JP2011036963A - 薄型切断・開先加工装置 - Google Patents

薄型切断・開先加工装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011036963A
JP2011036963A JP2009187663A JP2009187663A JP2011036963A JP 2011036963 A JP2011036963 A JP 2011036963A JP 2009187663 A JP2009187663 A JP 2009187663A JP 2009187663 A JP2009187663 A JP 2009187663A JP 2011036963 A JP2011036963 A JP 2011036963A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
face plate
tool
ring
outer peripheral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009187663A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5374698B2 (ja
Inventor
Shinji Kawashima
伸二 川島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2009187663A priority Critical patent/JP5374698B2/ja
Publication of JP2011036963A publication Critical patent/JP2011036963A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5374698B2 publication Critical patent/JP5374698B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Turning (AREA)

Abstract

【課題】装置自体がコンパクト化および軽量化された切断・開先加工装置の提供。
【解決手段】管状加工対象物の外側に取付けられるハウジングと、ハウジングの前面に回転可能に設けられた面板と、面板に取付けられた工具を保持する工具ホルダと、ギヤボックスと、モータとを備え、ギヤリングにおける内周側ギヤと動力伝達ギヤにおける端部ギヤとが噛合っている部分の面板の前面からの最短距離をXとし、ギヤリングにおける外周側ギヤと伝達ギヤにおける第1ギヤとが噛合っている部分の面板の前面からの最短距離をZとした場合、X≦Zの関係を満たすことで、面板およびハウジングの幅および厚さを薄くし得る構造を備えている、切断・開先加工装置。
【選択図】図6

