JP2011030601A - 皮膚貼着用粘着シート又はテープ - Google Patents

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Abstract

【課題】セパレータが、スムーズに切断できる皮膚貼着用粘着シート又はテープを提供すること。
【解決手段】支持体、粘着剤層、及びセパレータをこの順に積層した皮膚貼着用粘着シート又はテープであって、セパレータの少なくとも1箇所の分割切断部にV字状又はY字状のミシン目を、当該V字の1辺又はY字の縦線が、分割切断方向の直線上に間隔をおいて並ぶように連設した、皮膚貼着用粘着シート又はテープ。
【選択図】図1

Description

本発明は、医療及び衛生材分野において用いられる皮膚貼着用粘着シート又はテープに関する。詳しくは、ミシン目を有するセパレータつきの皮膚貼着用粘着シート又はテープに関する。
医療及び衛生材に用いる皮膚貼着用粘着シート又はテープは、身体に生じた外傷部の処理に使用される。これらのシート又はテープの貼着は、外傷部を被覆することにより、傷口を外界との接触から隔離して傷口を保護し、傷口からの感染を防止し、さらには痛みを緩和することを目的としている。また、カテーテル、ガーゼ、脱脂綿などを固定する際にも、皮膚貼着用粘着シート又はテープが使用される。
皮膚貼着用粘着シート又はテープは、救急絆、ドレッシング材、粘着包帯、及びタックシートなどの形態で用いられる。皮膚貼着用粘着シート又はテープの支持体は、フィルム、不織布、又は織布などであり、ポリ塩化ビニル系樹脂、オレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、綿、アセテート、又はポリウレタンなどを少なくとも一成分として構成されている。これらの支持体には、単一層、積層されたもの、又は特定の間隔で2種類以上の支持体を介在させたものなどがある。
皮膚貼着用粘着シート又はテープには、通常、支持体の片面に皮膚貼着用の粘着剤層が積層されている。手術、透析などの際に用いる皮膚貼着用粘着シート又はテープは、手袋を装着した状態で使用されるため、操作性の良いものが望まれる。また、皮膚の伸縮及び/又は関節の屈曲への追従も求められる部位に使用する場合には、伸縮性のある支持体が用いられ、使用されるまでの保管期間に伸縮しないような状態で保存する必要がある。このような要求を満たすシート又はテープの形態として、粘着面に伸縮性のないセパレータを貼り合わせておき、使用時にセパレータを剥離することにより、粘着面が現れるものがある。そして、セパレータは、剥離しやすいように何らかの切断部が設けられていることが望ましい。切断部の態様としては、セパレータを重ね合わせたもの、セパレータを付き合わせたもの、又は直線状にミシン目を導入したものが知られている。
セパレータを重ね合わせたものは、セパレータを剥離する操作自体は容易であるが、セパレータを重ね合わせる製造作業は、煩雑になる。すなわち、製造時に、重ねあわせ部分を設けるためにセパレータが2枚必要となり、さらには重ねあわせ部分の幅の調整をする必要がある。また、重ね合わされた部分が厚くなるために、積み上げた場合に厚さが均一にならないために、安定性が悪いなど、製造面及び取り扱い面で課題がある。
セパレータを付き合わせたものは、セパレータを剥離する操作は容易であるが、セパレータを付き合わせる製造作業は、非常に煩雑である。製造方法には2種類あり、一旦全面に貼着したセパレータを適宜の長さまで剥離して剥離部を切断した後に、その剥離部にもう一枚のセパレータを隙間が生じないように貼り合わせる方法と、粘着剤層にセパレータを貼り合わせたままで、セパレータのみを完全に切断する方法である。後者の方法は一見簡単に見えるが、セパレータの厚さにばらつきがあるために、粘着剤層や支持体まで切断してしまう可能性があるため、製造方法には高度な技術を要する。
