JP2011028831A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コリメートレンズの可動と、フロントモニタにおける光の干渉による影響の軽減とを、両立させた光ピックアップ装置を提供する。
【解決手段】ダイクロミラー14は、断面が上底dかつ下底d+Δdの台形となるくさび形状の四角柱(台形柱)である。このダイクロミラー14は、コリメートレンズ13から出射される平行光を上面に受けて、平行光の大半を波長板15に向けて上面で反射する。また、このダイクロミラー14は、平行光の一部を、上面を透過させて上面と向かい合う下面からフロントモニタ17へ向けて出力する。さらに、ダイクロミラー14は、コリメートレンズ13から入射される光の光軸x及び波長板15に向けて出射される光の光軸yで形成されるxy平面と、下面の法線ベクトルNとが交わる方向に、下面が上面に対して角度φの傾斜を持つ。
【選択図】図2A

Description

本発明は、光源からの光出力を制御する光ピックアップ装置に関する。
光ディスクの記録層からの情報読み出し又は記録層への情報書き込みに用いられる光ピックアップ装置では、光ディスクの記録層に対して適切な光強度で光照射が行われるように、光源から放射した光の一部をモニタして光源の光出力を制御するフロントモニタが備えられている。
このフロントモニタを用いた光強度制御装置として、例えば特許文献1に開示された技術が知られている。図10は、この特許文献1に開示されている従来の光ピックアップ装置101の光学的な概略構成を示す図である。
図10において、従来の光ピックアップ装置101は、光源111と、コリメートレンズ113と、ダイクロミラー114と、対物レンズ116と、フロントモニタ117と、検出レンズ118と、光検出器119とを備える。光ディスク150は、光ピックアップ装置101によって情報が書き込まれたり読み出されたりする記録媒体である。
光源111は、所定の波長を有する光を出射する。コリメートレンズ113は、光源111から出射された拡散光を平行光に変換する。ダイクロミラー114は、断面が上底dかつ下底d+Δdの台形であるくさび形状の四角柱(台形柱)である(図2Bを参照)。このダイクロミラー114は、コリメートレンズ113から出射される平行光を上面(上底及び下底以外の辺からなる側面)に受けて、平行光の大半を対物レンズ116に向けて反射すると共に、上面を透過する平行光の一部を上面と向かい合う下面からフロントモニタ117へ向けて出力する。対物レンズ116は、光ディスク150の記録層に光の焦点を合わせる。フロントモニタ117は、ダイクロミラー114を透過した光を受光して、光源からの光出力を最適に制御する。光ディスク150から反射されてくる情報光は、検出レンズ118を介して光検出器119で受光される。
一般に、フロントモニタ117が受信するモニタ光には、ダイクロミラー114を透過する透過光と、ダイクロミラー114の内面を2回以上反射した後に出力される内面反射光とが存在する。この透過光と内面反射光とがフロントモニタ117で干渉すると、干渉によって生じる干渉縞の明暗が光の波長変動等によって動き、フロントモニタ117が取得する受光量が変動する。この結果、光源の光出力制御に異常をきたし、安定した光量を得ることができなくなる。
このため、従来の光ピックアップ装置101では、フロントモニタ117の有効受光領域(受光部)において、透過光と内面反射光とによって生じる干渉の影響を軽減させるために、透過光と内面反射光とに角度差Δθを設けている(図3Bの(a1))。具体的には、ダイクロミラー114に入射される光の光軸x及びダイクロミラー114から出射される光の光軸yで形成されるxy平面と、下面の法線ベクトルNとが平行になる方向に、上面に対して下面が角度θの傾斜を持つように設計されている(図2Bを参照)。
特開2004−5944号公報
