JP2011034625A - 磁気情報読取装置、磁気情報読取装置の制御方法、及び、プログラム - Google Patents

磁気情報読取装置、磁気情報読取装置の制御方法、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】MICR文字を磁気ヘッドにより高精度で磁気的に読み取ることが可能な磁気情報読取装置、この磁気情報読取装置の制御方法、及び、プログラムを提供する。
【解決手段】ドットインパクトプリンター10は、磁気インクにより記録されたMICR情報を磁気的に読み取って読取信号を出力する磁気ヘッド34と、磁気ヘッド34から出力された読取信号を処理することにより、MICR情報を特定して出力し、MICR情報を特定できない場合に、再試行条件を決定し、決定した再試行条件に従って磁気ヘッド34によってMICR情報を読み取らせるCPU40とを備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、磁気情報読取装置、この磁気情報読取装置の制御方法、及び、プログラムに関する。
従来、小切手等の記録媒体において、磁気インクを使用して文字や記号を印字することにより磁気的に情報を記録するMICR技術が広く用いられており、この技術により磁気的に記録された情報はMICR情報と呼ばれている。
通常、MICR情報を読み取る場合には、磁気ヘッドを磁気インク文字に接触させて磁気的な読み取りが行われるが、磁気ヘッドが磁気インク文字の位置からずれている、磁気ヘッドのゲインが適切でない、等の原因で、十分な読取精度が得られないことがある。
そこで、MICR情報の読取装置の中には、MICR情報を磁気的に読み取った結果と、光学的に読み取った結果とを合わせてMICR情報を判別することで、識別精度の向上を図ったものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−258100号公報
しかしながら、MICR情報を読み取る処理において、光学的な読取結果に強く依存してしまうと、磁気インクを使用したことの意義が薄れてしまう。すなわち、磁気インク文字を使用するのは、記録された情報が通常のインクによる改ざんの防止、発見をするためである。従って、MICR情報が改ざんされていないことを示す信頼性や正当性を担保するためには、MICR情報を磁気的に読み取ることが望ましく、磁気的な読み取り時の読取精度を向上させることが望まれる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、MICR文字を磁気ヘッドにより高精度で磁気的に読み取ることが可能な磁気情報読取装置、この磁気情報読取装置の制御方法、及び、プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、磁気インクにより記録されたMICR情報を磁気的に読み取って読取信号を出力する磁気読取部と、前記磁気読取部から出力された読取信号を処理することにより、前記MICR情報を特定して出力する情報特定部と、前記情報特定部により前記MICR情報を特定できない場合に、再試行条件を決定し、決定した再試行条件に従って前記磁気読取部によって前記MICR情報を読み取らせる再試行制御部と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、MICR情報を磁気的に読み取った結果、MICR情報の内容が特定できない場合には、再試行条件を決定して読み取りを再試行するので、読み取りの成功率が高まり、高精度で磁気的にMICR情報を読み取ることができる。また、再試行条件を決定できるため、固定的な条件により再試行を行う場合に比べて成功率が著しく高まることが期待でき、より高い読取精度で磁気的にMICR情報を読み取れる。
上記構成において、前記再試行制御部は、前記磁気読取部から出力された読取信号の状態に基づいて、前記再試行条件を決定してもよい。
この場合、MICR情報を特定できなかった原因に対応した適切な再試行条件を決定できる。このため、再試行時の読み取りの成功率が大幅に高まるので、高精度で、磁気的にMICR情報を読み取れる。
また、上記構成において、前記再試行制御部は、前記磁気読取部から出力された読取信号の状態に基づいて、予め設定された複数の前記再試行条件の決定方法のいずれかを選択し、選択した方法により前記再試行条件を決定してもよい。
この場合、MICR情報を特定できなかった原因に対応して予め設定された方法を適切に選択し、この適切な方法によって好適な再試行条件を決定できる。このため、再試行時の読み取りの成功率が大幅に高まるので、高精度で、磁気的にMICR情報を読み取れる。
また、上記構成において、前記再試行制御部は、予め設定された複数の前記再試行条件の決定方法のうち短時間で実行可能な方法から順に選択し、選択した方法により前記再試行条件を決定してもよい。
この場合、より短時間で実行可能な方法によって再試行条件が設定されるので、再試行に要する時間が短くて済む。このため、読み取り処理の完了を大きく遅延させずに、読み取りの成功率を高め、高精度で、磁気的にMICR情報を読み取れる。
また、上記構成において、前記再試行制御部は、前記再試行条件として、前記磁気読取部におけるゲインの変更、或いは、前記磁気読取部により読み取りを行う位置の変更を行うことにより、前記再試行条件を決定してもよい。
この場合、再試行条件として、MICR情報の読み取り時のゲイン或いは磁気読取部により読み取る位置を変更し、再試行を行わせるので、ゲインの不適合及び読取位置のずれが原因でMICR情報を特定できなかった場合に、再試行によって読み取りを成功させることができる。これにより、再試行時によって読み取りの成功率を高めることで、高精度で磁気的にMICR情報を読み取れる。
また、本発明は、磁気インクにより記録されたMICR情報を磁気的に読み取って読取信号を出力する磁気読取部を備えた磁気情報読取装置を制御して、前記磁気読取部から出力された読取信号を処理することにより、前記MICR情報を特定して出力し、前記情報特定部により前記MICR情報を特定できない場合に、再試行条件を決定し、決定した再試行条件に従って前記磁気読取部によって前記MICR情報を読み取らせること、を特徴とする。
この方法によれば、MICR情報を磁気的に読み取った結果、MICR情報の内容が特定できない場合には、再試行条件を決定して読み取りを再試行するので、読み取りの成功率が高まり、高精度で磁気的にMICR情報を読み取ることができる。また、再試行条件を決定できるため、固定的な条件により再試行を行う場合に比べて成功率が著しく高まることが期待でき、より高精度で磁気的にMICR情報を読み取れる。
