JP2011029832A - 原稿読み取り装置 - Google Patents

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ユー ケン ロイ
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Abstract

【課題】本発明は、手走査型の原稿読み取り装置において、位置検出部による誤検出等の不具合の発生を抑制することを目的とする。また、走査性の向上を図ることを目的とする。
【解決手段】原稿読み取り装置は、原稿を読み取るための読取用開口部が形成された底面部を有するハウジングと、底面部において、読取用開口部を挟んでそれぞれ配置され、原稿読み取り装置の位置を検出する位置検出部と、原稿と接触する接触面と、接触面の一部に形成される検出用開口部とを備え、底面部において、検出用開口部が位置検出部と対向するように配置されているフット部と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、原稿読み取り装置に関する。
従来から、ハンドスキャナーやマウススキャナーなど、ハウジングの底面部を原稿に接触させることで、底面部に設けられた開口部から原稿を読み取る手走査型の原稿読み取り装置が知られている(特許文献1)。これらの原稿読み取り装置の中には、読み取り原稿に対する原稿読み取り装置の相対的な位置を検出するための位置検出部を備え、断片的に読み取った原稿の画像データの原稿全体における相対的な位置を特定することで、原稿全体の画像データを生成するものが知られている。
特開平8−147104号公報 WO00/26851
しかし、読み取り原稿の撓みなどにより、位置検出部が、原稿読み取り装置の相対的な位置を誤検出することや、位置を検出できない等の不具合が生じる虞があった。また、底面部の形状等を原因として、本ののどに形成されるページの谷間では、原稿の読み取りが困難となることや、原稿の端部では、走査時に原稿を引っ掛けるなどの不具合が生じることがあった。これらのことから、原稿読み取り装置の形状については、利便性の向上を図る余地があった。
本発明は、上記した従来の課題の少なくとも一部を解決するためになされた発明であり、手走査型の原稿読み取り装置において、位置検出部による誤検出等の不具合の発生を抑制することを目的とする。また、走査性の向上を図ることを目的とする
上記課題の少なくとも一部を解決するために本願発明は以下の態様を採る。
第1の態様は、原稿読み取り装置を提供する。本発明の第1の態様に係る原稿読み取り装置は、原稿を読み取るための読取用開口部が形成された底面部を有するハウジングと、前記底面部において、前記読取用開口部を挟んでそれぞれ配置され、前記原稿読み取り装置の位置を検出する位置検出部と、原稿と接触する接触面と、前記接触面の一部に形成される検出用開口部とを備え、前記底面部において、前記検出用開口部が前記位置検出部と対向するように配置されているフット部と、を備える。
第1の態様に係る原稿読み取り装置によれば、接触面と検出用開口部を備えるフット部が、ハウジングの底面部において、検出用開口部と位置検出部とが対向するように配置されているため、位置検出部による誤検出等の不具合の発生を抑制することができる。
第1の態様に係る原稿読み取り装置において、前記底面部は、直線状に形成された一対の長辺部と、前記一対の長辺部の両端をそれぞれつなぐ一対の短辺部と、を備え、前記フット部は、前記読取用開口部と前記各短辺部との間にそれぞれ配置されていてもよい。この場合、フット部の検出用開口部は、読取用開口部を挟んでそれぞれに配置される位置検出部のぞれぞれと対向するように配置されているため、位置検出部による誤検出等の不具合の発生を抑制することができる。
第1の態様に係る原稿読み取り装置において、前記長辺部から前記フット部までの前記底面部の短辺方向の距離が、前記長辺部から前記読取用開口部までの前記短辺方向の距離より短くてもよい。この場合、フット部が前記読取用開口部よりも長辺部に近いため、原稿読み取り装置の走査性を向上させることができる。
第1の態様に係る原稿読み取り装置において、前記フット部は、前記接触面の外周に面取り部を備えていてもよい。この場合、フット部は接触面の外周に面取り部を備えているため、原稿読み取り装置の走査性を向上させることができる。
第2の態様は、原稿読み取り装置を提供する。本発明の第2の態様に係る原稿読み取り装置は、原稿を読み取るための読取用開口部と、原稿と接触する接触面と、が形成された底面部を有するハウジングと、前記底面部において、前記読取用開口部を挟んでそれぞれ配置され、原稿読み取り装置の位置を検出する位置検出部と、を備え、前記接触面は、前記位置検出部を囲んで形成されている。
第2の態様に係る原稿読み取り装置によれば、ハウジングの底面部において、原稿と接触する接触面が前記位置検出部を囲んで形成されているため、位置検出部による誤検出等の不具合の発生を抑制することができる。
第1の態様および第2の態様に係る原稿読み取り装置において、前記ハウジングは、前記底面部の長辺方向に沿って延伸した形状を備えるとともに、延伸方向に直交する方向の断面が台形形状に形成されていてもよい。この場合、ハウジングが台形断面を備えることで原稿読み取り装置の走査性を向上させることができる。
第1の態様および第2の態様に係る原稿読み取り装置において、前記ハウジングは、上面部が台形形状を有していてもよい。この場合、台形形状の上面部を備えることで原稿読み取り装置の走査性を向上させることができる。
第3の態様は、原稿読み取り装置を提供する。本発明の第3の態様に係る原稿読み取り装置は、直線状に形成された一対の長辺部と、前記一対の長辺部の両端をそれぞれつなぐ一対の短辺部と、原稿を読み取るための開口部と、を備える底面部を有するハウジングと、前記底面部の長辺方向の端部にそれぞれ配置され、前記短辺部に沿って延伸する形状を有するフット部と、を備える。
第3の態様に係る原稿読み取り装置によれば、ハウジングの底面部において、長辺部が直線状に形成され、また、フット部が短辺部に沿って延伸する形状を有しているため、原稿読み取り装置の走査性を向上させることができる。
第2の態様に係る原稿読み取り装置はさらに、前記開口部と前記フット部との間に、原稿読み取り装置の位置を検出するための位置検出部を備えていてもよい。この場合、原稿読み取り装置の移動量および移動方向を良好に検出することができる。
本発明は、種々の態様で実現することが可能であり、ハンドスキャナーやマウススキャナーのほか、例えば、ハンドスキャナーを一部に備えたコピー装置やファクシミリ装置などにより実現することができる。
