JP2011025521A - 断熱性能に優れた押出発泡成形体 - Google Patents
断熱性能に優れた押出発泡成形体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011025521A JP2011025521A JP2009173568A JP2009173568A JP2011025521A JP 2011025521 A JP2011025521 A JP 2011025521A JP 2009173568 A JP2009173568 A JP 2009173568A JP 2009173568 A JP2009173568 A JP 2009173568A JP 2011025521 A JP2011025521 A JP 2011025521A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- foamed
- weight
- extruded
- foam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Molding Of Porous Articles (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
【解決手段】 厚み方向に押出発泡成形体の厚み方向に発泡層が非発泡層を介して積層された構造を有する押出発泡成形体であって、該押出発泡成形体が、厚み方向に押出発泡成形体の厚み方向に発泡層が非発泡層を介して積層された構造を有すると共に、該発泡層が、気泡径0.25mm以下の小気泡と、平均気泡径(D1)の1.2倍以上の気泡径の大気泡より構成される気泡構造を有する押出発泡成形体を使用する。
【選択図】 図2
Description
(1)発泡層が、平均気泡径(D1)の1.2倍未満の気泡径を有し、気泡径が0.25mm以下の小気泡と、平均気泡径(D1)の1.2倍以上の気泡径を有する大気泡が海島状に混在する特徴的な気泡構造を有することにより、均一な気泡径の気泡のみからなる発泡層を構成材とする発泡成形体に比べ、低密度で断熱性能が向上した発泡成形体が得られること。
(2)発泡層の厚み方向における平均気泡径(A4)を0.40mm以下に抑えることにより、断熱性能が向上すること。
(3)発泡成形体の厚み方向に、両面が発泡層に被覆された非発泡層を複数層有する発泡成形体が、1層のみ有する発泡成形体よりも断熱性能がより改善されること。
(4)発泡成形体の製造方法として共押出法を用いることにより、製造直後に発生する発泡層気泡内への空気の侵入を非発泡層が抑止すること。
[1] 厚み方向に発泡層が非発泡層を介して積層されてなる構造を有する押出発泡成形体であって、
前記発泡層が、平均気泡径(D1)の1.2倍未満の気泡径を有する小気泡と、平均気泡径(D1)の1.2倍以上の気泡径を有する大気泡よりなる気泡構造を有し、小気泡の平均気泡径(D3)が0.25mm以下であることを特徴とする、押出発泡成形体、
[2] 前記押出発泡成形体の密度が20〜65kg/m3であることを特徴とする、[1]に記載の押出発泡成形体、
[3] 前記押出発泡成形体の密度が20〜40kg/m3であることを特徴とする、[1]または[2]に記載の押出発泡成形体、
[4] 前記押出発泡成形体の厚み方向中央部に位置する該発泡層断面に占める小気泡の総面積の割合が5〜95%であることを特徴とする、[1]〜[3]のいずれか1項に記載の押出発泡成形体、
[5] 前記発泡層の厚み方向における平均気泡径(A4)が0.03〜0.40mmであることを特徴とする、[1]〜[4]のいずれか1項に記載の押出発泡成形体、
[6] 前記発泡層の厚み方向における平均気泡径(A4)が0.03〜0.25mmであることを特徴とする、[1]〜[5]のいずれか1項に記載の押出発泡成形体、
[7] 前記押出発泡成形体が、厚み方向に発泡層が非発泡層を介して積層されてなる前記構造を複数個有することを特徴とする、[1]〜[6]のいずれか1項に記載の押出発泡成形体、
[8] 前記発泡層を構成する樹脂が、ポリスチレン、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−アクリル酸共重合体および変性ポリフェニレンエーテル系樹脂よりなる群から選ばれる少なくとも1種の樹脂であることを特徴とする、[1]〜[7]のいずれか1項に記載の押出発泡成形体、
[9] 前記発泡層を構成する樹脂がポリスチレンであることを特徴とする、[8]に記載の押出発泡成形体、
[10] 前記発泡層を構成する気泡内に気体成分としてプロパン、ノルマルブタン、イソブタン、シクロペンタンよりなる群から選ばれる少なくとも1種の炭化水素を含有することを特徴とする、[1]〜[9]のいずれか1項に記載の押出発泡成形体、および
[11] 厚み方向に発泡層が非発泡層を介して積層されてなる構造を有する押出発泡体の製造法であって、
発泡剤を含有する溶融樹脂と発泡剤を含まない溶融樹脂を高圧下で厚み方向に合流させた後、低圧領域に開放し、かつ、
該発泡剤を含有する溶融樹脂が、樹脂100重量部に対して、4.5〜10重量部の発泡剤、0.1〜5重量部の水および、0.1〜10重量部の吸水性物質を含有することを特徴とする押出発泡成形体の製造方法
に関する。
・発泡体構造として発泡層が非発泡層を介して積層されてなる積層構造を有する押出発泡体において、発泡層が、平均気泡径(D1)の1.2倍未満の気泡径を有し、気泡径が0.25mm以下の小気泡と、平均気泡径(D1)の1.2倍以上の気泡径を有する大気泡よりなる島状に混在する特徴的な気泡構造を有することにより、均一な気泡径の気泡のみからなる発泡層を構成材とする発泡成形体に比べ、低密度で断熱性能が向上した発泡成形体が得られること。
・発泡成形体の製造方法として共押出法を用いることにより、製造直後に発生する発泡層セル内への空気の侵入を非発泡層が抑止することができ、特に厚み方向に発泡層の両面が発泡層によって被覆された構造をとることにより、外気からの発泡層セル内への空気の浸入が抑制され、得られる発泡成形体の断熱性能をさらに改善することができること。
当該発泡層の密度は、目的とする押出発泡成形体の密度にもよるが、500kg/m3以下が好ましい。
(1)中央部に位置する発泡層の断面写真を顕微鏡、例えばマイクロハイスコープ、走査型電子顕微鏡などを用いて倍率20〜200倍にて撮影する[図3(a)参照]。このとき、厚み方向を縦方向、押出方向を横方向にて撮影する。また、倍率は気泡径により適宜選択される。
(2)断面写真の縦方向に任意に2000μmの直線を3本引き、その直線に接する気泡の個数(X1)を測定する。次の式により、気泡の厚み方向の平均気泡径(A1)を求める。
A1[単位:μm]=2000×3÷気泡の個数(X1)
図3(b−2)に示すように、断面写真の押出方向に任意に2000μmの直線を3本引き、その直線に接する気泡の個数(Y1)を測定する。次の式により、気泡の押出方向の平均気泡径(B1)を求める。
B1[単位:μm]=2000×3÷気泡の個数(Y1)
次の式により平均気泡径(D1)を求める。
D1[単位:μm]=(A1+B1)÷2
(3)図3(c)の矢印で示すように、画像内にあるD1の1.2倍以上の気泡径[=(厚み方向の径+押出方向の径)÷2](ただし、気泡の全周が判別できる気泡のみ)を有する全ての気泡を大気泡とし、その個数(X2)、個々の気泡の厚み方向の気泡径、および、個々の気泡の押出方向の気泡径を測定する。なお、気泡径は、各気泡の厚み方向および押出方向での最大長とした。
次の式により、大気泡の厚み方向の平均気泡径(A2)と大気泡の押出方向の平均気泡径(B2)を求める。
A2[単位:μm]=個々の大気泡の厚み方向の気泡径の総和÷大気泡の気泡の個数(X2)
B2[単位:μm]=個々の大気泡の押出方向の気泡径の総和÷大気泡の気泡の個数(X2)
次の式により、平均大気泡径(D2)を求める。
