JP2011019898A - ノズル装置とそのノズル装置を備えた洗浄機及び食器洗い機 - Google Patents
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Abstract
【課題】適確な洗浄水の散布が可能なノズル装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明のノズル装置は、洗浄水11を噴射するノズル1と、洗浄水11をノズル1に供給する供給流路104とを備え、ノズル1は略球体形状で形成され、放射状に洗浄水を噴射する噴出口2を複数個有したものである。これにより、噴出口2から噴射された洗浄水が到達しにくい洗浄対象のすき間などの死角をなくし、より適確な洗浄水11の散布が可能となり、洗浄性能、洗浄効率の向上を図ることができる。
【選択図】図2
【解決手段】本発明のノズル装置は、洗浄水11を噴射するノズル1と、洗浄水11をノズル1に供給する供給流路104とを備え、ノズル1は略球体形状で形成され、放射状に洗浄水を噴射する噴出口2を複数個有したものである。これにより、噴出口2から噴射された洗浄水が到達しにくい洗浄対象のすき間などの死角をなくし、より適確な洗浄水11の散布が可能となり、洗浄性能、洗浄効率の向上を図ることができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、洗浄水を噴射するノズル装置に関するものである。
ノズル装置の応用のひとつとして、食器洗い機が知られている。ここでは、食器洗い機を例としてノズル装置の従来技術を説明する。
図8に従来の食器洗い機を示す。従来の食器洗い機では、給水ホース102から供給される水101をポンプ103が加圧し、供給流路104を介して、棒状のノズル105に供給する。
ノズル105の従来例を図9に示す。図9はノズル105を上方向から見たもので、4つの噴出口111〜114を備えている。第1の噴出口111における水101の噴射方向は、ノズル105の回転平面に対して水平方向に設定され、第2の噴出口112、第3の噴出口113、第4の噴出口114はノズル105の回転平面に対して垂直方向に設定されている。第1の噴出口111からの水101の噴射の反作用によりノズル105は回転し、第2の噴出口112、第3の噴出口113、第4の噴出口114からの水101の噴射により被洗浄物106が洗浄される。
したがって、ノズル105は回転しながら水101を被洗浄物106に噴射することができる(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、前記従来の構成では、ノズル105の4つの噴出口111〜114の回転軌跡は、回転中心から回転平面上での距離を半径とした完全な円となるため、ノズル105から噴射された水101は被洗浄物106の限られた場所にしか到達せず、被洗浄物106の配置の仕方によっては十分な洗浄効果が得られない、被洗浄物106の細かなすき間にまで水101が行き渡らないという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、ノズルの噴出口における洗浄水の噴射方向及びノズル自体の形状を適切に組合せることで、洗浄水を洗浄対象に対して適確に散布することのできるノズル装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のノズル装置は、洗浄水を噴射するノズルと、洗浄水をノズルに供給する供給流路とを備え、前記ノズルは、略球体形状で形成され、放射状に洗浄水を噴射する噴出口を複数個有したものである。ここで、洗浄水とは、食器などの被洗浄物の洗浄若しくはすすぎに用いられる液体を総称していう。
これにより、ノズル噴出口から噴射された洗浄水が到達しにくい洗浄対象のすき間などの死角をなくし、従来のノズルと比べてより適確な洗浄水の散布が可能となる。
本発明のノズル装置は、ノズルが回転しながら、各噴出口から同時に洗浄水を放射状もしくは接線方向に噴射するため、ノズルの形状・重さ・重心位置、噴出口の噴射角度、噴出口の数などを調整することにより、噴射された洗浄水が到達しにくい洗浄対象のすき間などの死角をなくし、従来のノズルと比べてより適確な洗浄水の散布が可能となり、洗浄性能、洗浄効率の向上を図ることができる。
第1の発明は、洗浄水を噴射するノズルと、洗浄水を加圧するポンプと、内部を洗浄水が移動する供給流路とを備え、前記ノズルは、略球体形状で形成され、放射状に洗浄水を噴射する噴出口を複数個有することを特徴とするノズル装置とすることにより、ノズル噴出口から噴射された洗浄水が到達しにくい洗浄対象のすき間などの死角をなくし、より適確な洗浄水の散布が可能となる。
