JP2011036668A - 照明手段を有する手術用顕微鏡 - Google Patents

照明手段を有する手術用顕微鏡 Download PDF

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Abstract

【課題】白内障外科で使用するためにも網膜外科で使用するためにも同様に良く適した手術用顕微鏡を提案する。
【解決手段】第1立体部分光路(5)および第2立体部分光路(7)によって貫通され、物体領域(9)で物体平面(45)を可視化する顕微鏡主対物レンズ(12)と、この対物レンズにおける物体領域に向いていない側に配置したビーム偏向手段(19)を有する照明光学系を含み、顕微鏡主対物レンズを通って照明光を物体領域に偏向する調節可能な照明手段(15)とを備え、照明光が照明手段の初期設定で第1立体部分光路および/または第2立体部分光路の光軸を部分的に取り囲む面部分(91,92)で顕微鏡主対物レンズの横断面(89)を貫通する手術用顕微鏡(1)において、照明手段の別の設定で、面の重心が立体部分光路の光軸から両立体部分光路の立体基準よりも大きい間隔を有する面部分で照明光が顕微鏡主対物レンズの横断面を貫通する。
【選択図】図9

Description

本発明は、物体領域で物体平面を可視化するための顕微鏡主対物レンズであって、第1の立体部分光路および第2の立体部分光路によって貫通される顕微鏡主対物レンズと、顕微鏡主対物レンズにおける物体領域に向いていない側に配置したビーム偏向手段を有する照明光学系を含み、顕微鏡主対物レンズを通って照明光を物体領域に偏向する調節可能な照明手段とを備え、照明手段の初期設定で第1の立体部分光路の光軸および/または第2の立体部分光路を少なくとも部分的に取り囲む面部分で照明光が顕微鏡主対物レンズの横断面を貫通する手術用顕微鏡に関する。
冒頭で述べた形式の手術用顕微鏡は、ドイツ国特許出願公開第102007041003号明細書により既知である。この手術用顕微鏡は、眼科手術用顕微鏡として設計されている。この手術用顕微鏡は、立体観察光路に対して同軸的に延在する照明光路を調節することができる照明手段を有している。照明光路は、顕微鏡主対物レンズを通って物体領域に案内される。このために、この手術用顕微鏡にはビームスプリッタとして構成されたビーム偏向手段が設けられており、このビーム偏向手段によって、照明光は左側および右側の立体観察光路に重ねられる。この照明光路により、赤色反射照明下の優れたコントラストにより患者の眼を検査することが可能となる。
赤色反射照明のための照明手段を有する眼科手術用顕微鏡は白内障外科で使用される。
患者の眼の水晶体膜を可視化するために、または患者の眼の網膜および角膜の構造を可視化するために、眼科ではいわゆるスリットランプ(細隙灯)顕微鏡を使用する。これらの機器により、スリット状に鮮明に制限された極めて明るい光束が側方から患者の眼に投光され、この照明で顕微鏡による検査を行う。特に網膜外科でこのような照明の構成を使用する。
したがって、眼科手術用顕微鏡には、赤色反射照明およびスリット照明のための装備を設ける必要性が生じる。
網膜外科では、顕微鏡主対物レンズの前の物体領域に向いた側にスリット照明モジュールを取り付けた手術用顕微鏡を使用する。
これにより、傾斜した大きい入射角で物体領域に入射するスリット照明光によって患者の眼を検査することができる。しかしながら、このようなスリット照明モジュールでは、手術用顕微鏡の照明手段のための光源の他に付加的な光源が必要となる。したがって、通常の手術では対応したスリット照明モジュールの滅菌処理が困難である。
顕微鏡主対物レンズを通ってスリット照明光を物体領域に案内するスリット照明のための照明手段を有する手術用顕微鏡も既知である。対応した手術顕微鏡が、例えば欧州特許出願公開第1300109号明細書または米国特許出願公開第2006/0238711号明細書に記載されている。しかしながら、これらの明細書により既知の手術用顕微鏡では、赤色反射照明のための光路の調整部が設けられていない。
ドイツ国特許出願公開第102007041003号 欧州特許出願公開第1300109号 米国特許出願公開第2006/0238711号
