JP2011033785A - 実車を用いた動画像閲覧システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 カーディーラー等に配置された実車でより広告宣伝効果を高める
【解決手段】 実車のフロントガラスの外面にリアプロジェクションフィルムを貼付して、外部からプロジェクタで動画像データ(実車の仕様情報、走行状態の動画、支払いシミュレーション情報等も含む)を投影し、販売員とともに見込顧客が実車に乗車しながら情報を閲覧できるようにした。また走行中の実車の実車のガラス窓に広告等の情報を表示できるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、実車の窓ガラスに動画像を投影する動画像閲覧システムに関する。
カーディーラーにおいて、販売員が来店した顧客に対して商談を進める際に最もネックとなるのが、顧客の希望する仕様(たとえばグレード、カラー、外部オプション、車内オプション等)の試乗車を即時に用意できないことであった。
そのために、購入を迷っている顧客(見込顧客)に対してカタログやディスプレイ装置で動画像を閲覧・視聴させて当該見込顧客の購買意欲を向上させる等の工夫を行っていた。
しかし、見込顧客としてはカタログや、動画像データだけでは自分が希望する仕様がイメージしづらく、実際に自分が乗車した状態で外部からどのように見えるのかという心理的な購買意欲につながるきっかけに欠けており、購買行動に繋がっていないのが現状であった。
特開2009−128395号公報
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、第1にカーディーラーに配車された実車を用いて購買意欲を刺激可能な動画像の閲覧システムを提供することにある。また、第2に走行中の実車を用いた広告情報等の閲覧システムを提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明では、以下の手段を採用した。
本発明の第1は、実車のフロントガラスの外面に貼付されたリアプロジェクションフィルムと、前記実車のフロントガラスの外面側外方に配置され、前記前記フロントガラスに貼付されたリアプロジェクションフィルムに対して、動画像データを投影するプロジェクタと、前記プロジェクタから投影される動画像データを出力する出力装置と、前記出力装置を制御するために車内に配置された制御装置とからなる、実車を用いた乗車型動画像閲覧システムである。
ここでリアプロジェクションフィルムは、リアプロジェクションスクリーン、背面投影スクリーンの総称であり、スリーエム社の「Vikuiti」(スリーエム社の商標、RPF120リ
アプロジェクションフィルム)を用いることができる。このフィルムは、塩化ビニールからなる透明フィルムの一面側に粘着剤層が設けられ、他面側には光吸収特性を有する黒色の塩化ビニール層が設けられ、さらにその上層にガラスレンズがマトリクス状に配置されたものであり、前記接着剤層側を窓ガラス面に貼付するようになっている。そして、前記他面側のガラスレンズ外方からプロジェクタで動画像を投影することで、一面側の窓ガラス外方にいる閲覧者に対して動画像を閲覧させることができる。
また、リアプロジェクションフィルムとしては、上記の他、「DILADスクリーン」(株
式会社きもとの商標、製品番号T40Si、T90SK、GSK、WSK等を用いることもできる。これらの製品の場合、プロジェクタからの投影動画像を表示しつつ背景も閲覧可能で空間の開放感を確保可能なもの「T40Si」等がある。
本発明の第2は、前記動画像データを、前記実車の走行状態を示す動画としたものである。このように、実車に乗車した状態で当該実車の走行態様を動画像で閲覧させることによって、当該実車の購買意欲を向上させることができる。
本発明の第3は、前記動画像データとして、前記実車の仕様情報、価格情報、または支払いシミュレーション情報等の動画、静止画または文字情報等からなる商談情報を用いたものであり、顧客は実車に乗車した状態で同乗する販売員が操作する前記制御装置としてのパーソナルコンピュータを介して出力装置およびプロジェクタから出力される前記商談情報を閲覧しながら商談を進めるものである。
このように販売員と顧客(見込顧客)とが実車の助手席に同乗した状態でフロントガラスに表示される仕様情報、価格情報、支払いシミュレーションを閲覧することによって、実車の車内という臨場感のある空間で商談を進めることによって、商談成立に導く可能性を高めることができる。
