JP2011035277A - ブスバーアセンブリ及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ブスバー間の距離を均一に確保して性能向上を図ることができると共に、小型化・組み付け性向上を図ることができるブスバーアセンブリ及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】ブスバーアセンブリ4は、ブスバー41、42と、ブスバー41、42をこれらの積層部分において一体的にモールドして形成された樹脂モールド部43とにより構成されている。ブスバーアセンブリ4は、ブスバー41、42が厚み方向Xに重なり合う重合領域40を有している。各ブスバー41、42は、重合領域40において、厚み方向Xに貫通して形成されたブスバー貫通孔411、421を有している。各ブスバー41(42)には、ブスバー貫通孔411(421)が形成されていない部分であり、かつ、その他のブスバー42(41)のブスバー貫通孔421(411)に対して厚み方向Xに対向する対向部413(423)が存在する。
【選択図】図4

Description

本発明は、所定の間隔を設けて積層された複数のブスバーを樹脂によって一体的にモールドしてなるブスバーアセンブリに関する。
近年、車両用途等におけるモータ技術分野において、モータ損失低減の要求からブラシレスDCモータやリラスタンスモータ等が多く使用されている。この種のモータの駆動には、PWM制御インバータ装置の使用が通常であるが、このPWM制御インバータ装置は、大電流の高速スイッチングが必須であり、その結果としてブスバーのインダクタンス成分により、大きなスイッチングサージ電圧が発生することが知られている。
そこで、ブスバーのインダクタンスを低減するために、例えば、スイッチング回路に給電するブスバーを接地用のブスバーにより覆うことや、ブスバーの幅を増大すること等の対策が講じられている。
また、近年のモータ制御の高速スイッチング化により、ブスバーのインダクタンスによるスイッチングサージ電圧の低減がますます重要となっている。このインダクタンスの低減には、モータ制御用のスイッチング回路の一端へスイッチング電流を流すブスバーと、スイッチング回路の他端からスイッチング電流が流出するブスバーとを電気的な絶縁性を有する樹脂(以下、絶縁樹脂という)を介して対面させる積層型のブスバーアセンブリ構造を採用することが有効である。
このような積層型のブスバーアセンブリ構造としては、例えば、所定の間隔を設けて積層された複数のブスバーと、その複数のブスバーを一体的にモールドして形成された絶縁樹脂からなる樹脂モールド部とにより構成されたブスバーアセンブリがある(特許文献1、2参照)。
特開2007−209141号公報 特開2007−215340号公報
上記積層型のブスバーアセンブリ構造では、ブスバーのインダクタンス低減を実現するため、ブスバー間の距離を均一に確保することが求められる。しかしながら、製造時において、複数のブスバーを絶縁樹脂によりモールドする際に、その絶縁樹脂の成形圧力、流動性等によってブスバーに変形、位置ずれ等が生じ、ブスバー間の距離が不均一となってしまうという問題点がある。
そのため、従来、図8に示すような形状のブスバーアセンブリ9が用いられていた。このブスバーアセンブリ9は、ブスバー91において外側へ突出する突出部919を接続端子918とは別に設けたものである。このような構造とすることで、突出部919を成形型等で押さえてブスバー91の位置を固定し、この状態で絶縁樹脂の成形を行っていた。なお、図8は、複数のブスバーのうち、1つのブスバー91のみを図示している。
しかしながら、製造後のブスバーアセンブリ9は、図8に示すごとく、樹脂モールド部93からブスバー91の突出部919が外側に飛び出した状態となる。そのため、突出部919と周囲の部品との間の絶縁距離、突出部919同士の沿面絶縁距離等を十分に確保しなければならなかった。また、このようなことを考慮しながら、ブスバー91の突出部919を設けなければならず、その設計も困難となっていた。
また、ブスバー91をその外周部から外側へ突出した突出部919において固定するため、ブスバー91の中央部において固定が不十分となり、絶縁樹脂の成形圧力、流動性等によるブスバー91の変形、位置ずれ等を十分に抑制することができない場合もあった。
