JP2011033522A - 光電式エンコーダ - Google Patents

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Abstract

【課題】ハンドリング及び作業性に優れる光電式エンコーダを提供することである。
【解決手段】光電式エンコーダは、スケールと、検出ヘッドと、スケールに照射する光とスケールから受光した反射光とを伝搬する複数のファイバと、複数のファイバを内部に収容する第1ケーブル及び第2ケーブルと、複数のファイバに光を供給する光源と複数のファイバを伝搬した反射光を受光し電気信号に変換する受光素子とを収容する筐体とを備え、スケールに照射された光の反射光が複数のファイバを伝搬する順に、第1ケーブル、第2ケーブル及び筐体が配置され、複数のファイバは、ファイバの長手方向に直交する方向においてそれぞれのファイバの位置が相対的に固定されるように第1ケーブルに収容され、かつ、当該方向においてそれぞれのファイバの位置が相対的に可変になるように第2ケーブルに収容されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、光電式エンコーダに関する。
従来、複数のファイバを束ねて固定したバンドルファイバを用いた光電式エンコーダが知られている。このような光電式エンコーダは、例えば、測定軸方向に所定ピッチで形成された回折格子を有するスケールと、このスケールに対して相対移動可能に配置され、スケールにコヒーレント光を照射する照射ファイバ、及び、この照射ファイバの周囲にスケールで反射された光を受光する複数の受光ファイバが同一検出面上に配置された検出ヘッド部とを備えている。また、このシステムは、検出ヘッドの照射ファイバにレーザ光を供給する光源と、受光ファイバからの受光信号を受ける受光素子と、受光信号を処理して検出ヘッドとスケールの相対変位を検出する信号処理部とを備えたインターフェースを備えている(特許文献1〜3参照)。
特開2004−53605号公報 特開2008−39602号公報 特開2007−232681号公報
しかしながら、このような光電式エンコーダを用いて、インターフェースと検出ヘッドとの間を離して、遠隔測定(例えば20m以上)を行うような場合、複数のファイバを延長するためには、長距離にわたるバンドルファイバを製造する必要があり、製造が容易とは言い難く、光電式エンコーダのハンドリング及び作業性が高いとは言えなかった。また、このような光電式エンコーダにおいては、バンドルファイバをインターフェースに挿入して、当該インターフェースの内部において、照射ファイバと受光ファイバとに分岐させる必要が生じるが、そうすると、インターフェースの内部においてファイバ分岐のため部品等が必要となるので、インターフェースの小型化には限界がある。
そこで本発明は、上記の課題を解決することのできる光電式エンコーダを提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
本発明の一態様に係る光電式エンコーダは、測定軸方向に所定ピッチで形成された回折格子を有するスケールと、前記スケールに光を照射し、前記スケールに照射された光の反射光を受光する検出ヘッドと、前記スケールに照射する光と前記スケールから受光した前記反射光とを伝搬する複数のファイバと、前記複数のファイバを内部に収容する第1ケーブル及び第2ケーブルと、前記複数のファイバに光を供給する光源と前記複数のファイバを伝搬した前記反射光を受光し電気信号に変換する受光素子とを収容する筐体とを備え、前記スケールに照射された光の反射光が前記複数のファイバを伝搬する順に、前記第1ケーブル、前記第2ケーブル及び前記筐体が配置され、前記複数のファイバは、前記ファイバの長手方向に直交する方向においてそれぞれのファイバの位置が相対的に固定されるように前記第1ケーブルに収容され、かつ、前記方向においてそれぞれのファイバの位置が相対的に可変になるように前記第2ケーブルに収容されている。