第2の発明は、洗浄水を噴射するノズルと、洗浄水を加圧するポンプと、内部を洗浄水が移動する供給流路とを備え、前記ノズルは、略半球形状で形成され、放射状に洗浄水を噴射する噴出口を複数個有することを特徴とするノズル装置とすることにより、ノズル噴出口から噴射された洗浄水が到達しにくい洗浄対象のすき間などの死角をなくし、より適確な洗浄水の散布が可能となる。
第3の発明は、洗浄水を噴射するノズルと、洗浄水を加圧するポンプと、内部を洗浄水が移動する供給流路とを備え、前記ノズルは、略円盤形状で形成され、放射状に洗浄水を噴射する噴出口を複数個有することを特徴とするノズル装置とすることにより、ノズル噴出口から噴射された洗浄水が到達しにくい洗浄対象のすき間などの死角をなくし、より適確な洗浄水の散布が可能となる。
第4の発明は、特に、第1から第3のうちいずれかの発明において、洗浄水噴射時の噴射反力により、ノズルが回転することで、ノズル噴出口から噴射された洗浄水が到達しにくい洗浄対象のすき間などの死角をなくし、より適確な洗浄水の散布が可能となる。
第5の発明は、特に、第1から第4のうちいずれかの発明において、接線方向に洗浄水が噴射する噴出口を1つまたは複数個有することで、洗浄水噴射時の噴射反力により回転モーメントが発生し、ノズルが回転することを促進することができる。
第6の発明は、特に、第1から第5のうちいずれかの発明において、1つまたは複数個の接線方向に洗浄水が噴射する噴出口を回転軸から最も離れた位置に配設することで、洗浄水噴射時の噴射反力により発生する回転モーメントがより大きくなり、大きな回転力を効率的に得ることができるため、ノズルの回転を更に促進することができる。
第7の発明は、特に、第1から第6のうちいずれかの発明において、複数個の接線方向に洗浄水が噴射する噴出口を回転軸対称に配設することで、洗浄水噴射時の噴射反力により発生する回転モーメントも回転軸対称に発生するため、回転軸周りのノズルの安定回転を促進することができる。
第8の発明は、特に、第1から第7のうちいずれかの発明のいずれかのノズルを複数個、配設することを特徴とするノズル装置とすることにより、ノズル噴出口から噴射された洗浄水が到達しにくい洗浄対象のすき間などの死角をなくし、より適確な洗浄水の散布が可能となる。
第9の発明は、特に、第1から第8のうちいずれかの発明のノズル装置を洗浄機に備えることで、ノズル噴出口から噴射された洗浄水が到達しにくい洗浄対象のすき間などの死角をなくし、より適確な洗浄水の散布が可能となり、洗浄力を向上することができる。
第10の発明は、特に、第1から第8の発明のノズル装置を食器洗い機に備えることで、ノズル噴出口から噴射された洗浄水が到達しにくい洗浄対象のすき間などの死角をなくし、より適確な洗浄水の散布が可能となり、洗浄力を向上することができる。
第11の発明は、特に、第1から第8の発明のノズル装置を散水機に備えることで、ノズル噴出口から噴射された洗浄水が到達しにくい散水対象のすき間などの死角をなくし、より適確な洗浄水の散布が可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるノズル装置を含む食器洗い機の構成を例示したものである。
図1は、本発明の実施の形態1におけるノズル装置を含む食器洗い機の構成を例示したものである。
図1に示すように食器洗い機は、洗浄水11と、給水ホース102と、給水ホース102から供給される洗浄水11を加圧するポンプ103と、洗浄水11を噴射させるノズル(略球体形状)1と、ポンプ103で加圧された洗浄水11をノズル(略球体形状)1に供給する供給流路104と、ノズル(略球体形状)1から噴射された洗浄水11で洗浄される被洗浄物106と、洗浄水11を排水させるための排水ポンプ108と、洗浄水11を外部へ導く排水ホース109と、ポンプ103及び排水ポンプ108の動作タイミングを制御する制御回路107と、被洗浄物106やノズル(略球体形状)1やポンプ103や制御回路107や排水ポンプ108などを内包するボディー110とを備えている。
制御回路107は、ポンプ103及び排水ポンプ108の動作タイミングを適切に制御するものである。
図2は、本発明の実施の形態1におけるノズル装置を例示したものである。図2に示すように、供給流路104と、ノズル(略球体形状)1と、複数個の洗浄水11を放射状に噴射する噴出口(放射状)2とを備えている。
給水ホース102を介してボディー110内部に供給された洗浄水11は、ポンプ103で加圧され、供給流路104を介してノズル(略球体形状)1に流入する。ノズル(略球体形状)1に流入した洗浄水11は、複数個設けられた噴出口(放射状)2から放射状に噴射され、被洗浄物106を洗浄したりすすいだりする工程が行われる。所定の工程を行う間、洗浄水11は内部を循環する。そして、所定の工程が完了した後、洗浄水11は
排水ポンプ108により排水ホース109で外部へ排出される。
排水ポンプ108により排水ホース109で外部へ排出される。
ポンプ103により加圧された洗浄水11は、ノズル(略球体形状)1の噴出口(放射状)2から放射状に噴射されるが、噴出口(放射状)2を球体に形成することで、放射状に噴射される洗浄水11はさらに放射状に向けられることになり、従来洗浄水11が到達しにくかった被洗浄物106のすき間などにまで入り込んで洗浄することができる。また、ノズル(略球体形状)1の形状・重さ・重心位置、噴出口(放射状)2の噴射角度、噴出口(放射状)2の数などを調整することにより、噴射された洗浄水11が到達しにくい被洗浄物106のすき間などの死角をなくし、より適確な洗浄水11の散布が可能となり、洗浄性能、洗浄効率の向上を図ることができる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2におけるノズル装置を含む食器洗い機の構成を例示したものである。図4は、本発明の実施の形態2におけるノズル装置を例示したものである。以下の実施の形態では実施の形態1と同一要素については同一符号を付して説明を省略する。
図3は、本発明の実施の形態2におけるノズル装置を含む食器洗い機の構成を例示したものである。図4は、本発明の実施の形態2におけるノズル装置を例示したものである。以下の実施の形態では実施の形態1と同一要素については同一符号を付して説明を省略する。
図3、図4に示すように、ノズル装置をノズル(略半球形状)3としている。また、図4に示すように、供給流路104と、ノズル(略半球形状)3と、複数個の洗浄水11を放射状に噴射する噴出口(放射状)2とを備えている。
これにより、ノズル(略球体形状)1よりも省スペースでノズル装置を配設できるため、被洗浄物106の配設スペースを増やすことが可能となる。また、噴出口(放射状)2の噴射角度、噴出口(放射状)2の数を調整することで、実施の形態1と同等の洗浄性能、洗浄効率が得られる。
(実施の形態3)
図5は、本発明の実施の形態3におけるノズル装置を含む食器洗い機の構成を例示したものである。図6は、本発明の実施の形態3におけるノズル装置を例示したものである。
図5は、本発明の実施の形態3におけるノズル装置を含む食器洗い機の構成を例示したものである。図6は、本発明の実施の形態3におけるノズル装置を例示したものである。
図5、図6に示すように、ノズル装置をノズル(略円盤形状)4としている。また、図6に示すように、供給流路104と、ノズル(略円盤形状)4と、複数個の洗浄水11を放射状に噴射する噴出口(放射状)2とを備えている。
これにより、ノズル(略半球形状)3よりも更に省スペースでノズル装置を配設できるため、被洗浄物106の配設スペースを更に増やすことが可能となる。また、噴出口(放射状)2の噴射角度、噴出口(放射状)2の数を調整することで、実施の形態1や実施の形態2と同等の洗浄性能、洗浄効率が得られる。
さらに、量産用の金型成形においても、ノズル(略球体形状)1やノズル(略半球形状)3よりも形状的に単純なため、作りやすくかつ成形しやすく、成形時の材料も少なくて済むので省資源である。
(実施の形態4)
図1は、本発明の実施の形態4におけるノズル装置を含む食器洗い機の構成を例示したものである。図2は、本発明の実施の形態4におけるノズル装置を例示したものである。
図1は、本発明の実施の形態4におけるノズル装置を含む食器洗い機の構成を例示したものである。図2は、本発明の実施の形態4におけるノズル装置を例示したものである。
図2に示すように、供給流路104と、ノズル(略球体形状)1と、複数個の洗浄水11を放射状に噴射する噴出口(放射状)2と、1つまたは複数個の洗浄水11を接線方向に噴射する噴出口(接線方向)6とを備えている。
噴出口(接線方向)6から噴射した洗浄水11の噴射反力により、ノズル(略球体形状)1が回転しながら、同時に放射状もしくは接線方向に洗浄水11を噴射するため、ノズル(略球体形状)1の形状・重さ・重心位置、噴出口(放射状)2と噴出口(接線方向)6の噴射角度や数などを調整することにより、噴射された洗浄水11が到達しにくい洗浄対象のすき間などの死角をなくし、より適確かつ密に洗浄水11の散布が可能となり、洗浄性能、洗浄効率の向上を図ることができる。
