JP2011031926A - 押下ヘッド - Google Patents
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Abstract
【解決手段】上方付勢状態で起立した押込み可能なステム11に嵌着される押下部2と、該押下部に前方に向けて突設されると共に、前端に内容物が吐出されるノズル孔3aが形成されたノズル3と、を備える押下ヘッド1であって、ノズル及び押下部のうちの何れか一方にヒンジ5を介して一体に連結されて該ヒンジ回りに回動することでノズルに対して脱着可能なノズルカバー4を備え、ノズルカバーが、ノズルに被着された状態において、ノズル孔よりも前方に向けて延在すると共にノズル孔を前方に向けて開放している押下ヘッドを提供する。
【選択図】図1
Description
この吐出器は、内容物が収容された容器の口部に装着された状態で、押下ヘッドを押下してステムを下方に移動させポンプを作動させることにより、容器内の内容物が移送されてノズル内を通ってノズル孔から吐出されるようになっている。
ノズルカバーは、ノズルに対して引き抜くことで取り外し可能なキャップ体である。このノズルカバーは、可撓性を有する連結帯を介して押下部に連結されており、ノズルから離脱されても押下部から分離されない構成となっている。
更に、内容物を吐出する度にノズルカバーをノズルから取り外し、使用後には再度ノズルカバーを装着する必要がある。そのため、毎回ノズルカバーを脱着させる手間がかかり、操作性が悪いという問題があった。
(1)本発明に係る押下ヘッドは、上方付勢状態で起立した押込み可能なステムに嵌着される押下部と、該押下部に前方に向けて突設されると共に、前端に内容物が吐出されるノズル孔が形成されたノズルと、を備える押下ヘッドであって、前記ノズル及び前記押下部のうちの何れか一方にヒンジを介して一体に連結されて該ヒンジ回りに回動することで前記ノズルに対して脱着可能なノズルカバーを備え、前記ノズルカバーが、前記ノズルに被着された状態において、前記ノズル孔よりも前方に向けて延在すると共に前記ノズル孔を前方に向けて開放していることを特徴とする。
更に、状況に応じてノズル内に固化した内容物を洗浄等によって取り除く場合があるが、この際ノズルカバーをヒンジ回りに回動させてノズルから離脱させることができる。よって、ノズルカバーに邪魔されることなく、除去作業を効率良く行うことができる。
また、ノズルから離脱したノズルカバーをヒンジ回りに回動させると、一対の係止部がノズルから外れてノズルカバーの係止が解除されるとともにノズルカバーがノズルに被着される。
また、固定されたノズルカバーをヒンジ回りに逆方向に回動させると、ノズルカバーの基端が段差よりも後側の部分から外れてノズルカバーの係止が解除され、ノズルカバーがノズルに被着される。
まず、第1の実施の形態について、図1から図4に基づいて説明する。
なお、本実施の形態では、押下ヘッド1の押し込み側(図1における下側)を下方とし、その反対側(図1における上側)を上方とする。また、図1に示す符号Oは、後述するステム11の中心軸線を示しており、以下、単に軸線Oと記す。また、この軸線O方向を、以下、単に「軸方向」と記し、軸線Oに直交する方向を、以下、単に「径方向」と記し、軸線O回りの方向を、以下、単に「周方向」と記す。また、「径方向」のうち後述するノズル3の延在方向を前方とする。
まず、ノズルカバー4がノズル3に被着されている状態において、ノズル孔3aが前方に向けて開放された状態となっている。そのため、ノズルカバー4をノズル3に被着させたままの状態であっても、押下部2を押し込み操作することで内容物を吐出することができる。
この内容物の吐出動作について詳しく説明すると、押下部2の外殻部20の天壁部20aの上面を指等で押圧して押下部2を軸方向に沿って押し下げ、押下部2と共にステム11を押し下げる。これにより、ポンプ14によって図示せぬ容器内の内容物がステム11内を通って連通筒部21内に流入し、連通筒部21内からノズル3内に流入する。その結果、ノズル孔3aから内容物を吐出することができる。
特に、吐出の度にノズルカバーを取り外す手間が必要であった従来の押下ヘッドとは異なり、ノズルカバー4を被着させたままで良いので、操作性を悪化させることなく内容物の吐出を行うことができる。
ここで、上述したノズルカバー4の離脱動作について詳細に説明する。まず、ノズル3に被着されているノズルカバー4を上方に押し上げる。これにより、係止部42の外面の係合凸部42bが開口部22の側壁部22aの係合凸部22cから外れ、ノズルカバー4がヒンジ5回りに回動可能となる。
また、ノズルカバー4がノズル孔3aの前方よりも延在しているので、仮にノズル3内に固化した内容物が存在していたとしても、飛散を効果的に抑制しながら吐出を行うことができる。更に、ノズルカバー4をヒンジ5回りに回動させてノズル3から離脱させることができるので、ノズルカバー4に邪魔されることなく除去作業を効率良く行うことができる。
