JP2011034218A - 会議支援システム - Google Patents
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Abstract
【課題】複数のユーザーによる会議において、必要な機能を各ユーザーのクライアントで容易に利用できるようにする。
【解決手段】複数のユーザーが利用するための複数のクライアント2を有し、複数のクライアント2を用いた会議を支援する会議システム1であって、一のクライアント2において、他のクライアント2を用いて利用可能にさせる拡張機能の指定を受け付ける機能拡張要求入力手段12と、他のクライアント2に対して、拡張機能を利用可能にするための拡張機能プラグインを送信する拡張機能オブジェクト配信手段22と、受信した拡張機能プラグインを用いて拡張機能を利用可能にさせる拡張機能オブジェクト適用手段25とを備えるように構成する。
【選択図】図2
【解決手段】複数のユーザーが利用するための複数のクライアント2を有し、複数のクライアント2を用いた会議を支援する会議システム1であって、一のクライアント2において、他のクライアント2を用いて利用可能にさせる拡張機能の指定を受け付ける機能拡張要求入力手段12と、他のクライアント2に対して、拡張機能を利用可能にするための拡張機能プラグインを送信する拡張機能オブジェクト配信手段22と、受信した拡張機能プラグインを用いて拡張機能を利用可能にさせる拡張機能オブジェクト適用手段25とを備えるように構成する。
【選択図】図2
Description
本発明は、ネットワークに接続された複数のクライアントを用いた会議を支援するための会議支援システムに関する。
従来、ネットワークを介して複数のユーザーが利用するリモート会議システムが知られている。このようなリモート会議システムにおいては、各ユーザーのクライアントにおいて、共通のソフトウエアを使用して、電子データ、メモなどをディスプレイ装置や、プロジェクター投影画面などに表示させたり、音声をやり取りしたりしていた。
このようなリモート会議システムでは、例えば、会議システムで使用する文書としてサーバーに登録していなかった会議用文書を容易に利用できるようにする技術が知られている(特許文献1参照)。
リモート会議システムにおいては、種々のデータや、種々の機能を取扱いたいという要請があり、種々のデータを利用したり、種々の機能を利用したりためには、これらデータ形式や、機能を利用できる環境を予め用意しておく必要がある。すなわち、例えば、クライアントに、所望するデータや所望する機能を利用できるソフトウエアをインストールしておく必要がある。このため、会議を行う前に、準備に手間が掛かるという問題がある。
また、リモート会議システムによる会議中において、新たな形式のデータや、機能を利用したいという要請が急に発生することもあり、このような場合には、会議の限られた時間の中で利用できるように対応することが非常に困難であるという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、その目的は、必要な機能を各ユーザーのクライアントで容易に利用できるようにする技術を提供することにある。
上記目的達成のため、本発明の第1の観点に係る会議支援システムは、複数のユーザーが利用するための複数のクライアントを有し、複数の前記クライアントを用いた会議を支援する会議支援システムであって、一のクライアントにおいて、会議に参加している他のユーザーの他のクライアントで利用可能にさせる拡張機能の指定を受け付ける機能受付手段と、他のクライアントに対して、拡張機能を利用可能にするための拡張機能オブジェクトを送信する拡張機能オブジェクト配信手段と、他のクライアントにおいて、受信した拡張機能オブジェクトを用いて拡張機能を利用可能させる拡張機能実行手段とを備える。
係る会議支援システムによると、指定された拡張機能を利用可能にするための拡張機能オブジェクトを他のクライアントに対して送信し、他のクライアントにおいて拡張機能を利用可能にさせるようにしたので、会議中に必要となった拡張機能を他のクライアントで容易に利用できるようすることができる。
また、上記会議支援システムにおいて、拡張機能オブジェクトは、他のクライアントに拡張機能を実行させるプログラムを含み、拡張機能実行手段は、プログラムを実行して拡張機能を利用可能にさせるようにしてもよい。係る会議支援システムによると、他のクライアントがプログラムを実行して拡張機能を実行することができるようになる。
また、上記会議支援システムにおいて、拡張機能オブジェクトは、所定の装置が実現する拡張機能を他のクライアントにより利用可能にするためのインターフェースを構成するためのプログラムを含み、拡張機能実行手段は、プログラムを実行することにより構成されるインターフェースを介して、所定の装置の拡張機能を利用可能にさせるようにしてもよい。係る会議支援システムによると、他のクライアントにおいて、インターフェースを介して拡張機能を利用することができる。
また、上記会議支援システムにおいて、会議に参加しているユーザーのクライアントから、拡張機能に最適な拡張機能オブジェクトを有するクライアントを検出する検出手段を更に有し、拡張機能オブジェクト配信手段は、検出されたクライアントから拡張機能に最適な拡張機能オブジェクトを検出されたクライアントの他のクライアントに送信するようにしてもよい。係る会議支援システムによると、拡張機能に最適な拡張機能オブジェクトをクライアントに送信するので、そのクライアントにおいて、適切な拡張機能を利用できるようにすることができる。