近年、BD(ブルーレイディスク)光学系、DVD(デジタル多用途ディスク)光学系、及びCD(コンパクトディスク)光学系の全ての光ディスクに対応するマルチメディア光ピックアップ装置の開発が求められている。しかしながら、そのマルチメディア光ピックアップ装置を実現するにあたり、次のような課題がある。
周知のように、各種光ディスクによって情報を記録する記録層の深さが異なる。また、記録層が二層化されている光ディスクもある。このため、コリメートレンズ113を光軸方向に前後に移動させる機構を用いて(図示せず)、光ディスク150のそれぞれの記録層位置に光の焦点を合わせる制御が必要になる。
ところが、図11に示すように、コリメートレンズ113は、平行光を出力することができる光源との焦点距離Lが予め定められており、距離L−ΔLの場合には光が発散し、距離L+ΔLの場合には光が収束する特性を持つ。
このため、上述のように、コリメートレンズ113から平行光が出射されることを前提に設計されたくさび角θをダイクロミラー114が有していても、コリメートレンズ113の移動によって生じた発散光や収束光よる内面反射光が透過光と平行になることがあり(図3Bの(b1))、干渉を生じさせてしまう。つまり、従来のダイクロミラー114をマルチメディア光ピックアップ装置等に用いる場合には、コリメートレンズの可動とフロントモニタにおける干渉による影響の軽減とが、トレードオフの関係にあるという問題が残る。
それ故に、本発明の目的は、コリメートレンズの可動と、フロントモニタにおける光の干渉による影響の軽減とを、両立させた光ピックアップ装置を提供することである。
本発明は、光ディスクに照射する光量を制御する光ピックアップ装置に向けられている。上記目的を達成するために、本発明の光ピックアップ装置は、波長の光を出射する光源と、光源から出射された光を、焦点距離に応じて平行光、発散光、及び収束光のいずれに変換するコリメートレンズと、コリメートレンズから出力される光の一部を光ディスクに向けて上面で反射し、当該光の残りを上面及び上面と向かい合った下面を透過させるダイクロミラーと、ダイクロミラーを透過した光を検出し、その検出結果に応じて光源から出射される光の量を制御するフロントモニタとを備えている。そして、ダイクロミラーは、コリメートレンズから入射される光の光軸及び光ディスクに向けて出射する光の光軸で形成される平面と、下面の法線ベクトルとが交わる方向に、下面が上面に対して角度φの傾斜を持つことを特徴とする。
互いに異なる波長の光を出射する複数の光源を用いる場合には、複数の光のそれぞれに一意に対応させて、複数のダイクロミラーを設ければよい。この場合、複数のダイクロミラーのいずれか1つが、上記角度φの傾斜を持てばよい。この角度φは、0.04°以上かつ0.2°以下の範囲の値であることが望ましい。
典型的には、ブルーレイディスク光学系の光ディスクの記録及び再生に適した青色波長の光を出射するBD用光源が用いられる。また、デジタル多用途ディスク光学系の光ディスクの記録及び再生に適した赤色波長の光を出射するDVD用光源、及びコンパクトディスク光学系の光ディスクの記録及び再生に適した赤外線波長の光を出射するCD用光源と共に、BD用光源を用いれば、マルチメディア光ピックアップ装置を実現できる。
上記本発明によれば、従来ではトレードオフの関係にあったコリメートレンズの可動とフロントモニタでの光の干渉による影響の軽減とを、両立させることができる。また、光源からの光出力を制御して安定した光量を得ることができる。
