JP2011033663A - パネル基板搬送装置および表示パネルモジュール組立装置 - Google Patents

パネル基板搬送装置および表示パネルモジュール組立装置 Download PDF

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Abstract

【課題】表示パネルモジュール組立装置は、表示パネル基板を位置決めして、その周囲を保持しながら各種処理を行う。表示パネル基板が大きくなると反りややわみが大きくなるので、表示パネル基板の位置決めが困難である。
【解決手段】パネル基板を搬送する搬送手段と、前記パネルの一辺を吸着によって固定する固定部材と、前記固定部材と部品を実装する実装装置との間にパネル基板に付与されたマークを検出する検出手段と、前記実装装置内に上下方向に可動なバックアップ手段を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、液晶やプラズマなどのFPD(Flat Panel Display)の表示パネル基板(表示セル基板)の周辺に駆動ICの搭載やCOF(Chip on Film),FPC(Flexible Printed Circuits)などのいわゆるTAB(Tape Automated Bonding)接続および周辺基板(PCB=Printed Circuit Board)を実装する表示パネルモジュール組立装置に関するものである。より具体的には、表示パネルモジュール組立装置における各処理作業を精度良く行うために必要な装置の構成および駆動方法に関するものである。
表示パネルモジュール組立装置は、液晶やプラズマなどの表示パネル基板の周囲に、駆動IC,TABおよびPCBなどを実装する処理を行う装置である。
例えば、処理工程の一例としては、(1)表示パネル基板端部のTAB貼付け部を清掃する端子クリーニング工程、(2)清掃後の表示パネル基板端部に異方性導電フィルム(ACF=Anisotropic Conductive Film)を貼付けるACF貼付工程、(3)ACFを貼付けた位置に、表示パネル基板側の配線と位置決めしてTABやICを搭載する搭載工程
、(4)搭載したTABを加熱圧着することによって、TABをACF上に固定する圧着工程、(5)搭載したTABやICの位置や接続状態を検査する検査工程、(6)TABの表示パネル基板側と反対側にPCBをACFなどで貼付け搭載するPCB工程(複数の工程)などからなる。さらには、処理する表示パネルの辺の数や処理するTABやICの数などで各処理装置の数や表示パネルを回転する処理ユニットなどが必要となる。
表示パネルモジュール組立装置は、上記の処理作業工程を行う作業装置を連続して配置し、その間をパネル基板搬送手段により表示パネル基板を搬送することで、表示パネル基板の周辺実装処理を行うものである。
上記の処理作業のうち、(2),(3),(4),(6)の工程は、表示パネル基板端部やPCBにACFを貼付する工程と、前記接着剤テープの上に部品を搭載する工程であるので、処理位置を精度良く保つ必要がある。表示パネル基板が大型になるほど、たわみの影響が出て処理作業時に処理位置の位置精度を保つことが難しくなってくる。
特許文献1は、表示パネルモジュール組立装置において、搬送するパネル基板の一辺を保持する方法を示している。パネル基板の大きさに合わせて吸着処理を行い、縁部の反りを矯正するので、大きさの異なる多種類のパネル基板を吸着して固定することができる。
特許文献2は、表示パネルモジュール組立装置において、搬送する基板の位置精度を保つ構成を示している。本文献では、大型でたわみを有するパネルを保持する際に、たわみを補正する方法について述べている。その方法は、パネルを2箇所で挟んで保持して、たわみを矯正してからパネルの下方からパネル基板を吸着することによって、パネル基板の平面度を保つものである。
特許文献3は、表示パネルモジュール組立装置において、パネル基板に書かれた位置合わせマークを複数台のカメラで読み取り、複数の処理作業時の処理位置を正確に決定する方法が記載されている。
特開2006−58658号公報 特開平11−204579号公報 特開平8−125400号公報
前記表示パネル基板の周囲に駆動IC,TABおよびPCBなどを実装する場合は、それらに形成されている配線の間隔が数十〜百μm程度であるので、処理位置を精度良く保つ必要がある。表示パネル基板が大型になるほど、反りやうねりの影響が出て、パネル基板周囲での処理位置の精度を保つことが難しくなってくる。