本発明の第1の実施例におけるマウススキャナーの上側の外観を例示した説明図である。 本発明の第1の実施例におけるマウススキャナーの下側の外観を例示した説明図である。 マウススキャナーの底部の配置構成を説明するための説明図である。 第1の実施例に係るマウススキャナーの断面の一部を例示した説明図である。 原稿読み取り時の位置検出部付近の状態を例示した説明図である。 位置検出部と原稿との位置関係を説明するための説明図である。 本発明の第2の実施例におけるマウススキャナーの下側の外観を例示した説明図である。 第2の実施例に係るマウススキャナーの断面の一部を例示した説明図である。 本発明の第3の実施例におけるマウススキャナーの上側の外観を例示した説明図である。 本発明の第3の実施例におけるマウススキャナーの下側の外観を例示した説明図である。 マウススキャナーの底部の配置構成を説明するための説明図である。 フット部の断面形状を例示した説明図である。 マウススキャナーにおける位置検出モジュールの配置構成を説明するための説明図である。 マウススキャナーによる原稿の読み取り状態を説明するための説明図である。 原稿読み取り時のフット部付近の状態を例示した説明図である。 変形例1に係るマウススキャナーの下側の外観を例示した説明図である。 変形例2に係るマウススキャナーの上側の外観を例示した説明図である。 変形例2に係るマウススキャナーの底部の配置構成を説明するための説明図である。
以下、本発明に係る原稿読み取り装置の一態様であるマウススキャナーについて、図面を参照しつつ、実施例に基づいて説明する。
A.第1の実施例:
A1.マウススキャナーの外部構成:
図1は、本発明の第1の実施例におけるマウススキャナーの上側の外観を例示した説明図である。図2は、本発明の第1の実施例におけるマウススキャナーの下側の外観を例示した説明図である。図3は、マウススキャナーの底部の配置構成を説明するための説明図である。図4は、第1の実施例に係るマウススキャナーの断面の一部を例示した説明図である。図4(a)は、図3のX−X断面を例示している。図4(b)は、図3のY−Y断面を例示している。マウススキャナー100は、読み取り対象物(原稿)を光学的に読み取り、ケーブル200を介して接続されている図示しないコンピュータに画像データを出力する画像読み取り装置として機能するほか、コンピュータの操作に用いられるポインティングデバイスとしても機能する。マウススキャナー100は、いわゆる手走査型のスキャナーであり、手動により装置自体を読み取り対象物(原稿)上で走査させることにより原稿を読み取る。図1〜図3に示すように、マウススキャナー100は、上側ハウジング部材110と、下側ハウジング部材120と、ホイール131と、読取ボタン132と、透過板140と、4つの位置検出部(前方右側位置検出部Sfr、前方左側位置検出部Sfl、後方右側位置検出部Srr、後方左側位置検出部Srl)と、前方フット部151と、後方フット部152と、を備えている。
上側ハウジング部材110は、略長板形状の外形を備えた蓋部材であり、下側ハウジング部材120の上部に配置されている。上側ハウジング部材110と下側ハウジング部材120は、マウススキャナー100のハウジングを形成する。上側ハウジング部材110は、短辺方向の略中央にホイール用開口部111を備え、ハウジングの内部に配置されているホイール131の一部がホイール用開口部111から露出している。また、上側ハウジング部材110は、読取ボタン132を配置するため、長辺の一部に切欠部112を備えている。本実施例では、図3に示すように、上側ハウジング部材110の短辺方向の幅をW1とする。
下側ハウジング部材120は、上部が開放された略函形状に形成され、底面部120aと、2つの長辺側側面部120bと、2つの短辺側側面部120cと、により構成されている。底面部120aは、下側ハウジング部材120の底部に形成され、略長方形状を有している。底面部120aは、長手方向に形成された略直線状の長辺部120eと、長手方向に直交する方向(以後「短手方向」とも呼ぶ)に形成された略直線状の短辺部120sと、を備えている。図3に示すように、短辺部120sの幅W2は、上側ハウジング部材110の短辺方向の幅W1より狭くなるように形成されている。よって、本実施例に係るマウススキャナー100は、長手方向と直交する断面が略台形形状に形成されている。長辺側側面部120bは、長辺部120eを介して底面部120aと接続されている。また、短辺側側面部120cは、底面部120aの短辺部120sを介して底面部120aと接続されている。なお、本実施例では、短辺部120sは直線状に形成されているが、形状は特に限定されず、例えば、山形形状などの曲線状に形成されていてもよい。
下側ハウジング部材120は、一方の短辺側側面部120cにコネクタ201が接続されるための図示しない開口部を備えている。以後、本実施例において、コネクタ201が接続されるための開口部を備えている一方の短辺側側面部120c側をマウススキャナー100の「前方側」とも呼び、他方の短辺側側面部120c側を「後方側」とも呼ぶ。
下側ハウジング部材120は、底面部120aの略中央に矩形の読取用開口部121を備えている。読取用開口部121は、ハウジングの内部に配置されている図示しない撮像部が原稿を読み取るための開口部である。読取用開口部121は、一対の開口端辺が長辺部120eと略平行となるように形成されている。本実施例では、底面部120aの短手方向における読取用開口部121の開口端辺と長辺部120eとの距離をD1とする。読取用開口部121は、透明なプラスチック板やガラス板等により形成された透過板140により覆われている。下側ハウジング部材120は、長辺側側面部120bの一部で上側ハウジング部材110の切欠部112と対応する位置に、読取ボタン132を配置するための、切欠部120dを備えている。
4つの位置検出部(前方右側位置検出部Sfr、前方左側位置検出部Sfl、後方右側位置検出部Srr、後方左側位置検出部Srl)は、読み取り原稿に対するマウススキャナー100の相対的な位置を特定するために、互いに直交する2つの方向の移動量を検出する。前方右側位置検出部Sfr、および、前方左側位置検出部Sflは、底面部120aにおいて、前方側の短辺部120sと読取用開口部121との間に配置されている。また、後方右側位置検出部Srr、および、後方左側位置検出部Srlは、底面部120aにおいて、後方側の短辺部120sと読取用開口部121との間に配置されている。
前方右側位置検出部Sfr、および、前方左側位置検出部Sflは、それぞれの検出部の中心から外側の長辺部120eまでの距離D2が読取用開口部121の開口端辺から長辺部120eまでの距離D1より長くなるように配置されている。また、後方右側位置検出部Srr、および、後方左側位置検出部Srlは、それぞれの検出部の中心から外側の長辺部120eまでの距離D3が読取用開口部121の開口端辺から長辺部120eまでの距離D1より長くなるように配置されている。なお、距離D2と距離D3は、同じであってもよいし、異なっていてもよい。
