JP2011032641A - 橋梁の検査方法及び橋梁検査装置 - Google Patents

橋梁の検査方法及び橋梁検査装置 Download PDF

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Hiroshi Kobayashi
宏 小林
Junichi Kinoshita
純一 木下
Hideki Kaji
秀樹 鍛冶
Atsushi Kasugai
敦詞 春日井
Tadayoshi Arashika
忠義 荒鹿
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Abstract

【課題】大規模な検査設備を必要とせず、容易に橋梁下部を検査することができるようにする。
【解決手段】橋梁に敷設された鉄道レール上に、橋梁検査ロボット30の台車部を配置すると共に、検査対象位置まで橋梁検査ロボットを移動させる。第1アーム36及び格納された第2アーム38を枕木と鉄道レールとで形成された隙間に挿入させるように第1アームを伸張させる。橋梁下部において、第2アームを展開させる。支持部34A及び直動関節部38Aが、ビデオスコープ44の位置をXY平面内で移動させ、又は第1アームの伸縮直動関節部36Aが伸縮することによりビデオスコープ44の位置をZ方向に移動させる。ビデオスコープ44が、橋梁下部を撮像することにより、橋梁下部を検査する。
【選択図】図3

Description

本発明は、橋梁の検査方法及び橋梁検査装置に係り、特に、鉄道レールが敷設された橋梁の橋梁下部を検査する検査方法及び橋梁検査装置に関する。
既存インフラ施設の保全・維持は、持続性のある社会において非常に重要である。近年、海外において橋梁の崩壊事故が相次いで起こっているが、日本においても、高度経済成長期に大量に建設された橋が耐用期限を迎える今日、橋梁の維持管理が大きな課題となっている。
橋梁を維持管理する上で、検査によりその実態を的確に把握することは非常に重要である。橋梁の検査対象は主に、橋梁の下部溶接構造である。橋梁検査は近接目視が原則だが、その方法は現場の条件により多種多様であり、足場の設置、橋梁点検車の導入などが挙げられる。例えば、大型車両である橋梁点検車を橋梁上に設置し、点検車に搭載されたブームを橋梁下部に伸ばすことで、ブームの先端に設けられたバスケット内の作業員が橋梁下部構造を近接目視して検査する方法がある。
また、橋梁の下部にレールを敷設し、無線コントローラにより、レールに沿ってビデオカメラを配した台車を移動させ、ビデオカメラにて橋梁裏面を撮影し、この映像を外観画像モニタリングテレビに表示することにより、橋梁の点検を行う橋梁点検設備が知られている(特許文献1)。
特開平8−128015号公報
しかしながら、従来の足場を設置する方法や橋梁点検車を導入する方法では、いずれも作業者にとっての作業環境が良いとは言えないことから、検査時間が長く掛かり、コストも高い、という問題がある。また、上記特許文献1に記載の技術では、橋梁の下部にレールを設置するのに時間がかかり、検査時間が長くなってしまう、という問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、大規模な検査設備を必要とせず、容易に橋梁下部を検査することができる橋梁の検査方法及び橋梁検査装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明に係る橋梁の検査方法は、2つの橋桁上に複数の枕木を所定間隔で配置して2本のレールが敷設されてなる橋梁を検査する方法であって、2本のレールと隣接する枕木によって形成される空間から下方へ先端にビデオスコープを備えたアームを挿入し、前記ビデオスコープによって橋梁を撮像し、撮像された橋梁の画像を画像表示装置へ表示することによって前記橋梁の画像を検査画像として供給することを特徴としている。
また、上記橋梁の検査方法には、枕木の長さ方向両端より外側に形成された橋梁の空間部から下方へ前記ビデオスコープを備えたアームを挿入し、前記橋梁の外側面を撮像することを含んでも良い。