また、上記特許文献2のように、ブスバーにインジェクション圧逃がし孔を設け、絶縁樹脂成形時のブスバーの変形、位置ずれ等を抑制することもできるが、このような構造とした場合には、絶縁樹脂の成形圧力、流動性等を考慮して設計をしなければならず、その設計も困難となっていた。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、ブスバー間の距離を均一に確保して性能向上を図ることができると共に、小型化・組み付け性向上を図ることができるブスバーアセンブリ及びその製造方法を提供しようとするものである。
第1の発明は、所定の間隔を設けて厚み方向に積層された導体からなる平板状の複数のブスバーと、該複数のブスバーをこれらの積層部分において一体的にモールドして形成された絶縁樹脂からなる樹脂モールド部とにより構成されたブスバーアセンブリであって、
該ブスバーアセンブリは、複数の上記ブスバーが上記厚み方向に重なり合うと共にこれらが上記樹脂モールド部によりモールドされた重合領域を有し、
上記各ブスバーは、上記重合領域において、上記厚み方向に貫通して形成されたブスバー貫通孔を有し、
上記各ブスバーには、上記ブスバー貫通孔が形成されていない部分であると共にその他の上記ブスバーの上記ブスバー貫通孔に対して上記厚み方向に対向している対向部が少なくとも一箇所存在することを特徴とするブスバーアセンブリにある(請求項1)。
第2の発明は、所定の間隔を設けて厚み方向に積層された導体からなる平板状の複数のブスバーと、該複数のブスバーをこれらの積層部分において一体的にモールドして形成された絶縁樹脂からなる樹脂モールド部とにより構成され、上記各ブスバーが上記厚み方向に貫通して形成されたブスバー貫通孔を有するブスバーアセンブリを製造する方法であって、
成形型により形成されたキャビティ内に、上記複数のブスバーを上記厚み方向に所定の間隔を設けて積層配置するブスバー配置工程と、
その後、上記キャビティ内に、上記絶縁樹脂を充填して上記樹脂モールド部を形成する樹脂モールド部形成工程とを有し、
上記ブスバー配置工程では、複数の上記ブスバーが上記厚み方向に重なり合うと共にこれらを上記絶縁樹脂によりモールドする重合領域において、上記各ブスバーの少なくとも一箇所を一対の挟持部によって上記厚み方向に挟持すると共に、上記一対の挟持部の一方又は両方をその他の上記ブスバーの上記ブスバー貫通孔に貫通させることを特徴とするブスバーアセンブリの製造方法にある(請求項5)。
上記第1の発明のブスバーアセンブリにおいて、上記各ブスバーは、上記重合領域において、上記厚み方向に貫通して形成されたブスバー貫通孔を有している。そして、上記各ブスバーには、上記ブスバー貫通孔が形成されていない部分に上記対向部が少なくとも一箇所存在し、該対向部は、その他の上記ブスバーの上記ブスバー貫通孔に対して上記厚み方向に対向している。
すなわち、上記構造とすることにより、上記複数のブスバーのうちの1つのブスバーに存在する上記対向部と、その他のブスバーに形成された上記ブスバー貫通孔とが上記厚み方向に一直線に並んで配置されることになる。
そのため、製造時、上記複数のブスバーを所定の位置・間隔で配置した後、例えば成形型等を用いて上記各ブスバーの上記対向部を上記厚み方向において挟持することができる。これにより、上記複数のブスバーを絶縁樹脂によって一体的にモールドする際に、上記各ブスバーを上記重合領域において十分に固定することができ、絶縁樹脂の成形圧力、流動性等による上記ブスバーの変形、位置ずれ等を抑制することができる。それ故、上記ブスバー間の距離を確実に保持することができる。
また、上記各ブスバーを上記重合領域、すなわち上記複数のブスバーを重ね合わせて絶縁樹脂によりモールドする領域において、十分に固定することができる。そのため、従来(図8参照)のようにブスバーの外側に突出部を設け、そのブスバーを絶縁樹脂でモールドしない突出部において固定する等の場合に比べて、絶縁樹脂の成形圧力、流動性等による上記ブスバーの変形、位置ずれ等を抑制することができる。これにより、上記ブスバー間の距離を確実に保持することができる。
そして、上記のごとく、上記ブスバーアセンブリは、上記構造を採用することにより、製造時において上記ブスバー間の距離を確実に保持することができる。そのため、最終的に上記ブスバー間の距離を所望の距離にて均一に確保することができる。また、これによって、上記ブスバーのインダクタンスを低減してスイッチングサージ電圧の低減を図る等、性能向上を実現することができる。
また、従来(図8参照)のように、ブスバーを固定するための突出部等を設ける必要がなくなる。そのため、上記ブスバーの小型化、さらには上記ブスバーアセンブリ全体の小型化を図ることができる。また、上記ブスバーの外周を上記樹脂モールド部によって覆い、外部との絶縁性を十分に確保することができるため、周囲の部品との間の絶縁距離等を考慮して設計する必要がなくなり、上記ブスバーアセンブリの組み付け性を向上させることができる。
