JP2011026084A - マンコンベアの移動手摺清掃装置及び移動手摺清掃方法 - Google Patents

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康志 祐川
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Abstract

【課題】本発明は、移動手摺の表面を短時間で効率良く清掃することができるマンコンベアの移動手摺清掃装置及び移動手摺清掃方法を得ることを目的とするものである。
【解決手段】移動手摺清掃装置4は、主枠6と、主枠6に取り付けられた刃7とを有している。主枠6の下部には、移動手摺2が挿入される手摺溝6aが設けられている。刃7の先端は、手摺溝6aの内面から手摺溝6a内に突出しており、移動手摺2の表面に接している。また、刃7の先端は、移動手摺2の表面形状にほぼ合致した形状となっている。さらに、刃7は、移動手摺2の表面に対して所定の角度だけ傾斜されている。
【選択図】図2

Description

この発明は、エスカレータや動く歩道などのマンコンベアに用いられ、移動手摺の表面を清掃するためのマンコンベアの移動手摺清掃装置及び移動手摺清掃方法に関するものである。
一般に、マンコンベアの移動手摺の表面には、長期間の使用によって、利用者の手垢、汗、塵埃、ガム等の汚れが強固に付着する。また、煙草が押し付けられたり、清掃時に溶剤が付着したりすることもあるので、移動手摺の表面の光沢は次第に失われていく。
さらに、移動手摺に付着した汚れが手摺駆動ローラに転写された場合、手摺駆動ローラから移動手摺へと汚れの再転写が繰り返されて光沢が急速に失われることもある。さらにまた、手摺駆動ローラの挟圧回転力で駆動される移動手摺の場合には、挟圧される部分の摩擦力で光沢の低下が起こる。また、移動手摺の表面材自体が経年変化により退色することもある。
これに対して、美観が重要視される施設に設置されているマンコンベア、例えばデパート、銀行、空港などに設置されているマンコンベアでは、移動手摺の表面の光沢が失われたり退色が進行したりしたときには、使用上の不都合はなくても、移動手摺のリニューアルが行われる。その際、移動手摺を新規のものと交換するというリニューアル方法もあるが、移動手摺は部品価格が極めて高く、また移動手摺ガイドに対する移動手摺の脱着や移動手摺の運搬は大掛かりな作業となる。
そこで、従来は、既設の移動手摺の表面を紙やすりや研磨装置で部分的に研磨するリニューアル方法が用いられていた(例えば、特許文献1、2参照)。
特開昭61−268384号公報 特開平10−129973号公報
上記のような従来の移動手摺のリニューアル方法では、移動手摺の表面を研磨装置で研磨する際、粗研磨、微研磨と工程を分けて研磨する必要があり、手間がかかる。また、研磨装置の振動による疲労により、長時間連続作業ができない。さらに、作業時に研磨粉が飛散し易く、マンコンベアやその設置場所を汚す。さらにまた、研磨時間を短縮させるために、研磨粒子を粗くして研磨速度を上げることも考えられるが、その場合、移動手摺表面の凹凸が顕著になり、意匠性が低下してしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、移動手摺の表面を短時間で効率良く清掃することができるマンコンベアの移動手摺清掃装置及び移動手摺清掃方法を得ることを目的とする。
この発明に係るマンコンベアの移動手摺清掃装置は、移動手摺が挿入される手摺溝が設けられている主枠と、手摺溝内に先端が突出するように、かつ移動手摺に対して傾斜するように主枠に設けられ、主枠に対して移動手摺を移動させることにより移動手摺の表面を削り取る刃とを備えている。
この発明のマンコンベアの移動手摺清掃装置は、移動手摺上に乗せ、マンコンベアを運転するだけでよいため、セッティングや清掃作業に手間がかからず、移動手摺の表面を短時間で効率良く清掃することができる。
この発明の実施の形態1による移動手摺の清掃方法を実施中の様子を示す側面図である。 図1の移動手摺清掃装置を示す側面図である。 図1の移動手摺清掃装置を示す正面図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による移動手摺の清掃方法を実施中の様子を示す側面図である。エスカレータの欄干1には、無端状の移動手摺2が設けられている。移動手摺2の表面は、例えば合成ゴム又は熱可塑性ウレタンエラストマー等により構成されている。移動手摺2は、欄干1に設けられた移動手摺ガイド3に案内されて図1の矢印方向へ循環移動される。図1の例では、エスカレータは、上昇運転されている。
移動手摺2の表面を清掃するための移動手摺清掃装置4は、エスカレータの下部水平部の移動手摺2にセットされている。また、図1の例では、移動手摺清掃装置4は、下部乗降口の作業者5により移動手摺2の水平部に当てられている。
図2は図1の移動手摺清掃装置4を示す側面図、図3は図1の移動手摺清掃装置4を示す正面図である。移動手摺清掃装置4は、直方体状(ブロック状)の主枠6と、主枠6に取り付けられた刃7とを有している。主枠6の下部には、移動手摺2が挿入される手摺溝6aが設けられている。
刃7の先端は、手摺溝6aの内面から手摺溝6a内に突出しており、移動手摺2の表面に接している。また、刃7の先端は、移動手摺2の表面形状にほぼ合致した形状となっている。
さらに、刃7は、移動手摺2の表面に対して所定の角度だけ傾斜されている。具体的には、刃7は、刃7の下流側の移動手摺2との間に鋭角をなすように傾斜されている。さらにまた、刃7は、主枠6に対して脱着可能、即ち交換可能になっている。また、手摺溝6a内への刃7の突出量は、調整可能(出量調整可能)になっている。
上記のような移動手摺清掃装置4を用いて移動手摺2の表面を清掃する場合、作業者5は、移動手摺2上に移動手摺清掃装置4を手で固定し、刃7を移動手摺2の表面に接触させた状態で、移動手摺2を上向きに移動させる運転(アップ運転)を行う。これにより、移動手摺2の表面を所定の厚さ分だけ薄く削り取る。
このような清掃方法によれば、移動手摺清掃装置4を移動手摺2上に乗せ、エスカレータを運転するだけでよいため、移動手摺清掃装置4のセッティングや清掃作業に手間がかからず、移動手摺2の表面を短時間で効率良く清掃することができる。例えば、階高5m、運転速度30m/minのエスカレータでは、1本の移動手摺2の清掃が1分足らずで完了する。これにより、作業時間及び作業費が大幅に低減できる。
また、移動手摺2を移動させながら移動手摺2の表面を薄く削り取るので、移動手摺2に沿ってむらのない清掃を行うことができる。さらに、作業者5は、ほぼ定位置で安定した姿勢で作業を行うことができ、作業者5の負担を軽減することができる。さらにまた、研磨による研磨粉が出ることがなく、移動手摺2の表面を削り取ることによって生じたゴミは研磨粉よりも回収が容易であり、エスカレータやその設置場所を汚すことがない。
また、刃7の出量調整が可能となっているので、移動手摺2の汚れ具合によって刃7の出量を調節し、移動手摺2の表面だけでなく表面奥に浸透している汚れも除去することができる。
なお、上記実施の形態1では、作業者5が移動手摺清掃装置4を固定したが、固定具を用いて移動手摺清掃装置4を欄干1に固定する構成にしてもよい。この場合、移動手摺清掃装置4を複数用意して、一度に何台ものマンコンベアの移動手摺2の表面の清掃が可能となり、より効率的に作業が行える。
また、上記実施の形態1では、エスカレータの下部水平部に露出する移動手摺2上に移動手摺清掃装置4をセットした状態でエスカレータをアップ運転したが、エスカレータの上部水平部に露出する移動手摺2上に移動手摺清掃装置4をセットした状態でエスカレータをダウン運転させてもよい。
さらに、上記実施の形態1では、エスカレータの移動手摺2の清掃について示したが、動く歩道の移動手摺2の清掃にもこの発明は適用できる。
1 欄干、2 移動手摺、4 移動手摺清掃装置、6 主枠、6a 手摺溝、7 刃。