本発明の第4は、実車の窓ガラスの内面に貼付されたリアプロジェクションフィルムと、実車の車内に配置され、前記前記窓ガラスに貼付されたリアプロジェクションフィルムに対して、車外の閲覧者が閲覧可能な動画像データを投影するプロジェクタと、前記プロジェクタから投影される動画像データを出力する出力装置と、前記出力装置を制御するための制御装置とからなる、車外にいる閲覧者に対して情報を表示する実車を用いた情報閲覧システムである。
これによれば、実車を用いて車外にいる閲覧者(見込顧客)に対してその窓ガラスを通じて動画像を表示するため、当該動画像とともに、表示媒体としての実車が閲覧者の脳裏に関連付けられて記憶されることになり、広告効果を高めて購買行動を促進させることが可能になる。
本発明の第5は、前記窓ガラスに投影される動画像データを当該実車のシートアレンジ、シートカラー等の車内の仕様に関するオプション情報としたものである。
すなわち、実車の窓ガラスを通じて見えるであろう車内の状態(シートカラー、シートアレンジや家族の乗車状態)をその窓ガラスそのものに仮想投影することによって、閲覧者は自分や家族が乗車したときに外部からどのように見えるかが容易に想像できるようになり、購買行動を促進できる。
本発明の第6は、実車のリアガラスの内面に貼付されたリアプロジェクションフィルムと、車内に配置され、前記前記リアガラスに貼付されたリアプロジェクションフィルムに対して、走行時の後続車両の乗員が閲覧可能な動画像データを投影するプロジェクタと、前記プロジェクタから投影される動画像データを出力する出力装置と、前記出力装置を制御するための制御装置とからなる、後続車両の乗員に対して動画像情報を閲覧させる実車を用いた情報閲覧システムである。
これによれば、後続車両の乗員(運転席のドライバーや助手席の乗員)に対して動画像情報(たとえば広告情報や当該車両の状態(ハザード、または緊急停止等)を示す表示情報)を表示させることができる。
本発明の第7は、前記に加えて、後続車両のフロント形状を撮像する撮像手段と、制御装置に設けられ、前記フロント形状から後続車両の車種を判別する車種判別手段と、前記で判別された車種に基づいて、後続車両に対して最適な広告動画像を関連付ける広告動画像関連テーブルと、前記広告関連テーブルによって関連付けられた広告動画像データを記憶手段から読み出して出力装置に出力する動画像出力手段とを備えたものである。
すなわち、第6で説明した構成にさらに後続車両の車種を判別して(たとえば、後続車両がハイブリッドカーであれば実車でラインナップされているハイブリッドカーの動画像広告情報というように)、その車種に適合した広告動画像データを後続車両の乗員に視聴させることができる。
本発明によれば、実車の窓ガラスを利用して当該窓ガラスに動画像情報を表示させることによって、閲覧者に対して実車と観念付けられた購買行動の促進や広告宣伝効果の高い情報を閲覧させることができる。
フロントガラスの外面にリアプロジェクションフィルムを貼付し外部から情報データを投影させた状態を示す説明図 乗車状態の乗員に対して外部から情報を閲覧させるためのシステム構成概略図 リアプロジェクションフィルムの断面構成図 車内にプロジェクタを配置したサイドガラスの内部にリアプロジェクションフィルムを貼付して車内から動画像を投影した場合の表示例 車内にプロジェクタの配置構成を示す説明図 後続車両に情報を閲覧させるための表示例を示す説明図 リアカメラを用いて後続車両の車種判別を行い最適な情報表示を行うためのシステム構成ブロック図 テーブル構成を示す説明図
以下、本発明の最良の実施形態を図面を用いて説明する。
(第1の実施形態:乗車して車の内部で閲覧するシステム)
図1〜図3は本発明の第1の実施形態を説明するための図である。この実施形態では、実車のフロントガラスの外面にリアプロジェクションフィルムが貼付されている。このリアプロジェクションフィルムは、スリーエム社の「Vikuiti」(スリーエム社の商標、RPF120リアプロジェクションフィルム)を用いることができる。このフィルムは、図3に示
すように、塩化ビニールからなる透明フィルム(透明塩化ビニール層)の一面側(図では左側)に粘着剤からなる粘着層が設けられ、他面側(図では右側)には光吸収特性を有する光吸収黒色塩化ビニール層が設けられ、さらにその上層にガラスレンズがマトリクス状に配置されており、前記粘着層側を窓ガラス(FG)面に貼付するようになっている。そして、前記他面側のガラスレンズ外方からプロジェクタ(PRJ)で動画像を投影することで、一面側の窓ガラス外方にいる閲覧者に対して動画像を閲覧させることができるようになっている。