また、上記会議支援システムにおいて、会議の終了を受け付ける会議終了受付手段と、会議の終了を受け付けた場合に、受信した拡張機能オブジェクトにより前記拡張機能を利用可能にしたクライアントから消去、又は拡張機能を利用不能にする終了制御手段とを備えるようにしてもよい。係る会議支援システムによると、会議の終了時に、受信した拡張機能オブジェクトをクライアントから消去、又は利用不能にすることができる。このため、拡張機能オブジェクトをクライアントから消去することにより、このクライアントにおける記憶領域を広げることができる。また、拡張機能オブジェクトを消去又は利用不能にすることにより、会議後に拡張機能が利用されることを適切に防止できる。
また、上記会議支援システムにおいて、クライアントの会議のためのコネクションの状態を検出する状態検出手段と、コネクションの切断を検出した場合に、受信した拡張機能オブジェクトによりクライアントが利用可能となった拡張機能を利用不能にし、コネクションが再接続された場合に、拡張機能を利用可能にする機能制御手段とを有するようにしてもよい。係る会議支援システムによると、クライアントにおいて、会議以外に拡張機能を利用不能にすることができ、コネクションが再接続された場合に、拡張機能オブジェクトを再び受信することなく、再び拡張機能を使用できるようにすることができる。
また、上記会議支援システムにおいて、他のクライアントの性能、他のクライアントの通信環境、又は、他のクライアントの使用環境の少なくとも1つに基づいて、拡張機能オブジェクトの送信可否を決定する送信可否判定手段を更に有し、拡張機能オブジェクト配信手段は、送信可否判定手段の判定結果に従って、拡張機能オブジェクトの送信を制御するようにしてもよい。係る会議支援システムによると、他のクライアントの性能、通信環境、使用環境の少なくとも1つに基づいて、不必要な拡張機能オブジェクトを他のクライアントに送信することを適切に防止できる。
本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている諸要素及びその組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
まず、本発明の一実施形態に係る会議支援システムの一例としての会議システムについて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る会議システムの構成図である。
会議システム1は、ネットワーク3を介して接続された、複数のユーザーが利用可能な複数のクライアント2を有する。クライアント2は、例えば、PC(Personal Computer)によって構成されている。ネットワーク3は、LAN(Local Area Network)であってもよく、WAN(Wide Area Network)であってもよく、インターネットを含んでいてもよい。なお、本実施形態では、ネットワーク3は、インターネットを含み、インターネットに接続された図示しない各種サーバーにアクセスすることができるようになっている。
図2は、本発明の一実施形態に係るクライアントの機能構成図である。
クライアント2は、初回使用機能検出手段11と、機能受付手段の一例としての機能拡張要求入力手段12と、送信可否判定手段の一例としての拡張機能使用可否判定手段13と、参加者属性情報取得手段14と、スケジュール情報参照手段15と、ミーティング環境情報取得手段16と、記憶手段17と、検出手段の一例としての拡張機能オブジェクト構成手段18と、拡張機能情報送信手段19と、拡張機能情報受信手段20と、拡張機能情報検証手段21と、拡張機能オブジェクト配信手段22と、拡張機能オブジェクト受信手段23と、拡張機能オブジェクト可否確認入力手段24と、拡張機能実行手段、終了制御手段、及び機能制御手段の一例としての拡張機能オブジェクト適用手段25と、拡張機能オブジェクト流通状況表示手段26と、会議終了受付手段、状態検出手段の一例としてのミーティング終了検知手段27とを有する。
初回使用機能検出手段11は、ミーティング(会議)開始から使用したことのない機能の使用要求を検出し、機能拡張要求入力手段12に通知する(図2(1))。本実施形態では、初回使用機能検出手段11は、例えば、使用したことのないデータ形式のデータの利用指示をユーザーから受け付けたことを検出し、機能拡張要求入力手段12に通知する。
機能拡張要求入力手段12は、機能拡張要求を受け付け、拡張機能使用可否判定手段13に通知する(図2(2))。本実施形態では、機能拡張要求入力手段12は、ユーザーによる未使用の機能のアイコン(図6参照)に対する使用指示や、初回使用機能検出手段11からの使用したことのないデータ形式のデータの利用指示の通知を、機能拡張要求として受け付ける。ここで、機能とは、アプリケーションによる機能だけでなく、プロジェクター、プリンター等のデバイスの機能を含んでいてもよい。
記憶手段17は、自クライアント2のユーザーについての参加者属性情報と、スケジュール情報と、ミーティング環境情報とを記憶する。参加者属性情報としては、例えば、ユーザーが所属しているグループ名がある。スケジュール情報には、例えば、ユーザーが参加する会議の開始日時と、終了日時とが含まれる。ミーティング環境情報には、例えば、ユーザーのクライアント2の通信速度の情報や、クライアント2の種別(PCであるか、携帯端末であるか等)、クライアント2の使用している環境の種別(例えば、会議室、個室、オフィス、共有エリア、自動車内等)がある。