前方フット部151、および、後方フット部152は、マウススキャナー100と原稿との摩擦を低減させるための滑走用部材であり、プラスチックやウレタン等により形成されている。前方フット部151、および、後方フット部152は、底面部120aに配置されることで底面部120aの外表面に凸部を形成する。よって、マウススキャナー100を原稿上で走査させた場合には、前方フット部151および後方フット部152が原稿に接触する。
前方フット部151は、略矩形の板状の外形を備え、底面部120aにおいて、前方側の短辺部120sと読取用開口部121との間に配置されている。前方フット部151は、長辺部120eまでの距離D4が読取用開口部121から長辺部120eまでの距離D1より短くなるように形成されている。また、前方フット部151は、底面部120aと接触する面と反対側の原稿と接触する面に、2つの検出用開口部151hが形成された接触面151aを備えている。図4(a)に示すように、一方の検出用開口部151hは前方左側位置検出部Sflと対向し、同様に、他方の検出用開口部151hは前方右側位置検出部Sfrと対向している。また、前方フット部151は、略台形形状の断面を有し、厚み方向に形成される側面151bと、接触面151aと側面151bとの間に形成される面取り部151cと、を備えている。面取り部151cは、接触面151aを原稿に接触させた際の原稿との角度θ1が10〜45°となるように形成されている。角度θ1は、28°程度とすることが望ましい。
後方フット部152は、略矩形の板状の外形を備え、底面部120aにおいて、後方側の短辺部120sと読取用開口部121との間に配置されている。後方フット部152は、長辺部120eまでの距離D5が読取用開口部121から長辺部120eまでの距離D1より短くなるように形成されている。また、後方フット部152は、底面部120aと接触する面と反対側の原稿と接触する面に、2つの検出用開口部152hが形成された接触面152aを備えている。図4(b)に示すように、一方の検出用開口部152hは後方左側位置検出部Srlと対向し、同様に、他方の検出用開口部152hは後方右側位置検出部Srrと対向している。また、後方フット部152は、略台形形状の断面を有し、厚み方向に形成される側面152bと、接触面152aと側面152bとの間に形成される面取り部152cと、を備えている。面取り部152cは、接触面152aを原稿に接触させた際の原稿との角度θ2が10〜45°となるように形成されている。角度θ2は、28°程度とすることが望ましい。
A2.マウススキャナーによる位置検出:
図5は、原稿読み取り時の位置検出部付近の状態を例示した説明図である。図5(a)は、本発明に係る原稿読み取り装置の位置検出部付近を例示した説明図である。図5(b)は、比較例として、本発明に係るフット部を備えない原稿読み取り装置の位置検出部付近を例示した説明図である。前方フット部151の検出用開口部151hは、接触面151aの一部に形成されているため、検出用開口部151hと接触面151aとは近接もしくは隣接している。そのため、図5(a)の白抜き矢印で示すように、前方フット部151の接触面151aは、検出用開口部151hと隣接もしくは近接した位置で原稿Pを押さえるため、検出用開口部151hの下側において、原稿Pが撓むことを抑制している。これにより、検出用開口部151hを介して、前方右側位置検出部Sfr、もしくは、前方左側位置検出部Sflは、原稿Pとの距離Dcを一定に保つことができる。
同様に、後方フット部152の検出用開口部152hは、接触面152aの一部に形成されているため、検出用開口部152hと接触面152aとは近接もしくは隣接している。そのため、後方フット部152の接触面152aは、検出用開口部152hと隣接もしくは近接した位置で原稿Pを押さえるため、検出用開口部152hの下側において、原稿Pが撓むことを抑制している。これにより、検出用開口部152hを介して、後方右側位置検出部Srr、もしくは、後方左側位置検出部Srlは、原稿Pとの距離Dcを一定に保つことができる。一方、フット部の接触面が位置検出部と近接もしくは隣接していない場合には、図5(b)に示すように、底面部120aと原稿Pとの隙間があるため、位置検出部の下側において原稿Pが撓む虞がある。この場合、位置検出部と原稿Pとの距離Dcが一定に保つことができない。
図6は、位置検出部と原稿との位置関係を説明するための説明図である。図6(a)に示すように、マウススキャナー100により、本300のページの上端部付近を読み取る場合には、前方右側位置検出部Sfr、および、前方左側位置検出部Sflは原稿面上から外れるが、後方右側位置検出部Srr、および、後方左側位置検出部Srlは原稿面上に残るため、2つの位置検出部により検出された移動量からマウススキャナー100の移動方向と移動量のほか、回転方向と回転量を算出することができる。また、同様に、マウススキャナー100により、本300のページの下端部付近を読み取る場合には、後方右側位置検出部Srr、および、後方左側位置検出部Srlは原稿面上から外れるが、前方右側位置検出部Sfr、および、前方左側位置検出部Sflは原稿上に残るため、2つの位置検出部により移動量の検出をおこなうことができる。
4つの位置検出部(前方右側位置検出部Sfr、前方左側位置検出部Sfl、後方右側位置検出部Srr、後方左側位置検出部Srl)は、読取用開口部121より、長辺部120eから遠い位置に配置されている。そのため、本300のページの小口側端部付近を読み取るために読取用開口部121の開口端辺と原稿の小口側端部とを重ねても、4つの位置検出部Sfr、Sfl、Srr、Srlは原稿上に残る。よって、この場合についても、2以上の位置検出部により移動量の検出をおこなうことができる。
また、マウススキャナー100は、底面部120aが長方形状に形成されているため、図6(b)に示すように、本300ののどに形成されるページの谷間付近の山形形状の原稿を読み取る際にも、短手方向の幅が長手方向の幅に比べて小さいため、フット部の接触面151a、152a全体が原稿と接触することができるため、2以上の位置検出部により移動量の検出をおこなうことができる。また、長辺部120eが略直線状であるため、ページの谷間にマウススキャナー100を這わせて原稿を読み取ることができる。
前方フット部151および後方フット部152は、読取用開口部121と比べると、長辺部120eまでの距離が短いため、原稿の端部付近を読み取る際にも、接触面151a、152aの少なくとも一部が原稿上に配置された状態となりやすい。従って、原稿上から外れた前方フット部151および後方フット部152が再び原稿上に乗り上げる際の原稿の引っかかりを抑制することができる。また、前方フット部151および後方フット部152は、原稿面上から外れた後、再び原稿上に乗り上げる場合であっても、乗り上げる際に、接触する原稿の端部を、面取り部151c、152cにより下方向に移動させるため、容易に乗り上げることができる。