特許文献1の構成は、パネル基板の一辺の下面を吸着部材によって吸着することによって保持する構成である。実際に表示パネル基板の周囲に、駆動IC、TABおよびPCBなどを実装する場合は、まず、実装する位置にACF(=Anisotropic Conductive Film)と呼ばれる接着剤に導電粒子が練り込まれた異方性導電フィルムを貼付する。パネル基板にACFを貼付する際は、バックアップ部材でパネルを支え、バックアップ部材が支えた位置にACFを熱圧着する。数MPa程度の圧力がかかるので、貼付位置を支えるバック部材が無いと、パネルが破損したり、吸着部材での保持位置がずれたりするという課題がある。また、駆動ICやTABをACF上に実装する場合も、熱と圧力をかけて固定するので、前記ACFの貼付の場合と同様にバックアップ部材が必要である。また、パネル基板の周囲へのACFの貼付や駆動ICやTABの実装は多数回行われるので、その処理動作ごとにバックアップ部材の上下動作が必要である。上下動作を行う際には、パネルのたわみや処理装置ごとの据付誤差を考慮して上下動作量を決定する必要がある。
特許文献1の構成では、バックアップ部材の有無に言及されていないので、ACFの貼付や駆動ICやTABの実装が精度良く行うことができないという課題がある。
特許文献2の構成は、パネルを2箇所で挟んで保持して、たわみを矯正してからパネルの下方からパネル基板を吸着することによって、パネル基板の平面度を保つ方法である。たわんだパネル基板を挟むことによって平面度が出るようになるが、パネルがたわんでいる場合では、複数のパネル基板を挟む部材がパネルを挟むタイミングがずれて、パネル位置がずれてしまい、処理動作位置が不適切になるという課題がある。
特許文献3の構成は、パネル基板に書かれた位置合わせマークを複数台のカメラで読み取り、処理作業時の処理位置を正確に決定することを試みているが、パネルの固定位置がカメラ位置から遠いために、大型のパネル基板の場合は処理位置の決定精度が低下するという課題がある。
本発明の目的は、液晶やプラズマなどの表示パネル基板の周辺に駆動IC等の部品を実装する表示パネルモジュール組立装置において、表示パネル基板の反りやうねりを補正して処理位置の位置決め精度を高め、表示パネル基板の周辺に精度良く部品を実装できる装置を提供することである。
上記目的を達成するための本発明の一つの特徴は、表示パネル基板の周辺に駆動IC等の部品を実装する実装処理装置を複数台有する表示パネルモジュール組立装置において、パネル基板を搬送する搬送手段と、前記パネルの一辺を吸着によって固定する固定部材と、前記固定部材と部品を実装する実装装置との間にパネル基板に付与されたマークを検出する検出手段と、前記実装装置内に上下方向に可動なバックアップ手段を設けることにある。
また、本発明の他の特徴は、バックアップ手段が、前記固定部材がパネルを保持する高さよりもわずかに押し上げた位置でパネルを固定して反りやたわみを補正して部品を実装することにある。
また、本発明のその他の特徴は、パネル基板を搬送する搬送手段でのパネル保持位置よりも、前記パネルの一辺を吸着によって固定する固定部材の固定位置の方がわずかに低くすることにある。このように設定することによって、前記バックアップ手段が上昇したときに反りやたわみを補正して部品を実装する。
本実装装置は、パネル基板の部品実装位置にACFを貼付するACF貼付装置が該当する。
さらに、高精度な処理位置を求められるCOFやFPCなどのいわゆるTABを搭載する搭載処理装置においては、パネル基板を搬送する搬送手段の高さ方向のうねりも考慮する必要がある。つまり、パネル基板を搬送する搬送手段は、少なくともパネル長さ分の距離をパネル搬送方向に動く部材である。そのため、パネル基板を搬送する搬送手段自身が、TABの配線パターン間隔に比べて大きなうねりを有している。
また、TABを搭載する装置では、搭載時の処理高さ位置のずれが配線の接続位置ずれにつながる。また、TABを搭載する搭載処理装置が動いて複数箇所の搭載を行う場合には、搭載装置自身を移動させる搬送装置のうねりも存在する。そのため、本発明の更に他の特徴は、TABを搭載する搭載処理装置において、搭載処理装置内にTABに付与されたマークを検出する検出手段を設けるとともに、実装処理装置の処理位置でのパネル基板を搬送する搬送手段のうねり情報、かつ実装装置を搬送するうねり情報に基づき、前記実装装置内に上下方向に可動なバックアップ手段を設けることにある。
上記本発明の一つの特徴によれば、パネル基板のそりやたわみを補正して保持できるので、処理位置の位置決め精度が高まり、表示パネル基板の周辺に精度良く部品を実装できる装置を提供できるという効果がある。
特に、バックアップ手段が前記固定部材によってパネルを保持する高さよりもわずかに押し上げた位置でパネルを固定して反りやたわみをより高度に補正して、処理位置の位置決め精度を高めることができる。そのため、表示パネル基板の周辺に精度良く部品を実装できる装置を提供できるという効果がある。また、パネル基板を搬送する搬送手段でのパネル保持位置よりも、前記パネルの一辺を吸着によって固定する固定部材の固定位置の方がわずかに低くすることによっても、バックアップ手段が上昇したときにより高度に反りやたわみを補正して、処理位置の位置決め精度を高めることができる。そのため、表示パネル基板の周辺に精度良く部品を実装できる装置を提供できるという効果がある。