本発明の第1の実施形態に係る光ピックアップ装置1の光学的な概略構成を示す図 本発明のダイクロミラー14に関する矢視図及び側面図 従来のダイクロミラー114に関する矢視図及び側面図 本発明のダイクロミラー14に関する他の矢視図及び側面図 本発明のダイクロミラー14における透過光11a及び内面反射光11bの光路例を説明する図 従来のダイクロミラー114における透過光111a及び内面反射光111bの光路例を説明する図 フロントモニタ17の受光部での透過光と内面反射光との角度差Δθと光出力変動量との相関を示す図 コリメートレンズ13の位置と角度差Δθとの相関を示す図 ダイクロミラー14のくさび角φと角度差Δφとの関係の一例を示す図 ダイクロミラー14のくさび角φとBD用対物レンズ16による非点収差との相関関係を示す図 本発明の第2の実施形態に係る光ピックアップ装置2の光学的な概略構成を示す図 本発明の第2の実施形態に係る光ピックアップ装置2の他の光学的な概略構成を示す図 従来の光ピックアップ装置101の光学的な概略構成を示す図 焦点距離Lとコリメートレンズ113の出力光との関係を説明する図
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る光ピックアップ装置1の光学的な概略構成を示す図である。図1において、第1の実施形態に係る光ピックアップ装置1は、光源11と、偏光ダイクロプリズム12と、コリメートレンズ13と、ダイクロミラー14と、波長板15と、対物レンズ16と、フロントモニタ17と、検出レンズ18と、光検出器19とを備える。光ディスク50は、光ピックアップ装置1によって情報が書き込まれたり読み出されたりする記録媒体である。
光源11は、典型的にはレーザ光源であり、所定の波長を有する光を出射する。具体的には、光ディスク50がBD光学系の光ディスクである場合には、光源11は、青色波長領域の波長(約395nm〜420nmの範囲、好ましくは405nm)を有する光を出射する。また、光ディスク50がDVD光学系の光ディスクである場合には、光源11は、赤色波長領域の波長(約645nm〜685nmの範囲、好ましくは660nm)を有する光を出射する。光ディスク50がCD光学系の光ディスクである場合には、光源11は、赤外線波長領域の波長(約760nm〜810nmの範囲、好ましくは780nm)を有する光を出射する。
偏光ダイクロプリズム12は、光源11から出射された光(拡散光)を偏光及び反射してコリメートレンズ13に導く。コリメートレンズ13は、入射する拡散光を平行光に変換する。本発明の主眼でないため図示しないが、このコリメートレンズ13には、光ディスク50の記録層上に光の焦点を合わすための可動機構が設けられている。
ダイクロミラー14は、断面が上底dかつ下底d+Δdの台形となるくさび形状の四角柱(台形柱)である。このダイクロミラー14は、コリメートレンズ13から出射される平行光を上面に受けて、平行光の大半を波長板15に向けて上面で反射する。また、このダイクロミラー14は、平行光の一部を、上面を透過させて上面と向かい合う下面からフロントモニタ17へ向けて出力する。
波長板15は、ダイクロミラー14によって反射された平行光を円偏光に変換する。対物レンズ16は、光ディスク50の記録層に円偏光の焦点を合わせる。フロントモニタ17は、ダイクロミラー14を透過した光を受光して、光源11の光出力を制御する。なお、フロントモニタ17の受光結果に従って光源11の光出力を制御する手法は、本発明の主眼でないため説明及び図示を省略する。光ディスク50から反射されてくる情報光は、検出レンズ18を介して、光検出器19で受光される。
本発明の特徴は、ダイクロミラー14の下面に設ける傾斜の方向が、従来のダイクロミラー114の方向と異なることにある。以下、この特徴について、図2A、図2B、図3A、及び図3Bをさらに用いて詳細に説明する。
図2Aは、本発明のダイクロミラー14に関する、図1におけるA方向からの矢視図(a)及びその側面図(b)である。図2Bは、従来のダイクロミラー114に関する、図10におけるA方向からの矢視図(a)及びその側面図(b)である。
図2Bで示されるように、従来のダイクロミラー114は、コリメートレンズ13から入射される光の光軸x及び対物レンズ116に向けて出射される光の光軸yで形成されるxy平面と、下面の法線ベクトルNとが平行になる方向に、下面が上面に対して角度θの傾斜を持つように設計されている。つまり、ダイクロミラー114は、コリメートレンズ113からダイクロミラー114までの光路長が異なる光の方向(図2B中のβ方向)に関して、くさび角θを有している。