また、本発明は、磁気インクにより記録されたMICR情報を磁気的に読み取って読取信号を出力する磁気読取部を備えた磁気情報読取装置を制御するコンピューターにより実行されるプログラムであって、前記コンピューターを、前記磁気読取部から出力された読取信号を処理することにより、前記MICR情報を特定して出力する情報特定部と、前記情報特定部により前記MICR情報を特定できない場合に、再試行条件を決定し、決定した再試行条件に従って前記磁気読取部によって前記MICR情報を読み取らせる再試行制御部と、して機能させることを特徴とする。
このプログラムをコンピューターによって実行することにより、磁気情報読取装置によって、MICR情報を磁気的に読み取った結果、MICR情報の内容が特定できない場合には、再試行条件を決定して読み取りを再試行するので、読み取りの成功率が高まり、高精度で磁気的にMICR情報を読み取ることができる。また、再試行条件を決定できるため、固定的な条件により再試行を行う場合に比べて成功率が著しく高まることが期待でき、より高精度で磁気的にMICR情報を読み取れる。
本発明によれば、再試行によって読み取りの成功率を高めることで、高精度で磁気的にMICR情報を読み取ることができる。
実施形態におけるドットインパクトプリンターの外観斜視図である。 プリンター本体を示す斜視図である。 プリンター本体の側断面図である。 磁気データ読書部の構成を示す要部斜視図である。 プリンターの機能的構成を示すブロック図である。 記録媒体としての小切手の一態様を示す平面図である。 出力信号の状態を模式的に示す図である。 ドットインパクトプリンターの動作を示すフローチャートである。 ドットインパクトプリンターの動作を示すフローチャートである。 ドットインパクトプリンターの動作を示すフローチャートである。 ドットインパクトプリンターの動作を示すフローチャートである。 ドットインパクトプリンターの動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る記録装置としてのドットインパクトプリンター10の外観を示す正面斜視図である。図2は、プリンター本体11を示す外観斜視図である。図3は、図1のドットインパクトプリンター10を示す側断面図である。なお、以下の説明では、手差口15が開口した側、すなわち図3中の左側をフロント(前)側とし、図3中の右側をリア(後)側とする。
図1に示すドットインパクトプリンター10は、記録ヘッド18(図2、図3参照)が備える複数の記録ワイヤー(図示略)を、リボンカートリッジ(図示略)から繰り出したインクリボン(図示略)を介して記録媒体Sに押し付け、この記録媒体Sの記録面上にドットを形成することにより、文字や記号、画像等を記録するものである。
また、ドットインパクトプリンター10は、光学読取装置200(図3参照)を有し、この光学読取装置200によって記録媒体Sの表面に表示された文字や記号、画像等を読み取り、読み取った画像を出力することが可能である。
ドットインパクトプリンター10で使用可能な記録媒体としては、所定長さに切断されたカットシート、連続シート、及び、冊子形態の媒体がある。カットシートは、単票紙、単票複写紙、定型紙、葉書、封筒、カードなどがあり、連続シートには複数枚が連接された連続紙やロール紙を含む。また、冊子形態の記録媒体としては、例えば通帳が挙げられる。ここでいう通帳とは、複数枚の記録用紙が綴じられた冊子形態となっており、この冊子を開いた内側の面が記録面となったもので、裏表紙には、磁気的に情報の記録・消去・読出が可能な磁気ストライプが設けられている。
本実施形態では、ドットインパクトプリンター10により、図1に示すカットシート形態の記録媒体Sを用いる場合について説明する。記録媒体Sは定型サイズの1枚の紙からなる帳票であり、小切手或いは手形(以下、小切手と総称する)として使用される。
記録媒体Sには、インクを用いて支払場所の金融機関名等が記録されるとともに、磁気インクによって金額、通し番号等が記録されている。この磁気インクにより記録された文字や記号はMICR(Magnetic Ink Character Reading)情報と呼ばれ、光学的に認識可能であるのは勿論のこと、磁気的に読み取ることが可能である。記録媒体Sには、MICR情報を記録する領域として、予め、磁気記録領域MSが設定されている。
なお、以下の説明において、矩形の記録媒体Sの4辺のうち、ドットインパクトプリンター10へ向かって差し込まれる側の辺を先端とし、この先端と対向する側の辺を後端とする。
ドットインパクトプリンター10は、図1に示すように、上部ケース13及び下部ケース14を備えており、上部ケース13の上部には上部カバー12が設けられている。上部ケース13及び下部ケース14の前面には、記録媒体Sを挿入あるいは排出する手差口15が開口している。
図2に示すように、ドットインパクトプリンター10はプリンター本体11を有する。プリンター本体11は、下本体部11Aと、この下本体部11Aの後端部に軸11Cで支持される上本体部(図示略)とを備える。下本体部11Aは、上部ケース13及び下部ケース14(図1)に収納されると共に、上記上本体部は、上部カバー12に固定され、上部カバー12を開いたときに上本体部が軸11Cを中心に回動し、プリンター本体11内部が露出する。
図2及び図3に示すように、プリンター本体11は、ベースフレーム16、右サイドフレーム17A及び左サイドフレーム17Bを備えた本体フレームと、記録ヘッド18及びキャリッジ19を備えた記録機構部20と、プラテン21、第1駆動ローラー22A、第1従動ローラー22B、第2駆動ローラー23A、第2従動ローラー23B、第3駆動ローラー124A、第3従動ローラー124B、下案内面24A、上案内面24B、媒体搬送モーター26及び駆動輪列部27を備えた搬送機構100と、記録媒体Sの向きを補正する整列板28を備えた整列機構30と、記録媒体Sの磁気記録領域MSに記録された情報の読み取りを行う磁気読取部としての磁気ヘッド34を備えた磁気データ読書部29と、磁気記録領域MSの読み取り時に、記録媒体Sの浮き上がりを抑制する媒体押え部35と、を有する。
ベースフレーム16の略両端部には、右サイドフレーム17A及び左サイドフレーム17Bが立設されている。サイドフレーム17A、17Bの間には、キャリッジガイド軸31とプラテン21とが平行に架け渡され、また、下案内面24Aと案内面24Bとが上下に対向して配設されている。下案内面24Aと上案内面24Bとの間の空間は、記録媒体Sが搬送される搬送路Aを構成し、手差口15から挿入された記録媒体Sは、この搬送路Aを通って搬送機構100によって記録ヘッド18とプラテン21との間へ搬送され、さらにプラテン21を越えて表面スキャナー111側へ搬送される。
プラテン21の上方には、プラテン21に対向するように記録ヘッド18が配置されている。