参加者属性情報取得手段14は、記憶手段17から自クライアント2のユーザーについての参加者属性情報を取得するとともに、ネットワーク3を介して、他のクライアント2から他のユーザーの参加者属性情報を取得し、拡張機能使用可否判定手段13に渡す(図2(3))。スケジュール情報参照手段15は、記憶手段17からスケジュール情報を取得し、拡張機能使用可否判定手段13に渡す(図2(3))。ミーティング環境情報取得手段16は、記憶手段17からミーティング環境情報を取得するとともに、他のクライアント2からミーティング環境情報を取得し、拡張機能使用可否判定手段13に渡す(図2(3))。なお、会議に参加しているユーザーのクライアント2と通信するために必要なアドレス情報(IPアドレス等)については、会議の参加を管理する装置(図示しないサーバーであってもよく、いずれかのクライアント2であってもよい)から予め取得している。
拡張機能使用可否判定手段13は、機能拡張要求の通知を機能拡張要求入力手段12から受け取った場合に、参加者属性情報取得手段14、スケジュール情報参照手段15、及びミーティング環境情報取得手段16から受け取った、参加者属性情報、スケジュール情報、ミーティング環境情報の少なくとも1つに基づいて、各クライアントにおける拡張機能の使用可否及び/又は使用態様を判定する。
例えば、拡張機能が映像・音声配信機能である場合における拡張機能使用可否判定手段13による判定例を説明する。クライアント2の通信速度が5Mbps(bits per second)以上である場合には、拡張機能の利用について制限なしと判定し、1Mbpsを超えて5Mbps未満である場合には、拡張機能を制限し又は、代替機能を利用させると判定し、1Mbps以下である場合には、拡張機能の利用は、不可であると判定する。また、例えば、クライアントの端末種別がPCである場合には、制限なしと判定し、クライアントの端末種別が携帯電話である場合には、携帯電話用の拡張機能プラグインにより機能拡張を行うと判定する。また、例えば、クライアント2の使用環境種別が、会議室、個室である場合には、拡張機能の利用について制限なしと判定し、オフィス、共有エリアである場合には、拡張機能を音声提供なし(音声設定=0)として利用させると判定し、自動車内である場合には、拡張機能を映像提供なしとして利用させると判定する。また、会議参加1日前であれば、拡張機能を提供可(ただし、使用不可)と判定し、会議終了5分前までであれば、拡張機能の提供可、使用可と判定し、会議終了5分前以降であれば、拡張機能の提供不可、使用不可と判定し、会議終了後であれば、拡張機能の無効化/アンインストールをさせると判定する。
拡張機能オブジェクト構成手段18は、拡張機能使用可否判定手段13が拡張機能を提供できると判定した場合に、拡張機能オブジェクトの生成、準備、構成を行う。
拡張機能オブジェクトとしては、クライアント2において拡張機能を利用可能にするためのプログラムやデータであり、例えば、クライアント2において実行される会議システムのプログラム(会議システムアプリケーション)に組み込まれるプラグイン(拡張機能プラグイン)がある。
ここで、拡張機能プラグインについて説明する。
図3は、本発明の一実施形態に係る拡張機能プラグインを説明する図である。
クライアント2においては、OS(Operating System)又は、ランタイム環境(Runtime Environment)51が実装され、その上に、アプリケーションプラットフォーム52が実装され、その上に、アプリケーションコア53が実装されている。
OS又はランタイム環境51は、会議システムアプリケーションが実行される実行環境である。アプリケーションプラットフォーム52と、アプリケーションコア53とは、クライアント2が、会議システムアプリケーションを実行することにより構築される。アプリケーションプラットフォーム52は、ライブラリや、拡張機能プラグイン54のロード/アンロードをつかさどる機能を実行する。アプリケーションコア53は、会議システム固有のデータハンドリングや通信プロトコルなどの必須の機能や、会議システムアプリケーションの基本部分のGUI(Graphical User Interface)、基本機能等を実行する。
拡張機能プラグイン54は、例えば、他のクライアント2や装置からダウンロードされ、アプリケーションプラットフォーム52上に動的に追加されて実行される。拡張機能プラグイン54は、アプリケーションコア53から呼び出し可能な機能を実行するための種々の関数が実装されたバイナリと、GUIを構成するアプリケーション実装部品、イメージファイル等と、関数の定義、内蔵するファイル群の定義、設定ファイル、及び拡張機能情報等の定義情報とを含む。拡張機能プラグイン54の具体的な例としては、Windows(登録商標)系のOSにおけるDLL(ダイナミックリンクライブラリ)や、JAVA(登録商標)のjarファイル等がある。これらを利用することにより、アプリケーションに動的に拡張機能プラグインを追加して実行させることができる。
図2の説明に戻り、拡張機能オブジェクト構成手段18は、自身の拡張機能情報と、後述する他のクライアント(従クライアント)から受信した拡張機能情報とに基づいて、各クライアント2に適用する最適な拡張機能オブジェト(例えば、最新バージョンのもの、評価の高いもの等)の構成を決定する。ここで、決定した拡張機能オブジェクトをクライアントに送信する方法としては、拡張機能オブジェクトを有するクライアント2が主体となって他のクライアント2に送信するPUSH型の送信方法と、拡張機能オブジェクトを受け取るクライアントが要求を行うことにより受信するPULL型の送信方法がある。PUSH型の場合には、拡張機能オブジェクト構成手段18は、拡張機能オブジェクトを有するクライアント2の拡張機能オブジェクト配信手段22に対して、対象となる拡張機能オブジェクトを示す情報と送信先のクライアント2を示す情報を送信する、一方、PULL型の場合には、拡張機能オブジェクト構成手段18は、拡張機能オブジェクトを受け取るべきクライアント2に対して、要求先となるクライアント2の情報と、受け取る拡張機能オブジェクトを示す情報とを送信する。