上記第2の発明のブスバーアセンブリの製造方法において、上記ブスバー配置工程では、上記成形型の上記キャビティ内に、上記複数のブスバーを上記厚み方向に所定の間隔を設けて積層配置する。このとき、上記各ブスバーを、上記重合領域の少なくとも一箇所において、上記一対の挟持部の一方又は両方をその他の上記ブスバーの上記ブスバー貫通孔に貫通させた状態で、上記一対の挟持部によって上記厚み方向に挟持する。そして、その後の上記樹脂モールド部形成工程では、上記各ブスバーをこのように固定した状態で、上記キャビティ内に上記絶縁樹脂を充填し、上記樹脂モールド部を形成する。
すなわち、本発明の製造方法では、上記各ブスバーを上記重合領域において十分に固定した状態で、上記複数のブスバーを絶縁樹脂によって一体的にモールドすることができる。これにより、絶縁樹脂の成形圧力、流動性等による上記ブスバーの変形、位置ずれ等を抑制することができ、上記ブスバー間の距離を確実に保持することができる。
また、上記各ブスバーを上記重合領域、すなわち上記複数のブスバーを重ね合わせて絶縁樹脂によりモールドする領域において、十分に固定することができる。そのため、従来のようにブスバーの外側に突出部を設け、そのブスバーを絶縁樹脂でモールドしない突出部において固定する等の場合に比べて、絶縁樹脂の成形圧力、流動性等による上記ブスバーの変形、位置ずれ等を抑制することができる。これにより、上記ブスバー間の距離を確実に保持することができる。
そして、上記のごとく、製造時において上記ブスバー間の距離を確実に保持することができるため、最終的に、上記ブスバー間の距離を所望の距離にて均一に確保した上記ブスバーアセンブリを製造することができる。また、これによって、上記ブスバーのインダクタンスを低減してスイッチングサージ電圧の低減を図る等、上記ブスバーアセンブリの性能向上を実現することができる。
また、従来(図8参照)のように、ブスバーに突出部を設け、その突出部において固定する等の必要がなくなる。そのため、上記ブスバーの小型化、さらには上記ブスバーアセンブリ全体の小型化を図ることができる。また、上記ブスバーの外周を上記樹脂モールド部によって覆い、外部との絶縁性を十分に確保することができるため、周囲の部品との間の絶縁距離等を考慮して設計する必要がなくなり、上記ブスバーアセンブリの組み付け性に優れた上記ブスバーアセンブリを製造することができる。
このように、本発明によれば、ブスバー間の距離を均一に確保して性能向上を図ることができると共に、小型化・組み付け性向上を図ることができるブスバーアセンブリ及びその製造方法を提供することができる。
実施例1における、ブスバーアセンブリを用いたモータ制御装置を示す回路図。 実施例1における、ブスバーアセンブリを示す斜視図。 実施例1における、ブスバーアセンブリを示す説明図((a):上面図、(b):正面図)。 実施例1における、ブスバーアセンブリを示す説明図((a):図3(a)のA−A線矢視断面図、(b):図3(b)のB−B線矢視断面図、(c):図3(b)のC−C線矢視断面図)。 実施例1における、(a)〜(c)ブスバーアセンブリの製造工程を示す説明図。 実施例2における、(a)、(b)ブスバーアセンブリの別例を示す説明図。 実施例3における、ブスバーアセンブリの別例を示す説明図。 従来における、ブスバーアセンブリを示す説明図。
上記第1の発明において、上記ブスバーアセンブリは、例えば、車両に搭載された走行用の三相交流モータを制御するモータ制御装置等に用いることができる。
また、上記ブスバーアセンブリは、上記重合領域を有しており、該重合領域は、複数の上記ブスバーが上記厚み方向に重なり合っている。ここで、複数の上記ブスバーが重なり合っているとは、上記ブスバーアセンブリを構成するすべてのブスバーのうち、少なくとも2以上のブスバーが重なっていることをいう。すなわち、すべてのブスバーが重なっていてもよいし、そのうちの一部のブスバーが重なっていてもよい。
例えば、上記ブスバーアセンブリを3層のブスバーで構成した場合には、3層すべてのブスバーが重なっている領域も、3層のうちの2層のブスバーが重なっている領域も上記重合領域となり得る。
また、上記各ブスバーは、上記対向部を少なくとも一箇所有している。すなわち、上記対向部の数は、上記ブスバーの大きさ等を考慮し、上記本発明の効果が十分に得られるような範囲で必要な箇所設ければよい。