次に、第2の実施の形態について、図5から図7に基づいて説明する。
なお、上述した第1の実施の形態と同様の構成については、同様の符号を付し、説明を省略する。
これにより、ノズルカバー104を離脱させたままの状態に維持しておくことができるので、固化した内容物の除去作業を非常に効率良く行うことができる。
例えば、上記した第1の実施の形態では、ヒンジ5を介してノズルカバー4と押下部2(開口部22)とが連結されているが、本発明は、上記した第1の実施の形態における押下ヘッド1において、ノズルカバー4とノズル3とがヒンジを介して連結されていてもよい。また、上記した第2の実施の形態では、ヒンジ105を介してノズルカバー104とノズル103(ノズル基端部131)とが連結されているが、本発明は、上記した第2の実施の形態における押下ヘッド1において、ノズルカバー104と押下部2(外殻部20)とがヒンジを介して連結されていてもよい。
2 押下部
3、103 ノズル
3a、103a ノズル孔
4、104 ノズルカバー
5、105 ヒンジ
11 ステム
42 係止部
130 段差
Claims (4)
- 上方付勢状態で起立した押込み可能なステムに嵌着される押下部と、該押下部に前方に向けて突設されると共に、前端に内容物が吐出されるノズル孔が形成されたノズルと、を備える押下ヘッドであって、
前記ノズル及び前記押下部のうちの何れか一方にヒンジを介して一体に連結されて該ヒンジ回りに回動することで前記ノズルに対して脱着可能なノズルカバーを備え、
前記ノズルカバーは、前記ノズルに被着された状態において、前記ノズル孔よりも前方に向けて延在すると共に前記ノズル孔を前方に向けて開放していることを特徴とする押下ヘッド。 - 請求項1に記載の押下ヘッドにおいて、
前記ノズルカバーが前記ノズルから離脱した位置で、該ノズルカバーを係止する係止手段を備えていることを特徴とする押下ヘッド。 - 請求項2に記載の押下ヘッドにおいて、
前記係止手段として、前記ノズルカバーが前記ノズルに被着された状態において前記ノズルから離間され、前記ノズルカバーが前記ノズルから離脱された状態において前記ノズルの外周面に係止されて前記ノズルを挟持する一対の係止部が、前記ノズルカバーに設けられていることを特徴とする押下ヘッド。 - 請求項2又は3に記載の押下ヘッドにおいて、
前記係止手段として、前記ノズルの外面に該ノズルの後側から前側に向かって下る段差が形成されており、
前記ノズルカバーは、前記ノズルのうちの前記段差よりも前側の部分に被着されており、
前記ノズルカバーの基端は、該ノズルカバーの回動に伴い前記段差を乗り越え可能であり、前記ノズルカバーが前記ノズルから離脱された状態において、前記ノズルのうちの前記段差よりも後側の部分に係止されることを特徴とする押下ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009179358A JP5271839B2 (ja) | 2009-07-31 | 2009-07-31 | 押下ヘッド |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015067343A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-13 | サラヤ株式会社 | 容器用ポンプのノズルヘッド |
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JP2005296925A (ja) * | 2004-03-15 | 2005-10-27 | Lion Corp | 液吐出器 |
JP2006282236A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | ポンプ式液体噴出容器 |
JP2008272611A (ja) * | 2007-04-25 | 2008-11-13 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | ノズルカバー |
JP2008296987A (ja) * | 2007-05-31 | 2008-12-11 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | ポンプ容器 |
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2009
- 2009-07-31 JP JP2009179358A patent/JP5271839B2/ja active Active
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JP5271839B2 (ja) | 2013-08-21 |
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