セパレータの切断部として直線状にミシン目を導入したものは、ミシン目を導入する作業としては、セパレータが部分的に切断されていれば良いため、比較的簡便な方法である。しかし、布や紙からなるセパレータの場合は繊維がランダムな構造をとっているため、繊維の方向性が無い。また、樹脂フィルム製のセパレータの場合には、延伸処理による配向を行っていないと、やはり方向性がない。したがって、セパレータを切断する際に、ミシン目とミシン目のあいだの間隔部分において、切断力方向がミシン目の方向とは異なる方向を向くと、切断線がミシン目から外れて直線的に切断されなくなり、その結果、セパレータがスムーズに切断されなくなる。また、セパレータにデラミ又はホツレが発生してしまい、きれいに剥離することができないなどの問題があった。
ロール状に巻回された弾性ラップを、ハサミなどの切断具を用いずに切断するために、特殊なミシン目を導入する方法が、特許文献1又は特許文献2に、それぞれ開示されている。これらの先行技術では、伸縮包帯のようなロール状の弾性ラップの切断方向に、一定間隔にて、通常の直線状のミシン目、あるいはV字型又はY字型のミシン目を導入することにより、切断しやすくしたラップについて開示している。しかしながら、通常非弾性であり、前記のような特有の課題を有するセパレータへの適用を示唆する記載はない。
したがって、製造しやすく、しかも使用する際にセパレータの剥離が容易な、セパレータを貼り合わせた皮膚貼着用粘着シート又はテープが必要とされている。
特表平8−505557号公報 特表平9−502111号公報
本発明が解決しようとする課題は、セパレータが、スムーズに切断できる皮膚貼着用粘着シート又はテープを提供することにある。
本発明者らは、上記の課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、粘着剤層を有する支持体の粘着剤層部位にセパレータを貼り合わせた皮膚貼着用粘着シート又はテープのセパレータに、V字型又はY字型のミシン目による切断部を導入すると、驚くことに、操作性の良いセパレータになることを見出した。しかも、このV字又はY字のミシン目の、分割切断方向の直線上に並ぶ辺又は縦線に対する他辺の角度を特定範囲とすることにより、さらに直線切断性の良いセパレータが得られることを見出した。以上の結果に基づき、本発明者らは、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は以下に関する。
(1)支持体、粘着剤層、及びセパレータをこの順に積層した皮膚貼着用粘着シート又はテープであって、セパレータの少なくとも1箇所の分割切断部にV字状又はY字状のミシン目を、当該V字の1辺又はY字の縦線が、分割切断方向の直線上に間隔をおいて並ぶように連設した、皮膚貼着用粘着シート又はテープ。
(2)V字の他方の辺が、前記1辺に対し90°以上180°未満の角度を有する、(1)に記載の皮膚貼着用粘着シート又はテープ。
(3)Y字を構成する他の2辺が、前記縦線に対し90°以上180°未満の角度を有する、(1)に記載の皮膚貼着用粘着シート又はテープ。
(4)分割切断方向の直線上に並ぶ辺又は縦線の長さに対して、角度を有する他辺の長さの比が、1:1から1:10であることを特徴とする、(1)〜(3)のいずれかに記載の皮膚貼着用粘着シート又はテープ。
(5)セパレータの周縁部における切断線上の端部に切り込みが存在する、(1)〜(4)のいずれかに記載の皮膚貼着用粘着シート又はテープ。
本発明の粘着シート又はテープは、独特の形状を有するミシン目が分割線としてセパレータ上に形成されているため、セパレータの剥離時に、当該分割線において切断してもデラミやホツレが発生せず、力を要せずかつきれいに切断することができる。そのため、例えば、手術や透析時など、手袋を装着しながら使用する場合であっても、セパレータを剥離する操作が容易になる。セパレータの分割線としてのミシン目の形成方法としては、例えば、従来の直線状のミシン刃を本発明におけるV字又はY字状の刃に変えるなど、公知の方法により実施すれば良く、製造しやすくかつ剥離操作しやすい皮膚貼着用粘着シート又はテープが得られることとなる。