また、上記ブスバーの上記ブスバー貫通孔の断面形状や大きさ等は、上記本発明の効果が得られるのであれば、任意で選択・設定することができる。例えば、断面形状は、円形状、四角形状等とすることができる。
また、上記ブスバー貫通孔の数や配置等に関しても、上記本発明の効果が得られるのであれば、どのように設定してもよい。例えば、上記ブスバー貫通孔を複数列に配置したりすることができる。このようにすることで、上記ブスバーの面積が大きい場合にも対応することができる。
また、上記ブスバーの上記対向部は、上記厚み方向に貫通して形成された対向貫通孔を有することが好ましい(請求項2)。
この場合には、例えば成形型等を用いて上記各ブスバーの上記対向部を上記厚み方向において挟持することで上記ブスバーの厚み方向位置を保持し、さらにその成形型等を上記対向貫通孔に挿入させることで上記ブスバーの面方向位置も保持することができる。
なお、上記対向貫通孔の断面形状や大きさ等は、上記本発明の効果が得られるのであれば、任意で選択・設定することができる。
また、上記樹脂モールド部は、上記ブスバーの上記対向部の両面からそれぞれ外部へと連通するように上記厚み方向に形成されたモールド連通穴を有し、該モールド連通穴は、上記ブスバーの上記対向部から直接外部へと形成されている又は上記ブスバーの上記対向部からその他の上記ブスバーの上記ブスバー貫通孔を貫通して形成されていてもよい(請求項3)。
この場合には、例えば成形型等を用いて上記各ブスバーの上記対向部を上記厚み方向において挟持した状態で絶縁樹脂によってモールドして上記樹脂モールド部を形成した後、その成形型等を取り外すことにより、上記構造のブスバーアセンブリを得ることができる。そのため、上記構造を採用することにより、上記ブスバーアセンブリの製造を容易にすることができる。
なお、上記モールド連通穴の断面形状や大きさ等は、上記本発明の効果が得られるのであれば、任意で選択・設定することができる。
また、上記ブスバーの上記ブスバー貫通孔の内周面は、外部に露出することなく上記樹脂モールド部によって覆われていることが好ましい(請求項4)。
この場合には、上記ブスバー貫通孔の内周面の絶縁性を確保することができる。これにより、上記ブスバー間の絶縁性を向上させることができる。例えば、上記モールド連通穴を介して近接する上記ブスバーの上記対向部とその他の上記ブスバーの上記ブスバー貫通孔との絶縁性を十分に確保することができる。
上記第2の発明において、上記ブスバーにおける上記一対の挟持部によって挟持され、その他の上記ブスバーの上記貫通孔に対して上記厚み方向に対向する対向部は、上記厚み方向に貫通して形成された対向貫通孔を有し、上記ブスバー配置工程では、上記一対の挟持部の一方の先端面に設けられた突起部を上記対向貫通孔に挿入させた状態で、上記各ブスバーを上記一対の挟持部によって上記厚み方向に挟持することが好ましい(請求項6)。
この場合には、上記一対の挟持部によって上記ブスバーの厚み方向位置を保持することができると共に、上記挟持部の上記突起部を上記対向貫通孔に挿入させることによって上記ブスバーの面方向位置も保持することができる。
また、上記樹脂モールド部形成工程では、上記ブスバーの上記ブスバー貫通孔の内周面を上記絶縁樹脂によって覆うことが好ましい(請求項7)。
この場合には、上記ブスバー貫通孔の内周面の絶縁性を確保することができる。これにより、上記ブスバー間の絶縁性を向上させることができる。
(実施例1)
本発明の実施例にかかるブスバーアセンブリ及びその製造方法について、図を用いて説明する。
本例では、図1に示すごとく、ブスバーアセンブリ4を、車両に搭載された走行用の三相交流モータ2を制御するモータ制御装置1に用いた例について説明する。
同図に示すごとく、モータ制御装置1は、三相交流モータ2を駆動するインバータ10を備えている。インバータ10には、インバータ用IGBT11a〜11f、フライホイールダイオード12a〜12f及びコンデンサ13が配設されている。
同図に示すごとく、インバータ用IGBT11a〜11fは、オン・オフを適宜繰り返すことで、インバータ10に入力された直流電圧を交流電圧に変換するためのスイッチング素子である。正極ブスバー41に接続された3つのインバータ用IGBTのコレクタ11a〜11cは、正極ブスバー41を介して高圧バッテリ3の正極31に接続されている。また、負極ブスバー42に接続された3つのインバータ用IGBT11d〜11fのエミッタは、負極ブスバー42を介して高圧バッテリ3の負極32に接続されている。
また、インバータ用IGBT11a、11dの接続点A、インバータ用IGBT11b、11eの接続点B及びインバータ用IGBT11c、11fの接続点Cは、それぞれU相ブスバー51、V相ブスバー52及びW相ブスバー53を介して三相交流モータ2のU相、V相及びW相に接続されている。