また、上記目的を達成するための本発明に係る橋梁検査装置は、2本のレールからなる鉄道レール上を移動するための台車部を備えた検査台と、前記検査台に設けられた支柱に一方の端部が支持され、かつ、前記検査台の上面に対して接近または後退するZ方向に伸縮可能な第1アームと、画像を撮像する撮像装置を先端部に取り付けた第2アームと、前記第2アームを前記第1アーム側に折畳み又は展開可能に前記第1アームの他端に連結した関節部と、前記検査台の上面に平行なXY平面内で前記撮像装置の位置を移動させる第1の移動機構とを含む橋梁検査装置であって、前記第1アーム及び格納された前記第2アームを前記枕木と前記鉄道レールとで形成された隙間に挿入させ得る位置に設定された検査台の位置において、前記第1アームを前記橋梁下部方向へ移動させる手段と、前記第2アームを展開させるとともに前記撮像部の位置を左右上下方向へ移動させる手段と、前記撮像装置によって前記橋梁下部を撮像した画像を表示する手段とを備えたことを特徴としている。
また、前記橋梁検査装置は、更に、前記第1アームのZ方向への伸縮位置を、レールの敷設方向と交差する方向であって、かつ、枕木の長さ方向両端より外側に形成された橋梁の空間部まで移動させる第2の移動機構を備えると良い。
本発明に係る橋梁の検査方法並びに橋梁検査装置によれば、先端部にビデオスコープを備えたアームを、枕木と鉄道レールとで形成された隙間から挿入させて、橋梁下部において、ビデオスコープの位置を、左右上下方向に移動させて、橋梁下部を撮像することにより、大規模な検査設備を必要とせず、容易に橋梁下部を検査することができる。
以上説明したように、本発明の橋梁の検査方法によれば、先端部にビデオスコープを備えたアームを、枕木と鉄道レールとで形成された隙間から挿入させて、橋梁下部において、ビデオスコープの位置を、左右上下方向に移動させて、橋梁下部を撮像することにより、大規模な検査設備を必要とせず、容易に橋梁下部を検査することができる。
また本発明の橋梁検査装置によれば、第1アーム及び格納された第2アームを、枕木と鉄道レールとで形成された隙間から挿入させて、橋梁下部において、第2アームを展開させ、第2アームに取り付けられた撮像部の位置を、左右上下方向に移動させて、橋梁下部を撮像することにより、大規模な検査設備を必要とせず、容易に橋梁下部を検査することができる、という効果が得られる。
本発明の実施の形態に係る検査対象の橋梁の構造を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る検査対象の橋梁の構造(側部構造を除く)を示す上面図である。 本発明の実施の形態に係る橋梁検査ロボットの構成を示すモデル図である。 本発明の実施の形態に係る橋梁検査ロボットの全体構成を示す斜視図である。 検査台の詳細な構成を示す拡大図である。 (A)通常時のスライド部の位置を示す図、及び(B)下部構造を検査するときのスライド部の位置を示す図である。 (A)第1アームの1段目の構成を示す図、及び(B)第1アームの2段目の構成を示す図である。 第1アームが伸張する様子を示す図である。 第2アームの詳細な構成を示す斜視図である。 (A)カムの形状を示す図、及び(B)カムの径と第2アームの回転角度との関係を示すグラフである。 (A)第2アームの展開時の関節部の詳細な構成を示す拡大図、及び(B)第2アームの格納時の関節部の詳細な構成を示す拡大図である。 モータ部の詳細な構成を示す図である。 操作部の盤面におけるスイッチ配置を示す図である。 橋梁検査ロボットの制御機構を示すブロック図である。 橋梁検査ロボットの制御のための座標系を示す図である。 第2アームの先端部の移動範囲を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、本実施の形態では、新幹線用橋梁の下部構造の検査に、本発明を適用した場合を例に説明する。
図1の断面図に示すように、新幹線の線路の橋梁部10は、2本の鉄道レール20と、枕木18を支持する2つの下部構造(橋桁)12と、2つの橋桁12を所定間隔で繋ぐ繋板14と、橋桁12の左右に設けられた側部構造16とを備えている。なお、図1に示す橋梁部は新幹線の走行方向に延びている。