D2[単位:μm]=(A2+B2)÷2
(4)上記(3)で気泡径を測定しなかった気泡を、小気泡とする。
上記(3)で測定した全ての大気泡を包含する長方形領域[図3(d)参照]の、厚み方向および押出方向の寸法を測定し、その領域の面積(S0)を求める。
次の式により、小気泡の総面積割合(S)は次式により求める。
S[単位:%]=[S0−{π×(D2÷2)2}×X3]÷S0×100
(5)図3(e−1)に示すように、上記(4)での長方形領域内の、小気泡が縦方向に500μm以上連続して存在する領域において、縦方向に任意に500μmの直線を3本引き、その直線に接する気泡の個数(X3)を測定する。
次の式により、小気泡の厚み方向の平均気泡径(A3)を求める。
A3[単位:μm]=500×3÷気泡の個数(X3)
図3(e−2)に示すように、小気泡が横方向に500μm以上連続して存在する領域において、横方向に任意に500μmの直線を3本引き、その直線に接する気泡の個数(Y3)を測定する。
次の式により、小気泡の押出方向の平均気泡径(B3)を求める。
B3[単位:μm]=500×3÷気泡の個数(Y3)
次の式により、平均小気泡径(D3)を求める。
D3[単位:μm]=(A3+B3)÷2
(6)上記(9)の長方形領域内における小気泡の個数(Z1)を、次の式により、近似的に求める。
Z1[単位:個]=S0×(S/100)÷{π×(D3÷2)2}
(7)厚み方向の平均気泡径(A4)を、次の式により、近似的に求める。
A4[単位:μm]=(A2×X3+A3×Z1)÷(X3+Z1)
次の式により、押出方向の平均気泡径(B4)を、近似的に求める。
B4[単位:μm]=(B2×X3+B3×Z1)÷(X3+Z1)
(8)平均気泡径(D4)は、次の式により求める。
D4[単位:μm]=[{厚み方向の平均気泡径(A4)+押出方向の平均気泡径(B4)}÷2]
これに対して、平均気泡径(D3)の小気泡と平均気泡径(D2)の大気泡が海島状に混在する前記特徴的な気泡構造では、断熱性能を向上させると共に、大気泡により得られる発泡層が低密度で厚み方向の拡大率が高い発泡成形体を得ることが可能となる。
小気泡の平均気泡径(D3)が0.25mm以下で且つ、大気泡の平均気泡径(D2)が平均気泡径(D1)の1.2倍以上であれば、断熱性能および成形性に優れた発泡成形体を得ることが可能となる。断熱性能および成形性の観点から、小気泡の平均気泡径(D3)が0.01〜0.20mm、大気泡の平均気泡径(D2)が0.20〜0.80mmの範囲であることがより好ましく、小気泡の平均気泡径(D3)が0.02〜0.15mm、大気泡の平均気泡径(D2)が0.15〜0.60mmの範囲であることが更に好ましい。
水の添加量が発泡層を構成する熱可塑性樹脂100重量部に対して、0.1〜5.0重量部であり、且つ、発泡剤全量に対して1〜80重量%を満たす場合、得られる発泡層は容易に小気泡と大気泡からなる特徴的な気泡構造をとることが可能となり、結果、得られる発泡成形体は軽量性と断熱性、成形性に優れたものとなる。
X0.2〜0.6Y2〜3Z4O10(OH)2・nH2O・・・・・・一般式(I)
(ただし、XはK、Na、1/2Ca、および1/2Mgからなる群より選ばれる1種以上であり、YはMg、Fe、Mn、Ni、Zn、Li、Al、およびCrからなる群より選ばれる1種以上であり、ZはSi、およびAlからなる群より選ばれる1種以上である。なお、H2Oは層間イオンと結合している水分子を表わすが、nは層間イオンおよび相対湿度に応じて著しく変動する)で表される、天然または合成されたものである。
X0.5〜1.0Y2〜3(Z4O10)(F、OH)2・・・・・・一般式(II)
(ただし、XはLi、Na、K、Rb、Ca、Ba、およびSrからなる群より選ばれる1種以上であり、YはMg、Fe、Ni、Mn、Al、およびLiからなる群より選ばれる1種以上であり、ZはSi、Ge、Al、Fe、およびBからなる群より選ばれる1種以上である)で表される、天然または合成されたものである。
(Mg,Fe,Al)2〜3(Si4−xAlx)O10(OH)2・(M+,M2+1/2)x・nH2O・・・・・・一般式(III)
(ただし、MはNaおよびMg等のアルカリまたはアルカリ土類金属の交換性陽イオン、x=0.6〜0.9、n=3.5〜5である)で表されるものがあげられる。
スメクタイトの添加量が0.1〜10重量部の場合、押出機内で水が良好に分散され、気泡ムラ、ボイドの発生が無い良好なセル構造を有する発泡層が得られ、バラツキのない良好な断熱性能を有する押出発泡成形体を得ることができる。
(i)熱可塑性樹脂に、必要に応じて前記添加剤を混合した後、加熱溶融する、
(ii)熱可塑性樹脂に、必要に応じて前記添加剤から選ばれる1種以上を混合した後、加熱溶融し、これに残りの前記添加剤をそのまま、または必要により液体化または溶融させて添加し加熱混合する、
(iii)予め熱可塑性樹脂に、必要に応じて前記添加剤から選ばれる1種以上の添加剤を混合した後、加熱溶融した組成物を準備し、次いで、該組成物と残りの前記添加剤、必要に応じて熱可塑性樹脂を改めて混合し、押出機に供給して加熱溶融する、
等、熱可塑性樹脂、必要に応じて、前記添加剤を加熱溶融押出機に供給し、
その後、任意の段階において高圧条件下で発泡剤を熱可塑性樹脂に添加し、流動ゲルとなす。その後、該流動ゲルは、押出発泡に適する温度に冷却した後、積層装置に供給される。
(i)熱可塑性樹脂に、必要に応じて前記添加剤を混合した後、加熱溶融する、
(ii)熱可塑性樹脂に、必要に応じて前記添加剤から選ばれる1種以上を混合した後、加熱溶融し、これに残りの前記添加剤をそのまま、または必要により液体化または溶融させて添加し加熱混合する、
(iii)予め熱可塑性樹脂に、必要に応じて前記添加剤から選ばれる1種以上の添加剤を混合した後、加熱溶融した組成物を準備し、次いで、該組成物と残りの前記添加剤、必要に応じて熱可塑性樹脂を改めて混合し、押出機に供給して加熱溶融する、
など、熱可塑性樹脂、必要に応じて前記添加剤を押出機に供給し、加熱溶融混練を行う。その後、該溶融混練物は多層積層装置に供給される。
厚み:異なる時間にサンプルングした3つの発泡成形体について、図4に示すように、幅方向(押出方向と直交する水平方向)における中央部(幅方向の中点)での厚みを測定し、平均値を算出した。
幅:異なる時間にサンプルングした3つの発泡成形体について、図5に示すように、厚み方向における中央部(厚み方向の中点)での幅を測定し、平均値を算出した。
厚み方向中央部分の特定:上表面から前記厚みの1/2の値、左側面から前記幅の1/2の値に位置する部分を中央部分とした。
異なる時間にサンプリングした3つの押出発泡成形体に対して、JIS K7222−1999「発泡プラスチック及びゴム−見掛け密度の測定」に記載の方法に則り、発泡体密度を測定して、その平均値を算出した。
押出発泡成形体の熱伝導率を、熱伝導率測定装置(栄弘精機製、HC−074−300)を用いて測定した。押出発泡成形体気泡内の空気の分圧が51kPa時の熱伝導率を実施例に示した。
押出発泡成形体を切り出し面から10mmの部分を削除した後、巾方向における中央部より巾方向25mm、長さ方向25mm、厚み方向は成形体のままの厚さで切り出し、押出発泡成形体中の空気量を、ガスクロマトグラフ(島津製作所製 GC−14A)を用いて分析測定し、平均値を算出することにより、押出発泡成形体気泡内の空気の分圧を求めた。
厚み方向中央部分をマイクロスコープ[(株)キーエンス製デジタルマイクロスコープVHX−900]を用いて、倍率50倍にて観察し、明細書本文中に記載した方法にて、小気泡の総面積割合(S)、平均気泡径(D4)、厚み方向の平均気泡径(A4)等を求めた。
[発泡剤を含有する溶融樹脂の製造方法]