かかる構成によれば、複数のファイバが、ファイバの長手方向に直交する平面においてそれぞれのファイバの位置が相対的に固定になるように第1ケーブルに収容され、当該平面においてそれぞれのファイバの位置が相対的に可変になるように第2ケーブルに収容されるので、それぞれのファイバを長距離にわたって固定しなければならない煩雑さを緩和し、光電式エンコーダの組み立ての容易化及びファイバの長距離伝送の容易化を図ることができる。また、複数のファイバは、筐体側の第2ケーブルにおいて、それぞれのファイバの位置が可変になるように収容されているので、ファイバと、筐体に収容される光源又は受光素子との光学的な接続が容易となる。また、複数のファイバは、筐体の外側である第2ケーブルにおいて、それぞれのファイバの位置が可変となっているので、筐体内において複数のファイバをばらす際に必要となる部品を設ける必要がなく、筐体の小型化を図ることができる。よって、ハンドリング及び作業性に優れる光電式エンコーダを提供することができる。
上記光電式エンコーダにおいて、前記複数のファイバは、前記方向においてそれぞれのファイバの位置が不規則に配置されるように前記第2ケーブルに収容されていてもよい。
上記光電式エンコーダにおいて、前記複数のファイバは、それぞれのファイバが撓むように前記第2ケーブルに収容されていてもよい。
上記光電式エンコーダにおいて、前記複数のファイバは、前記方向において隣り合うファイバ同士が接触するように前記第1ケーブルに収容されていてもよい。
上記光電式エンコーダにおいて、前記第2ケーブルの内径は、前記第1ケーブルの内径よりも大きくてもよい。
上記光電式エンコーダにおいて、前記第2ケーブルは、前記第1ケーブルよりも曲がりやすくてもよい。
上記光電式エンコーダにおいて、前記第2ケーブルは、前記複数のファイバの長手方向の一端に設けられた第1コネクタと、前記複数のファイバの長手方向の他端に設けられた第2コネクタとを有していてもよい。
上記光電式エンコーダにおいて、前記第1ケーブルは、前記第1コネクタに接続可能なコネクタを有し、前記筐体は、前記第2コネクタに接続可能なコネクタを有していてもよい。
上記光電式エンコーダにおいて、複数の前記第2ケーブルを備え、前記第1コネクタは前記第2コネクタに接続可能であり、所定の前記第2ケーブルの前記第1コネクタと、他の前記第2ケーブルの前記第2コネクタとが接続されていてもよい。
上記光電式エンコーダにおいて、前記複数のファイバは、前記スケールに照射する光を伝搬する照射ファイバと、前記スケールから受光した前記反射光を伝搬する複数の受光ファイバとを有していてもよい。
上記光電式エンコーダにおいて、前記第2ケーブルと前記筐体との間に配置され、前記照射ファイバを内部に収容する第3ケーブルと、前記第2ケーブルと前記筐体との間に配置され、前記複数の受光ファイバを内部に収容する第4ケーブルとをさらに備えていてもよい。
上記光電式エンコーダにおいて、前記検出ヘッドから前記スケールに照射される光の方向又は前記スケールに照射された光の反射光の方向を屈曲させる光学素子をさらに備え、前記光学素子は、前記検出ヘッドに対して位置が相対的に固定されていてもよい。
本発明の一実施形態に係る光電式エンコーダの概略図である。 図1の光電式エンコーダの詳細図である。 図1の光電式エンコーダの詳細図である。 図1の光電式エンコーダの詳細図である。 図1の光電式エンコーダの詳細図である。 本発明の一実施形態の変形例に係る光電式エンコーダを示す図である。 本発明の一実施形態の変形例に係る光電式エンコーダを示す図である。 本発明の一実施形態の変形例に係る光電式エンコーダを示す図である。 本発明の一実施形態の変形例に係る光電式エンコーダを示す図である。
以下、図面を参照しつつ、発明の実施形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせのすべてが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1〜図5を参照して、本発明の一実施形態に係る光電式エンコーダを説明する。
図1は本実施形態に係る光電式エンコーダの概略図であり、図2〜図5は図1の光電式エンコーダの詳細図である。本実施形態に係る光電式エンコーダ100は、測定軸方向に所定ピッチで回折格子が形成されたスケール10と、スケール10に光を照射し、スケール10に照射された光の反射光を受光する検出ヘッド30と、スケール10に照射する光とスケール10から受光した反射光とを伝搬する複数のファイバ20と、複数のファイバ20を内部に収容する第1ケーブル40及び第2ケーブル50と、複数のファイバ20に光を供給する光源62と複数のファイバ20を伝搬した反射光を受光し電気信号に変換する受光素子64とを収容する筐体60とを備える。光電式エンコーダ100は例えばリニアエンコーダである。