実施例1における粘着シート又はテープのセパレータに形成した分割部の態様を示す平面図である。 実施例2における粘着シート又はテープのセパレータに形成した分割部の態様を示す平面図である。 実施例3における粘着シート又はテープのセパレータに形成した分割部の態様を示す平面図である。 比較例1における粘着シート又はテープのセパレータに形成した分割部の態様を示す平面図である。 比較例2における粘着シート又はテープのセパレータに形成した分割部の態様を示す平面図である。 比較例3における粘着シート又はテープのセパレータに形成した分割部の態様を示す平面図である。
本発明は、支持体、粘着剤層、及びセパレータをこの順に積層した皮膚貼着用粘着シート又はテープであって、セパレータの少なくとも1箇所の分割切断部にV字状又はY字状のミシン目を、当該V字の1辺又はY字の縦線が、分割切断方向の直線上に間隔をおいて並ぶように連設した、皮膚貼着用粘着シート又はテープを提供するものである。本発明は、分割部位として、セパレータに独特な形状のミシン目を導入する点で、従来の方法とは異なる。
本明細書で用いている皮膚貼着用粘着シート又はテープとは、皮膚適合性を有する粘着剤が支持体上に積層されているシート又はテープを意味する。
皮膚貼着用粘着シート又はテープ(以下、粘着シート又はテープともいう)の支持体は、皮膚の伸縮及び/又は関節の屈曲に追従できる伸縮性、並びに皮膚からの水蒸気の蒸発を阻害しないような通気性及び透湿性を有するものが好ましい。さらには、伸縮性を有する支持体として、透湿性を有するポリウレタンフィルムを積層したものが、好ましい。
伸縮性を有する支持体の伸縮性とは、身体の屈曲部の動きに伴い貼付部が20〜50%伸縮するときに、この伸縮に追従できるレベルの伸縮性を意味する。伸縮性を有する支持体は、少なくとも1方向に伸縮性を有するものが好ましく、2方向に伸縮性を有するものがさらに好ましい。
伸縮性を有する基材は、特に限定されず、例えば、織布、編布、ネット、不織布等が挙げられるが、透湿性、皮膚追従性、柔軟性等を考えると、編布およびネットが好ましい。伸縮性を有する基材としては、例えば、ナイロン、ポリエステル等に「Sより」、「Zより」等を施した繊維に特殊加工を施して伸縮性を持たせたストレッチヤーン、テックスチャードヤーン、コンジュゲートヤーンやポリウレタン系弾性糸等の伸縮性の大きい合繊糸を単独で編成した織布および編布地、もしくはこのような合繊糸とポリエステル繊維や綿、レーヨン、ポリプロピレン、ポリエチレン、セルロース等の伸縮性の小さい繊維を混合して編成した織布および編布等が挙げられる。また、編み方としては特に限定されず、例えば、トリコット編、ラッシェル編、ミラニーズ編を含むタテメリヤスおよび、平型編、円形編を含むヨコメリヤス等が挙げられる。基材は、医療および衛生用材料に重要である追従性や固定性等の効果を良好に発揮できる弾性および伸縮性、透湿性を有するものが好ましい。
支持体の厚さは、粘着シート又はテープの貼着部位や支持体の特性などにより適宜決定され得るが、皮膚の伸縮への追従性を考慮すると、0.05〜5.0mmが好ましく、0.1〜4.5mmがより好ましい。
支持体の粘着剤層側とは反対の側に積層するポリウレタンフィルムのウレタンとしては、エーテル系、又はエステル系などのウレタンが好ましい。ポリウレタンフィルムの厚さは、3〜40μmが好ましく、5〜35μmがより好ましい。ポリウレタンフィルムの厚さが3μm未満の場合には、支持体と同等の透湿性、伸縮性を有するが、ポリウレタンフィルム自体の強度が低下するために、破れやすくなる。また40μmを超えると、ポリウレタンフィルムが厚くなることから透湿性が十分に得られなくなるために、長時間にわたって貼付すると皮膚が蒸れて、かぶれることがある。さらにゴワゴワ感が生じ、装着時に違和感を覚える場合があるので、好ましくない。