ポリスチレン[PSジャパン株式会社製、商品名:680、MFR=7.0g/10分]100重量部に対して、タルク[林化成株式会社製、商品名:TALCAN PAWDER PK−Z)0.1重量部、ステアリン酸カルシウム[堺化学工業株式会社製、商品名:ステアリン酸カルシウム]0.3重量部、流動パラフィン[新日本石油株式会社製、商品名:ポリブテンLV−50]0.2重量部、酸化ケイ素[日本アエロジル(株)製、AEROSIL]0.1重量部、ベントナイト[(株)ホージュン製、ベンゲルブライト11]1.0重量部からなる混合物をドライブレンドしてスチレン系樹脂組成物とした。該スチレン系樹脂組成物を、口径65mmの第1押出機と口径90mmの第2押出機とを直列に連結した二段式押出機に対して、52kg/時間で供給した。
第1押出機に供給したスチレン系樹脂組成物を、180℃に加熱して混練を行い、第1押出機の先端付近(第2押出機に接続される側)において、発泡剤として、スチレン系樹脂組成物100重量%に対して、i−ブタン[三井化学株式会社製]4.0重量%、ジメチルエーテル[大洋液化ガス株式会社製]2.0重量%および水0.5重量%を、溶融されたスチレン系樹脂組成物に圧入した。この際、第1押出機の先端における樹脂圧は14.8MPaであり、これに対して、発泡剤の圧入圧力は17.0MPaであった。
第1押出機に連結された第2押出機において、樹脂温度を121℃に冷却した後、2つに分流し、発泡剤を含有する溶融樹脂を第2押出機の先端に設けられた2種3層多層積層用フィードブロック(株式会社プラ技研製)に供給した。
[発泡剤を含まない溶融樹脂の製造方法]
ポリスチレン[PSジャパン株式会社製、商品名:679、MFR=18g/10分]100重量部に対して、可塑剤としてジメチルフタレート[大八化学工業株式会社製、商品名:DMP]8.0重量部を添加して予めマスターバッチ化した。
得られた樹脂を、口径50mmの押出機へ3.5kg/時間で供給した。供給した樹脂を125℃に加熱して溶融混練を行い、分流することなく、前記2種3層多層積層用フィードブロックに供給した。
[発泡剤を含有する溶融樹脂と発泡剤を含まない溶融樹脂を厚み方向に合流させ、押出発泡成形体を製造する方法]
120℃に温調された前記2種3層多層積層用フィードブロック内で、4.0MPaの圧力下にて、厚み方向に、発泡剤を含まない溶融樹脂(1層)を、2つに分流された発泡剤を含有する溶融樹脂で挟み込むようにして、それぞれ、11mm/3mm/11mmの厚みで合流させた。
合流させた多層流を、特公昭54−23025号公報記載の多層流を分割・積層する機能と同様な機能を有し、120℃に温調されたダイス(株式会社プラ技研製)に供給した後、厚さ方向1.4mm、幅方向50mmの長方形断面の空隙を有し、70℃に温調されたダイリップより、合流された多層流を大気中へ押し出し、上下にベルトコンベアを配置した装置に挟み込んで引き取り、厚み29mm、幅220mmの直方体状で、発泡層/非発泡層/発泡層/非発泡層/発泡層の5層構造からなる押出発泡成形体を得た。
得られた押出発泡成形体の密度は34kg/m3であり、発泡層が、気泡径0.25mm以下の気泡と、その1.2倍以上の気泡径の気泡より構成される気泡構造を有しており、空気分圧51kPaにおける熱伝導率は0.0276W/m・Kであった。また、製造4日後の押出発泡成形体のセル中の空気の分圧は39kPaであった。
評価結果を、表1に示した。
[発泡剤を含有する溶融樹脂の製造方法]
ポリスチレン[PSジャパン株式会社製、商品名:680、MFR=7.0g/10分]100重量部に対して、タルク[林化成株式会社製、商品名:TALCAN PAWDER PK−Z]0.1重量部、ステアリン酸カルシウム[堺化学工業株式会社製、商品名:ステアリン酸カルシウム]0.3重量部、流動パラフィン[新日本石油株式会社製、商品名:ポリブテンLV−50]0.2重量部、酸化ケイ素[日本アエロジル(株)製、AEROSIL]0.1重量部、ベントナイト[(株)ホージュン製、ベンゲルブライト11]1.0重量部からなる混合物をドライブレンドしてスチレン系樹脂組成物とした。該スチレン系樹脂組成物を、口径65mmの第1押出機と口径90mmの第2押出機とを直列に連結した二段式押出機に対して、45.8kg/時間で供給した。
第1押出機に供給したスチレン系樹脂組成物を、180℃に加熱して混練を行い、第1押出機の先端付近(第2押出機に接続される側)において、発泡剤として、スチレン系樹脂組成物100重量%に対して、i−ブタン[三井化学株式会社製]4.4重量%、ジメチルエーテル[大洋液化ガス株式会社製]2.2重量%および水0.7重量%を、溶融されたスチレン系樹脂組成物に圧入した。この際、第1押出機の先端における樹脂圧は13.8MPaであり、これに対して、発泡剤の圧入圧力は15.8MPaであった。
第1押出機に連結された第2押出機において、樹脂温度を124℃に冷却した後、2つに分流し、発泡剤を含有する溶融樹脂を第2押出機の先端に設けられた2種3層多層積層用フィードブロック[株式会社プラ技研製]に供給した。
[発泡剤を含まない溶融樹脂の製造方法]
ポリスチレン[PSジャパン株式会社製、商品名:679、MFR=18g/10分]100重量部に対して、可塑剤としてジメチルフタレート[大八化学工業株式会社製、商品名:DMP]8.0重量部を添加して予めマスターバッチ化した。
得られた樹脂を、口径50mmの押出機へ3.0kg/時間で供給した。供給した樹脂を125℃に加熱して溶融混練を行い、分流することなく、前記2種3層多層積層用フィードブロックに供給した。
[発泡剤を含有する溶融樹脂と発泡剤を含まない溶融樹脂を厚み方向に合流させ、押出発泡成形体を製造する方法]
125℃に温調された前記2種3層多層積層用フィードブロック内で、3.2MPaの圧力下にて、厚み方向に、発泡剤を含まない溶融樹脂(1層)を、2つに分流された発泡剤を含有する溶融樹脂で挟み込むようにして、それぞれ、11mm/3mm/11mmの厚みで合流させた。
合流させた多層流を、特公昭54−23025号公報記載の多層流を分割・積層する機能と同様な機能を有し、125℃に温調されたダイス(株式会社プラ技研製)に供給した後、厚さ方向2.0mm、幅方向50mmの長方形断面の空隙を有し、80℃に温調されたダイリップより、合流された多層流を大気中へ押し出し、上下にベルトコンベアを配置した装置に挟み込んで引き取り厚み、29mm、幅230mmの直方体状で発泡層/非発泡層/発泡層/非発泡層/発泡層の5層構造からなる押出発泡成形体を得た。
得られた押出発泡成形体の密度は38kg/m3であり、発泡層が、気泡径0.25mm以下の気泡と、その1.2倍以上の気泡径の気泡より構成される気泡構造を有しており、空気分圧51kPaにおける熱伝導率は0.0273W/m・Kであった。また、製造1日後の押出発泡成形体のセル中の空気の分圧は35kPaであった。
評価結果を表1に示した。
[発泡剤を含有する溶融樹脂の製造方法]
ポリスチレン(PSジャパン株式会社製、商品名:680、MFR=7.0g/10分)100重量部に対して、タルク(林化成株式会社製、商品名:TALCAN PAWDER PK−Z)0.1重量部、ステアリン酸カルシウム(堺化学工業株式会社製、商品名:ステアリン酸カルシウム)0.3重量部、流動パラフィン(新日本石油株式会社製、商品名:ポリブテンLV−50)0.2重量部、酸化ケイ素(日本アエロジル(株)製、AEROSIL)0.1重量部、ベントナイト((株)ホージュン製、ベンゲルブライト11)1.0重量部からなる混合物をドライブレンドしてスチレン系樹脂組成物とした。該スチレン系樹脂組成物を、口径65mmの第1押出機と口径90mmの第2押出機とを直列に連結した二段式押出機に対して、55.0kg/時間で供給した。
第1押出機に供給したスチレン系樹脂組成物を、180℃に加熱して混練を行い、第1押出機の先端付近(第2押出機に接続される側)において、発泡剤として、スチレン系樹脂組成物100重量%に対して、i−ブタン(三井化学株式会社製)4.4重量%、ジメチルエーテル(大洋液化ガス株式会社製)2.2重量%および水0.6重量%を、溶融されたスチレン系樹脂組成物に圧入した。この際、第1押出機の先端における樹脂圧は14.0MPaであり、これに対して、発泡剤の圧入圧力は15.5MPaであった。
