JP2011029387A - 光半導体モジュール - Google Patents

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圭一 福田
Manabu Kawakami
学 川上
Satoshi Nakamura
中村  聡
Tomoyo Nanba
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Abstract

【課題】複数のLD(レーザダイオード素子)に供給される電力を均一化することができるレーザ半導体モジュールを得ること。
【解決手段】表面にカソード側端子を含むカソード側導電パターンが形成された大型サブマウント8と、大型サブマウント8の表面上に配設され、表面にアノード側端子を含むアノード側導電パターンが形成された小型サブマウント7と、大型サブマウント8の表面にアレイ状に配設した複数のLD5と、アノード側導電パターンと各LD5とを接続する複数のボンディング線10と、を備え、カソード側端子およびアノード側端子は、列設する複数のLD5と平行となるよう列設方向に延在して形成されており、複数のボンディング線10は、それぞれ同長に形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の光ダイオード素子をアレイ状に列設した光半導体モジュールに関するものである。
従来、光半導体モジュールにおいて、大きな光出力を得るべく、光ダイオード素子(例えば、レーザダイオード素子:LD)を複数並べて構成したLDバーを、サブマウント上に配設して構成された光半導体モジュールが知られている。このように、構成された光半導体モジュールとしては、例えば、特許文献1に示すものがある。
特許文献1に示す半導体レーザ素子(光半導体モジュール)は、2つのレーザ発光部(LD)を有するレーザダイオード(LDバー)と、LDバーのカソード側に当接する導電性のサブマウントと、各LDのアノード側に一端が接続された2つの導線(ボンディング線)と、各ボンディング線の他端に接続された2つのピンと、サブマウントと導通して固定すると共にピンと絶縁して固定するステムと、LDバーを気密封止するキャップと、を備えている。そして、ピンおよびステムに電力を供給することで、光半導体モジュールを発光させている。
特開2001−215425号公報
ところで、上記従来の光半導体モジュールの構成では、ステムに高電圧が加わるため、好ましくない。このため、好適な光半導体モジュールの構成として、サブマウントを絶縁材料とし、ステムをGND電位とすると共に、LDバーに電力を供給すべく、サブマウントの表面に導電性パターンを形成する光半導体モジュールがある。この光半導体モジュールでは、サブマウントの表面に形成された導電性パターンとLDバーとをボンディング線により接続している。
しかしながら、このような光半導体モジュールにおいて、LDバーのLDの個数が、例えば、3つ以上となった場合、サブマウントの形状や導電性パターンの形状等によって、各ボンディング線の長さがそれぞれ異なってしまう。各ボンディング線の長さがそれぞれ異なってしまうと、各ボンディング線に生ずる抵抗が異なってしまい、各LDに供給される電力が不均一となってしまうため、各LDに発生する発熱量にバラツキが生じてしまう。また、各LDの出力光の波長は熱によって変化してしまうことから、各LDの発熱量がバラつくことで、各LDの出力光の波長はバラつき、また、各LDの発熱量が異なることで、低温のLDに対し高温のLDのほうが、寿命が短くなってしまうことから、各LDの寿命にもバラツキが生じていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、複数の光ダイオード素子に供給される電力のバラツキを抑制し、各光ダイオード素子に発生する発熱量や出力光の波長のバラツキを低減することができる光半導体モジュールを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、絶縁性基板で構成され、その表面に第1端子を含む第1導電パターンが形成された第1サブマウントと、第1サブマウントの表面上に配設されると共に絶縁性基板で構成され、その表面に第2端子を含む第2導電パターンが形成された第2サブマウントと、第1サブマウントの表面に形成された第1導電パターンに一方の電極を接触させてアレイ状に並べて列設させた複数の光ダイオード素子と、第2サブマウントの表面に形成された第2導電パターンと、各光ダイオード素子の他方の電極とを接続する複数のボンディング線と、を備え、第1端子および第2端子は、列設する複数の光ダイオード素子と平行となるように、複数の光ダイオード素子の列設方向に延在して形成されており、複数のボンディング線は、それぞれ同長に形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、複数のボンディング線をそれぞれ同長に形成できるため、各光ダイオード素子に供給される電力を均一化することができ、これにより、各光ダイオード素子に発生する発熱量や出力光の波長のバラツキを低減することができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態1にかかるレーザ半導体モジュールの構造を模式的に表した概略構成図である。 図2は、レーザ半導体モジュールの各サブマウント周りを表した外観斜視図である。 図3は、大型サブマウントおよび小型サブマウントを示す外観斜視図である。 図4は、レーザ半導体モジュールの組立工程の途中を説明する説明図である。 図5は、レーザ半導体モジュールの組立工程の途中を説明する説明図である。 図6は、レーザ半導体モジュールの組立工程の途中を説明する説明図である。 図7は、実施の形態2にかかるレーザ半導体モジュールの各サブマウント周りを表した概略構成図である。 図8は、大型サブマウントを示す概略構成図である。