これに対し、図2Aで示されるように、本発明のダイクロミラー14は、コリメートレンズ13から入射される光の光軸x及び波長板15に向けて出射される光の光軸yで形成されるxy平面と、下面の法線ベクトルNとが交わる方向に、下面が上面に対して角度φの傾斜を持つように設計する。つまり、ダイクロミラー14は、コリメートレンズ13からダイクロミラー14までの光路長が同じ光の方向(図2A中のα方向)に関して、くさび角φを有している。なお、くさび角φは、図2Cに示す方向に設けてもよい。
図3Aは、図2Aにおいて、コリメートレンズ13及びフロントモニタ17を含めた構成において、ダイクロミラー14における透過光11a及び内面反射光11bの光路例を説明する図である。図3Bは、図2Bにおいて、コリメートレンズ113及びフロントモニタ117を含めた構成において、ダイクロミラー114における透過光111a及び内面反射光111bの光路例を説明する図である。
図3Bで示されるように、従来の光ピックアップ装置101は、コリメートレンズ113からダイクロミラー114へ平行光が入射される位置関係(i=j)にある場合(a1)には、ダイクロミラー114の下面が有するβ方向に角度θの傾斜により、フロントモニタ117に届く透過光111a及び内面反射光111bは、xy平面に平行なβ方向に角度差Δθを有する。次に、コリメートレンズ113が移動したことで内面反射光111bが収束してダイクロミラー114へ入射される位置関係(i>j)になった場合(b1)には、フロントモニタ117に届く透過光111a及び内面反射光111bは、xy平面に平行なβ方向に角度差Δθを有さなくなる。もちろん、双方の場合とも、傾斜を持たないxy平面に垂直なα方向については角度差は生じない(図3Bの(a2)及び(b2))。
これに対して、図3Aで示されるように、本発明の光ピックアップ装置1は、コリメートレンズ13からダイクロミラー14へ平行光が入射される位置関係(i=j)にある場合(a1)には、ダイクロミラー14の下面が有するα方向に角度φの傾斜により、フロントモニタ17に届く透過光11a及び内面反射光11bは、xy平面に垂直なα方向に角度差Δφを有する。なお、xy平面に平行なβ方向には角度差Δθを有さない。次に、コリメートレンズ13が移動したことで内面反射光11bが収束してダイクロミラー14へ入射される位置関係(i>j)になった場合(b1)であっても、フロントモニタ17に届く透過光11a及び内面反射光11bは、xy平面に垂直なα方向に角度差Δφを有する。もちろん、双方の場合とも、xy平面に平行なβ方向については、内面反射の状況変化に伴って何らかの角度差が生じる(図3Aの(a2)及び(b2))。
ここで、ダイクロミラー14のくさび角φについて考察する。
まず、従来のダイクロミラー114においても、フロントモニタ17における光の干渉による影響を軽減させるために、フロントモニタ17で生じる干渉縞の本数を増加させて干渉縞の明暗の移動による変動量を小さくする、つまり従来のダイクロミラー114のくさび角θを大きくして透過光と内面反射光との角度差Δθを大きくする手法が考えられる。しかしながら、この手法は、フロントモニタ17の受光部の大きさや従来のダイクロミラー14の反射率等に依存するため、光学系によって差異が生じる。
図4は、フロントモニタ17の受光部の大きさを直径0.5mmとし、従来のダイクロミラー114の内面反射率を0.5%として、フロントモニタ17の受光部での透過光と内面反射光との角度差Δθと光出力変動量との相関を示す図である。ドライブ側のシステムや対象とする光メディアにより多少の変化はあるが、干渉による光出力の変動量(FM変動量)として許容できる量は、1.5%程度である。従って、図4を参照すると、角度差Δθとしては0.11°以上を確保しなければならない。