図1に示すように、スケール10の長手方向が測定軸方向Xとなる。検出ヘッド30は、スケール10から所定距離を維持してX方向においてスケール10に対して相対移動可能に配置されている。なお、検出ヘッド30が固定され、スケール10が検出ヘッド30に対して相対移動する構成であってもよいし、スケール10が固定され、検出ヘッド30がスケール10に対して相対移動する構成であってもよいし、両者が相対移動する構成であってもよい。
図2に示すように、スケール10は、X方向に沿って所定ピッチで周期的に配列されたY方向に延びる回折格子11を有する。回折格子11は、検出ヘッド30の検出面上のX方向に対しては、0次回折光が減衰され、1次回折光による2つ山のガウス分布となるように、そのピッチが光源の波長との関係で決められている。また、回折格子11は、Y方向に対しては、例えば1つ山のガウス分布の光量分布を形成するように光を反射する。
次に、図2〜図4を参照して検出ヘッド30及びファイバ20について詳述する。図2は検出ヘッド30を含む構成の斜視図であり、図3は図2の検出ヘッド30の部分斜視図である。また、図4は、複数のファイバの長手方向に直交する平面に相当するファイバの断面図である。
図2に示すように、検出ヘッド30は、スケール10に照射される光を出射しかつスケール10に照射された光の反射光を受光する面32を有する。検出ヘッド30の面32は光の出射面又は受光面である。検出ヘッド30は、複数のファイバ20の先端付近を囲む円筒状のフェルール34と、ファイバ20及びフェルール34の先端に設けられたマスク(例えばガラス)36とを備えていてもよい。この場合、マスク36が光の出射面又は光学面である面32を有していてもよい。マスク36は、スケール10に照射される光及びスケール10に照射された光の反射光を透過する。また、マスク36には、スケール10から受光した反射光を伝搬するファイバ20の位置に格子状のスリット32bが設けられている。また必要に応じて、マスク36のスケール10に光を照射するファイバ20の位置に貫通穴32aが設けられていてもよい。マスク36は、ファイバ20の保護及びファイバ20の突出を妨げるストッパとしての機能も備えている。なお、図2のXY平面において、マスク36の外径はフェルール34の外径と略同一であってもよいし、あるいはマスク36の外径がフェルール34の外径よりも大きく構成されて、マスク36が凹状をなし、当該凹状の窪みにフェルール34が嵌め合わせられていてもよい。
図2に示すように、複数のファイバ20は、スケール10に照射する光を伝搬する照射ファイバ21と、スケール10から受光した反射光を伝搬する複数の受光ファイバ22とを有する。図3に示すように、これら複数のファイバ20はそれぞれの先端が揃えられ、複数のファイバ20の先端付近が、検出ヘッド30の内部に収容されている。具体的には、複数のファイバ20の先端付近は、フェルール34の内部に収容されている。
図3に示すように、複数のファイバ20は、それらを束ねた外接径(バンドル径)よりも僅かに大きい内径を有するインナーチューブ25内に収容され、複数のファイバ20及びインナーチューブ25がフェルール34内に収容されている。なお、このインナーチューブ25は、バンドル径×0.15以下が望ましいが、バンドル挿入時の密着偏りにより、ファイバ20の配置移動を防止できるので、バンドル径×0.2程度であってもよい。
図4に示すように、スケール10に光を照射する照射ファイバ21は、光を導波するコア21aを中心に有し、そのコア21aの外周にコア21aよりも屈折率の低いクラッド21bを有する。また、照射ファイバ21は、クラッド21bの外周に形成された被覆21cをさらに有していてもよい。照射ファイバ21には、例えば、シングルモードファイバが使用される。
同様に、スケール10からの光の反射光を伝搬する受光ファイバ22は、光を導波するコア22aを中心に有し、そのコア22aの外周に形成されたコア22aよりも屈折率の低いクラッド22bを有する。また、受光ファイバ22は、クラッド22bの外周に形成された被覆22cをさらに有していてもよい。受光ファイバ22には、例えば、マルチモードファイバが使用される。
複数のファイバ20は、ファイバの長手方向(Z方向)に直交する平面(図4のXY平面)において、それぞれのファイバ20の位置が相対的に固定になるように、検出ヘッド30に収容されている。この場合、複数のファイバ20は、XY平面(Z方向に直行する方向)において検出ヘッド30に対して位置が相対的に固定されていることが好ましい。また、複数のファイバ20は、XY平面において、隣り合うファイバ同士が接触するように検出ヘッド30に収容されていてもよい。