以下に、本発明にかかる光半導体モジュールの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかる光半導体モジュールの実施の形態1の構造を示す概略構成図であり、図2は、光半導体モジュールの各サブマウント周りの構造を示す外観斜視図である。
図1および図2に示すように、実施の形態1にかかる光半導体モジュールは、いわゆる、レーザーアレイを光源とするレーザ半導体モジュール1であり、マルチビームを照射可能に構成されている。レーザ半導体モジュール1は、複数のレーザーダイオード(光ダイオード素子:LD)5を有するLDバー6と、LDバー6に対し所定間隔を空けて対向するように配設された小型サブマウント(第2サブマウント)7と、LDバー6および小型サブマウント7を一方の面(表面)に配設した大型サブマウント(第1サブマウント)8と、大型サブマウント8の他方の面(裏面)に配設されたヒートシンク9と、を備えており、複数のLD5と小型サブマウント7とは、複数のボンディング線10により接続されている。
また、レーザ半導体モジュール1は、小型サブマウント7にリボン12を介して接続された2つのアノード側ピン13aと、大型サブマウント8にリボン12を介して接続された2つのカソード側ピン13bと、ヒートシンク9および各ピン13a,13bを固定するステム14と、を備え、ステム14上に配設されるキャップ15により、これらを気密に封止している。
LDバー6は、複数のLD5をアレイ状に並べて列設したものであり、具体的に、例えば、波長が645ナノメータで発振するLDを10個並べたものである。そして、LDバー6は、各LD5のカソード側の面(裏面)を大型サブマウント8へ当接させて配設される。
小型サブマウント7は、例えば、窒化アルミニウム等を材料とした絶縁性基板で構成されており、複数のLD5の列設方向に直交する直交方向に延在する長方体形状に形成されている。このとき、小型サブマウント7は、LDバー6に対し、直交方向に所定間隔を空けて配設されている。そして、小型サブマウント7は、その列設方向における幅が、大型サブマウント8の幅と同じ長さに形成されている。また、図3に示すように、ボンディング線10の他端が接続された小型サブマウント7の表面には、アノード側導電パターン(第2導電パターン)20が金メッキにより形成されており、アノード側導電パターン20は、アノード側ピン13aからリボン12を介して供給される電力を受けるアノード側端子(第2端子)25と、アノード側端子25とボンディング線10とを導通させる複数のアノード側配線(第2配線)26と、を有している。
小型サブマウント7の表面上に形成されたアノード側端子25は、複数のLD5の列設方向に延在して形成されており、LDバー6と平行となるように形成されている。また、複数のアノード側配線26は、アノード側端子25から各ボンディング線10に至る直交方向の長さが同長に形成されると共に、列設方向に所定間隔を空けてそれぞれ平行に形成されている。
大型サブマウント8は、例えば、窒化アルミニウム等を材料とした絶縁性基板で構成されており、複数のLD5の列設方向に直交する直交方向に延在する長方体形状に形成されている。そして、大型サブマウント8は、その表面にLDバー6と小型サブマウント7とが配置されており、LDバー6は、大型サブマウント8の直交方向の一端部(図示下側の端部:図1参照)に配置され、小型サブマウント7は、大型サブマウント8の直交方向の中央部に配置されている。また、上記したように、大型サブマウント8は、その列設方向の幅が、小型サブマウント7の列設方向の幅と同じ長さに形成されている。このとき、大型サブマウント8に配置されたLDバー6は、そのカソード側が大型サブマウント8に導通する一方、大型サブマウント8に配置された小型サブマウント7は、絶縁状態となっている。
図3に示すように、LDバー6のカソード側が接続された大型サブマウント8の表面には、カソード側導電パターン(第1導電パターン)30が金メッキにより形成されており、カソード側導電パターン30は、カソード側ピン13bからリボン12を介して供給される電力を受けるカソード側端子(第1端子)35と、カソード側端子35とLDバー6とを導通させる複数のカソード側配線(第1配線)36と、を有している。
大型サブマウント8の表面上に形成されたカソード側端子35は、複数のLD5の列設方向に延在して形成されており、LDバー6と平行となるように形成されている。また、複数のカソード側配線36は、カソード側端子35からLDバー6に至る直交方向の長さが同長に形成されると共に、列設方向に所定間隔を空けてそれぞれ平行に形成されている。
図1および図2に示すように、複数のボンディング線10は、いわゆる金ワイヤであり、その一端をLDバー6の各LD5のアノード側に接続すると共に、その他端を小型サブマウント7の各アノード側配線26に連なるようにアノード側導電パターン20に接続している。そして、複数のボンディング線10は、それぞれ同長に形成されており、互いに平行となるように配設されている。