Description

本発明は薄型切断・開先加工装置に関し、特に原子力発電所等における配管(パイプ)の切断・開先加工を行なうための装置の技術分野に属する。
従来、配管の切断または開先加工をするため、切断・開先加工装置が使用されている。
この切断・開先加工装置は、加工対象である配管の加工部外側に取付けられて、配管の切断または開先加工を行うものであり、固定部、回転体および刃物を有する。固定部は配管の外側に固定され、固定部の前面には配管の外周の周りに回転可能にされた回転体が取付けられている。また、固定部には径方向内側に突出するピンが固定されている。
回転体には、バイトホルダを介して複数の刃物が設けられている。バイトホルダには、スターホイールが設けられており、スターホイールの回転同軸上には刃物を送るねじが連結されている。すなわち、スターホイールが回転すると、刃物が径方向に進退動するようにされている。
固定部に設けられたピンと、バイトホルダに設けられたスターホイールによって刃物送り機構が構成されており、回転体が回転すると、回転体に設けられたスターホイールが径方向に突出したピンに衝突し、その衝撃によりスターホイールが回転し、スターホイールに連結されたねじにより刃物が送られるようになっている。このようにして、回転体の回転に伴い、ピンとの衝突によりスターホイールが少しずつ回転させられて、刃物が送られるようになっている。
しかしながら、このような従来の切断・開先加工装置によると、ピンとスターホイールが衝突して刃物が送られるようになっているため、装置の作動時には、常にピンとスターホイールの接触および衝撃が発生する。そのため、装置の作動中、作業者が接触部に巻込まれる危険性がある。また、衝撃により回転体がずれて、加工精度が低下するという恐れもある。
さらに、スターホイールによる送り機構では、ピンとスターホイールが衝突してもスターホイールが回転し損なうことがあり、その結果、複数のバイトホルダに設けられた刃物が同じピッチで送られないことがある。さらに、スターホイールによる送り機構では、刃物を送る場合も原点位置に戻す場合も、ピンとの衝突によってなされるため、刃物の早送り、および早戻しを行なうことができない。そのため、作業開始時には、配管の外周に刃物が接触するまでに長い時間がかかるという問題を有している。また、作業終了後には、切削加工にかかった時間と同じ時間をかけて刃物を原点位置に戻すか、あるいは時間短縮のため、各バイトホルダを個別に作業員の手作業により元の位置に戻していた。バイトホルダを手作業で戻した場合、新たに切削作業を行なうためには、再度、装置へバイトホルダを取付けなければならないが、その際、2つのバイトホルダに保持された刃物の径方向の位置が同一になるように、正確に取付けることは困難である。なお、刃物の径方向突出量の許容誤差は±0.2mm程度であり、誤差が許容範囲内にないと、突出している方の刃物の刃先に大きな負荷が掛かり、刃物が破断したりする恐れがあるため、取付けには高い精度が要求される。
また、作業現場で配管の切断または開先加工を行う際、前記のようなスターホイールによる送り機構では、ピンとスターホイールが接触した瞬間に切削刃物が一定の送り量だけ送られるようになっているため、衝撃時に装置に加えられる負荷が大きく、装置自体の逃げなどの現象を引き起こすことがある。その結果、加工精度が低下したり、加工表面が粗くなったりするという問題を有するとともに、加工終了時に、配管の円周上の一箇所に筋が付くため、溶接欠陥の原因になったり、溶接作業や溶接条件の変更を余儀なくされるという問題を有する。
そこで、本発明者は、加工対象物の外側に取付けられるハウジングと、該ハウジングの前面に回転可能に設けられた面板と、該面板に取付けられ、工具を保持する少なくとも1つの工具ホルダと、ギヤボックスと、モータを備え、前記ギヤボックス内に、前記面板を回転させるギヤと、前記工具ホルダを進退動させる動力伝達軸に連結されたギヤが配置され、前記面板を回転させるギヤの歯数と前記動力伝達軸を回転させるギヤの歯数が異なり、前記動力伝達軸を回転させるギヤの組合せを変えることにより、前記面板を回転させるギヤと前記動力伝達軸を回転させるギヤの歯数の差を変え、かくして、前記面板の回転速度に対する前記動力伝達軸の回転方向と回転速度を相対的に変え、前記工具ホルダの高速送り、低速送り、および高速戻しを行なうことを特徴とする切断・開先加工装置を提案し(特許文献1)、前記の課題を解決した。
この切断・開先加工装置では、ギヤボックス内のギヤの組合せにより、面板と工具ホルダに接続されるギヤの歯数の差を生じさせることで、面板上で工具ホルダを確実に進退動させることができ、工具ホルダが移動する際に装置が振動したり騒音が発生したりすることがなく、また、加工精度が高く、かつ、安全に作業を行うことができ、また、工具ホルダを取外す必要もないので、複数の工具ホルダの相対的な位置は常にずれることがない。
特許第3741990号公報
上記のような本発明者が提案した切断・開先加工装置は優れたものであるが、例えば原子力発電所における配管を切断・開先加工するために用いるので、装置自体がより小さいことが望まれる。設置スペースが小さくて済み、軽量化に伴い運搬が容易になるからからである。
本発明は上記のような課題を解決することを目的とする。
すなわち本発明は、ギヤボックス内のギヤの組合せにより、面板と工具ホルダに接続されるギヤの歯数の差を生じさせることで、面板上で工具ホルダを確実に進退動させることができ、工具ホルダが移動する際に装置が振動したり騒音が発生したりすることがなく、また、加工精度が高く、かつ、安全に作業を行うことができ、さらに、工具ホルダを取外す必要もなく複数の工具ホルダの相対的な位置が常にずれることがなく、加えて、装置自体がコンパクト化および軽量化された切断・開先加工装置を提供することを目的とする。