また、従来例では、ノズル105の4つの噴出口111〜114の回転軌跡が、回転中心から回転平面上での距離を半径とした完全な円となるため、ノズル105から噴射された水101は被洗浄物106の限られた場所にしか到達せず、汚れを落すためには、被洗浄物106の配置の仕方を工夫しなければならなかったが、この実施の形態4では、より適確かつ密に洗浄水11の散布が可能となるため、洗浄対象の置き方の工夫をしなくても十分な洗浄効果が得られる。
(実施の形態5)
図3は、本発明の実施の形態5におけるノズル装置を含む食器洗い機の構成を例示したものである。図4は、本発明の実施の形態5におけるノズル装置を例示したものである。
図3は、本発明の実施の形態5におけるノズル装置を含む食器洗い機の構成を例示したものである。図4は、本発明の実施の形態5におけるノズル装置を例示したものである。
図3、図4に示すように、ノズル装置をノズル(略半球形状)3としている。また、図4に示すように、供給流路104と、ノズル(略半球形状)3と、複数個の洗浄水11を放射状に噴射する噴出口(放射状)2と、1つまたは複数個の洗浄水11を接線方向に噴射する噴出口(接線方向)6とを備えている。
これにより、ノズル(略球体形状)1よりも省スペースでノズル装置を配設できるため、被洗浄物106の配設スペースを増やすことが可能となる。また、噴出口(放射状)2及び噴出口(接線方向)6の噴射角度や数を調整することで、実施の形態4と同等の洗浄性能、洗浄効率が得られる。
(実施の形態6)
図5は、本発明の実施の形態6におけるノズル装置を含む食器洗い機の構成を例示したものである。図6は、本発明の実施の形態6におけるノズル装置を例示したものである。
図5は、本発明の実施の形態6におけるノズル装置を含む食器洗い機の構成を例示したものである。図6は、本発明の実施の形態6におけるノズル装置を例示したものである。
図5、図6に示すように、ノズル装置をノズル(略円盤形状)4としている。また、図6に示すように、供給流路104と、ノズル(略円盤形状)4と、複数個の洗浄水11を放射状に噴射する噴出口(放射状)2と、1つまたは複数個の洗浄水11を接線方向に噴射する噴出口(接線方向)6とを備えている。
これにより、ノズル(略半球形状)3よりも更に省スペースでノズル装置を配設できるため、被洗浄物106の配設スペースを更に増やすことが可能となる。また、噴出口(放射状)2及び噴出口(接線方向)6の噴射角度や数を調整することで、実施の形態4や実施の形態5と同等の洗浄性能、洗浄効率が得られる。
さらに、量産用の金型成形においても、ノズル(略球体形状)1やノズル(略半球形状)3よりも形状的に単純なため、作りやすくかつ成形しやすく、成形時の材料も少なくて済むので省資源である。
なお、1つまたは複数個の洗浄水11を接線方向に噴射する噴出口(接線方向)6を回転軸から最も離れた位置に配設することで、洗浄水11噴射時の噴射反力により発生する回転モーメントがより大きくなり、大きな回転力を効率的に得ることができるため、ノズ
ル(略半球形状)3の回転を更に促進させ、より適確かつ密に洗浄水11の散布が可能となり、洗浄性能、洗浄効率の向上を図ることができる。
ル(略半球形状)3の回転を更に促進させ、より適確かつ密に洗浄水11の散布が可能となり、洗浄性能、洗浄効率の向上を図ることができる。
また、複数個の洗浄水11を接線方向に噴射する噴出口(接線方向)6を回転軸対称に配設することで、洗浄水11噴射時の噴射反力により発生する回転モーメントも回転軸対称に発生するため、回転軸周りのノズルの安定回転を促進させ、より適確かつ密に洗浄水11の散布が可能となり、洗浄性能、洗浄効率の向上を図ることができる。
(実施の形態7)
図7は、本発明の実施の形態7におけるノズル装置を含む食器洗い機の構成を例示したものである。図7に示すように、ノズル装置をノズル(略球体形状)1としている。また、図7に示すように、実施の形態1または4におけるノズル装置を2つ設けている。
図7は、本発明の実施の形態7におけるノズル装置を含む食器洗い機の構成を例示したものである。図7に示すように、ノズル装置をノズル(略球体形状)1としている。また、図7に示すように、実施の形態1または4におけるノズル装置を2つ設けている。
これにより、噴射された洗浄水11が到達しにくい被洗浄物106のすき間などの死角が実施の形態1または4よりも少なくなり、より適確な洗浄水11の散布が可能となり、洗浄性能、洗浄効率の向上を図ることができる。
なお、図7では、2つのノズルを設けた例を示したが、ノズルを3つ以上設けた場合でも同様な洗浄性能、洗浄効率の向上を図ることができるものであり、ボディー110内部の空間の形状や被洗浄物の配置に合わせて構成すればよい。