よって、カソード側において、カソード側端子35から各LD5のカソード側に至る複数のカソード側電流経路は、複数のカソード側配線36で構成されている。一方、アノード側において、アノード側端子25から各LD5のアノード側に至る複数のアノード側電流経路は、複数のアノード側配線26および複数のボンディング線10で構成されている。このとき、複数のカソード側配線36はそれぞれ同長に形成されているため、複数のカソード側電流経路はそれぞれ同長となる。また、複数のアノード側配線26はそれぞれ同長に形成され、複数のボンディング線10はそれぞれ同長に形成されているため、複数のアノード側電流経路もそれぞれ同長となる。
ヒートシンク9は、銅製であり、その一端部(図示下側の端部:図1参照)の一方の面(表面)に大型サブマウント8が配設され、その他端部(図示上側の端部:図1参照)がステム14に固定されている。
2つのアノード側ピン13aおよび2つのカソード側ピン13bは、2つのアノード側ピン13aが内側に配設され、2つのカソード側ピン13bが外側に配設されており、2つのアノード側ピン13aの間に大型サブマウント8が配設されている。そして、内側に配設された各アノード側ピン13aの一端部(図示下側の端部:図1参照)は、リボン12を介してアノード側端子25に接続され、また、外側に配設された各カソード側ピン13bの一端部(図示下側の端部:図1参照)は、リボン12を介してカソード側端子35に接続されている。
ステム14は、ヒートシンク9の他端部を固定すると共に、2つのアノード側ピン13aおよび2つのカソード側ピン13bを貫通させて固定している。そして、ステム14は、貫通する2つのアノード側ピン13aおよび2つのカソード側ピン13bに対し、絶縁状態で固定している。これにより、ステム14は、その一方の面側に、ヒートシンク9、大型サブマウント8、小型サブマウント7、LDバー6および各ピン13a,13bの一端部等が設けられ、その他方の面側に、各ピン13a,13bの他端部が突出する。
キャップ15は、ステム14の一方の面側に配設されたヒートシンク9、大型サブマウント8、小型サブマウント7、LDバー6および各ピン13a,13bの一端部等を覆うように配設されており、キャップ15およびステム14は、これらにより画成された空間が気密となるように封止している。
従って、2つのアノード側ピン13aに電力を供給すると共に、2つのカソード側ピン13bに電力を供給すると、アノード側において、各アノード側ピン13aからリボン12を介してアノード側端子25に電力が入力される。アノード側端子25に入力された電力は、複数のアノード側配線26を通過して複数のボンディング線10に入力された後、複数のボンディング線10に入力された電力は、LDバー6の各LD5のアノード側に入力される。一方、カソード側において、各カソード側ピン13bからリボン12を介して、カソード側端子35に電力が入力されると、カソード側端子35に入力された電力は、複数のカソード側配線36を通過して、LDバー6の各LD5のカソード側に入力される。これにより、LDバー6の各LD5には、アノード側およびカソード側から電力が入力され、LDバー6の各LD5からレーザビームが照射される。
次に、図3ないし図6を参照して、レーザ半導体モジュール1を組み立てる一連の行程について説明する。先ず、大型サブマウント8にLDバー6と図3に示す小型サブマウント7を載置し、大型サブマウント8上に予め形成されたAu−Sn合金からなるはんだを溶融して、大型サブマウント8にLDバー6と小型サブマウント7を固定する(図4参照)。この後、大型サブマウント8をヒートシンク9に載置し、Au−Sn合金からなるはんだを溶融して、大型サブマウント8をヒートシンク9に固定する(図5参照)。そして、LDバー6と小型サブマウント7とをボンディング線10でワイヤボンディングする(図6参照)。続いて、ヒートシンク9をステム14に取り付けると共に各ピン13a,13bをステム14に取り付け、各アノード側ピン13aと小型サブマウント7との間にリボン12を掛け渡して、リボン12の両端部を各アノード側ピン13aと小型サブマウント7とにそれぞれはんだ付けする。同様に、各カソード側ピン13bと大型サブマウント8との間にリボン12を掛け渡して、リボン12の両端部を各カソード側ピン13bと大型サブマウント8とにそれぞれはんだ付けする。最後に、キャップ15によりLDバー6周りを覆った状態で、キャップ15とステム14とを溶接する(図1参照)。
以上の構成によれば、複数のボンディング線10をそれぞれ同長とすることができるため、各ボンディング線10の抵抗を同一とすることができる。これにより、各LD5に供給される電力を均一化することができ、各LD5に発生する発熱量のバラツキを低減することができる。よって、各LD5の発熱によって変化するレーザ光の波長や、各LD5の寿命のバラツキを抑制することが可能となる。
また、複数のカソード側配線36をそれぞれ同長に形成すると共に、複数のアノード側配線26をそれぞれ同長に形成することで、複数のカソード側電流経路をそれぞれ同長に形成することができ、また、複数のアノード側電流経路をそれぞれ同長に形成することができる。このため、各カソード側電流経路における抵抗を同一とすることができ、また、各アノード側電流経路における抵抗を同一とすることができる。これにより、各LD5に供給される電力をさらに均一化することができ、各LD5に発生する発熱量のバラツキをより低減することができる。
実施の形態2.
