JP2011029988A - 無線通信システムにおける無線通信方法、基地局装置、端末装置、及び無線通信システム - Google Patents

無線通信システムにおける無線通信方法、基地局装置、端末装置、及び無線通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】干渉を回避できるようにした無線通信システムにおける無線通信方法、移動基地局装置、端末装置、及び無線通信システムを提供すること。また、無線リソースの利用効率を最大化できるようにした無線通信システムにおける干渉回避方法等を提供すること。
【解決手段】第1及び第2の移動可能な基地局装置と、各々配下の端末装置との間で無線通信を行う無線通信システムにおける無線通信方法であって、前記第1及び第2の基地局装置は、互いに同一の無線リソースを使用して無線通信を行うとき、前記第1及び第2の基地局装置の重複した通信可能範囲に位置する前記端末装置を介し、前記第1及び第2の基地局装置夫々の、前記無線リソースに関する構成情報及び配下の前記端末装置に関する負荷情報を互いに送受信し、前記第1及び第2の基地局装置は、前記各構成情報と前記各負荷情報とに基づいて、干渉制御を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、無線通信システムにおける無線通信方法、基地局装置、端末装置、及び無線通信システムに関する。
無線通信システムに関する従来技術として以下のようなものが開示される。例えば、移動通信システムに無線中継回線にて接続される移動基地局の運用制御方法において、当該移動基地局において他の基地局との電波干渉の状況を推定するための推定基礎情報を取得する干渉推定基礎情報取得手順と、取得された推定基礎情報に基づいて当該移動基地局と他の基地局との電波干渉の状況を推定する干渉推定手順と、その推定された電波干渉の状況に基づいて当該移動基地局の運用を制御する制御手順とを有するものがある(例えば、以下の特許文献1)。
また、無線基地局と無線基地局に帰属し無線通信を行う無線端末装置と、を有して構成される無線通信システムであり、無線端末装置は、帰属無線基地局の電波と電波干渉を生ずる干渉源となる無線装置を検出し、その干渉源となる無線装置に対し、電波干渉の発生を回避するための制御信号を送信し、干渉源となる無線装置は、無線端末装置から制御信号を受信した際に、電波干渉を回避するための制御を行うものもある(例えば、以下の特許文献2)。
特開2003‐18073号公報 特開2008‐17325号公報
しかし、2つの特許文献に記載された内容は、いずれもある基地局等が他の基地局等に対して干渉を回避するように干渉制御を行うものである。かかる場合、ある基地局等は割り当てられた無線リソースを全て利用できるが、他の基地局等は干渉制御によって割り当てられた無線リソースのうち一部が利用できない場合がある。
そこで、本発明の一目的は、干渉を回避できるようにした無線通信システムにおける無線通信方法、基地局装置、端末装置、及び無線通信システムを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、無線リソースの利用効率を最大化できるようにした無線通信システムにおける無線通信方法等を提供することができる。
一態様によれば、第1及び第2の移動可能な基地局装置と、各々配下の端末装置との間で無線通信を行う無線通信システムにおける無線通信方法であって、前記第1及び第2の基地局装置は、互いに同一の無線リソースを使用して無線通信を行うとき、前記第1及び第2の基地局装置の重複した通信可能範囲に位置する前記端末装置を介し、前記第1及び第2の基地局装置夫々の、前記無線リソースに関する構成情報及び配下の前記端末装置に関する負荷情報を互いに送受信し、前記第1及び第2の基地局装置は、前記各構成情報と前記各負荷情報とに基づいて、干渉制御を行う。
干渉を回避できるようにした無線通信システムにおける無線通信方法、基地局装置、端末装置、及び無線通信システムを提供することができる。また、無線リソースの利用効率を最大化できるようにした無線通信システムにおける無線通信方法等を提供することができる。
図1は無線通信システムの構成例を示す図である。 図2は無線通信システムの構成例を示す図である。 図3は基地局装置の構成例を示す図である。 図4は端末装置の構成例を示す図である。 図5は動作例を示すフローチャートである。 図6は動作例を示すシーケンス図である。 図7は排他的干渉制御パターンの例を示す図である。 図8はシミュレーション結果の例を示す図である。
本発明を実施するための形態について以下説明する。