同図に示すごとく、フライホイールダイオード12a〜12fのアノードは、インバータ用IGBT11a〜11fのエミッタに接続されている。また、フライホイールダイオード12a〜12fのカソードは、インバータ用IGBT11a〜11fのコレクタに接続されている。
同図に示すごとく、コンデンサ13は、直流電圧を平滑化するための素子である。コンデンサ13は、インバータ10内において、正極ブスバー41と負極ブスバー42との間を繋ぐように配設されている。
そして、ブスバーアセンブリ4は、正極ブスバー41及び負極ブスバー42を絶縁樹脂によって一体的にモールドした状態で、インバータ10内に配設されている。
次に、上記ブスバーアセンブリ4の構造について、図2〜図4を用いて説明する。
本例のブスバーアセンブリ4は、図2〜図4に示すごとく、所定の間隔を設けて厚み方向Xに積層された導体からなる平板状の正極ブスバー41及び負極ブスバー42と、正極ブスバー41及び負極ブスバー42をこれらの積層部分において一体的にモールドして形成された絶縁樹脂からなる樹脂モールド部43とにより構成されている。
具体的には、図2、図3に示すごとく、細長い薄板状の正極ブスバー41及び負極ブスバー42は、所定の間隔を設けて厚み方向Xに積層されている。正極ブスバー41及び負極ブスバー42は、これらの積層部分における中央部が樹脂モールド部43によって一体的にモールドされている。そして、正極ブスバー41及び負極ブスバー42の両端にある接続端子418、428は、樹脂モールド部43から互いに反対方向に飛び出した状態となっている。接続端子418、428には、接続固定用貫通孔419、429が設けられている。
本例では、正極ブスバー41及び負極ブスバー42は、導体である銅板よりなる。また、樹脂モールド部43は、絶縁樹脂であるポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂よりなる。
図3、図4に示すごとく、ブスバーアセンブリ4は、正極ブスバー41及び負極ブスバー42が厚み方向Xに重なり合うと共に樹脂モールド部43によりモールドされた重合領域40を有している。
正極ブスバー41は、重合領域40において、厚み方向Xに貫通して形成された断面円形状のブスバー貫通孔411を2つ有している。
また、負極ブスバー42は、重合領域40において、厚み方向Xに貫通して形成された断面円形状のブスバー貫通孔421を3つ有している。
図4に示すごとく、正極ブスバー41には、ブスバー貫通孔411が形成されていない部分であると共に負極ブスバー42のブスバー貫通孔421に対して厚み方向Xに対向している対向部413が3箇所存在する。すなわち、対向部413は、負極ブスバー42のブスバー貫通孔421を厚み方向Xに正極ブスバー41へ投影した部分である。また、対向部413は、厚み方向Xに貫通して形成された対向貫通孔414を有している。
また、負極ブスバー42には、ブスバー貫通孔421が形成されていない部分であると共に正極ブスバー41のブスバー貫通孔411に対して厚み方向Xに対向する対向部423が2箇所存在する。すなわち、対向部423は、正極ブスバー41のブスバー貫通孔411を厚み方向Xに負極ブスバー42へ投影した部分である。また、対向部423は、厚み方向Xに貫通して形成された対向貫通孔424を有している。
同図に示すごとく、樹脂モールド部43は、正極ブスバー41及び負極ブスバー42の対向部413、423の両面からそれぞれ外部へと連通するように厚み方向Xに形成された断面円形状のモールド連通穴431を有している。
正極ブスバー41の対向部413の両面からそれぞれ形成された一対のモールド連通穴431は、一方が直接外部へと形成されており、他方が負極ブスバー42のブスバー貫通孔421を貫通して外部へと形成されている。これにより、正極ブスバー41の対向部413は、モールド連通穴431を介して外部に露出している。
また、負極ブスバー42の対向部423の両面からそれぞれ形成された一対のモールド連通穴431は、一方が直接外部へと形成されており、他方が正極ブスバー41のブスバー貫通孔411を貫通して外部へと形成されている。これにより、負極ブスバー42の対向部423は、モールド連通穴431を介して外部に露出している。
また、モールド連通穴431の内径は、正極ブスバー41及び負極ブスバー42のブスバー貫通孔411、421の内径よりも小さくなっている。そのため、正極ブスバー41及び負極ブスバー42のブスバー貫通孔411、421の内周面412、422は、外部に露出することなく樹脂モールド部43によって覆われている。