以上説明した第1の実施例に係るマウススキャナー100によれば、フット部は、検出用開口部と位置検出部とが対向するようにハウジングの底面部に配置されているため、位置検出部による誤検出等の不具合の発生を抑制することができる。具体的には、本実施例に係るフット部151、152の検出用開口部151h、152fは、接触面151a、152aの一部に形成されているため、検出用開口部151h、152hと接触面151a、152aとは近接もしくは隣接している。そのため、図5(a)の白抜き矢印で示すように、フット部151、152の接触面151a、152aは、検出用開口部151h、152hと隣接もしくは近接した位置で原稿Pを押さえるため、検出用開口部151h、152hの下側において、原稿Pが撓むことを抑制している。これにより、検出用開口部151h、152hを介して、位置検出部Sfr、Sfl、Srr、Srlは、原稿Pとの距離Dcを一定に保つことができる。
位置検出部Sfr、Sfl、Srr、Srlは、原稿にレーザー光を照射するとともに、原稿からの反射光を取得してマウススキャナー100の移動量を検出ため、位置検出部Sfr、Sfl、Srr、Srlと原稿Pとの距離Dcが一定に保たれていない場合には誤検出が生じる虞があった。しかし、本実施例に係るマウススキャナー100によれば、位置検出部Sfr、Sfl、Srr、Srlと原稿Pとの距離を一定に保つことができるため、誤検出等の不具合の発生を抑制することができる。
第1の実施例に係るマウススキャナー100によれば、位置検出部およびフット部は、読取用開口部と各短辺部との間にそれぞれ配置されているため、位置検出部による誤検出等の不具合の発生を抑制することができる。具体的には、マウススキャナー100は、原稿の上端部付近もしくは下端部付近を読み取る状態において、少なくとも2つの位置検出部が原稿上に配置されるように、位置検出部が読取用開口部121と各短辺部120sとの間にそれぞれ2つずつ配置されている。フット部151、152は、読取用開口部121と各短辺部120sとのそれぞれの間において、2つの位置検出部を覆うように配置されるため、効率的に位置検出部と原稿との距離を一定に保つことができる。
第1の実施例に係るマウススキャナー100によれば、ハウジングの底面部に形成された長辺部からフット部までの底面部の短辺方向の距離が、長辺部から読取用開口部までの短辺方向の距離より短いため、原稿読み取り装置の走査性を向上させることができる。具体的には、底面部120aの短手方向において、長辺部120eから前方フット部151および後方フット部152までの距離が、長辺部120eから読取用開口部121までの距離より短いため、原稿の端部付近を読み取る際にも、接触面151a、152aの一部が、より原稿上に残りやすく、前方フット部151および後方フット部152による原稿の引っかかりを抑制することができる。
第1の実施例に係るマウススキャナー100によれば、フット部は面取り部を備えているため、走査性を向上させることができる。具体的には、原稿上から一度外れた前方フット部151および後方フット部152が、再び原稿上に乗り上げる際に、接触する原稿の端部を面取り部151c、152cにより下方向に移動させることができるため、原稿の引っかかりを抑制することができる。
第1の実施例に係るマウススキャナー100によれば、ハウジングは、底面部の長辺方向に沿って延伸した形状を備えるとともに、延伸方向に直交する方向の断面が台形形状に形成されているため、原稿読み取り装置の走査性を向上させることができる。具体的には、マウススキャナー100は、底面部120aの長辺方向に沿って延伸した形状を備えているため、長辺部120eの直線形状を本のページの谷間の直線形状に沿わせることで、従来の原稿読み取り装置に比べて、読取用開口部121をページの谷間の比較的深い位置に移動させることができる。また、上側ハウジング部材110の短辺方向の幅が底面部120aの幅より広いため、持ちやすく、また、走査時に、ハウジングとページの山状部との干渉が抑制されるため、マウススキャナー100を容易に走査させることができる。
B.第2の実施例:
B1.マウススキャナーの外部構成:
第1の実施例では、フット部を備えたマウススキャナーについて説明したが、第2の実施例では、フット部の代わりにハウジングの底面部にフット部と同様の形状が形成されたマウススキャナーについて説明する。
図7は、本発明の第2の実施例におけるマウススキャナーの下側の外観を例示した説明図である。図8は、第2の実施例に係るマウススキャナーの断面の一部を例示した説明図である。図8(a)は、第2の実施例に係るマウススキャナーにおける図4(a)と対応した断面を例示している。図8(b)は、第2の実施例に係るマウススキャナーにおける図4(b)と対応した断面を例示している。なお、第2の実施例において、第1の実施例と同じ符号を付した構成部分については、第1の実施例と同様の形状・機能等を有しているため説明を省略する。
図7に示すように、第2の実施例に係るマウススキャナー101は、上側ハウジング部材110と、下側ハウジング部材125と、透過板140と、4つの位置検出部(前方右側位置検出部Sfr、前方左側位置検出部Sfl、後方右側位置検出部Srr、後方左側位置検出部Srl)と、を備えている。また、マウススキャナー101は、図1に示すマウススキャナー100と同様に、ホイール131と、読取ボタン132と、を備えている。マウススキャナー101の上側の外観、および、底面部120aの配置構成については第1の実施例と同様であるため説明を省略する。
マウススキャナー101は、底面部120aにおいて、第1の実施例に係るマウススキャナー100の前方フット部151の代わりに前方凸状部120r1が形成され、後方フット部152の代わりに後方凸状部120r2が形成されている。前方凸状部120r1は、図8(a)に示すように、下側ハウジング部材125と一体的に形成され、原稿に接触する接触面120f1と、接触面120f1と底面部120aとの間に形成される面取り部120i1と、を備えている。接触面120f1は、略矩形形状の外形を備え、前方右側位置検出部Sfr、および、前方左側位置検出部Sflを囲んで形成されている。面取り部120i1は、接触面120f1を原稿に接触させた際の原稿との角度θ1が10〜45°となるように形成されている。角度θ1は、28°程度とすることが望ましい。