第1押出機に連結された第2押出機において、樹脂温度を130℃に冷却した後、2つに分流し、発泡剤を含有する溶融樹脂を第2押出機の先端に設けられた2種3層多層積層用フィードブロック(株式会社プラ技研製)に供給した。
[発泡剤を含まない溶融樹脂の製造方法]
ポリスチレン(PSジャパン株式会社製、商品名:679、MFR=18g/10分)100重量部に対して、可塑剤としてジメチルフタレート(大八化学工業株式会社製、商品名:DMP)8.0重量部を添加して予めマスターバッチ化した。
得られた樹脂を、口径50mmの押出機へ3.2kg/時間で供給した。供給した樹脂を130℃に加熱して溶融混練を行い、分流することなく、前記2種3層多層積層用フィードブロックに供給した。
[発泡剤を含有する溶融樹脂と発泡剤を含まない溶融樹脂を厚み方向に合流させ、押出発泡成形体を製造する方法]
130℃に温調された前記2種3層多層積層用フィードブロック内で、4.8MPaの圧力下にて、厚み方向に、発泡剤を含まない溶融樹脂(1層)を、2つに分流された発泡剤を含有する溶融樹脂で挟み込むようにして、それぞれ、11mm/3mm/11mmの厚みで合流させた。
合流させた多層流を、特公昭54−23025号公報記載の多層流を分割・積層する機能と同様な機能を有し、130℃に温調されたダイス(株式会社プラ技研製)に供給した後、厚さ方向1.4mm、幅方向50mmの長方形断面の空隙を有し、70℃に温調されたダイリップより、合流された多層流を大気中へ押し出し、上下にベルトコンベアを配置した装置に挟み込んで引き取り厚み28mm、幅220mmの直方体状で発泡層/非発泡層/発泡層/非発泡層/発泡層の5層構造からなる押出発泡成形体を得た。
得られた押出発泡成形体の密度は35kg/m3であり、発泡層が、気泡径0.25mm以下の気泡と、その1.2倍以上の気泡径の気泡より構成される気泡構造を有しており、空気分圧51kPaにおける熱伝導率は0.0294W/m・Kであった。また、製造4日後の押出発泡成形体のセル中の空気の分圧は33kPaであった。
評価結果を表1に示した。
[発泡剤を含有する溶融樹脂の製造方法]
ポリスチレン(PSジャパン株式会社製、商品名:680、MFR=7.0g/10分)100重量部に対して、タルク(林化成株式会社製、商品名:TALCAN PAWDER PK−Z)0.1重量部、ステアリン酸カルシウム(堺化学工業株式会社製、商品名:ステアリン酸カルシウム)0.3重量部、流動パラフィン(新日本石油株式会社製、商品名:ポリブテンLV−50)0.2重量部、酸化ケイ素(日本アエロジル(株)製、AEROSIL)0.1重量部、ベントナイト((株)ホージュン製、ベンゲルブライト11)1.0重量部からなる混合物をドライブレンドしてスチレン系樹脂組成物とした。該スチレン系樹脂組成物を、口径65mmの第1押出機と口径90mmの第2押出機とを直列に連結した二段式押出機に対して、53.6kg/時間で供給した。
第1押出機に供給したスチレン系樹脂組成物を、180℃に加熱して混練を行い、第1押出機の先端付近(第2押出機に接続される側)において、発泡剤として、スチレン系樹脂組成物100重量%に対して、i−ブタン(三井化学株式会社製)4.2重量%、ジメチルエーテル(大洋液化ガス株式会社製)2.1重量%および水0.6重量%を、溶融されたスチレン系樹脂組成物に圧入した。この際、第1押出機の先端における樹脂圧は16.3MPaであり、これに対して、発泡剤の圧入圧力は18.6MPaであった。
第1押出機に連結された第2押出機において、樹脂温度を122℃に冷却した後、2つに分流し、発泡剤を含有する溶融樹脂を第2押出機の先端に設けられた2種3層多層積層用フィードブロック(株式会社プラ技研製)に供給した。
[発泡剤を含まない溶融樹脂の製造方法]
ポリスチレン(PSジャパン株式会社製、商品名:679、MFR=18g/10分)100重量部に対して、可塑剤としてジメチルフタレート(大八化学工業株式会社製、商品名:DMP)8.0重量部を添加して予めマスターバッチ化した。
得られた樹脂を、口径50mmの押出機へ2.0kg/時間で供給した。供給した樹脂を125℃に加熱して溶融混練を行い、分流することなく、前記2種3層多層積層用フィードブロックに供給した。
[発泡剤を含有する溶融樹脂と発泡剤を含まない溶融樹脂を厚み方向に合流させ、押出発泡成形体を製造する方法]
120℃に温調された前記2種3層多層積層用フィードブロック内で、5.0MPaの圧力下にて、厚み方向に、発泡剤を含まない溶融樹脂(1層)を、2つに分流された発泡剤を含有する溶融樹脂で挟み込むようにして、それぞれ、11mm/3mm/11mmの厚みで合流させた。
合流させた多層流を、特公昭54−23025号公報記載の多層流を分割・積層する機能と同様な機能を有し、120℃に温調されたダイス(株式会社プラ技研製)に供給した後、厚さ方向1.9mm、幅方向50mmの長方形断面の空隙を有し、70℃に温調されたダイリップより、合流された多層流を大気中へ押し出し、上下にベルトコンベアを配置した装置に挟み込んで引き取り厚み29mm、幅220mmの直方体状で発泡層/非発泡層/発泡層/非発泡層/発泡層の5層構造からなる押出発泡成形体を得た。
得られた押出発泡成形体の密度は45kg/m3であり、発泡層が、気泡径0.25mm以下の気泡と、その1.2倍以上の気泡径の気泡より構成される気泡構造を有しており、空気分圧51kPaにおける熱伝導率は0.0279W/m・Kであった。また、製造4日後の押出発泡成形体のセル中の空気の分圧は39kPaであった。
評価結果を表1に示した。
[発泡剤を含有する溶融樹脂の製造方法]
ポリスチレン(PSジャパン株式会社製、商品名:G9401、MFR=2.2g/10分)100重量部に対して、タルク(林化成株式会社製、商品名:TALCAN PAWDER PK−Z)0.1重量部、ステアリン酸カルシウム(堺化学工業株式会社製、商品名:ステアリン酸カルシウム)0.3重量部、流動パラフィン(新日本石油株式会社製、商品名:ポリブテンLV−50)0.2重量部、酸化ケイ素(日本アエロジル(株)製、AEROSIL)0.1重量部、ベントナイト((株)ホージュン製、ベンゲルブライト11)1.0重量部からなる混合物をドライブレンドしてスチレン系樹脂組成物とした。該スチレン系樹脂組成物を、口径65mmの第1押出機と口径90mmの第2押出機とを直列に連結した二段式押出機に対して、51.8kg/時間で供給した。
第1押出機に供給したスチレン系樹脂組成物を、180℃に加熱して混練を行い、第1押出機の先端付近(第2押出機に接続される側)において、発泡剤として、スチレン系樹脂組成物100重量%に対して、i−ブタン(三井化学株式会社製)4.2重量%、ジメチルエーテル(大洋液化ガス株式会社製)2.1重量%および水0.7重量%を、溶融されたスチレン系樹脂組成物に圧入した。この際、第1押出機の先端における樹脂圧は15.5MPaであり、これに対して、発泡剤の圧入圧力は17.0MPaであった。
第1押出機に連結された第2押出機において、樹脂温度を128℃に冷却した後、4つに分流し、発泡剤を含有する溶融樹脂を第2押出機の先端に設けられた2種7層多層積層用フィードブロック(株式会社プラ技研製)に供給した。
[発泡剤を含まない溶融樹脂の製造方法]
ポリスチレン(PSジャパン株式会社製、商品名:679、MFR=18g/10分)100重量部に対して、可塑剤としてジメチルフタレート(大八化学工業株式会社製、商品名:DMP)8.0重量部を添加して予めマスターバッチ化した。
得られた樹脂を、口径50mmの押出機へ2.0kg/時間で供給した。供給した樹脂を130℃に加熱して溶融混練を行い、3つに分流して、前記2種7層多層積層用フィードブロックに供給した。
[発泡剤を含有する溶融樹脂と発泡剤を含まない溶融樹脂を厚み方向に合流させ、押出発泡成形体を製造する方法]