本発明の課題は、白内障外科で使用するためにも網膜外科で使用するためにも同様に良く適した手術用顕微鏡を提案することである。
この課題は、第1の立体部分光路および第2の立体部分光路によって貫通され、物体領域で物体平面を可視化するための顕微鏡主対物レンズと、照明手段であって、顕微鏡主対物レンズにおける物体領域に向いていない側に配置したビーム偏向手段を有する照明光学系を含み、顕微鏡主対物レンズを通って照明光を物体領域に偏向する調節可能な照明手段とを備え、照明手段の初期設定で第1の立体部分光路の光軸および/または第2の立体部分光路を少なくとも部分的に取り囲む面部分で照明光が顕微鏡主対物レンズの横断面を貫通する手術用顕微鏡において、照明手段の少なくとも1つの別の設定で、面の重心が少なくとも一方の立体部分光路の光軸から両立体部分光路の立体基準よりも大きい間隔を有している面部分で照明光が顕微鏡主対物レンズの横断面を貫通する手術用顕微鏡によって解決される。
本発明は、観察者がスリット照明により手術用顕微鏡で感知した患者の眼の観察像は、少なくとも1つの立体観察光路の光軸に対して照明光の入射角ができるだけ大きい場合に優れたコントラストを有するという認識に基づいている。本発明による手術用顕微鏡は古典的なスリットランプ顕微鏡の機能性を有し、それにもかかわらず顕微鏡主対物レンズの前に大きい自由な作業空間を有している。
照明手段の少なくとも1つの別の設定で、面の重心が第1の立体部分光路および第2の立体部分光路から異なる間隔を有する面部分で照明光が顕微鏡主対物レンズの横断面を貫通する場合、有利である。
好ましくは、ビーム偏向手段は部分反射コーティングを施したミラー面を有するミラーであり、第1の立体部分光路および/または第2の立体部分光路がこのミラー面を貫通する。したがって、この手術用顕微鏡では観察光路に対して同軸的に延在し、赤色反射照明のために最適化された照明光路を設定することができる。
ミラーに全反射コーティングを施したミラー面を設け、これにより照明光を物体領域に偏向することも有利である。このようにして、照明光をミラー損失なしに物体領域に向けることができる。ミラーは、立体部分光路の立体基準と中央で垂直に交差する軸線に対して有利には鏡面対称をなしている。このような措置により、両立体部分光路における結像比および照明比が相互に対応することが保証される。
照明光学系は、照明手段の初期設定では、照明光のための光放出面、またはこの面と共役の面に配置した開口絞りを無限に、またはほぼ無限に結像する。角膜および水晶体の屈折力により、手術用顕微鏡による患者の眼の検査時に網膜に開口絞りの像が生じる。これにより、手術用顕微鏡によって患者の眼を優れた赤色反射コントラストで可視化することができる。
照明手段の別の設定では、照明視野絞りは物体領域における物体平面近傍に配置した照明視野平面に結像される。この照明視野絞りをスリット絞りとして構成することにより、本発明による眼科手術用顕微鏡によって観察光路の光軸に対して傾斜した大きい角度で物体領域に入射するスリット照明光を用いて患者の眼を検査することが可能となる。有利には、スリット絞りの大きさの調整部が設けられている。この機能は、例えば対応した照明光路で移動させることができる、大きさの異なるスリット絞りによって実施することができる。対応したスリット絞りの幅および高さを無段階式に調整する可能性も有利である。特に照明光路におけるスリット絞りの回動可能性を設けることも有利である。これにより、観察者には異なったスリット照明の構成の選択が可能となる。
照明手段の第1設定および第1設定とは異なる第2設定で照明手段の別の設定が可能であり、照明手段の第1設定で、面の重心と立体部分光路の光軸との間隔が、顕微鏡主対物レンズにおける照明光が貫通する横断面の重心と立体部分光路の光軸との間隔よりも大きいか、または小さい面部分で照明光が顕微鏡主対物レンズの横断面を貫通する。
したがって、本発明の手術用顕微鏡では少なくとも2つの異なる設定が照明手段に設けられており、これらの設定では、面の重心がいずれか一方の立体部分光路の光軸から両立体部分光路の光軸間の立体基準よりも大きく離間された面部分で照明光が顕微鏡主対物レンズの横断面を貫通する。