後方凸状部120r2は、図8(b)に示すように、下側ハウジング部材125と一体的に形成され、原稿に接触する接触面120f2と、接触面120f2と底面部120aとの間に形成される面取り部120i2と、を備えている。接触面120f2は、略矩形形状の外形を備え、後方右側位置検出部Srr、および、後方左側位置検出部Srlを囲んで形成されている。面取り部120i2は、接触面120f2を原稿に接触させた際の原稿との角度θ2が10〜45°となるように形成されている。角度θ2は、28°程度とすることが望ましい。
以上説明した第2の実施例に係るマウススキャナー101によれば、マウススキャナーはフット部を備えない構成であっても、位置検出部による誤検出等の不具合の発生を抑制することができる。具体的には、フット部の代わりにハウジングの底面部に凸状部を形成することにより、凸状部に形成された接触面が原稿を押さえることで、原稿と位置検出部との距離を一定に保つことができ、位置検出部による誤検出等の不具合の発生を抑制することができる。
第2の実施例に係るマウススキャナー101によれば、ハウジングの底面部において、原稿と接触する接触面が位置検出部を囲んで形成されているため、位置検出部による誤検出等の不具合の発生を抑制することができる。具体的には、前方凸状部120r1および後方凸状部120r2の接触面120f1、120f2は、位置検出部の下側と隣接もしくは近接した位置で原稿を押さえることができるため、位置検出部の下側において、原稿と位置検出部との距離を一定に保つことができる。
C.第3の実施例:
C1.マウススキャナーの外部構成:
図9は、本発明の第3の実施例におけるマウススキャナーの上側の外観を例示した説明図である。図10は、本発明の第3の実施例におけるマウススキャナーの下側の外観を例示した説明図である。図11は、マウススキャナーの底部の配置構成を説明するための説明図である。マウススキャナー100は、読み取り対象物(原稿)を光学的に読み取り、ケーブル200を介して接続されている図示しないコンピュータに画像データを出力する画像読み取り装置として機能するほか、コンピュータの操作に用いられるポインティングデバイスとしても機能する。マウススキャナー100は、いわゆる手走査型のスキャナーであり、手動により装置自体を読み取り対象物(原稿)上で走査させることにより原稿を読み取る。図9、図10に示すように、マウススキャナー100は、上側ハウジング部材110と、下側ハウジング部材120と、ホイール131と、読取ボタン132と、透過板140と、前方フット部151と、後方フット部152を備えている。
上側ハウジング部材110は、略長板形状の外形を備えた蓋部材であり、下側ハウジング部材120の上部に配置されている。上側ハウジング部材110と下側ハウジング部材120は、マウススキャナー100のハウジングを形成する。上側ハウジング部材110は、短辺方向の略中央にホイール用開口部111を備え、ハウジングの内部に配置されているホイール131の一部がホイール用開口部111から露出している。また、上側ハウジング部材110は、読取ボタン132を配置するため、長辺の一部に切欠部112を備えている。本実施例では、図11に示すように、上側ハウジング部材110の短辺方向の幅をW1とする。
下側ハウジング部材120は、上部が開放された略函形状に形成され、底面部120aと、長辺側側面部120bと、短辺側側面部120cと、により構成されている。底面部120aは、下側ハウジング部材120の底部に形成され、略長方形状を有している。底面部120aは、長手方向に形成された略直線状の長辺部120eと、長手方向に直交する方向(以後「短手方向」と呼ぶ)に形成された略直線状の短辺部120sと、を備えている。図11に示すように、短辺部120sの幅W2は、上側ハウジング部材110の短辺方向の幅W1より狭くなるように形成されている。よって、本実施例に係るマウススキャナー100は、長手方向と直交する断面が略台形形状に形成されている。長辺側側面部120bは、長辺部120eを介して底面部120aと連接している。また、短辺側側面部120cは、底面部120aの短辺部120sを介して底面部120aと連接している。なお、本実施例では、短辺部120sは直線状に形成されているが、形状は特に限定されず、例えば、山形形状などの曲線状に形成されていてもよい。
下側ハウジング部材120は、短辺側側面部120cにコネクタ201が接続されるための図示しない開口部を備えている。以後、本実施例において、コネクタ201が接続されるための開口部を備えている。以後、本実施例において、コネクタ201が接続されるための開口部を備えている一方の短辺側側面部120c側をマウススキャナー100の「前方側」とも呼び、他方の短辺側側面部120c側を「後方側」とも呼ぶ。
下側ハウジング部材120は、底面部120aの略中央に矩形の原稿読取用開口部121を備えている。原稿読取用開口部121は、ハウジングの内部に配置されている図示しない撮像部が原稿を読み取るための開口部である。原稿読取用開口部121は、一対の端辺が長辺部120eと略平行となるように配置されている。本実施例では、底面部120aの短手方向における原稿読取用開口部121の端辺と長辺部120eとの距離をD1とする。原稿読取用開口部121は特許請求の範囲における「開口部」に該当する。
下側ハウジング部材120は、底面部120aの前方側の短辺部120sと原稿読取用開口部121との間に、底面部120aの短手方向に沿って並ぶ2つの小窓からなる前方側位置検出用開口部122を備える。また、後方側の短辺部120sと原稿読取用開口部121との間に、底面部120aの短手方向に沿って並ぶ2つの小窓からなる後方側位置検出用開口部123を備える。前方側位置検出用開口部122は、開口部の中心から長辺部120eまでの距離D2が原稿読取用開口部121の端辺から長辺部120eまでの距離D1より長くなるように配置されている。また、後方側位置検出用開口部123は、開口部の中心から長辺部120eまでの距離D3が原稿読取用開口部121の端辺から長辺部120eまでの距離D1より長くなるように配置されている。なお、距離D2と距離D3は、同じであってもよいし、異なっていてもよい。
下側ハウジング部材120は、長辺側側面部120bの一部で上側ハウジング部材110の切欠部112と対応する位置に、切欠部120dを備えている。読取ボタン132は、上側ハウジング部材110および下側ハウジング部材120それぞれの切欠部により形成された開口部に配置されている。ホイール131は、マウススキャナー100をポインティングデバイスとして用いる際に、コンピュータに表示される画像のスクロールや選択等をおこなうために用いられる。読取ボタン132は、マウススキャナー100により原稿の読み取りをおこなう際に押されるボタンである。透過板140は、略矩形形状の平板であり、原稿読取用開口部121を覆うように配置されている。透過板140は、例えば、透明なプラスチック板やガラス板により形成されている。