ここで、従来のダイクロミラー114のくさび角θが0.1°の場合でのコリメートレンズ13の可動を考える。図5は、焦点距離Lを13mmにした場合のコリメートレンズ13の位置と角度差Δθとの相関を示す図である。コリメートレンズ13の位置がセンター位置の場合には、角度差Δθは0.35°となり、光出力の変動量は許容できている。しかし、コリメートレンズ13の位置が収束光方向に0.86mm可動してしまうと、角度差Δθが0.11°以下となり、光出力の変動量が許容値を超える。つまり、この例では、コリメートレンズ13の収束光方向への可動は、0.86mm以下である必要があることが分かる。
DVD光学系の場合、光ディスクの基材厚は、0.56mm〜0.63mmのばらつきが生じる。このため、コリメートレンズ13の焦点距離Lが13.0mm、対物レンズ16の焦点距離Lが2.1mmで、基材厚0.6mmで設計されている場合、コリメートレンズ13は収束光方向に0.9mm及び発散光方向に0.6mm可動すれば、このばらつきを吸収できることになる。言い換えれば、ばらつきを吸収するためには、収束光方向に0.9mmまで移動させる必要がある。
上述の通り、従来のダイクロミラー114において設けられるくさび形状の方向では、コリメートレンズ13を移動させてばらつきを吸収することと、フロントモニタ17における光出力変動量を許容範囲に収めることとは、トレードオフの関係にあった。このため、最適な制御を行えないという現実があった。
一方、図6に、本発明のダイクロミラー14のくさび角φと角度差Δφとの関係の一例を示す。図6に示す例では、くさび角φが0.04°以上で角度差Δφ≧0.11°を確保することが可能であることが分かる。すなわち、くさび角φが0.04°以上で、DVD光学系においてフロントモニタ17による光出力制御を安定させることができる。
なお、くさび角φの上限としては、光ディスク50への往路光がダイクロミラー14を透過するBD光学系において許容できる非点収差量に依存する。図7は、ダイクロミラー14のくさび角φとBD用対物レンズ16による非点収差(AS)との相関関係を示す図である。BD光学系では、基材厚100μmのL0層と基材厚75μmのL1層とを有する二層ディスクが存在することから、対物レンズ16はその中間の85μm程度で設計されている。従って、コリメートレンズ13から出射される光が、L0層に光の焦点を合わせる時は発散光となり、L1層に光の焦点を合わせる時は収束光となるように、コリメートレンズ13を可動させている。このため、ダイクロミラー14で反射する光も収束光又は発散光であることから、図7に示すようにくさび角φに応じて光ディスク50の記録層上で非点収差が発生する。他の光学部品や組み立て精度によって発生する収差を考慮すると、ダイクロミラー14のくさび角φによって発生する非点収差のクライテリアとしては±15mλであり、そのクライテリアを満足するためにはくさび角φは0.2°以下であることが好ましい。
従って、上記内容に基づいてフロントモニタ17のよる光出力制御の安定性と非点収差の抑制との両立を考慮すると、本発明のダイクロミラー14のくさび角φは0.04°以上かつ0.20°以下であることが好ましい。
以上のように、本発明の第1の実施形態に係る光ピックアップ装置1によれば、xy平面に垂直なα方向に角度φの傾斜を有するダイクロミラー14を備えることで、フロントモニタ17の受光部では、透過光と内面反射光とが常に角度差Δφを有することになる。これにより、従来ではトレードオフの関係にあったコリメートレンズ13の可動とフロントモニタ17での光の干渉による影響の軽減とを、両立させることができる。また、光源からの光出力を制御して安定した光量を得ることができる。
<第2の実施形態>
上記第1の実施形態は、光ディスク50への情報書き込み/光ディスク50からの情報読み出しに使用する光の波長が1つである場合を説明したが、第2の実施形態では、波長が異なる2つの光を使用した光ピックアップ装置を説明する。例えば、フォーマットが異なる2種類以上の光ディスク(BD光学系とDVD光学系等)を利用可能とする光ピックアップ装置を実現したい場合に有用である。