このようにして、観察者は検査すべき物体視野の表面の傾斜にスリット照明を適合させることができる。これにより、観察者は、特に角膜における照明反射に影響を及ぼし、照明反射が観察像をわずかにしか妨害しないようにすることできる。
本発明の改良形態では、眼科手術用顕微鏡に可動な光放出部が設けられており、この光放出部は、初期設定で第1の立体部分光路の光軸および/または第2の立体部分光路の光軸を少なくとも部分的に取り囲む面部分で顕微鏡主対物レンズの横断面を貫通する照明光を準備する。この場合、好ましくは、光放出部は旋回軸線を中心として可動に構成されている。光放出部の旋回により、顕微鏡主対物レンズの光軸および物体観察のための立体部分光路に対して照明光の入射角を設定することができる。この措置により、照明手段により唯一の光源を用いて、スリット照明、周辺視野照明および赤色反射照明のために眼科手術用顕微鏡で所望の照明構成を設定することができることが保証される。しかしながら、光放出部が旋回移動の変わりに側方移動を行うようにすることも基本的には可能である。
好ましくは、光放出部は、光ファイバの端部である。しかしながら、光放出部を光源、例えば発光ダイオード(LED)、キセノンランプまたはハロゲンランプとして構成してもよい。
特に光放出部のために複数の旋回位置を設け、これらの旋回位置で、面の重心が両立体部分光路の立体基準よりも大きくいずれか一方の立体部分光路の光軸から離間されている面部分で顕微鏡主対物レンズの横断面を貫通する照明光を光放出部が準備することは有利である。このような措置により、両立体部分光路の光軸に対して照明光が斜めに物体領域に偏向されることが保証される。この場合、患者の眼における水晶体膜および角膜の構造を良好なコントラストで可視化することができる。
本発明の改良形態では、照明手段の初期設定では第1の立体部分光路の光軸および/または第2の立体部分光路の光軸を少なくとも部分的に取り囲む面部分で顕微鏡主対物レンズの横断面を貫通する照明光を準備するための光放出部が設けられている。これにより、コントラスト豊かな赤色反射画像で患者の眼を可視化することができる。
本発明の改良形態では、手術用顕微鏡で、顕微鏡主対物レンズにおける物体領域に向いていない側に照明光のための別のビーム偏向手段を設け、これにより、周辺視野照明のための照明光を物体領域に偏向する。このようにして、手術用顕微鏡で照明光のための2つ以上の光路を同時に物体領域に案内することができる。
光ファイバが照明手段内に第2光放出部を有し、この光放出部から照明手段の第1設定で照明光を別のビーム偏向手段に案内した場合、有利である。この照明光は、面の重心が立体部分光路の光軸から離間された面部分で顕微鏡主対物レンズの横断面を貫通する。
照明手段の別の設定では光ファイバの第2光放出部から放出した照明光が、折り畳まれた光路でビーム偏向手段に案内されていることにより、照明手段の小型の構成が可能となる。
有利には、光放出部は、旋回軸線を中心として旋回可能な旋回レバーに収容された光ファイバの端部である。旋回レバーが、光ファイバを収容するフランジ部を有し、このフランジ部で旋回レバーの旋回軸線と整列する光ファイバが旋回レバー内に挿入されることにより、手間のかかる回動連結なしに光ファイバを旋回レバーに結合することができる。
好ましくは、光ファイバによって可動に連結されたコンデンサ光学系が設けられており、コンデンサ光学系は、照明手段の第1および第2設定で光ファイバの第2光放出部から放出した照明光を物体領域に偏向する。この措置により、手術用顕微鏡における照明手段のための構成スペースが最小化される。
次に、図面に概略的に示した実施例に基づき本発明を詳細に説明する。
照明手段の少なくとも1つの別の設定で、面の重心が少なくとも一方の立体部分光路の光軸から両立体部分光路の立体基準よりも大きい間隔を有している面部分で照明光が顕微鏡主対物レンズの横断面を貫通する本発明の手術用顕微鏡により、白内障外科で使用するためにも網膜外科で使用するためにも同様に良く適した手術用顕微鏡が得られる。
眼科手術用顕微鏡として構成した、照明手段を有する手術用顕微鏡を示す斜視図である。 顕微鏡主対物レンズを有する眼科手術用顕微鏡の照明手段を示す断面図である。 照明手段の光ファイバの光放出部を示す平面図である。 照明手段を示す斜視図である。 照明手段の異なる設定を示す図である。 照明手段の異なる設定を示す図である。 照明手段の異なる設定を示す図である。 照明装置のスリット絞りシステムを示す図である。 手術用顕微鏡の顕微鏡主対物レンズを図2のIX−IX線に沿って断面した図である。 手術用顕微鏡の照明ミラーを示す斜視図である。