前方フット部151および後方フット部152は、マウススキャナー100と原稿との摩擦を低減させるための滑走用部材であり、プラスチックやウレタン等により形成されている。前方フット部151および後方フット部152は、略楕円形状の平面と台形の断面を有し、底面部120aに配置されることで底面部120aの外表面に凸部を形成する。よって、マウススキャナー100を原稿上で走査させた場合には、前方フット部151および後方フット部152が原稿に接触する。
前方フット部151は、底面部120aの前方側の短辺と前方側位置検出用開口部122との間に配置されている。前方フット部151は、底面部120aの短辺部120sに沿って延伸した形状を有している。前方フット部151は、長辺部120eまでの距離D4が原稿読取用開口部121から長辺部120eまでの距離D1より短くなるように配置されている。
後方フット部152は、底面部120aの後方側の短辺と後方側位置検出用開口部123との間に配置されている。後方フット部152は、底面部120aの短辺部120sに沿って延伸した形状を有している。後方フット部152は、長辺部120eまでの距離D5が原稿読取用開口部121から長辺部120eまでの距離D1より短くなるように配置されている。
図12は、フット部の断面形状を例示した説明図である。図12(a)は、図11のX−X断面を例示している。図12(b)は、図11のY−Y断面を例示している。図12(a)に示すように、前方フット部151は、原稿と接触する接触面151aと、厚み方向に形成される側面151bと、接触面151aと側面151bとの間に形成される面取り部151cと、を備えている。面取り部151cは、接触面151aを原稿に接触させた際の原稿との角度θ1が10〜45°となるように形成されている。角度θ1は、28°程度とすることが望ましい。
前方フット部151と同様に、後方フット部152は、図12(b)に示すように、原稿と接触する接触面152aと、厚み方向に形成される側面152bと、接触面152aと側面152bとの間に形成される面取り部152cと、を備えている。面取り部152cは、接触面152aを原稿に接触させた際の原稿との角度θ2が10〜45°となるように形成されている。角度θ2は、28°程度とすることが望ましい。
C2.位置検出モジュールの配置構成:
マウススキャナー100は、ハウジングの内部に4つの位置検出モジュールを備えている。位置検出モジュールは、前方側位置検出用開口部122および後方側位置検出用開口部123の小窓ごとに中心を合わせるようにして配置されている。前方側位置検出用開口部122の右側の小窓(図11左側)に配置される位置検出モジュールを右前方側位置検出モジュールSfrと呼び、前方側位置検出用開口部122の左側の小窓(図11右側)に配置される位置検出モジュールを右前方側位置検出モジュールSflと呼ぶ。また、後方側位置検出用開口部123の右側の小窓(図11左側)に配置される位置検出モジュールを右後方側位置検出モジュールSrrと呼び、後方側位置検出用開口部123の左側の小窓(図11右側)に配置される位置検出モジュールを右後方側位置検出モジュールSrlと呼ぶ。
位置検出モジュールSfr、Sfl、Srr、Srlは、小窓を介して、マウススキャナー100と、原稿若しくはマウスパット等との相対的な位置や向きを検出する。具体的には、位置検出モジュールSfr、Sfl、Srr、Srlは、互いに直交する2方向の移動量を検出する。マウススキャナー100は、検出された2方向の各移動量から、原稿読み取り装置として読み取った画像の相対的な位置関係や、ポインティングデバイスとしてポインタの移動量等を決定する。マウススキャナー100は、位置検出モジュールSfr、Sfl、Srr、Srlのうち、少なくとも2つのモジュールによって、移動量を検出することで、マウススキャナー100の移動方向と移動量のほか、回転方向と回転量を算出することができる。
図13は、マウススキャナーにおける位置検出モジュールの配置構成を説明するための説明図である。図13は、マウススキャナーの前方側の位置検出モジュールSfr、Sfl、および、後方側の位置検出モジュールSrr、Srlの配置構成を示している。各位置検出モジュールSfr、Sfl、Srr、Srlは、それぞれ略正方形状の平面を有し、対角線方向の移動量を検出する。そのため、一方の対角線方向の移動量(以後「Y方向移動量」と呼ぶ)を底面部120aの長手方向の移動量とし、他方の対角線方向の移動量(以後「X方向移動量」と呼ぶ)を底面部120aの短手方向の移動量とするためには、図13(a)に示すように、位置検出モジュールSfr、Sfl、Srr、Srlの対角線が底面部120aの長手方向および短手方向と、それぞれ平行である必要がある。
本実施例における位置検出モジュールSfr、Sfl、Srr、Srlは、図13(b)に示すように、モジュールの端辺が底面部120aの長手方向および短手方向と、それぞれ平行となるように配置されている。そして、マウススキャナー100は、検出されたY方向移動量とX方向移動量に対して次式(1)(2)を適用することにより、底面部120aの長手方向の移動量であるY’方向移動量と、底面部120aの短手方向の移動量であるX’方向移動量とを算出する。
Y’=Xcos(45+e)+Ycos(45+e) ・・(1)
X’=Xcos(45+e)−Ycos(45+e) ・・(2)
ここで、eは、位置検出モジュールを実装する際の設置誤差である。
すなわち、マウススキャナー100は、検出された位置検出モジュールの対角線方向の移動量を、底面部120aの長手方向成分と、底面部120aの短手方向成分に分解することにより、底面部120aの長手方向の移動量と、底面部120aの短手方向の移動量を算出する。よって、本実施例に係る位置検出モジュールSfr、Sfl、Srr、Srlは、図13(b)に示すように、短手方向の幅L1が、図13(a)に示すように配置された位置検出モジュールの短手方向の幅L2より狭い。
C3.マウススキャナーによる原稿の読み取り:
図14は、マウススキャナーによる原稿の読み取り状態を説明するための説明図である。図15は、原稿読み取り時のフット部付近の状態を例示した説明図である。図14(a)に示すように、マウススキャナー100により、本300のページの上端部付近を読み取る場合には、前方側の位置検出モジュールSfr、Sflが原稿面上から外れる場合がある。しかし、この場合であっても、後方側の2つの位置検出モジュールSrr、Srlが原稿面上に残るため、2つの位置検出モジュールにより移動量の検出をおこなうことができる。また、同様に、マウススキャナー100により、本300のページの下端部付近を読み取る場合には、後方側の位置検出モジュールSrr、Srlが原稿面上から外れる場合がある。しかし、前方側の位置検出モジュールSfr、Sflが原稿上に残るため、2つの位置検出モジュールにより移動量の検出をおこなうことができる。