128℃に温調された前記2種7層多層積層用フィードブロック内で、6.7MPaの圧力下にて、厚み方向に、発泡剤を含まない溶融樹脂(3層)を、4つに分流された発泡剤を含有する溶融樹脂で挟み込むようにして、それぞれ、5.2mm/1.4mm/5.2mm/1.4mm/5.2mm/1.4mm/5.2mmの厚みで合流させた。厚さ方向2.0mm、幅方向50mmの長方形断面の空隙を有し、80℃に温調されたダイリップより、合流された多層流を大気中へ押し出し、上下にベルトコンベアを配置した装置に挟み込んで引き取り厚み27mm、幅230mmの直方体状で発泡層/非発泡層/発泡層/非発泡層/発泡層/非発泡層/発泡層の7層構造からなる押出発泡成形体を得た。
得られた押出発泡成形体の密度は37kg/m3であり、発泡層が、気泡径0.25mm以下の気泡と、その1.2倍以上の気泡径の気泡より構成される気泡構造を有しており、空気分圧51kPaにおける熱伝導率は0.0272W/m・Kであった。また、製造3日後の押出発泡成形体のセル中の空気の分圧は55kPaであった。
評価結果を表1に示した。
[発泡剤を含有する溶融樹脂の製造方法]
ポリスチレン(PSジャパン株式会社製、商品名:G9401、MFR=2.2g/10分)100重量部に対して、タルク(林化成株式会社製、商品名:TALCAN PAWDER PK−Z)0.1重量部、ステアリン酸カルシウム(堺化学工業株式会社製、商品名:ステアリン酸カルシウム)0.3重量部、流動パラフィン(新日本石油株式会社製、商品名:ポリブテンLV−50)0.2重量部、酸化ケイ素(日本アエロジル(株)製、AEROSIL)0.1重量部、ベントナイト((株)ホージュン製、ベンゲルブライト11)1.0重量部からなる混合物をドライブレンドしてスチレン系樹脂組成物とした。該スチレン系樹脂組成物を、口径65mmの第1押出機と口径90mmの第2押出機とを直列に連結した二段式押出機に対して、40.2kg/時間で供給した。
第1押出機に供給したスチレン系樹脂組成物を、180℃に加熱して混練を行い、第1押出機の先端付近(第2押出機に接続される側)において、発泡剤として、スチレン系樹脂組成物100重量%に対して、i−ブタン(三井化学株式会社製)4.5重量%、ジメチルエーテル(大洋液化ガス株式会社製)2.2重量%および水0.7重量%を、溶融されたスチレン系樹脂組成物に圧入した。この際、第1押出機の先端における樹脂圧は14.0MPaであり、これに対して、発泡剤の圧入圧力は15.0MPaであった。
第1押出機に連結された第2押出機において、樹脂温度を131℃に冷却した後、4つに分流し、発泡剤を含有する溶融樹脂を第2押出機の先端に設けられた2種7層多層積層用フィードブロック(株式会社プラ技研製)に供給した。
[発泡剤を含まない溶融樹脂の製造方法]
ポリスチレン(PSジャパン株式会社製、商品名:679、MFR=18g/10分)100重量部に対して、可塑剤としてジメチルフタレート(大八化学工業株式会社製、商品名:DMP)8.0重量部を添加して予めマスターバッチ化した。
得られた樹脂を、口径50mmの押出機へ3.3kg/時間で供給した。供給した樹脂を128℃に加熱して溶融混練を行い、3つに分流して、前記2種7層多層積層用フィードブロックに供給した。
[発泡剤を含有する溶融樹脂と発泡剤を含まない溶融樹脂を厚み方向に合流させ、押出発泡成形体を製造する方法]
128℃に温調された前記2種7層多層積層用フィードブロック内で、6.9MPaの圧力下にて、厚み方向に、発泡剤を含まない溶融樹脂(3層)を、4つに分流された発泡剤を含有する溶融樹脂で挟み込むようにして、それぞれ、5.2mm/1.4mm/5.2mm/1.4mm/5.2mm/1.4mm/5.2mmの厚みで合流させた。
合流させた多層流を、特公昭54−23025号公報記載の多層流を分割・積層する機能と同様な機能を有し、128℃に温調されたダイス(株式会社プラ技研製)に供給した後、厚さ方向2.5mm、幅方向50mmの長方形断面の空隙を有し、80℃に温調されたダイリップより、合流された多層流を大気中へ押し出し、上下にベルトコンベアを配置した装置に挟み込んで引き取り、厚み25mm、幅230mmの直方体状で、発泡層/非発泡層/発泡層/非発泡層/発泡層/非発泡層/発泡層/非発泡層/発泡層/非発泡層/発泡層/非発泡層/発泡層の13層構造からなる押出発泡成形体を得た。
得られた押出発泡成形体の密度は40kg/m3であり、発泡層が、気泡径0.25mm以下の気泡と、その1.2倍以上の気泡径の気泡より構成される気泡構造を有しており、空気分圧51kPaにおける熱伝導率は0.0267W/m・Kであった。また、製造3日後の押出発泡成形体のセル中の空気の分圧は42kPaであった。
評価結果を表1に示した。
[発泡剤を含有する溶融樹脂の製造方法]
ポリスチレン(PSジャパン株式会社製、商品名:680、MFR=7.0g/10分)100重量部に対して、タルク(林化成株式会社製、商品名:TALCAN PAWDER PK−Z)0.5重量部、ステアリン酸カルシウム(堺化学工業株式会社製、商品名:ステアリン酸カルシウム)0.3重量部、流動パラフィン(新日本石油株式会社製、商品名:ポリブテンLV−50)0.1重量部からなる混合物をドライブレンドしてスチレン系樹脂組成物とした。該スチレン系樹脂組成物を、口径65mmの第1押出機と口径90mmの第2押出機とを直列に連結した二段式押出機に対して、60.5kg/時間で供給した。
第1押出機に供給したスチレン系樹脂組成物を、180℃に加熱して混練を行い、第1押出機の先端付近(第2押出機に接続される側)において、発泡剤として、スチレン系樹脂組成物100重量%に対して、i−ブタン(三井化学株式会社製)4.0重量%、ジメチルエーテル(大洋液化ガス株式会社製)4.0重量%を、溶融されたスチレン系樹脂組成物に圧入した。この際、第1押出機の先端における樹脂圧は15.2MPaであり、これに対して、発泡剤の圧入圧力は13.3MPaであった。
第1押出機に連結された第2押出機において、樹脂温度を121℃に冷却した後、2つに分流し、発泡剤を含有する溶融樹脂を第2押出機の先端に設けられた2種3層多層積層用フィードブロック(株式会社プラ技研製)に供給した。
[発泡剤を含まない溶融樹脂の製造方法]
ポリスチレン(PSジャパン株式会社製、商品名:679、MFR=18g/10分)100重量部に対して、可塑剤としてジメチルフタレート(大八化学工業株式会社製、商品名:DMP)8.0重量部を添加して予めマスターバッチ化した。
得られた樹脂を、口径50mmの押出機へ2.3kg/時間で供給した。供給した樹脂を125℃に加熱して溶融混練を行い、分流することなく、前記2種3層多層積層用フィードブロックに供給した。
[発泡剤を含有する溶融樹脂と発泡剤を含まない溶融樹脂を厚み方向に合流させ、押出発泡成形体を製造する方法]
120℃に温調された前記2種3層多層積層用フィードブロック内で、3.1MPaの圧力下にて、厚み方向に、発泡剤を含まない溶融樹脂(1層)を、2つに分流された発泡剤を含有する溶融樹脂で挟み込むようにして、それぞれ、11mm/3mm/11mmの厚みで合流させた。
合流させた多層流を、特公昭54−23025号公報記載の多層流を分割・積層する機能と同様な機能を有し、120℃に温調されたダイス(株式会社プラ技研製)に供給した後、厚さ方向1.6mm、幅方向50mmの長方形断面の空隙を有し、80℃に温調されたダイリップより、合流された多層流を大気中へ押し出し、上下にベルトコンベアを配置した装置に挟み込んで引き取り厚み29mm、幅230mmの直方体状で発泡層/非発泡層/発泡層/非発泡層/発泡層の5層構造からなる押出発泡成形体を得た。
得られた押出発泡成形体の密度は33kg/m3であり、発泡層が、気泡径0.25mm以下の気泡と、その1.2倍以上の気泡径の気泡より構成される気泡構造を有しておらず、空気分圧51kPaにおける熱伝導率は0.0298W/m・Kであった。また、製造7日後の押出発泡成形体のセル中の空気の分圧は55kPaであった。