次に、実施の形態2にかかるレーザ半導体モジュール50について説明する。なお、重複した記載を避けるべく、異なる部分についてのみ説明する。図7は、実施の形態2にかかるレーザ半導体モジュールの各サブマウント周りにおける概略構成図であり、図8は、大型サブマウントを模式的に表した平面図である。実施の形態2にかかるレーザ半導体モジュール50は、その大型サブマウント51および小型サブマウント52が、実施の形態1にかかるレーザ半導体モジュール1の大型サブマウント8および小型サブマウント7と異なる構成となっている。
以下、具体的に説明するに、図8に示すように、レーザ半導体モジュール50の大型サブマウント51は、平面視T字状に形成されている。つまり、大型サブマウント51は、複数のLD5の列設方向に直交する直交方向に延在する長方体形状に形成された大型サブマウント本体51aと、大型サブマウント本体51aの一端部(図示上端部)から列設方向の両側に延在する一対の大型サブマウント拡張部51bと、で構成されている。そして、小型サブマウント52は、大型サブマウント拡張部51b上に配設され、LDバー6は、大型サブマウント本体51aの他端部(図示下端部)上に配設されている。
大型サブマウント51の表面には、カソード側導電パターン55が形成されている。また、カソード側導電パターン55は、2つのカソード側ピン13bからリボン12を介して供給される電力をそれぞれ受ける2つのカソード側端子57と、各カソード側端子57とLDバー6とを導通させる複数のカソード側配線58と、を有している。
2つのカソード側端子57は、各大型サブマウント拡張部51bの列設方向の両外側端部にそれぞれ形成されている。そして、各カソード側端子57は、直交方向に延在して形成されている。また、複数のカソード側配線58は、各カソード側端子57からLDバー6に至るまで形成されている。
図7に示すように、小型サブマウント52は、複数のLD5の列設方向に延在する長方体形状に形成されている。このとき、小型サブマウント52は、その列設方向における幅が、大型サブマウント51の幅よりも短く構成されており、大型サブマウント51(具体的には、一対の大型サブマウント拡張部51b)の列設方向の中央に配設されている。このため、小型サブマウント52が配設された大型サブマウント51の列設方向の両端部、つまり、各大型サブマウント拡張部51bの列設方向の両外側端部は、その表面が露出した状態となっている。これにより、各大型サブマウント拡張部51bに形成された各カソード側端子57は露出する。また、小型サブマウント52は、その直交方向における幅が、大型サブマウント51の幅と同じ長さに形成されている。
小型サブマウント52の表面には、アノード側導電パターン60が形成されている。また、アノード側導電パターン60は、アノード側ピン13aからリボン12を介して供給される電力を受けるアノード側端子65と、アノード側端子65とボンディング線10とを導通させる複数のアノード側配線66と、を有している。
アノード側端子65は、複数のLD5の列設方向に延在して形成されており、LDバー6と平行となるように形成されている。また、複数のアノード側配線66は、アノード側端子65から各ボンディング線10に至る直交方向の長さが同長に形成されると共に、列設方向に所定間隔を空けてそれぞれ平行に形成されている。
複数のボンディング線10は、その一端をLDバー6の各LD5のアノード側に接続すると共に、その他端を小型サブマウント52の各アノード側配線66に連なるようにアノード側導電パターン60に接続している。そして、複数のボンディング線10は、それぞれ同長に形成されており、互いに平行となるように配設されている。
つまり、カソード側において、カソード側端子57から各LD5のカソード側に至る複数のカソード側電流経路は、複数のカソード側配線58で構成されている。一方、アノード側において、アノード側端子65から各LD5のアノード側に至る複数のアノード側電流経路は、複数のアノード側配線66および複数のボンディング線10で構成されている。このとき、複数のアノード側配線66はそれぞれ同長に形成され、複数のボンディング線10はそれぞれ同長に形成されているため、複数のアノード側電流経路はそれぞれ同長となる。