キャリッジ19は、キャリッジガイド軸31に摺動自在に挿通され、無端形状の駆動ベルト(図示略)によってキャリッジ駆動モーター56(図5)の駆動プーリーに連結され、このキャリッジ駆動モーター56の正転又は逆転により、キャリッジガイド軸31に沿って、図1中符号Xで示す主走査方向に往復移動される。キャリッジ19は、一対のサイドフレーム17A、17Bの間の範囲で移動(走査)可能である。なお、キャリッジ19の主走査方向Xに直交する方向(図1中符号Y)を、副走査方向とする。
キャリッジ19に搭載される記録ヘッド18は、キャリッジ19と共に主走査方向に走行される間に、その先端面においてプラテン21に対向するワイヤー突出部(図示略)から記録ワイヤーを突出させてインクリボンに打ち当て、このインクリボンのインクを、プラテン21と記録ヘッド18との間に搬送される記録媒体Sに付着させて、記録媒体Sに記録を行う。このインクリボンは、上記の本体フレーム又はキャリッジ19に装着されるリボンカートリッジ(図示略)内に折り畳まれて収納され、キャリッジ19の走査に伴って繰り出される。
プラテン21は、キャリッジ19の走行方向に延在して平面形状に形成され、付勢ばね41によって、記録ヘッド18に向けて付勢されると共に弾性支持されている。
搬送機構100は、プリンター本体11において記録ヘッド18よりフロント側に配置された第1駆動ローラー22A及び第1従動ローラー22Bと、プリンター本体11において記録ヘッド18よりもリア側に配置された第2駆動ローラー23A及び第2従動ローラー23Bと、表面スキャナー111よりもリア側に配置された第3駆動ローラー124A及び第3従動ローラー124Bとを備えて構成される。
第1駆動ローラー22A、第2駆動ローラー23A及び第3駆動ローラー124Aは、媒体搬送モーター26及び駆動輪列部27によって回転駆動される駆動ローラーであり、第1従動ローラー22B、第2従動ローラー23B及び第3従動ローラー124Bは、それぞれ第1駆動ローラー22A、第2駆動ローラー23A、及び、第3駆動ローラー124A側に所定の押圧力でばね42A、42B、42Cによりばね付勢されている従動ローラーである。
図2に示すように、右サイドフレーム17Aの外側には駆動輪列部27が配置される。駆動輪列部27は、正転及び逆転可能な媒体搬送モーター26の駆動軸に回転一体に固定されたモーターピニオン51を備え、モーターピニオン51の駆動力が、減速ギア52を介して第2駆動ローラー23Aの第2ローラー軸33に取り付けられた第2駆動ギア53Bへ伝達され、更に、この第2駆動ギア53Bから中間ギア54を介して第1駆動ローラー22Aの第1ローラー軸32に取り付けられた第1駆動ギア53Aに伝達される。また、第2駆動ローラー23Aの第2ローラー軸33の回転力が、例えば、駆動ベルト(図示略)によって第3駆動ローラー124Aの第3ローラー軸134に伝達される。これにより、第1駆動ローラー22A、第2駆動ローラー23A、及び、第3駆動ローラー124Aは媒体搬送モーター26の駆動力により同一方向に回転して、記録媒体Sを搬送する。
整列機構30は、手差口15から挿入された記録媒体Sの向きを、副走査方向に沿って整えて、記録媒体Sの搬送時の斜行(スキュー)を防止する。整列機構30は、搬送路Aの下方から搬送路A内に進退可能に設けられた整列板28と、この整列板28を上下に移動させる整列モーター(図示略)と、第1駆動ローラー22A及び第1従動ローラー22Bとを備えて構成される。整列機構30は、搬送路Aに整列板28を突出させた状態で、第1駆動ローラー22A及び第1従動ローラー22Bによって記録媒体Sを搬送し、整列板28に対して記録媒体Sの先端部を突き当てることで記録媒体Sの向きを整列板28に揃える。記録媒体Sは矩形であるから、整列後の記録媒体Sは搬送方向に対してほぼ真っ直ぐになる。
ドットインパクトプリンター10は、記録媒体Sを検出する各種センサーを備えている。
第1駆動ローラー22Aの近傍には、手差口15から挿入された記録媒体Sの有無を検出する媒体端センサー47が、キャリッジ19の主走査方向に沿って複数設置されている。媒体端センサー47は、記録媒体Sによって所定位置で光線が遮られることを検知する光センサーであり、具体的には、搬送路Aに向けて光を発する光源と、その反射光を検出する受光部とを備えた反射型光センサー、或いは、搬送路Aを挟んで対向するように光源と受光部とを配した透過型光センサーである。この媒体端センサー47により、手差口15からの記録媒体Sの挿入、及び、プリンター本体11内からの記録媒体Sの排出完了が検出される。
また、キャリッジ19には、記録媒体Sの幅を検出する媒体幅センサー55が搭載される。媒体幅センサー55は、キャリッジ19と共にプラテン21上を走査される光センサーであり、キャリッジ19の走査時における媒体幅センサー55の検出状態とキャリッジ19の位置とに基づいて、記録媒体Sの幅方向の端位置を特定でき、これにより記録媒体Sの横幅を求めることができる。
第1駆動ローラー22Aと整列板28との間には、キャリッジ19の主走査方向に沿って8個の整列検出センサー58が並べて配設される。整列検出センサー58は、例えば、媒体端センサー47と同様に、記録媒体Sにより光が遮られたことを検知する光センサーであり、例えば、搬送路Aを挟んで上下に対向する発光部(LED等)と受光部(フォトトランジスター等)とを備えて構成される透過型光センサーである。
整列検出センサー58は、上記のように記録媒体Sの傾きの補正(整列)が完了した時点で整列板28に接する記録媒体Sの先端を検知する位置にあり、整列検出センサー58の検知状態に基づいて、整列後の記録媒体Sの搬送方向に対する傾きが許容範囲内にあるか否かを判定することができる。例えば、主走査方向に並ぶ整列検出センサー58のうち、隣り合う2個が記録媒体Sを同時に検出した場合、整列が完了したと判断される。
また、ドットインパクトプリンター10は、媒体搬送モーター26の駆動制御、キャリッジ19の走行制御、記録ヘッド18の記録ワイヤーによる記録動作の制御、光学読取装置200の読み取り動作の制御等、ドットインパクトプリンター10の全体を制御する制御部として、例えばプリンター本体11のリア側の下部に、制御基板部(図示略)を備えている。
光学読取装置200は、表面スキャナー111、裏面スキャナー112、及び、搬送機構100を備えて構成される。
図3に示すように、プリンター本体11の後部に配置された表面スキャナー111及び裏面スキャナー112は、記録媒体Sの表面および裏面に記録されている文字や記号、画像等の情報をそれぞれ読み取るイメージセンサーである。例えば、表面スキャナー111及び裏面スキャナー112はCIS(Contact Image Sensor)型の画像読取センサーで構成され、記録媒体Sに密着する平坦なガラス面111A、112Aと、LED等の光源から出力される光を記録媒体Sの読み取り領域に対して照射する光源部(図示略)と、主走査方向(X方向)に一列に配列された複数の受光素子(図示略)と、この受光素子からの信号を上記制御基板部に出力する制御回路部(図示略)と、をそれぞれ備えて構成される。なお、表面スキャナー111及び裏面スキャナー112はCIS型に限らず、CCD(Charge Coupled Device)型を用いてもよい。
表面スキャナー111及び裏面スキャナー112は、第2駆動ローラー23Aと第3駆動ローラー124Aとの間に配置され、これらのローラーを含む搬送機構100によって搬送される記録媒体Sを連続的に読み取る。
図4は、磁気データ読書部29の構成を示す斜視図である。磁気データ読書部29は、プリンター本体11の長手方向(図中矢印X方向)に平行に渡された2本の磁気ヘッドガイド軸60、61と、これら磁気ヘッドガイド軸60、61に支持されて、上記長手方向に往復移動する磁気ヘッドユニット62と、磁気ヘッド駆動モーター64とを備える。磁気ヘッドユニット62は、無端形状の磁気ヘッド駆動ベルト63を介して磁気ヘッド駆動モーター64に連結され、磁気ヘッド駆動モーター64の正転動作及び逆転動作により、磁気ヘッドユニット62は磁気ヘッドガイド軸60、61に沿って往復移動される。
磁気ヘッドユニット62は記録媒体Sの磁気記録領域MSを走査する磁気ヘッド34を備える。磁気ヘッド34は、磁気記録領域MSに磁気インクで記録された文字や記号を磁気的に読み取って、読み取り信号を出力する。本実施形態では、磁気ヘッド34はプリンター本体11の手差口15側に設けられ、記録媒体Sの搬送方向に対して記録ヘッド18と直列に配置されている。
図5は、ドットインパクトプリンター10の機能的構成を示すブロック図である。
この図5に示すドットインパクトプリンター10の制御系の一部は、上述した制御基板部に実装される。
ドットインパクトプリンター10は、制御プログラムに基づいてドットインパクトプリンター10の全体を制御するCPU40と、CPU40により実行される制御プログラムや処理されるデータ等を記憶したEEPROM42と、CPU40によりEEPROM42から読み出された制御プログラムやデータ等を一時的に記憶するRAM41と、ドットインパクトプリンター10を制御するホストコンピューター2との間で情報を送受信する際のデータ形式を変換するインターフェース(I/F)43を備えている。
CPU40には、ゲートアレイ(G/A)45を介して、記録ヘッド18及び磁気ヘッド34が接続されている。ゲートアレイ45は、CPU40の制御に従って記録ヘッド18に駆動電流を出力して、記録ワイヤーを突出させる。また、ゲートアレイ45は、CPU40の制御に従って、磁気情報の読み取り時には、磁気ヘッド34に対して読み取り用電流を出力する一方、磁気ヘッド34が出力する信号電流(読取信号)をデジタル化してCPU40に出力する。
ゲートアレイ45には、媒体端センサー47、媒体幅センサー55、表面スキャナー111、及び、裏面スキャナー112が接続されている。ゲートアレイ45は、CPU40の制御に従って、媒体端センサー47及び媒体幅センサー55に駆動電流を出力して、これらセンサーが備える光源を点灯させるとともに、各センサーが備える受光部に流れる検出電流をデジタル化してCPU40に出力する。また、ゲートアレイ45は表面スキャナー111及び裏面スキャナー112に対して駆動電流を出力し、表面スキャナー111及び裏面スキャナー112が備える光源部を点灯させるとともに、これらスキャナーが備える制御回路部の出力信号をデジタルデータとしてCPU40に出力する。
さらに、ゲートアレイ45には、モータードライバー48が接続されている。モータードライバー48は、媒体搬送モーター26、キャリッジ駆動モーター56及び磁気ヘッド駆動モーター64に接続され、これら各モーターに駆動電流や駆動パルスを供給して、これらのモーターを動作させる。なお、モータードライバー48には、整列板28を動作させる整列モーター(図示略)等が接続されていてもよい。
CPU40は、EEPROM42に格納された制御プログラムに基づいて、ゲートアレイ45を介して記録ヘッド18やモータードライバー48を制御すると共に、媒体端センサー47及び媒体幅センサー55の検出結果を取得する。そして、CPU40は、媒体搬送モーター26を駆動して記録媒体Sを符号Yで示す副走査方向に搬送させ、キャリッジ駆動モーター56を駆動してキャリッジ19を符号Xで示す主走査方向に走査させ、さらに、磁気ヘッド駆動モーター64を駆動して磁気ヘッドユニット62を符号Xで示す主走査方向に走査させる。また、CPU40は、ゲートアレイ45を制御して、記録ヘッド18を駆動して記録ワイヤーを突出させ、或いは、磁気ヘッド34による磁気情報処理を行わせる。
次に、ドットインパクトプリンター10の動作の概略を説明する。
記録媒体Sが図1に示す手差口15から挿入されると、この記録媒体Sは、第1駆動ローラー22A及び第1従動ローラー22Bにより挟まれてプラテン21の手前まで搬送される。
このとき記録媒体Sの搬送方向の傾きを直すべく、記録媒体Sの搬送路A内に整列板28が突出し、この整列板28に記録媒体Sが当接した状態で、さらに搬送されることにより、記録媒体Sの傾きが補正されて整列される。
次いで、整列板28が搬送路Aから退避し、記録媒体Sは、媒体幅センサー55によって幅の検出が可能な範囲まで搬送され、キャリッジ19が主走査方向に移動されると共に、媒体幅センサー55によって記録媒体Sの位置が検出される。続いて、記録媒体Sは、磁気記録領域MSが磁気データ読書部29で読み取り可能な位置まで搬送される。その後、磁気データ読書部29の磁気ヘッド駆動モーター64が駆動され、磁気ヘッドユニット62が上記磁気ヘッドガイド軸60、61に支持されて符号Xで示す主走査方向に移動することにより、この磁気ヘッドユニット62の磁気ヘッド34が、記録媒体Sの磁気記録領域MSに対して磁気的な情報の読み取りを行う。なお、このとき、媒体幅センサー55によって検出された記録媒体Sの位置が参照され、適切な範囲が走査される。磁気ヘッド34によって読み取られたMICR情報は、ゲートアレイ45によってデジタル化され、CPU40に出力される。CPU40は、ゲートアレイ45から供給されたデータに基づいて、文字情報を解析し、テキスト情報に変換する。MICR情報として記録されている文字情報を解析できた場合には、得られたテキスト情報をホストコンピューター2に対して送信する。
次に、記録媒体Sを表面スキャナー111及び裏面スキャナー112の位置まで搬送させる。そして、記録媒体Sの裏面と表面を光学的にスキャンし、得られた情報をゲートアレイ45においてデジタルデータとしての画像データに変換し、CPU40に供給する。なお、このとき、媒体幅センサー55の検出結果に基づいて、スキャンする範囲が決定される。
CPU40は、供給された裏面と表面の画像データをホストコンピューター2に対して送信する。ホストコンピューター2では、例えば、送信された記録媒体Sの画像データを、受入銀行から支払銀行に伝送することによって決済を行う。
表面スキャナー111及び裏面スキャナー112によるスキャン処理が終了すると、記録媒体Sはプラテン21上の記録位置まで搬送される。そして、磁気データ読書部29で読み取られたMICR情報に基づいて、記録ヘッド18及びキャリッジ19が上記主走査方向に移動する間に、記録媒体Sの記録面に、例えば、当該小切手が使用済みであることを示す情報を記録する。
この記録ヘッド18による記録動作は、記録ヘッド18が主走査方向を左向き又は右向きに走行される間に、記録ヘッド18の記録ワイヤーにより1行分の記録がなされ、この1行分の記録がなされる度に、上記各ローラー22A、22B、23A及び23Bが記録媒体Sを所定長(例えば通常行間分)搬送させ、これらの動作が繰り返されることにより実施される。
最後に、第1駆動ローラー22A及び第1従動ローラー22Bによって記録媒体Sがフロント側へ搬送され、記録媒体Sが手差口15から排出される。
図6は、記録媒体Sの一具体例を示す平面図である。
この図6に示すように、記録媒体Sの表面(或いは裏面)における磁気記録領域MSの位置及びサイズは、記録媒体Sの4辺からのオフセット距離dx1,dx2,dy1,dy2によって特定できる。ドットインパクトプリンター10は、ホストコンピューター2から、MICR情報の読み取り命令を受信する際に、整列板28による整列位置から、磁気記録領域MSが磁気データ読書部29で読み取り可能な位置に到達するまでの搬送距離(以下、搬送拒離Y1とする)に関する情報と、記録媒体Sの先端が表面スキャナー111及び裏面スキャナー112に到達するまでの搬送距離(以下、搬送拒離Y2とする)に関する情報と、記録媒体Sの後端が表面スキャナー111及び裏面スキャナー112に到達するまでの搬送距離(以下、搬送拒離Y3とする)に関する情報と、磁気記録領域MSの記録媒体Sにおける4辺からのオフセット距離dx1,dx2,dy1,dy2に関する情報と、を受信する。
そして、ドットインパクトプリンター10は、記録媒体Sの磁気記録領域MSが磁気ヘッド34によって読み取り可能な位置まで搬送されたら、磁気ヘッド34による読み取りを行う。
或いは、ドットインパクトプリンター10は、記録媒体Sとして使用される媒体の種類と、各媒体における記録媒体Sの4辺からの磁気記録領域MSのオフセット距離dx1,dx2,dy1,dy2、上述した搬送拒離Y1、Y2、Y3、記録媒体Sの各辺のサイズ等を、EEPROM42に記憶していてもよい。
ところで、記録媒体Sの磁気記録領域MSに記録されたMICR情報の読み取りを行う際に、磁気ヘッド34のゲインの適否、記録媒体Sの搬送方向における磁気ヘッド34と磁気記録領域MSとの位置ずれ、磁気ヘッド34の走査方向における磁気ヘッド34と磁気記録領域MSとの位置ずれ、等の原因によって良好な読取信号が得られず、磁気インクにより記録された文字や記号等を特定できない場合がある。
図7は、MICR情報を読み取った場合に磁気ヘッド34から出力される磁気情報の例を模式的に示す図である。図7(A)はMICR情報の一例を示し、図7(B)は読み取り成功時の読取信号の例を示し、図7(C)、図7(D)は読み取りに成功しなかった場合の読取信号の例を示す。
図7(A)に例示するMICR情報70は、等間隔で並ぶA、B、Cの3つの文字71で構成される。このMICR情報70を左端E1から右端E2にかけて磁気ヘッド34によって読み取った場合、読み取りに成功したときの読み取り信号の波形は、例えば図7(B)に示すようになる。図7(B)の信号波形は十分な大きさで、各々の文字71に対応するピークが明瞭に分離している。CPU40は、この波形をデジタル化したデジタルデータのパターンを、予めEEPROM42に記憶しているパターンと照合することにより、各々の文字71がどの文字であるかを特定する。
ここで、磁気ヘッド34のゲインが不適切な場合には、例えば図7(C)に示すように、読取信号のゲインが不十分になってしまうので、この読取信号の波形をパターンと照合しても文字71を特定できない。
また、磁気ヘッド34が走査した位置が、磁気記録領域MSの位置からずれていた場合も、適切な読取信号が得られない。磁気ヘッド34の走査位置が記録媒体Sの搬送方向にずれていた場合、文字71の上部または下部しか磁気ヘッド34によって走査されないため、磁気ヘッド34が出力する読取信号の波形は、例えば図7(D)に示すように、読み取りに成功したときの波形とは異なる形になってしまう。この場合、読取信号の波形が異なるため、この波形をパターンと照合しても本来の文字71を特定できない。
このように、MICR情報の読み取りが成功しなかった場合、すなわち、磁気記録領域MSを磁気ヘッド34により読み取った場合の読取信号からMICR情報を特定できない場合、ドットインパクトプリンター10は、読み取りを再試行して、MICR情報を確実に読み取れるようにする。この再試行に際して、ドットインパクトプリンター10は、再試行の条件を決定する。
例えば、図7(C)及び図7(D)に示したように、磁気ヘッド34が出力した読取信号の状態から、読み取りが成功しなかった原因を概ね特定できる。このため、ドットインパクトプリンター10は、磁気ヘッド34の読取信号の状態に基づいて、読み取りに成功しなかった原因を特定し、この原因を解消するように、再試行条件を決める。再試行条件を決める方法としては、例えば、磁気ヘッド34のゲインの変更、記録媒体Sに対して磁気ヘッド34により読み取りを行う位置の変更がある。ドットインパクトプリンター10は、特定した原因に対応して、再試行条件を決める方法を決定し、この方法によって再試行条件を決める。
例えば、図7(C)に示したような読取信号の状態に基づき、読み取りに成功しなかった原因を不適切なゲインと特定した場合、ドットインパクトプリンター10のCPU40は、再試行条件を決定する方法として“ゲインの変更”を選択し、ゲインの変更量を、予め設定された変更量に基づいて決定する。そして、CPU40は、ゲートアレイ45から磁気ヘッド34に流れる駆動電流を調整し、変更後のゲインで磁気ヘッド34による読み取りを行わせる。この場合のゲインの変更量(増減量)は、予め設定され、EEPROM42に記憶された値を用いてもよいし、磁気ヘッド34の読取信号の状態に基づいて決定してもよい。
また、例えば、図7(D)に示したような読取信号の状態に基づき、読み取りに成功しなかった原因を読み取り位置のずれと特定した場合、CPU40は、再試行条件を決定する方法として“読み取り位置の変更”を選択し、ゲートアレイ45及びモータードライバー48を制御して媒体搬送モーター26を駆動させ、記録媒体Sを搬送方向に所定量だけ搬送させる。この場合の搬送量、及び、搬送方向は、予め設定され、EEPROM42に記憶された値を用いてもよいし、磁気ヘッド34の読取信号の状態に基づいて決定してもよい。
図8は、ドットインパクトプリンター10に記録媒体Sとして小切手が挿入された場合に実行される処理について説明するフローチャートである。この図8に示す処理は、ドットインパクトプリンター10のCPU40がEEPROM42に記憶されている制御プログラムを読み出して実行することにより、ハードウェアとソフトウェアとの協働により実現される。この図8に示す動作中、CPU40は、情報特定部及び再試行制御部として機能する。
ドットインパクトプリンター10が備えるCPU40は、まず、記録媒体Sが手差口15に挿入され、媒体端センサー47によって記録媒体Sの先端が検出されると(ステップS11;Yes)、整列板28を記録媒体Sの搬送路A内に突出させると共に、媒体搬送モーター26を動作させて整列処理を実行する(ステップS12)。これにより、記録媒体Sの搬送方向の傾き(スキュー)が補正されて整列されると共に、記録媒体Sの先端の位置合わせが実行される。
次いで、CPU40は、検出した記録媒体Sが小切手であるか、或いは通帳であるかを判別する(ステップS13)。このステップS13で、CPU40は、ホストコンピューター2から送信される情報を取得し、この情報に基づいて記録媒体Sの種類を判別してもよいし、媒体端センサー47や媒体幅センサー55を用いて記録媒体Sの先端や側端の位置を検出し、この位置やサイズに基づいて記録媒体Sの種類を判別してもよく、或いは、媒体端センサー47や媒体幅センサー55を用いて検出した記録媒体Sの先端や側端の位置に基づき、磁気ヘッド34により磁気記録領域MSの読み取りを試行し、この読み取りの試行により磁気記録領域MSが所定位置に有るか否かを判定することで、記録媒体Sの種類を判別してもよい。本実施形態では、CPU40は、ホストコンピューター2から、記録媒体Sの種類(小切手又は通帳)を特定するための情報と、記録媒体Sが小切手である場合には、例えば、小切手のサイズに関する情報と、磁気記録領域MSが記録された位置に関する情報と、搬送距離に関する情報を取得し、これらの情報に基づいて小切手か通帳かを判別する。このとき、図6を参照して説明した搬送拒離Y1、Y2、Y3、記録媒体Sの各辺のサイズ等を、ホストコンピューター2から合わせて受信してもよい。
ステップS13において、検出した記録媒体Sが通帳である(小切手でない)と判別した場合、CPU40は、ホストコンピューター2から通帳に関する処理を実施するように命令がなされることに対応して、整列板28によって通帳の傾きを補正した後、記録媒体Sを搬送機構100により搬送させ、磁気データ読書部29の磁気ヘッド駆動モーター64を駆動し、磁気ヘッド34によって、記録媒体Sの磁気ストライプに対する情報の磁気的な読み取り、及び/又は書き込みを実行する(ステップS14)。さらにCPU40は、通帳である記録媒体Sの記録面に、記録ヘッド18によって文字を含む画像を記録し(ステップS15)、搬送機構100によって記録媒体Sを手差口15から排出して(ステップS16)、本処理を終了する。
一方、記録媒体Sが小切手である場合(ステップS13;Yes)、CPU40は、ホストコンピューター2から、MICR情報の読み取り命令を受信したか否かを判定し(ステップS17)、読み取り命令を受信するまで待機する。ここで、MICR情報の読み取り命令を受信した場合(ステップS17;Yes)、CPU40は、磁気ヘッド34による読み取り再試行の回数をカウントするためのカウンター(RetryCNT)をリセットする(ステップS18)。次いで、CPU40は、整列板28を搬送路Aから退避させるとともに、少なくとも記録媒体Sの先端が媒体幅センサー55の直下に達するまで記録媒体Sを搬送機構100により搬送させた後、キャリッジ駆動モーター56(図5)を駆動してキャリッジ19を主走査方向に走査し、媒体幅センサー55からの出力信号及びキャリッジ19の主走査方向の位置に基づいて記録媒体Sの幅方向の位置を検出する(ステップS19)。より具体的には、記録媒体SのY方向については、ステップS11の整列処理によってその先端の位置合わせが行われるが、X方向については位置合わせが行われておらず(記録媒体Sを手差口15のどこに挿入してもよいため)、その位置が不明であることから、ステップS19の処理によってX方向についての紙端位置X1,X2(図6)が検出される。このようにして検出された紙端位置X1,X2は、RAM41に格納される。
さらに、CPU40は、記録媒体Sを搬送機構100により搬送させながら媒体端センサー47の出力信号を監視し、記録媒体Sの後端位置を検出する(ステップS20)。
次に、CPU40は、ホストコンピューター2から受信した上記の情報Y1(磁気記録領域MSが磁気データ読書部29で読み取り可能な位置に到達するまでの搬送距離)に基づいて、記録媒体Sを搬送機構100により搬送する(ステップS21)。この結果、記録媒体Sの磁気記録領域MSが磁気ヘッド34により読み取り可能な位置まで搬送される。
CPU40は、ステップS19で検出した紙端位置X1,X2と、ステップS17で受信したオフセット距離dx1,dx2に基づいて、スキャン範囲(X1+dx1)〜(X2−dx2)を計算する。なお、実際にスキャンする範囲としては、誤差の影響等を考慮してマージンDを持たせるため、前述したスキャン範囲よりも広い範囲((X1+dx1−D)〜(X2−dx2+D))(ただし、D<dx1,dx2)を設定してもよい。
そして、CPU40は、磁気データ読書部29の磁気ヘッド駆動モーター64を駆動し、磁気ヘッドユニット62が上記磁気ヘッドガイド軸60、61に支持されて符号Xで示す主走査方向の当該スキャン範囲内を移動させて、この磁気ヘッドユニット62の磁気ヘッド34により、記録媒体Sの磁気記録領域MSに対する磁気情報処理の読み取りを実行させる(ステップS22)。
なお、ステップS22では、CPU40が、主走査方向における磁気記録領域MSの位置を、磁気ヘッド34からの出力信号と、磁気ヘッド34の主走査方向の位置に基づいて検出し、実測値に基づくオフセット距離としてのdx1’,dx2’を求めてもよい。また、オフセット距離としてのdx1’,dx2’を求めるのではなく、磁気記録領域MSの存在位置を直接求めるようにしてもよい。求められたオフセット距離dx1’,dx2’は、例えばRAM41に格納され、オフセット距離dx1,dx2の補正値として以後の動作に用いられる。
ゲートアレイ45は、ステップS22の走査中に磁気ヘッド34が出力する読取信号を随時取得してデジタル化し、CPU40に出力する。CPU40は、ゲートアレイ45から入力される読取信号のデータを取得する(ステップS23)。
CPU40は、磁気記録領域MSにMICR情報として記録された個々の文字や記号を特定する解析処理において、解析不能な文字が存在したか否かを判別する(ステップS24)。このステップS24では、例えば、CPU40が読取信号のデータを解析して得られた情報が、「01?3456789」であり、第3番目の文字(この例では「?」とされている)が解析不能であった場合には、Yesと判別される。また、読取信号中に所定レベル以上のピークが全く存在しない場合等も解析不能としてYesと判別される。
判別できない文字や記号が無く、MICR情報の全てを特定できた場合(ステップS24;No)、CPU40は、解析処理によって得られたデータをI/F43を介してホストコンピューター2に送信する(ステップS25)。
ここで、CPU40は、ホストコンピューター2から裏書き印刷の実行命令を受信するまで待機し(ステップS26)、裏書き印刷の実行命令を受信した場合は(ステップS26;Yes)、媒体搬送モーター26を逆転させ、記録媒体Sを記録ヘッド18の下まで搬送すると共に、キャリッジ駆動モーター56及び記録ヘッド18を駆動し、記録媒体Sの裏面に処理済みを示す裏書き印刷を行う(ステップS27)。そして、裏書き印刷が完了すると、CPU40は、媒体搬送モーター26を更に回転させ、記録媒体Sを手差口15から排出する。
このとき、記録媒体Sを排出させずに、表面スキャナー111及び裏面スキャナー112によって、記録媒体Sの表裏両面の全面をスキャンし、切手の券面の画像データを生成してもよい。この画像データをホストコンピューター2に送信することで、ホストコンピューター2によって、例えば、コンピューターネットワークを介した小切手の電子的な決済を実行できる。
一方、CPU40は、MICR情報の解析を行った際に、解析不能な文字が存在した場合(ステップS24;Yes)、再試行の動作を開始する。
再試行の動作に先立ち、CPU40は、再試行回数のカウンター(RetryCNT)の値を、予め設定された再試行回数の上限値(LimitCNT)と比較する(ステップS28)。ここで、再試行回数のカウンター(RetryCNT)の値が再試行回数の上限値(LimitCNT)以下であれば(ステップS28;Yes)、CPU40は、MICR情報の解析結果に基づき、再試行に用いる動作パターンを決定する(ステップS29)。動作パターンとは、再試行条件を決定して磁気ヘッド34による読み取りを行う動作として、予め設定されたパターンであり、本実施形態のドットインパクトプリンター10は3通りの動作パターンを実行できる。
CPU40は、決定した動作パターンにより再試行を実行し(ステップS30)、再試行回数のカウンター(RetryCNT)の値をインクリメント(+1)して(ステップS31)、ステップS24に戻る。
また、CPU40は、再試行回数のカウンター(RetryCNT)の値が再試行回数の上限値(LimitCNT)を超えた場合(ステップS28;No)、ホストコンピューター2に対してエラーが発生したことを通知し(ステップS32)、処理を終了する。
以上の処理により、CPU40は、再試行回数の上限値(LimitCNT)の範囲内で、MICR情報が全て特定できるまで磁気記録領域MSの読み取りを再試行する。
図9〜図11は、図8のステップS30で実行される再試行の動作パターンの例を示すフローチャートである。
図9に示す動作パターンは、磁気ヘッド34のゲインを変更して読み取りを再試行するものである。すなわち、CPU40は、磁気ヘッド34のゲインを、以前の読み取り時とは異なる値に変更すべく、新たなゲインの値を決定し(ステップS41)、磁気ヘッド駆動モーター64を動作させて磁気ヘッドユニット62を走査させながら、決定したゲインで磁気ヘッド34による読み取りを実行させて(ステップS42)、ゲートアレイ45を介して読取信号を取得する(ステップS43)。このように、再試行条件として、MICR情報の読み取り時のゲインを変更して再試行を行うので、ゲインの不適合が原因でMICR情報を特定できなかった場合に、再試行によって読み取りを成功させることができる。
また、図10に示す動作パターンは、磁気ヘッド34によって読み取る位置を変更して読み取りを再試行するものである。すなわち、CPU40は、記録媒体Sにおいて磁気ヘッドユニット62を走査させる位置を以前の読み取り時とは異なる位置に変更すべく、新たな読み取り位置を示すパラメーター(dx1,dx2,dy1,dy2等)を決定し(ステップS51)、このパラメーターに従って媒体搬送モーター26を駆動して記録媒体Sを搬送し、磁気ヘッドユニット62の位置を読み取り位置に合わせる(ステップS52)。さらに、CPU40は、磁気ヘッド駆動モーター64を動作させて磁気ヘッドユニット62を走査させながら磁気ヘッド34による読み取りを実行させて(ステップS53)、ゲートアレイ45を介して読取信号を取得する(ステップS54)。このように、磁気データ読書部29により読み取る位置を変更して再試行を行うことで、読取位置のずれが原因でMICR情報を特定できなかった場合に、再試行によって読み取りを成功させることができる。
図11に示す動作パターンは、磁気ヘッド34によって読み取る位置と磁気ヘッド34のゲインとの両方を変更して読み取りを再試行するものである。
すなわち、CPU40は、記録媒体Sにおいて磁気ヘッドユニット62を走査させる位置を以前の読み取り時とは異なる位置に変更すべく、新たな読み取り位置を示すパラメーター(dx1,dx2,dy1,dy2等)を決定し(ステップS61)、このパラメーターに従って媒体搬送モーター26を駆動して記録媒体Sを搬送し、磁気ヘッドユニット62の位置を読み取り位置に合わせる(ステップS62)。さらに、CPU40は、以前の読み取り時とは異なる値に変更すべく、新たなゲインの値を決定し(ステップS63)、磁気ヘッド駆動モーター64を動作させて磁気ヘッドユニット62を走査させながら、決定したゲインで磁気ヘッド34による読み取りを実行させて(ステップS64)、ゲートアレイ45を介して読取信号を取得する(ステップS65)。
これらの動作パターンは、再試行の条件を決定する動作と、再試行の実行とを組み合わせたものであり、動作パターンを選択することは、再試行の条件を決定する方法を選択することに相当する。
CPU40は、予め設定された複数の動作パターンの中から、磁気ヘッド34の読取信号の状態に基づいて、適切な動作パターンを選択し、選択した動作パターンにより再試行を実行する。これにより、MICR情報を特定できなかった原因に対応した適切な再試行条件を決定できる。このため、再試行時の読み取りの成功率が大幅に高まるので、高精度で、磁気的にMICR情報を読み取れる。
また、CPU40は、複数の動作パターンを、予め定められた順に実行することも可能である。
図12は、ステップS29(図8)で動作パターンを選択および決定する処理を、所用時間を基準として行う場合のフローチャートである。
すなわち、CPU40は、再試行回数のカウンター(RetryCNT)の値を取得するとともに(ステップS71)、各動作パターンの標準的な所用時間を取得し(ステップS72)、再試行回数のカウンター(RetryCNT)の値に基づいて所用時間の短い動作パターンから順に選択する(ステップS73)。具体的には、1回目の再試行では最も所用時間の短い動作パターンを選択し、2回目の再試行では2番目に所用時間の短い動作パターンを選択する。このようにして、所用時間が短い動作パターンから順に実行することで、短時間で実行可能な動作パターンによって読み取りに成功した場合、結果的に、早く読み取りを完了できるという利点がある。つまり、読み取り処理の完了を大きく遅延させずに、読み取りの成功率を高め、高精度で、磁気的にMICR情報を読み取れる。また、読取信号の状態から動作パターンを選択する処理が不要であるため、処理の高速化と負荷軽減を図れるという利点がある。
以上のように、本発明を適用した実施形態によれば、ドットインパクトプリンター10は、磁気インクにより記録されたMICR情報を磁気的に読み取って読取信号を出力する磁気ヘッド34を備え、CPU40により、磁気ヘッド34から出力された読取信号を処理することにより、MICR情報を特定して出力し、MICR情報を特定できない場合に、再試行条件を決定し、決定した再試行条件に従って磁気ヘッド34によってMICR情報を読み取らせる。
従って、記録媒体Sの磁気記録領域MSに記録されたMICR情報を磁気的に読み取った結果、MICR情報の内容である文字や記号が特定できない場合には、再試行条件を決定して読み取りを再試行するので、読み取りの成功率が高まり、高精度で磁気的にMICR情報を読み取ることができる。また、再試行条件を決定する方法として複数の動作パターンから動作パターンを選択し、選択した動作パターンを実行することで、再試行条件を適宜決定するため、固定的な条件により再試行を行う場合に比べて成功率が著しく高まることが期待でき、より高い読取精度で磁気的にMICR情報を読み取れる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものでない。例えば、本実施形態では、磁気ヘッド34による読み取り処理については、1回(1走査)のみ実行するようにしたが、例えば、副走査を行いながら、主走査を複数回行って、最も強度が高い(振幅が大きい)信号を用いて解析処理を実行するようにしてもよい。また、以上の実施形態では、磁気ヘッド34による読み取りを、表面スキャナー111及び裏面スキャナー112による読み取りに先行して実行するようにしたが、表面スキャナー111及び裏面スキャナー112による読み取りを、磁気ヘッド34による読み取りに先行して行うようにしてもよい。
また、媒体端センサー47や媒体幅センサー55の具体的構成は任意であるし、図5のブロック図における各機能ブロックは、ハードウェアとソフトウェアとの協働により実現されるものであって、具体的なハードウェアの実装形態やソフトウェアの仕様等は任意であり、その他の細部構成についても任意に変更可能である。
本発明は、ドットインパクト式のプリンターに限らず、インクジェット式のプリンターや、感熱媒体を加熱して画像を記録するサーマルプリンターにおいても適用可能である。さらに、ドットインパクトプリンター10のように独立したプリンターとして使用される機器に限らず、他の機器(ATM(Automated Teller Machine)やCD(Cash Dispenser)等)に組み込まれたものであってもよく、多様な機器に適用可能であり、さらには、図4に示した磁気データ読書部29と、この磁気データ読書部29を制御する制御部とを備え、MICR情報を読み取る磁気情報読取装置に本発明を適用することも可能である。
10…ドットインパクトプリンター(記録装置)、29…磁気データ読書部、34…磁気ヘッド(磁気読取部)、40…CPU(情報特定部、再試行制御部)、S…記録媒体。

Claims (7)

  1. 磁気インクにより記録されたMICR情報を磁気的に読み取って読取信号を出力する磁気読取部と、
    前記磁気読取部から出力された読取信号を処理することにより、前記MICR情報を特定して出力する情報特定部と、
    前記情報特定部により前記MICR情報を特定できない場合に、再試行条件を決定し、決定した再試行条件に従って前記磁気読取部によって前記MICR情報を読み取らせる再試行制御部と、
    を備えたことを特徴とする磁気情報読取装置。
  2. 前記再試行制御部は、前記磁気読取部から出力された読取信号の状態に基づいて、前記再試行条件を決定すること、
    を特徴とする請求項1記載の磁気情報読取装置。
  3. 前記再試行制御部は、前記磁気読取部から出力された読取信号の状態に基づいて、予め設定された複数の前記再試行条件の決定方法のいずれかを選択し、選択した方法により前記再試行条件を決定すること、
    を特徴とする請求項1記載の磁気情報読取装置。
  4. 前記再試行制御部は、予め設定された複数の前記再試行条件の決定方法のうち短時間で実行可能な方法から順に選択し、選択した方法により前記再試行条件を決定すること、
    を特徴とする請求項1記載の磁気情報読取装置。
  5. 前記再試行制御部は、前記再試行条件として、前記磁気読取部におけるゲインの変更、或いは、前記磁気読取部により読み取りを行う位置の変更を行うことにより、前記再試行条件を決定すること、
    を特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の磁気情報読取装置。
  6. 磁気インクにより記録されたMICR情報を磁気的に読み取って読取信号を出力する磁気読取部を備えた磁気情報読取装置を制御して、
    前記磁気読取部から出力された読取信号を処理することにより、前記MICR情報を特定して出力し、
    前記情報特定部により前記MICR情報を特定できない場合に、再試行条件を決定し、決定した再試行条件に従って前記磁気読取部によって前記MICR情報を読み取らせること、
    を特徴とする磁気情報読取装置の制御方法。
  7. 磁気インクにより記録されたMICR情報を磁気的に読み取って読取信号を出力する磁気読取部を備えた磁気情報読取装置を制御するコンピューターにより実行されるプログラムであって、
    前記コンピューターを、
    前記磁気読取部から出力された読取信号を処理することにより、前記MICR情報を特定して出力する情報特定部と、
    前記情報特定部により前記MICR情報を特定できない場合に、再試行条件を決定し、決定した再試行条件に従って前記磁気読取部によって前記MICR情報を読み取らせる再試行制御部と、
    して機能させることを特徴とするプログラム。
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