伸縮性を有する支持体表面に、ポリウレタンフィルムを積層する方法としては、自体公知の方法で行えば良く、熱ラミネーション、接着剤による接着などが挙げられ、接着剤を用いる方法が簡便である。接着に用いられる接着剤は、伸縮性を有する支持体とポリウレタンフィルムとを接着し得るものであれば特に限定されないが、親和性、通気性、透湿性の維持などの点を考慮すると、ウレタン系接着剤が好ましい。ウレタン系接着剤としては、ウレタン結合を有する接着剤であれば特に限定されないが、例えば、ポリエーテル系やポリエステル系のウレタン樹脂からなる接着剤などが好ましい。
支持体に積層する粘着剤層としては、医療及び衛生材の分野において周知の粘着剤を使用し得る。例えば、アクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤、合成ゴム系粘着剤、ビニルエーテル系粘着剤、又はシリコーン系粘着剤が挙げられる。さらに、粘着付与剤又は架橋剤などを粘着剤に添加して、粘着特性を調整してもよい。また、粘着テープ又はシートを皮膚からはがす際に、皮膚表面の角質が損傷しにくく、かぶれにくいことから、ゲル粘着剤が好ましい。ゲル粘着剤とは、粘着剤中に、多量の液体成分やペースト成分を含有させ、ゲル状に不溶化させた粘着剤であり、特開平6−319793号公報に開示した方法などにより製造することができる。粘着剤層は、自体公知の方法により、支持体に積層させることができるが、例えば、実施例に挙げたように、離型紙の剥離処理面に、粘着剤を塗布して粘着剤層を形成させ、当該粘着剤層表面に支持体の布面を貼り合わせた後に、離型紙を剥離する方法、あるいは支持体上に粘着剤を直接塗布形成する方法を用いることができる。
粘着剤の塗布方法としては、支持体布面の全面、又は部分的に塗布し得る。部分的に塗布する場合は、例えばドット状又は条状に塗布し得るのが好ましい。条状の場合、例えば直線状塗布又は波状塗布などが挙げられるが、気体の通気路として機能する空間、すなわち条間空間が確保されていれば、いずれの形状であっても良い。波状塗布は、皮膚に貼付中の条間空間の断面積の経時的な変化が少ないことから好ましい。さらに、通気性を確保するために、粘着シート又はテープを穿孔処理して、小孔を形成しても良い。
粘着剤層の乾燥後の厚さは、本発明の粘着シート又はテープの貼着部位や粘着剤の種類によって適宜決定されるものであるが、15〜150μmが好ましく、20〜120μmがより好ましい。
本明細書中で用いているセパレータとは、本発明の粘着シート又はテープの粘着剤層の表面の汚染を防ぐために、使用直前まで粘着剤層表面を被覆しておく剥離紙のことである。セパレータは、一般に皮膚に貼付する粘着シート又はテープなどに用いられるものを使用することができる。具体的には、上質紙、グラシン紙、又はパーチメント紙などの片面又は両面に、シリコーンなどの剥離性能を有する剥離剤をコーティングしたもの、上質紙にレジンをアンカーコートしたもの、あるいはポリエチレンを積層したものの片面又は両面に、シリコーンなどの剥離性能を有する剥離剤をコーティングしたものなどが挙げられる。
セパレータの剥離を簡単にするためには、セパレータの少なくとも1箇所に分割切断部を導入することが好ましい。分割切断部に沿ってセパレータを分割すれば、粘着シート又はテープの粘着面の一部にセパレータが貼り合わされていて、剥離した側の部分は粘着面が現れている状態となる。そして、セパレータが貼り合わされている部分を指で持てば、粘着面に指が触れることがなく、したがって皮膚に貼付する前に接着面が汚染されずにすむ。また、手袋を装着した状態においても、粘着シート又はテープの操作が簡単になる。分割切断部は、2箇所以上であっても良く、セパレータの形状や大きさ、使用目的に応じて、分割切断部の形成箇所は任意に決定される。
セパレータの分割切断部の態様としては、V字状又はY字状のミシン目である。V字状又はY字状のミシン目を、V字の1辺又はY字の縦線が、分割切断方向に間隔をおいて直線状に並ぶように連設することにより、セパレータがきれいに直線的に切断されるようになる。