また、リアプロジェクションフィルムとしては、上記の他、「DILADスクリーン」(株
式会社きもとの商標、製品番号T40Si、T90SK、GSK、WSK等を用いることもできる。これらの製品の場合、プロジェクタからの投影動画像を表示しつつ背景も閲覧可能で空間の開放感を確保可能なもの「T40Si」等がある。
要するに、リアプロジェクションフィルムとしては、背面側からプロジェクタで動画像を投影し、それを正面側から閲覧可能な仕組みのものであれば、フィルム状、シート状、スクリーン状、パネル状等いかなる材質、厚さ、形状のものであってもよい。
これらのリアプロジェクションフィルムでは、プロジェクタ(PRJ)からの投影光は、ガラスレンズや拡散層を通過して閲覧者によって閲覧可能となるため、光源がホットポイントとして閲覧者に視認されないようになっている。
図2に示すように、プロジェクタ(PRJ)は、実車のフロントガラス(FG)前方に配置されており、フロントガラス(FG)の外側に貼付されたリアプロジェクションフィルム(RPF)に対して動画像を投影可能になっている。ここで、プロジェクタ(PRJ)の光量としては、リアプロジェクションフィルム(RPF)の貼付面積に依存するが、画面の縦横比を16:9とした場合、35インチ相当で1500ルーメン以上、45インチ相当で2000ルーメン以上、60インチ相当で4000ルーメン以上が好ましい。
なお、同図ではプロジェクタ(PRJ)は実車のフロントガラス(FG)の前方上方に配置されているが、実車のボンネット上または前方下方に配置してもよい。プロジェクタ(PRJ)には投影される動画像の斜め補正機能を備えていることが好ましく、プロジェクタの投影軸に対してリアプロジェクションフィルム(RPF)が斜め状態で配置されているような場合であっても、動画像の投影が可能になっている。
前記プロジェクタ(PRJ)は、出力装置に接続されている。この出力装置は、動画像データがハードディスク装置に格納されたパーソナルコンピュータ、ビデオ再生装置等であり、車内に配置された制御装置(カーナビゲーション装置、ビデオ操作用リモコン、パーソナルコンピュータ装置等)から制御可能となっている。
このような状態で、閲覧者は実車の運転席や助手席に乗車して前記制御装置(カーナビゲーション装置、ビデオ操作用リモコン、パーソナルコンピュータ装置等)を制御することでプロジェクタ(PRJ)からフロントガラス(FG)に所望の動画像を表示させることができる。このときに、実車の実際の走行映像を表示させることで閲覧者はまるで実車を運転しているような体験が可能となる。
なお、制御装置としてハンドル(HD)、ブレーキ、アクセル、ブレーキ等の実車の運転装置にスイッチやセンサを取り付けて投影させる走行映像を制御させるようにすることで、実車を用いたドライブシュミレーターやドライブゲームとすることもできる。
さらにカーディーラー等に配置された実車の場合、運転席に見込顧客が乗車し、助手席に販売員が同乗し、販売員はパーソナルコンピュータ等の制御装置を持参し、動画の他、当該パーソナルコンピュータによって算出された実車の価格表や仕様の画像、文字情報、支払いシミュレーション計算結果のデータ等を無線LANによって接続された外部の出力装置を通じてプロジェクタ(PRJ)からフロントガラス(FG)に表示させることによって、実車に乗車したままの状態で種々のデータを運転席に乗車した見込顧客に閲覧させることができる。
なお、この実施形態では、実車の運転席と助手席にそれぞれ見込顧客と販売員が乗車し、販売員がパーソナルコンピュータ等の制御装置を持参してリアプロジェクションフィルム(RPF)を貼付したフロントガラス(FG)に動画像を投影させる場合を説明したが、このときに実車に設けられている着座センサーで運転席または助手席の着座の有無を検出して、それぞれの着座状態に対応付けられた動画像データを投影するようにしてもよい
たとえば、運転席のみが着座検出された場合、見込顧客が運転席に着座している可能性た高いため、当該実車の走行状態を示す動画像を投影する。一方、運転席と助手席の双方の着座が検出された場合には、実車の価格表や仕様の画像、文字情報、支払いシミュレーション計算結果のデータ等を投影してもよい。
上記のようなシステムを実現するためには、後述の制御装置のフラッシュメモリ(FM)内に設定されたテーブルに着座状態と出力動画像を関連付けた着座状態対応テーブルを設けておけばよく、具体的には運転席のみの着座状態が検出されたときには、当該実車の走行状態を示す動画像が出力され、運転席と助手席双方の着座状態が検出されたときには実車の価格表や仕様等の動画像が出力されるように関係付けられていればよい。
さらに、当該第1の実施形態は、損害保険会社等で必要とされる運転シミュレータとしても応用できる。
たとえば、実車にハンドル操作を検出するハンドルスイッチ、ブレーキ操作を検出するブレーキスイッチ、アクセル操作を検出するアクセルスイッチ等をあらかじめ制御装置に接続しておき、運転席に着座した被験者がプロジェクタ(PRJ)から投影される動画像に対してどの程度の時間でハンドル操作、ブレーキ操作あるいはアクセル操作を行ったかを計測することで当該被験者の運転能力を算出するようにしてもよい。
このように本実施形態では、実車に対してわずかな機構を付加するだけで、運転シミュレータが実現でき、保険会社や警察等において安価に運転シミュレーションシステムを構築することが可能となる。
(第2の実施形態:車内にプロジェクタを配置して外部から閲覧するシステム)
図4〜図6は、本発明の第2の実施形態を示す説明図である。本実施形態では、実車の車内にプロジェクタ(PRJ)を配置し、実車の窓ガラスの内側にリアプロジェクションフィルム(RPF)を貼付し、外部に対して動画像を表示する点が特徴である。すなわち、閲覧者は実車の外部から窓ガラスに投影された動画像を閲覧することになる。
図5は実車の天井から吊り下げ設置された一対のプロジェクタ(PRJ)の配置状態を示している。この図ではそれぞれのプロジェクタからサイドガラス(SG)の内側面に貼付されたリアプロジェクションフィルム(RPF)に動画像を投影するようになっている。これらのシステム構成については第1の実施形態と同様であるので、説明は省略する。
同図において、実車のサイドガラスに実車のシートアレンジや顧客自身の家族構成と同じ家族(たとえば、本人、奥さん、ペット等)が乗車した状態の動画像を表示させることができる。
このとき、あらかじめ複数の異なる家族構成(人数やペットの有無)での乗車状態を示す動画像を出力装置内のハードディスク装置に複数格納しておき、パーソナルコンピュータを用いて見込顧客に家族構成等の情報を入力させて、それに対応した動画像を出力装置からプロジェクタ(PRJ)から投影させることができる。
それによって、見込顧客は自分の家族が当該実車に乗車した状態を想定しやすくなる。
また、実車の異なるシートカラーの動画像や、複数のシートアレンジの動画像をあらかじめ出力装置内のハードディスク装置に格納しておき、順次プロジェクタ(PRJ)から
投影させてもよい。
なお、本実施形態では社内に配置したプロジェクタ(PRJ)からサイドガラス(SG)の内側面に貼付されたリアプロジェクションフィルム(PRF)に対して動画像を投影する場合で説明したが、これに限らず、ガラスサンルーフやムーンルーフ等の車内側面にリアプロジェクションフィルム(RPF)を貼付して、車内に設置されたプロジェクタ(PRJ)から動画像を投影してもよい。
(第3の実施形態:車内にプロジェクタを配置して走行中の後続車に閲覧させるシステム)
図6〜図8は、本発明の第3の実施形態を示す説明図である。本実施形態では、走行中の実車の内部から窓ガラス、たとえばサイドガラスやリアガラスに車内のプロジェクタ(PRJ)から投影した動画像を表示させて車外の閲覧者に閲覧させるものである。
車内に配置されたプロジェクタ(PRJ)は第2の実施形態で説明した図5と同様であるので説明は省略する。
サイドガラスに動画像を表示する場合は前記第2の実施形態と同じであるが、本実施形態では特にリアガラスの内面にリアプロジェクションフィルム(RPF)を貼付して後方の後続車に対してリアガラスに動画像を表示させ閲覧させる点が特徴である。
図7はこの第3の実施形態を実現するためのハードウエア構成を示すブロック図である。同図に示すように本システムは、バス(BUS)を中心にして接続された中央処理装置(CPU)、メインメモリ(MM)、記憶装置としてのフラッシュメモリ(FM)、インターフェース(I/O)を介して接続されたリアカメラ、3G端末、プロジェクタ(PRJ)、カーナビ装置等で構成されている。
前記フラッシュメモリ(FM)には、オペレーティングシステム(OS)の他に、各種プログラム(PRG)、動画像データが格納された画像データベース(DB)、各種テーブル(TBL)が設定されている。このテーブルには、図8に示すように、リアカメラから撮像された認識画像に付与される認識画像IDに対する対応広告IDと、その画像格納アドレスがそれぞれ関連付けられて登録されている。
リアカメラは図6に示すように、実車のリアパネルに取り付けられており、当該実車の後続車両を撮像することができるようになっている。