図4に示す例では、1本の照射ファイバ21がフェルール23の中心に配置され、6本の受光ファイバ22−1〜6が、XY平面において、照射ファイバ21の周囲に配置されている。具体的には、複数の受光ファイバ22−1〜6は、正六角形を構成するように配置され、当該正六角形の中心に照射ファイバ21が配置されている。すなわち受光ファイバ22−1が照射ファイバ21の中心軸に対して受光ファイバ22−4と対称に配置され、受光ファイバ22−2が照射ファイバ21の中心軸に対して受光ファイバ22−5と対称に配置され、かつ、受光ファイバ22−3が照射ファイバ21の中心軸に対して受光ファイバ22−6と対称に配置されている。
これらの複数のファイバ20は、上記したようにそれぞれのファイバ20が相対的な位置を保ちながら束ねられたバンドルファイバ26と呼ぶことができる。バンドルファイバ26は、各ファイバ20が互いに接着固定されて構成されていてもよい。また、バンドファイバ26の外接径はフェルール34の内接径と略同一であることが好ましく、これにより検出ヘッド30に対するバンドルファイバ26の位置を固定することができる。
図1に示すように、第1ケーブル40及び第2ケーブル50は、それぞれ内部に複数のファイバ20を収容するものである。第1ケーブル40及び第2ケーブル50は、例えば円筒状に形成されており、複数のファイバ20が挿通可能な空間を内部に有している。光電式エンコーダ100においては、スケール10に照射された光の反射光が複数のファイバ20を伝搬する順に、検出ヘッド30、第1ケーブル40、第2ケーブル50及び筐体60が配置されている。それらの構成部材は上記した順に配置されていればよく、それらの構成部材の間に他の部材が設けられていても構わない。なお、第1ケーブル40及び第2ケーブル50の詳細については図5を用いて後述する。
次に、筐体60について詳述する。図2に示すように、筐体60は、光源62及び受光素子64のほか、受光素子64が変換した電気信号を処理する信号処理部66を備える。筐体60は、検出ヘッド30と、スケール10からの反射光を電気信号に変換して処理されるコンピュータ(図示しない)とのインターフェースである。
光源62は、スケール10にコヒーレントな光、例えば半導体レーザ、気体レーザ等のレーザ光を照射するものである。光源62からの光は、照射ファイバ21のコア21aを導波して、コア21aのマスク36の面32より貫通穴32aを通って出射される。また、受光素子64は、スケール10からの反射光を受光し電気信号に変換するもので、例えば電荷結合素子(CCD)であってもよい。スケール10からの反射光は、受光ファイバ22のコア22aを伝搬して受光素子64に受光される。また、信号処理部66は、受光素子64に受光される反射光から変換された電気信号に基づいて、検出ヘッド30がスケール10に対して相対的に移動したときに測定軸方向Xの変位を測定するものである。
このように筐体60には、電気的信号を処理する電装部品が搭載されており、この筐体60を光学部品が搭載された検出ヘッド30とは別体に構成されている。したがって、検出ヘッド30が電装部品を搭載することに起因する弊害(発熱や電気ノイズの発生など)を防止できるので、測定精度の低下を防止することができる。また、このような構成により、超高精度な位置決めを必要とする装置や原子力・化学プラントなど遠隔操作を必要とする装置などに対して有効な光電式エンコーダとなる。
次に、図5を参照して、第1ケーブル40及び第2ケーブル50について詳述する。本実施形態においては、複数のファイバ20が、ファイバの長手方向(Z方向)に直交する平面(XY平面)においてそれぞれのファイバ20の位置が相対的に固定になるように、第1ケーブル40に収容され、他方、XY平面においてそれぞれのファイバ20の位置が相対的に可変になるように、第2ケーブル50に収容されている。なお、図5では、ファイバ20の配置を見やすくするため、第2ケーブル50においては複数のファイバ20の一部である数本のみを示している。これについては図1、図6及び図7についても同様である。
第1ケーブル40は、検出ヘッド30に、結合部(カップリング)42を介して結合され、検出ヘッド30から延出した複数のファイバ20を内部に収容する。第1ケーブル40は、検出ヘッド30から延出された複数のファイバ20(すなわちバンドルファイバ26)を、それぞれのファイバ20のXY平面における位置が相対的に固定されている状態を保ったまま収容する。なお、第1ケーブル40においてのそれぞれのファイバ20の相対的な位置についての構成は、検出ヘッド30において説明した事項を適用することができる。