次に、本例のブスバーアセンブリ4を製造する方法について、図5を用いて説明する。
本例では、まず、所定の場所に所定の数のブスバー貫通孔411、421及び対向貫通孔414、424が形成された正極ブスバー41及び負極ブスバー42を準備する。
次いで、図5(a)に示すごとく、成形型6により形成されたキャビティ61内に、正極ブスバー41及び負極ブスバー42を厚み方向Xに所定の間隔を設けて積層配置する(ブスバー配置工程)。
このとき、正極ブスバー41を、ブスバー貫通孔411が厚み方向Xにおいて負極ブスバー42の対向貫通孔424に対向する位置となるように配置する。これにより、正極ブスバー41のブスバー貫通孔411と負極ブスバー42の対向貫通孔424とが厚み方向Xに一直線に並んで配置され、対向貫通孔424の周囲が対向部423となる。
また、負極ブスバー42を、ブスバー貫通孔421が厚み方向Xにおいて正極ブスバー41の対向貫通孔部414に対向する位置となるように配置する。これにより、負極ブスバー42のブスバー貫通孔421と正極ブスバー41の対向貫通孔414とが厚み方向Xに一直線に並んで配置され、対向貫通孔414の周囲が対向部413となる。
そして、正極ブスバー41にある3箇所の対向部413をそれぞれ一対の挟持部62(62a、62b)によって厚み方向Xに挟持する。ここで、挟持部62aは、負極ブスバー42のブスバー貫通孔421を貫通した状態で、正極ブスバー41の対向部413に当接している。さらに、挟持部62aの先端面に設けられた突起部621は、正極ブスバー41の対向貫通孔414に挿入されている。一方、挟持部62bは、直接正極ブスバー41の対向部413に当接している。これにより、正極ブスバー41の厚み方向位置及び面方向位置を固定する。
これと同時に、負極ブスバー42にある2箇所の対向部423をそれぞれ一対の挟持部63(63a、63b)によって厚み方向Xに挟持する。ここで、挟持部63aは、正極ブスバー41のブスバー貫通孔411を貫通した状態で、負極ブスバー42の対向部423に当接している。さらに、挟持部63aの先端面に設けられた突起部631は、負極ブスバー42の対向貫通孔424に挿入されている。一方、挟持部63bは、直接負極ブスバー42の対向部423に当接している。これにより、負極ブスバー42の厚み方向位置及び面方向位置を固定する。
その後、図5(b)に示すごとく、成形型6のキャビティ61内に、絶縁樹脂430を充填して硬化させることにより、樹脂モールド部43を形成する(樹脂モールド部形成工程)。
このとき、正極ブスバー41のブスバー貫通孔411の内周面412と挟持部63bとの間及び負極ブスバー42のブスバー貫通孔421の内周面422と挟持部62aとの間には、隙間611が設けられている。そのため、充填される絶縁樹脂430の流動性を高め、さらには成形圧力をより一層緩和することができる。
最後に、図5(c)に示すごとく、成形型6を取り外すことにより、本例のブスバーアセンブリ4が得られる。
次に、本例のブスバーアセンブリ4における作用効果について説明する。
本例のブスバーアセンブリ4において、各ブスバー41、42は、重合領域40において、厚み方向Xに貫通して形成されたブスバー貫通孔411、421を有している。また、各ブスバー41、42には、ブスバー貫通孔411、421が形成されていない部分に対向部413、423が複数箇所存在する。そして、正極ブスバー41の対向部413は、負極ブスバー42のブスバー貫通孔421に対して厚み方向Xに対向しており、負極ブスバー42の対向部423は、正極ブスバー41のブスバー貫通孔411に対して厚み方向Xに対向している(図4(a))。
すなわち、上記構造とすることにより、正極ブスバー41の対向部413と負極ブスバー42のブスバー貫通孔421とが厚み方向Xに一直線に並んで配置されることになる。また、負極ブスバー42の対向部423と正極ブスバー41のブスバー貫通孔411とが厚み方向Xに一直線に並んで配置されることになる(図4(a))。
そのため、製造時、ブスバー41、42を所定の位置・間隔で配置した後、本例のように、各ブスバー41、42の対向部413、423を挟持部62、63によって厚み方向Xに挟持することができる(図5(a))。これにより、ブスバー41、42を絶縁樹脂430によって一体的にモールドする際に、各ブスバー41、42を重合領域40において十分に固定することができ(図5(b))、絶縁樹脂430の成形圧力、流動性等によるブスバーの変形、位置ずれ等を抑制することができる。それ故、ブスバー41、42間の距離を確実に保持することができる。