拡張機能情報送信手段19は、機能拡張要求を受け付けたクライアント(主クライアント)である場合には、拡張機能オブジェトの情報(拡張機能情報)を他のクライアント(従クライアント)に送信する(図2(6))。
図4は、本発明の一実施形態に係る拡張機能情報の一例を示す図である。
拡張機能情報は、機能名称と、バージョンと、機能種別と、ライセンスと、機能属性とを含む。機能名称は、機能に与えられる任意の名称である。バージョンは、当該機能に割り当てられたバージョン番号である。ライセンスは、当該機能に対するライセンスIDと、ライセンスに与えられた権利範囲とを含む。例えば、図4においては、10名まで同時に使用することができるライセンスが与えられていることがわかる。本実施形態では、ライセンスには、会議において同時に使用することができるユーザーの数が規定されており、この数以内のユーザーが利用することができる。また、本実施形態では、後述するように会議終了後には、ユーザーのクライアントから拡張機能を削除(又は機能利用不能に)するようにしており、新たな会議を行うときには、当該会議において、このライセンスの数以内のユーザーのクライアントに対して拡張機能を使用させることができる。これにより、ライセンスの所有者がいれば、会議においては、ライセンスの数以内の範囲で他のユーザーが拡張機能を利用することができるという、新たなユーザビリティをもたらすとともに、よりユーザーフレンドリーなソフトウエアライセンスを実現することができる。機能属性は、機能がもっている具体的な機能の名称と性能とに関する情報である。この機能属性における具体的な機能は、機能種別によって或る程度決まるものである。
拡張機能情報の記述形式としては、XML(Extensible Markup Language)形式であってもよく、項目名=内容の形式で記述するプロパティ形式であってもよい。
図2に戻り、拡張機能情報送信手段19は、従クライアントである場合には、拡張機能情報検証手段21が拡張機能情報を検証した結果得られた拡張機能情報を主クライアントに送信する(図2(9))。
拡張機能情報受信手段20は、従クライアントである場合には、主クライアントから送信される拡張機能情報を受信し、拡張機能情報検証手段21に渡す(図2(7))。また、拡張機能情報受信手段20は、主クライアントである場合には、従クライアントから送信される拡張機能情報を受信し(図2(9))、拡張機能オブジェクト構成手段18に通知する(図2(10))。
拡張機能情報検証手段21は、自クライアントが受け取った拡張機能情報に同一又は類似する機能を備えているか否かを検証し、同一又は類似する機能を備えている場合には、その機能に関する拡張機能情報を拡張機能情報送信手段19に渡す(図2(8))。
拡張機能オブジェクト配信手段22は、拡張機能オブジェクトを配信する(図2(12))。ここで、PUSH型の配信方法の場合には、拡張機能オブジェクト構成手段18の指示(図2(11))に応じて、各クライアントに拡張機能オブジェクトを配信する。また、PULL型の配信方法の場合には、他のクライアントから拡張機能オブジェクトの要求があった場合に、対応する拡張機能オブジェクトを配信する。
拡張機能オブジェクト受信手段23は、拡張機能オブジェクトを受信し(図2(12))、拡張機能オブジェクト適用手段25に渡す(図2(13))。
拡張機能オブジェクト可否確認入力手段24は、クライアント2のユーザーに対して、拡張機能オブジェクトをクライアント2で利用可能にしてもよいか否かの確認を受け付ける(図2(14))。なお、拡張機能オブジェクトの受信を開始する前に、クライアント2のユーザーに対して、拡張機能オブジェクトをクライアント2で利用可能にしてもよいか否かを確認するようにしてもよい。
拡張機能オブジェクト適用手段25は、他のクライアント2から受信した拡張機能オブジェクトを実行する。また、拡張機能オブジェクト適用手段25は、ミーティング終了検知手段27からミーティングの終了の通知(図2(16))を受けた場合に、他のクライアント2から受信した拡張機能オブジェクトを消去、又は利用不能に設定する。また、機能拡張オブジェクト適用手段25は、通信コネクションの切断の通知を受けた場合に、他のクライアントから受信した拡張機能オブジェクトを利用不能に設定し、その後、通信コネクションの再接続の通知を受けた場合に、利用不能にした拡張機能オブジェクトを利用可能にする。
拡張機能オブジェクト流通状況表示手段26は、拡張機能オブジェクトの提供元、提供先を視覚化して表示する(図2(15))。
ミーティング終了検知手段27は、ミーティングが終了したことを検知し、拡張機能オブジェクト適用手段25に通知する(図2(16))。また、ミーティング終了検知手段27は、ミーティング用の通信コネクションが切断されたことを検知し、拡張機能オブジェクト適用手段25に通知し(図2(16))、その後、通信コネクションが再接続されたことを検知した場合には、その旨を拡張機能オブジェクト適用手段25に通知する(図2(16))。
次に、会議システムにおける処理の流れを具体的に説明する。
図5は、本発明の一実施形態に係る会議システムの処理シーケンス図である。ここで、クライアント2は、クライアントA、B、Cがあるものとする。また、図6乃至図12を用いて適宜説明することとする。
図6は、本発明の一実施形態に係る機能拡張要求時の表示画面を説明する図であり、図7は、本発明の一実施形態に係る機能提供時の表示画面を説明する図であり、図8は、本発明の一実施形態に係る機能取得確認時の表示画面を説明する図であり、図9は、本発明の一実施形態に係る機能取得確認時の表示画面を説明する他の図であり、図10は、本発明の一実施形態に係る拡張機能使用時の表示画面を説明する図であり、図11は、本発明の一実施形態に係る会議終了時の表示画面を説明する図であり、図12は、本発明の一実施形態に係るコネクション切断時の表示画面を説明する図である。