さらに、V字の他方の辺が、1辺に対し90°以上180°未満の角度で形成されるV字、又はY字を構成する他の2辺が、縦線に対し90°以上180°未満の角度を有するY字が好ましい。他の各辺は縦線に対し同一の角度を有してもよいし、異なる角度を有してもよいが、同一の角度を有することが好ましい。尚、他の2辺がともに縦線に対し90°の角度を有する場合、ミシン目はT字状となるが、本発明においてはY字に包含されるものとする。これらの特定の角度範囲を有するV字又はY字状のミシン目を、分割切断部に導入すれば、間隔部分で切断力が分割方向ではない方向を向いた場合でも、他辺部分の切込みがあることにより、分割方向を本来の方向に補正することができるので、全体として切断線が直線状になり得る。角度が180°(Y字の場合は2辺とも180°)の場合、ミシン目は直線になってしまう。また、角度が90°未満の場合は、スムーズな切断ができなくなる。
直線上に並ぶように連設した各辺及び間隔の長さは、相関していることが好ましい。間隔の長さは、セパレータの切断のしやすさを規定する重要な要因である。間隔が長いと、セパレータの切断が困難になり、間隔が短すぎると、製造工程が困難になる。したがって、間隔の長さは、1〜5mmが好ましく、1〜3mmがより好ましい。また、直線上に並んだ各辺の長さは、1〜5mmが好ましく、1〜3mmがより好ましい。さらに、上記直線上に並んだ辺の長さを1とした場合に、V字又はY字の他辺の長さは、1:1から1:10が好ましく、1:1から1:8がより好ましい。Y字の場合、他の各辺の長さは同一であってもよいし、異なっていてもよいが、同一であることが好ましい。他辺の長さが1より小さい場合、切断方向とは異なる方向に切断力がかかった場合に、その力の方向をミシン目が軌道修正できにくく、デラミ、ホツレが発生しやすい。また、他辺の長さが10より大きい場合、スムーズな切断ができにくくなる傾向を示す。
本発明の粘着シート又はテープにおけるセパレータは、V字又はY字の直線上に並んだ辺に沿って、ミシン目がV字の場合は、直線上に並ぶ辺に対して角度をなす他辺方向のシート又はテープのセパレータ端部から、また、Y字の場合は、対向する2辺方向のシート又はテープのセパレータ端部から切断される。
V字又はY字の直線上に並んだ辺によって規定される切断線上のシート又はテープにおけるセパレータの両端部、少なくとも切断開始端部には、ミシン目による切り込みを設けることが好ましい。
本発明の粘着シート又はテープは、セパレータに特定の形状を有するV字及びY字のミシン目と当該切れ目を組み合わせたことにより、切断操作が極めて容易となり、切断部の状態もデラミやホツレがないという効果を奏するものである。
V字又はY字のミシン目の形成は、例えば、平面上に刃型を連続的に設けたものを用いるレミプロ法、円柱状に刃型を設けたものを用いるロータリー法や、レーザ照射法などにより、行うことができる。
本発明の粘着シート又はテープは、任意の形状でよく、例えば、短冊型、角型、丸型などが挙げられる。また、粘着シート又はテープの大きさについても、任意の大きさでよい。
以下に本発明の実施例を示し、さらに具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の応用が可能である。
実施例1
不活性ガス雰囲気下で、2−エチルへキシルアクリレート96重量部、アクリル酸4重量部を共重合させて得られたアクリル系ポリマーに、ミリスチン酸オクチルドデシル50重量部、三官能性イソシアネ−ト0.2重量部を酢酸エチル中で配合して、アクリル系粘着剤を得た。このアクリル系粘着剤を、シリコーン処理した離型紙上に、乾燥後の粘着剤の厚みが50μmになるように塗布した。
一方で、ポリエステル糸をスムーズ編みして作製した厚さ350μmの伸縮性編布に、厚さ10μmのポリエステル系ウレタンフィルムをドライラミネートして、支持体を作製した。この支持体の編布面と、離型紙上の粘着剤層とを貼り合わせた後に、離型紙を剥離した。次に、表1に記載したように、別途用意した、Y字の縦線の長さが3mm、他の2辺の長さが3mm、ミシン目の間隔が1mmのY字で、分割切断方向の直線上に並ぶ縦線に対して他辺が成す角度がともに95°のY字状のミシン目、並びにY字の縦線とは逆の方向のセパレータ端部に長さ2mmの直線状の切り込みを設けたセパレータを貼着して、図1に示すような本発明の皮膚貼着用粘着シート又はテープを得た。