本発明者は上記のような目的を解決するため鋭意検討し、本発明を完成させた。
本発明は次に示す(1)および(2)である。
(1)管状加工対象物の外側に取付けられるハウジングと、前記ハウジングの前面に回転可能に設けられた面板と、前記面板に取付けられた工具を保持する工具ホルダと、ギヤボックスと、モータとを備え、前記面板は、その外周面の一部に面板ギヤが形成されており、前記面板には、前記工具ホルダにおける工具を送り移動または戻し移動させるための動力伝達ギヤが、その内部に埋め込まれるように設けられており、さらに、外周面および内周面の各々の一部に外周側ギヤおよび内周側ギヤが各々形成されたギヤリングが前記面板に対して回転可能に設けられており、前記動力伝達ギヤはベベルギヤおよび端部ギヤを有し、前記動力伝達ギヤにおける端部ギヤと前記ギヤリングにおける内周側ギヤとが噛合っており、前記ギヤリングにおける外周側ギヤと前記ギヤボックス内の伝達ギヤにおける第1ギヤとが噛合っており、前記伝達ギヤが回転することで前記ギヤリングが回転し、さらに動力伝達ギヤも回転して前記工具の送り移動または戻し移動が行われる構造を備えており、前記ギヤボックス内に、前記モータと連結するメインギヤと、前記メインギヤと噛合っている第1ギヤならびに軸方向に移動可能な大径の第2ギヤおよび小径の第3ギヤを有する複合ギヤと、前記複合ギヤにおける前記第1ギヤおよび前記面板における前記面板ギヤと噛合っている面板回転用ギヤと、小径の前記第1ギヤおよび大径の第2ギヤを有し前記ギヤリングにおける前記外周側ギヤと噛合う伝達ギヤとを有し、前記複合ギヤにおける第2ギヤと前記伝達ギヤにおける第1ギヤとを噛合わせて、前記ギヤリングを前記面板に対して相対的に高速回転させ、前記工具ホルダにおける工具を送り移動させるか、もしくは、前記複合ギヤにおける第3ギヤと前記伝達ギヤにおける第2ギヤとを噛合わせて、前記ギヤリングを前記面板に対して相対的に低速回転させ、前記工具ホルダにおける工具を戻り移動させるか、または、前記複合ギヤにおけるいずれのギヤも前記伝達ギヤにおける各ギヤとは噛合わせず、送り移動も戻り移動も行わないか、いずれかを選択できる構造を備えており、前記ギヤリングにおける前記内周側ギヤと前記動力伝達ギヤにおける端部ギヤとが噛合っている部分の前記面板の前面からの最短距離をXとし、前記ギヤリングにおける前記外周側ギヤと前記伝達ギヤにおける第1ギヤとが噛合っている部分の前記面板の前面からの最短距離をZとした場合、X≦Zの関係を満たすことで、前記面板および前記ハウジングの幅および厚さを薄くし得る構造を備えている、切断・開先加工装置。
(2)前記面板ギヤと前記面板回転用ギヤとが噛合っている部分の前記面板の前面からの最短距離をYとした場合、X≦Y≦Zの関係を満たすことで、前記面板および前記ハウジングの幅および厚さを薄くし得る構造を備えている、上記(1)に記載の切断・開先加工装置。
本発明によれば、ギヤボックス内のギヤの組合せにより、面板と工具ホルダに接続されるギヤの歯数の差を生じさせることで、面板上で工具ホルダを確実に進退動させることができ、工具ホルダが移動する際に装置が振動したり騒音が発生したりすることがなく、また、加工精度が高く、かつ、安全に作業を行うことができ、さらに、工具ホルダを取外す必要もなく複数の工具ホルダの相対的な位置が常にずれることがなく、加えて、装置自体がコンパクト化および軽量化された切断・開先加工装置を提供することができる。
本発明の切断・開先加工装置の好適実施例を示し、図1(a)は概略正面図であり、図1(b)は概略側面図である。 本発明の装置の要部の概略分解斜視図であり、図2(a)は面板および工具ホルダ、図2(b)はギヤリング、図2(c)はハウジングおよびギヤボックスの概略斜視図である。 2つ割りにした状態の面板ギヤの一方を示しており、図3(a)が概略正面図(前面から見た図)であり、図3(b)が概略断面図である。 2つ割りにした状態のギヤリングの一方を示したものであり、図4(a)が概略正面図(前面から見た図)であり、図4(b)が概略断面図である。 図1(a)の3−3線概略断面図である。 図1(a)の4−4線概略断面図である。 本発明の他の好適実施例における、図1(a)の4−4線概略断面図に相当する図である。 カバーを外した状態におけるギヤボックスの概略正面図である。 図1(a)の矢印方向からのギヤボックスの概略斜視図である。 図8のa−b線概略断面図である。 図8のa−a線概略断面図である。
本発明について詳細に説明する。
以下では本発明の切断・開先加工装置を「本発明の装置」ともいう。
本発明の装置について、好適実施例を挙げて説明する。
図1は、本発明の装置10であり、図1(a)は概略正面図、図1(b)は配管に取付けた状態における概略側面図である。
本発明の装置10は、従来のものと同じく2つ割りになっており、ハウジング20、ギヤボックス30、面板40、バイトホルダ50およびモータMを有している。ここでバイトホルダ50は本発明における工具ホルダに属する。
また、図1において本発明の装置10は、ハウジング20の内周側に設けられた複数のフットHによって配管Pを内側に固定している。
ハウジング20内には後述する環状のギヤリング60が内蔵されており、ハウジング20の前面には面板40が回転可能に取付けられている。面板には、バイト(工具)500が取付けられた2つのバイトホルダ50が、それぞれ対向するように取付けられている。なお、このバイトは、本発明における「工具」の一例であるが、工具には、加工中に切粉を発生させるタイプのものと、切粉を発生させないタイプのものがある。
また、図1において符号Cはクラッチを示す。本発明の装置10を配管Pに取付ける場合には、クラッチCによってモータとの連結を外し、面板40を手動回転させ、ダイヤルゲージ(図示せず。)を使用して芯出しを行なった後、再びクラッチCによりモータと連結状態にすればよい。このようにクラッチCがあることによって、モータMを取外すことなくモータMと面板40との接続を切って、容易に面板40の芯出し作業を行なうことができる。