また、ブスバー41、42を重合領域40、すなわちブスバー41、42を重ね合わせて絶縁樹脂430によりモールドする領域において、十分に固定することができる。そのため、従来(図8参照)のようにブスバーの外側に突出部を設け、そのブスバーを絶縁樹脂でモールドしない突出部において固定する等の場合に比べて、絶縁樹脂430の成形圧力、流動性等によるブスバー41、42の変形、位置ずれ等を抑制することができる。これにより、ブスバー41、42間の距離を確実に保持することができる。
そして、上記のごとく、ブスバーアセンブリ4は、上記構造を採用することにより、製造時においてブスバー41、42間の距離を確実に保持することができる。そのため、最終的にブスバー41、42間の距離を所望の距離にて均一に確保することができる(図5(c))。また、これによって、ブスバー41、42のインダクタンスを低減してスイッチングサージ電圧の低減を図る等、性能向上を実現することができる。
また、従来(図8参照)のように、ブスバーを固定するための突出部等を設ける必要がなくなる。そのため、ブスバー41、42の小型化、さらにはブスバーアセンブリ4全体の小型化を図ることができる。また、ブスバー41、42の外周を樹脂モールド部43によって覆い、外部との絶縁性を十分に確保することができるため、周囲の部品との間の絶縁距離等を考慮して設計する必要がなくなり、ブスバーアセンブリ4の組み付け性を向上させることができる。
また、本例では、ブスバー41、42の対向部413、423は、厚み方向Xに貫通して形成された対向貫通孔414、424を有している。そのため、製造時において、ブスバー41、42の対向部413、423を挟持部62、63によって厚み方向Xに挟持することでブスバー41、42の厚み方向位置を保持し、さらに挟持部62a、63aの先端面に設けられた突起部621、631を対向貫通孔414、424に挿入させることでブスバー41、42の面方向位置も保持することができる(図5(a))。
また、ブスバー41、42のブスバー貫通孔411、421の内周面412、422は、外部に露出することなく樹脂モールド部43によって覆われている。そのため、ブスバー貫通孔411、412の内周面412、422の絶縁性を確保することができる。これにより、外部に露出しているブスバー41、42の対向部413、423とそれに近接するブスバー貫通孔411、421との間の絶縁性を確保することができる。また、樹脂モールド部43内において、外部に露出する部分が対向部413、423のみとなるため、これらの沿面絶縁距離を十分に確保することができる。
このように、本例のブスバーアセンブリ4は、ブスバー41、42間の距離を均一に確保して性能向上を図ることができると共に、小型化・組み付け性向上を図ることができる。
(実施例2)
本例は、ブスバーアセンブリにおけるブスバーのブスバー貫通孔の配置等を変更した例である。
図6(a)、(b)のように、ブスバー41、42が比較的面積の広いものである場合には、ブスバー貫通孔411、421を複数列で配置することもできる。図6(a)では、ブスバー貫通孔411、421を縦方向及び横方向において互い違いに配置している。
また、図6(b)のように、ブスバー貫通孔411、421、対向貫通孔414、424、モールド連通穴431の断面形状を四角形状とすることもできる。
このように、ブスバー41、42のブスバー貫通孔411、421の断面形状や大きさ等は、上記本発明の効果が得られるのであれば、任意で選択・設定することができる。
また、ブスバー貫通孔411の数や配置等に関しても、上記本発明の効果が得られるのであれば、任意で様々に設定することができる。このようにすることで、ブスバー41、42の面積が大きい場合にも対応することができる。
また、対向貫通孔414、424の断面形状や大きさ、モールド連通穴431の断面形状や大きさ等も、上記本発明の効果が得られるのであれば、任意で選択・設定することができる。
その他の構成及び作用効果については、実施例1と同様である。
(実施例3)
本例は、ブスバーアセンブリにおけるブスバーの数を変更した例である。
本例のブスバーアセンブリ5は、図1に示すごとく、実施例1と同様にモータ制御装置1において採用したものであり、U相ブスバー51、V相ブスバー52及びW相ブスバー53を絶縁樹脂によって一体的にモールドした状態で、インバータ10内に配設されている。
図7に示すごとく、ブスバーアセンブリ5は、U相ブスバー51、V相ブスバー52及びW相ブスバー53と、U相ブスバー51、V相ブスバー52及びW相ブスバー53をこれらの積層部分において一体的にモールドして形成された樹脂モールド部54とにより構成されている。