本発明一実施形態の処理辺保持固定手段近傍の上面図であり、位置決め方法を示す図である。 図1の側面図であり、実装装置での処理動作の様子を示す図である。 図1の側面図であり、図2とは別の実装装置の処理動作を示す図である。 本発明のパネル基板搬送装置およびそれを用いた表示パネルモジュール組立装置の基本構成を示す図である。 図4の側面図であり、表示パネル基板の処理および搬送時の状態を示す図である。 図4の正面図であり、表示パネル基板の処理および搬送時の状態を示す図である。 非処理領域保持手段の一実施例を示す図である。 表示パネルに設けられた基準マークの一例を示す図である。 表示パネル基板の周囲部にACFを貼付する装置の一例の概要を示す図である。 カッター刃によってACFに切れ目を入れる動作の一例の概要を示す図である。 表示パネル基板の周囲部にACFを貼付する手順の一例を示す図である。 COF(Chip on Film)の一例の外観図である。 搬送時パネル基板保持手段と処理辺保持固定手段の表示パネル基板保持面との位置関係の一例を表す図である。
以下、本発明の一実施形態を図1から図12を用いて説明する。
図4から図6は、本発明のパネル基板搬送装置およびそれを用いた表示パネルモジュール組立装置の基本構成を説明するための一実施例を示した図である。図4は、装置の上方(Z方向)、図5は装置の側方(X方向)、図6は、装置の搬送系を正面(Y方向)から見た図である。
図4は、表示パネルモジュール組立装置内で連続して配置される処理作業装置4台を模式的に示したものである。本装置は図中2点鎖線で示される表示パネル基板4を、図中左から右に向かって、処理作業装置AからDに向けて搬送しながら、表示パネル基板の周辺部に各種処理作業を行って、ICやTABなどを実装する作業を行う装置である。図中の左側2つの処理作業装置A,Bは、表示パネル基板の長辺側(ソース側)の処理作業を行う装置であり、右側の2つの処理作業装置C,Dは、表示パネル基板の短辺側(ゲート側)の処理作業を行う装置である。
図4中において、表示パネル基板4は各処理作業装置の処理作業位置に保持された状態であって、2点鎖線で示している。図中に示した各数字の後の添え字である( )内A〜Dは関係する処理作業装置を示す記号である。
図4では、処理作業装置Aの上流側の処理作業装置郡と処理作業装置Dの下流側装置郡については、割愛している。表示パネルモジュール組立装置全体としては、(1)表示パネル基板縁部のTAB貼付け部を清掃する端子クリーニング工程、(2)清掃後の表示パネル基板縁部に異方性導電フィルム(ACF)を貼り付けるACF貼付工程、(3)表示パネル基板に形成された配線の位置に合わせて、(2)で貼付したACF上に精度良くTABやICを搭載する搭載工程、(4)搭載したTABやICを加熱圧着することで、ACFに固定する圧着工程、(5)TABの表示パネル側と反対側にPCBをACFなどで貼付け搭載するPCB処理工程、(6)各種検査装置などの処理作業装置がある。これらは、処理辺数などに応じて、複数の処理作業装置が連ねられた構成となっている。このうち、(2)のACF貼付工程や(3)の搭載工程は、パネル基板の周囲の数箇所で行われる作業であるので、処理ユニットが処理ユニットのX軸可動手段2によって移動できるようになっている。
また、工程(1)〜(6)で示した処理作業装置を台数やその順序は、組立作業を行う表示パネルモジュール構成に依存する。
本実施形態は、これら数多く接続された各種処理装置の間で表示パネル基板を高効率に搬送し、処理することで、生産性の高いパネル基板搬送装置とそれを用いた表示パネルモジュール組立装置に関する。
本実施形態における表示パネル基板4の搬送は、隣接する2つの処理作業装置もしくは処理作業位置間において、表示パネル基板4の位置決めを行うパネル基板搬送位置決め手段で行われる。パネル基板搬送位置決め手段は、処理作業装置間で表示パネルを搬送するためのX軸可動手段6、表示パネル搬送方向に直角なY軸の可動手段7、表示パネルの高さを可変可能なZ軸可動手段8、表示パネルの回転位置を可変可能なθ軸可動手段9、及び、表示パネルを保持するための搬送時パネル基板保持手段10から構成されている。この搬送時パネル基板保持手段10を移動させることで、表示パネル基板4を処理作業する位置に順次搬送を行う。
パネル基板搬送位置決め手段に関わる構成部材や機構部については、動作範囲の上流側処理作業装置記号と下流側作業装置記号を用いて、「(A−B)」のような形式で付記した。図4では、処理作業装置(A−B)間,(B−C)間,(C−D)間で動作する3台のパネル基板搬送位置決め手段とともに、処理作業装置Aのさらに上流側の処理作業装置から表示パネル基板の搬入を行う(〜A)および、処理作業装置Dのさらに下流側の処理作業装置に表示パネル基板の搬出を行う(D〜)の2台のパネル基板搬送位置決め手段の一部も図示している。
次に、本実施形態のパネル基板搬送位置決め手段における搬送時パネル基板保持手段10について説明する。