なお、本発明の装置10はクラッチを有していてもよいが、無くてもよい。
また、図1において、符号Tはトルクリミッタである。このトルクリミッタTは、ある一定以上の負荷が掛かった場合、モータMの動力をギヤボックス30に伝達しないようにするためのものであり、何らかの異常が起きたとしても、本発明の装置10に損傷を与えないようにされている。
なお、本発明の装置10はトルクリミッタを有していてもよいが、無くてもよい。無い場合は、後述する送りギヤ82がプラスチック製であることが好ましい。ある一定以上の負荷が掛った場合に、プラスチック製の送りギヤ82が破壊されることで、本発明の装置10に損傷を与えないようにすることができる。
さらに、図1における符号Sは目盛盤を示し、作業中にバイト500がどの位置にあるかが表示されるようになっている。
図2は、図1に示した本発明の装置10の要部の分解斜視図(概略図)であり、図2(a)は面板40およびバイトホルダ50、図2(b)はギヤリング60、図2(c)はハウジング20およびギヤボックス30の概略斜視図である。ここでモータMおよびギヤボックス30内の図示は省略している。
図2(a)に示すように面板40の前面にはバイトホルダ50が設けられている。また、面板40の外周面(端面)の一部には環状の面板ギヤ42が設けられている。図3は2つ割りにした状態の面板ギヤ40の一方を示しており、図3(a)が概略正面図(前面から見た図)であり、図3(b)が概略断面図である。ここでバイトホルダ50は図示を省略している。図3(b)に示すように、面板40の内周面の一部には溝402が設けられている。
なお、本発明において面板の幅とは、図3におけるtを意味するものとする。
また、図2(c)に示すように、ハウジング20の内部には複数の案内ローラ201が設けられている。案内ローラ201は面板40の溝402に受け入れられ、これによって面板40は安定して回転できる。
また、図2(b)に示すように、ギヤリング60には、外周側の端面の一部に外周側ギヤ62が形成されており、内周側の端面の一部に内周側ギヤ66が形成されている。図4は2つ割りにした状態のギヤリング60の一方を示したものであり、図4(a)が概略正面図(前面から見た図)であり、図4(b)が概略断面図である。
図4(b)に示されるように、ギヤリング60において内周側ギヤ66は外周側ギヤ62に対して前面側に形成される。このような場合、面板40と組み合わせると、面板40の前面側に内周側ギヤ66が、面板40の裏面側に外周側ギヤ62が存することとなり、このような構成であると、面板40およびハウジング20の幅および厚さを薄くすることができる。この点については後に詳細に説明する。
図5は、図1(a)の3−3線概略断面図である。組立状態では面板40の内周面に設けられた溝402にハウジング20の案内ローラ201が受入れられて、面板40が安定して回転するようにされている。モータMの回転は、後述するギヤボックス30内のギヤを介して面板ギヤ42に伝達される。すなわち、モータMが回転すると面板40は常に回転し、ギヤリング60は面板40に連れ回りする。面板40とギヤリング60とは同心円上で回転する。
図6は、図1(a)の4−4線概略断面図であり、本発明の装置10におけるバイトホルダ50の送り・戻し機構について説明するための図である。面板40のバイトホルダ50が位置する部分には動力伝達ギヤ70が、面板40の内部に埋め込まれるように設けられている。また、動力伝達ギヤ70は軸受けを介して回転可能に取付けられている。また、動力伝達ギヤ70の一方の端部にはベベルギヤ72が、他方には端部には端部ギヤ74が設けられている。また、端部ギヤ74は、ギヤリング60の内周側ギヤ66と噛合っている。すなわち、ギヤリング60が面板40に対して相対的に回転すれば、それに伴って動力伝達ギヤ70が回転するようになっている。
図6に示すようにバイトホルダ50は、送りギヤ82を備えた送りねじ軸80を備えており、送りギヤ82が動力伝達ギヤ70のベベルギヤ72と噛合って回転することにより、バイト500が図6の左端に記載の矢印方向へ進退動するようになっている。また、動力伝達ギヤ70の端部ギヤ74は、ギヤリング60の内周側ギヤ66と噛合って回転するようになっているため、面板40に設けた2つのバイト500,500は同期して移動する。
このように本発明の装置10におけるバイトホルダ50の送り・戻り機構は、従来のもののように固定側のピンと回転側のスターホイールとの衝突によるものではなく、モータの回転が各部材(ギヤリング60、動力伝達ギヤ70および送りねじ軸80)に伝達されることによって行なわれるようになっている。そのため、本発明の切断・開先加工装置10の作動中であっても、何らかの衝撃が発生したり、作業者が装置に巻込まれたりする恐れはない。また、バイトホルダ50を所定の速度で確実に移動させることができる。
前述のように、ギヤリング60において内周側ギヤ66は外周側ギヤ62に対して前面側に形成されているので(図4参照)、ギヤリング60を面板40と組み合わせると、図5、図6に示すように面板40の前面側に内周側ギヤ66が、面板40の裏面側に外周側ギヤ62が存することとなる。