<第1の実施例>
第1の実施例について説明する。図1は無線通信システム1の構成例を示す図である。第1及び第2の移動可能な基地局装置100‐1,100‐2と、配下の端末装置300‐1〜300‐3との間で無線通信を行う無線通信システム1において、前記第1及び第2の基地局装置100‐1,100‐2は、同一の無線リソースを使用して無線通信を行うとき、前記第1及び第2の基地局装置100‐1,100‐2の重複した通信可能範囲に位置する前記端末装置300‐3を介し、前記第1及び第2の基地局装置100‐1,100‐2夫々の、前記無線リソースに関する構成情報及び配下の前記端末装置300‐1,300‐2に関する負荷情報を互いに送受信する送受信部110‐1,110‐2と、前記第1及び第2の基地局装置100‐1,100‐2は、前記各構成情報と前記各負荷情報とに基づいて、干渉制御を行う干渉制御部120‐1,120‐2とを備える。
第1の基地局装置100‐1の送受信部110‐1は、第1の基地局装置100‐1に関する構成情報と負荷情報とを端末装置300‐3を介して第2の基地局装置100‐2に送信する。
第2の基地局装置100‐2の送受信部110‐2は、第2の基地局装置100‐2に関する構成情報と負荷情報とを端末装置300‐3を介して第1の基地局装置100‐1に送信する。
各干渉制御部120‐1,120‐2は、共有した各構成情報と負荷情報とに基づいて、干渉制御を行う。
このように本第1の実施例では、第1及び第2の基地局装置100‐1,100‐2は互いに構成情報と負荷情報とを送受信することで、互いに構成情報と負荷情報とを共有する。そして、第1及び第2の基地局装置は、各構成情報等を共有した状態で干渉制御を行う。これにより、本第1の実施例は、情報を共有しないことにより第1又は第2の基地局装置100‐1,100‐2のみ割り当てられた無線リソースの一部が利用できない事態が発生する可能性を回避でき、無線リソースの有効活用化を図ることができる。また、干渉制御を行うことで干渉を回避することができる。
<第2の実施例>
図2は無線通信システム1の構成例を示す図である。無線通信システム1は、移動基地局装置(以下、「移動基地局」)10‐A,10‐Bと、端末装置(以下、「端末」)30‐A1,30‐A2,30‐3,30‐B1,30‐B2とを備える。
移動基地局10‐A,10‐Bは移動可能な基地局装置であり、通信可能範囲において端末30‐A1等と無線通信できる。図2に示す例は、移動基地局10‐Aは、3つの端末30‐A1,30‐A2,30‐3と無線通信できる。また、移動基地局10‐Bは、3つの端末30‐B1,30‐B2,30‐3と無線通信できる。
尚、本実施例において、移動基地局10‐Aの通信可能範囲を群A、移動基地局10‐Bの通信可能範囲を群Bと呼ぶことにする。端末30‐3は、2つの群A,Bにおいて、移動基地局10‐A,10‐Bと無線通信可能である。
図3は移動基地局10の構成例を示す図である。移動基地局10は、上位レイヤ11と、データフレーム処理部12と、ユーザデータ選択部13と、送信データ生成部14と、無線リソースマッピング部15と、送信部16と、送信/受信切替部17と、アンテナ18と、受信部19と、受信回路20と、無線品質情報計算部21と、スケジューラ22とを備える。
尚、例えば、第1の実施例における送受信部110‐1,110‐2は、データフレーム処理部12からスケジューラ22に対応し、干渉制御部120‐1,120‐2は上位レイヤ11及び干渉制御部111に対応する。
上位レイヤ11は、ユーザデータ等に対して種々の処理を行う。上位レイヤ11は、さらに干渉制御部111を備える。干渉制御部111は、構成情報及び負荷情報に基づいて排他的干渉制御パターンを生成し、スケジューラ22に出力等する。詳細は後述する。
データフレーム処理部12は、上位レイヤ11から出力されたユーザデータ等をフレーム化し、ユーザデータ選択部13に出力する。また、データフレーム処理部12は、受信回路20から出力されたユーザデータに対して、例えばデフレーム化の処理を行い、フレーム内のユーザデータを上位レイヤ11に出力する。
ユーザデータ選択部13は、スケジューラ22の制御により、割り当てられたユーザに対するユーザデータを選択し、送信データ生成部14に出力する。
送信データ生成部14は、スケジューラ22から出力されたMAP情報(又は割り当てリソース情報、或いは帯域制御情報)と選択されたユーザデータとを含む送信データを生成する。送信データ生成部14は、生成した送信データを無線リソースマッピング部15に出力する。
無線リソースマッピング部15は、スケジューラ22からのMAP情報に従って、送信データを無線フレーム内の割り当てられた送信領域にマッピングし、送信部16に出力する。