実施例2
実施例1と同様にして、アクリル系粘着剤を得た。このアクリル系粘着剤を、シリコーン処理した離型紙上に、乾燥後の粘着剤の厚みが40μmになるように塗布した。
一方で、ナイロン糸をスムーズ編みして作製した厚さ200μmの伸縮性編布に、厚さ20μmのポリエステル系ウレタンフィルムをドライラミネートして、支持体を作製した。この支持体の編布面と、離型紙上の粘着剤層とを貼り合わせた後に、離型紙を剥離した。次に、表1に記載したように、別途用意した、V字の直線上に並ぶ辺の長さが1mm、他辺の長さが10mm、ミシン目の間隔が3mmのV字で、分割切断方向の直線上に並ぶ辺に対して他辺が成す角度が120°のV字状のミシン目、並びにV字の直線上に並ぶ辺とは逆の方向のセパレータ端部に長さ3mmの直線状の切り込みを設けたセパレータを貼着して、図2に示すような本発明の皮膚貼着用粘着シート又はテープを得た。
実施例3
実施例1と同様にして、アクリル系粘着剤を得た。このアクリル系粘着剤を、シリコーン処理した離型紙上に、乾燥後の粘着剤の厚みが20μmになるように条状に塗布した。
一方で、ナイロン糸をスムーズ編みして作製した厚さ150μmの伸縮性編布に、厚さ5μmのポリエーテル系ウレタンフィルムをドライラミネートして、支持体を作製した。この支持体の編布面と、離型紙上の粘着剤層とを貼り合わせた後に、離型紙を剥離した。次に、表1に記載したように、別途用意した、Y字の縦線の長さが1mm、他の2辺の長さが5mm、ミシン目の間隔が2mmのY字で、分割切断方向の直線上に並ぶ縦線に対して他辺が成す角度がともに160°のY字状のミシン目、並びにY字の縦線とは逆の方向のセパレータ端部に長さ2mmの直線状の切り込みを有する分割部を、中央部と、中央部と端部の中間部に2本形成したセパレータを貼着して、図3に示すような本発明の皮膚貼着用粘着シート又はテープを得た。
比較例1
実施例1と同様にして、アクリル系粘着剤を得た。このアクリル系粘着剤を、シリコーン処理した離型紙上に、乾燥後の粘着剤の厚みが40μmになるように塗布した。
一方で、ナイロン糸をスムーズ編みして作製した厚さ200μmの伸縮性編布に、厚さ50μmのポリエーテル系ウレタンフィルムをドライラミネートして、支持体を作製した。この支持体の編布面と、離型紙上の粘着剤層とを貼り合わせた後に、離型紙を剥離した。次に、別途用意した分割部を形成していないセパレータを貼着して、図4に示すような皮膚貼着用粘着シート又はテープを得た。
比較例2
実施例1と同様にして、アクリル系粘着剤を得た。このアクリル系粘着剤を、シリコーン処理した離型紙上に、乾燥後の粘着剤の厚みが40μmになるように塗布した。
一方で、ナイロン糸をスムーズ編みして作製した厚さ200μmの伸縮性編布に、厚さ50μmのポリエーテル系ウレタンフィルムをドライラミネートして、支持体を作製した。この支持体の編布面と、離型紙上の粘着剤層とを貼り合わせた後に、離型紙を剥離した。次に、表1に記載したように、別途用意した、直線の長さが1mm、ミシン目の間隔が1mmの直線状のミシン目、並びにセパレータ端部に長さ2mmの直線状の切り込みを設けたセパレータを貼着して、図5に示すような皮膚貼着用粘着シート又はテープを得た。
比較例3
実施例1と同様にして、アクリル系粘着剤を得た。このアクリル系粘着剤を、シリコーン処理した離型紙上に、乾燥後の粘着剤の厚みが50μmになるように塗布した。
一方で、ポリエステル糸をスムーズ編みして作製した厚さ350μmの伸縮性編布に、厚さ30μmのポリエステル系ウレタンフィルムをドライラミネートして、支持体を作製した。この支持体の編布面と、離型紙上の粘着剤層とを貼り合わせた後に、離型紙を剥離した。次に、表1に記載したように、別途用意した、矢印の縦線の長さが10mm、他の2辺の長さが1mm、ミシン目の間隔が0.5mmの矢印で、分割切断方向の直線上に並ぶ縦線に対して他辺が成す角度がともに30°の矢印状のミシン目、並びに矢印の縦線とは逆の方向のセパレータ端部に長さ2mmの直線状の切り込みを有する分割部を、中央部と、中央部と端部の中間部に2本形成したセパレータを貼着して、図6に示すような皮膚貼着用粘着シート又はテープを得た。