Claims (5)

  1. 移動手摺が挿入される手摺溝が設けられている主枠と、
    前記手摺溝内に先端が突出するように、かつ前記移動手摺に対して傾斜するように前記主枠に設けられ、前記主枠に対して前記移動手摺を移動させることにより前記移動手摺の表面を削り取る刃と
    を備えていることを特徴とするマンコンベアの移動手摺清掃装置。
  2. 前記手摺溝内への前記刃の突出量が調整可能になっていることを特徴とする請求項1記載のマンコンベアの移動手摺清掃装置。
  3. 前記刃の先端は、前記移動手摺の表面形状に合致する形状となっていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のマンコンベアの移動手摺清掃装置。
  4. 前記主枠を欄干に対して固定する固定具をさらに備えていることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のマンコンベアの移動手摺清掃装置。
  5. 移動手摺が挿入される手摺溝が設けられている主枠と、前記手摺溝内に先端が突出するように、かつ前記移動手摺に対して傾斜するように前記主枠に設けられた刃とを有する移動手摺清掃装置を、前記移動手摺上にセットする工程と、
    前記移動手摺を移動させ、前記刃により前記移動手摺の表面を所定の厚さ分だけ削り取る工程と
    を含むことを特徴とするマンコンベアの移動手摺清掃方法。
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