[発泡剤を含有する溶融樹脂の製造方法]
ポリスチレン(PSジャパン株式会社製、商品名:G9401、MFR=2.2g/10分)100重量部に対して、タルク(林化成株式会社製、商品名:TALCAN PAWDER PK−Z)0.5重量部、ステアリン酸カルシウム(堺化学工業株式会社製、商品名:ステアリン酸カルシウム)0.3重量部、流動パラフィン(新日本石油株式会社製、商品名:ポリブテンLV−50)0.1重量部からなる混合物をドライブレンドしてスチレン系樹脂組成物とした。該スチレン系樹脂組成物を、口径65mmの第1押出機と口径90mmの第2押出機とを直列に連結した二段式押出機に対して、43.9kg/時間で供給した。
第1押出機に供給したスチレン系樹脂組成物を、180℃に加熱して混練を行い、第1押出機の先端付近(第2押出機に接続される側)において、発泡剤として、スチレン系樹脂組成物100重量%に対して、i−ブタン(三井化学株式会社製)4.1重量%、ジメチルエーテル(大洋液化ガス株式会社製)4.1重量%を、溶融されたスチレン系樹脂組成物に圧入した。この際、第1押出機の先端における樹脂圧は10.0MPaであり、これに対して、発泡剤の圧入圧力は11.5MPaであった。
第1押出機に連結された第2押出機において、樹脂温度を120℃に冷却した後、4つに分流し、発泡剤を含有する溶融樹脂を第2押出機の先端に設けられた2種7層多層積層用フィードブロック(株式会社プラ技研製)に供給した。
[発泡剤を含まない溶融樹脂の製造方法]
ポリスチレン(PSジャパン株式会社製、商品名:679、MFR=18g/10分)100重量部に対して、可塑剤としてジメチルフタレート(大八化学工業株式会社製、商品名:DMP)8.0重量部を添加して予めマスターバッチ化した。
得られた樹脂を、口径50mmの押出機へ1.3kg/時間で供給した。供給した樹脂を125℃に加熱して溶融混練を行い、3つに分流して、前記2種7層多層積層用フィードブロックに供給した。
[発泡剤を含有する溶融樹脂と発泡剤を含まない溶融樹脂を厚み方向に合流させ、押出発泡成形体を製造する方法]
125℃に温調された前記2種3層多層積層用フィードブロック内で、5.1MPaの圧力下にて、厚み方向に、発泡剤を含まない溶融樹脂(3層)を、4つに分流された発泡剤を含有する溶融樹脂で挟み込むようにして、それぞれ、5.2mm/1.4mm/5.2mm/1.4mm/5.2mm/1.4mm/5.2mmの厚みで合流させた。厚さ方向1.7mm、幅方向50mmの長方形断面の空隙を有し、90℃に温調されたダイリップより、合流された多層流を大気中へ押し出し、上下にベルトコンベアを配置した装置に挟み込んで引き取り厚み28mm、幅240mmの直方体状で発泡層/非発泡層/発泡層/非発泡層/発泡層/非発泡層/発泡層の7層構造からなる押出発泡成形体を得た。
得られた押出発泡成形体の密度は37kg/m3であり、発泡層は、気泡径0.25mm以下の気泡と、その1.2倍以上の気泡径の気泡より構成される気泡構造を有しておらず、空気分圧51kPaにおける熱伝導率は0.0300W/m・Kであった。また、製造5日後の押出発泡成形体のセル中の空気の分圧は41kPaであった。
評価結果を、表1に示した。
[発泡剤を含有する溶融樹脂の製造方法]
ポリスチレン(PSジャパン株式会社製、商品名:G9401、MFR=2.2g/10分)100重量部に対して、タルク(林化成株式会社製、商品名:TALCAN PAWDER PK−Z)0.5重量部、ステアリン酸カルシウム(堺化学工業株式会社製、商品名:ステアリン酸カルシウム)0.3重量部、流動パラフィン(新日本石油株式会社製、商品名:ポリブテンLV−50)0.1重量部からなる混合物をドライブレンドしてスチレン系樹脂組成物とした。該スチレン系樹脂組成物を、口径65mmの第1押出機と口径90mmの第2押出機とを直列に連結した二段式押出機に対して、43.1kg/時間で供給した。
第1押出機に供給したスチレン系樹脂組成物を、180℃に加熱して混練を行い、第1押出機の先端付近(第2押出機に接続される側)において、発泡剤として、スチレン系樹脂組成物100重量%に対して、i−ブタン(三井化学株式会社製)4.2重量%、ジメチルエーテル(大洋液化ガス株式会社製)4.2重量%を、溶融されたスチレン系樹脂組成物に圧入した。この際、第1押出機の先端における樹脂圧は12.0MPaであり、これに対して、発泡剤の圧入圧力は14.0MPaであった。
第1押出機に連結された第2押出機において、樹脂温度を124℃に冷却した後、4つに分流し、発泡剤を含有する溶融樹脂を第2押出機の先端に設けられた2種7層多層積層用フィードブロック(株式会社プラ技研製)に供給した。
[発泡剤を含有する溶融樹脂を厚み方向に合流させ、押出発泡成形体を製造する方法]
125℃に温調された前記2種7層多層積層用フィードブロック内で、7.0MPaの圧力下にて、厚み方向に4つに分流された発泡剤を含有する溶融樹脂をそれぞれ、5.2mm/5.2mm/5.2mm/5.2mmの厚みで合流させた。
合流させた多層流を、特公昭54−23025号公報記載の多層流を分割・積層する機能と同様な機能を有し、125℃に温調されたダイス(株式会社プラ技研製)に供給した後、厚さ方向2.0mm、幅方向50mmの長方形断面の空隙を有し、80℃に温調されたダイリップより、合流された多層流を大気中へ押し出し、上下にベルトコンベアを配置した装置に挟み込んで引き取り厚み27mm、幅230mmの直方体状で発泡層のみの1層構造からなる押出発泡成形体を得た。
得られた押出発泡成形体の密度は40kg/m3であり、発泡層が、気泡径0.25mm以下の気泡と、その1.2倍以上の気泡径の気泡より構成される気泡構造を有しておらず、空気分圧51kPaにおける熱伝導率は0.0296W/m・Kであった。また、製造3日後の押出発泡成形体のセル中の空気の分圧は76kPaであった。
評価結果を、表1に示した。
[発泡剤を含有する溶融樹脂の製造方法]
ポリスチレン(PSジャパン株式会社製、商品名:G9401、MFR=2.2g/10分)100重量部に対して、タルク(林化成株式会社製、商品名:TALCAN PAWDER PK−Z)0.1重量部、ステアリン酸カルシウム(堺化学工業株式会社製、商品名:ステアリン酸カルシウム)0.3重量部、流動パラフィン(新日本石油株式会社製、商品名:ポリブテンLV−50)0.2重量部、酸化ケイ素(日本アエロジル(株)製、AEROSIL)0.1重量部、ベントナイト((株)ホージュン製、ベンゲルブライト11)1.0重量部からなる混合物をドライブレンドしてスチレン系樹脂組成物とした。該スチレン系樹脂組成物を、口径65mmの第1押出機と口径90mmの第2押出機とを直列に連結した二段式押出機に対して、40.2kg/時間で供給した。
第1押出機に供給したスチレン系樹脂組成物を、180℃に加熱して混練を行い、第1押出機の先端付近(第2押出機に接続される側)において、発泡剤として、スチレン系樹脂組成物100重量%に対して、i−ブタン(三井化学株式会社製)4.5重量%、ジメチルエーテル(大洋液化ガス株式会社製)2.2重量%および水0.7重量%を、溶融されたスチレン系樹脂組成物に圧入した。この際、第1押出機の先端における樹脂圧は16.5MPaであり、これに対して、発泡剤の圧入圧力は19.0MPaであった。
第1押出機に連結された第2押出機において、樹脂温度を129℃に冷却した後、4つに分流し、発泡剤を含有する溶融樹脂を第2押出機の先端に設けられた2種7層多層積層用フィードブロック(株式会社プラ技研製)に供給した。
[発泡剤を含有する溶融樹脂を厚み方向に合流させ、押出発泡成形体を製造する方法]
128℃に温調された前記2種7層多層積層用フィードブロック内で、6.7MPaの圧力下にて、厚み方向に、4つに分流された発泡剤を含有する溶融樹脂を、それぞれ、5.2mm/5.2mm/5.2mm/5.2mmの厚みで合流させた。