Figure 2011030601
ミシン目設置数:粘着シート又はテープ1枚あたりの、分割切断線の本数。
角度:分割切断方向の直線上に並ぶ辺又は縦線に対して他辺が成す角度。
比:分割切断方向の直線上に並ぶ辺又は縦線の長さに対する他辺の長さの比。分割切断方向の辺の長さを1として、角度を成す辺の長さを示す。
端部:セパレータの1端部に切断開始用の切り込みがある場合に、あり;ない場合に、なし、と記載する。
試験例1
(手切れ性)
実施例1〜3、及び比較例1〜3について、セパレータを手で切った際の、セパレータの切断状態を目視にて評価した(n=10)。結果は5段階で評価し、n=10の平均値として、表2に示す。
Figure 2011030601
(5段階評価の基準)
5:完全に直線状に切断された。デラミ、ホツレなし。
4:ほぼ直線状に切断された。デラミ、ホツレなし。
3:直線に近い状態で切断された。デラミ、ホツレなし。
2:やや直線に近い状態で切断された。デラミ、ホツレが若干確認される。
1:切断状態は直線とはいえない。デラミ、ホツレが確認される。
試験例2
年齢30歳以上のモニターとして、ボランティア20人が、実施例1〜3、及び比較例1〜3について、下記の基準によりセパレータの切断性について、評価を行った。
(初期手切れ性)
初期手切れ性、すなわち、セパレータの端部の切れ易さについて、評価を行った。「非常に簡単」「問題なし」「やや困難」「困難」の4段階で評価し、それぞれの人数を表3に記す。上記段階のうち、「非常に簡単」「問題なし」を操作性が良好であるとして有効とし、有効率を表3に併記した。
Figure 2011030601
(操作性)
セパレータの切断の操作性について、「非常に簡単」「問題なし」「やや困難」「困難」の4段階で評価し、それぞれの人数を表4に記す。上記段階のうち、「非常に簡単」「問題なし」を操作性が良好であるとして有効とし、有効率を表4に併記した。
Figure 2011030601
本発明の粘着シート又はテープは、独特の形状を有するミシン目が分割線としてセパレータ上に形成されているため、セパレータの剥離時に、当該分割線において切断してもデラミやホツレが発生せず、力を要せずかつきれいに切断することができる。そのため、例えば、手術や透析時など、手袋を装着しながら使用する場合であっても、セパレータを剥離する操作が容易になる。セパレータの分割線としてのミシン目は、従来の直線状のミシン刃を本発明におけるV字又はY字状の刃に変えて実施すれば良く、製造しやすくかつ剥離操作しやすい皮膚貼着用粘着シート又はテープが得られることとなる。

Claims (5)

  1. 支持体、粘着剤層、及びセパレータをこの順に積層した皮膚貼着用粘着シート又はテープであって、セパレータの少なくとも1箇所の分割切断部にV字状又はY字状のミシン目を、当該V字の1辺又はY字の縦線が、分割切断方向の直線上に間隔をおいて並ぶように連設した、皮膚貼着用粘着シート又はテープ。
  2. V字の他方の辺が、前記1辺に対し90°以上180°未満の角度を有する、請求項1に記載の皮膚貼着用粘着シート又はテープ。
  3. Y字を構成する他の2辺が、前記縦線に対し90°以上180°未満の角度を有する、請求項1に記載の皮膚貼着用粘着シート又はテープ。
  4. 分割切断方向の直線上に並ぶ辺又は縦線の長さに対して、角度を有する他辺の長さの比が、1:1から1:10であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の皮膚貼着用粘着シート又はテープ。
  5. セパレータの周縁部における切断線上の端部に切り込みが存在する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の皮膚貼着用粘着シート又はテープ。
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