位置検出モジュールSfr、Sfl、Srr、Srlは、原稿読取用開口部121より、長辺部120eから遠い位置に配置されている。そのため、本300のページの小口側端部付近を読み取るために原稿読取用開口部121の端辺と原稿の小口側端部とを重ねても、位置検出モジュールSfr、Sfl、Srr、Srlは原稿上に残る。よって、この場合についても、2以上の位置検出モジュールにより移動量の検出をおこなうことができる。
また、マウススキャナー100は、底面部120aが長方形状に形成されている。そのため、図14(b)に示すように、本300ののどに形成されるページの谷間付近の山形形状の原稿を読み取る際にも、短手方向の幅が抑制されているため良好に原稿を読み取ることができる。また、長辺部120eが略直線状であるため、ページの谷間にマウススキャナー100を這わせて原稿を読み取ることができる。
前方フット部151および後方フット部152は、原稿読取用開口部121より、長辺部120eに近い位置に配置されているため、原稿の端部付近を読み取る際にも、接触面151a、152aの一部が原稿上に残りやすい。従って、原稿上から外れた前方フット部151および後方フット部152が原稿に乗り上げる際の原稿の引っかかりを抑制することができる。また、図15(a)(b)に示すように、前方フット部151および後方フット部152は、原稿の端部付近を読み取るために一度原稿面上から外れ、再度、原稿上に乗り上げる場合であっても、乗り上げる際に、接触する原稿の端部を、面取り部151c、152cにより下方向に移動させるため、良好に乗り上げることができる。
以上説明した第3の実施例に係るマウススキャナー100によれば、底面部120aの長辺部120eが直線状に形成されているため、走査性を向上させることができる。具体的には、長辺部120eの直線形状を本のページの谷間の直線形状に沿わせることで、従来の原稿読み取り装置に比べて、原稿読取用開口部121をページの谷間の比較的深い位置に移動させることができるため、良好に原稿を読み取ることができる。
また、前方フット部151および後方フット部152が底面部120aの短辺部120sに沿って延伸する形状を有しているため、走査性を向上させることができる。具体的には、前方フット部151および後方フット部152は、底面部120aの短辺部120sに沿って延伸しているため、走査時に、接触面151a、152aの一部が原稿上に残りやすい。よって、原稿上から外れた前方フット部151および後方フット部152が原稿に乗り上げる際の原稿の引っかかりを抑制することができる。
さらに、底面部120aの短手方向において、長辺部120eから前方フット部151および後方フット部152までの距離が、長辺部120eから原稿読取用開口部121までの距離より短いため、原稿の端部付近を読み取る際にも、接触面151a、152aの一部が、より原稿上に残りやすく、前方フット部151および後方フット部152による原稿の引っかかりを抑制することができる。
第3の実施例に係るマウススキャナー100によれば、前方フット部151および後方フット部152は、面取り部151c、152cを備えているため、走査性を向上させることができる。具体的には、前方フット部151および後方フット部152が原稿上に乗り上げる際に、接触する原稿の端部を面取り部151c、152cにより下方向に移動させることができるため、原稿の引っかかりを抑制することができる。
第3の実施例に係るマウススキャナー100によれば、長手方向と直交する断面が、台形形状を有しているため、走査性を向上させることができる。具体的には、上側ハウジング部材110の短辺方向の幅が底面部120aの幅より広いため、持ちやすく、また、走査時に、ハウジングとページの山状部との干渉が抑制されるため、マウススキャナー100を良好に走査させることができる。
第3の実施例に係るマウススキャナー100によれば、原稿読取用開口部121と、前方フット部151および後方フット部152と、の間に、位置検出モジュールSfr、Sfl、Srr、Srlを備えているため、原稿の読み取り時に少なくとも2つの位置検出モジュールが原稿上に残ることができ、原稿読み取り装置の移動量および移動方向を良好に検出することができる。
D.変形例:
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
D1.変形例1:
図16は、変形例1に係るマウススキャナーの下側の外観を例示した説明図である。第1の実施例係るマウススキャナー100のフット部151、152は、位置検出部ごとにそれぞれ1つの検出用開口部が形成されているが、フット部151、152は、1つの検出用開口部に、2以上の位置検出部が対向するように形成されていてもよい。例えば、図16に示すように、前方フット部151は、1つの検出用開口部151hを備え、この検出用開口部151hに2つの位置検出部(前方左側位置検出部Sfl、前方右側位置検出部Sfr)がそれぞれ対向してもよい。また同様に、後方フット部152は、1つの検出用開口部152hを備え、この検出用開口部152hに2つの位置検出部(後方左側位置検出部Srl、後方右側位置検出部Srr)が対向してもよい。また、マウススキャナーは、図16に示すフット部の代わりにハウジングと一体的に形成された凸状部を備えていてもよい。すなわち、凸状部の接触面は、位置検出部を1つずつ囲んだ形状を備えている場合のほか、2以上の位置検出部をまとめて囲んだ形状を備えていてもよい。
D2.変形例2:
図17は、変形例2に係るマウススキャナーの上側の外観を例示した説明図である。図18は、変形例2に係るマウススキャナーの底部の配置構成を説明するための説明図である。本実施例に係るマウススキャナー100は、上側ハウジング部材110が、略長板形状の外形を備えているが、上側ハウジング部材110の形状はこれに限られず、例えば、図17に示すように台形形状の平面を有していてもよい。この場合であっても、マウススキャナー100の走査性を向上させることができる。例えば、図18に示すように、上側ハウジング部材110の前方側における短辺方向の幅W3が後方側の幅W4より広く形成されている場合には、走査時に持ちやすく、マウススキャナー100を容易に走査させることができる。一方、底面部120aの幅W2は、幅W3および幅W4より狭いため、容易に原稿を読み取ることができる。
マウススキャナー100のハウジングの形状は、本実施例や変形例に示した形状に限定されず、これ以外の形状を備えていてもよい。例えば、マウススキャナー100のハウジングは、楕円形状に形成さていてもよいし、断面は山形形状を有していてもよい。また、本実施例では、上側ハウジング部材110を蓋部材として説明したが、下側ハウジング部材120が下蓋となるような形状を備えていてもよい。
D3.変形例3:
本実施例に係るマウススキャナー100は、前方フット部151および後方フット部152は、長辺部120eまでの距離が読取用開口部121から長辺部120eまでの距離より短くなるように配置されているが、必ずしも長辺部120eまでの距離が、読取用開口部121から長辺部120eまでの距離以下である必要はない。長辺部120eまでの距離が、読取用開口部121から長辺部120eまでの距離以上であっても、走査時に接触面151a、152aの一部が原稿上に残りやすいため、原稿上から外れた前方フット部151および後方フット部152が原稿に乗り上げる際の原稿の引っかかりを抑制することができる。また、位置検出部による誤検出等の不具合の発生を抑制することができる。また、面取り部を備えていれば、一度原稿上から外れたフット部151、152が再び原稿に乗り上げる際の原稿の引っかかりを抑制することができる。なお、前方フット部151および後方フット部152の形状は、異なる形状であってもよいし、同一形状であってもよい。
D4.変形例4:
本実施例に係るマウススキャナー100は、面取り部151c、152cの原稿に対する角度が角度θ1と角度θ2で一定として説明しているが、角度θ1と角度θ2は必ずしも一定である必要ななく、面取り部151c、152cは、断面方向により異なる角度を有していてもよい。また、本発明は、前方フット部151もしくは後方フット部152のいずれか一方、もしくは、両方において、面取り部151c、152cを備えていなくても実現することができる。
D5.変形例5:
本実施例に係るマウススキャナー100は、読取用開口部121の一対の端辺が長辺部120eと略平行となるように形成されているが、読取用開口部121の位置、形状はこれに限られず、例えば、円形形状を有していてもよいし、底面部120aの一方に偏在していてもよい。
D6.変形例6:
本実施例に係るマウススキャナー100のハウジングは、上側ハウジング部材にホイール用開口部111を備えているが、ホイール131を備えていない態様であってもよい。また、本実施例の読取ボタン132は、マウススキャナー100の側面部に配置されているが、これ以外の位置に配置されていてもよい。
D7.変形例7:
本実施例に係るマウススキャナー100は、ポインティングデバイスとしての機能を有しているが、スキャニング機能のみを備えた原稿読み取り装置としても実現してもよい。
D8.変形例8:
第3の実施例に係るマウススキャナー100は、各位置検出モジュールSfr、Sfl、Srr、Srlの端辺が底面部120aの長手方向および短手方向と、それぞれ平行となるように配置されているが、各位置検出モジュールSfr、Sfl、Srr、Srlの配置位置には特に制限はなく、例えば、位置検出モジュールSfr、Sfl、Srr、Srlは、それぞれの対角線が底面部120aの長手方向および短手方向と平行となるように配置されていてもよい。また、本実施例に係るマウススキャナー100は、式(1)(2)を適用することにより、底面部120aの長手方向の移動量と、底面部120aの短手方向の移動量を算出しているが、本発明は、位置検出モジュールの配置や、位置検出モジュールの検出方向等の使用の差異等により、式(1)(2)を適用しないマウススキャナーとしても実現することができる。
D9.変形例9:
本発明は、ハンドスキャナーやマウススキャナーのほか、例えば、ハンドスキャナーを一部に備えたコピー装置やファクシミリ装置などにより実現することができる。
100,101…マウススキャナー
110…上側ハウジング部材
120,125…下側ハウジング部材
120a…底面部
120s…短辺部
120e…長辺部
121…読取用開口部
131…ホイール
132…読取ボタン
140…透過板
151…前方フット部
152…後方フット部
151h,152h…検出用開口部
200…ケーブル
300…本
P…原稿
Sfr,Sfl,Srr,Srl…位置検出部

Claims (9)

  1. 原稿読み取り装置であって、
    原稿を読み取るための読取用開口部が形成された底面部を有するハウジングと、
    前記底面部において、前記読取用開口部を挟んでそれぞれ配置され、前記原稿読み取り装置の位置を検出する位置検出部と、
    原稿と接触する接触面と、前記接触面の一部に形成される検出用開口部とを備え、前記底面部において、前記検出用開口部が前記位置検出部と対向するように配置されているフット部と、を備える原稿読み取り装置。
  2. 請求項1に記載の原稿読み取り装置において、
    前記底面部は、直線状に形成された一対の長辺部と、前記一対の長辺部の両端をそれぞれつなぐ一対の短辺部と、を備え、
    前記フット部は、前記読取用開口部と前記各短辺部との間にそれぞれ配置されている原稿読み取り装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の原稿読み取り装置において、
    前記長辺部から前記フット部までの前記底面部の短辺方向の距離が、前記長辺部から前記読取用開口部までの前記短辺方向の距離より短い原稿読み取り装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の原稿読み取り装置において、
    前記フット部は、前記接触面の外周に面取り部を備えている原稿読み取り装置。
  5. 原稿読み取り装置であって、
    原稿を読み取るための読取用開口部と、原稿と接触する接触面と、が形成された底面部を有するハウジングと、
    前記底面部において、前記読取用開口部を挟んでそれぞれ配置され、原稿読み取り装置の位置を検出する位置検出部と、を備え、
    前記接触面は、前記位置検出部を囲んで形成されている原稿読み取り装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の原稿読み取り装置において、
    前記ハウジングは、前記底面部の長辺方向に沿って延伸した形状を備えるとともに、延伸方向に直交する方向の断面が台形形状に形成されている原稿読み取り装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の原稿読み取り装置において、
    前記ハウジングは、上面部が台形形状を有している原稿読み取り装置。
  8. 原稿読み取り装置であって、
    直線状に形成された一対の長辺部と、前記一対の長辺部の両端をそれぞれつなぐ一対の短辺部と、原稿を読み取るための開口部と、を備える底面部を有するハウジングと、
    前記底面部の長辺方向の端部にそれぞれ配置され、前記短辺部に沿って延伸する形状を有するフット部と、を備える原稿読み取り装置。
  9. 請求項8に記載の原稿読み取り装置はさらに、
    前記開口部と前記フット部との間に、原稿読み取り装置の位置を検出するための位置検出部を備えている原稿読み取り装置。
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