第1ケーブル40は、第2ケーブル50よりも曲がりにくい性質を有することが好ましい。例えば第1ケーブル40は、第2ケーブル50よりも硬い材質(例えば鉄製)で構成されていてもよい。これにより、バンドルファイバ26が曲がることを防止することができるので、バンドルファイバ26の損傷及び複数のファイバ20の相対的な位置が乱されるのを防止することができる。
また、図5に示すように、第1ケーブル40の内径d1がバンドルファイバ26の外径よりもわずかに大きく構成され、バンドルファイバ26と第1ケーブル40の内面との間にわずかな隙間が設けられ、これによりバンドルファイバ26がXY平面において可変となるようにしてもよい。すなわち、バンドルファイバ26が第1ケーブル40に対して位置が相対的に可変となっていてもよい。あるいは、第1ケーブル40内においてバンドルファイバ26自体のXY平面における位置が固定されてもよい。また、バンドルファイバ26は、第1ケーブル40の内部においてインナーチューブ25によって保護されている。
第2ケーブル50は、第1ケーブル40に接続され、第1ケーブル40から延出した複数のファイバ20を内部に収容する。具体的には、第2ケーブル50は、ファイバの長手方向(Z方向)に直交する平面(XY平面)においてそれぞれのファイバ20の位置が相対的に可変になるように、複数のファイバ20を収容する。すなわち、第2ケーブル50においては、バンドルファイバ26は、ファイバ単位にばらばらに解放されている。この場合において、複数のファイバ20は、XY平面においてそれぞれのファイバ20の位置が不規則(ランダム)に配置されるように、第2ケーブル50に収容されていてもよい。また、複数のファイバ20は、それぞれのファイバ20が撓むように第2ケーブル50に収容されていることが好ましい。すなわち、第2ケーブル50は、当該第2ケーブル50の一端から他端までの直線距離よりも長い距離を有するファイバ20を収容していることが好ましい。これによれば、ファイバ20が遊びを有するので、第2ケーブル50が曲げられたときにファイバ20に加えられる応力を緩和することができる。複数のファイバ20は、第2ケーブル50の両端において固定されるように第2ケーブル50に収容されてもよい。
また、第2ケーブル50は、第1ケーブル40よりも曲がりやすくてもよい。例えば、第2ケーブル50は第1ケーブル40よりも軟らかい材質(例えば樹脂製)で構成されていてもよい。これにより、ハンドリング及び作業性を大きく向上させることができる。また、複数のファイバ20はXY平面において位置が相対的に可変になるように第2ケーブル50に収容されているので、第2ケーブル50が曲げられても、それぞれのファイバ20の位置が変位することによってファイバ20に加えられる応力を緩和することができる。
また、図5に示すように、第2ケーブル50の内径d2は第1ケーブル40の内径d1よりも大きいことが好ましい。これによれば、第2ケーブル50の内径d2が大きいので、第2ケーブル50が急な角度で曲げられるのを防止し、第2ケーブル50内の複数のファイバ20が折れたり損傷したりするのを防止することができる。なお、複数のファイバ20は、第2ケーブル50の内部においてインナーチューブ25からは解放されている。
第2ケーブル50は、ファイバの長手方向(Z方向)の一端及び他端にそれぞれコネクタ52,54を有し、第2ケーブル50の一端のコネクタ52が第1ケーブル40のコネクタ44に接続可能であり、第2ケーブル50の他端のコネクタ54が筐体60のコネクタ68に接続可能であってもよい。コネクタにより光電式エンコーダの組み立て又は分解が容易になるので、ハンドリング及び作業性のさらなる向上を図ることができる。
以上のとおり、本実施形態に係る光電式エンコーダにおいては、複数のファイバ20が、ファイバの長手方向に直交する平面においてそれぞれのファイバ20の位置が相対的に固定になるように第1ケーブル40に収容され、当該平面においてそれぞれのファイバ20の位置が相対的に可変になるように第2ケーブル50に収容されるので、それぞれのファイバ20を長距離にわたって固定しなければならない煩雑さを緩和し、光電式エンコーダの組み立ての容易化及びファイバの長距離伝送の容易化を図ることができる。また、複数のファイバ20は、筐体60側の第2ケーブル50において、それぞれのファイバ20の位置が可変になるように収容されているので、ファイバ20と、筐体60に収容される光源62又は受光素子64との光学的な接続が容易となる。また、複数のファイバ20は、筐体60の外側である第2ケーブル50において、それぞれのファイバ20の位置が可変となっているので、筐体60内において複数のファイバ20をばらす際に必要となる部品を設ける必要がなく、筐体60の小型化を図ることができる。