具体的には、図6に示すように、ギヤリング60における前記内周側ギヤ66と前記動力伝達ギヤ70における端部ギヤ74とが噛合っている部分(図6の当該部分における左右方向の中心)の前記面板40の前面からの最短距離をXとし、前記ギヤリング60における前記外周側ギヤ62と前記伝達ギヤ36における第1ギヤ361とが噛合っている部分(図6の当該部分における左右方向の中心)の前記面板40の前面からの最短距離をZとした場合、図6に示すようにX<Zの関係を満たす。X≦Zの関係を満たす場合、図6に示す面板40の前面からハウジング20の裏面までの厚さd(以下では単に「厚さd」ともいう)を小さくすることができる。例えば、特許文献1に記載の装置の場合、X>Zとなるので(特許文献1の図3および図4参照)、厚さdは、本発明の装置と比較して大幅に大きくなる。
また、図6に示すように、面板ギヤ42と前記面板回転用ギヤ34とが噛合っている部分(図6の当該部分における左右方向の中心)の前記面板40の前面からの最短距離をYとした場合、X<Y<Zの関係を満たす。X≦Y≦Zの関係を満たす場合、面板40の幅(t)を小さく(幅を薄く)することができる。これは動力伝達ギヤ70の裏面側に案内ローラ201を受け入れる溝402を形成することができるからである。
本発明の装置においては、X=Zとなる態様、例えば図7に示すような態様であってもよいが、この場合は幅t(図7においては幅をt´で示している)を小さくすることは困難である(t<t´となっている。)。図7に示すように、これは動力伝達ギヤ70の裏面側に案内ローラ201を受け入れる溝402を形成することが困難であるからである。ただし図7に示すような態様であっても、例えば特許文献1に記載の態様と比較して厚さd(図7においては厚さをd´で示している)を小さくすることは可能である(dとd´とは略同一である)。
すなわち、本発明の装置においては、上記で定義したX≦Zの関係を満たすものであり、X<Zの関係を満たすものであることが好ましい。また、X≦Y≦Zの関係を満たすものであることが好ましく、X<Y<Zの関係を満たすものであることがさらに好ましい。
このような場合、面板およびハウジングの幅(t)および厚さ(d)を薄くし得るので、本発明の装置自体をコンパクト化および軽量化することができる。
本発明者は、図6に示した態様の本発明の装置10を製造したところ、t=85mm、d=75mmとすることができた。なお面板の厚さは48mmとし、ギヤリングの厚さは35.6mmとした。また、案内ローラの厚さは約20mmとした。
また、図7に示した態様の本発明の装置10を製造したところ、t´=114mm、d´=92mmとすることができた。
X≦Y≦Zの関係を満たす図6に示した態様の本発明の装置10であれば、t=50〜120mm(好ましくは70〜90mm、より好ましくは85mm程度)であって、d=50〜95mm(好ましくは60〜85mm、より好ましくは75mm程度)のものを得ることができる。
次に、本発明の切断・開先加工装置10におけるギヤボックス30内の構成について説明する。
図8および図9は、本発明の切断・開先加工装置10におけるギヤボックス30内の構成を示し、図8はカバーを外した状態の正面図であり、図9は図1(a)を矢印方向から見た場合のギヤボックス(カバーを外した状態)の概略斜視図である。ただし、図9では、レバーのカバー等およびメインギヤmgを省略し、さらに全ての歯車ギヤの歯形の図示を省略している。
また、図10は図8のa―b線断面図であり、図11は図8のa−a線断面図である。
図8および図9に示すように、ギヤボックス30には、メインギヤmg、複合ギヤ32、面板回転用ギヤ34および伝達ギヤ36が配置されており、側面にはレバーLが配置されている。
メインギヤmgは、キーによってモータM(図示せず。)の回転軸と連結されている。
また、メインギヤmgは複合ギヤ32の第1ギヤ321と常に噛合っている。
複合ギヤ32は、メインギヤmgおよび面板回転用ギヤ34と常に噛合っており、メインギヤmgの回転を面板回転用ギヤ34に伝達する(図10)。面板回転用ギヤ34は面板ギヤ42と常に噛合っている。
また、複合ギヤ32は、シャフト端部に設けられメインギヤmgと噛合う第1ギヤ321、ならびにシャフトにスプライン嵌合され軸方向に移動可能にされた、第2ギヤ322および第3ギヤ323を有しており、第1ギヤ321を介してモータMの回転が伝達される。第2ギヤ322と第3ギヤ323とは歯数が異なり、第2ギヤ322が大径ギヤであり、第3ギヤ323が小径ギヤである(図10、11参照)。
そして、第2ギヤ322と第3ギヤ323との間に挟まれるように支持腕Aaが取り付けられている(図8、図9)。支持腕AaはアームAmを介してギヤボックス30の側面に取り付けられたレバーLと連結されており、レバーLを図8、図9における矢印方向へ動かすことで、第2ギヤ322および第3ギヤ323を図11における左右方向へ動かすことができる構造となっている。
伝達ギヤ36には、シャフトの両端部に、第1伝達ギヤ361および第2伝達ギヤ362が設けられている(図11)。第1ギヤ361と第2ギヤ362とは歯数が異なり、第1ギヤ361が小径ギヤであり、第2ギヤ362が大径ギヤである。第1ギヤ361はギヤリング60の外周側ギヤ62と常に噛み合っている。
レバーLを図8における上方向(図9における手前方向)へ動かすと、シャフトにスプライン嵌合された第2ギヤ322および第3ギヤ323は図11における左方向へスライドし、第2ギヤ322が伝達ギヤ36における第1ギヤ361と噛合う。そして、モータMの回転がギヤリング60の外周側ギヤ62に伝達される。
一方、レバーLを図8における下方向へ動かすと、シャフトにスプライン嵌合された第2ギヤ322および第3ギヤ323は図11における右方向へスライドし、第3ギヤ323が、伝達ギヤ36における第2ギヤ362と噛合う。そして、モータMの回転がギヤリング60の外周側ギヤ62に伝達される。