送信部16は、無線リソースマッピング部15の出力に対して、スケジューラ22で決定したスケジューリングに従って、符号化及び変調等の処理を行い、無線信号として出力する。
送信/受信切替部17は、送信部16から出力された無線信号のアンテナ18への出力、又はアンテナ18で受信した無線信号の受信部19への出力を切替える。
アンテナ18は、端末30との間で無線信号を送受信する。
受信部19は、送信/受信切替部17から出力された無線信号に対して、例えば、スケジューラ22で決定したスケジューリングに従って復調及び復号等の処理を行い、受信データとして受信回路20に出力する。
受信回路20は、例えば、受信データからユーザデータまたは瞬時無線品質情報等を抽出し、ユーザデータをデータフレーム処理部12、瞬時無線品質情報を無線品質情報計算部21に出力する。瞬時無線品質情報は、例えば、移動基地局10から送信されたパイロット信号に基づいて端末30で測定され、送信された品質情報である。または、受信回路20は、受信部19で受信した端末30からのパイロット信号に基づいて瞬時無線品質情報を測定し、無線品質情報計算部21に出力してもよい。
無線品質情報計算部21は、所定時間受信した瞬時無線品質情報から平均無線品質を計算し、平均無線品質情報と瞬時無線品質情報とをスケジューラ22に出力する。
スケジューラ22は、上位レイヤ11から出力された排他的干渉制御パターンと要求帯域情報(または負荷情報)、及び無線回線品質情報計算部21から出力された平均及び瞬時無線回線品質情報に基づいて、無線リソース割り当て等のスケジューリングを行う。
図4は端末30の構成例を示す図である。端末30は、アンテナ31と、送信/受信切替部32と、復調処理部33と、OFDMAデータ抽出部34と、パケットデータ抽出部35と、誤り検出部36と、上位レイヤ37と、基地局探索処理部38と、MAP解析部39と、無線リソース制御部40と、タイミング生成部41と、再送バッファ42と、フレームデータ割り当て部43と、OFDMAデータ割り当て部44と、変調処理部45とを備える。
アンテナ31は、移動基地局10との間で無線信号を送受信する。
送信/受信切替部32は、アンテナ31で受信した無線信号の復調処理部33への出力と、変調処理部45から出力された無線信号のアンテナ31への出力とを切替える。
復調処理部33は、送信/受信切替部32から出力された無線信号に対して、タイミング生成部41から出力されたタイミング情報に従って、復調処理を行う。復調処理部33は、復調後の無線信号を受信データとして出力する。
OFDMAデータ抽出部34は、無線リソース制御部40からの制御により、受信データから、当該端末30に割り当てられた無線リソースに含まれるOFDMAデータを抽出する。
パケットデータ抽出部35は、無線リソース制御部40からの制御により、OFDMAデータからユーザデータ及びMAP情報等を抽出する。パケットデータ抽出部35は、ユーザデータを誤り検出部36に出力し、MAP情報をMAP解析部39に出力する。
誤り検出部36は、ユーザデータの誤りを検出し、例えば、誤りが有ればNACK信号、誤りがなければACK信号を生成しフレームデータ割り当て部43に出力する。誤り検出部36は、誤り検出後のユーザデータを上位レイヤ37に出力する。
上位レイヤ37は、ユーザデータに対して各種処理等を行う。上位レイヤ37は、さらに、中継モード制御部371を備える。中継モード制御部371は、基地局探索処理部38による探索処理結果等に基づいて干渉の計算等を行う。詳細は後述する。
基地局探索処理部38は、移動基地局10から送信されパイロット信号(又は既知信号)等に基づいて、基地局探索(又はセルサーチ)の処理を行う。基地局探索処理部38は、セルサーチの結果を中継モード制御部371に出力する。
MAP解析部39は、MAP情報を解析し、解析結果を無線リソース制御部40に出力する。
無線リソース制御部40は、MAP情報に基づいて、当該端末30に対して割り当てられた無線リソースにおいてデータ等の受信処理が行われるように、OFDMAデータ抽出部34及びパケットデータ抽出部35を制御する。また、無線リソース制御部40は、当該無線リソースにおいてデータ等の送信処理が行われるように、フレームデータ割り当て部43及びOFDMAデータ割り当て部44を制御する。
タイミング生成部41は、無線信号に含まれるMAP情報に基づいて、無線信号の送信タイミングまたは受信タイミングとなるタイミング信号を生成し、復調処理部33及び変調処理部45に出力する。