クライアントA(本例では、主クライアント)においては、図6に示すような、会議画面31が表示される。
会議画面31には、ウェブカメラ表示エリア32と、チャット用エリア33と、資料表示エリア34と、共同使用中機能表示エリア35と、未使用機能表示エリア36とが表示される。ウェブカメラ表示エリア32には、各クライアント2を使用しているユーザーの静止画又は動画が表示される。チャット用エリア33には、各ユーザーが入力したチャットメッセージが時系列で表示される。資料表示エリア34には、各種資料、例えば、プレゼンテーションのスライドが表示される。共同使用中機能表示エリア35には、使用中の機能を示すアイコンが表示される。本実施形態では、ウェブカメラ機能のアイコン35a、チャット機能のアイコン35b、資料表示機能のアイコン35cが表示される。未使用機能表示エリア36には、クライアント2が有する機能であって、未使用の機能を示すアイコンが表示される。この未使用の機能については、予めクライアント2のプログラム等を検索することにより把握することができる。本実施形態では、未使用の機能として、XXフォーマット映像表示機能のアイコン36a、ホワイトボード機能のアイコン36bが表示される。なお、XXフォーマットとは、説明の便宜上、映像データの或るフォーマットを表すために使用しているものである。
この会議画面31に、ユーザーによる図示しないマウスの操作により、XXフォーマットのデータ37がドラッグアンドドロップされた場合や、XXフォーマット映像表示機能のアイコン36aが共同使用中機能表示エリア35にドラッグアンドドロップされた場合には、これらの操作を機能拡張要求入力手段12が機能拡張要求として検出する(ステップS1)。
次いで、参加者属性情報取得手段14、スケジュール情報参照手段15、及びミーティング環境情報取得手段16が自身のクライアントAの記憶手段17と、クライアントB及びクライアントCから参加者属性情報、スケジュール情報及びミーティング環境情報を取得し、拡張機能使用可否判定手段13に渡す(ステップS2)。拡張機能使用可否判定手段13は、各クライアントにおける拡張機能の使用可否等を判定し、拡張機能を利用可能であれば、その旨を拡張機能オブジェクト構成手段18に通知する。拡張機能オブジェクト構成手段18は、機能拡張要求に対応する拡張機能情報を構成し(ステップS3)、拡張機能情報送信手段19が拡張機能情報を他のクライアント2(従クライアント:ここでは、クライアントB、クライアントC)に送信する(ステップS4)。
クライアントB,クライアントCでは、それぞれ拡張機能情報受信手段20が拡張機能情報を受信し、拡張機能情報検証手段21が受け取った拡張機能情報に同一又は類似する機能を備えているか否かを検証し、同一又は類似する機能を備えている場合には、その機能に関する拡張機能情報を拡張機能情報送信手段19に渡す(ステップS5)。
クライアントB,クライアントCのそれぞれの拡張機能情報送信手段19は、拡張機能情報を受け取った場合には、拡張機能情報をクライアントAに送信する(ステップS6)。
クライアントAの拡張機能情報受信手段20は、クライアントB、クライアントCから拡張機能情報を受信すると、拡張機能オブジェクト構成手段18に渡す。拡張機能オブジェクト構成手段18は、自身の拡張機能情報と、クライアントB、クライアントCから受信した拡張機能情報とに基づいて、各クライアント2に適用する最適な拡張機能オブジェトの構成を決定し、その拡張機能オブジェクトを有するノード(ここでは、クライアント2)を決定する(ステップS7)。
次いで、拡張機能オブジェクト配信手段22は、クライアントB、クライアントCに最適な拡張機能オブジェクトを有するクライアント2を通知する(ステップS8)。
この結果、拡張機能オブジェクトを有するクライアント2においては、図7に示すように、機能を参加者に提供する旨のメッセージ41が会議画面31に表示される。一方、拡張機能オブジェクトを取得するクライアント2においては、図8、又は図9に示すように、機能を取得する取得元となるクライアント2から取得してもよいか否かを確認するメッセージ42、43が会議画面31に表示される。
図8は、クライアントA(ユーザーA)に最適な拡張機能オブジェクトがある場合のクライアントB,クライアントCの表示画面を示し、図9は、クライアントC(ユーザーC)に最適な拡張機能オブジェクトがある場合のクライアントA、クライアントBの会議画面31を示している。この説明においては、クライアントCに最適な拡張機能オブジェクトがある場合を例に以下説明する。
クライアントA、クライアントBにおいては、図9に示す会議画面31が表示される(ステップS9)。
クライアントA、クライアントBにおいて、拡張機能オブジェクト可否確認入力手段24により、許可の指示が入力されると、拡張機能オブジェクト受信手段23は、最適な拡張機能オブジェクトを記憶するクライアントCに、拡張機能オブジェクトを要求して取得する(ステップS10)。
クライアントA、クライアントBでは、それぞれ拡張オブジェクト適用手段25が、拡張機能オブジェクト受信手段23が受信した拡張機能オブジェクトを適用し(ステップS11)、新しい機能を使用開始する(ステップS12)。一方、クライアントCでは、自身の拡張機能オブジェクトにより機能を使用開始する(ステップS12)。これにより、各クライアントA、B、Cにおいては、図10に示すように、会議画面31に、XXフォーマット映像表示機能により表示されるXXフォーマット映像表示エリア38が表示されるとともに、XXフォーマット映像表示機能に対応するアイコン36aが、共同使用中機能表示エリア35に表示されることとなる。このようにして、XXフォーマット映像表示機能がなかったクライアントBにおいて、当該機能を利用できるようになる。また、クライアントAにおいては、より最適なXXフォーマット映像表示機能を利用できるようになる。なお、クライアントA、Bの会議画面31において、アイコン36aに対してマウスカーソルを合わせると、拡張機能オブジェクト流通状況表示手段26により、当該アイコン36aが示すXXフォーマット映像表示機能がクライアントCから提供されたことを示す情報が表示される。