複合ギヤ32が、伝達ギヤ36における歯数の異なる第1ギヤ361(小径)と第2ギヤ362(大径)とのどちらと噛合うかによって、ギヤリング60の外周側ギヤ62に伝達される回転数は異なる。すなわち、モータMの回転数が同じであっても、複合ギヤ32における第2ギヤ322(大径)と伝達ギヤ36における第1ギヤ361(小径)とが噛合うことでモータMの回転がギヤリング60に伝達されると、ギヤリング60は面板40に対して相対的に高速回転させられる。また、逆に、複合ギヤ32における第3ギヤ323(小径)と伝達ギヤ36における第2ギヤ362(大径)とが噛合うことでモータMの回転がギヤリング60に伝達されると、ギヤリング60は面板40に対して相対的に低速回転させられる。
このような構成によると、ギヤリング60と連結している動力伝達ギヤ70の回転が面板40の回転に対して相対的に早い場合にバイト500は送られ、動力伝達ギヤ70の回転が面板40の回転に対して相対的に遅い場合にバイト500は戻される。すなわち、バイト500を送る場合には、シャフトにスプライン嵌合された第2ギヤ322および第3ギヤ323を図11の左方向にスライドさせ、複合ギヤ32における第2ギヤ322と伝達ギヤ36における第1ギヤ361とを噛合わせ、モータMの回転がギヤリング60における外周側ギヤ62に伝達されるようにする。一方、バイト500を戻す場合は、複合ギヤ32における第2ギヤ322および第3ギヤ323を図11の右方向にスライドさせ、複合ギヤ32における第3ギヤ323と伝達ギヤ36における第3ギヤ362とを噛合わせ、モータMの回転がギヤリング60における外周側ギヤ62に伝達されるようにする。
本発明者が製造した本発明の装置10(図6の態様)においては、各ギヤの歯数は次の通りである。なお、モジュールは1.5mmである。
メインギヤmg:50
複合ギヤ32における第1ギヤ321:36
複合ギヤ32における第2ギヤ322:36
複合ギヤ32における第3ギヤ323:34
面板回転用ギヤ:26
伝達ギヤ36における第1ギヤ361:28
伝達ギヤ36における第2ギヤ362:30
面板40における面板ギヤ42:260
ギヤリングにおける外周側ギヤ62:258
ギヤリングにおける内周側ギヤ66:240
動力伝達ギヤ70における端部ギヤ74:20
動力伝達ギヤ70におけるベベルギヤ72:20
送りギヤ82:30
以上に説明した、複合ギヤ32には、第2ギヤ322および第3ギヤ323を軸方向に移動させるための支持腕Aaが取付けられており、図8に示すように、支持腕AaはアームAmを介してレバーLに連結されている。そして、作業者がレバーLを作動させることによって、複合ギヤ32における第2ギヤ322および第3ギヤ323を軸方向に移動させ、バイトホルダ50におけるバイト500の送りおよび戻しを行うようにされている。
なお、図11は、複合ギヤ32における第2ギヤ322および第3ギヤ323の両方が、伝達ギヤ36におけるいずれのギヤとも噛合っておらず、複合ギヤ32が、いわゆる中立位置にある状態を示している。このとき、モータMの回転は動力伝達ギヤ70に伝達されず、面板40とギヤリング60だけが回転するようになっている。従って、この状態では、バイトホルダ50におけるバイト500は進退動しない。
また、上記のような構成であるので、複合ギヤ32と伝達ギヤ36とがいずれのギヤを介して噛合っていても、複合ギヤ32および伝達ギヤ36は同一方向へ回転する。したがって、バイトの送りと戻しとを、どのようなタイミングでも行うことができる。これらのギヤが逆回転であったら、全てのギヤの動きが止まってからでないとバイトの送りと戻しとを入れ替えることができなくなってしまい作業効率が落ちる。
次に、本発明の切断・開先加工装置10におけるレバーLの構成について説明する。
図1(a)に示すように、レバーLは、切替段部(901、903)および中立部902を有する孔90を介して装置外に突出しており、この切替段部(901、903)および中立部902によって操作したレバーLの状態が保持されるようになっている。
図1(a)において、孔90から突出するレバーLは複合ギヤ32における第2ギヤ322と第3ギヤ323との間に挟まれるように連結されており、レバーLを切替段部901に係合させるとバイト500の送りが、切替段部903に係合させると戻しがなされるようにされている。なお、図1(a)では、レバーLの図示を省略している。
なお、孔90の形状や、孔90に設ける切替段部(901,903)の数等は、図1(a)に示す以外のものであってよい。
また、これらのレバーLをエアーシリンダーなどで駆動させるようにすれば、切断・開先加工装置10を遠隔操作したり、自動化することができるので、原子力施設や汚染された環境内で作業する場合に適している。
10 : 切断・開先加工装置(本発明の装置)
20 : ハウジング
201: 案内ローラ
30 : ギヤボックス
32 : 複合ギヤ
321: 第1ギヤ
322: 第2ギヤ
323: 第3ギヤ
34 : 面板回転用ギヤ
36 : 伝達ギヤ
361: 第1ギヤ
362: 第2ギヤ
40 : 面板
402: 溝
42 : 面板ギヤ
50 : バイトホルダ(工具ホルダ)
500: バイト(工具)
60 : ギヤリング
62 : 外周側ギヤ
66 : 内周側ギヤ
70 : 動力伝達ギヤ
72 : ベベルギヤ
74 : 端部ギヤ
80 : 送りねじ軸
82 : 送りギヤ
90 : 孔
901: 切替段部
902: 中立部
903: 切替段部
Aa : 支持腕
Am : アーム
M : モータ
H : フット
P : 配管
C : クラッチ
T : トルクリミッタ
S : 目盛盤
X :内周側ギヤ66と端部ギヤ74とが噛合っている部分の面板の前面からの最短距離
Y :面板ギヤ42と面板回転用ギヤ34とが噛合っている部分の面板の前面からの最短距離
Z :外周側ギヤ62と伝達ギヤ36における第1ギヤ361とが噛合っている部分の面板の前面からの最短距離
t、t´:面板およびハウジングの幅
d、d´:面板およびハウジングの厚さ
mg :メインギヤ
L :レバー