再送バッファ42は、上位レイヤ37から出力されたユーザデータを一時記憶する。再送バッファ42は、例えば、ユーザデータが正しく移動基地局10で受信できるまで一時記憶する。
フレームデータ割り当て部43は、無線リソース制御部40の制御により、ユーザデータをフレームへ割り当て、フレームデータとして出力する。
OFDMAデータ割り当て部44は、無線リソース制御部40の制御により、フレームデータをサブキャリアに割り当てる等することで、OFDMAデータを生成し、変調処理部45に出力する。
変調処理部45は、タイミング生成部41から出力されたタイミング信号に従って、OFDMAデータに対して変調処理を行う。変調後のOFDMAデータは、無線信号として、アンテナ31から移動基地局10に送信される。
次に動作について説明する。図5は端末30における動作例を示すフローチャートである。
端末30は、電源投入により処理を開始する(S10)。
次いで、端末30は、1stセルサーチを行い(S11)、接続すべき移動基地局(Serving BS)10が有るか否かを判断する(S12)。例えば、基地局探索処理部38は、各移動基地局10から送信されたパイロット信号の受信電力のうち、閾値以上の受信電力を有するパイロット信号(又は既知信号)を探索することで処理を行う。
端末30は、1stセルサーチにより、接続する移動基地局10が有れば(S12でYes)、当該移動基地局(移動BS:A)10へ接続する(S13)。例えば、端末30は、1stセルサーチの結果、閾値以上の受信電力のうち、最大電力値のパイロット信号を送信した移動基地局10に対して接続する。例えば、基地局探索処理部38は接続移動基地局10‐Aを決定し、その情報を上位レイヤ37に報告する。上位レイヤ37は、移動基地局10‐Aに対してレンジング等の接続処理を行う。
一方、端末30は、移動基地局10がなければ(S12でNo)、1stセルサーチを再度行う(S11)。例えば、基地局探索処理部38は、閾値以上の受信電力を有するパイロット信号がなければ、再度1stセルサーチを行う。
端末30は、移動基地局(移動BS:A)10への接続後(S13)、接続した移動基地局(移動BS:A)10以外の移動基地局10に対する2ndセルサーチを行う(S14)。例えば、基地局探索処理部38は接続移動基地局10‐A以外の他の移動基地局から送信されたパイロット信号の受信電力を比較等する。
次いで、端末30は、2ndセルサーチにより接続移動基地局10が有るか否かを判断する(S15)。例えば、基地局探索処理部38は、受信電力が閾値以上のパイロット信号の有無を判断する。
端末30は、接続する移動基地局10がなければ(S15でNo)、通常モードに移行し(S20)、S14の処理を再び行う。例えば、端末30‐3は、1stセルサーチにより接続した移動基地局10‐Aとユーザデータの送受信を行う。
一方、端末30は、接続する移動基地局10が有れば(S15でYes)、干渉を計算する(S16)。例えば、端末30‐3は、移動基地局10‐Aに接続後、群Aと群Bとが移動により接近することで移動基地局10‐Bに接続可能となる(図3参照)。このとき、例えば、基地局探索処理部38は、接続基地局10‐A以外で受信電力の最も高いパイロット信号を送信した移動基地局10‐Bを探索し、探索結果を上位レイヤ37に出力する。中継モード制御部371は当該情報等に基づいて干渉を計算する。中継モード制御部371は、2つの移動基地局10‐A,10‐Bに対する干渉、例えば、正規化CINR(Carrier to Interference plus Noise Ratio:信号対干渉比率)を計算する。正規化CINRは、例えば、各基地局10‐A,10‐Bのスケジューラ22により割り当てられた物理通信チャネルのRequired SNR等を考慮した値である。例えば、基地局探索処理部38は、各基地局10‐A,10‐Bの受信電力等を測定し中継モード制御371に出力し、中継モード制御部371が受信電力等に基づいて正規化CINRの計算を行う。算出式は、例えば以下となる。
Figure 2011029988
ここで、
Figure 2011029988
である。
次いで、端末30は、計算した2つの干渉と干渉マージンを考慮して予め決められた閾値THとを比較し、以下の数3を満たすか否かを判断する(S17)。例えば、中継モード制御部371が判断する。
Figure 2011029988
端末30は、数3を満たさないとき(S17でNo)、通常モードに移行し(S21)、S16の処理を繰り返す。例えば、移動基地局10‐Aからの受信信号が閾値よりも大きく、移動基地局10‐Bからの受信信号が干渉にはならないとき、正規化CINRは閾値TH以上となる。この場合、端末30‐3は通常モードに移行する。例えば、中継モード制御部371が数3を満たさないと判断すると、上位レイヤ37が通常モードへの移行処理を行う。
