 2011037206A JP 2009188540 A JP2009188540 A JP 2009188540A JP 2009188540 A JP2009188540 A JP 2009188540A JP 2011037206 A JP2011037206 A JP 2011037206A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molding
- thermoplastic resin
- remolding
- molded
- molded product
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C39/00—Shaping by casting, i.e. introducing the moulding material into a mould or between confining surfaces without significant moulding pressure; Apparatus therefor
- B29C39/02—Shaping by casting, i.e. introducing the moulding material into a mould or between confining surfaces without significant moulding pressure; Apparatus therefor for making articles of definite length, i.e. discrete articles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C35/00—Heating, cooling or curing, e.g. crosslinking or vulcanising; Apparatus therefor
- B29C35/02—Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould
- B29C35/08—Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould by wave energy or particle radiation
- B29C35/0805—Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould by wave energy or particle radiation using electromagnetic radiation
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C35/00—Heating, cooling or curing, e.g. crosslinking or vulcanising; Apparatus therefor
- B29C35/02—Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould
- B29C35/08—Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould by wave energy or particle radiation
- B29C35/0805—Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould by wave energy or particle radiation using electromagnetic radiation
- B29C2035/0822—Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould by wave energy or particle radiation using electromagnetic radiation using IR radiation
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C35/00—Heating, cooling or curing, e.g. crosslinking or vulcanising; Apparatus therefor
- B29C35/02—Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould
- B29C35/08—Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould by wave energy or particle radiation
- B29C35/0805—Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould by wave energy or particle radiation using electromagnetic radiation
- B29C2035/0855—Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould by wave energy or particle radiation using electromagnetic radiation using microwave
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Toxicology (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