新幹線の走行方向と直交する方向に延び、かつ、2つの橋桁12を跨ぐように設けられた複数の枕木18が、橋桁12上に配置されている。枕木18上には、新幹線の走行方向に延びた2本ペアのレールで構成される鉄道レール20が敷設されている。また、図2に示すように、枕木18は、鉄道レール20の敷設方向に所定間隔で複数配置されている。
図2は、側部構造16を除く橋梁部を上方から見た図面である。この図2に示すように、2本のレール20,20は複数の枕木18,18,…,18によって支持され、それらの枕木18は橋桁12,12によって支持されている。このために、レール20,20と枕木18,18とが成す矩形部分と、レール20と枕木18,18と側部構造16とが成す矩形部分は、垂直方向に空間部分を形成する。本発明は、この空間部分を有効に使用して、橋梁の検査を行うものである。
次に、橋梁検査に用いる橋梁検査ロボットの構造について説明する。
図3に示すモデル図、及び図4に示す外観斜視図のように、橋梁検査ロボット30は、鉄道レール20のレール間を跨ぐように設置されるもので、橋梁検査ロボット30の土台となる検査台32と、検査台32に設けられた支柱34と、支柱34によって上端が支持された第1アーム36と、第2アーム38と、第1アーム36と第2アーム38とを連結する関節部40と、第2アーム38の先端部に取り付けられたビデオスコープ44とを備えている。また、橋梁検査ロボット30は、伸縮直動関節部36A及び直動関節部38Aを備えている。
図5は検査台32の外観斜視図を示す。図5に示すように、検査台32は、2本のフレーム32Aと、それらのフレームをそれぞれ両端で接続し、それらのフレームを所定間隔で維持する固定板32Bと、各固定板32Bに2個ずつ取り付けられた車輪32Cとから成り、台車構造とされている。この台車構造の検査台32は、前記車輪32Cによって鉄道レール20上を移動することができるようになっている。
そして、図5に示すように、検査台32は、鉄道レール20の敷設方向と直交する方向にスライド可能なスライド部33を備えている。スライド部33には支柱34が検査台32の上面方向へ垂直に固定されており、スライド部33がスライドすることにより、支柱34及び支柱34に支持された第1アーム36もスライドする。
スライド部33は、図5では詳細を省略されているが、2本のフレーム32Aのそれぞれに組み込まれた3節2段伸縮スライド機構33A、例えばリニアモーションガイド機構を2段重ねしたスライド機構と、それを駆動するベルトドライブ式モータ機構33Bとを有し、前記ベルトドライブ式モータ機構33Bが有する第1モータ部70のモータにて前記スライド機構33Aをテレスコピック状に伸縮することで、前記スライド機構33Aに固定された基台33Cをフレーム32A方向、すなわち2本のレール20に直行する方向(図3のY方向)へ移動することができるようになっている。なお、基台33Cは板状部材からなり、中央部に第1アーム36の挿入・退避用の穴が形成されている。
図6はレール20上に配置された検査台32を示し、図6(A)は検査が2本のレール20と枕木18との間の空間から成される時のスライド部33の位置を、また図6(B)は橋桁12の外側を検査する時のスライド部33の位置を示している。図6(A)に示すように、スライド部33は、通常時、レール間をまたぐ検査台32のフレーム32A内に納まっているが、橋桁12の外側を検査する時は、図6(B)に示すように、3節2段伸縮スライド機構33Aによりフレーム32Aの両端からそれぞれ700mm程度伸びることで、結果として、左右レールの中心から受動的に±1500mmスライドする。これにより、側部構造16より外側にまで、スライド部33をスライドさせることができる。したがって、スライド部33に設けられた支柱34により支持された第1アーム36を、側部構造16の外側にあり、橋梁下部方向へ空間が形成された位置へ移動させることができる。
次に、支柱34に設けられた検査用アーム機構について説明する。図4に示すように、スライド部33に立設された支柱34の上端に張り出して設けられた支持部34Aによって第1アーム36が支持されている。
支柱34の上端部に設けられた支持部34Aは、第1アーム36の上端を支持するとともに、第1アームを回転させることが可能に構成されている。詳しくは、第1アーム36の長さ方向の軸を中心に、第1アーム36を回転させることができる。この第1アーム回転機構34Bは、第2モータ部71に収容されたモータの出力軸に固定された歯車と、支持部34Aによって回転可能に支持された第1アームへ取り付けられた歯車とによって構成されている。そして、この第1アーム回転機構34Bのモータを駆動することで、第1アーム36を任意の角度回転させることができるようになっている。なお、この第1アーム回転機構34Bが、図3に示すXY平面内で撮像部の位置を移動させる移動機構の一つである。
次に、第1アーム36について説明する。第1アーム36は5節4段の伸縮機構として構成され、この5節4段伸縮機構から成る第1アーム伸縮機構36Aを1個のモータで駆動することで、第1アームの下端部をレール上方から橋桁12の下部まで直線的に移動することができるようになっている。なお、第1アーム36は、検査時には伸張し、一方、携帯時には収縮して、鉄道レール20の上方に退避される。
詳しくは、第1アーム36は、例えば、長さが700mm程度のリンク5節によって構成される。第1アーム36は、4段に伸縮し、その全てを第1アーム36の上端部に設けられた第3モータ部72に設けられたモータで駆動する。モータの動力伝達には、タイミングベルトを用いて、先端の位置計算を容易にしている。
第1アーム伸縮機構36Aは、図7(A)に示すように、第1アーム36の機構として、第1アーム支持部36Bに支持された1段目のスライドレール36Cと、このスライドレール36Cに固定された連結具36Dと、この連結具36Dに連結されたタイミングベルト機構36Eとを有し、このタイミングベルト機構をモータで駆動することで1段目のスライドレール36Cを矢印方向へ移動するようになっている。そして、図7(B)に示すように、1段目のスライドレール36C上に2段目のスライドレール36Fを配置し、2段目のタイミングベルト機構36Gを設置し、2段目のスライドレール36Fを、1段目のタイミングベルト機構とは逆側に連結する。
図8に第1アーム36の伸縮機構36Aの模式図を示す。図8に示すように、1段目のタイミングベルト36Eと1段目のスライドレール36Cが連結され、また1段目のスライドレール36Cと2段目のタイミングプーリの回転軸が固定され、また1段目のスライドレール36Cと2段目のタイミングベルト36Gが連結される。このようなタイミングプーリとスライドレールとタイミングベルトの連結が図8に示すように成されることで、1段目のタイミングプーリを第3のモータ部72によって駆動することで、第1アーム36はテレスコピック状に伸縮動作を行うことができる。なお、1段目のスライドレールの直線運動を第2段目のタイミングベルト機構の動力として伝達する機構は図8に示すようなスライドレールの移動から得るほかに、例えばラックアンドピニオン機構のようなものを用いても良い。なお、図8では簡略化のために3段伸縮機構を示している。
次に、第2アーム38について説明する。第2アーム38は、ビデオスコープ44が撮影状態におけるアームの伸縮動作と、第2アームを検査台上方へ退避させる際の折畳動作を行うことができるように構成されている。このために、第1アーム36と第2アーム38の連結部に関節部40が設けられている。また第2アーム自体は伸縮可能に構成されている。関節部40は、第2アームを折畳み又は展開可能に、第1アーム36の先端(下端)と第2アーム38とを連結している。第2アーム38は、ビデオスコープ44が取り付けられた先端部の位置を、関節部40に対してスライドさせる直動関節部38Aを備えている。ここで、第2アーム38の展開・折畳用のモータを関節部40に、先端スライド用のモータを直動関節部38Aに、独立に1つずつ設置した場合、先端付近なので、系全体の慣性モーメントが増加し、系を支える根元リンクのモータの巨大化に繋がる。また、消費電力量も増大してしまい、ロボットの携帯性、汎用性が失われてしまう。そこで、本実施の形態では、図9に示すように、関節部40及び直動関節部38Aについて、直動運動用に設けた第4モータ部73に配置した1個のモータで駆動できるように構成されている。直動関節部38Aは、タイミングプーリ38B、タイミングベルト38C、ベルト保持部38E、及び第4モータ部73によって構成されている。検査時、第4モータ部73を駆動し、タイミングプーリ38B、タイミングベルト38C、及びベルト保持部38Eにより、第2アーム38を直線的に運動させて、先端部と関節部40との間の距離を調節する。
また、関節部40は、図10(A)に示すような、第2アーム38の直動運動を回転運動に変換するカム40Aを備えている。図10(B)に示すように、カム40Aは中心から円弧(カム径)までの距離がカムの角度に対し単調に変化する。そして、図11(A)に示すように、このカム40Aは、第1アーム36の下端に固定されている。第2アーム38を展開した状態で図示左方向へ移動すると、第2アーム38の基端部に固定されたストッパ38Dがカム40Aに当接する。更に第2アーム38を左方向へ移動させると、第2アーム38の基端部に固定されたストッパ38Dがカム40Aに沿って動く。このとき、関節部40の回転中心からストッパ38Dまでの距離の関係を表すグラフ(図10(B)参照)より、第2アーム38の先端部と関節部40との距離を、ストッパ38Dがカム40Aに当接した状態(図10(B)の20mm)から更に約30mm伸張すれば、関節部40が第2アーム38を90deg回転させ、第2アーム38を第1アーム36側に折畳む。これによって、第1アーム36と第2アーム38とが平行な状態となる。
また、図11(B)に示すように、第2アーム38を折畳んだ状態から、第2アーム38の先端部と関節部40との距離を収縮していくと、カム40Aに沿って、ストッパ38Dが動くことにより、第1アーム36と第2アーム38が直角になるように第2アーム38が展開される。直動関節部38Aによる直動運動時(スライド時)は、もうひとつのストッパ(図示省略)がレールとかみ合い、関節部40の回転を抑止する。これにより直動運動と、回転運動を混同することなく行われる。
次に、第1モータ部70〜第4モータ部73について説明する。
第1モータ部70〜第4モータ部73の各々は、図12に示すように、DCモータ50、ポテンショメータ52、出力軸54、カップリング56、ギア58、ベアリング59により構成される。ギア58によりモータの回転をポテンショメータ52に伝達し、モータ50の回転をポテンショメータ52で読み取り、PIDフィードバック制御する。
第1モータ部70は、検査台32のスライド部33を駆動し、第2モータ部71は、第1アーム36の回転を駆動する。第3モータ部72は、第1アーム36の伸縮機構36Aを駆動し、第4モータ部73は、第2アーム42の直動関節部38A及び関節部40をそれぞれ駆動する。
また、橋梁検査ロボット30には、図13に示すような、第1モータ部70〜第4モータ部73の各々の駆動を操作するための操作部60が接続されている。操作部60の盤面には、4つのロータリースイッチ62A〜62D、ジョイスティック64、リニアポテンショメータレバー66、及びロータリースイッチ68を備えている。
ロータリースイッチ68が最も左側の位置に切り替えられている場合、ロータリースイッチ62A〜62Dの各々を回すことで、対応する第1モータ部70〜第4モータ部73が駆動する。このとき、スライド部33のスライド、支持部34Aの回転、第1アーム36の伸縮機構36Aの伸縮、及び関節部40の回転又は第2アーム38の直動関節部38Aの直動運動は、独立に制御可能となっている。
ロータリースイッチ68を1つ右側に切り替えると、後述する、第2アーム38の先端部の位置を逆運動方程式によって制御する制御モードとなる。この制御モードの時は、ジョイスティック64、リニアポテンショメータレバー66、及びロータリースイッチ62Aにより操作される。ジョイスティック64の上下方向が、Y軸正負方向に対応し、ジョイスティック64の左右方向が、X軸正負方向に対応しており、さらに、リニアポテンショメータレバー66の上下方向がZ軸正負方向に対応して、それらの座標値が入力されることで、支持部34Aの回転、第1アーム36の伸縮機構36Aの伸縮、及び第2アーム38の直動関節部38Aの直動運動の各々を制御する。なお、ジョイスティック64は8方向入力が可能となっている。
次に、橋梁検査ロボット30を制御する制御機構について説明する。図14は、この制御機構のブロック構成図である。図14に示すように、橋梁検査ロボット30の制御機構として、コントローラ部80が設けられており、コントローラ部80は、上述した操作部60、操作部60の操作に応じて橋梁検査ロボット30を制御する制御部82、及び橋梁検査ロボット30のビデオスコープ44により撮像された画像を表示する表示部84を備えている。なお、コントローラ部80は、検査時、橋梁本体14上に配置され、検査者によって操作される。
制御部82は、ポテンショメータ52によって読み取られた第1モータ部70〜第4モータ部73の各々の回転、及び操作部60の操作に基づいて、PIDフィードバック制御を行って、第1モータ部70〜第4モータ部73の各々を駆動させるモータドライバ86〜89を制御する。
ここで、制御部82における逆運動方程式による制御モードについて説明する。まず、図15に示す仮想の座標系を、橋梁検査ロボット30に対し設定する。次に、ジョイスティック64により第2アーム38の先端部の位置座標を示すベクトルPを取得する。そして、取得した位置座標を示すベクトルPについて、以下の(1)式に示す逆運動方程式を解くことで、支持部34Aの回転、第1アーム36の伸縮直動関節部36Aの伸縮、及び第2アーム38の直動関節部38Aの直動運動の各々の制御量θ、L2、L3を算出する。
Figure 2011032641
また、操作部60のポテンショメータ62Aにより、スライド部33のスライドをリアルタイムに設定し、座標系の並行移動、つまり、橋梁との距離調節を行う。これにより、ビデオスコープ44の画像に対し、直感的な操作が可能となる。
次に、本実施の形態の作用を説明する。
まず、検査員が、橋梁検査ロボット30を、橋梁10の鉄道レール20上に配置し、橋梁検査ロボット30の台車32により、検査員が、橋梁検査ロボット30を、鉄道レール20上の検査対象位置まで移動させる。
検査員が操作部60のロータリースイッチ62Aを操作することにより、第1モータ部70を駆動させて、橋梁検査ロボット30のスライド部33をスライドさせて、鉄道レール20の敷設方向に直交する左右方向に移動させて、スライド部33を左右方向の所定位置に配置させる。なお、ここまで、第1アーム36は収縮された状態となっている。
そして、検査員が操作部60のロータリースイッチ62Cを操作することにより、第3モータ部72を駆動させて、第2アーム38を格納させた状態で、第1アーム36を伸張させて、鉄道レール20と枕木18とで形成される隙間から、第1アーム36及び第2アーム38を挿入させて、橋梁10の下部まで降下させる。
第1アーム36側に格納された第2アーム38が、橋梁10の下部まで降下した状態で、検査員が操作部60のロータリースイッチ62Dを操作することにより、第4モータ部73を駆動させて、関節部40の回転により、第2アーム38の長さ方向が、第1アーム36の長さ方向(上下方向)に対して直角になるように、第2アーム38を展開させる。
そして、検査員が操作部60のロータリースイッチ68を右側に切り替えた後、ジョイスティック64を操作することにより、第2モータ部71、第3モータ部72、及び第4モータ部73を駆動させて、支持部34Aの回転、第1アーム36の伸縮機構36Aの伸縮、及び第2アーム38の直動関節部38Aの直動運動により、第2アーム38の先端部の位置をXYZ方向に移動させながら、ビデオスコープ44により、橋梁下部構造12の状態を撮像する。また、検査員が操作部60のロータリースイッチ62Aを操作することにより、第1モータ部70を駆動させて、スライド部33のスライドにより、第2アーム38の先端部の位置をY方向に移動させながら、ビデオスコープ44により、橋桁12の状態を撮像する。
上記のように第2アーム38の先端部の位置を移動させることにより、図16に示すように、第2アーム38の先端部は、橋桁12の内側の広い範囲を移動することができ、橋桁12の内側に、ビデオスコープ44を近接させることができる。