一方、端末30は、数3を満たすとき(S17でYes)、2ndセルサーチによる移動基地局10への接続処理を行い(S18)、中継モードに移行する(S19)。例えば、接続移動基地局10‐Aからの受信信号が閾値より小さくなり、移動基地局10‐Bからの受信信号が干渉となるとき、正規化CINRは閾値より小さくなる。この場合、端末30‐3は、2つの移動基地局10‐A,10‐Bの干渉範囲内(例えば、図2で群A,Bの通信範囲が重なる範囲)と判断し、2番目の接続移動基地局10‐Bに対して1番目の接続移動基地局10‐Aと同等な無線接続を行う。これにより、端末30‐2は2つの移動基地局10‐A,10‐Bの中継端末として動作する。例えば、上位レイヤ37は移動基地局10‐Bに対してレンジング等の接続処理を行い、中継モード制御部371又は中継モード制御部371による制御により上位レイヤ37は、中継モード報告メッセージを生成し、移動基地局10‐A,10‐Bに送信する。
干渉制御状態確立後も、端末30は、干渉計算(S16)と閾値比較(S17)を行い、例えば、2つの群A,Bの距離が離れて干渉が閾値THより少なくなるとき、通常モード(S17でNo、S21)に移行する。また、端末30が干渉範囲を脱出した場合も、中継モードから通常モードに移行する。さらに、端末30‐3が複数の基地局10‐A,10‐Bに対して同等に通信が確立できなくなった場合、当該通信を確立できる他の端末30‐A1等が新たな中継端末として、確立した通信チャネルを維持する。
図6は無線通信システム1におけるメッセージシーケンスの例を示す図である。
端末30‐3は、1stセルサーチを行い、移動基地局(移動BS:A)10‐Aに対して接続処理を行う(S11〜S13)。
次いで、端末30‐3は、2ndセルサーチを行い(S14)、干渉判定等を行う(S15〜S17)。端末30‐3は、干渉範囲と判定したとき、移動基地局(移動BS:B)10‐Bと接続処理を行う(S18)。
次いで、端末30‐3は、中継モードに移行し(S19)、中継モード報告メッセージを移動基地局10‐A,10‐Bに送信する(S30,S31)。端末30‐3は、移動基地局10‐A,10‐B間の中継局として動作し、干渉の排他的制御の調停処理に関与する。
移動基地局10‐Aは、中継モード報告メッセージを受信すると、移動基地局10‐Aの無線通信の運用に用いる構成情報と、傘下の端末の負荷状況に関する負荷情報とを、端末30‐3を介して移動基地局10‐Bに送信する(S32,S33)。構成情報は、例えば、移動基地局10‐Aに割り当てられた無線リソースに関する情報を含み、中心周波数、チャネル配置、シンボル数等を含む。また、負荷情報は、例えば、通信範囲内において接続する端末数、又は無線リソース量、或いは端末30からの要求帯域等を含む。例えば、上位レイヤ11(又は干渉制御部111)は、負荷情報と構成情報とを生成し、端末30‐3に送信する。端末30は、構成情報と負荷情報とを受信し、上位レイヤ37経由で、移動基地局10‐Bに送信する。移動基地局10‐Bは、負荷情報と構成情報とを受信し、干渉制御部111(又は上位レイヤ11)にて保持する。
次いで、移動基地局10‐Bは、移動基地局10‐Bに関する構成情報と負荷情報とを端末30‐3を経由して移動基地局10‐Aに送信する(S34,S35)。例えば、移動基地局10‐Bの干渉制御部111は、移動基地局10‐Bに関する構成情報と負荷情報とを生成し、端末30‐3を介して移動基地局10‐Aに送信する。これにより、2つの移動基地局10‐A,10‐Bは互いに移動基地局10‐B,10‐Aに関する構成情報と負荷情報とを共有する。
次いで、各移動基地局10‐A,10‐Bは、排他的干渉制御パターンの算出を行う(S36,S37)。排他的干渉制御パターンは、例えば、2つの移動基地局10‐A,10‐Bが利用できる無線リソース(例えば、周波数と時間)の範囲を示すものであって、各移動基地局10‐A,10‐Bの負荷の比に応じた占有範囲を示すものである。図7は排他的干渉制御パターンの例を示す図である。例えば、移動基地局10‐Aの干渉制御部111は、移動基地局10‐A,10‐Bに関する構成情報に基づいて、2つの移動基地局10‐A,10‐Bに割り当てられた無線リソース量を計算する。そして、干渉制御部111は、無線リソース量と移動基地局10‐A,10‐Bの負荷情報とに基づいて、移動基地局10‐A,10‐Bの負荷(又はスループット)の比に応じた無線リソースの占有範囲を計算し、排他的干渉制御パターンを生成する。移動基地局10‐Bの干渉制御部111も同様に計算できる。