図1に示す眼科手術用顕微鏡1は、双眼鏡筒3および顕微鏡主対物レンズ12を有している。双眼鏡筒3を介して観察者は立体部分光路5,7によって物体領域9における患者の眼11を拡大した状態で観察することができる。
眼科手術用顕微鏡1は、さらに図示しない三脚に収容されている。眼科手術用顕微鏡1は照明手段15を有している。この照明手段15は、光ファイバ17によって眼科手術用顕微鏡1の三脚に配置した光源から光を供給される。照明手段15は、照明ミラー19および照明ミラー20を有する照明光学系を備える。照明ミラー19,20によって、照明光は顕微鏡主対物レンズ12を通って物体領域9に偏向される。
照明ミラー19は部分反射コーティングを施した領域123と、全反射コーティングを施した第1および第2領域124,125を有している。部分反射コーティングを施した領域123は立体部分光路5,7によって貫通される。
図2は、眼科手術用顕微鏡1の照明手段15および顕微鏡主対物レンズ12を断面図で示している。照明手段15は、旋回軸線22で回動可能に支承された旋回レバー28を備える。図2に示した旋回レバー28の旋回位置は、照明手段15の初期設定に対応する。この旋回位置から、旋回レバー28をさらなる第1および第2旋回位置へ旋回させることができる。旋回レバー28の第1旋回位置および旋回レバー28の第2旋回位置は、照明手段15の第1および第2設定に対応する。
図2は旋回レバー28を初期位置で示している。旋回レバー28は光ファイバ17の収容部としての役割を果たす。光ファイバ17は光ファイバを収容する保持部30で、旋回レバー28に結合された光ファイバ-ハウジング31に挿入されている。保持部30は旋回レバー28の旋回軸線22と整列する。光ファイバハウジング31の内部で光ファイバ17は分岐部24により分岐する。光ファイバ17の光ファイバケーブル25が第1光放出部27に案内される。第1光放出部27は光放出平面29に位置している。光ファイバ17の別の光ファイバケーブル26が、光放出面33に配置した第2光放出部21で照明光を準備する。
図3は光ファイバ17の光放出部21の光放出面33を示している。光ファイバケーブル26は点状の光放出開口32および点状の光放出開口34を有している。
図2に示す旋回レバー28の設定では、光放出部27から放出した照明光はホモジナイザーとして作用する硝子ロッド35に到達し、照明視野絞り27を照明する。次いで照明光路38が集光光学系39を通って案内される。照明光路38は、ミラー20として構成されたビーム偏向素子によって顕微鏡主対物レンズ12を通って物体領域に偏向される。集光光学系39および顕微鏡主対物レンズ12は、照明視野絞り37を物体平面45に結像する。
光ファイバ17の第2光放出部21から放出した照明光は、旋回レバー28の初期設定では照明光路46,48によって集光光学系47に到達する。集光光学系47の出口側で照明光は照明視野絞り67を貫通する。照明視野絞り67を貫通した照明光は、偏向ミラー49,53によって折り畳まれた光路によりコンデンサ光学系57に案内される。そこから照明光は照明ミラー19に到達する。コンデンサ光学系57は旋回レバー28に収容されている。照明ミラー19によって、照明光路46,48は立体部分光路5,7に重ねられる。立体部分光路5,7が貫通する領域123で照明ミラー19には部分反射コーティングが施されている。部分反射コーティングにより、照明ミラー19は照明光路46,48によって立体部分光路5,7の光軸に対して同軸的に顕微鏡主対物レンズ12を通って照明光の30%の部分を物体領域9に偏向する。
照明ミラー19の部分反射コーティングは、照明ミラー19に入射する照明光の70%の部分が偏向されないように実施されている。これにより、ここでは照明光の30%が物体領域に偏向されることが保証される。照明ミラー19によって偏向されなかった照明光が物体観察を妨害する反射を立体部分光路5,7に誘起しないように、照明手段15にライトトラップ59が設けられている。ライトトラップ59では、照明ミラー19を貫通した照明光60が吸収される。