【解決手段】熱可塑性樹脂成形品の再成形方法は、ゴム材料からなるゴム型2のキャビティ22内に、熱可塑性樹脂の再成形用成形体3における成形必要箇所31を配置する配置工程と、ゴム型2を介してキャビティ22内の成形必要箇所31に電磁波Xを照射し、この成形必要箇所31を加熱して溶融樹脂として溶融させる加熱工程と、キャビティ22内の溶融樹脂を冷却して、成形必要箇所31を再成形した熱可塑性樹脂成形品を得る冷却工程とを行うものである。
【選択図】図1
Description
これに対し、例えば、特許文献1においては、ゴム製の成形型を用いて、熱可塑性樹脂からなる樹脂成形品を真空注型法により成形する際に、成形型に対して熱可塑性樹脂を選択的に加熱することができる樹脂成形方法が開示されている。この樹脂成形方法においては、成形型のキャビティ内に溶融状態の熱可塑性樹脂を充填する際に、0.78〜2μmの波長領域を含む電磁波を、成形型を介して熱可塑性樹脂に照射し、成形型を構成するゴムと熱可塑性樹脂との物性の違いにより、ゴム製の成形型に比べて、熱可塑性樹脂を積極的に加熱することができる。
上記ゴム型を介して上記キャビティ内の上記成形必要箇所に電磁波を照射し、該成形必要箇所を加熱して溶融樹脂として溶融させる加熱工程と、
上記キャビティ内の溶融樹脂を冷却して、上記成形必要箇所を再成形した熱可塑性樹脂成形品を得る冷却工程とを含むことを特徴とする熱可塑性樹脂成形品の再成形方法にある(請求項1)。
具体的には、配置工程として、ゴム材料からなるゴム型のキャビティ内に、熱可塑性樹脂の再成形用成形体における成形必要箇所を配置する。このとき、ゴム型のキャビティは、加熱による膨張、収縮を考慮して再成形用成形体における成形必要箇所の正規寸法形状が得られる形状に形成しておく。
そして、冷却工程として、キャビティ内の溶融樹脂を冷却したときには、成形必要箇所を再成形した新たな熱可塑性樹脂成形品を得ることができる。
それ故、第1の発明の熱可塑性樹脂成形品の再成形方法によれば、何らかの不良により一部に欠陥を有する熱可塑性樹脂の成形品を、極めて簡単な方法によって修復することができる。
第1の発明において、上記ゴム型は、ゴム材料としての透明又は半透明のシリコーンゴムから形成することができる。このシリコーンゴムの硬度は、JIS−A規格測定において25〜80とすることができる。
再成形用成形体を構成する熱可塑性樹脂は、熱可塑性を有する重合体を含むものであれば、特に限定されず、ABS樹脂(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂)、ASA樹脂(アクリレート・スチレン・アクリロニトリル樹脂)、AES樹脂(アクリロニトリル・エチレン−プロピレン−ジエン・スチレン樹脂)等のゴム強化スチレン系樹脂、ポリスチレン、スチレン・アクリロニトリル共重合体、スチレン・無水マレイン酸共重合体、(メタ)アクリル酸エステル・スチレン共重合体等のスチレン系樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリアリレート樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、フッ素樹脂、イミド系樹脂、ケトン系樹脂、スルホン系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリ酢酸ビニル、ポリエチレンオキシド、ポリビニルアルコール、ポリビニルエーテル、ポリビニルブチラール、フェノキシ樹脂、感光性樹脂、液晶ポリマー、生分解性プラスチック等が挙げられる。これらは、1種単独であるいは2種以上を組み合わせて用いることができる。
この場合には、成形必要箇所の欠陥の程度により、この成形必要箇所に熱可塑性樹脂が不足しているときには、補修用の熱可塑性樹脂を配置して、不足分を補うことができる。そして、成形必要箇所と補修用の熱可塑性樹脂とを溶融させて一体化させることにより、成形必要箇所を再成形した熱可塑性樹脂成形品を精度良く製造することができる。
この場合には、ゴム型のキャビティ又は再成形用成形体における成形必要箇所に補修用の熱可塑性樹脂を容易に配置することができる。
ここで、再成形用成形体は、成形不良、破損・欠損が生じた成形品であれば、いかなる成形方法によって成形したものでもよく、その成形方法は何ら限定されるものではない。例えば、ゴム型を介して熱可塑性樹脂に電磁波を照射して成形した成形品、射出成形品、ブロー成形品、プレス成形品、押出成形品等が挙げられ、これら成形品の欠陥箇所を容易に修復することができる。また、成形不良とは、通常言われる成形品の不良現象を挙げることができる。
この場合には、ウェルドライン(流動する樹脂同士が融合する部分に生じるライン)、ヒケ(樹脂が成形収縮することによって生じるへこみ、窪み)、シルバーライン(成形品の表面及び表面近くに樹脂の流れ方向に発生する細いラインの束)等の発生による外観不良、ウェルドライン等の発生による強度不良、成形品の反り等による形状不良、塗装、メッキを行った際に生じる表面歪み等による二次加工不良等の不良が生じた射出成形品に対して、上記電磁波照射による再成形を行って、不良を修復した熱可塑性樹脂成形品を得ることができる。
この場合には、ブロー成形品において表面転写不良が生じたとき、従来のサンディング(やすりかけ)を行なうことなく、上記電磁波照射による再成形方法を行うことによって、ブロー成形品の表面を極めて簡単に円滑にすることができる。そのため、ブロー成形後のサンディング工程を廃止することができ、表面転写に優れたブロー成形品を容易に成形することができる。
この場合には、0.78〜2μmの波長領域を含む電磁波により、ゴム型に比べて、熱可塑性樹脂を選択的に加熱することが容易である。この理由は次のように考える。
すなわち、ゴム型の表面に照射された0.78〜2μmの波長領域を含む電磁波は、ゴム型に吸収される割合に比べて、ゴム型を透過して熱可塑性樹脂に吸収される割合が多いと考える。そのため、0.78〜2μmの波長領域を含む電磁波による光のエネルギーが熱可塑性樹脂に優先的に吸収されて、熱可塑性樹脂を選択的に加熱することができると考える。