Claims (2)

  1. 管状加工対象物の外側に取付けられるハウジングと、前記ハウジングの前面に回転可能に設けられた面板と、前記面板に取付けられた工具を保持する工具ホルダと、ギヤボックスと、モータとを備え、
    前記面板は、その外周面の一部に面板ギヤが形成されており、前記面板には、前記工具ホルダにおける工具を送り移動または戻し移動させるための動力伝達ギヤが、その内部に埋め込まれるように設けられており、さらに、外周面および内周面の各々の一部に外周側ギヤおよび内周側ギヤが各々形成されたギヤリングが前記面板に対して回転可能に設けられており、前記動力伝達ギヤはベベルギヤおよび端部ギヤを有し、前記動力伝達ギヤにおける端部ギヤと前記ギヤリングにおける内周側ギヤとが噛合っており、前記ギヤリングにおける外周側ギヤと前記ギヤボックス内の伝達ギヤにおける第1ギヤとが噛合っており、前記伝達ギヤが回転することで前記ギヤリングが回転し、さらに動力伝達ギヤも回転して前記工具の送り移動または戻し移動が行われる構造を備えており、
    前記ギヤボックス内に、前記モータと連結するメインギヤと、前記メインギヤと噛合っている第1ギヤならびに軸方向に移動可能な大径の第2ギヤおよび小径の第3ギヤを有する複合ギヤと、前記複合ギヤにおける前記第1ギヤおよび前記面板における前記面板ギヤと噛合っている面板回転用ギヤと、小径の前記第1ギヤおよび大径の第2ギヤを有し前記ギヤリングにおける前記外周側ギヤと噛合う伝達ギヤとを有し、
    前記複合ギヤにおける第2ギヤと前記伝達ギヤにおける第1ギヤとを噛合わせて、前記ギヤリングを前記面板に対して相対的に高速回転させ、前記工具ホルダにおける工具を送り移動させるか、もしくは、前記複合ギヤにおける第3ギヤと前記伝達ギヤにおける第2ギヤとを噛合わせて、前記ギヤリングを前記面板に対して相対的に低速回転させ、前記工具ホルダにおける工具を戻り移動させるか、または、前記複合ギヤにおけるいずれのギヤも前記伝達ギヤにおける各ギヤとは噛合わせず、送り移動も戻り移動も行わないか、いずれかを選択できる構造を備えており、
    前記ギヤリングにおける前記内周側ギヤと前記動力伝達ギヤにおける端部ギヤとが噛合っている部分の前記面板の前面からの最短距離をXとし、前記ギヤリングにおける前記外周側ギヤと前記伝達ギヤにおける第1ギヤとが噛合っている部分の前記面板の前面からの最短距離をZとした場合、X≦Zの関係を満たすことで、前記面板および前記ハウジングの幅および厚さを薄くし得る構造を備えている、切断・開先加工装置。
  2. 前記面板ギヤと前記面板回転用ギヤとが噛合っている部分の前記面板の前面からの最短距離をYとした場合、X≦Y≦Zの関係を満たすことで、前記面板および前記ハウジングの幅および厚さを薄くし得る構造を備えている、請求項1に記載の切断・開先加工装置。
JP2009187663A 2009-08-13 2009-08-13 薄型切断・開先加工装置 Expired - Fee Related JP5374698B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009187663A JP5374698B2 (ja) 2009-08-13 2009-08-13 薄型切断・開先加工装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009187663A JP5374698B2 (ja) 2009-08-13 2009-08-13 薄型切断・開先加工装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011036963A true JP2011036963A (ja) 2011-02-24
JP5374698B2 JP5374698B2 (ja) 2013-12-25