同図に示すごとく、U相ブスバー51、V相ブスバー52及びW相ブスバー53は、重合領域50において、所定の場所に所定の数のブスバー貫通孔511、521、531及び対向部513、523、533を有している。対向部513、523、533は、対向貫通孔514、524、534を有している。また、樹脂モールド部54は、モールド連通穴541を有している。また、ブスバー貫通孔511、521、531の内周面512、522、532は、外部に露出することなく樹脂モールド部54によって覆われている。
その他、基本的な構成は、実施例1のブスバーアセンブリ4と同様である。
また、実施例1のブスバーアセンブリ4と同様の作用効果を有する。
4 ブスバーアセンブリ
40 重合領域
41 正極ブスバー
42 負極ブスバー
411、421 ブスバー貫通孔
413、423 対向部
43 樹脂モールド部

Claims (7)

  1. 所定の間隔を設けて厚み方向に積層された導体からなる平板状の複数のブスバーと、該複数のブスバーをこれらの積層部分において一体的にモールドして形成された絶縁樹脂からなる樹脂モールド部とにより構成されたブスバーアセンブリであって、
    該ブスバーアセンブリは、複数の上記ブスバーが上記厚み方向に重なり合うと共にこれらが上記樹脂モールド部によりモールドされた重合領域を有し、
    上記各ブスバーは、上記重合領域において、上記厚み方向に貫通して形成されたブスバー貫通孔を有し、
    上記各ブスバーには、上記ブスバー貫通孔が形成されていない部分であり、かつ、その他の上記ブスバーの上記ブスバー貫通孔に対して上記厚み方向に対向する対向部が少なくとも一箇所存在することを特徴とするブスバーアセンブリ。
  2. 請求項1において、上記ブスバーの上記対向部は、上記厚み方向に貫通して形成された対向貫通孔を有することを特徴とするブスバーアセンブリ。
  3. 請求項1又は2において、上記樹脂モールド部は、上記ブスバーの上記対向部の両面からそれぞれ外部へと連通するように上記厚み方向に形成されたモールド連通穴を有し、
    該モールド連通穴は、上記ブスバーの上記対向部から直接外部へと形成されている又は上記ブスバーの上記対向部からその他の上記ブスバーの上記ブスバー貫通孔を貫通して形成されていることを特徴とするブスバーアセンブリ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項において、上記ブスバーの上記ブスバー貫通孔の内周面は、外部に露出することなく上記樹脂モールド部によって覆われていることを特徴とするブスバーアセンブリ。
  5. 所定の間隔を設けて厚み方向に積層された導体からなる平板状の複数のブスバーと、該複数のブスバーをこれらの積層部分において一体的にモールドして形成された絶縁樹脂からなる樹脂モールド部とにより構成され、上記各ブスバーが上記厚み方向に貫通して形成されたブスバー貫通孔を有するブスバーアセンブリを製造する方法であって、
    成形型により形成されたキャビティ内に、上記複数のブスバーを上記厚み方向に所定の間隔を設けて積層配置するブスバー配置工程と、
    その後、上記キャビティ内に、上記絶縁樹脂を充填して上記樹脂モールド部を形成する樹脂モールド部形成工程とを有し、
    上記ブスバー配置工程では、複数の上記ブスバーが上記厚み方向に重なり合うと共にこれらを上記絶縁樹脂によりモールドする重合領域において、上記各ブスバーの少なくとも一箇所を一対の挟持部によって上記厚み方向に挟持すると共に、上記一対の挟持部の一方又は両方をその他の上記ブスバーの上記ブスバー貫通孔に貫通させることを特徴とするブスバーアセンブリの製造方法。
  6. 請求項5において、上記ブスバーにおける上記一対の挟持部によって挟持され、その他の上記ブスバーの上記貫通孔に対して上記厚み方向に対向する対向部は、上記厚み方向に貫通して形成された対向貫通孔を有し、
    上記ブスバー配置工程では、上記一対の挟持部の一方の先端面に設けられた突起部を上記対向貫通孔に挿入させた状態で、上記各ブスバーを上記一対の挟持部によって上記厚み方向に挟持することを特徴とするブスバーアセンブリの製造方法。
  7. 請求項5又は6において、上記樹脂モールド部形成工程では、上記ブスバーの上記ブスバー貫通孔の内周面を上記絶縁樹脂によって覆うことを特徴とするブスバーアセンブリの製造方法。
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