また、上記熱可塑性樹脂の加熱に、波長が0.78〜2μmの領域の電磁波を用いる理由は、この波長の領域の電磁波は、ゴム型を透過し易い性質を有する一方、熱可塑性樹脂に吸収され易い性質を有するためである。
すなわち、ゴム型の表面に上記マイクロ波又は高周波が照射されたときには、ゴム型及び熱可塑性樹脂には誘電加熱が行われ、これらにおいて生ずる誘電体損失によって、ゴム型及び熱可塑性樹脂が発熱して加熱される。そして、熱可塑性樹脂における誘電体損失が、ゴム型における誘電体損失よりも大きいことによって、熱可塑性樹脂を選択的(優先的)に加熱することができると考える。
また、上記熱可塑性樹脂の加熱に、波長が0.01〜100mの領域の電磁波を用いる理由は、この波長の領域の電磁波は、ゴム型を透過し易い性質を有する一方、熱可塑性樹脂に吸収され易い性質を有するためである。
この場合には、再成形用成形体の全体を修復することができる。
この場合には、再成形用成形体の成形必要箇所のみを溶融させて再成形することにより、再成形用成形体における成形必要箇所を効率的に再成形することができる。
本例の熱可塑性樹脂成形品6の再成形方法は、図1、図2に示すごとく、ゴム材料からなるゴム型2のキャビティ22内に、熱可塑性樹脂の再成形用成形体3における成形必要箇所31を配置する配置工程と、図3、図4に示すごとく、ゴム型2を介してキャビティ22内の成形必要箇所31に電磁波Xを照射し、この成形必要箇所31を加熱して溶融樹脂5として溶融させる加熱工程と、図5に示すごとく、キャビティ22内の溶融樹脂5を冷却して、成形必要箇所31を再成形した熱可塑性樹脂成形品6を得る冷却工程とを行うものである。
ここで、図1は、ゴム型2のキャビティ22を、再成形用成形体3の全体を配置する形状に形成した場合を示し、図2〜図5は、ゴム型2のキャビティ22を、再成形用成形体3における成形必要箇所31に対応した部分を配置する形状に形成した場合について、成形必要箇所31の周辺を拡大して示す。
本例の再成形用成形体3は、非晶性樹脂であると共にゴム強化スチレン系樹脂であるABS樹脂からなる。
本例のゴム型2は、透明又は半透明のシリコーンゴムからなる。このゴム型2は、キャビティ22を再成形用成形体3における成形必要箇所31に対応した部分を配置する形状に形成する場合には、再成形用成形体3の成形必要箇所31の正規寸法形状のマスターモデルを液状のシリコーンゴム内に配置し、このシリコーンゴムを硬化させることによって作製することができる。ゴム型2を作製する際には、電磁波照射によるゴム型2の膨張、収縮を考慮することができる。
そして、ゴム型2は、成形品のマスターモデル、欠陥がない成形品の良品があれば、これらの表面形状を転写したキャビティ22を形成して作製することができる。一方、マスターモデル、良品がない場合でも、再成形用成形体3の欠陥部分を接着剤、パテ等によって簡易的に手直しし、これをマスターとして表面形状を転写したキャビティ22を形成してゴム型2を作製することができる。
熱可塑性樹脂成形品6を再成形するに当たっては、まず、図1、図2に示すごとく、配置工程として、ゴム材料からなるゴム型2のキャビティ22内に、熱可塑性樹脂の再成形用成形体3における成形必要箇所31を配置する。このとき、本例の配置工程においては、キャビティ22と成形必要箇所31との間に粒子状又はペースト状である補修用の熱可塑性樹脂4を配置する。この補修用の熱可塑性樹脂4は、再成形用成形体3を構成する熱可塑性樹脂と同質のものとする。
ここで、図3は、補修用の熱可塑性樹脂4が再成形用成形体3における成形必要箇所31に補填される過程を示し、図4は、再成形用成形体3における成形必要箇所31の周辺及び補修用の熱可塑性樹脂4が溶融する状態を示す。
そして、図5に示すごとく、冷却工程として、キャビティ22内の溶融樹脂5を冷却したときには、再成形用成形体3と補修用の熱可塑性樹脂4とが一体化して、成形必要箇所31を再成形した新たな熱可塑性樹脂成形品6を得ることができる。
それ故、本例の熱可塑性樹脂成形品6の再成形方法によれば、何らかの不良により一部に欠陥を有する熱可塑性樹脂の成形品を、極めて簡単な方法によって修復することができる。
ここで、再成形に用いる再成形用成形体は、成形不良、破損・欠損が生じた成形品であれば、いかなる成形方法によって成形したものでもよく、その成形方法は何ら限定されるものではない。
熱可塑性樹脂成形品6の再成形方法は、ゴム型2を介して熱可塑性樹脂に0.78〜2μmの波長領域を含む電磁波Xを照射して成形した成形品の成形不良品を修復するために用いることができる。この場合、成形品の形状が複雑であり、熱可塑性樹脂がゴム型2のキャビティ22の全体に行き渡らなかったケースが考えられる。
射出成形品に生じたウェルドライン、ヒケ、シルバーライン等の発生による外観不良、塗装、メッキを行った際に生じる表面歪み等による二次加工不良の場合には、再成形用成形体3としての射出成形品の表面のみを溶融させる強度(条件)で、ゴム型2を介して不良が生じた成形必要箇所31に0.78〜2μmの波長領域を含む電磁波Xを照射する。これにより、射出成形に特有の表面不良現象を改善することができる。
このように、上記再成形方法によれば、射出成形現場で発生する各種トラブルを製品の出荷前に改善することができる。
ブロー成形現場においては、成形の際に表面転写精度が低いこと(成形品の表面が粗いこと)が問題になっている。そのため、ブロー成形を行ったブロー成形品をサンディング工程を行って、成形品の表面を円滑にしている。しかし、このサンディング工程を行うことにより、工数が増大するだけでなく、微粉が飛散するため健康管理に注意が必要になる。
このように、上記再成形方法によれば、ブロー成形現場で膨大な工数を消費しているサンディング工程を廃止することができる。そして、表面転写に優れたブロー成形品を安価に得ることができる。
2 ゴム型
21 分割型部
22 キャビティ