搬送時パネル基板保持手段10は、各種処理装置にて処理される表示パネル基板4の辺よりも内側の下面領域を保持するように構成されている。図4に示した実施例では、表示パネル基板4の4辺すべての縁辺領域を空けた状態で、表示パネル基板4を搬送時パネル基板保持手段10に保持している。この位置でパネル基板を保持すれば、θ軸可動手段部9で表示パネル基板4を回転させることで、表示パネル基板4の4辺すべてについての処理動作が可能となる。上流から下流の処理作業装置への表示パネル基板の搬送とともに、同一の処理作業装置内での表示パネル基板4の処理辺切替え動作が、表示パネル基板4の持替え動作などを挟むことなく簡単に行うことができる。
次に、各処理作業装置または処理作業位置で処理する表示パネルを保持する処理辺保持固定手段3について説明する。
処理辺保持固定手段3は、想定される表示パネルサイズの最大処理辺の長さよりも長い部材であり、表示パネル基板4の処理辺側の処理辺端から均一な距離だけ内側にあって、処理辺に平行かつ処理辺方向に細長く、処理辺全域にわたって表示パネルを保持、固定することで、処理領域における表示パネルの反りやうねりなどを補正する部材である。処理辺保持固定手段3は、表示パネル固定表面が剛体平面となっており、固定平面部内にエアー吸引口を複数設け、エアー吸着により表示パネル基板4を処理辺保持固定手段3に固定する。
処理辺保持固定手段3による固定は、前記搬送時パネル基板保持手段10によって固定され、前記パネル基板搬送位置決め手段によって表示パネル基板4を概略位置に位置決めされた後で行われる。前段の処理動作位置からの移動距離は予めわかっているので、概略位置への搬送は容易である。表示パネル基板4は、パネル基板搬送位置決め手段で位置が固定された後、処理位置に近づくように(y方向)に移動し、処理辺保持固定手段3の上に乗せられる。この後に精密にパネルの姿勢が補正される。その補正方法を以下に述べる。
一般に、表示パネル基板4の処理辺および処理箇所には、基準マークが設けられている。図8は、表示パネル基板4に設けられた基準マークの一例を示す図である。基準マークとしては、表示パネル端部の基準位置を示す端部マーク24とともに、TABやICなどの搭載位置を示す搭載位置マーク25などが形成されている。基準マークの形態は、様々であり、図に示されている「+」や「・」以外に、「■」,「T」,「−−」,「V」など様々な形態がある。本実施形態のパネル基板搬送装置および表示パネルモジュール組立装置では、表示パネルを搬送するパネル基板搬送位置決め手段が、X、Y、Z、θ軸の可動手段を有している。表示パネル基板4の基準マーク24,25をCCDカメラなどで検出することで、表示パネル基板4の姿勢を算出し、パネル基板搬送位置決め手段で位置補正を行うことができる。この後、搬送時パネル基板保持手段10によってパネル基板をエアー吸着によって固定し、次いで、処理辺保持固定手段3において、エアー吸着により表示パネルの処理辺側近傍を固定する。これによって、ゆがみやうねりなどを有する表示パネル基板4であっても、処理辺側における表示パネル基板4の平面性を確保することが可能となる。
ここで、図13に示すように、搬送時パネル基板保持手段10と処理辺保持固定手段3の表示パネル基板保持面にわずかな傾斜があると、処理辺側における表示パネル基板4の平面性が確保しやすくなる。図13(a)は搬送時パネル基板保持手段10と処理辺保持固定手段3の表示パネル基板保持面にわずかな傾斜がある状態を示している。図13(b)は、表示パネル基板4が搬送され、基準マーク24、25を基準マーク検出手段26で検出している状態である。基準マーク検出手段26はX方向の可動手段28に接続されていて、X方向に動くことができる。この状態で、処理辺保持固定手段3において、エアー吸着により表示パネルの処理辺側近傍を固定すると、表示パネル基板4の平面性が確保しやすくなる。
図13(b)で示した表示パネルの位置で、各処理装置における処理作業が表示パネルの処理辺部で行われる。処理作業の例については、後で詳しく述べる。
次に、非処理領域保持手段5について説明する。
非処理領域保持手段5は、処理辺保持固定手段3で保持している表示パネル処理辺以外の辺の下面領域を保持する部材であり、パネル基板搬送位置決め手段における搬送時パネル基板保持手段10が退避した際においても、表示パネル基板4を概ね水平に保ち、前記処理辺保持固定手段3による表示パネルの固定保持を補助する部材である。パネル基板保持手段10が退避する場合とは、上流位置に次に処理される表示パネル基板4を受け取りに行っている場合である。このような動作を行うことによって、高速なパネル搬送、及び、周辺処理が可能となる。
非処理領域保持手段5は、装置の上面から吊り下げられたアーム構造を有しており、表示パネル基板の非処理辺の縁辺下面に保持アームを差し込んで支える構造を有している。非処理領域保持手段5は、表示パネル基板の非保持時には、表示パネル基板の処理高さや搬送高さよりも上方に退避可能な可動機構を有している。図4から6の実施例では、3つの非処理領域保持手段5a〜5cによって、処理作業位置の表示パネルを保持する構成を示している。図5(a)および図6(a)は、非処理領域保持手段5によって表示パネル基板を保持している状態を示し、図5(b)および図6(b)は、非処理領域保持手段5が上方に退避した状態を示している。
図7は、非処理領域保持手段5の一実施例を説明するための図である。図7(a)は、表示パネル基板4を保持している状態を示し、図7(b)は、退避している状態を示す。図7の非処理領域保持手段5は、保持する表示パネル基板辺に平行な軸を中心にL型またはコ型アーム状の保持部材12とその回転軸を回転させる回転駆動手段15から構成されている。この構造は、回転駆動手段15により保持部材12を回転させるのみで、表示パネル基板縁辺下面の保持と表示パネル基板上方へのアーム状の保持部材の退避動作を行うことが可能である。
次に、処理作業の例として、ACF貼付作業と電子部品の搭載処理作業について説明する。
まず、ACF貼付作業について説明する。ACF貼付作業は、表示パネル基板の周囲部に形成された配線部と、その位置に搭載される電子部品の配線部を電気的に接続するACF(異方性導電フィルム)を貼付する作業である。
図9は、表示パネル基板4の周囲にACFを貼付するACF貼付装置の一例を示している。平板101上にはACFがリールに巻かれているACFリール102が固定具103によって固定されている。ACFは粘着性のある導電テープであるので、セパレータと呼ばれる樹脂テープが付いた状態でACFリール102に巻かれている。ACFリール102は図示しないモータによって回転する。ACFリール102から出たセパレータ付きACFテープ120は、平板101上に備え付けられた複数のプーリー105に接触しながら所定の位置を通り、ゴムロール106、107に挟まれた状態に配置される。ゴムローラ106は図示しないモータで回転する。セパレータ付きACFテープ120は、上刃111と呼ばれるヒーターが内蔵された金属ブロックと、下刃112と呼ばれる金属ブロックの間を経由している。上刃111と下刃112の位置の直前には、カッターユニット104が存在する。カッターユニット104では、セパレータ付きACFテープ120にカッター刃を押し当て、ACF全部の切断とセパレータの一部に切れ目を入れる動作を行う。この動作について図10を用いて説明する。
図10(a)に示すように、カッター刃123と平板124の間には、ACF121とセパレータ122からなるセパレータ付きACFテープ120が配置される。次に図10(b)に示すように、カッター刃123が移動してACF全部の切断とセパレータの一部に切れ目を入れる。次いで、図10(c)に示すようにカッター刃123は元の位置に戻る。
図9の説明に戻って、パネル基板4にACFを貼付する動作の説明を続ける。パネル基板4は、上刃111と下刃112の間を通る。上刃111はヒーターによって加熱されており、上刃111と下刃112とでセパレータ付きACFテープ120とパネル基板4を挟むことによって、ACFをパネル基板4上に熱圧着する。ACFが無くなったセパレータ(樹脂テープ)は、ゴムロール106が回転することによって移動し、吸引装置に接続されたACF回収箱108内に回収される。
次に図11を用いてACFをパネル基板4に熱圧着する工程を説明する。
図11はACFをパネル基板4上に熱圧着する工程を示す図である。図11(a)に示すように、下刃112はパネル基板4が配置される位置まで移動し、かつセパレータ付きACFテープ120もパネル基板4が配置される位置まで移動する。このとき、下刃112はパネル基板4に接触しない位置にある。次いで、図11(b)に示すように上刃111が移動して、上刃111が下降し、下刃112が上昇してパネル基板4を挟んで、パネル基板4上にACFを熱圧着する。次いで、図11(c)に示すように上刃111が上昇して待機位置に戻る。最後に、図11(d)に示すように、下刃112が下降して待機位置に戻り、また、セパレータ付きACFテープ120も上方に移動する。(実際は上刃111と下刃112がある位置よりも下流側はACFが存在せず、セパレータのみの状態になっている。)
以上のようにして、ACFをパネル基板4上に貼付することができる。ACFはパネル基板周囲部の多数箇所貼付するので、1箇所のACF貼付が終了すると、ACF貼付装置は次の貼付位置に移動する。図4の装置Bで、一台の処理作業ユニット機構1a(B)が、1b(B)の位置に移動する例がこの移動を示している。ACF貼付装置は、処理ユニットのX軸可動手段2によって移動する。パネル基板4が大型になってくると、ACF貼付装置は、X軸可動手段2での移動距離が長くなってくる。そのため、表示パネル基板4の反りやたわみが大きくなり、ACFを熱圧着する位置でのz方向のずれが発生するようになり、場合によってはパネル基板4にひびが入るなどの損傷が発生する。そこで、表示パネル基板4の反りやたわみを補正する方法について、以下に述べる。なお、処理作業ユニット機構は、1a(B)の位置および1b(B)の位置にある二台以上の処理作業ユニット機構を用いると、移動しなくとも広い範囲のACF貼付処理が行うことができる。
図1は、本実施形態における処理辺保持固定手段3に表示パネル基板4を位置決めする構成の一実施例を示す上面図である。
図4を用いて説明したように、処理辺保持固定手段3上に表示パネル基板4を高精度に固定するためには、できるだけ処理辺保持固定手段3近傍で表示パネル基板4に設けられた処理辺側の基準マーク24,25を検出することが好ましい。本実施例の装置では、各処理作業装置の処理作業機構部とその前面に設けられた処理辺保持固定手段3の間に、光源およびCCDカメラからなる表示パネル基準マーク検出手段26を設置し、表示パネル基板両端に配置された端部マーク24を検出するように構成している。表示パネル基準マーク検出手段26で検出された画像から基準マークをパターンマッチングで抽出し、その座標位置を演算によって、表示パネルの座標位置と姿勢を算出することができる。
各種表示パネルサイズに対応して、表示パネル処理辺側の基準マーク24,25を検出するためには、表示パネル基準マーク検出手段26が処理辺方向(X方向)に移動する必要がある。そのため、表示パネル基板4の両端の端部マーク24を検出するために設けた2組の検出手段にX方向の可動手段28を設ける。図1(a)では、表示パネルの左右に配置された端部マーク24を検出するために、左右に配置された表示パネル基準マーク検出手段26L/Rが表示パネル基板4の下方で適正な位置に移動した状態を示している。表示パネル基板4の種類は数多いので、その種類ごとに決められた位置に移動して、端部マーク24を検出する。
次に、表示パネルの端部マーク24を、表示パネル基準マーク検出手段26で検出して、表示パネル姿勢を補正し、処理作業装置の処理作業位置に高精度に位置決めする工程の方法を説明する。
まず予め、表示パネル基準マーク検出手段26L/Rを、処理する表示パネルの左右にある端部マーク24の表示パネル基板4に応じて設定された場所に待機させておく。そして、パネル基板搬送位置決め手段によって、処理辺保持固定手段3に近接して設けられた表示パネル基準マーク検出手段26で端部マーク24を検出可能な位置まで、表示パネル基板4を搬送するとともに、処理辺保持固定手段3上に表示パネルを仮置きする。その後、表示パネル基準マーク検出手段26によって、表示パネル基板4の両端部に設けられた端部マーク24の位置を検出し、表示パネル基板4の正確な座標位置と姿勢を算出する。その算出結果に基づいて、表示パネルの位置や姿勢を補正して、処理作業装置の所定の処理作業位置に、表示パネルを移動する。最後に、処理辺保持固定手段3の表面に設けられた表示パネル固定用吸着吸引口29によって、表示パネル基板4を吸引して固定し、処理作業装置による処理作業を開始する。また、図中に記載してあるバックアップ手段32は、処理装置側に存在する表示パネル基板4を下方から支持する部材である。
図2は図1の側面図であり、処理装置であるACF貼付装置100の一部を加えた図になっている。ここで、図1のバックアップ手段32はACF貼付装置100の下刃122に相当する。ACF貼付装置の動作は、図9〜図11を用いて上述した通りである。図2(a)は図1(a)の側面図であり、表示パネルの左右に配置された端部マーク24を検出するために、表示パネル基準マーク検出手段26が表示パネル基板4の下方で適正な位置に移動した状態を示している。表示パネル基板4の種類は数多いので、その種類ごとに決められた位置に移動して、端部マーク24を検出する。
同様に、図2(b)は図1(b)の側面図であり、処理装置であるACF貼付装置100でACFを熱圧着している状態を示している。
ACF貼付装置100は、上刃111と下刃112が上下に動くことによって、ACFを表示パネル基板4上に貼付する装置である。表示パネル基板4が大きくなると、処理辺の上下方向の反りが無視できなくなってくる。処理辺保持固定手段3で表示パネル基板4の処理辺を吸引固定するので、表示パネルの反りが矯正され、パネル基板4にひびが入るなどの損傷が発生することなく、ACFを熱圧着することができる。
表示パネルがさらに大きくなった場合には、処理辺保持固定手段3やACF貼付装置のX軸可動手段2自身が有する上下方向のうねりが残る。両者のうねりは個々に存在するので、このうねりの大きさを予め測定し、うねりを補正する補正量をメモリーに記憶しておき、この補正量に基づいて下刃112の上昇量を補正すれば、処理辺保持固定手段3の高さ位置と下刃112の上昇位置を同一にすることができる。これにより、表示パネル基板4に反りの無い状態でACFを熱圧着することができる。
さらに、下刃112の上昇位置を処理辺保持固定手段3の高さ位置よりも数十μm高くすると、表示パネル基板4をわずかに押し上げた状態になるので、表示パネル基板4の反りをさらに補正しやすくなる効果が期待できる。
上記のように設定することにより、パネル基板4にひびが入るなどの損傷が発生することなく、ACFを熱圧着することができる。
次に、電子部品の搭載処理作業について、COF(Chip on Film)の搭載を例として説明する。
