JP2011023053A - 半導体記憶装置およびその駆動方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】外部電圧そのままビット線およびプレート線に用いる場合であっても、電源投入時にメモリセルに格納されたデータを破壊しない半導体記憶装置およびその駆動方法を提供する。
【解決手段】半導体記憶装置は、複数のビット線と、複数のワード線と、ビット線およびワード線の交点に対応する複数のメモリセルと、を備えたメモリ部と、メモリ部を制御するロジック部と、外部電圧を昇圧して第1の電圧を生成し、該第1の電圧をワード線に印加する昇圧部と、ロジック部へ印加される外部電圧とメモリ部との間に接続され、電源投入時において昇圧部が第1の電圧をワード線に印加した後に外部電圧を前記ビット線に接続する第1のトランジスタとを備えている。
【選択図】図1
【解決手段】半導体記憶装置は、複数のビット線と、複数のワード線と、ビット線およびワード線の交点に対応する複数のメモリセルと、を備えたメモリ部と、メモリ部を制御するロジック部と、外部電圧を昇圧して第1の電圧を生成し、該第1の電圧をワード線に印加する昇圧部と、ロジック部へ印加される外部電圧とメモリ部との間に接続され、電源投入時において昇圧部が第1の電圧をワード線に印加した後に外部電圧を前記ビット線に接続する第1のトランジスタとを備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、半導体記憶装置およびその駆動方法に関する。
従来、強誘電体メモリは、メモリセルからのデータの読出し時、および、メモリセルへのデータの書込み時に、ワード線電位、ビット線電位、プレート線電位、参照電位等の様々な内部電位を用いている。これらの内部電位は、電源回路において外部電源電圧VDDを用いて生成される。例えば、ワード線電位は外部電源電圧VDDを昇圧して生成され、ビット線電位およびプレート線電位は外部電源電圧VDDを降圧して生成されている。高速に動作する大容量のメモリは大きな駆動能力を必要とするため、電源回路がチップ面積に占める割合は10%を超える。
近年、メモリセルの微細化およびロジック回路の素子の微細化に伴い、外部電源電圧VDDが低電圧化されている。このため、外部電源電圧VDDを降圧することなく、そのままビット線およびプレート線に用いることができるようになってきた。外部電源電圧VDDをそのままビット線電位およびプレート線電位として用いると、ビット線電位およびプレート線電位は電源投入時に速く立ち上がる。しかし、ワード線電位は、外部電源線圧VDDを昇圧回路で昇圧するため、ワード線電位の立ち上がりは或る程度時間がかかる。このため、外部電源電圧VDDをそのままビット線およびプレート線に用いた場合、ビット線電位およびプレート線電位が立ち上がった後に、ワード線電位が立ち上がる。この場合、電源投入時にストレス電圧が強誘電体キャパシタに印加され、データが破壊されるおそれがある。
外部電圧そのままビット線およびプレート線に用いる場合であっても、電源投入時にメモリセルに格納されたデータを破壊しない半導体記憶装置およびその駆動方法を提供する。
本発明に係る実施形態に従った半導体記憶装置は、複数のビット線と、複数のワード線と、前記ビット線および前記ワード線の交点に対応する複数のメモリセルと、を備えたメモリ部と、前記メモリ部を制御するロジック部と、外部電圧を昇圧して第1の電圧を生成し、該第1の電圧を前記ワード線に印加する昇圧部と、前記ロジック部へ印加される前記外部電圧と前記メモリ部との間に接続され、電源投入時において前記昇圧部が前記第1の電圧を前記ワード線に印加した後に前記外部電圧を前記ビット線の電源に接続する第1のトランジスタとを備えている。
本発明に係る実施形態に従った半導体記憶装置の駆動方法は、複数のビット線、複数のワード線、および、前記ビット線と前記ワード線との交点に対応する複数のメモリセルを含むメモリ部と、前記複数のメモリセルを制御するロジック部と、外部電圧を昇圧して第1の電圧を生成する昇圧部と、前記外部電圧と前記メモリ部との間に接続された第1のトランジスタと、を備えた半導体記憶装置の駆動方法であって、
電源投入時において、前記第1の電圧を前記ワード線に印加し、
前記第1の電圧が前記ワード線に印加された後に、前記外部電圧を前記ビット線に接続することを具備する。
電源投入時において、前記第1の電圧を前記ワード線に印加し、
前記第1の電圧が前記ワード線に印加された後に、前記外部電圧を前記ビット線に接続することを具備する。
本発明による半導体記憶装置およびその駆動方法は、外部電圧そのままビット線およびプレート線に用いる場合であっても、電源投入時にメモリセルに格納されたデータを破壊しない。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。本実施形態は、本発明を限定するものではない。
(第1の実施形態)
図1は、本発明に係る第1の実施形態に従ったメモリ装置の構成を示すブロック図である。本実施形態によるメモリ装置は、メモリ部10と、ロジック回路20と、昇圧回路30と、P型トランジスタ(MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor))MP1と、N型トランジスタMN1とを備えている。
図1は、本発明に係る第1の実施形態に従ったメモリ装置の構成を示すブロック図である。本実施形態によるメモリ装置は、メモリ部10と、ロジック回路20と、昇圧回路30と、P型トランジスタ(MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor))MP1と、N型トランジスタMN1とを備えている。
外部電圧VDDは、メモリチップの外部から印加される電源電圧である。ロジック回路20は、メモリ部10を制御する回路である。昇圧回路30は、外部電圧VDDを昇圧してワード線WLに印加される高電位を生成する。P型トランジスタMP1は、外部電圧VDDとメモリ部10との間に接続されている。P型トランジスタMP1は、外部電圧VDDをメモリ部10に供給するスイッチとして機能する。N型トランジスタMN1は、外部電圧VDDよりも電位の低い低電圧VSSとメモリ部10との間に接続されている。VSSはGNDの電位である。N型トランジスタMN1は、低電圧VSSをメモリ部の電源として供給するスイッチとして機能する。P型トランジスタMP1およびN型トランジスタMN1は、それぞれのゲートに信号BPORを受ける。信号BPORは、パワーオンリセット信号であり、電源投入時にロジック回路をリセットするために一時的に活性化される信号である。P型トランジスタMP1およびN型トランジスタMN1は、電源投入後、一方が導通状態のときに他方が非導通状態となっている。
ここで、本実施形態では、外部電圧VDDとメモリ部10との間に降圧回路が存在しないことに留意されたい。従来、外部電源VDDを降圧するために必要であった降圧回路は設けられておらず、それに代えて、P型トランジスタMP1およびN型トランジスタMN1のみが設けられている。これにより、メモリチップに占める電源回路の面積率は、従来よりも低下する。
図2は、本実施形態によるメモリ部10の構成の一例を示すブロック図である。図3は、1つのセルストリングの構成の一例を示す回路図である。
本実施形態によるメモリは、メモリセルに情報データとしてのデジタル値を格納し、センスアンプSAi(iは整数)が基準データに基づいてこの情報データを検出する任意の不揮発性メモリでよい。以下の実施形態は、強誘電体メモリの実施形態である。例えば、本実施形態による強誘電体メモリは、セルトランジスタ(T)のソースドレイン間にキャパシタ(C)の両端をそれぞれ接続し、これをユニットセルとし、このユニットセルを複数直列に接続した「TC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリ」(Memory which consists of series connected memory cells each having a transistor having a source terminal and a drain terminal and a ferroelectric capacitor inbetween said two terminals, hereafter named "Series connected TC unit type ferroelectric RAM")であってよい。ここでは、TC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリを例に挙げて示した。
メモリ部10は、複数のメモリセルアレイMCAと、ビット線BL0〜BLn(以下、単にBLともいう)と、ワード線WL0〜WLm(以下、単にWLともいう)と、センスアンプSA0〜SAn(以下、単にSAともいう)とを備えている。尚、mおよびnはそれぞれ整数である。図2では、メモリセルアレイMCAを1つだけ示している。
メモリセルアレイMCAは、マトリックス状に二次元配置された複数のセルストリングCS00〜CSmn(以下、単にCSともいう)を含む。各セルストリングCSは、図3に示すように、直列に接続された複数のメモリセルMC1〜MC4で構成されている。各メモリセルMC1〜MC4は、2つの電極間に強誘電体膜を有する1つの強誘電体キャパシタCiと、強誘電体キャパシタに対応して設けられた1つのセルトランジスタMiとを含む。各メモリセルMCは、互いに並列に接続されたセルトランジスタMiおよび強誘電体キャパシタCiで構成されている。尚、iは整数である。
複数のビット線BLは、カラム方向に延伸している。各ビット線BLは、カラム方向に配列された複数のセルストリングCSの一端に、ブロック選択トランジスタBSを介して接続されている。
複数のワード線WLは、カラム方向に対して直交するロウ方向に延伸している。各ワード線WLは、ロウ方向に配列された複数のメモリセルMC1〜MC4のセルトランジスタM1〜M4のゲートに接続されている。
複数のプレート線PLは、ロウ方向に延伸している。各プレート線PLは、ロウ方向に配列された複数のセルストリングCSの他端に接続されている。
図2に示すように、センスアンプSAは、各ビット線BLに対応して設けられている。センスアンプSAは、ビット線BLに伝送される情報データを、参照電位Vrefと比較して検出する。センスアンプSAは、検出した情報データをラッチする。参照電位Vrefは、データ“0”と“1”とのほぼ中間電位を有する。
センスアンプSAは、DQバッファおよびI/O回路(いずれも図示せず)を介して、検出された情報データを外部へ出力する。あるいは、センスアンプSAは、DQバッファおよびI/O回路を介して外部からの情報データを受け取り、メモリセルMCへ書き込む役目を果たす。
データ読出し動作またはデータ書込み動作では、図3に示すセルストリングCSのうち、選択メモリセルのセルトランジスタのみがオフ状態となり、非選択メモリセルのセルトランジスタはオン状態になる。これにより、ビット線BLの電圧およびプレート線PLの電圧が選択メモリセルの強誘電体キャパシタの両側の電極に印加される。これにより、センスアンプSAが選択メモリセルのデータを検出し、あるいは、選択メモリセルへデータを書き込むことができる。
電源投入後、待機状態においては、セルストリングCSijの全セルトランジスタがオン状態になっている。従って、強誘電体キャパシタC1〜C4の両電極の電位が等しい。電源投入時において、もし、ワード線WLが立ち上がる前に、ビット線BLおよびプレート線PLが立ち上がった場合、セルトランジスタM1〜M4がオフ状態のままビット線BLとプレート線PLとの間に電位差が生じることになる。この場合、強誘電体キャパシタC1とC2との間のノード、C2とC3との間のノード、C3とC4との間のノードは、フローティング状態となるため、強誘電体キャパシタC1〜C4に印加される電圧が不明となる。その結果、メモリセルMC1〜MC4のデータは、破壊される可能性がある。
そこで、本実施形態では、図1に示すP型トランジスタMP1およびN型トランジスタMN1を導入することによって、電源投入時におけるワード線WLを立ち上げるタイミング、および、ビット線BLおよびプレート線PLを立ち上げるタイミングを制御している。
図4は、本実施形態による強誘電体メモリの電源投入時の動作を示すタイミング図である。図5は、VDD、VPP、VDDINおよび参照電圧VDCの各電圧を重複して示したグラフである。
t1において、外部電圧がVDDに活性化されている。これにより、図1に示すロジック回路20および昇圧回路30に外部電圧VDDが印加される。ロジック回路20はリセットBPORまたはPORを受けることで待機状態における論理が安定するまで外部信号を受け付けない。昇圧回路30は、外部電圧VDDを受けて昇圧動作を開始する。しかし、昇圧回路30による昇圧動作は或る程度時間がかかるため、ワード線WLの電圧は、t2までに所定のレベルになる。
t1において、リセット信号PORを論理ロウに維持したまま、リセット信号BPORを論理ハイに立ち上げる。これにより、ロジック回路20の素子(例えば、ラッチ回路等)がリセットされる。リセット信号BPORは、それぞれN型トランジスタMN1およびP型トランジスタMP1の制御にも用いられている。よって、t1〜t3において、N型トランジスタMN1は導通状態となり、P型トランジスタMP1が非導通状態となる。尚、信号BPORおよびPORは、t1以降の動作時において、互いに相補(逆相)の信号である。
P型トランジスタMP1が非導通状態であるので、t1〜t3において、外部電圧VDDは、メモリ部10に供給されない。一方、N型トランジスタMN1が導通状態であるので、t1〜t3において、メモリ部10の電源は低レベル電位VSSに接続され、ビット線BLおよびプレート線PLの総てが低レベル電位VSSになる。即ち、少なくとも電源投入から電圧VPPがワード線WLに印加されるまでの期間において、N型トランジスタMN1は、低電圧源VSSをビット線BLおよびプレート線PLに接続している。
t3において、リセット信号BPORを論理ロウに立ち下げ、且つ、信号PORを論理ハイに立ち上げる。これにより、ロジック回路20のリセット動作が終了し、待機状態となる。さらに、P型トランジスタMP1が導通状態になり、N型トランジスタMN1が非導通状態になる。N型トランジスタMN1が非導通状態になることによって、低レベル電位VSSがメモリ部10の電源から切り離される。それと同時に、P型トランジスタMP1が導通状態になるので、外部電圧VDDがP型トランジスタMP1を介してメモリ部10の電源に供給され、ビット線BLおよびプレート線PLに接続される。リセット信号BPORの立下りは、昇圧回路30の昇圧動作(ワード線WLの立上がり)よりも充分に後に設定されている。よって、ワード線WLがVPPに立ち上がった後に、ビット線BLおよびプレート線PLの電位は、VDDIN(≒VDD)に立ち上がる。即ち、電源投入時において、昇圧回路30がワード線WLに高レベル電圧VPP(第1の電圧)を印加した後に、第1のトランジスタとしてのP型トランジスタMP1は、外部電圧VDDをビット線BLおよびプレート線PLに接続する。これにより、強誘電体キャパシタC1〜C4の電極が総て短絡された状態で、ビット線BLおよびプレート線PLに電圧VDDINが印加される。その結果、本実施形態により強誘電体メモリは、電源投入時にメモリセルに格納されたデータを破壊しない。
尚、外部電圧VDDが、P型トランジスタMP1を介して接続されているので、ビット線BLおよびプレート線PLに実際に印加される電位VDDINは、メモリ部で電流を消費するとMP1の電圧降下分だけ外部電圧VDDよりも低くなる。
例えば、VDDが1.5Vの製品では、セルの消費電流から計算して、P型トランジスタMP1のサイズ(ゲート幅およびゲート長)は、約100μmでよい。この場合、P型トランジスタMP1における電圧降下は30mV〜50mVであるので、VDDINは、ほとんどVDDと等しい。また、従来の降圧回路に代えて、このサイズのP型トランジスタMP1およびN型トランジスタMN1を設けた場合、メモリチップの面積が小さくなった。このように、本実施形態は強誘電体メモリの微細化に資する。
(第1の実施形態の変形例)
図6は、第1の実施形態の変形例による強誘電体メモリの構成を示す図である。本変形例では、ビット線が2本ずつ対を成しており、各センスアンプSAは、ビット線対BLi、bBLi(iは整数)ごとに対応して設けられている。センスアンプSAは、ビット線対BLiとbBLiとの間に接続されている。ビット線対BLiとbBLiとは、互いに相補のデータを格納している。従って、例えば、センスアンプSAiは、ビット線BLiに伝送される情報データを、ビット線bBLiに伝送される基準データに基づいて検出する。逆に、センスアンプSAiは、ビット線bBLiに伝送される情報データを、ビット線BLiに伝送される基準データに基づいて検出することもできる。
図6は、第1の実施形態の変形例による強誘電体メモリの構成を示す図である。本変形例では、ビット線が2本ずつ対を成しており、各センスアンプSAは、ビット線対BLi、bBLi(iは整数)ごとに対応して設けられている。センスアンプSAは、ビット線対BLiとbBLiとの間に接続されている。ビット線対BLiとbBLiとは、互いに相補のデータを格納している。従って、例えば、センスアンプSAiは、ビット線BLiに伝送される情報データを、ビット線bBLiに伝送される基準データに基づいて検出する。逆に、センスアンプSAiは、ビット線bBLiに伝送される情報データを、ビット線BLiに伝送される基準データに基づいて検出することもできる。
本変形例の場合、参照電位Vrefを選択セルのビット線と相補のビット線に印加することで、1T1Cセル構成が実現できる。また、参照電位Vrefを用いず、相補のビット線に接続するセルに1ビットデータを記憶する2T2Cセル構成にすることもできる。本変形例の他の動作および他の構成は、第1の実施形態と同様である。従って、本変形例は、第1の実施形態と同様の効果をも得ることができる。
(第2の実施形態)
図7は、本発明に係る第2の実施形態に従ったメモリ装置の構成の一例を示すブロック図である。第2の実施形態は、P型トランジスタMP1を介して外部電圧VDDをメモリ部10に印加する配線の他に、外部電圧VDDを(P型トランジスタMP1を介することなく)そのまま直接メモリ部10に印加する配線をも備えている。つまり、メモリ部10は、VDDINおよびVDDを両方とも入力している。電圧VDDINおよびVDDは、デコーダ40に入力される。
図7は、本発明に係る第2の実施形態に従ったメモリ装置の構成の一例を示すブロック図である。第2の実施形態は、P型トランジスタMP1を介して外部電圧VDDをメモリ部10に印加する配線の他に、外部電圧VDDを(P型トランジスタMP1を介することなく)そのまま直接メモリ部10に印加する配線をも備えている。つまり、メモリ部10は、VDDINおよびVDDを両方とも入力している。電圧VDDINおよびVDDは、デコーダ40に入力される。