次に、図6を参照して、本発明の一実施形態の変形例に係る光電式エンコーダを説明する。なお、以下においては、上記実施形態の内容と同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。これは他の変形例においても同様である。
本変形例に係る光電式エンコーダは、複数の第2ケーブルを備え、それぞれの第2ケーブルに設けられた第1コネクタと第2コネクタとが互いに対応して接続可能であり、それらの第1コネクタと第2コネクタとによって複数の第2ケーブルが直列に接続されている。
図6に示すように、光電式エンコーダ200は、複数の第2ケーブル50a,50b,50cを備える。各第2ケーブル50a,50b,50cの構成については、上記第2ケーブル50の構成を適用することができる。これらの第2ケーブル50a,50b,50cを直列に接続することによって、検出ヘッド30と筐体60との間においてファイバの長距離伝送のさらなる容易化を図ることができる。
それぞれの第2ケーブル50a,50b,50cは、互いにコネクタによって光学的に結合されている。それぞれの第2ケーブル50a,50b,50cは、互いに対応するコネクタ、すなわち互いに型が異なる接続可能なコネクタ(例えば雄型コネクタ又は雌型コネクタ)をそれぞれの先端に有している。これにより、第2ケーブルの延長及び短縮を、直列に接続する第2ケーブルの個数の増減によって自由に行うことができる。
具体的構成としては、第2ケーブル50aは、一方の先端に第1ケーブル40のコネクタ44と接続可能なコネクタ52aを有し、他方の先端に第2ケーブル50bのコネクタ52bと接続可能なコネクタ54aを有する。また、第2ケーブル50bは、一方の先端に上記コネクタ54aと接続可能なコネクタ52bを有し、他方の先端に第2ケーブル50cのコネクタ52cと接続可能なコネクタ54bを有する。また、第2ケーブル50cは、一方の先端に上記コネクタ54bと接続可能なコネクタ52cを有し、他方の先端に筐体60のコネクタ68と接続可能なコネクタ54cを有する。これらのコネクタによるファイバ20の光の結合は、ファイバ20の機械的結合又は光学系を用いた結合によって図ることができる。
以上のとおり、本変形例においては、複数の第2ケーブルを直列に接続することによって、検出ヘッド30と筐体60との間のファイバ20の長さを自由に設定することができるので、光電式エンコーダのさらなるハンドリング及び作業性の向上を図ることができる。
次に、図7を参照して、本発明の一実施形態の他の変形例に係る光電式エンコーダを説明する。
本変形例に係る光電式エンコーダは、第2ケーブルと筐体との間に配置され、照射ファイバを内部に収容する第3ケーブルと、第2ケーブルと筐体との間に配置され、複数の受光ファイバを内部に収容する第4ケーブルとをさらに備える。
図7に示すように、光電式エンコーダ300は、第3ケーブル80及び第4ケーブル90を備える。第3ケーブル80及び第4ケーブル90は、複数のファイバ20を収容した第2ケーブル50から選択された所定のファイバ20を収容するものである。具体的には、第3ケーブル80は複数のファイバ20のうち照射ファイバを内部に収容し、第4ケーブル90は複数のファイバ20のうち複数の受光ファイバを内部に収容する。
第2ケーブル50のコネクタ54には分岐部70が接続され、分岐部70は、第3ケーブル80のコネクタ82に接続可能なコネクタ部分72を有し、かつ、第4ケーブル90のコネクタ92に接続可能なコネクタ部分74を有している。また、第3ケーブル80は、一方の先端に上記コネクタ部分72と接続可能なコネクタ82を有し、他方の先端に筐体160のコネクタ168と接続可能なコネクタ84を有する。また、第4ケーブル90は、一方の先端に上記コネクタ74と接続可能なコネクタ92を有し、他方の先端に筐体160のコネクタ169と接続可能なコネクタ94を有する。