Family

ID=43765284

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009187663A Expired - Fee Related JP5374698B2 (ja) 2009-08-13 2009-08-13 薄型切断・開先加工装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5374698B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014172134A (ja) * 2013-03-12 2014-09-22 Kenichi Mori 加工装置
CN104339178A (zh) * 2013-08-09 2015-02-11 东芝机械株式会社 门形加工中心用附件

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003501277A (ja) * 1999-06-12 2003-01-14 ボールハウプター ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 溶接継手を形成するために管の端部を加工するための装置
JP2005138207A (ja) * 2003-11-05 2005-06-02 Able:Kk 開先の倣い加工装置
JP3741990B2 (ja) * 2001-10-12 2006-02-01 株式会社東立エンジニアリング 切断・開先加工装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003501277A (ja) * 1999-06-12 2003-01-14 ボールハウプター ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 溶接継手を形成するために管の端部を加工するための装置
JP3741990B2 (ja) * 2001-10-12 2006-02-01 株式会社東立エンジニアリング 切断・開先加工装置
JP2005138207A (ja) * 2003-11-05 2005-06-02 Able:Kk 開先の倣い加工装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014172134A (ja) * 2013-03-12 2014-09-22 Kenichi Mori 加工装置
CN104339178A (zh) * 2013-08-09 2015-02-11 东芝机械株式会社 门形加工中心用附件
KR20150018433A (ko) * 2013-08-09 2015-02-23 도시바 기카이 가부시키가이샤 어태치먼트
KR101670122B1 (ko) * 2013-08-09 2016-10-27 도시바 기카이 가부시키가이샤 어태치먼트, 어태치먼트를 포함한 문형 머시닝센터 및 문형 머시닝 센터를 이용한 가공방법
CN104339178B (zh) * 2013-08-09 2017-11-10 东芝机械株式会社 门形加工中心用附件

Also Published As

Publication number Publication date
JP5374698B2 (ja) 2013-12-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7320268B2 (en) Cutting, profiling, and edge-preparing apparatus
US4509236A (en) Boring machines
JP2010234469A (ja) 管体切断装置及び管体切断方法
JP2014172134A (ja) 加工装置
JP5374698B2 (ja) 薄型切断・開先加工装置
JP2013022694A (ja) パイプ切断装置
US9919387B2 (en) Machining apparatus
JP5410234B2 (ja) 多軸ヘッド
JP3514730B2 (ja) 絞り加工装置における主軸機構
CN104227142A (zh) 外钳式坡口机
JP3741990B2 (ja) 切断・開先加工装置
JP2010052124A (ja) タレット刃物台
JP4609337B2 (ja) タレット旋盤
JP2020168690A (ja) 内装式パイプ切断装置
EP3385022B1 (en) Welding device
CN101569997A (zh) 带主轴卡盘调换机构的机床
KR101723226B1 (ko) 현장 절삭가공장치
JP4071080B2 (ja) 軸送り装置
JP5377114B2 (ja) 工作機械の割出しテーブル
JP2020006406A (ja) 溶接トーチ移動機構及びこれを具えた溶接装置
KR101461377B1 (ko) 이동형 보링머신
US11396052B2 (en) Turret tool holder
JP2007296584A (ja) 自走式開先加工装置
JP4801392B2 (ja) 鋼管用穿孔機
JP2018075645A (ja) 工具径可変主軸装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120618

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130809

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130815

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20130826

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130828

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130828

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20130826

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5374698

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees