JP2011024965A - 重荷物昇降補助装置。 - Google Patents

重荷物昇降補助装置。 Download PDF

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英一 梶井
Naoko Akase
直子 赤瀬
Noboru Oyama
昇 尾山
Kunio Matsunaga
州央 松永
Masahiro Matsunaga
全央 松永
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Terabondo KK
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Abstract

【課題】 人間は老化すると実質的に体重は次第に軽くなっていても、本人の実感では体全体が重くなり頭で考えた通りには即座に動き難い。その原因の一つに筋力の衰えがある。かっては走りながらでも上がれた二階の階段も老化すると苦痛になる。入浴に際してもベットでの寝起きでも筋力が衰えた分俊敏性が衰える。
【解決手段】 高齢化社会の今後は特に独居者が増える。独居者にとって屋内での思わぬ事故は死をも招きかねない。屋外の建造物はもとより一般住宅内での特に落差のある室内など身の回りの生活空間に、細やかで安価な行動用補助具を常装備し老化による気付かぬ筋力の衰えをカバーする機器を提供する。
【選択図】図1

Description

わが国は戦後の高度成長期から今や安定期を通り過ぎ、平和も時間も贅沢も教育も何もかも余りすぎ、過ぎたるは何とかと言う諺の如く、過保護による事件が多発し始めた。戦後の教育のゆがみは今や事件として顕在化し新聞紙上を賑わし、欲しいものは近くのコンビニ等に行けばなんでも調達可能である今日まさに至れり尽くされた時代に入ったが、戦後の経過を振り返る時わが国はほとんど米国の模倣をしてきた。米国で流行るものはほとんど10年遅れて日本に導入されている。ところが最近では風向きが変わり日本古来の文化が逆に米国で見直されてきた。建国200余年の米国に比較し、日本文化は二千数百年の歴史がある。しかし同じ人間である以上、国は違っても詰まるところ一旦家庭内に入れば三度の食事や睡眠等、日常の行為はほとんど同じようになる。住居にしても食事にしても入浴でも微妙な違いがあるが世界は次第に平準化してきた。ましてや高齢化社会になると次第に行動の範囲が限られ、身の回りの不自由度や不便さの分野では国境は余り関係なくほとんど似通ってくるが、本発明は主に人生の後半に入ってからの家屋内における生活周辺の利便性を提案するものである。
人間は老化すると実質的に体重は次第に軽くなっていくが本人の実感では体全体が重くなり頭で考えた通りには動かない。その原因の一つに筋力の衰えがある。かっては走りながらでも上がれた二階の階段も老化すると、手すりは単なる補助具のみならず安全面でも必要不可欠の備品となる。入浴の出入りにしても必ず安全のために補助的な手すりが必要となる。かって若い頃は眼が覚めると目覚めの勢いと腰や腕の筋力で、周辺の機器に頼らずに自在に正座できたベットでの寝起きにしても、身体が老化すると起きる為の冶具や補助具が必要となる。人体では頭の部分が特に重い。それだけに老化によって筋力が衰えると通常の歩行時でも足の筋力が思った通りに上がらない為、突然転んで思わぬ災害を招く。これ等は屋外に限らず日常の家庭内でさえ何時も可能性のある事柄である。これらは、足や腕の筋力が若いときに比較して衰えていることにも大きな原因がある。足は身体を支える筋力であり跳ねる筋力であるが、腕は握る力や引き寄せる筋力である。本発明はこれら衰えた筋力に替わり、他の重量物の荷重と地球が持つ天然の重力とを利用し、その分行動が楽にできる技術を提案するものである。先願を見ても例えば登録実用新案第3102530レール式手摺昇降機や登録実用新案第3096142軽量物階段昇降機などがあるがいずれも原動機など他の動力を利用したものであり、本発明とは思想を根本的に異にするものである。
登録実用新案第3102530レール式手摺昇降機 登録実用新案第3096142軽量物階段昇降機
昔から老化は足からという。人間が二足歩行をとり始めて以来、二本の足で人体を支えることが可能となった為その分両手が自由となり、指の運動は発想の元である頭脳を刺激し考えるという他の動物とは大きな違いが生じたが、それでも人間は必ず老化し、老化すると筋力が衰える。衰えるだけなら良いが筋力の衰えは瞬発力をなくし、脳で考えた様には体が自在に動かない。人は一定の年齢を過ぎると筋力も判断力も次第に衰えるが、本人は何時までも若い頃の元気で瞬発力がある気でいる為、そこで間違いや錯覚による事故が発生する。いつの間にか子供の方が腕力も強くなっており、叱った心算が子供の反発により事件に発展する場合や、子供の判断が一般的に世間に通用する場合が次第に多くなってくる。そういった経過の中に老いを感じ、老化に従って社会生活では次第に子供たちの判断に任せる場合が多くなってくる。しかし日常の身辺回りの生活に限っては健常者であればやはり自分の事は自分がしなければならない。
例えば入浴の場合、通常自分の身体は自分で支えて入浴し朝の寝起きも自分で起床しなければならない。又外出の場合でも買い物などや通常の会合等、出歩けば道路の段差は付き物であり外出してもほとんどの建造物には階段がつきものである。高層建造物ならエレベーターやエスカレーターが備わっているが、通常の買い物や会合などはほとんど低層階での所要が多い。これら日常の行動中、老化による筋力の衰えは思わぬ踏み外しを招き一寸した事故が一生寝たきりを招く事が最近特に多い。特に自宅での入浴は単独行動が多く一寸した足のもつれや、つまずき或いは浴室内でのスリップが思わぬ事故を招く。高齢化社会での一人一人の健康はひいては国家財政の健全化にも繋がる。本発明は日常の生活空間の身の回りに細やかで安価な行動用補助具を常装備し老化による気付かぬ筋力の衰えをカバーする治具を提供するものである。高齢化社会の今後は特に独居者が増える。独居者にとって屋内での思わぬ事故は死をも招きかねない。
そこで本発明は上記目的を達成する手段として屋外の建造物や登坂物はもとより一般住宅内での特に落差のある部分に手で簡単に頼れる安全な冶具をユニットとして提供するものでありその詳細は上下双方に回転軸を中心として回転する滑車を配置し、その上下両滑車間には縦方向の往復索道線を環状に張り、一方の索道ラインは昇降用重荷物の専用とし、往復環状で連結する他方の索道ラインには重量体の分銅を固定し、その重量分銅の重心力によって他方の昇降用重荷物の上下昇降を誘導すると共に、両索道線には上下それぞれの重量物のブレ防止用のガイドを装備することにより垂れ下がりのない重力利用による昇降補助装置を提供する。
又本装置を重量物の上げ下げに利用しても良い。エレベーターやエスカレーターは便利であるが設備としては高額の出費を伴う。特に後付けとなると大変であるが本発明の装置であればビルでも一般家屋でも自然界でも常設備として或いは部品として取り付けが容易であるばかりか、対象物が重量物であっても強度面など容易に適応可能であり、装置の商品としての見栄えには全体を美的カバーで覆うなど、例えば竹材などそれぞれの地域特産品をカバーとして使用すれば地域お輿にもなるし地方の活性化にも役立つ。又屋外での索道線は丈夫なワイヤーなどが好ましいが、素材としての材料は鉄材、ステン、アルミ材或いは植物性材など、要は強度が有り屋外或いは屋内その他装飾を必要とする場所などそれぞれ周囲の環境に合わせた仕上げにすれば良く本技術原理は登山等のアウトドアはもとより風呂場や病院や家庭のベット用等小型から大型製品まで幅広く応用可能である。