合流させた多層流を、特公昭54−23025号公報記載の多層流を分割・積層する機能と同様な機能を有し、128℃に温調されたダイス(株式会社プラ技研製)に供給した後、厚さ方向2.5mm、幅方向50mmの長方形断面の空隙を有し、80℃に温調されたダイリップより、合流された多層流を大気中へ押し出し、上下にベルトコンベアを配置した装置に挟み込んで引き取り厚み27mm、幅230mmの直方体状で発泡層のみの1層構造からなる押出発泡成形体を得た。
得られた押出発泡成形体の密度は39kg/m3であり、発泡層が、気泡径0.25mm以下の気泡と、その1.2倍以上の気泡径の気泡より構成される気泡構造を有しており、空気分圧51kPaにおける熱伝導率は0.0267W/m・Kであった。また、製造3日後の押出発泡成形体のセル中の空気の分圧は70kPaであった。
評価結果を表1に示した。
さらに、厚み方向に発泡層が非発泡層を介して積層されてなる構造を有する実施例5,6の成形体の製造後3日後の発泡層セル中の空気の圧力は、厚み方向に発泡層が非発泡層を介して積層されてなる構造を有さない比較例4,5の成形体の製造後3日後の発泡層セル中の空気の圧力に比べて小さく、非発泡層を積層することにより発泡層のセル中への空気流入が抑制されていることがわかる。加えて、実施例1〜6の成形体において非発泡層の層数を増やすことによって、成形体の発泡層セル中の空気の圧力51kPaでの熱伝導率が低減し、断熱性能が改善していることがわかる。
2.非発泡層
3.押出発泡成形体の厚さ測定位置
4.押出発泡成形体の幅測定位置
Claims (11)
- 厚み方向に発泡層が非発泡層を介して積層されてなる構造を有する押出発泡成形体であって、該押出発泡成形体が、厚み方向に発泡層が非発泡層を介して積層されてなる構造を有すると共に、該発泡層が、前記発泡層が、平均気泡径(D1)の1.2倍未満の気泡径を有する小気泡と、平均気泡径(D1)の1.2倍以上の気泡径を有する大気泡よりなる気泡構造を有し、小気泡の平均気泡径(D3)が0.25mm以下であることを特徴とする押出発泡成形体。
- 前記押出発泡成形体の密度が20〜65kg/m3であることを特徴とする、請求項1に記載の押出発泡成形体。
- 前記押出発泡成形体の密度が20〜40kg/m3であることを特徴とする、請求項1または2に記載の押出発泡成形体。
- 前記押出発泡成形体の厚み方向中央部に位置する前記発泡層の、断面に占める小気泡の総面積に対する割合が5〜95%であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の押出発泡成形体。
- 前記発泡層の厚み方向における平均気泡径(A4)が0.03〜0.40mmであることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の押出発泡成形体。
- 前記発泡層の厚み方向における平均気泡径(A4)が0.03〜0.25mmであることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の押出発泡成形体。
- 前記押出発泡成形体が、厚み方向に発泡層が非発泡層を介して積層されてなる前記構造を複数個有することを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の押出発泡成形体。
- 前記発泡層を構成する樹脂が、ポリスチレン、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−アクリル酸共重合体、変性ポリフェニレンエーテル系樹脂よりなる群から選ばれる1種または2種以上の樹脂であることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の押出発泡成形体。
- 前記発泡層を構成する樹脂がポリスチレンであることを特徴とする、請求項8に記載の押出発泡成形体。
- 前記発泡層を構成する気泡内に、プロパン、ノルマルブタン、イソブタン、シクロペンタンから選ばれる1種以上の炭化水素が含有されることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載の押出発泡成形体。
- 厚み方向に発泡層が非発泡層を介して積層されてなる構造を有する押出発泡体の製造法であって、
発泡剤を含有する溶融樹脂と発泡剤を含まない溶融樹脂を高圧下で厚み方向に合流させた後、低圧領域に開放し、かつ、
該発泡剤を含有する溶融樹脂が、樹脂100重量部に対して、物理発泡剤4.5〜10重量部、水0.1〜5重量部および吸水性物質0.1〜10重量部を含有することを特徴とする、押出発泡成形体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009173568A JP2011025521A (ja) | 2009-07-24 | 2009-07-24 | 断熱性能に優れた押出発泡成形体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009173568A JP2011025521A (ja) | 2009-07-24 | 2009-07-24 | 断熱性能に優れた押出発泡成形体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011025521A true JP2011025521A (ja) | 2011-02-10 |
Family
ID=43634851
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009173568A Pending JP2011025521A (ja) | 2009-07-24 | 2009-07-24 | 断熱性能に優れた押出発泡成形体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011025521A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013035195A (ja) * | 2011-08-08 | 2013-02-21 | Kaneka Corp | 断熱性能に優れた押出発泡体の製造方法 |
JP2013035196A (ja) * | 2011-08-08 | 2013-02-21 | Kaneka Corp | 断熱性能に優れた押出発泡体 |
JP2013043351A (ja) * | 2011-08-24 | 2013-03-04 | Kaneka Corp | 断熱性能に優れた押出発泡体 |
JP2017186503A (ja) * | 2015-09-29 | 2017-10-12 | 積水化成品工業株式会社 | 発泡粒子、発泡成形体、繊維強化複合体及び自動車用部品 |
WO2018062541A1 (ja) * | 2016-09-30 | 2018-04-05 | 富士フイルム株式会社 | 積層構造 |
WO2019188052A1 (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-03 | 積水化成品工業株式会社 | 発泡粒子、発泡成形体、繊維強化複合体及び自動車用部品 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60262621A (ja) * | 1984-06-11 | 1985-12-26 | Sekisui Plastics Co Ltd | 合成樹脂発泡積層体の製造方法 |
JPS6119330A (ja) * | 1984-07-06 | 1986-01-28 | Sekisui Plastics Co Ltd | 合成樹脂発泡積層体の製造方法 |
JPH1120562A (ja) * | 1997-07-01 | 1999-01-26 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 自動車内装材 |