以上の構成によれば、少なくとも複数のボンディング線10をそれぞれ同長とすることができるため、各ボンディング線10の抵抗を同一とすることができる。これにより、各LD5に供給される電力を均一化することができ、各LD5に発生する発熱量のバラツキを低減することができる。よって、各LD5の発熱によって変化するレーザ光の波長や、各LD5の寿命のバラツキを抑制することが可能となる。
なお、上記した実施の形態1および2において、大型サブマウント8,51には、カソード側端子35,57とカソード側配線36,58とからなるカソード側導電パターン30,55を形成したが、LDバー6のカソード側の電位面が同電位であれば、カソード側導電パターン、特に、LDバー6のカソード側に接触するカソード側導電パターンは、ベタ(つまり、面状)の導電パターンであってもよい。
以上のように、本発明にかかる光半導体モジュールは、LDバーからマルチビームを照射可能なものに有用であり、特に、LDバーの複数のLDにおける発熱のバラツキを抑制する場合に適している。
1 レーザ半導体モジュール
5 LD
6 LDバー
7 小型サブマウント
8 大型サブマウント
9 ヒートシンク
10 ボンディング線
12 リボン
13a アノード側ピン
13b カソード側ピン
14 ステム
15 キャップ
20 アノード側導電パターン
25 アノード側端子
26 アノード側配線
30 カソード側導電パターン
35 カソード側端子
36 カソード側配線
50 レーザ半導体モジュール(実施の形態2)
51 大型サブマウント(実施の形態2)
52 小型サブマウント(実施の形態2)
51a 大型サブマウント本体
51b 大型サブマウント拡張部
55 カソード側導電パターン(実施の形態2)
57 カソード側端子(実施の形態2)
58 カソード側配線(実施の形態2)
60 アノード側導電パターン(実施の形態2)
65 アノード側端子(実施の形態2)
66 アノード側配線(実施の形態2)

Claims (3)

  1. 絶縁性基板で構成され、その表面に第1端子を含む第1導電パターンが形成された第1サブマウントと、
    前記第1サブマウントの表面上に配設されると共に絶縁性基板で構成され、その表面に第2端子を含む第2導電パターンが形成された第2サブマウントと、
    前記第1サブマウントの表面に形成された前記第1導電パターンに一方の電極を接触させてアレイ状に並べて列設させた複数の光ダイオード素子と、
    前記第2サブマウントの表面に形成された前記第2導電パターンと、前記各光ダイオード素子の他方の電極とを接続する複数のボンディング線と、を備え、
    前記第1端子および前記第2端子は、列設する前記複数の光ダイオード素子と平行となるように、前記複数の光ダイオード素子の列設方向に延在して形成されており、
    前記複数のボンディング線は、それぞれ同長に形成されていることを特徴とする光半導体モジュール。
  2. 前記第1導電パターンには、前記第1端子から前記各光ダイオード素子の一方の電極へ至る複数の第1配線が設けられると共に、前記第2導電パターンには、記第2端子から前記各ボンディング線へ至る複数の第2配線が設けられており、
    前記複数の第1配線は、それぞれ同長に形成されていると共に、前記複数の第2配線は、それぞれ同長に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の光半導体モジュール。
  3. 絶縁性基板で構成され、その表面に第1端子を含む第1導電パターンが形成された第1サブマウントと、
    前記第1サブマウントの表面上に配設されると共に絶縁性基板で構成され、その表面に第2端子を含む第2導電パターンが形成された第2サブマウントと、
    前記第1サブマウントの表面に形成された前記第1導電パターンに一方の電極を接触させてアレイ状に並べて列設させた複数の光ダイオード素子と、
    前記第2サブマウントの表面に形成された前記第2導電パターンと、前記各光ダイオード素子の他方の電極とを接続する複数のボンディング線と、を備え、
    前記第1端子は、列設する前記複数の光ダイオード素子の列設方向において、その両外側に一対形成されると共に、前記第2端子は、列設する前記複数の光ダイオード素子と平行となるように、前記複数の光ダイオード素子の列設方向に延在して形成されており、
    前記複数のボンディング線は、それぞれ同長に形成されていることを特徴とする光半導体モジュール。
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