この後、クライアントA、クライアントBにおいて、ミーティング終了検知手段27が、ミーティングが終了したことを検知すると、会議画面31には、図11に示すように、追加された拡張機能オブジェクトはアンインストール(削除)されるメッセージ44が表示される。そして、ユーザーによる確認が行われると、ミーティング終了検知手段27が拡張機能オブジェクト適用手段25に会議が終了した旨を通知し、拡張機能オブジェクト適用手段25は、他のクライアントから受信した拡張機能オブジェクトを消去(又は利用不能)にする(ステップS13)。このようにして、拡張機能オブジェクトを受信して機能を利用していたクライアントにおいて、会議終了後に当該機能を利用できないようにすることができる。このようにすると、ミーティングに参加している所定数のユーザーのクライアントに対してミーティング時のみ拡張機能を提供できるようにすることができるというライセンスをユーザーに付与し、適切に運用することができる。また、拡張機能オブジェクトを消去する場合においては、クライアント2における記憶領域を効率化することができる。一方、拡張機能オブジェクトを利用不能にする場合においては、後に同じ拡張機能オブジェクトを利用する際に、残っている拡張機能オブジェクトを利用可能にすればよいので、拡張機能オブジェクトの全体を再度受信する必要がなく、迅速に機能の利用ができるようにすることができる。
なお、クライアントA、クライアントBにおいて、ミーティング終了検知手段27は、ミーティング用の通信コネクションが切断されたことを検知すると、拡張機能オブジェクト適用手段25にその旨を通知する。機能拡張オブジェクト適用手段25は、通信コネクションの切断の通知を受けた場合に、他のクライアントから受信した拡張機能オブジェクトを利用不能に設定する。このとき、会議画面31には、図12に示すように、再接続するか否かを確認するメッセージ45が表示され、ユーザーにより、再接続しない指示が入力されると、拡張機能オブジェクト適用手段25にその旨が通知され、拡張機能オブジェクト適用手段25は、他のクライアント2から受信した拡張機能オブジェクトを消去(又は利用不能)にする。一方、再接続する指示が入力されると、拡張機能オブジェクト適用手段25にその旨が通知され、拡張機能オブジェクト適用手段25は、利用不能にした拡張機能オブジェクトを利用可能にする。
以上、本発明を実施形態に基づいて説明したが、本発明は上述した実施の形態に限られず、他の様々な態様に適用可能である。
例えば、上記実施形態では、拡張機能オブジェクトとして、組み込んだクライアント2側で機能を実行する拡張機能プラグインを例にして説明したが、本発明では、これに限られず、以下の変形例に示すように、拡張機能オブジェクトを、他のクライアント2又はデバイス(機能実行側装置)の機能を、機能を利用する側のクライアント2(機能利用クライアント)で利用するためのインターフェースとしてもよい。
ここで、本変形例におけるインターフェースは、機能利用クライアントと、機能実行側装置との間で、機能を利用するために必要なデータを交換することができる機能と、通信に必要な機能実行側装置の情報(例えば、IPアドレスとポート番号)とを有している。
図13は、本発明の変形例に係るインターフェースを説明する図である。ここで、クライアントAを、拡張機能を利用する側、すなわち、拡張機能オブジェクトを組み込む側のクライアントとし、クライアントBをその拡張機能を実行することのできるクライアントとする。
クライアントAに組み込む拡張機能オブジェクトとしては、シンクライアントインターフェース61がある。シンクライアントインターフェース61は、クライアントAにおけるマウス、キーボード、画面表示の入出力をネットワーク上でクライアントBと送受信する機能を有し、マウス、キーボードの入力をクライアントBに送信するとともに、クライアントBからの画像描画データを受信し、画面を表示する機能部に渡す。ここで、クライアントAと、クライアントBとの間においては、通信フォーマットとして、HID(ヒューマンインターフェースデバイス)ストリーム形式を用いることができる。
一方、クライアントBには、シンクライアントインターフェース62が備えられている。シンクライアントインターフェース62は、クライアントBにおけるマウス、キーボード、画面表示の入出力をネットワーク上でクライアントAと送受信する機能を有し、クライアントAからのマウス、キーボードの入力を受信して、当該入力をクライアントBの拡張機能に渡し、拡張機能による処理結果の画像描画データを受け取り、クライアントAに対して画像描画データを送信する。
このような構成により、クライアントAにおいて、ユーザーがマウス等の入力を行うと、クライアントBに入力が伝えられ、クライアントBにおいて拡張機能が実行され、その結果の画像描画データがクライアントAに送信され、クライアントAにおいて、拡張機能の結果の画像が表示されることとなり、クライアントAにおいて、クライアントBの拡張機能を利用することができる。
また、上記変形例においては、クライアントBにおけるアプリケーションの機能をクライアントAで利用するためのインターフェースを、拡張機能オブジェクトの一例として説明したが、本発明はこれに限られず、クライアントAにおいて、プロジェクターやプリンター等の他のデバイスの機能を利用するためのインターフェースを拡張機能オブジェクトとしてもよい。