なお、上記した例では、分岐部70が第2ケーブル50と別体のものとして示したが、分岐部70は第2ケーブル50の一部であってもよく、この場合、第2ケーブル50が、第1ケーブル40とは反対側の先端にコネクタ(コネクタ54及び分岐部70)を有するとしてもよい。
また、筐体160には、照射ファイバに対応するコネクタ168側に光源162が設けられ、複数の受光ファイバに対応するコネクタ169側に受光素子164が設けられている。受光素子164は基板165上に搭載されている。また、光源162とコネクタ168との間にはレンズ163が設けられ、レンズ163が光源162からの光をコネクタ168、すなわち照射ファイバに伝搬してもよい。また、受光素子164とコネクタ169との間には複数の受光ファイバ22を保持するブロック166が設けられ、ブロック166を介してコネクタ169、すなわち受光ファイバを伝搬したスケール10からの反射光を受光素子164に受光させてもよい。
第3ケーブル80及び第4ケーブル90においては、ファイバの長手方向に直交する平面においてそれぞれのファイバの位置が相対的に固定されていてもよいし、あるいはそれぞれのファイバの位置が相対的に可変であってもよい。
以上のとおり、本変形例においては、第2ケーブルと筐体との間において、照射ファイバを内部に収容する第3ケーブルと、受光ファイバを内部に収容する第4ケーブルとを配置するので、光電式エンコーダのさらなる小型化を図ることができる。
次に、図8及び図9を参照して、本発明の一実施形態の他の変形例に係る光電式エンコーダを説明する。本変形例においては、上記光電式エンコーダを使用して測定する場合の態様について説明する。
図8に示す例では、検出ヘッド30の光の出射面又は受光面である面32が、X方向(測定軸方向)及びY方向で特定されるスケール10の面(XY平面)に平行であるように、検出ヘッド30がスケール10に対して配向されている。すなわち、ファイバの長手方向(Z方向)は、スケール10の面に対して垂直である。なお、検出ヘッド30は、検出ヘッド保持機構132によって保持され、図示しないアクチュエータによってX方向において移動可能に構成される。
これによれば、図8に示されるように、ファイバの長手方向がスケール10の面に対して垂直であるように、検出ヘッド30をスケール10に対して配向した場合において、スケール10の面に垂直な方向にスペースが取れない場合であっても、検出ヘッド30から延出される複数のファイバを第2ケーブルの部分において曲げることによって、限られたスペースで光電式エンコーダによる測定を行うことができる。
次に他の変形例を示す。図9に示す例では、検出ヘッド30の光の出射面又は受光面である面32は、X方向(測定軸方向)及びY方向で特定されるスケール10の面(XY平面)に垂直となるように、検出ヘッド30がスケール10に対して配向されている。すなわち、ファイバの長手方向(Y方向)は、スケール10の面に対して平行である。なお、検出ヘッド30は、検出ヘッド保持機構134によって保持され、図示しないアクチュエータによってX方向において移動可能に構成される。
図9に示すように、この光電式エンコーダ400は、検出ヘッド30からスケール10に照射される光の方向又はスケール10に照射された光の反射光の方向を屈曲させる光学素子136をさらに備える。光学素子136は、検出ヘッド30(具体的には面32)に対して相対的位置が固定されている。例えば、光学素子136は、検出ヘッド保持機構134に取り付けられ、これにより光学素子136の検出ヘッド30に対する位置が相対的に固定されていてもよい。光学素子136は、図9に示すように、光の方向を直角に屈曲させてもよい。すなわち、光学素子136は、検出ヘッド30の面32から出射されるY方向の光をZ方向に反射させてスケール10に光を照射し、また、スケール10からのZ方向の反射光をY方向に反射させて面32に受光させる。光学素子136は、反射型ミラーであってもよいし、プリズム(例えば反射型直角プリズム)であってもよい。
本変形例に係る光電式エンコーダによれば、検出ヘッド30の面32に対して位置が相対的に固定された光学素子136を備えることにより、検出ヘッド30の光の出射面又は受光面である面32を、スケール10に対して平行に配向させる態様に限らず、例えば垂直に配向させる態様も可能となる。したがって光電式エンコーダのさらなるハンドリング及び作業性の向上を図ることができる。