特に後付け可能な本発明により新築は勿論、古い家屋でも簡単に取り付け可能なユニット部品としての安全冶具を室内各所に取り付けることにより、お年寄りを一人にしても安心して外出できるようになり、又高齢者の両親を故郷に残した都会の子供たちにとっても僅かな出費で安心安全用の屋内改造が手軽に可能となり、工事そのものもほとんど経験なくても施工が可能であり、既製品ユニットを仕入れれば後付け工事でも素人でも施工が容易であり、新築ブームも去って何かと不景気風の多い建築業界も、二階建てを見れば階段の改造話に関する営業の口実が出来、話次第では増築など単なる部品の取り付けが大きな受注を生むきっかけにもなり建築関連産業界の活性化の嚆矢となる。
本発明を図1で説明すると、図1は本発明の重荷物昇降補助装置ユニットを実際に風呂場に取り付けた正面概要図であり、利用者は入浴の際、湯船に足を投入すると同時に利き手で握り棒2−2とロック機構8を握り、ゆっくり体重をかけながら湯船に沈むと、握り棒は2−2から2−1へ移動する。その間重量物の分銅5−1はブレーキ役の作用を果たし5−2の位置から5−1へ移動することにより結果として身体表面の急激な温度変化などを穏やかに誘導する事が出来、湯船が身体に与える急激な刺激を避けることが出来る。一方湯船から立ち上がり、湯船から出る際にはロック機構8と握り棒2−1を掴むとロックがはずれ分銅が重力の働きで自重により5−1の位置から5−2へ移動しその分身体が引き揚げられ湯船から楽に立ち上がれることとなる。当然体重は排出した水の量ほどは軽くなってはいるものの、老化した場合は筋力も衰えており湯船でのんびりした分、動作の俊敏性も失っているが分銅の作用で立ち上がりも楽に出来る。特に障害者の場合、介護者にとって動作の変化には初動時大変なエネルギーを必要とするが手で確り握る事さえ出来れば、起ちあがりには大きな力的手助けとなり介護者にとっては大きな助手的機能として役立つ。
間もなくわが国は高齢者社会に突入する。高齢化社会を迎えることによって国民並びに政府が最も心配する事は医療費の問題であるが、高齢化社会を迎えても健康であれば全く心配は要らないのである。本装置を取り付け、手足を確り使うことは日常生活を元気に過ごすこととなり内蔵を刺激し肥満を防ぎ、健康な老後が維持できれば市場は限りなく期待でき本装置を基本に様々な周辺機器を生み出し市場は活性化し高齢化社会に相応しい産業が派生する可能性がある。
図1は本発明の重荷物昇降補助装置ユニットをバスタブに取り付けた正面全体概要図である。 図2は本発明の重荷物昇降補助装置ユニットをバスタブに取り付けた上面全体概要図である。 図3は本発明の重荷物昇降補助装置ユニットの正面図である。 図4は本発明の重荷物昇降補助装置ユニットの上面図である。 図5は本発明の重荷物昇降補助装置ユニットの正面側面図である。
1、 下方滑車
2−1、握り棒の下部位置
2−2、握り棒の上部位置
3、 索道
4、 上方滑車
5−1、分銅の上部位置
5−2、分銅の下部位置
6、 バスタブ
7、 水道蛇口
8、 ロック機構

Claims (3)

  1. 上下双方に、回転軸を中心として回転する滑車若しくは類する回転体を配置し、その上下両滑車若しくは類する回転体間には縦若しくは縦傾斜方向の往復索道線を環状に張り、一方の索道線は昇降用重荷物の専用設備とし、連動する他方の索道線には重量分銅を固定し、その重量分銅の重心力によって他方の昇降用重荷物の上下昇降を誘導すると共に、両索道線には上下それぞれの重量物のブレ防止用のガイドを装備した高低差による物体の重力運動を利用した重荷物昇降補助装置。
  2. 浴槽内の出入用や、寝具での寝起き用や、航空機その他乗り物等への昇降用や、建造物の昇降用設備等に装備された請求項1に記載の重荷物昇降補助装置。
  3. 電柱などの柱類、或いはスキー場や雪山や登山道や街中の急坂等の昇降用に装備された請求項1に記載の重荷物昇降補助装置。
JP2009187534A 2009-07-22 2009-07-22 重荷物昇降補助装置。 Pending JP2011024965A (ja)

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