JP2000313023A (ja) * | 1999-04-28 | 2000-11-14 | Sekisui Chem Co Ltd | 複合発泡体シートの製造方法 |
JP2001179903A (ja) * | 1999-12-24 | 2001-07-03 | Jsp Corp | 積層発泡シート及び容器 |
JP2002144497A (ja) * | 2000-11-09 | 2002-05-21 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | スチレン系樹脂押出発泡体およびその製造方法 |
JP2003231197A (ja) * | 2002-02-07 | 2003-08-19 | Inoac Corp | 多層通気性発泡体およびその製造方法 |
JP2006257346A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Kaneka Corp | 複合発泡体およびその製造方法 |
-
2009
- 2009-07-24 JP JP2009173568A patent/JP2011025521A/ja active Pending
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60262621A (ja) * | 1984-06-11 | 1985-12-26 | Sekisui Plastics Co Ltd | 合成樹脂発泡積層体の製造方法 |
JPS6119330A (ja) * | 1984-07-06 | 1986-01-28 | Sekisui Plastics Co Ltd | 合成樹脂発泡積層体の製造方法 |
JPH1120562A (ja) * | 1997-07-01 | 1999-01-26 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 自動車内装材 |
JP2000313023A (ja) * | 1999-04-28 | 2000-11-14 | Sekisui Chem Co Ltd | 複合発泡体シートの製造方法 |
JP2001179903A (ja) * | 1999-12-24 | 2001-07-03 | Jsp Corp | 積層発泡シート及び容器 |
JP2002144497A (ja) * | 2000-11-09 | 2002-05-21 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | スチレン系樹脂押出発泡体およびその製造方法 |
JP2003231197A (ja) * | 2002-02-07 | 2003-08-19 | Inoac Corp | 多層通気性発泡体およびその製造方法 |
JP2006257346A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Kaneka Corp | 複合発泡体およびその製造方法 |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013035195A (ja) * | 2011-08-08 | 2013-02-21 | Kaneka Corp | 断熱性能に優れた押出発泡体の製造方法 |
JP2013035196A (ja) * | 2011-08-08 | 2013-02-21 | Kaneka Corp | 断熱性能に優れた押出発泡体 |
JP2013043351A (ja) * | 2011-08-24 | 2013-03-04 | Kaneka Corp | 断熱性能に優れた押出発泡体 |
JP2017186503A (ja) * | 2015-09-29 | 2017-10-12 | 積水化成品工業株式会社 | 発泡粒子、発泡成形体、繊維強化複合体及び自動車用部品 |
WO2018062541A1 (ja) * | 2016-09-30 | 2018-04-05 | 富士フイルム株式会社 | 積層構造 |
JPWO2018062541A1 (ja) * | 2016-09-30 | 2019-02-21 | 富士フイルム株式会社 | 積層構造 |
CN109716009A (zh) * | 2016-09-30 | 2019-05-03 | 富士胶片株式会社 | 层叠结构 |
WO2019188052A1 (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-03 | 積水化成品工業株式会社 | 発泡粒子、発泡成形体、繊維強化複合体及び自動車用部品 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2009234261A (ja) | 断熱性能に優れた発泡積層体 | |
JP2011025521A (ja) | 断熱性能に優れた押出発泡成形体 | |
JP5454731B2 (ja) | スチレン系樹脂押出発泡体及びその製造方法 | |
KR102129044B1 (ko) | 스티렌계 수지 압출 발포체 및 그 제조 방법 | |
JP6722753B2 (ja) | スチレン系樹脂押出発泡体及びその製造方法 | |
WO2015170602A1 (ja) | スチレン系樹脂押出発泡体の製造方法 | |
JP5471118B2 (ja) | 断熱性能に優れた押出発泡体 | |
JP2012136674A (ja) | スチレン系樹脂押出発泡体及びその製造方法 | |
JP5470924B2 (ja) | 断熱性能に優れた押出発泡積層体 | |
JP7057068B2 (ja) | スチレン系樹脂押出発泡体を含む断熱材およびその製造方法 | |
JP2013124281A (ja) | ポリスチレン系樹脂押出発泡体の製造方法 | |
JP7011422B2 (ja) | スチレン系樹脂押出発泡体およびその製造方法 | |
JP5849507B2 (ja) | 断熱性能に優れた押出発泡体 | |
JP2013202812A (ja) | 断熱性能に優れたポリスチレン系樹脂押出発泡積層体 | |
JP5915017B2 (ja) | 断熱性能に優れた押出発泡体の製造方法 | |
KR20180074778A (ko) | 스티렌계 수지 압출 발포체 및 그 제조 방법 | |
JP2012025815A (ja) | 断熱性能に優れた押出発泡成形体 | |
JP2012158024A (ja) | 押出発泡成形体の製造方法 | |
JP2011194697A (ja) | 多層押出発泡成形体の製造方法及び製造装置 | |
JP7042038B2 (ja) | スチレン系樹脂押出発泡体の製造方法 | |
KR102129032B1 (ko) | 스티렌계 수지 압출 발포체 및 그 제조 방법 | |
JP5526855B2 (ja) | 断熱性能に優れた押出発泡体からなる断熱材 | |
JP2013103465A (ja) | 断熱性能に優れた押出発泡成形体 | |
JP2012219174A (ja) | 断熱性能に優れた押出発泡成形体 | |
JP5831038B2 (ja) | 断熱性能に優れた押出発泡体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120521 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130820 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130925 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140701 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20141104 |