上記発明の実施形態を通じて説明された実施例や応用例は、用途に応じて適宜に組み合わせて、又は変更若しくは改良を加えて用いることができ、本発明は上述した実施形態の記載に限定されるものではない。そのような組み合わせ又は変更若しくは改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
10・・・スケール
20・・・ファイバ
21・・・照射ファイバ
22・・・受光ファイバ
30・・・検出ヘッド
40・・・第1ケーブル
44・・・コネクタ
50,50a,50b,50c・・・第2ケーブル
52,52a,52b,52c・・・コネクタ
54,54a,54b,54c・・・コネクタ
60・・・筐体
62・・・光源
64・・・受光素子
68・・・コネクタ
80・・・第3ケーブル
82,84・・・コネクタ
90・・・第4ケーブル
92,94・・・コネクタ
100,200,300,400・・・光電式エンコーダ
136・・・光学素子

Claims (12)

  1. 測定軸方向に所定ピッチで形成された回折格子を有するスケールと、
    前記スケールに光を照射し、前記スケールに照射された光の反射光を受光する検出ヘッドと、
    前記スケールに照射する光と前記スケールから受光した前記反射光とを伝搬する複数のファイバと、
    前記複数のファイバを内部に収容する第1ケーブル及び第2ケーブルと、
    前記複数のファイバに光を供給する光源と前記複数のファイバを伝搬した前記反射光を受光し電気信号に変換する受光素子とを収容する筐体と
    を備え、
    前記スケールに照射された光の反射光が前記複数のファイバを伝搬する順に、前記第1ケーブル、前記第2ケーブル及び前記筐体が配置され、
    前記複数のファイバは、前記ファイバの長手方向に直交する方向においてそれぞれのファイバの位置が相対的に固定されるように前記第1ケーブルに収容され、かつ、前記方向においてそれぞれのファイバの位置が相対的に可変になるように前記第2ケーブルに収容された、光電式エンコーダ。
  2. 前記複数のファイバは、前記方向においてそれぞれのファイバの位置が不規則に配置されるように前記第2ケーブルに収容された、請求項1記載の光電式エンコーダ。
  3. 前記複数のファイバは、それぞれのファイバが撓むように前記第2ケーブルに収容された、請求項1又は2記載の光電式エンコーダ。
  4. 前記複数のファイバは、前記方向において隣り合うファイバ同士が接触するように前記第1ケーブルに収容された、請求項1から3のいずれかに記載の光電式エンコーダ。
  5. 前記第2ケーブルの内径は、前記第1ケーブルの内径よりも大きい、請求項1から4のいずれかに記載の光電式エンコーダ。
  6. 前記第2ケーブルは、前記第1ケーブルよりも曲がりやすい、請求項1から5のいずれかに記載の光電式エンコーダ。
  7. 前記第2ケーブルは、前記複数のファイバの長手方向の一端に設けられた第1コネクタと、前記複数のファイバの長手方向の他端に設けられた第2コネクタとを有する、請求項1から6のいずれかに記載の光電式エンコーダ。
  8. 前記第1ケーブルは、前記第1コネクタに接続可能なコネクタを有し、
    前記筐体は、前記第2コネクタに接続可能なコネクタを有する、請求項7記載の光電式エンコーダ。
  9. 複数の前記第2ケーブルを備え、
    前記第1コネクタは前記第2コネクタに接続可能であり、
    所定の前記第2ケーブルの前記第1コネクタと、他の前記第2ケーブルの前記第2コネクタとが接続された、請求項7又は8記載の光電式エンコーダ。
  10. 前記複数のファイバは、
    前記スケールに照射する光を伝搬する照射ファイバと、
    前記スケールから受光した前記反射光を伝搬する複数の受光ファイバと
    を有する、請求項1から9のいずれかに記載の光電式エンコーダ。
  11. 前記第2ケーブルと前記筐体との間に配置され、前記照射ファイバを内部に収容する第3ケーブルと、
    前記第2ケーブルと前記筐体との間に配置され、前記複数の受光ファイバを内部に収容する第4ケーブルと
    をさらに備えた、請求項10記載の光電式エンコーダ。
  12. 前記検出ヘッドから前記スケールに照射される光の方向又は前記スケールに照射された光の反射光の方向を屈曲させる光学素子をさらに備え、
    前記光学素子は、前記検出ヘッドに対して位置が相対的に固定された、請求項1から11のいずれかに記載の光電式エンコーダ。
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