照明光路46,48の折り畳まれた部分には、偏向ミラー49と偏向ミラー53との間に開口絞り61が配置されている。開口絞り61は、光ファイバ17の第2光放出部分21の光放出面と共役の面に位置する。コンデンサ光学系57は照明ミラー19および顕微鏡主対物レンズ12によって物体平面45への照明視野絞り67の結像をもたらす。開口絞り61は、無限に、またはほぼ無限に結像される。すなわち、開口絞り61のための結像光路は、ほぼ平行な光路で患者の眼に当たる。患者の眼を検査する場合には、開口絞り61は角膜および天然水晶体の屈折力によって眼底にほぼ鮮明に結像される。この場合、開口絞り61および照明視野絞り67のための結像光路は、立体部分光路5,7の光軸に対して同軸的である。
図4は、図2に対して旋回レバー28を調整した状態の第1設定で照明手段15を示す。旋回レバー28は第1旋回位置に旋回されている。旋回レバー28に収容されたコンデンサ光学系57は、ここでは図2に示した照明系15の位置に対して矢印58の方向に変位されている。旋回レバー28のこの旋回位置では、光は光ファイバ17の第1光放出部27から、調節可能なスリット絞りを有するスリット絞り手段81に到達する。次いで光は折り畳まれた光路によってミラー73,74を介してコンデンサ光学系57によって偏向される。最後に光は照明光路75によって照明ミラー19に入射し、照明ミラー19は顕微鏡主対物レンズ12によって光を物体領域9に偏向し、ここでスリット像83を生成する。
図5は、図4の矢印IVの視線方向から見た照明手段15を示している。ここでは旋回レバー28は第1旋回位置に設定されている。照明光は照明光路75で、旋回レバー28と連結したコンデンサ光学系58によって照明ミラー19に案内される。照明ミラー19に入射した照明光はここでは部分反射コーティングを施した領域123における反射および全反射コーティングを施した領域124における反射によって顕微鏡主対物レンズ12を介して物体領域9に部分的に偏向される。
図6は、旋回レバー28が第1旋回位置とは異なる第2旋回位置に位置する照明手段15の対応図を示す。ここでも照明光は調節可能なスリット絞りを有するスリット絞り手段81によって案内されている。照明光は折り畳まれた光路で、図4に示したミラー71,72を介してコンデンサ光学系57によって偏向される。そこから照明光路77は照明ミラー19に到達する。照明ミラー19は、部分反射コーティングを施した領域123および全反射コーティングを施した領域125における反射により、再び顕微鏡主対物レンズ12を通って物体領域9に照明光を偏向する。この設定でも物体領域9にスリット像が生じる。
図7は、照明手段15を初期設定で示す。この場合、照明ミラー19は照明光路46,48を立体部分光路5,7の光軸に対して同軸的に偏向する。照明手段15のこの設定では、光ファイバ17の光放出部27から放出した照明光は図2に示したミラー20によって物体領域9に案内される。
したがって、光放出部27からの光によって、周辺視野照明およびスリット照明のための光を準備することができる。
照明手段15のスリット絞りシステム81を図8に示す。スリット絞りシステム81は、矢印85に従って変位可能な、異なる大きさのスリット絞り83,84を含む。スリット絞りシステム81は、電気式の駆動部86を備え、この駆動部86によってスリット絞り83,84を照明光路75,77の光軸87,88に移動することができる。電気式の駆動部86によって、スリット絞りの位置を光軸87,88の外部に設定することもできる。これにより、顕微鏡主対物レンズ12の光軸107に関してスリット照明角度を変化させることが可能となる。したがって、観察者は、図1に示した眼科手術用顕微鏡1によって様々な大きさのスリット像で物体領域における患者の眼を可視化することができる。最適には、照明光路75,77に配置したスリット絞り83,84に回動性を設けてもよい。これにより、物体領域の物体構造にスリット像の配向を適合させることが可能となる。さらに、照明光路75,77におけるスリット絞り83,84の幅および高さの無段階式可変性を設けることも有利である。