次いで、移動基地局10‐Aは、端末30‐3を介して、排他的干渉制御パターンを移動基地局10‐Bに送信する(S38,S39)。例えば、干渉制御部111は、生成した排他的干渉制御パターンをデータフレーム処理部12、ユーザデータ選択部13等を介して送信する。端末30‐3は、受信した排他的干渉制御パターンを中継して移動基地局10‐Bに送信する。移動基地局10‐Bの干渉制御部111は、排他的干渉制御パターンを受信する。
次いで、移動基地局10‐Bは、排他的干渉制御パターンの確認を行う(S40)。例えば、干渉制御部111は、移動基地局10‐Aから受信した排他的干渉制御パターンと、自身で算出した排他的干渉制御パターンとを比較して一致するか否かにより確認する。
移動基地局10‐Bは、確認後、端末30‐3を介して移動基地局10‐Aに確認情報メッセージを送信する(S41,S42)。例えば、干渉制御部111は、干渉制御パターンが一致していれば、確認情報メッセージを生成し、データフレーム処理部12、ユーザデータ選択部13等を介して送信する。
次いで、移動基地局10‐Aは、情報確認メッセージの受信により、干渉制御状態を確立する(S43)。移動基地局10‐Bも、確認情報メッセージの送信により、干渉制御状態を確立する(S44)。例えば、移動基地局10‐Aの干渉制御部111は、情報確認メッセージの入力により、算出した排他的干渉制御パターンをスケジューラ22に出力する。スケジューラ22は、排他的干渉制御パターン等に基づいて、無線リソースの割り当てを行う。スケジューラ22は、排他的干渉制御パターンを加味したMAP情報を生成し、配下の端末30‐A1等に送信する。
図8はシミュレーション結果の例を示す図である。縦軸はエラーレート(又はスループット)、横軸は移動基地局10からの距離を示す。また、図中、「1BS‐R6」と示されたものが本実施例、「3BS222‐R6」は干渉源が3局存在し、信号対干渉比率(CINR)が「−2.8dB」の場合の各シミュレーション結果を示す。SNRが「−6」のとき、本実施例は、干渉制御を行わない場合と比較して、BERが「1.00E‐01」だけ低くなっている。すなわち、本実施例の干渉制御は、干渉制御を行わない場合と比較して、10%の通信品質の改善を図ることができる。
このように本実施例によれば、2つの移動基地局10‐A,10‐Bは互いに構成情報と負荷情報とを送受信して共有し、その後、これらの情報に基づいて排他的干渉制御パターンを生成している。このように生成された排他的干渉制御パターンは、2つの移動基地局10‐A,10‐Bで利用できる無線リソースが互いに重ならないように配置されている。従って、移動基地局10‐A,10‐Bは、干渉を回避して端末30‐A1等と無線通信を行うことができる。
また、排他的干渉制御パターンは、構成情報と負荷情報とを共有した上で作成されており、2つの移動基地局10‐A,10‐Bにおける無線通信の負荷の比に応じたものとなっている。従って、本実施例は、2つの移動基地局10‐A,10‐B全体で無線リソースの利用効率の最大化を図ることができる。
さらに、端末30‐3は、2番目の移動基地局10への接続について、一方がマスタ、他方がスレーブ(又は主従関係)等として接続することなく、1番目の移動基地局10‐Bと同等に接続する。従って、干渉制御により、例えば移動基地局10‐Bのみが割り当てられた無線リソースのうち一部を利用できないという事態を回避でき、2つの移動基地局10‐A,10‐Bに同等に無線リソースの影響が与えられるようになされている。
<その他の実施例>
上述した各実施例は、2つの移動基地局10‐A,10‐Bの例で説明した。例えば、3つ以上の移動基地局10においても実施できる。この場合、排他的干渉制御パターン(例えば、図7)は3つ以上の領域を含むことになる。
また、上述した各実施例は、2つの移動基地局10‐A,10‐Bの干渉範囲に1台の端末30‐3が配置された例で説明した。例えば、干渉範囲に2台以上の端末30が同時に移動する場合でも実施できる。例えば、移動基地局10‐A,10‐Bはいずれか一つの端末30を中継端末として決定してもよい。
さらに、第2の実施例において、構成情報と負荷情報の送信は移動基地局10‐Aが移動基地局10‐Bよりも先に行うものとして説明した(図6のS32〜S35)。例えば、構成情報等の送信は移動基地局10‐Bが移動基地局10‐Aより先に行ってもよい。また、干渉制御パターンの送信も、移動基地局10‐Bが移動基地局10‐Aに送信後、移動基地局10‐Aが移動基地局10‐Bに送信するようにしてもよい。この場合、干渉制御パターンの確認と確認メッセージの送信は移動基地局10‐Aが行ってもよい。