このリアカメラで撮像された後続車両の画像データは、中央処理装置(CPU)に読み込まれたプログラム(PRG)によって画像認識処理が行われ、後続車両の車種が判別される。この後続車両の認識画像には認識画像IDが付与されて、テーブル(TBL)が参照されてこの認識画像の車両車種に対応した広告画像IDが決定されてその広告画像IDに関連付けられた画像データベース(DB)内の画像格納アドレスから対応画像データが読み出され、インターフェース(I/O)を介してプロジェクタ(PRJ)からリアガラスに添付されたリアプロジェクションフィルム(RPF)に投影される。
このように、後続車両の運転手または搭乗者は自身が運転している車両に対応した前方の実車に関連する広告情報の閲覧が可能になる。
なお、画像データベース(DB)に格納される画像データは3G端末を介して常に最新の広告画像データに更新されるようになっていてもよい。また、カーナビ装置と連動した情報、たとえば「この先、カーブが続きます」とか、「3番目の信号で左折します」等の
情報をリアガラスに表示させるようにして後続車両の乗員に情報を提供するようにしてもよい。
本発明は、実車の窓ガラスに情報表示を行う実車の販売促進システムまたは実車を用いた広告システムに利用することができる。
FG フロントガラス
HD ハンドル
PRJ プロジェクタ
RPF リアプロジェクションフィルム
SG サイドガラス
RG リアガラス
CPU 中央処理装置
MM メインメモリ
BUS バス
I/O インターフェース
FM フラッシュメモリ
OS オペレーティングシステム
PRG プログラム
TBL テーブル

Claims (7)

  1. 実車のフロントガラスの外面に貼付されたリアプロジェクションフィルムと、
    前記実車のフロントガラスの外面側外方に配置され、前記前記フロントガラスに貼付されたリアプロジェクションフィルムに対して、動画像データを投影するプロジェクタと、
    前記プロジェクタから投影される動画像データを出力する出力装置と、
    前記出力装置を制御するために車内に配置された制御装置とからなる、
    実車を用いた乗車型動画像閲覧システム。
  2. 前記動画像データは、前記実車の走行状態を示す動画であることを特徴とする請求項1記載の実車を用いた乗車型動画像閲覧システム。
  3. 前記動画像データは、前記実車の仕様情報、価格情報、または支払いシミュレーション情報等の動画、静止画または文字情報等からなる商談情報であり、顧客は実車に乗車した状態で同乗する販売員が操作する前記制御装置としてのパーソナルコンピュータを介して出力装置およびプロジェクタから出力される前記商談情報を閲覧しながら商談を進める請求項1記載の乗車型動画閲覧システムを用いた商談システム。
  4. 実車の窓ガラスの内面に貼付されたリアプロジェクションフィルムと、
    実車の車内に配置され、前記前記窓ガラスに貼付されたリアプロジェクションフィルムに対して、車外の閲覧者が閲覧可能な動画像データを投影するプロジェクタと、
    前記プロジェクタから投影される動画像データを出力する出力装置と、
    前記出力装置を制御するための制御装置とからなる、
    車外にいる閲覧者に対して情報を表示する実車を用いた情報閲覧システム。
  5. 前記窓ガラスに投影される動画像データは当該実車のシートアレンジ、シートカラー等の車内の仕様に関するオプション情報であることを特徴とする請求項4記載の実車を用いた情報閲覧システム。
  6. 実車のリアガラスの内面に貼付されたリアプロジェクションフィルムと、
    車内に配置され、前記前記リアガラスに貼付されたリアプロジェクションフィルムに対して、走行時の後続車両の乗員が閲覧可能な動画像データを投影するプロジェクタと、
    前記プロジェクタから投影される動画像データを出力する出力装置と、
    前記出力装置を制御するための制御装置とからなる、
    後続車両の乗員に対して動画像情報を閲覧させる実車を用いた情報閲覧システム。
  7. 前記に加えて、
    後続車両のフロント形状を撮像する撮像手段と、
    制御装置に設けられ、前記フロント形状から後続車両の車種を判別する車種判別手段と、
    前記で判別された車種に基づいて、後続車両に対して最適な広告動画像を関連付ける広告動画像関連テーブルと、
    前記広告関連テーブルによって関連付けられた広告動画像データを記憶手段から読み出して出力装置に出力する動画像出力手段とを備えた
    前記請求項6の情報閲覧システムを用いた、後続車両に対する広告動画像閲覧システム。
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