3 再成形用成形体
31 成形必要箇所
4 補修用の熱可塑性樹脂
5 溶融樹脂
6 熱可塑性樹脂成形品
Claims (10)
- ゴム材料からなるゴム型のキャビティ内に、熱可塑性樹脂の再成形用成形体における成形必要箇所を配置する配置工程と、
上記ゴム型を介して上記キャビティ内の上記成形必要箇所に電磁波を照射し、該成形必要箇所を加熱して溶融樹脂として溶融させる加熱工程と、
上記キャビティ内の溶融樹脂を冷却して、上記成形必要箇所を再成形した熱可塑性樹脂成形品を得る冷却工程とを含むことを特徴とする熱可塑性樹脂成形品の再成形方法。 - 請求項1において、上記配置工程においては、上記キャビティ内に上記成形必要箇所を配置すると共に補修用の熱可塑性樹脂を配置し、
上記加熱工程においては、上記成形必要箇所と上記補修用の熱可塑性樹脂とを加熱して溶融樹脂として溶融させ、
上記冷却工程においては、上記キャビティ内の溶融樹脂を冷却して、上記再成形用成形体と上記補修用の熱可塑性樹脂とが一体化した熱可塑性樹脂成形品を得ることを特徴とする熱可塑性樹脂成形品の再成形方法。 - 請求項2において、上記補修用の熱可塑性樹脂は、粒子状又はペースト状のものであることを特徴とする熱可塑性樹脂成形品の再成形方法。
- 請求項1〜3のいずれか一項において、上記再成形用成形体は、成形不良品、破損・欠損が生じた成形品であり、
上記加熱工程及び上記冷却工程を行って、上記再成形用成形体の成形必要箇所を修復することを特徴とする熱可塑性樹脂成形品の再成形方法。 - 請求項4において、上記再成形用成形体は、外観不良、強度不良、形状不良、二次加工不良等の不良が生じた射出成形品であることを特徴とする熱可塑性樹脂成形品の再成形方法。
- 請求項4において、上記再成形用成形体は、表面転写不良が生じたブロー成形品であることを特徴とする熱可塑性樹脂成形品の再成形方法。
- 請求項1〜6のいずれか一項において、上記加熱工程において用いる上記電磁波は、0.78〜2μmの波長領域を含む電磁波又は0.01〜100mの波長領域を含む電磁波であることを特徴とする熱可塑性樹脂成形品の再成形方法。
- 請求項1〜7のいずれか一項において、上記ゴム型のキャビティは、上記再成形用成形体の全体を配置する形状を有していることを特徴とする熱可塑性樹脂成形品の再成形方法。
- 請求項1〜7のいずれか一項において、上記ゴム型のキャビティは、上記再成形用成形体における成形必要箇所に対応した部分を配置する形状を有していることを特徴とする熱可塑性樹脂成形品の再成形方法。
- 請求項1〜9のいずれか一項に記載の熱可塑性樹脂成形品の再成形方法を行って得られたことを特徴とする熱可塑性樹脂成形品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009188540A JP5384249B2 (ja) | 2009-08-17 | 2009-08-17 | 熱可塑性樹脂成形品の再成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009188540A JP5384249B2 (ja) | 2009-08-17 | 2009-08-17 | 熱可塑性樹脂成形品の再成形方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011037206A true JP2011037206A (ja) | 2011-02-24 |
JP5384249B2 JP5384249B2 (ja) | 2014-01-08 |
Family
ID=43765491
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009188540A Active JP5384249B2 (ja) | 2009-08-17 | 2009-08-17 | 熱可塑性樹脂成形品の再成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5384249B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012173053A1 (ja) * | 2011-06-17 | 2012-12-20 | テクノポリマー株式会社 | 電磁波照射成形装置及び電磁波照射成形方法 |
JP2014094464A (ja) * | 2012-11-08 | 2014-05-22 | Shinshu Univ | 繊維強化プラスチック製品の部分修復方法及びその処理装置 |
US20180126603A1 (en) * | 2015-04-17 | 2018-05-10 | Jsr Corporation | Method for producing three-dimensional object |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07156281A (ja) * | 1993-12-13 | 1995-06-20 | Nakanishi Kinzoku Kogyo Kk | 変形合成樹脂製容器の再利用法及び矯正装置 |
JP2007136747A (ja) * | 2005-11-15 | 2007-06-07 | Techno Polymer Co Ltd | 樹脂成形方法及び樹脂成形装置 |
JP2007216447A (ja) * | 2006-02-15 | 2007-08-30 | Techno Polymer Co Ltd | 樹脂成形方法及び樹脂成形装置 |
JP2008194910A (ja) * | 2007-02-12 | 2008-08-28 | Techno Polymer Co Ltd | 樹脂成形装置及び樹脂成形方法 |
-
2009