図9は、眼科手術用顕微鏡1における顕微鏡主対物レンズ12を図2のIX−IX線に沿う断面における図を示す。照明手段15の初期設定では、照明光は顕微鏡主対物レンズ12の横断面89を貫通し、立体部分光路5,7の光軸に対して同軸的に延在する光路で立体部分光路5,7に重ねられる。これにより、照明光が顕微鏡主対物レンズ12の横断面89を貫通する面部分91,92は両部分光路5,7の光軸を取り囲む。
しかしながら、照明手段15の旋回レバー28を第1または第2旋回位置に移動した場合、照明光路の照明光は、重心97または99が両方の部分光路5または7のいずれか一方の光軸から両立体部分光路5,7の立体基準101よりも大きく離間されている面部分93または面部分95で顕微鏡主対物レンズ12の横断面89を貫通する。すなわち、照明光は、ここでは面の重心97,99が少なくとも一方の立体部分光路5,7の光軸から両立体部分光路5,7の立体基準101よりも大きく離間している面部分93,95で顕微鏡主対物レンズ12の横断面89を貫通する。旋回レバー28の2つの異なった旋回位置では、この場合、顕微鏡主対物レンズ12の横断面89の照明光が貫通する面部分93または95の面の重心97または99と、第1の立体部分光路5および第2の立体部分光路7との間隔はそれぞれ異なっている。
図4に示すように、旋回レバー28の旋回位置で光ファイバ17の光放出部27から放出した照明光は照明光路75,77によって物体領域9に案内され、照明光路75,77の光軸は顕微鏡主対物レンズ12の光軸107と約6°の角度103をなす。これにより、照明手段15の旋回レバー28の一方の旋回位置では、光ファイバ17の光放出部27から放出した照明光は、観察光路7の光軸に対して明らかに10°を超える角度104をなす光軸を有する照明光路75によって物体領域9に案内される。
旋回レバー28の他方の旋回位置では、光ファイバ17からの照明光は、部分光路5の光軸と10°を超える角度105をなす照明光路77によって物体領域9に到達する。
図10は、眼科手術用顕微鏡1の照明ミラー19を示す。照明ミラー19は部分反射コーティングを施したミラー面を備える領域123を有し、このミラー面を顕微鏡の部分光路5,7が貫通する。照明ミラーは領域124および125に、全反射コーティングを施したミラー面を備える。領域124または125の全反射コーティングを施したミラー面は旋回レバー28の旋回位置でミラー損失なしに照明光を物体領域9に偏向する。照明ミラー19の幾何学配置は、顕微鏡部分光路5,7の立体基準101と中央131で垂直に交わる軸線127に対して対称的である。
要約すると次の通りである。本発明は、物体領域9で物体平面45を視覚化するための顕微鏡主対物レンズ12を有する手術用顕微鏡1に関する。顕微鏡主対物レンズ12は、第1の立体部分光路5および第2の立体部分光路7によって貫通されている。眼科手術用顕微鏡1は、照明光を準備する調節可能な照明手段15を含む。照明手段15は、ビーム偏向手段19を備える照明光学系を有し、ビーム偏向手段19は、顕微鏡主対物レンズ12における物体領域9に向いていない側に配置され、顕微鏡主対物レンズ12を介して照明光を物体領域9に偏向する。照明手段15の初期設定では、照明光は第1の立体部分光路5の光軸および/または第2の立体部分光路7の光軸を少なくとも部分的に取り囲む面部分91,92で顕微鏡主対物レンズ12の横断面89を貫通する。本発明によれば、照明光は照明手段15の少なくとも1つの別の設定で、重心97,99が両部分光路7,5のいずれか一方の光軸から両立体部分光路5,7の立体基準101よりも大きく離間された面部分93,95で顕微鏡主対物レンズ12の横断面89を貫通する。
5,7 立体部分光路
9 物体領域
12 顕微鏡主対物レンズ
15 照明手段
17,26 光ファイバ
19,20 ビーム偏向手段
21 第2光放出部
22 旋回軸線
27 第1光放出部
28 旋回レバー
30 部分
31 光ファイバハウジング
32,33,34 光放出面
45 物体平面
57 コンデンサ光学系
61
83,84,87,88 スリット絞り
89 横断面
91,92,93,95 面部分
97,99 面の重心
101 立体基準
123,124,125 ミラー面
127 軸線

Claims (24)