さらに、図7では、ノズル装置の二つのノズルをノズル(略球体形状)1とした例を示したが、二つのノズルをノズル(略半球形状)3としても、ノズル(略円盤形状)4としても同様の効果を発揮することができる。また、二つのノズルをノズル(略球体形状)1とノズル(略半球形状)3、もしくはノズル(略球体形状)1とノズル(略円盤形状)4、もしくはノズル(略半球形状)3とノズル(略円盤形状)4を組み合わせた場合においても同様の効果を発揮することができる。
なお、以上説明した本発明の複数の実施の形態において、洗浄水11は洗浄剤を含む水や単なる水道水などであるが、同等の効果を有するものであれば水以外の液体でも構わない。また、ノズル装置の材質は樹脂を基本としているが、金属などの樹脂以外の材質でも構わない。
さらに、複数のノズルを従来技術における棒状のノズル105のような水平回転する供給経路を構成し、噴出口111〜114に代えて本発明のノズルを構成してノズル全体も水平回転するように構成すれば、さらに洗浄性能、洗浄効率の向上を図ることができる。
以上のように、本発明にかかるノズル装置で、より適確な散布が可能となるので、園芸・農業用で、除草剤や害虫駆除剤を噴霧したり、工場・倉庫内で滅菌剤・消臭剤を噴霧したりする場合などの様々な噴霧機、自動車や半導体デバイスなど、他のものを洗浄する洗浄機、スプリンクラーやスプレー塗装機、均一な散布が必要な散水機などにも適用できる。
1 ノズル(略球体形状)
2 噴出口(放射状)
3 ノズル(略半球形状)
4 ノズル(略円盤形状)
6 噴出口(接線方向)
11 洗浄水
101 水
102 給水ホース
103 ポンプ
104 供給流路
105 ノズル
106 被洗浄物
107 制御回路
108 排水ポンプ
109 排水ホース
110 ボディー
2 噴出口(放射状)
3 ノズル(略半球形状)
4 ノズル(略円盤形状)
6 噴出口(接線方向)
11 洗浄水
101 水
102 給水ホース
103 ポンプ
104 供給流路
105 ノズル
106 被洗浄物
107 制御回路
108 排水ポンプ
109 排水ホース
110 ボディー
Claims (10)
- 洗浄水を噴射するノズルと、洗浄水を加圧するポンプと、洗浄水をノズルに供給する供給流路とを備え、前記ノズルは略球体形状で形成され、放射状に洗浄水を噴射する噴出口を複数個有することを特徴とするノズル装置。
- 洗浄水を噴射するノズルと、洗浄水を加圧するポンプと、洗浄水をノズルに供給する供給流路とを備え、前記ノズルは略半球形状で形成され、放射状に洗浄水を噴射する噴出口を複数個有することを特徴とするノズル装置。
- 洗浄水を噴射するノズルと、洗浄水を加圧するポンプと、洗浄水をノズルに供給する供給流路とを備え、前記ノズルは略円盤形状で形成され、放射状に洗浄水を噴射する噴出口を複数個有することを特徴とするノズル装置。
- 前記ノズルは、洗浄水噴射時の噴射反力により回転することを特徴とする請求項1から3のうちいずれか1項に記載のノズル装置。
- 前記ノズルは、接線方向に洗浄水が噴射する噴出口を1つまたは複数個有することを特徴とする請求項1から4のうちいずれか1項に記載のノズル装置。
- 前記ノズルは、1つまたは複数個の接線方向に洗浄水が噴射する噴出口が、回転軸から最も離れた位置に配設された請求項1から5のうちいずれか1項に記載のノズル装置。
- 前記ノズルは、複数個の接線方向に洗浄水が噴射する噴出口が、回転軸対称に配設された請求項1から6のうちいずれか1項に記載のノズル装置。
- 前記ノズルは、請求項1から7のうちいずれか1項に記載のノズルを二つ以上設けたノズル装置。
- 請求項1から8のうちいずれか1項に記載のノズル装置を備えた洗浄機。
- 請求項1から8のうちいずれか1項に記載のノズル装置を備えた食器洗い機。
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JP2009142886 | 2009-06-16 | ||
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101516281B1 (ko) * | 2013-09-26 | 2015-05-04 | 삼성중공업 주식회사 | 헬리데크용 세정장치 |
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2010
- 2010-05-13 JP JP2010110744A patent/JP2011019898A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101516281B1 (ko) * | 2013-09-26 | 2015-05-04 | 삼성중공업 주식회사 | 헬리데크용 세정장치 |
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