- 2009-08-17 JP JP2009188540A patent/JP5384249B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07156281A (ja) * | 1993-12-13 | 1995-06-20 | Nakanishi Kinzoku Kogyo Kk | 変形合成樹脂製容器の再利用法及び矯正装置 |
JP2007136747A (ja) * | 2005-11-15 | 2007-06-07 | Techno Polymer Co Ltd | 樹脂成形方法及び樹脂成形装置 |
JP2007216447A (ja) * | 2006-02-15 | 2007-08-30 | Techno Polymer Co Ltd | 樹脂成形方法及び樹脂成形装置 |
JP2008194910A (ja) * | 2007-02-12 | 2008-08-28 | Techno Polymer Co Ltd | 樹脂成形装置及び樹脂成形方法 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012173053A1 (ja) * | 2011-06-17 | 2012-12-20 | テクノポリマー株式会社 | 電磁波照射成形装置及び電磁波照射成形方法 |
US20140225314A1 (en) * | 2011-06-17 | 2014-08-14 | Jsr Corporation | Electromagnetic wave irradiation molding apparatus and electromagnetic wave irradiation molding method |
JPWO2012173053A1 (ja) * | 2011-06-17 | 2015-02-23 | Jsr株式会社 | 電磁波照射成形装置及び電磁波照射成形方法 |
JP2014094464A (ja) * | 2012-11-08 | 2014-05-22 | Shinshu Univ | 繊維強化プラスチック製品の部分修復方法及びその処理装置 |
US20180126603A1 (en) * | 2015-04-17 | 2018-05-10 | Jsr Corporation | Method for producing three-dimensional object |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5384249B2 (ja) | 2014-01-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5652169B2 (ja) | 熱可塑性樹脂成形品の成形方法 | |
US8293165B2 (en) | Resin forming method and resin forming apparatus | |
JP4234143B2 (ja) | 樹脂成形方法及び樹脂成形装置 | |
JP5384249B2 (ja) | 熱可塑性樹脂成形品の再成形方法 | |
JP5160284B2 (ja) | 樹脂成形方法 | |
JP5790778B2 (ja) | 成形装置、及び熱可塑性成形品の製造方法 | |
WO2010047269A1 (ja) | 樹脂成形用のゴム型、樹脂成形装置及び樹脂成形方法 | |
JP2010269541A (ja) | 電磁波照射成形用のゴム型及び電磁波照射成形方法 | |
WO2011145422A1 (ja) | 光照射成形装置及び光照射成形方法 | |
CN105291449A (zh) | 复合成型品及其制造方法 | |
JP4956270B2 (ja) | 樹脂成形方法及び樹脂成形装置 | |
JP4363727B2 (ja) | プラスチック成形加工方法 | |
JP4252586B2 (ja) | 樹脂成形装置 | |
US9682497B2 (en) | Light irradiation molding apparatus and light irradiation molding method | |
JP4234130B2 (ja) | 樹脂成形方法及び樹脂成形装置 | |
JP5330094B2 (ja) | 多色成形方法及び多色成形品 | |
JPH08212600A (ja) | 光学的ディスク製品の製造方法 | |
JP2010155447A (ja) | プラスチック製眼鏡フロント枠の製造方法 | |
JP4234142B2 (ja) | 樹脂成形方法及び樹脂成形装置 | |
Kurosaki et al. | Heat Transfer Aspect to Upgrade the Quality of Plastics | |
JP4578211B2 (ja) | 光造形方法および装置 | |
JP2008044271A (ja) | 樹脂成形装置 | |
JP2011143635A (ja) | 樹脂成形用のゴム型、樹脂成形装置及び樹脂成形方法 | |
JP2008284714A (ja) | ポリオレフィン系樹脂管の曲げ加工方法 | |
KR101306855B1 (ko) | 플라스틱 용착용 금형과 이것의 제조 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120703 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130828 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130910 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131002 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5384249 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |