JP2011035801A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用メモリを節約しつつ、低濃度における階調飛びの発生および画質劣化を抑制することができる画像処理装置を提供すること。
【解決手段】誤差情報を11ビットから8ビットに圧縮し、その後、8ビットから11ビットに復元することにより、復元後の誤差情報には、3ビット(=11ビット−8ビット)の丸め誤差が発生する。そこで、本実施形態の誤差伝播処理回路17においては、ノイズ加算器41を、誤差レンジ圧縮回路45の前に設け、圧縮前の誤差情報に、ノイズ値を加算することにより、丸め誤差が、ドット出力の有無に及ぼす影響を緩和することとしている。
【選択図】図2

Description

本発明は画像処理装置に関する。
特許文献1にも記載されるように、中間調画像を二値画像に変換する手法として、誤差伝播法が広く知られている。誤差伝播法に基づく二値化処理によれば、二値化により生じた誤差を、後に二値化処理される他の画素へ伝播することができる。具体的には、中間調画像の横方向に一列に並ぶ画素列(以下、ラスタと称する)の画素を、順に注目画素とし、その画素濃度をドット出力有り又はドット出力無しのいずれかの値に二値化してゆく。各画素の二値化処理により生じる誤差は、誤差バッファに格納しておく。そして、次に注目画素として処理される画素の画素濃度を、誤差バッファに格納した誤差(すなわち、先に二値化処理された画素で生じた誤差)で補正し、その補正後の画素濃度を閾値と比較して、二値化する。
図5(a)は、分散マトリクスの一例を模式的に示す図である。図5(a)において、◎は注目画素を示し、要素内に記載した数値は、各周辺画素の誤差に乗算する重み付け係数を示す。図5(a)に示す分散マトリクス100を使用する場合、注目画素に対して左に隣接する画素と上に隣接する画素とが、周辺画素に相当し、これらの画素で生じた誤差が、誤差バッファから読みだされ、注目画素へ伝播される。このような場合、誤差バッファは、少なくとも、2ラスタ分の誤差を格納できるように、設計しなければならない。
ここで、中間調画像の各画素の画素濃度が、例えば、10ビットで表される数値範囲(10進数で0から1023)の場合、各画素の誤差は、符号ビットを入れて、例えば、11ビットの数値範囲(10進数で−1024から1023)として処理される。メモリは通常8ビット単位で使用されるので、1画素当たり11ビットの誤差を格納するために、誤差バッファには、1画素当たり16ビットが確保される。よって、誤差バッファとしては、(16ビット×1ラスタの画素数×分散マトリクスの縦サイズ)の容量が必要となる。
そこで、各画素の11ビットの誤差を、例えば、3ビット右シフトする、すなわち、8で割り算して8ビットの数値範囲(10進数で−127から128)に圧縮してから、誤差バッファに格納することが行われている。このようにすれば、1画素当たり確保すべきメモリ量は、8ビットで良いので、メモリ使用量を半分に抑えることができる。
なお、誤差を圧縮して誤差バッファに格納した場合は、誤差バッファから誤差を読み出す際に、その誤差を3ビット左シフトすることにより、11ビットのレンジのデータに復元してから、分散マトリクスの重み付け係数を乗算し、注目画素の画素濃度に加算する。
特開平11−136510号公報
しかしながら、誤差を圧縮する従来の方法には、未だ改善の余地があった。図5(b)から(d)は、従来の手法で誤差を圧縮し復元する場合の問題点を説明する図である。図5(b)から(d)には、中間調画像の1ラスタ102を模式的に示す。ラスタ102の各要素が画素を表し、各要素に記載した数値は、各画素の画素濃度または出力値のいずれかを表している。なお、本明細書および図面に記載した数値は、特に断りがない限り、10進表記である。また、2進数表記の数値には、括弧を付し下付の「2」を記載している。
以下、図5(b)から(d)を参照して、従来の手法で、分散マトリクス100を用いた二値化処理を行うと、ラスタ102の各画素の画素濃度がどのような値に変換されるかを説明する。この説明においては、閾値が「8」、ドット出力有りとされた場合の相対値が「1023」、ドット出力無しとされた場合の相対値が「0」であるものとする。
まず、図5(b)に示すように、ラスタ102の左端の画素を、1画素目の注目画素として二値化処理する。この注目画素に対する周辺画素は存在しないから、まず、注目画素の画素濃度「7」と、閾値「8」が比較される。画素濃度「7」は閾値「8」以下であるため、当該画素濃度は、ドット出力無しを表す出力値「0」に変換される。また、画素濃度「7」から相対値「0」を減算し、誤差として「7」が算出される。すなわち、(+0000000111)が、誤差として算出される。これを3ビット右シフトし、8ビットのレンジに圧縮して誤差バッファに格納すると、誤差バッファには、(+0000000)が格納される。
図5(c)は、1番目に注目画素として処理された画素から、右隣の画素へ伝播される誤差を、模式的に示す図である。この場合、1番目に処理された画素で発生した誤差は、誤差バッファから読み出され、11ビットレンジの情報に復元されて伝播される。
しかしながら、誤差バッファから読み出した1画素目の誤差(+0000000)を、3ビット左シフトして11ビットレンジの情報に復元すると、図5(c)に示すように、復元後の誤差は、「+0000000000」となる。すなわち、1番目の注目画素において生じた本来の誤差は、「7」であるにも関わらず、圧縮と復元とにより3ビット分の精度が失われたため、次の画素へ伝播される誤差は「0」となる。
図5(d)は、2番目の注目画素を二値化処理する場合を模式的に表している。図5(c)を参照して説明したように、2番目の注目画素へ伝播される誤差は、「0」である。そのため、当該誤差に、分散マトリクス100に規定された係数「1/2」を乗算し、2番目の注目画素の画素濃度「7」に加算しても、注目画素の補正後の画素濃度は「7」のままである。したがって、1番目に処理された画素と同様、2番目に処理される注目画素の画素濃度「7」は「0」に変換され、さらに、二値化処理により生じる誤差「7」は、1番目の画素と同様、圧縮と復元により「0」となり、他の画素に伝播されず、誤差が蓄積しない。
このように、従来の手法では、絶対値が「7」以下となる誤差は常に切り捨てられる。その結果、各画素の画素濃度が0よりも大であるのにも関わらず、「ドット出力有り」に変換される画素が現れない。よって、低濃度において階調飛びが発生し、画質が劣化するという問題点があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、使用メモリを節約しつつ、低濃度における階調飛びの発生および画質劣化を抑制することができる画像処理装置を提供することを目的としている。
この目的を達成するために、請求項1記載の画像処理装置は、中間調画像の各画素を、順次、注目画素とし、前記注目画素の画素濃度を、ドット出力の有無を表す出力値に変換する変換手段と、前記変換手段により変換される前記注目画素の前記画素濃度と前記出力値との誤差に対応する注目画素の誤差情報を算出する誤差情報算出手段と、前記注目画素の誤差情報を不可逆的に圧縮する圧縮手段と、前記圧縮手段による圧縮後の前記誤差情報を格納する誤差バッファと、前記変換手段により次に注目画素として処理すべき画素の周辺画素の誤差情報を、前記誤差バッファから読み出し、復元する復元手段と、前記復元手段により復元された各周辺画素の誤差情報に基づいて、前記注目画素の画素濃度を補正する画素濃度補正手段とを備え、前記変換手段は、前記画素濃度補正手段による補正後の画素濃度に基づいて、前記注目画素の画素濃度を前記出力値に変換するものであって、前記圧縮手段により圧縮する前の前記注目画素の誤差情報に、画素毎に異なるノイズ値を加算するノイズ加算手段を備え、前記圧縮手段は、前記ノイズ値加算後の前記注目画素の誤差情報を、圧縮する。
請求項2記載の画像処理装置は、請求項1記載の画像処理装置において、前記中間調画像の各画素に対して、複数色の画素濃度が規定されている場合、前記誤差情報算出手段は、前記注目画素の誤差情報を色毎に算出するものであり、前記ノイズ加算手段は、前記注目画素の色毎の誤差情報に対して、色毎に異なるノイズ値を加算するものである。
請求項3記載の画像処理装置は、請求項1または2に記載の画像処理装置において、前記圧縮手段は、前記ノイズ値加算後の前記注目画素の誤差情報を、所定の数値で割った値を、圧縮後の誤差情報として出力するものであり、前記復元手段は、前記誤差バッファから読み出された前記周辺画素の誤差情報に前記所定の数値を乗算した値を、復元された前記周辺画素の誤差情報として出力するものであり、前記ノイズ加算手段は、前記誤差情報の圧縮と復元により生じ得る丸め誤差の範囲の値を、前記ノイズ値として加算する。
請求項4記載の画像処理装置は、請求項3記載の画像処理装置において、前記ノイズ加算手段は、前記誤差情報の圧縮と復元により生じ得る丸め誤差の範囲で振幅する乱数を、前記ノイズ値として加算する。
請求項1記載の画像処理装置によれば、注目画素の誤差情報は、不可逆的に圧縮されるので、高い圧縮率を得ることができ、使用メモリを節約することができるという効果がある。また、注目画素の誤差情報は、ノイズ値が加算された後、圧縮されるので、不可逆的な圧縮により誤差情報の切り捨てが行われたとしても、復元後の誤差情報が全て0となる事態を抑制することができる。その結果、誤差を蓄積し、ドットを生じさせることができるので、低濃度における階調飛びを抑制できるという効果がある。さらに、誤差情報には、画素毎に異なるノイズ値が加算されるので、各誤差情報に均一な値を加算する場合に比較して、ドットの出現位置を不規則にすることができ、画質劣化を抑制できるという効果がある。
ここで、「注目画素の誤差情報に、画素毎に異なるノイズ値を加算する」とは、各画素の誤差情報に均一な値を加算するのではなく、各画素間で不均一な値をノイズ値として加算することを意味している。したがって、他の画素と重複しないユニークな値が、各画素の誤差情報に加算されるように構成しても良いが、それに限定されるものではなく、いくつかの画素の誤差情報に対しては、同一の値がノイズ値として加算される場合があっても良い。
請求項2記載の画像処理装置によれば、請求項1記載の画像処理装置の奏する効果に加え、注目画素の色毎の誤差情報に対して、色毎に異なるノイズ値が加算されるので、複数色のドットを分散した位置に出現させることができ、画質劣化を抑制できるという効果がある。
請求項3記載の画像処理装置によれば、請求項1または2に記載の画像処理装置の奏する効果に加え、誤差情報の圧縮と復元により生じ得る丸め誤差の範囲の値が、ノイズ値として加算されるので、誤差情報の不可逆的な圧縮により失われる精度を、適切に補填することができるという効果がある。
請求項4記載の画像処理装置によれば、請求項3記載の画像処理装置の奏する効果に加え、誤差情報の圧縮と復元により生じ得る丸め誤差の範囲で振幅する乱数が、ノイズ値として加算されるので、ランダムなノイズ値によって、ノイズ値がドット出力の有無に及ぼす影響を不規則にすることができ、画質劣化を抑制できるという効果がある。
本発明の一実施形態であるプリンタの電気的構成を模式的に示すブロック図である。 誤差伝播処理回路の詳細を示すブロック図である。 誤差伝播処理回路において、誤差情報がどのように処理されるかを、模式的に示す図である。 誤差伝播処理回路により二値化処理を行った場合の効果を説明する模式図である。 従来通りに誤差を圧縮し復元する場合の問題点を説明する図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の画像処理装置の一実施形態であるプリンタ1の電気的構成を模式的に示すブロック図である。このプリンタ1は、誤差伝播法に基づく二値化処理を実行する装置であって、使用メモリを節約しつつ、低濃度における階調飛びの発生および画質劣化を抑制することができるように構成されている。
プリンタ1は、インクジェットプリンタであって、制御部10と、インターフェイス23と、印刷部25とが主に設けられる。制御部10には、CPU11と、ROM13と、RAM15とが設けられ、これらは、バスライン19を介して、入出力ポート21に接続されている。また、制御部10には、入出力ポート21に接続された誤差伝播処理回路17が設けられる。さらに、入出力ポート21には、インターフェイス23と印刷部25とが接続される。制御部10は、例えば、インターフェイス23を介して入力される処理対象の中間調画像を、誤差伝播処理回路17により二値化処理し、その二値化処理後のデータに基づいて、印刷部25を駆動する。印刷部25は、記録用紙を搬送する搬送機構や、制御部10からの信号に従ってインク滴を吐出する画像形成機構を備え、制御部10からの指令に従って、中間調画像の階調を、ドット出力の有無で擬似的に再現した二値画像を形成する。
CPU11は、ROM13等に記憶される固定値やプログラム或いは、インターフェイス23を介して送受信される各種信号に従って、各機能の制御や、入出力ポート21と接続された各部を制御するものである。ROM13は、CPU11で実行される制御プログラムなどを格納した書換不能なメモリである。RAM15は、書換可能な揮発性のメモリである。誤差伝播処理回路17は、誤差伝播法に基づく二値化処理を実行する回路である。
図2は、誤差伝播処理回路17を模式的に示すブロック図である。図3は、誤差伝播処理回路17において、誤差情報がどのように処理されるかを、模式的に示す図である。図2,図3を参照して、誤差伝播処理回路17の詳細を説明する。
誤差伝播処理回路17は、中間調画像の各画素を、順次、注目画素として処理し、各画素の画素濃度を、ドット出力有りを示す出力値「1」、またはドット出力無しを示す出力値「0」に変換する回路である。誤差伝播処理回路17には、分散マトリクス30と、補正回路31と、比較回路33と、変換回路35と、相対値表37と、減算器39と、ノイズ加算器41と、乱数発生器43と、誤差レンジ圧縮回路45と、誤差バッファ47と、誤差レンジ復元回路49と、誤差収集回路51とが設けられる。
分散マトリクス30は、周辺画素の誤差情報を、処理対象の注目画素に伝播する際に用いられる重み付け係数を規定するフィルタである。◎は、注目画素である。この注目画素に対し、分散マトリクス30において重み付け係数が規定された位置にある各画素が、周辺画素に相当する。
補正回路31は、周辺画素の誤差情報に基づいて、注目画素の画素濃度を補正し、出力する回路である。具体的には、注目画素の画素濃度をIxy、周辺画素の誤差情報に基づいて算出される補正値をEavexyとすると、補正後の注目画素の画素濃度I′xyは、次の(1)式により、算出される。
I′xy=Ixy+Eavexy ・・・(1)
なお、補正値Eavexyは、周辺画素の誤差情報と分散マトリクス30の重み付け係数とに基づいて、誤差収集回路51により算出される値であるが、詳細は後述する。
比較回路33は、上記(1)式で得られた補正後の注目画素の画素濃度I′xyに基づいて、注目画素の画素濃度を、ドット出力の有無を表す出力値に変換し、出力する。具体的には、補正後の注目画素の画素濃度I′xyと閾値とを比較し、画素濃度I′xyが閾値以上であれば、ドット出力有りを示す出力値「1」を出力し、補正後の注目画素の画素濃度I′xyが閾値未満であれば、ドット出力無しを示す出力値「0」を出力する。
また、比較回路33は、補正前の注目画素の画素濃度Ixyを参照する。そして、補正前の注目画素の画素濃度Ixyが「0」である場合、比較回路33は、補正後の注目画素の画素濃度I′xyが閾値以上であるか否かに関わらず、出力値として「0」を出力する。
なお、本実施形態においては、各注目画素の補正前の画素濃度Ixyは、10ビットレンジの正の整数(0〜1023)である。また、補正後の画素濃度I′xyは、符号ビットを加えた11ビットレンジの整数(−1024〜1023)であるものとして説明する。上記(1)式により算出される補正後の注目画素の画素濃度I′xyが11ビットに収まらない場合、補正回路31は、最下位桁からあふれる値を切り捨て、11ビットレンジの整数に丸めて、補正後の画素濃度I′xyとして出力する。
変換回路35は、比較回路33から出力される出力値を、相対値に変換して出力する。具体的には、出力値「1」は、相対値「1023」に変換して出力し、出力値「0」は、相対値「0」に変換して出力する。出力値と相対値との対応関係については、相対値表37に予め記述されている。
減算器39は、注目画素の画素濃度と、注目画素の出力値との誤差に対応する注目画素の誤差情報を算出し、出力する。具体的には、補正後の注目画素の画素濃度I′xyから、変換回路35が出力する相対値を減算した値を、11ビットの誤差情報として算出し、出力する。
減算器39により算出された11ビットの誤差情報は、その後、誤差レンジ圧縮回路45により8ビットの誤差情報へ不可逆的に圧縮され、誤差バッファ47に格納される。そして、その誤差情報は、他の注目画素の画素濃度を補正する補正値Eavexyを算出するために、誤差バッファ47から読み出され、誤差レンジ復元回路49により、11ビットレンジの誤差情報に復元され、使用される。
このように誤差情報を11ビットから8ビットに圧縮し、その後、8ビットから11ビットに復元することにより、復元後の誤差情報には、3ビット(=11ビット−8ビット)の丸め誤差が発生する。そこで、本実施形態の誤差伝播処理回路17においては、ノイズ加算器41を、誤差レンジ圧縮回路45の前に設け、圧縮前の誤差情報に、ノイズ値を加算することにより、丸め誤差が、ドット出力の有無に及ぼす影響を緩和することとしている。図3を参照して詳細を説明する。
図3に示すビット列60は、減算器39により算出される誤差情報の一例を表している。誤差情報を表すビット列60の先頭は、誤差情報の正負を表す符号ビット62である。ビット列60のうち、符号ビット62を除く残りの10ビットが、誤差情報の絶対値を表す。
ノイズ加算器41(図2)は、3ビットのビット列64で表される整数の乱数(0〜7)を、ノイズ値として誤差情報の絶対値に加算する。換言すれば、ノイズ加算器41は、−7から7の範囲の乱数を、ノイズ値として圧縮前の誤差情報に加算している。
ビット列66は、ノイズ値としてのビット列64が加算された後の誤差情報を表す。誤差レンジ圧縮回路45(図2)は、ノイズ値加算後の11ビットのビット列66を、3ビット右シフトすることにより、8ビットのビット列68に圧縮する。この圧縮は、ビット列66の最下位側3ビット分のビット列69を切り捨てる不可逆的な圧縮である。誤差バッファ47には、上位8ビットのビット列68が、圧縮後の誤差情報として格納される。
ビット列70は、誤差レンジ復元回路49(図2)により復元された誤差情報を表す。誤差レンジ復元回路49は、誤差バッファ47から読み出した8ビットの誤差情報を、3ビット左シフトし、シフト後に空いた最下位ビットから3ビット分のビット列71を「0」で埋めることにより、11ビットの誤差情報に復元する。
このような誤差情報の圧縮と復元により、誤差情報からは、3ビット分の精度が失われる。すなわち、−7〜7の範囲の丸め誤差が生じ得る。したがって、図3に示すビット列60のように、ノイズ値加算前の誤差情報が、例えば「7」である場合、これにノイズ値を加算せずに3ビット右シフトして圧縮すると、圧縮後の誤差情報は、「0」となる。そして、これを復元すると、復元後の誤差情報も「0」となる。このように、ノイズ値の加算を行わない場合、丸め誤差の範囲の誤差情報(本実施形態では−7〜7)は、すべて「0」とされ、蓄積することができない。
これに対し、本実施形態の誤差伝播回路17によれば、圧縮する前の誤差情報に、ノイズ値を加算する。よって、絶対値が「7」以下の誤差情報であっても、ノイズ値の加算により、その絶対値が「8」以上となる場合がある。すなわち、図3に示すビット列66のように、桁上がりによって、上位8ビットのビット列に「1」が格納される場合が生じる。その結果、図3においてビット列68として示すように、圧縮後の誤差情報の絶対値は「1」以上となり、復元後の誤差情報の絶対値は「8」以上となる。このように、本実施形態の誤差伝播回路17によれば、圧縮前の誤差情報が「0」ではないにも関わらず、圧縮と復元とにより、「0」となってしまうことを防止することができる。
図2に戻り説明する。ノイズ加算器41は、乱数発生回路43が発生する、0から7の範囲で振幅する正の整数の乱数を、減算器39が出力する誤差情報の絶対値に加算する。すなわち、−7〜7の範囲で振幅する整数の乱数を、ノイズ値として誤差情報に加算する。これにより、画素毎に異なるランダムなノイズ値を、各誤差情報に加算することができる。乱数を、ノイズ値として加算することにより、ノイズ値がドット出力の有無に及ぼす影響を不規則にすることができ、画質劣化を抑制できる。
ここで、ノイズ加算器41が加算するノイズ値の範囲は、誤差情報の圧縮と復元とで生じ得る丸め誤差の範囲に等しくすると好適である。すなわち、誤差レンジ圧縮回路45において誤差情報がNビット右シフトされる場合、ノイズ加算器41は、Nビットレンジの絶対値を、誤差情報の絶対値に加算するように構成すると良い。このようにすれば、誤差情報の不可逆的な圧縮により失われる精度を、適切に補填することができる。
なお、乱数発生器43は、疑似乱数を発生することができるものであればよく、乱数生成のアルゴリズムは、限定されるものではない。乱数発生器43は、例えば、M系列などの関数から乱数を生成し、出力するものであっても良いし、あらかじめ定められた数字の配列を記憶しておき、記憶手段から読み出した値を、乱数として出力するものであっても良い。
誤差レンジ圧縮回路45は、注目画素の誤差情報を不可逆的に圧縮し、出力する。具体的には、ノイズ値加算後の注目画素の誤差情報を、3ビット左シフトすることにより、その情報量を11ビットから8ビットへ圧縮する。すなわち、ノイズ値加算後の注目画素の誤差情報を、8(所定の数値の一例)で割った値を、圧縮後の誤差情報として出力する。
誤差レンジ圧縮回路46によれば、注目画素の誤差情報を、不可逆的に圧縮することにより、高い圧縮率を得ることができ、誤差バッファ47に必要なメモリ量を大幅に節約することができる。
誤差バッファ47は、圧縮後の誤差情報を圧縮するバッファである。上述したように、1画素分の誤差情報は、8ビットに圧縮されるので、誤差バッファ47としては、[8ビット×中間調画像の1ラスタの画素数×分散マトリクスの縦方向サイズ(図2に示す例では3)]が確保される。
誤差レンジ復元回路49は、次に注目画素として処理すべき画素の周辺画素の誤差情報を、誤差バッファ47から読み出し、復元して出力する。具体的には、誤差バッファ47から読み出された周辺画素の誤差情報を、3ビット右シフトし、最下位ビット側の3ビットには、0を格納して出力する。すなわち、誤差バッファ47から読み出された誤差情報に、8(所定の数値の一例)を乗算した値を、復元された周辺画素の誤差情報Eとして出力する。
誤差収集回路51は、分散マトリクス30に規定された重み付け係数に基づいて、周辺画素の復元後の誤差情報を収集し、補正値Eavexyを算出して出力する。具体的には、分散マトリクス30の重み付け係数をKij(iは横方向サイズであり、たとえば、i=5、jは縦方向サイズであり、たとえば、j=3、)とし、各重み付け係数に対応した位置の周辺画素の復元後の誤差情報をEijとすると、補正値Eavexyは、次の(2)式で算出される。
Eavexy=Σ(Kij×Eij) ・・・(2)
誤差収集回路51が出力する補正値Eavexyを用いて、上述した補正回路31において、次の注目画素の画素濃度が補正される。
プリンタ1の誤差伝播処理回路17によれば、各画素の誤差情報は、ノイズ値が加算された後、圧縮されるので、不可逆的な圧縮により誤差情報の切り捨てが行われ、その精度が失われる場合であっても、復元後の誤差情報が全て0となる事態を抑制することができる。その結果、上記(2)で算出される補正値Eavexyが0とならず、次の注目画素に、周辺画素の誤差を伝播することができる。
図4は、誤差伝播処理回路17により二値化処理を行った場合の効果を説明する模式図である。図4には、中間調画像の1ラスタ72を模式的に示す。図4において、二値化処理前のラスタ72の各画素の画素濃度は「7」である。また、図4を参照して説明においては、比較回路33(図2)において補正後の画素濃度I′xyと比較される閾値は「8」、変換回路35(図2)において出力値「1」は相対値「1023」に変換され、出力値「0」は相対値「0」に変換されるものとする。
図4(a)は、ラスタ72の左端の画素を、1画素目の注目画素として二値化処理する場合を示す。この注目画素に対する周辺画素は存在しないから、まず、注目画素の画素濃度「7」と、閾値「8」が比較される。画素濃度「7」は閾値「8」以下であるため、当該画素濃度は、ドット出力無しを表す出力値「0」に変換される。また、画素濃度「7」から相対値「0」を減算し、誤差として「7」が算出される。すなわち、(+0000000111)が、誤差として算出される。これにノイズ値として、例えば、「7」を加算した後、3ビット右シフトして圧縮すると、誤差バッファ47には、圧縮後の誤差として(+0000001)が格納されることとなる。
図4(b)は、2番目に注目画素として処理される画素の画素濃度を、1番目に注目画素として処理された画素から伝播する誤差情報に基づいて補正した状態を示す。この場合、1番目に処理された画素で発生した誤差情報は、誤差バッファ47から読み出され、3ビット左シフトすることにより、11ビットレンジの誤差情報(+0000001000)に復元される。そして、この復元後の誤差情報「8」に、分散マトリクス30に規定された重み付け係数「7/48」を乗算することにより、補正値Eavexyとして「1.1666・・・」が算出される。なお、この説明では、理解を容易にするために、補正値Eavexyは、符号ビットを加えた11ビットの整数として取り扱うものとする。よって、補正値Eavexy(+0000000001)が、2番目に注目画素として処理される画素の画素濃度に加算される。その結果、2番目の注目画素の補正後の画素濃度は「8」となる。
図4(c)は、2番目の注目画素を二値化処理する場合を模式的に表している。2番目の注目画素の補正後の画素濃度は、「8」であるため、当該画素の画素濃度は「1」に変換される。
このように、本実施形態の誤差伝播処理回路17によれば、圧縮前の誤差情報が、圧縮と復元により失われる丸め誤差の範囲内であっても、誤差を蓄積し、ドットを生じさせることができるので、低濃度における階調飛びを抑制することができる。また、誤差情報には、画素毎に異なるノイズ値が加算されるので、各誤差情報に均一な値を加算する場合に比較して、ドットの出現位置を不規則にすることができ、画質劣化を抑制することができる。
さらに、誤差伝播処理回路17によれば、誤差情報にノイズ値を加算しているが、ノイズ値加算後の誤差情報は、圧縮され、復元された後、分散マトリクス30の係数が乗算された上で、注目画素の画素濃度に加算される。よって、画素濃度や閾値に、直接ノイズ値を加算する場合に比較して、本実施形態の手法で加算されるノイズ値は、ドット出力の有無に直接的な影響を与え難く、ノイズ値付加による画質の乱れが生じ難い。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、上記実施形態のプリンタ1は、中間調画像の各画素濃度を、ドット出力有を表す出力値か、ドット出力無を表す出力値のいずれかに二値化する処理を行うものであった。しかしながら、三値化、または四値化など、二値以上に画素濃度を量子化する場合においても、本発明は適用可能である。例えば、出力値が、大ドット出力、中ドット出力、小ドット出力、ドット無し、の4値である場合にも、本発明は適用可能である。
また、上記実施形態では、モノクロプリンタの場合を前提として説明したが、複数色の色材を用いて画像を形成するカラープリンタの場合にも本発明は適用可能である。その場合、中間調画像の各画素に対しては、例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックなど、複数色の画素濃度が規定される。この場合、誤差伝播処理回路17の比較回路33においては、色別に画素濃度が処理される。そして、減算器39においては、注目画素の誤差情報が、色毎に算出され、出力される。そして、ノイズ加算器41においては、色毎に算出される誤差情報の各々に対し、色毎に異なるノイズ値を加算する。このようにすれば、複数色のドットがそれぞれランダムな位置に発生し易く、複数色のドットが同一の位置に集中して出現することを抑制して、分散した位置に出現させることができ、画質劣化を抑制することができる。
また、本発明は、誤差情報を8ビットのビット列に圧縮する場合に限定されるものではないが、誤差情報を8の倍数のビット数に圧縮する場合に、特に好適な効果を奏する。
また、上記実施形態では、乱数をノイズ値として加算していたが、例えば、圧縮と復元により生じる丸め誤差の範囲で、余りを発生させる所定値(たとえば、3ビットの丸め誤差が発生するのであれば8)で、注目画素の画素濃度を割り算したときの余りを、ノイズ値として加算しても良い。また、注目画素の画素濃度とその近傍画素の画素濃度との平均値を、上記の所定値で割り算したときの余りを、ノイズ値として加算しても良い。画素毎で異なる値を、ノイズ値とすることができればよいからである。
1 プリンタ(画像処理装置の一例)
17 誤差伝播処理回路(変換手段の一例)
30 分散マトリクス
31 補正回路(画素濃度補正手段の一例)
39 減算器(誤差情報算出手段の一例)
41 ノイズ加算器(ノイズ加算手段の一例)
45 誤差レンジ圧縮回路(圧縮手段の一例)
47 誤差バッファ
49 誤差レンジ復元回路(復元手段の一例)

Claims (4)

  1. 中間調画像の各画素を、順次、注目画素とし、前記注目画素の画素濃度を、ドット出力の有無を表す出力値に変換する変換手段と、
    前記変換手段により変換される前記注目画素の前記画素濃度と前記出力値との誤差に対応する注目画素の誤差情報を算出する誤差情報算出手段と、
    前記注目画素の誤差情報を不可逆的に圧縮する圧縮手段と、
    前記圧縮手段による圧縮後の前記誤差情報を格納する誤差バッファと、
    前記変換手段により次に注目画素として処理すべき画素の周辺画素の誤差情報を、前記誤差バッファから読み出し、復元する復元手段と、
    前記復元手段により復元された各周辺画素の誤差情報に基づいて、前記注目画素の画素濃度を補正する画素濃度補正手段とを備え、
    前記変換手段は、前記画素濃度補正手段による補正後の画素濃度に基づいて、前記注目画素の画素濃度を前記出力値に変換する画像処理装置であって、
    前記圧縮手段により圧縮する前の前記注目画素の誤差情報に、画素毎に異なるノイズ値を加算するノイズ加算手段を備え、
    前記圧縮手段は、前記ノイズ値加算後の前記注目画素の誤差情報を、圧縮することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記中間調画像の各画素に対して、複数色の画素濃度が規定されている場合、
    前記誤差情報算出手段は、前記注目画素の誤差情報を色毎に算出するものであり、
    前記ノイズ加算手段は、前記注目画素の色毎の誤差情報に対して、色毎に異なるノイズ値を加算するものであることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記圧縮手段は、前記ノイズ値加算後の前記注目画素の誤差情報を、所定の数値で割った値を、圧縮後の誤差情報として出力するものであり、
    前記復元手段は、前記誤差バッファから読み出された前記周辺画素の誤差情報に前記所定の数値を乗算した値を、復元された前記周辺画素の誤差情報として出力するものであり、
    前記ノイズ加算手段は、前記誤差情報の圧縮と復元により生じ得る丸め誤差の範囲の値を、前記ノイズ値として加算することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記ノイズ加算手段は、前記誤差情報の圧縮と復元により生じ得る丸め誤差の範囲で振幅する乱数を、前記ノイズ値として加算することを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
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