ここで、クライアントAからクライアントBにUSB(Universal Serial Bus)接続されたプロジェクターの機能を利用する場合における各装置において必要な処理、及びクライアントAに送信すべき機能拡張オブジェクトの一例としてのインターフェースについて説明する。
クライアントAにおいては、描画データに変更が生じたら、描画データの差分データを作成し、差分データを通信パケット化してネットワーク経由でクライアントBへ送信する。クライアントBにおいては、受信した通信パケットから、描画データの差分データを復元し、描画データの差分データに基づいて現時点の描画データを更新し、更新した描画データをUSB通信用のドライバでUSBパケット化し、パケット化した描画データをUSBケーブル経由でプロジェクターへ送信する。プロジェクターは、パケット化された描画データを受信し、描画データを復元し、描画データに基づいて画像を投射する。
ここで、この処理における、クライアントAの機能を実現するための構成部分がインターフェースである。
次に、クライアントAからネットワーク3に接続されたプロジェクターの機能を利用する場合における各装置において必要な処理、及びクライアントAに送信すべき機能拡張オブジェクトの一例としてのインターフェースについて説明する。なお、クライアントBは、既にプロジェクターを利用可能となっており、プロジェクターについての機器名、機器種別、IPアドレス等を記憶しているものとする。
クライアントAは、プロジェクターを利用可能なクライアントBに対して、プロジェクターの情報(IPアドレス等)を問い合わせる。クライアントBは、クライアントAからの問い合わせに応じて、プロジェクターの情報を返答する。クライアントAは、プロジェクターの情報を受信して記憶し、描画データに変更が生じたら、描画データの差分データを作成し、差分データを通信パケット化してネットワーク3経由でプロジェクターに送信する。プロジェクターは、通信パケットを受け取って、描画データの差分データを復元し、描画データに基づいて画像を投射する。
ここで、この処理における、クライアントAの機能を実現するための構成部分がインターフェースである。
また、上記実施形態では、複数のクライアント2により会議システム1を構成するようにしていたが、本発明はこれに限られず、例えば、クライアント2とは別のサーバーを用意し、当該サーバーにクライアント2におけるいずれかの機能を実行させるようにしてもよい。また、上記実施形態において、会議に参加するユーザーが予め設定されたグループである場合には、所定のタイミング(例えば、会議開始直前)で、拡張機能オブジェクト配信手段23が、そのグループの会議で利用すると設定されている拡張機能の拡張機能オブジェクトを、その機能がないクライアント2に送信して実行させるようにしてもよい。例えば、或る同好会のユーザーである場合には、写真サムネイル操作機能を実行させるようにし、或るワーキンググループのユーザーであれば、メンバー用資料へのアクセス機能を実行させるようにし、或る営業所のユーザーであれば、ユーザーの行き先を掲示する行き先掲示板の表示をさせる機能を実行させるようにし、或る機能ライセンス保持者のみ参加している場合には、当該機能を使用可能にするようにしてもよい。また、ミーティングに参加しているユーザーの少なくとも1人が、所定の拡張機能について、ミーティングに参加している所定数以内のユーザーのクライアントで使用できるライセンスを有している場合には、拡張機能使用可否判定手段13及び機能拡張オブジェクト配信手段22が、その数以内のユーザーのクライアントに対して、そのミーティング時だけ拡張機能を使用可能にするようにしてもよい。このようにすると、新たなミーティング時において、再びライセンスに規定されている数以内のユーザーのクライアントに対して拡張機能を提供して利用させるようにしても、与えられたライセンスを遵守することができる。また、このようにすると、各ミーティング時において、ライセンスの数以内のユーザーのクライアントに拡張機能を提供することができ、新たなユーザアビリティをもたらすことができ、ユーザーフレンドリーを向上することができる。また、会議に参加したユーザーと、その会議で使用した機能とを対応付けて記憶しておくようにし、新たな会議に参加するユーザーが過去のミーティングと同様である場合に、拡張機能オブジェクト配信手段23が、過去のミーティングで使用した機能に対応する拡張機能オブジェクトを、その機能がないクライアント2に送信するようにしてもよい。
また、上記実施形態において、拡張機能プラグインに対して、拡張機能プラグインを記憶するクライアント2における拡張機能プラグインに関する設定情報を付加して送信するようにし、受信したクライアント2では、拡張機能プラグインに付加された設定情報に基づいて、拡張機能プラグインの設定を行うようにしてもよい。このようにすると、拡張機能プラグインを受信したクライアント2において、送信元のクライアント2と同様な動作をさせることができる。また、上記実施形態においては、拡張機能プラグインをいずれかのクライアント2が送信するようにしていたが、本発明は、これに限られず、例えば、クライアント2と別のサーバーから送信させるようにしてもよい。
1 会議支援システム、2 クライアント、11 初回使用機能検出手段、12 機能拡張要求入力手段、13 拡張機能使用可否判定手段、14 参加者属性情報取得手段、15 スケジュール情報参照手段、16 ミーティング環境情報取得手段、17 記憶手段、18 拡張機能オブジェクト構成手段、19 拡張機能情報送信手段、20 拡張機能情報受信手段、21 拡張機能情報検証手段、22 拡張オブジェクト配信手段、23 拡張機能オブジェクト受信手段、24 拡張機能オブジェクト可否確認入力手段、25 拡張機能オブジェクト適用手段、26 拡張機能オブジェクト流通状況表示手段、27 ミーティング終了検知手段。