以上まとめると付記のようになる。
(付記1)
第1及び第2の移動可能な基地局装置と、各々配下の端末装置との間で無線通信を行う無線通信システムにおける無線通信方法であって、
前記第1及び第2の基地局装置は、互いに同一の無線リソースを使用して無線通信を行うとき、前記第1及び第2の基地局装置の重複した通信可能範囲に位置する前記端末装置を介し、前記第1及び第2の基地局装置夫々の、前記無線リソースに関する構成情報及び配下の前記端末装置に関する負荷情報を互いに送受信し、
前記第1及び第2の基地局装置は、前記各構成情報と前記各負荷情報とに基づいて、干渉制御を行う、
ことを特徴とする無線通信方法。
(付記2)
前記第1及び第2の基地局装置は、前記各構成情報と前記各負荷情報とに基づいて、干渉回避のための干渉制御情報を生成して、前記重複した通信範囲に位置する前記端末装置を介して互いに前記干渉制御情報を送受信し、
前記第1及び第2の基地局装置は、前記干渉制御情報に基づいて、互いに異なる無線リソースを割り当て、前記配下の端末装置と無線通信を行うことを特徴とする付記1記載の無線通信方法。
(付記3)
前記端末装置は、前記重複した通信範囲に位置するとき、前記第1及び第2の基地局装置と同等に接続することを特徴とする付記1記載の無線通信方法。
(付記4)
前記端末装置は、前記第1の基地局装置の無線通信に対して前記第2の基地局装置の無線通信が干渉になると判断したとき、前記第1及び第2の基地局装置と同等に接続することを特徴とする付記1記載の無線通信方法。
(付記5)
前記端末装置は、前記第1の基地局装置と無線接続後、前記第1の基地局装置に対して前記第2の基地局装置の無線信号が干渉になると判断したとき、前記第1の基地局装置と同等に前記第2の基地局装置と無線接続することを特徴とする付記1記載の無線通信方法。
(付記6)
前記第1及び第2の基地局装置は、夫々、前記配下の端末装置に関する負荷の比に応じた前記干渉制御情報を生成することを特徴とする付記2記載の無線通信方法。
(付記7)
前記干渉制御情報は、前記第1及び第2の基地局装置における各前記配下の端末装置の負荷の比に応じた、前記第1及び第2の基地局装置における無線リソースの占有範囲を示すことを特徴とする付記2記載の無線通信方法。
(付記8)
前記負荷情報は、前記配下の端末装置の数、又は前記配下の端末装置に対する無線リソース量、或いは前記配下の端末装置からの要求帯域、であることを特徴とする付記1記載の無線通信方法。
(付記9)
第1及び第2の移動可能な基地局装置と、配下の端末装置との間で無線通信を行う無線通信システムにおいて、
前記第1及び第2の基地局装置は、互いに同一の無線リソースを使用して無線通信を行うとき、前記第1及び第2の基地局装置の重複した通信可能範囲に位置する前記端末装置を介し、前記第1及び第2の基地局装置夫々の、前記無線リソースに関する構成情報及び配下の前記端末装置に関する負荷情報を互いに送受信する送受信部と、
前記第1及び第2の基地局装置は、前記各構成情報と前記各負荷情報とに基づいて、干渉制御を行う干渉制御部と、
を備えることを特徴とする無線通信システム。
(付記10)
端末装置と無線通信を行う移動可能な基地局装置において、
移動可能な他の基地局装置と同一の無線リソースを使用して無線通信を行うとき、前記他の基地局装置と重複した通信範囲に位置する前記端末装置を介して、自局の前記無線リソースに関する構成情報と配下の前記端末装置に関する負荷情報とを前記他の基地局装置に送信し、前記他の基地局装置に関する前記構成情報と前記負荷情報とを前記他の基地局装置から受信する送受信部と、
前記自局の構成情報及び負荷情報と、前記他の基地局装置に関する負荷情報及び構成情報とに基づいて干渉制御を行う干渉制御部と
を備えることを特徴とする基地局装置。
(付記11)
移動可能な基地局装置と無線通信を行う端末装置において、
移動可能な他の基地局装置と同一の無線リソースを使用して前記基地局装置と無線通信が行われるとき、前記基地局装置及び前記他の基地局装置の重複した通信範囲に位置する他の端末装置を介して、前記基地局装置と前記他の基地局装置夫々の、前記無線リソースに関する構成情報及び配下の前記端末装置に関する負荷情報が送受信されて、前記各構成情報及び前記各負荷情報とに基づいて干渉制御が行われ、当該干渉制御により割り当てられた無線リソースに関する情報を前記基地局装置から受信する受信部と、
前記無線リソースに関する情報に基づいて前記基地局装置と無線通信を行う無線通信部と
を備えることを特徴とする端末装置。
1:無線通信システム
10(10‐A,10‐B):移動基地局装置(移動基地局)
11:上位レイヤ 12:データフレーム処理部