ビデオスコープ44によって撮像された橋桁12の状態を表わす画像は、表示部84に表示され、検査員によって、橋桁12の状態が確認される。このように、橋桁12の内側が検査される。
そして、第1アーム36及び第2アーム38を挿入させた鉄道レール20と枕木18との隙間に応じた検査が終了した場合には、検査員が操作部60のロータリースイッチ68を一番左側に切り替えた後、操作部60のロータリースイッチ62Dを操作することにより、第4モータ部73を駆動させて、関節部40の回転により、第2アーム38の長さ方向が、第1アーム36の長さ方向(上下方向)に対して平行になるように、第2アーム38を格納させる。
そして、検査員が操作部60のロータリースイッチ62Cを操作することにより、第3モータ部72を駆動させて、第2アーム38を格納させた状態で、第1アーム36を収縮させて、鉄道レール20と枕木18とで形成される隙間から、第1アーム36及び第2アーム38を引き上げる。
また、橋桁12の外側を検査する場合には、以下のように検査が行われる。
第1アーム36及び格納された第2アーム38が、鉄道レール20の上方に位置するように第1アーム36が収縮された状態で、検査員が操作部60のロータリースイッチ62Aを操作することにより、第1モータ部70を駆動させて、橋梁検査ロボット30のスライド部33をスライドさせて、鉄道レール20の敷設方向に直交する左右方向に移動させて、スライド部33に固定された支柱34、及び支柱34に上端が支持された第1アーム36を、枕木18の端部より外側に配設された左右方向の側部構造16より外側の空間位置に配置させる。
そして、検査員が操作部60のロータリースイッチ62Cを操作することにより、第3モータ部72を駆動させて、第2アーム38を格納させた状態で、第1アーム36を伸張させて、側部構造16の外側から、第1アーム36及び第2アーム38を、橋梁10の下部まで降下させる。
第1アーム36側に格納された第2アーム38が、橋梁10の下部まで降下した状態で、検査員が操作部60のロータリースイッチ62Dを操作することにより、第4モータ部73を駆動させて、関節部40の回転により、第2アーム38の長さ方向が、第1アーム36の長さ方向(上下方向)に対して直角になるように第2アーム38を展開させる。
そして、検査員が操作部60のロータリースイッチ68を右側に切り替えた後、ジョイスティック64を操作することにより、第2モータ部71、第3モータ部72、及び第4モータ部73を駆動させて、支持部34Aの回転、第1アーム36の伸縮直動関節部36Aの伸縮、及び第2アーム38の直動関節部38Aの直動運動により、第2アーム38の先端部の位置をXYZ方向に移動させながら、ビデオスコープ44によって、橋桁12の状態を撮像する。また、検査員が操作部60のポテンショメータ62Aを操作することにより、第1モータ部70を駆動させて、スライド部33のスライドにより、第2アーム38の先端部の位置をY方向に移動させながら、ビデオスコープ44によって、橋桁12の状態を撮像する。また、検査員が操作部60を操作することにより、第2モータ部71を駆動させて、支持部34Aの回転により、第2アーム38の先端部の位置を移動させながら、ビデオスコープ44によって、橋桁12の状態を撮像する。
上記のように第2アーム38の先端部の位置を移動させることにより、上記図16に示すように、第2アーム38の先端部は、橋桁12の外側の広い範囲を移動することができ、橋桁12の外側に、ビデオスコープ44を近接させることができる。
ビデオスコープ44によって撮像された橋桁12の状態を表わす画像は、表示部84に表示され、検査員によって、橋桁12の状態が確認される。このように、橋桁12の外側が検査される。
検査員が、橋梁検査ロボット30の台車部32Bにより、鉄道レール20上を所定間隔で移動させる毎に、上記の橋桁12の内側及び外側の検査を行って、橋梁10全体の橋桁12の状態が検査される。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、種々変形が可能である。例えば第1アームをレールと交差する方向へ移動させる機構として、上記実施形態では第1アームとそれを支持する支柱と移動基台とを採用したが、それに代えて、支柱上部へ水平方向に伸縮するアーム、例として医療機器等の分野で公知のテレスコピックアームや、更にはラックアンドピニオン機構による単一のアームを移動させる機構を用いても良い。
また、上記の実施の形態では、3直動・2回転関節のロボットを用いて、橋梁下部構造を検査する場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、他の構成のロボットを用いても良い。例えば、ビデオスコープ44が2軸周りで回転するための関節を更に設けた構成にしてもよい。
以上説明したように、本実施の形態に係る橋梁検査ロボットを用いた橋梁の検査方法によれば、第1アーム及び格納された第2アームを、枕木と鉄道レールとで形成された隙間から挿入させて、橋梁下部において、第2アームを展開させ、第2アームに取り付けられたビデオスコープの位置を、XYZ方向に移動させて橋梁下部構造に近接し、橋梁下部構造を撮像することにより、大規模な検査設備を必要とせず、容易に橋梁下部構造を検査することができる。鉄道レールの下に潜り込む必要はなく、また、足場の設置や危険を伴う作業を必要とせずに、橋梁下部構造を検査することができる。
10 橋梁
12 橋桁
14 繋板
16 側部構造
18 枕木
20 鉄道レール
30 橋梁検査ロボット
32 検査台
32A フレーム
32B 固定版
32C 車輪
33 スライド部
33C 基台
34 支柱
34A 支持部
34B 第1アーム回転機構
36 第1アーム
36A 第1アーム伸縮機構
38 第2アーム
38A 直動関節部
40 関節部
40A カム
44 ビデオスコープ
60 操作部
62A、62B、62C、62D ロータリースイッチ
64 ジョイスティック
66 リニアポテンショメータレバー
68 ロータリースイッチ
70 第1モータ部
71 第2モータ部
72 第3モータ部
73 第4モータ部
80 コントローラ部
82 制御部
84 表示部
86 モータドライバ

Claims (4)

  1. 2つの橋桁上に複数の枕木を所定間隔で配置して2本のレールが敷設されてなる鉄道用橋梁を検査する方法であって、2本のレールと隣接する枕木によって形成される空間から下方へ先端にビデオスコープを備えたアームを挿入し、前記ビデオスコープによって橋梁を撮像し、撮像された橋梁の画像を画像表示装置へ表示することによって前記橋梁の画像を検査画像として供給することを特徴とする橋梁の検査方法。
  2. 上記橋梁の検査方法は、枕木の長さ方向両端より外側に形成された橋梁の空間部から下方へ前記ビデオスコープを備えたアームを挿入し、前記橋梁の外側面を撮像することを含むことを特徴とする請求項1に記載の橋梁の検査方法。
  3. 2本のレールからなる鉄道レール上を移動するための台車部を備えた検査台と、前記検査台に設けられた支柱に一方の端部が支持され、かつ、前記検査台の上面に対して接近または後退するZ方向に伸縮可能な第1アームと、画像を撮像する撮像装置を先端部に取り付けた第2アームと、前記第2アームを前記第1アーム側に折畳み又は展開可能に前記第1アームの他端に連結した関節部と、前記検査台の上面に平行なXY平面内で前記撮像装置の位置を移動させる第1の移動機構とを含む橋梁検査装置であって、
    前記第1アーム及び格納された前記第2アームを前記枕木と前記鉄道レールとで形成された隙間に挿入させ得る位置に設定された検査台の位置において、前記第1アームを前記橋梁下部方向へ移動させる手段と、
    前記第2アームを展開させるとともに前記撮像部の位置を左右上下方向へ移動させる手段と、
    前記撮像装置によって前記橋梁下部を撮像した画像を表示する手段と、
    を備えたことを特徴とする橋梁検査装置。
  4. 前記第1アームのZ方向への伸縮位置を、レールの敷設方向と交差する方向であって、かつ、枕木の長さ方向両端より外側に形成された橋梁の空間部まで移動させる第2の移動機構を更に備えたことを特徴とする請求項3に記載の橋梁検査装置。
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