Claims (7)
- 複数のユーザーが利用するための複数のクライアントを有し、複数の前記クライアントを用いた会議を支援する会議支援システムであって、
一のクライアントにおいて、前記会議に参加している他のユーザーの他のクライアントで利用可能にさせる拡張機能の指定を受け付ける機能受付手段と、
前記他のクライアントに対して、前記拡張機能を利用可能にするための拡張機能オブジェクトを送信する拡張機能オブジェクト配信手段と、
前記他のクライアントにおいて、受信した前記拡張機能オブジェクトを用いて前記拡張機能を利用可能にさせる拡張機能実行手段と
を備える会議支援システム。 - 前記拡張機能オブジェクトは、前記他のクライアントに前記拡張機能を実行させるプログラムを含み、
前記拡張機能実行手段は、前記プログラムを実行して前記拡張機能を利用可能にさせる
請求項1に記載の会議支援システム。 - 前記拡張機能オブジェクトは、所定の装置が実現する前記拡張機能を前記他のクライアントにより利用可能にするためのインターフェースを構成するためのプログラムを含み、
前記拡張機能実行手段は、前記プログラムを実行することにより構成される前記インターフェースを介して前記所定の装置の前記拡張機能を利用可能にさせる
請求項1又は請求項2に記載の会議支援システム。 - 前記会議に参加しているユーザーの前記クライアントから、前記拡張機能に最適な拡張機能オブジェクトを有するクライアントを検出する検出手段を更に有し、
前記拡張機能オブジェクト配信手段は、検出された前記クライアントから前記拡張機能に最適な前記拡張機能オブジェクトを、前記クライアントの他のクライアントに送信する
請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の会議支援システム。 - 前記会議の終了を受け付ける会議終了受付手段と、
前記会議の終了を受け付けた場合に、受信した前記拡張機能オブジェクトをクライアントから消去、又は前記クライアントにおいて利用不能にする終了制御手段と
を備える請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の会議支援システム。 - 前記クライアントの会議のためのコネクションの状態を検出する状態検出手段と、
前記コネクションの切断を検出した場合に、受信した前記拡張機能オブジェクトにより前記クライアントが利用可能となった拡張機能を利用不能にし、前記コネクションが再接続された場合に、前記拡張機能を利用可能にする機能制御手段と
を有する請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の会議支援システム。 - 前記他のクライアントの性能、前記他のクライアントの通信環境、又は、前記他のクライアントの使用環境の少なくとも1つに基づいて、前記拡張機能オブジェクトの送信可否を決定する送信可否判定手段を更に有し、
前記拡張機能オブジェクト配信手段は、前記送信可否判定手段の判定結果に従って、前記拡張機能オブジェクトの送信を制御する
請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の会議支援システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009178124A JP2011034218A (ja) | 2009-07-30 | 2009-07-30 | 会議支援システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2009178124A JP2011034218A (ja) | 2009-07-30 | 2009-07-30 | 会議支援システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2011034218A true JP2011034218A (ja) | 2011-02-17 |
Family
ID=43763249
Family Applications (1)
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JP2009178124A Pending JP2011034218A (ja) | 2009-07-30 | 2009-07-30 | 会議支援システム |
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JP (1) | JP2011034218A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018190435A (ja) * | 2018-07-05 | 2018-11-29 | 株式会社リコー | 情報処理装置、情報処理装置の制御プログラム |
US10153911B2 (en) | 2013-11-28 | 2018-12-11 | Ricoh Company, Ltd. | Information processing system, information processing device, and information processing method |
-
2009
- 2009-07-30 JP JP2009178124A patent/JP2011034218A/ja active Pending
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