図8は、本発明の第2の実施形態に係る光ピックアップ装置2の光学的な概略構成を示す図である。図8において、第2の実施形態に係る光ピックアップ装置2は、第1及び第2の光源11及び21と、第1及び第2の偏光ダイクロプリズム12及び22と、コリメートレンズ13と、第1及び第2のダイクロミラー14及び24と、第1及び第2の波長板15及び25と、第1及び第2の対物レンズ16及び26と、フロントモニタ17と、検出レンズ18と、光検出器19とを備える。光ディスク50は、光ピックアップ装置2によって情報が書き込まれたり読み出されたりする記録媒体である。
本光ピックアップ装置2は、第2の光源21、第2の偏光ダイクロプリズム22、第2のダイクロミラー24、第2の波長板25、及び第2の対物レンズ26をさらに備えることが、上述した光ピックアップ装置1と異なる。以下、この異なる構成を中心に光ピックアップ装置2の説明を行う。なお、光ピックアップ装置2において光ピックアップ装置1と同じ構成は、同一の参照符号を付して説明を一部省略する。
第1の光源11は、所定の波長λ1を有する第1の光を出射する。第2の光源21は、所定の波長λ2を有する第2の光を出射する。波長λ1は、波長λ2と異なる。第1の偏光ダイクロプリズム12は、第1の光源11から出射された第1の光(拡散光)を偏光及び反射してコリメートレンズ13に導く。同様に、第2の偏光ダイクロプリズム22は、第2の光源21から出射された第2の光(拡散光)を偏光及び反射してコリメートレンズ13に導く。この第1及び第2の偏光ダイクロプリズム12及び22は、第1の光と第2の光とを1つの光軸に合成する位置に配置される。
第1のダイクロミラー14は、上述した台形柱である。第2のダイクロミラー24は、一般的な四角柱(平板)である。この第1のダイクロミラー14は、コリメートレンズ13から平行光として出射される第1及び第2の光を上面に受けて、第1の光の大半を第1の波長板15に向けて上面で反射する。また、第1のダイクロミラー14は、第1の光の一部と第2の光の全部を、上面を透過させて下面から第2のダイクロミラー24へ出力する。第2のダイクロミラー24は、第1のダイクロミラー14を透過した第1の光の一部と第2の光の全部を上面に受けて、第2の光の大半を第2の波長板25に向けて上面で反射する。また、第2のダイクロミラー24は、第1の光の一部及び第2の光の一部(以下、合わせてモニタ光という)を、上面を透過させて下面からフロントモニタ17へ向けて出力する。
第1の波長板15は、第1のダイクロミラー14によって反射された第1の光を円偏光に変換する。第2の波長板25は、第2のダイクロミラー24によって反射された第2の光を円偏光に変換する。第1及び第2の対物レンズ16及び26は、光ディスク50のそれぞれの記録層に円偏光の焦点を合わせる。
以上のように、本発明の第2の実施形態に係る光ピックアップ装置2によれば、波長が異なる2つの光を使用する構成でも、上記第1の実施形態で述べた有用な効果を奏することが可能となる。
なお、上記第2の実施形態では、第1の光を反射する第1のダイクロミラー14が本発明の特徴的な台形柱である例を説明したが、第2の光を反射する第2のダイクロミラー24が本発明の特徴的な台形柱であってもよい。つまり、フロントモニタ17へモニタ光が届くまでの経路上に設置されるダイクロミラーの少なくとも1つが、本発明の特徴的な台形柱であればよい。このような構造にすれば、フロントモニタ17の受光部で、透過光と内面反射光とに常に角度差Δφを持たせることができる。
また、上記第2の実施形態では、波長が異なる2つの光を使用した光ピックアップ装置2を説明したが、波長が異なる光は3つ以上であっても構わない。この場合には、光源の数だけ、偏光ダイクロプリズム、ダイクロミラー、波長板、及び対物レンズを備えればよい。
さらには、図9に示す光ピックアップ装置3のように、複数の波長の光を出射できる光源31を使用し、この複数の波長に対応した偏光ダイクロプリズム32、ダイクロミラー34、波長板35、及び対物レンズ36を設けても構わない。