第2の実施形態のその他の構成は、第1の実施形態の構成と同様である。また、第2の実施形態の動作は、第1の実施形態の動作(図4、図5)とほぼ同じである。
図8は、デコーダ40の構成の一例を示す回路図である。デコーダ40の最終段の回路(例えば、インバータ回路INe)のみに電圧VDDINが印加され、その他のロジック回路41には、外部電圧VDDが印加されている。デコーダ40の最終段の回路は、電圧VDDINが立ち上がるタイミングで活性化される。デコーダ40が信号を出力するタイミングは最終段の回路の活性化のタイミングに依存するため、トランジスタMP1およびMN1によって制御された電圧VDDINは、最終段の回路にのみ印加すれば足りる。他のロジック回路41には、予め外部電圧VDDが印加されていても全く問題はない。むしろ、予め外部電圧VDDをロジック回路41に印加することによって、デコーダ40の論理状態が安定し、さらに、最終段が活性化されたときにデコーダ40は直ちに信号を出力することができる。その結果、ビット線BLおよびプレート線PLをより高速に立ち上げることができる。
第2の実施形態は、さらに第1の実施形態の効果をも得ることができる。
尚、活性化とは素子または回路をオンまたは駆動させることを意味し、不活性化とは素子または回路をオフまたは停止させることを意味する。従って、HIGH(高電位レベル)の信号が活性化信号である場合もあり、LOW(低電位レベル)の信号が活性化信号である場合もある。例えば、NMOSトランジスタは、ゲートをHIGHにすることによって活性化する。一方、PMOSトランジスタは、ゲートをLOWにすることによって活性化する。
10…メモリ部、20…ロジック回路、30…昇圧回路、40…デコーダ、MP1…P型トランジスタ、MN1…N型トランジスタ、VDD…外部電圧、VDC…参照電位、VPP…第1の電圧、VSS…低電圧源、BPOR、POR…リセット信号
Claims (5)
- 複数のビット線と、複数のワード線と、前記ビット線および前記ワード線の交点に対応する複数のメモリセルと、を備えたメモリ部と、
前記メモリ部を制御するロジック部と、
外部電圧を昇圧して第1の電圧を生成し、該第1の電圧を前記ワード線に印加する昇圧部と、
前記ロジック部へ印加される前記外部電圧と前記メモリ部との間に接続され、電源投入時において前記昇圧部が前記第1の電圧を前記ワード線に印加した後に前記外部電圧を前記ビット線の電源に接続する第1のトランジスタとを備えた半導体記憶装置。 - 前記メモリ部は複数のプレート線をさらに備え、
各前記メモリセルは、互いに並列に接続されたセルトランジスタおよび強誘電体キャパシタを含み、
複数の前記メモリセルは、直列に接続されてセルストリングを成し、
前記ビット線は、前記セルストリングの一端に接続され、
前記プレート線は、前記セルストリングの他端に接続され、
電源投入時において、前記昇圧部が前記第1の電圧を前記ワード線に印加した後に、前記第1のトランジスタは、前記外部電圧を前記ビット線および前記プレート線の電源に接続することを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。 - 前記外部電圧よりも低い低電圧源と前記メモリ部との間に接続され、少なくとも電源投入から前記第1の電圧を前記ワード線に印加するまでの期間において、前記低電圧源を前記ビット線の電源に接続している第2のトランジスタをさらに含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体記憶装置。
- 前記外部電圧と前記メモリ部との間に、前記第1のトランジスタを介することなく前記外部電圧を前記メモリ部へ直接印加する配線をさらに備えたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の半導体記憶装置。
- 複数のビット線、複数のワード線、および、前記ビット線と前記ワード線との交点に対応する複数のメモリセルを含むメモリ部と、前記複数のメモリセルを制御するロジック部と、外部電圧を昇圧して第1の電圧を生成する昇圧部と、前記外部電圧と前記メモリ部との間に接続された第1のトランジスタと、を備えた半導体記憶装置の駆動方法であって、
電源投入時において、前記第1の電圧を前記ワード線に印加し、
前記第1の電圧が前記ワード線に印加された後に、前記外部電圧を前記ビット線に接続することを具備する半導体記憶装置の駆動方法。
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