13:ユーザデータ選択部 14:送信データ生成部
15:無線リソースマッピング部 16:送信部
17:送信/受信切替部 18:アンテナ
19:受信部 20:受信回路
21:無線品質情報計算部 22:スケジューラ
30:端末装置(端末) 31:アンテナ
32:送信/受信切替部 33:復調処理部
34:OFDMAデータ抽出部 35:パケットデータ抽出部
36:誤り検出部 37:上位レイヤ
38:基地局探索処理部 39:MAP解析部
40:無線リソース制御部 41:タイミング生成部
42:再送バッファ 43:フレームデータ割り当て部
44:OFDMAデータ割り当て部 45:変調処理部
100‐1:第1の基地局装置 100‐2:第2の基地局装置
110‐1,110‐2:送受信部 111:干渉制御部
120‐1,120‐2:干渉制御部 300‐1〜300‐3:端末装置
371:中継モード制御部

Claims (7)

  1. 第1及び第2の移動可能な基地局装置と、各々配下の端末装置との間で無線通信を行う無線通信システムにおける無線通信方法であって、
    前記第1及び第2の基地局装置は、互いに同一の無線リソースを使用して無線通信を行うとき、前記第1及び第2の基地局装置の重複した通信可能範囲に位置する前記端末装置を介し、前記第1及び第2の基地局装置夫々の、前記無線リソースに関する構成情報及び配下の前記端末装置に関する負荷情報を互いに送受信し、
    前記第1及び第2の基地局装置は、前記各構成情報と前記各負荷情報とに基づいて、干渉制御を行う、
    ことを特徴とする無線通信方法。
  2. 前記第1及び第2の基地局装置は、前記各構成情報と前記各負荷情報とに基づいて、干渉回避のための干渉制御情報を生成して、前記重複した通信範囲に位置する前記端末装置を介して互いに前記干渉制御情報を送受信し、
    前記第1及び第2の基地局装置は、前記干渉制御情報に基づいて、互いに異なる無線リソースを割り当て、前記配下の端末装置と無線通信を行うことを特徴とする請求項1記載の無線通信方法。
  3. 前記端末装置は、前記重複した通信範囲に位置するとき、前記第1及び第2の基地局装置と同等に接続することを特徴とする請求項1記載の無線通信方法。
  4. 前記第1及び第2の基地局装置は、夫々、前記配下の端末装置に関する負荷の比に応じた前記干渉制御情報を生成することを特徴とする請求項2記載の無線通信方法。
  5. 第1及び第2の移動可能な基地局装置と、配下の端末装置との間で無線通信を行う無線通信システムにおいて、
    前記第1及び第2の基地局装置は、互いに同一の無線リソースを使用して無線通信を行うとき、前記第1及び第2の基地局装置の重複した通信可能範囲に位置する前記端末装置を介し、前記第1及び第2の基地局装置夫々の、前記無線リソースに関する構成情報及び配下の前記端末装置に関する負荷情報を互いに送受信する送受信部と、
    前記第1及び第2の基地局装置は、前記各構成情報と前記各負荷情報とに基づいて、干渉制御を行う干渉制御部と、
    を備えることを特徴とする無線通信システム。
  6. 端末装置と無線通信を行う移動可能な基地局装置において、
    移動可能な他の基地局装置と同一の無線リソースを使用して無線通信を行うとき、前記他の基地局装置と重複した通信範囲に位置する前記端末装置を介して、自局の前記無線リソースに関する構成情報と配下の前記端末装置に関する負荷情報とを前記他の基地局装置に送信し、前記他の基地局装置に関する前記構成情報と前記負荷情報とを前記他の基地局装置から受信する送受信部と、
    前記自局の構成情報及び負荷情報と、前記他の基地局装置に関する負荷情報及び構成情報とに基づいて干渉制御を行う干渉制御部と
    を備えることを特徴とする基地局装置。
  7. 移動可能な基地局装置と無線通信を行う端末装置において、
    移動可能な他の基地局装置と同一の無線リソースを使用して前記基地局装置と無線通信が行われるとき、前記基地局装置及び前記他の基地局装置の重複した通信範囲に位置する他の端末装置を介して、前記基地局装置と前記他の基地局装置夫々の、前記無線リソースに関する構成情報及び配下の前記端末装置に関する負荷情報が送受信されて、前記各構成情報及び前記各負荷情報とに基づいて干渉制御が行われ、当該干渉制御により割り当てられた無線リソースに関する情報を前記基地局装置から受信する受信部と、
    前記無線リソースに関する情報に基づいて前記基地局装置と無線通信を行う無線通信部と
    を備えることを特徴とする端末装置。
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