  1. 物体領域(9)で物体平面(45)を可視化するための顕微鏡主対物レンズ(12)であって、第1の立体部分光路(5)および第2の立体部分光路(7)によって貫通される顕微鏡主対物レンズ(12)と、
    前記顕微鏡主対物レンズ(12)における前記物体領域(9)に向いていない側に配置したビーム偏向手段(19)を有する照明光学系を含み、前記顕微鏡主対物レンズ(12)を通って前記照明光を前記物体領域(9)に偏向する調節可能な照明手段(15)と
    を備え、
    前記照明手段(15)の初期設定で、前記第1の立体部分光路(5)および/または前記第2の立体部分光路(7)の光軸を少なくとも部分的に取り囲む面部分(91,92)で照明光が前記顕微鏡主対物レンズ(12)の横断面(89)を貫通する手術用顕微鏡(1)、特に眼科手術用顕微鏡において、
    前記照明手段(15)の少なくとも1つの別の設定で、面の重心(97,99)が、少なくとも一方の前記立体部分光路(5,7)の光軸から前記両立体部分光路(5,7)の立体基準(101)よりも大きく離間された面部分(93,95)で照明光が前記顕微鏡主対物レンズ(12)の前記横断面(89)を貫通することを特徴とする手術用顕微鏡。
  2. 請求項1に記載の手術用顕微鏡において、
    前記照明手段(15)の少なくとも1つの別の設定で、面の重心(97,99)が、前記第1の立体部分光路(5)の光軸および前記第2の立体部分光路(7)の光軸から異なる間隔を有している前記面部分(93,95)で照明光が前記顕微鏡主対物レンズ(12)の前記横断面(89)を貫通する手術用顕微鏡。
  3. 請求項1または2に記載の手術用顕微鏡において、
    前記ビーム偏向手段がミラー(19)であり、該ミラーが、部分反射コーティングを施したミラー面(123)を備える領域を有し、前記ミラー面(123)が、前記第1の立体部分光路(5)および/または前記第2の立体部分光路(7)によって貫通される手術用顕微鏡。
  4. 請求項3に記載の手術用顕微鏡において、
    前記ミラー(19)が、反射コーティングを施したミラー面(124,125)を有し、これにより、照明光を前記物体領域(9)に偏向する手術用顕微鏡。
  5. 請求項3または4に記載の手術用顕微鏡において、
    前記ミラーが、前記立体部分光路(5,7)の立体基準(101)と中央(131)で垂直に交差する軸線(127)に対して鏡面対称をなしている手術用顕微鏡。
  6. 請求項1から5までのいずれか一項に記載の手術用顕微鏡において、
    前記照明光学系が、前記照明手段(15)の初期設定で照明光のための光放出平面(33)に対して共役の面に配置された開口絞り(61)を無限またはほぼ無限に結像する手術用顕微鏡。
  7. 請求項1から6までのいずれか一項に記載の手術用顕微鏡において、
    前記照明光学系が、前記照明手段(15)の別の設定で、前記照明視野絞り(83,84)を前記物体領域(9)に結像する手術用顕微鏡。
  8. 請求項7に記載の手術用顕微鏡において、
    前記照明視野絞りが、スリット絞り(83,84,87,88)である手術用顕微鏡。
  9. 請求項8に記載の手術用顕微鏡において、
    前記スリット絞り(83,84,87,88)の幅および/または高さが調節可能、特に無段階式に調節可能であり、かつ/または前記照明光路におけるスリット絞りに回動性が設けられている顕微鏡。
  10. 請求項1から9までのいずれか一項に記載の手術用顕微鏡において、
    前記照明手段(15)の第1設定および第1設定とは異なる第2設定で、前記照明手段(15)の他の設定が可能であり、照明手段(15)の第1設定で、前記面の重心(97,99)と立体部分光路(7,5)の光軸との間隔が、前記顕微鏡主対物レンズ(12)における照明光が貫通する前記横断面(89)の重心(97,99)と前記立体部分光路(5,7)の光軸との間隔よりも大きいか、または小さい前記面部分(93,95)で照明光が前記顕微鏡主対物レンズ(12)の前記横断面(89)を貫通する手術用顕微鏡。
  11. 請求項1から10までのいずれか一項に記載の手術用顕微鏡において、
    可動な光放出部(21)が設けられており、該光放出部が、前記初期設定で前記第1の立体部分光路(5)の光軸および/または前記第2の立体部分光路(7)の光軸を少なくとも部分的に取り囲む前記面部分(91,92)で前記顕微鏡主対物レンズ(12)の前記横断面(89)を貫通する照明光を準備する手術用顕微鏡。
  12. 請求項11に記載の手術用顕微鏡において、
    前記光放出部(21)が、旋回軸線(22)を中心として可動である手術用顕微鏡。
  13. 請求項12に記載の手術用顕微鏡において、
    第1の前記光放出部(21)に第1および第2の光放出面(32,34)が構成されている手術用顕微鏡。
  14. 請求項11から13までのいずれか一項に記載の手術用顕微鏡において、
    前記光放出部(21)が、光ファイバ(17,26)の端部である手術用顕微鏡。
  15. 請求項14に記載の手術用顕微鏡において、
    前記光ファイバ(17)が、前記旋回軸線(22)を中心として旋回可能な旋回レバー(28)に取り付けた光ファイバハウジング(31)に収容されている手術用顕微鏡。
  16. 請求光15に記載の手術用顕微鏡において、
    前記旋回レバー(28)が、前記光ファイバ(17)を収容する部分(30)を有し、該部分(30)で前記光ファイバ(17)が前記光ファイバハウジング(31)に挿入され、該光ファイバハウジング(31)が、前記旋回レバー(28)の前記旋回軸線(22)と整列する手術用顕微鏡。
  17. 請求項1から16までのいずれか一項に記載の手術用顕微鏡において、
    可動な光放出部(27)が設けられており、該光放出部が、少なくとも1つの設定で、面の重心(97,99)がいずれか一方の前記立体部分光路(5,7)の光軸から両立体部分光路(5,7)の光軸間の立体基準(101)よりも大きく離間された面部分(93,95)で前記顕微鏡主対物レンズ(12)の前記横断面(89)を貫通する照明光を準備する手術用顕微鏡。
  18. 請求項17に記載の手術用顕微鏡において、
    可動な前記光放出部(27)のために第1設定および第1設定とは異なる設定が設けられており、該設定で、前記面の重心(97,99)が前記立体部分光路(5,7)のいずれか一方の光軸から両立体部分光路(5,7)の光軸間の立体基準(101)よりも大きく離間された面部分(93,95)で、準備した照明光が前記顕微鏡主対物レンズ(12)の前記横断面(89)を貫通する手術用顕微鏡。
  19. 請求項17または18に記載の手術用顕微鏡において、
    前記光放出部(27)が、前記光ファイバ(17,25)の端部である手術用顕微鏡。
  20. 請求項19に記載の手術用顕微鏡において、
    前記光ファイバ(17)が、前記旋回軸線(22)を中心として旋回可能な旋前記回レバー(28)に収容されている手術用顕微鏡。
  21. 請求項20に記載の手術用顕微鏡において、
    前記光ファイバハウジング(31)が、前記光ファイバ(17)を収容するフランジ部(30)を有し、該フランジ部で、前記光ファイバ(17)が前記光ファイバハウジング(31)に挿入されており、光ファイバ(17)は、前記旋回レバー(28)の前記旋回軸線(22)と整列している手術用顕微鏡。
  22. 請求項21に記載の手術用顕微鏡において、
    前記光ファイバ(17)に可動に連結されたコンデンサ光学系(57)が設けられておいり、該コンデンサ光学系が、前記照明手段(15)の第1および第2設定で、前記光ファイバ(17)の前記光放出部(27)から放出した照明光を前記物体領域(9)に偏向する手術用顕微鏡。
  23. 請求項22に記載の手術用顕微鏡において、
    前記照明手段(15)の別の設定で、前記光ファイバ(17)の前記光放出部(27)から放出した照明光が、折り畳まれた光路によってビーム偏向手段(19)に案内される手術用顕微鏡。
  24. 請求項1から23までのいずれか一項に記載の手術用顕微鏡において、
    前記顕微鏡主対物レンズ(12)における前記物体領域(9)に向いていない側に、照明光のための別のビーム偏向手段(20)が設けられており、これにより、周辺視野照明のための照明光を偏向する手術用顕微鏡。
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