図12はCOF130の外観を示している。図12(a)はCOF130の表面を示す図であり、フィルム131上にIC132が固定されている。図12(b)はCOF130の裏面を示す図であり、フィルム131上に電気配線134が形成されている。また、フィルム131上には基準マーク133が形成されている。
このCOF130が表示パネル基板4の周囲に貼付されたACFの上に搭載、固定される。
図3は図1の側面図であり、処理装置である搭載装置140の一部を加えた図になっている。ここで、図1のバックアップ手段32は搭載装置140の下刃142に相当する。
図3(a)は図1(a)の側面図であり、表示パネルの左右に配置された端部マーク24を検出するために、表示パネル基準マーク検出手段26が表示パネル基板4の下方で適正な位置に移動した状態を示している。表示パネル基板4の種類は数が多いので、表示パネル基準マーク検出手段26は、表示パネル基板4の種類ごとに決められた位置に移動して、端部マーク24を検出する。同時に、搭載装置140内でも、COF130が上刃141に吸着されて搬送され、COF130の裏面に存在する基準マーク133を基準マーク検出手段143で検出する。その検出結果に基づいて上刃141はCOFをx,y,θ方向に動かして適正な位置に保持する。
図3(b)は図1(b)の側面図であり、処理装置である搭載装置140でCOFをACF上に熱圧着している状態を示している。即ち、図3(a)の状態の後、上刃141はy方向に一定量移動し、上昇する下刃142との間でACF上にCOFを挟んで熱と圧力で固定している状態である。
また、上記図3の例では、基準マーク検出手段143が搭載装置140内に存在するが、基準マーク検出手段143を設けずに、COF130の裏面に存在する基準マーク133を、表示パネル基準マーク検出手段26によって検出する構成としても問題はない。
また、上記図3の例と類似した別の例として、基準マーク検出手段143が下刃142と同一軸上に存在する場合、さらに、基準マーク検出手段143が下刃142よりも表示パネル基板4に近い側に存在しても問題は無い。
ところで、搭載装置140は、上刃141と下刃142が上下に動くことによって、COFなどの部品を表示パネル基板4上に貼付されたACFの上に搭載する装置である。ACF貼付装置100と同様に、表示パネル基板4が大きくなると、処理辺の上下方向の反りが無視できなくなってくる。本実施形態では、処理辺保持固定手段3で表示パネル基板4の処理辺を吸引固定するので、表示パネルの反りが矯正され、パネル基板4にひびが入るなどの損傷が発生することなく、ACFを熱圧着することができる。
また、ACF貼付装置と同様に、搭載装置140のX軸可動手段2自身が有する上下方向のうねりが残る。搭載装置140で搭載する部品の配線間隔は、数十μm程度の小さいものもあるので、X軸可動手段2自身が有する上下方向のうねりの影響は無視できない。
そのため、うねりの大きさを予め測定し、補正量をメモリーに記憶しておき、この記憶量に基づいて下刃142の上昇量を補正することにより、表示パネル基板4に反りの無い状態でCOFを熱圧着することができる。したがって、パネル基板4にひびが入るなどの損傷が発生することなく、COFを熱圧着することができる。
さらに、ACF貼付装置と同様に、下刃142の上昇位置を処理辺保持固定手段3の高さ位置よりも数十μm高くすると、表示パネル基板4をわずかに押し上げた状態になるので、表示パネル基板4の反りをさらに補正しやすくなる効果が期待できる。
以上、本発明によれば、表示パネルモジュール組立装置における表示パネルの搬送や位置決め動作を、簡単な装置構成で高速に実現できる。そして、ACFの貼付や部品の搭載を精度良く実行することができる。
1 処理作業ユニット機構(添え字A〜Dは、対応する処理作業装置を示す。)
2 処理ユニットのX軸可動手段または可動ガイド(添え字A〜Dは、対応する処理作業装置を示す。)
3 処理辺保持固定手段(添え字A〜Dは、対応する処理作業装置を示す。)
4 表示パネル(添え字A〜Dは、対応する処理作業装置を示す。また、添え字Wは幅広パネル、添え字Nは幅狭パネルを意味する。)
5 非処理領域保持手段(添え字A〜Dは、対応する処理作業装置を示す。)
6 搬送位置決め手段のX軸可動部(A〜Dを組み合わせた添え字は、対応する上流側−下流側処理作業装置の組み合わせを示す)
7 搬送位置決め手段のY軸可動部(A〜Dを組み合わせた添え字は、対応する上流側−下流側処理作業装置の組み合わせを示す。)
8 搬送位置決め手段のZ軸回転可動部(A〜Dを組み合わせた添え字は、対応する上流側−下流側処理作業装置の組み合わせを示す)
9 搬送位置決め手段のθ軸回転可動部(A〜Dを組み合わせた添え字は、対応する上流側−下流側処理作業装置の組み合わせを示す)
10 搬送位置決め手段の搬送時パネル基板保持手段(A〜Dを組み合わせた添え字は、対応する上流側−下流側処理作業装置の組み合わせを示す。)
11 搬送位置決め手段の搬送時パネル基板保持手段支えアーム(A〜Dを組み合わせた添え字は、対応する上流側−下流側処理作業装置の組み合わせを示す。)
12 非処理領域保持手段の保持アーム
15 回転タイプの保持アーム回転軸の回転手段
16 回転タイプの非処理領域保持手段の吊り下げ部
24 表示パネル端部の基準位置を示す端部マーク
25 TABやICなどの搭載位置を示す搭載位置マーク
26 表示パネル基準マーク検出手段(添え字L,Rは左右位置を示す。)
28 表示パネルの基準マーク検出手段の可動手段またはガイド(X軸)
29 処理辺保持固定手段表面の表示パネル固定用吸着吸引口
30 処理作業装置の処理作業機構部およびその領域
32 バックアップ手段
100 ACF貼付装置
101 ACF貼付装置における部品を取り付ける平板
102 ACF貼付装置におけるACFリール
103 ACF貼付装置における固定具
104 ACF貼付装置におけるカッターユニット
105 ACF貼付装置におけるプーリー
106,107 ACF貼付装置におけるゴムロール
108 ACF貼付装置におけるACF回収箱
111 ACF貼付装置における上刃
112 ACF貼付装置における下刃
120 セパレータ付きACFテープ
121 ACF
122 セパレータ
123 カッターユニットにおけるカッター刃
124 カッターユニットにおける平板
130 COF
131 COFにおけるフィルム
132 COF上に存在するIC
133 COF上に存在する基準マーク
134 COF上に存在する電気配線
140 搭載装置
141 搭載装置における上刃
142 搭載装置における下刃
143 搭載装置における基準マーク検出手段

Claims (6)

  1. 連続した複数の処理作業装置の間に表示パネル基板を順次搬送して、表示パネル基板の縁辺に各種処理作業を順次行うことで電子部品を実装する表示パネルモジュール組立装置において、
    表示パネル基板を下方から吸引によって保持しながら搬送して処理作業装置の位置に位置決めする表示パネル位置決め手段と、前記表示パネル基板の処理辺側の処理辺端から内側部分を、前記表示パネル基板の下方から吸引によって保持固定する処理辺保持固定手段と、前記処理辺保持固定手段と前記処理作業装置との間に設置されたパネル基板マーク検出手段と、前記処理作業装置に設置されていて、前記処理辺方向及び上下方向に動いて前記表示パネル基板を支えるバックアップ手段とを有する特徴とする表示パネルモジュール組立装置。
  2. 請求項1に記載の表示パネルモジュール組立装置において、前記表示パネル位置決め手段から前記処理辺保持固定手段に向けて下方に傾斜があることを特徴とする表示パネルモジュール組立装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の表示パネルモジュール組立装置において、前記パネル基板マーク検出手段は前記表示パネル基板の処理辺方向に可動であることを特徴とする表示パネルモジュール組立装置。
  4. 請求項1又は請求項2に記載の表示パネルモジュール組立装置において、前記バックアップ手段は前記表示パネル基板を前記処理辺保持固定手段と同一高さ、または前記処理辺保持固定手段よりも押し上げた位置で支えることを特徴とする表示パネルモジュール組立装置。
  5. 請求項1又は請求項2に記載の表示パネルモジュール組立装置において、前記表示パネル位置決め手段によって位置決めした後、前記パネル基板マーク検出手段によってパネル基板マークを検出して前記表示パネル基板の姿勢の修正、前記処理辺保持固定手段で前記表示パネル基板の固定の順に動作し、その後、前記バックアップ手段が上下することによって処理作業を行うことを特徴とする表示パネルモジュール組立装置。
  6. 連続した複数の処理作業装置の間に表示パネル基板を順次搬送して、表示パネル基板の縁辺に各種処理作業を順次行うことで電子部品を実装する表示パネルモジュール組立装置において、
    表示パネル基板を下方から吸引によって保持しながら搬送して処理作業装置に位置に位置決めする表示パネル位置決め手段と、前記表示パネル基板の処理辺側の処理辺端から内側部分を、前記表示パネル基板の下方から吸引によって保持固定する処理辺保持固定手段と、前記表示パネル基板に部品を搭載する搭載装置の内部に設置され、前記部品に形成された搭載マークを検出する搭載マーク検出手段と、前記搭載装置の内部に設置されていて、前記処理辺方向及び上下方向に動いて前記表示パネル基板を支えるバックアップ手段を有するとともに、前記搭載マーク検出手段が前記表示パネル基板に形成された端部マークも検出することを特徴とする表示パネルモジュール組立装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020194840A (ja) * 2019-05-27 2020-12-03 パナソニックIpマネジメント株式会社 Acf貼付装置及びacf貼付方法
CN115244778A (zh) * 2020-05-21 2022-10-25 株式会社 Lg新能源 利用视觉的电池模块组装设备及使用其的组装方法

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