本発明は、光源からの光出力を制御する光ピックアップ装置等に利用可能であり、特にコリメートレンズの可動とフロントモニタにおける光の干渉による影響の軽減とを両立させて、光源からの光出力を制御して安定した光量を得たい場合等に有用である。
1、2、3、101 光ピックアップ装置
11、21、31、111 光源
11a、111a 透過光
11b、111b 内面反射光
12、22、32 偏光ダイクロプリズム
13、113 コリメートレンズ
14、24、34、114 ダイクロミラー
15、25、35 波長板
16、26、36、116 対物レンズ
17、117 フロントモニタ
18、118 検出レンズ
19、119 光検出器
50、150 光ディスク
θ、φ くさび角
Δθ、Δφ 角度差

Claims (6)

  1. 光ディスクに照射する光量を制御する光ピックアップ装置であって、
    波長の光を出射する光源と、
    前記光源から出射された光を、焦点距離に応じて平行光、発散光、及び収束光のいずれに変換するコリメートレンズと、
    前記コリメートレンズから出力される光の一部を前記光ディスクに向けて上面で反射し、当該光の残りを上面及び上面と向かい合った下面を透過させるダイクロミラーと、
    前記ダイクロミラーを透過した光を検出し、その検出結果に応じて前記光源から出射される光の量を制御するフロントモニタとを備え、
    前記ダイクロミラーは、前記コリメートレンズから入射される光の光軸及び前記光ディスクに向けて出射する光の光軸で形成される平面と、下面の法線ベクトルとが交わる方向に、下面が上面に対して角度φの傾斜を持つことを特徴とする、光ピックアップ装置。
  2. 前記光源は、ブルーレイディスク光学系の光ディスクの記録及び再生に適した青色波長の光を出射することを特徴とする、請求項1に記載の光ピックアップ装置。
  3. 前記ダイクロミラーが持つ前記角度φは、0.04°以上かつ0.2°以下の範囲の値であることを特徴とする、請求項1に記載の光ピックアップ装置。
  4. 光ディスクに照射する光量を制御する光ピックアップ装置であって、
    互いに異なる波長の光を出射する複数の光源と、
    前記複数の光源から出射された複数の光を、焦点距離に応じて平行光、発散光、及び収束光のいずれに変換するコリメートレンズと、
    前記複数の光のそれぞれに一意に対応して設けられ、前記コリメートレンズから出力される前記複数の光のうち、対応する光の一部を前記光ディスクに向けて上面で反射し、当該対応する光の一部以外を上面及び上面と向かい合った下面を透過させる複数のダイクロミラーと、
    前記複数のダイクロミラーを透過した光を検出し、その検出結果に応じて前記複数の光源から出射される前記複数の光の量を制御するフロントモニタとを備え、
    前記複数のダイクロミラーのいずれか1つは、前記コリメートレンズから入射される光の光軸及び前記光ディスクに向けて出射する光の光軸で形成される平面と、下面の法線ベクトルとが交わる方向に、下面が上面に対して角度φの傾斜を持つことを特徴とする、光ピックアップ装置。
  5. 前記複数の光源の1つは、ブルーレイディスク光学系の光ディスクの記録及び再生に適した青色波長の光を出射し、
    前記複数の光源の他の1つは、デジタル多用途ディスク光学系の光ディスクの記録及び再生に適した赤色波長の光を出射し、
    前記複数の光源のさらに他の1つは、コンパクトディスク光学系の光ディスクの記録及び再生に適した赤外線波長の光を出射することを特徴とする、請求項4に記載の光ピックアップ装置。
  6. 前記いずれか1つのダイクロミラーが持つ前記角度φは、0.04°以上かつ0.2°以下の範囲の値であることを特徴とする、請求項4に記載の光ピックアップ装置。
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